超能力で味の変わるたこ焼きと、アイスクリームラーメン……!?そんな世にも不思議な食べ物を出すお店が、都内に存在するという噂を聞きつけました。くしくもその二つのお店の所在地は近いので、これは一気に攻め込むチャンス!とばかりに、「不思議な食べ物ツアー」と称して、ハシゴ取材を決行しました。■味の変わるたこ焼きin南千住(みなみせんじゅ)まず、一軒目は店主の超能力により味が変わるというたこ焼きを食べに、JR南千住駅近くのお店「パワーブレンドTANAKA」へ。外に張り出されているメニュー表を見るかぎり、別段不審そうなものも見当たりません。タコキムチ、エビマヨなど、むしろおいしそうなものばかり。と、ここまでは一見普通そうなのですが、店の壁に「味、本当に変わるんですか?本当です!!」という自問自答の張り紙が(後から聞いたら、本当に?と質問されるのが面倒になったから、書いたのだそうです)。試しにたこ焼き4個入り200円を注文。「あの、味を変えてみたいのですが……」と声をかけると、「じゃあまずはそのままを食べてみて」と店主。言われるままに、まずひとくちパクリ……。「普通においしい(当たり前か)」店主が壁の張り紙を指さしました。「変える味はどれにしたい?」じゃあ手始めに、こくまろにしてみよう!それを伝えると、店主がパチンと指を鳴らして「もう変わったよ」。え!たったそれだけで!?もっと大がかりなことをするかと思ったら、あまりに簡単すぎて、拍子抜け。それでは……モグモグ。食べてみると確かにまろやかになったような気が……。でも、思い込み?プラシーボ効果?合図の回数で味を記憶させているから、はしでお皿を軽くたたくたびに味が変わるのだそう。お持ち帰りしても、自宅で味を変えて楽しめるので安心(?)です。味はほかにもいろいろあって「初恋SP」とか、「ルルドの泉」など、意味不明な名前でした。いろいろ試してみたくなってついおかわりしてしまうのは、もしかすると店側の策略なのでしょうか!? だとしたら、策士です。このお店は普通に食べるたこ焼きも十分おいしいのですが、せっかくだから味チェンジに挑戦するのがオススメ。たこ焼き以外にも、ジュースの味や香水のにおいを変えるなど、マジシャン顔負けの芸当。すべてを伝えきれないのが惜しいです!<「パワーブレンドTANAKA」の場所>東京都荒川区南千住7-4-7■おかしなラーメン屋in北千住(きたせんじゅ)さて、ツアー2軒目は北千住に移動して、ラーメン屋の「菊や」へ!店の外にテープでメニュー名が張ってあるのですが、怪しさ満点!「納豆」、「コーヒーミルク」……普通のラーメン店ではおよそ見かけることのないメニューだけど、はたして大丈夫なんでしょうか?中をのぞくと、カウンター席が7席のみ。人の良さそうなおじさんがお店に一人で立っています。さっそく席に着いて、店内の壁を覆うメニューを見てみると……「赤色ラーメン」、「青色ラーメン」、「黄色ラーメン」……って、信号じゃないんだから(と、心の中でつっこみつつ)。ここの店主、ただ者じゃない気がムンムンします。私は来る前からアイスクリームラーメンにしようと決めていたので、迷わず注文。手際よくラーメンを作るおやじさんの手元にふと目をやると、アイスクリームが縦に真っ二つに……!!そして登場したのが、冷たい「アイスクリームラーメン」です。凄(すさ)まじいビジュアル。溶ける前に食べてしまおう!気になる味はというと……アイスクリームに青のりをかけて油っぽくしたような感じ。かなり鋭いパンチを食らった気分。アイスが溶けたらクリーミーになるという言葉を信じて少し溶かして食べてみると……うん、ちょっとクリーミーで食べやすくなったかな?お店自体はかなり居心地よく、長居してしまいました。お客さんが来るたび店主のおじさんが「この人は近くに住んでて……」と紹介してくれます。この店主の人柄に、常連客が居るというのはうなずけます。<「菊や」の場所>東京都千住大川町10-3今回ハシゴしたお店は、どちらもサービス精神旺盛、エンターテインメント性もあって楽しかったです!!料理ももちろん魅力的ですが、ユニークな店主と話すことも魅力。ぜひ足を運んでほしいです。(栗本千尋+プレスラボ)【関連リンク】【コラム】電車やお店で急に「一目ぼれ」。あなたは声をかけますか?【ランキング女性編】一人では入りにくいお店ランキング【コラム】コンビニのおいしいおでんのお店の見極め方は?
2010年12月19日今年が23回目の能力開発優秀企業賞に選定(社)日本能率協会は7日、2010年度の能力開発優秀企業賞に、あいおいニッセイ同和損害保険を選定したと発表した。1988年から開始され今年が23回目の同賞は、能力開発活動を通じて企業の体質を改善・強化した企業(事業所)を能力開発における優秀なモデルとして表彰するもの。審査は、企業における全社的な能力開発活動の取り組み、または特定のプログラムやシステムを、(1)戦略性、(2)システム性、(3)効果性、(4)風土性の視点から評価する。自社の強みを活かす能力開発活動を顧客視点で展開今回の受賞理由としては、能力開発に対する姿勢が貫かれていると同時に、歴史を踏まえ、自社を取り巻く経営環境を的確に捉え、自社の強みを活かす能力開発活動が展開されていることという。また、顧客視点での業務遂行に向けた能力開発活動に対する評価事項をそれぞれに高いレベルで実践しており、社員の意欲も高いと評価され、「お客様に一番身近」ということを体現する優秀事例として高い評価を受けたことから、本賞の受賞となったもの。なお、保険会社の受賞は、今回が初めてという。また特別賞には、エイチシーエル・ジャパンと富士通が選ばれている。
2010年12月10日