睡眠時間の長さは人それぞれかと思いますが、皆さんの中には「いくら寝ても寝足りない」と日頃からお悩みの方もいるのではないでしょうか。もしかしたらそれは、睡眠障害の一種である「特発性過眠症」のせいかもしれません。「特発性過眠症」とは?特発性過眠症とは、夜間しっかりと眠っているにもかかわらず日中に強い眠気に襲われて、場合によっては長時間眠り込んでしまうこともある睡眠障害です。似たような症状を持つ睡眠障害に「ナルコレプシー」がありますが、特発性過眠症は1957年に「ナルコレプシーと区別できる過眠症」として、旧チェコスロバキアの医師によって発表されました。特発性過眠症の患者は人口10万人につき2~5人いると推測されており、特に10歳から25歳くらいまでの若者に発症しやすいということも分かっています。ただでさえ周りからの理解が得られにくい睡眠障害の中でも、特発性過眠症は一般的な知名度が特に低いので、非常に厄介なものとなっているのです。特発性過眠症の特徴特発性過眠症には、以下のような特徴があります。ナルコレプシーとの違いも含めて、よく覚えておいてください。・原因が不明「特発性」という言葉には、「原因が判明していない」という意味が含まれています。また現時点でも、治療法についてはまだ十分には研究されていないようです。・夜もぐっすりと眠れるナルコレプシーは昼に寝てしまう代わりに夜間は睡眠が浅くなっていますが、特発性過眠症は夜もぐっすりと眠ることができます。特発性過眠症と夜間の睡眠時間との関係はないため、患者の中には夜10時間以上寝ていても日中に眠くなってしまうという方もいます。・ノンレム睡眠が主体ナルコレプシーは日中に短時間(10~20分)の睡眠を繰り返す、レム睡眠が主体となっているものです。それに対して特発性過眠症はノンレム睡眠が主体となっており、日中の睡眠時間は1~4時間と長くなっています。・睡眠以外の症状も併発する特発性過眠症を発症すると、睡眠以外にも頭痛やめまい、手足の冷え、起立性低血圧といった、自律神経系の不調が現れることもあります。ただし、この特徴については、ナルコレプシーでも同じようにみられます。睡眠障害の自覚がある方はこのような特徴を手掛かりに、特発性過眠症なのか、それともナルコレプシーなのかあるいは、それ以外なのかを判断するようにしましょう。寝ても寝足りないと思ったら病院で検査を受けよう今回は睡眠時間に関係なく寝ても寝足りないと感じてしまう「特発性過眠症」という睡眠障害について解説しました。自分が特発性過眠症にかかっているかどうかは、検査を受けることで判断することができるので、睡眠障害の疑いを持った時点で睡眠専門の病院を受診するようにしてください。「反復睡眠潜時検査」や「終夜睡眠ポリグラフ検査」といった検査を受けることによって、ご自身の睡眠障害がナルコレプシーなのか特発性過眠症なのか、あるいはそれ以外のものなのかを医師に診断してもらうことができます。検査の結果、自分が特発性過眠症などの睡眠障害にかかっていると正式に認められれば、周りからの理解も得やすくなることでしょう。photo by pixabay
2016年04月06日睡眠時間は健康と深く関係していると言われています。「昨日、3時間しか寝ていなくて……」などと、日本では“寝ていないアピール”をする傾向がありますが、それはもしかしたら“私は病気に近づいている”と言っていることと同じなのかもしれません。国土面積ランキング、日本の順位は?私たちが住んでいる日本の面積をご存知ですか? 正解は約38万平方キロメートル。これだけ聞いても、いまいちどのくらいの大きさなのかよくわかりませんよね。そこで世界各国と比べてみましょう。世界一の国土面積を誇るのはロシア。その面積はなんと日本の約45倍。約1,710万平方キロメートルもあります。そして2番めがカナダで日本の約26倍の約998万平方キロメートル、3番めのアメリカは日本の約25倍の約963万平方キロメートルとあります。ちなみに、日本は世界の国土面積ランキングでは61番目なのだそう。世界には大きな国がたくさんあるのです。アメリカで最も眠らない州は?国土面積が大きい国は、同じ国内でも地域によって人々の暮らしにさまざまな違いが生まれます。そのひとつが睡眠時間。日本の約25倍の面積を誇るアメリカは、50の州と連邦区で構成されていますが、睡眠時間が短いのはどこだと思いますか?正解はジョージア州。ジョージアと聞いてコカ・コーラ社のコーヒーを思い浮かべる人もいるでしょう。そう、ジョージア州はコカ・コーラの本社がある場所です。ほかにもCNNやデルタ航空の本社があり、アメリカ南部の経済の中心地でもあります。ビジネスマンが多いということもあり、睡眠時間は少ないのかもしれません。睡眠は健康とも直結していて、5時間未満の睡眠は病気のリスクを高めると言われているので、今後は各州の睡眠時間と病気に関するデータも出てくるかもしれません。日本とアメリカに共通点?一方、アメリカで睡眠時間が長い州はニューハンプシャー州、アイダホ州、バーモント州、モンタナ州、オレゴン州などで、山岳地帯や農業地帯が上位を占めるという結果だったそうです。日本国内の調査では秋田県や青森県、高知県などで、こちらも東京都や大阪府などの大都市が入っていないところを見ると、国は違えど、地域と住んでいる人たちの共通点が見えてくるような気がしませんか。現在、日本では「地方移住」がひとつのブームになりつつありますが、ゆったりした暮らし、たっぷり眠って健康的な生活を送ろうとしている人が増えている証拠なのかもしれません。みなさんも一度、睡眠時間を見直してみてはいかがでしょうか。photo by acworks
2016年03月22日「寝つきが悪い」「寝ても、寝ても、寝たりない」。このような働く女性の悩みを最近よく耳にします。そんな人は食生活から改善してみて。寝つきがよくなる飲み物や食べ物を取って、質のよい睡眠を手に入れましょう。■ホットミルク心地よい眠りにつくために、ホットミルクを試したことのある方は多いのではないでしょうか。牛乳が睡眠によく効くのは、含まれているトリプトファンという成分のおかげ。トリプトファンは脳内でセロトニンという睡眠物質をつくってくれるので、グッスリと眠れるのです。また、ホットミルクを飲むと一時的に体温があがったあと、少しずつ体温がさがっていくのも睡眠に効果のある理由。人は体温がさがるときに眠気が生じるため、就寝前に飲むことで眠気をうながすことができるのです。■ハーブティーハーブティーにも、寝つきをよくする効果のあるものがいくつかあります。代表的なものは、カモミールやミント、ラベンダー。これらのハーブは心を落ちつかせ、リラックスさせてくれます。ハーブティーの独特な香りが苦手という方は、蜂蜜を入れたり、いくつかのハーブをブレンドすると飲みやすくなります。■バナナバナナに含まれるマグネシウムとカリウムは不眠症に大きく関わっているとされるミネラルです。これらのミネラルが足りなくなると、なかなか寝つけなかったり、ひんぱんに目覚めてしまうといった睡眠障害が発生します。就寝前にバナナを食べることによって、それを解消してくれる効果があるのです。■レタスレタスにはメラトニンという成分が多く含まれています。メラトニンは脳内ホルモンのひとつで、私たちの睡眠をコントロールし、脳が体内時計を正しく管理するのを助けてくれます。メラトニンは食べ物から取った場合も体に吸収されるため、それを多く含んだものはとても効果があります。ただし夜ふかしをしたり、昼夜逆転の生活を続けていると、メラトニンがきちんと分泌されなくなってしまい、体内時計が狂ってしまうので注意してください。■さくらんぼレタスと同じようにメラトニンが多く含まれているのがさくらんぼ。1日の必要最低限のメラトニンはなんと、さくらんぼジュース大さじ2杯で取れてしまいます。また、さくらんぼの種類によってもメラトニンの量が違います。酸っぱいさくらんぼの方が甘いさくらんぼよりも多く含まれています。そのため、よく眠りたい方は、酸っぱいさくらんぼや、さくらんぼうのジュースを取るとよいでしょう。仕事のストレスや生活リズムの乱れなどが原因で、睡眠の悩みを抱えている方は多いと思います。あなたもぜひ、健康的な眠りを実現して睡眠の質を上げてみませんか?
2016年02月14日この年末年始に「寝だめしよう!」などと意気込んでいる人は要注意です。寝すぎは身体に毒だということが最新の研究から判明しました。そこで、寝すぎが健康に与える影響を紹介します。■「寝すぎ」「座りっぱなし」「運動不足」が危険寝すぎが健康に与えるリスクは、喫煙や飲酒と同程度とも考えられています。特に、昼間もデスクワークが多く、ほとんど運動しない人は要注意なのだとか。「寝すぎ」ということだけでなく、複数の要因が組み合わさることで、健康へのリスクが大きくなるのです。シドニー大学では、23万人を対象に調査が行われました。調査では、対象者の飲酒、喫煙などの一般的に身体に悪いと考えられている生活習慣に加え、座っている時間の長さと睡眠時間を調べ、分析しました。そして、それぞれの習慣の組み合わせのなかで、一番死亡のリスクが高まる組み合わせを分析したのです。すると、「長すぎる睡眠時間」「長時間のデスクワーク」そして「運動不足」の組み合わせが最も死亡のリスクが高いことが判明しました。■もっとも重要なのは悪い習慣の「組み合わせ」!「長すぎる睡眠時間」は、具体的には9時間以上の睡眠のこと。これだけでは健康へのリスクはさほど大きくありませんが、「長時間のデスクワーク」と「運動不足」の2つの要素が加わることで危険度が増すのだといいます。ちなみに睡眠時間が7時間以下の場合も、喫煙や飲酒の習慣とセットになることで死亡のリスクが高まります。研究を行ったチームの1人であるエイドリアン・ボウマン教授は、生活習慣の改善を試みる場合は悪い習慣ひとつひとつに注目するのではなく、いくつかの生活習慣の組み合わせがもたらす影響を考慮するべきだと主張しています。世界中で3800万人が心臓病や糖尿病、がんなどの非感染性疾患で亡くなっています。これは感染性疾患よりもはるかに多い数字です。こうした非感染性疾患を予防するには、毎日の生活習慣が重要になってきます。適度な睡眠、適度な運動を心がけ、健康な毎日を過ごしましょう。(文/スケルトンワークス)【参考】※Too much sleep is ‘AS bad for your health as smoking and drinking alcohol’: More than 9 hours a night means you’re ‘4 TIMES more likely to die early’-Daily Mail Online※OEDC社会指標-OEDC
2015年12月27日休日は、いつもより遅くまで寝て寝だめをする方、朝からバリバリ運動や家事をする方と活動スタイルが分かれるところですよね。今回は「寝だめ派」の方々のために、正しい寝だめ・二度寝の方法についてまとめたいと思います。平日の睡眠時間が短いからといって……休日にする寝だめって最高に気持ちいいですよね! 朝いつも通り起きても「あ、今日は休日だからまだ寝られる」と、また眠りの世界へと戻っていくときの恍惚とした感覚……。そんな幸せな時間を奪うことになるかもしれませんが、寝だめは生活リズムを狂わせる原因にもなるそうです。寝だめをすることによって、これまで保たれていた一定のリズムが崩れ、月曜日の朝が起きられない、なんていう経験をした人も少なくないと思います。そうはわかっていても、平日の疲れが溜まっている休日ぐらいはゆっくり寝たいもの。では、どうすればよいのでしょうか? 実はちゃんと「いい寝だめの方法」があるのだそうです。10分だけ二度寝する!その方法とは、いつも通りの時間に目が覚めたら、10分だけ二度寝をするというもの。これだけで睡眠不足を解消ができたり、疲れをとる効果があるのだそうです。実は平日も10分程度の二度寝を習慣にしておくとよいと言われています。その理由は、二度寝によってストレスを軽減させるホルモン・コルチゾールが体内に浸透して、起きてからイライラしなくなるるのだとか。仕事への集中力もアップするそうですよ。ただ、1~2時間など、長すぎる二度寝は、余計に体を疲れさせてしまうので、やらないほうがよいそうです。寝だめ、二度寝も楽ではありませんね……。短時間の昼寝もおすすめどうしても疲れすぎてしまい、休日はたくさん寝たいという方のために、おすすめの方法を紹介して終わりにします。それは15時までに20~30分程度の昼寝をすることです。短時間の昼寝をとることで、日中も頭がスッキリします。ただし、長く寝すぎたり、15時以降に昼寝をすると夜の睡眠に影響が出るので注意しましょうね。こうして見てみると、週明けの月曜日から気持ちよく過ごすためには「休日の睡眠」がカギを握っているのかもしれませんね! みなさんの休日の睡眠はいかがですか? 一度、チェックしてみてください。photo by acworks
2015年12月05日みなさんは毎日何時間寝ていますか? 9時間寝ている人もいれば、3時間しか寝ていない人もいると思います。毎日3時間睡眠の人は注意が必要です。あなたは何事もなく生活しているつもりでも、脳には影響が出ている可能性があるのです。成人には7時間以上の睡眠が必要睡眠時間の短さを自慢するという変な文化のある日本ですが、アメリカ国立睡眠財団の調査によると「成人には7時間以上の睡眠が必要」と言われています。同財団のHPには「実際に私たちには何時間の睡眠が必要か」というデータもアップされました。それによると、下記のようになります。18~25歳7~9時間26~64歳7~9時間65歳以上7~8時間どれも7時間以上になっていますよね。18歳と64歳の必要な睡眠時間が変わらない点は驚きですが、それだけ人間にとって睡眠は必要不可欠なものだということ。健康のためにも睡眠時間の短さ自慢はやめて、「たっぷり寝たから今日も頑張る!」と前向きな話をするようにしましょう。睡眠が理解力と創造力を高める睡眠不足は日中の集中力を奪います。みなさんも徹夜をした翌日などに、いつもなら簡単にできる仕事をことごとくミスしてしまったという経験があると思います。逆に言えば、睡眠をしっかりとると、理解力と創造力が高まるということ。睡眠は記憶と密接に関わっていることが判明していますし、アイデアに関する研究でも睡眠が大きな役割を果たすことがわかっています。良い仕事、効果的な学習をするためには睡眠が不可欠だということを頭に入れておきましょう。睡眠不足は脳細胞を破壊するとも言われているので、「俺は別に寝なくても大丈夫!」などと軽く見てはいけません。睡眠不足だと脳が老廃物だらけに私たちは自分の頭のなかを見ることができないので実感が湧かないかもしれませんが、日中の活動を通して脳には老廃物が溜まっていくそうです。もちろん、私たちの身体は老廃物を黙って見過ごしているわけではなく、毎日浄化をしています。ただ、浄化されるのは「睡眠中だけ」なんだそう。つまり、睡眠をとらないと脳にはどんどん老廃物が溜まってしまうので、その結果、頭が働かないなんて状態に陥ってしまうかもしれません。さらに怖いことを言うと、老廃物が溜まるとアルツハイマーなどを引き起こす可能性があるとも考えられています。みなさんはこれを知っても睡眠時間の短さを自慢できますか?photo by acworks
2015年11月29日よく、理想的な睡眠時間は7~8時間といわれますよね。しかし現代人は、テレビやスマホのせいで、かつての「日の出とともに起き、日没とともに寝る」という自然な睡眠パターンが損なわれているという話をよく聞きます。産業革命で人工の照明が登場したため、人間の体内時計が狂い、睡眠不足になっているという説です。これに疑問を抱き実際に調べたのが、カリフォルニア大学ロサンゼルス校セメル神経科学人間行動学研究所のシーゲル教授とそのチーム。じつは、産業革命以前に行われた睡眠に関する研究が少なく、当時の睡眠パターンについて知る術がほとんどないためです。そこで、ジーゲル教授は狩猟採集をして生活を営む集団の行動パターンを調べてみました。その結果として見えてきたのは、不眠症の治療に役立つかもしれない睡眠と温度の関係です。■狩猟民族は約6時間半睡眠だった研究チームは、「現代人の睡眠パターンが、産業革命以前の生活とどれほど違うのか」を突き止めるために、欧米社会のはるか昔の生活に近かったと思われる、産業が発展していない地域で暮らす3つの狩猟民族(アフリカ2、南米1)の睡眠パターンを調べました。3集団とも日没後にすぐ就寝するということはなく、動物を寄せつけないために炊いた小さな火のもとで日没後3~4時間は起きていたそうです。起床は日の出の1時間ほど前でした。つまり、現代人が思い込んでいた「産業が発展する前は日没とともに寝て日の出とともに起床していた」という睡眠パターンは必ずしも正しくなかったのです。これらの民族の平均的な睡眠時間は約6時間半。平均的なアメリカ人より、若干少ないくらいでした。アメリカでは成人は7~8時間の睡眠が必要といわれていますが、実際は国民の3分の1がこの睡眠時間を満たしていません。■狩猟民族での不眠症はほぼゼロシーゲル教授は、「●●時間以上寝なきゃダメ」と提唱することで、睡眠薬に頼る人が出る危険性を危惧しています。当然ながら、睡眠薬には副作用もあります。アメリカでは国民の5%が睡眠薬を飲んでおり、過去20年間でその数は倍増したそう。今回研究の対象にした3つの狩猟民族は、どれも睡眠のパターンが非常に似通っていました。シーゲル教授は、「おそらく人間の先祖はみんなこの狩猟民族と同じような睡眠パターンだったのだろう」と推測しています。また、アメリカ人の20~30%が慢性的な不眠症に悩んでいますが、これら狩猟民族で不眠症に苦しんでいるのは、わずか2%でした。なんと3つのうち2つの民族では、「不眠」という言葉自体が存在しないというのです。■不眠症解消の鍵は温度にあり?これらの民族で日の出や日没と睡眠に直接的な関係が認められなかったことには、温度が関係しているかもしれないとシーゲル教授は推測しています。つまり、温度が下がることが、体への睡眠のサインになるということ。現代人は昔の人たちとは異なり、一定の温度に保たれた環境で生活しています。もしかしたら、睡眠に適した温度環境をつくることで不眠症の治療が可能となるかもしれないというのです。そこで、睡眠と温度に関して今後さらなる研究が必要だとシーゲル教授は話しています。*眠りは長さでなく質が大切という説はよく聞きます。質のいい眠りがとれないという人は、部屋の明かりではなく、温度を少し下げてみると、意外と眠れるかもしれませんよ。(文/松丸さとみ)【参考】※Do We Really Need to Sleep 7 Hours a Night?-The New York Times
2015年10月27日女友だちの家でハリウッド映画を見ていたとき、寝る前の十数分にベッドの中でコーヒーを飲むシーンが流れました。ベッドは寝るための場所でしょ、コーヒーとか飲むのってどうなの? とつっこんだところ、『偏見だな~。私は寝る前にベッドでストレッチする。なかなかいいわよ』という答えが。ちょいぽちゃ→ナイスバディに大変身したことのある彼女からそう言われ、ギャフンとなったのを覚えています。ここイタリアでも、一日でいちばん「素の自分」に戻れる時間を使って、何かしらブラッシュアップしている人ほど、充実した生活を送っているようです。ここでは、そんな彼らが実践した「寝る前の時間の活用方法」についてご紹介します。 1. 10分間の腹筋チャレンジ2年前に結婚した自営業の知人女性は「結婚式のウェディングドレスをなんとなく着てみたら、まったく入らなかった」ことにショックを受け、ダイエットをスタート。食事制限と軽いジョギングだけで少しずつ体重を減らしたのですが、3キロ痩せた時点でそれ以上サイズも体重も変わらなくなってしまいました。ジムに入会してみても、仕事の都合で思うように通えず2か月で解約。「ジョギングもサボりがちになってた。ある日お気に入りのデニムをはいたら、ファスナーが上がらなくなっていたの」と、リバウンドしてしまったそうです。「運動するためだけの時間を長時間作るのは、仕事柄難しい。家に帰るとバタンキューだしね。気合だけでは続けられないわ」と、一日の生活のリズムをまず記録するところからスタート。すると「寝る前の時間が一番、誰にも邪魔されない。この時間帯なら集中できそう」と気づき、10分間だけ腹筋を鍛えることにしました。「短い時間でいいから毎日やること」を目指し、3か月間ひたすら頑張った結果「ウエスト-15センチ」に。仕事柄悩まされていた腰痛も解消し、以前よりも活動できるエリアが広がったといいます。「今では腹筋が寝る前の習慣よ。最初鼻で笑っていた夫も、今では一緒に筋トレしてから寝るわね」と語っていました。2. ぬり絵で頭をリフレッシュデザイン関係の仕事をしている知人男性は、数年前に自分のミスでプロジェクトを大幅に変更するハメになったことがあります。「人生であれほど落ちこんだことはない」と、長期にわたってスランプに落ちてしまいました。家に帰っても仕事とプライベートのスイッチをうまく切り替えられず、体調を崩しがちだったそうです。そんな彼を復活させたのは、クリスマスの日。「姉夫婦の家でパーティをした。彼らがディナーの用意をしている間姪っ子の相手をしたのがきっかけだよ」と語る彼。そのときにふたりが一番熱中したのがぬり絵でした。「色鉛筆で好きなようにぬっていくのが楽しくてね。子供のころにかえったみたいだった」と、思わず熱中してしまったそうです。家に帰ってから本棚のマンガを引っぱり出し、1ページだけ色鉛筆でぬってみたところ「色を選ぶ、自分の手を動かす、配置やバランスを考える。単純に見えるけれど、ちゃんと考えないと気に入った仕上がりにはならない」と、ぬり絵の奥深さに気づいたといいます。それをきっかけに「寝る前10分間だけベッドでぬり絵をする」ことを習慣づけたところ、「無心になれるから、頭がリフレッシュできる。寝つきもよくなった」と効果を実感。おかげで1か月ほどでスランプから脱出し、以前よりも順調に仕事を回せるようになりました。今はさらに「起きて歯を磨いている間、昨夜ぬった絵を眺める。この色は仕事のあの部分で使えるな、ここで応用できるな…と、アイデアがわいてくるよ」と朝もぬり絵を活用しているとか。 「眠っているときに体は作られる」と言いますが、それは心に対しても言えるのかもしれません。寝る前の短い時間、体や頭にちょっとした刺激を与えることが、身も心もブラッシュアップする秘けつのようです。イメージした自分に変身できるよう、できることから始めるのもよさそうですね。
2015年10月14日眠りが浅く、疲れがなかなか取れないことが多い季節です。暑さやストレス、運動不足など、眠れない理由はとても複合的。身も心も癒されて「深い眠り」を得るためには、どうしたらよいのでしょう。まずは「睡眠環境」の見直しからアラフォーの美と健康のため、そして家族のためにも「質の高い睡眠」は重要なテーマ。不眠となる主な原因として「不快指数の高い環境」や「疲れやストレスで脳が興奮している」などの理由が挙げられます。自分が心地よいと感じる快眠環境は、どんなものなのか? さまざまな工夫や習慣を取り入れて「睡眠環境の改善」を心がけてみましょう。○日ごろから「有酸素運動」を習慣づける○快眠を促す香りの食材(セロリ、パセリなど)をとる○湯船にしっかりと浸かり、その日の疲れをとる○ハーブなどのアロマの香りを積極的に取り入れてみる○就寝間近になったら照明を「暖色系」に切り替える○無理せずエアコンで気温・湿度をコントロール。タイマーで就寝○シーツははさらりとした感触のリネンなどに。こまめに取り替える 等それでも熟睡できない、手っ取り早く深い眠りにつきたい! という方にオススメなのが、おやすみ前の「寝たまんまヨガ」でリラックスする方法。1時間の「寝たまんまヨガ」は、4時間の睡眠に相当!スマホアプリ「寝たまんまヨガ 簡単瞑想」は、その名の通り “寝たまんま” で行う瞑想アプリ。ヨガや瞑想の経験がなくても大丈夫。心地よいナレーションに従うだけで短時間で疲れを回復、活力に満ちた心身へと導いてくれます。モデルやタレント、美意識の高い女性たちの間で瞬く間に広まり、いまや累計100万ダウンロードを突破。多くの方々に愛用されています。実は「ヨガニドラー」といわれるこの “ガイド瞑想" の手法が、深いリラクゼーションをもたらしてくれるポイント。なんと「1時間の『寝たまんまヨガ』(=ヨガニドラー)は、4時間の睡眠に相当する」のだそう。ヘビーユーザーや満足度の高いクチコミが多いのも頷けます。「寝れる!100%寝落ちしてます」「疲れた時にマッサージに行くよりずっと効果的です。秀逸アプリ」「翌朝の目覚めが違います!! 頭がスッキリとして体も軽いです」「真のリラックスにつながる感じで、頭を空っぽにできる」引用元:スタジオヨギー「寝たまんまヨガ」で癒しのセルフケアを「寝たまんまヨガ」の監修は、あの「スタジオ・ヨギー」。コンテンツは、無料/有料版あわせて10種類をラインナップ。いずれも難しいポーズはないので、どんな方でも実践することができます。とにかくリラックスしたいときは「Deep Relaxation Long」、ざわついた心をを調えてリセットしたいときは、チャクラを意識する「Chakra Meditation」などがおすすめです。コンテンツ一例●「Deep Relaxation Long」(42分47秒) 感覚やイメージの世界に身をゆだね、心身を穏やかにします●「Chakra Meditation」(32分45秒) チャクラに沿った精神的テーマでバランスを整えます●「Prana Relaxation」 (27分39秒) 目に見えない生命エネルギー「プラーナ」で心身を整えますその日のコンディションや気持ちに合わせて選べるので、毎日のセルフケアの心強い味方となってくれそうですね。心とカラダをじっくりとほぐしてあげたい時、忙しくてヨガスタジオに通えなかった日や、リフレッシュ&パワーチャージをしたい時にも。「明日のわたしのキレイ」のために、セルフケア=自分と向き合う癒しの時間を大切にしたいものです。まずは手軽な「寝たまんまヨガ」を毎日の習慣にしてみてはいかがでしょう。★100万ダウンロード突破記念!★『寝たまんまヨガ 簡単瞑想』特価キャンペーン3つの有料コンテンツを最大40%OFFで配信中。まずは 無料版をダウンロードいただき、アプリ内でご購入ください。このお得な機会に、寝落ち必至の「寝たまんまヨガ」を体験してみては。<キャンペーン価格>iOS:400円⇒ 250円Android:350円⇒ 250円<キャンペーン期間>2015年8月20日(木)~8月26日(水)<対象コンテンツ>■Deep Relaxation Long (42分47秒)感覚やイメージの世界に身をゆだね、心身を穏やかにします■Chakra Meditation (32分45秒)チャクラに沿った精神的テーマでバランスを整えます■Prana Relaxation (27分39秒)目に見えない生命エネルギー「プラーナ」で心身を整えます<ダウンロード>・App Store ・Google Play <詳細>スタジオ・ヨギー 待望の新作も配信スタート!2015年7月、無料を含む5つの新コンテンツをラインアップ。「癒し」「リフレッシュ」「心身回復」「インスピレーション向上」「自信をつける」など、目的別に選んで楽しめる内容となりました。イメージを視覚化しやすいガイドで「潜在的に蓄積された緊張」を短時間で解放に導きます。リラックスだけでなく、集中力・発想力アップをしたい方にもおすすめです。
2015年08月24日平均よりも長い睡眠時間を必要とする『ロングスリーパー』。これに当てはまる人は、意外と多くいるものです。しかし、たくさん寝ているのになぜか眠いという方のなかには、ロングスリーパーではなく、単純に睡眠の質に問題がある人もいると言われています。そもそもロングスリーパーってなに?NHK放送文化研究所が2010年に行った国民生活時間調査によると、日本人の平均睡眠時間は平日で7時間14分だそう。しかし、なかには毎日9時間以上眠るという人も存在します。こういった人々は一般的にロングスリーパーと呼ばれます。ロングスリーパーは、日本には数十人に1人程度の割合で現れると言われており、あまり珍しいものではありません。ちなみに、天才物理学者のアインシュタインも、毎日10時間の睡眠を必要とするロングスリーパーだったと言います。ロングスリーパーには、「子供の頃からよく眠る方だった」「眠りが浅く夢を見やすい」などの特徴が挙げられます。もしこれらに当てはまるのであれば、あなたはロングスリーパーかもしれません。自分はロングスリーパーだと思い込んでいない?とはいえ、長時間寝る人のすべてがロングスリーパーというわけではありません。むしろ「たくさん寝ているのに眠い」という人はロングスリーパーではないのです。この場合、単純に睡眠の質が低く、体が充分に休息できていない可能性があります。特に、日中も眠気がとれない場合は要注意です。最近は、浅い眠りであるレム睡眠が続いている人が多いと言われています。それが続くと、脳がきちんと休まらず、「長時間寝ているのに寝不足」という現象が起きてしまいまs。思い当たる節のある人は、睡眠の質を上げるよう気を付けましょう。睡眠の質を上げて短時間でも満足のいく眠りを!睡眠習慣を改善し、睡眠の質が上がると、短時間の眠りでもしっかりと体を休めることができるようになります。以下の項目を参考にしてみてください。・寝る前1時間はパソコンやスマホを触らない・コーヒーやアルコールを飲まない・熱すぎるお風呂に入らない・日中に適度な運動をする・寝る前は静かな環境でリラックスする
2015年06月17日夜寝る前に彼氏と電話をしていたら、相手が寝てしまったという経験はありませんか? 「電話中に寝るなんて失礼しちゃう」と嫌な気分になるかもしれませんが、実はこうしたケースはけっこうあるのです。さらに、電話中に寝てしまうのは病気が原因の可能性も。怒るよりも、病気じゃないか見てあげたほうがいいかもしれません。こんな症状があったら過眠症かも!電話中に彼氏が寝てしまうと嫌な気持ちになるかもしれませんが、その原因は、あなたとの電話が退屈なのではなく、睡眠障害のひとつ、『過眠症』なのかもしれません。過眠症とは、過剰な眠気が日常的に起こる睡眠障害で、悪化すると生活に支障が出ることもあります。電話中の睡眠以外に、以下のような症状が出ていないか確認してみましょう。・何日も寝落ちが続く・昼間も寝てしまうこれらに当てはまるようであれば過眠症の可能性が高くなります。過眠症とは、無意識に寝てしまう病気であり、本人が気付きにくいため、周りの人が気にかけてあげることが大切です。医学的には「電話中に寝てしまうこと」は不自然ではないとはいえ、電話中に寝てしまう人のすべてが過眠症というわけではありません。むしろ、夜の電話中に寝てしまうのは医学的には自然なことだとも言われています。人間が眠くなるのは「体が疲労しているから」と「夜になったから」の2つに分けられます。体が疲労すると、体や脳を休ませるために睡眠を促す物質が作り出されます。これによって私たちは疲れると眠くなるのです。また、辺りが暗くなってきたときには、体内時計が働き、疲れとは関係なく眠くなります。つまり、このどちらかの条件が揃っていれば、電話中であっても眠くなってしまうのは普通のことなのです。さらに電話の場合は、直接対面しているときにくらべて緊張感が薄まるため、より寝落ちしやすくなるともいわれています。日常生活に支障が出るくらいに眠ってしまうわけではないのなら、電話中に寝てしまったとしても、特に心配する必要はありません。彼氏が電話しながら寝てしまう主な理由とは?そして、もうひとつ彼が寝てしまう原因を挙げるなら、「寝る直前だった」からという可能性もあります。意識的に眠りの準備をしたあとでは、寝入ってしまう確率が上がるといわれ、寝落ちを避けるのはより難しくなります。すでに部屋の電気を消してベッドに横になったまま会話をしているとしたら、その可能性は高くなるでしょう。このように、夜、電話をしている最中に彼が寝てしまうのは人としてとても自然な現象です。ただ、過眠症の可能性もゼロではありませんので、電話の途中で寝落ちする以外に思い当たる症状がないか確認してあげましょう。photo by pixabay
2015年06月16日風邪の予防や対策のために、マスクをして寝るという方は少なくありません。しかし「マスクをしたまま寝るのって本当に大丈夫なのかな?」と体への負担が気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。寝るときのマスクって睡眠にはOK?風邪の主な感染経路は、鼻や口を通してウイルスが体内に入リ込むことです。そのため、それらの部分をガードしてくれるマスクは、風邪予防に効果的な方法として考えられています。そして、問題の「寝るときにマスクをしていてもよいか」という点ですが、結論からいうと、就寝時は鼻やのどが乾燥しやすいので、それを防ぐうえでとても効果的だそうです。鼻やのどが乾燥してしまうと、免疫力が低下し、ウイルスの繁殖が増長されてしまうからです。ただし、息苦しさを感じるのであれば、睡眠が妨げられてしまうので、注意が必要です。もし、寝ている最中にマスクが原因で目が覚めるようでしたら、マスクのサイズを変えるか使用をやめるようにしてください。夏風邪と冬の風邪は違うので要注意!風邪の予防にマスクは効果的ですが、「夏風邪」については注意が必要です。夏風邪とは、単に夏にひく風邪ではなく、夏風邪特有のエンテロ(腸)ウイルスや、アデノ(のど)ウイルスによる感染症のことを指します。これら夏風邪の原因となるウイルスは、湿気が多く、不潔な環境を好むと言われており、就寝時のマスクがかえって逆効果になってしまうケースもあるのです。だからといってマスクをはずしなさいというわけではありません。大事なのは、定期的にマスクを交換し、きちんと清潔な状態に保つこと。ウイルスが好む環境を作らないことです。夏風邪にかかっているときは普段よりもマスクの管理をきちんと行うようにしましょう。より予防効果を上げるには?寝るときにマスクをして、保湿効果を高めることは風邪予防の第一歩です。さらに効果を高めるためにマスクと並行した風邪対策もご紹介します。風邪予防で大切なのは、乾燥をさせないこと。そのためにも加湿器の使用は有効です。もし、加湿器がない場合は水を入れたコップなどを枕元に置くだけでも違うと言われています。加湿による結露が気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は結露が起きるくらいのほうが風邪の予防には適しているのだそうです。このように、適切なマスクの使用は風邪予防に有効であり、他の対処法と組み合わせることでさらなる効果が期待できます。自身の症状に合わせた方法で取り入れてみてはいかがでしょうか。photo by pixabay
2015年06月15日もう長いこと「死んだように寝た!」と感じることがない人も、たくさんいらっしゃるでしょう。そんな人なら、「せめて1日だけでも、いや1時間だけでもそんなふうに眠ってみたい」と思うかもしれませんね。そんな方は必見です!「寝たい!」を実現させてくれるお店が登場疲れた体や心を癒すために、定期的にスパやマッサージを利用する人も多いでしょう。でも、どんな疲れも癒してくれるのは質の良い睡眠です。これに勝る回復力を人に与えてくれるものはないかもしれません。そこで、独自の技術で頭をほぐし不眠や脳疲労を改善してくれるという、頭の専門店を紹介しましょう。スタッフ全てが頭に精通したヘッドマイスターの資格を持ち、心地よい眠りを提供してくれるそうで、眠くなくてもほぼすべての人が10分足らずで眠ってしまうというから、驚きです。そんな驚きの技術とは、どんなものなのでしょうか?「絶頂睡眠」をもたらす独自の技術とは?このお店では、年間3万人以上の頭をほぐすなかで得られた経験をもとに、同じ眠りでも施術法によって差がでることに着目。約1年を経て、気絶するほどの快感にも似た寝落ちに至らせる技術を確立したそうです。具体的には、ドーパミンなどの快楽ホルモンが生成される脳幹部へ、体のなかで唯一繋がるとされる頭部筋膜層への独自のアプローチ法を研究開発したということ。また、そのための安全で効果的な21の手技を駆使。通常の安堵型の眠りとは異なる、気持ちよすぎる幸福感が頂点に達して眠りに落ちる、「絶頂睡眠」と呼ばれる眠りを提供してくれるのだそう。いったいどんな眠りなのでしょうね!確実に睡眠をとって、本来のあなたらしさへ!疲れ切った脳は、体や心にさまざまなトラブルを引き起こします。眠りたくても眠れない人が多いなか、頭をもみほぐすことで何分かでも確実に快眠できるなら、あなた本来の力をもう少し取り戻せるかもしれません。水もオイルも使用しない本格的なオールハンドによる施術ということです。どんな時間帯でも足を運べますから、「もう限界……。とりあえず、とにかく、寝たい!」という人には、特におススメです。ただ、今のところは全国に3店舗(2015年4月20日現在)しかないということなので、今後もっと増えることを期待したいものですね!Photo by mararie
2015年05月30日狭いワンルームを活用したり金銭を節約したりしようと、ソファベッドを選ぶ人もいるのではないでしょうか。寝ることは、私達人間には欠かせない要素です。快適に寝るためには果たしてベッドとソファベッド、どちらが有効なのでしょうか。ソファベッドはホントに万能?ソファベッドは、ソファとしてもベッドとしても使用可能なことから、人気が高い傾向にあります。しかしながら、いざベッドとして使ってみたとき、その寝心地が自分に合わないと感じた人もいるのではないでしょうか。それもそのはず、実はソファベッドならではの弊害が存在していたのです。特に安い製品に頻発する問題としては、背中や肩・腰などの痛みが挙げられます。つまりソファベッドは、寝心地が悪いということが一番の問題点だと考えられるのです。現在の自分の睡眠に問題があるのならば、ソファベッドの購入は控えた方が無難かもしれません。ソファベッドの問題点は?ソファベッドの寝心地は、その形によって決まると言っても過言ではありません。ソファとしても利用することを前提として作られているので、背中の面に不自然な溝や凸凹が発生します。これが寝心地を悪くする原因です。寝ている間は、背中や肩・腰を痛めないことが大切。自分の体重を支えてくれる、適度な硬さがあるタイプが理想だと言われています。さらにソファベッドの場合、衛生面も心配になってきます。ソファベッド自体の洗濯は不可能であり、一年中そのままの状態で使用することになるため、ダニや細菌の温床になる可能性が否定できません。きちんと寝ることを考えるとき、以上を念頭に置くべきでしょう。きちんと寝る習慣を見直そう!ソファベッドは、部屋のスペースを有効活用できます。しかし、寝具として使用するのであればいくつかのデメリットも存在しています。ただ、ソファベッドが完全に悪いというわけでもありません。ソファベッドも日々進化しており、これまでの欠点を補う商品も次々と出てきています。ソファベッド専用のマットレスなどを敷くことによって、改善できた例もあるそうです。緊張しがちな新生活は、睡眠の質が明日の仕事や勉強、ひいては自分の将来を左右するかも。ベッド・ソファベッドの選択はもちろん、きちんと寝る習慣を身につけることが大切です。より良い睡眠で、毎日を乗りきっていきましょう!Photo by Chapendra
2015年05月09日普段バリバリ働いている人は、休みの日くらいだらだらと過ごしたいはず。普段より長く寝てしまうという人もいるかもしれません。でも、実は休みの日に普段の睡眠時間より2時間以上たくさん寝ている人は、平日の睡眠を見直す必要があるそうです。睡眠不足は休日の寝だめで解消できる?働いている人のなかには、残業が多かったり仕事が終わってからの時間がもったいなかったりして、つい夜遅くまで起きていることがあるかもしれません。そこで、休日は自分のなかでスイッチをオフにして、いわゆる寝だめをするという人もいると思います。寝だめは、普段まとまった睡眠がとれない人が身体や脳の疲れを取るためには効果アリ。でも、あくまでも普段の寝不足をカバーしているだけなので、あまりおすすめできません。特に、普段よりも2時間以上長く寝ている人は、生活リズムが崩れてしまう可能性があります。では、つい休日に寝だめしてしまう人は、どのような問題点を抱えているのでしょうか?睡眠不足は作業能率の低下や事故のもと!休日の睡眠時間普段よりも2時間以上長い人は、普段の睡眠時間が足りていないかもしれません。ある程度の睡眠不足は、休日の寝だめで補えばよいのですが、過度な疲れが仕事や勉強の能率を落としている可能性があります。寝不足は作業能率の低下を招くことが明らかになっています。また、強い眠気が日中に襲ってくる可能性もあり、さまざまな事故を招くリスクが高まると考えられているんです。これらを防ぐ方法は、日頃からぐっすり眠る習慣を身に付けること。自分では寝不足だと感じていなくても、休日に寝だめをしている人は注意するとよいでしょう。毎日の睡眠時間はプラス30分を意識して!休日に寝だめをしているという人は、プライベートで損をしているかもしれません。普段の睡眠時間を見直すと、もっとシャキッと仕事ができて、休日もたくさん遊べるようになるはずです。休日の睡眠時間が2時間以上長いという人は、普段の睡眠時間を30分程度プラスしてみましょう。たとえば、夜更かししてテレビを見る人は、録画して休日に見るようにするだけでも違います。また、インターネットが好きな人も、ちょっとだけ我慢して早寝をすると変わると思います。早速試してみてください。
2015年05月02日赤ちゃんが眠っている時間、どうやって過ごしていますか? 産後間もない頃は、体調の変化や慣れない育児の疲れもあって、赤ちゃんと一緒に寝ていることが多いと思いますが、日が経つにつれ、徐々に寝るだけでは退屈になってはいませんか? 赤ちゃんのお昼寝タイムに「一緒に寝る以外の過ごし方が知りたい」「みんなどんなことをして過ごしているの?」と感じている新米ママも多いはず。産後1ヵ月くらいからは、赤ちゃんがお昼寝している時間は、ママだけの楽しみの時間にしましょう。■家にいても楽しめる事は意外と多い赤ちゃんがいつ起きるかわからないので、基本的には家の中で過ごすことになります。でも、家にいても時間を有効に使うことはできます。たとえば、赤ちゃんが寝ている姿を活かした、「寝相アート」をつくってみるのもおもしろいですよ。寝相の形を活かして背景を決める楽しさもありますし、撮った写真を後で比べて見てみると、「こんなに成長したんだな」と実感できるでしょう。■入浴タイムにするのもおすすめ子どもができると、ゆっくりお風呂に入ってリラックスできることが少なくなります。たまには赤ちゃんのお昼寝中に、湯船にお湯を張って、ゆっくり浸かってみては。赤ちゃんがいると使うのをためらう入浴剤も、ここぞとばかりに入れてみましょう。ただお湯に浸かるだけですが、血行が良くなり、気持ちが落ち着くので、短時間でも高いリラックス効果が期待できます。■新しい趣味を見つけるきっかけになるかも? これまで興味があったけれど、今までトライできなかったこともあるはず。育休中の人は、仕事の休暇をもらっている今が、新しいことに挑戦し、趣味を見つけるチャンスです!好きな事に取り組むことで、ストレスを発散させる効果にも期待できます。大変な子育てと上手に向き合うためにも、お昼寝タイムを有意義に過ごしましょう。ほかにも、ネットショッピングやセルフネイルを楽しむことなど、家に居ながら楽しめることはたくさんあります。産後数週間たっていても、体はまだまだ本調子とは言えません。慣れない赤ちゃんのお世話で四苦八苦しますし、夜中は何度も起こされるので、かなりストレスを感じてしまうでしょう。しかし、ストレスが溜まりやすいそんな時期だからこそ、赤ちゃんのお昼寝タイムの時間を有意義に過ごしたいですよね。自分なりのストレス発散方法を見つけることが、この時期のイライラをうまく解消する秘訣ですよ。
2015年04月23日寝ても覚めても気持ちいい就寝前後の運動にぴったりのウエア「ネルアルック」を、株式会社ミズノと西川リビングが共同開発。4月20日から発売する。「寝る」時も「歩く」時も身につけられる「ネルアルック」は、就寝前後の運動を促進し、質の良い睡眠を促す。肌触りの良さや体が動かしやすい機能性と、ちょっとした外出もできるスポーティーなデザインを取り入れた。涼感素材「アイスタッチスーパークール」を採用し、暑さによる寝苦しさを解消。寝ている間はコップ1~2杯分の汗をかくといわれるが、その不快感を軽減してくれる。菌の増殖を抑制し、臭いを軽減する抗菌防臭機能も、ナイトウエアには嬉しいポイント。体をほぐしてぐっすり睡眠就寝前のヨガやストレッチなど軽い運動にも対応できるよう、体への圧迫感が少ない設計になっている。寝ている間の体の動きもさまたげない。アイスタッチスーパークールを採用した5分丈シャツ(税込7,776円)の他、体型カバーもできるチュニック(税込8,856円)や、肌寒い朝にちょうど良いカーディガン(税込9,180円)など種類も豊富。そのまま外へ出て起床後の軽い運動ができるよう、スポーティーでスタイリッシュなデザインを採用している。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ミズノプレスリリース
2015年04月19日「春眠暁を覚えず」の言葉通り、春はよく寝られ、寝過ごしてしまうこともありますよね。「もっともっと眠っていたい!」なんて思いませんか?しかし、あまり寝すぎるのも危険なのです!イギリスのケンブリッジ大学が、8時間以上眠る人は脳卒中リスクが高まるという研究結果を発表しました!寝不足が体に悪いことは既に知られていますが、寝過ぎも体に良くないことはあまり知られていないので、ちょっとビックリですよね。惰眠は相当、体に悪影響があったのです……。それでは、本当に健康にいい睡眠時間は何時間なのでしょうか?別の研究で、ベストな睡眠時間が報告されているので、一緒にご紹介したいと思います。■8時間以上寝ると脳卒中になりやすいケンブリッジ大学の研究チームは、42~81歳のイギリス人1万人を対象に平均9.5年間行った調査で、8時間以上の睡眠が脳卒中のリスクを46%高めることを発見しました。2回にわたる睡眠時間の調査で、どちらも8時間以上寝ていると答えた人の脳卒中リスクは、6~8時間と答えた人の2倍あったのです。研究チームは「睡眠時間の長さと脳卒中リスクの関連は明らか。心臓・血管系の障害の結果として睡眠時間が長くなることもある」とコメント。そもそも睡眠不足は代謝を阻害しストレスホルモンを高めるので、脳卒中になりやすいと言われています。今回の結果は、より長時間の睡眠も脳卒中リスクを高めてしまうことがわかったのです。原因はまだ明らかではないのですが、心血管系疾患のリスク因子とは異なる何かが存在する可能性がある、とのこと。恐ろしいですよね。■女性のベストな睡眠時間は7時間半!長時間ダラダラ眠ってしまった時、起きたときに体がだるく、腰が痛くなりませんか?これ、寝過ぎによって健康を損ねてしまっているんですね。睡眠時間と健康には何らかの関連があると言われているように、睡眠時間て人間の体にとって、とても重要。短くても、長すぎてもいけないということです。それでは、いったい何時間の睡眠が体にいいのか?実は、スウェーデンの研究チームが健康に最も良い睡眠時間を分単位まで発表しています。男女各2,000人を対象に行った調査で、女性は7時間36分、男性は7時間48分、という事実が明らかに。つまり、女性のベストな睡眠時間は7時間半なのです!この数字は、あくまでも基本。女性といっても、年齢や体調、仕事など人によってさまざまですから、当然ベストな睡眠時間も違います。ちなみに、『マイナビウーマン』のアンケートによると、最も多い平均睡眠時間は「6時間以上7時間未満」。12時に寝て、朝6時から7時の間に起床というリズムでしょう。2番目が「5時間以上6時間未満」と少し短め、3番目が「7時間以上8時間未満」となっています。働くアラサー女性は、比較的しっかりと睡眠時間を確保しているようです。ただし睡眠時間5時間以下の寝不足と、8時間以上の寝過ぎには気を付けましょう。体に悪影響を及ぼします。睡眠時間を6時間半から7時間半までにするのが、最も体にいいので、ぜひ意識してみてください!(文/森美奈)【参考】※8時間以上の睡眠が脳卒中のリスクを高める!?-世界の最新健康・栄養ニュース※Voici le temps de sommeil exact qu’il vous faut pour être en bonne santé-francetvinfo※働く女性の睡眠時間はどれくらい?平均「6時間以上7時間未満」が35.8%-マイナビウーマン
2015年04月08日寝ても寝ても眠い人、ほとんど寝なくても大丈夫な人。本当に世界は睡眠時間が十人十色の人たちで構成されています。それなのに他人と比較しすぎて自分のペースを崩してしまう、なんてことも多々ありますよね。今回は十人十色の睡眠時間についてです。アナタの理想の睡眠時間は?自分の年齢の理想の睡眠時間は何時間か――これはとても気になる問題ですが、結論から言ってしまうと「個人差があるので明確に何時間とは決められない」ということになるのだそうです。冒頭から身も蓋もない話で恐縮ですが、それもそのはずで、日中に体を動かしている量も、食事の量も、何もかも一緒という人はいないと思うので、当然、睡眠にも差が出てくるというわけですね。とはいうものの、年齢によって変化が出るという傾向は顕著にみられるようです。それは「睡眠も老化する」から。加齢と睡眠時間にどのような変化があるのかデータで見ていきましょう。10歳と70歳でこんなに違う!ある調査によると、各年齢の平均睡眠時間は10歳=約8.7時間、20歳=約7.4時間、30歳=約6.8時間、40歳=約6.4時間、50歳=約6.3時間、60歳=約6.2時間、70歳=約5.9時間となっています。わかりやすいほどの右肩下がりですよね。10歳と70歳を比べると、その差は約2.8時間で、1.5倍近くも違いがあるということになります。私たちは60年かけて睡眠時間が約3分の2で済むようになってしまうとも解釈できますね。もちろん、これには冒頭でも記したように「個人差」があるものなので、「年齢の理想の睡眠時間」ではありません。無理してこれに合わせるなどはしないでくださいね!目安だけでも教えて!そうは言っても「目安だけでも知りたい!」と思ってしまいますよね。睡眠の専門家によると「ポイントは日中に眠気や倦怠感を感じるかどうか」なのだそうです。つまり、8時間寝ていても日中に眠気があって仕事や勉強などに差し支えがでるようであれば不足、6時間でも全く問題なく活動できているのであれば十分、と言えるのだと思います。この目安を知っていれば「○時間寝なきゃ!」などと追いつめられることもなくなるので、少し気が楽になりますよね。自分なりの適正な睡眠時間を探してみましょう!Photo by The Real Estreya
2015年03月29日ショートスリーパーに憧れている人はとても多いでしょう。実際、多忙につき、睡眠時間を削らなければ仕事や勉強が処理できない状況にある人もいるのでは?確かに短時間睡眠は実利性がありますが、きちんと寝たほう方が成功へはつながりやすいといわれています。そこで、寝ることが脳の活動に大きな意味がある、その理由をご紹介します。短時間睡眠にはリスクがある1日に3~4時間程度の睡眠で、問題なくパフォーマンスが発揮できる人は、7~8時間寝ないと体がだるいという人にとっては羨ましいもの。けれど、必要な睡眠時間は、人それぞれ。日経新聞の記事によれば、必要睡眠時間は、遺伝的影響を受けているともいわれています。残念ながら、7時間睡眠が必要な体質の人は、7時間寝るしか道はないようです。短時間睡眠で、睡眠不足になると、基本的に能率が下がります。睡眠には、ただ疲れをとるという休憩的な意味だけでなく、脳が活性化される意味もあるからです。寝たほうが脳にはいい!脳は、眠っている間にも活動しています。よく、寝る前に何かを暗記すると、寝ている間に情報整理がされ、脳が活性化されると聞いたことはありませんか?Diamondオンラインによれば、ノーベル医学・生理学賞をとったオーストリアの脳科学者が、夢の中で浮かんだアイデアをきっかけに実験したところ、画期的な結果が生まれたという事例が紹介されていました。寝る前にした学習を、寝ている間に脳が整理して定着させるというのは本当のようです。この脳科学者の例も、寝る前に考えていたことが、夢の中で整理されてすごいアイデアとして表れたといってもいいようです。成功を勝ち取るには寝ること!ビジネスマンは、成功を手に入れたいものです。そのためには睡眠が絶対に必要なのです。睡眠をしっかりとっていくことで健康を維持し、長生きできるだけでなく、出世にも響いてくるといわれています。いくら睡眠時間を削って一時的に業績を上げたとしても、最終的に残るのは体を壊さなかった人。結局、無理をしてきた人は、50代頃になると息切れしてダウンする傾向が!あとで後悔しないためにも、眠れるときに眠っておいたほうが「勝ち組」になれる可能性が高いでしょう。短時間睡眠への憧れは無意味!きちんと寝て、長い目で見た出世競争に勝ち残りましょう!Photo by Alex France
2015年03月26日夫婦の寝室事情は、外からはわからないもの。夫婦で同じ布団で寝ている人、別々に寝ている人の割合はどのくらいなのだろうか。また、その理由は……? マイナビニュース会員の既婚男女200人に、夫婦で同じ布団に寝るか答えてもらった。Q.夫・妻と同じ布団で寝ますか?はい 40.5%いいえ 59.5%Q.それはどうしてですか?<はい: 同じ布団で寝る派>○一緒にいたい・「一緒にいたいから」(35歳女性/東京都/医療・福祉/専門職)・「寝るときも一緒がいいから」(26歳女性/神奈川県/食品・飲料/販売職・サービス系)・「一緒にくっついて寝たいからです」(31歳女性/滋賀県/その他/その他)・「一緒に寝ないとさびしいから」(29歳女性/東京都/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「主人にくっつきたい」(33歳女性/北海道/不動産/事務系専門職)・「一緒の方が幸せを感じる」(28歳男性/千葉県/自動車関連/技術職)○安心する・「落ち着くから」(29歳女性/広島県/情報・IT/事務系専門職)・「安心するので」(29歳女性/北海道/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「安心して寝られるから」(24歳男性/東京都/その他/その他)・「気持ちいいから」(27歳男性/東京都/学校・教育関連/事務系専門職)○好きだから・「好きなので近くで一緒に寝たいと思う」(29歳女性/兵庫県/その他/その他)・「愛しているから」(25歳男性/大阪府/建設・土木/技術職)・「まだ仲良しだから」(28歳男性/東京都/金融・証券/専門職)・「好きな人なので一緒に寝たいと思う」(29歳男性/兵庫県/食品・飲料/営業職)○あたたかい・「夫がくれるぬくもりが恵みになるから」(29歳女性/石川県/医薬品・化粧品/営業職)・「あったかいから」(46歳女性/岩手県/医療・福祉/専門職)・「一緒に寝たほうが暖かいから」(27歳女性/大阪府/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)・「分ける理由がない。冬は特にあったかくて良い」(41歳女性/愛知県/商社・卸/その他)・「寒さがしのげる」(50歳以上男性/京都府/情報・IT/技術職)○あたりまえ・「夫婦だから」(27歳男性/茨城県/建設・土木/事務系専門職)・「結婚以来の習慣だから」(40歳男性/福岡県/学校・教育関連/営業職)・「普通かなと」(28歳男性/東京都/小売店/販売職・サービス系)・「夫婦なら当たり前だと思う」(30歳女性/大阪府/学校・教育関連/クリエイティブ職)・「夫婦は一緒に寝るものだと思うから」(39歳女性/愛知県/自動車関連/その他)○相手の希望・「夫の希望」(29歳女性/東京都/生保・損保/事務系専門職)・「夫がそうしたいと言ったから」(28歳女性/埼玉県/医療・福祉/専門職)・「せがまれるから」(29歳男性/徳島県/機械・精密機器/技術職)・「人の布団に入ってくる」(46歳男性/岩手県/印刷・紙パルプ/技術職)○部屋や家具の問題・「布団が少ないので」(49歳女性/新潟県/その他/その他)・「ベッドが1つだから」(32歳女性/埼玉県/金融・証券/営業職)・「狭い部屋なので、必然的に」(36歳女性/大阪府/学校・教育関連/専門職)・「部屋がない」(32歳女性/静岡県/食品・飲料/販売職・サービス系)○その他・「子どもが小さいので川の字で寝るのが幸せです」(46歳男性/東京都/その他/クリエイティブ職)・「しょうがなく」(27歳女性/熊本県/医療・福祉/事務系専門職)・「生理的に嫌ではないので」(49歳男性/群馬県/自動車関連/事務系専門職)・「どんなことがあっても、一緒に寝ることで仲直りできる」(27歳女性/大阪府/ソフトウェア/技術職)<いいえ: 同じ布団で寝ない派>○狭いのが嫌・「狭いのは嫌だから」(32歳女性/京都府/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「1つの布団で寝ると狭いし、リラックス状態になれないから」(33歳男性/富山県/学校・教育関連/専門職)・「小さめの布団で狭いので」(33歳男性/兵庫県/小売店/販売職・サービス系)・「一緒だと寝苦しい」(50歳以上男性/神奈川県/電機/技術職)・「窮屈だから」(25歳男性/埼玉県/運輸・倉庫/事務系専門職)・「それぞれの布団で寝ないと体が痛くなるから」(31歳女性/東京都/建設・土木/事務系専門職)・「一緒に寝ると暑くて寝られない」(48歳男性/兵庫県/アパレル・繊維/事務系専門職)○ゆっくり寝たい・「お互い寝る時はゆっくり休みたいから。」(36歳男性/埼玉県/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「ぐっすり休めないから」(26歳女性/東京都/情報・IT/事務系専門職)・「熟睡するため」(30歳男性/千葉県/医療・福祉/事務系専門職)・「前は寝ていたがどちらかがトイレに行くと目が覚めてしまうため熟睡できないのでやめた」(31歳女性/福岡県/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「別じゃないと落ち着かないから」(28歳女性/福岡県/金融・証券/営業職)○ひとりで寝たい・「寝るときはひとりに方が疲れが取れる」(50歳以上女性/大阪府/ソフトウェア/クリエイティブ職)・「寝るときくらい一人がよい」(32歳男性/埼玉県/機械・精密機器/技術職)・「一人の方が落ち着く」(31歳女性/神奈川県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「別じゃないと落ち着かないから」(28歳女性/福岡県/金融・証券/営業職)○寝る時間が違う・「寝る時間、起きる時間が違うから」(47歳男性/東京都/建設・土木/技術職)・「眠るタイミングがちがうため」(29歳男性/神奈川県/商社・卸/事務系専門職)○いびきがうるさい・「妻のいびきが激しいため」(50歳以上男性/東京都/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「自分のいびきがすごいので別室で寝ている」(50歳以上男性/山形県/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「いびきがうるさいし、プライベートは確保したい」(41歳女性/福岡県/団体・公益法人・官公庁/専門職)○寝相が悪い・「お互いに寝相が悪いので」(32歳女性/山形県/医療・福祉/専門職)・「引っ張り合いになるから」(34歳女性/東京都/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「引っ張られるのがいや」(32歳女性/神奈川県/アパレル・繊維/事務系専門職)・「ベッドが別々だから。同じ布団で寝ると自分が彼の布団をとってしまうから」(31歳女性/神奈川県/情報・IT/秘書・アシスタント職)○くさい・「匂いが嫌だから」(50歳以上女性/大阪府/その他/その他)・「臭い」(39歳女性/神奈川県/医療・福祉/専門職)○その他・「ありえないだろw」(33歳男性/東京都/情報・IT/技術職)・「邪魔」(31歳女性/神奈川県/建設・土木/事務系専門職)・「妻が嫌がる」(37歳男性/兵庫県/団体・公益法人・官公庁/営業職)・「面倒だから」(50歳以上男性/京都府/その他/その他)・「恥ずかしい」(27歳男性/北海道/情報・IT/技術職(SE・プログラマー・システム)・「別々のベッドがある」(33歳男性/岐阜県/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「大きなベッドがないので」(50歳以上男性/高知県/学校・教育関連/事務系専門職)・「子供と一緒に寝ているから」(39歳男性/福岡県/その他/技術職)・「新鮮でいたいので」(27歳女性/埼玉県/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「暑さ寒さの感覚が違いすぎるから」(50歳以上男性/愛知県/電機/技術職)・「特に考えたことはない」(50歳以上男性/愛知県/電機/技術職)・「別居中」(49歳男性/東京都/通信/事務系専門職)アンケートの結果、夫婦で同じ布団に寝ている人は40.5%、別々に寝ている人は59.5%と、別々に寝ている人のほうが多い結果となった。同じ布団に寝ている人の理由としては、「一緒にいたい」「安心する」「好きだから」「あたたかい」「それがあたりまえ」などがあった。「子どもが小さいので川の字で寝るのが幸せです」「どんなことがあっても、一緒に寝ることで仲直りできる」なんて、ほほえましい回答も見られた。一方、別々に寝ている人の理由は、「狭いのが嫌」「ゆっくり寝たい」「ひとりで寝たい」「寝る時間が違う」などだった。「いびきがうるさい」「寝相が悪い」「くさい」といういっしょに寝たくない特別な理由がある人もいた。「ありえないだろw」「邪魔」といったちょっと心配になるような回答もあった。調査時期: 2015年3月13日~18日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 200人(既婚男性100人、既婚女性100人)調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年03月20日夜寝る前に行う「睡眠パック」は知っていますか??「スリーピングパック」とも呼ばれていて、塗ってから寝るだけで睡眠時間を有効活用できちゃいます♪寝ているだけでお肌をしっかりケアしてくれて、次の日の朝は化粧ノリがとっても良くなります!乾燥しやすい季節の変わり目や、特別な日の前日はスペシャルケアとしてオススメです。出典:ローラさん公式Instagramより夜のお手入れといえばシートマスクを使っている方も多いと思いますが、シートマスクとの違いはつけたまま寝られるところです。シートマスクよりも油分を含んでいるので保湿力があります。夜の22時~2時はお肌の“シンデレラタイム”と呼ばれていて、成長ホルモンが盛んに分泌されます。身体的な成長が止まった年齢でも成長ホルモンは分泌され、その日のダメージや疲れを修復する働きがあるので、お肌の細胞もこの時間帯に再生していきます。シンデレラタイムを利用して肌を綺麗にしちゃいましょう!!エチュードハウスムーンライトインスプーンナイトクリーム出典:ETUDO HOUSE公式サイトより夜眠っている間に、魔法のスプーンで肌の奥*(*角質層)までしっかりとうるおいを届け、輝きに満ちた肌へ導くナイトクリーム。ミシャミシャエイヒョンオーバーナイトクリーム出典:MISSHA公式サイトより韓方成分たっぷりのクリームが、眠っている間にお肌を集中トリートメント。化粧水の後これだけ塗って眠れば、翌朝お肌ぷるん!セリスティナ GEKKA SLEEPING PACK出典:@cosme睡眠中に集中的に毛穴をケアし肌を整えます。 8種類のナチュラルエッセンスオイルでいい香りに包まれます。オルビスオーバーナイトホワイトニングジェルEX出典:@cosmeオウバクエキスが、紫外線ダメージ伝達を集中的に防ぎます。美白有効成分と複合して、翌朝驚くほどの明るい肌に導きます。しっかりとマッサージをしながら塗りこみましょう!次の日の朝、ぬるま湯で洗い流すだけで透き通る肌に出会えます。寝ているだけで潤いや栄養を与えてくれるのでお手軽で使いやすいですよね♪普段忙しくても、肌に元気がないなぁ・・・と思ったら睡眠パックを始めてみませんか??
2015年03月15日寝る数時間前にお風呂に入って、ストレッチをして……と快眠を得るために有効な方法はたくさんあるといわれています。けれど、忙しいあなたにとっては、「そんなことしてる時間はない!」ことでしょう。そんな方におすすめなのが、寝る前に、ちょっと一押しするだけで安眠できる方法です!寝る前にちょっと時間をとって!ツボ押しタイム残業で遅くに帰宅後、忙しさのあまり慌てて床につくけれど、興奮して眠れないという方は多いのではないでしょうか?そんなときは、寝床に入る前に、5分でも時間をとって、ツボ押しのリラックスタイムを確保してみては?ツボを押すことで、睡眠時間を削らず、効率的に快眠効果が得られるのは、サラリーマンやOLにとっては嬉しいこと。ちなみに、人間の体には600カ所以上もツボがあるといわれているので、その中からピンポイントで安眠に効果的なツボを押しましょう!熟睡できないのは肝機能低下に原因あり!?どうも最近、寝つきが悪い、眠りについても途中で目が覚めてしまう。そんなときは、東洋医学では、肝機能の低下に原因があるとしています。そこで、ツボ押しによって、肝機能を活性化させることで、眠りそのものの質を高めて、熟睡を促すという方法があります。例えば、この肝機能を活性化させるのに効くツボが「期門(きもん)」というツボ。肋骨のキワの辺り、両側にあるツボで、肋骨の下の縁と、乳頭からまっすぐ下に延ばした線がちょうど交わる場所にあります。両手の親指を両方の期門のツボに押し当てて、押し上げるように指圧します。肝機能への働きかけで、熟睡ができるそうですよ!快眠効果のあるツボはここ!他にもまだまだ快眠のツボはあります。不眠症改善のツボといわれるのが、足の裏の「失眠(しつみん)」や、耳の後ろにある「安眠(あんみん)」というツボ。失眠は、かかとのふくらんだ中央部分にあります。指では押しにくいので、ツボ押し器具などを利用するといいでしょう。安眠は、耳の後ろの骨が出っ張っているところの下にあるくぼみから、1~1.5cm頬寄りの位置にあります。こちらは、首の後ろから手を回し、中指でツボを捉えて、上手に指圧してみてください。ツボを押しながら、できるだけリラックスすることがポイント。安眠が得られるように、心安らかな時間を持ちましょう!Photo by Marine B
2015年03月09日春は四季の中でも穏やかで過ごしやすい季節。ぽかぽかとした暖かさに、ついうとうとしてしまいますよね。この時期に、寝坊をしてしまったという方や、休日に寝過ぎてしまったという経験をお持ちの方もいるでしょう。実は、この現象は気候のせいだけでなく、体質に関係していると言われているのです。春のダルさや寝過ぎは低血圧のせいだった!穏やかで暖かい春の気候は、なんだか眠くなる季節というイメージをお持ちの方もいるはずです。実際に昼間に強烈な睡魔に襲われたり、普段よりも長く寝てしまったりしてしまう人も。でも、気候だけでなく、私たちの身体の仕組みにも寝過ぎてしまう原因があるという意見があります。睡眠の質には、血圧の数値が関係していると言われています。血圧が正常値より低い低血圧の状態だと朝目が覚めてもダルく、「朝起きられなくなる」「睡眠時間が延びてしまう」といった症状が起こることがあるようです。低血圧だと、どうして寝過ぎたり朝起きられなくなったりするのでしょう?実は、低血圧が原因で私たちの身体に、ある変化が起きているからだそうです。春は低血圧になりやすい?冬の寒さで縮んでいた血管は、暖かくなると広がると言われています。すると、血液を心臓に戻す力が弱まってしまうため、春は血圧が下がりやすくなるのだとか。低血圧になると、身体のあちこちが不調になりやすくなってしまうそうです。低血圧になると、脳に十分血液が送られなくなってしまいます。その結果、「寝つけない」「朝起きられない」といった症状が生じてしまう可能性があるのです。めまいや頭痛などの原因になることもあるので、低血圧はできるだけ早く改善をする必要があると言えます。また、血液の循環が行われなくなってしまうと、身体の隅々まで血液が行き渡らなくなってしまうので、足先や手先といった末端を中心に血液が不足しがちに。冷え性の原因になるほか、疲れやすくなり、寝過ぎてしまうこともあるようです。生活習慣を見直して体質と睡眠時間を改善しよう!低血圧の改善には、日々の生活習慣を見直すことが大切です。体質改善は難しそうに感じられるかもしれませんが、生活を少し見直すだけでも症状を軽減できるケースもあります。たとえば、朝の気だるさを回避するには、規則正しい生活を送り体内時計を正常にすること。低血圧の悩みを抱える人には、朝起きるのが苦手な人が多いと言われていますが、夜更かしせずに早寝早起きの習慣をつけましょう。また、適度に身体を動かすことも低血圧に好影響を与えるのだとか。ウオーキングのように、負担が軽くて続けやすい運動でも構いません。適度な疲労感が得られるので、きっと寝つきも良くなるはず。低血圧を改善して、朝スッキリ起きられるようにしましょう!Photo by Lulu Lovering
2015年03月07日(photo by YangChen(TW))夜の23~2時は、肌が再生されるシンデレラタイム。そのため、この時間に寝る睡眠美容を実践している人も多いのでは?この睡眠美容にとって最も重要なのは、24時間変化する肌の状態に合わせたスキンケアをすることなのです。朝に目覚めて、夜に眠くなるワケとは私たちの体には時計があるかのように、夜に眠くなったり、朝には自然と目が覚め、日中は活動的になりますよね。それは実際「時計遺伝子」といわれる、時を刻む遺伝子が体の中にあって、1日のリズムをコントロールしているからなのだとか。夜に眠気を誘うホルモンとして「メラトニン」の存在があります。朝に陽の光を浴びると、時計遺伝子がリセットされてメラトニンの分泌タイマーが押されるのだとか。これによって、メラトニンは約15時間後に分泌が高まることに。朝7時に起きた人には午後22時からメラトニンの分泌が活発になるというわけです。眠りが浅いという人は、このメラトニンの分泌がうまくいっていないのが原因の1つです。つまり、体内のリズムがうまく刻まれていない状態だと言えます。24時間で肌をケアする「時計美容」とは体内のリズムを正常化させるためには、時計遺伝子が刻む時計に従って、メリハリのある一日を活動するのがポイントです。朝はまず睡眠中に失われた水分の補給が必要なので、水分をたっぷり摂って不要な老廃物を出すデトックスタイム。一方、夜は日中に受けたダメージの修復力と細胞を生まれ変わらせる再生力がアップする時間。こうした24時間の体内リズムに合わせた肌ケアを肌悩みに合わせながら提案するのが、アテニアから発売された『ドレスリフト』と『プリマモイスト』です。これまでは一般的に肌再生のためには夜のケアのみが重視されてきましたが、アテニアでは一日の生体リズムに着目しました。朝の肌は、睡眠中の水分蒸散モードの影響で渇きがち。水分をたっぷり補うと同時に、日中の乾燥や紫外線といった外的刺激から肌を守るケア。こうすることによって、肌ダメージを最小化させて夜の肌の再生効果を高めることができます。そして、夜は肌の水分蒸散モードに備えた「うるおいチャージ」と2大アンチエイジングホルモンの分泌に合わせた栄養補給で、睡眠中の肌再生を最大限に高めるケアを。さらに、睡眠の質を上げるために配合された精油の力で、自律神経のメリハリをサポートする。これが、アテニアが提案する24時間で肌への最大の効果を考える「時計美容」という発想なのです。ふっくらもっちり、朝の洗顔が楽しみになった乾燥だけでなく、疲れていないのに「疲れている?」と聞かれるハリのない肌が昨今の悩み。そこで今回エイジングケアの『ドレスリフト』を使ってみました。一年を通して乾燥しがちな肌ですが、化粧水がグングン入っていって肌にエイジング成分がしっかり浸透、日中の粉ふきは一切ありませんでした。ナイトクリームは、乾燥しやすい頬と目元にたっぷり塗って就寝。翌朝洗顔してみると、肌が吸い付くようにもっちり。そして目元がいつもより輪郭がハッキリ、目尻がピンとしていたのが印象的でした。「朝と夜それぞれに必要なものを補う」ということがもたらす効果をとても実感できる商品です。これまで、季節によってスキンケアを変えることはしても、朝と夜の効果を分けて考えずに化粧品のチョイスをしてこなかった人にはぜひ、試して欲しい商品です。【参考】アテニア「時計美容」スペシャルサイト
2015年02月19日アトピー性皮膚炎は30万人以上の人が悩まされている症状です。かゆくて困るだけでなく、湿疹ができてしまうのが気になるという人もいるかもしれません。実は、寝ることによって症状が改善すると言われていますが、必要な睡眠時間はどのくらいなのでしょうか?アトピー性皮膚炎の患者数は約36万9千人厚生労働省が発表した『平成23年患者調査』によると、アトピー性皮膚炎の患者数はおよそ36万9千人いると言います。アレルギー性疾患のひとつであり、何らかの原因に対して皮膚が過剰に反応し、肌が炎症を起こしてしまっているんです。アトピー性皮膚炎は全身がかゆくなってしまうので、不快な気持ちになる人も少なくないと思います。また、湿疹ができてしまうのでコンプレックスに感じてしまう人もいるかもしれません。実は、睡眠によってアトピー性皮膚炎は改善すると言います。ぐっすり眠ると皮膚がキレイになるメカニズムについてご紹介します。7時間以上の睡眠を確保しよう人間は、睡眠によって体力や身体の機能を回復します。このとき、成長ホルモンを分泌しますが、まず身体の内側からケアすると言います。でも、お肌の改善は後回しになってしまいます。アトピー性皮膚炎をキレイにしたいと思うのであれば、最低でも7時間から8時間以上寝るのがいいという意見があります。また、できる限り横になっていたほうが、眠れなくてもお肌の調子は回復するのだとか。これは、直立歩行は人間にとって無理な姿勢であり、身体にさまざまな負担がかかっているからだそうです。アトピー性皮膚炎が気になるなら、お休みの日は横になっているのもいいかもしれません。ゴールデンタイムにぐっすり寝てアトピー改善アトピー性皮膚炎が気になるというアナタ。お肌の調子を改善するなら8時間以上の睡眠がおすすめですが、寝る時間帯に注意するともっと効果的かもしれません。成長ホルモンは、昼間よりも夜に寝るほうが分泌されるそうです。夜10時から深夜2時まではお肌のゴールデンタイムと言われていますが、昼夜逆転すると回復力が衰えてしまう可能性があります。せっかく同じ時間眠るのであれば、できるだけ早めに寝てしまうのがベター。アトピー性皮膚炎を改善するためにも、睡眠時間を夜のうちにたっぷり確保して、ぐっすり眠るようとよいでしょう。Photo by Insert Magazine
2015年02月13日アナタは熟睡するために正しい寝方を意識したことはありますか?実は、ぐっすり寝るには仰向けよりもうつ伏せのほうがよいという意見も。一見すると息苦しそうですが、どうしてうつ伏せがよいとされているのでしょうか?仰向けは正しい寝る姿勢ではなかった!?睡眠時間は確保しているはずなのに、なぜかぐっすり眠れないとアナタ。もしかしたら仰向けで寝ていませんか?実は、眠気が解消しない理由には、寝方が関係しているかもしれません。人間の寝る姿勢として正しいのは、うつ伏せだという意見があります。仰向けや横向きよりも熟睡しやすく、健康にもよいのだそうです。たとえば、長寿で有名な日野原重明医師は、長生きするための習慣としてうつ伏せで寝ることを勧めています。人間以外の脊椎動物は、うつ伏せで寝るのが当たり前だからだそうです。これにより、胃腸がスムーズに働き、排せつもきちんと行えるようになるのだといいます。治療法としても普及しているうつ伏せ寝うつ伏せ寝は眠りの質を高めるという説は、順天堂大学大学院教授の白澤卓二氏も支持しています。いびきをかく人は仰向けで寝ているため、重力で舌の根がのどに落ちて気道を閉塞しているといいます。その結果、眠りの質が落ちてしまうということのようです。また、うつ伏せ寝は、治療法の一環として介護の現場でも導入されています。寝たきり患者を防ぐために、腹臥位療法という治療法が普及しているんです。これは、寝たきりの人や食事や排せつ機能が落ちている人を、うつ伏せにして15分から30分程度寝かせるという方法です。腹臥位療法も、胃腸の働きや排せつを助けるといいます。ただし、骨折や窒息のリスクがあるので、高齢者が行う場合はムリな力をかけないようにしましょう。うつ伏せ寝で長生きしよううつ伏せ寝は、朝起きたときにうつ伏せである必要はないようです。人間は寝返りを打つため、自然と寝る姿勢が変わっていることがあるからです。睡眠時間はたっぷりあるはずなのになぜか眠れないとお悩みであれば、寝る姿勢を工夫するのもいいかもしれません。うつ伏せ寝をマスターして、健康な身体で長生きを目指しましょう。
2015年02月04日猫の睡眠時間は1日10~15時間あり、最大20時間にものぼります。つまり猫は人生の2/3を寝て過ごします。猫の名前の由来は「寝る子」から「ねこ」と変化したという説もあるぐらい猫はよく寝ます。英語では「catnap」はうたた寝を意味し、世界中で猫=寝るというイメージが持たれていることがわかりますね。○人間は寝なさすぎ?睡眠時間は動物によって実に様々。もっとも長いナマケモノやコアラは約20時間、もっとも短いキリンは約2時間です。人間の平均睡眠時間は8時間なので、動物界では睡眠時間が短い方になります。猫以外にも「寝ている時間>起きている時間」の動物は沢山います。○睡眠時間は肉食>草食動物を食生活で分類すると、肉食動物のほうが、睡眠時間が長い傾向にあります。草食動物の食事である草は低カロリーなのでたくさんの量を食べる必要があるんですね。必然的に食べるために時間がかかるので、寝ている時間が少なくなってしまうからです。また、肉食動物に襲われる危険性があるので長時間深い眠りにつくわけにもいきません。牛の睡眠時間は4時間ほど、キリンは2時間しか睡眠時間をとりません。例外としてコアラとナマケモノの睡眠時間は20時間以上と非常に長く、それは消費エネルギーを極限まで減らすという戦略をとって進化してきたからです。猫はもちろん肉食動物なので高カロリーの肉を食べ、食事にそれほど時間を使いません。また肉食動物は狩りをする時間は決まっており、それ以外の時間はエネルギーを温存するため寝ます。ライオンやトラなどネコ科動物は総じて睡眠時間が長い傾向にあります。○猫はまとめて寝ない猫の睡眠時間のサイクルを調べた研究では、26分の覚醒と79分の睡眠を繰り返していることがわかりました。深い睡眠であるレム睡眠に入るまで時間がかかります。猫の場合、20~30分後にレム睡眠が6~7分続き、その周期を繰り返します。トータルの睡眠時間は長いですが、短時間の睡眠を繰り返すので深い睡眠に入っている時間はそれほど長くありません。○実は犬も結構寝ているが……ある複数の調査のまとめると猫の睡眠時間が12.1時間なのに対して犬は10.6時間で、その差は1.5時間しかありませんでした。しかし一般的には犬と猫を比較した時、圧倒的に猫のほうが寝ている時間が長い印象を持たれています。それは猫の活動時間と人の活動時間がずれているからではないでしょうか。猫は夜行性ですが正確には薄明薄暮性動物(はくめいはくぼせいどうぶつ)です。薄暗い夕方や夜明けに活動性が増す動物のことです。猫の目は暗いところで真価を発揮しますが、完全な暗闇では流石に見えません。獲物の動物には見え辛いが、猫には十分な光が残っている薄暗い時間帯が猫本来の行動時間です。猫がやたらと朝が早く、夜明け頃に「ごはんくれー」と起こしてくるのはこのためです。AM4時に飼い主を起こし、飼い主が身支度を終わらせ家を出る頃にはもう寝ている。このような人間との生活スタイルの食い違いが、実際の睡眠時間以上に猫が寝ている印象を与えているのではないでしょうか。○安心だにゃ!上記の研究の報告では猫の睡眠時間は12.1時間という結果でしたが、家で飼われている猫は明らかにもっと長い時間寝ていますよね。その理由として考えられるのは狩りや、パトロールする必要がないから。つまり安心しきっているのでしょう。お皿の前でニャーと鳴けば食事が手に入り、滅多にテリトリーが侵されることがない家猫は睡眠時間がより長くなります。○まとめ自然界で起きている時間よりも寝ている時間が長い動物は猫以外にもいますが、猫の睡眠時間は長い部類には入ります。睡眠時間が長い理由として、肉食であること、薄明薄暮性動物であること、睡眠が散発的であることなどが考えられます。また室内飼いの猫はストレスが少ないことから、睡眠時間が長い傾向にあります。その他には雨の日は睡眠時間が伸びることも。また歳をとるとさらに睡眠時間が長くなり、20歳を超える高齢猫ではナマケモノなみに眠ることもあります。1日の大半を寝て過ごす猫は、睡眠時間が不足がちな現代社会人からすると羨ましい限りです。留守番をしている日中も寝て、夜も飼い主と一緒に寝て、よくそんなに寝られるものだなあと感心させられます。1日でも良いので代わってもらいたいものです。(画像と本文は関係ありません)■著者プロフィール山本宗伸獣医師。Syu Syu CAT Clinicで副院長を務め、現在マンハッタン猫専門病院で研修中。2016年春、猫の病院 Tokyo Cat Specialistsを開院予定。猫に関する謎を掘り下げるブログnekopediaも時々更新。
2015年01月14日一日24時間。これ誰もが平等に与えられた時間です。朝起きてから寝るまでの間、仕事したり家事をしたり、それぞれ過ごします。慌ただしく過ぎていく毎日の中で、ふと「何も考えたくない」「無になりたい」と思ったことはありませんか?忙しいすぎると言われている日本人は、ぼーっと何も考えている時間はないのではないか、と海外メディアで取り上げられることもしばしば。でも、案外皆さん何も考えない時間が必要なようです。今回、一日一体どれぐらい無の時間を必要としているのかアンケートをとってみました。■全く無の時間を求めていない日本人が多かった!まず、平均3.19時間は誰にも邪魔されず、一人きりでぼーっとする時間を求めていることが判明。一日3時間!ひとり暮らしならこれくらい簡単に確保できそうですが、家族がいればちょっと難しいかも。共同生活している時ほど、一人の時間って大事ですしね。それでもせめて「1時間はぼーっとしたい」という意見が一番多くて、全体の30%以上を占めました。1時間……。簡単そうで簡単じゃない。だけど「寝る前の1時間でもいい」「これだけあれば明日もまた頑張れる」そんな感じでしょうか?忙しい日本人ならではの、控えめな時間ですね。次いで「2時間欲しい」というご意見。1時間は忙しないけど、2時間ならリラックスできる。という感じですね。そして、案外多かったのが「0時間」。まさに働く日本人で、約16%が「ぼーっとする時間なんて必要ない」と思っているようです。もしかして、リラックスタイムは必要ではないのでしょうか?■一日中ぼーっとしていたい日本人は少数派だったただ、勤勉なイメージの日本人を覆すべく、一日24時間ぼーっとしていたい人は、なんと7%。とにかく「何も考えたくない」「無になりたい」そうで、もしかして病んでいますか?いずれにしても、みなさん時間に差はあるものの、少しはぼーっとする時間は必要なようです。でも、3時間以上だと、怠けてしまいそうで不安になるのだとか。やはり、ここにも真面目な日本人の姿勢を垣間見ることができますね。脳科学的にみても、脳をニュートラルにするためには、ぼーっとする時間が必要です。しかも、女性よりも男性の方が一人で何でも解決したがるので、ぼーっとする時間を求めています。そのため、女性の方々、もし男性がぼーっとしていても、決して「何ぼーっとしてるの?」なんて突っ込まないように!男性のエネルギー補充時間なのですから、一緒にぼーっとしちゃいましょう。(文/Jeana)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年11月27日(木)調査対象:全国の20~30代の男女100名
2014年12月29日「昨日は私5時間しか眠れなくって」「私なんて4時間しか寝てない」。なぜか日本人は短時間睡眠を自慢しがち。その理由はともかくとして、睡眠不足はあまり自慢できるものではないようです。今回は、睡眠時間と健康にスポットを当てます。睡眠時間と健康の関係「睡眠時間」と「健康状態」に相関関係はあるのでしょうか?毎日忙しくてどうしても長時間睡眠がとれないという方にとっては、とても気になるところですよね。結論から言えば、慢性的な睡眠不足は自律神経機能やホルモン分泌などに大きな影響を及ぼすと考えられています。さらに、記憶力や意欲の低下など、精神的にも悪影響があるそうです。なんとなくわかってはいたことですが、実際に睡眠不足は悪影響があると言われるとヘコみますよね……。でも、今回の記事で具体的にどのような影響やマイナスがあるのかをしっかり学習して、今後の生活に活かしていきましょう。睡眠不足の影響とは健康な人でも寝不足な状態を2日続けると、食欲が平常時と比べて増大してしまうということがわかっています。これはレプチンという食欲を抑えるホルモン分泌が制限され、逆にグレリンという食欲を増進するホルモン分泌が活性化するために起こります。つまり、簡潔に言えば睡眠不足を続けると太りやすくなる、ということですね。残業しながらお菓子をポリポリ、ストレスで遅い時間に暴飲暴食……これだけでも太る要因がたくさんあるのに体内から変化していたとは驚きですね!また、統計的に睡眠不足の人は、糖尿病や心筋梗塞、狭心症などの生活習慣病になりやすいとも言われています。BMAL1遺伝子って?現代は、幸か不幸かわかりませんが、確実に言えることは「夜は誰もが寝るもの」という時代ではないということです。つまり、誰もが体内時計(ボディクロック)が狂いやすい時代であるともいえます。なかでも、夜勤などの体内時計(ボディクロック)が狂いやすい仕事をされている方は健康管理に注意が必要です。というのは、夜間は体内時計(ボディクロック)を調節するBMAL1遺伝子とそのたんぱく質が活性化するため、より太りやすくなると言われているからです。肥満になると、より生活習慣病になるリスクが高くなるので、睡眠が健康にどれだけ深くかかわっているかということがおわかりいただけたかと思います。夜は寝る、そしてなるべく食べない!これを徹底して、健康ライフを送りましょう!Photo by YoungDoo Moon
2014年12月11日