編集部:学研キッズネット編集部京都のおかん(ママ)発ベンチャーの株式会社たおやかカンパニーは、休校中の小学生に向けて、地域文化をマンガにして世界へ発信する小学生向けのワークショップ【グローバルこどもマンガ家クラブ】をオンラインで開催いたします。休校が長引く中、子供たちがおうちにいながらも学校でも学ぶことができない非日常で特別な体験をしてもらいたいと思い企画しました。ワークショップ概要ワークショップでは、子ども達が「お茶の京都」宇治田原のお茶農家さんにオンラインインタビューを実施、子どもたちの発想力で日本が誇る文化であるマンガに仕上げます。プロ漫画家さんと一緒にマンガを描いて、日本の地域について世界へ発信するワクワク感を味わってもらいたいと思います。講師は『はじめてフィンランド〜フィンランド・ノルウェーひとり旅〜』(全国学校図書館協議会の選定図書)などの代表作があり、海外経験のあるトナカイフサコ氏です。子どもたちの作品はセリフ部分を英語翻訳し、世界中の日本好き家族が訪れるWebサイト「Kyoto with Kids」にて世界へ発信し、ゆくゆくは海外の子どもたちと共有、交流する予定です。この体験により、子ども達はストーリーを作って描いて、世界に発信することの楽しさを体感してもらえます。【グローバルこどもマンガ家クラブ】地域文化や日本についてをマンガにして世界へ発信するお子さま向けワークショップです。日時:2020年5月22日(金)10時~12時(9時半会場ですので10時までにお入りください)場所:ご家庭よりオンラインでの参加対象:小学生程度(低学年ぐらいからおひとりで楽しんでいただける内容です)参加費:無料内容:お茶農家さんへのインタビュー・マンガ製作・英訳とぷち英語レッスン詳細・お申込みはこちらよりお願いします【(株)たおやかカンパニーについて】京都の子育て中のおかん(ママ)発のベンチャー企業で、子供たちによりよい未来を繋ぎたいという思いで、観光・教育を中心に事業を展開しております。2019年には観光庁の「令和元年度 最先端観光コンテンツ インキュベーター事業」に採択され、お子様や家族旅行客が楽しく学べる観光体験サービスを立ち上げました。会社公式サイト:■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月13日小学生が家で遊ぶとなると、テレビゲームが多くなりがち。しかしできることなら、手先を動かしたり、頭を使った遊びをしてほしいのがママの本音ではないでしょうか?今回はそんな悩みを解決する、わが家の小1息子や遊びに来た友達がハマっている最強おもちゃ3つを紹介します。パズルを完成させると、リアルな恐竜が出現「ディノバーン」「ディノバーン」は、木製の立体パズル。完成させてケースにはめると、QRコードになっています。それを専用アプリで読み込むと、恐竜が出現!33種類の恐竜のコンプリートを目指します。パズルは大人でも難しく、なかなか完成しません。やっと完成したと思っても同じパターンで組み立ててしまい、前回と同じ恐竜が出現し、「あ~!残念」となることも。この難しさと、新しい恐竜を集めたいという気持ちが、子どもたちを夢中にさせます。スクリーンショット機能を使えば、捕獲した恐竜とこんな写真も撮れます。ディノバーンは脳トレによく、介護の現場でも認知症予防のため使われているそうです。息子は手に入れた初日、3時間ひたすら遊び続けていました。年少の娘もやりたいと取り合いになる場面も多かったため、2つ用意することに。2つあることで友達が来た時に競争して組み立てることもでき、さらに楽しく遊べています。立体コースを組み立ててゴールを目指す「GraviTrax(グラヴィトラックス)」「GraviTrax(グラヴィトラックス)」は、さまざまな立体パーツを組み合わせてコースを作り、重力と磁力を駆使してボールをゴールさせるおもちゃ。わが家ではスターターセットを購入。説明書&課題集がついており、その通り作っていくこともできますが、オリジナルのコースを作ることもできるので、遊び方は無限大!発射台やマグネットキャノン、うずまきタイルなどのたくさんのアクションパーツがあり、コースを作っていると、「あ!高さが合わなかった!」と気づいたり、「次はこのアクションを入れてみよう!」とどんどんハマります。友達と意見を出し合って組み合わせたりするのも楽しい!もちろん大人も楽しめますよ。ボールが跳ねるトランポリンブロックや、スピードを出してくれる回転ブロックなどの追加パーツも販売されているので、まだまだ遊びが広がりそうです。平面、立体、球体が作れるパズル「LaQ(ラキュー)」「LaQ(ラキュー)」は、四角と三角の基本パーツに5つのジョイントパーツをつないで、平面、立体、球体が作れるブロックです。LaQ(ラキュー)のキューは球を意味しているそうで、球体が作れることで他のブロックではできない作品が作れます。おもちゃ売り場だけでなく、書店でも購入でき、幼稚園や保育園で使っているところもあるので、知っている人も多いのではないでしょうか。わが家の息子は昆虫が大好きなため、「キングビートル」のセットを購入。このセットは、組み替えることにより7種類の昆虫が作れます。説明書を見ながら作り上げ、完成するとうれしそうに飾っています。アクセサリーやスイーツなどが作れる女の子向けのセットも売られていて、バリエーション豊富なところが魅力です。ベーシックセットを購入して、自由な発想で作品を作ることも楽しそうです。小学生がハマるおもちゃでおうち時間を充実させよう小学生になると、幼児期に買ったなりきって遊ぶおもちゃを少しづつ卒業してしまい、おもちゃはもういらないかな…と思いがち。しかし、手先を動かしたり、頭を使ったりするおもちゃは、これからまだまだ使えます。今回紹介した3つは楽しいのはもちろん、知育にもおすすめ!小学生も楽しめるおもちゃで、家で過ごす時間が充実するといいですね。■紹介した製品詳細はこちら■<文・写真:ライターnicoai>
2020年03月25日次女(小学2年生)の担任は優しいタイプ次男(5年生)の担任は厳しいタイプです。次男の担任の先生、初対面から怖そうだな~と思っていたのですが、初めての個人面談のときに、一切の「ほめ」がなくズバズバと問題点だけを上げていくので、「怖い」が決定的に。今までの先生は大体、ほめた後に問題点を上げて、解決方法を一緒に考えていく…というやり方でした。次男は先生のことをどう思ってるのか聞いてみました。(面談のことは知りません)怖がってないようで、一安心!「怒ったときに怖い」のは誰でもそうですもんね。私も怒ると、怖いお母さんに変身します~。そんなある日、何日も提出期限の過ぎているプリントを次女に持たせたんです。担任は全然怒らなかったそうで…やっぱり優しい!反して次男のほうは… き、きびし~~!!でもよくよく考えると次男は高学年、次女は低学年なので、あえて先生が生徒に対する態度を変えているのかもしれない。それにわが家みたいに、うっかり忘れものが多い親子には、これくらい厳しい方があってるかもしれません。
2020年01月18日次男は困ったことがあると、すぐ私を頼ります。もう5年生も後半ですし、「自分でなんとかしよう!」と言う風に考えてほしいな~と思っていたある日のこと…次男の小学校では基本の時間割りはあるものの、それらはほとんど使われておらず、前日に明日の授業は何をするかを教えるスタイルなのです。そのため連絡帳に明日の時間割が書いてないと、とっても困ります。いつもならここで私の指示を待つ次男のですが…この日は自分で考えて行動をしたのです!やっと次男もしっかりしてきたのかな?と思っていると…友だちも明日の時間割りを書き写してなかったそうで…これは困った…。私が同じクラスのママ友さん電話して聞くしかない?しかし次男は意外な解決法を考えていたのです。全教科持っていく作戦~~!!!重たいでしょうけど…次男がそれでいいなら反対はしませんよ。しっかりしてきたと思ってたけど、まだまだですね。
2019年10月05日夏休みの宿題で厄介なモノのひとつ「読書感想文」うちの子ももれなく苦手だったりします。とにかく何を書いていいのかわからないらしい。そこで…本についての質問をしてみます。「どうしてこの本を読もうと思ったの?」「どんな話か教えて!」「どこが面白かった?」「表紙がかわいかったから~」「カメがサメと一緒に冒険する話!」「面白かったところは…」いろいろ出てきましたね。それをまとめたら読書感想文になるんじゃないかな?何を書いたらいいかわからない子には、質問形式がいいと思います。「お母さんに教えて!」と言えば、子どもは喜んでいろいろ教えてくれますもんね。「感想文」となると、ハードルが高く感じるかもしれないので、手紙を書くように…と伝えると、気軽に書けるようです。感想文でお困りの方はぜひ試してみてください。
2019年08月31日夏休み終盤になると、始まるのが…!?宿題の丸つけです!夏休み前の個人面談で「宿題は丸つけまでお願いします」と答えをもらっているんですよねえ…。やり直しをするってことは…丸付けもやり直しです!やり忘れた箇所、間違っていた箇所を何度も何度も…全問正解するまでやり直し~~!小学生の次男次女の2人分…。お父さんも家にいるときは、時々丸つけはしてくれますが、ほとんどは私の役目になっております。丸つけしつつ、わからない箇所を教える…。しかもなぜか仕事中に限って「丸つけ~!」とやってくるのです…。この丸つけ地獄、早く終わらせたいです!
2019年08月24日わが家の娘10歳、息子8歳は朝何度起こしても起きません。それもそのはず、習い事や宿題、放課後の友達との約束…だんだんと夜寝るのが遅くなり、就寝は23時。どうにか起こしても、機嫌は最低最悪。食事もとれずにふてくされながら登校していました。今回は、そんな子どもたちとの毎朝の格闘に疲れ果てた私がトライした「早起き大作戦」を紹介します。作戦1早く寝る支度を整える朝早く起きるには、当然早く寝なくてはなりません。親としての目標は21時に就寝。しかし寝ない…というか寝られません。毎日23時就寝だった子どもたちは、布団に早く入れても眠くならないのです。そこでまず、20時までに夕飯、風呂を済ませ、電気を少し暗めにし、リラックス時間を長くとりました。このリラックスタイムはあえてテレビを家族で見るようにしました。テレビ番組は20時55分に終わるので、終了したら布団に行く約束にしたのです。作戦2ゲーム、YouTubeを見られないようにする21時の就寝を目指すにあたり、壁になるのはゲームやYouTubeでした。わが家ではこれが一番厄介で、決めておいた時刻に弟がキリがよくゲームが終えても、姉がYouTubeを見終わらずというように、ダラダラと時間を使っていました。そこで、2人が学校に行っている間、充電器がうまくささっていなかったということにして、2つの電化製品の充電をゼロにしておきました。作戦3朝早く起きたらご褒美時間。ゲームにお菓子なんでもあり!充電がなく、ゲーム、YouTubeが見られなかったため、当然子どもたちからは文句が出ました。そこで、「今夜は充電しながら早く寝て、朝起きてゲームやYouTubeをしたらいいんじゃない?」と提案。さらに、「早く起きた時間、アイスを食べながらゲームでも、お菓子を食べながらYouTubeでも好きに使っていいよ」と普段なら決して許さない行為を全面的に解放してみました。これには子どもたちも目を輝かせ、「朝早く起きる!」と声を揃えて布団へ入っていきました。しばらくの間は、毎日の習慣ですぐには眠りにつくことができなようでしたが、朝の好き放題できる時間のために、2人は21時に布団に入るようになりました。試行錯誤の結果、ついに!1週間前後、この生活リズムにしてみたら、2人とも遅くとも6時半には起きて、自由な時間を満喫するようになりました。そのおかげで登校前の時間に余裕ができ、食事もしっかりとれるように。朝、お互いイライラしながら過ごしていた時間がウソのようにラクになったのです。予想以上の成果!ゲームの時間が勉強をする時間へわが家では学校の宿題のほかに、母の私が自作する漢字テスト、国語、算数のドリル2枚ずづが毎日のノルマとしてあります。これを終わらせなければ放課後、遊びに行くことができません。授業が多く、下校時間が遅い上に習い事がある日は、ノルマが終わらず公園に遊びに行くことができきなくなります。そんな日が続き、「また今日も遊べない!」と息子ががっかりしている日がありました。そこで「朝の自由時間、勉強してもいいんだよ。そうすれば放課後すぐに遊びに行けるんじゃない?」とアドバイス。よほど遊びに行きたかったのか、朝の自由時間、なんどドリルを済ませるようになったのです。また、娘も息子の様子を見て、夜に見たいテレビがあったり、塾の宿題が終わらない場合など、朝の自由時間を活用するようになりました。正直、私自身ここまでのことは目標として定めていなかったので驚いています。きっと子どもたちの友達の多くが宿題や勉強をしないと、放課後に公園へ行けないというルールを守っていることと、うまく合致したのでしょう。今まで、無理やり朝起こすのはうまくいかなかったという経験を生かして、朝自分たちが起きたくなるように作戦をたてたのが成功のカギだったと思います。<文・写真:ライターあんぱんだYO>
2019年06月23日小学生の塾通いには中学受験のためにというイメージがあるかもしれません。しかし実際は学校の授業を補習する目的の塾もあります。また、塾に通うことによって学習習慣をつけることを狙っている場合もあります。この記事では、これから小学生の子供を塾に通わせるべきか悩んでいる方に向けて、塾のメリット、そしてデメリットをも隠さずに解説していきます。小学生の段階で子供を塾に通わせたほうがよいのか悩んでいる方に向けて、塾に通わせるメリットとデメリット、小学生の塾の選び方をご紹介します。小学生の子供を塾に通わせるメリット小学生の子供を塾に通わせるメリットは中学受験対策の他にも、小学校の苦手科目を克服させたり、学習意欲を向上させるといったものがあります。小学生のうちから勉強に取り込む学習の習慣がついていると、今後の試験勉強や自宅での学習にも多く役立ちます。●勉強する習慣が身につく小学生が塾に通う最も大きなメリットと言えば、勉強する習慣がつくことです。子供たちは家では、テレビやスマートフォン、ゲームなど、勉強以外の他の事に興味がいってしまいがちです。子供に勉強の習慣を付けさせて、集中力を身につけるだけでも大変なことなのです。塾で勉強する習慣がついていれば、試験前にはしっかり勉強をするようになり 、自主的に学習するようになります。小学生のうちから決まった時間に勉強に集中する習慣が身につくと、今後の試験対策や中学校・高校生にも大きく役立ちます。●勉強の楽しさが身につく小学生が塾に行くメリットにはさらに、勉強の楽しさが身につくことが挙げられます。小学校の勉強は、学年が上がるにつれて勉強の難易度が徐々にアップします。どんな小学生も、得意科目もあれば苦手科目も出てくるでしょう。学年が上がる程、学校の勉強について行き宿題をするのが大変になるので、勉強を「心から楽しい」と思える余裕がなくなります。苦手な科目や分からない問題があると、「勉強が辛い」「めんどくさい」と思うようになり、勉強をしなくなる子供が増えてきます。しかし塾に通うと勉強ができるようになり、勉強に対し肯定的な気持ちを持てるようになります。●中学受験の情報を得られる中学受験の詳しいデータや情報を得られることも大きなメリットです。中学受験対策の学習塾では、近年の中学受験に関する詳しい情報を持ち合わせています。小学校ではなかなか頻繁に相談できないことも、学習塾の室長には気になる時にいつでも相談できるでしょう。●子供が受験を意識する塾は中学受験を予定されている方に役立つのはもちろん、子供が中学受験に興味を持つきっかけを作ってもくれます。塾に通い始めた頃は中学受験を意識していなくても、勉強に楽しさを見出すようになれば、より高みを目指して自主的に中学受験を目指しだす子供も出てきます。小学生の子供を塾に通わせるデメリット小学校の子供を塾に通わせるのは、メリットだけではありません。デメリットも押さえた上で、学習塾通いを決めることが大切です。●自由な時間が減る塾通いをはじめればそのぶん自由な時間が減ります。塾通いが原因で睡眠時間が短くなると体にも悪影響を及ぼすので、無理に通わせるのは逆効果です。●費用がかかる塾は費用がかかるというのもデメリットの一つです。科目数、指導方法(個別指導・集団指導)など塾のスタイルによっても相場が変わりますが、一般的に塾の月謝は高額です。水泳やピアノと言った習い事と比べると、夏期講習や模擬試験など、月謝以外の金額も多くかかります。●無理やり通わせるとストレスになる塾通いを無理強いすれば子供にとってそれがストレスになり、やがて塾どころか勉強自体へ嫌悪感を持つようになってしまいます。本人のやる気がなくなってしまっては、周りがどれだけ勧めても逆効果にしかなりません。小学生から塾に通わせる必要はある?小学生は塾で勉強させる必要があるのだろうかと疑問に思う親も多いでしょう。最終的には、小学生から塾に通うかどうかは子供本人の気持ち、または状況によって変わります。●自分の子供に塾が必要か見極める学習塾と一口に言っても、中学受験対策のほか、補習自由を目的にしたところもあります。自分の子供はどちらに適しているのか見極めることも必要です。●塾通いが必要なケース中学受験を考えているけど学校のテストが芳しくない場合は、塾通いが必要でしょう。難関中学や公立の中高一貫への進学を検討している場合は、入試対策に沿った授業を行う大手進学塾がおすすめです。●授業についていけていない中学受験はしないけれども、小学校の授業についていけていない、苦手科目が多い、学習する習慣がついていない場合は、補習塾がオススメです。苦手科目を克服して学校のテストで点が取れるようになると、自宅でも自分で進んで勉強するようになります。●中学受験に関する情報が少ない中学受験に関する情報集めは自分だけでは難しいと言えます。しかし学習塾では志望校の入試傾向やデータを知り尽くしており、対策法を指導してくれます。●自宅学習だけでは不安学習塾では勉強に取り組む習慣が身につくため、家ではなかなか学習できない、集中できない子供は塾に通うと良いでしょう。●無理して塾に通わせる必要はない特に中学受験を考えておらず、学校のテストも点数が取れているなら、無理して塾に通わせる必要はありません。学校の授業をしっかり理解していて、宿題などを自主学習もできているといえるでしょう。小学生の塾の選び方自分の子供には学習塾が必要だと判断した場合は、どんな基準で塾選びをすれば良いでしょうか?早速ポイントをチェックしてみましょう。●通いやすさ本人が楽しく通い続けられるかどうか、塾の方針と会っているかどうか確かめることが大切です。補習目的なのに中学受験用の塾を選んでしまうと、宿題が多いことにストレスを感じ、だんだんと塾に行きたくなくなるでしょう。子供本人が楽しく前向きに通える塾を選ぶことが大事です。●子供の学力中学受験の目標であっても、学習塾と子供の学力が合ってなければ意味がありません。学習塾によっては補習をしながら受験を目指すところもあります。子供の学力に合わせた塾を選びましょう。●講師学習塾の講師は大学生のアルバイトが多く、突然辞めてしまうというケースもよくあります。子供が慣れてきた頃に先生が変わり、ストレスになることもあるので、塾の講師の特徴をよく検討することが大切です。小学生の塾のメリットまとめ塾は中学受験を考えている人だけでなく、小学校の授業についていけない、集中力が無いといった子供も役に立ちます。小学生のうちから勉強に集中する習慣をつけることは、その後の学習に大きなメリットとなるはずです。上手に塾を選べばメリットを多く享受できますので、一度塾通いを検討してみるのもよいかもしれません。。●ライター/高須 亮
2019年05月30日年長のお子さまをもつママは、年が明ければ卒園式までカウントダウン。そして、その先には小学校入学が控えています。園から小学校に上がると生活に大きな変化がありますが、それに加えて2020年に施行される新学習指導要領で、大きくシフトチェンジがあるのが気になるところです。「一体何がどう変わるの?」「普通に勉強をしているだけではだめなの!?」などと不安を抱くママも多いのではないでしょうか。そこで、教育市場動向や入試傾向にも詳しい、Z会 幼小事業部『みらい思考力ワーク』開発責任者の田中多恵子さんに、2020年に向けてどのように備えればいいのか、お話を伺いました。◆Z会 幼小事業部 みらい思考力ワーク開発責任者田中多恵子(たなか・たえこ)さん1986年入社。長きにわたり、Z会小学生コース 国語の教材開発を担当。<Z会小学生向けコース>コースやレベル、教科の選択など柔軟なシステムで、お子さまの未来を拓く教材を提供。1・2年生向けには、親子での学びをとおして知性と感性を育む「小学生コース」がある。新一年生のママたちへ、2020年に向けて専門家からアドバイス!Q.2020年度には何が変わるのでしょうか?田中さん: 2020年度から小学校では「新学習指導要領」が施行されます。この年度には大学入試制度も大きく変わり「大学入試センター試験」が廃止されますので、日本の教育界全体で大きな変化があると言えます。大学入試では、単なる知識力だけではなく、その知識を使いこなす力、自分で問題を発見して答えや新しい価値を生み出す力が問われるようになります。その流れで小学校でも広い視野をもち、知識を活用できる力を身につけることが求められます。Q. 具体的には、各教科の学習内容も変わりますか?田中さん:小学校の学習でもっとも変化があるのが、英語(外国語活動)です。3年生から対話中心の英語(外国語活動)の授業が必修化され、5年生からは成績がつき、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能の育成がこれまで以上に重視されます。この対話を重視した活動は英語に限らず、すべての教科で重視されるようになります。さらに、知識を身につけることが中心だった従来の学習から、知識を活用していく力が求められるようになります。Z会ではその変化に対応し、小学生コース1・2年の国語では、通信教育ではめずらしい「はなす」というカリキュラムを設けています。対話によって、コミュニケーション能力を高め、表現力を豊かにするための取り組みです。また、理科・社会へつながるZ会オリジナル教科「経験学習」では、経験するための材料を揃えるところからはじまり、工夫したり考えたりしながら体験。実際に五感を使って感じるなかで、身近な事象に対する興味・関心を広げ、意欲的に学ぶ姿勢を身につけます。一生使える「考える力」を養うための “6つの力” とはQ. 「考える力」は、どのように勉強したら身につきますか?田中さん:これからの社会で求められているのは、何かを教わるだけではなく、自分で考え、他者を動かし、一緒に行動することができる力です。単に問題を早く多く解くというのではなく、わかるまで考える、どうしてこの答えになるのか納得する、ということが大切になります。Z会では2019年4月に『みらい思考力ワーク』が開講します。この講座では子どもたちの「考える力」を伸ばすために、まずは6つの力を身につけます。1)論理的判断力2)情報整理力3)試行錯誤力4)連想力5)注意力6)推理力教科の枠を超え、教科の知識や日常生活で習得した知識を組み合わせて解く問題で「知識の活用の仕方」を学べます。あれこれ試行錯誤したり、ひらめいたり。将来の受験でも社会生活でも役立つ、粘り強く考えぬく力を養います。 考える力を育む『みらい思考力ワーク』の問題例をみる 「年長の冬」から、徐々に勉強へ移行しようQ. 小学校のスタートで “つまずかない” ための準備とは?田中さん:小学校入学の時期は、通う場所も友だちも変わるため、お子さまにとっては大人が考える以上に大きな変化を経験します。入学前は、まずは「1年生になることが楽しみ」と思えるように準備をしてあげてください。ひらがなや数字などは入学後も取り組む時間はとれるので、あせらずおおらかな気持ちで接してあげてください。逆に、勉強が進んでいるお子さまの場合、すでに知っていることだと学校の授業がつまらなくなってしまう場合もあります。そして、気がついたら授業が先に進んでいた…ということがないように注意が必要です。Z会の幼児コースでは、小学校入学にそなえて徐々に国語や算数の教科的な取り組みを行っていきます。これまでとは違う「勉強する」という雰囲気に慣れておけます。正解しなければいけないものではないので、親子で楽しみながら取り組んでいただくことで、入学後の学習がスムーズになります。 Q. 子どもの勉強はどうやってサポートしたらよい?田中さん:保護者も仕事や家事で忙しい時代。勉強中ずっとそばに付きそう必要はありません。Z会を受講されているご家庭では、朝の時間帯を活用したり、家事をしながらお子さまを見守っていたりするご家庭も多いです。忙しいときは、お子さまが取り組んだものを後で○をつけてあげるだけでもよいでしょう。大切なのは認めてあげること。出来不出来に関わらず、がんばりをほめてあげましょう。Z会の幼児コース、小学1・2年コースでは、親子で学ぶことを大切にしていますが、教えることが負担にならないよう、「サポートブック(保護者用指導書)」を用意しています。大人にとって教えるのが難しい問題でも、ほめながら正答へ導く方法を掲載しているので、お子さまのやる気をそがずに楽しく教えられます。お子さまのがんばりを目に見える形で表すシールやスタンプも用意していますので、継続の原動力になります。 小学生コース1年生の「おためし教材」(無料)はこちらから 年長さん親子がZ会の「おためし教材」を体験!そんなZ会の『みらい思考力ワーク』のおためし教材を、来春、新1年生になる「まちちゃん」親子に体験してもらいました。早生まれのまちちゃん。お母さんは「何でもゆっくりで心配」と話しますが、教材を開くと、楽しそうにさっそく「まちがいさがし」の問題から取り組み始めます。遊びの延長で取り組めそうな問題ですが、実は思考力の中の6つの力のひとつ、「注意力」を育てる問題です。日常生活での知識をもとにおかしいところを探します。「ここがヘン!」まちちゃんの楽しそうな声が響きます。右ページの「影」の問題は、光と影の理科的な知識がなくても解けるのでしょうか? 「むずかしいから、おうちのひとといっしょにさがそう」と書いてあるので、まちちゃんもお母さんと一緒に取り組みます。「注意力」は全体や部分を比べて発見する力なので、影の法則を知らなくても、注意深く見比べることで、違いを発見できそうです。字を覚えたてのまちちゃんが次に挑戦したのが「文字の入れ替え」問題。ひらがなを入れ替えて、違う生き物の名前を作る問題です。4文字の「くろしま」は「しろくまだ!」とすんなり思いついたまちちゃんですが、5文字、6文字となるとちょっと苦戦。お母さんも「ただ答えを教えるのではなく、どうやったら考える力を伸ばせるかな」と少し迷います。そこで付属の「サポートリーフレット(保護者用指導書)」を参考にしていただきました。ママもサポート!「教え方アドバイス」も充実Z会の「サポートリーフレット(保護者用指導書)」には、正解だけでなく、その時期の子どもがつまずきやすいのはどこか、どのようにアドバイスをしてあげるとよいのか、「間違えたときの接し方」が載っています。「理由を確認して、お子さまの考えを認めてあげてください」というアドバイスに、“間違えたときこそ学びの大きなチャンスがある” ことに気づかされます。「ほめ方や子どものひらめきを応援する声かけ例が載っているのはとても心強いですね」とまちちゃんママ。まちちゃんが体験した「文字の入れ替え」問題で問われているのは「試行錯誤力」で、解決にはいくつかのアプローチがあるそう。まちちゃんママも「『て』のつく言葉を考えてみる?」と、「て」がつく5文字の生き物の名前を考えてみることを提案します。まちちゃんのご家庭では、すでに兄妹とも塾通いや通信教育を経験しているそうですが、「どんどん解いてあっという間に終わってしまうような教材よりも、ちょっと難しいけれどきちんと考えるようにできていて、やりごたえがある」と、考える力を伸ばすZ会のおためし教材にも納得の様子。早生まれのまちちゃんも、お母さんの心配をよそに粘り強く問題に取り組み、「楽しかった」と笑顔を見せてくれました。小1・小2コースが大幅リニューアル!「プログラミング学習」もスタートそれぞれの「おためし教材」を見たまちちゃんのお母さんは、「思考力が鍛えられて力がつきそう。以前から子どもには『書く力』をつけてもらいたいと考えていました。添削問題もあるし、教材も書くものが多く、これなら『書く力』も養えそうですね」とも話します。2020年度の新学習指導要領の施行に対応し、Z会では教材を大幅にリニューアル。子どもたちの主体的な取り組みを促す国語・算数・経験学習の教材に加えて、家庭にある機器で手軽に取り組めるプログラミング学習も追加料金なしで学ぶことができます。「プログラミング学習 Z-pro」は年4回配信。2019年度の小学生コース1・2年生を受講した方には、標準サービスとしてついています。プログラミング学習では「論理的思考力」「問題解決力」「創造力」の3つの力が鍛えられ、「プログラミング的思考」を伸ばす土台が作られていきます。「プログラミングってどんなことを学べばいいのかわからなかったからよかった」と、まちちゃんママも安心した様子でした。変化の速い現代社会。子どもにどんな力をつけさせたらいいのか、と不安なママが多いのではないでしょうか。親としては、学校の成績や受験だけでなく、一生役立つ「考える力」を伸ばしてあげたいですね。ずっと使える「考える力」を身につけよう!【新1年生の学習スタートに、Z会がピッタリの6つの理由】 1) 将来の可能性を広げる“考える力”が身につく『みらい思考力ワーク』※『みらい思考力ワーク』なしのご受講も可能です※『みらい思考力ワーク』に提出課題はありません2) 「保護者用指導書」で、保護者も効果的な学習支援ができる3) 1日10~15分で、無理なく学習習慣が身につく4) 毎回同じ担任の先生から、一人ひとりに合ったアドバイスがもらえる5) プログラミング学習も追加料金なし6) 努力賞プレゼントで、モチベーションもアップ Z会小学生コースについて 詳しくはこちら PR: Z会 取材・執筆・撮影:まちとこ出版社
2018年12月20日毎日のようにTVで塾のCMを見かけます。高校・大学受験や浪人している人向けだけではなく、最近では小学生の通塾率が増加しています。自分の子どもは通わせた方がいいのか、通わせるならいつからがいいのか。また塾の種類はどんなものがあるのかなど、疑問がたくさん浮かびます。最近の小学生の塾事情はどうなっているのでしょうか。1. 小学生の通塾率とは小学生の通塾率は、平均50%となっていて、都心部に近い程高くなる傾向にあります。その中で、公立小学校に通う小学生の割合は41%、私立小学校に通う小学生の割合は71%となっています。これは、授業内容が公立では比較的易しく塾に通わずついていけるのですが、私立では塾で補強を行わないとついていけないほどハイレベルであるということが一因です。さらに公立に通う子は中学受験をする子どもがそこまで多くないため通塾率も下がります。さらに学年別で見てみましょう。・一年生公立:27%私立51.8%・二年生公立:27.4%私立60.5%・三年生公立:32%私立67.2%・四年生公立:36.8%私立72.7%・五年生公立:40%私立72.8%・六年生公立:49.8%私立76.6%※文部科学省「子どもの学習費調査平成26年」私立では一年生でも半分以上が塾に通っているということになります。公立でも、四年生からはほぼ4割が、六年生には半数が通うようになっています。2. 塾のタイプを知ろう一口に“塾”と言っても、小学生が通う塾には3タイプあります。通わせる場合には目的を持ち、タイプを把握して選ぶ必要があります。 (1) 進学塾中学受験を見据えて、入試問題で点数を取れるようにする塾です。三年生の冬からカリキュラムをスタートする塾が多く、大手進学塾の場合は入塾テストに合格する必要もあります。比較的受講料が高い場合が多いです。(2) 補修塾学校の授業内容を理解し、試験で点数を取れるように指導する塾です。学校の授業についていけない部分があるが特に中学受験を考えているわけではないという場合は補修塾に通うことが多いようです。不得意な教科を強化して教えてくれたり、学校の授業をスムーズに受けられるように教えてくれるので、勉強の楽しさを知ってほしいと思う親が選ぶことが多いです。低学年のうちは補習塾、高学年になるタイミングで進学塾へ切り替えるという場合もあります。(3) 専門塾最近人気が高まっている個別指導塾です。マンツーマンか生徒2~3人という少人数の授業となるため、子どものレベルに合った授業を受けることができます。他の習い事とのスケジュール調整がしやすいというのも利点です。進学塾の中で個別指導コースを設けているという場合も最近ではあります。3. 小学生に塾は必要なの?特に低学年は遊び盛りの時期で、塾に通わせるかどうかは意見が分かれると思います。本当に小学生に塾は必要なのでしょうか?答えは「その子と状況によって異なる」ということで、一概には言えません。● 塾が必要な子・中学受験を考えている・高学年で学校のテストが60点以下中学受験をする場合でも必ず塾が必要というわけではありませんが、難関中学や公立の中高一貫などを考えている場合は入試対策に沿った授業を行ってくれる塾を選ぶことが合格への近道でしょう。また、義務教育である小学校では成績の優劣をつける必要がない為80点前後を取れるようなテストが作られています。そこで60点以下しか取れていないのであれば、中学校でついていけなくなる可能性もあるため、塾で補強を行う方が良いでしょう。● 塾が必要ない子・中学受験をしない・学校のテストで80点前後を取れている・勉強する時間を確保できている塾に通わないとしても、高学年になったら自宅で勉強する習慣を身につけておく方がよいでしょう。ちなみに、小学生に必要な勉強時間は「学年×10分」です。一年生だと10分、三年生だと30分という感じで、最低でもその時間は机に向かう習慣をつけておきましょう。塾が必要かな、と親が思った場合でも子どもの意見は欠かせません。無理やり通わせても長続きはしません。しっかりと親子で意思疎通を行い、意思を尊重しましょう。通わせる時期についても意見は様々ですし本人の意見もあるので一概には言えません。しかし一般的には、受験を行う場合は三~四年生から通うというケースが多いようです。4. 塾選びで聞いておくこと塾に通うとなった場合、塾はどのように選べばよいのでしょうか。まずは塾の雰囲気がとても大切です。気になっている所には必ず訪問し雰囲気を見ましょう。パンフレットをもらいに行くだけでも、雰囲気や対応方法などが分かります。数軒見てみると良いでしょう。気になることは事前に聞いておきましょう。聞いておいた方が良い項目は「月謝」「振替可否」「クラスの人数・クラス分けの基準(集団の場合)」「使用する教材」「宿題の量」「担任制かどうか」「実績」などです。塾側からここまで説明してくれることはそうありませんので、これ以外にも気になることがあれば事前にメモをしてしっかり確認しておきましょう。現在6年生の子がいて塾に通っているママが、今の塾は方針が合わずに変えたいが本人が気に入っているので迷っているという話をしていました。通ってみないと分からない部分もあり、塾選びは本当に難しいと感じます。私の息子は叶えたい夢のために中高一貫校に通いたいと言っています。受験や通塾は考えていなかったのですが、高学年になっても同じ考えでいるのなら四年生くらいから塾に通わせることも考えています。小学校は公立ですが、通塾・受験率が高い学校なので周囲とのバランスも多少は考える必要があるのかなと思います。どちらにせよ、本人の意見も尊重しながら、慎重に考える必要がありますね。
2018年08月03日ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事 「小学生の進学塾通いは“かわいそう”!? 教育ママはつらいよ」 で、進学塾通いに関するアンケートを実施。小学生に「進学塾に通わせること」について、さまざまな意見が集まりました。■子どもの塾通いを考える人が多数今回のアンケートで一番多数だったのが、お子さんを塾に「時期がきたら通わせるつもりがある」と答えた人の37%。そして、実際に「通わせている」と答えた人と合わせると68%にのぼり、塾に通う、通わせたいと考える人が多いことがわかりました。しかしながら、ちゅいママさんのエピソードのように、アンケートでも塾通いしている子に対して「かわいそう」と言われた経験があるママが多く存在。子どもが塾に通っている人が多いなか、なぜ世間からは「かわいそう」と言われてしまうのでしょうか?Q.子どもを塾に通わせてますか?時期がきたら通わせるつもりがある 37%通わせている 31%通わせてない 22%通わせるつもりがない 6%その他 4%■塾に通わせるのはかわいそうなこと?ちゅいママさんが周囲から言われた「塾に通わせるなんてかわいそう」という意見。「勉強ばっかしていないで運動したほうがいいぞ」「子どものうちに遊ばないでいつ遊ぶの」などと声を掛けられたそうです。ちゅいママさんは記事のなかで、「例えば毎週末野球の練習に明け暮れていると聞くと、“健全な子”という印象を誰もが抱きますが、毎週末進学塾で勉強していると聞くと、とたんに違った印象になってしまうのはどうしてでしょう」と、疑問を投げかけます。そんな彼女の声に共感するコメントが、アンケートからは多数集まりました。同じ習い事でもサッカー、野球、水泳などに力を注いでるのと、勉強に力を入れているのとでは、周りからの反応が違うように感じられました。なぜか、塾に行かせてる、勉強をさせていることは「かわいそう」というようなこともよく聞きました。机に向かうことより、体を動かす方が良いと認識されているようで塾通いさせている親としては肩身が狭い思いです。「自分たちが決めたことだから」と心に強く思っていても、どうしてもネガティブに受け取ってしまった言葉にママも子どもも傷ついてしまうことがあります。そんな孤独な気持ちはなかなか紛らわせないのかもしれません。■塾に対してなぜ反対なのか小学生が塾に通うことに対して、反対の立場をとる人はどういった意見なのでしょうか。小学生のうちから、帰宅が22時、それからご飯にお風呂、塾の課題をすませ、寝るのが1時2時なんて話を耳に挟み…。脳も体も成長期するときに睡眠時間が足りないのはいかがなものかと。塾に通うならば、子どもが無理せず、本人が自分の時間を持てる範囲が良いと思います。子どもだってストレスがたまりますから。勉強も大事ですが、友達とのふれあいも大事だと思います。勉強も遊びも、程よくが良いと思います。塾に通い始めたら「塾がないと勉強できなくなってしまう」のでは、と思います。家でもじゅうぶん学校以上の学習はできるかなと。「塾で追い込んで偏差値高い学校に入っても、結局塾に行き続けないと学校の勉強に追い付けないよね」と主人と話しています。塾だけで多感な時期を終わらせてほしくないなと思っています。さらに、身体を動かすことについては、スポーツ系の習い事までする必要はないけれど、「やったほうがいい」という意見も。勉強は基礎が大事だと思うので、必要であれば塾など活用して勉強ができる環境を作ってあげることは大切だと思います。ただ、外で遊ぶことは丈夫な身体を作ったり心身ともに成長する上で大切だと思うので、バランスよくできるのが理想だと思います。子どもの個性や環境など難しいとは思いますが。塾に対して否定的というよりは、「適度に勉強と運動、そして遊び、睡眠といったことが子どもの成長には必要」という考えを持っている人が多いことがわかります。■子どもと親にとって、塾の利点とは?一方、塾に通わせているママや、これから塾に通わせたいと思っているママは、どんな部分に「塾の利点」を感じているのでしょうか。また、どのような目的や位置づけで利用しているのでしょうか。都内在住、1人娘で現在5年生。私とダンナの意見はまったく違います。私は中学受験する、しないに関わらず、高学年になったら塾に通わせる考え。ダンナと意見が衝突して勝手に塾に申込み通わせて早2年目に。娘は、学校とは違う環境で学べて、目標を持っている人と関わるのことで刺激があって楽しそうです。成績上昇の成果は出ていないですが。最初は勉強でつまずくと学校がつまらない場所になってしまうから、「わからないを作らない」を目的に始めました。わからないがなくなると、子どもは「もっと先へ行くとどうなるんだろう?」と興味があることは「自分のわかる範囲で突き詰めよう!」に変わっていきました。勉強をさせるために通わせていると思われがちですが、わからなくてつまらない学校の授業をずっと受けている子どもたちの方がかわいそうだ、と私は思います。うちは転勤族で都会と田舎をいったりきたりしています。子どもがこれからの人生を選択するときの選択肢を狭めないためにどこの町に行っても一定の学力を保つために学習塾を役立てたら良いなと思います。上記以外にもママの考える塾のメリットは次のようなものがありました。・他人に合わせず自分のペースで勉強を進められる・ほかの学校の友だちができ、学校以外に世界を広げられる・学校の勉強のフォローができる塾に通わせる理由は、「中学受験」だけが目的ではないようです。■塾通いを躊躇してしまう理由塾通いに魅力を感じるものの、行かせることを躊躇(ちゅうちょ)するという意見もありました。子どもの体力と、送迎する私の体力、下の子とのバランスの取り方ができるか心配です。塾に通うこと自体は、中学受験をするなら必須だと思うので、かわいそうとか言っていられないですよね。今小3です。地域的にまわりのお友だちはほぼみんな中学受験をする予定で塾に通っている。けれど、うちは経済的な余裕がなく通わせてあげられないし、中学受験もさせてあげられない。「中学受験しない子はまともな人生歩めない?」みたいな気分になってしまって、子どもに申し訳なく思ってしまいます。塾に通わせてあげられる家庭がとてもうらやましいです。小学生の塾通いはお金がかかるだけでなく、送迎や子どもへのフォローなど、親の負担がかなり大きく、そのため行かせるのを迷うママも多いことがわかります。なかには「塾開始の年齢を遅らせる」、「家庭で勉強をフォローする」といったことで家計、ママ、子どもの負担を少しでも減らすことを考えているママも。小学生の塾通いは子どもだけではなく、親もそれなりの覚悟を持って臨まないと続かないのかもしれません。■塾に通わせることになったキッカケ塾通いをいつから開始するかも悩むところ。実際に子どもを塾に通わせているママは、どんなキッカケで始めたのでしょうか? また、塾を始めようとしているママはどんな見通しを立てているのでしょうか。小2の算数でつまづき始め、私も本人も「これじゃいかん!」と思った矢先だったので、やる気のあるうちに始めました。私自身が算数が本当に苦手だったので、通わせて良かったと思うことが多々あります 最近の小学校の算数は昔より考える記述式が多く、また中学校の内容を6年生でやるので難易度が上がっています。わからなければ先生に聞けるし、お友達と競いながら成長できるからメリットはたくさんあると思います!うちの地域では、小学4年生にもなると塾に通い出す子がたくさんいるようです。とくに中学受験するわけではなくてもみんな通わせていたりします。わが家はいま小学2年生の子どもがいて、中学受験も視野に入れているので後々塾に通わせようと思っています。私の意見としては、最近の子は習い事の数がとても多いなぁとは感じています。今回のアンケートで意外に多かったのが、「本人が希望したら行かせる」という意見。「本人がやる気にならないと…」という思いがあるようです。一方で塾通いに関しては、子どもの勉強の様子を見て「わからないことが増えてきたな」と感じたタイミングや、中学受験を見据えた時期に、「親が決める」という意見も。親が決めることに難色を示す人もいるなかで、一番子どもの様子をわかっている「親が必要と判断したら必要だと思う」という意見もありました。もちろん、塾に行ってみて本人がどうしてもイヤな場合は、子どもと話し合うことが必要となってきます。塾の何がイヤなのか。ほかの塾ならいいのか。ちゅいママさんの長男くんのように、「最初はイヤがったのに、楽しくなってきた」ということもあります。よく子どもの様子を見ながらどうするか家族で考えていけたらいいですね。■「かわいそうかどうか」は誰が決める?アンケートをとおして、小学生の塾通いについてはいろいろな意見があることがわかりました。しかし、ママたちを悩ませるのは、「賛成」「反対」といった白黒ハッキリと分けることができるものではないようです。塾に反対だからといって、それは「勉強することに反対」なのではありません。塾に通うことで生活リズムが崩れるのではないか、子どもが好きなことをする時間がなくなるのではないか、といった心配が“かわいそう”という言葉に結び付いているようでした。塾通いが結果的に良かったかどうかは、今すぐに結論が出るわけではありません。子どもがかわいそうかどうかは、周りが決めることではない。幸せかどうかの基準がそうであるのと同じで、周りの反応は気にしません。私は、習い事(スイミング、そろばん、習字、ピアノ)に行き、学習塾に2ヶ所通っていましたが、そんなに嫌ではなかったですし、いまでは感謝しています。自分で行きたいと言ったから、行きたくないときも休ませてもらえませんでした。でも、継続する事の大切さ、自分の責任というものがよくわかった気がします。子どもの頃の私からすると、塾に行かせてもらえるなんて、うらやましいです。もしかしたら、きちんと親に気にかけてもらえる、将来を考えてもらえている、それが一番うらやましいのかもしれません。教育ママと言われようが、ガリ勉に見えようが、家族が笑って幸せに暮らしていることが、一番良いことだと思います。いろいろなことがあっても、自分を嫌いにならず、家族のことも大好きであれば、他人からの意見は気にしなくてもいいと思います。親も子どもも迷ったり悩んだりしながら、前に進んでいくんだと思います。周りからの意見によって悩んでしまったとしても、子どもの気持ちや夫との方針をすり合わせながら、それぞれの家庭ならではの方向性をもっていけばいいのではないでしょうか。「何を」「どういった手段で」がんばるのか。子どもの個性も、親の考え方も、それぞれ違っていてあたり前で。それを忘れずに、相手に寄り添い意見も参考にしつつ、適度な距離感で付き合っていけるといいですね。Q.子どもの塾通いについて、ご意見があれば教えてください回答数:92(アンケート集計期間:2018/7/12~2018/7/15)
2018年07月26日男の子をもつママの多くが、「男の子って本当に乗り物が好きなのね」と感じたことがあるのではないでしょうか。我が息子も小さい頃から乗り物が大好きで、小学生になってもその熱が冷めることがありません。今や子どもの鉄ちゃん、いわゆる“子鉄”です。どうせなら別のものに熱中してくれないかな…と感じたこともあったのですが、小学校に上がった今、その鉄道好きが意外な効果をもたらしています。子鉄ママである筆者が、その効果についてお伝えします。鉄道好きは「漢字に強い!」息子は電車を見ることも乗ることも大好き。3歳ごろから自分が乗る電車はもちろん、目に入る電車の先頭車両を指さしては「あれは何行きって書いてあるの?」と聞くので、その都度教えていました。「路線図はいいおもちゃになるかもしれない(自分が楽できるかも…!)」と思って路線図を渡したところ、最初は楽しそうに見ていたのですが、路線図は当然すべて漢字。「これってなんて書いてあるの?」と言われ、結局付き合わされることになり、母の思惑は外れてちょっとがっかり。しかし気付けば、この「なんて書いてあるの?」が漢字を覚えるきっかけとなっていました。息子は“書く”ということに興味を示さない子だったので、漢字はもちろん、ひらがなも教えてこなかったのですが、年長のころにはいろいろな漢字を読めるようになっていました。それに驚いたのはほかでもない、親である私たちです。「どこで覚えたの?」と聞くと「“中野”の“中(なか)”」「“青砥”の“青(あお)”」など、出てくるのは駅名ばかり。感心している親を見てうれしかったのか、いつしか駅名以外でも「これはなんて読むの?」と漢字自体に興味を示すようになりました。まだ小学校で漢字を習ってはいませんが、知っている漢字は相当数です。また、1つの漢字で複数の読み方を知っているため、新しい熟語を見ても難なく読めるようになってきました。自然と漢字を“予習”している息子。今後国語の役に立ってくれそうな予感です!鉄道好きは「地図に強い!」息子と路線図を眺めているときに、駅を確認しながら「ここからが千葉だよ」「この駅からは埼玉県だね」などと会話をしています。そうしているうちに、関東エリアの位置関係はすぐに覚えてしまいました。また、ときには新幹線の路線を見ることもあります。新幹線となると、電車の路線といった一部エリアではなく、取り出すのは“日本地図“。九州新幹線が何駅を通り、どこの県をまたいでいるのか、東海道新幹線がどのルートを辿っているのかなど、自然と地図が頭に入っていきます。新幹線が走っている都道府県のみではありますが、だいたいの場所を把握しているようです。まだ日本の一部しか知らない息子ですが、地理に弱い筆者からすると十分なくらいよく知っています。鉄道好きが加速すれば、さらに知識を深めてくれることでしょう。一時期は鉄道オタクになる不安すら感じていたのですが(笑)、今はその恩恵に驚くばかり。また個人的には、ここまで熱中できるものがあるということにうらやましいとさえ感じます。子鉄ママは子どものその熱を奪わないように、鉄道を一緒に楽しみたいですね!<文・写真:フリーランス記者沖田かへ>
2018年06月16日いよいよ年長ママのランドセル選び「ラン活」が本格化する時期。色も機能もさまざで迷ってしまいますね。そこで頼りになるのは、やっぱり現役小学生ママの声。実際に使ってみたからこそ分かった、選ぶポイントを紹介します。買ってよかった!成功例エピソード■色は通う小学校の傾向をリサーチ小学生の登下校の様子を見に行ったところ、シックな色合いのランドセルを背負っている子が多かったので、茶色を選びました。娘も「友達と色が一緒でうれしい」と感じているようです。(大阪府・YS)■使い勝手のよさにこだわるべし!小1のお姉ちゃんに「荷物を留めるナスカンは利き手側にあった方がいい」「鍵を入れるチャック付きのポケットがあると便利」など教えてもらいました。使い勝手を考え、細部にこだわって良かったです。(神奈川県・MT)■手ぶらで通える大容量で通学楽ちんA4サイズよりも幅広の教材が配布されると聞いていたので、A4フラットファイル対応のものを購入しました。教材が楽に入るだけでなく、体育着や道具箱なども詰め込めるので、両手が塞がらずに済んでいます。(千葉県・KN)■背当てのフィット感を重視して疲れ知らず!お店の人から「背当てが体型に合っていないとベルトがずり落ちてしまう」と聞き、とにかくフィット感を重視しました。おかげで片道20分以上の距離も「疲れた」「重い」と言わずに通えています。(柏市・YI)こうすればよかった…失敗例エピソード■気付かなかった男子の目の付け所購入時は「何でもいい」と言っていた息子。こだわりがないと思いきや、入学後、友達のランドセルの自動ロック機能を見て「あれがよかった~」と言っています。男子は色より機能にこだわるみたいです。(東京都・TM)■ママがこだわった本革が裏目に…丈夫さを重視して本革にしたのですが、小柄なわが子は毎日「肩が痛い~。重い~」と言っています。教科書を入れると大人でも重いと感じるし、本革の中でも比較的軽いものを選べばよかった。(愛知県・SK)■じぃじ・ばぁばの説得に失敗…出資者のじぃじ・ばぁばの意見を取り入れて赤いランドセルに。しかし、クラスの女子の大半はラベンダー・ピンク・水色などで、娘はいまだに不満げ…。今どきのランドセル事情をちゃんと伝えればよかったです。(北海道・AK)■箱型の筆箱が場所を取ってしまう…教科書の上に筆箱を乗せられるタイプにすればよかったとちょっと後悔。筆箱を入れると体育着や給食袋が入らず、無理やり詰め込むと、せっかくアイロンを当てた白衣などがシワシワになってしまいます。(千葉県・MS)(illustrationTAKANA Kana)
2018年06月06日この春、小学校や学童に子どもを通わせることになったママも多いでしょう。子どもが登校・登所している間、親の目は届きません。だからこそ、子どもが困っていないか? 悩んでいないか? と心配になるのが、親というものです。そんな小学生になったばかりの子どもをもつママたちから、心配ごとや悩みごとをヒアリング。その中から、ママの多くが「あるある!」と感じている疑問をピックアップして、書籍『小学生になったらどうするんだっけ?』(毎日新聞出版)の著者であり、生活哲学家である辰巳 渚さんにうかがいました。辰巳 渚さん プロフィール1965年生まれ。文筆家、生活哲学家。大学在学中から生活心理分析のマーケティングに関わり、卒業後は『月刊アクロス』(パルコ出版)記者、(株)筑摩書房にて書籍編集者を経て、フリーランスのマーケティングプランナー、ライターとして独立。1万人以上の生活者の声を聞きまとめた著書 『「捨てる!」技術』 (宝島社新書)は、130万部のベストセラーに。2008年には“家のことは生きること”をスローガンに「家事塾」を主宰。家事セラピストの養成や子ども家事塾など生活と地域を結びつけ、人材育成や次世代育成に力を入れている。 ●家事塾 ■Q.1:小学校の友達と出かけることが増え、遊びに夢中になって迷子にならないかと不安です…A.1:「迷子になったらどうすれば?」3つのリスクマネジメントを教えましょう。子どもは、楽しくて興奮していると周りが見えなくなります。自分の友だちだと思ってついて行ったら、違う子だった…。そして今、自分はどこにいるの? なんて子どもが迷子になるのは簡単です。そこで大切なのは、リスクマネジメント! 「迷子にさせないために」ではなく、「迷子になったらどうすればいいか?」を子どもに教えてあげましょう。●方法1:駅員さんやコンビニの店員さんなど近くで働いている大人に、迷子になったことを伝え対処してもらう。●方法2:ママの携帯番号を覚えさせ、またはメモを持たせておき、近くの大人から電話を借りて連絡。●方法3:誰かが探しにくるまで、その場から動かない。以上、3点を子どもに教えてあげましょう。休日に人混みが多いところにおでかけした時など、子どもも本能的に迷子の危険を感じるタイミングが有効です。迷子になったらこうするんだよ、と教えてあげると子どもにもスムーズにインプットされるでしょう。■Q.2:子どもに鍵を持たせたいけれど、なくしやしないか心配する日々…。A.2:鍵をなくした時は“顔見知りのご近所さん”を頼るように約束を。子どもが鍵をなくすこともあれば、たまたま家に誰もいなくて鍵がかかって入れないこともある…かもしれません。そんな時、どうすればいいか? を子どもに教えてあげましょう。まずは、近所の人を頼るように教えてみては? 「鍵がなくて入れません。ママが帰ってくるまでいさせてください」と子ども口からお隣さんに説明できればパーフェクト。でも、この助け合いをご近所同士でできるようになるには、普段からご近所さんにあいさつしたり、立ち話をしたり、子どもを交えて交流する機会を作ることが大切です。顔見知りの近所の人が不在の場合は、近くのコンビニエンスストアや書店、公園に行くなど、どこにいれば安全か?を普段から教えておく必要があるでしょう。間違っても、窓から入ろうとしてベランダや壁によじ登ったりしないように、「それは絶対しないでね」と約束させましょう。 ■Q.3:学校の友達からいじめられたりしないか? 気がきじゃありません……A.3:嫌なことをされたら「やめて」とはっきり言葉で伝えるようにアドバイスを。人がたくさんいれば、必ずいざこざが起こるのは世の常。さてさて、いじめ問題を子どもにどう教えましょうか。「自分がされて嫌なことは人にしない」、このフレーズは耳にタコですよね。みんながそれをわかっていても、いじめはなくならない。その理由は、自分がされて嫌なことは、人それぞれ違うから。A子ちゃんにやっても怒らないのに、B子ちゃんには号泣されちゃった…なんてことが起こるのは当たり前なのです。でも、嫌なことをされて泣いたり怒ったりしてSOSを出す子どもはまだ安心。一番しこりが残るのは、嫌なことをされても我慢して、いじめっ子と付き合い続ける子どもです。友だちに嫌なことをされたら、「やめてほしい」「私は楽しくない」と、気持ちを相手に伝えるように子どもに教えてあげましょう。相手に思いが伝われば理解もしてくれるでしょうし、付き合い方も変わっていくはず。嫌な気持ちも、うれしい気持ちも、言葉できちんと伝えられる子どもに育ててあげたいですね。■ひとりでもピンチを乗り越えられる子どもに導いてあげましょう小学生になり、さらにいろいろな出来事が増える今日この頃。逆をいえば、ピンチや心配ごとがたくさんあるからこそ、教えてあげる機会も増えるというものです。前述のとおり、迷子も、鍵をなくすことも、いじめもすべては親が先回りして「リスクマネジメント」できるかどうかにかかっている、といっても過言ではありません。「こんな時、どうすればいいと思う?」と普段からピンチシーンを想像させ、子どもがどういう対応策を考えているか聞いてみるのもいいですね。その考え方が正しいか、修正すべきか、がすぐにわかると思います。さあ、ひとりでもピンチを乗り越えられる子どもに育てましょう!参考図書: 「小学生になったらどうするんだっけ」 (毎日新聞出版)著者:辰巳 渚 漫画:朝倉世界一小学校入学は、自立のスタート。あいさつができる、親友ができる、学校を楽しめる小学生になるための方法を辰巳さんが教えてくれる。『毎日小学生新聞』の人気連載をまとめた本書は、漫画で楽しく学べる新しい“自立の教科書”。親子で一緒に読んでみよう。※取材協力をいただきました辰巳渚さんが2018年6月26日、不慮の事故により亡くなられました。ウーマンエキサイト編集部一同、心よりお悔みを申し上げます。取材・文/山田裕子
2018年04月22日家事に育児にと毎日忙しいママ。休む暇のないかたも多いのではないのでしょうか。とくに「小学生以下の子ども」をもつママは、ストレスフルなんだそうです。どうして「小学生以下」なのか、その理由を探ってみました。 1. 小学生以下の子どもをもつママの「幸せ度」は?リクルートブライダル総研が、夫婦関係の満足度を聞いたところ、小学生の子どもがいるママといないママでは以下のような違いが見られたそうです。小学生以下の子どもがいるママの満足度2015年:71.82017年:63.0小学生以下の子どもがいないママの満足度2015年:67.62017年:65.4一見、小学生以下の子どもがいつママといないママの満足度はさほど変わらない結果。しかし、気になるのが2015年から2017年の推移です。小学生以下の子どもが「いない」ママの満足度が2.2減少したのに対して、「いる」ママの満足度は8.7も減少しています。2年間でこれだけ減少しているとなると、小学生以下の子どもがいるママの満足度は、これからもっと減少していくのではないかと不安になりますね。 2. ポイントは「子育ての大変さ」ではなく「夫婦のバランス」それではどうしてこれだけ満足度が減少してしまったのでしょう。小学生以下の子どもの有無が減少幅の違いの理由なら、「子育てがそれだけ大変だから」ということなのか、それあくまでも「夫婦の問題」なのか……。同調査で、「家庭に対する思いや意識は、夫婦でバランスがとれている」というアンケートに、「そう思う」と答えた割合は以下のとおりだそうです。小学生以下の子どもがいるママ2015年:62.42017年:57.0小学生以下の子どもがいないママ2015年:55.12017年:57.22015年までは、小学生以下の子どもがいるママのほうが「夫婦でバランスがとれている」と思っているようですが、2017年になると逆転します。また推移を見てみると、いないママが2.1も増加したのに対して、いるママは5.4も減少しています。小学生以下の子どもがいるママは、「夫婦のバランスがとれていない」と思う割合が増えており、それと一緒にママの満足度も下がっているのだと考えられます。 3. バランスが取れていないのは「ゆとりがないから」それでは、どうバランスがとれていないのでしょうか。小学生以下の子どもがいるママとパパに、育児や家事以外の「時間的なゆとり」はどのくらいあるのか、同調査の結果をご紹介します。パパ2015年:33.12017年:34.5ママ2015年:46.02017年:32.7パパが徐々に時間的なゆとりがあると感じているのに対して、ママは年々ゆとりがなくなっていると感じているようです。それでは精神的なゆとりについてはどうなのでしょうか。こちらも同調査の結果をご紹介します。パパ2015年:33.92017年:39.8ママ2015年:40.62017年:34.8こちらも「時間的ゆとり」と同じように、パパは増加しているのにママは5.9も減少しています。パパに余裕ができたぶん、ママにその負担がかかっている可能性がありますね。とくに「小学生以下の子ども」というのは予測できないことも多く、悩みも尽きません。そんなときにパパとの意識や負担がつり合っていないと、かなりのストレスがママに溜まってしまいます。そうやって夫婦のバランスが崩れていくと、ママの満足度も低下していくのかもしれません。 4. どうしたら夫婦のバランスが取れるのか夫婦の生活を営む中で起こる「家事」・「育児」の負担や家族の問題。小学生以下の子どもを持つ夫婦は、そういったことに対する意識のバランスがとれないために、ママの満足度が減少しています。それではいったい、どうすれば夫婦のバランスがとれるようになるのでしょうか。お互いの意識をすり合わせるとある調査で、妻は「夫は疲れているだろう」と気づかっているのに対して、夫はそれほど「妻が疲れている」と思っていないことがわかりました。また家事に関しても、「家事はしたいけど時間がないし、妻がやったほうが上手だから……」と考えている夫が多いことも判明。> 共働きなのに家事を手伝ってくれない夫…その真意とはそういった意識のすれ違いが、夫婦のバランスを崩している原因なのかもしれません。一度家事や育児に関する意識をすり合わせて、お互いにどう生活したら過ごしやすくなるのかを考えてみてください。過去のメオトークの記事もぜひ参考に。> 家事は誰のもの?「家事をシェアする家」という考えかた> 育児と仕事…パパの子育てに関する悩み> 男女や環境でこんなに違う!!子育てに関する意識自分だけの時間を持つ「時間的ゆとり」と「精神的ゆとり」が減少しているママが、年々増えてきていることがわかりました。それを解消するためには、なるべく「自分だけの時間」をもって、気持ちを満たす必要があります。> 結婚してから自分の時間がなくなった!どうやって確保する? 子どもを預けて夫婦デートをするひとりの時間も大切ですが、夫婦の時間も大切。たまにはお子さんを預けて、夫婦でデートしてみてはいかがでしょうか。「夫婦仲が良くなる」などうれしい効果もあります。その際には子どもの預け先も確保しておきましょう。小学生以下の子どもがいると預けることに罪悪感があるかもしれませんが、子どもにとってもパパとママが仲良しなのが一番です。> どれくらいデートしてる?夫婦円満に不可欠な「夫婦デート」のはなし> 夫婦デートの都内おすすめスポット5選と夫婦デートのコツ> 子どもを両親に預けるときの注意点とお礼について> 「子どもを他人に預ける不安」を解消する具体策5つ 「小学生以下の子ども」をもつママは、育児に悩んでしまいがち。そんなときに夫の支えがあると、夫婦のバランスはうまくいきます。ただし、夫と妻とでは家事や育児の意識が異なり、話や行動がかみ合わないこともあります。しっかりお互いの考えを話し合い、家庭を回していってくださいね。また、たまには子どもを預けてひとりの時間をつくったり、夫婦デートを楽しむなどして気分転換を行いましょう。 参考:夫婦関係調査2017
2018年04月06日わが家の次男ももうすぐ1年生。いよいよ入学が迫ってきました(ドキドキ)! 何人目でも小学校入学はよろこばしくもあり、緊張するものですね。思えば3年前の今頃、長男の小学校入学を控えて準備にいそしんでいました。今は通学グッズもたくさん出ているので迷いますよねぇ。どれもあったほうが便利なように思えますし、かといって無いなら無いでやっていけそうな気もします。ランドセルひとつとっても、本当にたくさんの種類があります。A4ファイル対応のものもあれば、軽さ重視のものもあります。皮肉なもので、選択肢が多いほど逆に何を選んでいいのかわからなくなっていました。※ちなみにわが家の場合はA4規格ではないランドセルなのですが、A4書類がそもそも1学期で1回ぐらいしか手渡されないので特に困っていません。ランドセルを購入する前にお近くの先輩ママや学校に確認されたほうがいいかと思います(なかには毎日の持ち物がすでにA4規格という学校もあるようです)。そんな長男も来春4年生。小学校を半分折り返したことになります。今回は、3年経った今私が思う「あの時買わなくてもよかったもの・買ってよかったもの」について書きたいと思います。さて、私の「買ったけど全然使わなかった学用品」はぶっちぎりでこれです。■買わなくてよかったもの学習机!!これはもう育児グッズで言うところのベビーベットのようなもので。使う人は使うけど、使わない人がほとんどなのではないでしょうか。あえて今主流のリビング学習に仕向けたわけではないのに、子どもにとってはリビングで宿題をするほうがどこか自然なのでしょうね。わが家も毎日ダイニングテーブルで宿題をやるようになり、今ではもうこの習慣が染みついてしまいました。今、学習机は全くの物置と化していて、むしろ邪魔。あぁもったいない。次男入学にあたってはもう学習机を購入せずに、ランドセルや教科書を置くラックだけ購入しようと思っています(この机を欲しいと言えば次男に譲るつもりです)。あと、これも全然使いませんでした。レインコート。1年生のうちは傘だけじゃ歩きにく、濡れてしまうだろうと思ってランドセルごと覆えるレインコートを買ってもらいましたが、1回か2回使っただけでお蔵入り(もったいない)。買ってくれたばあば、ごめんなさい。レインコートを着ていくのはいいのですが、1年生の息子にとって雨に濡れたレインコートを脱いで畳んで収納してっていう作業が手間だったようで、次回から「傘だけでいい」と言うようになりました。周りを見渡しても、着ている子は少なかったように思います。逆に買ってよかったものダントツ1位はこれ。■買ってよかったものお名前シール! なんか当たり前ですみません!!いや、でもでも、お母さんのなかにはこのお名前シールなしで頑張ろうとしている方もいらっしゃるようなので、そのような方にはぜひ熱くおすすめしたいです。むしろこのお名前シールなしで算数セットに名前を書くなんて膨大な時間の無駄!! ほっっっそい棒1本1本に名前を書くなんて「なんの修行だよこれ」って感じです。私の子どものころは母親がひとつひとつ手書きで書いてくれました。そういう面では同じ母親という立場になった今、心底「昔のお母さん、すごい」と尊敬します。これは算数セットにかかわらず3年生になった今でも鉛筆に貼ったり消しゴムに貼ったりと大活躍しています。絶対おすすめ!また、「必要だけれど、お金をかけなくてもよかったもの」もあります。■お金をかけなくてもいいもの子どもって、びっくりするぐらい自分の持ち物をなくしたり壊したりして帰ってきませんか? わが子は「この子はまき散らしながら歩いてんのか」って思うぐらい、物を落として帰ってきます(え? そんなことないですか?)。そんな日々を過ごすうちに、「お金をかけるもの、かけないもの」がわかるようになりました。この3年間で紛失・破壊させた品物の数々。長靴は2足ダメにしました。傘は3本折って、2本無くしました(どんだけー!)。しかもそのうち1本は、買ったばかりのものを持っていった瞬間に、どこかで無くして帰ってきました(おい!)。鉛筆、赤鉛筆、消しゴム等はもはや無数に失踪。暑い時期には帽子をかぶって登校するのですが、この帽子を失くしました。筆箱は表面のビニールが毎日毎日ちょっとずつほじくられ続けて、ズタボロになったため4年生になるのをきっかけに買い替えました。お子さんの性格や性別にもよるので一概には言えないのですが、それでもやっぱり低学年のうちは「壊れる」「忘れる」「失くす」の3点セットの覚悟は必要かもしれません。ちなみにわが家では、傘は本当によく失くすので安いものを買い替えるシステムにしました。長靴については安いものを買ったのですが、やっぱりすぐ底が剥がれてきてしまうので、次男の時にはいいものを買おうと思っています。最後に「予想外に必要だったもの」について。■意外に必要だったもの結構学校や地域によってルールがそれぞれなのでしょうが、2つの小学校へ通わせる中で(長男が2年生のときに転校しました)意外に共通していたのは、ランドセルのフックに手提げや体操服などを引っかけちゃダメっていうルール。私の子ども時代などはフックに体操服や給食着をひっかけて、できるだけ手に持つものを減らそうとしていましたが、今は逆にランドセルに引っかけちゃダメらしいです(安全面で)。ですので、せめて片方の手は空くようにと軽くて薄くてマチが広いバッグを持たせています。以上、私の「買わなくてもよかったもの・買ってよかったもの」でした。あくまで私個人の見解ですし、学校によっても基準がさまざまだと思いますので、参考程度に読んでいただければ幸いです。
2018年03月22日小学校入学まで、いよいよカウントダウン! 保育園や幼稚園とはまったく違う未知の世界に、ドキドキしている新1年生ママも多いのではないでしょうか?筆者もそんな1人。「ひとりで学校に行けるのかな」「友達とうまくやっていけるのかな」「ちゃんと朝起きて自分で支度できるのかな」など不安でいっぱいです。そこで、小学生ママにアンケートを行い、経験談や新1年生ママへのアドバイスなどを聞いてみました。■ひとりで学校に行ける? 親はいつまで付き添うの?親が付き添ったり、あるいは園バスで送迎してもらったりと守られている保育園・幼稚園とは異なり、小学校は子どもだけで通学するのが基本。集団登校を行っている地域もありますが、そうではない場合は特に不安が募ります。小学生ママたちは、いつまで付き添い、どうやって一緒に行く友達を見つけたのでしょうか。「最初の2週間は途中まで付き添ったが、5月には自分で友達を見つけて『友達と行く!』と親から自然と離れていきました(小2女の子ママ)」「夏休み前までは保育園の友達との合流地点まで付き添っていましたが、近所に同学年の子が住んでいるのが判明。その子のママに声をかけて連絡先を交換し、一緒に行くように頼みました(小1女の子ママ)」「出勤ついでに父親が付き添っていましたが、通学途中で親切そうな6年生の女の子に声をかけ、一緒に登校してもらうようお願いしました。それでも1学期中は心配だったので、待ち合わせ場所までは、父親が付き添いました(小2女の子ママ)」「小学生なのに親が一緒に行くのは恥ずかしいようで、最初からひとりで通っていました(小2男の子ママ)」子どもの性格にもよりますが、「最初は親が付き添い、途中からは友達と行く」というパターンが多いようです。また、学童に通わせている家庭は下校が遅くなることも気がかりですね。「最初は迎えに行っていましたが、日没が遅くなる夏頃からはひとりで帰らせるようにしました(小2女の子ママ)」「明るい時間はひとりで帰らせますが、暗くなると今でも迎えに行っています(小1女の子ママ)」このように、日没時間に合わせて、臨機応変に対応している声が多く集まりました。■事件・事故に巻き込まれないためにできることもうひとつ気になるのが、交通安全や不審者への対策。公益財団法人「 交通事故総合分析センター 」の調査では、歩行中の交通事故による死傷者数は7歳が突出しており、親から離れてひとりで外出する機会が増えることが要因とみられています。事故や事件に巻き込まれないために、どうしたらいいのでしょうか。「子どもが登下校する時間帯にあわせて一緒に歩き、踏切や交差点、交通量が多い道路などの危なそうな場所を教えました(小3女の子ママ)」「友だちとふざけているうちに車道に飛び出すことがあるから、気をつけるように言い聞かせました(小2男の子ママ)」「子ども用の携帯電話を購入したほか、知らない人には付いていかないようにとしつこく言い聞かせました(小1女の子ママ)」「通学路沿いに住む人には日頃からあいさつをして、近所の人との関係づくりを心がけました(小2男の子ママ)」交通ルールや不審者に注意することなどを教えるのはもちろん、親が地域や学校とつながりを持つことも大切。家庭だけではなく、大人がみんなで子どもたちを守ってあげるよう心がけたいですね。■毎日の支度や早寝早起き「生活習慣」どう身に付ける?子ども自身が早寝早起きをし、支度をして出かけ、整理整頓までするのが理想。でも、わが家では、いまだに親が起こし、着替えを手伝い、片付けもやってあげている状態です。小学生になるにあたってどう自立させるのか、悩むところです。「毎晩、早寝を心がけ、遅くとも9時半には寝かせるようにしました。たとえ宿題が終わっていなくても、『連絡帳に書いてあげるから寝なさい』と、勉強よりも寝ることを優先させました(小2女の子ママ)」「保育園時代より起きるのが早くなるため、最初は『ご褒美作戦』を実行。カレンダーに早起きシールがたまったら、大好きなわらび餅をあげていました。すると、1カ月くらいで早起きの習慣が身につきましたよ(小2女の子ママ)」「入学時に『学校から帰ってきたらやることリスト』を作りました。また、娘専用の棚を作り、自分で管理させています(小3女の子ママ)」「忘れ物をしたり洗濯物を出さなかったりは日常茶飯事ですが、自己責任というのが、わが家のルール。ただ、周りに迷惑がかかる時は、忘れ物を学校まで届けることもあります(小2男の子ママ)」「忘れ物が多かったのですが、あえて手伝わずに放っておくことに。結局、自分が困るだけなので、3年生くらいからまったく忘れ物をしなくなりました(小4女の子ママ)」。親はあえて手を出さずに、子どもの自主性に任せているママが多いようですが、一方で「実は今でも、着替えから片付けまでつきっきりで世話しています(小1女の子ママ)」の声も。周囲と比べてあせるのではなく、各家庭のペースで進めていくのが良さそうです。■環境の変化や毎日の勉強…ついていけるか心配自由に遊べる園とは異なり、小学校は勉強の場。イスに座って先生の話を聞き、帰宅後には宿題をする。そんな生活についていけるのか、はたして退屈しないのか、という不安もあります。「保育園時代が相当楽しかったようで、夏休みくらいまでは『保育園に戻りたい』と言っていました。あえて深刻にとらえず、『そんなに楽しい園生活でラッキーだったね』と軽く流していました(小2女の子ママ)」「公文をやっていたこともあり、勉強する習慣は入学前から身に付いていました。友だちができてからは、学校生活を楽しめるようになったと思います(小1男の子ママ)」「お勉強するというのがお姉ちゃん気分になり誇らしかったようで、張り切っていました。みんなの前で発表したり、ほめられたりという快感を知ったらしく、授業にはすぐに慣れました(小2女の子ママ)」「小学校に上がる前に、授業中はずっと座っていないといけないんだよ、と言い聞かせました。最初は、なぜ学校に行くのか、授業の意味などわかっていないようでしたが、2年生になり新1年生が入ってきた時に自覚が芽生えた様子(小2男児ママ)」「入学当初は子どもが頑張りすぎてしまい、夏休み前に疲れが出てしまいました。それ以降は、注意して見守り、様子が違う時は声をかけて話を聞くようにしました(小2男の子ママ)」急激な環境の変化に、子どももママも戸惑うのは仕方ないこと。子どもの気持ちに寄り添ってサポートしつつ、「勉強は楽しいもの」「学校は楽しいところ」というメッセージを伝えていくのが大切なようです。最後に、小学生ママたちからアドバイスをご紹介しましょう。「小学生になると、子どもは自分で世界を広げていき、親は置いてきぼりになります。とはいえ、まだ子どもなので、友達の親と連絡を取り合うなどフォローが必要(小2女の子ママ)」「子どもの前では、学校や友達の悪口は言わないこと。勉強も毎日無理にやらせず、授業についていければOKという程度でいいと思います(小4女の子ママ)」「親は心配してしまうけれど、やってあげられることはあまりありません。常に見守ってあげて、必要な時にすかさずサポートしてあげればいいと思います(小2男の子ママ)」あまりナーバスになりすぎず、子どもを信じて見守ってあげること。一方で地域とのつながりを作り、子どもの友人関係はフォローして、セーフティネットを築くこと。しっかりと準備をしつつ、親子ともに新生活を楽しんでいきたいですね。
2018年01月25日TOKIOの長瀬智也(39)が、13日より放送されるオープンハウスの新テレビCM「夢見る小学生」編で、小学生役を演じている。長瀬が演じるのは、“都心に戸建てを持ちたい”という大人びた夢を持つ小学4年生(10歳)の"長瀬くん"。「転校生」編と「ナイショ話」編の2種類が放送される。「転校生」編は、転校生の長瀬くんが、登校初日の朝礼であいさつするという内容。小学4年生にしては大柄で、髪もオールバックにきめた長瀬くんが「長瀬です。10歳、さそり座、好きな言葉は“男らしく”。夢は、大人になったら戸建てを持つこと」と自己紹介すると、大人びた言動にクラスメートたちはざわめく。すると、学級委員長の清野ちゃん(清野菜名)が「笑わない!」とかばい、2人はお互いを意識し始める。「ナイショ話」編では、授業中に清野ちゃんが、前の席になった長瀬くんに「あのさ、いいと思うよ。大人になったら戸建て持ちたいっていう夢」と話しかけ、「それって何平米?」「立地は?」と矢継ぎ早に質問。長瀬くんは「へーべー? へーべーって何だよ」「リッチー? リッチーって誰だよ」と答えられず、清野ちゃんに「そんな事も知らないわけ」と呆れ顔をされると、「男には建てなきゃいけねーもんがあるんだよ」としみじみと語る。撮影は昨年12月上旬、東京郊外の、かつて実際に使われていた小学校の校舎で実施。冬の寒さの中、半ズボンに白のハイソックス、白の上履きという"小学生"姿の長瀬は「お願いします! (衣装は)こんな感じです。ふざけているわけではありません(笑)」と元気いっぱい。撮影を共にするクラスメート35人に「同級生だから!」とあいさつした。撮影の合間に自信の演技をモニターでチェックした際、長瀬は「こんなオールバックの小学生、やだなぁ」と笑い、「ただ、これといって小学生っぽい言葉遣いをするわけでもなく、"小学校"というシチュエーションの中に、もうすぐ40(歳)になる僕が入っていくという、そのパラレル感がおもしろいですよね。小学生っぽく取り繕うこともなく、まじめにお芝居に取り組むという、その温度感もおもしろいです」と語った。また、27年ぶりのランドセルは「新鮮でした!」とのこと。ショルダーベルトの穴は一番大きなところにしてもなおパツパツで、しかもランドセルが背中の高い位置にきている状態にも関わらず、違和感なくスッと背負うことができ、オシャレなリュックサックを背負っているようだったとか。ただ撮影中は、ランドセルの厚みを忘れがちで、ランドセルを壁や扉にバコンバコン当ててしまっていたという。
2018年01月12日小さなころは信じていたサンタクロースの存在。でも、小学生になるとクラスのお友だちなどから聞いて、信じられなくなる子もいるようです。そこでいつまでサンタクロースにプレゼントをするのかをパパママ世代に聞いてみました。Q.サンタクロースはいつまで?1.小学校入学まで 7.1%2.小学1〜2年生まで 13.1%3.小学3〜4年生まで 26.5%4.小学5〜6年生まで 35.4%5.その他 17.9%小学5〜6年生までが35.4%ともっとも多い結果となりました。子どもはにはサンタクロースの存在がバレていても、小学生のうちは体裁を保っているというパパやママも多いようです。■信じているうちはいつまでもサンタクロースはいる年齢ではなく、子どもが信じている間はサンタクロースが来るという親が大多数派。中には、バレないようにおじいちゃんがサンタクロースの仮装までするという大掛かりなプロジェクトを計画する人も。「子ども自身がサンタクロースを信じているときまでプレゼントをあげたいと思う」(千葉県 30代女性)「信じる子には来ます。そのつもりで接しています」(神奈川県 40代女性)「うちは小5でまだ信じてます! 信じていればいるし、信じなくなればいなくなると言ってあります」(茨木県 40代女性)「まだ2年生なので信じてます。このままでいてほしい」(埼玉県 40代女性)「毎年、サプライズでベランダとかに隠してプレゼントを渡すのですが、毎年感動して泣いてます。そんな反応してくれるので、こっちもプレゼントするのが楽しいです」(奈良県 30代男性)■信じない子にはサンタクロースは来ません!いないとわかっていても、親の前では信じているふりをする大人な小学生もいれば、いないとわかりつつも信じたい気持ちがある子どももいるようです。子どもがいないというならプレゼントはなしという親もいました。「小6になると悪知恵が働いて、サンタを信じていることにするらしいです」(兵庫県 40代女性)「4年生の我が子、去年『サンタはいないよね、ママだよね』と言われましたが、返事をしませんでした。今年もはぐらかしつつ見守りたいと思います」(茨城県 40代女性)「6年生と2年生の息子たち、去年までは信じてたみたいですが、今年になって『サンタさんはお父さんなの?』と聞いてきました。自分は小学生になるころには親がプレゼントをくれていると気づいていたので、長く信じていたほうかな〜」(神奈川県 40代女性)「1年生のころから気づいていたとのことなので、3年生のクリスマスからサンタなしです」(神奈川県 20代女性)■親としてうまい説明方法ってあるの?実際にはサンタクロースがプレゼントを届けに来ることはないですが、子どもを傷つけないためにも上手な説明をしてあげることが大切。そこで、サンタクロースについてステキな説明をしていた方をご紹介します。「4年生ごろから『サンタはいないの? 友だちの家はお父さんだって!』と聞くことが増えたので、信じている子の家にだけ来ると話していたのですが、その数年後『サンタクロースがいないと思い始めたのなら、少しお姉さんになったしるし。そうするとサンタさんはお父さんにバトンタッチするんだよ、そして新しく生まれた赤ちゃんのところに行くようになるんだよ』と話しました」(茨城県 40代女性)Q.サンタクロースはいつまで?アンケート回答数:7249件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年12月25日こんにちは。臨床心理士の今井千鶴子です。12月となり、来春小学校へ入学するお子さんがいるママにとっては、小学生の生活がそろそろ気になる時期ではないでしょうか。そこで今回は、さまざまな調査結果をもとに、小学生の1日の過ごし方についてご紹介します。●起床から登校・下校までの様子(1)起床時間村田(2014)によると、小学生全体の平均起床時間は6時34分とのことです。ちなみに、カゴメ(2016)の調査では、保護者が子どもの健康状態について最も気になるのは「朝すっきり起きられない(25.4%)」であることがわかっています。この結果をふまえると、「登校時間に間に合うように何とか起きている」お子さんが多いことがうかがえます。入学後に今よりも早く起きる必要があるお子さんは、新生活に向けて今から早起きの習慣を身につけておきたい ですね。(2)登校時間学校によって異なりますが、8時前後に登校している子が多いようです。また、学校までの距離によって違いはありますが、7時半から8時までには自宅を出る お子さんが多いようです。(3)下校時間学校や学年によって下校時間はさまざまですが、一般的には小学校1年生だと15時頃、その他の学年でも16時頃に帰宅する ことが多いようです。また、下校後に児童クラブ等で過ごすお子さんもいます。●起床帰宅後の子どもの様子最近の小学生は忙しいといわれます。例えば、16時帰宅で21時就寝の場合、5時間の間に、勉強(宿題)、夕食、入浴、習い事などさまざまな活動を行っています。博報堂こそだて家族研究所(2016)の調査でも、小学生の81%が何らかの習い事をしている ことがわかっています。最近は「疲れた」が口癖のお子さんも目立ちますので、お子さんにとって無理のないスケジュールになるよう配慮していきたいですね。(1)夕食時刻夕食の時間は、小学校2年生では18時頃、5年生では19時頃が最も多いのですが、20時頃に食べている子も10%前後いる ことがわかりました(久世,2010)。(2)勉強(宿題)小学2年生では30分〜1時間ほど、5年生では1時間〜1時間半ほど勉強している 子が多いようです(久世,2010)。これまでの研究から、睡眠には記憶を定着させる働きもあるといわれています。ですから、特に暗記が求められる問題は(睡眠時間を減らさない範囲で)就寝前にやるのもよいかもしれません。(3)お風呂浴室に滞在する時間は25分前後 だといわれています(東京ガス都市生活研究所,2010)。また、夕食前に入浴する家庭、夕食後に入浴する家庭がそれぞれあるようです。(4)就寝時間小学生全体の平均就寝時間は、21時30分とのことでした(村田,2014)。就寝時間に関しては、小学1年生が21時06分であるのに対し、小学校6年生は21時55分など、学年が上がるごとに遅くなる傾向があるようです。多くの研究で子どもの夜ふかしのデメリットが指摘されていますので、気をつけていけたらいいですね。----------いかがでしたか?今回は小学生の1日の過ごし方についてお伝えしました。お子さんが楽しい学校生活をおくれますように!文献村田他(2014)日本の小学生の睡眠習慣と睡眠に影響を及ぼすライフスタイルについての大規模調査小児保健研究,73,798-810東京ガス都市生活研究所(2010)親子入浴に関する実態調査カゴメ(2016)小学生のお通じに関する調査博報堂こそだて家族研究所(2016)小学生ママの「子どもの習い事・身につけさせたいスキル」レポート久世他(2010)子どもの生活習慣づくりに関する調査概要岐阜女子大学紀要,39,27-33●ライター/今井千鶴子
2017年12月21日お子さんが、自分でお金を使える年齢になるとともに出てくる、お小遣い問題。何歳から、いくらあげればいいのか、悩まれるお母さんも多いのでは。小学生以上の子供を持つ主婦50人に、お小遣いにまつわる問題解決のヒントをもらいましょう。お子さんがお手伝いのできる年齢になったり、学校でテストを受けたりする年齢になると、各ご家庭でお小遣いについて考える親御さんも多いでしょう。しかしそこに待ち構えるのは、・1回いくらが妥当なのか・どのタイミングであげればいいのか・子どもが無駄遣いをしないようにできるのかといった課題。定額やインセンティブなどのシステムも悩みどころです。そこで20代~50代の女性50名を対象に、お子さんのお小遣いまつわるアンケートを実施。前編では、小学生の子どもにお小遣いをあげている家庭が何割なのか。いつから、どのような形で与えているのか、という点に着目してお小遣い事情を探っていきます。■目次1.小学生の子どもにお小遣いをあげる家庭は約6割2.お小遣いは小学生から?お小遣いをスタートする時期3.小学生のお小遣いはいくら?家庭ごとのパターンありまとめ1. 小学生の子どもにお小遣いをあげる家庭は約6割はじめに、小学生にお小遣いを与えている家庭がいったいどの程度あるのか調べました。すると、システムに違いはあっても、およそ3/5の家庭ではお小遣いを与えているという結果に。【毎月あげている】■「月にいくらと決めて渡しています」(30代・正社員)【適宜あげている】■「お小遣いを何に使うか聞いた上で、親が必要だと判断した時にお小遣いをあげる事にしています」(40代・主婦)“お金の価値、貯金を含めた運用を学ばせたい”と考える家庭では、毎月定額のお小遣いを与えています。一方、“うちの子にお金の運用はまだ早いから”と考えている家庭では、適宜お小遣いを与えていることが明らかになりました。お小遣いを与えていない4割ほどの家庭では、欲しいものがあると言われたら毎回子どもと一緒に買い物に行くため、「現金を渡す必要がない」と考えているようです。2. お小遣いは小学生から?お小遣いをスタートする時期それでは、いつからお小遣いをあげはじめる家庭が多いのでしょう。もっとも多い意見は、「小学校1~2年生から」。実に6割のご家庭が該当します。【小学校1~2年生】■「小学校1年生から、お菓子を買う程度のお金を渡していました。早めにお金に触れさせると、お金の大切さと使い方を覚えます」(30代・正社員)■「小学校に上がると、友達と一緒に買い物に行くこともあるため」(50代・主婦)■「テストを受けるようになってから、お小遣い制を採用しました。テストの結果次第でお小遣いを支給します」(30代・主婦)もっと上級生になってからお小遣いをあげはじめた親御さんも、実のところきっかけはまったく同じ。次はもう少し具体的な部分を見ていきます。3. 小学生のお小遣いはいくら?家庭ごとのパターンあり現金でお小遣いを与えている家庭では、毎月いくら渡しているのか。千円単位でその割合を見ていきましょう。【千円未満~千円台】■「学年×100円のお小遣いを与えていました」(40代・主婦」■「学年にもよるが、大体千円前後が理想だと思う。それ以上は必要ない」(20代・パート)【2千円~3千円台】■「交友範囲を考えると、2千円程度で十分だと思う」(30代・個人事業主)■「週に2回ほど放課後友達と遊ぶので、月に換算すると8回ほど遊びに行くことになる。毎回300~500円ほど渡しているので、3千円台になる」(30代・パート)なかには子どもと相談をして、額を決めているというご家庭もありましたが、非常に少数派でした。では、どうやってお小遣いの額を決めているのか。アンケートの結果から、おおよそ次の4パターンに分けることができます。・親判断=学年を考慮・友達との関係性=子どもの友達付き合いを考慮・運用=貯金の仕方や、上手なお金の使い方を覚えさせる・ご褒美=テストの結果や、お手伝いの報酬とするこれらの4つのパターンは、額を決める根拠だけでなく、お小遣いをあげはじめたきっかけにも関連しています。各パターンの家庭がそれぞれどれくらいの割合をしめるのか、後編で詳しくご紹介します。まとめ6割の家庭が、小学校1年生からお小遣いを現金で与えているということがわかりました。同時に、お小遣いをあげはじめる学年に違いはあっても、同じような“きっかけ”を経て、お小遣いをあげるようになるという現状も見えてきました。後編では、上であげた4パターンそれぞれの割合に加え、お小遣いに許す使い道は何か。そもそもお小遣い制度を導入していないご家庭には、どんな理由があるのか。さらに深く、各ご家庭のお小遣い事情について見ていきましょう。【小学生の小遣い事情・後編】はこちらからアンケート実施期間:2017年7月12日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年08月05日こんにちは。ママライターのamuです。新学年開始からしばらくたつと、幼稚園ママのあいだではグループもでき、小学生ママのあいだでは役員などで新しい人との関わりも増えてきます。そこでよく聞くようになるのが、集団に一人はいる調和を乱す人の話。 性格が悪いと思われがちなママあるあるをご紹介いたします。●絶対に謝らない『相手の男の子がふざけて振り回した棒でケガをさせられたのに、お互いふざけていたから仕方ないですよねと開き直って謝らない。こちらは先にすみませんと言っただけに不愉快だった。別に文句を言うつもりもないし、治療費を請求するつもりもないのに』(30代/小3男の子のママ)これはモヤモヤしてしまいますよね。ただ、娘も同じようなことがあり顔に傷ができたことがありましたが、相手のお母さんに伝えられて謝られるのも気まずいな……治るものだし知らせないでほしかったなという気持ちもありました。でも、あまりに深い傷だと、一応耳に入れてほしいような気持ちもあり……。本当に複雑です。『役員の委員長決めのとき、くじ引きで決まった人が絶対にできないと言い出した。さんざん言い訳と文句を言って結局他の人にやらせたのに謝りもしない』(30代/小6男の子のママ)謝ることってそんなに難しいことかな?と思うくらい謝らない人っていますよね。私も前に運悪く車をこすられたのですが、言いがかりをつけられて逆ギレされ、泣き寝入りしました。歩いていてぶつかっても謝らない人、お子さんを誤解で叱っていたことに気づいても「説明がへただから悪い」などと言って謝らない人などは、少しだけ様子をみて付き合うようにする のもいいかもしれません。●嫉妬深い『人が褒められているときは無言で、他人を絶対に褒めない』(30代/小5女の子のママ)特に子どものことだと顕著です。子役とか学年が違うかわいい子とかは褒めることはあっても、近しいママ友の子は絶対褒めないママ がいました。『この子かわいくない?と写真を見せたら、「でも小さいときかわいいと大きくなったらだいたい劣化するよね」とか「この写り方のポーズが気取っててやだ」とか否定的過ぎた』(30代/小5女の子のママ)粗探しばかりだと、聞いていて疲れるし会話が成立しませんよね。こういう人は、不幸話、失敗した話、触れられたくないことには良い反応をするし、自分の子の自慢話は永遠とする傾向も……。●嘘つき『下の子が急に熱を出したと当日ギリギリに言われた。いつもドタキャンのときはこっちが絶対責められないようなことを言ってくる。でも、あとからその日は他の人と遊んでいたことが判明して、それから次第に疎遠になった』(30代/小3男の子のママ)また、5分遅れると言って30分来ないという微妙な発言も困るとの声が。そこは、気まずくても本当のことを言ってほしいですよね。30分遅れるならお茶したり買い物したりできるので。『ランチの約束で、お店のオープンが11時からだから先に行っててと言われて行ったら閉まっていた。自分が10時から歯医者だったことに合わせたらしく、待つのが嫌だから私を呼び出していた』(30代/小4女の子のママ)自分に都合よく人を動かすよう、小さな嘘を繰り返す人のパターンです。ひとつ一つはたいしたことじゃないけど、積もるとイライラしてしまう という声が多かったです。●悪口、噂好き『私の黒歴史をママ友に話したり、秘密にしてほしいことをバラされたりした』(30代/小5女の子のママ)そういう人ほど、自分が秘密を打ち明けるときは絶対言わないでねと言ってくることが多いです。何でもよく知っていてすぐペラペラ話す人、そんなに親しくなる前からやたらと連絡先を交換したがるママ は、様子見が正解!陰で噂話をしながら本人の前では大好きと言うママや、知りたくもない情報(たとえば息子が先生に怒られていた、悪口言われていたわよ大丈夫?など)を入れてくる人もかなりの地雷です。●人を出し抜く人『私は、お互いの知りたい情報を知れたときはそのママにも教えてあげていたのに、教えてくれない』(30代/小5女の子のママ)変更になったことや、持ち物など、知っている情報を教えてくれない人っていますよね。困るのを見て楽しい のでしょうか?●自分さえよければいい『SNSにわが子が写っている写真を載せるのはいいとして、いつも写りが悪いものばかり。特に確認せず載せているのかと思っていたけど、まわりに「この写真うちの子写り悪いからアップ禁止ね」と言っているのを聞いてしまって複雑』(30代/小5女の子のママ)そういう写真や、子どもたちが散らかした部屋が写った写真などは、載せないのがマナー。わが子のかわいさより、そちらのチェックのほうが大事です。●損得勘定ばかりする『クラスの飲み会で、飲んでないし食べてないから同じ金額はおかしいと文句を言う。そこはコースだし、暗黙の了解のはず。そのママはコースじゃない飲み会で3兄弟を連れてきて割り勘にしてもらっているのに』(30代/小5男の子のママ)せめてそこで感謝の気持ちや、ひと言あればいいのにと思います。『かわいい子、子役の子、ママが顔が広い、車を持っているなど、一緒にいてステイタスかどうか、使えるかどうかで友達を選んでいるママがいた』(30代/小5女の子のママ)そのママは、逆にあの子と遊んじゃダメというセリフも言っていたそうです。その場その場でグループを渡り歩き人を利用するので、いつの間にか一人になっていました。地元なのに幼少期からの友達がいないママ は、そういう人のパターンが多いという声に妙に納得してしまいました。----------以上、いかがでしたでしょうか?子育て以外のことで悩まなくてもすむように、気持ちよく楽しく過ごせるママと友達になれたら幸せですよね。●ライター/amu(ママライター)●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2017年06月30日今親世代の人たちが小学生のころは、学校に名札をつけて登校していたという人も多いと思いますが、最近では防犯や個人情報などの理由から、名札をつけないという学校も増えているそうです。あなたのお子さんが通う学校は、名札をつけているか・いないかを調査してみました。Q.あなたの学校では「名札」つけてる?1.つけている 38.7%2.つけていない 26.5%3.登下校中はつけない 32.3%4.その他 2.5%つけているが38.7%ともっとも多い結果となりましたが、つけていない・登下校中はつけないも約3割いるため、現時点では学校や地域によってバラつきがあることがわかります。では、ママやパパは現状にどう思っているのでしょうか。■つけている派は心配する声が多数名札を常時つけて学校に通わせているという親たちは、やはり反対する声が多く挙がりました。名前がわかることで、知り合いをよそおって声をかけられたりして、子どもがついて行ってしまうなどの心配があるようです。「登下校もつけています。地域によって違いますね。つけたままは少し心配です」(広島県 30代女性)「現在通っている学校では登下校中もつけなければいけません。不審者の声かけなどの事例もあるので、はずさせてほしいです」(広島県 40代女性)「制服に縫い付けるタイプの名札です。学校から直帰できないときは制服のまま外出なので、隠したいなと感じています」(鹿児島県 40代女性)■名札があるといいことも!名札をつけていることで、周りの大人たちが声かけをできたり、困ったときに助けてあげることもできるというメリットも。名札をつけないことで守れる安全と、名札をつけることで守れる安全があるようです。「学校にいる間だけつけるシステムです。地域の子どもたちを地域が守るためにも、本当は名札があったほうが、○○さんのお子さんだと認識できていいと思うのですが」(埼玉県 40代女性)「以前、道端で倒れている子に遭遇し、名札を見て学校と保護者に連絡したことがあります。たまたまその子が名札をつけていたので迅速に対応することができました」(千葉県 30代女性)■登下校中はくるりんぱで裏返しに名札をつけることのメリットと名札をつけないことのメリットを兼ね備えたのが、くるりんぱというシステムです。登下校中は裏返して名前を見せないようにし、学校に着いたらひっくり返して名札として使うというもの。すでに商品としてもあるようです。「『くるりんぱ』という名前の名札をつけています。表は交通標識の通学路の絵。裏は学年クラス名前。登下校時は表側で学校に着いたらくるりんぱして裏側にします」(静岡県 30代女性)「登下校中は裏返しにして見えないようになっています」(神奈川県 30代女性)Q.あなたの学校では「名札」つけてる?アンケート回答数:8982件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年06月26日子どもが小学生になるのを機に、再び仕事を始めたママも多いと思います。小学校では基本的に給食があり、お弁当の準備が必要なくなり、朝のあわただしい時間が解消されるのでは? なんて期待を持っている方もいるのでは。でも実際には勉強や教材のチェックなどで、これまでよりも手がかかることも。仕事も学校関連のことも、すべてをママひとりでこなすのはかなり大変! そこでパパとママでお互いの得意分野をいかして、子どものフォローを分担できるようにしましょう。■勉強は誰がみてあげる?これまでの幼稚園、保育園と小学校生活。どこに大きな違いがあるかといえば、もちろん「勉強」です。小学1年生レベルであれば、まだ内容的に難しくないとはいえ、子どもにとってははじめて勉強。親も勉強を見てあげるのも初めて。だから、どうやればいいのか親子で戸惑ってしまうこともあります。そこでまずは大事なことを押さえておきましょう。低学年の場合、大事なのは「勉強する習慣をつけること」。パパかママ、早く帰宅できるほうが勉強を見てあげるなど、親のどちらかが近くでみてあげるといいですね。簡単な問題につまずいていると、つい口を出したくなりますが、そこはグッとこらえて。まずは自分の力でやり遂げるように「問題を声に出して読んでみて」レベルの声掛けにしましょう。それでもどうしてもわからなそうな場合は、絵を書いてみるなどフォローしてあげましょう。パパ、ママがお互いの得意教科に合わせて分担してフォローしてあげてもいいでしょう。たとえば算数はパパ、国語はママのようにすれば、頼る回数の多い教科が苦手ということもわかります。■時間割が何か理解している?幼稚園や保育園では、遠足などの行事を除いては、持ち物は毎日ほぼ同じもの。でも、小学生になると、時間割に合わせて教科書などを用意しなければなりません。時間割さえあれば、子どもにも何が必要なものかわかるだろう。そう思うかもしれませんが、まだ時間割とは何かを理解していない場合もあります。子どもと一緒に確認しながら、何が必要なのか教えてあげましょう。このとき、子どもにも一緒に考えてもらうといいですね。たとえば、「明日は体育があるけど、何を持っていけばいいかな?」、「国語の授業があるね。ノートはどれを使うかな?」という感じ。ひとつずつ確認してあげましょう。パパの帰りが子どもが起きている時間帯であれば、この作業をパパにお願いしてみては。パパも子どもと一緒に明日の準備をしてもいいですね。コミュニケーションが取れて、パパも積極的に育児にかかわろうとしてくれるかもしれません。■学校からのプリントを担当するのは?遠足のお知らせや教材費のことなど、子どもはほぼ毎日のように学校からプリントを持って帰ってきます。家計を預かっていたり、学校行事に参加したりするのはママという家庭も多いでしょう。そんなご家庭の場合では、ママがプリントの確認をするように、子どもにも毎日声がけをしましょう。子どもは、プリントをもらったことすら忘れているときもあります。ママがプリントの確認を行ったら、持ち物については時間割係のパパに伝達を。パパもプリントの有無をチェックすれば、お互い二重チェックができます。明日、着ていく服や、プールの授業で使う水着などの準備も、ママが一緒に行うほうが向いているかもしれません。「明日は雨だよ」「明日はすごく暑いって」など洋服選びに参考になりそうな声掛けをしながら、子どもが用意するのを見守ってあげましょう。■小学生になると人間関係の悩みが…小学生になると、新しい環境になじめない、友だちとケンカしてしまったなど、子どもが人間関係で悩むことが増えてきます。すぐに気づいてあげるためにも、今日は何があったのか毎日聞いてあげましょう。これは夫婦一緒でもいいですし、子どもが話しやすい、一緒に過ごす時間が長いほうでいいと思います。あえて時間を作ろうとすると大変だと感じるかもしれません。でも、ママが食事の片づけをしている最中にパパが話を聞いてあげる、ママとお風呂に入りながら話をするなど、ゆっくり時間をとれるときに、一日の報告をしてもらえば自然と習慣づけられるでしょう。報告会を毎日行うことで、子どもに何かあったときに気づきやすくなるものです。何もなければいろいろと話してくれていたのに、悩みがあると言いたがらない、言葉につまるなどの兆候が見られることも。「おかしいな」と感じても、すぐには問いたださないほうが無難。子どもだって、親には知られたくないことがあるものです。まずは話を聞くだけにとどめ、あとから夫婦で相談する時間を作り、対策を練りましょう。自分のことは自分でできるようになってほしいと思っていても、なかなかうまくいかないこともあります。それを助けてあげるのが親の役割。でもママひとりでフォローするのは大変です。夫と役割を分担しながら、楽しい小学校生活が遅れるようにサポートしてあげたいですね。
2017年04月15日ドラマでも取り上げられている中学受験。都市部などでは多くの子どもたちが塾に通い、私立受験に向かって勉強しているようです。小学生が毎日のように塾通いをすることや、夜遅くまで勉強しなければならないことに批判的な意見もあるようですが、実際のママたちはどのように考えているのでしょうか?Q.お子さまに中学受験、させる?1.させる 7.6%2.おそらくさせる 5.4%3.おそらくさせない 21.4%4.させない 56.4%5.わからない・どちらとも言えない 9.1%一部地域では中学受験組がクラスの半分というところもあるようですが、全国的に見てみると受験を「させる」「おそらくさせる」の合計は13%という結果になりました。親たちの子どもの教育に関する意識をチェックしてみましょう。■家からも近く地元に根づいた公立派地域とのつながりを感じながら通える公立を支持する人も。また、公立派というよりは、子どもより親の意見で私立受験をするのは反対という意見の人も多かったです。「地元の公立へ。地域とつながりながら過ごしてほしい」(神奈川県 40代女性)「私は自分の母親が働いていたので、忙しい親に甘えることを我慢していました。今でも子どもらしく甘えたかった気持ちが残っています。通学も公立より遠くて大変になりますし、私立がいいとい理由が見つかりません」(茨城県 40代女性)「本人がしたいと言えばさせますが、親から強制的にはさせません」(宮崎県 30代女性)■私立受験派の親も子どもを優先一方、私立受験を考えている親たちも子どもの気持ちを考えて受験をさせたいという声が多かったです。勉強するのは子ども自身なので、無理強いしながらでは合格するどころか、親子関係の崩壊にもなりそう。「公立の中高一貫を受験させました。学校見学へ行き、自分で受験するのを決めました。親がレールを敷いたことになるのかもしれませんが、自分で決めたとやらされたとでは違うと思ったからです」(茨城県 40代女性)「子どもの希望次第ですが、教育はかけがえのない、得てしまえば誰からも奪われない一生の財産です」(東京都 30代女性)「子どもが自分らしくいられる場所を考えると、受験という選択肢もアリになりました」(宮崎県 40代女性)■子どもと同じ目標を持てる楽しさブログなどでは激化する受験戦争が注目されがちですが、子どもと二人三脚でがんばるというのもいい思い出のよう。親はあくまで子どものサポート役に徹するといい結果が生まれるのかも。「小5の初めに受験してみたいと。周囲の気の合う友人が私学受験を目指す子が多かったからかもしれません。息子と同じ目標に向かってする努力は、私もなんだかとても楽しかったです。大変さばかりが際立つ私学受験ですが、決して悪いことばかりではないのかもしれません」(神奈川県 40代女性)Q.お子さまに中学受験、させる?アンケート回答数:3153件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年03月20日3月はあっという間に春休みに入り、休みが終われば進級や進学ということになります。特に年長さんは卒園し、小学校という新しい環境になりますね。ランドセルや持ち物などの準備は完了しているでしょうが、他にはどんな準備をしておけばいいのでしょうか?さらに、入学までの1ヶ月でできる準備や習慣について知っておきましょう。もう園児じゃない!自分でできるようにするべきことは?進学するまでに、できておいた方がいいことはいくつかあります。入学してから子ども自身が困らないように、今から練習しておきましょう。・早寝早起き園の時は、バスなどにもよりますが比較的朝の時間は遅めでゆっくりできていたと思います。保育開始時間は10時というところが多いですね。対して学校は8時~8時半までに登校するというところがほとんどです。朝食などはその前に済ませる必要がありますので、生活リズムは入学前から見直しておきましょう。そのためには睡眠も重要です。自分で時間管理ができるようにしましょう。・自分のことは自分で行う体育の授業が入ると体操服の着替えから、再度私服へ着替えることになります。着替えはもちろん、脱いだ洋服をたたむこともできるようにしておきましょう。さらに、学校への通学路を確認し一人でたどり着けるようにしておきましょう。「何度も通ったから覚えているだろう」と思っても、意外と一人では迷ってしまうということが起きるようです。時間割に沿った準備も、自分でできるようにしておきましょう。朝行うのは慌ただしいので、必ず前日までに用意する習慣をつけます。・トイレや食事はここに注意公立の小学校では、まだ和式が主流のところが多くあります。事前に練習しておき、和式でも用の足しやすい服装にしておいた方がいいでしょう。給食では、スプーンやフォークではなくお箸を使えるようにしておきましょう。慣れておかないと時間がかかってしまい、給食の時間が嫌いになってしまうなんていうことも起こります。正しい使い方を、入学前に習得しましょう。お勉強はどこまでできていればよい?勉強の前に、まずは鉛筆が正しく持てるようになっていることが大切です。学校では、文字の勉強はしますが持ち方は教えてくれません。正しい持ち方はキレイに書くためにも大切ですが、疲れにくいということもあります。疲れてやる気がなくなってしまうなんてことがないように、正しい持ち方・姿勢で書けるようにしておきましょう。読み書きや計算、時計の読み方などはどこまでできておいたら良いかということに関してさまざまな意見があります。できないからと言って焦る必要もありませんが、できているに越したことはないですね。入学前は、生活の中で自然に文字や数字と触れる時間を作ってあげましょう。例えば、おやつを食べる時に一緒に数を数えて「〇個食べたから今は何個になった?」などの会話を自然にすることで、徐々に数の概念も身につきます。テレビを見る時間を決めて「長い針が〇まできたらテレビは終わりだね」などといえば時計の読み方も段々分かってきます。入学後は、宿題がありますね。短い時間でも机に向かう習慣は入学前につけておくと宿題にもすんなりと取り組めるようになります。実際宿題をするようになってからは、「自分でやりなさい」と放置するのではなく一緒に取り組んでみましょう。習慣がつけば徐々に一人で取り組むようになります。同じ問題を一緒に解いて、ママとどっちが早く解けるか?などとするとゲーム感覚で集中して取り組むことができますよ。音読など、親が関わる必要があるものもあります。時間がなければ家事をしながら聞いてあげてもよいでしょう。時間がある時は一緒に教科書をチェックしたり、逆に読み聞かせをしてあげるなど本と関わる時間を作りましょう。読書の習慣は後々の勉強にも大いに役立ちます。期待もあり不安もある新生活。園の生活の延長気分でいると、入学してみてから「こんなはずじゃなかった」と子ども自身がとまどうことになってしまいます。自立の第一歩として、自分でできることを入学前に増やしていきましょう。
2017年03月09日昔は「子ども」といえば無邪気なもので、恋愛などに関心を持つのは中学生になってから、というイメージがあったかもしれません。しかし、イマドキの小学生は恋人がいる子もおり、発育状況も親たちが子どものころとは変わってきています。そんな現状にどう対処すればいいのか? 先輩ママたちの経験談を紹介します。■中学年でも体に変化が!?「うちの娘は成長が早かったので、4年生のときからブラジャーを着けています。恥ずかしいと嫌がるかと思ったけれど、ほかにも着用している子はいるみたいだし、優越感にひたれるのか、『これ、かわいいから自慢できる!』なんて喜んでいました。初潮についても、3~4年生で迎える子が増えているらしく、4年生の時に保健体育の授業がありました。『お母さんも生理なの?』といきなり聞かれたときには驚きましたが…。娘は授業ではよく理解できなかったようなので説明しましたが、心はまだ子どもなんだなぁと少しホッとした思い出があります」(41歳・小学6年生のママ)私が子どものころは、ブラジャーを着けているのは高学年の一部の女子、保健体育も小学5年生の臨海学校の前に受けた記憶があります。しかし、最近の子は発育がいいようで、こうした教育も前倒しになっている学校もあるようです。ほかのママからも「娘の友だちが小3で初潮を迎えた」「小6の娘がまだ生理が来なくて悩んでいる」という声が…。ママとしては驚くかもしれませんが、こうした現実を受け止めつつ、性に対して教えてあげられるといいですね。このとき、学校ではどこまで教わったかを聞き出し、そのレベルに合わせて話すと、子どもにもわかりやすくなるでしょう。また、発育には個人差があります。「ママが初めてブラジャーをしたのは中学生のときだよ」といった経験を話してあげると、子どもは安心できるかもしれませんね。■恋の話しがしたいお年頃「うちの娘は4月から6年生になりますが、彼氏持ちのお友だちが多いといいます。うちに遊びに来ても、恋バナをして盛り上がっているそうです。そんな彼氏とのデートといえば、近所のショッピングセンターに行く程度。恋に恋したい年頃かもしれないし、親にもオープンに話してくれるので、しばらくは様子見です」(39歳・小学5年生のママ)思春期を迎えれば、異性に関心を抱くことは珍しいことではありません。人を好きになることで成長することもあるでしょうが、小学生にはちょっと早いかも? なんて思ってしまいますよね。小学校高学年になると、性に関する知識を得たり、興味がわいてきたりする年頃。さらに反抗期も迎えるので、完全に否定するのではなく、親子のコミュニケーションを密にしながら見守っていくのがいいかもしれません。 ■子どもの「思春期」、親子でどう向き合う?体や恋愛の変化といったことは、親子間ではなかなか話しにくいもの。とくにふだんから「あれはダメ」「これをやりなさい」と厳しい親に対しては、子どもが相談しにくいことも。私自身もそうで、初潮を迎えたときすら親に言い出せませんでした。ふだんから子どもと話す時間を作る、子どものやることをすぐに否定せずにまずは見守るなど、相談しやすい雰囲気を親が作ってあげること。こうしたことを子どもが思春期を迎える前にやっておくとよさそうです。子どもを取り巻く環境は、時代によってどんどん変わっていきます。その変化についていけず、驚かされることもしばしば。もちろん個人差はありますが、こうした事例を受け止めておくことも大事です。ただショックを受けるだけではなく、子どもにどう接したらいいかわかるかもしれません。
2017年03月04日こんにちは。小学校4年生と1年生の子どもを持つママライターのあしださきです。このコラムをお読みになっている皆さんの多くは、小学生のころに図書室で本を借りて読んだ経験があると思います。小学校の図書室を利用することで読書の魅力を知ったという人も多いでしょう。ちなみに私は幼い頃から読書が大好きで、今でもそれは変わりません。もう少し子育てが落ち着き、時間ができたらゆっくり図書館で本を読みたいものです。なぜ読書が好きになったかを考えてみると、やはり“小学校での図書の時間がとても好きだった”という記憶に行き着くのです。子どもが読書に興味・関心を持つきっかけとなりうる大切な“図書室”を保護者のボランティア活動がひそかに支えているということは、あまり知られていないかもしれません。そこで今回は、公立小学校における“図書ボランティア活動”の1例をご紹介するとともに、本の読み聞かせのポイントについてもお話ししていきたいと思います。●図書ボランティアを活用している学校は8割以上平成28年度、文部科学省児童生徒課が取りまとめた『学校図書館の現状に関する調査』の結果によりますと、『地域との連携に関わる取組の現状』項目で“ボランティアを活用している学校の割合”は小学校で81.4%という結果でした。全国的にも実に多くの小学校で図書ボランティアが活動しているということなのですね。しかしながら、その存在があまりクローズアップされる機会がないためあまり知られていないのかもしれません。『入学してすぐに図書ボランティアの募集があったが、何をするのかどのくらいの頻度で活動するかがよく分からず 、スルーしてしまった。もう少しよくわかるように募集してくれたら入っていたかもしれない』(小1の男の子の母)という声も実際に聞かれました。●ある小学校での図書ボランティアの活動紹介埼玉県内の公立小学校内にある図書ボランティアに私は所属しており、3年間活動してきました。その活動内容についてご紹介したいと思います。●(1)絵本の読み聞かせ1・2年生に向けて、絵本の読み聞かせを行っています。1学期1回、2学期2回、3学期1回の計4回。●(2)掲示物の作成読書記録を記入していき、学年ごとの達成レベルを設けています。記録を達成した児童の名前を掲示するための掲示物を図書ボランティアで作成しました。子どもたちに達成する喜びを感じてもらえるように、またそれを6年間楽しく継続していけるよう工夫した掲示物 を考えました。また、図書室に向かう階段に飾る、季節ごとの楽しい掲示物も作成しています。さらに、図書室内の本を分かりやすく分類し直し、仕切りを新たに作りました。これにより、低学年でも自分で本を探しやすくなりました。『読書を頑張ると図書室前の廊下の壁に自分の名前が張られるので、うれしいです。さらに頑張ると、キラキラの星のシールやいろいろな飾りが付いていくから、友達と競いあって頑張っています』(4年生・女子児童)●(3)新刊本のカバーリング毎年新しく購入した図書を透明のフィルムでカバーリングする作業を行います。●絵本の読み聞かせは小学生にも好評私が2年生に向けて、絵本の読み聞かせを行った感想です。●(1)絵本で教室に笑いが起こる1冊目、読み始めはじっと聞き入っていた子どもたちが、絵本の“オチ”の部分で一斉に笑い出しました。「おもしろい」という感情を素直に表していた子どもたちの反応は、とてもうれしいものでした。2冊目では途中で感想を口にする子、「このあとどうなるんだろう?」とつぶやく子などさまざまでしたが、皆真剣で、こちらもそれに応えられるように読まねばと気合が入りました。読み終えると、感想を言うために「はい!はい!」と元気に手を挙げて発言してくれ、とても読んだかいがあったなと思う読み聞かせ会になりました。●(2)著者を紹介できるため、今後借りる本の参考にもなる読み聞かせでは、表紙もしっかり見せてその本の著者や絵を書いた人物の名前も紹介します。読み聞かせで関心を持った本はもちろん、図書室には読み聞かせ会で読んだ本と同じ著者の本もありますので、それを探して借りてみたという子どもの声も聞かれました。『読み聞かせ会で読んでもらった絵本がとても面白かった。特に絵がキレイで気に入ったのでお母さんに見せたくなって、図書室で借りて帰った。家でもお母さんに読んでもらってうれしかった 』(1年生・男子児童)----------いかがでしたか?図書ボランティアの活動は、その小学校によってさまざまだと思います。しかし、共通しているのは、子どもが読書の楽しさを知るきっかけを得るお手伝いをしているということでしょう。こうして小学校の6年間で、子どもたちは自然と図書室と親しく仲良く付き合っていく。その時間をより楽しく過ごし、自ら興味の幅を広げていってもらえるような小さなお手伝いをするのが図書ボランティアなのです。ご家庭で参考にしてみてもらえるといいなと思ったのは、お子さんが図書室で借りてきた本を家でもぜひ一緒に読んでみてほしいということです。絵本のようなものなら、読み聞かせを。子どもの反応がとてもよくわかりますし、子どもが興味あるものを親が知る良いきっかけにもなります。それから、本についての親子の会話も生まれますね。ぜひ一緒に楽しんでみてください。【参考リンク】・平成28年度「学校図書館の現状に関する調査」結果について(概要) | 文部科学省児童生徒課(PDF)()●ライター/あしださき(元モデル)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2016年12月19日子ども1人でのお留守番はいつごろから大丈夫なのでしょうか? 多くの人たちが小学生になったのをきっかけに初めているようです。一方で、犯罪や事故に遭う可能性もあることから、いくつになってもなるべくさせたくないと考える親たちもいました。Q.1人での留守番、何歳から?1.6歳未満(未就学) 11.3%2.6〜7歳(小学1〜2年生) 30.3%3.8〜9歳(小学3〜4年生) 32.9%4.10歳(小学5年生)以上 22.1%3.わからない 3.4%もっとも多いのは小学3〜4年生からで32.9%。続いて小学1〜2年生の30.3%という回答となりました。小学校中学年ころまでには半数以上の子どもたちが留守番をしているようです。■小学生になったころから留守番スタート小学生になったのを機会にお留守番の初体験をする子が多いようです。ですが、その子の性格などにもよるというのが多くのパパやママの意見。小学1年生でできる子もいれば、小学3年生になってやっとできる子も。「子ども3人いますが、その子によって違いました。また留守にする長さにもよります。何れにしても、留守中はインターホンと電話には絶対出ないということを言い聞かせていました」(神奈川県 40代女性)「今年中の娘と来年年少の息子がいます。もちろんまだまだお留守番は無理ですが、するなら小学3年生以上なのかなと」(千葉県 20代女性)「小1になってからかな。最近は数分程度のお留守番なら大丈夫みたいです。1〜2時間かかる時はお姉ちゃんとお留守番するようにさせています。約束事は、鍵を開けない、勝手にお友だちのところへ行かない、火は使わないことです」(千葉県 30代女性)「小3ですが、まだできそうにありません。その子に合わせた年齢がベストだと思います」(埼玉県 30代女性)■何があるかわからないからなるべくさせない子どもが家に1人だと犯罪や事故などに巻き込まれてしまう可能性もあります。親がいれば対処できることも、子ども1人だと避けられないことも。自然災害などが起きやすい地域では不安になるママも多いようです。「自宅の立地が海から1km未満、海抜2m未満なので、不在時に地震が起きたらと不安でいっぱい。もちろん自分が一緒にいたから必ず助かるという保証はありませんが」(茨城県 50代女性)「できる限りは極力お留守番せざるを得ない状況を作らないようにしたいと我が家では考えています。そう思うのは、私たち自身もそれぞれ幼少期に怖い思いをしているからです」(神奈川県 30代女性)■無理強いせずにできるときを待とう!うちの子いつになってもお留守番できなくて困っちゃう! という人もいると思いますが、お留守番は無理してまですることではありません。いつか子どもが「できるよ」というときまで見守っていきましょう。「『出かけるけどどうする?』『留守番してる』って言ったのが5年生でした。それまでは聞いても『一緒に行く』ばかりだったけど、こうして少しずつ親離れして行くんだなって感じました」(埼玉県 40代女性)Q.1人での留守番、何歳から?アンケート回答数:5965件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年12月05日保育園とは雰囲気や制度も違う学童。来年から小学生になる子どもを持つママなら気になることだと思います。今日は学童について緊急調査。通わせてよかったことや安心だったことについて、先輩ママが教えてくれました。Q.お子さまを放課後児童クラブ(学童保育)に通わせてる?1.通わせている・通わせる予定 39.7%2.通わせていない・通わせる予定はない 54.5%3.その他 5.8%やや通わせていない人が多い結果に。でも、これは母親が働いていないからという理由がほとんど。共働きの家庭では預けなければ仕事ができないので、必然的に通うことに……。さて、その実態とは?■家ではできない体験が学童でできる季節の行事や将棋に一輪車。どれも親がやってあげられればいいですが、時間的にもそうはいきません。また、大勢でやるからこその楽しみや、みんなで競争して上達するということもあります。「迷わず入学と同時に入室しました。一輪車など普段時間がなくて付き合ってあげられないことも、学童で練習してなんでもできるようになって帰ってきます。学童様様です」(東京都 40代女性)「共働きなので、預けています。近くに遊ぶ公園などがないため、学童クラブが幼稚園と兼ねているので、友達と思っきり遊具で遊んだり、先生方から昔の遊びを教えてもらったりと子供は楽しんでいます」(千葉県 30代女性)「私立の学童に通わせています。帰宅時間が7時なので私立の学童ではないと間に合わないから。いろんなイベントを企画してくれてありがたいです。外で身体を動かしたり、将棋やオセロ、トランプなどで遊んでゲームなどできないようになっています。」(神奈川県 50代女性) ■子どもが一人で家にいる不安も解消家と職場が遠ければ遠いほど気になるのが、「もし子どもに何かあったら」ということです。事件や事故に巻き込まれたり、災害のときなどは大人がいる施設にいると安心です。「この物騒な世間、一人で家に居させるのは心配でした。いろいろありましたが、家庭ではできない経験ができたかと思っています」(広島県 40代女性)「通わせていた。東日本大震災の時は、自宅で一人で待っていたらかなり心配だったけど、学童にいたので、避難する・待機するなどの大人の判断が仰げる場所なので安心だった。普段よりお迎えが遅くなったけど、先生も残って待っていてくれたし、おやつを夕飯代わりに出してくれたので子供は一人ぼっちにならず、少しお腹も満たせ、大変ありがたかった」(神奈川県 40代女性)■料金が安ければ預けたい!そしてもっとも気になるのが料金。自治体によっても違うようで、月に2000円というところから、1万円以上というところまでバラつきがありました。「もっと、安くあずけられたらいいですよね。がんばって、働いても、学童に1万円以上かかっては、働いてる意味がないとおもいます」(千葉県 40代女性)「放課後利用のみ利用したいので利用料金を見直してほしい。料金を考えるとなかなか預けにくい」(滋賀県 40代女性)------Q.お子さまを放課後児童クラブ(学童保育)に通わせてる?集計期間:2016.04.14〜2016.04.21アンケート回答数:11177件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月16日