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展覧会「風景論以後」が、東京都写真美術館にて、2023年8月11日(金・祝)から11月5日(日)まで開催される。1970年代前後の日本における風景論とその後風景は、芸術や美と結びつけて語られ、西洋の近代美術の主題となってきた。また、写真や映像においても、カメラのレンズを通して撮影者の視点をうつしだすという意味で、風景は重要な主題であり続けてきた。そして、「風景とは何か」を問う風景論は、社会的な構造や美の捉え方をも語るものであり、不安定な社会状況を背景に登場してきたのだった。実際、1970年前後の日本に現れた風景論は、どこにでもある風景を現実の側から捉えなおそうと試みるものであった。70年代に入り、学生運動の潮流が下火になる一方、全国的に都市化と均質化が進むなか、ありふれた、日常的な風景を国家と資本による権力そのものだとする風景論が、写真や映像メディアと連動して展開されたのだった。このように、写真や映像にうつしだされる風景の背後には、表面的には目に見えない権力の網の目が存在していると捉えられるのだ。展覧会「風景論以後」は、このように1970年前後の日本に登場した風景論を起点として、風景のなかに反映された社会制度や事象にまで光をあてるもの。当時の議論を牽引した映画批評家・松田政男による風景論や、その理論と連動した写真・映像表現を紹介するとともに、現在に至るまでの作品をたどることで、風景論以後の写真と映像の可能性を探ってゆく。現代における風景第1章では、現代における風景に着目。現代では、スマートフォンなどによって誰もが美しい風景を写真や映像に残すことできる一方、ソーシャル・メディアを通して、人びとはあらゆる種類の写真や映像を大量に消費している。このようにイメージが氾濫するなか、風景の背後に存在するものに目を向けることは難しい。会場では、広島平和記念公園とその周辺を継続して撮影し、公園都市としての広島を捉えてきた笹岡啓子などを紹介する。個人に向かう表現1970年代後半を経て、バブル経済の膨張と崩壊が起こる80〜90年代にかけて、写真や映画においては、非商業的で、個人に向かう表現が多数手がけられている。第2章では、70年代頃から写真や映像を用いて、大阪の居住地周辺の日常的な風景を記録するようになった今井祝雄や、ファッション誌の編集者から写真家に転向し、人の気配を残した匿名的な風景を撮影した清野賀子などに光をあてる。風景論誕生の契機本展で着目する風景論が生まれる具体的な契機となったのが、足立正生、佐々木守、松田政男らによる映画『略称・連続射殺魔』だ。同作では、1968年に起こった無差別連続射殺事件の犯人が、生まれてから逮捕されるまでに目にしたであろう風景のみ構成されている。第3章では、この『略称・連続射殺魔』や、風景論を経て独自の実作と理論へと向かった中平卓馬を紹介する。1970年代前後の風景論を再考第4章では、風景論の起源に着目。風景とは、馴染みのある言葉であり、さまざまな文脈や歴史的背景のもとに語られてきたため、風景論として定義することが難しい。1970年前後の日本における風景論は、そのなかでも特異な位置を占めるものの、当事者間の理論的な差異などから、その内容には大きく光があてられてこなかった。会場では、『略称・連続射殺魔』ばかりでなく、大島渚の『東京战争戦後秘話』などの映像作品、アーカイブ写真や印刷物の数々から、風景論の登場当時の議論を再考する。展覧会概要展覧会「風景論以後」会期:2023年8月11日(金・祝)〜11月5日(日)会場:東京都写真美術館 B1F 展示室住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内開館時間:10:00~18:00(木・金曜日は20:00まで)※入館はいずれも閉館30分前まで休館日:月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)観覧料:一般 700円(560円)、学生 560円(440円)、中学生・高校生・65歳以上 350円(280円)※( )は有料入場者20名以上の団体、同館の映画鑑賞券提示者、各種カード会員割引料金※小学生以下、都内在住・在学の中学生、障害者手帳の所持者および介護者(2名まで)などは無料※第3水曜日、9月18日(月・祝)は65歳以上無料※8月11日(金)〜31日(木)の木・金曜日17:00〜21:00 は、サマーナイトミュージアム割引(学生および中学・高校生は無料、一般および65歳以上は団体料金)■上映企画・出品作家による上映:崟利子日時:8月26日(土) 10:00 / 13:00 / 15:30 / 18:00・出品作家による上映:遠藤麻衣子日時:8月27日(日) 13:00 / 15:00 / 17:00・風景論をめぐる映画特集:平沢剛(キュレーター、本展企画協力)日時:8月24日(木) 18:00、10月6日(金) 18:00、10月7日(土) 10:00 / 13:00 / 15:00 / 18:00、10月8日(日) 13:00 / 15:00 / 18:00、10月9日(月・祝) 15:00 / 18:00、10月12日(木) 18:00、10月13日(金) 18:00料金:いずれも 当日券(1プログラムにつき) 500円※全席指定、各回定員(190名)入替制※鑑賞当日10:00より当日上映回すべての受付を開始※上映作品については美術館ホームページを参照【問い合わせ先】東京都写真美術館TEL:03-3280-0099(代表)
2023年07月29日アイドルグループ・櫻坂46の藤吉夏鈴、田村保乃、山崎天が27日、東京・六本木ミュージアムで行われたグループ初の展覧会「新せ界」(同所にて7月28日~10月29日まで開催)のプレス内覧会に出席した。「新世界」ではなくひらがなの「せ」を用い「新せ界」と銘打つ同展覧会。「世」から徐々に形を変えて生まれた「せ」と彼女たちを重ね合わせ、時とともに変化し続けてきた彼女たちの過去から現在、さらにメンバーそれぞれが描く未来のヴィジョンまでをたどり、衣装や映像、ダンス、CD ジャケット、美術セットなど、彼女たちのために作られたクリエイティブやその制作過程が見て取れる、総括的な展覧会となっている。一足先に同展覧会を見た3人は、感想を求められると、田村は「グループとしてこういう展覧会ができるというのは当たり前じゃないので、それができたことがすごく嬉しいですし、完成した空間を見てみて、これまでの自分たちの過去を振り返ることができたり、これからの未来をみなさんに楽しみにしていただけるんじゃないかなと思いました」と声を弾ませ、山崎は「私たちのことをじっくり見る機会は自分たちもなかったので、新たな気づきだったり、メンバーも見たことがない展示がたくさんあったので、ファンの方にも楽しんでいただけるかなと思いましたし、クリエイティブの裏側をたくさん見ていただけると思うので、みなさんにあまりお見せすることがなかった部分も楽しんでいただけたらなと思います」とアピールした。また、印象に残った展示を聞かれると、田村は4thシングル「五月雨よ」のジャケット撮影で用いられた白い大樹が展示されている空間がお気に入りであることを明かし「メンバーが撮った写真だったり、山崎が8mmカメラで撮ってくれたパリでの映像が流れていて、メンバーだからこそ撮れるメンバーの顔が流れていて、私も見たことがない映像だったので、メンバーの笑顔がたくさん見られてグッときました」と吐露し、藤吉は同スペースの一部のレイアウトに携わったそうで「五月雨の木の横に写真が並んでいるんですけど、そこは私がみんなに協力してもらいながらやらせていただきました。5時間くらいかけて、支えていただきながら作ってみました」と打ち明けた。加えて、藤吉は「公開されていない企画書がたくさん飾られていて、企画書って歌詞がきたりすると変わったりするんですけど、その変わる前の企画書が飾ってあったりして、それはまだ公開されていないので、楽しんでいただける内容になっているんじゃないかなと思います」と紹介し、山崎は「衣装を飾ってあるスペースがあるんですけど、10秒くらい見ていただけると驚きがある面白い展示だったので、インパクトが強くて印象に残っていますし、私たちは踊りが激しいのでステージ衣装をマジマジと見ることってなかなかないと思うので、細かい部分まで見ていただけたら楽しんでいただけるかなと思います」とオススメした。さらに、櫻坂46は今月にフランス・パリで開催された『Japan Expo Paris 2023』に参加したが、この夏に行ってみたい国を聞かれると、Japan Expoが初海外だったという田村は「海外の街並みが好きで、イギリスもパリもすごくきれいだなと思うので行ってみたいです。行けたらたくさん写真を撮って、お姫様になった気分を味わいたいです(笑)」と笑顔で語り、同じくJapan Expoが初海外だったという山崎は再びパリに行きたいそうで「時間が足りなくてルーブル美術館とかにも行けなかったのでリベンジしたいです」とコメント。藤吉はイタリアのコロッセオを挙げ「欲を言えばそこで櫻坂のミュージックビデオを撮影がしたいという願望があります」と吐露し、その理由を追及されると「純粋に見た目が好きで、日本にも素敵な廃墟があって、先日もお休みがあったので廃墟に出かけたんですけど、人がいない地域に行って写真を撮ったりするのが好きなので、コロッセオにも行って見たいと思います」と目を輝かせ、田村は「廃墟に出かけたの?」と目を丸くした。最後に、田村は「欅坂46から櫻坂46、そしてこれからの櫻坂46に期待していただけるような展示になっていると思いますので、ぜひ楽しみにご来場ください」と呼びかけ、山崎は「メンバーの声だったり写真だったり、たくさん展示させていただいているので、宝探しのような気分で見させていただきました。至るところに展示してあるので、上から下まで見逃すことなく、隅から隅まで見ていただければなと思います」とメッセージを送った。※山崎天の崎は正しくは「たつさき」
2023年07月27日展覧会「芭蕉布人間国宝・平良敏子と喜如嘉の手仕事」が、美術館「えき」KYOTOにて、2023年9月9日(土)から10月29日(日)まで開催される。人間国宝・平良敏子が今に繋げた「芭蕉布」「芭蕉布(ばしょうふ)」とは、沖縄を代表する織物だ。亜熱帯を中心に分布する植物「糸芭蕉(いとばしょう)」から作られる芭蕉布は、第二次世界大戦後に消滅しかけたものの、これを現代へと繋いだのが人間国宝の平良敏子(たいら としこ)である。芭蕉布を製作するには、まず、3年ほどかけて糸芭蕉を育てる必要がある。そして、収穫された繊維から糸を作り、染め、織りに至るまで、30近い工程を経て芭蕉布は完成される。展覧会「芭蕉布人間国宝・平良敏子と喜如嘉の手仕事」では、芭蕉布の着物、帯、裂地や資料など、約70点を紹介。透けるような風合い、琉球藍や車輪梅の力強い色彩、そして多彩な絣柄など、手仕事から生まれる芭蕉布の世界にふれることができる。展覧会概要展覧会「芭蕉布人間国宝・平良敏子と喜如嘉の手仕事」会期:2023年9月9日(土)~10月29日(日) 会期中無休[前期 9月9日(土)~10月3日(火) / 後期 10月4日(水)~29日(日)]会場:美術館「えき」KYOTO住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接開館時間:10:00~19:30(入館は閉館30分前まで)観覧料:一般 1,000円(800円)、高校・大学生 800円(600円)、小・中学生 600円(400円)※( )は前売料金※前売券は、8月5日(土)から9月8日(金)まで前、美術館チケット窓口(休館日のぞく)、京都駅ビルインフォメーション、チケットぴあ(P994-348)、ローソンチケット(L53359)にて販売※障害者手帳の提示者本人および同伴者1名は、当日料金より各200円割引※着物「煮綛芭蕉布」10点は、前期・後期で前・後ろ身頃を替えて展示【問い合わせ先】ジェイアール京都伊勢丹TEL:075-352-1111(大代表)
2023年07月27日銀座8丁目にあるクリエイションギャラリーG8の最後の展覧会 『THE ENDING ’23』が、2023年8月1日(火)〜9月2日(土)に開催される。グラフィックデザインを中心に、クリエイターのビジュアル表現の実験と制作発表の場としてギャラリー活動を行ってきたクリエイションギャラリーG8。グラフィックデザインを扱うギャラリーがなかった1985年、銀座7丁目に「ギャラリーG7」がオープンし、1989年、現在の地に移転。亀倉雄策責任編集のデザイン誌『クリエイション』の名を冠したクリエイションギャラリーG8として活動。これまで開催してきた展覧会は400本を数える。同展では、これまでの展覧会ポスターとクリエイターによるトークショー映像で活動を振り返る。また、ギャラリーと関わりの深いデザイナー、イラストレーター、アーティスト16人による8組の2人展を3日間ずつのリレー形式で開催。浅葉克己+山口はるみ、上西祐理+野田凪、葛西薫+フィリップ・ワイズベッカー、大原大次郎+菊地敦己など、これまでの展覧会を思い出すと同時に、その革新的な創造が興味深い面々ばかり。会期中はミニイベントも開催予定。日程をチェックしてから出かけたい。なお、9月20日(水)からは新しいアートセンター「BUG」が、東京駅のグラントウキョウサウスタワー1階(八重洲南口直結)にオープンする。今後はBUG Art Awardや展覧会などの活動を通じて、アーティストが全力で挑戦できる機会と場所を提供していく。この38年間にクリエイションギャラリーG8が築いたものを確かめながら、新しいスタートを待ちたい。[二人展開催予定]8月1日(火)〜3日(木)浅葉克己+山口はるみ8月4日(金)〜7日(月)上西祐理+野田凪8月8日(火)〜10日(木)宇野亞喜良+永井一正8月17日(木)〜19日(土)葛西薫+フィリップ・ワイズベッカー8月21日(月)〜23日(水)髙田唯+中村至男8月24日(木)〜26日(土)大原大次郎+菊地敦己8月28日(月)〜30日(水)田中良治+服部一成8月31日(木)〜9月2日(土)亀倉雄策+『クリエイション』掲載作家<開催情報>『THE ENDING ’23』会期:2023年8月1日(火)~9月2日(土)会場:クリエイションギャラリーG8時間:13:00~20:00休館日:日祝、8月11日(金・祝)~8月16日(水)展覧会URL:
2023年07月26日京都の最古の禅寺として知られる建仁寺の塔頭・両足院にて、山田晋也の展覧会「あってない なくてある - A shifting presence -」を2023年7月16日から7月24日まで開催します。2020年、2022年に続いて、両足院で三度目の作品発表となる今展では、ライフワークとして伝統的な染織品の制作にとりくむ山田が、古来から続いてきた「織り」という営みを、インスタレーションに導入します。展示風景1【作品について】夕闇の静寂の中、山田が抽象画を描いた黒い絹本の囲いの中で、織り手が手機のゆかしい音を響かせ、シルエットで浮かび上がります。その気配と動きは、知らないのに懐かしいもの、「遠くて近い、近くて遠い」、「あってない、なくてある」という、相反する感覚として感得されることでしょう。期間中、会場で絶え間なく織りつづけられるのは、純白の紙布。かつて織物用の金銀箔の支えとして用いられてきた素材を再利用し、織り上げた布は両足院に奉納されます。ものが作られる過程を、美として提示する試み。それは、人間が技とともに生きてきた長い時間を荘厳することでもあります。通常非公開の両足院で、夜に公開される本展は、特別な空間と時間を提供します。夜の禅寺で展示される作品とともに、自身を顧みる機会となればと願っています。展示風景4■「あってない なくてある - A shifting presence -」開催概要会期 :2023年7月16日(日)~7月24日(月)開場時間 :17:30~21:30(受付終了 21:00)会場 :両足院(建仁寺山内)京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町591入場料 :1,000円 学生無料(学生証の提示をお願いします)主催 :Pulse of Silence実行委員会共催 :両足院会場施工 :Antiques & Art Masa、京表具井上光雅堂制作協力 :川嶋啓子、稲あゆ美、松村綾子、株式会社辻商店、豊和堂株式会社、CANVAS Inc.問い合わせ:075-468-6301(豊和堂株式会社)【アーティストについて】山田晋也1974年京都生まれ。豊和堂(京都市上京区)アートディレクターとして、国宝をはじめ数々の歴史的な重要染織品の復元、奉納をおこなう。『ぼくらが日本を継いでいく(琳派.若冲.アニメ)』展(2017~2008年京都高島屋、新宿高島屋)『ゲゲゲの鬼太郎と比叡山の七不思議展』(2019比叡山延暦寺)では、染織工芸技術とポップカルチャーを融合させた。2019年 神戸アートマルシェ2019参加2020年 「胎内衆会 『ぼくらは何処にかえるのだろう?』」建仁寺塔頭、両足院2021年 『the silence as connection 静寂につなぐ』古美術瀬戸2021年 ACK連携プログラム『Pulse of Silence』COCON KARASUMA2022年 ACK連携プログラム『うちにあるもの -Representation-』有斐斎弘道館 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月18日畳職人の山田 憲司(屋号:山田一畳店)は、東福寺 光明院にて畳の展覧会を7月30日(日)まで開催しております。畳職人の山田 憲司は、東福寺 光明院の寺紋に合わせて作った、「鶴の畳」などを公開しております。庭園家の重森 三玲氏の庭園を背景に、枯山水に水を飲みに来た鶴をテーマとしており、内部空間と外部空間を繋げる作品となっています。また、「鶴の畳」以外にも、「龍の畳」や、六角形の「無限畳」、「曜変地目」といった作品も鑑賞することができます。公開期間は2023年7月1日から7月30日迄で、1ヶ月間自由に見学することが可能です。(拝観料は別途300円必要)イベントURL: 鶴の畳光明院無限畳■特徴全て同じ色の畳(天然イグサ)を使用するが、畳の織り目を変えることで光の反射で色を変化させている。301枚の畳をパズルのように組合せることによって一つの絵を描いている。光の反射によって色を変化させている為、立つ位置によって色が変化して見える。また時間帯によっても色が変化し、朝は嘴が輝き、夕方になると羽の色が金色に変化する。鶴休飲水図光明院畳東福寺畳■開催概要日時 : 2023年7月1日~7月30日 午前7時~日没ごろ会場 : 東福寺 光明院アクセス: 京都市東山区本町15丁目809URL : 入場料 : 無料(お寺の拝観料は300円必要)■山田による作品解説ツアー料金: 1,000円(30分間、予約制)日時: 7月15日(土)14:00~14:307月16日(日)13:00~13:307月22日(土)14:00~14:307月23日(日)11:00~11:307月29日(土)14:00~14:307月30日(日)14:00~14:30予約: ■イベント7月16日(日) 13:30~17:30 彫刻ワークショップ 3,000円(前売り) 定員10名7月17日(祝月)13:30~17:30 彫刻ワークショップ 3,000円(前売り) 定員10名7月23日(日) 12:30~15:30 俳句会 500円 定員15名 初心者歓迎光明院個展マリリンモンロー畳SNSで話題となった、山田 憲司の代表作「龍の畳」と「無限畳」も光明院にて展示しています。鶴の畳光明院展覧会「鶴休飲水図」このプロジェクトは2021年に私、山田 憲司が思いついた案で、壁の無い解放された空間の床にデザインを付加することで、室内空間と室外空間の境界が、曖昧になるのではないかという仮説から作られたプロジェクトです。今回、東福寺 光明院で展示をさせて頂くにあたり、庭園にある枯山水を湧水に見立てて、そこに水を飲みに来た鶴を畳のデザインにしました。鶴は光明院の寺紋でもあります。外部空間の庭園と内部空間の床に、共通のストーリーを作ることで普段では分断されている空間を繋ぎ合わせた作品となっています。アートは本来、壁に絵を掛けたり空間の中に彫刻を置くなどして立体的に鑑賞されてきました。しかし私の作品は「床面」をテーマにすることで、その空間には何も存在しないが、空間そのものが作品になるような空間演出を意識しています。床の素材に畳を用いることで、人が踏んだり乗ったり寝転んだりすることが可能になり、作品の中に入り込めるような体験ができます。是非この機会に新たな鑑賞体験をお楽しみ下さい。「鶴休飲水図」は背後に見える、庭園家・重森 三玲(みれい)の庭園にちなんで301枚の畳で構成されています。畳の表面に使われている素材のイグサは、熊本県八代市の松島氏の農地で育てられたものを、2022年の7月に私自身が刈り取りさせてもらい作品に活用しました。全て同じ色のイグサで作っていますが、イグサの織り目の角度をずらすことで光の反射で色を変化させています。正面から見ると鶴の頭は深緑色に見えますが、反対面からみると鶴の頭は白くなり、逆に背景が深緑色に見えます。一歩一歩、歩くたびにイグサの色が変化していきますので、光が反射した時のイグサのさまざまな色合いをお楽しみ頂けます。色が変化するのは場所を変えた時だけではなく、時間帯や季節によっても変化していきます。写真のように冬の夕時には鶴の羽が金色に輝きます。さらに朝日によって嘴が金箔を貼ったかのように数分だけ光り輝く時もあります。7月の展示の時はどのような色が出るかはわかりませんが、その日その瞬間、その時の気候や天気など、その時にしか味わえない美しさが体験できるはずです。【アート畳をはじめた理由】奈良時代から続く1300年の歴史をもつ畳ですが、近年、畳の生産量は住宅の洋風化と共に激減しています。その原因の一つは、畳のデザインは長い間、正四角形のみであり、現代の洋風住宅の需要に応えられなくなっているところです。そこで、どんなインテリアにも対応できるデザインの畳を作りたいと思い、変形畳の開発を始めました。開発を始めてから5年ほどたち、ようやく細かいデザインまで畳で表現できるようになり、個展開催までたどり着きました。今回の個展がきっかけとなり、畳需要の増加、そして海外活動へのきっかけとなってくれれば良いと思っております。畳は、日本独自で始まった固有の伝統文化であり、まだ他の国では知られていません。イグサという柔らかい素材を床に使っているのは、世界的に見ても非常に珍しいです。この独特で素晴らしい文化である畳を、アートと融合させることで世界中の人に伝えていきたいです。<以下、参考資料>やまだ けんじ■代表者の経歴・1983年 畳屋の5代目として生まれる・2006年 建築会社に勤務・2018年 変形畳の研究を開始する・2020年 恵比寿・弘重ギャラリーにて初個展・2023年 銀座シックスにて合同展「ブレイク前夜展」参加■その他(特許・表彰など)・公益財団法人岐阜県産業経済振興センターがおこなう、2018年度の事業可能性評価でA判定を取得・羽島市が実施する優れた技術を有するものに認定する、2019年はしマイスター認定される。■会社概要屋号 : 山田一畳店所在地 : 岐阜県羽島市竹鼻町2382-1代表者 : 山田 憲司設立 : 1869年事業内容: 畳店URL : 【本イベントに関するお客様からのお問い合わせ先】山田一畳店Tel:090-3562-5085 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月14日展覧会「映画監督 山崎貴の世界」が、長野・松本市美術館で2023年7月15日(土)から10月29日(日)まで開催される。映画監督・山崎貴の作品を紹介山崎貴は、2000年に『ジュブナイル』で監督デビューを果たした、長野県松本市出身の映画監督。CGによる高度なビジュアルを駆使した映像表現、“VFX(ビジュアル・エフェクツ/視覚効果)”の第一人者と言われている人物だ。2005年に発表した映画『ALWAYS 三丁目の夕日』では、東京タワーの建設や東京オリンピックが行われた昭和30年代をVFXで表現し、第29回日本アカデミー賞最優秀作品賞・監督賞をはじめ、13部門中12部門を受賞。多方面から話題を集めた。その後も『SPACE BATTLESHIP ヤマト』『永遠の0』『DESTINY 鎌倉ものがたり』などにおいて、CG合成とは思えない緻密な映像で多くの人々を魅了。共同監督を務めた『STAND BY ME ドラえもん』では、3DCGアニメーションの分野でも高い評価を獲得した。デビュー作~最新作まで「映画監督 山崎貴の世界」は、そんな山崎貴のデビュー作から最新作までを紹介する展覧会。『ジュブナイル』や『永遠の0』の絵コンテ、『アルキメデスの大戦』のために作った平山案戦艦の模型をはじめ、デザイン画、出演者の衣裳、実物大のセット、VFXの制作過程、完成映像などを通じて、山崎貴がつくりあげてきた映像の魅力に迫る。【詳細】展覧会「映画監督 山崎貴の世界」期間:2023年7月15日(土)~10月29日(日)※月曜休館(祝日の場合翌平日)、ただし8月中は無休会場:松本市美術館 企画展示室住所:長野県松本市中央4-2-22開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)観覧料:大人1,300円、大学高校生900円前売券:大人1,100円、大学高校生700円※20名以上の団体は200円引き。※大学高校生は、観覧当日、学生証の呈示が必要。※本展観覧券では松本市美術館3階コレクション展示室と記念展示室は鑑賞できない。別途、コレクション展示の観覧券が必要。※前売券の取り扱いは7月14日(金)まで。【問い合わせ先】松本市美術館TEL:0263-39-7400
2023年07月10日サイゲームス(Cygames)の展覧会「Cygames展 Artworks」が、2023年9月2日(土)から10月3日(火)までの期間、東京・上野の森美術館にて開催される。サイゲームスの展覧会が上野の森美術館にて開催「グランブルーファンタジー」や「ウマ娘 プリティーダービー」をはじめとする、数多くの人気ゲーム作品を手掛けているサイゲームス。本展では作品の中に登場するデザインやイラストといったアートワークに焦点を当て、貴重な資料の数々を展示する。グラブルやウマ娘など人気作品のアートワークに焦点展示タイトルは、サイゲームスの原点である「神撃のバハムート」のほか、「Shadowverse」「グランブルーファンタジー」「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」「ウマ娘 プリティーダービー」など様々。各種アートワークやクリエイターたちの試行錯誤を示す資料を通して、新たな視点から作品の魅力に触れることのできる展覧会となっている。先着3,000枚限定の特典グッズ付きチケット7月3日(月)より販売開始となるチケットは、一般チケットと特典グッズ付きチケットの2種類がラインナップ。先着3,000枚限定となる特典グッズ付きチケットには、各作品を象徴するキャラクターを描いたステッカーセット9枚入りとフォンタブストラップが付属する。開催概要「Cygames展 Artworks」開催期間:2023年9月2日(土)〜10月3日(火)開館時間:10:00~17:00分(入場は閉館30分前まで)会場:上野の森美術館(東京都台東区上野公園1-2)<チケット>■一般チケット販売期間:2023年7月3日(月)12:00~料金:大人2,000円、大学生・専門学生1,500円、中学生・高校生800円※全日日時指定制。※小学生以下無料。※なくなり次第販売終了。■特典グッズ付きチケット販売期間:2023年7月3日(月)12時00分~料金:3,000円特典:ステッカーセット9枚入り、フォンタブストラップ※先着3000枚。※なくなり次第販売終了。© Cygames, Inc.© CyDesignation, Inc.© Cygames, Inc. / Citail Inc.© Nintendo / CygamesTHE IDOLM@STER™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.
2023年07月06日公益財団法人 阪急文化財団が運営する逸翁美術館では、阪急東宝グループ(現 阪急阪神東宝グループ)の創始者として知られる実業家・小林一三の生誕150年を記念した展覧会を2023年度4回にわたって開催していますが、その第1弾である「阪急昭和モダン図鑑」展を4月15日(土)~6月18日(日)に開催し、大変ご好評いただきました。第2弾となる「はっけん!小林一三と宝塚」展では、小林一三が手がけた沿線開発のシンボル「宝塚」にスポットライトをあて、7月1日(土)~9月3日(日)の期間で開催しています。1911(明治44)年開業の温泉施設を皮切りに、現在の宝塚大劇場周辺には映画館、遊園地、動物園、植物園、図書館、球場、プール、レストランなどが次々と開設されました。1960(昭和35)年には、これらを総合して「宝塚ファミリーランド」と命名され、長きにわたり多くの人びとに親しまれました。いつの時代も宝塚の中核だった宝塚歌劇は来年110周年を迎えます。本展は「文学青年小林一三」「宝塚歌劇の歴史」「レトロなファミリーランド」の3部構成で1910~1950年代の宝塚を振り返り、当時のポスター、写真、映像、小林一三の自筆原稿や宝塚にゆかりのある遺愛品を公開。あわせて最新の文献調査でわかった新発見や再発見も紹介します。概要は次のとおりです。【会期】2023年7月1日(土)~9月3日(日)開館56日/65日間中【休館日】毎週月曜日ただし7月17日開館、7月18日休館【会場】逸翁美術館 展示室【観覧料】一般700円 ※中学生以下無料。各種割引あり。【開館時間】午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)【主な出品】(1)ポスター「宝塚少女歌劇公演」(1938年)(2)ポスター「楽しい宝塚へ」(1950年)(3)逸翁筆扁額「藝又藝」(1951年)(4)小林一三生家模型(5)宝塚ファミリーランド映像他、約120点【関連企画】7月22日(土)14時学芸講座「知られざる1910年代の宝塚~学芸員の調査方法おしえます~」学芸課長補佐 正木喜勝8月13日(日)14時学芸講座「小林一三が描いた -誰もがタノシイ宝塚」館長 仙海義之■「逸翁美術館」について観覧料:一般【個人】700円【団体】500円学生(高校生以上)【個人】500円【団体】400円小人(中学生以下)【個人】無料【団体】無料開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)所在地:大阪府池田市栄本町12-27■ご参考「小林一三」について小林一三は、1873(明治6)年、現在の山梨県韮崎市に生まれました。「一三」の名は、誕生日1月3日にちなみます。19歳の時に慶應義塾を卒業し、三井銀行で本店勤務の後、大阪支店に赴任します。元来、文学青年で小説家志望であった一三ですが、銀行員時代の先輩達との出会いから事業の面白さに目覚めていきました。1907(明治40)年、三井銀行を退職し、箕面有馬電気軌道(現、阪急宝塚線・箕面線)を創立します。1910(明治43)年に運行を開始した電鉄事業は、沿線の住宅開発を併せて行うという独創的なアイデアによって好調なスタートを切りました。1918(大正7)年に社名を阪神急行電鉄と改め、1920(大正9)年には神戸線が開通し、「阪急電車」として広く親しまれるようになりました。一方梅田では、1929(昭和4)年に日本初のターミナルデパートとなる阪急百貨店(現、阪急うめだ本店)を開業し、洋食をメインとした大食堂は大人気となりました。また、宝塚歌劇や阪急ブレーブス、そして東宝を設立するなど、たくさんの人たちに楽しんでいただく事業を次々に成功させていきました。このような一三のユニークな発想から生まれたビジネスモデルは、日本の私鉄経営をはじめとして、様々な事業者に影響を与えました。そうした手腕が見込まれて、東京電燈(現、東京電力)の経営を立て直し、1940(昭和15)年には第二次近衛内閣の商工大臣に、戦後には戦災復興院総裁に任命されました。また、一三個人としては、幅広い著作を遺した文化人としての業績も持っており、日常の暮らしの中では、趣味の俳句や茶の湯を通じて多くの人々との交流を楽しみました。多方面に足跡を残した一三は、1957(昭和32)年、享年84歳で没しました。しかし、多くのお客様の暮らしに潤いをお届けするための新たなライフスタイルや娯楽の提案を第一とする一三の精神は、現在も阪急阪神東宝グループの様々な会社に受け継がれています。そして一三が創始した数々の社会事業・文化事業についても、今なお社会の中で息づいています。■展覧会の各回の概要は、以下のニュースリリースをご確認ください。「逸翁美術館 阪急東宝グループの創始者 小林一三の生誕150年を記念した展覧会を開催します」(2023年1月11日付) 公益財団法人 阪急文化財団 リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月06日スタジオジブリのアニメーション映画などの背景を手掛けた山本二三の展覧会「アニメーション美術の創造者 新・山本二三展」が、2023年7月8日(土)から9月10日(日)まで、静岡・浜松市美術館で開催される。山本二三 - スタジオジブリ名作アニメ映画など“背景美術”を担当山本二三は、長崎県五島出身の美術監督。アニメーション作品の中で主人公たちキャラクターが動き回る舞台、背景を作り上げる背景美術を担当し、宮崎駿の『天空の城ラピュタ』や『もののけ姫』、高畑勲の『火垂るの墓』といった名作アニメ映画の背景美術も手掛けた。物語の世界がどのような世界で、どんな暮らしが営まれているのかを瞬時に伝え、ときに登場人物の心の動きをも暗に示す背景美術において、日本アニメ界を代表する存在だ。空想上の異世界から現実の生活空間、自然の風景にいたるまで、幅広い世界観を確かな画面構成と精緻な描き込みで描き上げ、多くの名作アニメーションを支えてきた。手描きの背景画や初公開の新作など約230点を展示展覧会「アニメーション美術の創造者 新・山本二三展」では、山本二三の初期から新作までの手描き背景画を一気に紹介する他、制作の過程で生み出された未公開の美術設定やイメージボード、制作用具、本展初公開の新作「桜舞う浜松城」など約230点を展示。描かれた背景のジャンルごとに分類し、山本二三の背景美術の魅力に迫っていく。【詳細】アニメーション美術の創造者 新・山本二三展開催期間:2023年7月8日(土)~9月10日(日) 9:30~17:00(入場は16:30)※休館日7月10日(月)、7月18日(火)、7月24日(月)、7月31日(月)、9月4日(月)会場:浜松市美術館住所:静岡県浜松市中区松城町100-1観覧料:一般 1,200円(960円)、大学生・専門学校生・高校性 800円(640円)、70歳以上 600円、中学生以下 無料※前売券・20名以上の団体は()内の料金(1人あたり)。※中・高・大・専門学校生、70歳以上は、身分証を提示。※障害者手帳等を持参者及びその介護者1名は無料。【問い合わせ先】浜松市美術館TEL:053-454-6801
2023年07月06日株式会社 松栄堂が運営するインセンスショップ「リスン」は今年、移りゆく時間の間にある世界をきりとり香りで表現した「GRADATION」シリーズを発表し、香りのイメージヴィジュアルとして、ガラス作家 汲田 日向子氏にご協力いただきました。そしてこのたび、同氏の展覧会「KUMITA HINAKO EXHIBITION -GRADATION-」を2023年7月6日(木)~7月31日(月)にリスン京都とリスン青山で同時開催します。まじりあい、変化していくグラデーションの世界を、淡く柔らかい色で表現したインセンストレイや、インセンスキーパーが優しく彩ります。香りとガラス作品が織りなすグラデーションの世界をぜひお楽しみください。また、「GRADATION」シリーズ3種の香りを含む全9種の香りをセットしたインセンスアソートメントも同時発売します。移りゆく時間とその間にある世界を、香りを通して感じることができます。「GRADATION」全3種を含んだアソートメントも7月6日に同時発売【展覧会概要】■リスン京都期間:2023年7月6日(木)~7月31日(月)11:00~19:00※ただし7月15日(土)・16日(日)は11:00~18:00所在地:京都府京都市下京区烏丸通四条下ル COCON■リスン青山期間:2023年7月6日(木)~7月31日(月)10:00~19:00※水曜定休所在地:東京都渋谷区神宮前5-47-13 2F■GRADATION ASSORTMENT(7月6日 新発売)商品名:GRADATION ASSORTMENT販売価格:1,980円(税込)商品概要:18本のインセンスとメタル製ホルダーのセットインセンス内容:「GRADATION」シリーズ3種[343 CANTABILE/344 GROW/345 ENDLESS]の香りを含む全9種のインセンス×各2本・218 WHISTLE香り:グリーンシトラス白檀にグリーンと野バラの爽やかさをアレンジした香り。・343 CANTABILE香り:フローラルグリーン春から夏へと移ろう季節をイメージした明るいフローラルグリーンの香り。・009 SOUND ON WAVE香り:個性的な花爽やかなシーサイドポップス。シングルフローラルの香り。・076 LUCY香り:おしろいバラの軽やかな香りをベースにしたパウダリーな甘さの女性的な香り。・344 GROW香り:パウダリーシルク子供から大人へと成長してゆく過程をイメージしたパウダリーで深みのあるムスクフローラルの香り。・289 NOBLE香り:クリムゾンシルクチュベローズなどのフローラルにモスをアレンジした、深みのあるムスクフローラルの香り。・249 CONTINUE香り:シナモンとクローブ照りつける大地の恵みを、いっぱい吸い込んだシナモンとクローブの香り。・345 ENDLESS香り:スパイシーウッド広大で多様な大地をイメージしたスパイスと香木の香り。・253 ETERNAL香り:香木「甘、酸、辛、鹹(かん)、苦」の五つの味わいが網羅された、香木の香り。取り扱い:リスン京都、リスン青山、リスン オンラインストア■GRADATIONシリーズ商品名: 343 CANTABILE販売価格: 1本55円(税込)、10本入550円(税込)香り: フローラルグリーン春から夏へと移ろう季節をイメージした明るいフローラルグリーンの香り。取り扱い: リスン京都、リスン青山リスン オンラインストア(10本入のみ)商品名: 344 GROW販売価格: 1本55円(税込)、10本入550円(税込)香り: パウダリーシルク子供から大人へと成長してゆく過程をイメージしたパウダリーで深みのあるムスクフローラルの香り。取り扱い: リスン京都、リスン青山リスン オンラインストア(10本入のみ)商品名: 345 ENDLESS販売価格: 1本55円(税込)、10本入550円(税込)香り: スパイシーウッド広大で多様な大地をイメージしたスパイスと香木の香り。取り扱い: リスン京都、リスン青山リスン オンラインストア(10本入のみ)(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年07月04日浜松市と株式会社静岡第一テレビ(所在地:静岡市駿河区中原563)は、スタジオジブリのアニメーション映画などの背景を手掛けた山本二三の作品が鑑賞できる展覧会『新・山本二三展』を2023年7月8日(土)から9月10日(日)までに静岡県浜松市の浜松市美術館で行います。山本二三展チラシ表イベント詳細: ■「新・山本二三展」アニメの鑑賞中、キャラクターの背後に流れる景色を意識することは多くありませんが、スクリーンの中で主人公たちが動き回る舞台を作り上げるのが背景美術の仕事です。そこはどのような世界で、どんな暮らしが営まれているのかを瞬時に理解させ、ときに登場人物の心の動きを言外に示す背景美術の世界において、山本二三の絵仕事は確かな画面構成と細部の精緻な描き込みで他の追随を許しません。空想上の異世界から現実の生活空間、自然の風景にいたるまで幅広い表現を描き分け、多くの名作を支えた山本二三の背景描写の数々をご堪能いただきたいと考え、開催いたします。■『新・山本二三展』について『天空の城ラピュタ』(1986)、『火垂るの墓』(1988)、『もののけ姫』(1997)。誰もが知る国民的アニメーション映画で美術監督を務めた山本二三。確かな画面構成と細部に至るまでの精緻な描き込みにより、宮崎駿・高畑勲の両監督を支え、日本のアニメーションを世界に誇る文化へと押し上げました。本展示会ではその山本二三の作品など約230点を紹介し、山本二三の背景美術の世界に迫ります。※山本二三:長崎県五島市出身。1953年生まれで現在70歳。■開催概要イベント名: アニメーション美術の創造者 新・山本二三展開催日時 : 2023年7月8日(土)~9月10日(日) 9:30~17:00(入場は16:30)※休館日7/10(月)、7/18(火)、7/24(月)、7/31(月)、9/4(月)会場 : 浜松市美術館(〒430-0947 静岡県浜松市中区松城町100-1)アクセス : JR「浜松」駅 バス10分観覧料 : 一般:1,200円(960円)、大学生・専門学校生・高校性:800円(640円)、70歳以上:600円、中学生以下:無料前売券・20名以上の団体:()内の料金(一人あたり)中・高・大・専門学校生、70歳以上の方は、身分証をご提示ください。障害者手帳等をお持ちの方及びその介護者1名無料です。公式サイト: <内容>初期から最新作までの手書き背景画に加え、制作の過程で生み出された未公開の美術設定やイメージボード、制作用具、本展初公開の新作「桜舞う浜松城」など約230点の作品を、描かれた背景のジャンルに注目して分類して紹介し、山本二三の背景美術の魅力に迫ります。また、会期中に山本二三の御子息であり山本二三美術館副館長の山本鷹生氏による講演会や、アニメーションの原理が学べるゾートロープ制作のワークショップ、展覧会監修者の久慈達也によるキュレータートークなどのイベントを開催します。山本二三展チラシ裏■講演会「山本二三の絵画解説」講師:山本鷹生氏日時:2023年7月8白(土)14:00~15:00場所:浜松市美術館 2F講座室定員:60名(先着順) ※当日13時より受付にて整理券配布■ゾートロープ制作ワークショップ講師:山本鷹生氏日時:2023年8月6日(日)[1回目]10:00~12:00 [2回目]14:00~16:00場所:浜松市美術館 2F講座室定員:各20名(事前申込・詳細はHPをこ覧ください)※小学校3年生以上が対象■キュレータートーク講師:久慈達也氏(本展監修者・DML代表/京都芸術大学非常勤講師)日時:2023年7月23日(日)14:00~15:00場所:浜松市美術館 2F講座室定員:60名(先着順)※当日13時より受付にて整理券配布■会社概要商号 : 株式会社静岡第一テレビ代表者 : 代表取締役社長 赤座弘一所在地 : 〒422-8560 静岡県静岡市駿河区中原563設立 : 1979年2月事業内容: テレビ放送業資本金 : 10億円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】浜松市美術館TEL:053-454-6801 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月03日鉄人28号やマジンガーZ、機動戦士ガンダムに代表される巨大ロボットアニメ。その日本独自のアニメーション文化を徹底解剖する展覧会『日本の巨大ロボット群像』が、2023年9月より福岡市美術館、2024年2月より横須賀美術館で開催される。「巨大ロボット」のデザインと映像表現の歴史を辿る本展では、ロボットアニメの元祖といわれる『鉄人28号』から近年のアニメーションに登場する巨大ロボットまで、その設定上の「メカニズム」と「大きさ」を軸に検証する。巨大ロボットという空想上の存在にリアリティを与えるため、どのような創意工夫が凝らされ、いかにしてファンを魅了してきたか。「巨大ロボットとは何か」を問いかける、かつてない展覧会だ。6月27日、本展覧会の記者発表が東京都内で行われた。登壇者は、本展監修者であり福岡アジア美術館学芸課長の山口洋三氏、ゲストキュレーターの廣田恵介氏、五十嵐浩司氏の3名。また、ゲストとして、メカニックデザイナーの宮武一貴氏が登場した。本展の見どころを情熱たっぷりに語った記者発表の様子をここで紹介したい。左から山口洋三氏、宮武一貴氏、廣田恵介氏、五十嵐浩司氏まず語られたのは、本展を作り上げる上で掲げたテーマだ。・巨大ロボットの“本物”を見た人はいる?・アニメの制作素材は、すべて2次元である。廣田氏は、「本物の巨人ロボットを見た人はいますか?」と記者たちに問いかけた。お台場の実物大ユニコーンガンダム立像をはじめ、数々の実物大の巨大ロボットが全国各地に存在するが、それらは立っているだけのモニュメントでしかない。ではテレビや映画館で見た巨大ロボットはどうか。どんなに大きなスクリーンに映し出されても、設計上の寸法とは程遠い。アニメの原画は?これもやはり本物のロボットとは言えないだろう。要するに、「巨大ロボットの“本物”は、人々の頭の中にしか存在しない」のである。「美術館という立体的な場所で、人の頭の中だけに存在する巨大ロボットの“本物”を展示するにはどうすればいいか、それを一番に考えた」と廣田氏は語る。原画を並べるだけでは表現できない、我々の頭の中にいる“本物”のロボットを体感できる展示。この前段を聞いただけで、誰もがワクワクするような内容だ。続いて、本展の見どころ4点が解説された。一つずつ順を追って紹介したい。① 巨大ロボットの「メカニズム」に注目!「飛び出す絵本の中に入り込んだ感覚を味わってほしい」と廣田氏。『勇者ライディーン』のゴッドバードを含む3種の形態を表現するため、三面の立体パネルを用意。アニメの制作資料を並べるだけでは伝えられないライディーンの変形の魅力を感じさせてくれるという。勇者ライディーン (C)東北新社ちなみに、本展で紹介するロボットは全て展示方法を変えているとのこと。それぞれのロボットに真摯に向き合う展覧会であることがわかる。② 気分はパイロット?ロボットの「大きさ」を体感できる!全国各地に存在する実物大のガンダム像は、足元から見上げることしかできない。しかしこの展覧会では、ガンダムをなんと地面に展示。来場者がその上を歩ける革新的な展示方法だ。「美術展に行くことの面白さは、自分の体を尺度にして展示物の大きさを体感できること。ぜひ自分の手や足とガンダムの大きさを比べてみてほしい」。そう廣田氏は語った。また、『太陽の牙ダグラム』の顔(=コックピット)の実物大模型も展示。アニメの設計寸法通りに制作中であるというその模型は、本展の関係者ですら、本当に人が入れるコックピットなのか、まだわからないという。アニメーション用に設計した巨大ロボットが、実際に存在したら、乗り込めるのか、座れるのか。本展に訪れて確かめてほしい。ほか、宮崎駿氏が生み出した『ルパン三世』に登場するロボット兵ラムダも実物大で展示される。③ 「内部メカ」にもえる!永野護氏が生み出したゴティックメード等、内部構造から逆算して考えられたロボットを、かなり大胆な展示方法で表現。ほか、ロボットが合体するシーンで緻密に描かれる内部構造にも注目。その見どころを集めた映像作品の上映もあるようだ。④ メカニックデザイナー・宮武一貴による圧巻の巨大絵画を展示!本展のために、日本を代表するメカニックデザイナーの宮武一貴氏が縦259㎝・横582㎝におよぶ巨大絵画を描き下ろした。宮武氏は「デザイナーとして巨大な絵を描くことは想定していない。描く姿に魂を与えられるかが課題だったが、描いているうちに宿るという自信があった。精神的にこたえるものもあったが、ペンを持つとからだが自然に動いた。皆さんにどう接してもらおうか思いながら描いた。完成した作品をぜひ会場で見てほしい」とコメント。廣田氏は、巨大絵画の制作を宮武氏に依頼した理由として、「巨大ロボットという架空のものを扱うにあたり、お寺の仁王像や日本橋の麒麟像のように、神がかったものを会場内に置きたかった。宮武さんはイラストレーターではなくデザイナー。宮武さんの絵は構造を伝えるための絵であり、巨大ロボット制作の出発点である。今回の展示のコンセプトを表現できるのはデザイナーである宮武さんであると考えた」と話した。また、宮武氏とイラストレーターの加藤直之氏が生み出した『宇宙の戦士』に登場する機動歩兵の展示も、加藤直之氏の全面監修で制作。機動歩兵に入れるような工夫を施した疑似装着システムなる展示も、会場でぜひ目の当たりにしてほしい。宇宙の戦士(1977年)加藤直之・宮武一貴 (C)スタジオぬえ以上が記者発表で語られた見どころである。本展で紹介される作品タイトル数は約45タイトル。これまでのロボットアニメ展とは全く違う展示になることは間違いない。我々の頭の中にしか存在しない巨大ロボットが、一体どのように目の前に現れるのか。9月9日の開幕が待ち遠しい。記者発表の最後に本展監修者の山口氏から伝えられたセリフを引用して、このレポートを締めたい。「刮目して待て!!」<開催概要>日本の巨大ロボット群像 -巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現-(英訳)Giant Robots: The Core of Japanese Mecha Anime〇巡回会場・会期福岡市美術館(2023年9月9日~11月12日)※チケット購入はこちら※チケットぴあ限定のお得な図録付きチケットは6月30日(金) 10時~数量限定販売横須賀美術館(2024年2月10日~4月7日)以降、京都(2024年夏)など追加巡回を調整中。●展覧会『日本の巨大ロボット群像』WEB::
2023年06月30日展覧会「日本近現代ガラスの源流」が、富山市ガラス美術館にて、2023年7月8日(土)から10月9日(月・祝)まで開催される。日本の近現代ガラス芸術の源流を探る明治以降、国内では洋式ガラスの普及に伴い、幅広いガラス製品が生産されるようになる中、芸術としてのガラス地位向上に努め、独自の表現を追求する作家は次第に増えていった。1950年代から1970年代にかけてはガラス会社に所属する多くのデザイナーが、プロダクト・デザインと美術工芸作品の両方を手掛けて活躍するようになる。一方、会社には所属せずに、工場と職人を借りる「壺借り」という方法で制作を行う作家や、ガラス会社を経て個人の窯を築く作家も現れる。展覧会「日本近現代ガラスの源流」では、1870年代から1970年代前半までのおよそ100年の動きを追いつつ、各時代、各作家の重要作品と関連資料を展示。作品を通して、日本のガラス芸術がどのように切り拓かれてきたのか、日本の近現代ガラス芸術の源流を探る。本展では、それぞれの作家による想像性豊かな作品の数々が見どころのひとつ。たとえば、日本の近現代ガラス芸術の先駆者とも言える岩田藤七は、溶けたガラスに息を吹き込む「吹きガラス」による表現を、またもうひとりの先駆者である各務鑛三は、ガラス表面を削って加飾する「グラヴィール」や「カット」によって、自身の創造性を作品に落とし込んだ。展覧会概要企画展「日本近現代ガラスの源流」会期:2023年7月8日(土)~10月9日(月・祝)会場:富山市ガラス美術館2・3階 展示室1~3住所:富山県富山市西町5-1開場時間:9:30~18:00(金・土曜日は20:00まで、入場は閉場の30分前まで)休館日:第1・3水曜日(ただし8月16日(水)は開場、8月23日(水)は閉場)観覧料:一般 1,200円(1,000円)、大学生 1,000円(800円)※( )内は20名以上の団体※本展観覧券で常設展も観覧可※前売券取り扱いは一般 1,000円のみ※無料観覧の対象は、高校生以下、富山市に住所登録がある70歳以上、お出かけ定期券またはシルバーパスカ提示の65歳以上、身体障がい者手帳、療育手帳、または精神障がい者保健福祉手帳提示者及びその介助者(1名)、団体引率者■出展作品・作家岩城滝次郎、小林菊一郎、岡本一太郎、明治~昭和初期の氷コップ・醤油差し等、松浦玉圃、岩田藤七、各務鑛三、明道長次郎、高木茂、降旗正男、淡島(小畑)雅吉、佐藤潤四郎、青野武市、各務満、各務クリスタル製作所、岩城硝子工藝部、小川雄平、小柴外一、吉田丈夫、佐々文夫、竹内傳治、佐々木硝子株式会社、株式会社保谷硝子、船越三郎、菅澤利雄、岩田久利、岩田糸子、岩田工芸ガラス株式会社、藤田喬平、益田芳徳、小谷眞三、舩木倭帆、他(展示導線順、会社名は展示作品・資料の制作当時)【問い合わせ先】富山市ガラス美術館TEL:076-461-3100
2023年06月29日展覧会「マリー・ローランサンとモード」が、名古屋市美術館にて、2023年6月24日(土)から9月3日(日)まで開催される。東京のBunkamura ザ・ミュージアムや京都の京都市京セラ美術館でも開催された巡回展だ。両大戦間パリにおける美術とファッションふたつの世界大戦に挟まれた1920年代のパリは、様々な才能がジャンルを超えて交流し、豊かな文化が生まれ「レ・ザネ・フォル(狂乱の時代)」とも呼ばれる奇跡のような空間であった。そんな時代に活躍した代表的な女性が、マリー・ローランサンとココ・シャネルである。共に1883年生まれのふたりは、芸術とファッションという別々の道に進むことに。ローランサンは、初期にはキュビスムの影響を強く受けた作品を手がけていたものの、徐々にパステル調の淡い色調を用いた優美な女性像で人気を博す。一方、シャネルはエレガントなファッションデザインを提案し、そのドレスやスーツなどには男性服の素材やスポーツウェアを取り入れた。20年代パリの芸術界を俯瞰する約90点を展示展覧会「マリー・ローランサンとモード」では、ローランサンとシャネルの活躍を軸に、1920年代のパリの芸術界を展観。とりわけ、スペインからパブロ・ピカソ、アメリカからはマン・レイなど、国境を越えて集まった多くの若者たちにより活性化されたパリ芸術界における「越境性」に着目し、当時の美術やファッションを約90点の作品と共に解説する。また、1983年から30年以上にわたり、メゾン・シャネルのアーティスティック・ディレクターを務めたカール・ラガーフェルドにも光を当てる。ローランサンの絵画から着想を得て発表したコレクションにフォーカスし、ローランサンとシャネルのふたりが100年近い時を経て見事“コラボレーション”を果たしたことを、ローランサンの《ニコル・グルーと二人の娘、ブノワットとマリオン》の展示を交えつつ紹介する。展覧会概要「マリー・ローランサンとモード」会期:2023年6月24日(土)~9月3日(日)会場:名古屋市美術館住所:愛知県名古屋市中区栄2-17-25 芸術と科学の社・白川公園内開館時間:9:30~17:00(8月11日(金)を除く金曜日は20:00まで)※いずれも入館は閉館30分前まで休館日:月曜日(7月17日、8月14日は開館)、7月18日(火)観覧料:一般 1,800円(1,600円)、高大生 1,000円(800円)※( )内は前売り・団体料金※中学生以下は入場無料※団体割引料金は20名以上に適用※障がい者、難病患者は、手帳または受給者証(ミライロID可)の提示により本人と付添者2名まで、当日料金の半額で観覧可※高大生チケットあるいは障がい者チケット購入者と中学生は、当日美術館の受付にて証明となるもの(学生証、障がい者手帳など)を提示すること※名古屋市交通局発行の「ドニチエコきっぷ」「一日乗車券」を当日利用して来館した者は当日料金から100円割引※「名古屋市美術館常設展定期観覧券」の提示で当日料金から200円割引※いずれも他の割引との併用不可※会期中、本展の観覧券で名古屋市美術館の常設展も観覧可【問い合わせ先】名古屋市美術館TEL:052-212-0001
2023年06月25日ポケモンカードゲームとコラボレートした展覧会「Pokémon Card Art Walk in Yokohama Minatomiraiー横浜みなとみらいを歩いて巡る、ポケモンカードアートの展覧会ー」が、2023年6月27日(火)から9月30日(土)までの期間、横浜・みなとみらいエリアで開催される。横浜みなとみらいを舞台にしたポケモンカードの展覧会横浜・みなとみらいエリアの複数施設を舞台にした本イベントは、ポケモンカードゲームのカードイラストに焦点を当てた展覧会。期間中、みなとみらいの街で異なるコンセプトの展示イベントが同時多発的に行われ、様々な視点からポケモンカードの展示が楽しめる。「ポケモンカード 151 イラストコレクション」初代ポケモン151匹に焦点たとえば、6月27日(火)よりマークイズみなとみらいにて行われる「ポケモンカード 151 イラストコレクション」では、シリーズの原点である「ポケットモンスター 赤・緑」に登場する151匹のポケモンのカードイラストを展示。全151点のイラストを館内の様々な場所に掲出することで、アート性の高いポケモンカードの魅力を施設全体で楽しめる企画となっている。「ポケモンカード アートウォーク」1,000種を超えるカードを大型展示また、グランモール公園(グランモール軸)、ランドマークプラザ・クイーンズスクエア横浜(クイーン軸)を主な舞台とした「ポケモンカード アートウォーク」は、1,000種類を超えるポケモンカードのイラストを大型展示する企画。初代「ポケットモンスター 赤・緑」から、シリーズ最新作「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」まで、世代を超えて愛されるポケモンカードを、横浜・みなとみらいエリア各所で楽しめる。実物カードの展示、伝説ポケモンの特大カードもこのほか、同じく1,000種類を超えるポケモンカードの実物を展示する「ポケモンカード 美術館」、伝説のポケモンたちにフィーチャーした特大カードを展示する「ポケモンカード 伝説の回廊」、ポケモンカードをモチーフにした立体オブジェ「ポケモンカード アートフォトスポット」など、様々な企画が行われる。開催概要「Pokémon Card Art Walk in Yokohama Minatomiraiー横浜みなとみらいを歩いて巡る、ポケモンカードアートの展覧会ー」開催期間:2023年6月27日(火)~9月30日(土)※各イベントで開催期間が異なる。開催場所:横浜ランドマークタワー・ランドマークプラザ、マークイズみなとみらい、スカイビル、グランモール公園、クイーンズスクエア横浜、その他近隣エリア各所時間:各施設の営業時間に準ずる■「ポケモンカード 151 イラストコレクション」開催期間:2023年6月27日(火)~9月30日(土)時間:施設の営業時間に準ずる場所:マークイズみなとみらい館内■「ポケモンカード アートウォーク」開催期間:2023年8月1日(火)~9月30日(土)時間:施設の営業時間に準ずる場所:グランモール公園、ランドマークプラザ、クイーンズスクエア横浜、マークイズみなとみらい■「ポケモンカード 美術館」開催期間:2023年7月15日(土)~9月30日(土)時間:10:00~19:00場所:スカイビル 10階(中央広場)■「ポケモンカード 伝説の回廊」開催期間:2023年7月15日(土)~9月30日(土)時間:施設の営業時間に準ずる場所:ランドマークプラザ館内(3階公共歩廊)■「ポケモンカード アートフォトスポット」開催期間:2023年8月1日(火)~9月30日(土)時間: 開催期間中は常時展示場所:山下公園、元町プラザ、横浜公園、横浜市役所、マリン アンド ウォーク ヨコハマ■「ポケモンカード デジタルスタンプラリー」開催期間:2023年8月1日(火)~9月30日(土)時間:7:00~24:00場所:ランドマークプラザ、マークイズみなとみらい、スカイビル、山下公園、元町プラザ、横浜公園、 横浜市役所、マリン アンド ウォーク ヨコハマ※内容は予告なく変更となる場合あり。©Pokémon. ©Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
2023年06月23日展覧会「佐藤健寿展 奇界/世界」が、2023年7月15日(土)から9月18日(月・祝)まで群馬県立館林美術館で開催される。写真家・佐藤健寿の展覧会これまで世界120カ国以上を巡り、“奇妙なもの”を撮り続けてきた写真家・佐藤健寿。佐藤の造語をタイトルとして出版された写真集『奇界遺産』3部作は、異例のベストセラーとなった。写真集『奇界遺産』『世界』の作品を中心に約200点展覧会「佐藤健寿展 奇界/世界」では、そんな佐藤の代表作『奇界遺産』と、過去20年にわたる旅を振り返る『世界』の2つの写真集の作品を中心に、200点あまりを紹介。多様な文化や建築、自然が生んだ奇景など、見る者に多くの驚きと発見を与えてきた作品を豊富に取り揃える。世界遺産・富岡製糸場を撮影した撮り下ろし作品また、佐藤が紹介する世界各地の多様な文化に関連した国立民族学博物館所蔵の民族資料も展示。さらに、映像作品の《WONDER/MICROCOSM》や《SATELLITE》、会場となる群馬において関心を持ったという世界遺産・富岡製糸場を捉えた撮り下ろし作品も交えながら、写真家・佐藤健寿の魅力に迫る。【詳細】展覧会「佐藤健寿展 奇界/世界」会期:2023年7月15日(土)~9月18日(月・祝)休館日:月曜日(ただし7月17日(月・祝)、8月14日(月)、9月18日(月・祝)は除く)、7月18日(火)開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)会場:群馬県立館林美術館 展示室2~4観覧料:一般 830円(660)円、大高生 410(320)円※( )内は20名以上の団体割引料金。※中学生以下、障害者手帳等所持者とその介護者1名は無料。※群馬在住の65歳以上は平日のみ2割引。【問い合わせ先】群馬県立館林美術館TEL:0276-72-8188(代表)©KENJI SATO
2023年06月19日鈴木マサルの展覧会「テキスタイルの表と裏」が、東京・西麻布のカリモク コモンズ トウキョウ(Karimoku Commons Tokyo)にて、2023年7月1日(土)から7月22日(土)まで開催される。テキスタイルデザイナー・鈴木マサルの展覧会鈴木マサルは、鮮やかで奥行きのある色彩を活かした傘やバッグ、ソックス、タオルといったテキスタイル製品のデザインを多数手がけるテキスタイルデザイナーだ。テキスタイルにとどまらず、近年では商業空間やギャラリーのインスタレーションデザインも担当するなど、その活動は多岐にわたる。テキスタイルを主役に展覧会「テキスタイルの表と裏」は、これまで傘やバッグなどのプロダクト商品をメインに展示を行ってきた鈴木が、テキスタイルを主役に据えて実施する展覧会。会場では、両面からプリントされた色柄がそれぞれ裏側に染み込むことで、かすれた色面とベタの色面が重なり独特の表情を楽しめるテキスタイルの新作「表と裏がない」を発表する。プロダクトとしてより自立して存在させるにはどうすればよいか考えた鈴木は、平凡な形状のテキスタイルには表側と裏側が存在し、特に服などは表側だけを装飾している事実に気が付く。もしテキスタイルに裏表がなければ、使い方もマインドも自由になり、自立し、様々な制約から解放されるのでは?そのように考えた鈴木は、テキスタイルの平凡な形状ゆえの表層や表面性に着目。空間により自由に存在させることを目指し、新作テキスタイルを考案したのである。石巻工房 by カリモクとのコラボアートオブジェも会場では、テキスタイル作品のほか、鈴木と「石巻工房 by カリモク」とのコラボレーションによるスツールやベンチなど木製の家具や、オブジェ作品「KARIMOKU BIRD」の展示販売も行う。展覧会概要鈴木マサルの展覧会 2023「テキスタイルの表と裏 Looking through the overlays」会期:2023年7月1日(土)~7月22日(土)会場:カリモク コモンズ トウキョウ住所:東京都港区西麻布2-22-5時間:12:00~18:00定休日:日曜日【問い合わせ先】Karimoku Commons TokyoTEL:03-6805-0655
2023年06月16日手塚治虫によるマンガ『ブラック・ジャック』の連載50周年を記念した展覧会『手塚治虫ブラック・ジャック展』が、10月6日(金) から11月6日(月) まで東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)で開催されることが決定した。1973年に「週刊少年チャンピオン」で連載が開始された『ブラック・ジャック』は、現在第一線で活躍する医療従事者の多くに影響を与えたといわれている作品。無免許医でありながら天才的な外科技術を持ち、不可能と言われる手術もこなしてしまうブラック・ジャックは、命を救った患者に莫大な報酬を要求。彼は、常に医者とは何か、生命の尊さとは何か、金より大事なものは何かを問い続け、患者の死に対する恐怖や周囲の人間のエゴイズムをもあらわにし、社会そのものに立ち向かっていく。そんな『ブラック・ジャック』のすべてが一堂に会する本展では、本作を通して、誕生秘話から作品そのものが持つ手塚の深いヒューマニズム、そして新型コロナウイルスを経験した現代においても斬新に感じる医療のリアルな描写など、作品の魅力を存分に解き明かす。<開催概要>『手塚治虫ブラック・ジャック展』10月6日(金) ~11月6日(月) 東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)開館時間:10:00~22:00(最終入館21:00)公式サイト:※手塚治虫の「塚」は旧字体が正式表記
2023年06月15日「アンリアレイジ(ANREALAGE)20周年記念展覧会 ANREALAGE 20TH EXHIBITION “A=Z”」が、東京・表参道のスパイラルガーデンにて、2023年6月16日(金)から7月2日(日)まで開催される。アンリアレイジの20周年を記念する展覧会ブランド設立20周年を記念する「アンリアレイジ20周年記念展覧会“A=Z”」は、世界中の人々が非日常的な日々を経験した「2020~2023年」の間に発表されたコレクションで構成される展覧会だ。2020~23年発表のコレクションにフォーカス会場では、パリコレクション全体がデジタルショーのみの開催となった21年春夏“HOME”、21年秋冬“GROUND”、22年春夏“DIMENSION”、22年秋冬“PLANET”の4シーズンに加えて、対面での開催を再開したパリコレクションでの23年春夏“A=Z”、23年秋冬“=(イコール)”など、世界中が非日常から日常を取り戻していく過程で作られた洋服を一挙紹介。たとえば記憶に新しい“=(イコール)”では、“全く別の視点から見る世界と自分が見る世界は、決してイコールではない”という点にフォーカスし、等しく異なる世界を表現。物事を見る際、人間は「可視光線」に、ミツバチやモンシロチョウなどは人間の眼では捉えられない「紫外線」の光に頼っていることから、特殊な材料を使用した白いコートやドレスに光を浴びせることで、色や模様を浮かび上がらせた。“HOME”では、衣と住の境界を超えるような「家のような服。服のような家」を目指し、テントを体全体を守る家に見立て、骨格部分を外し紐を引っ張ると流麗で柔らかなシルエットを描く洋服へと変化する仕掛けを。また“GROUND”では、天と地が逆転した際に衣服はどうなるかという点に着目し、逆立つ襟やめくれ上がるジャケットなどの裾、ショルダーや襟部分に寄せ集まる模様などを表現した。このように、毎シーズン斬新なショーで見る者を魅了し、「日常」と「非日常」を融合、もしくは超越させるような対極的な思考を反映するアンリアレイジのコレクション。本展覧会は、そんなコレクションに登場した洋服たちを間近で鑑賞することができる特別な機会となっている。3つのエリアで構成会場は、3つのエリアで構成。パッチワークに原点回帰した23年春夏“A=Z”にフォーカスしたエリアでは、無数の継ぎ目が露出したルックをはじめ、様々な種類のパッチワークが施されたルックが立ち並ぶ。壁にはアンリアレイジ20周年を記念し、2003年から2023年までのコレクションの軌跡が分かる“WALL OF THE COLLECTION LOOKS OF 20 YEARS”を掲示。20年分に及ぶルックが並ぶ様はまさに圧巻だ。映像を活かしたルック展示黒い幕で覆われたエリアでは、デジタルとアナログの融合を象徴するように、真っ暗な空間で光の演出が行われる。21年春夏“HOME”、21年秋冬“GROUND”、22年春夏“DIMENSION”、22年秋冬“PLANET”の4つを取り上げ、21年春夏から順にモデルがスクリーン上のランウェイを歩き、ルックが展開されていく。それぞれ、コレクションテーマを反映させた映像が流れるのが印象的。たとえば22年秋冬“PLANET”を表す映像では、地球の6分の1の重力の中、浮遊し身体を弾ませながら真っ白な洋服に身を包んだモデルたちが右から左へと歩みを進めていく。スクリーンに登場したルックに連動して、画面の背後に展示されている洋服もライトアップされるなど、デジタルを巧みに融合させた仕掛けが用意されている。光が色が浮かび上がるインスタレーションもまた、23年秋冬“=”に焦点を当てたエリアでは、回転する台の上にウェアを展示。ゆっくりと回転する台に乗る真っ白な洋服は、光を当てるロボットアームの前に来ると色や模様が浮かび上がる。光を浴び続けないと白く戻ってしまう仕様のため、色や模様が浮かんでは真っ白な状態へと戻るといった再生が繰り返されるような演出となっている。デザイナー森永邦彦にインタビュー“洋服における本当の当たり前とは?”コレクションを通して日常と非日常を融合もしくは超越させるような、対極的な思考を反映するのが得意なアンリアレイジのデザイナー・森永邦彦。ブランド誕生から20周年を記念して開催される展覧会「アンリアレイジ20周年記念展覧会“A=Z”」に際して、制作の根底にあるものや、こだわりなどについて話を伺った。アンリアレイジでは、毎シーズン様々な仕掛けで(デジタルやアナログ、リアルやバーチャルなど)驚きをもたらすコレクションを展開していますが、そのインスピレーション源はなんでしょう?<日常と非日常>という、相反する2つの要素がずっと自分の中のテーマになっています。日常ってごく当たり前のものではあるけれど、“ファッションや洋服における本当の当たり前”とはなんだろう?と、疑問を持つことを大切にしていて。固定観念に囚われず、身の回りに溢れることを、ひとつひとつ考えていくことが自分にとっても主題になっています。逆に自分から遠いようなテーマを設けることは、あまりないですかね。具体的な例を教えてください。たとえば、紫外線を浴びせることで、洋服の模様や色を浮かび上がらせた2023年秋冬コレクション“=”は、ユクスキュルの環世界の概念(※1)を表現したものですが、これは僕が“色ってどのようにできているんだろう?”という疑問からスタートしたものでした。色というのは“光の反射”が非常に関わっているらしいんですけど、光の中のいろんな波長が反射することによって、僕たちは青や赤だと識別することができるらしいんです。そこからさらに光の反射について探求していくと、“人の目に見える波長と見えない波長”があることに辿りつきました。つまり、人間には白が赤に変わるように見えていても、ミツバチやチョウだったり他の生物からしたら、もともと違う色で、それがピンクだったり青に見えていたりする。環世界の概念には、“すべての事象は、自分がどのように物事を見ているかに懸かっている”という哲学的なテーマを感じ、コレクションで表現しようと思いついたのです。(※1)ヤーコプ・フォン・ユクスキュルが提唱した生物学の概念。すべての動物はそれぞれに種特有の知覚世界をもって生きており、それを主体として行動しているという考え。とても壮大なテーマなんですね。生物が世界をどのようにして見ているかという観点に着目した写真作品やアートは数多くありますが、ファッションに落とし込む上で難航した点は?やはり着る人によって形も変わりますし、またその人がどこにいるかで色に変化があるという点ですかね。暗いところと明るいところにいる時では、見え方が変わるように。けれど、それこそがより環世界に親和性のあるものだとも感じています。2023年秋冬コレクション“=”のランウェイにはない、今回の展覧会ならではの演出のこだわりは?今回の会場となるスパイラルガーデンの「スパイラル」というワードは“螺旋”を表していて、この空間のスパイラル自体と、“=”で表現した洋服の色の移ろいなどコレクションが持つ意味を上手く調和できることに気が付きました。中央のウェアが並んだ台がずっと回り続ける中で、色があらわれて、また消えて真っ白に戻り、そしてまた色が現れて…というこの演出は、この会場だからこそ作れたもの。またそこには、再生を繰り返すファッションとしての意味合いや、アンリアレイジが進んでいきながらも、またブランドの原点を通っていくというメタファーも表現しています。今まで見たことがない、ユニークかつ素敵な演出でした…!ありがとうございます。そして種明かしをすると、実は“=”の服は本当は紫外線は必要なくて、太陽光のもとでも色が変わるっていう洋服なんです。でも室内では、太陽光の紫外線を当てないと色が変化しないので機械を用いて光を当ててるんですけど。ここで面白いのは、ここで使ってる紫外線っていうのは一定の波長を出しているため、“本当の太陽の光”の下では、また違う見え方をするということ。当たり前ではあるのですが、太陽光は日ごとはもちろん、国や季節によっても波長が異なるので、毎日絶妙に異なる表情を洋服から伺うことが出来るという仕組みが隠されているのです。洋服というより“アート”の領域ですね…!こういったアプローチは、20年間のブランドの軌跡の中でも、常に根底にあるものなのでしょうか?そうですね。この20年間、僕の中では<日常・非日常>という大きなテーマは常にあるのですが、そこから生まれるシーズンごとのテーマを、どのように楽しく魅せるか?ということも大切にしています。最後となりますが、展覧会を通して伝えたいことはなんでしょう?入場無料の展覧会なので、ぜひ肉眼で色が変わるのを見るという体験をしてほしいです。目の前で色が変わるというのは、画面では伝わりきらないと思うので。またブランドが築き上げてきた20年の中で、変わる部分と変わらない部分があって。洋服は変わってきてるけど、根底にある変わらない思想も、展覧会を通して感じてもらえたらと思います。オリジナルグッズを販売なお、会場ではオリジナルグッズや書籍、“光で色が変わる”バッグやバッジなどを販売。アイテムもあわせてアンリアレイジの世界観を楽しめるようになっている。展覧会概要「アンリアレイジ20周年記念展覧会“A=Z”」会期:2023年6月16日(金)~7月2日(日)会場:スパイラルガーデン住所:東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F入場料:無料
2023年06月05日展覧会「MUCA(ムカ)展 ICONS of Urban Art(アイコンズ オブ アーバン アート)~バンクシーからカウズまで~」が、大分市美術館にて2023年7月22日(土)から10月9日(月・祝)まで開催される。その後、京都、東京へ巡回予定。ドイツ・ミュンヘンの美術館「MUCA」コレクションが集結ドイツ・ミュンヘンに拠点を置く「MUCA(Museum of Urban and Contemporary Art)」は、ヨーロッパ最大級のアーバン・アートや現代アートのコレクションを収蔵する美術館。現代の都市空間で発達した視覚芸術である、壁や建物、道路や橋などの公共の場所に描かれたアートを差すアーバン・アートや、現代アートにおける20・21世紀の有名アーティストの作品を展示している。MUCAは、この分野での作品収集の第一人者として知られており、都市の景観を作品の一部として主に収蔵している。ポップ・アートからニューリアリズムまで、都市環境の中の芸術、抽象絵画、社会・政治問題など多様なテーマを扱い、そのコレクションは1,200点以上を誇っている。「MUCA展 ICONS of Urban Art~バンクシーからカウズまで~」は、MUCA所蔵の60点を超える貴重な作品が集結するドイツ国外初となる展覧会。バンクシーやカウズ(KAWS)などのアーティストたちのアイコニックな作品の展示を通して、彼らの軌跡を辿り、人気の秘密に迫る。会場では、バンクシーらのほか、インベーダーやフランスのストリートアーティストであり写真家のJR、アメリカのストリートアートを代表するシェパード・フェアリー、サンフランシスコを拠点に活動するバリー・マッギー、黒いシルエットの人物をモチーフにした作品で知られるリチャード・ハンブルトンなど、国際的に有名なアーティストのキャリアを決定づけた作品を展示する。約40年間にわたる現代アートの革命的なムーブメントに触れることができる、今までにない規模と迫力を兼ね備えた展覧会となっている。展覧会概要「MUCA展 ICONS of Urban Art~バンクシーからカウズまで~」会期:2023年7月22日(土)~10月9日(月・祝)会場:大分市美術館住所:大分県大分市上野865時間:10:00~18:00(最終入館17:30)休館日:9月11日(月)・19日(火)・20日(水)・25日(月)入場料:一般 1,800円、高大生 1,500円、中学生以下無料【問い合わせ先】大分市美術館TEL:097-554-5800
2023年06月03日6月7日(水) より代官山ヒルサイドフォーラム&エキシビションルームにて、木梨憲武の展覧会『GOKAN~5感~』が開催される。とんねるずとして活躍する一方で、画家として1994年に「木梨憲太郎」名義で初個展『太陽ニコニカ展』を開催。以降、日本国内では9度の個展を行い、アメリカ・ニューヨーク(2015年)およびイギリス・ロンドン(2018年)での2度の海外個展も行うなど、広く作品を発表し続けてきた木梨憲武。『GOKAN 〜5感〜』と題した今回の展覧会では、人々への感謝を色彩鮮やかなドットで表現した代表的シリーズ「感謝」の新作のほか、国内では未発表の作品、さらにはTBSラジオ「土曜朝6時 木梨の会。」のリスナーから集めたシールをさまざまな日用品に密に貼り、その間合いに木梨憲武がその日の些細な出来事やいまの想いを描いた日記的作品「STICKER DIARY」シリーズなどを展示。国内の展覧会では初めての試みとなる木梨の原画の販売も実施し、その売上は社会貢献を目的とした活動に使われるという。ほかにも、美術家の西村陽平との出会いから、西村の代表作および西村が所蔵するハンディキャップアーティストの作品も展示。6月10日(土) 、6月17日(土) には、西村主催の造形ワークショップも開催される予定だ。<開催情報>『「GOKAN~5感~」 木梨憲武』6月7日(水)~6月25日(日) 代官山ヒルサイドフォーラム&エキシビションルームにて開催※日時指定入場制詳細はこちら:
2023年05月30日展覧会「アニメーション 呪術廻戦展『劇場版 呪術廻戦 0』編」が、2023年5月31日(水)から6月12日(月)までの期間、阪急うめだ本店9階阪急うめだギャラリー・アートステージにて開催される。映画『劇場版 呪術廻戦 0』の展覧会が阪急うめだ本店でシリーズ累計発行部数6,000万部を突破している、芥見下々による人気漫画作品『呪術廻戦』。今回の展覧会では、既刊単行本の中でも特に人気のエピソードの一つである前日譚「呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校」、通称“0巻”をアニメーション化した映画『劇場版 呪術廻戦 0』に焦点を当て、多彩なコンテンツを通して『呪術廻戦』の原点となった物語を紹介する。アニメ原画や設定資料、呪具、衣装などを展示会場には、『劇場版 呪術廻戦 0』の貴重なアニメーション原画や絵コンテ、設定資料などが集結。作品の世界観をより深く追体験できるよう、夏油傑の衣装や劇中に登場する呪具、特級過呪怨霊・折本里香の2度目の完全顕現シーンを用いたフォトスポットコーナー、五条悟の等身大フィギュアなども展示される。TVシリーズ第1期・第2期の資料もまた、TVアニメ『呪術廻戦』第1期の作中シーンをイメージした装飾や原画、絵コンテ、2023年7月6日(木)より放送開始する第2期「懐玉・玉折」の設定画、五条悟と夏油傑の高専時代の制服といった、TVアニメシリーズの資料も用意されている。オリジナルグッズ&コラボメニュー展覧会の為に描きおろされたキービジュアルをデザインしたオリジナルグッズが販売されるほか、9階カフェ「丸福珈琲店」では作品をモチーフにしたコラボレーションも楽しめる。入場特典なお、入場特典として原画をデザインしたスタンド付きポストカードがランダムに1枚プレゼントされる。デザインは、乙骨憂太、禪院真希、狗巻棘、パンダ、五条悟、夏油傑の全6種類となっている。開催概要「アニメーション 呪術廻戦展『劇場版 呪術廻戦 0』編」開催期間:2023年5月31日(水)〜6月12日(月)※入場は各日閉場の1時間前まで、最終日は18:00閉場。場所:阪急うめだ本店9階阪急うめだギャラリー・アートステージ※入場有料※混雑緩和・安全対策等のため、全日程数量限定の「全日日時指定制」となる。<チケット>価格:■前売一般 1,800円、高校生 800円、中学生 600円、小学生 400円、未就学児 無料■当日一般 2,000円、高校生 900円、中学生 700円、小学生 500円、未就学児 無料日時指定入場区分:■2023年5月31日(水)~6月12日(月)10:10〜、10:30〜、11:00〜、11:30〜、12:00〜、12:30〜、13:00〜、13:30〜、14:00〜、14:30〜、15:00〜、15:30〜、16:00〜、16:30〜、17:00〜、17:30〜、18:00〜、18:30〜※6月12日(月)は17:00以降の区分の販売なし。チケット販売:イープラス©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会© 2021「劇場版 呪術廻戦 0 」製作委員会 © 芥見下々/集英社
2023年05月28日メディア・アートの先駆的存在であるニューヨーク在住のアーティスト、ダラ・バーンバウムの作品を紹介する展覧会『ダラ・バーンバウム』が、6月1日(木) から8月28日(月) までプラダ青山店で開催される。1946年、ニューヨーク生まれのダラ・バーンバウムは、50年以上にわたる長いキャリアを通じて、ビデオアート、テレビ、音楽、そして進化し続けるコミュニケーション技術の可能性を深く探求することで、芸術と大衆メディアに挑戦し続けてきた。その作品はこれまでニューヨーク近代美術館やホイットニー美術館をはじめ、日本国内では恵比寿映像祭、広島現代美術館などで紹介されている。かつてニューヨーク近代美術館でヴィデオ・キュレーターを務めていたバーバラ・ロンドンによるキュレーションのもとに行われる同展では、1979年から2011年に制作された作品のうち、代表的な作品《Kiss the Girls: Make Them Cry》と《Arabesque》を含む4作品を紹介する。《Kiss the Girls: Make Them Cry》(1979年)は、かつてテレビで高い人気を博したアメリカの長寿ゲーム番組『Hollywood Squares』(1965~1980年)から選んだ画像を編集し、女優たちのステレオタイプな身振りや表情を、テレビの文脈から取り除くことによって強調したもの。さらに、このメインストリームな番組の画像に、TOTOやアシュフォード&シンプソンといった当時ディスコフロア流れていた大ヒット曲を合わせている。Dara BirnbaumKiss the Girls: Make Them Cry, 1979(Video still)Two-channel video installation (color, stereo sound, 6:50 min.), two video shipping cratesCourtesy of the artist and Marian Goodman GalleryCopyright: Dara Birnbaum《Arabesque》(2011年)は、ロマン派の作曲家夫妻クララ・シューマンとロベルト・シューマンの活動とそれぞれが残した異なる功績を考察した作品。夫妻の人生を描いた伝記映画『愛の調べ』から切り取ったスチールと、YouTubeに投稿されているクララとロベルト、それぞれの楽曲を演奏する女性奏者の映像が交互に流れるよう構成。さらにクララの日記の抜粋も使用し、女性芸術家が正当な評価を受けられなかったという歴史や、そのような状況を生み出した社会や家族、文化の仕組みに焦点を当てた作品となっている。Dara BirnbaumArabesque, 2011Four-channel video installation (color, four-channel stereo sound, 6:26 min.); dimensions variableInstallation, Marian Goodman Gallery, New York, 2011Courtesy of the artist and Marian Goodman GalleryCopyright: Dara Birnbaum / Photo credit: John Berensさらにミュージシャンや作曲家とのコラボレーションで新たに制作された音楽作品《ブルックナー:交響曲第5番変ホ長調》と《New Music Shorts》も、同展のために制作された新作映像とともに紹介。Dara BirnbaumNew Music Shorts, 19815’41”, color, stereo soundCourtesy Dara Birnbaum ed Electonic Arts Intermix (EAI), New YorkテレビやYouTubeに対する批判的な立場だけでなく、古典音楽への異なる解釈や、ハイカルチャーとローカルチャーの両方における女性の表象についての鋭い洞察が伺える、ダラ・バーンバウムの作品世界を体感できる貴重な機会だ。<開催情報>『ダラ・バーンバウム』6月1日(木)~8月28日(月) プラダ青山店にて開催
2023年05月27日リモワ(RIMOWA)によるブランド史上最大規模の展覧会「SEIT 1898」が、2023年6月9日(金)から18日(日)まで、東京・渋谷にて開催される。アーカイブピースが多数並ぶリモワの展覧会「SEIT 1898」「SEIT 1898」は、リモワのブランド創設125周年を記念した展覧会。これまでリモワが手掛けてきた“旅のために開発されたツール”の歴史を解くものだ。会場では、19世紀、20世紀、21世紀の3世紀に渡る素材の変化を辿りつつ、新たな旅のお供となるリモワのラゲージの進化を紹介。例えば、1955年製のアルミ製スーツケースは、ブランドで初めてオールメタル仕様となったもの。ジュラルミンという特別な合金素材を用いたラゲージは、ブランドの躍進のきっかけとなった貴重なピースだ。アルミやポリカーボネートなど様々な素材のスーツケースリモワのスーツケースは、アルミニウムをはじめとする、様々な素材を用いているのも特徴だ。中でもリモワが2000年に業界で初めてラゲージに用いたポリカーボネートは、1969年の月面着陸の際に宇宙飛行士のヘルメットに使用された素材。耐久性の高さを保ちつつ、鮮やかなカラーやスケルトンなど、ユニークなスーツケースに仕上げている。ユニークなトラベルアイテムバリエーション豊かなスーツケースの他にも、旅のお供となるアイテムの収納や、特別な目的をもったケースを展開しているリモワ。テレビケースやゴルフクラブケ-ス、ウォッチケース、ワインケースなど、主に趣味のためのグッズに向けたケースや、ギター、キーボード、ストラディバリウスのために特別にカスタムされたユニークなラゲージも会場に並ぶ。コラボレーション&個人所有の貴重なラゲージも展示のフィナーレを飾るのは、これまでの様々なブランドとのコラボレーションアイテムや、個人所有のケース、特別企画のための作品。ディオール(DIOR)やフェンディ(FENDI)、アディダス(adidas)、イソップ(Aēsop)などジャンルレスな協業によるアイテムが展示される。さらに、アーティストやクリエイターによる作品や、テニスプレーヤー、ロジャー・フェデラー、タトゥーアーティストのドクター・ウー、藤原ヒロシ、村上隆らが所有する貴重なラゲージもラインナップする。【詳細】リモワ「SEIT 1898」期間:2023年6月9日(金)~18日(日)場所:東京都渋谷区神宮前6-35-6 ヨドバシJ6ビル(旧ジング)入場料:無料※混雑時は予約済みの人を優先的に案内。公式サイト(【問い合わせ先】リモワ クライアントサービスTEL:03-4571-1319
2023年05月25日展覧会「ちひろ 子ども百景」が、ちひろ美術館・東京にて2023年6月24日(土)から10月1日(日)まで開催される。いきいきと魅力に溢れる愛らしい赤ちゃんや子ども水彩の柔らかな筆致で子どものいる情景や物語を数多く描いた絵本画家・いわさきちひろ。ちひろの描く赤ちゃんや子どもは、やわらかな髪やふっくらとした肌、つぶらな瞳、短い手足に愛くるしい仕草など、愛らしい特徴が見事に落とし込まれ、いきいきとした魅力に溢れている。ちひろは、10か月と1歳の赤ちゃんの月齢を描き分けることができたという。こうした画風は、1951年、32歳で母親となり息子・猛やその友達をモデルにしたスケッチや、育児書のためのカットを描いた中で生み出されたものだ。展覧会「ちひろ 子ども百景」では、息子をモデルにしたスケッチや、季節のなかで遊ぶ子どもたちを描いた作品に加え、ちひろ自身の幼少期にも重なるような少女像の代表作、夏休みをおばあちゃんの家で過ごす少女が愛犬ぽちの到着を待ちわびる様子を描いた絵本『ぽちのきたうみ』などの作品を展示する。育児書の仕事にも着目また、『私は赤ちゃん』『育児の百科』など、医師・松田道雄の育児書の仕事にもフォーカス。寝返り、おしゃぶり、ハイハイ、つかまり立ちなど、育児書の中に差し込まれた、様々な仕草や表情を見せる赤ちゃんや幼い子どもを描いたカットも、拡大パネルを交えながら紹介する。【詳細】展覧会「ちひろ 子ども百景」会期:2023年6月24日(土)~10月1日(日)時間:10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)会場:ちひろ美術館・東京 展示室3・4住所:東京都練馬区下石神井4-7-2休館日:月曜日(祝休日開館、翌平日休館)出展作品数:約60点※展示室4では、ピエゾグラフによる展示を行う料金:大人 1,000円 / 高校生以下無料※団体(有料入館者10名以上)、65歳以上、学生は800円。※障害者手帳提示者、付き添い者1名まで無料。※年間パスポート3,000円。※会期は予告なく変更になる場合あり。【問い合わせ先】TEL:03-3995-0612
2023年05月21日「100年の時を越えて 展覧会 金子みすゞの詩(うた)」が、東京・松屋銀座にて、2023年5月24日(水)から5月29日(月)まで開催される。東京を皮切りに2年間巡回予定。童謡詩人・金子みすゞ金子みすゞは、「大漁」「私と小鳥と鈴と」「積った雪」などの作品で知られる童謡詩人だ。20歳で童謡を書き始めたみすゞは、本名の金子テルではなく金子みすゞの名前で最初の作品を投稿。初の作品は『童話』『婦人倶楽部』『婦人画報』『金の星』4誌の1923年9月号に一斉に掲載され、たちどころに読者の心を掴み「若き童謡詩人の中の巨星」と称賛されるようになった。投稿詩人のあこがれの星となったみすゞだが、26歳という若さでこの世を去り、その存在は長く忘れ去られていた。しかし、彼女の童謡に魅了された多くの人々の思いは途切れることなく繋がり、矢崎節夫が3冊の遺稿手帳を発見したことで多くの作品が知られるに至り、今日まで読み継がれている。童謡という分かりやすい言葉でうたわれたみすゞの作品は、彼女が生きた大正時代から100年の時を越えてなお、多くの人に愛されているのである。童謡同人誌『曼珠沙華』 を初展示展覧会「金子みすゞの詩」では、みすゞが情熱を注いだ童謡の世界を、遺稿手帳や当時の資料で紐解くと共に、みすゞ直筆の童謡や絵本の原画約100点などを通して作品の魅力を紹介。これまで存在は知られていたものの、数年前にようやくその実物が発見された、みすゞが当時参加した童謡同人誌『曼珠沙華』の初展示にも注目だ。このほか、遺稿手帳に書かれた約60篇に及ぶみすゞ直筆の詩のパネル化や、詩の世界を立体的に表現したアート作品も鑑賞することができる。【詳細】「100年の時を越えて 展覧会 金子みすゞの詩(うた)」会期:2023年5月24日(水)~5月29日(月)会場:松屋銀座 8階イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1開場時間:10:00~20:00※5月28日(日)は19:30、最終日は17:00閉場。入場は閉場の30分前まで。※混雑の際は、待ち時間が発生する場合や整理券を配布する場合あり。入場料:一般 1,200円(1,000円)、高校生 1,000円(800円)、小中学生 600円(400円)※( )内は前売り料金、ローソンチケット(Lコード:33617)にて取扱い。※画像の無断転載を禁じる。<アート作品出展作家>有川京子(陶芸)、いわたまいこ(切り絵)、シダミホコ(ワイヤーアート)、須佐沙知子(羊毛フェルト作品)、高木栄子(紙わらべ)、マカベアリス(刺繍)<出展作家>浅沼とおる、伊藤智之、上野紀子、尾崎眞吾、きくちちき、黒井健、高畠那生、羽尻利門、松本春野、森川百合香、さかもとすみよ(イラストマップ)【問い合わせ先】TEL:03-3567-1211(松屋銀座大代表)
2023年05月15日展覧会「エミール・ガレ ―アール・ヌーヴォーの花器と家具」が、広島の下瀬美術館にて、2023年5月14日(日)から9月24日(日)まで開催される。エミール・ガレの初期から晩年までの軌跡を辿るフランスのアール・ヌーヴォーを代表する工芸家であり植物学者でもあるエミール・ガレ。主にガラス工芸を手掛け、陶器、家具も多く制作した。下瀬美術館では、館長の下瀬ゆみ子により多数のガレの作品が収集・所蔵されており、下瀬美術館の所蔵作品の中でも重要な位置を占めている。展覧会「エミール・ガレ ―アール・ヌーヴォーの花器と家具」では、ガレの初期から晩年に至るまでの軌跡を辿ると同時に、ハートモチーフの《ハートの涙(ケマンソウ)》といった愛らしいガラス器から、大型の家具まで60点以上を初公開。また、花器や家具に施された装飾のモチーフとなった草花を植栽する「エミール・ガレの庭」を散策することで、ガレの作品や自然に対する関心をより一層感じることができる。日本と西洋の近代美術も紹介さらに、水盤に並ぶ8つの可動展示室では、各部屋ごとに異なるテーマを設け、日本と西洋の近代美術を紹介。たとえば、ガレと関わりの深いフランスのガラス工芸家・ドーム兄弟による作品、印象派の画家カミーユ・ピサロや昭和期に活躍した小磯良平による絵画、彫刻家の籔内佐斗司の彫刻作品など、多様な所蔵作品を展示する。展覧会概要「エミール・ガレ ―アール・ヌーヴォーの花器と家具」会期:2023年5月14日(日)~9月24日(日)会場:下瀬美術館住所:広島県大竹市晴海2丁目10-50開館時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)休館日:月曜日(祝日の場合は開館)観覧料:一般 1,800円(1,500円)、高校生・大学生 900円(800円)、中学生以下 無料※( )内は20名以上の団体・大竹市民【問い合わせ先】下瀬美術館TEL:0827-94-4000
2023年04月30日展覧会「ピーター・シスの闇と夢」が、東京・八王子市夢美術館にて、2023年6月30日(金)から8月31日(木)まで開催される。絵本作家、ピーター・シスの世界を堪能現代アメリカを代表する絵本作家、ピーター・シス。これまでに数多くの絵本イラストやポスターなどを手掛けており、その作品は国際アンデルセン賞など数々の絵本賞で称えられ、多くの人々を魅了している。1949年にチェコスロヴァキア(現チェコ共和国)に生まれ、首都プラハや留学したロンドンでアニメーションを学んだシスは、ベルリン国際映画祭アニメーション部門で金熊賞を受賞するなど、高い評価を獲得。しかし、当時のチェコスロヴァキアは冷戦の暗い影にのみこまれ、独創的な表現が許されがたい状況にあった。国際的に活動していた映像作家の父や、一時期をアメリカで暮らした祖父の影響で、幼いころから多様な文化に親しんでいたシスは、より自由な表現を求めアメリカでの活動を選ぶことになる。シスの絵本は、祖国チェコへの想いを描いた作品、小さな子どもたちのための作品、広い世界を旅した英雄の物語、ダーウィンやガリレオなど強い意思を貫いた偉人の伝記など、そのテーマは様々。また、アニメーションや新聞・雑誌の挿絵、公共空間のためのアートプロジェクトなど、その創作の軌跡には表現することの渇望と喜びが溢れている。展覧会「ピーター・シスの闇と夢」では、影から光へとたどってきたシスが人生をかけてつむいだ、闇と夢が織りなす作品の数々を公開。ピーター・シスの絵本やアニメーションの原画、ポスターなど、その幅広い創作活動を紹介する。【詳細】「ピーター・シスの闇と夢」会期:2023年6月30日(金)~8月31日(木) 10:00~19:00※月曜休館※各日入館は18:30まで場所:八王子市夢美術館住所:東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子 2F入場料:一般 900円、学生(高校生以上)・65歳以上 450円、中学生以下 無料【問い合わせ先】八王子市夢美術館TEL:042-621-6777
2023年04月30日展覧会「さくらももこ展」が2023年4月22日(土)から5月28日(日)まで神奈川・横浜のそごう美術館にて開催。本展を記念した限定メニューやグッズがそごう横浜店にて展開される。「さくらももこ展」を記念した限定メニュー&グッズ展覧会「さくらももこ展」は、漫画『ちびまる子ちゃん』や『COJI-COJI』、エッセイ『もものかんづめ』などで知られているアーティスト・さくらももこにフィーチャーした展覧会。会場では、代表作から、約300点のカラー原画や直筆原稿を一堂に展示する。可愛らしい“キャラクターモチーフ”のメニューそんな「さくらももこ展」の開催を記念して、そごう横浜店では限定メニューやグッズを展開する。10階のレストラン「イー・エー・グラン」では、さくらももこが描くキャラクターをモチーフにしたメニューを用意。注目は、かわいらしいコジコジの顔を描いた「コジコジのフルーツケーキ」だ。スポンジやオレンジ、カスタードクリームをクレープ生地で包みこんでいる。「さくらももこの桃色ソーダ」は、さくらももこの名前にちなんだ、ピーチ味のクリームソーダ。上にはバニラアイスやカラフルなおいりを飾って、華やかな見た目に仕上げた。展覧会オリジナルグッズまた6階ミュージアムショップでは、展覧会オリジナルグッズを販売。さくらももこワールドに迫る図録をはじめ、キーチャームやステーショナリーグッズ、Tシャツなど、ファンにはたまらないアイテムを豊富に取り揃えている。【詳細】「さくらももこ展」限定メニュー&グッズ■限定メニュー提供期間:2023年4月22日(土)~5月28日(日)場所:そごう横浜店 10階「イー・エー・グラン」メニュー例:・コジコジのフルーツケーキ(約直径12.0cm※フルーツ、ホイップ部分を除く) 2,401円<各日限定30個>・さくらももこの桃色ソーダ 851円<各日限定30杯>※上記メニューを注文した人各日先着50名に「さくらももこ展 オリジナルクリアコースター」をプレゼント。■限定グッズ提供期間:2023年4月22日(土)~5月28日(日)場所:そごう横浜店 6階 ミュージアムショップグッズ例:・さくらももこ展 公式図録 3,500円・キーチャーム 各550円※画像はイメージ■「さくらももこ展」情報会期:2023年4月22日(土)~5月28日(日)開館時間:10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)※そごう横浜店の営業時間に準じて、変更になる場合あり。会場:そごう美術館住所:神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店 6階休館日:会期中無休入館料:一般 1,400円(1,200円)、大学・高校生 1,200円(1,000円)、中学生以下無料※( )内は、前売りおよび、クラブ・オン / ミレニアムカード、クラブ・オン / ミレニアムアプリ提示者の料金。※前売券は4月21日(金)まで、そごう美術館、公式オンラインチケットまたはセブンチケット、ローソンチケット、イープラス、チケットぴあにて取り扱い。※展覧会・イベントの中止や延期、一部内容が変更になる場合あり。最新情報は、そごう横浜店HP、そごう美術館HPを参照。【問い合わせ先】TEL:045-465-5515(美術館直通)
2023年04月24日