休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶が17日、自身のブログを更新し、乳がん闘病中の妹・小林麻央への思いをつづった。麻耶は「写真を整理していたら2014年10月17日のスポーツ紙が!」と、2年前に2人で出演したイベントについて掲載しているスポーツ紙の紙面を紹介。「2014年10月21日に妹の病気の告知だったのでこの時は...検査結果待ちだったんですよね」と振り返った。そして、「妹がいると安心感があって仕事現場でも家にいるようなリラックス感があったのを思い出しました」と打ち明け、「写真を見ると、私、相当楽しそう!!」と2年前の自分を見ての感想を記した。さらに、「どんなに怖くても...辛くても苦しくても...1秒でも笑顔になれる瞬間を選べる自分でありたいです。笑えるって、強いと思うから」とつづった麻耶。最後に、「また、いつの日か共演したいな」と麻央との再共演を願った。
2016年10月17日休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶が10日、自身のブログを更新し、乳がん闘病中の妹・小林麻央の子供たちの運動会に行ったことを報告した。麻央もこの日、ブログで運動会に行ったことを報告。麻耶はその投稿をリブログし、「運動会、私も行ってまいりました」と伝え、「妹が行けて、本当に本当によかった。目標達成」と喜んだ。そして、「私は去年に引き続きカメラマンand応援団として参加してきました」と説明し、「もうすでに全身筋肉痛。気合いの入れすぎかな?!」と、筋肉痛になるほど奮闘したという。また、「姪っ子が運動会終わったあとに『ママ、応援に来てくれてありがとう』と、妹をギュッと抱きしめていて涙をこらえることができませんでした」と麻央と娘の麗禾ちゃんのやりとりに涙したことも明かした。最後に、「幼稚園の先生方お母様、お父様方ありがとうございました!!」と感謝の言葉を記した。
2016年10月11日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が22日、自身のブログを更新し、「人生に『たられば』は無し」とつづった。麻央は「たられば は無し」というエントリーで、「癌の告知を受けて、それを受け入れたとき、ほっとした自分もいた」と乳がんの告知を受けたときの心境を告白。「その1年半の間はとにかく身体が怠くて怠くて1日1日が精一杯だったのだ」と続け、「『癌になるくらいの身体だったんだ』と思ったとき、その間の自分を初めて分かってあげられて、受け入れられて、どこか、ほっとしたのだった」と説明した。そして、「今思えば、もっと前から癌にならないように努力できたことがあったかもしれない。主人が私の身体のためにしてくれていた助言にも、もっと耳を傾ければよかった」と後悔してしまうことがあるとしながらも、「でも、決して何かに怠けていたわけではない。あれがあの時の私なりの精一杯だった」と麻央。「だから、人生に『たられば』は無し」と自分に言い聞かせるように記し、「それでも、思ってしまうものだけれど」と加えた。
2016年09月22日人気・実力ともに上昇が止まらない若手声優の上村祐翔、梅原裕一郎、河本啓佑、小林裕介、白井悠介、本城雄太郎、山本和臣の7人が集結した番組「声優男子ですが…?」。この度、本番組のイベント開催が決定!「声優男子学園スペシャル参観日ですが…?」と題し、シーズン2の好評企画「声優男子学園」を再現するという。CS放送ファミリー劇場のオリジナル番組「声優男子ですが…?」は、いまをときめく声優男子が集結し、乙女たちに“癒し・ときめき・笑顔”を贈る、声優ヒューマンバラエティ番組。2014年にTVで初放送され、好評の声を受け2015年6月からはレギュラー放送が開始、シーズン2まで放送された。シーズン2では、声優男子たちが自ら考えた企画に挑戦。声優男子たちが学生服に身を包み、国語・英語・理科・道徳・体育のオリジナル授業に取り組むほか、声優男子たちが憧れの先輩を迎えてじっくり語り合う「先輩と2人きりですが…?」のコーナーを展開した。この度、本番組のイベント「声優男子学園スペシャル参観日ですが…?」が、11月27日(日)によみうりランド日テレらんらんホール(東京都稲城市)で開催されることが決定。レギュラーメンバーの上村さん、梅原さん、河本さん、小林さん、白井さん、本城さん、山本さんらが登壇し、シーズン2の好評企画「声優男子学園」を再現。ファンの期待にお応えするステージを繰り広げるという。上村さんは、子役時代にはドラマにも主演。最近ではアニメ「B-PROJECT~鼓動*アンビシャス~」増長和南役や、「文豪ストレイドッグス」中島敦役で活躍中。「ヤングブラック・ジャック」間黒男役や、「美男高校地球防衛部LOVE!」由布院煙役で一躍人気を博した梅原さんは、「タイガーマスクW」藤井タクマ/タイガー・ザ・ダークでの出演が控える。河本さんは、「美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!」別府月彦役ほか、完全オリジナルストーリーのフル3DCGアニメーションの新作で登場する映画『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』で、主演の009/島村ジョー役に抜擢された。「アルスラーン戦記」アルスラーン役で知られる小林さんは、この夏放送された「Re:ゼロから始める異世界生活」ナツキ・スバル役での好演が記憶に新しい。「美男高校地球防衛部LOVE!」で初のメインキャラクターを務めた白井さんは、「アイドリッシュセブン」二階堂大和役や「アイドルマスター SideM」若里春名役など、大人気コンテンツに立て続けて出演。今後の活躍に期待が高まる。本城さんは、『ベイマックス』ではハマダ・ヒロの吹き替えを担当。10月からはアニメ「ユーリ!!! on ICE」に出演予定。2013年、第7回声優アワード新人男優賞を受賞した山本さんは、大ヒット海外ドラマ「フルハウス」のその後を描いた「Netflix」オリジナルドラマの「フラーハウス」で、DJの長男の吹き替えを務める。本イベントのチケット販売の一般販売は11月16日(水)10時より開始。現在、スカパー!加入者先行抽選販売を9月30日(金)まで受付中。そのほか先行抽選も実施されるとのことなので、詳しくは公式サイトをチェックしてみて。「声優男子ですが…?」イベント「声優男子学園スペシャル参観日ですが…?」は11月27日(日)、よみうりランド 日テレらんらんホールにて開催。(text:cinemacafe.net)
2016年09月21日休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶が17日、自身のブログを更新し、妹・小林麻央と市川海老蔵の子供に会いに行ったことを報告した。「宝物」というタイトルで更新した麻耶は、「今日は、身体と心の調子が良かったので姪っ子甥っ子に会いに行ってきました」と報告。ちょうど長女・麗禾ちゃんと長男・勸玄くんが入浴中で、麗禾ちゃんは「まやちゃ~ん、ここに座って、足を温めて」と桶にお湯を入れてくれ、「あったかい??」と"天使の笑顔"で微笑みかけてきてくれたという。「この時点ですでに泣きそうになってしまった」というが、続いて勸玄くんが「まやちゃん、手を洗ってあげる」と石鹸をつけて洗ってくれたそうで、「もう、涙を止められないっ」と麻耶。さらに2人は、タオルで麻耶の腕とふくらはぎを拭き、うるうるしていると顔も拭いてくれたそうで、「いつの間にこんなに成長を?!優しい。優しい。優しい。こんな愛に包まれたバスタイムは奇跡だ」とつづった。その後、みんなでDVDを見て、勸玄くんは爆睡。麻耶と麗禾ちゃんは「長女同士の会話」をしたという。帰り際に麗禾ちゃんが「麻耶ちゃん、1人で寝てるんでしょ?コレ、あげる」と自分の宝物をプレゼントしてくれたことも写真付きで明かし、「ええええええええええー。涙腺、崩壊」「ううううー。おばは、幸せです」と伝えた。
2016年09月18日休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶が6日、自身のブログを更新し、妹で乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央への思いをつづった。麻耶は、ブログを再開して「弱音を吐くということは恥ずかしいことでも、相手に迷惑をかけることでもなく、自分を救うことになるんだ」と気づいたと告白。「誰かに聞いて欲しいと 思いがちな私は、 ここの皆様と弱音を吐く会をしたいとふと思ってしまいました」と素直な思いを伝え、「しっかりものだったり頑張りすぎてしまう人はすっかり弱音を吐くことを忘れがちですが、良かったら、ここのコメント欄を利用して吐き出しちゃってくださいね」と呼びかけた。そして、麻央から最初のころに「家族は第二の患者」と教えてもらったという麻耶は、「そうなんだ。気をつけなくちゃ!と、思いましたが、どこかで...私は大丈夫。だって、妹は、すぐによくなるから!と、思っていました」と回顧。「あの頃の私は、病と向き合いきれてなかったのだと思います。長いたたかいになるなんて、想像もしたくなかったし、すぐよくなるって、強く信じてた」と振り返り、「でも、そんなに簡単なことではありませんでした」と記した。今はようやく、「妹の病ときちんと向き合い、自分の気持ちとも向き合えるようになってきました」と変化を明かした上で、「こんな状況なのに、姉の私より、頼り甲斐があって、しっかりしていて、いつも優しくて笑顔の妹を心から尊敬しています。まおちゃん、ありがとう」と麻央への尊敬と感謝の思いをつづった。麻耶はまた、たくさんの励ましのコメントにも感謝。「こんなにたくさんの方の愛情に触れ、祈りのパワーをいただき、妹の病もよくなる方向に行くとしか思えませんありがとうございます!!」と伝えた。
2016年09月06日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が5日、自身のブログを更新。姉で休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶への思いをつづった。「姉」というタイトルで更新した麻央は、「私の幸運のひとつは、姉の妹に生まれたことだと思っている」と書き出し、「これまで、『頼りになる姉』であろうと、精一杯がんばってくれた!」と感謝。「でも、最近、『頼りになる』に無理してこだわらず、ありのままを心がけているようだ」と変化を明かした。また、麻央の治療について一緒に医師から説明を聞いたときに、麻耶が「どうしよう。怖いよー。怖いよー。本当に怖いよー。」と麻央にしがみついてきたというエピソードを披露。「受けるのは私なので、私の方が怖いのですけど」と言ったら、「どうして分かるの?まおちゃんより、私の方が本当に怖いと思ってるかもしれないよ。こればかりは、比べられないよ」と真剣に言われたという。そんな姉について、「『本人が一番つらいのだから』というのは単純だけれど、まわりもつらいのは一緒。究極、人の不安、苦しみ、悲しみは上も下もなく、推し量れないと思う。やっぱり、その人自身のものだから。でも、それを分かりたいと思ってくれる分かろうとしてくれる存在は、本当にかけがえのない愛そのもの」と麻央。「姉は、日々私の感情に寄り添い、私以上に感じてしまっていることを知った。そんな姉をみてつい笑ってしまう心の余裕が今の私にはあるのだ」と続け、「ありがたい」という言葉で締めくくった。
2016年09月05日'13年からミュージカル『美少女戦士セーラームーン』でタキシード仮面を演じている大和悠河さん。「宝塚を退団してから男役も卒業したつもりでいました。でも、お話をいただいて、武内直子先生の漫画を見たとき、自分が宝塚で培ってきたものを使えて、女の私だからこそ作り上げられるものがあるんじゃないかと思ったんです」それまでは、若い男性俳優が演じてきた役。しかし、宝塚でトップスターとして男役を極めた大和さんの、こなれたタキシードの着こなしや美しいマント捌きは、まさにそのまま少女漫画の世界が舞台に現れたようだった。「宝塚では、メイクや衣装、髪型や立ち方ひとつにしても、自分のいいところと欠点の全部を把握して、どうしたら美しく見えるかを、誰もが自分で考えて、自分でプロデュースしていかなくちゃいけない。だから男役時代には、自分の体型に合ったカッコいいスーツのラインを必死に研究していました。タキシード仮面を演じるならば、武内先生の描く、あのカッコいいシルエットに近づけたいじゃないですか。そのためには、それこそ1ミリ2ミリの調整が重要で、そこにはこだわらせていただいています。幕が開いてから、お客様がどんどん作品にのめり込んできてくださるのがわかって、それがとても気持ちよかったですね」高い美意識を持ちながら、素顔は気さく。タキシード仮面も、カッコいいのに妙にチャーミングなのだ。「昔から、よく下級生から『悠河さんって、カッコかわいいです』って言われていたんです。自分ではわからないんですけど、それが味であるならば、大切にしていけたらなと思います」◇やまと・ゆうが1995年に宝塚歌劇団入団。早くから注目され、'07年に宙組トップスターに就任。'09年の退団後は舞台を中心に活躍。7月にはブロードウェイミュージカル『CHICAGO』に主演のロキシー役で出演、NYでの公演も決まっている。◇ミュージカル『美少女戦士セーラームーン‐Amour Eternal‐』高校生になった月野うさぎ。ある日、皆既日食が起き、デッド・ムーン・サーカス団を名乗る船が現れる。そんななか、地球を守護する聖地エリュシオンの祭司から、地球存亡の危機を知らされ、立ち上がる。10月15日(土)~23日(日)渋谷・AiiA 2.5 Theater Tokyo福岡、大阪公演あり原作/武内直子脚本・演出/平光琢也音楽/佐橋俊彦出演/野本ほたる、大和悠河ほかネルケプランニングTEL:03・3715・5624(祝日を除く月~金曜11:00~18:00)(C)武内直子・PNP/ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」製作委員会2016※『anan』2016年7月20日号より。写真・小笠原真紀取材、文・望月リサ
2016年07月17日3月17日、『2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選 兼 AFCアジアカップUAE2019予選』アフガニスタン戦、シリア戦に臨む日本代表メンバーが発表された。ハリルホジッチ監督は「この2試合は我々にとって重要。目的は2勝。チャレンジしたいことは失点しないこと。そしてたくさんゴールを取りたい」と意気込みを語った。W杯2次予選 チケット情報日本代表メンバーは以下の通り。【GK】川島永嗣(ダンディー)、東口順昭(G大阪)、西川周作(浦和)、林彰洋(鳥栖)【DF】長友佑都(インテル)、槙野智章(浦和)、森重真人(FC東京)、吉田麻也(サウサンプトン)、藤春廣輝(G大阪)、酒井宏樹(ハノーファー)、酒井高徳(ハンブルガー)、昌子源(鹿島)【MF】長谷部誠(フランクフルト)、柏木陽介(浦和)、香川真司(ドルトムント)、清武弘嗣(ハノーファー)、山口蛍(ハノーファー)、原口元気(ベルリン)【FW】岡崎慎司(レスター)、本田圭佑(ミラン)、ハーフナー・マイク(デン・ハーグ)、小林悠(川崎F)、金崎夢生(鹿島)、宇佐美貴史(G大阪)指揮官は9か月ぶりに招集した川島について「GKはなぜ4人か? 永嗣がどんな状態か見てみたいからだ。彼がプレーするかは別問題。彼には経験とクオリティがある。ただ今までは先発だったが、彼は先発を奪う立場になった」と語り、1年5か月ぶりに代表復帰したハーフナーについては「(オランダで)13得点取っている。身長が高いFWは我々のチームにはいない。彼のヘディングを生かしたサッカーをしなければいけない。この2試合で違うオーガナイズを使う可能性がある」と言及した。また、国内組には「(先週の)ミニ合宿でメッセージを送った。今回は半分、国内組を選んだ。努力してスタメンを取ってほしい」と奮起を促した。さらに「柏木は我々に足りなかった左利き。運動量も多い。守備と中盤をつなぐ彼の役割は重要になる。攻守にいいものをもたらす。いいボールを送り、攻撃のスピードを上げるためにも彼は必要。彼のFKも重要だ。小林は偶然ここにいるわけではない。ミニ合宿でクオリティを見せた。彼はA代表で得点できる稀な選手。彼にはゴールゲッターの素質がある。宇佐美は能力がある選手。でも能力だけでは足りない。彼に関しては、私も我慢して、励ましながら使っていきたい」と主な国内組を評した。ハリルホジッチ監督はスピードアップを求める。「我々は速くボールを動かす。ワンタッチ、ツータッチで回し、ギャップを作り、フィジカルコンタクトを避ける。我々の攻撃は速くボールを走らせることが大事。選手たちには毎試合やってほしい」とキッパリ。埼玉スタジアム2002でキックオフを迎える『W杯2次予選』3月24日(木)・アフガニスタン戦、29日(火)・シリア戦はチケット発売中。
2016年03月17日ともに1勝1分である。『明治安田生命J1リーグ』1stステージで、いいスタートを切れるか否かは、今週末のゲームにかかっている。3位・川崎フロンーレ×4位・名古屋グランパスの話である。【チケット情報はこちら】開幕2試合を終えて、無敗のチームは4チームしかいない。両軍の上には連勝スタートを切った1位・大宮アルディージャ、2位・鹿島アントラーズがいるのみ。たった2試合だが、今季もJリーグがオープンな戦いになることを予感させるに十分である。昨季の1stステージ第2節終了時点で、2勝が3チーム、1勝1分が4チームと言えば、いかに今季が波乱のスタートか理解できるだろう。川崎Fも名古屋も、『ACL』組が序盤で苦しむ中(浦和レッズ、FC東京、ガンバ大阪は1勝1敗、サンフレッチェ広島は1分1敗)、少しでもアドバンテージを築きたいはずだ。川崎Fは名古屋戦では、リーグ戦通算14勝5分5敗と相性のよさを誇る。直近3年間でも、引き分けをひとつ挟み5連勝中である。この連勝を支えているのが、大久保嘉人だ。前回の直接対決でハットトリックを決めた3年連続得点王は、名古屋戦過去5試合で6ゴールと大当たりしている。毎節、佐藤寿人(広島)と激しいJ1通算最多得点争いをするであろう大久保は、今回の対決でも勝敗の鍵を握る。大久保だけではない。すでに3ゴールをマークする小林悠も絶好調である。昨季はケガに泣き、わずか5ゴールに終わった鬱憤を晴らすようなゴールラッシュが期待できる。3月7日~9日の日本代表候補トレーニングにも参加し、モチベーションは十分。さらに新加入の森本貴幸も、前節に貴重な同点ゴールを決めている。持ち前の爆発力は健在だ。一方の名古屋は、新助っ人の決定力が際立つ。シモビッチ。199cmのスウェーデン出身の24歳だ。開幕戦・ジュビロ磐田戦では頭ふたつ抜けたヘディングシュートを決め、第2節・広島戦ではグラウンダーのクロスをダイレクトで流し込み、2試合連続弾をマークした。長身を利したヘディングだけではなく、抜群の足もとの技術にドリブルシュート、ポストプレーなど、オールラウンドな能力に長けたFWの存在感は大きい。守備に重心を置きながら、カウンターから活路を見出す小倉隆史新監督の戦術も現実的だ。監督1年目はとかく、自分の色を出そうと焦るもの。理想はひとまず脇に置き、シーズンを重ねるとともに徐々に自らのスタイルを落とし込もうとする姿勢はよし。『明治安田J1』1stステージ第3節・川崎F×名古屋は3月12日(土)・等々力陸上競技場にてキックオフ。大久保や小林ら川崎Fアタッカー陣が自慢の攻撃力を発揮するのか、名古屋が粘り強い守備とシモビッチの決定力で勝点3を手繰り寄せるのか。チケット発売中。
2016年03月11日3連勝中の川崎フロンターレと引き分けひとつを挟み4連勝中のガンバ大阪。『明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ』出場に向けて、星を落とせない両軍が今週末激突する。川崎F×G大阪 チケット情報G大阪は2ndステージ6勝4分2敗・勝点22の4位、川崎Fは6勝2分4敗・勝点20の6位。首位を走るサンフレッチェ広島が9勝1分2敗・勝点28を稼ぎ、2位・鹿島アントラーズが勝点25、3位・浦和レッズが勝点23で続く状況を考えると、正直両軍ともステージ優勝への道のりは厳しい。広島に勝点6差のG大阪はまだ可能性を残すが、広島が得失点差+21に対し、+5なのが響くかもしれない。だが、2ndステージ優勝に届かなくても、年間順位で3位に入れば『明治安田チャンピオンシップ』に届く。年間順位3位は勝点56のFC東京である。G大阪は勝点54の4位、川崎Fは勝点50の5位で追う。残り5試合、一進一退が続くFC東京との勝点6差は十分射程圏内である。そのためには、川崎FもG大阪も勝ち続けるのみだ。勝つために必要なのは、ゴールだ。川崎Fには大久保嘉人、G大阪には宇佐美貴史と19ゴールをマークし、得点ランクトップタイで並ぶエースストライカーがいる。史上初の3年連続得点王を狙う大久保が、第11節・名古屋グランパス戦でハットトリックを決めれば、第5節から4試合ノーゴールだった宇佐美もここ3試合で3得点と負けてはいない。エースだけではない。第9節・鹿島戦で戦線復帰した川崎F・小林悠は前節、前々節で3ゴールを量産し、エウシーニョは直近4試合で2得点、田坂祐介はここ3試合で2得点をマークする。G大阪はリーグ戦無得点に喘いでいた倉田秋が第9節・湘南ベルマーレ戦、第11節・松本山雅FC戦でゴールを決め、1stステージ第3節以来ゴールから遠ざかっていた阿部浩之が前節・柏レイソル戦で2得点を奪っている。両軍とも絶対的なエースだけに依存しているわけではない。スケジュール面では川崎Fに追い風が吹く。G大阪は9月30日に『ACL』準決勝第1戦・広州恒大戦を戦っている。気温31度と蒸し暑い広州で、フルメンバーで挑み、1-2で敗れた後、脱水症状に陥る選手がいたほどハードな試合だった。疲労困憊の上、長距離移動を強いられての中3日のゲームにリカバリーし切れない選手が現れる可能性もある。中7日、ホームで第13節を迎える川崎Fはコンディション面で優位に立つ。『明治安田チャンピオンシップ』出場争いに踏みとどまるのは川崎Fか、G大阪か。得点ランキングでライバルを突き放すゴールを決めるのは大久保か、宇佐美か。『明治安田生命J1リーグ』2ndステージ第13節・川崎F×G大阪・等々力陸上競技場は10月4日(日)キックオフ。チケット発売中。
2015年10月02日小林聡美主演で好評を博したWOWOWのオリジナルドラマ「パンとスープとネコ日和」。このほど、小林さんが再び主演を務め、「クマのプーさん」を初めて日本に紹介し児童文学の第一人者として知られる石井桃子の物語を、ドラマW「山のトムさん」として実写化することが分かった。東京で暮らしていたハナ(小林聡美)は、友人のトキ(市川実日子)、トキの子どもトシ(佐々木春樺)と、慣れない田舎での生活を始めることに。そこに中学を卒業したばかりのハナの甥アキラ(伊東清矢)が加わり、4人の新しい家族の暮らしがスタートする。近くに住み、何かと相談に乗ってくれるゲン(光石研)とシオリ(高橋ひとみ)の夫婦に助けられながら、畑仕事の毎日に少しずつ慣れていくハナ。そんな中、ネズミ退治の目的で飼われた新しい家族、オス猫のトムが彼女のもとにやってくる――。小説「ノンちゃん雲に乗る」や「クマのプーさん」「ピーターラビット」シリーズの訳書などで知られる石井桃子の原作を、主演に小林さんを迎え、市川実和子、光石研、もたいまさこら、おなじみともいえる“癒やし”のメンバーで描く本作。脚本を群ようこ、音楽を大貫妙子が務める。やんちゃな子猫トムに、少しだけ振り回されながらも、人間と動物たちが、やがては楽しく共生していく田舎暮らしの物語は、児童文学の世界で自分自身の暮らしをモチーフに表現した石井氏ならでは。血のつながりだけではない家族としての暮らし、近隣の人たちとの優しいつながり、人を愛せるからこそ動物も愛せるという当たり前のこと、美しくも厳しい自然との共存など、石井氏自身の実体験からストレートに表現された、自然の中で“ともに暮らす”という感覚に溢れている。そんな石井氏の世界をドラマで体現した小林さんと市川さんから、素敵な“実感”コメントが寄せられている。■小林聡美ひとが幸せに暮らすってこういうことなのかもしれません。一緒に暮らす仲間と、山と花と風と鳥と太陽と月。働いて、おいしいごはんを食べて、夜は星空を眺める。原作の石井桃子さんが終戦直後に実践したそんな暮らしは、生きるための必死の手段だったかもしれませんが、今を生きる私たちに、なんでもない暮らしの豊かさを伝えてくれるような気がします。■市川実日子新緑の季節の山で、ネコとヤギと子どもと大人たち、みんなで撮影をしました。家の軒下に、ツバメが巣を作り始める。なんにもなかった庭の池に、突然菖蒲の花が顔を出す。スズメバチがブーーーっと飛んでくる。青空に丸い虹。そういった大きな小さな変化を、みんなが感じながら現場に立っていたように思います。静かな中、どんな音がして、何が起こっているのか。そんなことをこの作品で楽しんでいただけたら嬉しいです。ドラマW「山のトムさん」は12月26日(土)21:00よりWOWOWにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年09月29日ヤマハは23日、「VOCALOID 4」向けの新たな歌声ライブラリとして、小林幸子さんの声をもとに開発した「VOCALOID4 Library Sachiko」を発表した。直販価格は12,000円(税別)。7月27日17時より公式オンラインストアにてダウンロード販売を開始する。同時に体験版の配布も始める。パッケージ版の発売は8月下旬の予定だ。「VOCALOID4 Library Sachiko」は、日本を代表する歌手である小林幸子さんの声で楽曲制作が楽しめる「VOCALOID4」用の女性歌声ライブラリ。特徴は「クリエイターの情熱を生々しく歌い上げる、圧倒的なソウルフルボイス」としている。推奨音域はD2~B3、推奨テンポは60~175BPM。小林幸子さんのこれまでの歌唱データから「こぶし」や「しゃくり」などの特徴を分析し、本人に近い歌いまわしを再現できるジョブプラグイン「Sachikobushi」を付属。「声の立ち上がり」や「振れ幅」などの好みの効果を選ぶだけで、小林幸子さん風の歌い方にすることが可能だ。さらに、本人による400種類以上のボイスマテリアルを用意。「歌います!」「レッツゴー」など定番の掛け声から、「それでは!お手を拝借うううぅ!」「降臨!」といった特殊なものまで、幅広く収録されている。パッケージに描かれている「Sachiko」のキャラクターデザインにはイラストレーター・碧風羽(みどりふう)さんを起用。また、製品ロゴである「Sachiko」の文字は、小林幸子さんの直筆によるものとなっている。対応OSはWindows 7 SP1 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.8~10.10。使用の際は別途エディタソフト「VOCALOID4 Editor」が必要。
2015年07月24日声優の悠木碧が、モンブランやコーヒーゼリーなどの"お菓子擬人化"に挑戦したフォトブック『悠木碧フォトブック Sugary Fairy~季節のスイーツを添えて~』(主婦の友社)が、24日に発売される。『魔法少女まどか☆マギカ』の主人公・鹿目まどかや、『妖怪ウォッチ』の未空イナホ、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』の比企谷小町など、数々の人気アニメで声優を務めてきた悠木は、2011年度の第6回声優アワードでは歴代最年少の19歳で主演女優賞を受賞。アニメ公開を控える『ワンパンマン』で主要キャラクター・戦慄のタツマキ役も決定するなど、声優としてさらなる活躍が期待されている。今回発売されるフォトブックは、雑誌『声優グランプリ』(主婦の友社)で2013年5月号から開始された連載「悠木碧のSugary Fairy」を書籍化したもの。「甘~いお菓子を擬人化したら…」というテーマのもと、さまざまなテイストの衣装に身を包み、わたあめ、ローズジャム、コーヒーゼリーなどの"お菓子の妖精"になりきった悠木を、29パターンも見ることができるという。『悠木碧フォトブック Sugary Fairy~季節のスイーツを添えて~』は、6月24日発売。B5判96ページの仕様で、定価は3,000円(税別)となる。
2015年06月23日七夕の夜、香川真司が日本代表の青いユニフォームから黒と黄のユニフォームに着替え、等々力陸上競技場のピッチに立つ。ドイツ屈指の人気クラブ・ボルシア・ドルトムントがアジアツアーを行い、川崎フロンターレと対峙するのだ。川崎フロンターレ×ボルシア・ドルトムント チケット情報ファンだけではない。香川自身もこのアジアツアーを心待ちにしている。「日本で親善試合ができるのはすごくうれしいです。日本のファンのみなさんにもドルトムントのことをもっと知ってもらうためにも、すばらしい試合ができるようにしたい。それぞれ自分たちがもっている力を発揮して、日本のみんなにドルトムントを知ってもらえるようにやっていきたいと思います」と喜びのコメントを発している。来季に対する思いは強い。マンチェスター・ユナイテッドで不本意な2年を過ごした香川は今季、古巣・ドルトムントでの復活を誓ったが、『ヨーロッパリーグ』出場圏の7位に甘んじた。恩師・クロップ監督も今季限りで勇退するなど、悔しい思いをした。光明もある。香川はシーズン後半にはパフォーマンスを上げてきた。密集の中、トップスピードでシュートにラストパスと決定的な仕事をした。ブンデスリーガ連覇の原動力となった2010-11、2011-12シーズンの輝きを取り戻そうとしている。香川だけではない。ドルトムントには得点ランキング4位に入ったオーバメヤンやクラブの象徴であるマルコ・ロイス、中盤まで不調だったが、後半に攻撃センスを発揮したムヒタルヤンら有能なタレントが揃う。トゥヘル新監督がどんなスタイルを築き、どのようなメンバー構成にするのかも注目される。迎え撃つ川崎FはJリーグ随一の攻撃力を誇る。元日本代表の中村憲剛とU-22日本代表の大島僚太が中盤でタクトを振るう攻撃はバリエーションが豊富。アタッカー陣は2年連続得点王の大久保嘉人や背番号10・レナト、万能型の小林悠にスケールの大きさを感じさせる杉本健勇など多士済々。さらに日本代表に選出されたCB・谷口彰悟もいる。「谷口はパワーがある。日本代表には少しパワーが足りないので、彼のような選手が必要。彼がチームに何かをもたらしてくれるだろう」とハリルホジッチ監督も期待するユーティリティプレイヤーだ。3月に日本代表のバックアップメンバーに選出された車屋紳太郎も左サイドで躍動する。『Borussia Dortmund Asia Tour 2015』川崎フロンターレ×ボルシア・ドルトムントは7月7日(火)・等々力陸上競技場にてキックオフ。6月13日(土)の一般発売を前に、6月6日(土)午前10時から6月12日(金)午後11時59分まで先行先着「プリセール」で受付。ドルトムント・香川の凱旋試合のチケット争奪戦に乗り遅れるな。
2015年06月05日5月2日(土)の『明治安田生命J1』1stステージ第9節の注目カードは浦和レッズ×ガンバ大阪だけではない。そう、多摩川クラシコがラインナップされているのだ。5/2(土) FC東京対川崎フロンターレ 開催情報多摩川を挟んでホームタウンを持つFC東京と川崎フロンターレの対戦は両クラブの企画力、サポーターの熱気とともに、ど派手な打ち合いが代名詞となっている。多摩川クラシコの名称がスタートした2007年の川崎F5-2FC東京を皮切りに、同年のFC東京0-7川崎F、2008年のFC東京4-2川崎F、2013年の2-2、2014年のFC東京0-4川崎Fなど大量のゴールが生まれている。1999年J2リーグでの対戦まで遡った通算成績は川崎Fの10勝7分7敗、24試合中16試合で両軍合わせて3ゴール以上生まれているのだ。では、今季も打ち合いか言うと趣は異なる。FC東京はハードワークプラス組織的なディフェンスでリーグ最少タイの4失点の堅守を見せている。武藤嘉紀が前線からチェイシングし、中盤では米本拓司がボールを追い込み、森重真人&吉本一謙のCBが跳ね返す。鉄壁の守備網が切り裂かれても、GK・権田修一が最後の砦として控える。守備陣は直近の公式戦3試合無失点と好調を維持する。堅守だけではない。FW・武藤がスピードとテクニックを生かし、得点ランク4位タイの5ゴールをマークする。セットプレーになれば、DF・森重の高さも武器となる。9得点と圧倒的な攻撃力があるわけではないが、固いディフェンスとチャンスを決め切る決定力で1-0でも勝点3を手繰り寄せ、5勝2分1敗・勝点17の3位に位置する。一方の川崎Fは相変わらずの破壊力を見せる。2年連続得点王の大久保嘉人が得点ランク2位タイの6ゴールをマークするとともに、レナトが5得点、小林悠が2得点とリーグ最多の17得点を支える。ただ不安もある。川崎Fは前節・柏レイソル戦で1-4の完敗を喫した。中村憲剛、大島僚太のダブルボランチが前掛かりになったところを狙われ、カウンターの餌食となり、4勝2分2敗・勝点14の5位に後退したのだ。今季守備は改善しつつあっただけにショックは大きい。それでも、風間八宏監督は「彼らは非常に能力の高い選手。次の試合はやってくれる」とふたりのボランチに信頼を置く。中村&大島がリズムを作り、前線を動かすことができるのか、相手に潰されるのか、多摩川クラシコの勝敗の鍵を握る。FC東京×川崎Fの第25回多摩川クラシコは、5月2日(土)・味の素スタジアムでキックオフ。試合当日はオリジナルグッズ、フードコートでの特別メニューの販売や東京ドロンパふわふわ、キッズ・ジュニアカート体験に両クラブの子どもたちによる多摩川“コ”ラシコなどなど、イベントや特別企画が盛りだくさん。チケット発売中。
2015年04月30日間もなくゴールデンウィーク到来!とはいえ、4月29日(水・祝)は平日の中休み。どこに出かけるか迷っている方も多いのでは?そんな方々におススメなのが、サッカー・『明治安田生命J1リーグ』1stステージ第8節・川崎フロンターレ×柏レイソル・等々力陸上競技場の一戦だ。これまでも、動物とふれあえるイベントや旧検測車の展示、スーパーフォーミュラカーのデモ走行など、数々の企画を実施してきた川崎F。GWという一大イベントに何もしないわけがない。4/29(水・祝) 川崎フロンターレ対柏レイソル 開催情報4月29日(水・祝)は、この日限定イベント『イッツァスモウワールド』を開催する。川崎で唯一の相撲部屋・春日山部屋、日本相撲協会と協力して行われるこの企画は、元小結・高見盛関の振分親方が春日山親方とともに始球式に登場したり、中学生以下限定で力士と対決ができたりと、相撲の文化に触れられる催しが盛りだくさん。ほかにも、春日山部屋所属床山による大銀杏の実演ステージ、国技館名物「やきとり」や春日山部屋特製「力塩ちゃんこ」&「日替わりちゃんこ全種」の販売など、まさに“相撲の世界”にどっぷりと浸れる。さらに、国技館気分を味わえるセブン-イレブン4人マス席/おみやげ付き(オリジナル座布団・特製湯呑・国技館名物「やきとり」付き/4名44,200円)がお目見え。マス席は、4人で観戦しても狭さを感じない作りとなっているのでファミリーにもぴったり。また、川崎Fのホームスタジアム・等々力陸上競技場のメインスタンドには、藤子・F・不二雄ミュージアムとのコラボによるキャラクターのブロンズ像が設置されている。ドラえもんやパーマン、オバケのQ太郎ら点在する藤子キャラをぜひ探したい。試合後は、スタジアムや川崎市市民ミュージアムを擁する等々力緑地でのんびりするも良し、駅周辺に立ち並ぶグランツリー武蔵小杉や東急スクエアなどの商業施設で飲食やショッピングをするも良し、と丸一日使って楽しめる。『明治安田J1』1stステージで4勝2分1敗と3位に位置する川崎Fの魅力は、何と言っても攻撃力。昨季得点王・大久保嘉人、日本代表・小林悠、外国人FW・レナトの3人で13得点をあげている。『明治安田J1』川崎F×柏は、4月29日(水・祝)・等々力陸上競技場にてキックオフ。チケット発売中。
2015年04月27日4月12日(日)の『明治安田生命J1リーグ』1stステージ第5節は、ホームで迎え撃つ川崎フロンターレにとっても、アウェイに乗り込む浦和レッズにとっても、今後を占う重要な90分間となるだろう。4月12日(日)川崎対浦和 チケット情報3勝1分で首位を走る浦和は、ここまで4試合中3試合はJ1昇格組との対戦となった。例年、下位を相手に勝点を取りこぼすことも少なくなかった浦和にとって、きっちり勝点9を積み重ねたのは大きい上、がっちり引いて守備ブロックを敷く相手のゴールをこじ開けたことはペトロヴィッチ監督も満足の色を見せている。だが、一方で対戦カードに恵まれた感は否めない。しかも、『ACL』では1分3敗とリーグ戦での勝負強さが全く見られない不安要素もある。優勝戦線に絡んでくるであろう川崎Fを相手に、浦和は『明治安田J1』の顔を見せるのか、『ACL』の顔を覗かせるのか、興味深い。2勝1分1敗の勝点3差で浦和を追う4位・川崎Fとしては、ここで一気に勝点で並びたいところ。序盤5試合でV戦線を語るのは決して早計ではない。2ステージ制となる今季は第5節終了時でも勝点6差はステージ優勝から後退することを意味する。全17試合でのポイント争いは、ライバルが多数存在することになる。首位を走るクラブの失速があったとしても、上位陣が揃って足踏みするとは考えられない。第1節・横浜F・マリノス戦は3-1、前節・アルビレックス新潟戦は4-1と自慢の攻撃力を見せ付けながら、第3節・モンテディオ山形戦では内容も押され、0-1で黒星を喫した。川崎Fもまた、シーズン序盤ならではの不安定さを解消してはいない。両軍の得点者の顔ぶれは対照的だ。川崎Fは9得点中、大久保嘉人が4ゴール、レナトが2得点、小林悠、新戦力の杉本健勇がそれぞれ1ゴールとFW陣の得点の大半を占める。片や浦和は全5得点中、FWのゴールは開幕戦の興梠慎三の1点のみ。これをどこからでも点を取れるという見方をするかどうかは判断が分かれる。ズラタン、石原直樹、高木俊幸ら新戦力が多い1トップ2シャドーは日に日にコンビネーションを高め、決定機も増やしているが、あくまで「惜しい!」シュート止まりなのが気になる。戦線離脱中の興梠慎三もケガでトップフォームではない。決めるべき局面で決めるべき人間が決めている川崎Fとの違いは明白だ。ただ、守備面では浦和の完成度が高い。スタイルや対戦相手は異なるものの、川崎Fは5失点を喫しているが、浦和は1失点のみ。4月12日(日)・等々力陸上競技場でのゲームは川崎Fが打ち合い上等で攻撃力を発揮するのか、浦和が堅守を生かし僅差の勝負をものにするのか。リーグ戦の通算対戦成績は浦和の8勝5分7敗、両軍の得点は全く同じ31点という拮抗した戦いが、『明治安田J1』1stステージのターニングポイントとなる。チケット発売中。
2015年04月10日国際Aマッチのピッチで、これほどJリーガーたちが躍動したのはいつ以来のことだろうか。日本代表がウズベキスタンを5-1で粉砕した3月31日『JALチャレンジカップ』の話である。Jリーグ 開催情報素晴らしいゴールラッシュだった。試合後、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が「ブラボー!」「スペクタクル」と何度も口にしたのも頷ける内容だ。前半6分に青山敏弘(サンフレッチェ広島)のスーパーボレーで先制すれば、後半9分に岡崎慎司(マインツ)が代名詞のダイビングヘッドをズバリ。ウズベキスタンの足が止まった後半35分からは途中出場のJ1戦士たちが立て続けにゴールを奪う。柴崎岳(鹿島アントラーズ)が岡崎の“アシスト”を受け、42mの超ロングシュートで追加点を奪えば、38分に宇佐美貴史(ガンバ大阪)がファーストタッチでDFの間を抜けるテクニカルな代表初ゴールを決め、試合終了間際に川又堅碁(名古屋グランパス)が泥臭い代表初ゴールで締めた。ゴールシーンだけではない。DF・森重真人(FC東京)は川又へのアシストだけではなく、タテを意識したパスを連発し、同じくFC東京のSB・太田宏介は高精度なクロスを披露、本来のセンターバックではなくボランチに入った水本裕貴(広島)も中盤の底でブロックを築いた。2-0で初陣を飾った3月27日・チュニジア戦を含めた2試合で、25名のフィールドプレイヤー全員をピッチに送り出した上での結果である。それでも、ハリルホジッチ監督は「私のやり方ではメンバーを固めることはない」と断言した。さらに「今後も現地で試合を見て、誰が調子がいいか見極めていく。日本のすべての選手を見たいし、これからの代表合宿でチャンスを与えたい」と続けた。事実今回の代表メンバー発表前日に視察した、『ナビスコカップ』川崎フロンターレ×名古屋で、2得点を決めた川又と1ゴールの永井謙佑(名古屋)、好調を維持する小林悠(川崎F/ケガで離脱)を招集し、タレントを感じさせる車屋紳太郎(川崎F)をバックアップに選出した。そう、新指揮官は常にJリーグ、欧州各国のリーグに目を光らせているのだ。今回、日本代表でアピールした選手たちは各クラブへ戻って、日常の戦いに臨む。『明治安田生命J1リーグ』は4月3日(金)・4日(土)に迫っている。4月3日(金)・鹿島×サガン鳥栖、G大阪×名古屋、4月4日(土)・FC東京×ヴァンフォーレ甲府、広島×ヴィッセル神戸でウズベキスタン戦で存在感を見せたJリーガーたちが引き続きアピールする。そして、すべてのJリーガーが次の代表を睨み、熱戦を繰り広げる。日本代表の強化は、日々のJリーグが担う。チケット発売中。
2015年04月01日いよいよ『2015明治安田生命J1リーグ』が開幕を迎える。中でも、横浜F・マリノス×川崎フロンターレ(日産スタジアム)の『SKYシリーズ』は注目カードのひとつだ。3月7日(土)横浜FM×川崎F チケット情報今シーズンの横浜FMは、昨季までの戦力をベースに2013年関東大学リーグ得点王の仲川輝人、U-18日本代表・中島賢星ら若手を加えた。さらに、ブラジルアンダー世代代表のアデミウソンも期限付移籍加入が内定。指揮官には、パリ・サンジェルマンFCやフランスU-18代表、U-21代表監督のキャリアを誇るエリク・モンバエルツ監督を招聘した。風間八宏監督体制4年目を迎え、成熟を見せる川崎Fは、FW・杉本健勇、DF・角田誠、エウシーニョ、GK・松井謙弥ら即戦力を補強。昇格組と大卒ルーキーを加え、風間イズムと新戦力との融合を図り更なる攻撃サッカーを目指す。4シーズン目を戦う中町公祐は、モンバエルツ監督について「マリノスのスタイルを継続しながらの、新たな進化というのがある。その中でひとつ大きく違うのは“ダイナミックさ”。固い守備を継続しつつ、例年課題であるゴールチャンスや得点を増やしていくことに着手している」と語る。さらに、「2ステージ制に変わったことで短期間で考えたときに、新監督で新しい色を出して勝ち点を積み重ねられるのは、シチュエーション的にプラス。上位を狙いたい」と意気込む。対する川崎F・小林悠は、今季の目標について「個人的には去年達成できなかった“15得点以上”が目標。チームとしては、より一層攻撃的なサッカーが今年見せられると思う」と話す。昨年、日本代表デビューを果たした小林は、その経験を振り返り「(僕は)オフザボールの動きを得意としていて、完全に自分のモノにできた部分がある。ただ、ボールを持ってもドリブルなどで仕掛けられる選手にならないといけないと強く感じた。あとは、もっと自分に自信を持ってやらなければいけない」。神奈川ダービーについて中町が「昨年の対戦では、(川崎Fの)良さである攻撃力を消しながらプレーが出来ていたので、自分たちがそこにプラスして攻撃できるか。イメージは湧いている。(ホームタウンが)近いチームで、お互い優勝を狙っている中で、僕らもサポーターもクラブも“負けたくない”という気持ちが強い。その気持ちをピッチにいる僕らが体現したい」と気を吐けば、小林は「マリノスは守備が堅いというイメージがいちばん強い。FWとしてはやりづらい部分もあるが、今年は攻撃的な選手も多く入ったので、色々なところから攻められる。今年は絶対勝ちたい」と気合十分。これまでの対戦成績は、横浜FMの10勝4分8敗とほぼ互角。昨シーズンは横浜FMが2勝している。『SKYシリーズ』を制するのは、攻の川崎Fか、守の横浜FMか。『明治安田J1』開幕戦・横浜FM×川崎Fは、3月7日(土)・日産スタジアムにてキックオフ。チケット発売中。
2015年03月05日ワコムは2月10日、「CGアーティスト森田悠揮ZBrushテクニックセミナー」をデジタルハリウッド駿河台ホールにて開催した。セミナーにはCGアーティスト森田悠揮氏とPixologic社COOのハイミ氏、マーケティング担当のトマ氏が登壇。オークの山田有祐氏が司会を務めた。森田氏の実演に会場が沸いたセミナーの様子をレポートする。○デジタルライブスカルプティングを披露同セミナーは、3Dモデリング制作を行っている人から3Dモデリング制作に興味がある人までの幅広い層を対象に行われた。「ZBrush」はゲームや映像作品の3Dモデリング制作に使われているデジタルスカルプティングソフトウェア。今回のセミナーに登壇した森田氏は、「CG Student Awards 2013」にて、世界第3位を受賞。セミナーでは、ZBrushとペンタブレットを使ったデジタルライブスカルプティングを披露した。また、実演と平行してZBrushの開発元であるPixologic社のハイミ氏とトマ氏がソフトウェアを解説し、質疑応答も実施。会場には液晶ペンタブレット「Cintiq」シリーズのフラッグシップモデル「Cintiq 27HD」を中心とした液晶ペンタブレットを展示し、その場で体験できるようになっており、セミナー終演後には、実際に試してみる参加者の姿も見られた。○「爬虫類っぽい」クリーチャーを作成セミナー冒頭で進行の山田氏が尋ねたところ、来場者の中でZBrushを使っているのは4~5割程度。森田氏はセミナーが行われる1時間半~2時間の間にクリーチャーの頭部を作ると話し、実演が開始された。森田氏が作るのは「爬虫類っぽい」クリーチャーということで、トカゲを意識しながら作ると説明。普段はクリーチャーであれば何の動物をベースに作るかを考え、大量の資料を見て、動物の構図を頭にたたき込んでからさっと作るようにしているとのこと。最初の段階では印象だけを重視しているので、ディテールにはあまり凝らずに進めるのだという。目の周りが決まるとそれ以外の部分も決まるということで、目の周りから重点的に作っていた。会場からの「自分で絵を描くのか」という質問に対しては、デッサンを本格的に習ったことはないが、デッサンは観察力をつけるためにあるため、観察力さえあればできなくても大丈夫だとの回答をしていた。○ZBrush 4R7をPixologic社が紹介森田氏による作業の中盤には、Pixologic社によるZBrushの説明が行われた。ZBrushの特徴は、紙とペンがあれば何かが描けるのと同じように、ZBrushがあれば経験がなくても制作を始められるということだ。「粘土をこねるように作業を進められる」と例えていた。産業分野ではゲーム、映画、マーケットデザインのイラストレーション、製品製作前のコンセプト段階でのアート、テレビコマーシャルなどさまざまな場面で使われており、利用者に合わせて幅広く活用できるという。ハイミ氏とトマ氏は、今回の来日で2月8日に行われたワンダーフェスティバルに参加し、「日本では漫画文化が強い」と実感したとのこと。このほどリリースされた「ZBrush 4R7」についても、いち早く詳細を紹介。ZBrushの特徴のひとつに「ZBrushだけですべての作業が完結できること」があるが、4R7ではそれがさらに強化されたという。○最終的な質感をイメージして作業を進行Pixologic社が「ZBrush 4R7」の説明をしている間に、森田氏の実演も進行。大まかな形が完成。続くディテールでは、質感を考えて作業を進めるという。今回のクリーチャーについては、ぬるっとした首の皮にし、ヒダや顔のシワをつけていた。最終的な質感をイメージしていると作業が早く進むのだという。その様子を見ていたハイミ氏は、球からアウトラインを作っていったことに注目し、「作業をやっていく中で調整を重ねてドラゴン(クリーチャー)ができあがっていった」と話した。トマ氏は作業の早さがZBrushならではであると強調。山田氏は、「デジタルでは、良くも悪くもとことんディテールを突き詰められる」とデジタルならではの特徴を読み取って説明していた。○液晶ペンタブレットは「アナログで制作しているみたい」セミナーの後半では、山田氏が事前アンケートの結果を紹介。会場にいるZBrushユーザーではペンタブレットを使っている人が多いという内容だった。それについて、最近液晶ペンタブレットを買ったという森田氏は、「アナログで制作しているみたいで慣れるとすごく使いやすい。5時間で慣れてしまった」と話した。購入したのは「Cintiq 13HD」だという。メインのディスプレイとミラーリングして使っているという山田氏は、「Cintiq 13HDなら原型を作る感覚のまま、フィギュアを作る感じに近いので良い選択だった」と振り返っていた。そしていよいよ森田氏のクリーチャーが完成。ハイミ氏は「2時間以内で作った作品ではハイクオリティ」と評価していた。森田氏はもともとはモデラー志望ではなく、いろいろなものを作っていたのだという。しかし、クリーチャーを作るのが楽しく、生き物が好きだったことから、現在ではクリーチャーの仕事が9割を占めるようになったそうだ。また森田氏は、日頃から使えそうな質感や造形を頭にストックしておくことの大切さを強調。現存の動物から使える要素を探して、イマジネーションに取り入れておく。実際の作業においては、シルエットが決まれば完成形も見えるため、ディテールにとらわれずに形を突き詰めて、最終的に良い物をつくることを心がけるように意識していると話し、セミナーは幕を閉じた。
2015年02月17日11月5日、ハビエル・アギーレ監督が『キリンチャレンジカップ2014』に臨む日本代表メンバー23名を発表した。これまでの4試合とは選手選考の基準が変わった。過去4戦は来年1月の『アジアカップ』を睨み、選手を試すテストマッチと位置づけていたが、11月14日(金)・ホンジュラス戦・豊田スタジアム、11月18日(火)・オーストラリア戦・ヤンマースタジアム長居では、結果を求める。指揮官は「この2試合は何かを試す試合ではない。勝ちに行く」とキッパリ。メンバーは以下の通り。【GK】川島永嗣(スタンダール・リエージュ)/東口順昭(G大阪)/西川周作(浦和)【DF】森重真人(F東京)/太田宏介(F東京)/内田篤人(シャルケ)/吉田麻也(サウサンプトン)/塩谷司(広島)/酒井高徳(シュツットガルト)/昌子源(鹿島)/松原健(新潟)【MF】遠藤保仁(G大阪)/今野泰幸(G大阪)/長谷部誠(フランクフルト)/香川真司(ドルトムント)/田口泰士(名古屋)/柴崎岳(鹿島)【FW】豊田陽平(鳥栖)/岡崎慎司(マインツ)/本田圭佑(ミラン)/小林悠(川崎F)/乾貴士(フランクフルト)/武藤嘉紀(F東京)『W杯』メンバーの遠藤と今野のベテラン勢が代表復帰を果たした。初采配以来、若手を抜擢してきたアギーレだが、「サッカーで重要なのは質であり、年齢ではない」と語った。さらに「彼らは今季素晴らしいシーズンを送っている。毎週のゲームでベストプレイヤーに選ばれるほどの活躍を見せている。フィジカルコンディションもいい」と続けた。クラブでのパフォーマンスが良ければ、代表に選ばれる。事実、得点ランクトップタイの豊田も代表復帰を果たした。「彼は違ったものを代表にもたらしてくれる。パワフルで空中戦に強い。Jリーグでも15得点取っている。代表に呼ぶべき選手だ」(アギーレ)。代表からの引退を考えた内田も再び代表の戦闘服に袖を通す。アギーレ監督も「今シャルケでやっていること、今まで代表でやってきたことをやってほしい」と期待を寄せた。本田や岡崎、香川といったこれまでの主力とともに、アギーレのテストを生き残った新たなコアメンバー・武藤、柴崎も名を連ねる。アギーレジャパンの初陣前夜に離脱した長谷部や前回ケガで代表を辞退した吉田も再び選ばれた。『アジア杯』連覇を目指す、メンバーはほぼ固まっている。「1、2点考えないといけないポジションはあるが、私の頭の中でベースはある。メンバーは80、90%決まっている」今回のメンバーはこの2試合でその地位を磐石にしたいところだろう。メンバーに選ばれなかった国内組は、残り3試合となったJリーグで結果を残すのみだ。アギーレは「すべての選手に代表の扉は開かれている」と語り、高いパフォーマンスを見せ続ける選手を選んできた。『アジア杯』メンバーへの可能性はまだゼロではない。『キリンチャレンジカップ2014』のチケットは予定枚数終了。
2014年11月05日“炎のコバケン”の愛称で親しまれる指揮者の小林研一郎が、11月1日付けで日本フィルハーモニー交響楽団の桂冠名誉指揮者になることが決定した。「小林研一郎&日本フィル」の公演情報日本フィルとは、約25年以上の長きにわたり、密接な関係を築きあげてきた小林研一郎。首席指揮者(1988~90年)を皮切りに、常任指揮者(1990~94年)、首席客演指揮者(1994~97年)、常任指揮者(1997~2004年)、音楽監督(2004~07年)、桂冠指揮者(2010年~)、第2代音楽監督(2004~07年)と同楽団の主要ポストを歴任。炎のコバケン&日本フィルのコンビは、情熱的な音楽作りで独特な世界を創り出し、多くの聴衆から熱狂的な支持を得てきた。今年は、小林研一郎がブダペスト国際指揮者コンクール優勝を飾ってから40年。その節目の年にあたり、長年マエストロが日本フィルに注いだ愛情と指導への感謝、そしてマエストロのさらなる活躍と健勝を祈念する思いを込めて、日本フィルより「桂冠名誉指揮者」の称号が贈られる運びとなった。小林研一郎と日本フィルの今後の共演は、年末恒例の「第九特別演奏会」(12月21日~28日)、新春1月10日(土)の横浜定期演奏会(みなとみらいホール)、同30日(金)の東京定期演奏会(サントリーホール)、2015年2月に通算40回目を迎える九州公演(九州全県10公演)、3月25日(水)の特別演奏会(サントリーホール)などを予定している。
2014年10月31日「第27回東京国際映画祭」のTOHOシネマズ日本橋会場にて26日、「東京国際映画祭×円谷プロダクション」スペシャルイベント「『ウルトラセブン』HDリマスター2.0 ~円谷プロ特撮への誘い!~」が行われた。イベントでは、神戸港でセブンと宇宙ロボットキングジョーが激闘を繰り広げる第14話、第15話が特別上映されたほか、上映前には森次晃嗣(モロボシ・ダン隊員役)、ひし美ゆり子(アンヌ隊員役)、古谷敏(アマギ隊員役)、満田かずほ(「ウルトラセブン」監督)、樋口真嗣(実写版『進撃の巨人』監督ほか)によるトークショーを実施。MCはTBSの小林悠アナウンサーが務めた。最初に登場した樋口監督は「控室に"本物"がいて緊張した。神なので……」と興奮気味。「『ウルトラセブン』は真っ暗なんですよね。夜が多くて非情に怖いけどクールというか、映像はもちろん音楽が当時の洋楽っぽくてすごく洗練されていた」とクリエイター視点で語る。当時は単に格好いいと思って見ていたが、大人になってから「デザイン化された世界観の中で30分のTVドラマをやっていた」ことがわかったという。その"本物"こと満田監督と役者陣が登場。今回上映された第14話、第15話『ウルトラ警備隊西へ』の思い出を聞かれた満田監督は、「スポンサーだった武田薬品のお招きにより神戸でロケを行い、宿泊費と交通費は先方持ちだった」と明かす。「夜は飲み会をしたいから、脚本家に夜のシーンはなしにしてくれと頼んだ」との裏話もあり、宿泊した日本旅館には飲み専用の部屋も用意して、お酒は満田監督が、おつまみはキリヤマ隊長役の中山昭二が用意したという。『ウルトラ警備隊西へ』のほかに印象的だった話として、満田監督は『ノンマルトの使者』を挙げる。脚本の金城哲夫氏と店で待ち合わせをしたものの、同じ店名が2件あったためにすれ違ってしまい「彼が書き直す前の第一稿がどのようなストーリーだったのかいまだに謎だ」という携帯電話がない時代だからこそのエピソードを語られた。森次が選んだのは「超兵器R1号」「第四惑星の悪夢」「ノンマルトの使者」「史上最大の侵略(最終回)」。最終回といえば「僕はね、人間じゃないんだよ」と告白する名シーンが有名だが、このシーンを見ると今でも涙が出るらしく「いいシーンを作っていただきました」と満田監督に感謝を述べていた。すべて印象に残っているというひし美は、あえて印象に残っていない話として「V3から来た男」「魔の山へ飛べ」「アンドロイド0指令」をチョイスし、いずれもアンヌ隊員が出ていないからという理由。古谷は三浦半島でのロケで苦労した「700キロを突っ走れ!」や「散歩する惑星」が印象的だという。さらに松坂慶子が出た話も挙げると、ひし美から「16歳の松坂さんを毎日送っていたよね」との暴露も。みんなから突っ込まれ「当時のことですよ」と笑って答えていた。また、樋口監督は、アンヌ隊員の髪の長さが話によって違うことは子供の頃から気になっていたという。それについて満田監督は「女性の長い髪が好きだったから。ウルトラ警備隊の給料でウィッグぐらい買えるだろうと思って」と語り、髪はウィッグという設定だったことを明かした。すると「あれ自前なんですよ。高かったんです」とひし美。実は最近まで満田監督も自前だったとは知らなかったという。変装するシーンの時に購入して以降使っていたそうで、そんな思い出話でも盛り上がった。トークショーの途中には、フルハシ・シゲル隊員役である毒蝮三太夫からのメッセージビデオも公開。円谷英二氏がよく語っていた「ウルトラマンもウルトラセブンも帰ってきたウルトラマンもいないんだ。地球は地球人で守れ!」という気持ちが、今の時代にこそ届いて欲しいと想いを語った。そうこうしていると、会場にはなにやら怪しい気配が。なんとゴース星人が現れアマギ隊員を連れ去ってしまう。「アマギ隊員がピンチなんだ!」とダンが走り去りウルトラセブンが登場。ウルトラセブンがゴース星人と戦いを繰り広げるという最終回さながらのパフォーマンスに、詰めかけたファンはもちろん、役者陣も大喜び。最後には、それぞれからメッセージが伝えられる。森次が「宇宙人役ということでどう演じようか悩みましたが、24歳の僕がそのまま突っ走ればモロボシ・ダンになるのではないかと1年間やった作品です。Blu-rayになってものすごく鮮明になっていますので、また『ウルトラセブン』を堪能していただければと思います」と語り、トークショーは終了した。『ウルトラセブン Blu-ray BOX』は全2巻でリリース。BOXIは11月21日、BOXIIは2015年1月28日に発売される。また、今回森次がかけていたメガネは、青山グループのアイウェア「ウルトラセブン×ブラックアイス」。森次や古谷が着ていたカットソーは、ヨウジヤマモトの新コンセプトショップ「Ground Y」と、ウルトラマン関連のコラボレーションアイテムも続々と展開されている。(C)円谷プロ
2014年10月28日ハビエル・アギーレ日本代表監督は、就任会見で「国内外すべての選手に代表の扉は開かれている」とメッセージを送った。事実、Jリーグで活躍している選手、将来性のある若い選手を選出してきた。前任のアルベルト・ザッケローニ監督には、明確な序列があった。代表選手の内訳は『ブラジルW杯』では国内組11人、アギーレが初采配を振るった9月は同11人、10月は13人となっている。スタメンを見れば、違いは明白だ。『W杯』初戦・コートジボワール戦の国内組の先発は2人だけだったが、アギーレ監督が就任後の4試合は3人、3人、5人、7人と増加の一途にある。海外組か国内組かという議論ではない。10月・ブラジル戦を選考の場にした疑問の声も多いが、メンバー内で競争があるのは健全である。何より、Jリーグで高いパフォーマンスを見せ続けたり、経験がなくとも若い選手が才能の一端を垣間見せれば、代表に選ばれるという事実が持つ意味は大きい。9月にはリーグ戦に8試合しか出場していないルーキー・皆川佑介(サンフレッチェ広島)や今季出場4試合だったDF・坂井達弥(サガン鳥栖)がサプライズ選出された。10月は得点を量産していた小林悠(川崎フロンターレ)や4年目にして鹿島アントラーズの最終ラインの定位置を確保した昌子源(後にケガで辞退)、DFながら得点能力を発揮していた塩谷司(広島)が初選出された。また、9月には選出漏れした『W杯』メンバーのGK・権田修一は、FC東京の14試合連続無敗の原動力となり、10月には代表復帰を果たした。『W杯』でも吉田麻也とCBを組んだ森重真人(F東京)はアンカー、そしてCBとして、唯一4試合すべてに先発出場を果たしている。インサイドハーフの柴崎岳(鹿島)とウイングの武藤嘉紀(F東京)は、一躍アギーレジャパンのキーパーソンに名乗り出た。次の柴崎、次の武藤はまだまだいる。高いシュート技術を誇る宇佐美貴史(ガンバ大阪)の日本代表待望論は根強い。インサイドハーフに守備力を求めるアギーレ監督にとって、米本拓司(F東京)は最適な人材と言える。相手DFをぶっちぎる韋駄天・永井謙佑(名古屋グランパス)を推す声も少なくない。U-21日本代表の攻撃の核となった大島僚太(川崎F)、U-19日本代表の攻撃を司った南野拓実(セレッソ大阪)らも次のステージを睨んで虎視眈々だ。選手たちは日本代表に選ばれるために、Jリーグを戦うわけではない。だが、Jリーグでの活躍がなければ、日本代表への道がないことも知っている。終盤戦を迎えるJ1リーグ戦が11月のホンジュラス戦、オーストラリア戦、そして来年1月の『アジアカップ』につながる。
2014年10月24日ほんの1週間前は、浦和レッズが8年ぶりJ1リーグ優勝へ向けて快走していた。だが、残り5試合となり、優勝争いは混沌としてきた。首位・浦和が2位・ガンバ大阪に勝点5差のアドバンテージを持っているが、ここにきて足踏みを余儀なくされたのだ。浦和は第26節からセレッソ大阪、徳島ヴォルティス、ベガルタ仙台、ヴァンフォーレ甲府と残留争いを強いられている4チームとの連戦で、ライバルたちをさらに引き離そうと目論んでいた。だが、結果は1勝1分2敗とわずか勝点4の上積みに終わった。ただ、G大阪こそ第26節以降3勝1敗としたが、川崎フロンターレ、鹿島アントラーズは1勝1分2敗、サガン鳥栖は2勝2敗とライバルたちも一気に差を詰められなかった。1位浦和・勝点57、2位G大阪・勝点52、3位川崎F・勝点51、4位鹿島・5位鳥栖・勝点50の5チームに優勝争いを絞られたと言っていいだろう。通常であれば、残り試合数から言って、勝点6差以内がぎりぎりの線だが、鹿島も鳥栖も浦和との直接対決を残している。9月末から停滞気味だが、浦和がタイトルに最も近いことには変わりない。サンフレッチェ広島で連覇を果たし、浦和に堅守をもたらしたGK・西川周作は、夏場の時から「タイトル獲得には残り5節が本当に重要」と語っている。仙台戦では自身のミスもあり、4失点を喫したが、西川が加入し、最小失点リーグ2位タイを維持している。ここ4試合で2試合は無得点に終わったが、興梠慎三、李忠成、柏木陽介のトライアングルを中心に第21節から3試合連続4ゴールを決めた破壊力も秘める。ここまでの悪い流れを断ち切れるか否かは、次節・鹿島戦が大きなウェートを占める。次が大事なのはライバルたちも同じだ。G大阪は中断明け以降、12勝1分2敗と破竹の勢いを見せた。しかし、前節・柏レイソル戦で試合終了間際にゴールを許し、連勝は7でストップした。敗戦のショックを振り切れるかは、FC東京との第30節にかかっている。G大阪としては31節・仙台戦もクリアし、第32節・浦和戦で一気に勝点3差を詰めたいところ。川崎Fは、第32節・鹿島戦以外は上位陣との対決はない。中位・下位勢との試合で勝点とともに、大久保嘉人、小林悠、レナトの強力アタッカー陣でゴールも量産したい。鹿島と鳥栖はとにかく勝ち続けるしかない。鹿島はエース・ダヴィが今季絶望となったが、言い訳はしない。第30節・浦和戦、第32節・川崎F戦、第34節・鳥栖戦でライバルを直接叩くのみ。夏、ユン・ジョンファン監督の突然の辞任を乗り越えた鳥栖も堅守速攻を貫くだけだ。浦和レッズが歓喜に浸るのか、ライバルが昨年同様に逆転Vをかっさらうのか。残り5試合となったJ1リーグ戦は1試合たりとも見逃せない。
2014年10月24日『2014Jリーグヤマザキナビスコカップ』決勝にガンバ大阪とサンフレッチェ広島が王手をかけた。10月9日、準決勝第1戦でG大阪が川崎フロンターレを3-1、広島が柏レイソルを2-0で下した。10月12日(日)・アウェイでの第2戦を前に、圧倒的なアドバンテージを得たのだ。2014Jリーグヤマザキナビスコカップ チケット情報G大阪と広島が絶対有利だが、川崎Fと柏にとって決勝進出は絶望的ではない。事実、初戦を終えた指揮官たちは次のように語った。「ホームで勝ったのはいい結果だと思うが、最後の1点取られたので、まだセカンドレグは予断を許さない状況だと思う」(G大阪・長谷川健太監督)、「後半、追加点のチャンスで決められず、サッカーの神様が『次の試合は相当に厳しくなる。覚悟しておけ』と教えてくれたような気がする」(広島・森保一監督)という言葉は、決してリップサービスではないだろう。「点差が開きなかなかうまくいかなかったが、選手は最後まで諦めずに1点を取るためによくやってくれた。次に繋がる最低限の試合はできた」(川崎F・風間八宏監督)、「2点以上取るために、FWを5人並べる必要はない。大切なのは、明確な戦術でチームをオーガナイズすること。戦い方を変える必要はない」(柏・ネルシーニョ監督)というセリフも、決して強がりではないはずだ。川崎Fは日本代表のため不在のFW・小林悠とともに、MF・中村憲剛をケガで欠いたのが響いた。それでも川崎Fは序盤から攻勢に出た。一方のG大阪は慌てず騒がず、川崎Fの攻撃をしのぐと遠藤保仁のパスをDF・米倉恒貴が決め、宇佐美貴志も3試合連続ゴールをマーク。後半に宇佐美と2トップを組むパトリックがハーフウェイからペナルティエリアまでドリブルで持ち込みそのままゴールし、勝負あり。ただ、川崎FもアディショナルタイムにコーナーキックからのヘディングをDF・田中裕介が決め、意地のアウェイゴールを獲得した。前回大会覇者・柏は、FW・佐藤寿人-MF・高萩洋次郎の広島ホットラインにやられた。41分にGKとDFの間に高萩がピンポイントパスを送り、走り込んだ佐藤が左足でダイレクトで決めた。50分にはCBとCBの間に落とす高萩のパスに佐藤がジャンプしながらループシュートをふわり。エースと背番号10の絶妙なコンビネーションを見せ付けた。佐藤はこれで『ナビスコ杯』通算26ゴール。中山雅史、ジュニーニョに並ぶ最多タイ記録となった。柏は48分にMF・エドゥアルドが退場となり、広島の猛攻を浴びたが、追加点は許さず第2戦に望みをつなげた。10月12日(日)・川崎F×G大阪・等々力記念陸上競技場はチケットぴあにて発売中、10月12日(日)・柏×広島・日立柏サッカー場はJリーグチケットにて発売中。
2014年10月10日10月9日(木)・12日(日)、『2014 Jリーグ ヤマザキナビスコカップ』決勝のキップを賭けたホーム&アウェイゲームが開催される。サンフレッチェ広島×柏レイソル、川崎フロンターレ×ガンバ大阪がキックオフを迎えるのだ。ナビスコカップ準決勝 チケット情報10月5日(日)・J1リーグ戦第27節で激突した柏と広島に、3連戦の2戦目という認識はないだろう。大雨に見舞われた日立柏サッカー場はピッチ上のいたるところに水溜りができていた。両軍とも、リスクを冒さず、ボールを奪取すればひたすら相手最終ラインの裏のスペースへロングボールを放り込んだ。守備陣は最後まで集中力を切らさず、結果はスコアレスドローとなった。『ナビスコカップ』準決勝では柏は鈴木大輔、広島は水本裕貴、塩谷司と最終ラインの3人が日本代表選出で出場できない。となれば、0-0を演じた両クラブだが、得点のチャンスが広がる。ゴールを予感させるトライアングルがいるのだ。柏は前節で惜しいオーバーヘッドシュートを披露したレアンドロ、ボールを収めたかと思えばスペースも突くなど攻撃にアクセントを加える工藤壮人、スピードを活かした突破を見せる高山薫が揃う。広島は前節で常に背後を狙い続けた佐藤寿人、前線でボールをキープする石原直樹、卓越したパスセンスでフィニッシュを演出する高萩洋次郎が名を連ねる。得点の匂いと言えば、Jリーグ第28節を含め3連戦になる川崎F×G大阪だ。リーグ戦でG大阪は最多2位の50得点、川崎Fは3位の47得点を積み上げる。川崎Fは10得点の小林悠こそ日本代表で不在だが、15ゴールで得点ランキングトップを快走する昨季得点王・大久保嘉人がいる。長短あらゆるパスで決定機を演出する今季キレキレの中村憲剛も2列目で存在感を発揮している。あとは負傷明けのレナトのコンディションが気になるところ。G大阪はパトリックは12試合、宇佐美貴史は19試合の出場ながら、それぞれ8ゴールをマークしている。遠藤保仁&今野泰幸の元日本代表コンビが中盤の底でさすがのコントロール術を見せる。前節・鹿島アントラーズ戦で大接戦を制し、リーグ戦6連勝と只今ピークにある。『ナビスコカップ』準決勝のスケジュールは以下の通り。10月9日(木)・広島×柏・エディオンスタジアム広島、10月12日(日)・柏×広島・日立柏サッカー場、10月9日(木)・G大阪×川崎F・万博記念競技場、10月12日(日)・川崎F×G大阪・等々力記念陸上競技場。チケット発売中(柏×広島のみJリーグチケットにて販売)。
2014年10月07日10月1日、アギーレ監督は新潟でのジャマイカ戦、シンガポールでのブラジル戦と2連戦に臨む日本代表メンバーを発表した。キリンチャレンジカップ2014 チケット情報初選出3人、復帰組5人と前回メンバーから8人を入れ替えたアギーレ監督は「日本代表は今状態のいい選手を選ばなくてはいけない。また『アジア杯』まで4試合ある。その中で多くの選手を見てみたい。前回呼ばれて今回選ばれていない選手は一層の努力をして、代表に戻ってきてほしい」と語った。メンバーは以下の通り。【GK】川島永嗣(スタンダール・リエージュ)/西川周作(浦和)/権田修一(F東京)【DF】水本裕貴(広島)/長友佑都(インテル)/太田宏介(F東京)/西大伍(鹿島)/吉田麻也(サウサンプトン)/塩谷司(広島)/酒井高徳(シュツットガルト)/昌子源(鹿島)【MF】細貝萌(ヘルタ・ベルリン)/森重真人(F東京)/田中順也(スポルティング)/香川真司(ドルトムント)/森岡亮太(神戸)/柴崎岳(鹿島)【FW】岡崎慎司(マインツ)/本田圭佑(ミラン)/ハーフナー・マイク(コルドバ)/小林悠(川崎F)/柿谷曜一朗(バーゼル)/武藤嘉紀(F東京)指揮官はベネズエラ戦でゴールを決め、“新しい血”と評した武藤に続く、新戦力について言及した。「(塩谷と昌子は)いいシーズンを送っている。小林もゴールを決めている。日本代表で直接見てみたいと思った。Jリーグで見せているレベルを国際試合で見せられるか、この2試合で確認したい」『ブラジルW杯』で10番を背負った香川への期待感も口にした。「前回も代表のリストに載っていたが、不運なことにケガで合流できなかった。彼は非常に能力の高い選手。ピッチ上でたくさんの解決策を持っている。攻撃だけではなく、守備での貢献もできるオールラウンドな選手。彼はFWでもMFでもプレーできるが、基本的には4-3-3の中盤の選手として見ている」また、所属するFC東京ではCBを務める森重のアンカー起用についても、説明した。「基本は4-3-3だが、ボールを持った時には3-4-3になる。その時、ポリバレントな選手である森重の存在が重要」。さらにアギーレ監督は、森重のライバルに細貝の名を挙げた。2012年に0-4、2013年に0-3と大敗続きのブラジルとの対戦にも、アギーレ監督は「世界トップクラスのチームと戦うことで日本代表の成長に繋がる。難しい試合になるが、この逆境に立ち向かいたい」とコメントした。『キリンチャレンジカップ2014』は10月に続き、11月にも2連戦が控える。10月10日(金)・日本代表×ジャマイカ代表・デンカビッグスワンスタジアムはチケット発売中。11月14日(金)・日本代表×ホンジュラス代表・豊田スタジアム、11月18日(火)・日本代表×オーストラリア代表・ヤンマースタジアム長居は10月4日(土)一般販売。
2014年10月01日東京都・表参道のスパイラルガーデンでは、小林賢太郎が舞台のために自ら制作した作品を紹介する「小林賢太郎がコントや演劇のためにつくった美術 展」を開催する。開催期間は9月19日~10月5日、開場時間は11:00~20:00。入場無料。同展は、劇作家、パフォーミングアーティストの活動を精力的に行い、またコントグループ「ラーメンズ」としての活動でも知られる小林賢太郎のステージを構成する作品の数々を展示。これまで舞台や画面上でしか見ることのできなかった、舞台や映像作品のために描いた絵、セットのデザイン、たくさんの小道具など、自らの手で製作してきたイメージを見ることができる。さらに会場には、小林がデザインし、実際に使用された舞台衣装などを展示する「楽屋」が出現。作品(=舞台)が生み出される過程を工場見学をするように楽しむことができる。なお、小林が創り出す「舞台」は、機智に富み巧妙に紡がれた言葉と動き、そして、ミニマルなつくりの舞台上を緻密な仕掛けによって最大限に演出する舞台美術で観客を魅了してきた。
2014年09月04日