京都大学を卒業し、就職しないまま専業主婦という道を選んだ女性のブログ記事が話題となりました。投稿した女性は、自分の選択が少数派であることを認識しつつも、周りから批判されることに対して強い反発を見せていた様子。ネット上ではこの記事をきっかけに、 高学歴の女性が卒業後すぐに専業主婦という道を選ぶことについて大きな論争が巻き起こりました。良い大学を出て、良い企業に就職し、良い夫を見つけて結婚するのが幸せの形とされるなかで、特別な生き方のようにも思えます。そこで今回、パピマミ読者のママたちに「大卒からストレートで専業主婦になる人をどう思いますか?」 というアンケートを行ってみましたので、その結果を発表したいと思います。●大卒からストレートで専業主婦になる人をどう思いますか?・1位:本人が満足なら別に良いと思う……56%(159人)・2位:学歴がもったいないと思う……21%(60人)・3位:学費のムダだと思う……18%(50人)・4位:うらやましいと思う……5%(14人)※有効回答者数:283人/集計期間:2016年6月7日〜2016年6月8日(パピマミ調べ)●「本人の自由」という回答が過半数を占める『周りに迷惑をかけているわけでもないし、他人が口を出すことではないですよね。自分が正しいと思った道を進むのに、正しいとか間違ってるとかない』(30代ママ)『専攻した学問と関係ない会社に就職する人なんて山ほどいる。それと何が違うの?「今が幸せ」と言える方がよっぽど勝ち組でしょ』(20代ママ)『良い大学を出て就職したから幸せになれる、という世の中ではないですよね。大卒の専業主婦と聞くと珍しいなとは思いますけど……。嫉妬してる人も多いのではないでしょうか』(40代ママ)多くの人が、本人の選んだ道に他人が口出しすべきではない という考えを持っているようです。大学を出ても就職できない人や、就職したもののすぐに退職してしまう人など、必ずしも働くことが幸せにつながるということでもありません。周りから見て同じような人生に見えても、それをどう感じるか は人それぞれ。自分の考えと違う生き方をする人を批判するというのは、決して褒められたものとは言えないのではないでしょうか。●「もったいない」「ムダ」という意見も根強い『難関大学なんて行きたくても行けない人がたくさんいる。高水準の教育を受けて、その結果が専業主婦ってどうなの?結婚するのはいいとして、一度働きに出てもよかったんじゃないのかと思ってしまう』(20代ママ)『多少なりとも親からお金をかけて育てられて、本人も大学に行くために努力してるわけですよね。やっぱりもったいないと思います。大学に行っていなければ、その分、お金や時間が他のことに使えたわけですし』(40代ママ)『本人のお金だから使い方は自由なんだけど、国立大学だったら少なからず税金がかかってるってことですよね。主婦になる人のために自分たちの税金が使われたと思うと、複雑な気持ちではあります』(40代ママ)否定的な意見を持つ人も4割近くいて、いまだ「大学を出たら就職するのが当然」 という考えも根強いようです。特に、“時間”と“お金”の2つをムダにしているという印象を受ける人が多いようで、専業主婦になるのであれば他に有意義な使い方ができたのではと感じる人もいるでしょう。この他、「うらやましい」と感じた人の意見として、『今は専業主婦でも、学歴があればいざ働きたいと思っても苦労しなさそう。そういう意味では、難関大卒だからこそ今やりたい専業主婦という道を選ぶことができるっていうのはあると思う。うらやましい!』(30代ママ)というものもありました。たしかに、高学歴という背景があることで、選択肢が広がる という見方をすることもできるかもしれません。----------いかがでしたか?大学を卒業してストレートで専業主婦になるというのは、たしかに人とは違う生き方と言えるでしょう。しかし、それを理由に批判するということが正しい姿とも思えません。どのような道を選ぶにしろ、本人の幸せを願うことのできる世の中になることが大切なのではないでしょうか。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜4位)】大卒からストレートで専業主婦になる人をどう思いますか?()●文/パピマミ編集部
2016年06月09日こんにちは、ママライターのみいゆです。結婚して夫婦になるとお互いに思いやりが必要になってきます。しかし、妻が専業主婦になった場合なかなか夫の理解が得られないこともあります。世の中には「専業主婦は時間があっていいことばかり」という考えがまだまだ浸透しているようです。今回は、専業主婦、特に子どもを持つ妻が“夫から言われて腹が立った”言葉をいくつかご紹介します。専業主婦の妻を持つ旦那様は要チェックです!●専業主婦に言ってはいけないNGワード5選●「俺が働いたお金だ」『これを言われたときは本当に腹が立ちました。私も働きたいけど子どもがまだ小さいから諦めてるのに、この言い方はないでしょう』(2歳男の子のママ)●「休みの日ぐらい休ませて」『双子の子どもがいるので、専業主婦といえど全く休む暇がありません。私もたまには休みたいのに、これを言われるとムカッとします』(1歳双子のママ)●「子育ては妻の仕事」『普段はそうかもしれないけど、あなたは子育てに一切関与しないつもりなのか とビックリしました』(4歳男の子のママ)●「専業主婦が一番楽」『確かに、外で仕事をするよりは時間があるかもしれないけど、正直楽ではない。まだまだ手のかかる子どもがいて目も離せないのに楽だと思われているなんて……』(2歳女の子のママ)●「俺のほうが疲れてる」『どっちが疲れてるとか比較するのはなんだかなあ。それぞれやってることは違うし疲れ方も違うのに、比べるなんて意味不明 』(20代専業主婦)●自分が専業主婦だったらと想像してみようどうしてもお互いに日中の生活は見えないので想像することしかできません。専業主婦はずっと家にいるというイメージから自由時間が多いと思われますが、特に子どもがいる家庭ではそうはいきません。経験してみないと分からないものですが、まだ小さい赤ちゃんがいるとトイレに行く隙がない ことも多いです。もし、上のようなことを言ったことがあるかもしれないパパやご主人はちょっと言い方を気をつけてみましょう。専業主婦は暇だと決めつけないで、想像してみることも大事 ですね。●ライター/みいゆ(ママライター)
2016年05月31日TOKIOの国分太一(41)らが、19日に放送されたTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)で、"専業主婦の妥当な年収"について意見を言い合った。番組では、25~35歳の働く男女を対象に調査した「専業主婦の妥当な年収っていくら?」というアンケート結果(マイナビウーマン調べ)を紹介。女性側は1位200万、2位100万、同率2位300万という結果になったのに対し、男性側は1位0円、2位100万、3位200万となった。女性側は「1日中働いているのと同じ」などと主張しているのに対し、0円と答えた男性側からは「社会で働かないのであれば給与なんて払う意味なし」といった声があがった。男女で大きな差が出たこの結果に、昨年9月に結婚した国分は「驚きました」と衝撃を受けたようで、「感謝なさすぎじゃないですかって思ってしまう」と、男性側の評価の低さを指摘。同じく昨年9月に結婚した千原ジュニアも「ほんまかな」と驚いていた。"夜回り先生"こと水谷修氏は「(男性が)年収300万の場合は200万と言われても払えない。愛と実益を考えたら、収入の半分。僕はそうしてます」と、収入の半分が妥当だと意見。「僕がこうやって働けるのは、妻が守ってくれて家をきれいにしてくれているから」と言い、「0円」という評価は「論外ですね」と強い口調で話した。
2016年05月19日産後に仕事を「続ける」か、それとも「辞める」かの選択。多くのママたちの多くが悩む問題ですよね。働く選択をした場合と辞める選択をした場合、それぞれの一日の流れとメリット、デメリットをまとめます。■働くママの一日のスケジュール私は、仕事を続けることを選択したママです。今はフリーランスで働いているのですが、先日まで会社に属して記者をしていました。保育園にすぐ入れなかったこともあり、子どもが1歳半のときに職場へ復帰。子どもがまだヨチヨチとつたい歩きをするぐらいのころです。今回は、私が産休明けに仕事復帰した頃の一日の生活を紹介します。▼6時:子どもと一緒に起床バタバタと着替え、朝食、片付け、化粧、保育園の準備を済ませます。朝食は、準備と片付けのしやすさを考えてパンにしています。1歳半の息子もパンであれば、一人で食べることができました。▼8時過ぎ:出発車のチャイルドシートに子どもを乗せて出発します。「イヤイヤ期」に入ってからは、ここが一番苦労するポイント。なかなか乗ってくれないので、「よ~い、どん!」と掛け声をかけ競争をしながら乗り込む作戦をとっています。いつまで効果があるかわかりませんが…。保育園を経由して、職場へ向かいます。最初のころは、泣いてすがる子どもを先生に託して、私も泣きそうになりながらの出社でした。3カ月間くらい寂しがって泣いていましたが、今ではよろこんで保育園に行っています。毎朝泣いていた時期も昼間は元気に過ごせているようだったので、安心して任せることができました。▼9時半:会社着毎朝、就業時間ギリギリで滑り込みです。▼16時半:退社時短勤務だったため、ほかのスタッフより一足先に会社を出ていました。▼17時半:お迎え保育園に到着するのは、だいたい17時半以降。帰りの支度をして、家に着くのは18時過ぎでした。家に着くとすぐに夕飯です。我が家は夫の帰りが早いため、夕飯の準備をしてくれていました。▼20時:寝かしつけ夕飯後に入浴し、20時には寝かしつけ。私も疲れて一緒に寝落ちしてしまいます。▼深夜1時:私だけ起床夜中に起きて、洗濯と部屋の片付け。3時ごろまで仕事をして、再度寝ています。 ■「働く」メリット・デメリット働くメリットは、「収入があること」と「生活にメリハリができる」ことだと感じます。仕事復帰後の一番の楽しみは、昼食を外でゆっくり食べることでした。同僚を誘って時々カフェでランチをする時間は、私にとってとても貴重な時間になっていました。一方、デメリットは、「子どもと過ごす時間が減る」ということ。私はその分、子どもとの時間を濃密に過ごすように心がけています。家事は夫と分担、または子どもが寝た後にやるようにして、家にいる時間は常に子どもとベッタリ。休みの日は、朝8時から公園に行き、クタクタになるまで思いきり遊んでいます。 ■「辞める」選択をしたママの一日妊娠を機に仕事を辞めた友達も多いです。友人の話を元に、「辞めた」選択をしたママの生活をまとめます。友人にも私と同い年の子どもがいます。▼6時:起床起きるとすぐに洗濯機を回し、朝食の準備。夫が7時前に出社するので、6時半には朝食。家事を優先するため、子どもは起こさず。トイレと洗面所の掃除をパパッと済ませ、7時半ごろ、洗濯物を干していると子どもが起き出します。▼8時:食器洗いと掃除機子どもに朝食を食べさせた後、Eテレに夢中になっている隙に食器洗い。掃除機をかけ始めると追いかけてくるので、掃除機はかけないときも。▼9時~10時:買い物・お出かけ・友達訪問買い物のついでに児童館へ寄ったり、友達が遊びに来たりします。遊ぶときは自宅になることが多いそう。▼12時:昼食・子どものお昼寝子どもの昼食は、まとめて作って冷凍しているそう。昼食時は、子どものぐずり方が激しいため工夫しているようです。子どもは昼食を食べると、そのままウトウト。ベッドへ運び、自分の昼食とテレビタイムです。夕食の下ごしらえもテレビを見ながら、子どもが寝ているうちに済ませます。▼15時:洗濯物の取り込み・子ども供起床洗濯を取り込んでたたみ、片付けた頃に子どもが起床します。午後は、基本的に室内遊び。▼18時・夫の帰宅、子どもとお風呂夫が帰ってくると、子どもとお風呂に入ってもらいます。2人が入浴中に夕飯を仕上げ、入浴が終わるとみんなで夕飯を食べます。▼21時:就寝食後はゆっくり過ごし、子どもの歯磨きなどを済ませると、ママと子どもは寝室へ。そのまま寝落ちしなければ、子どもの食事のストックを作ったり、テレビを見たりするようです。 ■「辞める」メリット・デメリット仕事を辞めるメリットは、子どもと長く一緒にいられる点。あとは、家事がしっかりできること。友人の自宅は、いつ遊びに行ってもとてもキレイに片付いていて、本当に感心します。在宅勤務をしていた時期もありましたが、「うちの子は手がかかるから、仕事なんてもう当分はムリ!」と言っています。デメリットは、夫の収入しかないこと。あとは、自分の時間がないということでしょうか。仕事を続けても、辞めても、母親業が忙しいのは同じです。自分にあった生活はどちらか、見極めることが必要かもしれません。また、専業主婦のママには、一人になる時間がとても少ないように感じます。家族の協力も得て、たまには外でゆっくりお茶をする時間を確保してほしいです。
2016年05月07日ゆとり女子の母親世代から上の年齢の方々は、「女は、結婚して専業主婦」というのが普通の時代でした。それが今や、女性の社会進出はもはや当たり前、『女性管理職の増加を』とまで謳われるようになった日本。そんな中、これから社会に出る年齢~結婚適齢期と呼ばれる層にあたるゆとり女子は、将来の自分のあるべき姿として、どんな希望をもっているのでしょうか?今回は、87年~絶賛就活中の94年のゆとり女子から話を聞いてきました。■1.バリキャリ(家庭より仕事)・・・7%「4月から役職についたので、どこまでできるかがんばってみたい」(90年生まれ)「せっかく働くなら、上を目指したい。家庭のことは、1人じゃなく夫婦2人で頑張れば良いんじゃないかと」(88年生まれ)バリキャリ!と言い切った人は、かなり少なめ。大体、予想通りの数字かなと思いました。「これから、もっと頑張って働くぞ!」という意見が93年以降の若手ゆとり女子から出るのかなと思いましたが、バリキャリと回答したのは全員が90年以前生まれ。上の立場になるにつれて、働きたい欲が高まってきたということなのでしょうか。■2.専業主婦(仕事より家庭)・・・13%「外にも出たいからパートとか続けたい」(94年生まれ)「刺激になるから仕事はしたいけど、週3くらいで育児に負担かからない程度にやりたい」(87年生まれ)予想では、もう少しいるかなと思ったのですが、意外と少なかったのが専業主婦希望者。パートなどを希望しているのは、お金のためというよりも、『外に出ていたい』『家庭以外にも居場所がほしい』というのが本音のようです。■3.どちらとも言えない・・・80%「どちらも大事だけど、優先順位は時期によって変わると思う」(93年生まれ)「相手による」(93年生まれ)「やっぱり自分のお金もほしいし、自分がなりたかった仕事に就いたら楽しいから仕事に専念したいと思いつつ、子供が産まれたらこの生活でいいのかなと葛藤中・・・」(87年生まれ)予想通り、『どちらとも言えない』が80%で一番多いという結果。状況によって変わるであろう自分の気持ちと、結婚する相手によっても違う、というのが『どちらとも言えない』を選択したゆとり女子の意見でした。就活が始まっていない学生にアンケートをとったら、また違った結果にもなりそうですが、就活中の学生と既に社会人のゆとり女子は、かなりの現実主義者!『働かなきゃ暮らしていけない!』という状況で働くのは嫌だけど、仕事を、家庭とは違う居場所や、心にゆとりを持つお金稼ぎの場と考えている人が多いようです。
2016年04月08日コニカミノルタの100%子会社であるキンコーズ・ジャパンは4月4日、大判インクジェットプリント専業のインターリンクを買収した発表した。コニカミノルタが推進している企業の営業・マーケティング部門を顧客ターゲットとするソリューションビジネスにおいて、大型インクジェットプリントの出力、加工、施工までサイン&ディスプレイサービスをワンストップで展開しているインターリンクの買収により、以下の効果発揮を狙う。キンコーズではインターリンクが持つサイン&ディスプレイサービスのリソースとノウハウを活用し、企業の販促活動ニーズに対するリアルマーケティング分野での幅広い提案力とスピード感のある対応力の強化を図り、オンデマンド出力サービスのさらなる国内シェア拡大を目指すインターリンクの代理店チャネルを得ることにより、コニカミノルタグループにとって新規となる顧客へのリーチ拡大を図るコニカミノルタグループ各社が連携することにより、デジタルマーケティングとリアルマーケティングを融合し、新たなサービス領域まで拡大したワンストップソリューションサービスで差別化を図る印刷物、展示物、装飾物、POPなどの制作物を提供して顧客とコミュニケーションをするマーケティングサービス買収方法はコニカミノルタがキンコーズを通じ、インターリンクの全株式を取得。キンコーズとインターリンクは、株式譲渡契約を4月1日に締結している。
2016年04月05日生活スタイルは夫婦間の個人的問題で、どれが望ましいということは言えません。しかし例えば専業主婦を選択したならば、そのことに対するリスクは充分に理解しておく必要があります。○専業主婦のリスクを把握しよう - いつでも自立できてこそ専業主婦を満喫これからの時代は夫だけの収入では生活設計が難しいと言われています。歴史的に見ても専業主婦が一般的なケースは少ないのです。武士の妻は一見専業主婦のようですが、上級武士の妻は多くの使用人を管理しなければなりません。家電製品がない時代は家事には時間と手間を必要とします。下級武士の妻は内職無しには暮らせなかったでしょう。私の祖母は兄弟姉妹10数人の長子でした。東京で学業生活を送っていましたが、卒業間際に母親が亡くなり、幼児を含む大勢の兄弟姉妹の養育とこれまた大勢のお手伝いさん(会社と家内双方の)の舵取りをするために、即刻帰郷しそのまま東京には戻れませんでした。専業主婦は高度成長期の一時的現象だと言って良いでしょう。それでも専業主婦を選択するのであれば、そのリスクを理解し、どう対処するかを考えておく必要があります。収入がなければ蓄財はできないのが当然ですが、リスクに弱いのも大きな要因です。手に職がない・キャリアがない結婚を控えた若い女医の人生設計の相談を受けた事があります。夫婦でマンションを購入する時の名義等の考え方が相談のメインでした。夫となる人よりも格段に高給を得ていましたが、子供も欲しくてキャリアの維持には悩んでいました。医者でも仕事を離れて数年すると、再び第一線に戻るのは難しいそうです。日々進歩する新しい治療法や薬剤などに追いつくにはロスできる期間は若い間でも2年間くらいだと言っていました。建築の設計も同じです。日々新しい工法や建材の開発、法律の改正等、空白期間を埋めるのは簡単ではありません。ファイナンシャルプランナーも6分野ごとの毎年ある税制改正や金融商品・保険商品の知識を、離職している間に把握し続けるのは至難の業です。キャリアがあっても一旦離職すれば、元に戻るのは簡単ではないのです。夫が働けなくなったら不謹慎ですが、働き手が死亡した場合は、遺族年金や死亡保険金が支払われ、住宅ローンの残債も団体信用生命保険で支払われます。遺族には残債のない住まいが残ります。しかし、もし何かしらの障害を負ったり、重大な病気になったりした場合は、収入が無くなるばかりでなく、治療費もかかり、看病の時間もとられ、妻は思うように働くこともできません。これが最大のリスクだと思います。安定して蓄財できたはずの家計が一転、危機に見舞われます。離婚したら離婚してシングルマザーとなり、直ちに生活に困るようではリスク管理が不足していたと言わざるを得ません。もはや3組に1組が離婚する時代です。なんの対策もなしに専業主婦が離婚してシングルマザーになって生活に困り、公的支援に頼り、税金を消費するのは、夫婦で働いて子育てしている人たちには納得がいかないでしょう。夫婦で働いていれば税金も相当額支払わなくてはなりません。専業主婦は所得税を負担していない上に、配偶者控除で夫の所得税も減額されている立場です。日本は国債の発行で借金が増えています。税金が不足しているので消費税も増税されます。国民として、なるべく税金に頼らず、まずは自衛する努力は必要でしょう。私の年代は、学業を終えてそのまま結婚し、専業主婦になるケースもまれではありませんでした。サラリーマンに嫁げば、配偶者控除で夫の所得税は削減されます。妻の基礎年金の保険料も夫の厚生年金保険料でまかなわれ、夫の保険料がその分増額することもありません。通常は夫の方が年上ですので。夫亡き後は遺族厚生年金と自分の基礎年金を受取り、遺族年金は高額でも非課税です。所得税が非課税ということは住民税や健康保険料も、その延長線上にあります。つまり一生の間一度も所得税も保険料も支払わずに、年金を受け取り、一生を終えることになります。○子育て期間はごくわずか - 子育て後の35年間何をして過ごしますか?専業主婦を選択している最大の理由は子供でしょう。しかし一般的な、子供2人を実質育てる期間はどのくらいでしょうか。中学生ともなれば、友達優先で親は相手にしてもらえないでしょう。下の子との年齢差を考えても15年程度でしょうか。残りの35年間程度を母親業がさほど必要でない期間を過ごすことになります。「空の巣症候群」が話題になるほどですので、その後の準備がなされていないケースは多いのでしょう。今の時代は働き方が多様化されていますので、少しずつ自分自身の人生を切り開きやすくなっています。○専業主婦でも、いざという時は一人で子供を育てられる力を一人で子供を育てる力のない場合は、本来は子供を作る資格はありません。最悪どんな状況でも子供を育てられる気持ちは、女性ならば誰でも基本的に持ち合わせているでしょう。「母は強し!」ですが、人間は群れで生活する社会的動物で、社会の構造はなかなか一人親に優しくはできていません。どんな場合でも子供を育てられるように用意しておくことは、母親としての責務でしょう。思わぬ病気や怪我に見舞われないとも限りません。離婚や失業も誰にでも起きうる事柄なのです。専業主婦は有利です。子育てしている間に資格取得のための勉強時間が充分あります。外に働きに出る場合でも、自宅等で起業する場合でも、いきなり多くの収入を得る必要はないでしょう。夫の収入に頼りながらも、徐々に仕事量を増やすことも可能です。この有利な立場は利用しない手はありません。ある意味で可能性は高いのです。そこに専業主婦の蓄財のポイントがあるように思います。(※写真画像は本文とは関係ありません)<著者プロフィール>佐藤 章子一級建築士・ファイナンシャルプランナー(CFP(R)・一級FP技能士)。建設会社や住宅メーカーで設計・商品開発・不動産活用などに従事。2001年に住まいと暮らしのコンサルタント事務所を開業。技術面・経済面双方から住まいづくりをアドバイス。
2016年01月02日iDAはこのほど、「お仕事と家庭に関する調査」の結果を発表した。調査は12月1日~3日、全国の男女300名(7歳以下の子どもを持つ30代の専業主婦の女性150名、専業主婦の妻を持つ20~49歳の男性150名)を対象に、WEBアンケート方式にて行われた。○「妻に働いてほしくない」夫、わずか6.7%専業主婦の女性150名に「いずれ働きたいと思いますか?」と質問したところ、約7割が「働きたい(40.7%)」「どちらかというと働きたい(28.0%)」と回答。また、専業主婦の妻を持つ男性150名に対して「奥様にいずれ働いてほしいと思いますか?」と尋ねた結果、「働いてほしくない」という人はわずか6.7%にとどまり、7割超が「働いてほしい(30.0%)」「どちらかというと働いてほしい(44.0%)」と考えていることがわかった。続いて、いずれ働くとした場合、希望する雇用形態(男性には妻に求める希望形態)について聞いたところ、男女ともに「パート・アルバイト(女性88.3%、男性71.2%)」が断トツの1位に。次いで「正社員(女性34.0%、男性37.8%)」「契約社員(女性34.2%、男性29.1%)」と続いた。○理想とする"家庭と仕事のバランス"に男女で差次に、仕事をすると仮定した場合の「家庭と仕事の理想的なバランス」について尋ねたところ、女性は「仕事3: 家庭7(26.7%)」や「仕事2: 家庭8(20.7%)」など、「家庭の比重」が大きい回答が多かった。一方、男性は「仕事5: 家庭5(25.3%)」がトップに。男性の4人に1人が「仕事を始めるならばしっかり家庭も仕事も頑張ってほしい」と考えていることがわかった。続いて、現実的に考えた場合の「家庭と仕事のバランス」についても聞いたところ、男性の1位は「仕事3: 家庭7(20.0%)」と、女性が理想とするバランスと同じ結果に。逆に、女性は「仕事2: 家庭8(18.7%)」が1位だったが、僅差の2位は「仕事5: 家庭5(18.0%)」と、男性の理想バランスに近い結果となった。○夫は家事を手伝っているつもりでも、妻は…?次に、「夫が担当している(男性は自分が担当している)家事」について調べた結果、1位「ゴミ出し(50.7%)」、2位「子どもをお風呂に入れる(31.3%)」、3位「風呂掃除(31.0%)」となった。しかしながら、女性に比べて男性の回答数が軒並み多い結果に。特に大きく開きがあったのは「風呂掃除(女性17.3%、男性44.7%)」や「日用品の買い物(女性9.3%、男性31.3%)」で、男性が思っている以上に、女性は家事を手伝ってもらっている印象が薄いことがうかがえた。続いて、「夫にお願いしたい(男性はやってあげたい)家事」について聞いたところ、「皿洗い(43.3%)」が1位となり、男女別に見ても女性46.7%、男性40.0%とあまり差はなかった。男女の回答に差が見られたのは「子どもをお風呂に入れる」で、男性20.0%に対して女性は倍以上の46.7%。逆に、「買い物(日用品)」は男性20.0%に対し、女性はわずか4.7%という結果に。あまり女性はやってもらいたい家事というわけではない一方で、男性はやってあげたいと思っていることがわかった。
2015年12月24日●専業主夫・主婦になりたい理由--「仕事がつらい」「サザエさんに憧れ」の声仕事でミスし、上司に厳しく叱られてしまった。もう会社に行きたくない。家事のほうが好きだし、いっそ専業主夫になれたらなぁ……。今回は、マイナビニュース会員のうち共働きの既婚男女200名に「専業主夫/専業主婦になりたいですか?」と質問してみた。Q.専業主夫/専業主婦になりたいですか?はい(男性)22.0%/(女性)23.0%いいえ(男性)78.0%/(女性)77.0%Q.それはどうしてですか?○「専業主夫になりたい」男性の意見■仕事を辞めたいから・「そろそろ引退したい」(50歳以上男性/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「サラリーマンには向いてないから」(50歳以上男性/金融・証券/専門職)・「会社が嫌いだから」(50歳以上男性/自動車関連/事務系専門職)・「仕事がつらい」(41歳男性/運輸・倉庫/技術職)■ラクできるから・「ラクそうだから」(33歳男性/電機/技術職)・「ヒモで暮らせたらラクで良い」(45歳男性/商社・卸/販売職・サービス系)・「ラクしたい」(27歳男性/金融・証券/事務系専門職)■一度はやってみたい・「なれたらいいなと思う」(31歳男性/金融・証券/事務系専門職)・「一生に一度はそういう時期があっても良いかなと思う、周りに主夫仲間がいれば心強い」(30歳男性/学校・教育関連/専門職)・「一度やってみたい」(47歳男性/学校・教育関連/その他)■家事が好きだから・「家の事が好き」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)・「働くよりも家事が向いているので」(38歳男性/情報・IT/技術職)○「専業主婦になりたい」女性の意見■働きたくないから・「働くことが嫌いだから」(29歳女性/金融・証券/営業職)・「働くのはしんどいから」(27歳女性/小売店/営業職)・「仕事のストレスが嫌だ」(26歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「働くのが好きじゃないので」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)■仕事と家事の両立が大変・「どうせ家事を全部しなければならないなら、稼ぎは任せたいため」(28歳女性/学校・教育関連/専門職)・「働きながらだと体がきついから」(28歳女性/ソフトウェア/技術職)・「仕事と両立が大変」(37歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「そしたらもっといろいろが完璧にできると思うから」(32歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)■のんびり暮らしたい・「お金に余裕があるならゆっくり生活したい」(28歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「夫に十分な収入があるなら、専業主婦でのんびりしていたい」(28歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)■子育てのため・「子育てが大変」(27歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「子どものことをじっくりみてあげられるから。時間が絶対的に足りない」(36歳女性/団体・公益法人・官公庁/技術職)■その他・「もう疲れた」(29歳女性/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)・「1人の時間が欲しい」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「サザエさんのような家庭に憧れているから、あんな家庭で子育てできたら素敵だと思う」(24歳女性/食品・飲料/専門職)●専業主夫・主婦になりたくない理由 - 「家事が嫌い」「仕事が好き」の人も○「専業主夫になりたくない」男性の意見■家事が大変そう・「多分、家事下手で無理だと思うから」(50歳以上男性/電機/技術職)・「料理ができないから」(50歳以上男性/建設・土木/営業職)・「家事は基本苦手だから」(48歳男性/建設・土木/技術職)・「家事が嫌いなので」(43歳男性/自動車関連/技術職)■仕事を続けたいから・「仕事で外にいる方が良い」(50歳以上男性/医療・福祉/専門職)・「仕事をし続けたいので」(29歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)・「今の仕事も続けたいから」(34歳男性/学校・教育関連/専門職)・「仕事が好きだから」(35歳男性/情報・IT/営業職)■経済的に厳しいから・「年収が減るので」(30歳男性/運輸・倉庫/技術職)・「奥さんの年収だけでは生活が維持できないと思うから」(32歳男性/商社・卸/事務系専門職)・「なる時はなってもとは思うが、収入的に私が働かないと成り立たないため」(27歳男性/情報・IT/技術職)・「仕事はしないと金銭的にきつい」(30歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)■面白くなさそう・「楽しさが分からない」(32歳男性/食品・飲料/技術職)・「つまらなさそうなので」(34歳男性/小売店/販売職・サービス系)・「ひまで退屈そうだから」(26歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)・「鬱憤がたまりそう」(38歳男性/団体・公益法人・官公庁/営業職)■男なら当然・「男は外で仕事に励むことが普通です」(26歳男性/電機/技術職)・「男らしくない」(32歳男性/農林・水産/販売職・サービス系)・「男として働くのは義務だと思っています」(43歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)■その他・「自由に意見を述べられなくなる」(33歳男性/情報・IT/技術職)・「自分の趣味は自分で稼いだお金でしたいので」(48歳男性/食品・飲料/事務系専門職)・「仕事をしていたほうが人生にメリハリがあるから」(32歳男性/通信/技術職)○「専業主婦になりたくない」女性の意見■ずっと家にいるのは退屈・「時間を持て余しそう」(37歳女性/ソフトウェア/技術職)・「1日中家にいるのは性に合わない」(30歳女性/電機/事務系専門職)・「することがなさ過ぎて飽きそう」(32歳女性/自動車関連/事務系専門職)・「ずっとうちにいるのは耐えられないし飽きてしまうので」(29歳女性/医療・福祉/専門職)・「ワイドショーを見ているつまらない主婦になりたくない」(36歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)■自分で稼ぎたいから・「働いてほしいものを気兼ねなく買いたい」(32歳女性/食品・飲料/事務系専門職)・「自分の収入で今まで自由がきいていたから」(27歳女性/通信/クリエイティブ職)・「自分だけが使うものを自分で働いたお金で購入したいから」(31歳女性/金融・証券/専門職)・「自分の生活費は稼ぎたい」(47歳女性/医療・福祉/専門職)■社会とつながっていたい・「社会とつながっていたいから、仕事が好きだから」(34歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「社会とのつながりがあったほうがいい」(30歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)・「仕事をして社会とつながっていたいから」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「夫ひとりで十分に収入があったとしても、仕事を持つことで社会とつながりを持っていたいから」(37歳女性/その他/秘書・アシスタント職)■その他・「夫に支配されるのは嫌だから」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「専業主婦に求められるスキルが高すぎる」(32歳女性/その他/事務系専門職)・「自分にもコミュニティが欲しい」(33歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)・「ボケるから」(47歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「誰かの奥さん、誰かのお母さんではなく、自分自身を持っていたいから」(47歳女性/不動産/秘書・アシスタント職)■総評「専業主夫になりたい」と答えた男性は22.0%と少数にとどまった。理由としては「家事ができない」というのが最も多く、「自分には勤まらない」「いうほどラクではない」「毎日大変そう」といった声が寄せられた。また、「仕事を続けたい」という回答も多かった。「仕事が楽しいから」という理由もあるのだが、「男性が女性を養うべき」という固定概念も強くあるよう。世間体を気にする人もいるようだった。しかしその一方で「仕事をしたくない」という理由から専業主夫を希望する男性も。主夫になればラクができると考えているようで、「一度やってみたい」と憧れを抱く人もいるようだった。「専業主婦になりたい」と答えた女性もわずか23.0%。共働き女性の多くが、今後も仕事を続けたいと思っていることが分かった。「ずっと家にいるのは耐えられない」という意見が多く、専業主婦は「退屈」「暇そう」「つまらない」といったイメージがあるよう。「家庭にばかりいると老け込む」「ぐうたらしすぎてしまう」といった懸念もあるようだった。また、「家庭に入ると視野が狭くなるので危険」という意見も寄せられた。仕事を通じ社会との繋がりを持つことで、広い視野を養えると考えているよう。社会に取り残されるのが怖い、という不安もあるようだった。他にも、「家事が苦手だから稼いでくる方が気が楽」「専業主婦は生活にハリがなさそう」「仕事が好きだから」といった理由が挙げられた。専業にも兼業にも、それぞれ他人には分からない苦労があるもの。専業主夫(または主婦)も一度経験すれば、その大変さが実感できるかもしれない。調査時期: 2015年11月9日~18日調査対象: マイナビニュース会員(共働きの既婚者限定)調査数: 男性100名 女性100名 合計200名調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年12月21日【ご相談】小学校1年生の子どもがいます、中学受験など将来の教育費が心配です35歳女性です。32歳の夫と小学校1年生の息子がいます。以前は仕事をしておりましたが、現在は専業主婦です。転勤の可能性があるため賃貸住宅に住み、自動車は所有せずにカーシェアと公共交通機関で済ませるなど、日々の生活は節約して、年に一度家族旅行をしています。今のところやりくりには困っていませんが、将来を考えると子どもの教育費などが心配です。現在は公立に通っていますが、中学校は国立か私立を考え、4年生ぐらいから受験塾に通わせる予定です。このままの生活でよいのでしょうか。また、どのように備えればよいのでしょうか。大阪府在住 鈴木和子さん (仮名)【回答】今の家計状況なら、中学から私立でも大丈夫!しかし油断は禁物です。すぐにでも、教育費専用口座での管理を始めましょう(ファイナンシャルプランナー 中垣 香代子からのアドバイス)この春にお子さまが小学校に入学されたとのこと、おめでとうございます。お子さまが小学校に入学され、将来の教育費が気になり始めたのですね。今は困っていらっしゃらないけれど、家計のやりくりはこのままでいいのか、どのように教育費に備えたらいいのかとのご質問ですが、結論から申し上げます。今の家計状況を続けることができれば、中学から私立の進学コースでも大丈夫!しかし油断は禁物です。すぐにでも、教育費専用口座での管理を始めましょう。鈴木さまがご心配されている教育費ですが、準備を始める前に、今後の教育費がいくらくらいかかるのかを知る必要があります。文部科学省の調査によると、小学校から高校までの学校教育費と学校外活動費の合計は表1の通りです。通学期間合計欄のうち、鈴木さまにあてはまるところを赤文字で示しています。また、大学にかかる費用は表2のようになっています。鈴木さまのお子さまは、現在公立小学校に通われていらっしゃいますが、学校生活にかかる費用と習い事などにかかる費用は、月々の家計費の中で賄うことができています。次に、中学・高校ですが、私立もお考えとのことですから、中学からは私立の金額で考えることにしましょう。私立中学では、平均して1年間に130万円近い金額が必要となります。高校では「高等学校等就学支援金」制度(国公私立を問わず、年収910万円程度未満の世帯に、高校等の授業料の支援として「就学支援金」が支給される)があるため、中学よりは負担が軽くなります。それでも、私立高校では、平均して1年間に100万円近い金額が必要です。4月は他の月よりも引き落とし金額が多かったり、修学旅行の費用が引き落とされたりする月もあることでしょう。時には10万円以上の出費となることもあり、毎月の家計の中でやりくりするのは難しくなることも。私立に進学する前に、貯蓄にゆとりを持たせることがとても大事なことなのです。中学受験に備えて通う学習塾代も、塾によって差はありますが、大手塾では3年間で200万円を超えるところも少なくありません。また、大学受験に備えるための塾代や受験費用も100万円ほど考えておいた方がいいですね。ここで、教育費のご相談を受けた時にいつもお話ししている方法を、鈴木さまにも伝授します。それは、「教育費専用の口座を作ること」です。教育資金を光熱費・通信費の引き落としやカード決済口座と同じ口座に預けていると、教育資金が実際にどれくらい準備できているのかが分かりにくくなります。教育資金だけの専用口座で管理することにより、教育資金の準備状況を正しく把握することができます。次は、作った教育費専用口座には、いくらずつ積み立てていけばよいかです。鈴木さまの家計状況を見ますと、収入は手取り年収600万円、支出は年間約478万円+一時支出50万円で528万円。単純に考えると、年間で70万円ほど貯蓄できる計算になります。一時支出がなければ、1年間で120万円ほど貯蓄できる計算になりますが、実際には家電の買い換えや予定外の出費などがあるでしょうから、100万円ずつ貯蓄したとしましょう。さらに、中学3年まで支給される児童手当(月額1万円)も教育資金専用口座に入金すると、112万円になります。この積立スタイルで、鈴木さまが大学卒業までの教育費を賄うことができるのか、シミュレーションしてみました。1年間で100万円(中学3年までは112万円)を教育資金に積み立てて、そこから教育費を払っていけば、大学卒業までの教育費を賄うことができることがわかりました。ただし、上記の大学の費用は、私立大学の学校への納付金のみで算出しています。学校への納付金以外にも、大学生活に必要な費用は小さくありません。まだまだ先の話ではありますが、すべてを親御さんがご負担されるのか、お子さまがアルバイトや奨学金でいくらかご負担されるのか、大学進学前に話し合っておくことをおすすめします。鈴木さまは以前お仕事をされていたそうですが、今後のご予定はいかがですか?1カ月に5万円でも収入を得ることは、今後の生活の大きなゆとりとなります。「5万円くらい増えてもね……」と思われるかもしれませんが、1カ月に5万円ですと1年間で60万円、10年間で600万円になります。今からお子さまが高校を卒業されるまでの10年間で、600万円を増やすことができるのです。そうなれば将来、お子さまが留学などをしたいと思われた時の費用にもできますね。お子さまに使われない時は、退職後のお楽しみや生活費に充ててもいいですね。状況が許すならば、お仕事をされることを考えてもいいかもしれません。今後、お子さまの成長にともない、食費・通信費・お小遣い・旅行費用(子ども料金⇒大人料金)などが増えていくことと思いますが、現在のようにメリハリのある家計管理を続けて、ぜひ『年間100万円作戦』を成功させましょう。コラム執筆者プロフィール 中垣 香代子(なかがき かよこ)CFP(R)/2級ファイナンシャルプランニング技能士損害保険会社に約10年勤務後、子育てに専念。約20年間の専業主婦の後、ファイナンシャルプランナーとなる。「老後のお金サポーター」として、相談業務の他、40~50歳代女性にお金の知識をわかりやすく伝える活動をしている。また、自身の経験から、経済的理由で進学をあきらめるお子さんが一人でも減ることを願い、就学支援の情報発信にも力を入れている。老後のお金を一緒に考える事務所 所長。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2015年11月17日ソフトブレーン・フィールドは、「資格・免許(運転免許除く)」に関するアンケート調査を実施し結果を発表した。調査は8月7日~13日、30代~40代の主婦を中心とする既婚女性を対象にインターネットで行われ、3,226名(平均47歳)から有効回答を得た。○専業主婦64.6%が「資格・免許」を保有調査ではまず、運転免許以外の資格・免許の保有状況について調べた結果、既婚女性68.7%が何らかの資格や免許を保有していることがわかった。また、専業主婦に絞って見ても、その保有率は64.6%と6割を超えた。さらに、いくつ保有しているのか聞いたところ「1個(31.3%)」「2個(18.4%)」「3個以上(14.9%)」となり、専業主婦の3人に1人が運転免許以外の資格や免許を複数個保有していることがわかった。○人気の資格1位は「簿記」続いて、専業主婦の方で何らかの資格・免許を保有していると回答した1,018名を対象に、どのような資格・免許を保有しているのか集計したところ、保有している人数が最も多かったのは「簿記」で26.9%だった。「簿記」は最も役に立った資格・免許でも1位となっており、多くの人が取ってよかったと考えているよう。そのほか「珠算検定(19.9%)」「英検2級以上(19.0%)」「秘書技能検定(17.3%)」「教員免許(14.9%)」などの保有率も高かった。○取得理由は「就職のため」と「好奇心」最後に、最も役に立った資格・免許を取得した理由について尋ねたところ、最も多かったのは「就職のため(35.5%)」だった。次いで「興味はあったから(20.3%)」となっており、専業主婦の5人に1人が興味・好奇心から資格・免許の取得にチャレンジしたことがうかがえた。具体的には、下記のようなコメントが寄せられたという。・「グルーデコ、モードジュエリーを取得し、作品の制作、指導に有効的に活用できています。以前より手作りが好きな私でしたので、趣味と実益が合致し、とても毎日楽しいです」(資格名:グルーデコ認定講師、モードジュエリー認定講師、40代)・「子供のアトピー対策でアロマセラピストの資格を取得。きっかけは素人判断で本に書いてある通りにアロマを配合して子供に塗ってみたら湿疹が出てしまい、アロマセラピストの方に相談したところ子供への配合割合が濃すぎたとのことでした。やっぱりきちんと勉強しないとアロマセラピーのような自然療法も怖いのだと身に沁みて、勉強して資格を取りました。今でも役に立っています」(アロマセラピスト、50代)・「子供が保育園に入る前に興味があった資格をとろうと思い、自宅で勉強できる通信教育を申し込み、子供が寝ている時などに毎日コツコツ頑張りました。睡眠時間を削ってレポートを提出したり、大変なこともありましたが、無事資格がとれてうれしかったです。子供が保育園に入った途端、医療事務の仕事の誘いがあって資格を生かすことができました」(医療事務、40代)一方で、「出産に伴って退職し、再就職に使えるかと思い医療事務の勉強をしました。子供が幼稚園に入り、さぁ職探しと思ったら募集があるのは8時からが多く、子供が入った幼稚園は8時前からは見てくれず、いまだに出番はありません」(医療事務、30代以下)といったように、せっかくの資格・免許を生かせていないという意見も多数見受けられた。
2015年10月08日IBJとディップはこのほど、共同で実施した「結婚後の女性の働き方」に関する意識調査の結果を発表した。調査は8月16日~19日、IBJの婚活サービスを利用する20代~40代の未婚男女1,012名(男性523名、女性489名)を対象に行なわれた。○男女ともに「専業主婦」を希望せず妻の働き方についての理想を「結婚後~妊娠まで」「妊娠・出産後」「子供が育ってから」の3つのタイミングに分けて質問したところ、男女ともに「専業主婦」を希望する割合は低く、最も多い時でも「妊娠・出産後」で男性は15%、女性は14%という結果に。結婚後に女性が働くことに男女とも賛成意見が多いことが明らかとなった。○妊娠するまでは「正規雇用」が理想女性の働き方について、結婚後、妊娠するまでは男女ともに6割以上が正規雇用での仕事を希望しているが、その理由を探ったところ、最も多かったのは「貯蓄のため(男性36%、女性37%)」で、妻の妊娠・出産育児に備えて女性がフルで働けるうちに貯蓄をしておきたいという考えがうかがえる結果となった。一方、妻がアルバイト・パートで働くことを希望する割合は、「結婚後、妊娠するまで」から「妊娠・出産」にかけて男性は19%、女性は17%と急増。その理由について尋ねたところ、男性は「生活費のため(29%)」、女性は「家事育児に集中するため(27%)」が最多回答となった。男性は少しでも生活費の足しになるよう、妻にアルバイト・パートでの仕事を希望しており、一方女性は、母親として育児に専念しつつも仕事を辞めて専業主婦になる気持ちは薄いことがうかがえた。なお、妻がアルバイト・パートでの仕事をした際の理想の年収については、男女ともに「男性400~799万、女性200万円未満」という意見が多く、おおよそ600万~1,000万円程度の世帯年収であれば出産後も生活できるという考えが読み取れた。○妻の勤務日数は「週3~4日」が理想次に、妻の非正規雇用での勤務を希望する男女を対象に、妻の理想の勤務日数について尋ねたところ、男性の75%、女性の82%が「週3~4日程度の勤務」を理想としていることがわかった。また、重視する条件についても、「勤務時間(男性40%、女性47%)」を重視するという回答が最も多く、次いで男性は「(妻にとっての)やりがい(25%)」、女性は「家までの距離(18%)」という結果となった。
2015年09月15日「託児施設は、共働きまたはシングルマザーじゃないと利用できない」というイメージがあり、専業主婦は使えないと思いがち。たしかに、実際仕事をしている人が利用するケースがほとんどですが、専業主婦だから利用できないという決まりはありません。むしろ、1日中子どもと一緒にいる専業主婦こそ、ストレスが溜まったり、息が詰まったりすることもあるでしょう。そういう時にこそ、託児施設を利用すべきです。自分の時間を必要としている専業主婦は多い少し前の調査ですが、リクルートワークス研究所が発表した「専業主婦が求める育児支援」というレポートに、こんな調査結果が載っていました。首都圏の主婦(夫がいる人)で、現在就労していない、末子年齢が 3 歳以下の 97 名に対してアンケート+10~15 分の聞き取りインタビューを行ったところ、「子育てで困っていること」のほとんどが「育児による拘束」にまつわる回答だったのです。具体的には、「自分の時間がない」69.1%「やりたいことができない」66.0%「具合が悪くても子どもの面倒を見なくてはならない」58.8%「仕事をしたいができない」44.3%出典: Works Review 2006 Vol.1 専業主婦が求める育児支援 朝から晩までずっと子どもと一緒なので、自分の時間をつくることができず、やりたいこと、やらなければならないことが山積みになってしまい、それがストレスになっているようです。また、調査では「どんなときに子どもを預けるサービスを利用したいか」についても尋ねており、それに対しては、73.2%の人が「買い物・美容院」と答え、「自分の趣味・習い事のため」56.7%,「再就職のための活動,職業訓練・スクールへ通う」54.6%と続いた。特に利用したいときでは、「自分の趣味・習い事」「別の子どもの用事」と答えた人が多かった。出典: Works Review 2006 Vol.1 専業主婦が求める育児支援 という回答が寄せられており、専業主婦たちが託児施設を必要としているということがわかる結果になっていました。近くにある託児施設をチェックしよう最初にも言った通り、専業主婦でも託児施設の一時預かりは利用可能。となれば、あとは預かってくれる施設を探すだけです。自宅の近くで子どもを預けられる施設があるかをチェックして、利用方法や料金を確認しておきましょう。施設によって予約の方法や利用料、営業時間などはまちまちです。事前にしっかりと調べておくことで、利用のコツがわかるでしょう。一時預かりを有意義に使おう託児施設の利用にこぎつけることができたら、子どもを預けた時間は、今までのストレスを解消するつもりで有意義に使いましょう。一旦子どもから離れると、気持ちを切り替えることができ、また新しい気持ちで育児に臨めるようになるはず。ママがイライラした状態で育児するよりも、一時的に預かってもらってリフレッシュしたほうが親子のためになりますよ。「専業主婦だから」と引け目に感じず、託児施設を有効活用してください。
2015年07月28日はたらこねっとは21日、「出産後の就業と子ども・子育て支援新制度に関する調査」を実施した。対象は小学校3年生以下の子どもがいる専業主婦100名、調査期間は6月5日~8日。○8割が仕事復帰に関心「子ども・子育て支援新制度」とは、子育てをめぐる課題解決を目的とし、内閣府が2015年4月よりスタートした制度。「子育て中の家庭の支援」「認定こども園の普及」「待機児童の解消」「地域の子育て支援の充実」などを実施している。「今後、就業・復職したいという意思や予定はありますか」という問いに対し、「ある」と回答した専業主婦は82%。「復職することを考えた時に、不安なことや心配なこと」については、「職場の理解を得られるか」(80%)、「子供の急病や行事による休みは取得できるか」(71%)、「仕事と家庭を両立できるか」(15%)が上位となった。具体的には「1歳を迎える頃には預けられる施設の空きがなくなってくるので、預けたい時期や自分が働く余裕ができた時に預けられない」「小さい子供がいると、子供の体調不良などで欠勤や早退があるため企業からは敬遠される」「自分の子供にさみしい思いをさせないよう働くにはどのようにすればいいのかわからない」という声が上がった。○新制度の認知度は低い「2015年4月からスタートした子ども・子育て支援新制度について、どのような制度か理解されていましたか」という問いに対し、「理解していた」という回答は38%。「理解していなかった」は55%で、「その制度自体を知らなかった」は7%であった。「子ども・子育て支援新制度による自治体の取り組みを受け、就業への意欲や働くことへの興味・関心は増しましたか」という問いに対しては、83%が「増した」と回答。「やや減った」は17%であった。「増した」という人からは、「働くために自治体が前向きになってくれているのは心強い」「両立できるように、希望する働き方ができるのであれば、仕事復帰を早くしたい」という声が寄せられた。一方「やや減った」という人からは、「実際は周りに待機児童がたくさんいる」「幼稚園の保育料の兄弟割引は殆どないに等しい」「母親はできる限り子どものそばにいるべき」という意見が集まった。
2015年07月23日「応募作を書く前に、過去の受賞作をいくつか読んでみたんです。すると意外に、“ごく平凡な専業主婦が主人公”という作品がなかった。現実には、そういう女性が大半だろうと思うのに」「ならばあえて、埋もれてしまいそうな主婦が、地味な日常をどうにかやり過ごす話が新鮮かもしれないと思ったんです」「まばたきがスイッチ」で、見事「R‐18文学賞」の読者賞を射止めた森美樹さん。受賞作を含む連作短編集『主婦病』には、妻に無関心な夫を持つ絶望を、小さな楽しみで紛らす妻が多く登場する。「楽しみというのは、小さなたくらみだったり秘密だったりするのですが、夫や世間や、あるいは女友達に対して、秘めた世界を持つことで女性は強くなれる気がするんです」秘密の中身はいろいろだ。夫に隠れてするアルバイト、心の奥にしまった過去、夫の秘密を実は知っているというほくそ笑み。その中には、いつも同じ時間に洗濯物を干す金髪の青年との一方的な逢瀬もある。各編にちらちらと現れるこの青年が、後半にいくにつれ大きな存在感を放っていく。特に、青年とヒロインとが体温さえ感じるような男女として、切なく熱く、読者を揺さぶる最終話「月影の背中」にはある種のカタルシスがある。「実は私が住んでいるマンションの目の前が男子寮で、洗濯物を干す金髪の青年がいたのも本当のこと。たった一日ですぐいなくなったんですけれど、よけい、この作品集のために出てきてくれたのではと思えて」各編の語り手は主に主婦。だがその娘や、少女時代の本人もいる。「主婦より少女のほうが、よほど目線はドライですよね。2編に登場する絵子は、子どもだけどすでに女でもある。書いてていちばん怖い存在でした。けれど友達に読んでもらったら、『あなたって、こういう子どもだったんじゃない?』と言われてぎくりとしました(笑)」6つの収録作は、“主婦病”という表題でつないだ。「明確な症状があるわけではないのに、周囲はもちろん自分さえ気づかないうちにじわじわとむしばまれ、内面から壊れていくところが病気に近いなと。買い物依存症のようにはっきり見える問題ではないから、よけい根が深く治りも悪そうです」◇もり・みき1970年、埼玉県生まれ。’95年より少女小説家として活動した後、休筆。2013年、5年ぶりに執筆した「朝凪」(「まばたきがスイッチ」と改題)で第12回「R‐18文学賞」読者賞受賞。◇女性性とリンクするいちじくやトマト、煮るとぐずっとなるりんごなど、熟した食べ物がさりげなく配され、モチーフ使いの巧みさに舌を巻く。新潮社1600円※『anan』2015年6月10日号より。写真・岡本あゆみ(森さん)加藤 淳(本)インタビュー、文・三浦天紗子
2015年06月09日女性が結婚、出産後も仕事を続けるかどうかは、自分自身のライフスタイル、さらには家計も左右する重要なポイントです。専業主婦、有職主婦、どちらにもメリット、デメリットがありますが、金銭的な面でよりおトクなのは、どちらでしょうか。配偶者控除や将来受け取れる年金などから、総合的に判断してみましょう。○専業主婦には優遇もあるけれど……家計のことを考えると、家庭を持ってからも働きたいと考える女性は多いでしょう。けれど、専業主婦には「配偶者控除」などの優遇があるので、いっそのこと「働かないほうがいいのでは? 」と迷ってしまうかもしれません。専業主婦と有職主婦、お金の面から見ると、どちらのほうがよりメリットがあるのでしょうか。社会保険からの給付、得られる生涯賃金、老後の年金など総合的に考えると、金銭面で有利になるのは、ズバリ、有職主婦がいる「共働き家庭」です。サラリーマンの妻(第三号被保険者)には、夫の所得税が安くなる「配偶者控除」の他、健康保険料、年金保険料の納付が免除される制度があります。もし働いていたとしても、年収が103万円以内なら配偶者控除が適用になり、130万円以内なら健康保険料と年金保険料が免除なので、この額を超えない範囲で働こうと考える人も多いです。配偶者控除を受けると、所得税と住民税合わせて、10万円程税金が安くなります。確かに、妻がパートなどで働いていて、年収が135万円、140万円という額なら、少し働く時間を減らして、控除や免除のメリットを受けたいと思うでしょう。けれど、正社員として働いているなら、安易に仕事を辞めることは、金銭面からはおすすめできません。専業主婦と正社員では、収入の差だけでなく、社会保険からの給付や将来の年金額が大きく異なるからです。もし、結婚や妊娠で会社を退職したら、雇用保険の「出産手当金」「育児休業給付金」が受け取れません。産休中、育休中に受け取れるこれらの給付金額は、正社員で月収24万円の女性のケースで子どもが1歳になるまで育休を取ると、ざっくり計算して200万円程度になります。さらに厚生年金保険料は、産休中と育休中は全額無料となります。正社員のまま子どもを2人、3人産めば、この給付を数回受け取れるわけですから、専業主婦と比べて大きな差になります。将来の年金も大きく変わります。妻が第三号被保険者の場合、65歳から受け取れる年金は、満額で年額約77万円です。妻も第一号被保険者として厚生年金に加入して働き続けた場合、月収20万円、加入期間20年なら、年間30万円前後が上乗せされます(加入時期などにより支給額は変わります)。加入期間が長ければ、年金額はもちろんアップするので、子育てしながら正社員として働き続ければ、それだけメリットも大きくなります。もし、あなたが今正社員として働いていて、老後も視野に入れてゆとりある生活をしたいと考えるなら、保険料なども納めながら働き続けた方が有利になるでしょう。専業主婦や、年収100万円前後のパートタイマーなどの場合、今は配偶者控除の恩恵が受けられますが、配偶者控除は見直しの方向で政府が検討をしています。今後の制度改正にも注目しながら、働き方を選んでください。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール武田明日香エフピーウーマン所属ファイナンシャル・プランナー南山大学経済学部卒業後、大手印刷会社に入社。2010年に、法人営業の仕事をしながら自己啓発のためにファイナンシャルプランナーの資格を取得。「女性がライフステージで選択を迫られたときに、諦めではなく自ら選択できるための支援がしたい」という想いから、2013年にファイナンシャルプランナーに転身。日本テレビ「ZIP!」やTBSテレビ「あなたの損を取り戻せ 差がつく!トラベル!」、「Saita」「andGIRL」等の雑誌、「webR25」「わたしのマネー術」等のウェブサイトなど幅広いメディアを通じ、お金とキャリアの両面から女性が豊かな人生を送るための知識を伝えている。お金の知識が身につく初心者向けマネーセミナー受付中(受講料無料)
2015年03月27日ジャストシステムは、子どもがいる20代~40代の女性560名を対象に「母親の就労に関するアンケート」を実施した。調査期間は1月28日~30日。専業主婦を対象に、1年後の就労形態について、現時点での希望を尋ねたところ、47.2%が何らかのかたちで「1年後には就労したい」と考えていることがわかった。就労形態については、「会社・組織に所属し、時間や曜日限定で就労したい」(32.7%)が最も多く、続いて「会社・組織に所属し、フルタイムで就労」(7.4%)、「会社・組織に所属し、在宅で就労」(2.9%)、「家族や友人知人を手伝って、就労」(2.3%)、「フリーランスで業務を請け負い、就労」(1.3%)、「起業し、経営者として就労」(0.6%)となっている。1年後に就労したいと回答した人に、新しく仕事に就く上で、心配や不安なことを聞くと、最も多い回答は「自分のスキル・知識」(47.3%)で、2位の「子どもの病気・ケガ」(44.5%)を上回った。3位は「仕事と家事のバランス」(43.8%)だった。新しく仕事をするうえで利用したいサービスについて尋ねると、「病児・病後児シッター(小学生以上も利用可)」が34.2%で最も多かった。次いで「学校や自宅などへの送迎付き子ども向け教室」(28.1%)、「学校や自宅などへの送迎付き学習塾」(17.1%)となっている。現在就労中の母親にも、仕事と育児を両立していくうえで利用したいと考えるサービスを尋ねたところ、家事負担を軽減するサービスの利用意欲が高いことが分かった。「家事代行サービス」は就労中の母親の13.3%が利用したいと考えるのに対し、専業主婦は6.2%、「食事の宅配サービス」は就労中の母親は11.6%が利用したいのに対し、専業主婦は9.6%だった。
2015年02月12日「 主婦クリエイターが、扶養の範囲で働くには? 」で税金の基本的な仕組みを知り、「 主婦クリエイターの経費。ポイント4つ 」で経費について整理をした。では、仕事が順調に伸び、主婦クリエイターの所得が年間38万円を超えた場合はどうすればよいのだろうか。引き続きお話を益田先生に伺った。■「売上130万円」が目指すべきひとつのライン「私が主婦クリエイターの方によくお話しているのは、『売上130万円をひとつの目安として働いてみてはどうですか?』ということです。売上130万円といったら、結構、働けますよね? そこまでは、ひとまず、がんばって働いてみましょうと言っています」。売上130万円を、ひとつ目安にするのは、そこに社会保険の線引きラインがあるからだ。■「扶養の範囲」の線引きはふたつここで話が混乱してしまう人が多いと思うので、一度整理しておこう。「扶養の範囲」と、ひとくちに言っても、妻の収入が扶養の範囲、つまり配偶者控除の範囲にあることによって受けられるメリットは大きく分けて2つある。1つ目は税金が安くなるということ。2つ目はサラリーマンの妻の場合、社会保険料が免除になること。ちなみに自営業者の妻の場合は、もともと個人で独立して社会保険料を支払っているので、2つ目の社会保険料免除は関係ない。「税金が安くなること」については、 コチラ を読んでほしい。■主婦クリエイターの売上が年間130万円を超えたら「社会保険の加入組合によってさまざまなのですが」と益田先生は前置きされた上で、「多くの場合、サラリーマンの妻の収入が130万円のラインを超えると、社会保険の扶養の範囲から外れてしまいます」。そうなると、妻は自分で社会保険料を支払わなければいけなくなる。妻の公的年金を国民年金にした場合、月々の保険料は1万5,040円(平成25年度)、このほかに国民健康保険にも自分で入らなければならない。■扶養の範囲から外れても「家計としてみればプラスである」という視点「社会保険の扶養の範囲から外れてしまったら、キャッシュが出て行きますから大変です。でも、社会保険控除の範囲内にいれるのであれば、配偶者控除や配偶者特別控除は使えなくてもいいのでは? と、私はご提案しています」。その覚悟(!?)をするためには、配偶者控除を使えた場合、どれくらい税金が安くなるのか? を知っておきたいものだ。夫の年収が500万円の場合なら、安くなる税金の額は年間で約3万8千円。夫の年収が700万円の場合なら約78,000円、1,000万円の場合でも同じく約78,000円となる(いずれも年額)。「配偶者控除が使えず、ダンナさんの税金がたとえ年間5万増えたとしても、家庭としてみれば30万円収入があるわけなので、全体の収支でみれば、プラス25万円です。それに妻の所得が配偶者控除の枠から出てしまっても、配偶者特別控除があるので段階的に税制面の優遇は残ります。ですから、私個人としては、妻の収入が扶養の範囲を出てしまうことをさほど恐れなくていいでは?と思っています」と、益田先生。配偶者控除の見直しも検討されている現在、扶養の範囲に気をとられて働き方をセーブするのは、ナンセンスなのかもしれない。目先のことだけではなく、長い目で将来のことも考えて、自分自身の働き方を考えたいものだ。【連載:主婦クリエイターのお金特集】・ 第1回 主婦クリエイターが、扶養の範囲で働くには? ・ 第2回 主婦クリエイターの経費。ポイント4つ
2015年02月09日「 主婦クリエイターが、扶養の範囲で働くには? 」では、主婦クリエイターの税務の基本的な仕組みを知った。今回は、益田先生の主婦クリエイター向けマネー講座でよくある、経費についての質問4つにQ&A形式で回答してもらった。Q1.経費とは、どこまでのことを言うのでしょうか? A1.売上を生み出すために必要なお金すべてです益田先生曰く、「経費とは、事業に関連のあるもの。売上を生み出すために必要なものはすべて経費です」。そこで、具体例で考えてみた。結構いろいろなものが経費として落とせるようだ。【ネットを使ってビーズ細工を販売している場合の経費例】・材料費・仕入れに行く時の交通費・打合せの際のカフェ代金・プロバイダー料金・パソコン購入費・ビーズ細工をするのに必要な道具類・ビーズ細工に関する資料の本代 などQ2.領収書がない場合は大丈夫ですか? A2.大丈夫です「所得税は、帳簿ありきなんです。国は“帳簿をつけなさい”とは言っていますが、“領収書を集めなさい”とは言っていません」(益田先生)。つまり、領収書を集めるよりも、帳簿つけをきちんとする方が大切だということだ。まずは、お金の出入りをノートにつけてみよう。書くべき項目としては、(1)取引日 (2)何を買ったか (3)どこから買ったか (4)金額。「帳簿つけの最初は、これくらいで充分です。とにかく『帳簿をつけることを習慣にする』ことから始めてみましょう」。Q3.仕入れの支払いは、夫名義のクレジットカードですが大丈夫ですか? A3.問題ありません「主婦クリエイターの方は、支払いをダンナさん名義のクレジットカードでする場合も多いようですね。こちらは問題ありません。その分のお金の出入りを、帳簿にきちんとつけていれば大丈夫です」。Q4.自宅で事業を行っているのですが、家賃、水道・光熱費は経費になりますか? A4.リビングで作業をしている場合は厳しいことが多いです「税務的には、経費とできるのは『明らかに区分ができる部分』と言い方をしています」。たとえば、自宅の一部屋を完全に仕事部屋として、そこで仕事のすべてを行っているような場合。これは、仕事部屋として「区分」できるので、家賃や水道・光熱費のうち、仕事部屋分の割合を経費にできる可能性はある。「リビングの一角で作業をしている、という場合は区分が難しいので、経費とするのは厳しい場合が多いですね」と、益田先生。経費のよくある疑問点は、クリアになった。次回は、「妻の収入が配偶者控除の範囲を上回ってしまったら?」について考えてみよう。【連載:主婦クリエイターのお金特集】・ 第1回 主婦クリエイターが、扶養の範囲で働くには? ・ 第3回 主婦クリエイターが目指すべき収入の目安とは?
2015年02月06日ネットを使って手作り品を販売したり、LINEスタンプを作成したり…。最近、増えている主婦クリエイター。「主婦クリエイターの方が気にされることで多いのは、『扶養の範囲、つまり配偶者控除を受けられる範囲内で働くには?』ということです」と教えてくれたのは、税理士の益田あゆみ先生。クライアントさんには女性起業家も多く、主婦クリエイターのための税務講座なども行っている益田先生に、主婦クリエイターの収入と配偶者控除についてお話を伺った。■主婦クリエイターは、「事業主」である主婦クリエイターの税務を考える時、何よりも最初に知っておきたいのは、「クリエイターは事業主である」ということ。併せて、事業主として得た収入は、「事業所得」もしくは「雑所得」であることも知っておきたい。扶養(配偶者控除)の範囲と聞くと、「パートは103万円まで」といったフレーズを思い出す人も多いだろう。でも103万円は、あくまでパート(給与所得者)の課税ライン。主婦クリエイターになったのなら、事業主としての税金の納め方を知っておく必要がある。■103万円まで働けるって、どういうこと? 事業主としての税金の納め方って? それを考える前に、「なぜ会社員の妻は、パートの場合、103万円までなら課税されないのか?」について整理しておこう。パートやアルバイト(給与所得者)の場合、お給料から給与所得控除65万円をひいた金額が収入となる。給与所得控除とは、お給料をもらうための必要経費。サラリーマンでいえば「スーツや靴にお金がかかるでしょうから、その分はお給料から差し引いて収入を計算してあげますよ」という金額だ。一方で、サラリーマンの妻が税金上の特典としてうけられる「配偶者控除」の定義は、年収38万円以内。すると、こんな計算式が立てられる。103万円 - 65万円(給与所得控除) = 所得38万円つまり、パート勤務でお給料が103万円以内の場合、給与所得控除を差し引けば、収入は38万円以内となり配偶者控除の枠内となる。これが、「パートは103万円まで」の仕組みだ。■主婦クリエイターの収入とは? では、主婦クリエイターの場合の所得(事業所得・雑所得)は、どう計算するのだろう? 計算式はこうだ。売上 - 経費 = 利益(所得)具体例で考えてみよう。Aさんのネットショップの年間売上は60万円。それを売り上げるために必要な経費は、年間で40万円かかった。この場合、Aさんの利益(所得)は、以下の計算式の通り20万円となる。売上60万円 - 経費40万円 = 利益20万円利益が20万円なら、38万円の配偶者控除の枠内であるので、扶養の範囲内ということになる。ちなみに夫の会社の家族手当などの支給要件が「年収103万円以下」というところも多いので、こちらも一度確認してみよう。■主婦クリエイターの所得が38万円~76万円なら配偶者特別控除また、同じように計算した主婦クリエイターの妻の所得が38万円~76万円の間ならば、配偶者特別控除が適用される。この配偶者特別控除の額は妻の所得が高くなるほど、段階的に減っていく(夫の税額が増えていく)。妻も収入が100万円を超えると(自治体によって異なる)と住民税を払うことになるが、年収102万円なら4,000円程度となる。主婦クリエイターの税務の基本的な仕組みはわかった。では、主婦クリエイターの経費は、どこまでの範囲を言うのだろうか? 続きは次回!【連載:主婦クリエイターのお金特集】・ 第2回 主婦クリエイターの経費。ポイント4つ ・ 第3回 主婦クリエイターが目指すべき収入の目安とは?
2015年02月04日「専業主夫」と聞いて、どんなイメージを抱くだろうか。今回は、マイナビニュース会員の男性100人に専業主夫になりたいかどうか答えてもらった。Q.専業主夫になりたいですか?はい 28%いいえ 72%Q.それはどうしてですか?<はい: 「専業主夫になりたい」派>■働きたくない・「仕事したくないから」(25歳男性/岐阜県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「できれば外で働きたくないから」(50歳以上男性/福島県/金融・証券/専門職)■家事が好き・「家のことをするのが楽しいからです」(22歳男性/大阪府/小売店/販売職・サービス系)・「家事のことも興味がある」(32歳男性/埼玉県/機械・精密機器/技術職)・「仕事をせずに家事に専念する」(28歳男性/東京都/医療・福祉/その他)・「家事もがんばりたい」(27歳男性/福岡県/医療・福祉/専門職)■楽そう・「楽で楽しそう」(43歳男性/宮城県/建設・土木/営業職)・「楽ちん」(30歳男性/新潟県/建設・土木/経営・コンサルタント系)・「家の仕事の方が楽だから」(32歳男性/埼玉県/機械・精密機器/技術職)■自分に向いている・「割と家事が好きだから」(23歳男性/大分県/その他/その他)・「家事のほうが向いているので」(24歳男性/東京都/その他/その他)・「人と接することが苦手で、できることなら家に居たいから」(35歳男性/北海道/情報・IT/技術職)・「意外と自分には合ってるんじゃないかと思う」(45歳男性/兵庫県/商社・卸/販売職・サービス系)■その他・「なんとなくなってみたい」(24歳男性/兵庫県/その他/その他)・「今が大変過ぎる」(41歳男性/愛知県/運輸・倉庫/技術職)・「家事も大変だろうけど、のんびり過ごしたい」(39歳男性/福岡県/その他/技術職)・「自分の時間が多そうだと思うため」(27歳男性/埼玉県/運輸・倉庫/事務系専門職)<いいえ: 「専業主夫になりたい」派>■仕事が好き・「働きたいから」(30歳男性/和歌山県/食品・飲料/販売職・サービス系)・「l like job」(25歳男性/大阪府/アパレル・繊維/営業職)・「仕事してる方が社会との接点があるから」(30歳男性/東京都/運輸・倉庫/技術職)・「社会に出て働きたいから」(32歳男性/静岡県/医療・福祉/専門職)■自分でお金を稼ぎたい・「自分で使えるお金がほしい」(48歳男性/兵庫県/アパレル・繊維/事務系専門職)・「自分がお金を稼いで生活したいから」(32歳男性/静岡県/小売店/事務系専門職)■つまらなそう・「つまらなそうだから」(49歳男性/大阪府/情報・IT/技術職)・「楽しくないから」(27歳男性/京都府/金融・証券/営業職)・「なんか退屈そうなので」(35歳男性/大阪府/学校・教育関連/事務系専門職)・「すぐにあきちゃいそうなので」(36歳男性/東京都/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)・「始めは楽しそうだが暇そうだから」(50歳以上男性/東京都/その他/その他)・「日々の変化がなく刺激が少なそうだから」(38歳男性/愛知県/通信/技術職)■大変そう・「家事が大変」(46歳男性/岡山県/機械・精密機器/技術職)・「ストレスがたまりそうだから」(28歳男性/埼玉県/建設・土木/事務系専門職)・「何度か主夫をやる機会はあったけど、大変であることを実感したので」(50歳以上男性/神奈川県/電機/技術職)・「大変そうだし、仕事をしている方が楽かもしれない」(35歳男性/東京都/情報・IT/技術職)・「めんどうだから」(23歳男性/愛知県/機械・精密機器/技術職)・「普段生活する上で、近所付き合いなどが苦手だから」(42歳男性/東京都/機械・精密機器/技術職)■家にいたくない・「家にこもっていることが自分には耐えられないから」(27歳男性/岡山県/警備・メンテナンス/技術職)・「家にいられない性格だから」(46歳男性/岐阜県/電力・ガス・石油/技術職)・「毎日家にいるなんて耐えられない」(35歳男性/東京都/機械・精密機器/営業職)・「ずっと家にいると息苦しそうなので」(33歳男性/兵庫県/小売店/販売職・サービス系)・「外にでていろんなことをしたいので」(30歳男性/福岡県/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「外に出て楽になりたいから」(27歳男性/東京都/学校・教育関連/事務系専門職)■家事が嫌い・「家事を毎日するのはしんどそうだから」(31歳男性/埼玉県/商社・卸/事務系専門職)・「家事が嫌いだから」(25歳男性/新潟県/農林・水産/技術職)・「家事全般苦手なので」(42歳男性/栃木県/自動車関連/技術職)・「料理も洗濯も掃除もできないので」(32歳男性/愛知県/機械・精密機器/技術職)■男がすることではない・「男が稼がなくては」(37歳男性/大阪府/建設・土木/事務系専門職)・「男性がすることじゃありません」(43歳男性/三重県/電機/技術職)・「男らしさがなくなる」(44歳男性/愛知県/その他/事務系専門職)■周囲の目がこわい・「相手の親に合わす顔がなくなるから」(28歳男性/愛知県/自動車関連/事務系専門職)・「世間の目が怖い」(31歳男性/神奈川県/商社・卸/営業職)・「肩身が狭そう」(36歳男性/広島県/自動車関連/技術職)・「申し訳ない」(23歳男性/東京都/医療・福祉/専門職)・「周りの目が厳しい」(34歳男性/広島県/自動車関連/技術職)・「誰もやっていない」(34歳男性/東京都/金融・証券/事務系専門職)■夫婦で分担すればいい・「これからの時代は夫婦分担が良いと思ってる」(34歳男性/大阪府/自動車関連/営業職)・「どちらかがずっとするというよりも、お互いに分担するのがいいと思うから」(23歳男性/広島県/小売店/販売職・サービス系)■その他・「完全に何かに特化してしまうのは、自分の性格上合わない気がするから」(34歳男性/奈良県/金属・鉄鋼・化学/その他)・「どうしてもなにも真っ平御免」(46歳男性/岩手県/印刷・紙パルプ/技術職)・「仕事をせず養ってもらうとか絶対むり」(28歳男性/兵庫県/食品・飲料/営業職)・「ありえない。そもそも子供は母親を求めてる」(38歳男性/神奈川県/不動産/営業職)・「どっちでもいい」(36歳男性/山梨県/機械・精密機器/販売職・サービス系)・「状況によってはありです。妻の希望を聞いてあげたいです」(41歳男性/愛知県/情報・IT/営業職)「専業主夫になりたい」理由を見ていくと、女性に「専業主婦になりたいか」聞いたアンケートと同様、「働きたくない」が最も多い。そのほか「家事が好き」「楽そう」「自分に向いている」といった声が挙がった。「今が大変過ぎる」という悲痛な叫びも。「専業主婦になりたくない」理由には、こちらも女性と同じく「仕事が好き」「自分でお金を稼ぎたい」「つまらなそう」「大変そう」などの声があった。男性特有の理由としては、「家事が嫌い」「男がすることではない」「周囲の目がこわい」といったものがあった。「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」という考え方が根強いことがうかがえる。そのほか、「夫婦で分担すればいい」「どっちでもいい」「状況によってはあり」の回答も見られた。調査時期: 2014年12月19日~20日調査対象: マイナビニュース会員(男性限定)調査数: 100人調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年01月09日働き続けるか専業主婦になるか――女性は、結婚後のライフスタイルをどう考えているのだろうか。今回は、マイナビニュース会員の女性100人に専業主婦になりたいかどうか答えてもらった。Q.専業主婦になりたいですか?はい 33%いいえ 67%Q.それはどうしてですか?<はい: 「専業主婦になりたい」派>■働きたくない・「働きたくないから」(27歳女性/愛知県/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「働くのが嫌いなので」(27歳女性/奈良県/小売店/営業職)・「仕事がつらいから」(27歳女性/千葉県/ソフトウェア/技術職)・「通勤したくないので」(35歳女性/埼玉県/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)・「働かなくても食べていけるなんて、いい旦那を捕えたと思う」(28歳女性/福岡県/金融・証券/営業職)■家事・子育てに専念したい・「家事だけをやればいいから」(32歳女性/山口県/自動車関連/事務系専門職)・「子育てと家事に集中できるから」(49歳女性/新潟県/その他/その他)・「不器用なので仕事と家事の両立はできないから」(24歳女性/神奈川県/情報・IT/クリエイティブ職)・「子どもが帰宅した時におかえりと言って待っていたい」(30歳女性/北海道/医療・福祉/専門職)・「子どもの成長をしっかりと見守りたい。」(27歳女性/東京都/学校・教育関連/クリエイティブ職)・「子供とじっくり向き合うため」(24歳女性/愛知県/機械・精密機器/事務系専門職)■自由な時間がほしい・「時間がほしいので」(32歳女性/兵庫県/建設・土木/技術職)・「昼間の時間を自由に使いたいから」(34歳女性/奈良県/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「時間の使い方次第で時間を有効活用できるから」(25歳女性/沖縄県/小売店/販売職・サービス系)・「今、子供がいて仕事をしているので、専業主婦になって昼間のランチなどに行ってみたい」(33歳女性/奈良県/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)■気持ちにゆとりがほしい・「楽そうだから」(26歳女性/群馬県/学校・教育関連/専門職)・「気持ちにゆとりが持てそう」(29歳女性/神奈川県/運輸・倉庫/事務系専門職)・「ゆっくりしたいから」(31歳女性/大阪府/金融・証券/事務系専門職)・「ストレスが少なそうなので」(23歳女性/東京都/その他/事務系専門職)■自分に向いている・「自分に向いている気がするから」(31歳女性/神奈川県/不動産/その他)・「家事が嫌いじゃないので」(26歳女性/東京都/その他/その他)<いいえ: 「専業主婦になりたくない」派>■仕事が好き・「仕事をするのが好き」(43歳女性/兵庫県/電機/事務系専門職)・「仕事もしたいから」(29歳女性/岡山県/その他/その他)・「仕事がない人生はつまらないので」(31歳女性/神奈川県/学校・教育関連/技術職)・「仕事が楽しいから」(40歳女性/神奈川県/学校・教育関連/専門職)・「正社員で働いていたいから」(25歳女性/東京都/情報・IT/事務系専門職)■社会とつながっていたい・「少しくらい社会とのつながりを持ちたい」(29歳女性/兵庫県/その他/その他)・「社会的地位が欲しい」(28歳女性/奈良県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「社会とつながりがあった方が精神的にしんどくなさそうなので」(26歳女性/東京都/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「世界が狭まるから」(31歳女性/千葉県/その他/事務系専門職)・「社会とのつながりがないと不安になりそうなので」(28歳女性/愛知県/自動車関連/事務系専門職)・「社会の一員となり、役立つことがしたい」(31歳女性/大阪府/自動車関連/事務系専門職)■経済的に自由でいたい・「働いていた方が自由にお金が使える」(27歳女性/大阪府/アパレル・繊維/事務系専門職)・「自分の小遣いは稼ぎたい」(31歳女性/兵庫県/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「気兼ねなく使える自分で稼いだお金がやはりあった方がいいと思う。多分、社会と関わっていないとダメなタイプだと自分で思う」(41歳女性/愛知県/金融・証券/秘書・アシスタント職)・「収入がほしいから」(33歳女性/岐阜県/その他/その他)・「自分の分は、自分でかせぎたい」(27歳女性/千葉県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「働いているほうが家計が潤うからです」(30歳女性/滋賀県/その他/その他)・「今からの時代金銭的に無理だと思う」(28歳女性/山梨県/電機/技術職)・「蓄えも大切だから」(28歳女性/東京都/金融・証券/事務系専門職)■専業主婦になったらだらけそう・「ぐうたらなので、毎日無駄に過ごしそう。絶対に引きこもりになりそうだから」(30歳女性/東京都/金融・証券/秘書・アシスタント職)・「生活にメリハリがなくなり、だらけそう。体型が崩れそう」(28歳女性/神奈川県/機械・精密機器/技術職)・「インドア派なので専業主婦になったら余計にアクティブになれなくなる」(33歳女性/愛知県/学校・教育関連/事務系専門職)・「老いていくと思うから」(21歳女性/大阪府/建設・土木/事務系専門職)・「緊張感がなくなりそうで、どんどん怠惰な生活を送ってしまうと予想できるので」(28歳女性/東京都/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「時間に余裕があるとダラダラすごしてしまうタイプなので、外にも働きに出て忙しくしたい」(30歳女性/群馬県/機械・精密機器/事務系専門職)■専業主婦はつまらなそう・「暇そう」(29歳女性/東京都/商社・卸/営業職)・「時間を持て余しそうだから」(25歳女性/千葉県/情報・IT/技術職)・「家庭にばかりいると老けこむ」(23歳女性/三重県/医療・福祉/秘書・アシスタント職)・「退屈そうだから」(35歳女性/神奈川県/情報・IT/事務系専門職)■専業主婦は大変そう・「逆にストレスがたまりそう」(32歳女性/神奈川県/アパレル・繊維/事務系専門職)・「専業主婦は、家事が仕事なので、24時間、土日も休めないから」(41歳女性/東京都/マスコミ・広告/事務系専門職)・「家事などが大変そうだから」(37歳女性/千葉県/その他/その他)・「家事しか仕事がないのはつらすぎる」(32歳女性/埼玉県/金融・証券/営業職)・「ずっと家もしんどい」(29歳女性/岡山県/医療・福祉/専門職)・「仕事を言い訳にできない」(33歳女性/茨城県/医療・福祉/専門職)・「家に縛り付けられるのは嫌」(37歳女性/宮城県/人材派遣・人材紹介/販売職・サービス系)■その他・「なるメリットがない」(23歳女性/岐阜県/小売店/販売職・サービス系)・「子供をすぐにほしくないから」(20歳女性/神奈川県/自動車関連/事務系専門職)・「他の主婦と仲良くできなそうだから」(35歳女性/東京都/医療・福祉/専門職)・「今は考えられない。そういう時代だから」(24歳女性/北海道/不動産/事務系専門職)アンケート結果を見ていくと、「専業主婦になりたい派」では、「働きたくない」「家事・子育てに専念したい」「自由な時間がほしい」「気持ちにゆとりがほしい」「自分に向いている」などが理由とされていた。一方「専業主婦になりたくない派」では、「仕事が好き」「働きたい」という声をはじめとして、「社会とつながっていたい」「経済的に自由でいたい」といった働くほうのメリットが挙げられた。また、「専業主婦になったらだらけそう」「専業主婦はつまらなそう」「専業主婦は大変そう」という声も。専業主婦になりたい派、なりたくない派ともに、それぞれ「専業主婦」に対してどのようなイメージを抱いているかが表れる結果となった。調査時期: 2014年12月19日調査対象: マイナビニュース会員(女性限定)調査数: 100人調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年01月09日ポプラ社は12月1日、新書『専業主婦になりたい女たち』(白河桃子 著/税込842円)を発売した。著者は、少子化ジャーナリスト、作家、相模女子大客員教授で経産省「女性が輝く社会のあり方委員会」委員の白河桃子氏。専業主婦という安定ほど、危険なものはない――!? 同書では、若い女性のなかに広がる"専業主婦願望"の実態、専業主婦のリアル、"フツウの幸せ"の大きな代償について説く。「20代女子の"隠れ専業主婦願望"のワケ」「専業主婦の"ギリギリハッピー"リアルライフ」「"年収600万円以上"の独身男子は、"専業主婦希望"をどう思っている!?」「夫のリストラ、離婚、給料カット……絶対に知っておくべき、"専業主婦"の落とし穴」「専業主婦が消える日」の5章構成。「実は、『いつかは専業主婦』願望女子、『もと専業主婦』が多い」「昔は当たり前、今は『なれないからこそあこがれ』の専業主婦」「子育てが終わった後、老後は貧困!? 使い捨てにされる良妻賢母という資源」「あなたの娘はもう『専業主婦』にしてくれる男は見つけられません」「婚活の限界は『養ってほしい女性の数に対し、養える男性の数が足りないこと』」など、専業主婦の国・日本の実態がレポートされる。
2014年12月15日出産してから、フルタイムで家事育児に振り回される毎日…。専業主婦だって、たまには息抜きがしたい! そんなママの思いに応える託児サロンが誕生しました。■専業ママでも保育が必要なシーンはある専業ママでも気軽に利用できる託児サロンを設立したのは、NPO子育て支援会cocoon。東京都渋谷区・目黒区・世田谷区などの子育て地域を対象に活動するNPO子育て支援会cocoonは、現役ママたちが集まって発起した団体です。子どもに関する痛ましい事件を耳にするたびに、代表の林さんは「何かできないか」という思いを抱いたといいます。その対策を考える中で、特にご自身が痛感したのが、専業主婦に対する保育サービスの受け皿が少ないこと。専業主婦でも、通院や出産など、さまざまなシーンで保育を利用する機会が出てきます。安心して子どもを預けられる環境が身近にあればよいですが、公的な保育サービスは定員枠や制限があり、簡単に利用することができないのが現状です。そんな時、ママ同士で助け合えないか? と、思いついたのがcocoon誕生のきっかけだったといいます。■保育スタッフのきめ細やかなケアで、ママも子どもも充実した時間に子育て支援会cocoonの託児サロンは、月1~2回の午後1~5時、めぐろパーシモンホール保育室にて活動を行っています。料金は1回2,000円(税・保険料込)。利用できるのは一人歩きのできる1歳すぎ~3歳程度で、子ども2~3名につき保育スタッフが1名つきます。9月某日、実際に託児サロンの様子を見学しました。28平方mの保育室には、ベビーベッド、ベビー布団、絵本やおもちゃ、冷蔵庫などが完備され、明るく清潔感のある空間。この日は保育スタッフ3名が1~2歳の子ども6名を託児していました。利用者は、ママのリフレッシュをはじめ、母子分離の練習、上の子どもと過ごす時間を作るためといった目的で利用している方が多いそうです。子どもたちは手遊び、工作遊び、風船遊びを楽しみ、その後はお待ちかねのおやつの時間。丸テーブルを囲み、子どもたちは保育スタッフに手伝ってもらいながら、それぞれ持参したおやつを食べます。みんなとても行儀よく座って食べているのが印象的でした。子ども同士や保育スタッフとの関わりで、できなかったことができるようになって帰っていく子どももいるのだそうです。核家族化がすすむ現代ではこうした託児サロンのニーズが高くなってきているのではないでしょうか。実際に2014年6月にスタートした子育て支援会cocoonの託児サロンも、徐々に利用者が増えてきているそうです。今後、託児サロンを拡大していきたいという代表の林さん。そのためには保育スタッフの協力が不可欠だといいます。保育スタッフは元保育士のママや子育てが落ち着いたママ、保育の勉強中の学生さんなど、年齢資格は問わないそうです。(募集要項はホームページを参照)こうしたサービスを上手に活用して、ママも子どもも充実した時間を過ごせていけたらいいですね。そして社会にこうした支援の輪が広がっていくことを願っています。■子育て支援会cocoon 公式サイト
2014年11月24日メディア製作オフィスが運営する主婦のお悩み解決サイト「syufeel」は9日、主婦・専業主婦を対象に実施した、消費増税後の影響に関する意識調査の結果を発表した。それによると、増税後、購入をやめた商品がある人は6割超に上った。同調査は、2014年10月2日~3日の期間にインターネット上で行われ、全国の主婦・専業主婦100人から有効回答を得た。まず、増税後、普段の買物で購入をやめた商品はあるかと尋ねたところ、「ある」は64%、「ない」は36%だった。購入をやめた商品は「高級食品・食材」が最も多く、高級紅茶・果物・輸入食材・牛肉・刺身・ウナギなど、百貨店で販売しているような産地や原材料にこだわった商品が多く見られた。次いで、「お菓子」、「ペットボトル飲料」との順となった。増税後、普段の買物で購入回数が減った商品が「ある」人は81%に上り、「ない」は19%にとどまった。購入回数が減った商品は「お菓子」が29人で最も多く、以下、「食品」、「洋服・靴・バッグ」と続いた。増税後、普段の買物でグレードを落とした商品はあるかと聞くと、「ある」人は78%、「ない」人は22%。グレードを落とした商品の中で最も多かったのは「食品」で、このほか、「生活用品」、「お酒」、「洋服・靴・バッグ」など、毎日の生活に密着している商品が上位に入った。また、メーカーを問わず安い商品に買い替える・プライベートブランドに変更するといった節約をしている人が見られた。
2014年10月10日先日、様々な大学の女子学生向け就活支援セミナーや講義などを行っている後輩女性と、久しぶりにランチする機会がありました。彼女いわく、最近の女子大生は厳しい就職難に直面していることもあり、以前よりも専業主婦願望がすごく強くなっているとのこと。「これからの世の中、男性だって右肩上がりにお給料が上がるとは限らないし、女性も仕事を持っていたほうがいいのに…セミナーでもなかなか就活へのモチベーションを上げるのが大変なんです」という彼女の話に頷きつつ、「結婚して家庭に入るのと、そのまま仕事を続けるのではどちらが幸せなんだろう」と考えてしまいました。「専業主婦がいいのか兼業主婦がいいのか」これはよくネットや雑誌でも意見が真っ二つに分かれるテーマです。これから結婚するとしたら、あなたはどちらの道を選びたいですか? 専業主婦となって家事、育児に専念する場合、どこまで手をかけるかは自分の判断で調整できますので、ヒマを生み出すも忙しくするも自分次第と言えます。とはいえ、毎日が同じことの繰り返しで、家族からも「やっていて当たり前」と思われ、段々ストレスがたまっていくこともありますよね。一方仕事を続けていれば、家庭とは違う世界を持てていることが気分転換になるし、家計に余裕も出るので、好きなことにお金を使える反面、物理的な時間はどうしても限られるので、いつも「何を優先し、何に目をつぶるか」を選択していかなくてはなりません。それが「仕事、家事、育児、すべてのことに中途半端…」と感じてしまうと、これはこれでストレスのもとになってしまいます。かくいう私自身は、結婚後仕事を続け出産、育児休暇を取り専業主婦→復職してフルタイムワーキングマザー→介護手伝いのため退職、専業主婦に→心理学を勉強、カウンセラーの仕事を始める。というように、専業主婦と兼業主婦の両方を行ったり来たりで経験してきました。女性の場合、結婚すると自分の希望だけではなく、家族の状況にもライフスタイルが左右されますから、こうしたいという自分の意思だけでは決められないことも多いですよね。私自身も、専業主婦になりたいと思ったときに夫の起業が重なり、自分も仕事に真剣に取り組まなくてはならず、子供を授かったときは仕事がとても面白くなっていて、もっと仕事をしたいのに物理的にそれがかなわないジレンマに悩みました。今、振り返ってみると、当たり前ではありますがどちらも楽しい面あり、悩ましい面ありで、プラスマイナスゼロという感じです。お互いを比べれば、専業主婦は「経済的な自立」が、兼業主婦は「生活時間の余裕」がどうしても欠けてしまいます。長く続けていると専業主婦には「退屈」が、兼業主婦には「疲労」が溜まります。そのリスクを、その時々の家族の状態に合わせながら自分でコントロールできるように準備しておくといいのではないかと思います。たとえば、専業主婦になりたいなら、家にいてもできるネットショップを持ってみる、投資の勉強をする、長く続けられる趣味を持つ、家庭に入る前にたくさん働いて貯金しておく! 兼業主婦を目指すなら、家事を効率的に行う方法やグッズを研究してみる、復職しやすい資格の勉強をする、ベビーシッターやハウスキーパーを探しておく、家事が苦にならない男性を探す! などです。そして、どちらの道を選んでも幸せになるためには「他人からの評価を求めない、他人と比較しない」こと、あなたの選びたい道を理解し、応援してくれるような男性を夫に選ぶことが一番大事なのではないかと思います。結婚を考え始めたら、自分はどのような生活をしたいのかを明確にして、それに賛同してくれるパートナーをじっくり探していきましょう。
2014年06月19日株式会社ベネッセコーポレーションが発行する生活情報誌『サンキュ!』は、主婦を応援する生活提案メディア。『サンキュ!』では、主婦の働き方に関する調査結果を発表している。■専業主婦の「働きたい派」が増加生活情報誌『サンキュ!』の主婦の働き方に関するインターネット調査によると、現在専業主婦をしている層の88.4%が「働く意向あり」と回答しており、2009年と比較して16.7ポイント増加していることが分かった。その中でも「数年以内に働きたい」層が4.4ポイントの増加に対して、「すぐにでも働きたい」「2~3カ月から半年以内に働きたい」層が合計で12.3ポイント増加しており、漠然と「いつか働きたい」というよりは、働くことを近い将来具体的に考えている層が増えていることが特徴だ。希望する就業形態で見ても「フルタイム」で働きたい層が10.4ポイント増加している。専業主婦に、「共働き主婦のどんなことが一番知りたいのか」情報ニーズの変化についても、増加幅が大きい項目を見ると、1位「仕事の探し方」(7.2ポイント増加)、2位「子どもの預け先」(7.1ポイント増加)、逆に減少幅が大きい項目では1位「1日の時間の使い方」(10.9ポイント減少)、2位「子どもとのコミュニケーション」(6.5ポイント減少)となっている。情報ニーズ変化の傾向として、専業主婦にとって「働く主婦ってどういう感じなの?」というイメージを知るための情報から、実際に働くために行動するノウハウ情報のニーズが増えていることが顕著にでている。働くことを現実的に考え始めた専業主婦層が、行動に移すきっかけを求めて情報収集を始めているリアルな現状が伺える。■家事は時短化傾向、時間を有効に活用して「やりたいこと」に時間を使う子どもや家族を大事にしたいし、働くことにも前向きな今どきの主婦たちは、家事時間は短縮傾向。前述のWEBモニター調査で、夕食のおかずを作る時間を5年前と比べた結果、「60分以上」の人が26.4%から9.2%に減少し、「30分以内」の人が8.9%から21.0%と増加していることが分った。「やるべきこと」には時短の工夫をこらし、様々な「やりたいこと」に時間を割きたい、今どき主婦の傾向を反映した結果ではないだろうか。■調査概要調査手法:20 代から30 代主婦『サンキュ!』WEB モニターに対するインターネット調査(該当の設問は専業主婦層が対象)調査時期:2009 年3 月 専業主婦95 名 2014 年3 月専業主婦110 名 ※回答はシングルアンサー、一部設問項目の増減あり記事引用元/ PRTIMES
2014年05月30日「専業主婦は絶滅危惧種」とまで言われるようになった日本。景気回復に実感を持てない層にとっては、しっくりくるフレーズではないでしょうか。実際、専業主婦希望の女性との結婚は無理! と宣言する男性も実在します。そういった男性達は、専業主婦を希望する女性を見ると、ゲンナリしてしまうものなのです。男性達は、女性のどういった言動にその願望を垣間見て「ちょっと無理!」と思うのでしょうか。■キャリアを積む意欲が見られない結婚&出産してから復職する際に重要なことは、キャリアの構築。日本は実力重視の厳しい世の中に変わりつつありますから、会社に利益をもたらす可能性が少ない人材を、ホイホイ受け入れる余剰は少ないのが現実です。世界的にも有名なある日本企業を取材した時に、「復職は大歓迎ですが、復職後もできれば時短勤務ではなくフルタイムで勤務して、会社の利益を伸ばす人材になるべく頑張ってもらいたい」との意見を聞きました。そして、復職後の制度は整えてあるが、独身時代から“腰掛け”的に勤務していた人は、復職しても育児と仕事の両立が難しく、辞めていくケースも多いという、厳しい現実を教えてくれました。仕事を頑張り、休日を謳歌するのはとても素敵な人生だと思います。ですが、休日のため「だけ」に働く姿勢は会社からの評価も低く、男性からも疑問視される場合がある、ということです。今の仕事が好きではない、辞めたい、その後のプランがない、といった場合も男性はゲンナリしてしまうはずです。■専業主婦である自身の母親への憧れを堂々と口にする20~30代女性の両親世代は、結婚したら専業主婦になることが珍しくない時代でした。両親というモデルケースを見て「こうなりたい!」と憧れる気持ちは理解できますが、時代は変わってしまったのです。それを把握せずに堂々と「母のような人生を送りたい」と言ってしまうと、「家族を養うには年収が足りないかもしれない」と感じている男性からは即アウト! と判定されてしまいます。恋人同士と違い、夫婦になるということは“一緒に生計を立てる”ということでもあります。男性の意見に歩み寄る姿勢すら見せないのなら、男性からも歩み寄ってはもらえません。■男性の勤務する企業や職種にばかり興味津々「できるだけ年収が高い人と結婚して、結婚したら専業主婦になりたい」という願望を秘かに抱えている人に最も目立つ言動。自分では隠してなるべく平静を装っているつもりかもしれませんが、男性にはバレています。もし合コンなどの複数の男性が集まる場でこのような言動が出てしまうと、男性陣から嫌われてしまう可能性は高いと思われます。女子大生を中心とした若い女性の間では、専業主婦を希望する層が増加傾向にあるとのこと。しかし、現在の日本の経済状況を考えると、現実的には狭き門なのかも知れませんね。「そろそろ結婚を」と考えているみなさんは、ご自分の人生プランを、どのように描いていますか?
2014年03月07日毎日毎日、満員電車に揺られて会社に出勤して、ハードな仕事をこなす日々は、とっても大変。結婚して専業主婦になれば、毎日家にいられるのにと、専業主婦の人をうらやましく思ったことがある人もいるはず。けれども、実は専業主婦の人も毎日なかなか大変な日々を送っていることがわかる調査があります。それは、紅茶ブランド「リプトン」を展開するユニリーバ・ジャパンが、全国の30代~50代の有職女性および専業主婦合計300名(有職女性、専業主婦各150名・各世代100名)を対象に、「有職女性と専業主婦の自由時間と自宅での自分へのご褒美<おうちリッチ>の実践」について実施したインターネットによる意識調査。まず、30代~50代の有職女性に専業主婦に対するイメージについて聞いたところ、51%の人が「専業主婦は有職女性よりも自由時間を十分に取れている」と回答。働いている女性は仕事を持たずに家事をしている専業主婦に対して「自由を楽しんでいる」というイメージがあるようです。けれども、有職女性と専業主婦で平日と休日、それぞれの睡眠・自由時間を比較したところ、有職女性の休日の睡眠時間は、平日より20%増加(7.3時間)するのに対し、専業主婦はたった5%しか増えず(6.5時間)、 休日の自由時間については、有職女性は平日の130%増加する(8.7時間)のに対して専業主婦は逆に2%減少する(4.5時間)という結果に。確かに専業主婦であれば、休日に朝寝坊したり、思いきり羽を伸ばしたりするのは難しいかも。そして、家事にも、心にストレスを与える原因が多く潜んでいます。本調査で専業主婦の精神的ストレスの原因として上位に挙げられた項目を見てみると、「忙しい・ゆっくりできない」、「自分の時間が無い・少ない」が3割を超えています。一日の大半を家族と過ごす専業主婦はゆっくりできる自分の時間が少ないと感じているようです。社会に出て働くのと同様、家庭を守ることも大変。現代女性は皆、忙しい毎日を送っているのですね。そんな中、専業主婦の人にとって、自分へのご褒美時間はストレスを和らげるのに大切なよう。自分へのご褒美を実践する時間を持つ人と持たない人のストレスのたまり具合を比較したところ、「自分へのご褒美を全く実践していない」と回答した人のうち「ストレスを感じる」と答えた人は41.9%にのぼりました。それに対し、「ご褒美をよく実践する」と回答した人のうち「ストレスを感じる」人は12.7%にとどまり、自宅でできる自分なりのご褒美をよく実践している人ほど、精神的なストレスを上手く解消していると言えそうです。専業主婦の人は外出して気晴らしするのも難しい分、「お家でできる自分だけのちょっとした贅沢」を実践するのが上手いのかも。忙しい日々を送る、働く独身女性も、参考にしたいですね。そこで、こんな「お家でできる自分だけのちょっとした贅沢」=「おうちリッチ」はいかがでしょうか? 紅茶のティーバッグ(ホチキスのついていないもの)と水と牛乳を電子レンジでチンするだけで作れる濃厚ロイヤルミルクティー。寒い日が続くこの季節、温かいロイヤルミルクティーでほっこり和める時間を持てば、ゆったりリラックスできそう。働く女性も専業主婦も、「お家でできる自分だけのちょっとした贅沢」=「おうちリッチ」を上手く活用して、毎日を楽しく過ごしたいですね。・リプトン 公式サイト
2014年01月14日ジューンブライドの季節もそろそろ終わり。1年の中で6月は「結婚」というワードを最も耳にする月なのではないでしょうか?結婚したら専業主婦で家事を完璧にしたい、結婚しても仕事は続けてキャリアを積みたい、結婚したら子供と楽しく休日を過ごしたい。色々な結婚生活がありますが、どんな生活が自分には合っているのでしょう。一生に一度の結婚ライフ。自分に合わない生活をして苦労するなんてできれば避けたいけど、合う合わないって実際に生活してみないと分からないですよね?でも実は、簡単な質問に答えるだけで、ぴったりの結婚ライフを診断することができるのです。「エキサイトお悩み相談室」で活躍中の佐藤栄子カウンセラーが監修した心理テスト「 専業主婦?仕事を続ける?あなたにぴったりな結婚の形は? 」では、あなたにぴったりな結婚ライフを診断することができます。「学生時代、家庭科の授業は好きなほうだった?」「よく人に道を尋ねられる?」「どちらかといえば、忙しくしているほうが好き?」という、簡単な質問に答えて行くだけ。結婚したら専業主婦になったほうがいいのか、仕事を頑張った方がいいのか、それとも家庭も仕事も両立できるスーパーウーマンになれるのか。結婚したい人はもちろん、結婚していて今の生活が合っているのか答え合わせをしたい方も一度診断してみてはいかがでしょうか?・ 専業主婦?仕事を続ける?あなたにぴったりな結婚の形は?診断 ・ その他の心理テストはこちら ・ 佐藤栄子カウンセラーのプロフィール
2013年06月27日