フランスの南東部、地中海沿岸のコートダジュールに面した高級リゾート地カンヌで開催していた第76回カンヌ国際映画祭。5月27日(現地時間)にカンヌ国際映画祭のクロージング セレモニーにて、是枝裕和監督作品「怪物」の主演女優を務めた女優の安藤サクラがシャネルを纏い登場しました 。©CHANEL©CHANEL女優の安藤サクラは、2022/23年秋冬 オートクチュール コレクション ルック34から、ブラック シークインとシルクチュールが印象的なロング ドレスを着用し、ハイジュエリー<コレクション 1932>より、18Kホワイトゴールドとダイヤモンドの「 プリュイ ドゥ コメット」リング、ハイジュエリー<コメット>より、18Kホワイトゴールドとダイ ヤモンドの「コメット コレクション」リング、18Kホワイトゴールドとダイヤモンドの「リュバン ドゥ シャネル」イヤリング、シャネルのシューズをコーディネートしました。Photo by Virgile Guinard/©CHANELPhoto by Virgile Guinard/©CHANEL
2023年05月30日安藤サクラが主演を務める映画『BAD LANDS バッド・ランズ』(9月29日公開)が公開されることが30日、明らかになった。同作は作家・黒川博行による小説『勁草』の実写化作。特殊詐欺に加担するネリと弟・ジョーはある夜、思いがけず“億を超える大金”を手にしてしまう。金を引き出すだけだったはずの2人に様々な巨悪が迫る。『検察側の罪人』や『関ケ原』など数々の話題作を手掛けてきた原田眞人監督が監督・脚本・プロデュースを手がけ、主演の安藤は原田監督作品に初参加。本作では特殊詐欺を生業とする橋岡煉梨(ネリ)を怪演している。主人公ネリの弟・矢代穣(ジョー)役には、『燃えよ剣』以来、2度目の原田眞人監督作品の参加となる山田涼介(Hey! Say! JUMP)が抜擢され、安藤とは初共演となる。ティザービジュアルでは、本作の主人公であるネリ、そして弟・ジョーがある目的に向かって駆ける瞬間が映し出され、6月2日から全国の劇場・映画館でフライヤーが解禁となる。特報映像は、ネリとジョーの2人の会話から始まり、勢いを増しながら展開していく。「ホンマもんの詐欺師にはなりとうない。」と告げるネリだが、社会の底辺で生きている持たざる者は、悪に染まるしか生きる術を知らない。そこからネリとジョーの様々な感情が駆け巡るように、“葛藤とともに天を仰ぎ”“誰かに怒り吠え”“企み顔”“歓喜する”カットが立て続けに映し出される。徐々に上がっていく音楽のテンポに呼応するように、【ここは】【悪い奴らの】【天国で、地獄。】というテロップとともに、覆面の男たちや警察、社会の裏側に潜む人間が交錯する。さらに拳銃を構えるジョーとショットグラス入ったアルコールを放るネリのカットも挟まれ、スピード感のある映像となっている。○安藤サクラ コメント自分の知らない世界だったので登場人物たちのキャラクターの魅力にとてもワクワクしました。山田さんは本読みの時から「あ、矢代だ! ぴったりだな!」と思っていました。私と山田君でどんな化学反応が起きるのか楽しみです。原田監督とは自分が思ったことを色々相談するようにしています。集中すべき時に集中して、 “自分らしくいる”という過ごし方ができるとてもメリハリのある現場で毎日楽しく過ごしています。色んなキャラクターの俳優さんたちが交わって、どのシーンも楽しく魅力的で観たことのない化学反応を起こしていきますので、是非ご期待ください。○山田涼介 コメント安藤さんは、実はたまたま一度、プライベートでお会いしたことがありました。すごく気さくな方で、お姉ちゃん役と聞いた時は安心感がありました。安藤さんだったら委ねられるな。安心してやらせていただこうと思いました。原田監督とは、一度映画でご一緒しましたが、毎日本当に緊張感があり、命を削っているような現場でした。どんなシーンでも緊張感がある現場というのは、なかなかなく、貴重な経験だと思って一生懸命やっていたので、またお声掛けいただいてとても嬉しかったですね。是非、ハラハラドキドキしたスピード感溢れる本作を楽しみに待っていて欲しいと思います。○原田眞人監督 コメント黒川博行さんの原作は2015年の発売直後に読みました。俗にいう「オレオレ詐欺」犯罪グループの内実がリアルに描かれていて、その世界観に惹き込まれ、監督目線で登場人物をあれこれ動かしたことを憶えています。実に刺激的な読書体験でした。その最大のポイントは、犯罪グループの元締めを補佐する立場の主人公橋岡を女性にしたらどうだろうということでした。例えば、ドストエフスキーの「虐げられた人びと」に登場するネリーを黒澤監督が「赤ひげ」に「包摂」したように。ただ、私が手を挙げるのが遅かったために、映画化権は某社に渡っていました。辛抱強く6年待って、実現に漕ぎ着けたのは『ヘルドッグス』製作チームのおかげです。橋岡の性転換を心よく承知してくださった黒川さんにも感謝です。理想のキャストも組めました。安藤サクラは「生きにくい」を「生き抜く」ネリーの魂の綱渡りを、橋岡ネリとして、美しく哀しく愛おしく舞ってくれました。世界の主演女優賞を全て差し上げたい名演です。原作の橋岡の疫病神的パートナーとなるサイコパス矢代穣は、沖田総司が現代に甦ったらこうなるのではないか、というコンセプトのもと山田涼介に参加してもらいました。沖田以上に切なく危険な若者を演じきった涼介の天才に私は魂を食いちぎられました。彼らを彩る関西演劇陣の濃厚なアンサンブルにも圧倒されます。一人一人紹介するのは公開間近まで待たねばならないのがとても残念。沼津生まれのロスアンジェリーノ東京人の私が憧れ続けた「大阪弁フィルム・ノアール」はこの秋、世界に打って出ます!○黒川博行 コメント監督の名を聞いて、一も二もなく映画化に同意した。名匠・原田眞人――。多くの作品をわたしは見ていた。『クライマーズ・ハイ』や『わが母の記』をはじめ、近作の『関ヶ原』や『検察側の罪人』、『燃えよ剣』は重厚にしてスケールの大きい傑作だった。あの原田監督がわたしの『勁草』をどんなふうに映像化してくれるのか、楽しみでしかたなかった。そこへ演じるのが安藤サクラと山田涼介、これも申し分ない。安藤さんのさわやかな個性と自然な演技は原作の犯罪性をきれいに掬いとってくれるだろうとわたしは期待し、山田さんとのコンビネーションもあいまって、期待以上のみごとな出来ばえになった。原作者として、ほんとうにうれしい。(C)2023「BAD LANDS」製作委員会
2023年05月30日安藤サクラを主演、山田涼介(Hey! Say! JUMP)を共演に迎え、直木賞作家・黒川博行の「勁草」を映画化する『BAD LANDSバッド・ランズ』が9月29日(金)より公開決定。特殊詐欺に加担する姉弟を映したティザービジュアルと特報映像が解禁された。第151回直木賞を受賞した「破門」や、映画化された「後妻業」など、人間を突き動かす欲望を描いてきた作家・黒川博行による重厚な傑作小説を『検察側の罪人』や『関ケ原』など数々の話題作を手掛けてきた原田眞人監督が映画化。主演は、『ある男』で第46回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞、『怪物』の公開が控える安藤サクラ。壮大なファンタジーと日常感が話題となったテレビドラマ「ブラッシュアップライフ」で主演を務めた安藤さんが、本作では特殊詐欺を生業とする橋岡煉梨(ネリ)を演じる。そして、安藤さん演じる主人公ネリの弟・矢代穣(ジョー)役には、『燃えよ剣』以来、2度目の原田監督作品の参加となる山田涼介が抜擢された。「自分の知らない世界だったので登場人物たちのキャラクターの魅力にとてもワクワクしました」と語る安藤さんは、山田さんとは初共演。山田さんに対して「本読みの時から矢代にぴったりだと思って、私と山田君でどんな化学反応が起きるのか楽しみです」とコメントする。一方で、山田さんは「安藤さんがお姉ちゃん役と聞いた時に安藤さんだったら委ねられるな。安心してやらせていただこうと思いました!」と語っており、2人が見せる化学反応に期待が高まる。安藤サクラ本作の監督・脚本・プロデュースを務めた原田監督は、初タッグの安藤さん、そして山田さんに対し「安藤サクラは世界の主演女優賞を全て差し上げたい名演です。また、切なく危険な若者を演じきった涼介の天才に私は魂を食いちぎられました」とコメント、原作の黒川博行は「安藤さんと山田さんとのコンビネーションもあいまって、期待以上のみごとな出来ばえになった。原作者として、ほんとうにうれしい」と期待の声を上げている。『BAD LANDSバッド・ランズ』は9月29日(金)全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:BAD LANDSバッド・ランズ 2023年9月29日より全国にて公開©2023「BAD LANDS」製作委員会
2023年05月30日フランス時間5月18日(木) 第76回カンヌ国際映画祭にて映画『怪物』公式会見が行われ、是枝裕和監督をはじめ、脚本家の坂元裕二、主演の安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太が出席した。前日の雨模様からうって変わり晴天に恵まれたカンヌで、「コレ・エダー!」「アンドウサーン!」「ナガヤマサーン!」と大勢のマスコミ陣からの呼び声に笑顔で答える3人。また、坂元、黒川、柊木もリラックスした様子で手を振りながらマスコミの撮影に応じていた。ここではそのレポートをお届けする。『怪物』公式会見より——作品がうまれた経緯について是枝裕和監督(以下、是枝)お集まりいただきありがとうございます。昨晩プレミアの上映を終えまして、今スタッフと上映を噛み締めているところです。この作品に僕が参加したのは2018年の12月です。プロデューサーの川村(元気)さん、山田(兼司)さん、脚本家の坂元さんが映画の開発をスタートさせていて、プロットが出来た段階で僕にお声がけをいただきました。その段階で完成形の三部構成というものが出来上がっていて非常に見事な脚本だなと思いました。実際にそこには存在しない怪物というものを人は見てしまう、そういうプロセスを、観客を巻き込みながら進めていくようなストーリーテリングが本当に面白くて、読んですぐに参加させていただく決断をしました。——何故、学校や家庭の問題を主題に選ばれたのでしょうか。個人的に何か問題があったのか、普遍的な問題があると考えたのか。坂元裕二(以下、坂元)きっかけとしては私が以前経験したことが一つあります。車を運転している時に起きたことです。赤信号で、前のトラックが止まっていたので私も止まったんですね。その信号が青に変わったのに、前のトラックが動こうとしない。しばらく待っても前のトラックが動かないものですから、軽くクラクションを鳴らしたんです。それでも動かないので、どうしたんだろうと思っていると、そのトラックがやがて動き出して立ち去ると横断歩道に車椅子の方がいらっしゃいました。私にはトラックで、車椅子の方が見えなかったのですが、私はクラクションを鳴らしてしまった。そのことをずっと後悔していて、私たちには生きている上で、見えていないものがある、それを理解していく上ではどうすればいいのか、そんなことを物語にしたいと常々思っていました。——脚本について坂元さんとどのように作りあげたか。是枝これまでに三度ほど、公式の場で対談をさせていただいていて、その都度私の方から、自分の映画で、自分で脚本を書かないなら、坂元さんにお願いしたい、というラブコールはずっと送っていたのです。アウトプットされた作品に関して言うと、僕は主には映画をつくっていましたし、坂元さんはテレビのドラマを作られているので、違うフィールドのように見えたかもしれませんが、同時代に生きながら、ネグレクトの問題であったり、犯罪の加害者家族の物語だったり、疑似家族のモチーフだったり、時代とともに彼が注視しているトピックというものと、僕が自分の中で引っかかっていて題材として映画にしていたものというのは、時期は多少ずれるのですけど、凄くリンクしていました。なので、同じ時代の空気を吸っている方だ、という認識がありました。そのずれながら発表していた作品が、今回、川村さんたちのおかげで一緒にこういう形でコラボレーションが成立したというのは、僕たちだけでは成立しないので、そうやって繋げてくれる人がいたということに感謝しています。実は、川村さんから電話をいただいた時点で、私は読む前にこの仕事は受けようと思っていました。それほど、自分には書けない物語、描けない人間を丁寧に丁寧に紡いでいかれる脚本家だと思っていたので。自分が描いてきた映画の細部のディテールをどういう風にきちんと、彼のストーリーテリングの中で活かしていくか、ということ。そのことだけを考えて現場では存在していました。非常に楽しいコラボレーションでした。——坂元裕二さんという、すごく強い個性的な脚本家とご一緒されたわけですが、どのようにアプローチされたのですか?是枝撮影に関していうと、『万引き家族』でもご一緒した近藤龍人さんに入っていただいて、僕がなにか言うというよりも近藤さんが見事で、三部構成をどういうふうに描き分けるのか、三部に至ったときに子どもたちにどうカメラが寄り添うのか、そこから物語もカメラも大きく動き出すということが、僕が現場で見ていても非常に見事に展開されていて、本当に今回おんぶに抱っこで、彼の素晴らしい撮影のおかげだと思っています。子供たちに関しては、通常は彼らの個性に則って役を演じてもらうことが多いのですが、今回二人の少年たちが抱えている内的な葛藤も含めて、なかなか本人の個性をそのままというわけにもいかないと思っていました。オーディションで二人を選んで、実はどちらも試してみたんですけど、二人とも「台本があったほうがいい」と即答だったので、であるならば自分の存在の外側に、きちんと二人の少年の役作りというものをやってみようと思って、本読みしたり、稽古をしたり、一緒に遊んでもらったり、そういう時間を撮影の前になるべく長くとって、後は撮影の現場ではサクラさん、瑛太さんがいてくれたので、安心して任せられました。とても素晴らしい芝居というか、存在感を見せてくれたなと思います。——『万引き家族』に続いての是枝さんとのタッグについてどう思いますか?安藤サクラ(以下、安藤)監督から『万引き家族』から時間が経たないうちにお声がけいただけると思ってなかった。ただ、もう一度監督の元に戻るには自分には早いのではという不安も抱えていた。でも変わらず監督の現場はそこにいるスタッフ・キャストを尊重し、みんなが同じ目線で意見を交わし合って、作品に関わっていくことを心から楽しみながら志を持って、ストレスなくいられる現場を作ってくださいました。だからこそ本番中は研ぎ澄まされた集中力で、新しいものが必ず生まれていきますし、その監督の現場にそんなに時間を空けることなく戻れたことで、改めて信頼関係に気付かされた。それが監督の特別な環境だなというふうに思った。私は二度目だからこそ……、うまく言えない(笑)。でも楽しかったです!——公式上映を観ていかがでしたか?撮影を振り返っていかがですか?黒川想矢(以下、黒川)昨日映画をもう一度観て思ったことがあるんですが、何も考えてなかったなと思っていて、ちょっとショックだったけど、改めて(作品を)観てそういうことがあるんだなと(いうことが感じられて)面白かったです。現場では皆が本当に優しくて、撮影している時はとても……なんだか一つの家族みたいな感じで、とても楽しかったです。柊木陽太(以下、柊木)作品を見てすごく自分の役に集中して演じることができていたなと思いました。自然な感じで撮影に取り組むことができたのは監督のおかげかなと思います。撮影は凄く楽しかったです。みなさんと一緒に頑張れたのがよかったです。ありがとうございます。——音に関しては、坂本龍一さんの功績ですか?是枝音楽室の音に関しては、僕よりも坂本さんが答えた方が良いと思いますが、作品を編集したものを坂本さんに送ってみていただいた時に「音が3回鳴るのが素晴らしい、自分の音楽がこれを邪魔しないようにしたい」と言っていただきました。あの音楽室のシーンに描かれる音のあり方が本を読んだ時にも、作品を見た時にも、非常に理想的な形で映画の中で音が響くという瞬間だったと個人的には捉えています。その素晴らしいシーンを書いたのは隣にいる坂元さんです。坂元私は脚本家なのですが、常に言葉というものに疑いを持ちながら物語を紡いでいます。この物語には冒頭から、常に人と人が対話をしながら、そこに誤解が生まれ、争いが生まれ、文化が生まれています。しかし、同時に言葉には、愛情を伝える力がある。その矛盾した存在であることが、私たちはどのように付き合っていけばいいのか。その一つの表れとして、言葉ではなく、あそこで一つの音として、3者の中に届いた。そこに言葉では繋がれなかった何かを感じたのではないか、そんな思いを描きたかったんです。——脚本に対してどのようなアプローチを行ったか?永山瑛太(以下、永山)初めまして、永山瑛太です。気を遣って質問していただいてありがとうございます(会場笑い)。ストーリーのなかで台本上は時間軸が飛んでいくので、シナリオとは別で、自分のシナリオをノートに書いて、一貫性をもって演じただけで、現場でどういう見え方になるのかというのは是枝監督にもちろんおまかせして、僕自身は保利という役をシンプルに受け止めて、子どもたちだったり、学校、先生に対する憤りを感じた安藤サクラさん演じる母親のお芝居をひとつひとつ、頭で思考していくことよりも、肌で感じていくことを大事にして現場に挑みました。——この映画のためにどのように役作りしたか? 脚本を読んでのこの映画への解釈を教えて。永山自分も子どもがいまして、一緒に生活していても、毎日子どもたちは成長して、違った言葉や動きをしていて、それを、僕も父親として受け止めていきたいという気持ちで家庭のなかにいるのですが、それと同じ感覚で、今回は教師役ということで、特に想矢くん、陽太くんを受け入れるときに、僕としては突き放すという意味ではなく、放っておくというか、放任するといいますか、それでもやっぱりすべての生徒に対して、意識を持って、全員に同じ愛情を注ぐことはできないなと今回改めて感じたんですけど、それでもやっぱりみんなのことは毎日撮影中に気になりました。今から映画を観てくださる方もこのタイトルの「怪物」、そして日本でも「怪物、だれだ?」という予告が流れていて、周りの人からもどんな映画なの? と聞かれるのですが、僕のなかでもいまだにわからない、現場中も結局誰が怪物だったのか、それは自分の内側に潜んでいるものなのか、外側にあるものなのか、一人一人観ていただく方の正解があると思いますし、僕はいろんな観た方の意見を聞いて、とてもそういった意味で捉え方の余白というか、自由な捉え方をしていい素晴らしい映画なんだなというのを改めて感じています。——是枝監督の前作『ベイビー・ブローカー』も主人公がクリーニング屋さん、その前の『万引き家族』も安藤サクラさんの役がクリーニング屋さんだった。今回は坂元さんが書かれた脚本にも関わらず、また安藤さんはクリーニング屋さんで働いている。これは何かのメタファーなのか、偶然なのか?坂元前世でクリーニング屋で働いていたのかもしれません(笑)。自分でも理由がみつからないのですが、私はクリーニング屋が好きで、憧れを持っています。とてもテクニックのいる仕事で、アイロンをかける姿、あの様子に「美しいな」と思っています。是枝私も好きなんですよね(笑)。今、色々「職業」がまとう匂いとか色っていうものがどんどん消えていっている中で、クリーニング屋さんの仕事って、蒸気の音や、火ではないですが、「熱」があるじゃないですか。今回の物語というのは、「火事」に始まって、「湖」があって、「台風」がきて。ということを考えると、そのうちの両方をはらんだ場所としての「クリーニング屋さん」というのがある。これは保利先生が飼っている「金魚」もそうなのですが、そのように「水」がどういう風に物語に点在しているか、というのは、多分坂元さんも意識して書かれていたんだろうな、と自分では捉えながら演出しました。シンプルに言っちゃうと、好きですね、クリーニング屋。同じ理由だけど(笑)。——是枝監督と初タッグですが監督のことをどんな風に思っていましたか?監督のオリジナリティはどこに感じましたか?坂元30年ほど前に観光でカンヌ国際映画祭に来たことがあるのですが、そのときに、いつかこういった場で映画を発表することができたらどんなに幸せだろうと思っていたら、あっという間に30年経ちました。その間、是枝監督が数々の作品をカンヌ国際映画祭で発表しているのを見ながら、憧れと少しのヤキモチを抱いてきました。自分になくて是枝監督にあるのは、社会に対する強い責任感と他者への優しさ。この3日間一緒にカンヌにいるだけでも常に感じるんです。私にはそれが少し足りない。それをこの映画に少し足しました。それが今回ご一緒した利点、長所かなと思います。<作品情報>『怪物』6月2日(金) 全国公開公式サイト:
2023年05月19日是枝裕和監督、脚本・坂元裕二、音楽・坂本龍一による映画『怪物』が第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門」に正式出品され、是枝監督、坂元さん、出演者の安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太の6名が現地入り。現地時間5月17日夜に行われた公式上映は9分半に及ぶスタンディングオベーションとなり、その後には日本メディアのインタビューにも応じた。『万引き家族』でカンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールに輝いた是枝監督と『花束みたいな恋をした』「大豆田とわ子と三人の元夫」などで圧倒的な人気を博す脚本家・坂元さん、そして音楽には『ラストエンペラー』で日本人初となるアカデミー賞作曲賞を受賞し、国内外を問わず第一線で活躍した故・坂本龍一さんという奇跡のコラボレーションが実現した。安藤サクラ&永山瑛太らもレッドカーペットセレモニーに参加レッドカーペットセレモニーが始まった当初は雨がポツポツ振る中、まずは招待されたセレブたちが続々と現れる。ペドロ・アルモドバル監督やイーサン・ホーク、ロマン・デュリス、ヴィオラ・デイヴィス、ジェンマ・チャン、世界的人気K-POPグループ「BLACKPINK」のロゼらが登場するなど、レッドカーペットが一層盛り上がる。そして雨もあがり澄み渡った空の下に、『怪物』一行が到着。待ちわびていた熱狂的なファンの歓声に迎え入れられた。「アルマーニ(ARMANI)」のタキシードに身を包み、再び慣れ親しんだカンヌに戻ってきた是枝監督に続き、「グッチ(GUCCI)」のタキシードにオールバック姿で立つ永山さん、さらに所属事務所社長で俳優としても大先輩の舘ひろしがこの日のために仕立ててくれたという「TAGURU」のタキシードでキリっとキメた黒川さん、是枝監督と同じ「アルマーニ(ARMANI)」のタキシードではにかむ柊木さん、さらには脚本家の坂元さんもタキシード姿。その中でひと際注目を集めたのは、「シャネル(CHANEL)」の白いドレスとジュエリーに身を包んだ安藤さん。眩しいほどの輝きを放ちながら、『万引き家族』以来2度目のカンヌコンペティション部門のレッドカーペットに参加した。全員が一列に並び、時に手を繋いだり、談笑しながら、和やかな雰囲気でレッドカーペットを進む中、カンヌ常連の是枝監督は、子役たちに「カメラに向かって手をふろう」と声をかける場面も。安藤さん、永山さんも子役たちをフォローしながら、和やかにセレモニーを楽しみ、黒川さんと柊木さんも弾けんばかりの笑顔で魅了した。是枝監督、9分半に及ぶスタンディングオベーションに感激「とても良いワールドプレミア」公式上映では、エンドロールが始まると2,200人もの観客を収容する会場からは拍手が巻き起こり、坂本龍一さんへの追悼文が流れた際には、さらに割れんばかりの大きな拍手が。敬意を表するような歓声もあがり、その後も9分半にもわたるスタンディングオベーションが続いた。その間、是枝監督は少しホッとしたような表情を見せながら、大きく会場内を見渡して称賛にこたえ、両脇の安藤さん、永山さんともハグをし、言葉を交わし、その喜びを分かち合っていた。また脚本家の坂元さんともしっかり肩を組み、『怪物』が多くの観客に届いた手応えを確かめ合ったよう。スタンディングオベーションの後、マイクを渡された是枝監督は「こんなに多くのスタッフとキャストに支えられて作ることができました。まずはそのスタッフとキャストに感謝します。そのスタッフとキャストの多くが今日ここに集まってくれたことがすごくうれしいです」と喜びを表現。「ここに来られないスタッフとキャストの思いもここ(胸に手をあてて)に抱いて今ここに立っているつもりです。戻って皆さんのこの拍手と、皆さんの顔を、ここに来られなかったチームのみんなに報告したいと思います。とても良いワールドプレミアになったと思います。有難うございました」と感謝を込めてコメントしていた。是枝監督「坂元マジックがしっかり届いたのではないか」観客からの熱烈的な反応に対し、永山さんは「まずは本当に感謝したい。是枝さん、坂本さん、さくらさん、皆さん含め怪物に携われたことが今まで俳優やって来れて良かったなと思いました」と感慨深げ。「地響きのような拍手で圧倒されました」と話す安藤さんは「監督の姿を目に焼き付けようとずっと監督をみていました。なにより主役の(黒川)想矢と(柊木)陽太と一緒に感じられたら良かったのになと思いながらいました」と言い、その感触を「しっかり2人に伝えたいなと思います」とコメント。そして、「地元の方から『Beautiful』という感想が出たのですが、どう思いますか?」と問われると、「激しく同意します」と安藤さん。「初めて見たときになんと美しいものを見たんだろう、頭で考える美しさでなく、生きとし生けるもの全ての美しさを感じたので激しく同意です」と続ける。是枝監督は「映画全体としては人と人が理解できない世界をずっと描いていくのだけど、見終わると、そういう光を感じるっていうのが、自分の映画ではない読後感で、それは坂元マジックだと思うのですが、それがしっかり届いたのではないかなと思います」と明かした。その坂元さんは脚本について問われると、「できるだけ嘘のない物語を作ろうと心がけました。面白いストーリーを作るために一人一人の登場人物が物語に振り回されないように、一人一人が生きている物語を作りたいなと心がけました。特に子供たちが出る物語なので、自分自身が子供と遠く離れた歳になったが、自分にとって都合の良い子供を描かないように気をつけました」と回答。坂元作品の常連ともいえる永山さんは「これまでも坂元脚本を演じてきたのですが、一貫してあるのは『生きづらさ』」と表現、「僕に書いてくれるキャラクターはある苦しみを抱えている。意識する事は過去とか未来を頭で考えることをやめて、今、共演者やカメラの前に立った時に、思考せずに本能的に感じられるか。今回は教師役で子供と向き合う役だったのですが、とにかく余計なことを考えない、現場では監督を信じてやりました」と語った。また、『万引き家族』に続いての参加となったカンヌの印象を聞かれた安藤さんは、「カンヌが変わったなんてまだ私にはわかりませんが、私自身が二度目ということで、前回の初めての興奮じゃない状態でしっかりと味わおうという気持ち」と応じ、「前回はあっという間に終わってしまったのですが、今回は『これがカンヌか』というのを噛み締めながら過ごしてます」と明かした。さらに、音楽を担当した坂本さんとのコラボについて、是枝監督は「映画の中で3回繰り返される夜の湖のシーンについて、ロケハンで諏訪に行った時に、ここに坂本龍一さんのピアノが入ると確信しました。ご体調のことはありましたが、一回自分の好きな坂本さんの曲を仮当てし、それをお手紙と共に送って見てもらいました。お返事が来て、映画全体を引き受ける体力はないのだけど、1−2曲閃いたから書いてみます、気に入ったら使ってくださいと返事のお手紙をもらいました」とふり返る。「観た直後に音楽室のシーンがすごく好きだと言ってもらい、あのホルンとトロンボーンの音を邪魔しない音楽を作ろうと思ったという意見をもらいました。映画の中から聞こえてくるような曲になったんじゃないかなと、おこがましいけれど思いました。今日も最後に大好きな『Aqua』が流れて良かったなと思いました」と噛みしめながら語っていた。『怪物』は6月2日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:怪物 2023年6月2日より全国にて公開©2023「怪物」製作委員会
2023年05月18日赤ちゃんの名づけ、女の子は「美桜」「咲良」「桜」「さくら」など「サクラネーム」が大人気! 男の子は、温かみのある名前が人気急上昇していました。2023年4月生まれの新生児8,208名の名前を調査した、名前・漢字・よみの人気ランキングを紹介します。 < 4月生まれ >人気の名前ランキングTOP10、結果は? 女の子1位 美桜(主なよみ:みお)2位 紬 (主なよみ:つむぎ)3位 陽菜(主なよみ:ひな、はるな、ひなた)4位 琴葉(主なよみ:ことは)5位 結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな、ゆうな)5位 咲良(主なよみ:さくら、さら)5位 咲茉(主なよみ:えま)8位 杏 (主なよみ:あん、あんず)8位 紬希(主なよみ:つむぎ)8位 凛 (主なよみ:りん 男の子1位 陽翔(主なよみ:はると、ひなと、ひなた)2位 暖(主なよみ:だん、はる、ひなた)2位 碧 (主なよみ:あお、あおい)2位 蓮(主なよみ:れん)5位 律 (主なよみ:りつ)6位 結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと、けいと)6位 蒼 (主なよみ:あおい、あお、そう)6位 大和(主なよみ:やまと)6位 悠真(主なよみ:ゆうま、はるま)10位 大翔(主なよみ:ひろと、やまと)10位 凪(主なよみ:なぎ、なぎさ) 【女の子】「美桜」「咲良」「桜」「さくら」など「サクラネーム」が大人気!4月生まれの女の子の名前では、春の訪れとともに桜や花を連想させる名前が人気でした。特に、桜をイメージさせる「サクラネーム」が大人気!4月生まれの女の子の名前で首位に躍り出たのは、「美桜(主なよみ:みお)」。2月は90位でしたが、3月に9位へ大きくランクアップし、4月は1位に! さらに、5位「咲良(主なよみ:さくら)」、11位「桜(主なよみ:さくら)」、13位「さくら」、20位「未桜(主なよみ:みお)」、28位「凛桜(主なよみ:りお)」、38位「凪桜(主なよみ:なぎさ)」、46位「桜音(主なよみ:おと)」、46位「莉桜(主なよみ:りお)」と、TOP50位以内に「サクラネーム」が9つもランクインしています。 また、花にまつわる「フラワーネーム」も4月は人気急上昇。春にぴったりの名前として注目されています。例えば、菜の花を連想させる「菜」を用いた「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」は、3月27位から4月は3位へとランクアップ。さらに、梅雨から夏にかけて美しい花を咲かせる「葵」を用いた「紬葵(主なよみ:つむぎ)」も、3月90位から4月は15位へと大きくランクアップしました。 【男の子】温かみのある名前が人気急上昇4月生まれの男の子の名前では、春の陽気に合わせて、温かみのある名前が人気を集めました。特に、陽気や暖かさを感じさせる名前が目立っています。首位に輝いたのは「陽翔(主なよみ:はると、ひなと、ひなた)」。3月の5位からランクアップ。2022年9月から、なんと7カ月ぶりの首位返り咲きです。また、「暖(主なよみ:だん)」も3月3位から1ランクアップし、2位に。これらの名前は、春の暖かさを感じさせる響きが特徴です。 さらに、4月は男女の性別を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が増加。「蒼(主なよみ:あお、あおい)」は3月16位から、4月は6位に。「樹(主なよみ:いつき、たつき)」が3月33位から4月は12位へ、「晴(主なよみ:はる)」が3月42位から4月は18位へとランクアップしています。 <4月>女の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:花にまつわる漢字が大人気!4月生まれの女の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「桜」、2位「菜」、3位「花」でした。4月には桜が見頃を迎えることから、例年春生まれに「桜」が大人気。3月10位から4月は首位へと大きくランクアップし、4月生まれの女の子に最も多く用いられていました。他にも、菜の花を連想させる「菜」や「花」、美しく花が咲く様子をイメージする「咲」など花にまつわる漢字がTOP10にランクインしています。 よみ:「さくら」も増加4月生まれの女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「つむぎ」、2位「みお」、3位「えま」。4月に人気の「サクラネーム」でもある「みお(美桜・未桜)」や「さくら(咲良)」、春を連想させる「こはる(小春)」など季節感のある名前に人気が集まりました。春の訪れとともに、美しい桜を連想させる名前が女の子に特に好まれているようです。 <4月>男の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:「桜」を用いた名前がランクアップ4月生まれの男の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「陽」、3位「斗」でした。特筆すべきは、3月の65位から4月は17位へと大きくランクアップした春の象徴でもある「桜」。「桜」を用いた名前では、「一桜(いお)」、「桜都(おと)」、「碧桜(あお)」などがTOP100にランクインしました。 よみ:春らしさを感じる「はるネーム」が増加!4月生まれの男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「はるき」、3位「ゆいと」という結果でした。2020年から3年連続漢字ランキング首位を獲得している「はると」は、通年人気の名前ですが、特に春生まれの男の子に多く名づけられる「はるネーム」です。「はると」と名づけられた男の子は、3月は94名でしたが4月は108名へと、14名も増加していました。また、2位には「はるき」、7位には「はる」がランクインし、3月同様、よみランキングTOP10に3つの「はる」をよみに使った名前がランクインしていました。春らしい季節感を感じる名前が人気を集めています。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年4月1日(土)~4月25日(火)調査件数:8,208件(男の子:4,199件/女の子:4,009件) ※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2023年05月18日第76回カンヌ国際映画祭がフランス時間5月16日に華々しく開幕、そのオープニングレッドカーペットに、コンペティション部門での公式上映を控える『怪物』(インターナショナルタイトル:MONSTER)の是枝裕和監督が登場。今後、脚本を手掛けた坂元裕二、主演の安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太も現地入りし、公式イベントに参加予定となっている。各国の映画監督や俳優、セレブたちが豪華絢爛な衣装を身にまとい、レッドカーペットを歩く中、「プラダ(PRADA)」のネイビーのタキシードに身を包んだ是枝監督が登場すると、一般客や世界各国から集まったカメラマンたちからは大きな声で「コレ・エダー」と声がかかり、監督は笑顔で手を振りながら撮影に応じ、『怪物』プレミア上映への期待も高まる場となった。また、坂本龍一さんが手掛けた「戦場のメリークリスマス/Merry Christmas Mr.Lawrence」などの楽曲が流れる中、是枝監督の『真実』で主演を務めたカトリーヌ・ドヌーヴをはじめ、ユマ・サーマン、マッツ・ミケルセン、エル・ファニング、ヘレン・ミレン、エマニュエル・ベアール、ファン・ビンビン、コン・リー、ジョン・C・ライリーなどが続々レッドカーペットに登場。さらに、オープニングを飾るのが仏監督マイウェンの新作にして、ジョニー・デップ主演の伝記映画『Jeanne du Barry』(原題)ということもあり、主演のジョニー・デップがポニーテールにサングラスのタキシード姿でレッドカーペットに降り立った際には会場にどよめきが起こる場面も。また、今回の映画祭で名誉パルム・ドールの受賞が決まっているマイケル・ダグラスが妻のキャサリン・ゼタ=ジョーンズと共に登場した際にも、会場には熱気が立ち上っていた。今回審査員長を務めるのは、昨年のカンヌで2度目となる最高賞パルム・ドールを受賞した『ザ・スクエア思いやりの聖域』『逆転のトライアングル』のリューベン・オストルンド監督。さらに、審査員には俳優のブリー・ラーソンやポール・ダノらが名を連ねている。コンペティション部門に選出された計21作品の中から最高賞となるパルム・ドールをはじめ各賞が発表となる授賞式は、フランス時間の5月27日に開催予定となっている。『怪物』は6月2日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:怪物 2023年6月2日より全国にて公開©2023「怪物」製作委員会
2023年05月17日プロフィギュアスケーターの安藤美姫が、10日にABEMA NEWSチャンネルで配信されたニュース番組『ABEMA Prime』(毎週月~金曜21:00~)に出演し、修学旅行の必要性と自身の思い出を語った。同番組は、「あっ」と驚くニュース解説や議論を通して、視聴者・出演者・制作者の考え方や視点が変わることを目指す報道番組。10日の配信では、新型コロナウイルスが5類に移行し、行動制限がなくなる中、本格的に再開する修学旅行の意義や必要性に注目。番組MCを務める安藤は、修学旅行は必要とした上で「集団生活を送る上でのマナーや協調性を学べるし、自分が親になった時に、修学旅行で得られた気づきを次の世代に伝えられる」とその意義を主張する。しかし、一方でその場所に関しては「みんなで一緒の場所に行かなくてもいいと思う。生徒それぞれが思う“いま自分に必要な場所”に行けばいいし、いろんな選択肢を子どもに託してあげてほしい」と訴えた。また、「修学旅行で、テーマパークに行くべきなのか?」という話題に議論が及ぶと、「私は家族がテーマパークに行く機会を作ってくれたけど、友達の中には家庭の事情で行けない子もいたので、行き先に含まれていいと思う」とコメント。「両親が共働きで多忙だから、なかなか子どもと一緒に遠出ができないけど、『修学旅行なら学校に任せられるから、普段行けない場所にも行かせてあげられる』という声も聞いたことがある」とそのメリットを挙げた。ここまで修学旅行について話してきた安藤だったが、中学校のときしか参加できなかったそうで、「小学生は海外遠征、高校生はオリンピックと重なった。行きたかったけど、参加できなかった」と学生時代を回顧。「遠征や合宿は、同じように集団生活だとと思われるけど、全然違う。みんなと一緒に楽しく過ごす時間はなく、遠征中はホテルとリンクの往復だけ。合宿なんかは地獄でしかない(笑)」と明かし、スタジオの笑いを誘った。
2023年05月12日映画『怪物』の完成披露試写会が5月8日(月) にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催。本作に出演する安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太、高畑充希、中村獅童、脚本の坂元裕二、そして是枝裕和監督が登壇した。本作の舞台となるのは大きな湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして無邪気な子どもたちが平穏な日常を送っている。そんなある日、学校でケンカが起きた。それはよくある子ども同士のケンカに見えたが、彼らの食い違う主張は次第に大人や社会、メディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子どもたちが忽然と姿を消す──。イベントでは、チーム『怪物』久々に勢ぞろいでの初お披露目に「泣きそう!」と感無量の安藤。そして第76回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門への正式出品決定との話題に是枝監督は「とても光栄です。ただカンヌ出品が決まる前から映画の公開日が決まっていたので不安と心配がありました。(コンペティションへの出品は)そんなに簡単なことではないので、公開を先に延ばした方がいいのではないかと思った。でも結果的にいい形で参加できるということでホッとしています」と喜んでいた。安藤も「『万引き家族』の時は初カンヌで朝ドラ撮影もありバタバタでしたが、今回はしっかりとじっくりと映画祭を味わおうと思います」とワクワク。2度目のカンヌ参加という永山は「一生のうちに何度も行けるものではないので堪能したい」と期待していた。安藤サクラ坂元との初タッグについて是枝監督は「以前から脚本を自分で書かないのであれば坂元さんにお願いをしたいと思っていて、ラブコールを送っていました。そして川村元気プロデューサーからプロットを開発しているとの話を聞いて、内容を読む前から引き受けることを決めていました。それくらいこのタッグの実現には憧れていました」と念願の組み合わせだと表現。その坂元は「是枝監督は尊敬する脚本家でもあるので、そんな方に自分が書いていいのかと……。受け入れてくれたことに素直に驚きました」と嬉しそうだった。左から)坂元裕二、是枝裕和パルム・ドール受賞作『万引き家族』直後にオファーがあったという安藤は「嬉しかった半面、是枝監督の現場にすぐに戻ることと、坂元さんの脚本であることのハードルを高く感じて、長いこと怖気づいていました。覚悟を決められない時間が長かった」と告白。しかし完成作品を目にして「その時の自分を一発殴ってやりたいような気持ちになって、参加できて良かったと思った。自分の想像を遥かに超えた作品に出させてもらって、参加した一員と言うよりも映画を観た一員として感動して涙が止まらなかった」と感涙を報告した。坂元脚本作品の常連で是枝監督作品初参加の永山は「内容とか役とか出番がどうとか、そんなことはどうでも良くて、このふたりの座組に入れたこと、このチームに入れたこと、それだけで幸せ者だと思った」と感慨。一方、黒川は壇上で撮影当時の自分の年齢を勘違いして安藤や永山から微笑ましくツッコまれながら「撮影中に監督さんがカフェカーを何度か差し入れしてくれて、マシュマロとイチゴが串刺しにされたお菓子を両手に持ってみんなに“いる?”と聞いて配っていたのが楽しい思い出」と笑わせた。柊木も「安藤さんと黒川君とで花火を見たのがとても綺麗で凄かった」と撮影中の一コマを思い出していた。永山瑛太オーディションで抜擢した黒川と柊木について是枝監督は「黒川君は横顔のラインがいい。柊木君は会った瞬間に“この子だな”と思った」と起用理由を明かし、坂元も「おふたりとも素晴らしいお芝居をされていて役に合っている。この物語は僕自身の子どもの頃の体験を基にしていて、柊木君は転校していった僕の友だちにとても似ている」と自らの思いを投影していた。黒川想矢柊木陽太その黒川と柊木について安藤は「タイプの違うふたりで芝居をしていてもふたりから刺激を受けた。完成作品を観ても自分の想像を遥かに超えるふたりが映っていて感動した」と俳優としてリスペクト。撮影中に永山からドライブに誘われたという黒川は「俳優とは監督の脳みその中にあるものを表現するものだと教えてくれて、とっても心に響きました」と感激し、永山は「肉が食べたいと言っていたので焼き肉屋に連れて行ったらジンギスカンしかなくて、食べたことないという想矢に無理矢理食べさせてしまった」と頭をかきつつ「想矢にとっての人生初ジンギスカン体験が僕で良かった」とまるで兄のような表情だった。念願の是枝作品参加に高畑は「撮影前からワクワクしてインするのが楽しみだったけれど、私の初日が他の皆さんのクランクインとも被ってしまって、急に緊張。永山さんとも初めてだったので緊張感マックスでした。でも是枝さんが温かみを持ってくださっている気がして、じんわり温かい気持ちであっという間に終わってしまいました」と夢心地。高畑充希一方、是枝監督ファンという中村は2015年に近所の映画館で『海街diary』の是枝監督トークショー付き上映会が行われた際「勝手に楽屋前に行って待ち伏せして“いつか僕を使ってください!”と言いに行った」と直談判していたことを明かし「それからかなり時間が経ったけど、2020年のコロナ禍の時に家族に“死ぬまでには是枝監督の作品に出られたらいい”と話していた数カ月後にこのお話を頂いた。想いは叶うんだなと思った」と喜びを噛みしめていた。中村獅童本作は音楽を坂本龍一が手がけていることでも話題。是枝監督は「撮影場所が諏訪に決まって風景が明解になったときに、夜の湖に坂本さんのピアノが響けば良いなと思った。撮影中も編集しながら坂本さんの既存の楽曲を映像に仮で当てていて、撮影後に仮当てした作品とともに手紙を書いて坂本さんにオファーしました」と起用経緯を説明。坂本からは「全部を引き受ける体力は残っていないけれど、音楽のイメージが何曲か湧いたので形にしてみます。気に入ったら使ってください」との返信があったという。劇中では本作のために坂本が作曲した新曲2曲と今年発売されたアルバム『12』からの数曲や既存曲を坂本了承のもと使用しており、是枝監督は「坂本さんが亡くなられたのは本当に残念だけれど、最後にこのような形でご一緒できたのは自分にとっても誇り。この作品に坂本さんの音楽は必要だったと誰よりも自分が感じています」としみじみしていた。最後に是枝監督は「色々と特別なものが映った映画になったと思います。スタッフが完成試写を観てすべての人がいい仕事をしていると言ってくれたのが嬉しかった。いいチームで本当に素晴らしい映画が完成したと確信しています」と語り、イベントは幕を閉じた。<作品情報>映画『怪物』6月2日(金) 公開公式サイト:「怪物」製作委員会
2023年05月09日映画『怪物』(6月2日公開)の完成披露舞台挨拶が8日に都内で行われ、安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太、高畑充希、中村獅童、坂元裕二(脚本)、是枝裕和監督が登場した。同作は是枝裕和監督と脚本家・坂元裕二によるオリジナル作。大きな湖のある郊外の町に存在する、息子を愛するシングルマザー(安藤サクラ)、生徒思いの学校教師(永山瑛太)、そして無邪気な子供たち(黒川想矢、柊木陽太)。そこで起こったのはよくある子供同士のケンカに見えたが、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した。安藤は「(司会が呼び込みの際に)“『怪物』の仲間たち”とおっしゃった言葉がすごくグッときちゃって、それでもう(子役の)2人を見てたら泣きそうになってます」と、瞳を潤ませる。『万引き家族』以来の是枝作品へのオファーについては「『万引き家族』に出演させていただいてそんなに時間が経ってなかったので、こんなにも早くお声がけいただけるとは思ってもいなかったので、ものすごく嬉しかった」と振り返りつつ、「その反面、監督の現場にすぐに戻ること、坂元さんの脚本であること、ものすごく高く感じてしまって、かなり長いこと怖気付いておりまして、覚悟を決められない時間が割と長くなってしまいました」と明かす。「現場に参加して、完成した作品をスクリーンで観た時に、本当にその時の自分を一発殴ってやりたいような。参加できてよかったな、と。自分の想像を遥かに超えた作品に出させていただけて、『怪物』に参加した一員としてではなく、映画を観た一員として感動して、涙が止まらなかったくらいです」と同作を称えた。子役2人のオーディションについて、是枝監督は「話をしながら直感で決めて『この子と映画を作るんだ』という覚悟ができたら」と表す。黒川については「横顔がいいなあ」、柊木については「本当に役にピッタリ。会った瞬間にこの子なんだな、(演じた)依里くんが登場したなと思いました」と語り、坂元も「この物語は、僕自身の子供の頃の体験をもとにしている部分があり、僕が黒川くんの立場の立場になってしまってちょっと恐縮なんですが、柊木くんは転校していったその時の友達に似ている」と説明した。繊細な役を演じた黒川は「お芝居している時はあんまり何も考えてなくて、ただカットがかかった時に、湊くんから自分に戻れなくて、湊に入ると、苦しくなったり、悲しくなったりすることがあって、でもとても楽しかったです」と振り返る。現場では永山からドライブに誘われ「自分がどう演技するとかじゃなくて、『役者さんは、基本的に監督の脳みそにあるものを表現するんだよ』ということを教えてくれて、響きました」と感謝。永山は黒川を誘ったことについて「想矢は現場でもこの作品に対しての愛情が深くて、お芝居に対して深く掘り下げたいという思いをたくさん抱えてたので、声をかけて」と明かし、「近所の諏訪湖で散歩しながら色々話したり。『お肉が食べたい』と言ったから連れてったんですけど、ジンギスカン屋さんだったんですね。『ジンギスカンを食べたことない』と言ってたのに、無理やり食べさせちゃったのは悪かったんですけど、でも僕が生まれて初めて食べさせてあげてよかったなと思います」とエピソードを披露する。一方、こちらも難しい役を演じ切った柊木だが、役作りについては「特に悩まなかったです」と大物っぷりを見せた。
2023年05月08日2023年5月3日、俳優の安藤サクラさんがInstagramで公開した写真が、反響を呼んでいます。同日、安藤さんが公開したのは、アーティストやタレントが自身の宣伝に使用する、宣材写真の撮影時のオフショット。半年前に撮影した際、数々のオフショットも撮っていたようです。安藤サクラの『おちゃめな写真』に反響著名人の『素の一面』が見られるオフショットは、ファンにとって喜ばしいものですが、安藤さんが公開したのは、ファンの心をむしろざわつかせるものでした…。1枚目の写真にご注目ください。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 安藤サクラ(@sakuraando)がシェアした投稿 お尻を窓の外に突き出し、笑顔でポーズを取る、安藤さん。身体のバランスを崩すと窓の外に落下してしまいかねない、危険な体勢だったのです…!ですが、ご安心を。2枚目の写真を見ると分かりますが、安藤さんの後ろには、白い足場のようなものがあったのです。安全だとは気付きにくい安藤さんの写真に、ファンからは心配の声が続出。「危ない」「気を付けて」「危険だよ~」との声が寄せられました。その後、安藤さんはInstagramのストーリーズを更新。「危なくないやつです!後ろがちゃんとあるの」と弁明した後、「ビックリさせてごめんなさい」と謝罪していました。危険ではなかったことを知り、ファンはホッと胸をなでおろしたことでしょう。こうしたおちゃめな一面も、安藤さんが人々を惹きつける魅力の1つなのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2023年05月04日3月末から4月初旬は、春休みの期間。多くの小学校では長期休みに合わせて、いつもは学校に置いている色鉛筆やリコーダーなどの備品を一度持ち帰らせるでしょう。休みの期間に、子供の持ち物をきれいにしたいという親は多いはずです。株式会社サクラクレパスが、自社商品の『サクラクレパス』の手入れ方法をTwitterに投稿しました。こちらの動画をご覧ください!春休みにお子さまの持ち帰ったクレパス、お家にありませんか? 以前ご紹介した方法、とっても好評だったので動画も作っちゃいました♡ぜひ見てください(。・_・。)ノ ✨ #クレパスのお手入れ pic.twitter.com/qnCR3D8qsf — サクラクレパス【公式】 (@1921_SAKURA) April 4, 2023 『サクラクレパス』自体やケースについて汚れは、ティッシュでふき取るといいそうです。また、汚れがひどい場合は、ベビーオイルやクレンジングオイルでふき取るといいといいます。この投稿には、「ありがたい!」といった声が多く寄せられました。・子供が持って帰った『サクラクレパス』がひどい有様で、新品を買おうとしていました。本当にありがとう!・これは早く知りたかった!やってみます!・やってみたら、気持ちよくきれいになりました。・巻紙をダウンロードできるって、マジ!?知らなかった!投稿でも紹介されているように、『サクラクレパス』の巻紙は、同社のウェブサイトでダウンロードできます。この機会に、『サクラクレパス』のケースや巻紙をきれいに手入れしてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2023年04月05日是枝裕和監督×脚本・坂元裕二×音楽・坂本龍一による映画『怪物』の本ポスタービジュアルが公開された。安藤サクラ、永山瑛太、田中裕子ら、変幻自在な演技で観る者を圧倒する実力派が出演する本作は、ある日起きた学校でのケンカが、次第に大人や社会、メディアを巻き込み、大事になっていき、ある嵐の朝、子どもたちが忽然と姿を消す…という、結末に心揺さぶられる圧巻のヒューマンドラマ。完成した本ポスターは、安藤さんや永山さんら主要キャストの表情が切り取られた。泥だらけの少年たちと、3人の大人たちがこちらに送るまっすぐな視線、タイトルの間には「だーーれだ」というコピーが添えられ、意味深で謎がますます深まるデザインとなっている。『怪物』は6月2日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:怪物 2023年6月2日より全国にて公開©2023「怪物」製作委員会
2023年03月31日お笑いコンビ『メイプル超合金』の安藤なつさんが、2023年3月29日にブログを更新。国家試験の1つである、『介護福祉士』の資格試験に合格したことを明かしました。実は去年ほぼ初めての受験生しており、あれこれして一月末に介護福祉士の国家試験受けておりました。無事に合格致しました!お世話になりました皆様、心配して連絡くださった皆様ありがとうございました!これから少しずつ知識を広げられたらと思います。安藤なつオフィシャルブログーより引用介護福祉士の仕事内容は、身体が不自由な高齢者や障がいのある人などに対し、日常生活を過ごすうえでのサポートをすること。安藤さんは2022年の約1年間、ずっと試験合格に向けて勉強していたと振り返っています。猛勉強の末、介護福祉士の資格を取得した安藤さんにファンから祝福のコメントが上がりました。・おめでとうございます!お笑いタレントと介護福祉士の『二刀流』ですね!・国家試験に合格は簡単なことではないはず。仕事の合間を縫って頑張って勉強したんだろうなぁ!・自分も合格したのでお互いに「おめでとうございます」といいたいです!介護の仕事経験がある安藤さん。今後はお笑いタレントと介護福祉士の仕事を、本格的に両立させていくことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年03月30日俳優の安藤サクラさんが、2023年3月18日に自身のTwitterを更新。夫で俳優の柄本佑さんとのやり取りを明かし、ファンが内容にクスッとしています。自宅で使っている味噌を使い切ったか確認しようと、柄本さんに尋ねた安藤さん。すると、「パラサイトにあるよ!」といわれ、教えられた場所は床下収納でした。柄本さんは、床下収納のことをパラサイトと呼んでいるようです。『半地下住宅』に暮らしていた家族を描いた映画『パラサイト 半地下の家族』。同作品に影響を受けて、柄本さんはそう呼ぶようになったのかもしれませんね。味噌切れた?としばらく主夫してくれてた夫に聞いたらパラサイトにあるよ!って言われた。奴はこの床下収納をパラサイトと呼んでいるらしい。 pic.twitter.com/aLqaqV7wFl — 安藤サクラ (@sakura_ando) March 18, 2023 床下収納を独特な表現で呼ぶ柄本さんに、ファンからは「なるほど、と思ってニヤニヤしました」「連想ゲームみたい!」「自分も今度からそういいます!」といった反響が上がっています。柄本さんの表現に、安藤さんや多くのファンがクスッとなったのでした![文・構成/grape編集部]
2023年03月20日ラルフ ローレン(Ralph Lauren)のカフェ「ラルフズ コーヒー」から、春限定「サクラ&ストロベリー ケーキ」が、2023年4月下旬まで、全国のラルフズ コーヒーにて販売。春限定「サクラ&ストロベリー ケーキ」桜の季節に合わせて発売される「サクラ&ストロベリー ケーキ」は、鮮やかなピンクカラーを纏った限定スイーツだ。土台となるのは、サクラ餡とストロベリージャムを練りこんだクリームを重ねて仕上げたストロベリーのスポンジ。全体を、ほんのりとサクラのフレーバーを感じるクリームチーズでコーティングし、上品な甘さに仕上げた。見た目だけでなく、その味わいからも春を感じられる1品だ。サクラ&抹茶の限定ドリンクもまた、同日より、京都・宇治の有機茶園で育てられたコトシナ(KOTOSHINA)の抹茶を使用した、季節限定のアイス抹茶ラテも用意。サクラパウダーでピンクに色づいたミルクと、抹茶ミルクのカラーコントラストが美しい、この時期ならではの1杯となっている。詳細「サクラ&ストロベリー ケーキ」1,045円販売期間:2023年3月6日(月)~4月下旬販売店舗:ラルフズ コーヒー(表参道、銀座、ニュウマン横浜、レイヤード久屋大通パーク、京都バル)「サクラ抹茶ラテ」825円販売期間:2023年3月6日(月)~4月15日(土)販売店舗:ラルフズ コーヒー全6店舗
2023年03月16日台湾朝食専門店「ワナマナ(wanna manna)」が2023年4月7日(金)、東京・飯田橋サクラテラスに2号店をオープンする。大阪の台湾朝食専門店「ワナマナ」が飯田橋サクラテラスに朝食を意味する“早餐(ザオツァン)”の看板を掲げた食堂や屋台が数多くある台湾。2021年春に大阪・南森町に誕生した「ワナマナ」は、「台湾の、希望溢れる一日はここから。」をコンセプトに、台湾人に欠かせない台湾流の朝食を提案している専門店だ。本場台湾流の朝食メニューを堪能関東初出店となる飯田橋サクラテラス店でも、バリエーション豊かな台湾朝食を提供。たとえば「鹹豆漿(シェンドウジャン)」は、毎日店舗で絞る豆乳を、お酢でゆるく固めた台湾式の豆乳スープ。ふわふわとろとろの食感とほのかな酸味が特徴で、様々な具材をトッピングしてからいただく。このほか、様々な具材をもち米で包み込んだ台湾式おにぎり「招牌飯糰(ジャオパイ ファントゥアン)」、もちもち食感の生地にシンプルかつ豊富な具材を加えた台湾式クレープ「蛋餅(ダンビン)」など、本場の味が楽しめるメニューの数々が用意されている。店舗情報台湾朝食専門店「ワナマナ(wanna manna)」飯田橋サクラテラス店オープン日:2023年4月7日(金)住所:東京都千代田区富士見 2-10-2 飯田橋サクラテラス 2F営業時間:8:00~19:00(L.O18:30)定休日:年中無休(サクラテラスの営業日に準ずる)
2023年03月16日ラルフ ローレン(Ralph Lauren)のカフェ「ラルフズ コーヒー」から、春限定「サクラ&ストロベリー ケーキ」が、2023年4月下旬まで、全国のラルフズ コーヒーにて販売。春限定「サクラ&ストロベリー ケーキ」桜の季節に合わせて発売される「サクラ&ストロベリー ケーキ」は、鮮やかなピンクカラーを纏った限定スイーツだ。土台となるのは、サクラ餡とストロベリージャムを練りこんだクリームを重ねて仕上げたストロベリーのスポンジ。全体を、ほんのりとサクラのフレーバーを感じるクリームチーズでコーティングし、上品な甘さに仕上げた。見た目だけでなく、その味わいからも春を感じられる1品だ。サクラ&抹茶の限定ドリンクもまた、同日より、京都・宇治の有機茶園で育てられたコトシナ(KOTOSHINA)の抹茶を使用した、季節限定のアイス抹茶ラテも用意。サクラパウダーでピンクに色づいたミルクと、抹茶ミルクのカラーコントラストが美しい、この時期ならではの1杯となっている。【詳細】「サクラ&ストロベリー ケーキ」1,045円販売期間:2023年3月6日(月)~4月下旬販売店舗:ラルフズ コーヒー(表参道、銀座、ニュウマン横浜、レイヤード久屋大通パーク、京都バル)「サクラ抹茶ラテ」825円販売期間:2023年3月6日(月)~4月15日(土)販売店舗:ラルフズ コーヒー全6店舗
2023年03月16日2023年1月8日~3月12日まで放送のテレビドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)で、主人公の、あーちんこと近藤麻美役を演じた、俳優の安藤サクラさん。最終回の放送後、撮影で使用した小道具をもらって帰ったといいます。帰宅すると、まさかの『被り』が発生したことに驚き!「昨日見た時は全然気付かなかった」という出来事をTwitterに投稿し、反響が上がっています。今日、ドラマではいていたスニーカーをいただいた。今、靴箱に入れて気付いた。昨日佑君が’ネットで随分前に買ったスニーカーがやっと届いた~’って喜んでいたのとおんなじだった。偶然にも程がある!!@sakura_andoーより引用昨日みたときは全然気づかなかった。おどろいた。あーちんが7.8話で履いていたニューバランス。 pic.twitter.com/Iuowyi1Jla — 安藤サクラ (@sakura_ando) March 12, 2023 夫で俳優の柄本佑さんと、安藤さんの2人とも、スニーカーブランド『ニューバランス』の靴を手に入れていました!どちらの靴も『MR530』シリーズという被りに、夫婦でビックリしたことでしょう。人生をやり直して何周もする『ブラッシュアップライフ』の内容を連想した人もおり、こんなコメントが寄せられています。・夫婦でニューバランス同士…!・運命的。夫婦ってシンクロしますよね。・柄本さん、絶対に人生を何周かしているでしょう。妻とタイミングを合わせたのでは!?偶然なのか、それとも必然なのか…。夫婦はこれまでになく、靴にワクワクしたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年03月13日安藤サクラ主演「ブラッシュアップライフ」が3月12日の放送回でフィナーレを迎えた。麻美と真理の“挑戦”の結果に「200年・170年かけて友人を救う物語って凄い」「200年と170年お疲れっした!」など視聴者から労いの言葉が贈られている。お笑いタレントとしてだけでなく脚本家としても「ウレロ☆シリーズ」や「架空OL日記」「黒い十人の女」などを手がけてきたバカリズムが描くタイムリープヒューマンコメディとなる本作。過去の人生で親友だった夏希(なっち)と美穂(みーぽん)を救うため、人間に生まれ変われるチャンスを蹴って5周目の人生をやり直す近藤麻美を安藤さんが演じたほか、こちらは最後の“やり直し”となる人生6周目を迎え、麻美とともに夏希、美穂を救おうとする宇野真里に水川あさみ。元々麻美、真理とは親友だった門倉夏希に夏帆。同じく米川美穂に木南晴夏。最後の路上ライブを警察に止められミュージシャン人生を終えた福田俊介(福ちゃん)に染谷将太。4人の同級生の丸山美佐(ごんちゃん)に野呂佳代。麻美の妹・近藤遥に志田未来。麻美の父の近藤寛に田中直樹。死んだ麻美や真理が出会う死後案内所の受付係にバカリズムさんといったキャストが出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。中村(神保悟志)のフライトをキャンセルさせるため、毒を盛ろうとする麻美だが、そこに現れたのはなんと1周目の人生で市役所の後輩だった河口(三浦透子)。彼女は前の人生で麻美の話を聞き、今回の人生ではキャビンアテンダントになったという。河口が中村の妻に彼の不倫を密告したことで、麻美と真理は無事、夏希と美穂が乗る飛行機のパイロットを務めることになる。しかし2人の前に“謎の男”(浅野忠信)が現れる…というのが最終回のストーリー。男は麻美たちに自分がタイムリーパーだと告げ、飛行機の航路を変更するよう頼み込む…人生2周目だという男に、麻美と真理は自分たちが5周目、6周目で航路を変更するつもりだと告げる…。浅野さんの登場シーンを見た視聴者からは「浅野忠信の使い方が贅沢www」「満を持しての登場どんな壮大な役どころかと思ったらw」「浅野忠信さんをこんなに贅沢に使うこのドラマすげーー」「贅沢に使い捨てられる浅野忠信!」などの声が続出。そして麻美と真理は無事スペースデブリを回避する。着陸後、夏希と美穂と再会した2人は4人で食事をするのだが、この食事シーンに「2人とも張り詰め期間200年と170年お疲れっした!」「この4人の会話に170年かかったと思うと泣けてきちゃうな……」「200年・170年かけて友人を救う物語って凄いね」「4人でこの橋をこの年齢で渡るのは初めてか!170年!お疲れ様でした!」など、麻美と真理に労いの言葉がかけられる。「最っっっ高の最終回!完璧な大団円!」「幸せな最終回 みんなが求めてたハッピーエンド」「4人が最後に天寿を全うできた。最高のハッピーエンド」など、“超”ハッピーエンドとなった最終回に賞賛も贈られている。(笠緒)
2023年03月13日2023年3月10日、第46回日本アカデミー賞が開催され、授賞式の模様が日本テレビ系で放送されました。賞レースの行方はもちろん、視聴者から反響があがったのは、映画『ある男』で最優秀助演女優賞に輝いた、俳優の安藤サクラさんの涙のスピーチ。その涙の裏には、同作で共演した妻夫木聡さんが明かした、安藤さんの『引退宣言』も関係していました。安藤サクラ、『ある男』で引退も考えていた同作の撮影中に安藤さんから「女優に向いていないと思うから、この作品で引退しようと思っています」と衝撃の宣言を受けていたことを明かした、妻夫木さん。安藤さんにとって誇れる引退作にすべく妻夫木さん自身、撮影に臨んでいたといいます。授賞後のスピーチで安藤さんは「辞めようと思っていたことがこんな形でバラされると思っていなくて、情けなくて自分が…」と涙ながらに切り出し、こうも続けました。私にとっては子育てと撮影っていうのは、今のところうまくできない。悩みつつ、その都度、今もそうですけど、家族で会議しながらみんなで協力し合って、また頑張れたらいいなと、大好きな現場に戻れたらいいなと思ってます。第46回日本アカデミー賞授賞式ーより引用会場には、夫で俳優の柄本佑さんの姿もあり、安藤さんがスピーチ中に家族の話題に触れた際には、お互いに目配せし、笑顔でピースサインを送り合うシーンも。自身の思いを正直に明かす安藤さんや、そんな妻の姿を笑顔で見守る夫・柄本さん、そしてお互いに夫婦として、俳優として強い信頼関係で結ばれていることが分かる2人の姿に、視聴者からは、感動にも似た声が寄せられました。・安藤サクラさんの本音のスピーチも、ピースサインを見せる柄本佑さんも、すべてがよかった。・安藤サクラさんの言葉に、母親と俳優を両立する難しさを改めて教えられた気がしてめっちゃ泣けた。・なんて素敵な夫婦だろう。ピースサインしている姿にぐっときた。子育てと仕事の両立、そして役作りへの葛藤や、作品へのプレッシャー、安藤さんが背負うものの重圧は、私たち一般人には想像できません。他者には見えない本音を明かしたからこそ、安藤さんのスピーチは多くの心を動かす力を持ったのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年03月11日3月12日、第46回日本アカデミー賞授賞式が行われ、最優秀助演女優賞を安藤サクラ(37)が受賞。スピーチの際、同じく式に出席していた夫・柄本佑(36)とのやり取りが反響を呼んでいる。映画『ある男』での演技が評価され受賞に至った安藤。妻夫木聡(42)演じる弁護士が“ある男”の正体に迫っていくミステリーで、愛した夫の身元調査を依頼する妻を熱演した。12年に結婚し、17年に第一子となる娘を出産した安藤。子育てしながらの撮影には苦労も感じていたようで、授賞式では、妻夫木から本作の撮影中に「この作品で女優引退しようと思ってる」と打ち明けていたことも“暴露”されていた。受賞後のスピーチでは「ありがとうございます。今ここで話したときにあまりにも自分が…」と言いかけ、思わず涙。「なんか情けなくて、自分が。かっこわるいなと思って壇上にいたので、こうやって受賞させていただいた混乱で、涙が出てしまいました」と胸の内を明かした。また、「やっぱり私にとって子育てと撮影っていうのは、今のところうまくできない」と苦笑しながら、改めて仕事との両立の難しさを語った。しかし、「悩みつつ、今もそうですけど、家族で会議をしながら、みんなで協力しあって、大好きな現場に戻れたらいいなと思ってます」と前向きに締めくくった。「家族と会議をしながら」と話す際は、映画『ハケンアニメ!』で優秀助演男優賞を受賞した夫・柄本佑に笑顔でアイコンタクト。柄本も妻の奮闘をたたえるように、ピースサインを返した。このやり取りに、《このピースだけで分かり合える夫婦……最高スギ》《お二人は夫婦であり父親母親であり育児・子育てをしている仲間であり戦友なんだなぁいいなぁ~~ともらい泣きした》《日本映画界を背負ってたつ最強夫婦。素敵だ・・・》とネット上では感動の声が続出している。■ドラマ撮影中の安藤サクラを、柄本佑がサポート現在放送中のドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)でも、タイムリープし人生をやり直す主人公・麻美を好演している安藤。多忙を極めるなか、本誌は妻を支える柄本の姿を目撃している。本誌が柄本の姿をキャッチしたのは、22年12月初旬。京都から新幹線で東京に帰ってきた柄本は、愛娘の手をしっかり引いていた。「柄本さんと安藤さんは、昨年から京都と東京の2拠点生活を送っています。夫婦の仕事のスケジュールに合わせて、余裕のあるほうが娘さんの面倒を見ているそう。また、娘さんは0歳児のときに安藤さんがヒロインを務めた朝ドラ『まんぷく』の現場に行くなど、幼いころから両親の仕事を肌で感じているようです」(テレビ関係者)とはいえ、多忙な2人の子育てには苦労も多い。受賞後のインタビューで安藤は、「絶対どうにかしなきゃいけないって思う」「(子育てと仕事の両立は)無理だよね~!どうしたらいいんだろうね~!」と明るくも正直な気持ちを吐露していた。もがきながらも、“芸能界最強夫婦”のブラッシュアップは続くーー。
2023年03月11日第46回日本アカデミー賞の授賞式が10日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、受賞者たちが登場した。優秀助演男優賞を受賞した有村架純、安藤サクラ、尾野真千子、清野菜名、永野芽郁、松本穂香の中から最優秀助演男優賞に輝いたのは『ある男』の安藤。『万引き家族』から4年ぶりの映画出演だったという安藤は「緊張してましたし、苦しかったです。くよくよ、くよくよしてました。現場が大好きなので、そんなにくよくよしないしないように気をつけて、楽しいが勝っちゃうんですけど、もうずっとくよくよしてまして。でも途中からやっぱり現場が好きだなって改めて思って、変わっていきましたけど、ただ、この現場がなかったらずっとくよくよしたまま、作品に関われないままの時間を過ごしたかもしれない」と振り返る。そんな安藤について、共演した窪田は「山梨の方で撮影してたんですけど、1日だけ休みの日に『子供に会いに行く!』と言って特急列車に飛び乗って行っちゃったんです」と行動力に驚き。安藤は「悲しい役だったし、宿もコロナ禍で休業中の宿に従業員の方も他の客もいらっしゃらなくて、真っ暗な旅館に1人で、どんどん寂しくなってきちゃって、駅前のコンビニに行って気がついたら電車に乗って帰って、家族で鍋食べて、ほっこりした気持ちで戻ってというのをやりました。追い込んでなんかやるタイプじゃないんだな、できなかったです」と説明する。さらに妻夫木は「ある日『私ね、やっぱり女優に向いてないと思う。この作品で女優引退しようと思っています』といきなり言い出して、これが引退作になってしまうのか、重大な現場に居合わせてしまったんだなと思って、サクラちゃんに恥じない作品にするべく頑張ってたんですけど、撮影が終わってある日(夫の柄本)佑くんと会って『サクラちゃん、最近何やってんの?』と聞いたら、『映画の撮影してますよ』と。『おいおいおいおい! なんだったんだあれは!』と思って、ちょっとびっくりしましたね」と明かす。安藤は「くよくよのピークに達して、私はやっぱち子育てと映画の撮影が両立できないと感じてて」と当時の心境を吐露。「その前もけっこう長く休んでたんですけど、途中からくよくよよりも『現場が好き』ということに気づいて」と告白し、妻夫木は「気づいたら言ってよ! 俺、最後まで引退するんだと思ってたよ!」とつっこんでいた。最優秀主演女優賞に輝いたことが発表されると、安藤は「ああ、泣いちゃう」と涙を堪えながら、「やめようかと思ってたことが、こんな形でバラされると思ってなくて、なんか自分が情けなくて。カッコ悪いなと思って壇上にいたので、それでこうやって受賞させていただいた混乱で涙が出てしまいました」と語る。安藤は改めて「この現場の最中にやっぱり現場がすごく好きなんだと、それは自分ができるできないとか関係なく、それをも超えて撮影の皆さんの中にいるということが何よりも好きなんだとはっきりと思えて、自分ができなくて監督におしつぶされそうになってくよくよしても死ぬわけじゃないし、何よりも撮影の現場にいるというのが好きというのは、そんなもの他に見つけられないと、この現場中にはっきりと思えたので、今はまた現場に向かうことができています」と熱い言葉。「私にとっては、子育てと撮影は今のところうまくできない。それはもうたぶん撮影のシステム的なこともあるんだと思います。それはどうしたらいいのかわからないので、悩みつつ、都度家族で会議しながらみんなで協力しあって、また頑張れたらいいな、大好きな現場に戻れたらいいなと思ってます」という意気込みに、会場からは大きな拍手が贈られた。(C)東京写真記者協会
2023年03月10日俳優の安藤サクラが、『ある男』で第46回日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞を受賞。第42回『万引き家族』で最優秀初演女優賞を受賞したことも記憶に新しい安藤さんだが、4年ぶりの本格的な映画出演となった『ある男』での受賞となった。スピーチでは様々な感情が交差したのか、涙を流しスピーチしていた。優秀助演女優賞は、有村架純(『月の満ち欠け』)、尾野真千子(『ハケンアニメ!』)、清野菜名(『ある男』/『キングダム2 遥かなる大地へ』)、永野芽郁(『母性』)、松本穂香(『“それ”がいる森』)と、安藤さんも入れて例年になく6名の選出となった。写真提供: 東京写真記者協会『ある男』では、再婚した夫(窪田正孝)が偽名を使っていたことを彼の死後知り、弁護士に身元調査を依頼する妻・里枝を演じた安藤さん。一度は疑心暗鬼になるも、最終的には自分は感じたことを信じる里枝を凛とした存在感で、温かく包容力のある演技で見せた。撮影前も今も「すごく難しい役だったなと感じていた」と語った安藤さん。およそ4年ぶりの映画出演はすごく緊張していたそうで、「うーん。苦しかったです、ははは。くよくよしていました、ずっと。でも途中から現場が大好きだと改めて思って、変わっていきました。この現場がないと、ずっとくよくよしたままだったかもしれない」と意外な胸の内を明かした。共演の妻夫木聡も「撮影中に、ある日『私やっぱり女優に向いてないと思うの。この作品で引退しようと思う』と言われて“えっ!? 引退作になってしまうのか…”と思っていた」と話し、くよくよエピソードを明かされた安藤さん。受賞後のスピーチで、安藤さんは「ありがとうございます。今ここで話したときにあまりにも自分が…」と一瞬止まり「泣いちゃう…」と涙を浮かべた。「本当にやめようと思っていたことがこんな形でばらされると思っていなくて、情けなくて」と涙を流して話す安藤さんに、会場中が温かく拍手でエールを送った。安藤さんは、「この作品の最中に、やっぱり現場がすごく好きなんだと。それは自分ができる・できないとか関係なく、それをも超えて私は撮影の皆さんの中にいることが何よりも好きなんだとはっきりと思えました。もうくよくよを超えて、そんなものほかに見つけられないなとはっきりと思えたので、また現場に今向かうことができています」とコメント。さらに、最後は「ただやっぱり子育てと撮影は今のところうまくできない。それはたぶん撮影のシステム的なこともあると思う。でもそれは私はどうしたらいいのかわからないけど悩みつつ、家族で会議しながら、みんなで協力し合ってまた頑張れたらいいな、大好きな現場に戻れたらいいなと思ってます。ありがとうございます!」と会場にいた(夫の)柄本佑に向かって微笑みかけ、柄本さんもピースサインを返し、場内も大きな拍手と笑顔を送っていた。(cinamacafe.net)
2023年03月10日主演・安藤サクラ、脚本・バカリズムのタッグで話題を呼ぶ日本テレビ系日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」。今夜3月5日(日)放送の第9話に、浅野忠信が夏希(夏帆)と美穂(木南晴夏)の乗る飛行機事故を阻止するためパイロットになり奮闘する麻美(安藤サクラ)と真里(水川あさみ)を空港で見つめる“謎の男”として登場した。本作は、安藤さん演じる33歳の独身女性の近藤麻美が、人生をゼロからもう一度やり直す地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー。最終章に突入し、最後まで見逃せない展開となっている。次回、3月12日の放送の最終回で、地方公務員、薬剤師、ドラマプロデューサー、研究医、パイロット……巡り巡ってたどり着く、麻美の人生の終着点は?かつて思い描いた希望の未来は、果たしてやってくるのか!?奇想天外な麻美たちのブラッシュアップライフがついに完結する。日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」最終回は3月12日(日)22時30分~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2023年03月05日安藤サクラが主演する「ブラッシュアップライフ」の8話が2月26日放送。麻美が4周目の人生にして初めて経験する“悲劇”にSNSでは「初めて思い知る残される側の辛さ」「あーちん初めての体験か」など悲しみの声が広がっている。脚本家としても知られるバカリズムが手がけるタイムリープヒューマンコメディーとなる本作は、市役所勤めの独身女性が再び人間に生まれ変わるため、何度も人生を繰り返す物語が描かれる。4周目の人生で、それまで親友だった夏希、美穂と疎遠になり代わって真里と親友になった近藤麻美を安藤さんが演じ、最初の人生から3周目まで麻美と親友だった門倉夏希に夏帆。同じく親友だった米川美穂に木南晴夏。前回のラストで麻美が人生を繰り返していることを指摘した宇野真里に水川あさみ。地元のラウンドワンで働いている福田俊介(福ちゃん)に染谷将太。麻美の同級生・丸山美佐(ごんちゃん)に野呂佳代。田上静香(しーちゃん)に市川由衣。森山玲奈に黒木華。死後案内所の受付係にバカリズムさんといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。真里も人生をやり直していたことを告白。人生5周目だという彼女は「やっと話せる時が来た」と、これまでの人生を話し始める。真里の1周目の人生では麻美、夏希、美穂と4人が仲良しグループだったが、夏希と美穂が飛行機事故で亡くなり、その後62歳で真里も亡くなったという。2周目の人生で真里は夏希と美穂を事故から救うため、さらに他の乗客も救おうとパイロットになる道を選ぶ。しかしそのために勉強やトレーニングをしたことで麻美や夏希、美穂たちと距離ができた。それが麻美が最初の人生で出会った真里だった。だが2周目の人生で真里が麻美と一緒にいなかったことが、麻美の1周目の人生での事故死の原因になったことでショックを受けた真里は、夏希と美穂が搭乗する便に乗ることができず、結局2人も失ってしまったという。3周目でも2人は救えず、4周目では交通事故死した真里は、5周目の今度こそは2人を救うと話す。そのフライトは来年だと話していた真里だったが、1か月後、真里、夏希、美穂が乗った飛行機が消息を絶ち…というのが今回の物語。「今まではあーちんが一番先だったけど、残された側のあーちんを見てないから辛すぎる」「あーちんの記憶の中で残される側になったことなかったよね。初めて思い知る残される側の辛さ……」「今まで周りより先に亡くなって人生何周もしてきたのに今度は自分が遺された側になったのか…………」など、初めて“遺される側”となった麻美に共感や悲しみの声が送られる。その後建築資材の落下事故で死亡した麻美は、人間に生まれ変われると告げられるも、再度人生をやり直す決断をする。受付係から今度が最後のやり直しだと言われた麻美は、徳を積むためではなく純粋な善意から、周囲の人間を助ける人生を歩み始めるのだが、そこに流れてくるのがウルフルズの「笑えれば」。視聴者からは「《とにかく笑えれば/最後に笑えれば》という言葉が特別に響く」「ウルフルズの笑えればがしみるなぁ」「ウルフルズの「笑えれば」こんなに刺さることありますか?!」「ウルフルズの笑えれば今回にぴったりすぎるだろ」「「来世ではなく今世を良くするために生きる」ってなんて脚本だよ升野さん~!って泣きそう」など、今回のエンディング曲に「泣いた」の声が数多く寄せられている。【第9話あらすじ】麻美は大好きな夏希と美穂の乗る飛行機事故を阻止するために、人生5周目を始める。最後のやり直し人生のため絶対に失敗はできない。決意を抱いて小学校に入学した麻美は6周目の真里と再会。麻美は「今回は私もパイロットになる」と宣言、2人で同じ飛行機に機長と副操縦士として乗るために、真里の指導のもと幼少期から訓練をスタートさせ、今度こそ夏希と美穂を助けようと誓い合う…。「ブラッシュアップライフ」は毎週日曜22:30~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年02月27日東京ディズニーリゾート内の商業施設「イクスピアリ」に、3月1日から期間限定で「サクラ ランタン ストリート」が初登場する。初登場の「サクラ ランタン ストリート」は、南欧の古い港町を思わせる2Fのミュージアム・レーンに新設。200個以上の桜カラーのランタンでデコレーションされ、昼は太陽に照らされたピンクが可愛く並ぶ心弾む街並みに、夜はランタンの揺らめくような光で幻想的な空間に変貌する。実施期間は、3月1日(水)~4月2日(日)だ。イクスピアリでは、緑とくつろぎの空間「オリーブと噴水の広場」に植えられた河津桜が、見ごろを迎える。濃い赤色のつぼみが膨らみ、薄いピンク色の花が開き始め、2月下旬が見ごろの見込み。この「オリーブと噴水の広場」には、7本の河津桜を始め、例年4月中旬頃に開花する枝垂れ桜があり、日々咲き始める花々に春の訪れを感じながら散策を楽しめる。また、ショップやレストランでは、桜を味わうスウィーツや桜をイメージしたグッズ、桜の香りを楽しむコスメなどのアイテムを用意。桜気分満開のイクスピアリで、ひと足早い春を満喫してみて。ナナズグリーンティー「桜ストロベリーパフェ」1,250円cuccuma「桜の木のドームアレンジ」各4,800円※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)
2023年02月22日安藤裕子がデビュー20 周年の記念日 である7月 9 日(日)に東京・LINE CUBE SHIBUYA でワンマンライブ 「安藤裕子 -20th anniversary- 我々 色ノ街」を開催する。安藤裕子は2003年「サリー」でデビュー。月桂冠のTVCMに「のうぜんかつら(リプライズ)」が起用され大きな話題を呼び、その後もTVアニメ『進撃の巨人』The Final Seasonのエンディングテーマ曲として「衝撃」が起用されるなど、物語に対する的確な心情描写が高く評価され、多くの映画、ドラマの主題歌も手がけている。今回の20周年記念ライブではデビューから現在までの楽曲が披露される。今回のライブでは、学割制度が導入され、当日入場時に学生証を提示すると2500円キャッシュバックされる。また、小学生以下を対象とした親子席も導入。そして当日来場者プレゼントとしてスライド缶ケースをプレゼント、安藤裕子ファンクラブ会員限定先行で当選された方にはオリジナルデザインチケットが送付されるといった特典が用意されている。オフィシャルファンクラブ「安藤裕子オフィシャルファンクラブ」では本日2月20日(月)19:00から本公演のチケット最速先行予約申し込みを受付。熱量の高い歌にのせる姿は聴き手の心を強く揺さぶり、オーディエンスに感情の渦を巻き起こす唯一無二の彼女のライブを是非チェックしてほしい。開催に向けて安藤裕子からコメントを発表。■安藤裕子コメントこんにちは。安藤裕子です。こんなご挨拶を何度書いたんでしょうか?今回のお知らせは私がこんなお知らせを20年ほどやっているという内容でおおよそハズレはないと思います。2003年7月9日私はデビュー致しました。なんだかずっとレコーディングしていてその日の記憶はありません。デビュー10周年もやはり曲作りの日々でその日を忘れていました。でも、20周年を前に私はいやにセンチメンタルです。ああ、20年。そんな風に思うんです。10年前もハローとグッバイを掲げて舞台に立った嘗ての渋谷公会堂。LINE CUBE。20年の節目に立てるのを幸せに思います。ありがとうね。私はずっと穏やかに変容を遂げていて、だからこそ出会いも別れもある。ずっと同じままではいられない。あの日私の瞳もきっと気付いていたと思う。それでも変わりゆく時代を、この日々を愛しています。新しく出会った人々に、そして古くからの友人に感謝しています。みんなは元気かな?太ったかな?痩せたかな?逢いたいね。いつかきっと、会えますように。お元気で。安藤裕子■ライブ情報タイトル:安藤裕子 -20th anniversary- 我々色ノ街日時:2023年7月9日(日)開場16:00開演17:00場所:LINE CUBE SHIBUYAチケット料金:前売り:全席指定 8,500円(税込) 、親子席:(大人)8,500円(税込)/(子供)3,500円(税込)親子席:2階席前方の着席指定席(座ったままご観覧いただくお席)となります。 購入枚数制限 4枚まで。購入枚数制限 4枚の、大人と子供の組み合わせは自由。【大人2枚/子供2枚】【大人3枚/子供1枚】【大人1枚/子供3枚】など 。親子席(子供)は、3歳〜12歳までのお子様が対象となります。親子席は、大人のみ、または子供のみではご購入いただけません。公演当日、お子様の年齢がわかる身分証(保険証など)を確認させていただく場合がございます。学割:【学生割引キャンペーン】公演当日、学生証のご提示で、2,500円をキャッシュバックいたします。学割ご希望の方も、全席指定のチケットをご購入ください。安藤裕子オフィシャルファンクラブ先行受付期間:2023年2月20日(月)19:00〜2023年3月5日(日)23:59申し込みURL: プレイガイド先行受付期間:2023年3月13日(水)12:00〜3月26日(日)23:59一般チケット受付期間:2023年4月1日(土)10:00〜公演に関する問い合わせ先:DISK GARAGE問い合わせフォーム 050-5533-0888(平日12:00~15:00)■リリース情報アルバム「Kongtong Recordings」発売中【読み】コントンレコーディングス【品番】PCCA.6075【価格】3,300円(税込) ■安藤裕子プロフィール1977年生まれ。シンガーソングライター。2003年ミニアルバム「サリー」でデビュー。2005年、月桂冠のTVCMに「のうぜんかつら(リプライズ)」が起用され、大きな話題となる。類い稀なソングライティング能力を持ち、独特の感性で選ばれた言葉たちを、囁くように、叫ぶように、熱量の高い歌にのせる姿は聴き手の心を強く揺さぶり、オーディエンスに感情の渦を巻き起こす。物語に対する的確な心情描写が高く評価され、多くの映画、ドラマの主題歌も手がけている。CDジャケット、グッズのデザインや、メイク、スタイリングまでを全て自身でこなし、時にはミュージックビデオの監督まで手がける多彩さも注目を集め、2014年には、大泉洋主演 映画「ぶどうのなみだ」でヒロイン役に抜擢され、デビュー後初めての本格的演技にもチャレンジした。2020年TVアニメ『進撃の巨人』The Final Seasonのエンディングテーマ曲として「衝撃」が決定し、今もなお国内外にて大きな反響となっている。11月には11枚目のオリジナルアルバム「Kongtong Recordings」をリリース。2023年7月9日(日)にデビュー20周年記念のワンマンライブ「安藤裕子 -20th anniversary- 我々色ノ街」を開催。■公式サイト▼安藤裕子オフィシャルサイト ▼安藤裕子オフィシャルTwitter ▼安藤裕子オフィシャルInstagram ▼安藤裕子オフィシャルYouTubeチャンネル 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月20日公共交通機関の遅延は、いつ起きるか分からないもの。仕事や大事な予定に遅れてしまうと、周囲に迷惑がかかってしまうこともあり、落ち込む人もいるのではないでしょうか。俳優の安藤サクラさんは、ドラマの撮影現場に向かう途中、新幹線が止まってしまい「心が折れそう」になったそうです。安藤サクラ「私は今、大遅刻をしてしまっています」2023年2月16日、安藤さんはTwitterに「私は今、大遅刻をしてしまっています」と投稿。新幹線が運転を見合わせた影響で、撮影現場への到着が大幅に遅れてしまったそうです。安藤さんは、スタッフや出演者など、多くの人に迷惑をかけてしまうと考え、申し訳なく思っていたはず。しかし、心が折れそうになっている中で、どうしても頭から離れない人物が…。新幹線が、がっつりとまってしまい、私は今、大遅刻をしてしまっています。動かない電車の中、心が折れそうになりながらも、どうしても、どうしても、、近藤麻美が私の脳内でナレーションをしてくるし、電話してても近藤麻美みたいになっちゃうし、なんかもう、なんかもう、、なんだかな〜、もう!!!— 安藤サクラ (@sakura_ando) February 16, 2023 それは、テレビドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)で、安藤さん自身が演じている、主人公の近藤麻美。同ドラマは、お笑いタレントのバカリズムさんが脚本を務めており、独特な空気感のあるシュールな面白さが人気を博しています。関係者に迷惑をかけてしまうことに負い目を感じているにもかかわらず、そんな時でもじわじわとくるようなナレーションが聞こえてきてしまったのでしょう。その後、新幹線が動き出し、無事に撮影現場に到着した安藤さん。気合を入れて撮影にのぞみましたが、覚えた台本が違うもので、頭が真っ白になるなど、その日は踏んだり蹴ったりな1日だったようです。一連の投稿を見守っていたファンからは応援の声が寄せられていました。・まさにドラマの中のような展開ですね。お疲れさまです!・どうしようもないけど焦りますよね。無事に動いてよかった。応援しています!・ドラマのように人生をやり直せていたら、回避できたかもね。・このツイートも近藤麻美で再生されていて笑っちゃった。遅刻をしたことに落ち込み、その日は「ずっと神妙な面持ちでいようと思ってた」という安藤さん。現場に到着した後は、気が付けば普段のように、肩の力を抜いて過ごしていたそうです。どんなに落ち込んでいても、自然と元気になれる環境に「素敵な現場」だと改めて感じた、安藤さんなのでした![文・構成/grape編集部]
2023年02月17日俳優の安藤サクラさんが、2023年2月12日にTwitterを更新。娘さんからの手紙と、部屋の一部を写した写真を公開しました。手紙の内容と部屋の装飾から、安藤さんは誕生日を祝われているようです。前倒し pic.twitter.com/peHdDtsKar — 安藤サクラ (@sakura_ando) February 12, 2023 娘さんからの手紙には、「おたんじょうびおめでとう」と書いてあります。愛らしいイラストが描かれていたり、一部が鏡文字になっていたりする手紙。母親である安藤さんを想って、一生懸命書いたことが伝わってきますね。テレビには「2月12日だけど2月18日だと思って!HAPPY BIRTHday」と書かれた紙が貼ってあり、誕生日のお祝いが前倒しであることが分かります。【ネットの声】・当日でなくても、祝ってもらえるのは嬉しいよね。・素敵な前倒し。・少し早いですが、お誕生日おめでとうございます!娘さんと、安藤さんの夫である俳優の柄本佑さんが、手紙や部屋の装飾を準備したことを想像すると、ほほ笑ましく感じますね。心のこもった『前倒し』に、多くの人が和んだようです。[文・構成/grape編集部]
2023年02月13日