彼があなたを尊重する大人の男性であれば、恋愛もスムーズに進みますよね。そこで今回は「相手を尊重できる大人な男性」を星座別にご紹介します。■第3位:おとめ座おとめ座の男性は細かい気配りができるため、あなたを尊重します。彼らはあなたの気持ちを理解し、必要なときには手を差し伸べてくれます。■第2位:いて座いて座の男性はオープンマインドであり、あなたの意見を尊重します。相手の自由を束縛するような行動はしません。■第1位は...第1位は、てんびん座。てんびん座の男性は公平さを重視する傾向にあります。彼らはあなたが自分らしくいられることを大切にしてくれるので、彼と過ごすことを窮屈に感じることはないでしょう。(千夜/占い師)(ハウコレ編集部)
2024年07月15日彼があなたを尊重する大人の男性であれば、恋愛もスムーズに進みますよね。そこで今回は「相手を尊重できる大人な男性」を星座別にご紹介します。■第6位:うお座うお座の男性は、繊細で優しい性格の持ち主です。彼らは相手の気持ちを尊重し、自分の意見を押し付けることなく、あなたの意見を理解しようと努力します。■第5位:ふたご座ふたご座の男性は、コミュニケーション能力が高く、あなたの話をよく聞いてくれます。彼らは相手の意見を尊重し、自分の意見を押し付けることなく、あなたの意見を理解しようと努力します。■第4位は...第4位は、さそり座。さそり座の男性は、深い愛情を持っているため、あなたを尊重します。彼らは自分の感情をコントロールする能力があり、あなたの意見や感情を理解しようと努力します。(千夜/占い師)(ハウコレ編集部)
2024年07月15日ポップカルチャー観察家の岡田瑞樹氏がSurfvoteで課題提起。暴力性が強い表現がある作品本来の表現を尊重しつつ、未成年におよぼす悪影響は排除できるのか、さまざまな意見が寄せられました。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「暴力性の強い表現は未成年の悪影響になるか?」というイシュー(課題)について3月31日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。暴力性の強い表現は未成年の悪影響になるか?古今東西、暴力性の強い表現はあふれているかもしれません。漫画やアニメ、ゲームなどでは暴力や戦闘を扱ったものに人気が集まる傾向があります。しかし、残虐な描写については規制されたりされなかったりさまざまです。例えば血しぶきをどう表現するかは時代や場所によって異なることがあります。「暴力性」をはらんだ作品は未成年に悪影響を与えるものなのでしょうか?それならば規制すべきなのでしょうか?ポップカルチャー観察家の岡田瑞樹氏がSurfvoteで提起。ひろく意見を集めました。投票の詳細イシュー(課題):暴力性の強い表現は未成年の悪影響になるか? 調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票投票期間:2024年2月9日〜2024年3月31日有効票数:49票投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)創作は創作として、表現は尊重すべきだ 44.9%表現の自由を制限されてしまったら作品自体が違うものになってしまう気がします。様々な情報や表現を受け入れ、善悪を見極められる能力を身につけることが重要です。そのためには、教育や家庭環境の改善が重要になってくると思います。未成年の影響を考え、そもそもの表現として規制すべきだ 18.4%人間の悪意や言葉による暴力、悪質なコンテンツ、刺激の強いコマーシャルなど、ありとあらゆる暴力的な表現がいまやネット上に溢れています。これらのものから未成年を守るためには、もはや規制方法を工夫するやり方では間に合わないのではないですか。表現自体に規制が課されるべきだと考えます。 未成年の目に触れないようにする規制の工夫を考えるべきだ 24.5%SNSの普及により、誰でもが大衆を相手とした表現者になれる時代。表現の自由を尊重しつつ、観たくないものは観ない/観せたくないものは観せない為の工夫が必要であると考えている。わからない 6.1%時代によって暴力の種類が変わることは間違いない。暴力は喧嘩や殺人に限らず、最近では人の心の深層に潜む闇であるとか、匿名の悪意であるとか、そういうものに関する暴力表現は非常に生々しいものへ発展しているように思う。どれでもない 4.1%規制をかけようがかけまいが、興味関心があるものは自然に見てしまうと思う。むしろ見てしまったものが良いのかそうではないのか、善悪その他を見分ける力を養うべきだ。その他 2%暴力的な表現は時に未成年者に対して暴力の疑似体験をさせることができる。これにより、実際の暴力を否定することも可能である。暴力的表現を未成年者から遠ざけることは、暴力の理不尽さを知らずに育てることにつながるのではないか。何も暴力的表現漬けにしようという話ではない。現状の規制で十分ではなかろうか。このイシューを執筆した 岡田 瑞樹氏ポップカルチャー観察家ギリギリ昭和生まれの大阪生まれ大阪育ち。幼いころから漫画、アニメ、ゲーム、ハリウッド映画(特にアクション、B級は大好物)に触れ、思春期には日本語ラップに出会い、なろう系から梅田サイファーまで興味は多岐に及ぶ。 好きな漫画少年漫画全般食漫画全般モブ系主人公ラブコメ好きなアニメ涼宮ハルヒの憂鬱けいおん!ガンダムシリーズ好きなゲームRPG全般横スクロールアクション全般ウイニングポスト好きな映画ベストキッドアメコミ系全般セガール系アクション(オッサンが無双)好きなラッパーZORN舐達磨田我流過去のイシュー一覧→ あなたの意見・投票を社会のために活用しますSurfvoteでは社会におけるさまざまな課題や困りごとを「イシュー」として掲載し、どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。私たちは、みんながさまざまな社会課題を知り、安心して自分の意見を言える場を提供したいと考えています。また、そこで集められた意見は、イシューの内容に応じて提言書に纏め関係省庁や政治家へ提出することもあります。 Polimill株式会社Polimill株式会社は社会デザインプラットフォーム【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは現在、一般社会についての社会課題と各地方自治体の抱える社会課題(Surfvoteローカル)を掲載。ひろくみんなが意見を言える場を提供しています。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させたいと考えています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月18日人を尊重しない男性が見せる「3つ」の行動付き合っているはずなのに、なぜか心がすれ違ってしまい、関係がうまくいかないことがありますね。その背景には彼が恋愛関係を軽視している可能性があります。ここでは、恋人を尊重しない男性が共通して見せる、3つの行動について解説します。私の夫は…デート中もスマホに夢中「デートしていても、彼は常にスマホでゲーム。話しかけても反応がなく、不安ばかりが募ってきます。」(26歳女性)たしかに、デートの際に地図を確認するなどの理由でスマホを見ることはあるものの、ずっとその画面に集中されると、一緒にいる意味を感じられなくなりますよね。店員さんに対する無礼な態度「以前の彼は、レストランで店員に対し高圧的な態度を取ることがあり、その姿を見て不安になり、別れを選びました。」(27歳女性)相手に寛容でない振る舞いを目の当たりにすると、いつか自分にも同じように接されるかもしれないという恐怖が出てきます。指図してくる「夫は私のことを便利屋だと思っています。どれだけ私が家で忙しくしていても、ほとんど動きません。私も限界がきたときに「たまには自分でやれば」と断ると、激怒されるのでウンザリです…」(28歳女性)偉そうに物事を指図してくると、誰しも嫌な気持ちになりますよね。このタイプの男性は思いやりの気持ちが欠けており、付き合いにくいかもしれません。恋人としての適性を見極めるこうした性質を持つ男性との恋愛では、受ける傷やストレスが多くなりがちです。恋人選びでは、互いに尊重し合える関係を築けるかどうか、慎重に見極めるべきでしょう。(Grapps編集部)
2024年04月09日『ADHDだからということに捉われず、その人自身として受け入れて尊重する。』現代社会では、24万人もの人が20歳以降に発達障害と診断されています。(大人の発達障害ナビより引用)今回MOREDOORでは、ADHDの夫をもつ女性Cさん(仮名)に話を聞きました。彼女は、普通を押し付けすぎず、一人ひとりの特性が理解される“すべての人が生きやすい社会”を望んでいるようです。結婚して3年のCさんへのインタビューと、カップルセラピストのアドバイスから、パートナー間のコミュニケーションのあり方を考えていきます。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。ーーパートナーがADHDかも?と気づいたきっかけは?Cさん:一緒に生活をしてから忘れ物の多さや、携帯やお財布など置いてきてしまった……ということの多さに何かおかしいなと思いました。特に旅行の準備などが苦手なようで手配なども全て私が行っています。調べてみるとADHDの特徴に当てはまることばかりで本人に聞きました。ーー日常生活を送る上で、悩んでいることは?Cさん:パートナーは気になることがあると話が聞こえなくなり、上の空になります。カフェで普通に話していても隣の席の人の会話に気を取られたりして会話にならないので、出かけてもあまり楽しくないなと思ってしまうことがあります。また、それゆえの忘れ物の多さや計画性のなさなどにも悩んでいます。ーーそのお悩みについて、解決に向けてどんな工夫をしていますか?Cさん:お店を出る時など私が必ず忘れ物チェックをしています。また旅行の準備は私が準備する時と同じタイミングで行うようにしています。ーーパートナーとは、どんな関係性を築いていきたいですか?Cさん:ADHDということに捉われず、その人自身だからと受け入れて、お互いが快適に過ごせるよう尊重し合いたいです。ーー今後、社会に対して「もっとこうなったら良いのにな」と思うことは?Cさん:仕事面でも、仕事が出来ない人だと思われ怒られることも多いようです。普通を押し付けすぎずに一人ひとりの特性が理解されたら良いなと思います。お互いに支え合って……「小さなことの積み重ねから、違和感に気が付いた」というCさん。パートナーの症状が気になり、検索をかけたことでADHDと判明したのだそう。その後、‟パートナーの苦手な部分は自分が補う”という意識をもって行動しているようです。カップルセラピストは2人の関係をこう見るパートナー間の関係改善を目的としたカウンセリングを行う、“カップルセラピスト”はお二人の関係をどう見るのでしょうか?日本人カップルをはじめ、英語を母国語とする異文化・国際カップルの課題解決もサポートするカップルセラピストの吉田さんに話を聞きました。ーーCさんのお話をどう感じましたか?カップルセラピスト吉田さん:プライベートでも、仕事面でも、苦手なことや失敗が多いと自信が持ちにくいことがあるかもしれません。その中でパートナーがADHDに捉われずに苦手な部分をサポートしてくれることで、きっと今まで失敗の陰に隠れて見えづらかった「素敵な魅力や得意なこと」に目を向けやすくなっているのではないでしょうか。どうしても失敗の回数が増えてくると相手を責めたくなってしまうのは自然なことです。でも責められると余計に委縮して失敗が増えてしまったりの悪循環も……。「お互いの苦手を補い、得意でサポートする」そんな良い循環が作れると心地いいですよね。良い循環を生み出す関係性ADHDのパートナーをもつと大変な面ばかりがクローズアップされがちですが、実際の当事者から寄せられたのは「ADHDだからということに捉われない」「その人自身だからと受け入れて、尊重し合いたい」といった前向きな言葉でした。ADHDといってもひとくくりにはできず、個人と個人として向き合う中で見えてくる解決策があり、それがお互いの魅力を引き出す良い関係性につながるのかもしれません。みなさんは、この記事を読んでどのように感じましたか?コメント・監修者:吉田 亜里咲 (よしだ ありさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2016年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、心療内科、就労支援を経て、2021年よりカナダで依存症ケアを学ぶ傍ら、発達障害児の訪問支援に従事。2023年に帰国後COBEYAにカップルセラピストとして参画。日本人カップルをはじめ、英語を母国語とする異文化・国際カップルの課題解決をサポート。(MOREDOOR編集部)
2024年01月08日結婚生活を送る上で、夫婦円満はとても大切です。今回は、私が実践している夫婦円満の秘訣をランキング形式でご紹介します。3位から1位まで、ぜひ参考にしてみてください。■第3位:お互いの趣味を尊重夫婦はそれぞれに趣味を持っています。しかし、趣味が合わないということもあります。そんなときは、お互いに趣味を尊重することが大切です。相手の趣味に興味を持ち、一緒に楽しむこともできます。趣味を通じて、お互いの距離が縮まることもあるでしょう。■第2位:感謝の気持ちを伝える日々の生活の中で、相手がしてくれたことに感謝することはとても大切です。感謝の気持ちを伝えることで、相手の努力や思いやりに気づくことができます。また、相手に感謝されることで、自分自身も嬉しい気持ちになることができます。■第1位は...コミュニケーションを大切にする夫婦円満の秘訣といえば、何と言ってもコミュニケーションです。お互いに気持ちを話し合い、理解し合うことが大切です。日々の生活の中で、些細なことでもコミュニケーションをとることで、お互いの気持ちを共有することができます。また、コミュニケーションを通じて、お互いの信頼関係が深まることもあるでしょう。■まとめ以上が、私が実践している夫婦円満の秘訣のランキングでした。お互いの趣味を尊重し、感謝の気持ちを伝え、そしてコミュニケーションを大切にすることで、より良い夫婦関係を築くことができます。(Ianoiton/ライター)(ハウコレ編集部)
2023年05月05日こんにちは、エェコです。皆さん、子どもが「好き」なことでも自分は「嫌い」「苦手」というものはありませんか?そういう時、みなさんはどうしていますか?我が家も以前、こんなことがあって悩んだ時期がありました…。■息子の「好き」なものが苦手…男子が大好きな下ネタで笑いをとる動画です。クラスではやっているらしく、御多分に漏れず息子も大爆笑して視聴しています。でも…私はそういうの苦手で…、見たくないし、聞きたくない。親の個人的な理由で息子の「好き」を取り上げるようなことはしたくありません。あと好きなものを視聴している息子の横で「これ嫌い」「何が面白いの?」とかテンションを下げることも言いたくない。息子には自由に「好き」を楽しんでもらいたい!■息子の「好き」を否定しないで解決するには…?しかし…そこで思いついたのが…私には画像も音声も届かない方法で見てもらうことにしました。(その日何を視聴したか履歴に残るので、怪しい動画関係を見ないようその都度チェックはしています)今回は動画でしたが、動画だけではなく、さまざまなことが「好き」と「嫌い」にわかれると思います。私は相手の「好き」にこだわって、相手を嫌な気持ちにさせたくなくて自己犠牲みたいな形をとっていたんだと思います。でもそんなの相手には伝わらないし、自分のフラストレーションがたまっていくばかりでいいことひとつもありません。相手の「好き」を尊重し認めながらも、自分の「苦手」「嫌い」を伝え、住み分けしていく。親子だけでなく、友達同士、恋人…さまざまな関係に通じるのではないかなと思いました。
2021年07月18日次男がやりたいと言って始めたサッカー。幼稚園児だけ通わせると小2の長男が暇になるからお友達も誘って長男も始めたのに、年中の次男が泣いて嫌がるようになりサッカーを辞めた。長男の学年は上手い子が多く、本人も運動は得意でなく、やる気も見えない。下の子を連れて観に行く親の方が疲れてしまっているけど、長男自身は辞めるとは言わない。こんな時、本人の意志を尊重した方がいいの?とお悩みのサッカーママからご相談をいただきました。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、ご自身の体験と数々の取材活動で得た知見をもとに、アドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<試合で起用されなくなって泣く息子をどう受け止めたらいいの問題<サッカーママからのご相談>未就園児、幼稚園、小学2年の男の子3人兄弟です。最初は次男がサッカーをやりたいと言ったことが、サッカーと関わったきっかけです。長男は全く興味が無かったのですが、幼稚園の子だけ通わせると暇になってしまうので、学校のお友達も誘ってやってみないかと話をしたところ、行ってみたいとなったので、5か月前からサッカーを始めました。しかし、1か月過ぎたころから次男が泣いてサッカーを嫌がるようになり、1か月間泣いてチーム練習に行け無くなってしまいました。まだ年中ですし、泣いてる子を無理やり行かせる自分にも疲れてしまってサッカーを始めて2か月で辞めることにしました。長男の方は、次男が辞めても「僕も辞める」とは言わないので通い続けていますが、その教室の2年生はとてもレベルが高く、長男とスクールの子たちの差は凄いものがあります。長男はもともと運動が得意ではない上に、家で練習をしようとも、練習と試合の時に一生懸命ボールを追いかけようともしません。生徒が20数人いてコーチは1人なので、初心者の長男に手取り足取り教えて貰えるわけもなく、親としても上手くなりたいと思っているようには見えません。まだ始めて5か月目ですが、下の子2人連れて練習と試合に行くのも負担になってきたのもあって、私が「どうしたものかな」と思っています。でも、本人に何度聞いても辞めないと言います。こういった場合は本人の意思を尊重した方が良いのでしょうか?<島沢さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。お母さんのとるべき道はシンプルで、二つにひとつですね。① 長男君が続けたいと言う限り、続けさせる。② お母さんから「ママはすごく大変だから送り迎えが難しい。今月限りでサッカーはやめてもらいたい」とお願いする。この二択です。■親がサポートを続けられることも大事だけど......子どもは親の庇護のもとで育っています。自身の意向で何かをしたいといっても、親の経済的、肉体的、物理的な条件がそろわなくては何もできない弱い存在です。例えば、200キロ離れたところにすごく良いサッカースクールがあって、そこに行きたいと言っても親はできませんね。そのようないくつもの条件のなかで私たち親は、自分たちのできる限りのことをして、彼らの成長を支える。それが親の役目でもあります。お母さんは「下の子2人連れて練習と試合に行くのも負担になってきた」とあります。が、頻度やスクールとご自宅の距離などは、最初からわかっていた条件ですよね。そのうえ、次男を入れるために、長男を学校のお友達を誘ってやってみないかとまで言って引き込んでいます。もし、私がご長男君であれば、お母さんからもし「送り迎えがしんどいからやめてほしい」と言われたら、「お母さん、そりゃ、ねえだろ」と食ってかかりますね。すでに何度も「弟はやめたのに、君はサッカーやめないの?」と尋ねています。長男君にすれば、こころのなかで「はあっ!?」ですよね。私なら抗議します。「誘ったのはお母さんじゃん。俺はやめたくないって言ってるのになんでそんなにしつこく言うの?そりゃ勝手すぎるだろ」と。もしそうされたら、お母さんはどうしますか?今のお気持ちを小学2年生に訴えますか?「だって、あなたはもともと運動が得意ではないうえに、家で練習をしようとも、練習と試合のときに一生懸命ボールを追いかけようともしないじゃない。生徒が20数人いてコーチは1人だから、初心者の君が手取り足取り教えて貰えるわけもなく、お母さんとしては上手くなりたいと思っているようには見えないのよ」いかがですか? ちと残酷だと思いませんか。長男君はまだ7歳や8歳です。まだサッカーというスポーツを観察しながらやっているような時期でしょう。■まだ7歳「温かい放牧」で見守ればグッと変わることも私が知っている低学年の子は1年間スクールに行っても、寝転がったり、どこかに走って行ったりしてなかなか練習に溶け込めませんでした。でも、ボールを蹴るときは楽しそうにしていて、辞めるとは言わない。コーチは叱ったりせず「おいでね~」と声掛けし、温かく見守ってくれました。したがってお母さんも、ピッチで寝転がる子を黙って1年間見守り続けることができました。結果、次の年は寝転がることも逃げることもなくなりました。彼はサッカーに目覚めたのです。その後仲間と一緒にサッカーを楽しく続けました。このように、子どもには大人から温かく見守られなくてはいけません。私はそれを「温かい放牧」と呼んでいます。結果を求めない。出来栄えで判断しない。子どもがやりたいと言うことを、親の経済的、肉体的、物理的な条件がそろえばやらせてあげてほしいと思います。ああ、島沢さんはイジワルだ。相談しなきゃよかった、と思われているかもしれません。でも、この連載をもし読んでいただいたうえでご投稿されたのならば、私が「子どもファースト」だとわかっていただけると思います。■今は頑張っているように見えなくてもこれから少しずつ変わっていく。親が信じてあげよう(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)それに、お母さんのお気持ちは痛いほどわかります。目の前で頑張っているように「見えない」息子に苛立ちますよね。私の息子も走るのが苦手なサッカー少年でした。みんなが動き始めているのに、ひとりだけ集中力が切れるのか地面を見ています。ボールから目を離しっぱなしなので、味方のキーパーからのパスが息子の後頭部に当たることなど日常茶飯事でした。ああ、いやだ。みっともない。やめてほしい。なんとかしてよ。恥ずかしい。そう思いますよね。 でも、その子を産んで育てているのは私なんです。ダメなところがあれば、成長できるよう見守らなくちゃ。中学年、高学年になると少しずつ変わっていきます。親が信じてあげましょう。せっかく、お母さんのおかげでサッカーという成長できる場所を手にしたのです。お母さん、がんばれ。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2019年09月11日