夏になると「遊びの恋」が増えてしまうようです……。遊びとはいえ、気づいたら本気になってしまうことは女性にとってはよくあることかもしれません。「できれば、このまま本命の座に座りたい!」そう感じる方もいるはずです。しかし、実際のところ男性側の「遊びの恋」は「本気の恋」にランクアップすることはあるのでしょうか?また、本気の恋にランクアップするにはどうすればいいかをご紹介します。■ 予想外の行動をする遊びの恋のゴールは「体の関係を持つこと」と思っている男性は多いようで、関係を持った時点で「もうこの子は落とした」とある種の余裕をかましてしまいがち。そんなときに、次のデートでは何もさせてもらえないなどの「予想外の行動」に出られたり、チャラそうに見えた女性の真面目な一面など「よいギャップ」を見せられ、男性側の思い込みが外れると、本気モードに入ることもあるみたいです。遊びの恋と言われるような不安定な恋の状態に陥ると、「嫌われたくない」という思いから彼に対して下手に出てしまったり、妙に尽くしてみたりする女性は多いでしょう。そんななかで、「一回関係を持っただけだけど、それがなにか?」と余裕を感じさせる自由な振る舞いをすることで、男性側が振り回されて「追いかけたい」といった気持ちががわいてしまうこともあるみたい。■ 自分から関係を断とうとする遊び相手と思っていたけど、性格面でも相性の良さを感じると、「ちゃんと付き合うのも悪くないな」思うこともあるでしょう。ですが男性としては、最初に「遊びだよ」という態度を取ってしまったために、照れくささやプライドが邪魔して素直な態度に出られないようです。「今さら『私も遊びだけど?』と言われたりするくらいなら、このままでいいや」「ほかにも関係を持っている男性がいるだろう……」と切り捨ててしまうこともあるのだとか。そのため、女性が甘えてきても、優しい態度を取ることはまれかもしれません。友達にも「本気ではない」という前提で話していることも多いようで、何か聞かれたら「別に本気じゃないし」「すぐ別れるし」など言っているみたい。そんな冷たい態度にあなたがしびれを切らし、別れを告げたりすることで、急に取り乱して引き止めるパターンあるようです。ただし、こうやって「取り戻したい」という願望の強い男性とのお付き合いは、客観的に考えて、頼りにならない可能性が高いので、よく見極めましょう。■ ランクアップは基本的にはナシ!基本的に男性のなかで、「本命」と「それ以外」は出会ってすぐの段階で仕分けされてしまうそうです。最初は本命として考えていたのに、「簡単にお泊まりできたのでテンションが下がった」など、本命から遊びへの脱落はよくあるものの、遊び要員の女性が本命に繰り上がることはほぼないそう。本命とうまくいかなかった場合は、新たな本命候補を探す人がほとんどでしょう。また、女性が体の関係を持つことをゴールと考える一方で、男性は、ちょっと可愛いと思うだけでも、「この子のことをもうちょっと知りたいな」というレベルで簡単に体の関係をもつことができるようです。そのため、最初から温度差がある場合も考えられるはず。■ 思い通りにはいかないアピールが大事かも遊びとはいえ、彼と接点がある以上、全くの片思いよりも有利と考えることはできるでしょう。注目するのは彼の言葉ではなく行動のみ。電話に高確率で出る、自分から会いたいと言ってくるなど、時間や手間をさくことを惜しまないアクションは、彼の本気度が上がってきているサインかもしれません。どうせ会うなら楽しく過ごしたいという男性も多いですから、「会ったときに優しい」などの態度はあまりアテにならないみたい。大事なのは、「私の会いたいときに会える」「彼が何かを負担してくれる」など、行動に注目する方が本気度がわかりやすいといえるはず。■ 形勢逆転を狙おう男性側の余裕が崩され、思い通りにいかなくなった瞬間に形勢が変わると、本命女性にランクアップできるかもしれません。遊びの恋とはいえ、固定した力関係はなく、逆転はいつおきても不思議ではないでしょう。「彼は遊びのつもりかも?」そう感じても、相手の予想を裏切ることができれば逆転もありかもしれません。(中野亜希/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年06月05日会いたいときにさくっと会えるような都合のいい「遊び相手」の女性。こんな人がいる男性は、少なくないかもしれません。最初から遊び相手なら、たとえその女性がいなくなることがあっても男性としてはダメージを受けなさそう。ですがそんな遊び相手に対しても男性は、「いなくならないでほしい」と考えることもあるみたいです。今回は「遊び相手の女性に対して、男性が『失いたくない』と思うときって?」を紹介します。■ そもそも「失いたくない」と思うの?もともとイイ男ではないのに、たまたまタイミングよく遊び相手の女性ができた。そんな場合はせっかくできたという嬉しさもあり、失いたくないと思うものです。その女性は希少価値がありますから、遊びといえども大切にして適当には扱いません。大切な遊び相手ですから、ずっといっしょにいたいと思っているでしょう。つまり「限りなく本命に近い遊び相手」という立ち位置かもしれません。本命の彼女とどこが違うのかというと「将来を真剣に考えているかどうか」。それ以外は本命彼女と、ほとんどいっしょです。■ 本命彼女とケンカしているとき本命彼女とケンカしているけど、男性の友達には分かってもらえなさそう。そんなときの発散相手として、遊び相手の女性にいてほしいと考えることがあるようです。完全に二番目の女性だと考えていますが、それでもそばにいてほしいという勝手な考えも持ち合わせいるみたい。「彼女と二番目の女性がいて、しっかりできる」という考えの男性はわりといます。お互いのないところを埋めたい、という気持ちが男性にあるのかもしれません。■ 本命彼女がいないとき彼女がいない時期は、誰にも干渉されないので気楽な気持ちでいますが、ときどき「彼女みたいな子はほしいな」と思っています。「彼女みたいな」というのは、ほとんど彼女のようなもの。ですから去って行ってしまうときはとても寂しいのです。本命の彼女がいたら、遊び相手が去っても寂しくないかもしれません。ですが彼女がいない場合は「彼女みたいな子」を失いたくありません。孤独はイヤなのです。■ モテていないときいろんな女性に声をかけても引っかからない、なかなかモテていないとき。新しい女性を開拓したくてもできないときは、昔からの付き合いの遊び相手を大切に感じるようになります。それでも遊び相手の女性からすれば、新しい相手が見つかったらサヨナラされてしまうかもしれない状態。あまりよいとは言えないでしょう。■ よく彼の話を聞いて基本的に遊び相手の女性にはしつこくは追いませんが、このような失いたくない時期は追いかけてきます。ということは、自分が彼の遊び相手だった場合、この時期を狙えば落とせるということ。よく彼の話を聞いて彼の背景を知りましょう。そして冷たくしたり音信不通にしてみるといいかもしれません。彼の弱点をつくことがコツですね。(たえなかすず/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年06月02日こんにちは、保育士の中田馨です。私は毎日保育所で、1~2歳の子どもと過ごしています。元気いっぱいの子どもたちと一緒にいかに楽しく遊べるかを、毎日試行錯誤しながら過ごしています。 今回は、数多くある遊びのなかで、私の保育所で人気の室内でできる遊びを紹介します。特別な道具を用意しなくてもできる遊びばかりですので、ぜひ試してみてください!子どもと遊ぶときに大切にしていること1~2歳の子どもと遊ぶときに私が一番大切にしていることは「大人も一緒になって楽しむこと」です。体を使った遊びをするときは全身で楽しみますし、手先を使った遊びをするときは声かけをしながら一緒に楽しみます。 その上で、やはり大切なことは「安全であること」です。今回いくつか遊びを紹介します。例えば台の上からジャンプするなら、台は頑丈か、子どもがのってもバランスは崩れないか、ジャンプする先の周りの環境は整っているか、ぶつかったり、踏んで困るものはないかなど配慮します。何人かで遊ぶなら順番を守って遊ばせるのか、どこまでしてもOKにするのかなど、遊びのルールも必要になってきます。 子どもは大人の思う以上の思いがけない行動をとります。「ヒヤリ」としたらその都度遊び方を改善して、ケガのリスクをできる限り排除することが必要です。 1. 手を使って楽しめるリズム遊び親子でできる手を使うリズム遊びです。 「手をたたきましょう」「手をたたきましょう」の歌に合わせて手拍子などして楽しみましょう。大げさに手をたたいて、「わらいましょわはは」も大げさに笑って。大いに楽しみます。子どもが振付に慣れてきたら「じゃあ、今度は早く歌ってみよう!」とスピードを早めたり、逆にゆ~っくり歌ったりすると子どもは大喜び! また、鈴など音の出るものをひもにくくり、手首、足首に巻き付けて「手をたたきましょう」をすると、シャンシャン鳴って、さらに楽しいです。 「おすわりやす いすどっせ」次は「おすわりやす いすどっせ」という歌遊び。大人は脚をのばして座り、太ももの上に子どもが座ります。そして「おすわりやす いすどっせ あんまりすわるとおちまっせどすん」と歌いながら「どすん」と同時に大人は脚を広げます。脚を広げたら当然子どもは落とし穴にはまるかのように床にドスンと落ちます。落ちること期待して「やっぱり落ちた!」と大笑い! 何度も何度も繰り返し遊べます。 2. お部屋を広く使う運動遊びお部屋を少し広げて、運動遊びをしてみましょう。工夫次第でサーキット遊びのようにもなります。 「台からジャンプ」台からジャンプする場合、保育所だったら跳び箱などからジャンプができますが、家には跳び箱はありませんので、低めのソファーや椅子でもOK。ママと手を繋いで遊ぶとより安心です。ただし、「普段はジャンプはダメ。ママと遊ぶときだけ」という約束は必要です。 「トンネルくぐり」トンネルくぐりも楽しいですね。市販で販売されているトンネルでももちろんいいですし、段ボールで代用もできます。ママの脚もトンネルになりますよ。 台からジャンプの次はトンネルくぐり。さらに、布団のお山など3〜4つの運動遊びを組み合わせてサーキットにしてみます。元気な音楽をかけてみたり、ママが声かけすることでやる気アップになります! 3. 廃材を使った遊び新聞や段ボールなどの廃材は工夫次第で子どもと楽しく遊べます。 「新聞ビリビリ」まずは「新聞ビリビリ」。新聞を広げて豪快に破きます。両手を使ってビリビリするのも気持ちいいですが、私のおすすめは「チョップ破り」。ママは新聞の両端をピン!と張って持ちます。子どもはその新聞の上からチョップをして新聞を破きます。1歳代の子どもはまだ力が弱いのでそれだけでは破きにくいので、新聞の真ん中に少し切り込みを入れておきましょう。「お! 強い! カッコいい! さすが!」というママの声かけで子どもは、ヒーローになりきります。 「段ボールのおうち」次に「段ボールのおうち」。大きめの段ボールが手に入ったときにおすすめです。1つの段ボールで作るのももちろん楽しいですが、いくつか段ボールが集まってから大きな家を作るのも楽しいです。 先日、保育所で作った段ボールのおうち。大きめの2つの段ボールを重ねて1つの部屋を作り、小さな段ボール2つで作ったトンネルと重ねてみました。部屋には玄関と窓があり、天井にはフタがあって上から顔を出すこともできるようにしました。入り口にポンポンなどを作るときに使うスズランテープでのれんも作りました。子どもたちは大喜び! 作ったその日は楽しすぎて、一日中遊んでいました。おうちの中で絵本を読んでくつろぐ子、玄関から入ってトンネルくぐって外に出るを繰り返す子、お人形と中に入っておままごと遊びをする子など、遊び方はさまざまです。 家の中でも、工夫をすれば子どもと体をいっぱい使って元気に遊ぶことができます。ぜひ、取り入れてみてくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2021年05月09日こんにちは、保育士の中田馨です。5月の第2日曜日は「母の日」。2021年は、5月9日(日)になります。今日は、母の日に向けて読める絵本や、制作遊びを紹介します! 『きょうはなんのひ?』(福音館書店) 瀬田貞二さん(さく)、林明子さん(え)のお話です。このお話、母の意のお話ではなく、お父さんとお母さんの結婚記念日のお話。あさ、まみこは、げんかんをでるとき、「おかあさん、きょうはなんのひだか、しってるの? しーらないの、しらないの、しらなきゃかいだん三だんめ」と言って学校に行ってしまいます。お母さんが階段を見ると、手紙を見つけます。その手紙には「ケーキのはこをごらんなさい」と書かれています。そこから、お母さんは、まみこの仕掛けた手紙を次々に探すことになります。このお話、最後にはとっても素敵なプレゼントが届きます。 絵本を読んで親子で楽しむのももちろんOKですし、絵本のマネっこをして、母の日に、こんな楽しい宝探しのようなお祝いの仕方もあるのではと思いました。子どもと一緒に、このしかけを考えるのはお父さんです。お母さんがびっくりする、楽しいしかけを考えてみてもいいですね。 制作遊び「シールでカーネーション」 子どもと一緒に制作遊びをして、母の日を楽しんでみましょう。100円均一でそろう材料ばかりです。 【材料】⚫︎ハートのシール…適量⚫︎画用紙…1枚⚫︎レースペーパー…1枚⚫︎リボン…適量 緑のペンやクレヨン、テープ、のり、はさみ 【作り方】1.画用紙にレースペーパーをのりで張り付け、レースペーパーに沿って画用紙が1㎝ほど大きくなるように切る。2.1に緑のペン(またはクレヨン)で、茎を書き、花束になるようにたたんで、テープでリボンをつける。 3.ハートのシールを張り付けて、カーネーションを作る。 大人が手伝えば、シールをぺったんできるようになってくる、1歳過ぎごろから、一緒に作れるようになってきます。1歳ごろは物を口に入れて確かめる子もいますので、必ずそばで見守り、一緒に作りましょう。 制作遊び「お花紙でカーネーション」 こちらも、100円均一でそろう材料ばかりです。 【材料】⚫︎お花紙…2枚⚫︎画用紙…1枚⚫︎レースペーパー…1枚⚫︎リボン…適量⚫︎モール…2本 テープ、のり、はさみ 【作り方】1.画用紙にレースペーパーをのりで張り付け、レースペーパーに沿って画用紙が1㎝ほど大きくなるように切る。2.1にモールを張り付け茎を作り、花束になるようにたたんで、テープでリボンをつける。 3.お花紙をぐちゃぐちゃと握り、カーネーションを作り、2に貼り付ける。お花紙をグチャッと握りつぶせる月齢なら、大人と一緒に作れますね。0、1歳ごろは、物を口に入れて確かめる子もいますので、必ずそばで見守り、一緒に作りましょう。 「シールでカーネーション」「お花紙でカーネーション」は、基本の作り方は一緒で、お花の部分が違うだけ。茎は、画用紙や折り紙でももちろんOKですので、おうちにある材料で作ってみましょう。また、カーネーションの部分はスタンプで押した、子どもの手型にしてもOKですよ! 制作遊び「母の日写真たて」こちらも、100円均一でそろう材料です。 【材料】⚫︎デザインがシンプルな写真たて…1つ⚫︎ビーズやシールなどお好みの飾り…適量⚫︎カーネーションの造花…2輪⚫︎リボン…適量 木工用ボンド適量 【作り方】1.写真たてにボンドをつけ、ビーズやカーネーションなどを張り付ける。写真たてには、お子さんや家族の写真を入れて、「ママ、だ~いすき!」なんてメッセージとともにお母さんにプレゼントしたら、お母さん、大喜び間違いないですね!ビーズなど細かいものを使いますので、子どもが口に入れては危険です。作る前に、ビーズの数を数え、作る終わったときに数があっているかを確認してくださいね。パパと一緒に作ってママにサプライズしてみたり、母の日だけでなく、敬老の日などにじいじやばあばへのプレゼントにしてもよさそう。外出はできなくても、おうちの中で家族とできる遊びもありますので、ぜひ楽しんでください。 ※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通るもの)は誤飲するおそれがあります。赤ちゃんに渡さないでください。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。お子さまが遊んでいる間はそばで見守るようにしましょう。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2021年05月01日もし、好きな人にとって自分が遊び相手だったとして、それでも諦められない場合はどうしたら良いのでしょうか。また、付き合っていても、「もしかしたら遊びなのかな?」と不安になることもあるでしょう。今回は、はじめは遊び相手のつもりだった女性を、いつの間にか本命として見るようになった経験を持つ男性に、「決め手」が何だったのか聞いてみました。■ 聞き上手だった「付き合い始めはそんなに真剣ではありませんでしたが、彼女はいつもニコニコして話を聞いてくれたので居心地がよかった。この子との将来が見えました」(27歳男性/不動産関係)心を許した相手いはついワガママを言ってしまう人もいるかもしれませんが、相手の話に耳を傾けることもお忘れなく。「聞き上手」になるコツは、リアクションをすることです。笑顔で話を聞く、彼の発言にオーバーリアクションをするなど、楽しそうにしていると、相手も「話していて楽しいな、もっと話したいな」と感じやすいです。いつの間にか、「ずっとそばにいてほしい」と思ってもらえるはずです。■ 大変なときに味方でいてくれた「コロナ禍で業績が悪化、リストラか減給かという流れになったのですが、同僚の女性が『一緒に頑張ろう』と励ましてくれて、好きになりました。これからは本当に大事にしたいと思っています」(30歳男性/アパレル関係)友達や同僚の立場であっても、徹底的に彼の味方でいることで、「この子しかいない」と思ってもらえる可能性はとても高いです。この先もずっと支えあっていきたい、この子となら頑張れそう、などと思える相手こそ、本命になれるのでしょうね。■ ミステリアスで逆に追いかけたくなった「最近知り合った子に『会えない日何してたの?』と聞いてもはぐらかされたので、余計にその子のことを考える時間が増えた……。気がついたらすっかりハマってしまいました」(25歳男性/機械メーカー勤務)男性に「もっとこの子を知りたい!」と思わせることは効果的です。「追われる立場」になれるかどうかは、本命彼女になれるかどうかのわかれ道でもあります。少しくらい秘密があったほうが、男性の「もっと知りたい」という好奇心をあおることもできるはず。いかにして「魅力的な女性だ」と思ってもらえるかが、一つの重要な要素になりそうですね。■ 寄り添いつつも少しの秘密を相手の男性にとっての「癒しの存在」になることが、本命への近道、といえるのかもしれませんね。真っ直ぐな気持ちを向けることで、自分の良さを相手にもアピールできるはず。もちろん、すべてを明かすのではなく、ちょっとだけ隠すことも大事です。ただ、無理に「イイ女」を演じようとしても、のちのちに無理が出てしまっては本末転倒。あくまでも、相手の男性が気に入ってくれている自分の長所を伸ばすのが正解ですよ。(上岡史奈/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年04月06日こんにちは、保育士の中田馨です。ぽかぽかと気持ちいい季節になってきました。桜の開花が今年は例年よりも早そう!ということで、何だか気持ちもウキウキします。今回は、春に楽しめる遊びを紹介します。 菜の花づくり【製作遊び】まずは、100円均一ショップで手に入る材料で、制作遊びを楽しんでみましょう。 <材料>⚫︎コップ・・・2つ⚫︎黄色のお花紙・・・8枚⚫︎制作用のり・・・適量⚫︎緑色の画用紙又は折り紙・・・1枚(折り紙なら2~3枚) <作り方>【1】紙コップを縦半分に切る。お花紙はちぎってグチャっと握りつぶす。【2】紙コップにのりをつけ、1のお花紙を貼り付ける。 発達によってできることが変わってきます。例えば1歳になりたての子は、お花紙をちぎるのは大人でグチャッとするのは子ども。紙コップにのりを付けるのは大人でお花紙を張るのは子ども。というように、全ての行程で大人が手を添えつつ一緒に作ります。 2歳ごろの子どもなら、大人が手を添えつつ全て子どもができるようになってきます。3歳ごろの子どもなら、大人が説明するとすべてを自分でしようとするでしょう。 お子さんの発達を見つつできることをさせてあげましょう。菜の花ができたら、大人が茎とはっぱを作って出来上がりです。 ちょうちょが飛んだ【製作遊び】 こちらも、簡単にできる制作遊びです。 <材料・必要なもの>⚫︎A4用紙(広告でもOK)⚫︎ホッチキス <作り方>【1】紙を細長く切る(2本)。先を4㎝残してホッチキスで止める。【2】1を重ねて真ん中をホッチキスで止める。【3】円の真ん中を内側に織り込んでホッチキスを止めちょうちょの羽のようにする。 これを軽く投げるとちょうちょのようにひらひらと飛びます。紙を切る前に子どもに色塗りやシールを貼ってもらっておけば、色鮮やかなちょうちょが作れます。ホッチキスを止めた部分は、危なくないようにテープを貼っておくといいですね。 0歳児にはママが作ってあげて、ひらひら飛ばしてみましょう。1歳以降は絵をかいて(シールを貼って)から、完成品をじぶんでポイっと投げられる子もいるでしょう。大きいちょうちょや小さなちょうちょなど、いろいろ作って親子でちょうちょ遊びを楽しんでみてください。 アリさん探し先日、公園へ行って春を見つけました。そう、アリさんが活動を始めたのです! 冬の間は、虫を見つけることがなかなかなかったんですが、温かくなるとたくさんの虫を見つけることができますね。この日も、アリを1番に見つけたのは子ども。「アリだ!」と言って、アリの行列を興味深げに観察していました。 ママの中には「虫は苦手」と言う方もいらっしゃると思います。苦手なものを「子どもが好きなんだから、好きになりなさい」なんてことは言いません。だって、苦手なんですもの。でも、子どもがアリに興味を持っている場合は、「アリはやめてー!」とは言わず「アリを見つけたんだね」と声かけしてあげてください。 アリを一緒に触ることはできなくても、アリを見つけたうれしさをママが共感してくれるだけで、子どもの心は満たされます。アリを見つけたお散歩の帰り道には「あんまりいそいでゴッツンこ~」とおつかいありさんを歌いながら帰ってもいいですね。 歌遊び春の歌を歌って遊ぶのも楽しいですね。春の歌の定番を3つご紹介します。 ちょうちょちょうちょちょうちょなのはにとまれ~。ちょうちょを見つけたら指さしながら歌ってみましょう。 おはながわらったおはながわらったおはながわらった~。もしかすると、保育現場では有名だけれど、ママさんたちは知らない歌かもしれません。この歌、おはながわらったという言葉が何度も繰り返されゆっくりとしたテンポの歌なので、子どもたちが覚えやすいんです。 チューリップさいたさいたチューリップのはなが~。春のお花と言えば、チューリップが代表ですね。赤、白、黄色と色がそろったチューリップがあればなお素敵です。お散歩の際に、春にしか見ることのできない花を歌とともに、子どもと一緒に楽しんでください! 歌は、まだ子どもが歌える月齢でなくても、鼻歌で構いませんので歌ってあげてください。ママが楽しそうに歌う様子を見て、子どもは体を揺らしてリズムを取ってみたり、心地よい気分になりますよ。 春のウキウキした気持ちを子どもと一緒に、共感しながら楽しめる遊びを4つ紹介しました。普段の遊びの中に、ぜひ取り入れてみてくださいね。 ※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通るもの)は誤飲するおそれがあります。赤ちゃんに渡さないでください。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。お子さまが遊んでいる間はそばで見守るようにしましょう。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2021年03月29日こんにちは、保育士の中田馨です。2月に入りまだまだ寒い日が続きますね。今年は新型コロナウイルスもあるので、なかなか外出しにくい日々だと思います。そうなると、元気いっぱいの子どもたちのパワーが、家の中だけではあり余ってしまう感じがしませんか? 今回は、寒い冬におすすめの室内でできる遊びを紹介します。 <投げる遊び>「物を握って、つかんで、手から放して投げる」。大人は当たり前のようにできているこの行動、実は子どもの発達から見るとすごいことなんです。腕を動かして、物を手から放して、投げる先を予測するということを同時にしているのですから。 例えば、おもちゃを投げるようなママにとって困った行動が見られたときは「投げる遊び」をスタートする絶好のチャンスです。「投げたいんだね。これは投げてもOKだよ!」とボールを渡します。ボールがない場合は新聞紙などの紙を丸めたものでも構いません。ここから具体的な<投げる遊び>おすすめ4つをご紹介します。 セルフボール投げ遊びお座りとハイハイができたら遊べます。ボールをポーンと自分で投げて、ハイハイして追いかけて、またポーンと投げてハイハイして追いかけてを繰り返します。ママはそばで「じょうずに投げられたね!」や「あっちにとんだよ!」とボールを指さして声掛けしてみましょう。 コロコロキャッチボール子どもと向かい合って座り(年齢によっては立つ)、コロコロとボールを転がし合って遊びます。ママはやさしくコロコロさせますが、子どもは投げてかまいません。 段ボール玉入れ適度な大きさの段ボールを用意して、ボールを投げ入れます。段ボールは壁に沿わせておくと投げ入れやすいです。1歳ころは箱まで歩いて行ってポトンと落としていたのが、2歳ころになると段ボールをめがけて投げ入れることができるようになります。少しずつ投げ入れる距離を延ばすチャレンジも楽しいですね。ペットボトルボーリングペットボトルをいくつか床に置き、少し大きめのボールを転がして倒します。軽ければ倒しやすいですし、水を1/4ほど入れると倒れにくくなるので難易度が上がります。 ※ペットボトルのフタは誤飲する恐れがあります。フタが開かないようテープなどでしっかりととめてください。 <切る遊び>大人がはさみを使っているのを見て、自分も使いたがる子もいるでしょう。例えば、洗濯ばさみで挟んだり、トングを使って物をつかめるようになったら、そろそろはさみデビューしてもいい時期。はさみは子どもの手にあったものを用意します。年齢の目安は2歳以降です。 チョッキン切り遊び用意するものは、長細く切った紙。紙の幅は1.5~2cmくらいにして、子どもがはさみをチョッキンとすれば1回で切れる幅にするのがポイントです。画用紙くらいの厚さがある方が切りやすいでしょう。間隔を少し開けて鉛筆で線を引いて切る目安を書くと子どもは切りやすくなります。 チョッキンチョッキン切り遊びチョッキン切り遊びを何度もして、はさみを使い慣れたら、細長く切った紙の幅を3cmくらいに広げてみましょう。はさみを2回チョッキンチョッキンしないと切れないくらいの幅です。 はさみの使い方がじょうずになって来ると今度は、丸に切ってみたり、自分の好きな形に切れるようになってきます。 <貼る遊び>子どもって、貼る遊びが好きですよね。気づいたら壁にシールが貼られていた! なんて経験をしたことがあるママも多いのではないでしょうか。くっつけることが楽しかったり、のりの感触がおもしろかったりするのでしょうね。 シール貼り遊び丸いシールを用意します。紙に鉛筆でシールの大きさの丸を書きます。子どもはその丸に合わせてシールを貼っていきます。 のりでぺったん遊びスティックのりではなく、でんぷんのりを用意します。紙を直径3cmくらいに丸く切ります。子どもはその紙にのりを付けて別の紙に貼ります。指で塗ってもかまいませんし、筆を使って塗るととさらに面白さが増します。 <ジャンプ遊び>子どもはジャンプするのが大好きですね。いつもピョンピョンと楽しそうに体を弾ませています。片足だけぴょんと持ち上げて「あれ、今のジャンプかな?」なんて様子も見られるでしょう。ジャンプ遊びは0歳からも取り入れられますので、普段のふれあいの中で遊んでみてください。 ママのおひざでジャンプママは正座をして子どもの両脇を持ち、子どもをひざに立たせます。「ジャーンプ」と言って少し上に持ち上げておろすを繰り返します。子どもによっては自分で屈伸してジャンプをする子もいます。 小さな段差からジャンプ自分で歩けるようになったら、小さな段差からジャンプして遊んでみましょう。例えは踏み台のようなものでも構いません。ジャンプ遊びをするときは、必ずママが手を支えて見守ります。遊び終わったら、使った踏み台は子どもが触れないところに片づけましょう。 にょろにょろジャンプ2歳ころから遊べます。縄跳びなどの縄を用意しましょう。縄の片方はベビーサークルなどにくくり付けます。もう片方はママが持ち、床すれすれのところをヘビのように、にょろにょろさせて動かします。子どもはその上をジャンプします。 おうちの中でも子どもと楽しく遊べる方法はたくさんあります。体や手指を使った遊びを取り入れながら、寒い冬を楽しく過ごしてくださいね。 ※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通るもの)は誤飲するおそれがありま す。赤ちゃんに渡さないでください。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。お子さまが遊んでいる間はそばで見守るようにしましょう。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2021年02月06日こんにちは、保育士の中田馨です。前回、お部屋でできる冬の遊びを紹介しましたが、今回は、冬だからこそ遊べる外遊びを紹介します! 自然物採集遊び落ち葉や木の実、木の枝を探してみましょう。公園や神社に行ってももちろんありますが、道にある街路樹にもいろいろな自然物が落ちています。 例えば、葉っぱの場合、まず色に注目してみましょう。緑や黄色や赤の色鮮やかな葉っぱもあれば、茶色の葉っぱもあるので、葉っぱによって色が違うことを知ることができます。また、葉っぱの形や大きさにも注目してみましょう。いわゆる、よくある葉っぱの形もあれば、手のような形の葉っぱもあります。爪くらい小さい葉っぱもあれば、子どもの顔くらい大きい葉っぱもあるかもしれません。大きい葉っぱを見つけたら目と鼻、口の位置に穴をあけてお面を作って遊んでも楽しいですね。 公園アスレチック遊び寒い冬の公園遊びは、遊んでいる子どもは体を動かしているので気にならないかもしれませんが、待っているママは寒いもの。だからママも体を動かして遊んでみましょう。 体を動かす遊びは、ボール遊びや追いかけっこなどいろいろありますが、今回紹介するのは「公園アスレチック遊び」です。遊び方は、公園内の上り坂、下り坂、くねくね道、段差、遊具を使い、あらゆるところをアスレチックに見立てて走り回るのです。まずはママが先頭で走って、遊び方が分かったら子どもが先頭に立ち、子どもの行きたいコースに行きます。走り回れば、寒かった体もポカポカ。おなかもすいて一石二鳥です! 注意することは、入ってはいけない場所には入らないこと。遊んでいる他のお友だちの邪魔にならないようにすることです。 みんなで徒競走冬だからこそ、シンプルに「走る」遊びです。ただ走るのではなく、少しメリハリをつけ徒競走のように走るのです。直線のコースに、スタートとゴールに線を引き「よういドン!」で走ります。合図に合わせて走れるということは、イメージに合わせて体をコントロールするのがじょうずになってきたということです。 はじめは「ようい」で飛び出してしまったり、だいぶたってからスタートしたりすることもあるでしょうが、それももちろんOK。何度も経験するうちに、合図に合わせて体を反応させることができるようになります。慣れてきたら、「ようい」と「ドン」のタイミングを長くしたり短くしたりすると盛り上がりますよ! 子どもが2~3人くらい揃えば、にぎやかにかけっこすることができます。お友だちを誘って、みんなで繰り返し遊んでみましょう! 雪・霜あそび冬の朝はキーンと空気は寒いですが、こんなときほど普段発見できないめずしいものがあると、子どもはワクワクします。雪が降れば雪だるまを作ったり、雪合戦してみたり。やわらかい雪の上に寝転んで自分の体の形をつけてみたりもできるでしょう。 雪があまり降らない地域でも、葉っぱや車の窓ガラスに霜が降り、雪の結晶のようになっていることもあります。地域によっては、太陽が昇って温かい日差しが出てくるころには、どれもなくなってしまうものなので、朝起きて見つけたら、子どもを誘って遊んでみましょう。 外遊びをしていると、熱中しすぎて意外にも時間が過ぎてしまうこともあります。走り回ると汗もかきますし、とくに午後からは気温が急に下がるので、早めに切り上げることも大切です。親子で冬にしか出会えない自然の遊びを思い切り楽しんでくださいね。 ※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通るもの)は誤飲するおそれがありま す。赤ちゃんに渡さないでください。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。お子さまが遊んでいる間はそばで見守るようにしましょう。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2020年12月23日たくさんの犬と一緒ににぎやかに暮らしているメリッサさんは、Instagramに犬たちの写真や動画を投稿しています。そのInstagramによく登場する白いゴールデンレトリバーがいます。名前はオリバー。2020年8月現在、14歳の高齢犬です。 この投稿をInstagramで見る Melissa and so many animals(@pudgethepit)がシェアした投稿 - 2020年 8月月17日午後5時24分PDT実は…オリバーはメリッサさんの犬ではないのです。オリバーの飼い主さんはメリッサさんの隣に住むスーさんという女性なのです。オリバーはスーさんが作った専用のInstagramアカウントも持っています。 この投稿をInstagramで見る Oliver(@oliver_the_white_dawg)がシェアした投稿 - 2020年 8月月18日午後2時07分PDTウェブメディア『The Dodo』によると、オリバーは子犬の頃から外に遊びに出かけるのが大好きだったのだそう。14歳になった今でも彼は好きな時間にふらりと近所に出かけて行き、夜には必ず家に帰ってくるといいます。ただ迷子にならないように、スーさんはオリバーにGPSを付けているそうです。 この投稿をInstagramで見る Oliver(@oliver_the_white_dawg)がシェアした投稿 - 2020年 7月月26日午前10時51分PDTオリバーは9年前にメリッサさんが隣に引っ越してきた日以来、毎日やって来るようになったのだとか。メリッサさんの家の門の前に到着すると、開けてもらえるのを待っているといいます。そして帰りたくなると「じゃあそろそろ帰るね」という感じで自分の家に帰っていくのです。 この投稿をInstagramで見る Melissa and so many animals(@pudgethepit)がシェアした投稿 - 2020年 8月月18日午後3時55分PDTメリッサさんとスーさんは常に連絡を取り合って、オリバーが安全にお互いの家を行き来できるようにしているそうです。オリバーは高齢なので目や耳が老化しているそうですが、メリッサさんの家に行くための最短ルートはちゃんと覚えているのだとか。メリッサさんの家族も愛犬たちもオリバーのことが大好きで、オリバー自身もまるで自分の家のようにくつろいでいます。 この投稿をInstagramで見る Melissa and so many animals(@pudgethepit)がシェアした投稿 - 2020年 7月月17日午後5時12分PDT この投稿をInstagramで見る Melissa and so many animals(@pudgethepit)がシェアした投稿 - 2020年 5月月7日午後5時19分PDTまるで近所の子供たちに会いに来るおじいさんのようなオリバーですが、実はスーさんの家にも2匹の妹犬がいるのです。オリバーはメリッサさんの家の犬たちと遊ぶのも好きですが、自宅で家族と過ごすのも大好きなのだそうです。 この投稿をInstagramで見る Oliver(@oliver_the_white_dawg)がシェアした投稿 - 2020年 8月月1日午後4時58分PDTスーさんは「ほかの誰かがオリバーのことを私たちと同じように愛してくれるのは素晴らしいことです」と喜んでいます。一方、メリッサさんも「私たち家族の生活にオリバーがいてくれるのは素敵なギフトです」と感謝しているそうです。 この投稿をInstagramで見る Oliver(@oliver_the_white_dawg)がシェアした投稿 - 2020年 7月月26日午前10時48分PDT2つの家族に愛されて、たくさんの友達に囲まれて、毎日を謳歌しているオリバー。大型犬の14歳は人間の年齢だと88歳くらいといわれています。日課となっているメリッサさんの家までの散歩こそが、彼の長生きの秘訣なのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月24日新型コロナウイルスの感染が広がり、私が今住んでいるロンドンでは3月半ばから外出規制が続いています。それまでは生後11カ月の娘を午前中、児童館や公園などで遊ばせることで娘の生活リズムができていたので、最初はとても困りました。ずっと家にいるせいか娘が昼寝をしてくれず、私が家事やひと休みをする時間がなくなってしまったのです。そこで、家にいても娘の生活リズムが整うよう、遊びを工夫することにしました。 パパと遊ぶ時間をつくる外出規制によりパパが在宅ワークとなったので、普段は通勤に使っていた時間や仕事合間の休憩時間に娘と遊んでもらうよう話し合いました。私がごはんを準備している間は、パパの遊び時間として「高い高い」やベッドの上で転がしてもらうといった体力を使う遊び、抱っこで家の中の探検などをしてもらっています。 パパと力いっぱい遊ぶことで、娘は興奮して疲れるよう。私も集中して家事をする時間ができて助かっています。 にぎやかな遊びと静かな遊びお昼寝から起きたあとや午前中には、娘の体力を使うよう、歌いながら娘の体を動かしたり、ハイハイで追いかけっこをしたりする時間をつくりました。「いとまきのうた」や「幸せなら手をたたこう」といった童謡を歌いながら手を動かすと、娘はニコニコしながら私の手の動きをまねします。 逆に寝る前の時間帯には、座って絵本を読んだり、積み木で遊んだりとできるだけ静かに過ごすようにしました。音の出るおもちゃは隠し、部屋のライトも少し薄暗くするようにしています。 お風呂で水遊びわが家では寝る1時間ほど前に娘をお風呂に入れています。お風呂はこれまでさっとシャワーを浴びる程度だったのですが、娘に水遊びをさせるように。風呂桶をひっくり返して太鼓のようにたたいたり、風呂桶の中のお湯をパシャパシャしたり、シャワーヘッドから出てくるお湯の感触を確かめたり……。 5分ほどの短い時間ですが、思い切り水遊びをさせて、その日残った体力を使い切ってもらえるように見守っています。 遊びを通して生活リズムを意識するようにしてから1週間ほど経つと、娘はまたお昼寝をしてくれるように。また、両親がずっと一緒に家にいるため、娘は楽しそうに過ごしています。外で遊ばせられないのは残念ですが、家で遊ぶ時間を楽しみながら、新型コロナウイルスの感染が収束し、外出規制が終わるのを待ちたいと思います。 著者:鈴木あや1歳女児を持つワーキングマザー。行政書士資格保有。現在は夫の海外赴任帯同のため、休職してロンドンで子育てしつつ、育児・海外事情などを中心に執筆中。
2020年06月08日こんにちは、保育士の中田馨です。私は毎日保育所で、1~2歳の子どもと過ごしています。元気いっぱいの子どもたちと一緒にいかに楽しく遊べるかを、毎日試行錯誤しながら過ごしています。 今回は、数多くある遊びのなかで、私の保育所で室内でできる人気の遊びを紹介します。特別な道具を用意しなくてもできる遊びばかりですので、ぜひ試してみてください!子どもと遊ぶときに大切にしていること1~2歳の子どもと遊ぶときに私が一番大切にしていることは「大人も一緒になって楽しむこと」です。体を使った遊びをするときは全身で楽しみますし、手先を使った遊びをするときは声かけをしながら一緒に楽しみます。 その上で、やはり大切なことは「安全であること」です。今回いくつか遊びを紹介します。例えば台の上からジャンプするなら、台は頑丈か、子どもがのってもバランスは崩れないか、ジャンプする先の周りの環境は整っているか、ぶつかったり、踏んで困るものはないかなど配慮します。何人かで遊ぶなら順番を守って遊ばせるのか、どこまでしてもOKにするのかなど、遊びのルールも必要になってきます。 子どもは大人の思う以上の思いがけない行動をとります。「ヒヤリ」としたらその都度遊び方を改善して、ケガのリスクをできる限り排除することが必要です。 1. 手を使って楽しめるリズム遊び親子でできる手を使うリズム遊びです。 「手をたたきましょう」「手をたたきましょう」の歌に合わせて手拍子などして楽しみましょう。大げさに手をたたいて、「わらいましょわはは」も大げさに笑って。大いに楽しみます。子どもが振付に慣れてきたら「じゃあ、今度は早く歌ってみよう!」とスピードを早めたり、逆にゆ~っくり歌ったりすると子どもは大喜び! また、鈴など音の出るものをひもにくくり、手首、足首に巻き付けて「手をたたきましょう」をすると、シャンシャン鳴って、さらに楽しいです。 「おすわりやす いすどっせ」次は「おすわりやす いすどっせ」という歌遊び。大人は脚をのばして座り、太ももの上に子どもが座ります。そして「おすわりやす いすどっせ あんまりすわるとおちまっせどすん」と歌いながら「どすん」と同時に大人は脚を広げます。脚を広げたら当然子どもは落とし穴にはまるかのように床にドスンと落ちます。落ちること期待して「やっぱり落ちた!」と大笑い! 何度も何度も繰り返し遊べます。 2. お部屋を広く使う運動遊びお部屋を少し広げて、運動遊びをしてみましょう。工夫次第でサーキット遊びのようにもなります。 「台からジャンプ」台からジャンプする場合、保育所だったら跳び箱などからジャンプができますが、家には跳び箱はありませんので、低めのソファーや椅子でもOK。ママと手を繋いで遊ぶとより安心です。ただし、「普段はジャンプはダメ。ママと遊ぶときだけ」という約束は必要です。 「トンネルくぐり」トンネルくぐりも楽しいですね。市販で販売されているトンネルでももちろんいいですし、段ボールで代用もできます。ママの脚もトンネルになりますよ。 台からジャンプの次はトンネルくぐり。さらに、布団のお山など3〜4つの運動遊びを組み合わせてサーキットにしてみます。元気な音楽をかけてみたり、ママが声かけすることでやる気アップになります! 3. 廃材を使った遊び新聞や段ボールなどの廃材は工夫次第で子どもと楽しく遊べます。 「新聞ビリビリ」まずは「新聞ビリビリ」。新聞を広げて豪快に破きます。両手を使ってビリビリするのも気持ちいいですが、私のおすすめは「チョップ破り」。ママは新聞の両端をピン!と張って持ちます。子どもはその新聞の上からチョップをして新聞を破きます。1歳代の子どもはまだ力が弱いのでそれだけでは破きにくいので、新聞の真ん中に少し切り込みを入れておきましょう。「お! 強い! カッコいい! さすが!」というママの声かけで子どもは、ヒーローになりきります。 「段ボールのおうち」次に「段ボールのおうち」。大きめの段ボールが手に入ったときにおすすめです。1つの段ボールで作るのももちろん楽しいですが、いくつか段ボールが集まってから大きな家を作るのも楽しいです。 先日、保育所で作った段ボールのおうち。大きめの2つの段ボールを重ねて1つの部屋を作り、小さな段ボール2つで作ったトンネルと重ねてみました。部屋には玄関と窓があり、天井にはフタがあって上から顔を出すこともできるようにしました。入り口にポンポンなどを作るときに使うスズランテープでのれんも作りました。子どもたちは大喜び! 作ったその日は楽しすぎて、一日中遊んでいました。おうちの中で絵本を読んでくつろぐ子、玄関から入ってトンネルくぐって外に出るを繰り返す子、お人形と中に入っておままごと遊びをする子など、遊び方はさまざまです。 家の中でも、工夫をすれば子どもと体をいっぱい使って元気に遊ぶことができます。ぜひ、取り入れてみてくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2020年05月01日室内遊びのアイデアへの需要が高まる中、家族でそして友達と気軽に楽しめるカードゲームが登場しました。「遊びの原点に返り、誰でも遊べる、電源のない場所でも遊べるゲ ームを考えてみよう」そんな想いを、株式会社バンダイナムコ研究所が企画開発を手掛けてカタチにしたのが、カードゲーム『イロトカタチ』です。「大人も子供も一緒に楽しめて、みんなが笑顔になれる。」さらには、「世界中の人が共通して遊べる。」そんなシンプルだけど奥が深いカードゲームになっているとか!カードゲーム「イロトカタチ」セット 作る!当てる!うれしい!「色」と「形」と「動き」で伝えるカードゲーム遊び方は簡単!「色カード」を並べたり動かしたりして、決められた「お題」を絵で表し、何を作っているか他の人に当ててもらうというもの。ドット絵のように色や形でイメージさせてもいいし、カードを動かしながらジェスチャーで表現してもいい。いろんな工夫を楽しめるから、小さな子供から大人まで楽しく遊ぶことができそうです。お題の難易度は3段階。イロだけでも伝えやすいものから、カタチと動きを表現しないと中々伝えにくいものまで!遊びかた例「お題」に沿って絵で表現して、他の人に何を作ったか当ててもらおう「イロ」、「カタチ」、「 動き」で表現しよう シンプルだからこそ、想像力を使って何通りもの楽しみ方ができそうですね!これは想像して創造するので、クリエイティブが刺激されそうです!そんなカードゲーム『イロトカタチ』は、2020年5月31日(日)までクラウドファンディングで予約販売中とのこと。 商品詳細WEBサイトはこちら↓▪️「イロトカタチ」のWEBサイトクラウドファンディングにて2020年5月31日(日)まで先行予約販売中!発送時期:6月中旬予定 購入サイトはこちら↓▪️アソビ共創プラットフォーム「asobiza(アソビザ)」
2020年04月21日家で過ごす毎日に...手先を使う遊びをやってみよう「ゲームやテレビもいいけれど...家の中でいつもと違った遊びはできないかな?」そんなときに家にあるものでできる、手先を使った遊びを動画でご紹介。小さなお子さんにも楽しんでいただける内容を集めました。遊びながらいろいろな感覚に触れたり道具を使ったりもでき、子どものスキルや好みにあわせて難易度の調整もできるところが手づくりならではのよさです。お子さんと一緒に取り組んでみてはいかがでしょうか。よく見かける小麦粘土、家にあるものでカンタンにつくれるんです。自分でつくると、つくる過程から楽しむことができます。サラサラした小麦粉、水を混ぜたらベタベタしてきて...混ぜていくうちに変化していく触感もおもしろいですよね。できあがった小麦粘土はたくさん触って、いろいろなかたちをつくって遊んでみてください。過敏さがあって触るのが苦手なお子さんは、手袋をつけたりスプーンなどの道具を使ったりして、直接触らずに遊んでみることもできます。好きなイラストを描いた台紙に洗濯バサミをたくさんつけて、指先の力を使いながら遊ぶことができる手づくりおもちゃです。イラストは大人が描いて、「洗濯バサミをつけたら何になるかな?」とお子さんに想像してもらいながら楽しむのもよし、好きなイラストをお子さん自身が描くのもよし!厚紙でつくると繰り返し遊べます♪折り紙は見本通りに折る必要があって、手先が不器用だと難しいですよね。でも、切って飾りをつくるのであれば、折り紙への苦手意識があってもチャレンジできるかも。切るたびに違う模様ができあがって自由に取り組めるので、どんなかたちになるかワクワクしながらつくることができます。たくさんつくったら、飾りとして家の中に貼るのもいいですね。
2020年03月19日毎日寒いからと、家の中にこもりがちになっていませんか?冬だって、子どもが自然に触れられる遊びがあります。身近な場所での遊びのヒントを、自然遊びのスペシャリスト・高橋京子さんに聞きました。イラスト/柴田ケイコ自然は多様性を育む先生!自己肯定感も高まる「自然には、ひとつとして同じものはありません。それこそが、子どもの感性を豊かにしてくれます」と、自然保育コーディネーターの高橋京子さん。同じ場所でも、季節や天気によって景色が全く違うので、子どもの五感が高まると言います。「例えば、葉っぱを見比べてみても色や形はバラバラ。自然を使った遊びを通して“違うからこそ面白い”と感じ、多様性が育まれるのです」多様性を認めると、自然と自己肯定感も高まるそう。「いずれ大きくなった時に、人と違うことを恐れずに、自分を卑下することなく、“みんな違ってみんないい”と感じる心を育ててくれるのです。それが自信にもつながります。幼児期にその素地を作るためにも自然遊びは大切なんですよ」成長に合わせた遊びを、親も“大きなお友達”に自然遊びは、近くの公園や散歩道でも十分楽しめます。「身近なものを学びの場に変えることで、“違うこと”“珍しいこと”にも親しみなじんでいきます」。遊ぶときのポイントは、親も“大きなお友達”になって、同じ目線で楽しむこと。「親が楽しむ姿を見ると、子どもも本気で遊びます。幼いうちは、音や触感など、五感に訴える遊びを中心に。この年頃は延々と遊びがちですが、途中で止めないこと。好奇心の広がりをシャットアウトしないことが大切です」。ちなみに、親が苦手なことを無理にしなくてもいいそう。邪魔せずに見守りましょう。「一方、年長になったら自分で考え工夫して何回もチャレンジしてみる遊びや、チームを組む遊びがお薦め。自分で試したり、相手のことを考えながら遊ぶことで、“非認知能力”が養われますよ」お話を聞いたのは高橋京子さん自然保育コーディネーター。ウレシパモシリ-保育と自然をつなぐ研究会-主宰。身近な自然を保育教育資源として生かした遊びの創作や、幼稚園・保育園での体験イベント、保育者へのレクチャーを行う[ウレシパモシリHP]冬にも自然の魅力がいっぱい!外遊びのヒント【光】時間や天候によって太陽の光が変化することを体験できます。温かさを感じられるのも冬の特徴。陰を生かした遊びもできます。【風】目に見えない風を“見える化”して遊ぶのがポイント。風で飛んでいく葉を追いかけたり、つむじ風を見つけたりしてみましょう。【木】自分のお気に入りの木を決めて、木肌に触れてみましょう。遊ぶ前にあいさつをすると、風で揺れた葉や枝が返事をしたように見えて、親しみが湧きます。【枝】手軽なのは、たき火ごっこや井桁(いげた)に組んでタワーを作る遊び。枝の端を紙粘土でつなぐと、いびつな形だからこそ、思いもよらない作品に!【葉っぱ】形や色や匂いの違いに気付いたら、ちぎって音や感触を確かめるのもいいでしょう。太陽にかざしてみると、鮮やかに透ける色や葉脈の美しさに出合えるでしょう。【氷・雪】氷や雪は絵の具で遊ぶとアート性が増します。氷にスポイトで絵の具を何色か垂らすと、偶然できるにじみが美しいです。雪に絵の具をかけるとかき氷ごっこに。組み合わせるとこんな遊びに木の影の迷路【光 + 木】木から伸びた影が自然の迷路に。はみ出さずに歩いてたどります。追いかけっこも盛り上がりますよ。枝分かれしているところで子どもは「どっちがいいかなぁ」と考えます。カラフルシート【光 + 風 + 木】ポリ袋をテープでつないで、1枚のシートに。シートの下から日の光で透けたカラフルな空を見て大喜び。風の動きが見え、木の下を通ると地面にもカラフルな影が映ります。森のお弁当作り【枝 + 葉っぱ】木の実や葉っぱ、枝などをお弁当箱に詰めて、箸に見立てた枝を添えます。本物のお弁当箱やおかず用カップ、粘土など、身近なものと合わせると、おいしそうなお弁当に。写真協力/やはたみずのとう幼稚園幼児ルーム冬の外遊びで気を付けたいことPoint 1施設の注意書きを読む植物の中には、トゲを持つものや、かぶれるものがあります。森林公園などの施設には注意書きがあるので、遊ぶ前に確認しましょう。Point 2枝で遊ぶときのお約束を決める子どもにとって枝は魅力的な遊び道具。「木から枝を無理矢理折らない」「持って走らない」「人の顔の前で振り回さない」など約束しましょう。Point 3午後早めに切り上げる午後になると急に気温が低下します。汗をかいているとさらに体が冷えてしまいます。早めに遊びを切り上げましょう。Point 4原状復帰が基本次に来た人が遊べるように、元に戻しましょう。「自然の中で遊ばせてもらっている」という自然への感謝の気持ちも忘れずに。アイデアいっぱい読者の冬の外遊び読者が親子でやって盛り上がった冬の外遊びを紹介。さらに楽しくなるアイデアや部屋遊びでの応用を高橋さんが教えてくれました。※2019年10/2 ~ 11/6にあんふぁんWebで実施した読者アンケートから観察する容器に水を張っておくと翌朝、氷ができていることに気付いた子ども。毎日楽しみに早起きしていました。氷になってない日は「0℃じゃなかったんだねー」と教え、勉強にもなりました(千葉県・年長のママ)高橋さんから不思議に思うことを大切に。子どもと一緒に驚いたり、容器を置く場所も変えてみたり、一緒に試すことを楽しんで。遊びを通して子ども自身が気付くことが学びの根っこになっていくはずです夏のスズメと冬のスズメを比べます。冬のスズメは羽毛がいっぱいあってふっくらしています(埼玉県・年長のママ)高橋さんから一年中出合える鳥は少ないので、素晴らしい気付きですね洋服についた雪をよく見るときれいな結晶の形に。子どもが感動していました(千葉県・年少のママ)高橋さんから黒い布だとさらに観察しやすいですよ。バンダナくらいのサイズでOK。広げて、降ってくる雪をそのままキャッチしましょう触れ合う「キャー寒いー」と言いながらダッシュで風に向かって走るのをよくやります(笑)。気付くと温かくなり、「風が応援してくれてるね」と言い合います(千葉県・年少のママ)高橋さんから前ページで紹介した「カラフルシート」を持って走ると、風の形が見えて盛り上がります冬の日陰は寒いので、日陰のところは小走り、日なたはゆっくり歩く、というふうにしてお散歩します(東京都・年中のママ)高橋さんから冬の寒さと日の光をうまく利用した遊びですね。お散歩がより楽しくなりそう滑り台で発生する静電気でパチパチさせ合う。痛いことへのびっくりと、パチっという音に子どもは「もう一回!」と何度もやりたがります(千葉県・年中のママ)高橋さんから子どもは遊びの中で、静電気の不思議に偶然に出合いますね。家の中でも、下敷きやビニール袋などでも楽しく試してみましょう手袋を付けた手をつないで「不思議な感触だね~」と話して、手袋をつけたまま顔を触ったりお互いの手をモミモミしたりして遊びます(埼玉県・年少のママ)高橋さんから手袋の上から息を吹きかけてみるのも面白い感覚!素手で触ることもお勧め。寒いからこそ肌のぬくもりが伝わります作ってみる落ち葉を集めて並べて地面に絵を描きましました。同じ落ち葉でも色が違ったり形が違ったりするので子どもは興味津々(千葉県・年長のママ)高橋さんから障子紙に落ち葉を張り付けると葉っぱのタペストリーに。部屋に飾ると長く楽しめます。また、画用紙に葉っぱを貼り付けてクレヨンで絵を描き足すと、手作り絵本にも。親子でお話の世界も楽しみましょう松ぼっくりと紙コップをつなげたけん玉遊びは盛り上がります!(埼玉県・年中のママ)高橋さんから紙コップに目玉を描くなど表情を付けると、もっと愛着が湧くと思います絵の具を水に溶かして凍らせて、クレヨンの代わりにしてお絵描き(神奈川県・年少のママ)高橋さんからシフォンケーキの型に水を張って葉っぱや松ぼっくりを入れて外に出したり、凍らせたりすると、天然のリースもできますごっこ遊び枯れ枝や枯葉で病院ごっこ。枯れ葉を診察券にしたり、ドングリや枯れ枝を薬にしたりして遊びます(千葉県・年中のママ)高橋さんから葉っぱをすり鉢で細かくして折り紙で包むと粉薬に、それを水で混ぜると飲み薬になってさらに遊びが発展します。「大きくなる薬」「若返る薬」など、魔法の薬を自分で作ると、創造性も育ちます白い息で怪獣ごっこ(千葉県・年中のママ)白い息で機関車ごっこ(東京都・年中のママ)高橋さんから寒い日も、吐く白い息で楽しめますね。お部屋で過ごすときは、窓ガラスに息を吹きかけて指でお絵描きをしても楽しいです色水で氷を作り、外のどこかに隠して宝探しゲーム。寒いので中々溶けません。雪の降る地域だと雪の中に埋めて探すと楽しいと思います(神奈川県・年中のママ)高橋さんから雪の中からカラフルな氷を発掘したら、ワクワクしそう!溶けてなくなってしまうのも楽しく不思議。色の痕だけが残るのかしら
2020年01月22日こんにちは、はな@まるママです!秋らしい気候になってきて、少しずつ木々も色付いてくるこの時期…3歳児の息子まるは、公園などに行けばたっぷりとどんぐりやまつぼっくりを拾い集めて家に持ち込むという習性があるため、ちょうど今わが家には絶賛天日干し中のどんぐりがたっぷりとあります。今回は、そんな秋ならではの収集物を活用した遊びをご紹介したいと思います!■まずは下処理をして清潔な状態にまずは拾ってきたどんぐりやまつぼっくりの処理をします。表面が腐っていたり、すでに穴が空いているようなものは先に取り除いてしまいましょう。見た目がきれいでも先に虫退治をしておかないと春先にうっかり出てきてしまうことがあるそうです。虫退治の方法はいくつかあるようですが、わが家では簡単にまとめてできる煮沸処理をしています。 水洗いをして、沸騰した湯に入れて5分を目安にグツグツと煮ます。長くても10分以内程度で良いと思います。あまり長く煮沸しすぎても、どんぐりの表面が割れてしまう場合があるそうなのでお気をつけください!煮沸処理が終わったら水気を拭いて、日の当たる場所でよく乾かしてあげましょう。これが終われば、ひと冬越して春になってもうっかり虫さんが出てきてしまうという心配はないはず…(去年、一昨年に拾ったどんぐりもこの処理で無事だったので、おそらく大丈夫なのだと信じて今年も同様にやっています…!)落ち葉類はウェットティッシュで綺麗に拭き取る程度で処理しています。さて、これらでなにをしようかな?と、いうことで…工作と遊びを兼ねて、どんぐり迷路や、どんぐりコースター!トイレットペーパーの芯を切ったり、テープやボンドで固定したりする程度の簡単な作業がほとんどなので3歳程度なら作るところ一緒に楽しめると思います。■どんぐりを使った色んな工作遊びこちらはちょっと危険な作業もあるので大人の方も十分ケガにはご注意を… ▼どんぐりコマの作り方1. どんぐりのおしりの方(尖っていない側)に穴をひとつ開ける2. 適当な長さの竹ひご(2〜3cmほどで良いと思います)を穴に刺せば完成たくさん作ってどんぐりコマを戦わせて遊んでも楽しいですよ!▼どんぐりやじろべえの作り方1. どんぐりを3つ用意する(2つは左右でバランスを取るため、大きさが同じくらいのものだとよいと思います)2. 1つは真ん中の軸になるどんぐりなので、側面の左と右に1箇所ずつ(計2箇所)穴を開ける3. 残り2つのどんぐりにはそれぞれ、側面の1箇所のみ穴を開ける4. 適当な長さの竹ひごを2本用意して、軸になるどんぐり(左右2箇所に穴を開けたもの)の左右の穴にそれぞれ竹ひごを刺す(イラストのように、少し斜めになるように…)5. 残りの2つのどんぐりをそれぞれの竹ひごの端に刺せば完成指先やペットボトルのフタの上などに真ん中のどんぐりを置いて、ゆらゆらと揺らして遊びます■塗って!貼って!気軽できるに工作遊び置物系の工作も秋らしくて可愛いですよね。飾りのビーズなどはボンドで接着できます。着色はポスターカラーだと、より発色が良くきれいに仕上がるのでおすすめです!落ち葉は簡単に貼るだけでも作品になるので、小さなお子さんでも作りやすいと思います。粘土と合わせてクッキーやパンを作ったり、そのまま木の実を販売するお店やさんごっこをしたり、まるは楽しく遊んでいます。木粉粘土という、木を原料に作られている粘土が100均でもよく売られています。粘土の色が木の色で、乾いたときにとても軽く木の温もりがあるような質感なので秋の工作にぴったりですよ。今年はまると一緒にフォトフレームとリース作りをしようかと思っています。どちらも土台を枝から作るというのも素敵ですが、3歳息子とお手軽に…ということで100均でフォトフレームとリースの土台を買ってきました。(100均って本当になんでもあるなぁと感動しつつ…)それらにボンドでペタペタと収穫物を貼りつけていくだけでも素敵な作品ができそうです。去年に比べると自分で作って遊ぶことにぐっと興味が出てきている年頃のようなので、わが家でも今年はまた秋ならではの遊びを思い切り楽しめると良いなと思います!
2019年10月29日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、保育士の中田さんからメッセージです。 こんにちは! 保育士の中田馨です。暑い夏は、お家での遊びが増える時期でもあります。ビニールプールで遊ぶなど、夏ならではの遊びもすると思いますが、そんな長時間できるものではないので、やはり遊びのメインは「部屋の中」になります。 そうすると毎日部屋の中はグチャグチャ! 片付けるのが大変だし、お片付けしようと伝えてもなかなか思うようには進みません。今回は、そんなお片付けもラクになる、1~2歳ごろの赤ちゃんが自分でお片付けができるようになるまでの「お片付けのキホン」を話します。 お片付けはいつから始める?お片付けができるようになるのは1歳ごろから。歩けるようになってからとも言いますが、座っていてもお片付けはできます。お片付けの見本になるのは、パパとママです。言葉で説明するのはまだ難しい赤ちゃんですので、パパとママがお片付けする姿を見せることからスタートしましょう。 今使うおもちゃだけに絞る部屋におもちゃが溢れていませんか? もしそうであれば、まずはおもちゃの見直しをしてみましょう。使うおもちゃを「絞る」のです。「このおもちゃ、あまり使ってないな」というものは別の場所に片付けます。 例えば、同じ車のおもちゃでも、よく使うものとそうでないものがあると思います。全てを出すのではなく厳選することがポイントです。絵本も同様で、今、興味のある絵本に絞ってみましょう。おもちゃなどを絞ることで、赤ちゃんも片付けやすくなります。赤ちゃんの興味関心や成長に合わせて、おもちゃを入れ替えてみましょう。 「遊び」のひとつとしてスタート「片付け」をしつけとしてすると、なかなか片付けてくれない赤ちゃんに、ママも苛立ってくることがあると思います。ですので「お片付けも遊びの一環」と思って取り入れます。 ブロックや積み木などは収納するときに色分けしてみます。ブロックと同じ色の箱があるととても良いですね。赤、緑、青の箱を用意して、箱の色と同じブロックを入れます。遊びながら色も覚えられ、片付けもできて一石二鳥です。また、徒競走などで流れる音楽を口ずさみ、「ママとどちらが早いかな? 〇〇選手(赤ちゃんの名前)早い早い! 早いです!」など、中継してみてください。赤ちゃんは大喜びで片付け始めます。「出したおもちゃすべてを赤ちゃんに片付けさせなければいけない!」とは思わなくてOKです。一つでも箱の中に入れられたらほめる。その日々の繰り返しが積み重なり、自主的に片付けができるようになります。また、別の遊びを始めるときには声かけをします。例えばブロックで遊んでいたけれど、おままごとで遊ぼうとしたときは「ブロックを片付けてから遊ぼうね」と声かけをします。この時もまずは一つでも箱の中に入れられたら「ほめる」が基本です。 お家でのルールを決めるお家でのルールをつくります。 まずは、どんな場面で片付けの時間がやってくるかという習慣のルールです。ご飯を食べる前、お出かけの前、寝る前など、片付けをする生活の場面のルールをママが決めます。 次に、片付ける場所のルールです。基本は赤ちゃんが片付けやすいということですが、保育所では、以下の3つで片付けやすい環境を作っています。 1箱ごとにおもちゃの種類を分ける車、線路、積み木、ままごとの食材、ままごとの食器など、種類に分けて赤ちゃんが引き出しやすい小ぶりの箱にそれぞれ入れます。 2赤ちゃんが取り出しやすいところに置く赤ちゃんが取り出しやすい低い場所におもちゃや絵本を置きましょう。 3写真を貼る箱や棚におもちゃの写真を貼ります。そうすることで、赤ちゃんもママもどこに片付ければいいかが分かります。もちろん、棚に写真を貼ることはなかなか難しい場合もあると思うので、できる範囲で取り入れてみてください。 まずは遊びから始める「お片付け」ですが、成長と共にこれが家族と一緒にできる「お仕事」になり、自分に任された役割のひとつとして自信につながっていきます。「1歳の時はできていたのに、2歳になったら急に出来なくなった」ということもあります。その時の興味関心、発達によって行きつ戻りつしながらも、「遊びからスタート」という基本を忘れず、進めていってくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
2019年08月01日気温が低く、雨や曇りで天気も悪い。そんな日は、外に出るのもおっくうになります。長男が1歳のとき、家という狭い空間の中、2人きりでどうやって過ごせばいいのだろうかとよく悩みました。そんな私も、今や3歳と1歳の兄弟の母。1歳の次男とのリアルタイム家遊びについてお伝えします。 図鑑はひとりで、絵本や紙芝居はママと一緒に現在、1歳5カ月の次男。小学館から出版されている「まどあけずかんのりもの」という、指でめくって遊ぶことができる図鑑が特にお気に入りで、彼はひたすら自分でめくって遊んでいます。 飽きてくると、今度は「これ読んで~」と絵本を私のところに引きずって持ってくるので、時間があるときは付き合ってあげます。図書館で紙芝居を借りてくることも多いです。まだ途中で集中力が切れてしまいますが、喜んで眺めています。 家にあるものを使って創作遊びを楽しむアパート暮らしのため、収納スペースの関係上、おもちゃを増やしたくない私。ある日、家にあるペットボトルを並べて、ガムテープを投げてボーリングのように遊んでみました。ピンに見立てたペットボトルをガラガラ~ンと倒すだけで子どもは「ギャハハ~!」と上機嫌に。 また、ある日は布でバッサバサ風を送ると、これも「ギャハハ~~!」と楽しんでいました。ちなみに、途中から3歳の長男に「こうすると笑うんだよ~」と言って、次男を任せてちゃっかり休憩に入る私です。 ハイハイレースやリトミックもどきを開催家に何もないときでも、体を使う遊びを楽しんでくれました。ノリノリな音楽を流して一緒に踊ったりすることも。ちなみに、次男のお気に入りはビヨンセです。私が好きなので、次男も自然と好きになったようです。 また、家の中をひたすらハイハイで追いかけ回す遊びをすると、「ギャハハ~!」と上機嫌に。ハイハイと笑い疲れで、ぐっすり昼寝してくれます。ちなみに、この場合も途中から長男に「追いかけ回してごらん!」とバトンタッチ。またもやちゃっかり休憩する私でありました。 「家遊び」と名付けていいのか? というぐらい適当ですが、「遊ばなきゃ!」と意気込むと、苦しくなってくることを長男で経験したので、簡単なことでも子どもが室内で楽しく遊べるならいいのではないかと思っています。「空のペットボトル」でさえ興味津々でいじり続ける次男。これも立派な家遊びだと私は思っています。著者:吉田麻里関西在住。1歳と3歳の兄弟を育児中。夫は激務で、実家は遠方、いわゆるワンオペ育児を遂行中。趣味は、お金をかけずに楽しむ方法を模索すること、街歩き、日本酒のきき酒。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。ペットボトルで遊ばせる際にはキャップの誤飲等にご注意ください。お子さまが遊んでいる間はそばで見守るようにしましょう。
2019年06月21日こんにちは、保育士の中田 馨です。雨の日に赤ちゃんと過ごす1日。いつもならお外に出て遊ぶこともあると思いますが、雨の日はお外に行けないので時間が進むのが何となく遅いのではないでしょうか? 保育所でも同じです。雨の日は「何をしようか?」と先生も考えます。そこで、0歳の赤ちゃんとお家でできる遊びを紹介します。 絵本雨の日は、ゆったりと絵本を読む時間が取れる日でもあります。いろいろな絵本を読んでもいいですし、ママと赤ちゃんが好きな絵本を繰り返し読むのもOK。 文章が長くて「まだ赤ちゃんには早いかな?」という絵本も、文章を読まなくても絵を楽しみながらページをめくっていってもOKですよ。 ふれあい遊び赤ちゃんが大好きな遊びはママとのふれあい遊び。マッサージやコチョコチョをして、いっぱい肌を触れ合って遊ぶといいですね。歌に合わせたふれあい遊びはたくさんありますが、私は自分で作った歌や替え歌でもよく遊んでいます。子どもの名前も入れ込んで歌うと、赤ちゃんも大よろこびです。 また、「いないいないばあ!」遊びも定番のふれあい遊び。手で顔を隠して「ばあ!」と出すだけの単純な遊びですが、ママの顔が隠れているときのドキドキ感と「ばあ!」と出てきたときのワクワク感。何度もすることで、赤ちゃんは身震いするくらい喜んでくれます! 手遊び歌に合わせてする手遊びは、赤ちゃんが好きな遊び。たくさんの手遊びを知っていなくても大丈夫。ママが知っている手遊びを何度も何度も繰り返して遊んでみましょう。 繰り返しすることで、赤ちゃんも簡単な振り付けをできるようになってきます。赤ちゃんと向い合わせになってするのもいいですし、膝に抱っこして、赤ちゃんの手を持って一緒にするのもいいですね。 風船遊び風船も赤ちゃんの好きな遊びの1つです。カラフルな風船を何個も膨らませて、ポーンと投げて遊んでみましょう! 段ボールでトンネル遊びハイハイができるようになったら、段ボールでトンネルを作って遊んでみましょう。ママも一緒にハイハイしてトンネルをくぐってみましょうね。 雨の日だからこそ、赤ちゃんと一緒に楽しめるお部屋遊びはたくさんあります。このような遊びは、赤ちゃんの五感を刺激して感情や身体能力の発達も促してくれます。遊びに「こうしなければいけない」というルールはありません。ママも赤ちゃん目線で楽しんでみましょうね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
2019年06月17日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情382】外デートばかりで一度も彼の家に行ったことがないと「本当は既婚者なんじゃ?」「私と別に本命の子がいる?」と疑っちゃいますよね。逆に毎回、家デートだと「私ってセフレ?」「惰性で付き合ってる?」と、これまたネガティブなほうに考えてしまいがち。なぜ彼はいつも家デートをしたがるのか……。理由として考えられることを、いくつかお話ししましょう。■外出が面倒くさい・疲れるのがイヤ彼が忙しい人なら、家デートばかりになる理由はこれではないでしょうか。彼女は好きだけど、仕事に支障を来たしたくないから、なるべく疲れないデートがいい……ってことで、家でまったりしたがるだけのような。まあ、その内容にもよりますけどね。いつも、夕方から家飲みしてエッチしてバイバイ、とかなら完全にセフレ扱いな気がします。でも、映画を観たりゲームしたり、2人で料理を作ったり、一緒に楽しいことをシェアする感覚があるのなら、ちゃんとしたデートです。この場合、どうしても行きたい場所があるときは素直に伝えれば、案外「じゃあ今度行こうか」って話になりやすいですよ。■できるだけお金を使いたくない金欠というかケチというか……あまりお金を使いたくないタイプも、外デートは嫌いでしょうね。彼女のことが好きだけど、お金はもっと好き!な人は、できるだけ出費を抑えようと外デートを渋ります。あなたも家デートばかりで満足するほうならいいのですが、3回に1回くらいは外デートもしたい、というのならこういう彼はパートナーには向きません。外デートを提案しても、「お金がかかる」「お金がもったいない」と言う相手では、付き合っていてもストレスがたまるでしょう?違う人を探したほうが賢明かも。■家でのんびりするのが一番の癒し内向的でインドア派な彼としては、街や観光スポットではなく家で彼女と一緒にのんびりするのが最高のデート、と思っている可能性が。忙しいからとか、疲れるのがイヤとかではなく、部屋でまったりすることこそ至福のときだと思っていると、必然的に外にはあまり出たがりません。2人の世界に浸りたいタイプなんでしょう。ただ、彼は家の中でのんびりするのが理想でも、あなたはたまには外に行きたかったりしますよね?彼のために家デートばかりしてもストレスになるでしょうから、何回かに1回は外デートするなど、ルールを決めるのもいいかと。■外デートを促しても家だけなら遊び?何度、外デートを提案しても、なんやかんや言って家デートしかしないのなら、そもそもあなたが“浮気相手”だと疑ってもいいかもしれません。一緒に歩いているのを誰かに見られると困るから、外デートする気になれない、という可能性が。本当に好きだったら彼女に「〇〇に行きたい」と言われれば、流さずに何かのタイミングで行こうとするはず。場所にもよるけれど、何度言ってもダメなら、もう離れたほうがいいかもしれません。■行きたい場所は明確に伝えること彼女のことが好きでも家デートばかりという男性もいます。けど、毎回、家デートだと、ちょっとつまらないですよね。とはいえ「たまには出かけようよ!」では漠然としていて「んー、どこに連れて行けば……」と彼が悩み、時間がかかったりすることも。行きたい場所はある程度、明確に伝えたほうが、彼も動きやすいかも?
2019年06月11日今回ご紹介するのは〔ダイソー〕で購入したお砂場遊びセット3点!砂場遊びはもちろん、これからの季節だと砂浜で遊ぶときにも大活躍しますよ♪100円(税別)とは思えないほどのクオリティに驚くこと間違いなし。ぜひチェックしてくださいね。《SAND BOX(バケツ付き)》まずご紹介するのは《SANDBOX(バケツ付き)》。バケツとシャベルが3種類、砂型も2つとお得なセットです!これひとつあれば十分に砂場遊びを楽しめそうですね♪遊び終わったあとはバケツに入れて収納できるので、省スペースで助かります。これで100円(税別)はリーズナブルですよね!《すながたセットアイスクリーム》続いてご紹介するのは《すながたセットアイスクリーム》。「普通の砂型じゃつまらない……」というお子さんにオススメです!コーンやカップがセットになっているのでアイスクリーム屋さんごっこもできちゃいますよ♡《お砂場バッグ》ついつい増えていってしまう砂場遊びのアイテム。持ち運びが大変になりますよね。でも《お砂場バッグ》があればそんなお悩みも解決♪まとめて持ち運ぶことができますよ。マチ付きなので、バケツのような大きいものでも余裕で入ります。ワッペンに名前を書くことができるのもうれしいですよね♪おもちゃのクオリティも高い!今回は〔ダイソー〕で購入した砂遊びアイテムをご紹介いたしました。〔ダイソー〕にはこの他にもたくさんのおもちゃがあったので、気になる方はぜひお店でチェックしてみてくださいね!
2019年06月10日小学生になるとお友達が1人でおうちに遊びに来る…なんて機会も増えるのではないでしょうか?息子も小学生になると近所のお友だちができ、おうちに遊びにくることが増えました。そんなときに起こったハプニングをご紹介します。■息子の友だちが遊びに来たとき、起こったハプニング当時、娘はまだ1才半ば。まだまだお昼寝が必要な時期でした。娘にとってお兄ちゃんのお友だちが来てても眠いもんは眠い! と、ぐずっていたのでリビングに息子たちを残し、寝室で寝かしつけることにしました。ところが… ■「入ってはいけない部屋」があることを伝えてなかった!ゲームをしていたはずの息子たちが突然、寝室に乱入! どうやらゲームに飽きて家じゅうを走り回ることにしたらしいです。散らかし放題の部屋見られたー!! 見られたのは子どもといえど、恥ずかしい!! 顔から火が出そうになりました。その後… ■子どもだけで遊ぶときのルールを考えてみた!我が家の例ですが、その他のルールは自宅に呼ぶとき、お友だちの家へ行くときは必ず親の許可をとるその際、お友だちの家がどこなのかちゃんと教える連絡用に自分の携帯を持っていく台所には絶対に入らないお友だちの家へ行っても17時には必ず帰ってくるお友だちの家へ遊びに行ったら親御さんなどに必ずあいさつをするこんな感じです。子どもって大人が想像できないようなことをやってのけるときがあると思います。(聞いた話ですが、勝手に冷蔵庫開けてジュース飲んじゃった…とか)今回は私が恥ずかしい思いをしただけですが、お友達の家で何か壊したとかあったら大変ですよね。お外もそうですが、おうちの中で遊ぶのにもやっぱりルールは必要だと思いました。自宅だけでなく、お友だちのおうちのルールも守って、楽しく遊べるように心がけていきたいと思っております。
2019年04月12日新年度をむかえ、新鮮な気持ちで毎日を過ごしている人も多いことでしょう。新学期やクラス替えをむかえた園や学校では、新たな顔ぶれと環境に慣れるため、子どもたちもさまざまな思いを抱いている時期です。 そんな中「いつも家にひとりでいる」、そんな子どもの様子に不安を感じるお母さんがいます。どこにもいかず、友だちと遊ぶ様子も見せず、いつも家でひとり遊びをする姿に「大丈夫かな?」と心配になってしまうようです。 ■「うちの子、いつもひとり…」友だちと遊ばないわが子が心配 「うちの子、いつもひとりで家にいるけど…大丈夫?」と心配になったことはありますか? 例えば、近所の子どもたちが大勢で遊んでいるのを近くの公園で見かけとき。道端で子どもたち2~3人が楽しそうにおしゃべりしているのを見かけたとき。ほかの子どもたちはたくさん外で見かけるけれど、わが子は外に出ようともしない…。 あるいは保護者会の席で、ほかのママたちが「先日はうちの子がお邪魔させてもらって。いろいろお世話になりました」といったあいさつをかわしているが、うちには誰も遊びに来たことがないし、ほかの友だちの家へ遊びにいっている様子もない…。 まわりの子は外でたっぷり遊んでいるのに、わが子はいつも家でひとりで遊んでいる。この事実に「何か悩みがある?」「友だちがいない?」「いじめられてる?」といった不安がママの心に押し寄せてきてしまうようです。 ■「家にひとりでいる」のはなぜ? 本当の理由 では、わが子は悩みがあったり、友だちが少なかったり、いじめられたりしているのでしょうか? そのため、家にひとりでいるのでしょうか? 実はこの問題は「子どもの性格」が少なからず関係していると思います。新学期など環境の変化があった場合、子どもの性格によっては順応するのに時間がかかることがあるのです。 もともと慎重な子、内向的な子は、これまでとは違う新しい環境に慣れるのに時間がかかります。大人だって引っ越したり職場が変わったりすると、慣れるまでに一定の時間がかかるものですよね。子どもは今、順応期間、様子を見ている期間なのだと受け取ってはいかがでしょうか。 また、いろいろな子と関わりを持ち、外交的だけれど本当はすごく気をつかっている子、頭が良く周囲の様子をよく観察している子も、打ち解けるのに時間がかかる場合があるようです。外で気疲れしている分、落ち着きたい、様子が分かってから関わっていきたいという思いから、最初のうちは家で過ごすこともあるでしょう。このように、子どもの性格によって、ひとりで家にいる理由は異なります。必ずしも、ママが妄想してしまうような「悪い」理由ばかりではないのです。あるいは、お絵描きが好き、本を読むのが好き、ゲームが大好き! など、家の中で夢中になれる楽しいことがある場合も「ひとりで楽しみたいだけ」というケースでしょう。■心配なひとり遊び、大丈夫なひとり遊び、見極めは?ただ、なかには本当に心理的な苦痛を感じていて、仕方なくひとりで過ごしている場合もあるでしょう。ひとりが心地良いからひとりでいるのか、心理的な苦痛からひとりでいるのか。見極める方法として、下記の項目があげられます。わが子の様子に当てはめて、チェックしてみてください。 ・よく眠れているか。・食欲があるか(おやつを食べるか)。・園や学校のことを、聞けば話してくれるか。 眠れない、食欲がない、園や学校のことを聞いても話さない(話してくれた内容に問題がある)… という場合は心に悩みを抱えているのかもしれません。遠慮せずに先生などに相談し、解決策を考えていきましょう。 よく眠れている様子で、食欲もあり、自分からは話さないけれど「今日どんな遊びした?」「どんな本を読んだ?」「何を習った?」など、質問すれば話してくれる。このような場合は、心理的な苦痛があるのではなく、ただひとりでいたいだけということが多いでしょう。 ■「友だち100人できるかな?」同調圧力の功罪 みんなと同じが良いことである、と同調圧力の強い時代を過ごしてきた世代は「友だち100人できるかな」という言葉もあったように、友だちは多ければ多いほど良いと思ってしまうかもしれません。だからこそ、子どもがひとりでいると不安になってしまうのでしょう。しかし、「家にひとりでいる」ことは環境変化に順応しようとしている、ひとりでいる楽しさを学んでいる場合もあります。今まではクラスのみんなや周りの環境に合わせていたけれど、ひとりで自分の好きなことができるようになった。それはある意味、成長とも考えられますよね。 ひと昔前なら、「みんなと仲良くすべき!」と親や先生から教えられ、嫌いな人、苦手な人ともムリして一緒にいなければいけない風潮でしたが、今は個人個人が自由に生きられる社会に変わってきているのかもしれません。家にひとりでいる子どもたちは同調圧力を感じず、自分だけの世界を楽しんでいる、といえるのではないでしょうか。
2019年04月03日ショッピングモールやアウトレットモールなんかでよく配っているバルーンアート。お花や剣やハートの形になっていてカラフルで可愛くて、子どもが滅茶苦茶欲しがりませんか?我が家の娘は見かけるたびに欲しがるんですが、大体何かの勧誘やアンケートのお礼とかになってるんですよね…面倒くさいのでいつもなんとなく誤魔化していたんですが、ある日ふと気づいたんです。風船買って自分で作ったらいいんじゃない?すっかり忘れていたんですが高校時代、大道芸人に憧れてバルーンアートを練習していたのを思い出しました。しかも今なら100円ショップで風船と空気入れがセットで売ってたり、すごく手軽にはじめられます!私は通販サイトで購入しましたが、空気入れと風船100本入りで1,500円程でした。子どもって風船大好きですよね。時間が経てばしぼんでしまうものなので、あげる方も貰う方も気を使わず贈れていいなと思ってます。このバルーンアート、やってみると結構…いや、かなり面白く、もっと大物が作れるように日々練習中です。風船が割れる音が苦手なんですが、無理矢理ねじったりしても意外と丈夫で、あんまり割れません。小さなお子さんがいるご家庭の皆さん!新しい趣味にバルーンアートいかがでしょう?低コストで我が子だけじゃなく、孫や親戚、お友達の心をわしづかみ!
2019年03月26日ぴよととなつきです。今年もよろしくお願いします。寒い日が続きますね。私は寒いのが苦手なので、寒い日はできれば外に出たくありません。しかし子どもたちは外遊びが大好きです。幼稚園が半日保育の日。午後から公園に行こうと誘ってくる子どもたちに、家での楽しい過ごし方を提案してみました。すると…DVDには早々に飽きてしまい、家の中を走り回る子どもたち。仕方がないと腹をくくって公園へ行ってみると…同じ幼稚園のママ友が…!!外遊びが好きな子どものママは、寒かろうと暑かろうと公園に集まるんですよね。子どもたちは動き回ってるので寒さを感じないようですが、母たちは缶コーヒーを片手に公園の隅で身を寄せ合っていました。
2019年01月09日子どもに外遊びをさせる身近な場所としては、まず公園が挙げられるでしょう。とはいえ、最近の公園は禁止されている遊びも多いもの。そんななかで、どのような遊びをさせれば、子どもの成長を促すことができるのでしょうか。アドバイスしてくれたのは、「自然体験が子どもの発達に及ぼす影響」を研究テーマにする心理学者・石﨑一記先生です。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹(ESS)写真/玉井美世子(インタビューカットのみ)「なにかで遊ばせる」という発想をやめる公園遊びをするにも、最近の公園ではいろいろと規則が多くてできない遊びも多いですよね。であれば、「なになにで遊ぶ」という考え方をなくせばいい。そもそも、外遊びは基本的になにもないところからはじめるほうがいいのです。いまの子どもの多くは、「なになにで遊ぶ」に慣れてしまっていて、「どこどこで遊ぶ」ことが苦手です。なにもない公園に行ってもなかなか遊べない。でも、放っておけばいいんですよ。そうしたら、子どもは自分で遊びを見つけますから。そういうときに、親がなにかを用意してしまうと、結局は「なになにで遊ぶ」を助長することになる。だって、子どもなら、葉っぱ1枚あればずいぶん遊べるものですよ。それなのに、親が「公園に行くんだったらフリスビーがいいかな、バドミントンがいいかな」なんて言い出すから、子どもが遊べなくなる。子どもが「ボールがほしい」なんて言っても、そこらにある松ぼっくりでも与えればいいんですよ。そうしたら、子どもはキャッチボールなんかよりよっぽど面白い遊びを考え出します。親は子どもに「なにかで遊ばせる」という発想をまずやめること。そんなことよりも、子どもと一緒にその場にいてあげることに、すでにものすごく価値、意味がありますから。生き物を殺した罪悪感がもたらす道徳性遊具なんてなにもなくても、花を摘んだり、四つ葉のクローバーを探したりするようなことだってできる。アリの行列をずっと眺めているような子どももいるでしょう。子どもにとっては、それは大冒険なのです。そして、なかにはアリなどの生き物を殺してしまう子どももいる。親御さんのなかにも、虫眼鏡でアリを焼いたり、他の虫や生き物を殺してしまったりした経験を持っている人もいるはずです(苦笑)。でも、この残酷さにも意味がある。生き物を殺した後の罪悪感が、やがて小学生以降に発達する道徳性の基礎になるのです。「かわいそうだからやめなさい」と頭から禁止してしまうと、子どもは実感としての「かわいそう」という感覚がわからないまま育ってしまう。ただでさえ、いまは家のなかでおじいちゃんやおばあちゃんが亡くなるといった死に触れる機会がすごく少ない時代です。だからこそ、生き物の死はとても貴重なものとなる。子どもがせっかく捕まえたクワガタが死んでしまったとしましょう。「なんで死んじゃったんだろう」と、子どもはショックを受けてボーッとしてしまう。この体験は、「命は大切だ」と100万回聞かされることよりもよっぽど意味があるものなのです。もちろん、積極的に子どもに生き物を殺させなさいというわけじゃありませんが、生き物を殺した、ペットが死んでしまったというような経験をしている子どもの場合、生き物の死に直面するとそのときの胸の痛みがよみがえってくる。その感覚は、子どもにとって財産と言っていいものですよ。親が与えるべきものは環境と安全話が少し脱線してしまいましたね。公園遊びの話に戻しましょう。幼い子どもの場合、それこそ公園に遊び道具を持っていく必要なんてありません。幼い子どもは、知能の原型となる「感覚運動的な知能を使う」段階(インタビュー第1回参照)。感覚を使って公園の環境自体を味わうことが大切です。たとえば、風や光、植物。あるいは硬さ、柔らかさ。歩くにしても、地面と砂場、落ち葉がたまっているところではその感触がちがいますよね。それから、遊具などに登ったときの視点のちがい。いわゆる、高さですね。そういう豊かな感覚をつかむことがポイントとなります。もう少し大きくなって小学生になると、「目標を決めて挑戦する」とか「目標達成のために工夫する」ということにテーマが変わってくる。でも、この年齢になれば、子どもは自分で自分にいちばんふさわしいテーマを選びます。親が与えるような必要はありません。親が与えるべきは環境であり、安全です。環境という意味で他に親ができることといえば、子どもに合わない公園だと思ったら、別の公園に連れて行ってあげるということ。自分の子どもより大きなお兄ちゃんたちが自転車でワーッと遊んでいるようなところなら、子どもは落ち着いて遊べませんからね。「遊ぶ」ということのイメージを広げるまた、「遊び」という言葉に縛られず、イメージを広げてみるのもいいと思いますよ。たとえば、家のなかでやっていることを外でやる。日曜の朝、ちょっと遅めに起きて冷蔵庫の残り物をバスケットに詰めて持って行って、外で食べる。それだけでも、子どもにとってはすごくスペシャルな体験です。遊ぶと言ったときに、遊び道具を持って行ってレジャーシートを広げて、「さあ、遊ぶわよ!」というのではなく、もっと気軽に考えていいのです。「面倒くさいな」なんてぼやいているパパと、張り切っているママと、はしゃいでいる子どもが一緒にご飯を食べる。その後は夫婦で会話しながら、すぐそばを子どもがたったか走りまわっている。こういうものも含めて、外遊びと考えたらどうでしょうか。そして、なによりも親が子どもと一緒に楽しんであげることです。親が楽しんでいる姿を見て、子どもは「こうやって楽しむんだな」「こういうものに価値があるんだな」と感じる。体験の共有には、話を聞いてもらうことと同じ意味があります。人は誰かに認められたり受け入れられたりしないと生きていけません。子どもの発達には、認められる、受け入れられる体験が絶対に必要なのです。それから、親が楽しむことで親自身のストレス解消にもなる。当然、子どもに優しくできる。そして、「公園に行ったときのママ、大好き」なんて子どもに言われる(笑)。最高じゃないですか。『人と自然をつなぐ研究 ネイチャーゲーム大学講義録』石﨑一記 他 著/日本シェアリングネイチャー協会(2016)■ 心理学者・石﨑一記先生 インタビュー一覧第1回:「外遊び」は有能感や自己肯定感を伸ばす――でも、効果のほどは「親次第」第2回:「公園遊び」に道具は必要ない――外遊びは「なにもないところ」から始めよ第3回:意外すぎる自然遊びで一番大事なこと――“外遊び”の専門家が語る「シェアリングネイチャー」入門(※近日公開)【プロフィール】石﨑一記(いしざき・かずき)1958年7月18日生まれ、埼玉県出身。東京成徳大学応用心理学部教授。専門領域は発達心理学、カウンセリング、環境教育、キャリアコンサルティング。動機づけ、自然体験が子どもの発達に及ぼす影響、キャリア発達を研究テーマとする。日本シェアリングネイチャー協会指導者養成委員でもあり、目指す指導は「体験した人が活動を振り返ったとき、そこの自然や参加者同士の表情は覚えているのに、指導者の印象はない」というもの。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2018年12月25日男の子が好きな遊びの代表と言えば、プラレール、トミカ、戦隊ヒーロー系。幼稚園内でも男の子遊びと女の子遊びに分かれていることが多いようですが、最近になって我が家の男の子2人が最近夢中になっているのが“おままごと遊び”。実は男の子もしっかりと楽しめます。実体験を通じて感じることができた、おままごと遊びが子どもにもたらす効果を3つ紹介します。おままごと遊びに夢中になったきっかけ長男が1歳を過ぎたころに、木製の野菜や包丁、まな板などのおもちゃを少しだけそろえていたのですが、しばらくすると興味が別の遊びに移り、一時はしまった状態に。やっぱり男の子は身体を動かす遊びの方が好きなのだとずっと思っていました。その後、次男がキッチンの調理器具に興味を持つ月齢になり、私の調理中にあれこれと出してひっくり返す(1~2歳のあるあるですよね)ので、子ども用のキッチンを用意してみよう!とキッチンおもちゃを購入。一度はおままごとから離れた年中さんの長男も再び遊ぶようになったのです。IKEAのキッチンおもちゃがすごい!我が家が使っているのは、イケアで販売されている「DUKTIG ドゥクティグおままごとキッチン」です。別売りのキッチン用品を付けると、本物さながらのクオリティ。自分用のキッチンができた子ども達は大喜びでした。子ども部屋ではなく、あえてリビングダイニングに置くことで、私の料理中に真似がしやすいようにしています。子ども達が遊んでいる間に見せてくれた仕草や聞こえてくる言葉を観察していると、面白いポイントが見えてきました。おままごと遊びで鍛えられる3つのポイント1.観察力の確認調理器具を使ってママの真似をし、作り方、盛り付け方、彩りのこだわりなどをよく観察していること。プラスチックのお皿に赤や緑、黄色の食材のおもちゃを並べて、「ママいつもこうやってるよね」と真似をしてくれました。軽くプレッシャーにもなりますが(笑)、よく見てくれていることがわかり、うれしくなります。2.応用力のアップキッチンが家庭内のシチュエーションなのか、お店屋さんのものなのかによって役回りに変化があるので、その立場になったときにどういう行動をするのかを考える力が鍛えられること。例えば、お店屋さんのキッチンのシーンだとすると、「いらっしゃいませ」の挨拶から始まり、注文を聞く、調理をして「お待たせしました」と持って来る、そして最後にお会計をするという流れの一連をおままごとで学ぶことができます。1の観察力にも通じることですが、真似をすることで人がどういう動きをしているのかを理解するチャンスになります。3.本番を迎える前のイメージトレーニング本当の料理をするにはまだ早いかなというメニューは、遊びながら作り方を説明することでスムーズに本番を迎えやすくなります。「このお野菜で何が作れると思う?」と質問すると、いろいろな答えが返ってきて面白い! 想像力のトレーニングになるはずです。“まね(真似)ごと”が学ぶことの始まり。おままごとは最適な遊びです。将来の料理男子育成のためにも、今からおままごと遊びを取り入れてみませんか?<文・写真:フリーランス記者郡司佳奈>
2018年07月31日外遊びが大好きな子どもたちですが、発達するにつれて、その遊び方は変わっていきます。発達に合わせて遊び方はどのように変わっていくのでしょうか。そしてその発達に親はどのような対応をしていけばいいのでしょうか。前回までは、外遊びが子どもの発達にもたらす効果と、親のかかわり方について聞いてきました。今回は引き続き、年齢別の外遊び方法について東京成徳大学の石崎一記教授にお話を伺います。【発達の専門家に聞いた外遊びの効果】 第1回 子どもの発達に外遊びは影響がない!? トータルで考える大切さ 第2回 ママのために遊ぶんじゃない、外遊びでの親のNG行動とは 外遊び、子どもの年齢別でどう変わる? -->■0~1歳の子が自然に触れる意味とは――0~1歳の赤ちゃんが、外で時間を過ごすことに意味はあるのでしょうか?発達にはもちろん影響がありますよ。3歳の子は0歳から1歳、2歳を経て、3歳になる…つまり連続性がありますから、必ず何か影響してくるはずですよね。この時期は、自然のある世界を味わうということだけでいいと思います。いっしょに木陰で気持ち良い風に吹かれる、鳥の声を聞く、気温の変化を肌で感じる、光を感じる、花を見る、水を触るなど、それだけで十分です。――家族で自然のなかで過ごす時間を楽しむだけでいいということでしょうか?そうです、家族で美しい自然の中で過ごすことによって、お母さんやお父さんたちに癒やされてほしいんですよね。0~1歳は一人では遊べないので、外遊びでは親子でいっしょに過ごしますよね。平日働いて忙しいお母さんたちも増えていて、なかなか家族でゆっくりと時間を過ごせないと思います。だから週末に1時間だけでも幸せで穏やかな時間を外で過ごしてもらいたいです。1週間のなかでそういった時間が少しでもとれるかどうかというのは、重要だと思います。■2〜4歳の「なぜ?」に親はどう受け止めればいいのか――2歳から4歳の子どもの外遊びには、どのような特徴がありますか?2~4歳の子どもたちは、「なんで?」とよく聞いてきますが、その不思議な気持ちにどうやって付き合うかが大切なんです。子どもたちが「なんで?」と聞いてくるのには、2つ理由があります。1つ目は自分が不思議に思ったということを知ってほしいから。2つ目は、本当になぜなのか答えが欲しいからです。1つ目の知ってほしいという気持ちは、必ずきちんと受け止めてもらいたいですね。そして、2つ目については、“本当に正しい答え”を教えてあげる必要はじつはないんです。――なぜ、正しい答えを教える必要はないのですか?子どもたちにとっては、本当の答えを知ることより、答えが出るまでになぜなのかを考えることが大切だからです。「なんで?」と聞かれたら、「何でだろうね、何でだと思う?」と聞き返してしまえばいいんです。そのあと子どもからデタラメな答えが返ってきたとしても、否定はせず、親もその答えを楽しんでしまえばいいんですよ。子どもたちのなかに不思議だなという穴のようなものがたくさん開いていると、知りたいという欲求につながり、理解できたときの喜びも大きくなります。長い目で見て、この時期に自然をいっぱい体験して、不思議な気持ちをたくさん持つことは大きな意味を持っていると思います。■5歳以上になると外遊びは変化する――では5歳以上の子どもたちは、どういった遊び方に変化していきますか? また、親のかかわり方は変わってくるのでしょうか?5歳以上になると、何かに挑戦するという遊び方が増えてきます。この時期になると、親がいっしょに遊ぶことは次第に減ってきて、寂しいと感じる人もいるかもしれませんね。安全確保はしっかりととり、共感してあげることも重要です。子どもに自分を重ねてしまい、ついつい心配しすぎてしまう人もいるかと思いますが、子どもには子どものやり方があるので、これくらいの時期からは自主性を伸ばしてあげることに注力してあげてください。その子らしい発達を促していかれるように、子どもが今何を感じているかということを一番に考えてあげてください。■外遊びにおいて一番大切なこととは――外遊びで持って行くといい道具があれば、ぜひアドバイスをお願いします!5歳くらいまでの子どもたちにとって“自ら遊びを作り出す力”が奪われてしまうので、ボールやラケットといった遊び道具は必要ないと思います。虫メガネは自然を観察するときにとても便利ですし、子どもも喜ぶと思うので、おすすめです。また、スケッチブックなどのお絵かき道具も、外遊びの時間を有意義にしてくれますよ。ビニール袋を持って行って、拾ったものを入れさせてあげるといいですね。拾ったものは、その日楽しかった体験の象徴です。安全かどうか確認したうえで、持ち帰らせてあげてほしいと思います。――石崎先生は外遊びで一番大切なのはどんなことだと考えていますか?外遊びというとお母さんにとっては大変なイメージがあるかもしれませんが、身近で気軽に行うのが一番です。無理に遠い公園に行こうなどと考えず、普段から遊んでいる近所の公園でも、工夫することで十分楽しく過ごすことができますよ。家族で自然の中で幸せな時間を過ごして、ぜひ外遊びを癒やされるような時間にしてもらいたいと思います。石崎一記さんプロフィール東京成徳大学応用心理学部教授。2000年4月より現職。発達心理学について、特に児童期の動機づけや感性の発達が専門。ガイダンスカウンセラー、学校心理士、1級キャリアコンサルティング技能士、日本シェアリングネイチャー協会指導者養成委員・トレーナー。千葉県社会福祉審議会委員や厚生労働省キャリアコンサルティング研究会委員なども務めている。※「石崎」の「崎」は正しくは「たつさき」)
2018年07月11日日々、何となく公園に行って子どもの外遊びに付き合っているというママやパパは多いのではないでしょうか。子どもとどのようにかかわっていけばいいかわかれば、もっと外遊びの時間は楽しくなるかもしれません。外遊びが子どもの発達にもたらす効果について聞いた前回に引き続き、今回は外遊びにおいて「親がすべきこと、してはいけないこと」について、東京成徳大学の石崎一記教授にお話を伺います。【発達の専門家に聞いた外遊びの効果】 第1回 子どもの発達に外遊びは影響がない!? トータルで考える大切さ 第2回 ママのために遊んでるのではない。外遊びで親がしてはいけないこと 外遊び、子どもの年齢別でどう変わる? -->■親の役割の8割は外遊びの環境を整えること――前回、外遊びで子どもたちの発達に与える影響についてお話を伺いましたが、親のかかわり方について教えてください。外遊びにおいて親の一番重要な役割は、子どもたちが安全に外遊びの良さを味わえるような環境を整えてあげることなんです。それで、もう親のすべきことの8割ほどは終わったと言ってもいいくらいです。外遊びをする環境というのも、特別なものではなくて、普段からよく行く近所の公園や庭があれば、そこでもまったく問題はありません。何よりもまず安全に遊べること、そしてできれば前回お話したような4つのポイント(感覚が豊かになる、試行錯誤ができる、達成感や満足感を得られる、命のつながりを学べる)が抑えられているとなおいいと思います。■外遊びで親にしてほしいこと――では、具体的に親はどのようなことをすべきなのでしょうか?“すべき”というよりも、“できたらいい”くらいに考えてもらいたいのですが、まずは子どもに共感すること。子どもが「お花だ、キレイだね!」と言ったら、「そうだね」と言って一緒に見てあげたら、それだけでも子どもは安心できます。さらに、共感するだけでなく、一緒にするというのもいいと思います。たとえばスケッチブックを持参して、子どもだけに書かせるのではなく、ママやパパも一緒に隣で描いてみるのもいいですよね。一緒にした経験というのは、親子にとってスペシャルな思い出になるし、親にとっても新しい発見があるはずです。そして、外遊びのときは子どもの実感を大切にしてあげてください。親が目標を決めてしまったり、見たらどうする、聞いたらどうすると先を見過ぎたりしない方がいいでしょう。見るために見る、聞くために聞くのだと考えて、結果を求めすぎないことが大切です。――子どもの実感をシンプルに受け止めてあげることが大切なんですね。ほかにも親ができることはあるのでしょうか?思い切り試行錯誤させてあげてほしいですね。何かうまくいかないことがあっても、すぐに失敗だと決めつけずに、子どもたちが失敗から学ぶことは何だろうという考え方をしてもらいたいです。たとえば、子どもがよそ見していて溝に落ちて泥だらけになってしまった場合、「もう! 泥だらけじゃない! どうするの!?」と怒らずに、そこから子どもたちが何を学んだのか、体験から何を得たのか考えてみてください。そのために親ができることは、失敗したときの手立てを考えること。汚れては困るような服や靴を履かせない、着替えを持って行くなど、きちんと準備をしておくと、余裕を持って子どもとかかわり、思い切り試行錯誤させてあげられると思います。■なぜ子どもたちの気持ちを代弁することが大切?――では、子どもたちに対して、親はどのような言葉かけをすればいいでしょうか?子どもの気持ちを代弁してあげるような言葉かけをしてもらいたいですね。親は、つい「できたかできていないか」で褒めたり叱ったりしてしまい、大人の基準で良いか悪いかを判断してしまいがちです。子どもが喜んでいるときに「うれしいね」、子どもができないときは「悔しいね」と言ってあげられるといいでしょう。子どもたちは自分の気持ちを自覚しにくいため、感情を言葉で表現するのが苦手です。気持ちを代弁してもらうことで、親が自分の気持ちを理解してくれていることに気づき、そして自分の気持ちにも自覚できるようになります。■外遊びのときに親がしてはいけないこととは――一方で、外遊びで親がしてはいけないことは何ですか?知識を教えようとしたり、手取り足取りやり方を教えてあげたりすると、子どもたちが試行錯誤するチャンスを奪ってしまうことになりかねません。子どもができなくても、自分で工夫してやり方を作り出すように、見守ってもらいたいですね。また、親が「成功はいいこと、失敗は悪いこと」という考え方を持っていると、子どもたちが敏感に感じ取ってしまい、失敗を恐れてチャレンジしなくなってしまいます。成功や失敗という軸で、子どもたちとかかわらないでほしいです。また、子どもたちへの声かけとしては、親の気持ちを押し付けるようなことは言わないようにしましょう。たとえば、「ママを困らせないで」などと言いがちだと思いますが、子どもはそもそも、ママのために遊んでいるわけではありませんよね。子どもの気持ちに寄り添うことを一番大切にしてもらいたいです。――親たちに対して、外遊びを一緒に楽しむためにアドバイスを教えてください大切なことは、親も自然のなかで癒やされることです。公園に行って外遊びすることをストレスに感じないで、楽しんでもらいたいです。親がイライラすると、子どもはその気持ちを敏感に感じ取ってしまい、安心して発達もできませんよね。子どものためと思って外遊びをしても、逆に子どものためにならなくなってしまいます。親子で時間を共有するということを一番に考えて、何よりも自然を楽しんでもらいたいですね。次回は、年齢別に子どもたちの発達にいい外遊びについて、引き続き石崎教授にお話をお伺いします。0歳から5歳以上の子まで、オススメの遊び方についてご紹介します。石崎一記さんプロフィール東京成徳大学応用心理学部教授。2000年4月より現職。発達心理学について、特に児童期の動機づけや感性の発達が専門。ガイダンスカウンセラー、学校心理士、1級キャリアコンサルティング技能士、日本シェアリングネイチャー協会指導者養成委員・トレーナー。千葉県社会福祉審議会委員や厚生労働省キャリアコンサルティング研究会委員なども務めている。※「石崎」の「崎」は正しくは「たつさき」)
2018年07月10日最近は、「ゲームばかりで外遊びをしてくれない」といった声も聞かれます。反対に外遊びが大好きで、洋服は泥だらけ、ポケットが砂ばかりでため息ついているママも多いのではないでしょうか。筆者自身は、5歳と3歳の男の子の母ですが、「公園! 公園!」コールが始まると、「またか…」と内心ちょっとうんざりすることも…。なんとなく外遊びが大事だと聞いてはいるけれど、具体的にどんな効果があるのでしょうか。外遊びが子どもの発達に与える効果について、東京成徳大学の石崎一記(いしざき かずき)教授(「崎」は正しくは「たつさき」)に話を聞きました。■子どもの発達に外遊びは影響がない!?――子どもの発達において「外遊び」はどんな影響を与えるのでしょうか?そもそも子どもの発達は、「これをしたからこれができるようになる」という因果関係の中では起こりません。たとえば薬を飲んだら熱が下がるというような、わかりやすく結果が出るものではなく、さまざまな関わりのなかで子どもたちは発達していきます。外遊びについても、実際にそこで何かをしたから子どもたちがこうなるということではありません。そういう意味では、外遊びで何をするかというのはそこまで大きな問題ではないのかもしれません。――それでは、外遊びをさせることに意味はないのでしょうか?そういうわけではなく、外遊びをすることに十分意味はあります。ただ、外遊びをしたから、すぐに子どもがこうなるという考えは持たないでもらいたいんですね。お母さんたちが「外遊びをさせたい」と思う背景には、子どもの可能性を伸ばしてあげたいとか、子どもの笑顔を見たいとかいうことがありますよね。それ自体が、子育てにおいて重要なことなんです。「今日は天気がいいね、外にお出かけしようか」という語りかけのなかで、外遊びした日は子どもにとってスペシャルな日になるんです。実際に子どもと一緒に何かをするということ、一緒に過ごすことにこそ意味があります。そして、一緒に体験したあとでも思い出としてずっと共有できるのです。計画を立てることから、行くこと、そして思い出として大切にすることまで、トータルで外遊びは子どもにとって意味があるといえます。また、外遊びをすると、長期的に見てのちのちその効果が出てくることも多くあります。■外遊びの体験が子どもに与える効果の4つの視点――それでは、具体的に外遊びでどのような効果が得られるのでしょうか?視点は4つあります。まず、1つ目は感覚が豊かになるということ、2つ目は試行錯誤ができるということ、3つ目は、達成感や満足感を得られるということ、そして4つ目は、命のつながりを学べるということです。<1.子どもの感覚が自然のなかではより豊かになる>――1つ目の感覚が豊かになるということですが、具体的にはどういうことですか? また子どもの場合はとくに顕著だということでしょうか?感覚には、視覚や聴覚、嗅覚や触感、そして味覚などがありますが、自然のなかではとくにそれらが活性化される傾向にあります。たとえば、花を見てどんな種類だというように知識としてあれこれ考えるよりも、ただきれいだと感じるようなことが、感覚をより活性化するのです。そして、感覚というのは同時にいくつも使うほうが、より記憶に残るということがわかってきています。自然はそうした環境にはぴったりです。家にいるよりも、子どもたちにさまざまな感覚を体験させてあげることができます。<2.正解、不正解がない世界で試行錯誤ができる>――2つ目の試行錯誤ができると、どのような力が身につくのですか?自然は、公園の遊具のように子どもたちの体に合わせて作られていないため、工夫をして遊ぶ必要がありますよね。試行錯誤をすることで自分のやりたいことがはっきりして、子どもたちの意欲が引き出されていきます。教わったとおりにすることでは得られない、生き生きとした子どもたちの姿が見られるでしょう。こうすれば正解、不正解ということもなく、ゴールも決められていませんから、子どもたちの自主性も身についていきます。<3.達成感や満足感を得られると、自己肯定感につながる>――達成感や満足感が得られると、子どもたちのどのような部分が伸びるのですか?試行錯誤して遊ぶなかで、自然と目標が作られていき、できたときに達成感や満足感が得られます。やり方や遊び方が決められているおもちゃなどではなかなかそれが育ちにくいのですが、自然のなかだと自分自身で目標を決めやすく、それはより大きな達成感につながります。そして、それが最終的には自分のことを大切で好きだと感じる自尊心や自己肯定感にもつながっていくのです。<4.安心感の源になる、命のつながりが学べる>――4つ目に命のつながりという言葉がありましたが、これはどういった意味ですか?外遊びをすると、虫や植物など、さまざまな命と触れ合う機会があります。たとえば虫を捕まえたら、自分と虫だけでなく、虫とそのほかの自然とのかかわりについても考えるきっかけになります。その虫はどこから来たのか、その虫は何を食べているのか、その虫を食べるのはどんな生き物なのかなど、命が網目のように重なり合っていて、その仕組みのなかに自分がいるということを、無意識の中で感じるのです。ただ、それは今すぐに子どもたちが認識するわけではなく、理解できるのは小学校や中学校になってからになるかもしれません。小さいうちは、まずそのための材料をそろえていくということ。自分の存在に関しても、安心感の源のようになり得るでしょう。これは自然体験の圧倒的に素晴らしい部分だと感じます。次回は、外遊びをする子どもたちへの親のかかわり方について引き続き石崎教授にお話をお伺いします。親のするべきこと、してはいけないことはどんなことなのか、ご紹介します。石崎一記さんプロフィール東京成徳大学応用心理学部教授。2000年4月より現職。発達心理学について、特に児童期の動機づけや感性の発達が専門。ガイダンスカウンセラー、学校心理士、1級キャリアコンサルティング技能士、日本シェアリングネイチャー協会指導者養成委員・トレーナー。千葉県社会福祉審議会委員や厚生労働省キャリアコンサルティング研究会委員なども務めている。
2018年07月09日わが家の第一子イチコは4歳、第二子の二太郎は1歳。3歳差のきょうだいです。その2人と同時に楽しめる家遊びを紹介します。そう、二太郎に崩されず積み木を高く積む遊びです。だいたい私が二太郎の近くに積むので負けます。…が、ときどきイチコの積み木が崩されることも。(そしてイチコ激怒。)ちなみにこれ、イチコとの対決に見えて、じつは自分との戦いです。二太郎が崩す前に何個積めるかという…コツは、高く積む前に倒されるので、キレイに積むことはほぼ意識せず、とにかくスピーディーに積むことです。(いらん情報)さて次の遊びは…子ども番組のCM、大体何かしらバックに曲が流れます。それに合わせてみんなでダンスダンス!踊るの大好きなイチコはもちろん、二太郎もノリノリで踊ってくれます。この間は私もいままでの遊びから解放されて、ちょっと気分転換♪私のダイエットにも良いかも…!?
2018年07月09日