2020年最大のヒットドラマとなった『半沢直樹』での好演も記憶に新しい尾上松也が、〈このマンガがすごい!〉大賞にもランクインした金魚すくいを題材にした原作漫画を、ユニークな世界観で映画化した『すくってごらん』で映画初主演を果たす。尾上松也演じる、東京本社から左遷された銀行員・香芝が、“金魚すくい”を通じて成長していく姿を、歌やダンスを盛り込みながら見つめていく本作。香芝が一目惚れするヒロイン・吉乃を演じるのは、人気アイドルグループ・ももいろクローバーZの一員であり、女優としても注目を浴びている百田夏菜子だ。3月12日の全国公開に向け、1月15日からはチケット発売が開始。ぴあ限定絵柄のクリアファイル付きムビチケも同日発売となる。初共演となったふたりが撮影を振り返った。突如として始まるラップに「どこからあんな発想が出てくるの?」── 原作の持つ“金魚すくい”という題材に加えて、映画版ではさらにユニークな世界が構築されています。おふたりとも登場シーンから歌を披露していますね。松也香芝は冒頭、柿澤(勇人)くん演じる王寺の車に乗った途端に歌い出してますからね。今回、いくつもの歌を歌いましたが、途中、ラップまでありますから。百田大好きですよ、あのラップ。松也僕も好きだけど、どこからあんな発想が出てくるんだろうと思いました(笑)。非常にトリッキーな演出で、なおかつあそこは急に英語になりますからね。英語でラップする機会なんてなかなかないですから、難しかったです。プラス動きもありましたし。銀行内でのシーンで、動きをみんなで合わせる必要があったので、事前にみんなで練習してから現場入りしました。それから、支店長が書類にハンコを押してリズムを刻むシーンがあるのですが、支店長が全然できなくて(笑)。百田そうだったんですか。松也何度もやりましたね。みんなで文句言ってプレッシャーをかけながら(笑)。── 百田さんは歌に加え、ピアノを弾くシーンもあります。百田そうなんです。幼稚園のときにピアニカを触ったことがあるくらいで、ピアノを弾いたことなんてありませんでした。最初に音源をいただいたときは、「だいぶピアノ弾いてる感じだけど、これをやるの?」と心配になりました。でもやっていくうちに楽しくなって、最初は、本編で使われるピアノの音は吹き替える予定だったんですけど、せっかく弾けるようになったんだから、音も自分の音にしたほうが伝わるねということで、レコーディングしたんです。歌のレコーディングには慣れていますが、ピアノのレコーディングは初めてでした。幻想的なデュエットシーンを成功させたのは、バスケット⁉── デュエット場面もありました。電話ボックスが登場するシーンはとても幻想的でしたが、松也さんは水を浴びていましたね。松也倉庫のようなスタジオに、セットを立て込んで撮影しました。百田最後に松也さんが電話ボックスを開けると、水がバシャ!と顔にかかって現実に戻るんですけど、1発で成功させないといけないので、緊張感がありましたよね。松也スタッフで事前に何回もテストをしたので、スタジオ内を何人もずぶ濡れの人が歩いてました(笑)。本番では、真正面から顔に水を受けましたが、なんとか1発で成功させました。── 初共演ですが、デュエットというのは、仲良くなるきっかけになるものですか?百田仲良くなれたのはバスケットですよね。松也そうそう!序盤に百田さんと踊り子さんたちが登場して、僕が不思議な世界に誘われていくシーンがあるんです。そこのリハーサルを、ロケ地近くの体育館でやった時に、せっかく体育館だし、百田さんもバスケ部だったということで、みんなでバスケをしたんです。フリースロー対決をして、負けた人がアイスクリームをおごることになって。百田私が勝ちました!松也あのとき、最初にバスケで仲良くなれたのはすごくよかったですね。百田それがあったから、デュエットも、よりやりやすかったのかもしれません。脚本からは想像しきれなかったオリジナリティ溢れる世界観が魅力── 完成作を観て、お互いのシーンで印象的だったところを教えてください。松也僕は後半、吉乃さんが王寺の歌っているところを見て、涙を流しているシーンがとても印象的でした。キレイだったのと当時に、香芝としては吉乃に惹かれているわけですから、複雑なシーンでした。そこから続く、石田ニコルさんの演じる明日香さんが加わっての、幼なじみ3人で話している場面も、自分は入れない感じがあって切なかったです。百田私は香芝さんと明日香さんのデュエットシーンです。すごく好きな曲ですが、あそこは特に大人な感じがあって引き込まれました。おふたりがすごく魅力的でした。松也僕は、あのときが映像で初のキスシーンだったんですよ。映像ファーストキス。百田奪うんじゃなくて、奪われてましたよね(笑)。松也すごく緊張してたんですが、ニコルさんにリハーサルの時からしれっとキスされて(笑)。ニコルさんも映像ファーストキスだったらしいんですけどね。── 改めて初主演&初ヒロインを務めた感想は?百田脚本だけでは想像しきれないことばかりの作品でした。しかも今回、共演させていただいた方々が、みなさん全然違うジャンルで活躍されている方ばかりだったことも新鮮で、撮影が楽しみでした。それに、自分がヒロインという重要なポジションでやらせていただくなんて想像もしていないことでした。松也でもいつも“週末ヒロイン”なわけでしょ。百田確かに週末はヒロインですけど。って、そういうのはいいですから!(笑)とにかく、この世界に飛び込んでみたいと思って挑戦させていただきました。みなさんとの関係性や掛け合いを大切にできたと思います。松也脚本からは想像ができないからこそ、興味が湧いて、魅力を感じた作品です。「これをどうやるの?」と(笑)。現場では、真壁(幸紀)監督が思い描いているものを形にしようという空気を作って、とにかくみんなで楽しくいられればいいという思いでした。引っ張っていけたかは自分では分かりませんが、そうしたいい空気にはなっていたと思います。ふたりとも、脚本からはどんな映画になるのか想像ができなかったと振り返る『すくってごらん』。大胆な映像表現と演出で、原作の持つオリジナリティをさらに発展させてみせた。不思議な城下町を訪れた主人公は、何を“すくって”みせるのか。達者な役者たちが生み出す世界に身を委ねて感じて欲しい。取材・文:望月ふみ撮影:稲澤朝博『すくってごらん』 3月12日(金)公開ムビチケ前売券(カード)発売中特典:A4オリジナルクリアファイル(数量限定)※ぴあ限定オリジナルクリアファイル付きムビチケ前売券(カード)は チケットぴあ() にて発売中原作者・大谷紀子による描き下ろしイラストのムビチケぴあ限定特典のオリジナルクリアファイル(C)2020映画「すくってごらん」製作委員会 (C)大谷紀子/講談社尾上松也さん、百田夏菜子さんのサイン入りチェキを2名様にプレゼントします!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=97740401-ef6e-4a86-b3a5-d4fd2dc23277&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。
2021年01月15日尾上松也初主演映画『すくってごらん』より、4種類のキャラクターポスタービジュアルが公開された。とある失敗で左遷された、松也さん演じる銀行マンの香芝誠が、都会から遠く離れた地で出会った金魚すくいを通じて成長していく物語が描かれる本作。今回到着したキャラクターポスターは、金魚すくいの店「紅燈屋」で初めて金魚すくいに向き合う香芝をはじめ、暖簾をくぐる、百田夏菜子(「ももいろクローバーZ」)演じる「紅燈屋」の生駒吉乃。吉乃が「お兄さま」と呼ぶ、柿澤勇人演じる謎の男・王寺昇が、金魚カーに乗っている姿。奈良の古き良き街並みを背に写る、香芝に恋心を抱く石田ニコル演じる魅惑的なカフェ店員・山添明日香の4名がそれぞれ写し出されている。金魚のモチーフと共に、「“元”エリート銀行員」、「運命的に出会う謎の美女」などと、キャラクターについてのコピーも添えられている。さらに、1月15日(金)よりムビチケ前売券(カード)が販売される。こちらは、原作者・大谷紀子による描き下ろしイラスト。映画キャストにあわせ、松也さん演じる香芝と百田さん演じる吉乃が金魚すくいを楽しんでいる姿が描かれている。特典は、キャラクターポスターの写真が使用されたA4サイズのオリジナルクリアファイルとなっている(数量限定)。また「BE LOVE」3月号(2月1日発売)では、大谷さんの撮影ロケレポート漫画の掲載も予定されている。『すくってごらん』は3月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:すくってごらん 2021年3月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2020映画「すくってごらん」製作委員会 (C)大谷紀子/講談社
2021年01月14日大谷紀子の金魚すくい漫画を原作とした、尾上松也の映画初主演作『すくってごらん』より、本作の映像初公開となる特報映像、さらに場面写真も到着した。本作は、順風満帆なエリート銀行員人生から道を外れ、荒んだ気持ちを抱えて左遷の地にやってきた、松也さん演じる香芝誠が、世界一静かで優雅なスポーツといわれる「金魚すくい」や、それを取り巻く人々と出会い、成長していく物語。今回到着した映像では、本作のヒロイン・生駒吉乃(百田夏菜子)が、「一戦交えてってくださいな」と誘うシーンや、大きな水槽にたくさんの金魚が泳ぐ美しい映像。そして、生駒に「惚れちゃったんだ」と言い放つ山添明日香(石田ニコル)、「楽しんでいってくださいね」と言う王寺昇(柿澤勇人)など、恋の物語も期待膨らむシーンが見られる。さらに、『モアナと伝説の海』のマウイ役や、ミュージカルなど多くの舞台にも参加する松也さんが歌唱するシーンも挿入されている。『すくってごらん』は2021年3月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:すくってごらん 2021年3月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2020映画「すくってごらん」製作委員会 (C)大谷紀子/講談社
2020年12月23日東京・歌舞伎座で12月26日(日)まで上演中の『十二月大歌舞伎』の第一部で舞踊劇『弥生の花浅草祭』に出演し、尾上松也とふたりで早替りによる4つの場面の踊り分けを披露。2021年1月には『壽 初春大歌舞伎』第三部『らくだ』で、朴訥で正直者だが酒によって豹変する紙屑買い・久六に初役で挑む片岡愛之助が、都内で取材会を行った。今月2日に幕が開いた『十二月大歌舞伎』について「歌舞伎座で四変化を勤められるのは本当にありがたいこと。このようなご時世の中、普段の窮屈さを忘れ、夢を持っていただければ嬉しいなと思います」と語る。さらに「元気いっぱいの(尾上)松也くんと勤められて嬉しいです。」と、話題を呼んだドラマ『半沢直樹』では一度も共演シーンのなかった松也との共演に喜びを滲ませる。来年1月の『壽 初春大歌舞伎』で演じる『らくだ』の「紙屑買久六」の役どころについて「屑屋は、上方から流れてきた屑屋ということで、大阪弁で勤めさせていただきます。江戸の言葉と、上方の言葉が混ざり合う、珍しいものじゃないでしょうか。久六のような役は、あまり勤めたことがない珍しい役どころで、僕自身も楽しみです」と初役への意気込みを語る。久六と、いわば久六を振り回す役どころの遊び人、手斧目(ちょうなめ)の半次とのかけあいが見どころとなる『らくだ』だが、半次を演じる中村芝翫については「(中村)芝翫兄さんには、小学生のころから可愛がっていただいています。(中村)福助兄さんとおもちゃを買ってきてくださり、一緒に遊んでくださっていた大先輩と一緒に歌舞伎座でお芝居ができることはありがたく、楽しみです」と微笑ましいエピソードも披露。ふたりのコンビネーションに期待が高まる。落語の人情噺を題材にした本作について、「歌舞伎を観たことのない方でも分かりやすい作品、マスクの中で楽しんでいただければ」と魅力をアピール。感染防止対策のため、8月から四部制で上演してきた歌舞伎座公演が、来月から再び三部制での上演となるが、「歌舞伎座は感染症対策をしっかりしていて、楽屋での挨拶回りはせず、終演後は速やかにお風呂に入って楽屋を出る」と歌舞伎座の徹底した対策ぶりを改めて強調しつつ、「舞台の早拵えよりも終演後の早拵えが大変だったのですが(笑)」とその苦労を笑みを交えつつこぼす。映像での活躍が歌舞伎鑑賞のきっかけになれば2020年を「当たり前のように舞台に立たせていただく、“普通”のことのありがたさを感じました。どのような職業の方もそうだと思いますが、当たり前の幸せを痛感した1年でした」と語り、年末恒例の「今年1年を漢字1文字で表すと」の質問には「命」と回答。「身の回りで亡くなられた方が多かった1年。命の儚さ、自分が生まれたことの意味や意義、命について考えさせられた1年でした」と振り返る。また、2021年は「歌舞伎と映像を半分半分できれは理想」と抱負を語る。「『半沢直樹』を見て、“黒崎役の人、歌舞伎に出てるんだ”と初めて僕のことを知って、歌舞伎を観に行き、“すごく楽しかったです”というメッセージを、お手紙やブログのコメントでいただきました。それがすごく嬉しくて、やってきたことが間違いではなかったんだなと思いました。テレビや映画をきっかけに歌舞伎を観に来ていただけたら、絶対に“こんなにわかりやすかったんだ” “こんなに楽しかったんだ”と言っていただける自信があります。そして古典や新作など、自分に合う歌舞伎を見つけていただければ幸いです」。愛之助出演の『十二月大歌舞伎』は12月26日(土)まで、『壽 初春大歌舞伎』は年明け1月2日(土)より27日(水)まで上演。『十二月大歌舞伎』第一部11:00~第二部13:30~第三部16:00~第四部19:15~2020年12月26日(土)まで『壽 初春大歌舞伎』第一部11:00~第二部14:45~第三部18:45~2021年1月2日(土)~27日(水)会場:東京・歌舞伎座
2020年12月16日東京・歌舞伎座にて『壽 初春大歌舞伎』が、来年1月2日(土)から27日(日)まで上演されることになり、本公演に出演する歌舞伎俳優の松本幸四郎と市川猿之助が取材に応じた。8月の再開以降、1演目4部制で公演が行われた歌舞伎座の舞台。そこで試行錯誤を繰り返しながら、躍動を続けた両名が、2演目3部制に切り替わる初春のめでたい舞台に立ち、新たな年の幕開けを彩る。幸四郎は第3部『菅原伝授手習鑑 車引』に梅王丸役として出演し、父・松本白鸚(松王丸役)、息子・市川染五郎(桜丸役)と共演。親子孫三代そろい踏みが実現するのは、平成30(2018)年1、2月歌舞伎座、12月南座での三代同時襲名披露、令和元(2019)年6月歌舞伎の三谷かぶき『月光露針路日本 風雲児たち』以来となる。「芝居に出られること、さらにそれが父と染五郎と一緒なのは、ありがたいことですし、幸せですね」と喜びをかみしめる幸四郎。共演が決まった染五郎の様子については「あまり感情を表に出すタイプじゃないので(笑)、ビックリな気持ちもあったみたいですけど、稽古ではうれしそうな顔をしているので……、純粋にうれしいんじゃないですかね」と目を細めた。松本幸四郎自身が演じる梅王丸の魅力は「力強さ」だといい、「演じる側も、ご覧になる皆さんも『これぞ歌舞伎だよね』ってど真ん中の魅力がありますからね。その分、セリフ、ボリューム、大きさを、身1つで表現しなければならない」と分析。その上で「先代の(中村)又五郎のおじさまからは、『花道を引っ込むときは“くくり猿”のように』と教えていただいた。ただ力を入れれば、力強く見えるのではない。そういうところが、歌舞伎の色合いであり、大らかさだと思います」と先人の教えをヒントに、令和の梅王丸をダイナミックに体現する決意を示した。新型コロナウイルスの感染拡大による公演中断を経て、再び歩みを始めた歌舞伎興行だが、幸四郎自身は「全員で再開したわけではないので、本当の再開とは思っていない」と神妙な面持ち。「例えば、幕間がどうなるのか。次の演目を劇場で待ちながら、売店で記念や情報を手にしてもらうのも、歌舞伎ですから。歌舞伎ならではの一体感が味わえる“大向こう”も今のこの状況では……。終息後の展望ですか?それはないですね。(環境が)元に戻ることはないと思いますが、時代が変わっても、歌舞伎を今なくすわけにはいかないという思いだけです」と静かに闘志をたぎらせる。「悪太郎」でいまこそ笑えるお芝居を届けたい坂田藤十郎を偲んで『夕霧名残の正月』も上演市川猿之助(左)と松本幸四郎(右)一方、猿之助は第1部『悪太郎』に出演。現在の四代目猿之助の曽祖父・二代目猿之助(初代猿翁)が初演し、澤瀉屋のお家芸『猿翁十種』のひとつとなるユーモアあふれる舞踏で、猿之助は悪太郎を演じる。本公演での上演は、平成22(2010)年1月の浅草公会堂以来となる。「こんな世の中だからこそ、笑いたいじゃないですか。稽古が十分にできない状況で、お見せできる演目となると、『悪太郎』はうち(澤瀉屋)しかできないので、めずらしいものをお目にかけようかなと」と演目を選んだ理由を明かす猿之助。初代猿翁の“当たり役”でもある悪太郎について「曽祖父が出演していた映像を見ると、当て書きされた作品だから、もう(初代猿翁が)立っているだけでおかしくって(笑)。それを演じるのは難しいですけど、もうある意味、吹っ切れて、三谷(幸喜)さんに見いだされた自分の面白みで行くしかないですね」と幸四郎同様に、こちらも新たなキャラクター像の創出に意欲を燃やす。市川猿之助本公演を皮切りに、2演目3部制に踏み出す歌舞伎座の“今後”には「吉と出るか凶と出るか。やってみないと分からないですね」と改めて気を引き締める。「世間は第3波って言われているし、8月の『歌舞伎が戻ってきた』というお祭り的な雰囲気は、今続いていないですから。もちろん、命にかかわることですし『今はまだ歌舞伎座に行けない』というお手紙もたくさんいただきます。そんななか、幸いにも11月の五変化(『蜘蛛の絲宿直噺』)では早替りをして、蜘蛛の糸を投げて……。それができたってのは小さな進歩だけど、自分としては大きな進歩で。まあ、元に戻っただけなんですけど(笑)。これからは歌舞伎にとっても転換期。もちろん、途絶えてしまってはいけないと思うので、僕らの世代がちゃんと荷物を運んであげないと。そうしないと、若い世代が荷物を片付けるとき、時代に合った取捨選択ができないですからね」『悪太郎』には猿之助に加えて、中村福之助(修行者智蓮坊役)、中村鷹之資(太郎冠者役)、市川猿弥(伯父安木松之丞役)が出演。また、『菅原伝授手習鑑 車引』には大谷廣太郎(杉王丸役)、松本錦吾(金棒引藤内役)、坂東彌十郎(藤原時平役)が顔をそろえる。なお、第1部では尾上松也らが登場する『壽浅草柱建』、第2部では亡くなった坂田藤十郎を偲んで、中村鴈治郎らが上演する『夕霧名残の正月 由縁の月』、中村吉右衛門と中村梅玉が共演する『仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場』を上演。第3部には作・岡鬼太郎の『らくだ』が名を連ねている。チケットは12月14日(月)より発売。取材・文・撮影:内田涼歌舞伎座『十時月大歌舞伎』2021年1月2日(土)~2021年1月27日(土)第一部午前11時~第二部午後2時45分~第三部午後6時45分~会場:歌舞伎座(東京)
2020年12月07日今月も引き続き、四部完全入れ替え制での上演だ。桟敷を含め、前後左右を開けた千鳥型の席配置となる。第一部は『弥生の花浅草祭』。江戸時代、三月に催されていた浅草神社の三社祭の山車人形を題材に、常磐津、清元、長唄と音楽が変化していく中を、ふたりの役者がそれぞれ四役を踊り分けていく躍動感あふれる変化舞踊だ。片岡愛之助が竹内宿禰、悪玉、国侍、獅子の精を、尾上松也が神功皇后、善玉、通人、獅子の精を踊り分ける。第二部は古典落語『星野屋』を題材に、2018年に上演された新作歌舞伎。青物問屋の星野屋昭蔵に囲われている元芸者のおたか。金の工面に困った昭蔵はおたかに別れ話を切り出す。一緒に心中することになってしまったが、おたかに死ぬ気はさらさらなく……。中村七之助のおたか、市川中車の昭蔵、市川猿弥が母お熊、片岡亀蔵が和泉屋藤助。個性あふれる面々がだましだまされる面白さを味わいたい。第三部は近松門左衛門作の人形浄瑠璃として初演された『傾城反魂香』。絵師の浮世又平は生来言葉が不自由で、女房おとくがいつも彼の代弁をする。師匠の土佐将監を尋ね土佐の名字を名乗りたいと申し出るが、又平には功績がなく、弟弟子に先を越されてしまう。又平は絶望し、死を覚悟する。最期に手水鉢に自画像を描くと筆の勢いが奇跡を招いて……。相手を思い合う夫婦の愛情に心が温まる。実直な又平に中村勘九郎、かいがいしいおとくに市川猿之助、弟弟子の狩野雅楽之助に市川團子、将監の北の方に中村梅花、将監光信に片岡市蔵。第四部は『日本振袖始』。日本神話を扱った近松門左衛門作の舞踊劇だ。出雲国の八岐大蛇を鎮めるために、毎年ひとりずつ娘が人身御供に差し出される。今年は稲田姫が捧げられることになる。どこからともなく現れる岩長姫だが、実は大蛇の化身だった。毒酒とも知らずに好物の酒を次々飲み干し、ついには稲田姫をも。そこへ素戔嗚尊が姫と宝剣を取り戻しに現れて……。坂東玉三郎の岩長姫実は八岐大蛇、中村梅枝の稲田姫、尾上菊之助の素戔嗚尊。文:五十川晶子歌舞伎座『十二月大歌舞伎』2020年12月1日(火)~2020年12月26日(土)会場:東京・歌舞伎座※坂東玉三郎新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者と認定されたため、12月1日(火)~7日(月)は下記の配役にて上演。【第四部】『日本振袖始』12月1日(火)~7日(月)岩長姫実は八岐大蛇尾上 菊之助素盞嗚尊坂東彦三郎12月9日(水)~26日(土)岩長姫実は八岐大蛇坂東玉三郎素盞嗚尊尾上菊之助
2020年12月01日スーパーパワーをもつ最強ヒロインの活躍を描く米映画『ワンダーウーマン 1984』の公開記念イベントが11月23日、都内で行われ、アメコミ映画好きを公言する歌舞伎俳優の尾上松也、タレントのLiLiCoと夫・小田井涼平(純烈)、主人公・ダイアナの日本語版声優を務める甲斐田裕子が駆けつけた。2017年に公開され、大ヒットを記録した『ワンダーウーマン』の続編。1984年を舞台に、ワンダーウーマン(ガル・ガドット)が禁断の力を手にした敵マックスや最強の刺客・チーターと死闘を繰り広げる。イベントでは伝説のゴールドアーマーに身を包んだワンダーウーマンをはじめ、マックスの姿や劇中に登場する渋谷の街並みを捉えた最新ビジュアルが初公開された。12月25日(金)の全米に先駆け、12月18日(金)に日本での先行公開が決定しており、尾上は「これはうれしいですね。それだけ『ワンダーウーマン』が日本で愛されているということですから、早くみんなで楽しみたい」と興奮を抑えられない様子。羽を駆使し飛行もできる“究極の鎧”ゴールドアーマーに注目しているといい「ファンとして、期待値がマックスになっている。無敵の強さを誇っているんですけど、そこに人間性があふれているから、身近に感じられる」と瞳を輝かせた。LiLiCoも「なんか選ばれた感じがある!敵だけではなく、過去や葛藤といった自分の中の何かと戦っている。その姿に大人も夢中になれる」と日本先行公開を大いに喜び、小田井は「うれしいを通り越して、日本人として責任も感じる。コロナ禍で日本がいち早く『映画館で映画を見ても大丈夫』と信頼してもらえた」と語っていた。前作に引き続き、声優を務める甲斐田は「ガル・ガドットがもつ美しさや魅力を損なわないように演じている」と役作りについて言及。すでに日本語版の収録は完了していると明かし、「衣装やアクションも含めて、見どころありすぎで、演じていても楽しかった。これだけ待ったんですから、ぜひ大画面で見てほしいです」と声を弾ませていた。取材・文・写真=内田 涼『ワンダーウーマン 1984』12月18日(金)全国公開
2020年11月24日大谷紀子による漫画『すくってごらん』(講談社)が尾上松也主演で実写映画化され、2021年3月に全国公開されることが決定した。漫画『すくってごらん』は世界初の金魚すくい漫画であり、日本で最も支持されるマンガ賞<このマンガがすごい!>にもランクイン。映画化を熱望していたファンも多く、今回待望の実写化となった。同作を原作に、メガホンを取ったのは長編デビュー作『ボクは坊さん』で高い評価を得た真壁幸紀。奈良県を舞台に。原作と同じ奈良県を舞台に、エリート銀行員の人生から外れ、荒んだ気持ちを抱えて左遷の地にやってきた男・香芝誠が、世界一静かで優雅なスポーツといわれる「金魚すくい」を通して人と関わり合いや、成長していく物語を紡ぐ。そんな“元エリート”銀行員の香芝を演じるのは、今回が映画初主演となる尾上。TBSの日曜劇場『半沢直樹』でIT社長・瀬名を演じ、話題を集めた尾上がプライドだけは高いが、ネガティブな男を好演する。そして、香芝が一目ぼれする美女・生駒吉乃に抜擢されたのは、国民的アイドルでありながら、朝ドラ『べっぴんさん』に出演するなど、女優としても注目を浴びるももいろクローバーZの百田夏菜子。いつも元気いっぱいな百田が初のヒロイン役を務め、ミステリアスで大人の佇まいで主人公が左遷初日に運命的に出会い、一目ぼれをするミステリアスな女性を演じる。今までの元気いっぱいのイメージを封印し大人の佇まいで香芝を翻弄する。追加キャストや、詳しい公開日は後日発表。<尾上松也コメント>オファーを頂いたとき、金魚すくいのお話ということと、漫画を映画にするにあたってのアプローチの仕方が想像もつかない、なんて無茶なことをしようとしているんだと。ぜひ一緒にチャレンジしたいと思いました。出来上がったものを観たら、案の定ぶっとんだものになっていて、初主演のプレッシャーもありましたが、改めて出演してよかったと思いました。とにかく今までに見た事のない作品というのは間違いないです。非常に幻想的で、金魚と光のコラボレーションで魅せる日本ならではの映画、日本にしか出来ない映像美に満ちた作品になっています。<百田夏菜子コメント>台本をどんなに読み込んでも想像し切れなかった部分がたくさんあって、撮影中もどうなるんだろうと思っていましたが、吹き出してしまうようなシーンもいくつかあって、すごくおもしろい純粋に楽しい作品になりました。日本の良さや日本らしさがたくさん詰まっていて、日本人で良かったと思える瞬間もある映画です。そして、初ヒロインのほかにも私にとって初めての挑戦もたくさん詰まっています。まだ言えないこともたくさんあるので、みなさまには色々なことを楽しみにしていただきたいです。<監督:真壁幸紀コメント>配信全盛の時代に、映画館という空間でしか成立しない映画を作りたかった。その為には「稀代のエンターテイナー」である尾上松也さんの才能が必要でした。映画を見終わった後、誰もが「映画館で観なければ意味がない。松也さんしかこの役は出来ない」と思うはずです。『幕が上がる』を観て以来、ずっと役者としての百田夏菜子さんに興味がありました。圧倒的な”光“の中 に見える”影”がとても美しく、彼女を撮れば、まさしく”映画”になりました。主演のお二方の名前を見て、勘の良い方は「これは...」とお気づきかと思われますが、その予想すら超える“エンターティメント”を映画館に″体験”しに来てください。<大谷紀子コメント>長かった...!やっと...やっとここまで辿り着きました。映画化のお話を頂いたのが約4年前。コロナの影響もあって今このタイミングでの発表となりました。主演の香芝役を尾上松也さん、ヒロインの吉乃役を百田夏菜子さんに演じて頂けるという、贅沢かつ幸せな作品です。『すくってごらん』を描くにあたってお世話になった方々、読者の皆さまのお力あっての映画化です...!本当に感謝しかありません!!上映される頃には三密も解かれて楽しく鑑賞出来ることを願っています。『すくってごらん』2021年3月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
2020年10月14日2014年から「BELOVE」(講談社)で連載され、“このマンガがすごい!2015女性編”にランクインした大谷紀子の漫画「すくってごらん」の映画化が決定。映画初主演の尾上松也を迎え、メガバンクのエリート銀行員を演じる。大手メガバンクのエリート銀行マン・香芝誠は左遷され、東京本社から片田舎の町へやってきた。そこで偶然かつ運命的に金魚すくいの店を営む美女・吉乃と出会い、一目ぼれをする。持ち前のネガティブな性格と左遷のショックから、香芝は心を閉ざし仕事だけを生きがいにしようと心に決めながらも、吉乃のことが頭から離れない。何とかお近づきになろうとするが、秘密を抱える吉乃の心もまた閉ざされたままで――。本作は、思い描いていた順風満帆なエリート銀行員人生から外れ、左遷の地にやってきた香芝が、世界一静かで優雅なスポーツといわれる「金魚すくい」や、それを取り巻く人々と出会い、成長していく物語。尾上松也が演じるのは、本作の主人公、“元エリート”銀行員の香芝。とある失敗で東京本社から左遷されたネガティブなキャラクターだ。「オファーを頂いたとき、金魚すくいのお話ということと、漫画を映画にするにあたってのアプローチの仕方が想像もつかない、なんて無茶なことをしようとしているんだと。ぜひ一緒にチャレンジしたいと思いました」とオファー時をふり返った松也さんは、「出来上がったものを観たら、案の定ぶっとんだものになっていて、初主演のプレッシャーもありましたが、改めて出演してよかったと思いました」と出演した感想を語る。さらに「とにかく今までに見た事のない作品というのは間違いないです。非常に幻想的で、金魚と光のコラボレーションで魅せる日本ならではの映画、日本にしか出来ない映像美に満ちた作品になっています」と本作について明かしている。監督は、長編デビュー作『ボクは坊さん』で高い評価を受けた真壁幸紀。香芝が一目ぼれするヒロイン・生駒吉乃役は「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子が演じる。今回、これまでの元気いっぱいのイメージを封印し、ミステリアスな女性という大人の佇まいで新たな一面を見せる百田さんは「台本をどんなに読み込んでも想像し切れなかった部分がたくさんあって、撮影中もどうなるんだろうと思っていましたが、吹き出してしまうようなシーンもいくつかあって、すごくおもしろい純粋に楽しい作品になりました」とコメントしている。『すくってごらん』は2021年3月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年10月14日歌舞伎俳優の尾上松也が、映画『すくってごらん』で初主演を務めることが14日、明らかになった。ヒロインをももいろクローバーZのリーダー・百田夏菜子が務める。同作は大谷紀子による世界初の金魚すくい漫画の実写化作。思い描いていた順風満帆なエリート銀行員人生から外れ、荒んだ気持ちを抱えて左遷の地にやってきたプライドは高いがネガティブな男・香芝誠(尾上松也)が、金魚すくいの店を営む美女・吉乃(百田夏菜子)と出会い、世界一静かで優雅なスポーツといわれる「金魚すくい」やそれを取り巻く人々と出会い、成長していく。日曜劇場『半沢直樹』(TBS)でのIT社長・瀬名役も記憶に新しい松也は映画初主演で“元エリート”銀行員の香芝誠を演じる。さらに香芝が一目ぼれする美女・生駒吉乃役として、百田が初のヒロイン役を務める。主人公が左遷初日に運命的に出会い、一目ぼれをするミステリアスな女性を演じ、今までの元気いっぱいのイメージを封印し大人の佇まいで新たな一面を見せる。原作は世界初の金魚すくいマンガにして、『このマンガがすごい!』にもランクインした『すくってごらん』(大谷紀子/講談社)。映画化を熱望していたファンも多く、今回待望の実写化となった。メガホンをとったのは、長編デビュー作『ボクは坊さん』で高い評価を受けた俊英・真壁幸紀で、原作と同じ奈良県を舞台に、原作で描かれた城下町と金魚の持つ「和」の世界観を活かしながら、斬新な映像表現を駆使した新たなる物語を誕生させた。○尾上松也 コメントオファーを頂いたとき、金魚すくいのお話ということと、漫画を映画にするにあたってのアプローチの仕方が想像もつかない、なんて無茶なことをしようとしているんだと。ぜひ一緒にチャレンジしたいと思いました。出来上がったものを観たら、案の定ぶっとんだものになっていて、初主演のプレッシャーもありましたが、改めて出演してよかったと思いました。とにかく今までに見た事のない作品というのは間違いないです。非常に幻想的で、金魚と光のコラボレーションで魅せる日本ならではの映画、日本にしか出来ない映像美に満ちた作品になっています。○百田夏菜子 コメント台本をどんなに読み込んでも想像し切れなかった部分がたくさんあって、撮影中もどうなるんだろうと思っていましたが、吹き出してしまうようなシーンもいくつかあって、すごくおもしろい純粋に楽しい作品になりました。日本の良さや日本らしさがたくさん詰まっていて、日本人で良かったと思える瞬間もある映画です。そして、初ヒロインのほかにも私にとって初めての挑戦もたくさん詰まっています。まだ言えないこともたくさんあるので、みなさまには色々なことを楽しみにしていただきたいです。○真壁幸紀監督 コメント配信全盛の時代に、映画館という空間でしか成立しない映画を作りたかった。その為には「稀代のエンターテイナー」である尾上松也さんの才能が必要でした。映画を見終わった後、誰もが「映画館で観なければ意味がない。松也さんしかこの役は出来ない」と思うはずです。『幕が上がる』を観て以来、ずっと役者としての百田夏菜子さんに興味がありました。圧倒的な”光“の中 に見える”影”がとても美しく、彼女を撮れば、まさしく”映画”になりました。主演のお二方の名前を見て、勘の良い方は「これは...」とお気づきかと思われますが、その予想すら超える“エンターティメント”を映画館に″体験”しに来てください。○原作者・大谷紀子 コメント長かった……! やっと……やっとここまで辿り着きました。映画化のお話を頂いたのが約4年前。コロナの影響もあって今このタイミングでの発表となりました。主演の香芝役を尾上松也さん、ヒロインの吉乃役を百田夏菜子さんに演じて頂けるという、贅沢かつ幸せな作品です。『すくってごらん』を描くにあたってお世話になった方々、読者の皆さまのお力あっての映画化です……! 本当に感謝しかありません!! 上映される頃には三密も解かれて楽しく鑑賞出来ることを願っています。
2020年10月14日エンタメサイト「uP!!!」にて配信中の番組『Treasure Chest』第2回目のゲストが尾上右近に決定した。『Treasure Chest=(宝箱)』は、俳優・モデルとして幅広く活躍中の伊藤あさひがMCを務めるuP!!!オリジナルトーク番組。第2回目のゲストはバラエティ番組でも注目を集める歌舞伎界のプリンス2代目尾上右近がゲストとして登場する。番組恒例のゲストが持参する「自分の宝物」のコーナーでは、尾上が歌舞伎俳優と清元との二刀流だからこその貴重な宝物を披露。歌舞伎への思いや責任感を熱く語ることから始まり、MC伊藤あさひへ人生観のアドバイスをするなど、ふたりは初対面とは思えない濃密なトークを展開。兄のような存在の尾上がまるでMCのように伊藤をひっぱりつつ、尾上の今後の展望や恋愛観に迫っていく。uP!!!ではauスマートパスプレミアム会員に向け、9月30日(水)12:00より、毎週水曜日更新で全4回にわたり配信。auスマートパスプレミアム会員はauキャリア以外の方でも入会できるため、入会方法など詳細はuP!!!にて確認してほしい。●伊藤あさひコメント今回尾上さんとは初対面で、最初はとても緊張していたのですが、すごくフランクに話してくださり、最後のほうはリラックスしていろいろお話しさせて頂きました。実際に歌舞伎をやられてる方のお話を聞いて興味を持ちましたし、本当に歌舞伎が大好きな方で、且つやりたい事に対してとても真っ直ぐな方だなと思いました。●尾上右近コメント本人には言えないですけどね、とっても素晴らしい青年でしたね。歌舞伎の世界ではまだまだ若手で先輩の方が多い中、8つ下の俳優さんと話す機会はなかなかなく、大人っぽく落ち着いていて、色々な事をきちんと見えていて、でも初々しいところもあり、刺激を受けました。全編通して歌舞伎の話をさせていただきまして、歌舞伎の魅力を感じて、歌舞伎が気になるエンタメと思ってもらえたら嬉しいなと思います。◆uP!!!オリジナルトーク番組『Tresure Chest』配信概要メインMC:伊藤あさひ第2回出演ゲスト:尾上右近配信プラットホーム:エンタメサイト「uP!!! 」詳細、視聴はこちら: 対象ユーザー:auスマートパスプレミアム会員※月額情報料499円/初回30日無料※auスマートパスプレミアム会員はauキャリア以外の方でも入会できます。<配信:2020年9月30日(水)12:00~>第1回:9月30日(水)12:00~11月4日(水)12:00第2回:10月7日(水)12:00~11月4日(水)12:00第3回:10月14日(水)12:00~11月4日(水)12:00第4回:10月21日(水)12:00~11月4日(水)12:00※10/28(水)~11月4日(水)は1~4回まで全編試聴を予定(アーカイブ期間)お申込み・詳細はこちら:
2020年09月30日山崎育三郎、尾上松也、城田優による「IMY歌謡祭」が、Streaming+とPIA LIVE STREAMにてライブ配信されることが決定した。日本のミュージカル・演劇シーンをリードする山崎育三郎(I)、尾上松也(M)、城田優(Y)の3名が、日本初の新しいエンターテインメントを生み出すべく昨年立ち上げたプロジェクト「IMY」(アイマイ)。昨年4月には、第1弾公演として「IMY 旗揚げコンサート~まだ色々曖昧なトリオの明確な門出~」を開催。今回の歌謡祭は、第2弾公演となる。ライブ配信するのは、夜公演。昼公演とは少し企画内容が異なっている。なお、チケットは10月2日(金)10時~11日(日)20時まで販売される。「IMY歌謡祭 ライブ配信」は10月10日(土)Streaming+、PIA LIVE STREAMにて配信(19時開演)。※アーカイブ配信期間(見逃し配信)10月11日(日)0時~23時59分(cinemacafe.net)
2020年09月28日「クランクアップは最終回のわずか3日前の24日の夜。東京都内のスタジオと成田空港のロケですべて撮り切りました。昨今の連ドラではめずらしい“撮って出し”状態でした」(TBS関係者)9月27日に最終回が放送された国民的ドラマ『半沢直樹』(TBS系)。「収録期間はコロナ禍で撮影が休止された時期も含めると7カ月間に及ぶ“空前の大作”でした」(前出・TBS関係者)主演の堺雅人(46)もクランクアップの瞬間は感無量だった。「『このシーンを持ちまして主演の堺雅人さん、オールアップです』という声が上がると、堺さんは相好を崩してガッツポーズをし、満面の笑みで花束を受け取っていました」(ドラマ関係者)その後、“ジャイさん”こと福澤克雄監督と肩を組んで健闘をたたえ合った堺は、こう挨拶した。「もう感謝しかないです。本当に感謝と尊敬。みなさん、本当に暑いなか、最初は寒かったし……。暑いなか、寝ずに頑張ったり。毎日毎日がこんな大変ななか、よくやってくださったなと思います。おかげでとっても楽しい7カ月でした。なんか終わるの嫌だなあって感じです。本当にありがとうございました」語り終えるや、現場には大きな拍手が湧き起こった。「本当に大変な撮影だったんで、本来なら出演者もスタッフもみんな盛大に打ち上げをやりたかったんでしょうけど、まだコロナ禍の最中ですからね……。番組放送中に、新国立劇場で、南野陽子さんや尾上松也さんが出演する『半沢直樹』の朗読劇もおこなったのですが、感染防止対策のため制作側から“打ち上げNG”の要請があったのです。当面、局公認の打ち上げはできない状態です」(前出・ドラマ関係者)クランクアップの挨拶では、堺は撮影を“楽しかった”と振り返っていたが――。「正直、撮影中の堺さんのプレッシャーは半端なものではなかったと思います。局の期待が非常に大きかったので、失敗は許されない緊張感が常にありました。あの長丁場で、どのシーンでも堺さんは完璧にセリフを頭に入れ、NGもほとんどなし。共演者が間違えてもしっかりフォローしていました」(前出・ドラマ関係者)「女性自身」2020年10月13日号 掲載
2020年09月28日歌舞伎俳優・尾上松也が、ABEMAにて記念すべき初MCを務めるオーディション番組「主役の椅子はオレの椅子」が9月16日(水)22時より配信スタートとなる。19人の若手俳優たちが、舞台の「主役の椅子」を勝ち取るため、毎日オーディションに挑み、さらには共同生活も送るという内容で、熾烈なバトルが繰り広げられることが想像できる。「もしこの話が来ても…受けません(笑)」と笑顔を交えて話す松也さんだが、彼らと同じ年端の頃は歯を食いしばり、自分の生きる道を必死に模索していたという。歌舞伎はもとより、映像作品やミュージカル、バラエティー番組と躍進が続く裏には、知られざる努力もあった。松也さんの語ってくれた経験は、若手俳優たちの奮起のひとさじになるに違いない。俳優同士の熾烈なサバイバル・オーディション番組「話が来ても、受けない(笑)」――主役の座をかけてサバイバル生活をするというオーディション番組が始まります。内容を聞いたとき、どう感じましたか?松也:19人の俳優がともに生活をして、オーディションを受けて、舞台の主演から何かをつかもうとする、という内容なんですよね。自分は、歌舞伎をはじめ舞台が中心なものですから、最初「舞台の主演を競い合う」ことに、すごく魅力を感じました。少なからず、同じ演劇というものを志す人間として、どのような感じで挑戦するのかを見てみたいな、と思ったんです。――松也さんは、もはやオーディションを受けることはないと思いますが、演劇人として、俳優の先輩として、MCとして、いろいろな気持ちでご覧になりそうですか?松也:そうですね。僕も若い頃には、歌舞伎以外の分野で、オーディションを何度も受けていましたから。この番組に出る方たちは、10代ないし20代前半が中心ですけれど、板の上に立ったときの燃えたぎる情熱は、たぶんどんな立場になっても変わらないですし、逆に言うと忘れてはいけないこと。ですので、単純にドキュメンタリー番組として面白いところもありますが、僕自身は、この番組を通じて、かつて自分がオーディションを受けたときのことを思い返しながら、自分自身のこれまでの役者人生とこれからの考え方が変わるのかななど、照らし合わせながら見ていきたい気持ちです。――実際、その年の頃にこのお話がきていたら、受けていたと思います?松也:いや…これはきついです(笑)。僕なら絶対心が折れるから、もしこのお話しが来ても、僕は受けません(笑)。オーディションは受けに行きましたけど、この「一緒に生活する」ことが過酷だと思う。ただ生活するだけではなく、毎日誰かが落とされていくのでね…。偏見かもしれませんが、芸能活動をする人方、特に第一線で活躍されている方の多くは我が強いですし、そういう方が生き抜いていかれる世界だと思うんです。それで言うと、団体行動に向いている人は早々いないと思いますし、僕自身も決して向いていない(笑)。だから、19人の皆さんは参加を決めただけで本当にリスペクトですよ。歌舞伎界で“主役の椅子”を取るため、松也さんが取った行動とは――松也さんの俳優としてのこだわりや信条など、教えていただけますか?松也:僕の大きなひとつの指針となっている言葉は、「継続は力なり」です。何でも諦めたらそこで終わりなので、自分の夢や理想があり本当につかみたいなら、どんなことがあってもその気持ちを絶やしてはいけないと思っています。…ですけど、続けるって大変に難しいことですよね。僕自身、折れそうになることは何度もありますが、何とかやってこられたのは、周りの人の助けと、やはり死ぬまでチャレンジ精神や向上心を持っていることで。実体験として、まだ何か花開くような兆しもないときから、そう信じてやってきて、結果的には花開いてつながったものが多いので、すごく大事なことかなと思っています。――本番組のMCしかり、歌舞伎以外にも、様々な活動をされていらっしゃいます。どうしてそこまでチャレンジ精神を持ち続けていられるんですか?バイタリティの秘訣は?松也:僕の中では…大きなコンプレックスが作用していると思います。歌舞伎界は世襲制が強いのですが、僕はもともと家柄のない人間なので、恵まれていたわけではなく、フィーチャーされづらい位置にいたんです。父は僕が二十歳のときに亡くなりましたので、なおさら「これは自分でなんとかしなくてはならない」と思いを強くしましたし、父がせっかく作ってくれたレールの上をただ歩くのでは、それこそ“主役の椅子”は取れません。歌舞伎界で“主役の椅子”を与えてもらうためには、歌舞伎以外の活動を通じて、多くの方に見ていただけるようになって、必要とされる存在にならなきゃいけない、という気持ちがあったんです。――歌舞伎以外の選択をする際、前例がなかったのもありますし、怖くはありませんでしたか?松也:おっしゃる通り、今の僕のような立ち位置でやっている人って、いないんですよね。今でも心細いです。それでも、失敗しようがしまいが、そこで動かないことには何も未来が拓けない状況でしたので、周りに何を言われようが「やるだけのことはやってみよう」と決意して始めました。「大丈夫、絶対に俺はこうなるんだ」というイメージを忘れずに継続させていたことが、自分の中では大きな力になったと思います。「穏やかな夜を欲してる」松也さんの意外な今の“推し”は…――情報解禁時のコメントでは「“推し”を探して見て頂ければ」とありました。今、松也さんが“推し”ている人、もしくはモノなど、ありますか?松也:モノになるんですが…この自粛期間中に、キャンドルにどハマりしました。今も絶賛ハマっています。緊急事態宣言のとき、断捨離をしたんですね。その中に、たまにいただくキャンドルがあって、普段はあまり使わないので捨てようかなと思ったんですけど、捨てる前に「せっかくだから1回つけてみようか」と。試しにつけたら、炎から目が離せなくなりました。そこから集め出して、今は毎晩20個近くのキャンドルを焚いて、夜を過ごしています。――一時的なブームで終わりそうですか?続きそうですか?松也:キャンドルに関しては、続きそうなんですよ。全メーカーを網羅したいと思っていますし、それが終わったら自分でも作ってみたくて(笑)。もともと、明るい蛍光灯みたいな色は好きじゃなくて、家の灯りはオレンジっぽい淡い色にしていたんです。だからか、キャンドルの炎は、すごくリラックスできる感じなんですよね。ホッとするんです。――自粛中も今も、1日の終わりに一息つける時間のおともとして役立っているんですね。松也:あまりそういう人間じゃないと思っていたんですけど、自粛期間中は、自分もいろいろストレスを感じていたようでして。「このままだとヤバいな」という感じもあったんです。家の中で、自分の癒やしになるようなこと、ストレス発散になるようなことはないかなと思ったときの出会いだったので、キャンドルは本当に落ち着きますね。…さらに言えば、リビングのテーブルの上にキャンドルを20個ほど載せて、焚いて、その前のテレビには焚火のYouTubeを流しています(笑)。ライトを全部消して、それだけで過ごすという。コロナ渦以前は、自分がそういうことで夜を落ち着いて過ごすなんて想像もしていなかったんですけど、「こんな穏やかな夜を欲してるのか」と思いますよ(笑)。これが今の僕の“推し”です。(text:赤山恭子)
2020年09月16日世界中で社会現象を巻き起こしてきた最強のヒーローが、2020年に帰ってくる『ワンダーウーマン 1984』。全人類の欲望が暴走し世界が崩壊に向かうなか、ワンダーウーマン/ダイアナがかつてない危機に立ち向かう本作から、この度、物語の核となる4名のキャラクタービジュアルが解禁された。公開されたビジュアルには、世界の命運を握る4名の姿が映し出されている。まずは【上段左】、桁外れの“スーパーパワー”と“真実の心”を武器に戦う最強の戦士で、考古学者ダイアナの一面も持つワンダーウーマン/ダイアナ。世界崩壊の危機を前に、闘志を秘めた表情を見せる。真の戦士だけが許された究極のゴールドアーマーをまとい、全身から強烈なオーラを発するその姿からは、まさに最強のヒーローとしての気高さを感じる。続いて【上段右】、欲望を操る伝説の“ドリームストーン”を手にし、巨大な陰謀を企てるマックス。一見すると普通のビジネスマンのようだが、世界を崩壊へと向かわせる巨大な陰謀をもくろんでいる。“全人類の欲望を操る” という超強力なパワーを得ることで、ワンダーウーマンをこれまでにないピンチへと追い込む最強のヴィランだ。そして、【下段左】に位置するのがスミソニアン博物館で働くダイアナの同僚である博士バーバラ。地味な博物館員の彼女は、ある秘めた野望を心に宿す。その強い願いがマックスによって実現されるとき、世界は終末に向かって走り出す――。そして【下段右】はワンダーウーマンと共に世界の脅威に立ち向かう元空軍パイロット、スティーブ。ワンダーウーマンを支え、共に強大な悪に立ち向かう頼れる仲間だ。果たして本作ではどのような共闘を見せてくれるのか?パティ・ジェンキンス監督は、本作のアクションについて「私たちはリアルを追求するというとても高い目標を掲げ、アクションの多くを実際のロケーションで撮影しました。世界の陸・海・空を股にかけたこれまでにない戦いが繰り広げられる壮大なスペクタクルであると同時に、深いストーリーが展開しているヒーロー映画体験になっています」と語っており、我々の想像をはるかに超える映画が完成していることを明かした。縦横無尽に陸海空を舞うワンダーウーマンの大迫力バトルに、期待ができそうだ。ストーリースミソニアン博物館で働く考古学者・ダイアナのもうひとつの顔――それはヒーロー界最強とも呼ばれる桁外れのスーパーパワーを持つ戦士ワンダーウーマン。1984年、欲望を操る伝説の石“ドリームストーン”が発見される。その石の力で驚異的な能力を得たマックスの陰謀により全人類の欲望が暴走、世界の均衡と平和は急速に崩れていく。人類滅亡のカウントダウンのなか、マックスは正体不明の敵チーターを生み出した。ワンダーウーマンはたった一人で世界の崩壊を止められるのか?かつてない敵に挑むために彼女が払わねばならない“代償”とは!?ワンダーウーマンを語りつくすオンラインイベント開催全世界視聴者数2,200万人を記録し大盛況を博した、アメコミファン史上最大のオンラインイベント第1弾「DCファンドーム:DCホール・オブ・ヒーローズ」では、世界中のファンがガル・ガドットとパティ監督、クリス・パインの登壇に大熱狂した。いよいよ9月13日(日)には、第2弾となる「DC ファンドーム:ディスカバー・マルチバース」が開催。映画コメンテーターのLiLiCoに加え、大のDCファンを公言する歌舞伎俳優の尾上松也や、DC作品は全て観ているという「FUJIWARA」の藤本敏史、そしてアメコミ系ライターの杉山すぴ豊が参加する「DCファンドーム:日本から世界へ!メイド・イン・ジャパンなDCの魅力大解剖!」と題した日本オリジナルプログラムが配信。本イベント内では、“WE LOVE ワンダーウーマン!”と題したワンダーウーマンのスペシャルコーナーで、世界中で愛されているワンダーウーマンの魅力を映像やキーワードと共に徹底解説しながら、本作の見どころが語られる。『ワンダーウーマン 1984』は10月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年10月9日 全国公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2020年09月11日「ABEMA SPECIALチャンネル」で、俳優育成オーディションバトル『主役の椅子はオレの椅子』が、9月16日(水)夜10時より配信されることが決定した。『主役の椅子はオレの椅子』は、19人の若手俳優たちがサバイバル共同生活をしながら、舞台の主役の座を勝ち取るために、人生をかけてオーディションに挑む俳優育成番組。数々のオリジナルドラマ作品などを手がける「ABEMA」と、ミュージカル『テニスの王子様』をはじめとした2.5次元ミュージカルを数多く手掛ける「ネルケプランニング」が初めてタッグを組んで臨む。若手俳優にチャンスを与え、夢を持って未来を掴んでほしいという想いのもと制作が決定した。本番組では、脱落してしまった者は「出演はせず舞台の裏方に回る」もしくは「完全に番組を降りる」の2択から片方を選ぶという残酷なルールのもと、舞台の出演権が与えられる10人に残るため、若手俳優たちがしのぎを削り、苦しみながらも夢に向かって邁進する姿を届ける。また、勝ち残った10人は、番組内でサバイバル合宿にも登場する丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)が演出を手がけるオリジナル作品の舞台への出演権が与えられる。さらに映画化も決定しており、見事主演を勝ち取った者には、『20世紀少年』『SPEC』『トリック』シリーズなど、の堤幸彦が監督を務める映画への主演権も与えられるという。本番組のMCは、ドラマやミュージカル、バラエティー番組にも積極的に出演し活動の幅を広げる歌舞伎俳優・尾上松也が務める。尾上、堤監督のコメントは以下の通り。■MC・尾上松也コメント今までにないようなオーディション番組になると思いますし、何よりこれから役者として夢を持った俳優たちが、どう変わっていくかが楽しみです。自分もオーディションを受けてきた身として、オーディションが合宿で繰り返されることはとても厳しい試練だと思います。今回参加される皆さんは、すでに選ばれている時点で可能性がある方だと思うので、皆さんも「推し」を探して見て頂ければと思います。僕自身も番組を盛り上げていけるようサポートできるように頑張ります。■堤幸彦監督コメント飢餓感ある本気の芝居が見たい!心が裸の男の存在が見たい!そして、勝ち抜いた野郎と、いつかぶつかり合いながら、世間を震撼させる作品を創り出したい!俳優育成オーディションバトル『主役の椅子はオレの椅子』ABEMA SPECIALチャンネル9月16日(水)夜10時より配信
2020年09月02日映画『ワンダーウーマン 1984』の公開を記念して、8月22日に前作の同時試聴イベントが開催、翌日にはDC史上最大の祭典「DCファンドーム:ホール・オブ・ヒーローズ」も行われ、「ワンダーウーマン」ファン熱狂の2日間となった。日本時間23日に開催された「DCファンドーム:ホール・オブ・ヒーローズ」は、全世界のアメコミファンの祭典でDC史上最大となるオンラインイベント。この日は、主演のガル・ガドットとクリス・パイン、ペドロ・パスカル、クリステン・ウィグ、そしてパティ・ジェンキンス監督が登壇。ガルは「撮影中はキャストのみんなととても良い時間を過ごしました。お互いを尊敬していて良いケミストリーが生まれていたと思います」と絆を語り、ジェンキンス監督も「大きなスクリーンで観るべきスペクタクルな映像作品となっているので早くみなさんに観てほしいです!」と自信をみせていた。ガルは日本のファンからの質問にも喜んで答え、日本も登場する最新版のUS予告も公開し、多くのファンを喜ばせた。そして、『ワンダーウーマン』(’17)Twitter同時視聴イベントでは、公式Twitter(@dc_jp)からの合図で日本中のファンが一斉に視聴。ゲストによるTwitter上での副音声解説も行われた。本編上映後には、ワンダーウーマン/ダイアナ、スティーブの吹き替え版声優を務める甲斐田裕子と小野大輔から特別メッセージ上映も行われ、甲斐田さんは「再びワンダーウーマンことダイアナを演じられることになり、とても嬉しくワクワクしています。ド派手なゴールドアーマー!新たな敵達とどんな闘いを繰り広げるのか、楽しみにして下さい!」と呼びかけ、小野さんは「スティーブがどういった形で物語に関わるのか、演じる僕自身も楽しみながらアフレコに臨みました。最高のストーリー、最高のアクション、最高のエンターテイメントにご期待下さい」と作品への期待を後押しした。なお、9月13日(日)には「DCファンドーム:ディスカバー・マルチバース」がオンライン開催予定。イベント目玉の一つでもある、日本オリジナルプログラムには、映画コメンテーターのLiLiCo、大のDCファンを公言する歌舞伎俳優・尾上松也らが参加する。『ワンダーウーマン 1984』は10月9日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年10月9日 全国公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2020年08月24日尾上松也(35以下、松也)えりさんとは家族ぐるみで身内みたいなお付き合いをさせていただいて。渡辺えり(65・以下、渡辺)そうそう、お母さん(元新派女優の河合盛恵さん)とは“えりもりコンビ”で『ぴったんこカン・カン』(TBS系)に出ました(笑)。妹の(春本)由香ちゃんとも今春、舞台『有頂天作家』で共演する予定でしたし。コロナの影響で延期になってしまったけど。松也4年前、舞台『狸御殿』でえりさんと共演させていただいたときは、毎晩のように飲みに行ってましたよね。渡辺あのときは母子役で。新橋演舞場は(故・中村)勘三郎さんゆかりの劇場だったので、私が何度も泣いて演技できなくなる日もあって。そのたびに松也くんがカバーして慰めてくれたんだよね。松也えりさんは大先輩ですけど、本当にどんな新人の方よりも探求心と向上心が強くて、見習わなくてはと驚かされました。渡辺松也くんは明るくて、人を甘えさせてくれる、ドンと来いという大きな親分肌のところがあって、一緒にお芝居してると勘三郎さんのたたずまいを思い出して、すごくうれしいんです。2人は8月21日からの舞台『消えなさいローラ』でも共演する。松也は現在、ドラマ『半沢直樹』に瀬名洋介役で出演中。実は渡辺も大の『半沢』ファンであり、話題は収録秘話へと移っていった。渡辺見てますよ、『半沢直樹』!皆さんの顔芸、すごいよね(笑)。松也ありがとうございます。現場では直前までフェースシールドをつけているので、本番では皆さんのテンションが急にあがるんです(笑)。渡辺7年前の第1作のときから見てたの?松也見てはいましたが、続編への出演が決まってから改めて全部見直しました。やはり、惹かれましたね。香川(照之)さんも(片岡)愛之助さんも、あれだけ大胆な演技をしても『半沢直樹』の中では普通に感じられる。笑えるのに説得力があるじゃないですか。僕も頑張らないとなと心しましたね。今回は残念ながら香川さんと(市川)猿之助さんとは現場が一緒になることがなくて……。渡辺瀬名社長が着ている、あの白いVネックのインナー、すごく似合ってるわよ!松也あの白いインナーはジャイさん(福澤克雄監督)が決めてくださったんです。皆さんスーツが多いなか、瀬名だけがカジュアルなのですが、服装には無頓着、先輩肌ってイメージで選んだそうです。渡辺スティーブ・ジョブズ(アップル社の創業者)をモデルにしたとかあったの?松也いや、原作を読んだ僕のイメージと、ジャイさんの思い描く瀬名像で構築しました。瀬名は正義漢で熱い男ですからね。歌舞伎の諸先輩方の怒った表情を想像したり、どんな演技をされるのかを予想したりしながらつくっていきました。渡辺大和田役の香川さん、第4話ではほんとに泣いてましたよね。松也香川さんは変幻自在ですよね。あの演技力には頭が下がります。原作では大和田は登場していないので、ドラマの演技はオリジナルなんです。渡辺会社のシーンでも何十人もエキストラ使って、緊張しない?松也僕の役は重要な役だとジャイさんから伺っていたので、撮影初日は緊張しましたね。堺雅人さんとの最初のからみでは堺さんがすごい長ゼリフで、それが完璧だった。専門用語がたくさん入ってるのに、まったくかまずに。そんな堺さんに引っ張られ、僕も負けていられないという気持ちになりました。堺さんは緊張してた僕を見て、『歌舞伎、これから先どうなるの?』とかフランクに気さくに話しかけてくださって。渡辺堺さん、私が演出した舞台にも出てくれたことがあったんですが、打ち合わせに20分遅れてきたから思わず雷落としちゃって。もっとやさしくしとけばよかった(笑)。ほかに印象に残ってるシーンある?松也僕が郷田社長(戸次重幸)のオフィスに乗り込んで詰め寄るシーンです。瀬名社長は短気なのでいきなりぶち切れ、堺さんが体を張って止めに入る場面があったんです。そのとき堺さんが「全然遠慮しないで振り払っていいよ」っておっしゃってくださったので、思いきりできました。「これぞ『半沢直樹』!」って感じでした。渡辺半沢さんとの剣道のシーンも素敵だったわね。松也あのシーンは1日がかりで撮ってたんですよ。道場を去るシーンでは、これからいよいよ反撃開始だと。そう思ったら思わず「うおー!」と口から奇声が出ちゃって!渡辺アドリブでしょ?監督から怒られなかった?松也逆にジャイさんが喜んでくださって、褒められたんです。渡辺それは私も鼻が高い(笑)。『消えなさいローラ』は松也にとって7カ月ぶりの舞台になる。松也僕、えりさんが演出される舞台にまた出演したいと言っていたので、今回ようやく夢がかないました。渡辺松也くんは私が演出した歌舞伎『新版 舌切雀』にも出てくださって、あれが初対面。松也あのときは僕はまだ22歳。当初はセリフもないお役だったのが、勘九郎さんが早変わりで2役勤めるはずが間に合わない。それでもう一つのお役を(片岡)孝太郎さんが勤めることになって、そのお役が僕に回ってきた。稽古中はえりさん、僕のことをかなり我慢してくださってましたよね(笑)。渡辺勘三郎さんに「あの子、大丈夫?」なんて失礼なことを言ったら「いい役者んだから我慢して見てやれよ」と怒鳴られて。稽古終わるころには反省してました。松也2人芝居は僕の人生で3回目。最初に稽古場入ったとき、お芝居ができる喜びでグッときました。1月の新春浅草歌舞伎以降、舞台に立っていませんから。渡辺コロナだから握手もハグもできなかったですけど(笑)。松也今回の舞台はミステリアスで、コメディでもあり、深い話なのでぜひご覧いただきたいです。「女性自身」2020年9月1日号 掲載
2020年08月19日DCが贈るオンラインの無料イベント「DCファンドーム(DC FanDome)」の日本オリジナルの番組に歌舞伎俳優の尾上松也、クリエイター・樋口真嗣などの出演が決定。「ABEMA(アベマ)」にて30分拡大の配信も決定した。「DCファンドーム」はDC史上最大の世界同時オンラインイベント。DCファンドームの中では、キャストが登壇するパネルイベントに加えて、各国がオリジナルで制作した番組プログラムを視聴できる。先日発表されたインターナショナル・ホストのLiLiCoに加えて、大のDCファンを公言する尾上松也、アメコミに詳しいライター・杉山すぴ豊、DC作品は全て観ているという「FUJIWARA」藤本敏史が参加する日本オリジナルの番組プログラムが配信される。「DCファンドーム:日本から世界へ!メイド・イン・ジャパンなDCの魅力大解剖!」松也さんは「DCのこれからについてもざっくばらんに好きな事を話させていただきました(笑)その中でも是非注目して頂きたいのは、やはりコーナー名にもなっている『メイド・イン・ジャパン』です。フィギュアやアニメなど他文化を独自の文化と昇華していく事に長けている私達日本人だからこそ出来るジャパンDCカルチャーの今が見られます!」と気合いのコメント。また、樋口監督は「ティム・バートン版の『バットマン』についてはかなり熱く語ります。尾上松也さんとも久しぶりに会えるし、何よりも仕事じゃない好きな映画のことだけを喋れるなんて嬉しいです」と期待を込めて語っている。WE LOVE ワンダーウーマン!10月9日(金)に日本公開予定の最新作『ワンダーウーマン 1984』の見どころをたっぷり紹介。世界中から愛される“ワンダーウーマン”の魅力をキーワードと映像ともに徹底解説する。映画監督 樋口真嗣× 歌舞伎俳優 尾上松也DCプレミアム対談『シン・ゴジラ』や『進撃の巨人』を監督した日本が誇る樋口真嗣監督と歌舞伎界No.1のDCファン・松也さんが夢の対談。監督の目線でDC映画の素晴らしさを語るなど、ほかでは聞けないプレミアムな内容は必見。メイド・イン・ジャパン日本人クリエイターや日本企業によって生み出されるDC×ジャパニーズカルチャーの舞台裏を総力取材。「プライム1スタジオ」「ホットトイズ」への取材ほか、日本が制作したアニメーション映画『ニンジャバットマン』を「ニンジャバットマン ザ・ショー」として初の舞台化についても。仕掛け人のプロデューサーと演出家がプロジェクトの内容を語る。そのほか、ユニクロ UT「バスキア × ワーナー・ブラザース」コラボコレクションやDCファンドーム限定商品など、DCファン必須アイテムを紹介!DCを語り尽くす!コスプレイヤー大集結日本が誇るコスプレ文化。DCファンの個性豊かなコスプレイヤーたちが集まり、それぞれが作る衣装やコスチュームへのこだわり、DC愛を熱く語る。女装パフォーマーのLADYBEARD(レディビアード)や人気コスプレイヤー・桃月なしこも出演。「DCファンドーム:日本から世界へ! ABEMA拡大120分SP」テレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA(アベマ)」ではDCの魅力をさらに詰め込んだ30分拡大版を配信、24時間見逃し視聴も可能。さらに「ダークナイト・トリロジー」のクリストファー・ノーラン監督にも影響を与えた原作コミックをアニメ化した「バットマン:ダークナイト リターンズ Part 1&Part2」も配信されることが決定している。なお、ABEMAビデオでは『バットマン』『キャットウーマン』『バットマン・ビギンズ』『スーサイド・スクワッド』や「ダークナイト」シリーズをはじめとした人気DC作品を配信中(※ABEMAプレミアム限定配信)。「DCファンドーム」は日本時間8月23日(日)午前2時~スタート。日本オリジナルプログラム「DCファンドーム:日本から世界へ!メイド・イン・ジャパンなDCの魅力大解剖!」は日本時間8月23日(日)18時30分~「DCファンドーム」内「DCウォッチバース」にて配信予定。同日20時30分~ABEMAアニメ2チャンネルにて拡大120分版を配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年10月9日 全国公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2020年08月17日日本時間2020年8月23日(日)午前2:00より開催されるDC史上最大の世界同時オンラインイベント、DCファンドーム(DC FanDome)の全ラインナップとタイムテーブルが発表。日本オリジナルプログラムの配信も決定した。DCファンドームとは、ワーナー・ブラザースが開催するグローバルオンラインイベント。24時間行われる同バーチャルイベントでは、7つの大陸すべてのファンがDCのスーバーヒーローやスーバーヴィランとこれまでにない方法で交流できる。DC ファンドーム ラインナップ&タイムテーブル日本オリジナルの番組プログラムには、先日発表されたインターナショナル・ホストのLiLiCoに加えて、大のDCファンを公言する尾上松也、アメコミに詳しい杉山すぴ豊、DC作品はすべて観ているというFUJIWARA藤本敏史が参加する。10月9日(金)に日本公開予定『ワンダーウーマン 1984』の見どころを紹介する【WE LOVE ワンダーウーマン!】、映画監督・樋口真嗣と尾上松也による【DC プレミアム対談】、「プライム1 スタジオ」・「ホットトイズ」・舞台「ニンジャバットマン ザ・ショー」の舞台裏を取材した【メイド・イン・ジャパン】、世界中で注目を浴びる日本のコスプレイヤーたちがそれぞれのDC愛やこだわりを披露する【DCを語り尽くす!コスプレイヤー大集結】のコーナーを通して、世界中のファンに向けて DC×ジャパニーズカルチャーの魅力を伝えていく。日本オリジナルプログラムは、日本時間8月23日(日)18:30より「DCウォッチバース」にて、配信予定。また、同日20:30よりABEMAアニメ2チャンネルで120分拡大版が配信決定している。■出演ゲストコメント●尾上松也DCファンドームに参加させて頂きました!尾上松也です。このイベントは24時間DC漬けのDCファンの為の、DCファンによるお祭りです。僕は「日本から世界へ!メイド・イン・ジャパンなDCの魅力大解剖!」と題しましたコーナーに出演致します!番組ではDCの過去作品を振り返ったり、DCのこれからについてもざっくばらんに好きな事を話させていただきました(笑)その中でも是非注目して頂きたいのは、やはりコーナー名にもなっている「メイド・イン・ジャパン」です。フィギュアやアニメなど他文化を独自の文化と昇華していく事に長けている私達日本人だからこそ出来るジャパンDCカルチャーの今が見られます!他にも沢山の企画が目白押しで、どれを観るか困っているあなた!是非是非「日本から世界へ!メイド・イン・ジャパンなDCの魅力大解剖!」を観て下さい!後悔させませ〜ん!よろしくお願いします!そしてDCな一日を〜!●樋口真嗣こんにちは。この度、DCファンドームにお誘いいただき恐縮しております。皆さんに比べればそんなに深くないんだけど、私なんかでいいのだろうかと思いフィルモグラフィを遡ってみれば、意外やほとんど全部見ていることが判明。その中でも、ティム・バートン版の『バットマン』についてはかなり熱く語ります。尾上松也さんとも久しぶりに会えるし、何よりも仕事じゃない好きな映画のことだけを喋れるなんて嬉しいです。是非お楽しみに!〜!●藤本敏史DCの作品は全て見ています!今回はDCの作品をさらにもっと深く知りたいということで参加させていただきます!●杉山すぴ豊子どもの頃「ワンダーウーマンと結婚したい」という手紙を「月刊スーパーマン」という雑誌に送ったら読者欄に載ってそれが僕のライターとしてのデビュー。あの時から抱いていたDCヒーローたちへの想いは消えることはありません。今回世界中のファンと共に“輝ける日の下でも、漆黒の夜の闇の中でも”DC”を称えたい!■『DCファンドーム:日本から世界へ!メイド・イン・ジャパンなDCの魅力大解剖!』インターナショナル・ホスト:LiLiCo ホスト:尾上松也、杉山すぴ豊 ゲスト:FUJIWARA 藤本敏史日本時間 8月23日(日) 18:30~@DCウォッチバースABEMA拡大120分SP!20:30~ @ABEMAアニメ2チャンネル
2020年08月17日「いつか小料理屋とか、割烹居酒屋の女将をやりたかったので、夢がかなってしまった感じですね」そう話すのは、ゲストたちが飲むほどに本音トークを繰り広げる、という面白さが話題のバラエティ番組『川柳居酒屋なつみ』(テレビ朝日系・毎週火曜深夜1時56分~。※一部地域を除く)の女将を務める宇賀なつみ(34)。昨年3月、テレビ朝日を退社してフリーに転身後、すぐに4月から番組がスタートした。「果たしてお仕事がもらえるのか?というドキドキもあったので、お話をいただいたときはうれしかったですね。お酒も好きなので(笑)」番組では、常連役の尾上松也(35)とゲストと一緒に本当にお酒を飲みながら進行をしているが、宇賀は一晩でワインを2本あけても、キャラが変わったり、記憶を失くしたりもしない大人の飲み方ができるという。「食べ物もそうですが、お酒も、つくり手の方が汗水たらして一滴一滴つくってくれたもの。愛情を持って、感謝しながらしっかりと味わいたいんです。人が飲んで楽しくしているのを見るのも大好きなので、自宅にも定期的に人を呼んで日本酒会などをやっています」「女性自身」2020年8月18日・25日合併号 掲載
2020年08月17日「果たしてお仕事がもらえるのか?というドキドキもあったので、お話をいただいたときはうれしかったですね。お酒も好きなので(笑)」そう話すのは、ゲストたちが飲むほどに本音トークを繰り広げる、という面白さが話題のバラエティ番組『川柳居酒屋なつみ』(テレビ朝日系・毎週火曜深夜1時56分~。※一部地域を除く)の女将を務める宇賀なつみ(34)。昨年3月、テレビ朝日を退社してフリーに転身後、すぐに4月から番組がスタートした。番組では、常連役の尾上松也(35)とゲストと一緒に本当にお酒を飲みながら進行をしている。市川右團次(56)からはドラマ『陸王』撮影時の裏話、東山紀之(53)からは自身の過去や家庭の話、ジャニーズの仰天秘話などが飛び出したり、貴重なエピソードが聞けるのが番組の醍醐味でもある。「みなさん、結構心を開いてお話ししてくださるんですよね。私はゲストの方々がカメラを気にせずに楽しんで飲んで話してくださるのを一番に考えています。この居酒屋は、ゲストの方と常連さんが雰囲気をつくってくれるので、その空気感を大切にしています」最近は、街でも「女将!」とか「居酒屋さん」なんて呼ばれたりするのがうれしい、とも。そんな宇賀の日常に、お酒は欠かせないものとなっている。「家で連載の原稿を書いたり、ラジオで流す曲を考えたりするとき、少しお酒を飲んでいたほうが、気分がほどけてうまくいったりするんです。自分の隠れた本音がわかったりもして。お酒っていいお付き合いができれば、最高のパートナーになれると思っています」人生のパートナーである夫とも、双方が尊敬し合う、いい関係を築いているようだ。「お互い自由に好きなことをする感じなんです。(夫と)家で一緒に飲むこともありますが、大抵は私が飲んでいる横で筋トレをやっていたりします(笑)」「女性自身」2020年8月18日・25日合併号 掲載
2020年08月17日俳優・堺雅人(46)主演のTBS日曜劇場『半沢直樹』続編が、7月19日にスタートした。作家・池井戸潤(57)の「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作。前作では銀行員だった半沢直樹(堺雅人)が、出向を命じられた子会社「東京セントラル証券」で営業企画部の部長として奮闘する模様が描かれる。世帯平均視聴率は22.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録し、好発進。13年に放送された、前作の初回視聴率19.4%を上回った。視聴者の期待が数字に現れたかたちとなった。「ここ数年で初回の視聴率が20%を超えたのは、『Doctor-X 外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)シリーズです。前作は型破りの銀行員・半沢直樹が、行内の不正を次々と暴く逆転劇。決めセリフの『倍返しだ!』は、流行語大賞に選ばれるほど人気を博しました。原作者の池井戸さんは、“経済を使った時代劇”とも評していました。『半沢直樹』の続編は、『Doctor-X』に次ぐ“勧善懲悪ドラマ”として盛り上がりを期待できるでしょう」(テレビ局関係者)Twitterでも、「半沢直樹」が世界トレンド1位にランクイン。とりわけ注目を集めたのは前作から出演する香川照之(54)、片岡愛之助(48)に加え、尾上松也(35)、市川猿之助(44)といった歌舞伎俳優が増えたことだ。市川演じる親会社「東京中央銀行」の伊佐山泰二は、新たな悪役として登場した。半沢を逆撫でするような、セリフごとに表情が変化する“顔芸”は初回から大反響。前作で話題となった、香川演じる大和田暁の悪役ぶりを彷彿させたようだ。《猿之助、なかなかの悪人、そして香川照之に負けない顔芸。こりゃ見てるこっちも歯痒さで顔が歪みそう》《大和田さんに引き続き市川猿之助さんの顔芸が凄すぎ。こ、こ、こわいwww悪役ハマってますね》《半沢直樹って、歌舞伎だなぁ。歌舞伎役者が多く出てるってことだけじゃなくて、勧善懲悪で見得とか決め台詞とかあって、そこで視聴者はワァ!って盛り上がって》「堺さんの現場での迫力は凄まじいといいます。『倍返しだ!』も、一種の“見得(みえ)”でしょう。福澤克雄監督(56)は前作で、堺さんを『自分よりも役を熟知している』と絶賛。高視聴率を得た要因に、堺さんのキャスティングを挙げていました。歌舞伎俳優が起用されているのは、堺さんの演技に対抗するためでもあるそうです。前作で香川さんの見せた土下座は、“伝説”と言われるほどドラマの痛快さを盛り立てました。また、片岡さんの女性的な話し方をするキャラも大ウケ。歌舞伎には男性が女形を演じる慣しがあるので、説得力を出すために片岡さんをオファーしたそうです」(前出・テレビ局関係者)初回から話題の的になった「半沢直樹」。次回以降の展開に期待が寄せられている。
2020年07月21日「コロナウイルスが騒がれるちょっと前くらいかな。近くのとんかつ屋さんで、生田さんがテークアウトで2人前を頼んでいましたよ。彼はその店の常連で、お店の人とも仲よし。清野さんもとんかつが好きらしく、一緒に来ているのも見たことがあります。だから清野さんと一緒に家で食べるんだろうなぁ、と」(常連客の1人)生田斗真(35)と清野菜名(25)が5年の交際を実らせ、6月1日に結婚していたことを発表した。交際のきっかけは、’15年にドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(TBS系)で共演したこと。「2人は一緒のシーンが多かった。すぐに意気投合し、ドラマが終わるころには交際がはじまっていたと聞きます」(テレビ局関係者)私生活での“初ツーショット”は、本誌が’17年2月にスクープしている。その日、2人は、都内のすし店の個室でたっぷり2時間半、仲よく食事。店主に見送られて外に出てくると、並んで頭を下げる姿も、息ピッタリ。気温1度と冷え込むなか、肩を寄せ合うように歩く仲むつまじい姿がそこにはあった。そして、そのままタクシーに乗り込み、生田の自宅マンションへ。別の日、仕事場から生田のマンションに戻り、着替えてまた出かける清野の姿も本誌は目撃している。当時から“自宅デート”で愛を深めていたようだ。’18年9月には、生田と高校の同級生である尾上松也(35)の主演舞台に2人で訪れる様子も目撃されている。「お芝居は2人バラバラの席で見ていましたが、終わってから楽屋口の廊下で一緒になって、出てきた松也さんにそろってご挨拶をしていました。親しそうに話していて、3人の仲のよさが伝わってきました」(演劇関係者)清野の知人によると、2人は絵に描いたような“仕事の虫”。「2人ともいつも演技のことを考えているタイプ。清野さんは演技やアクションについて、生田さんに相談していたことも。彼も本気で助言しますから、ときどきヒートアップして言い合いのようになることもあったそうです」(清野の知人)清野の女優としての力に一目置いていた生田は、仕事の橋渡し役を務めたこともあったようだ。「生田さんは、自身が関わりの深い劇団☆新感線に、清野さんを紹介したと聞いています。その後、清野さんは’17年に新感線の舞台に初出演し、激しいアクションを軽々とこなしました。その後、’19年にも再びキャスティングされています。公私ともに生田さんが支えていた印象ですね。実は彼のほうがめちゃくちゃゾッコンとも聞きました」(芸能プロ関係者)生田の献身が導いた“おこもり婚”。文字どおりアットホームな家庭になることだろう――。「女性自身」2020年6月23・30日号 掲載
2020年06月15日今井翼(38)が4月1日から松竹エンタテインメントに所属することが明らかになった。同社の公式Twitterアカウントでは、あわせてファンクラブも始動することが発表された。多くの期待を背に新たな門出を迎えた。14年にめまいや耳鳴りといった症状を引き起こすメニエール病を発症した今井。休養を経て復帰したものの、18年3月に再発し無期限の活動休止に。同年9月10日には滝沢秀明(38)とのユニット「タッキー&翼」が解散となり、ジャニーズ事務所も退社。治療に専念したのち昨年11月、公式Instagramアカウントを開設し話題を呼んでいた。今井は4月1日、Instagramで《今日正式に松竹エンタテインメントの所属と共にファンクラブを設立したことをご報告致します》と投稿した。新型コロナウイルスの影響下にあることを憂いながらも《ファンクラブやモバイルサイトを通じて 少しでも皆様に日々の楽しみをお届け出来たらと思います》《これまでの沢山の支えにご縁。大切な仲間、家族に感謝して 一歩ずつ歩ませていただきます》と結んでいる。さらに同日、Twitterアカウント「今井翼 STAFF」も開設された。同アカウントでは《今井翼 OFFICIAL FANCLUB “ALA”が誕生いたしました!》というツイートともに今井がファンクラブについて説明する動画をアップ。現在、35.6万もの再生回数を記録している。片岡愛之助(48)や尾上松也(35)らも所属する松竹エンタテインメントで、ついに本格的に活動を再開することとなった今井。ネットではエールが続々と上がっている。《お知らせありがとうございます 新しい門出をお祝いできて嬉しいですFC入ります。お体にはきをつけてご活躍ください》《翼くん、松竹エンターテインメント所属おめでとうございます!!新年度が始まり新たな門出。どこまでも熱くついて行きますよ》《おめでとうございます。こういう時だからこそ、嬉しいニュースで吹き飛ばしていきたいです》
2020年04月02日フジテレビ系では3月19日(木)から22日(日)の4夜にわたって“春くるプロジェクト”と題し特別企画を放送中。その第4弾として3月22日(日)今夜は、ディズニーが贈る『モアナと伝説の海』を地上波初放送する。豊かな自然に恵まれた南の楽園、モトゥヌイ。タラおばあちゃんが子どもたちにある伝説を語り聞かせていた。「命の女神テ・フィティの<心>には、命を創り出す偉大な力が宿っていた。その<心>を半神半人のマウイが盗んだとき、暗黒の闇が生まれた。だが、闇がすべてを覆いつくす前にサンゴ礁を超えて旅する者がテ・フィティの<心>を返し、私らを救ってくれる」と――。そんな伝説を聞いて育った少女モアナは、幼いころに不思議な体験をしていた。まるで海が生き物のようにモアナに触れ、何かを伝えようとしたのだ。だが、モトゥヌイには島を取り囲むサンゴ礁の外には出てはいけないという掟があり、航海は禁じられていた。掟を守る村長のトゥイは、「大海原に飛び出して、その先に何があるのか見てみたい」という気持ちを募らせる娘のモアナに、「海は危険だ。お前の幸せはここにある」と言い聞かせていたが、ある日、モトゥヌイに不穏な出来事が起こり始める。半神半人のマウイが盗んだテ・フィティの<心>によって生まれた闇が、いまにもモトゥヌイを飲み込もうとしていたのだ。「自分の心の声に従うように」――タラおばあちゃんの最期の言葉を胸に、自分の運命を知ったモアナは大海原へと旅立つ。テ・フィティに<心>を返すために、愛する島と皆を救うために…モアナの成長を圧巻の歌と音楽とともに綴り大ヒットした本作。モアナ役では大規模なオーディションが実施され、日本語版のキャストには沖縄出身の屋比久知奈が抜擢。またモアナの相棒として一緒に冒険をする伝説の英雄“マウイ”には「風の谷のナウシカ」歌舞伎なども話題となった歌舞伎俳優の尾上松也が声優に初挑戦している。モアナを見守り、その運命を導く道しるべとなる“タラおばあちゃん”には、数々の映画やドラマ、舞台に出演。『千と千尋の神隠し』などで声優を務め、本作がディズニーアニメ声優初挑戦となる夏木マリといったキャスト。また日本版エンドソング「どこまでも ~How Far I’ll Go~」を加藤ミリヤが担当。16年間島の外に出ることを禁じられたモアナの海への憧れや島の外に出る決意を歌い上げた同曲も当時話題となった。“春くるプロジェクト”第4弾『モアナと伝説の海』は3月22日(日)19時~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2020年03月22日鈴木杏樹(50)との不倫関係が『週刊文春』で報じられた劇団新派の俳優・喜多村緑郎(51)。連日、喜多村には批判の声が寄せられているが、ある舞台関係者によると“一連の報道で真実と違うことも多い”と悩んでいるという。「もちろん全て彼の責任。それでも噂に尾ひれがつきすぎていると。たとえば、杏樹さんの謝罪コメントは喜多村さんが指示して書かせたと一部で報じられていましたが、連絡を一切絶ったので書かせられるわけがありません」新春の舞台『明日の幸福』の楽屋に訪れた貴城けい(45)に「邪魔だ、出て行け」と怒鳴り、その声が廊下まで聞こえたという報道もあった。「あの日は貴城さんの母親もいらしていて2人は遠慮して彼の楽屋に入ろうとしなかったんです。この劇場は廊下が狭く、彼は『邪魔だから入りなさい』と2人を招き入れた。『出て行け』とは真逆です。この前日の舞台に関してスタッフには怒ったようですが、なぜ貴城さんを怒鳴ったとすり変わったのか。奥さんに手を上げたことなんか一度もないと聞いています」また、喜多村のもう一人の“不倫相手”と一部で報じられている尾上松也(35)の妹・春本由香(27)との関係についても、事実と異なる部分が多すぎるという。「今の緑郎さんが言っても説得力は限りなくゼロですが、本人は『ない、ない、ない』と全力で否定していました。彼はモテるので、ほかの劇団内の女優さん全員と噂を立てられていますよ(苦笑)。春本さんに『俺の子を産んでほしい』と言ったと書かれていますが、あれは皆が集まる飲みの席で、誰かが“緑郎さんは声がいい。春本さんも清元の祖母の才能を受け継ぎ声がいい。2人の子供ができたらすごいはず”と言っていた話が歪曲されて伝わってしまったそうなんです」(前出・舞台関係者)彼が劇団新派に移籍したのは4年前。古参劇団員には彼を面白く思っていない人がいるという。「彼が来た当時のお稽古は自分の出番が終わるとお菓子を食べたり、その場面に関係ない者同士でおしゃべりしたり、ゆるい雰囲気でした。それをある人から公演中に指摘されてしまったそうなんです。とても口惜しく思った喜多村さんはあるとき、たまりかねて稽古中に『ちゃんと稽古見ろ!』と劇団員を一喝した。若い人たちの多くはやる気になったのですが、疎ましく思った者もいたんでしょう。あれで敵をつくってしまったのかもしれません」(演劇関係者)「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月10日黒柳徹子が司会を務めるテレビ朝日系「徹子の部屋」の2月14日放送回に、俳優の生田斗真が出演。番組では黒柳さんからの“無茶振り”に答えKinKi Kidsのダンスを披露、弟の生田竜聖とのエピソードなども披露され、視聴者から喜びの声が上がっている。放送日が2月14日バレンタインデーということで、番組の冒頭では黒柳さんが手作りクッキーをプレゼント。ハート型の箱を開けた生田さんは“LOVE”と生田さんの名前の “と” “う” “ま” の字が書かれたクッキーに「かわいい!」と喜びの表情を見せる。黒柳さんに勧められクッキーを口にする生田さんの姿に「黒柳徹子からバレンタイン手作りチョコ貰うとかすごい」「手作りバレンタインプレゼントいいなぁ~」「黒柳徹子さんのクッキーうちも食べたい!!!」などの声が上がる。その後トークは昨年放送された大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の話題や、中学時代から交友関係が続く尾上松也との友情エピソードなどを経て、デビューのきっかけとなったジャニーズのオーディションへと展開。当時の映像が流されると黒柳さんから、当時覚えた振り付けを「今ちょっとここでやってって言ったらできます」と“無茶振り”されると、生田さんは「さすが徹子さん、無茶ぶりがすごい」と一瞬天を仰ぐも、すぐさま立ち上がり、KinKi Kids「硝子の少年」のサビを踊り切る。これには「無茶振りが良い方に出た」「むちゃぶりのおかげで踊る斗真が見れるとか ありがとう徹子さん」など、視聴者から喜びの声が。また弟でフジテレビアナウンサーの竜聖さんに話が及ぶと「僕の中では小さい頃の弟のまま」で「ニュースを読んでる姿を見ても噛まないか心配になっちゃう」と、弟思いの兄の顔を見せた生田さん。そんな竜聖さんは“兄バカ”で、生田さんの舞台を観るたびに「最高だよ、いい役者だね」と言ってくれるのだとか。そんな仲良し兄弟ぶりにも「2人でダイヤモンドヘッド行くとかどんだけ仲良し兄弟だよ」「お互いが大好きなの伝わってほっこりする」などの声が送られていた。(笠緒)
2020年02月14日昨年末に新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』での好演が話題を呼んだ歌舞伎界の新鋭・尾上右近(27)。「新しい年もチャレンジングな1年にしたい」という言葉どおり、次に挑戦するのは、現代劇。’17年放送のNHKドラマ『この声をきみに』のスピンオフ舞台『この声をきみに〜もう一つの物語』(大阪公演/3月6〜8日、サンケイホールブリーゼにて。東京公演/3月12〜22日、俳優座劇場にて)だ。「型が決まっている歌舞伎はセリフをほぼ観客に向かってしゃべるけれど、現代劇は相手と向き合う。歌舞伎では感じられない、会話の重要性と難しさを実感しました」(右近・以下同)今作は、ある朗読教室に集まり、声で心を開放していく人たちの交わりを描く心温まる大人のラブストーリーだ。専門外のジャンルにも果敢に挑む姿が頼もしい。祖父と父は六代目・七代目清元延寿太夫。清元という古典音楽の宗家に生まれた右近が、歌舞伎役者を志したのは、3歳のときだった。「おばあちゃんの家に行ったときに、映画監督の小津安二郎さんが父方のひいおじいさん(六代目尾上菊五郎)の『春興鏡獅子』を撮った映画を見たんです。で、歌舞伎の魅力に取りつかれて、『あの役になりたい!』と。あの日の様子をすごく鮮明に覚えていますね。部屋に西日が差していて……あれは僕のなかに残っているいちばん古い記憶です」「女性自身」2020年2月11日号 掲載
2020年02月03日浅草新春歌舞伎が東京・浅草公会堂で、1月2日(木)に開幕する。“若手歌舞伎俳優の登竜門”として40年の歴史があり、浅草の正月の風物詩として親しまれている。通常の大歌舞伎公演に比べると上演時間が短く、初詣のついでにお正月イベントとして初めて歌舞伎を観るという人も多い。そんな人たちを意識して、各回冒頭につくお年玉〈年始ご挨拶〉では、演目のあらすじをわかりやすく話してくれる。マイク片手に楽しいトークを入れるなど、若者らしい工夫もこの公演の特徴だ。第1部最初の演目は中村橋之助による『花の蘭平』。刃物を見ると狂気の奇病を起こすという『蘭平物狂』を舞踊化したものだ。続いて菅丞相(菅原道真)の政治的失脚をめぐる『菅原伝授手習鑑』から『寺子屋』で、菅丞相に忠義を尽くす松王丸と、命懸けで偽首を差し出す源蔵の緊迫感みなぎる「首実検」の場面がハイライト。松王丸に尾上松也、もう一人の主人公とも言える源蔵は中村隼人が勤める。源蔵は失脚した主人・菅丞相の子息を我が子と偽り匿って寺子屋を営んでいたが、「首級を切って渡せ」と言われて身替わりに教え子の少年を殺そうとする。夫と共に運命を引き受ける妻・戸浪に中村米吉。松王丸の妻・千代は坂東新悟。第1部ラストの『茶壺』は狂言をもとにした舞踊劇だ。茶壺を持った男(中村歌昇)とすっぱと呼ばれる盗人(坂東巳之助)の掛け合いをユーモラスに見せる。第2部は時代物の義太夫狂言が2本。武智光秀(明智光秀)の謀反によって起こる光秀一家の悲劇を描いた『絵本太閤記』の『尼ヶ崎閑居の場』では中村歌昇が武智光秀を勤める。光秀の妻・操が坂東新悟。初陣にて命を散らす光秀の息子・十次郎が隼人、その許嫁・初菊が米吉。もう一本は『仮名手本忠臣蔵』全十一段のうちの七段目『祇園一力茶屋の場』。松也は第1部の松王丸に続き、「一力茶屋」でも大星由良之助(大石内蔵助)という大役を担う。いずれも、忠義心がありながらそれをひた隠しにして行動する人物だ。その肚(はら)が、安易に観客に見破られてはならないという難役でもある。お軽は米吉、お軽の兄・寺岡平右衛門は巳之助が勤める。浅草新春歌舞伎は1月26日(日)まで。 第1部が午前11時開演、第2部が午後3時開演。1月19日(日)第2部は恒例の「着物で歌舞伎」の回で、着物で観劇した人に記念品が贈呈される。文:仲野マリ
2019年12月31日