ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』の第2弾キャストとして、千葉雄大が出演することが発表された。本作は、少女漫画界で長年にわたり数々の名作を生み出してきた萩尾望都の同名コミックを原作としたミュージカル。『ポーの一族』は、1972年の『別冊少女コミック』で発表されて以来、少女漫画の枠を超えて幅広い層に熱い支持を受けている。吸血鬼バンパネラ伝説を題材に、少年の姿のまま永遠の時を生きる主人公エドガーにより、同じくバンパネラ一族に加えられた孤独な少年アランを中心に描かれた物語は紡がれていく。2018年には、宝塚歌劇花組にて舞台初演され大好評を博したことがまだ記憶に新しい中、今回は、同じく脚本・演出を小池修一郎が手がけ、より演劇的なアプローチで新たに生まれ変わる。エドガーを明日海りお、そして、千葉が永遠の旅を続けるバンパネラの少年アランを演じる。千葉は初ミュージカルで念願の小池修一郎とのタッグが実現。映画やテレビドラマ等で活躍し、幅広い役を演じ存在感を放つ彼の演技が、小池修一郎の新たなプランの一翼を担う。千葉自身も、新たな挑戦に意欲を燃やしている。小池修一郎コメント宝塚歌劇入団前に夢見た「ポーの一族」のミュージカル化。偶然萩尾望都先生にお会いした時に上演許可を求めてから33年後にやっと実現させました。明日海りおのエドガーは、萩尾先生に「待った甲斐があった」と言わしむる『極上の美、永遠の命』を体現してくれました。以来、明日海エドガーの復活は、私と萩尾先生共通の願いとなり、そして明日海自身もそう願ってくれていることが判りました。もう宝塚歌劇の華麗な虚構へは戻れません。男女のキャストによる、リアルな世界で明日海エドガーはどう息づくのか?何より本人がためらいなく挑戦を受け入れてくれました。そしてこの未知の舞台に、ミュージカル初登場の千葉雄大が、アラン役で名乗りを上げてくれました。勇気ある二人のコンビネーションに全てを懸けます。千葉雄大コメント念願の初ミュージカルで、小池修一郎先生とのご縁をいただき光栄です。以前から挑戦してみたかった歌やダンスなど、早速今から本番に向けて準備をしています。ビジュアル撮影では、少年性とミステリアスなイメージ、少しやんちゃな部分を意識して臨んだところ、小池先生から撮影中に「スーパーボーイだね」と声を掛けていただきました。対のようで対比な二人の絶妙な世界観をこのビジュアルで感じていただければと思います。今回、私にとっては初めてのミュージカルですが、人に何かを伝えるという本質的な部分は映像やテレビドラマなど他のジャンルでも同じことだと感じています。垣根なく精一杯表現をして、良い作用が作品にも自分としても出していければと思います。明日海りおさんという何でもできる凄い方とご一緒しますので、自分なりの表現で頑張ってついていきたいです。『ポーの一族』は長年のファンが沢山いらっしゃる作品です。宝塚歌劇以外での初の上演となる私たちの舞台も、お客様に気に入って頂けると嬉しいです。ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』大阪公演:2021年1月/梅田芸術劇場メインホール東京公演:2021年2月/東京国際フォーラム ホール
2020年09月16日ディズニー実写版『ムーラン』(ディズニープラスにて独占配信中)で魔女・シェンニャンの吹き替えを務めた女優の小池栄子が12日、都内で行われた公開記念オンライン・パーティに登場した。ディズニー史上最強のヒロインとも言われる少女ムーランの物語を実写化。家族を守るため、愛する父の身代わりに男性と偽って兵士となり、厳しい訓練と努力の中、“本当の自分”と“偽りの自分”の間で葛藤する姿を描く。小池が演じた魔女・シェンニャンは、魔法を持つ者がゆえに人々から疎んじられ、孤独を感じ、自分の居場所を求めて敵に加担する実写版オリジナルキャラクター。ムーランとシェンニャンの関係について、小池は「ただ単に対立している関係ではなく、ムーランと出会うことによってシェンニャンが変わっていく。あんまり感情を表に出さないんですけど、いかにムーランの存在がシェンニャンにとって偉大だったのか、演じながら感じました」と語った。特に印象的なシーンを聞かれると「えー絞れないなあ。号泣でしたもん」と悩みつつ、「ムーランが『リフレクション』の曲とともに走り出していくところは、(涙が)ぶわーでした」と回答。さらに、「ムーランが偽りの自分ではなく素直な自分を見せて、前を向いて挑んでいく姿にすごくシェンニャンは影響を受けている。シェンニャンが自分の過去を吐露するシーンはすごく好きでした」と加えた。また、「コン・リーさんのお芝居に声をつけるわけで、自分だったらどうやるんだろうっていう演じ方が時に邪魔をして。あくまで、コン・リーさんが演じたシェンニャンというキャラクターを大事に、壊さないように、ちょっとした自分の芝居心をエッセンスとして入れる」と吹き替えの難しさを打ち明け、「魔女という存在。人間ではないというところの表現が難しいですよね」と話した。イベントには、日本語吹き替え版で主人公・ムーラン役を務めた元宝塚男役トップスター・明日海りお、日本版主題歌「リフレクション」を歌う歌手の城南海も登壇。城は、“本当の自分”と“偽りの自分”の間で揺れるムーランの複雑な気持ちを表現した同楽曲を生披露した。
2020年09月12日2021年1月から大阪・梅田芸術劇場メインホール、2月に東京国際フォーラムホールCにて、 ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』が上演されることが決定した。本作は、1972年に『別冊少女コミック』で発表され、少女漫画の枠を超えて幅広い層に愛され続けている萩尾望都の名作『『ポーの一族』の一族』を舞台化したもの。ミュージカル界を牽引し続ける演出家・小池修一郎による脚本・演出のもと、2018年に宝塚歌劇団花組により行われた初演は、原作ファンの期待を超える仕上がりとなった。トッブスター明日海りおが演じる、原作さながらのビジュアルと巧みな表現力で形づくられた主人公エドガーの物語が、3年の時を経て、小池演出で新たによみがえる。宝塚歌劇初演版で主演を務めた明日海が、宝塚歌劇退団後初のステージに挑戦。少年の姿のままで永遠の時を生きる運命を背負わされたバンパネラ(吸血鬼)エドガーに自身も魅了された明日海によって、再び華麗なステージになること間違いなしだ。●小池修一郎 コメント宝塚歌劇入団前に夢見た『ポーの一族』のミュージカル化。偶然萩尾望都先生にお会いした時に上演許可を求めてから33年後にやっと実現させました。明日海りおのエドガーは、萩尾先生に「待った甲斐があった」と言わしむる『極上の美、永遠の命』 を体現してくれました。 以来、明日海エドガーの復活は、私と萩尾先生共通の願いとなり、そして明日海自身 もそう願ってくれていることが判りました。もう宝塚歌劇の華麗な虚構へは戻れません。男女のキャストによる、リアルな世界で明日海エドガーはどう息づくのか?何より本人がためらいなく挑戦を受け入れてくれました。エドガーの永遠の旅は続きます。観客の皆さまを、『輝きのいまだ見えぬ地平へ』と誘いながら。●明日海りお コメント宝塚歌劇での上演後、多くの方からまた演じて欲しいとのお声をいただきましたので、このような形で実現し驚きと嬉しさでいっばいです。この作品で一番大切なのは、萩尾望都先生の描かれた物語と世界観、エドガーの心を私なりに解釈し、板の上に息づかせること。原作の絵から伝わってくるバワーを受け取り、自然と湧いてきたものに身を委ね、再びエドガーの魂と出会えることを楽しみにしています。前回から3年経った分、私もエドガーが過ごして来た時間に少しだけ追い付き、今回は初共演の方たちとの舞台作りになります。新しい環境の中、自分がどう変わり、どのような化学反応を起こしていけるのか、ひとつのチャレンジになると思います。本作をまるで父のように愛されている小池修一郎先生、舞台に関しては小池先生が父ならば、萩尾先生は母でしょうか。私もこの両親のように作品への深い思い入れがありますので、自分が本当に納得いくまで仕上げて、皆様を『ポーの一族』の世界に誘います。どうぞ安心して観にいらして下さい。【開催情報】ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』出演:明日海りお ほか※後日発表大阪公演:2021年1月/梅田芸術劇場メインホール東京公演:2021年2月/東京国際フォーラム ホール公式ウェブサイト:
2020年09月04日2020年8月20日に放送された、バラエティ番組『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)で週替わりのアシスタントを務めた俳優の小池徹平さん。しかし、本来は小池さんがアシスタントを務める予定ではなかったといいます。それだけに、臨機応変な対応で仕事をこなした姿に称賛の声が上がりました。小池徹平「オファーが来たのは収録の2時間前」小池さんは、番組冒頭でアシスタントのオファーが来た経緯を語りました。本来ですね、今回の『カモンヌ(週替わりのアシスタント)』、ウエンツ瑛士だったんです。ただですね、ウエンツがですね体調がちょっとすぐれないということで。まあ一応ちょっと大事をとってということで今回お休みを。(オファーを聞いたのが収録の)2時間前です。僕、マジで子供とプールで遊んでたんです。家のベランダで子供とパシャパシャ水遊びしている時にマネージャーから電話かかって来まして子供置いてきましたから。急いで。今夜くらべてみましたーより引用俳優のウエンツ瑛士さんが体調不良のため、今回の収録では小池さんが呼ばれたというのです。小池さんとウエンツさんは、2002~2016年まで音楽デュオ『WaT』を組んでいました。現在は解散をしていますが、それでもお互い助け合う形でウエンツさんの代わりに小池さんが代打として出演したといいます。突然声がかかり、小池さんは緊張していたのでしょう。出演者のお笑いコンビ『フットボールアワー』の後藤輝基さんは、収録前の小池さんの不安な声を聞いていました。前室で打ち合わせしてたらマイクがね小池君のが入ってた。実は聞こえてたんです。「あー緊張する。アカン、アカン。でも家族のために頑張ろう」っていってた。今夜くらべてみましたーより引用出演者からは「めっちゃいい話!」とは今日が上がりました。番組では、見事にアシスタントをやり遂げた小池さん。視聴者からは、称賛の声が寄せられています。・急きょ呼ばれたのにちゃんと対応できててすごすぎる。・解散しても『WaT』の絆が残っていてとても嬉しい!最高。・「家族のために…」っていい話だな。安定したいいアシスタントぶりだった!・無理しないで助け合うのは大事です。こういう動きが広まっていくといいね。もし、新型コロナウイルス感染症の影響で体調が悪かったら、複数人と接触することで感染を広げてしまう可能性もあります。ウエンツさんの判断、小池さんの助け合う行動は見習いたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月20日俳優の小池徹平が主演を務めるミュージカル『るろうに剣心京都編』で、黒羽麻璃央が演じる志々雄真実のビジュアルが4日、公開された。黒羽麻璃央が演じる志々雄真実のビジュアル公開先日開催されたYouTubeライブ配信では、緋村剣心を演じる小池徹平はじめ主要キャストが登場。黒羽麻璃央が京都編最大の敵・志々雄真実を演じることが発表され大きな盛り上がりをみせた。志々雄真実は、かつて最強と恐れられた人斬り抜刀斎・緋村剣心の後継者として、人斬り役を担っていた元・長州派維新志士。明治政府に抹殺されかけ全身火傷を負い、政府への強い恨みを抱き、復讐の為に十本刀と武装集団を率いて政権転覆を企てる剣心の最大の敵だ。その志々雄真実を演じるのは、ミュージカル『刀剣乱舞』などの大人気2.5次元ミュージカルからグランドミュージカルの『ロミオ&ジュリエット』、そしてドラマや映画と幅広く活躍中の黒羽麻璃央。このたび公開されたビジュアルでは、志々雄の印象的なシーンを再現。端正な顔立ちと煌びやかな印象のある黒羽とは一変、怨恨や私欲にまみれた極悪人・志々雄真実を見事に表現している。黒羽は「僕は大の『るろうに剣心』ファンで、作品を本当に愛しているので、出演が決まった時は、本当に僕は幸せ者だと思いました。演出の小池修一郎さんは、僕がミュージカルをより一層好きになったきっかけを与えてくれた方です。稽古では必死に食らいついていきたいと思います。そして今回は歌もあり、殺陣もあり、芝居もあり、客席も回ってしまうという! 体力の限界を超えたいと思っています。IHIステージアラウンド東京は、舞台転換だけでなく客席が動くことによって、より一層いろんな顔を魅せることができる劇場だと思っています。ご覧になる皆さんも、アトラクションのような感覚で、エンターテインメントとして楽しんでいただけると思います。ぜひ劇場に足をお運びください!」とコメントしている。(C)和月伸宏/集英社
2020年08月04日俳優の小池徹平が主人公の緋村剣心役を演じるミュージカル『るろうに剣心京都編』の配役発表会が23日、公式YouTubeチャンネルでライブ配信され、小池、黒羽麻璃央、松下優也、加藤清史郎、奥野壮(男劇団 青山表参道X)、綺咲愛里、鈴木梨央、仙名彩世、章平、山口馬木也が登場。それぞれの配役が発表され、瀬田宗次郎役を加藤が演じることが明らかになった。シリーズ累計発行部数7200万部を超える和月伸宏氏の大ヒットコミックス『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』は、明治時代の日本を舞台に、新撰組や紀尾井坂の変などの史実を絡ませながらもオリジナルストーリーで展開する剣劇漫画。これまで様々なメディアで展開されてきた大ヒット作品を、日本のミュージカル界を牽引する小池修一郎氏の脚本・演出で上演する。この日のライブ配信は、上演会場となる東京・豊洲のIHIステージアラウンド東京より主演の小池が参加。そのほかのキャストはそれぞれの場所からリモートで参加した。そして、小池以外の配役がついに明らかに。志々雄真実役は黒羽麻璃央、ヒロイン・神谷薫役は綺咲愛里、四乃森蒼紫役は松下優也、瀬田宗次郎役は加藤清史郎、巻町操役は鈴木梨央、斎藤一役は章平、駒形由美役は仙名彩世、比古清十郎役は山口馬木也、本条鎌足役は奥野壮、相楽左之助役は岐洲匠が演じることが発表された。瀬田宗次郎役の加藤は「宗次郎は志々雄さんに助けてもらってから志々雄さんに忠実な思いを持っている青年。中堅らしい部分も出していきながら宗次郎の感情の葛藤も表現できたらいいなと思っています」と意気込みを語った。そして、志々雄役の黒羽が「頼むぞ宗次郎」と役になりきって声をかけると、加藤も「大丈夫ですよ志々雄さん、僕は強いから。あとは僕が十本刀十人分戦えば済むことでしょ」と宗次郎として返し、小池を「なに今の!? もうみんな役作りできてるの?」と驚かせた。加藤は、意気込みを書く場面で「瀬田宗次郎=加藤清史郎」と記し、「宗次郎の設定の身長が163cmで、私、加藤清史郎の身長も163cmなんです。体重もほとんど変わらなくて」と説明。また、「宗次郎は、喜怒哀楽の“楽”以外の感情が欠落していていつもにこにこしているんですけど、僕も基本的にいつも楽しいことばかり考えているバカなので似ているかなと思っています」と性格面も共通しているという。そして、「見た目に関しては完璧なのかなと思っているので、あとは宗次郎の殺陣、凄腕剣士の名を汚さないように殺陣の稽古を頑張っていきたいと思っています」と意気込んだ。なお、岐洲は、稽古中の別の舞台の共演者が新型コロナウイルスに感染したため、事務所の判断で念のため自宅待機となり欠席したが、体調に問題はないとのこと。ミュージカル『るろうに剣心京都編』は、11月3日~12月15日に東京・豊洲のIHIステージアラウンド東京にて上演される。
2020年07月23日俳優の小池徹平が主人公の緋村剣心役を演じるミュージカル『るろうに剣心京都編』の配役発表会が23日、公式YouTubeチャンネルでライブ配信され、小池、黒羽麻璃央、松下優也、加藤清史郎、奥野壮(男劇団 青山表参道X)、綺咲愛里、鈴木梨央、仙名彩世、章平、山口馬木也が登場。それぞれの配役が発表され、志々雄真実役を黒羽が演じることが明らかになった。シリーズ累計発行部数7200万部を超える和月伸宏氏の大ヒットコミックス『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』は、明治時代の日本を舞台に、新撰組や紀尾井坂の変などの史実を絡ませながらもオリジナルストーリーで展開する剣劇漫画。これまで様々なメディアで展開されてきた大ヒット作品を、日本のミュージカル界を牽引する小池修一郎氏の脚本・演出で上演する。この日のライブ配信は、上演会場となる東京・豊洲のIHIステージアラウンド東京より主演の小池が参加。そのほかのキャストはそれぞれの場所からリモートで参加した。そして、小池以外の配役がついに明らかに。志々雄真実役は黒羽麻璃央、ヒロイン・神谷薫役は綺咲愛里、四乃森蒼紫役は松下優也、瀬田宗次郎役は加藤清史郎、巻町操役は鈴木梨央、斎藤一役は章平、駒形由美役は仙名彩世、比古清十郎役は山口馬木也、本条鎌足役は奥野壮、相楽左之助役は岐洲匠が演じることが発表された。志々雄役の黒羽は「大興奮。大変光栄です」と配役を聞いたときの心境を告白。「『るろうに剣心』がすごい好きで、大ファンで、僕の中でNo.1漫画でNo.1アニメ。その中でさらに志々雄を演じられるのが最高です」と語った。また、意気込みを「悪の美学」と書いて発表。「原作の先生も、志々雄は“悪の美学の集大成”だとおっしゃっている。ここまで悪に徹して自分のことを極悪人だぜって言える男はなかなかいないなと思います」と述べ、志々雄は顔を包帯で覆っているため「中身で勝負しないといけない」とも話した。岐洲は、稽古中の別の舞台の共演者が新型コロナウイルスに感染したため、事務所の判断で念のため自宅待機となり欠席したが、体調に問題はないとのこと。ミュージカル『るろうに剣心京都編』は、11月3日~12月15日に東京・豊洲のIHIステージアラウンド東京にて上演される。
2020年07月23日俳優の小池徹平が主人公の緋村剣心役を務めるミュージカル『るろうに剣心京都編』の主要キャストが16日、発表され、黒羽麻璃央、松下優也、加藤清史郎、岐洲匠、奥野壮(男劇団 青山表参道X)、綺咲愛里、鈴木梨央、仙名彩世、章平、山口馬木也の出演が明らかになった。世界でのシリーズ累計発行部数7200万部を超える和月伸宏原作の大ヒットコミックス『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』は、明治時代の日本を舞台に、新撰組や紀尾井坂の変などの史実を絡ませながらもオリジナルストーリーで展開する剣劇漫画。これまでアニメ、ゲーム、小説、実写映画化など様々なメディアで展開されてきた大ヒット作品を、数々のグランドミュージカルを手掛けてきた日本のミュージカル界を牽引する小池修一郎氏の脚本・演出で上演する。緋村剣心役の小池に加え、このたび若手からベテランまで個性豊かな実力派の出演が発表された。配役については、7月23日19時より主要キャストが集合し、YouTubeライブ配信にて発表する。配役発表会では、キャストが生の声でそれぞれの役への意気込みを届ける。ミュージカル『るろうに剣心京都編』は、11月3日~12月15日に東京・豊洲のIHIステージアラウンド東京にて上演。
2020年07月16日7月15日、東京都の小池百合子知事(68)が都内で緊急記者会見を行った。新型コロナウイルスの警戒レベルを、4段階のうち最も高い「感染が拡大している」に引き上げると表明。また医療提供体制は入院患者数が増加していることなどを挙げ、3段階目の「体制強化が必要である」にすると説明した。東京都では同日、陽性者が165人確認された。7日連続で陽性者が100人を超えており、感染拡大の勢いが収まらない状況だ。小池氏は「テレワーク時差通勤を徹底して頂きたい」や、「不要不急の都外への外出はできるだけ控えて頂きたい」など改めて呼びかけた。いっぽう同日は、小池氏の誕生日でもあった。Twitterでは「#小池百合子誕生祭2020」がトレンド入り。19時00分現在で1万3千件以上のツイートが確認された。知事としての職務を遂行する小池氏に、祝福や労いの声が寄せられている。《トレンド1位が小池百合子生誕祭のタグってどういうことwww》《せっかくの誕生日、今日もまた緊急記者会見なんて…誕生日くらいゆっくりしてもらいたかった》《ゆりこおめでと!!これからも応援してる!》5日に行われた都知事選では、見事に再選を果たした小池氏。都知事選史上2番目多い366万票を獲得したという。当選に際して、「都民の力強い支援に対し大変うれしく感じると同時に、これから大切な2期目の重責を担っていく」と抱負を語っていたが……。「第2波」が警戒されている今、その手腕に注目が集まっている。
2020年07月15日井上芳雄がホストを務める番組「僕らのミュージカル・ソング2020」第2夜の出演者が発表された。「僕らのミュージカル・ソング2020」は、“いまだからこそ聴きたいミュージカル・ソング”をテーマに6、7月に渡りWOWOWにて放送される特別番組。6月20日は、浦井健治、柿澤勇人、昆夏美、上白石萌音らが出演する第1夜が放送された。第2夜では、アニメ化・映画化もされた「四月は君の嘘」のミュージカル版より、小関裕太、木村達成、生田絵梨花が登場。初披露となる2曲を放送する。また「ジャージー・ボーイズ」より中川晃教、藤岡正明、矢崎広、spiが出演。歌唱コーナーに加え、井上さん×小関さん×木村さん×生田さん、井上さん×中川さんによるトークコーナーも。さらに人気声優で、歌手、女優として幅広く活躍する坂本真綾も登場。井上さんとの共演作「ダディ・ロング・レッグズ」は、2012年の初演以来、再演を重ねてきており、今年9月にも上演を予定。そんな井上さんと坂本さんのデュエット歌唱、2人によるトークコーナーも放送する。なお、第1夜に続き、数多くのミュージカルで演出などを手掛ける小池修一郎(宝塚歌劇団)と井上さんのトークコーナーにも注目だ。「僕らのミュージカル・ソング2020」第2夜は7月25日(土)21時~ WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2020年07月06日小池百合子東京都知事(67)が7月2日に会見を開き、「“夜の街”要注意」というボードで警鐘を鳴らした。その言動が波紋を呼んでいる。会見で小池知事は「医療提供体制は十分確保されているものの、今後、高齢者層など急速に感染者数が増加する可能性も否定できない」と語った。そして夜の繁華街で感染が増えているとし、「ガイドラインを順守している店を除き、新宿、池袋などの夜の街、夜の繁華街への外出を控えてほしい」と述べた。これまでも小池知事は夜の街への警告を発してきた。3月30日の会見で夜間・早朝のバーや接客を伴う飲食店などについて「こうした場への出入りを控えていただくようにお願いしたい」といい、以降の会見でも「夜の街関係者らの感染が目立っている」とたびたび言及している。事あるごとに夜の街を槍玉に挙げる小池知事だが、昼の街に問題はないのだろうか?例えば先月29日、NHKは「6月22日から28日までの1週間で、東京都の感染者のうちおよそ40%が夜の繁華街関係者だった」と報道しているが、当時「6割は昼の街では?」と疑問視する声が上がっていた。今回の「“夜の街”要注意」にネットでは《夜の街要注意ってひでぇな。夜の街に行くのは昼働いてる人だろうが》《昼の仕事を終えて、帰りに寄った夜の街の店で「お疲れ様」と迎えてくれる人がいるから世の中が回ってるんじゃね?》《ウィルスに夜も昼も関係ない》と夜の街を擁護する声が上がっている。さらに都知事の言動は「夜の街へのスティグマ(差別や偏見に伴う負のイメージ)を助長するのでは」とし、異を唱える声も上がっている。《夜の街、新宿、池袋等の言葉はスティグマ/烙印作り。行政としては決してこの様な烙印を刻んではいけない》《夜の街クラスターってスティグマのWikipediaに載りそうなレベルだな》《本質から目を逸らすだけのスティグマなんて百害あって一利なし》また夜の街を構成する性風俗事業者の中には、持続化給付金の対象外となっている人たちもいる。そのため、こんな声も上がっている。《持続化給付金対象外の「夜の街」で働く方々を槍玉にあげて、まるでそこだけが問題であるかのように言い続けるのって本当に何なの?》《彼らが働かなきゃならないのは休んでたら生きていけないから、休業補償がないからなんですからね?》《どうでもいいボード作らなくていいから、その夜の街で働いてる人達に休業補償と給付金をさ…休めるようにさ…》3日にも会見を開いた小池知事。「全てのお店で、夜の街危ないと言っているわけではございません」といい、ガイドラインを遵守していない店を利用する際には「注意をお願いしたい」などと話した。
2020年07月03日4年前、圧倒的な投票数で東京都知事に選任され、「都民ファースト」などの流行語を生みだし、空前の“百合子ブーム”を起こした小池百合子知事(67)。だが、翌年、「(民進党議員を)排除いたします」発言が批判を浴びてしまい一気に人気もダウン。今年になって新型コロナウイルスへの対策が功を奏し、再び注目を浴びているが、来月に迫った2度目の東京都知事選の結果はいかに……。「ポイントはたれ目でふっくらとした鼻頭、薄い唇、首元のシワ、おでこの光り具合です」そう語るのは、いま、最も当たる、と言われる占い師、ラブちゃんことLove Me Do。最新著書『1秒で分かる!人相術』(光文社)でも、有名人の顔相を今までにないユニークな角度から鑑定し話題を呼んでいる彼が、小池百合子知事の顔相を見定める!「たれ目の人は、目上の人の意見に従っているときは仕事などがうまくいきますが、自発的にガンガン物事を進めてしまうと問題が起こる可能性があります。なるべく、上からの指示どおりに動いたほうがいい相です。ただ、人間関係を表す鼻の付け根が低いので、周りの人の意見に振り回されたりする傾向もあります。鼻頭はふっくらしているので、大衆には愛されるのですが……」■「小池ファースト」と揶揄されるのは薄い唇のせい!?先述の「排除いたします」発言など、ときにその物言いがバッシングされることもある小池都知事だが……。「唇が薄いと伝えたいことが相手に上手く伝わらないことが多くなります。小池さんが『こうしたい』と思ったことも都民には響かずに、『小池ファースト』なんて言われてしまうのではないでしょうか。また、耳が顔に張り付いている人は、周りの人の意見を聞かないことがあります。側近の人、周りで支えてくれている人の話を聞くようにするとより良い環境づくりができると思います」最近目立つ、首のシワからは、ある兆候が見えるのだという。「あごがしっかりしているので、安定した地位、居場所を作っていける人ですが、首にくっきりとしたシワが何本かみえます。首のシワは何か問題が起こる兆候だったり、自分が思うようなタイミングで物事を進めることができなくなることを表します。スカーフなどで見せない工夫をすると、いい方向に進むのではないでしょうか」都知事選に向け、不穏な相はあるものの、顔のなかの“運の入り道”にはよい傾向が。「運が入ってくるおでこの真ん中に少し凹みがあって、そこが白く光ってみえます。運の流れ道にスポットライトが当たっているようなので、このまま光っていれば理想の結果を迎えられるのかもしれません」【PROFILE】Love Me Do(ラブちゃん)占い師、風水師、占星術家。東洋、西洋の占術に精通し、『有吉ジャポン』(TBS系)、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)などテレビ・ラジオ出演多数。最新著書『1秒で分かる!人相術』が光文社より発売中。
2020年06月26日2夜にわたって放送される、井上芳雄がホストを務める「僕らのミュージカル・ソング2020」。この度、第一夜の曲目が明らかに。さらに、すでに発表されている出演者のコメントも到着した。同番組は、“いまだからこそ聴きたいミュージカル・ソング”をテーマに、6月と7月に放送する特別番組。第一夜には、今年の上演が中止となってしまったミュージカル3作品から出演者が登場、代表曲を歌唱する。『「ウエスト・サイド・ストーリー」Season3』より浦井健治、柿澤勇人、桜井玲香、伊原六花による「トゥナイト」、浦井さんと柿澤さんによる「マリア」。「エリザベート」より井上さんが「最後のダンス」を。「ミス・サイゴン」より昆夏美が「命をあげよう」、屋比久知奈と小野田龍之介が「サン・アンド・ムーン」を披露。浦井さんは「残念ながら公演はできませんでしたが、今回歌唱出来たことで、この役を昇華というか、ひとつの“けじめ”がつけられたのかな、と感謝しています」と思いを明かし、柿澤さんも「今回公演が中止になって何かで残したいという思いがあったのでこのような機会を頂けて感謝しています」とコメント。桜井さんは「今なかなか劇場で直接聴くことができない素晴らしい楽曲がたくさん放送されるのでご自宅で楽しんで頂けたら嬉しいです」と言い、伊原さんは「ミュージカルの曲は聞くだけで元気を貰えると思います。『ウエスト・サイド・ ストーリー』の世界を感じて頂けたら嬉しいです」とメッセージ。昆さんは「本来なら公演をしていたこの時期に、この劇中衣装を着て歌うことができて本当に胸がいっぱいです。開幕に向けて稽古を重ねてきた『ミス・サイゴン』メンバー皆の思いを背負って心を込めて歌いました!」と歌唱に込めた思いを述べる。「とっても緊張しました」とふり返った屋比久さんは、「再演の機会があった時に見たいなと思 って頂ければ嬉しいです」と話し、小野田さんも「アクリルボードを挟んでのデュエットに戸惑いつつも楽しみました(笑)やっぱり皆でなにかを作り上げるって最高ですね!まだミュージカル公演が再開できてない今、きっと記憶に残る番組になるのではないかと思います」と語っている。さらに、上白石萌音が「カラー・オブ・ザ・ウィンド」(『ポカホンタス』より)と、井上さんとのデュエットで「A Million Miles Away」(『アラジン』より)を爽やかに歌い上げる。上白石さんは「今日パフォーマンスできてやっぱり歌って楽しいなと実感しました。距離をとって歌うなど制限はあるにしても誰かと声を合わせて歌うことで繋がりを感じて幸せでした」と参加した感想を語り、「ミュージカルファンのみなさんにとっては楽しみにしていた舞台が見られなくてすごく辛い時期だと思います。形は少し変わったとしても、また劇場に行けるその日までずっと舞台を好きでい続けていて下さい!私も心待ちにしているひとりです。一緒に辛抱強く待ちましょう!」とコメントを寄せている。さらに本番組のホストを務める井上さんは「現在のミュージカル界の様子がわかる、内容の濃い番組になりました。みなさんに元気をお届けできれば嬉しいです!」と仕上がりに自信をみせた。また、番組では出演者によるトークコーナーも。長きにわたり「エリザベート」の演出を務める小池修一郎(宝塚歌劇団)と井上さんのトークコーナーでは、「エリザベート」を含めた2人それぞれの上演することが叶わなかった作品を通して、心境や状況をふり返る。「僕らのミュージカル・ソング2020」第一夜は6月20日(土)20時~、第二夜は7月25日(土)21時~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2020年06月18日「都知事入られます」都庁職員の合図から5秒後に、小池百合子東京都知事(67)はさっそうと、都庁の応接室に現れた。紺のピンストライプのタイトスカートに大柄のカットソー、上に羽織った“災害対策被服”のグリーンがよく映えていた。グリーンは東京都と都知事自身のイメージカラーだ。胸には「東京都・本部長」の役職プレート。小池都知事は「東京都新型コロナウイルス感染症対策本部長」に1月30日付で就任している。本誌は16年7月の都知事就任以来6度、インタビューをしてきたが、この日の都知事はこれまで見せたことのない引き締まった表情だった。“百合子スマイル”といわれるほほ笑みはない。臨戦態勢――。まさにその言葉がふさわしい、戦闘モードの顔だ。会議用のテーブルにつくと、「バタバタして、時間を動かしてすみません」と記者を真っすぐに見つめる。喫緊のコロナ(新型コロナウイルス感染症・以下同)に対する都としての対応、国、他自治体との折衝、都民への呼びかけなど、分刻みのスケジュールのなか、インタビューの日時設定は二転。ようやく開始時刻がフィックスしたのは、その日の朝のことだった。5月28日。翌29日には定例会見が予定されていた。本誌は、さっそく都のコロナ対策から質問を始めた。「新型コロナウイルス感染症拡大を防止するために必要なこと。それは、一言で言って、接触をできるだけ少なくすることです。そこで、東京都として、お店の方々にも『休業してください』というお願いをいたしました。ご協力いただいた企業、事業者の皆さんに、1店舗ですと50万円、2店舗以上ですと100万円の協力金をお出しすることにいたしました。第1回では、これまで10万件を超える申請があり、手続きを進めています。ただ、申請に重複もあるようで、実際の数は少し減るかとは思いますが、1日でも早くお届けすべく、作業を進めております。緊急事態宣言が延長された際、すぐに協力金の第2回の支給を決めました。間が空くようでは心配を増やすだけですから。その意味で、スピード感をもってやらせていただいているんです」立て板に水。流れるように答える小池都知事に疲れは見えない。「それから、フリーランスの方々については、国の補助(経産省・中小企業庁の持続化給付金など)に加えて、都としても、経営等の相談についての特別窓口を設置いたしました。また、非正規を含めました中小企業の従業員の方々の生活の安定を図るため、中央労働金庫を窓口として、利子分を東京都が担うことで、実質的に無利子で融資を受けられる制度を設けました」都民の生活を守るために、できることは何でもやる。決意あふれる力強い声だ。都知事就任以来、最大の危機に直面している今、小池都知事は平時よりもさらに生き生きと輝いて見えた。翌29日の定例会見には、3月30日以来、2カ月ぶりになるノーマスク姿で登場。「6月1日午前0時をもって、(コロナを乗り越えるためのロードマップの)『ステップ1』から『ステップ2』への移行を決定したところです。これからも『コロナとともに』という意味で、『ウィズ・コロナ宣言』を行いたいと存じます。家族、大切な人、社会を守るため、正しく恐れて、この時代を私たちは生きていく。新しい日常をみんなで作り、前に向かって進んでいきたいと考えております」と宣言した。その言葉選びのセンスは、大胆かつ絶妙だ。このコロナ禍のなかでも「3密」「ステイホーム週間」など、わかりやすく、覚えやすい言葉でコロナ対処法を明示してきた。今回は「ウィズ・コロナ」。にわかには受け入れ難い言葉だが、確かに身が引き締まる。この数カ月にわたる地球規模の混乱を思えば、私たちは「ウィズ・コロナ」の覚悟を持って、未曽有の危機を闘い抜かなければならない――。今年1月17日までさかのぼる。「あの阪神・淡路大震災から25年が経過しました」と、始まった定例会見で、都知事は初めて公式にコロナに触れた。「武漢で発生しました原因不明の肺炎ですが、新型コロナウイルスによるものとみられております。都はすでに都内の医療機関に対し、必要な対策を講じております」そう報告し、都民に対してはマスクの着用を呼びかけた。24日には、国内での2例目の患者が確認されたことを受け、危機管理対策会議を繰り上げ開催。30日には、コロナ対策本部を立ち上げた。しかし、当時の私たちはまだどこか「人ごと」のように思っていたのではないだろうか。2月、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗客が感染していたことで、世間はにわかに騒然となった。2月27日には、安倍首相が「春休みまでの全国一斉休校」を発表。当初、子どもへの感染力は低いのでは?などと言われていただけに、危機感はさらに高まった。3月に入ると、ヨーロッパ、アメリカでの感染が一気に拡大。都内の感染者も、徐々に増加の一途をたどり始めた。「ノー3密」を都知事が最初に提唱したのは、3月23日の臨時会見でのことだ。「本日から4月12日までの3週間、《換気の悪い密閉空間》《多くの人が密集する場所》《近距離での会話》の3つの条件が重なる場所を避けるための行動をお願いしたいと存じます」以後、都知事は繰り返し、「《密閉》《密集》《密接》、この3つの《密》を避ける」ことを強調。囲み取材の際、報道陣が都知事めがけて密集するのを制止して、「密です、密です」と注意した場面は、瞬く間にネットで拡散。「ノー3密」は、コロナに打ち勝つ最善の方策として、世代を問わず、私たちの生活に定着した。3月30日には、密になりやすいカラオケやライブハウス、バーやクラブなどの接待を伴う飲食店に行くことについて、「自粛していただきたい」と、いち早く言及。4月7日、政府が緊急事態宣言を7都府県に発出。都は、それを機にさらに強く、外出自粛を要請。その後、人が集まる施設、中小規模の飲食店などへも独自に休業要請をした。小池都知事は「ステイホーム」を強く呼びかけ、GWを「ステイホーム週間」と名付けて、「ステイホーム、ステイ・イン・東京、セーブ・ライブス」の3つのSを、新たなスローガンとした。政府の対応が遅いという批判が出るなか、政府に先駆けるように、都知事は都政を動かしてきた。本誌のインタビューには、「国がやることと、目の前が現場である自治体ができること、しなければならないことには、若干、時差があるのかもしれません。ただ、総理や官邸にもずいぶんSOSを含め、お願いや報告をさせていただきました」「スピード感」。本誌のインタビューで、都知事は何度もこの言葉を繰り返した。政界という荒波をくぐりぬけて、首都のトップにのぼりつめるにいたったのは、好機はもちろん危機であっても、迅速に動き、先手を打ってきたからだ。いわば、「スピード感」は小池都知事の必勝法。都知事は、後手後手と批判されている政府のコロナ対策にも先駆けて都政を動かし、一定の効果を生んできている。そこに来襲が懸念される「第2波」――。都知事の「必勝法」は、恐るべき敵を、抑え込めるだろうか。「女性自身」2020年6月23・30日号 掲載
2020年06月12日木下晴香さんの舞台を観たのは、グランドミュージカルデビュー作となった『ロミオ&ジュリエット』。その時、その圧倒的なヒロイン力に魅了された。新人とはいえ、ミュージカルのヒロインならば、歌が歌えて当然といえば当然。しかし、この“ヒロイン力”は何かの努力や経験ではなかなか身に付くものではなく、その人の資質によるところが大きい。木下さんは、もとよりそれを持ち合わせた人だ。舞台の上にいるだけで目を引く華と、清楚で品のある立ち姿。そして一番は、可憐さとピュアさを感じさせる、その澄んだ歌声だ。『ロミオ&ジュリエット』のジュリエット、『ファントム』のクリスティーヌ、『アナスタシア』のアーニャ…。どれも観客が自然と共感し、応援したくなってしまうようなヒロイン力を必要とされる役。ここではあえて挙げないけれど、ほかにも多くの大作ミュージカルにそういう役柄が存在しており、それだけでも木下さんの今後に期待が膨らんでしまう。しかも次回作は『プロデューサーズ』のウーラ役。これまでにないセクシーでコミカルな役どころ。新たな魅力を開花させ、今後のミュージカル界を牽引してほしい。取材中、「人生ってどうなるかわからないということを体験しています」と呟いた木下晴香さん。確かにそうだ。高校在学中、まったくの新人ながらミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のジュリエット役に大抜擢。そしてわずか3年後の今年、日本初演の『アナスタシア』で初主演も果たした。「小さい頃はすごく恥ずかしがり屋だったんです。でも当時、ダンスを習っていて、踊っている時は人前も平気だったんですよね」小学2年生からは地元のキッズミュージカルの劇団に通い、2年目には主役も経験したというのだから、当時から抜きんでたものがあったよう。でも、それ以上に勝っていたのは、うまくなりたいという情熱。なにせ、「配役決めのオーディションでも、クラス分けのオーディションでも上にいきたくて頑張りました」と言うくらい。おっとりしているようでいて、じつは相当な負けず嫌いのよう。「ものっすごい負けず嫌いだと思います(笑)。周りに対してというよりも、自分との戦いって感じなんです。普段はわりと臆病で、何か新しいことに挑戦するのも躊躇しちゃうほう。でも、いざ壁が目の前に現れちゃうと、エイッて飛び込めちゃったりする。その思い切りはすごいかもしれません」デビューのきっかけの素人参加の歌番組への出演がまさにそれ。「いまの自分の歌って、どれくらいの方々に届くんだろうなっていう、興味というか勝負だめしのようなつもりだったんです。まさか福岡の大会で優勝して決勝に進めるとは思ってなかったです」その決勝大会での歌が、『ロミオ&ジュリエット』演出家の小池修一郎さんの目に留まり、オーディションを経て役を手にした。ただ、当初は壁にぶつかりっぱなし。「稽古場では、同じシーンを何度もやってはやめての繰り返し。悔しいから泣きたくなくて、その場では必死に食らいつきましたけれど…さすがに落ち込みました」そこから稽古休みの数日間ずっと、台本と向き合い過ごしたそう。「悔しい気持ちを原動力にして、ずっとジュリエットのセリフひと言ひと言に向き合っていました。休み明けに通し稽古をしたら、みなさんから『何があったの?』と聞かれて…。自分では何か大きく変えたつもりはなかったんですけれど、少し自信になりましたね」ミュージカルの力を信じて、進んでいきたい。ここまで、「出演してきた作品すべてがターニングポイント」と言う。初めて声優を経験したディズニー実写版映画『アラジン』のジャスミン役では「声だけで感情を表現する難しさを感じた」そう。また、『ファントム』では「自分にしかない個性を考えるきっかけをいただいた」とか。「じつは稽古の最中、一回心が折れたんです。Wキャストの愛希(まなき)れいかさんのクリスティーヌがあまりに素晴らしくて、自分との差を感じてしまって…。その時、演出の城田(優)さんとお話しさせていただき、ないものねだりするより、いま自分にあるものを伸ばすことを考えるようになりました」そしてもちろん初主演作となった『アナスタシア』でも。「それまで、役の感情を自分に寄せて考えていました。でも、アーニャはパンッて怒っちゃうことが多い役で、自分のなかに怒りの感情がすぐに湧いてこなくて苦戦したんです。それである先輩に、自分にない要素の役をどう演じるか相談したら、『自分にない要素なんてない。ただ比率が違うだけだ』と言われて…すごく納得したんです。そこから少し役作りに対する発想の仕方が変わりました」そう聞くと、次に控えるミュージカル『プロデューサーズ』のセクシーだけど、ちょっとおバカな美女・ウーラ役がより楽しみに。「これまでにやったことがないタイプの役です。新しい一面を楽しみにしていただきたいです」まだ先の見えない状況にいるが、木下さんは「ミュージカルの持つ力を信じている」と語る。「高校の時、進学するか進路を迷ったことが一度あったんです。その時にちょうど『レディ・ベス』を観劇して、逆境に負けずに自分を貫くベスの姿を見て、自分の本当にやりたいことって何だろうって考えるきっかけをもらいました。あの時にエネルギーをもらったから、いまの私がいる。だからこそ、その力を信じて進みたいです」転機となった出演作葛藤しながらも自らの個性を役の魅力へと昇華させた。’19年『ファントム』のクリスティーヌ役はハマり役と評判に。「演出の城田優さんに『余計なことを考えずに周りに翻弄されろ』と言われて、雑念を捨てて役に飛び込めた作品です」念願のミュージカル初主演。役の前向きな力が励ましに。’20年、初主演の『アナスタシア』の自ら運命を切り拓くアーニャは、「新しい挑戦ができた」役。「元気をもらえたとおっしゃるお客様が多く、エンタメの力を再認識できました」きのした・はるか1999年2月5日生まれ、佐賀県出身。11月9日からミュージカル『プロデューサーズ』に出演。昨年の紅白歌合戦で『アラジン』のテーマ曲を披露。※『anan』2020年5月27日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・山田安莉沙ヘア&メイク・大矢朋美(eclat)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年05月26日「堀江氏といえば、15年前の衆院選で、亀井静香氏を相手に善戦したことが印象深いです。現職の小池百合子都知事の圧勝で、“無風選挙”になるだろうと予測されていた東京都知事選ですが、堀江氏が出馬すれば、彼の存在感が強まるのは間違いないでしょうね」そう語るのは、政治評論家の有馬晴海さん。今年7月の東京都知事選に実業家の堀江貴文氏(47)が出馬への意欲を燃やしているという。5月30日に著書『東京改造計画』(幻冬舎)を出版するが、そのなかで37項目にもおよぶ東京都政への提言をつづっているのだ。著書の編集を担当した幻冬舎の箕輪厚介さんによれば、「出馬への意欲は満々です。堀江さんは、小池都知事のやり方に対し、いろいろ思うところがあるようで、このまま無風のままで、小池都知事を再選させていいものか、と考えているようです。ただコロナ禍のなかの選挙となります。投票所が3密にならないためにも、また若者の票を集めて勝機を見いだすためにも、ネット投票を導入してほしいというのが、堀江さんの強い要望です」『東京改造計画』で、堀江氏は小池都知事を厳しく批判している。《彼女はYahoo! JAPANの社長だった宮坂学さんを副知事に抜擢した。珍しくいい人事だ。(中略)だが肝心の都知事が及び腰になっているせいで、彼女が当初掲げていた数多くのマニフェストはまるで前進しない。(中略)愚かなバカ殿がトップに居座っていると、宮坂さんのような人材の能力がフル稼働しない。彼女が4年間都知事を務めていたせいで、都民はとてつもない大損をしているのだ》(《 》は著書より。以下同)堀江氏が出馬した際には、著書の37項目の提言が選挙公約になるという。掲げた提言は経済、教育・社会保障などに関してのもので、《現金使用禁止令》《都職員の9割テレワーク化》など、合理化を叫び続けてきた堀江氏らしい言葉が並ぶ。《現金使用禁止令》については、こう説明している。《(コロナ禍により)「現金は面倒だ」「現金は不潔だ」と人々が気づいた今、東京都は思い切ってキャッシュレス化を一気に普及させるべきだろう》前出の有馬さんは言う。「提言からは堀江氏の理想を自由に展開しているという印象を受けます。《オンライン授業推進》《記者会見なんてオンラインで開けばいい》などは、これまでも俎上に載せられましたが、もっと強力に推進すべきということでしょう」そのいっぽうで異彩を放つのは《江戸城再建》《大麻解禁》といったユニークな提言だ。《江戸城再建》は現在連載中の漫画から着想を得たものだという。また《大麻解禁》は、炎上を覚悟のうえで、《常識を一回疑ってゼロベースで議論してみよう》と、あえて提唱するという。《大麻を合法化してしまえば、東京は放っておいてもセックスフリーエリアに生まれ変わる。子育て対策に下手に予算をつぎこむよりも、大麻合法化のほうがよほど子作りのインセンティブ(動機づけ)になるのだ》これらの堀江氏の提言について識者らに聞いた。元都知事で現大阪市・大阪府特別顧問の作家・猪瀬直樹さんはこう語る。「テレワークを進めながら、混雑時の乗車料金を高くして、満員電車を解消するという案はいいと思います。また《東京メトロと都営地下鉄を合併・民営化する》についても賛成。しかし大麻解禁といっても、そもそも国の法律で規制されているものだから、都の条例で変えるわけにはいきません。出馬するなら、(旧知の)私にも相談してくれればよかったですね」経済アナリストの森永卓郎さんも、“都知事の権限”について指摘している。「東京都知事だけでは決められない案件が多い印象です。また弱者の視点が薄いことも気になりますね。彼が政策を進めることにより、“金持ちだけが住みやすい東京”になってしまうことを危惧しています」国際政治学者の三浦瑠麗さんは、“論点としては納得するものも多い”と、語った。「《現金使用禁止令》や《東京都をオール民営化すればいい》は、極端ですが方向性としては間違ってはいないと思います。また《低用量ピルで女性の働き方改革》も、こういった視点を持ってくれる男性は、堀江さんの年代では珍しいと思いました。女性にとって、低用量ピルの使用はメリットがあり、合理的なケースも多いのに、先進国に比べて遅れているからです。堀江さんが出馬されるのでしたら単なる、“壊し屋”になるのではなく、官僚や政治家たちが跋扈する都政を回していくという“本気”を見せてほしいですね」新型コロナの第2波第3波をどう乗り越えるのか?東京五輪をどう実現していくのか?など、問題山積みの東京都。堀江氏の提言は、人々の東京都政への関心を高め、しっかりと議論をするというきっかけになるかもしれない。「女性自身」2020年6月9日号 掲載
2020年05月26日都庁へ出勤するために自宅から現れたのは小池百合子東京都知事(67)。そんな彼女を見送るために玄関に出てきたのは、愛犬のヨークシャーテリア“ソウちゃん”だった。ソウちゃんの“ソウ”は総理大臣の“総”だという。全国紙・政治部記者はこう語る。「男の子っぽい名前ですが、女の子なのです。’03年に環境大臣として初入閣したころから飼っているそうですから、すでに17歳ぐらいだと思います」現在は新型コロナウイルス対策のため、多忙な日々を送っている小池都知事。毎日のように会見も開いており、ニュース番組で彼女の顔を見ない日はないといってもいいほどだ。「練馬区にある自宅から朝10時ごろに登庁して、帰宅は毎日22時近くです。毎日11時間ほど勤務している計算になりますね」(前出・政治部記者)都知事は毎朝出かけるときに、家政婦さんに抱かれたソウちゃんの前足をとって「行ってきます」と告げ、迎えのワゴン車に乗り込む。ちなみにこの家政婦さんは、18年ほど前から、住み込みで小池都知事のために働いているベテランだという。「(家政婦さんが)犬を散歩させている姿や、スーパーに買い物に行く姿もときどきお見かけしますよ」とは、近所に住む主婦。スーパーの3密問題解消にも着手した小池都知事だが、もしかしたらベテラン家政婦さんからも、混雑ぶりを聴取していたのだろうか。小池都知事の古くからの知人は言う。「さすがの小池さんも最近は、『コロナのせいで体がボロボロよ』が口癖のようになっています。’16年からは知事としての給与も自分で減額していますので、冗談めかして『こんなに給料が安かった時代もないのにね』と、言うこともありますね。そんな小池さんにとって、いちばんホッとするのは、帰宅してから娘のような存在であるソウちゃんと過ごすひとときなのです」最近の小池都知事のトレードマークになっているのが、会見のときに着用している布マスクだ。「安倍首相の布マスクも“アベノマスク”として注目されていますが、小池都知事が日替わりでつけている布マスクも、特に女性からは“かわいい”と、評判なのです。出演したラジオ番組ではマスクのことについても質問され、『私ではなく、ご近所の方が何枚か作ってくださったのです』と、答えていました」(前出・政治部記者)取材を進めると、小池都知事にマスクをプレゼントしたという女性も見つかった。彼女は都知事の“犬友”なのだという。「小池さんのテリアとうちの犬が仲よしなんです。週末は、小池さんご自身がワンちゃんを散歩させることもあって、うちの犬と出合ったりするとよく遊ぶんですね。その間に、私も小池さんとお話しさせていただくんです。新型コロナのせいで、布マスクを作る人も増えていますが、私も手作りしたものを小池さんに差し上げました」彼女が作った別のマスクを見せてもらうと、ほどこされた刺しゅうもかわいらしく、内側がガーゼになっていた。「私のマスクはまだ会見では見たことがありませんが、いつか(会見で)つけてくれるかも、と楽しみにしています。私のように、ワンちゃんの散歩で親しくなった近所の女性がほかにもいるようで、その方もマスクをプレゼントしたそうです」「女性自身」2020年5月12・19日合併号 掲載
2020年04月30日俳優の小池徹平(こいけ・てっぺい)さんが、2020年4月9日に自身のインスタグラムを更新。息子のオムツを替える様子を投稿し、ファンをキュンキュンさせています。小池徹平のイクメンっぷりにファンうっとり小池徹平さんは2018年11月に、3歳年上の女優・永夏子(はる・なつこ)さんと結婚。2019年9月6日には第1子となる男の子が生まれ、多くの祝福の声が寄せられました。小池徹平の妻・永夏子ってどんな人?『大恋愛』での演技や、現在の活躍はそして今回、インスタグラムにアップされた写真には愛する息子のオムツを交換する小池徹平さんの姿が! View this post on Instagram A post shared by Teppei Koike (@teppei.koike_official) on Apr 9, 2020 at 4:44am PDT写真には加工がほどこされていますが、小池徹平さんが育児を頑張っている様子がバッチリ写っています。小池徹平さんは現在、新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛を余儀なくされているそう。それでも「家族で過ごす時間が長いので、息子との絆をさらに深めるチャンスなのです」とポジティブに考えているようです。投稿を見たファンからは「素敵」「かっこいい」といった称賛の声が殺到しました。・パパをしてる徹平くんが新鮮。2人ともイケメンですね。・イクメンすぎる!ほのぼのしました。・今が一番、成長が楽しめる時期ですもんね。徹平パパ、ファイト!2020年4月14日現在、小池徹平さんはドラマ『ギルティ~この恋は罪ですか?~』(日本テレビ系)に出演中です。同作では不倫をする夫役を演じており、今回アップされた写真とのギャップも話題となっています。投稿では「このドラマは息子にはまだ早い」とお茶目につづっている小池徹平さん。これからも家族のために活躍し続けてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月14日2020年4月10日、YouTuberのHIKAKIN(以下、ヒカキン)さんが、『小池都知事にコロナのこと質問しまくってみた』という動画をYouTubeで公開。新型コロナウイルス(以下、コロナウイルス)についての疑問や不安な点を、東京都知事である小池百合子さんとの対談で解決していく動画に、称賛の声が寄せられています。今回の企画は、ヒカキンさんから小池都知事に打診し実現したとのこと。ヒカキンさんは、「コロナウイルスについての正確な情報を拡散し、未来で人が助かれば」という思いがあったといいます。動画では、若い世代も多く見ていることから若者への注意喚起や、『ソーシャルディスタンス』の意味を小学生でも理解できるような言葉に言い換えて説明がされていました。非常事態宣言や医療現場についてなど、ヒカキンさんから小池都知事に質問した数はおよそ15問。ヒカキンさんの元には、医療従事者からの大変な声も届いていたといい、医療現場で働く人々へのサポートを小池都知事に求めました。【ネットの声】・小学生でも分かるような内容でとてもいい。・的確すぎる質問。とても参考になった。・分かっていると思っていたことでも、今回改めてちゃんと理解できた。・この動画を収益化していないところが素晴らしい。この動画は、公開してから1日も経たずに、再生回数が500万回を超えていました。ヒカキンさんと小池都知事の対談で、幅広い世代の人に正しい情報として伝わったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年04月11日HIKAKIN(30)が4月10日、新型コロナウイルスについて小池百合子東京都知事(67)に質問するという動画をアップした。大きな反響を呼んでいる。同日、「小池都知事にコロナのこと質問しまくってみた」という動画をYouTubeに投稿したHIKAKIN。動画の冒頭で「若者代表だと思って」と意気込み、「今出来ることは何か」「若い人はどんなことに気を付ければいいか」などを小池都知事に訊ねた。続けて緊急事態宣言やソーシャル・ディスタンス、さらに「都内の病床数を増やす予定は」「人工呼吸器は今後増やせるのか」と医療現場についても問うた。最後、HIKAKINはインフルエンサーに「♯STAY HOME」「♯うちで過ごそう」を広めるよう協力をお願い。そしてソーシャル・ディスタンスの重要性も改めて伝えた。動画は6時間で290万回以上もの再生を記録。TwitterではHIKAKINの質問力を讃える声が上がっている。《若者代表として都知事に質問して下さり、ありがとうございます 知りたい事ばかりでしたので、とても助かるし心強いです お話も、分かりやすくて とても理解できます》《有名YouTuberが素直な質問をしてくれるのは本当にありがたい。都知事も、言えないこともあるだろうけどできる範囲で答えてくれるのは感謝でしかない》《都知事もヒカキンさんも忙しいなかで時間をとって動画を作っていただき、ありがとうございます 小池都知事の説明もとてもわかりやすかったし、ヒカキンさんも聞きたいことをきちんと聞いてくれて》《HIKAKINさんは、今疑問になっている点を的確に質問されていて、分かりやすいし、有難い》小池都知事も動画について《ヒカキンさんのご協力に感謝です》《ぜひおうち時間にご覧ください!》とTwitterで呼びかけている。2人の動画をキッカケにコロナ対策への意識がさらに高まりそうだ。
2020年04月11日俳優の小池徹平が、ミュージカル『るろうに剣心 京都編』の主演を務めることが13日、明らかになった。脚本・演出を小池修一郎が務める。同作は漫画家・和月伸宏による、累計部数6,000万部を超える人気コミックの舞台化作。2016年に小池修一郎の脚本・演出により宝塚歌劇団が初上演し、2018年には小池の新演出で男女版が上演された。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(小池徹平)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。小池演出で2度上演された同作だが、今回はファンの間でも熱狂的人気を誇る京都編をミュージカル化。さらに、360°ぐるりとステージが客席を取り囲むIHIステージアラウンド東京で観客を『るろ剣』世界へ誘っていく。公演は2020年秋を予定している。○小池徹平 コメント『るろうに剣心』は、子供の頃ずっと読んでいた作品で、そのキャラクターと同じ格好をさせていただき、演じられることの喜びを感じています。キャラクターの魅力はもちろん、アクションシーンも見どころです。緋村剣心のゆるい部分と、戦っている時の男らしい部分の二面性も出せたらいいなと思っているので、自分の中でメリハリをつけて演じたいです。演出の小池修一郎さんとは今回で2作目なのですが、小池先生からお話をいただいた時に、「体幹を鍛えておいてください!」と言われたので、相当動くハードな舞台になるかもしれません(笑)。今回の劇場となるIHIステージアラウンド東京は、何度も観に行ったことがあり、役者さんが舞台を走りまわっているのを観ていたので、僕自身も舞台に立ちたい、走りたいと思っていました。小池先生が、あの劇場をどう使って演出していくのかも楽しみです。原作ファンのみなさんはもちろん、演劇が好きな方、ミュージカルが好きな方にも楽しんでいただけるよう、ステージをふんだんに使った、新しくて面白いエンターテインメントを皆さんにお届けできればと思っています。僕自身、殺陣など新しいチャレンジに全力でぶつかっていきますので、楽しみにしていてください。劇場でお待ちしています!○小池修一郎 コメント宝塚以外で『るろうに剣心』をやるなら誰? と問われて真っ先に思い浮かんだのは小池徹平である。原画そっくりの顔立ちで、小柄だが敏捷、しなやかだが鋼のように強い。その徹平剣心が、今秋、遂にあのIHIステージアラウンド東京に参上する。物語は多くの方からご要望のあった京都編。剣心と仲間たちが立ち向かう志々雄真実一派、そして四乃森蒼紫……血湧き肉踊る明治剣客活劇浪漫! 乞うご期待!!(C)和月伸宏/集英社photographer LESLIE KEE(SIGNO)
2020年03月13日先日より公開スタートした、大泉洋と小池栄子が“嘘夫婦”を演じる『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』。この度、長回し一発OKの奇跡を収めた食堂でのシーンのメイキング映像が到着した。今回到着したメイキング映像は、妻と子に愛想を尽かされて自暴自棄になっている、大泉さん演じる田島を、キヌ子(小池さん)が不器用な愛情でなだめる場面。ここはスタッフが何度もリハーサルを重ね、入念な準備をして本番に挑んだところであり、成島出監督こだわりの長回しシーンのひとつだ。田島とキヌ子を撮影する反対側では、物音を立てまいとする緊迫感が漂う中、カメラレールが徐々に取り外され、テーブルや椅子などのセットが再配置されていき、スタッフやキャスト、エキストラの息の合った撮影の様子が覗ける。そして、監督の「カット!」の一声が響きわたると、自然と拍手が巻き起こり、小池さんは「よかったねー緊張したねー」と思わず安堵の息をつく場面も。改めてこのシーンをふり返った大泉さんと小池さんは、2人揃って「一連の芝居を終えて振り返ると、何事もなかったかのように元の配置に戻っていて、まるで手品みたいだった」と語っており、本映像はまさにそのタネ明かしのような映像となっている。『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~ 2020年2月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2019『グッドバイ』フィルムパートナーズ
2020年02月20日中村倫也主演4月スタートの新日曜ドラマ「美食探偵 明智五郎」に小池栄子が出演することが決定。自称・マグダラのマリアを演じる小池さんのビジュアルも到着した。本作は、東村アキコの初サスペンス漫画「美食探偵―明智五郎―」のドラマ化。中村さん演じる探偵・明智五郎が、類まれなグルメの知識を使い、殺人事件を解決しながら殺人鬼へと変貌する主婦と対決する“恋する毒殺サスペンス”。今回小池さんが演じるのは、元は平凡な専業主婦で明智に夫の浮気調査を依頼。その明智との出会いがきっかけで本当の自分に気づかされ、明智の気を惹くように次々に殺人を演出、殺人鬼へと変貌していく役どころだ。「恐ろしい役」と言いつつも、「女性なら皆、共感できる部分もあるのではないでしょうか」と今回の役柄の印象を話した小池さん。「これといった役作りせず、普段の自分が抑えている気持ちを解き放って、演じたいと思っています」と意気込み。特に共感したセリフについては「改めて、そうだよな……と再認識したのは、夫婦にとってセックスと食事ってどちらが大切な営みだと思う? っていう、問いかけのセリフです。日々の食事の裏切りの方が、身体の浮気をされるよりも悔しいというのは、すごく共感できました」と明かす。そして共演する中村さんについては「頼もしいです。なんの心配もいらないですし、とても芝居を愛している、芝居を楽しむ方なので、頼りにしています」と信頼を寄せ、「この作品で、今までお見せしたことのないような小池栄子のお芝居ができればいいなと思っています。是非期待して下さい」と呼びかけた。「美食探偵 明智五郎」は4月期日曜ドラマにて放送スタート(レギュラー放送枠 毎週日曜22時30分~)。(cinemacafe.net)
2020年02月04日兵庫・宝塚大劇場の2020年の幕開きを飾る宝塚歌劇雪組公演『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』が、1月1日に開幕した。「宝塚歌劇雪組 ミュージカル『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』」チケット情報1984年に公開されたセルジオ・レオーネ監督によるギャング映画を原作に、小池修一郎が脚本・演出を手がける本作。20世紀のアメリカ社会を背景に、ニューヨークの貧民街で暮らす移民の少年たちがギャングとして成りあがっていく様とその後を、友情や絆、恋模様を絡めて描いた物語だ。移民だからこその苦悩と夢、それゆえに手放してしまったもの…。この宝塚版では、トップスター・望海風斗が演じる主人公ヌードルスを軸に、登場人物それぞれの“生き様”が色濃く描き出されている。黒いスーツにソフト帽を被ったギャングたちが、クールな群舞を繰り広げるプロローグ。ダンディな色気で観客を惹きつけ、舞台は一転、1958年のニューヨーク・マンハッタンの場末、ローワー・イーストサイドの一角に立つダイナーへ。店主ファット・モーを訪ねてやって来た主人公ヌードルス。ふたりが25年ぶりの再会を果たすところから物語が始まり、そこから1920年代の少年期、1930年代の青年期の回想、そして1950年代の今(壮年期)へと、展開していく。ヌードルスを演じる望海は、その3世代を柔軟に演じ分けて魅せる。街では悪事を働きながらも、思いを寄せるデボラの前では“純”な一面を見せる少年期、罪を犯し、7年あまりの刑期を終えて仲間の元に戻った青年期、姿を隠して生きてきた壮年期は、哀切さを帯びた佇まいが印象的だ。孤独や葛藤を覚えるヌードルスを情感豊かに演じるとともに、抜群の歌唱力でも聴かせる望海。時が流れるとともに、ヌードルスと、それぞれの“夢”を求める仲間たちやデボラとの関係が変化していくのも見どころのひとつだ。デボラを演じるトップ娘役・真彩希帆も、バレエのレッスンに励み、スターになる夢を見る愛らしい少女時代から、芯の通った大人の女性へと成長していく様を見事に表現。歌唱のうまさも際立ち、ブロードウェイのスターとして劇場に立つ場面では、大階段いっぱいに広がるドレスをまとい、その美しさでも魅せる。少年期にヌードルスと出会い、行動を共にするマックスを演じるのは、彩風咲奈。非道なことに葛藤を覚えていくヌードルスに対し、仲間の中心となりどんなことをしてでも成功しようとするマックスを存在感たっぷりに表現。また、“裏”の顔を持つ全米運送組合のジミーを演じる彩凪翔、マックスが経営する潜り酒場のショースター・キャロルを演じる朝美絢らが繊細な演技で脇を固めている。アダルトな男の色気と、濃厚な人間ドラマ、そして宝塚ならではのショーアップされたシーンもあり。望海率いる充実の雪組が見応えたっぷりに仕上げた本作は、2月3日(月)まで、兵庫・宝塚大劇場、2月21日(金)から3月22日(日)まで東京宝塚劇場にて上演。東京公演のチケットは1月19日(日)一般発売。取材・文:黒石悦子
2020年01月09日宝塚歌劇団雪組によるミュージカル『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』が、1月1日(水)、兵庫県宝塚市の宝塚大劇場で開幕する。この作品は、1984年に公開された映画、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』の世界初のミュージカル化で、脚本・演出を手がけたのは、同劇団のヒットメーカー小池修一郎。これまでにも、『カサブランカ』や『オーシャンズ11』など、人気ハリウッド映画をミュージカル化して成功を収めた実績があり、加えてこの映画は小池自身が大ファンで、以前から舞台化を切望していたという。前評判の高さも当然だろう。物語は、ニューヨークを舞台に、禁酒法真っ盛りの1922年と、1930年から禁酒法が終わる33年まで、そして1958年と、3つの時間軸が交錯しながら進む。その中で、マンハッタンの貧民街で暮らす移民の少年たちが、暗黒街に足を踏み入れ、仲間との絆、裏切り、別れや再会を経験しながら成り上がっていく様子が、友情や恋を絡めながらドラマチックに描かれる。主人公のユダヤ系移民の二世ヌードルスには、人気と実力を兼ね備えた雪組トップスター望海風斗、彼の憧れの存在で、同じくユダヤ系移民の出身ながら、ショービジネスの世界で成功するデボラにトップ娘役の真彩希帆、やはりユダヤ系移民で、ヌードルスの親友であり最大のライバルでもあるマックスには彩風咲奈が挑む。演技力にも定評がある望海たちが、少年期、青年期、壮年期をどう演じ分けるかにも注目したい。宝塚大劇場での公演は2月3日(月)まで、その後、2月21日(金)から3月22日(日)までは東京宝塚劇場で公演が行なわれる。文:原田順子
2019年12月30日2020年、宝塚大劇場の新たな年の幕開けを、トップスター・望海風斗率いる雪組が飾る。演目は、小池修一郎が脚本・演出を手がけるミュージカル『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』だ。「宝塚歌劇雪組『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』」チケット情報1984年に公開されたセルジオ・レオーネ監督による傑作ギャング映画をミュージカル化した本作。以前、小池が同作のファンであることを知り、「いつか宝塚で舞台化されることがあれば、ぜひその一員として出演したいと思っていました」と望海。物語は急成長を遂げる20世紀のアメリカを舞台に、ニューヨークの貧民街で暮らす移民の少年たちが、ギャングとして成りあがっていく様を少年期、青年期、壮年期を交錯させて描かれる。「ギャングにならざるを得なかった人たちの背景を描いた作品。移民たちが成功を目指すも、なかなかうまくいかない。当時のアメリカの中で、移民としてどう生き抜いてきたかというのをさまざまな立場から描いた“人生のドラマ”だと思います」。望海が演じる主人公・ヌードルスは、貧しいユダヤ系移民の二世。少年時代に仲間をギャングに殺され、逆上して刺殺したことから刑務所に入れられた過去を持つ。「発散するタイプではなく、我慢強くて、どこか孤独を感じるような人物。仲間を殺されたときなど要所要所で狂気を見せる一方で、普段は何を思っているか分からないような部分があるので、そのバランスをうまく表現していきたいです」。ギャングでありながら、「“黒い”部分はあまり意識していません」と役作りについて語る望海。「裏社会で生きながらも、いつかはそこから抜け出したいと思っているのがヌードルスで、アメリカを憎んで恨み続けて、いつか勝ちたいと思っているのが彩風(咲奈)演じる仲間のマックス。同じギャングでも、どちらかというとマックスのほうが“黒い役”なので、その対比をしっかりとお見せしたいと思います」。2019年を振り返り「ふり幅の広い役をさせていただき、柔軟性がついた一年でした」と語る望海。2020年は「どんなことにも挑戦する気持ちを忘れず、トップとして強くありたい」と力を込める。「トップになって1年目はみんなに支えてもらい、2年目は組でいろんなことに挑戦させていただきました。来年はトップとして根っこのような強さを持って立ち、みんなが安心して舞台で自由にできるような年にしたいです」。公演は1月1日(水・祝)から2月3日(月)まで兵庫・宝塚大劇場、2月21日(金)から3月22日(日)まで東京宝塚劇場にて上演。東京公演のチケットは1月19日(日)発売開始。取材・文:黒石悦子
2019年12月19日ミュージカル『エリザベート』の製作発表が12日に都内で行われ、小池修一郎(演出/訳詞)、花總まり、愛希れいか、井上芳雄、山崎育三郎、古川雄大、池田篤郎(東宝 取締役演劇担当)が登場した。同作は1992年にウィーンで初演をむかえて以来、世界中で上演されているミュージカル。日本では1996年から宝塚歌劇団、2002年からは東宝版の上演が行われている。オーストリア=ハンガリー帝国の皇后・エリザベート(花總、愛希)の生涯を描き、ハプスブルク家の崩壊の物語に、"死"の概念である黄泉の帝王・トート(井上、山崎、古川)を絡めた。製作発表にはオーディエンス招待200名に1万人の応募があったというが、小池は「何かの縁ですから、これからも死ぬまでエリザベートを見続けてください」とアピール。また「エリザベートを一文字で表すと?」という難質問には井上が「断ることもできるんですか?」と戸惑いつつも、「僕、愛だ思います。言ったもん勝ちだと思うので!」と手を挙げる。そんな井上の様子を見た出演者陣はどんどん挙手し、古川は「僕も愛……」、花總は「エリザベート的には、"生"きるです。どんな時も生きる!」、山崎は「熱。お客様の熱」と回答。愛希は「欲! 人間の欲の部分が人間らしくて良いかと思います」と新たな視点で、周囲を驚かせていた。「それぞれにとってエリザベートとは?」という質問には、花總が「自分の人生を変えるほどの大切な節目となった作品です。初演の時はまだ22歳。その時に初めて演じさせていただいた役を今こうしてまだ演じる機会をいただけていることが奇跡だと思いますし、なくてはならない作品であり、役になっております」としみじみ。愛希は「ずっと憧れだったので、演じている今でも『夢なんじゃないか』という瞬間もありました。なかなか乗り越えられない壁というか、登れたと思ったらまたさらに高い壁が待っているという感じで、ずっと憧れの作品ですし、役です」と心境を吐露した。井上は「作品としては奇跡のようなバランスで生まれたミュージカルだと思って、何十年に1本だと思います」と見解を披露。「だからこそ、僕たちにチャンスをくれる。熱狂させるのは保証されているので、その分いろんなチャレンジができる。僕もそのチャレンジの一環で生まれたと思うんですけど、ミュージカル観客を増やすことができるし、たくさんの人にチャンスを与え続けてる、全部ひっくるめて奇跡の作品だと思います」と語った。2015年からルキーニ役として出演し、今回トート役に初挑戦する山崎は「毎回ルキーニとして舞台に立つ時には自分のセリフから始まるんですけど、何公演やっても緊張するという舞台は初めて」と振り返る。これまでルドルフ役として出演し、2019年よりトート役を演じている古川が「ともにミュージカル人生を歩いた作品。オーディションのときとか考えると失礼な態度をとったり、稽古中も先生に対してちょっと反抗的な態度をとったり。でも先生が愛をもって接してくださったおかげで、今では言われたら『はい』と答えるようになった」と成長を表すと、井上がすかさず「飼い慣らされて行ったってことですか?」とつっこんだ。製作発表後の取材で「反抗的な態度」を深掘りされてしまった古川は「成長ということを表すために、誇張した部分はあります。言われたことを自分ができないということに対しての苛立ちから、少しムスっとしたり……」と説明する。弁解する古川の様子を、山崎は「よくしてた」、花總は「してたよね。私たち見てた」と笑顔で見守り、古川は「誇張してないのかもしれません」と苦笑していた。東京公演は帝国劇場にて2020年4月9日~5月4日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて5月11日~6月2日、名古屋公演は御園座にて6月10日~28日、福岡公演は博多座にて7月6日~8月3日。○キャストエリザベート(Wキャスト):花總まり、愛希れいかトート(トリプルキャスト):井上芳雄(大阪、名古屋、福岡公演)、山崎育三郎(東京公演)、古川雄大フランツ・ヨーゼフ(Wキャスト):田代万里生、佐藤隆起ルドルフ:三浦涼介ルドヴィカ/マダム・ヴォルフ:未来優希ゾフィー(トリプルキャスト):剣幸、涼風真世、香寿たつき(東京、大阪公演)ルイジ・ルキーニ(トリプルキャスト):尾上松也(東京、大阪公演)、上山竜治、黒羽麻璃央
2019年11月12日ミュージカル『エリザベート』の制作発表が12日に都内で行われ、小池修一郎(演出/訳詞)、花總まり、愛希れいか、井上芳雄、山崎育三郎、古川雄大、池田篤郎(東宝 取締役演劇担当)が登場した。同作は1992年にウィーンで初演をむかえて以来、世界中で上演されているミュージカル。日本では1996年から宝塚歌劇団、2002年からは東宝版の上演が行われている。オーストリア=ハンガリー帝国の皇后・エリザベート(花總、愛希)の生涯を描き、ハプスブルク家の崩壊の物語に、"死"の概念である黄泉の帝王・トート(井上、山崎、古川)を絡めた。2015年よりルキーニ役として何度も同舞台に立ってきた山崎が、今回初のトート役に挑戦。山崎は「ルキーニという役に出会ったことで役者としての新しい扉が開いたと思っており、本当に感謝しています。そんな中で来年、20周年という大きな節目の年にトートという役で帝国劇場に立てることを嬉しく思いますし、誰よりも近くでトートを見てきましたので、ルキーニを演じた自分を演じた自分だからこそできるトートができるんじゃないかなと思っております。トートとルキーニの関係性が大事だと思って演じてきたので、ルキーニ役とも相談しながら演じていきたい」と意気込んだ。山崎は「恐怖心を与える、氷のように冷たく触ったら火傷しそうなというイメージ」とトートを表しつつ、「今回小池先生のこだわりで、"真ん中分け"のトートなんですね。東宝版でも宝塚版でも、今までのトートにいないということで、視覚的にも注目していただきたい」と意外な観点からアピール。小池が「70年代のロックのイメージ」と説明すると、山崎は「ちょっとどういうことか……」と戸惑い、井上は「僕たちも真ん中分けでいこうねって話をしてる。オールバックかもしれないし」と古川と顔を見合わせた。制作発表後の囲み取材でも、センター分けは話題に。山崎は「トートが決まって、今年の公演のルキーニも真ん中分けにしたんですよ。6:4くらいだったのが、5:5に」と明かす。2019年の公演開始よりも前にトート役が決まっていたために「トートの動きとか動線をずっと見てました」と言うと、井上も「見られてるというのは、僕たちも感じてました」とニヤリとした。真ん中分けのこだわりについては「完全に小池先生です。いくつかあったカツラの中で、初めから先生は『育はセンター分けだ』って。真ん中分けで紫、という先生のこだわりが最初から最後までありました」と振り返った山崎。「ルキーニの前に帝国劇場で扮装をやったんですけど、すっぴんの状態で紫の真ん中分けのカツラをかぶったので『これはまずいことになる』と思ったんです。全然似合ってなくて。でも先生はそのときからメイクしたところまで見えていた」と苦笑する。出演者陣も山崎のトート就任について「なんとなく知っていた」という状態で、井上は「この前のS帝劇のの千秋楽時に、カーテンコールで『次やるんだってね』って、初めて言った」と振り返る。「なんかアドバイスください」という山崎に、井上は「企業秘密なんで……」と交わしつつ、「『ちょっと歌い方変えました?』と聞きにきてくれたりとか。『自分だったらどうしよう』と考えてるんだろうなと、感じてはいました」と明かす。井上は「僕が真ん中分けにしてるかもしれないですね」と再度真ん中分けに触れつつ、「でも、全然違うトートになると思うんですよ。やればやるほど形が捉えられないので」と心境を語った。東京公演は帝国劇場にて2020年4月9日〜5月4日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて5月11日〜6月2日、名古屋公演は御園座にて6月10日〜28日、福岡公演は博多座にて7月6日〜8月3日。○キャストエリザベート(Wキャスト):花總まり、愛希れいかトート(トリプルキャスト):井上芳雄(大阪、名古屋、福岡公演)、山崎育三郎(東京公演)、古川雄大フランツ・ヨーゼフ(Wキャスト):田代万里生、佐藤隆起ルドルフ:三浦涼介ルドヴィカ/マダム・ヴォルフ:未来優希ゾフィー(トリプルキャスト):剣幸、涼風真世、香寿たつき(東京、大阪公演)ルイジ・ルキーニ(トリプルキャスト):尾上松也(東京、大阪公演)、上山竜治、黒羽麻璃央
2019年11月12日宝塚歌劇雪組公演『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』の制作発表会見が9月27日、都内で行われた。セルジオ・レオーネ監督、ロバート・デニーロ主演で知られる傑作ギャング映画を世界で初めて宝塚歌劇団がミュージカル化。日本ミュージカル界を牽引する演出家・小池修一郎が「原作映画がとても好き」だと語り、舞台化を熱望していたという作品を満を持して取り上げる注目作だ。これに、実力・人気とも非常に高いトップスター・望海風斗率いる雪組が挑む。チケット情報はこちらこの日の会見には望海風斗、真彩希帆のトップコンビに加え、彩風咲奈、彩凪翔、朝美絢が登壇。その5人がまず作品の世界観を伝えるパフォーマンス披露。セリフも歌もなく、音楽とナレーションにのせ出演者がダンスを中心に魅せるパフォーマンスだったが、そこは実力派の雪組、ムーディかつ大人の色気で報道陣を魅了した。その後トークショー、質疑応答と進んだ会見では、望海は「今までも何度かマフィアを演じたことがあり、その時に勉強のためにこの映画を観た。男の哀愁、一筋縄ではいかない友情、恋愛、耳にも心にも残るメロディに惹かれていました。そして小池先生もこの作品がお好きだということを聞いていて、いつか宝塚でやるのであれば私も出演したいなと思っていたところ、今回(主役の)ヌードルス役で……というお話をいただけて嬉しかった」と心境を。その望海に対して小池は「男役としての華やかさに加えて、男役の精神や内に秘めたエネルギーから、さまざまな経験を経た“哀愁”も出せるだろう、そこがすごく魅力的だろうと期待している」とコメント。またヒロイン・デボラを演じる真彩が「映画ではデボラの瞳がとても綺麗で印象的」と語ったところから小池は「特にレオーネ監督は映像表現に長けているので、アップの表情が印象に残って当然。真彩は歌唱力が素晴らしいし、デボラはブロードウェイスターになる設定なので、きちんとミュージカル女優として表現したい。原作や映画より自己主張の強い女性になると思う」と構想と期待を語った。ほか、悪役をやりたかったという彩風が「私にとっても新しい挑戦」、彩凪が「皆を扇動していく役なので、自分の言葉に説得力を出していかなければならない」と語るなど、それぞれ意気込み十分。また男役スターの朝美は今回は女性役。この日も美しいドレス姿を見せていたが、小池から「(朝美は)男役で出てくるところもあります」と言われ「いま初めて聞きました」と驚く一幕も。「あまり詳しく話すと楽しみが減る。観てのお楽しみにとっておきたい」とのことだが、舞台化にあたって小池は様々な仕掛けを考えているようだった。「何よりも望海風斗と真彩希帆の歌唱力、そして今の雪組全体のレベルが高いので、そこを活かせるものに」と小池。公演は2020年1月1日(水・祝)から2月3日(月)まで兵庫・宝塚大劇場、2月21日(金)から3月22日(日)まで東京宝塚劇場にて上演される。兵庫公演は12月7日(土)、東京公演は1月19日(日)にそれぞれ一般発売開始。
2019年10月01日10月からの“オトナの土ドラ”は、高岡早紀が主人公を演じるサイコスリラー「リカ」を放送。小池徹平と大谷亮平も出演し、純愛を貫くがゆえに狂気と化してしまう主人公の愛情への渇望を描く2部構成のドラマが展開する。原作は、第2回ホラーサスペンス大賞を受賞したベストセラー、五十嵐貴久の「リカ」シリーズ。今回は「リハーサル」「リカ」の2冊、常軌を逸した女・リカが周囲を破滅に追い込んでいく戦慄のエピソードを2部構成でドラマ化。誰もが陥るかもしれない恐怖体験を描き出す。主人公のリカを演じるのは、近年では「向かいのバズる家族」『雪の華』などに出演した高岡早紀。「女は28歳で結婚し、家庭に入るのが一番幸せ」と永遠の28歳、乙女のような純粋さを持ちながら、愛を求め恐るべき犯罪を遂行する…。「これは相当大変な役」。台本を読んだ感想をこう語った高岡さんは、「嫌われる女性を演じたことは過去にたくさんありましたが、ここまで救いようがなく、嫌われる要素しかない女性を演じた経験はありません。台本を読んでいてもうまく読み進められていないという現状で、単純に恐ろしい女に出会ってしまったと思っています」と印象を明かす。しかし、「彼女のピュアさや、誰かに必要とされたいと思う欲求は、大人になっても誰もが絶対に持っている部分であり、そこに関しては彼女に嘘はなく、私自身も共感していけると思っています」とわずかに共感できる部分も見つけた様子。「まず、自分自身がリカを好きになり、受け入れなくてはいけないので、その要素を台本を読みながら一生懸命拾っているところです。少しでも共感部分を広げることが、このドラマを観たいと思っていただける基盤になると思うので、共感から入って頂いてから、『違う!』とか『怖い!』と感じ、楽しんでいただけたらと思います」とコメントしている。また、病院が舞台の第1部でリカのターゲットになるのは、小池徹平演じる外科医・大矢昌史。婚約者もいて順風満帆な人生だったが、リカの登場で全てが狂ってしまう。そして3年後から始まる第2部では、大谷亮平演じる映画製作プロデューサー・本間隆雄がリカのターゲットに。妻と別居中にマッチングアプリを通じてリカと出会い、破滅の道へ。小池さんは、今回演じる役について「実は特にこういう人間だという飛び抜けたものがなく、普通で真面目な青年という印象が強いです。理由もわからぬまま、病院でリカにストーキングをされて巻き込まれる、とてもかわいそうな人です(苦笑)」と役どころについて説明し、「ただ、普通の人間がストーカーに遭ったとき、どういう思いをしていくのかという感情の流れをしっかり見せていかないと視聴者の皆さんに伝わらないと思っていて、“普通”という役どころは、実はかなり難しいとも思います」と語っている。そして「リカはかなり強烈なキャラクターではありますが、現実に起きてもおかしくないストーリーだと思いました。ストーカーに迫られる役ということもあり、いろいろと考えてしまったというのが正直な感想です」とリアルに感じたという大谷さん。役柄については、こちらも「いたって普通の常識人です」と話し、初共演となる高岡さんについては「大人の女性という印象で、まさにオトナの土ドラの主演にぴったりの方だと思いました。神秘的な部分も感じていて、これからリカとしてどう出てくるのか未知数でとても楽しみです」と共演を楽しみにしている様子だ。また、すでにSNSでは「リカがドラマ化とかヤバ過ぎる」「絶対観る!」「怖そう~」などと期待の声も出はじめている。「リカ」ストーリー●第1部都内にある花山病院に看護師として採用された雨宮リカ。副院長で外科医の大矢昌史は、将来を嘱望される病院のエースで婚約者もいる。しかし、昌史はリカにとっての運命的な出逢いをしてしまう。そう、リカは「運命の相手」として、昌史に目を付けて病院に入り込んだのだった。すると、花山病院で不可解な事件が続く。消えていく患者、看護師、医師たち。そして、昌史の婚約者にもリカの魔の手が伸びる…。●第2部3年後。映画会社のプロデューサー・本間隆雄は、妻の浮気が原因で別居中。ある日、仕事上のリサーチのため「メールで文通ができるマッチングアプリ」に登録する。そこにハンドルネーム<リカ>を名乗る女性からメールが。しばらく文通が続き、本間は仕事目的で<リカ>に会ってみようと提案。これが地獄への入り口、破滅の幕開けだった。以来、本間の携帯にはおびただしい数のメールと着信が。リカの執拗なストーキングが続く。本間の同僚、探偵、刑事、そして妻と娘と周囲を巻き込んだ壮絶なストーリーは、予想外の結末を迎える――。オトナの土ドラ「リカ」は10月5日より毎週土曜日23時40分~東海テレビ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年08月30日