絵とトロンボーンを担当する日下(くさか)明さんと、ピアノと言葉、展示会場のBGMを手がける谷口有佳さんによる、絵と音と言葉のユニット・repair。絵本の制作など活動が多岐にわたる2人の個展「イディオムの鳥」が始まる。「『イディオムの鳥』というタイトルには、言葉が繋がり、新しい意味が生まれる慣用句(イディオム)と、解放されて羽ばたいている鳥のイメージが重なったことがきっかけで辿り着きました。ただ、いろいろな解釈があるので、その余白を感じていただければ」(谷口さん)展示空間を彩るのが日下さんの作品。物語を想像させる絵は、全体のトーンは決して鮮やかではないのに、観る者の心をほぐし、不思議とあたたかい気持ちで満たしていく。「描く時には、行動の前後に意識を向けるようにしています。例えば、“本を読む”姿を描こうと思った時に、実際に読んでいるところではなく、“本を読もうとしている”姿を描くような。そうすると絵に奥行きが出る気がします。大事にしているのは“相反する世界”を同居させること。日常に少しの空想を加えることで、現実と非現実の境界を曖昧にし、観る人によって様々な捉え方をしてもらいたいです」(日下さん)repairの制作は、全体のテーマを照らし合わせた後、谷口さんが言葉を書き、途中からは対話をしながら日下さんが絵をつけていくスタイル。だからこそ、柔らかく混じり合った2人の感性が伝わってくるのかも。repairの音楽も楽しむことができる贅沢な空間で、空想の世界に心を飛ばしてみて。絵と音と言葉のユニット「repair」個展「イディオムの鳥」にじ画廊東京都武蔵野市吉祥寺本町2‐2‐105月20日(木)~6月1日(火)12時~20時水曜休無料TEL:0422・21・2177※『anan』2021年5月19日号より。All Pictures ©Akira Kusaka(by anan編集部)
2021年05月17日書籍『スニーカーの文化史 いかにスニーカーはポップカルチャーのアイコンとなったか』が、2021年4月24日(土)に発売される。書籍『スニーカーの文化史 いかにスニーカーはポップカルチャーのアイコンとなったか』は、アメリカのスニーカーヘッズの間で話題となった『Kicks: The Great American Story of Sneakers』を邦訳した一冊。書籍内では、スニーカーがどのように人々のライフスタイルとカルチャーに大きな影響を与えてきたのかを、誕生から現在まで通史的に辿っていく。書籍内では、1830年代のゴム底製スニーカーの誕生から現代までの180年に及ぶスニーカーの歴史を丁寧に紐解くと同時に、スポーツやストリートのポップカルチャーの中にスニーカーがどのように浸透したのかを解説。コンバース(CONVERSE)の靴を売るために全米を飛び回ったチャック・テイラー、アディダス(adidas)とプーマ(PUMA)を設立したダスラー兄弟、“ワッフルソール”を生み出したナイキ(NIKE)の共同創設者ビル・バウワーマンまで、スニーカーの歴史を築いてきた数々の人物やエピソード、トリビアを紹介。その他、VANS(ヴァンズ)、オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)、リーボック(Reebok)などの人気スニーカーにも言及しつつ、スニーカーの歴史を詳説していく。【詳細】『スニーカーの文化史 いかにスニーカーはポップカルチャーのアイコンとなったか』発売日:2021年4月24日(土)価格:2,200円(税込)
2021年04月24日4人組ダンスパフォーマンスグループ「s**t kingzz(シットキングス)」の持田将史(shoji)と小栗基裕(Oguri)が主演する舞台『My friend Jekyll(マイ フレンド ジキル)』が4月21日(水)に開幕する。持田と小栗、上演台本・演出の瀬戸山美咲に話を聞いた。本作は、『ジキルとハイド』を題材にした物語を、持田と小栗が“朗読の語り手”と“パフォーマー”にわかれ(上演回によって入れ替え)、紡いでいく舞台。2019年に東京・Spiral Hallにて上演された作品で、多くのリクエストに応え、この再演が実現した。取材時は稽古期間中。瀬戸山は「初演よりも、作品世界に潜っていって創っている感じがあります。みんなで人物の感情や背景を掘り下げて、ひとつひとつのセリフがなぜ生まれているかを探究しています」と手ごたえを感じているよう。初演は持田と小栗にとって初挑戦も多く、持田は「当時は声を発してなにかを表現すること自体が初めてでしたし、台本の読み方もわかりませんでした。それからいろいろな経験をして(持田はドラマデビューし、『半沢直樹』や『エール』に出演)、今回ようやく少し本質に近い質問ができるようになってきたのかなと思っています」、小栗は「初演は『ちゃんとやらないと』という気持ちがすごく強かったのですが、それからいろんなお芝居を観たりレッスンを受ける中で、観ているほうも100点を求めていないし、100点がなにかもわからないということに気付きました。僕はずっと、ダンスは『できた、〇。ちょっとブレた、×』というような減点方式でやってきたのですが、芝居でそれをやったら絶対に面白くないし、むしろ予想がつかないほうが面白い。だから今回は、『この瞬間に出たもので大丈夫だ!』『ワクワクしろ、俺!』と自分に言い聞かせています」と、共に初演よりもひとつステップを上がった状態で取り組んでいるという。瀬戸山はふたりの印象を「本当にタイプが違う。朗読もダンスも違います。小栗さんはまず舞台上での佇まいが美しいですし、整った表現をされる。今回はさらに中身も燃やしていて、前回よりも感情の表現が進化しています。将史さんは感情の生き物。朗読もダンスもパッションの人なので、キワキワのところを狙っていきたい」と話す。そんな瀬戸山の演出を持田は「同じ台本でも、瀬戸山さんは稽古中、僕にアドバイスをしているときは『小栗さんはこれは聞かないでください』とおっしゃるんですよ。『ここは小栗さんは突っ走ってください。将史さんはセーブしましょう』というような、違う引き出し方をしてくださいます」と、全く違うものになりそうだ。新たな意気込みが詰まった『My friend Jekyll』は、4月21(水)から25(日)まで東京・シアタートラム、5月22(土)・23日(日)に⼤阪・ABCホールにて上演。ライター: 中川實穂
2021年04月19日妖艶であったり、グロテスクであったり、ときにはエロティックであったりと、心に不穏なさざ波を立たせる絵を集めた展覧会『あやしい絵展』が、東京国立近代美術館で開催されている。人々の心を引きつける「あやしさ」の魅力とはどのようなものだろうか?この世には、単なる「美しさ」という言葉だけでは語れない美術作品が数多くある。同展はそのような作品のなかから「あやしい」という概念に着目。幕末から昭和初期に制作された絵画、版画、雑誌や書籍の挿図などからあやしい作品を取り上げ、紹介していくものだ。展示会場冒頭で展示されているのは生人形(いきにんぎょう)。幕末から明治期にかけて、主に見世物小屋のコンテンツの一つとして制作されていたリアリティあふれる人形だ。展示されている安本亀八の《白滝姫》も、憂いのある表情が人々をひきつけている。このほか、1章の「プロローグ 激動の時代を生き抜くためのパワーをもとめて」では、幕末〜明治時代に描かれた「無残絵」なども展示されている。安本亀八《白滝姫》1895年頃続く第2章「花開く個性とうずまく欲望のあらわれ」では明治から大正の「あやしい」絵が立て続けに紹介される。合わせて、当時の芸術家たちに多大な影響を与えたアール・ヌーヴォー、そしてラファエル前派の作品など、西洋の絵画も展示されている。(左)アルフォンス・ミュシャ《ジスモンダ》1895年、(右)ダンテ・ガブリエル・ロセッティ《マドンナ・ピエトラ》1874年(手前)与謝野晶子『みだれ髪』藤島武二 装幀 1901年明治に入り、加速する近代化・西洋化は芸術面にも大きな影響を与えた。宗教画や神話画など伝統的な手法と技法で表現すること、人々のごくごく個人的な体験や感情を表現することなど、西洋では数百年かけて発展してきた表現の技法や考え方は、まとまって一気にもたらされ、芸術家たちはそれぞれの表現を模索するようになっていく。そして時代は進み、明治30年以降になると、印刷技術の発展により絵葉書やポスターが普及。「美人」のイメージが大衆に共有されるようになる。この流れのなか、芸術家たちは本質的な美とはなにかを追求。それぞれの手法で、魅力を持つ女性たちを描きはじめるようになっていった。展示風景例えば、甲斐庄楠音は、女性の表情の奥底にある感情まで見えるような絵を描き、島成園は顔に痣のある女性が持つ、強い意思を描こうとしている。甲斐庄楠音《畜生塚》(1915年)左から甲斐庄楠音《幻覚(踊る女)》1920年頃、《舞ふ》1921年、《横櫛》1916年頃島成園《無題》1918年岡本神草の《拳を打てる三人の舞妓の習作》は、展覧会に間に合わせるため中央部分のみトリミングした作品だ。そのため、中央部分の女性の顔立ちまわりだけ緻密に描かれており、周囲とのコントラストが印象的な作品となっている。岡本神草の《拳を打てる三人の舞妓の習作》1920年北野恒富《道行》1913年「あやしい」は、妖しい、妖しい、奇しいなど様々な漢字を充てることができ、さまざまな形で解釈が可能な言葉だ。会場にはこのほかにも、上村松園《炎》(東京会場のみ4月4日まで展示)や、鏑木清方《妖魚》など、さまざまなあやしい作品が揃っている。会場を訪れて、自分の好きな「あやしい」絵を見つけだしてほしい。取材・文:浦島茂世【開催情報】『あやしい絵展』3月23日(火)~5月16日(日)、東京国立近代美術館にて開催
2021年04月01日あなたは普段、絵を描きますか?絵の描き方を答えるだけで、あなたの恋愛傾向が分かります。Q.人物を描くとき、あなたはどこから描きはじめますか?A:輪郭から描くB:目から描くC:髪型から描くD:体のあたりから描く診断できること『「絵の描き方」で分かるあなたの恋愛傾向』最初に描き始めるポイントは、あなたの恋愛で意識の向きやすいポイントを意味します。この心理テストでは、そんな「絵の描き方」からあなたの恋愛傾向を診断します。A:体裁を考えるタイプ輪郭、つまり枠組みから入るあなたは、体裁を考えて恋をするタイプです。つい形から入ろうとして、外見や肩書きで相手を決めてしまうこともあるのではないでしょうか?両親や周りを喜ばせる恋愛が得意なタイプでもありますが、時には自分の気持ちを優先するのも良さそうです。B:信頼を大事にするタイプ心を表す目から描くあなたは、信頼のある恋愛をしたいタイプのようです。何かあったら話し合い、困った時は協力するなど、常にお互いを理解して信頼したいという考えを持っています。時に重い恋愛になってしまう事もありそうですから、適度な距離感を意識すると良いでしょう。C:理性で恋するタイプ髪型、頭から絵を描き始めるあなたは、頭で考えて理性で恋をするタイプです。なかなか心が燃え上がらず、結果として恋愛に苦手意識を持ってしまう人も多いタイプでもあります。考えすぎず、相手に心を開いてすべてを委ねることができれば、驚くような大恋愛ができそうですよ。D:色気で繋がるタイプ体のあたりから描くあなたは、体の関係や色気で繋がるタイプのようです。ついつい歯止めが効かなくなってしまい、禁断の恋を経験したことがあるという方もいるのではないでしょうか?自分だけを深く長く愛してくれる男性に出会うことができれば、温かい愛を感じることができそうですよ。いかがでしたか?人それぞれ絵の描き方が異なるように、恋愛も千差万別です。ぜひ今回の記事も参考に、あなたらしい恋愛を知って、素直に生きてみてくださいね!(恋愛jp編集部)
2021年01月28日昆夏美が、谷賢一の作・演出によるKAAT神奈川芸術劇場プロデュース『人類史』に出演する。これまでミュージカルを主戦場としてきた昆にとって初めてとなる、ストレートプレイ作品への挑戦。初日を約2週間後に控えた思いを語ってもらった。KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『人類史』公演・チケット情報人類200万年の歴史が、約120分で描かれる本作。ヒトはなぜ他の生物を押しのけ、地球の頂点に君臨することができたのか──。世界1,200万部を突破したベストセラー『サピエンス全史』に着想を得た谷が、二足歩行・言語の獲得・農耕の開始・科学革命といった人類の進化におけるターニングポイントを、無言劇・音楽劇・会話劇をハイブリッドさせながら舞台に立ち上げる。類人猿から天才数学者まで、今回さまざまな役に扮する昆は「新しい自分に出会えそうな予感がしています」とこのチャレンジを前向きに捉え、日々の稽古に取り組む。苦労しているのは、一幕冒頭で描かれる類人猿のリアルな動き。「膝を地面につけず、手と足のみで体を支える四足歩行をやったら……全身筋肉痛で」と苦笑しながら、肩こう骨から腕を回すなどゴリラのような動きを再現してみせた。一転、ガリレオの唱えた地動説が市井の人々に波紋を広げていく二幕は、数式や科学用語がバンバン飛び交う会話劇だ。ここで昆が演じるのは、数学・物理学・天文学の知識に長けた神童アウグスト。宇宙の摂理を数式で解明するシーンでは大量のセリフが待ち受けており、内容の難しさに圧倒されながらも「理解すれば自然と口を突いて出てくるはず」とめげる様子はない。「神や宗教といった“虚構”を信じる力が人類を発展させた」という『サピエンス全史』で提唱されている学説も、本作にはふんだんに盛り込まれる。国家の存在に疑義を唱えた奴隷が殺されてしまう古代エジプトや、行き過ぎた信仰が村八分を生むペスト大流行のエピソード、地球や宇宙についてもっと知りたい、繋げたい、と探求してきた人々の歴史を挙げながら、昆は「こうした歴史を私たち人類の“原点”と俯瞰できるのがこの作品の魅力」とまっすぐに伝えた。数万年単位で時を跳躍しながら進む物語には、どの時代・場所にもなぜか同じ容姿をした若い男(東出昌大)、若い女(昆)、老人(山路和弘)が登場する。この三者がどのように交差してホモ・サピエンスの歴史を紡ぐのか、またKAAT上演の『三文オペラ』(2018年)で谷とタッグを組んだドレスコーズの志磨遼平が手がける音楽にも注目したい。公演は10月23日(金)~11月3日(火・祝)に、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 ホールにて。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2020年10月16日誰もが一度はやったことがある『絵しりとり』。『絵しりとり』とは、順番に絵を描いて言葉を使わずに『しりとりゲーム』を行うものです。相手が何を書いているのか汲み取るのが難しく、しりとりよりも少し難易度が高めでしょう。@IlllIlllIlIlIllさんが、友人と絵しりとりで遊んだ時のこと。しだいに、思わぬ方向へ進んでいったといいます。その時の絵をご覧ください。友人と絵しりとりしたけどなんか思ってたのと違うゲームだった pic.twitter.com/dS9NF00SSB — ِ (@IlllIlllIlIlIll) October 1, 2020 細かい点々だけで、絵しりとりが進んでいる!?りんご、ごま、マラカス…と通常の絵しりとりでスタート。しかし、『白ごま』あたりから様子がおかしくなってきます。細かな点だけで進んでいく絵しりとり。点の大きさに若干の変化はあるものの、まったく見分けがつきません!史上最高難易度の絵しりとりには、大きな反響が上がりました。・爆笑した!これなら絵心がない人でも永遠にできる。・ある意味天才だと思う。粉ものってこんなに種類があったのか。・めちゃくちゃ絵のクオリティが高いと思って見ていったら、そのあとめちゃくちゃ簡単になってて笑った。点だけでゲームを続けるのは、絵しりとりならではの面白さがありますが、以心伝心の仲でないと難しそうですね![文・構成/grape編集部]
2020年10月04日2020年10月1日、俳優の岩佐真悠子さんは自身のInstagramを更新。芸能界を引退することを報告しました。 この投稿をInstagramで見る 岩佐真悠子(@mayuko.iwasa)がシェアした投稿 - 2020年 9月月30日午後8時00分PDT岩佐さんは、「世の中や自分を取り巻く環境が大きく変わる中、自分自身と向き合う時間が増えて、新しいことへの挑戦をしたいという気持ちから引退を決意した」と説明。社会や人の役に立ちたいという想いから「介護の仕事に携わりたいと思います」とつづっていました。ネット上では突然の引退宣言に驚きの声が上がるとともに、激励のメッセージも多数寄せられています。・17年間お疲れ様でした、第二の人生頑張ってください。応援しています。・残念だしさびしいけど、新しい道でも輝いてください。・さびしくなる。でも次の夢と目標に向かってる姿と決断がかっこいいです。・驚きました!大きな決断ですね。素晴らしい志を応援します。テレビドラマや映画など数々の作品に出演し、活躍してきた岩佐さん。新しい場所でも、自分らしく輝けるといいですね![文・構成/grape編集部]
2020年10月01日しりとりのルールにのっとり、紙に描かれたイラストを頼りに交代で絵を書き進める『絵しりとり』。家族や友人と遊んだ経験がある人もいるのではないでしょうか。イラストが示す言葉に悩んだり、しりとりがうまくつながらなかったりしますよね。『絵しりとり』で盛り上がる3兄妹3児の母親である、えむしとえむふじん(@mshimfujin)さん。子供たちの絵しりとりの様子を描いた漫画を、4日間連続でTwitterに投稿しました。絵しりとりで盛り上がる3兄妹の様子をご覧ください #コミックエッセイ pic.twitter.com/0C5nyzno2m — えむしとえむふじん@『小学生エムモトえむみの勝手きままライフ』発売中! (@mshimfujin) August 19, 2020 次女が「ん」でゲームオーバーにならないよう、フォローする長女。自信満々で描いた「パフパフ」と音がなるラッパのおもちゃの絵は、長男や次女にも母親である投稿者さんにも伝わらず、ショックを受けていました。その後も、絵しりとりは続きます。コイツ・・・多分動くぞ 絵しりとり編② #コミックエッセイ pic.twitter.com/XTmpL5jpI9 — えむしとえむふじん@『小学生エムモトえむみの勝手きままライフ』発売中! (@mshimfujin) August 20, 2020 次女が描いた人間のような絵に、翻弄される長男と長女。「ウデが外れる」というヒントでも分からない2人に対し、次女がため息をつきながら答えを明かします。「これはプラモデル」人間にしか見えない絵に「分かるか!」と、心の中でツッコミを入れる2人。3兄妹のやり取りに、クスッとさせられます!では、プラモデルの右隣に描かれた絵が何かを想像して、続きをご覧ください。『プラモデル』の後に描かれたのは…?見えないものが見えるってヤツは信じられない絵しりとり編③ #コミックエッセイ pic.twitter.com/UWI0GppaUX — えむしとえむふじん@『小学生エムモトえむみの勝手きままライフ』発売中! (@mshimfujin) August 21, 2020 長男と長女は、次女の描いた絵が再び分からなくなりました。ギブアップして答えを聞くと、正解はまさかの『時の流れ』。次女には、時の流れが川の流れのように見えているようです。果たして、3人のしりとりはどのような結末を迎えるのでしょう。サービス精神が旺盛だと良いというワケではない絵しりとり編 (完) 全4話 #コミックエッセイ 最後の絵はブログにもつけてなかったやつで、描いた本人たちもナニを描いたか覚えてませんとりあえず「こなごな」にしてこの絵しりとりは終わりにした模様前のお話(③話目) pic.twitter.com/XfasBEjILO — えむしとえむふじん@『小学生エムモトえむみの勝手きままライフ』発売中! (@mshimfujin) August 22, 2020 「意外なものを選びつつ、絶妙な分かりにくさで絵を描く。それが絵しりとりのうまさやねんで!」絵しりとりの楽しみ方を熱弁した長男。正解としてのギリギリの範囲を攻めると、より一層楽しめるのだといいます。最後は「こなごな」という回答で、絵しりとりが終了したそうです。【ネットの声】・食べていたカレーを吹き出しました。最初から最後まで面白すぎた!・特に妹ちゃんの回答が斜め上!子供の発想はすごいですね。・みんなセンスが飛び抜けすぎている…!投稿者さんいわく、「子供たちは勝負という感じではなく、楽しむためにやっていた」のだそう。互いの絵を考察し合った3人は、遊びながら想像力を高めることができたかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2020年08月22日小学生になると、図工の授業や理科の観察の勉強で絵を描く機会があります。絵を描くことが苦手になってしまった小学3年生の息子があることをきっかけに、描くことに夢中になり上達していきました。そこで、幼児絵画インストラクターの経験をもとに、息子と取り組んだ簡単に始められる練習方法を紹介します。絵を描くことが苦手になった理由小さい頃からお絵描きや工作遊びが大好きだった息子。小学生になってから絵を描くことが苦手になったのは、図工の授業や理科の授業で、絵が評価の対象になるという経験をしたことでした。自由に描くだけではなく、目的に沿った表現をするということに苦戦して自信をなくしてしまい、絵を描いたり工作することが楽しめなくなりました。そんな息子を見ていてなにかできることはないかと思いましたが、無理に絵を描くことを勧めたりすることは逆効果になると思い、「描きたい!」という気持ちになるまで見守ることにしました。絵が上手になりたい!と息子が思ったきっかけはマンガしばらく絵を描きたがらなかった息子にある日、「絵の描き方を教えて!」と相談されました。見守っていた私からしたら嬉しい相談。その動機の理由は、好きなキャラクターを描くことが小学校で流行っていて、自分も友達のように上手に描けるようになりたいと思ったからということでした。そこで、マンガの写しから絵を描く練習をしていくことにしました。漫画を描く練習をしていたら図工の時間も楽しくなった絵を描く練習というよりは、目当てのマンガのキャラクターを描きたい!という息子の気持ちを優先して練習をしていきました。【写し紙を使って描く】描きたいキャラクターの絵の写し描きからはじめました。無料ぬりえダウンロードなどを利用して家のプリンターで印刷をして、裏から絵をなぞり描きをする方法が手軽でおすすめ。写し描きを続けていくことで、線の引き方や形をとらえられるようになります。【模写をする】写し描きに慣れてきたら、今度は描きたいものをよく見て観察しながら模写していきます。はじめはどこから描いたらいいのかわからない様子だったので、バランスを把握することからはじめました。身体全体を描くのが難しければ、イラストの顔だけを描く練習からはじめてもいいですね。また、描く対象物をよく観察して特徴を見つけるという作業も大切です。写し紙で描く練習を毎日2、3枚、約1週間続けました。その後、模写をする練習を1週間ほど続けたら、ひとりで上手に見本を見なくても好きなキャラクターが描けるようになりました。絵を描くことがまた楽しくなり、前よりも図工の授業の苦手意識もなくなりました。そして、理科の授業で描いてきた植物の観察の絵が上達していてびっくり!先生にも褒められて自信がついたようでした。好きなキャラクターを描く練習だったら夢中になって取り組める子どもが多いと思います。絵は練習すれば上手になります。もし絵が苦手というお子さんがいたら楽しみながら、実践してみてはいかがでしょうか。<文・写真:ライターやまさきけいこ>
2020年08月09日全48枚の札に、日本の12か月折々の花が、4枚ずつ描かれているのが特徴の『花札』。猪鹿蝶や三光など、役の札を集める『こいこい』のルールで遊んだことがある人もいるのではないでしょうか。『花札』にハマった娘が…?@jun1sさんは、「次女に花札の『こいこい』を教えたところ、やたらハマった」といい、ある画像をTwitterに投稿しました。どうやら、次女が花札の札を模して描いたイラストのようですが、完成した絵が見た人々を唸らせる出来なのです。その作品を順番にご紹介します。梅・短冊(梅に赤短)『梅・短冊(梅に赤短)』のイラストでは、札の短冊につづられた「実に素晴らしい」という意味を持つ「あかよろし」が、「あの、よろしいですか」と問いかける文章に!追加で描かれている短冊に「いいよ」と返事が書かれていました。この後に続く会話が気になりますね。柳にツバメ『柳にツバメ』では、柳の葉がオバケとして描かれていました。ツバメが「キャー」と声を上げながら怖がっている様子に、クスッときます!松にツル『松にツル』の絵では、凛々しい顔のツルが「あ、あんたのことなんかっ別に好きとかじゃないんだからっ」と、頬を赤らめているようです。本物の札を見ても、ツンデレなツルにしか見えなくなりそう…!紅葉にシカ『紅葉にシカ』では、色鮮やかな紅葉が、任天堂の人気キャラクター『星のカービィ』として描かれていました。降ってくるカービィたちを見て、言葉にならない驚きの表情を浮かべるシカもかわいいです。桐に鳳凰『桐に鳳凰(ほうおう)』の札のイラストでは、中国神話の伝説の鳥である鳳凰が、桐を「おいしそう…」と見つめています!札の役名を覚えるためか、鳥の羽には「五光のやつ」と文字が書かれていました。次女に花札(こいこい)を教えたらやたらハマって、花札の絵を描き始めたのがこちらです。親バカだけど最高w pic.twitter.com/iPOQKfOto2 — jun1s (@jun1s) July 24, 2020 投稿者さんの次女が描いたユーモアあふれる絵を見た人からは、「娘さんのイラストの花札を商品化してほしい!」「控えめにいって最高」「子供の想像力は無限大…」と、称賛の声が上がっています。ちなみに、次女はオリジナルの札として、『竹に短冊』という作品も描いていたのだそう。「あかよろし」と言葉のリズムを合わせたような『身だしなみ』と書かれた短冊に、心が和みますね。次女の独自の目線で描かれた絵の数々は、花札が好きな人だけでなく、多くの人々の心を惹きつけました。[文・構成/grape編集部]
2020年07月29日どの時代も、ファッションにはその時の流行りがあるもの。ファッション誌を読むと、今後流行るコーディネートの特集が掲載されていますよね。ファッションの変化を描いた、さといも屋(@petit_flare)さんのイラストがTwitterで話題になっています。以前、さといもさんは『2017年と2007年の女子高生を比較した絵』を投稿し、多くの人から共感の声が寄せられました。『今のJK』と『昔のJK』はどれだけ違う?比較した絵に「めちゃくちゃ分かる!」さといもさんが新たに描いたのは、女性のファッションの変化。2020年と2010年に流行した女性のファッションの特徴を見事にとらえた、1枚のイラストをご覧ください!クリックすると画像を拡大します10年前と今の女の子のファッションの違い(それぞれの時代に特徴的なファッションを対比的に描きましたがあくまでも一例です) pic.twitter.com/8DlDRclW0e — さといも屋@活動縮小中 (@petit_flare) June 25, 2020 2010年代はスタイルをよく見せるためにスカートを短くして足を出したり、ウエストを高く見せたりするファッションが流行していました。また、全体的に彩度の高いものや、派手な柄などの華やかな服を着ることがオシャレとされていましたよね。さといもさんは最近の流行ファッションを見ていると、「10代とアラフォーの主婦が似たような服装をしていて、ファッションに年齢の垣根がなくなってきている」と思うそうです。現代は落ち着いた色合いで露出が少なく、体型をカバーするファッションが好まれているためかもしれませんね。投稿は拡散され、性別問わず多くの人から共感する声が寄せられました。・右のファッションが流行ってからもう10年も経ってることにビックリだよ…。・2010年頃は『森ガール』って言葉をよく聞いたような。・華やかな右のファッションもいいけど、シンプルで深みのある左のファッションも好きだな。「ファッションの流行は繰り返す」というのは、よく聞く言葉。現代のファッションは1990年代のリバイバルといわれています。2010年に流行したファッションも、いつか再び流行るかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2020年06月26日ベビーカレンダー編集部がおすすめの「妊娠・出産・育児マンガ」をご紹介♪ 今回はInstagramのフォロワー5万人超のユウコトリトリ(@yuko_toritori)さん。小学生と保育園児の3きょうだいを育てるワーママさんです。 今回は、子どもに「お母さんの絵」を描いてもらったときのエピソードです。 「おかあしゃんの、ねずみ色の服だよ❤️」と屈託のない笑顔で言われました。 細部も切り抜き、仕上がりにこだわった作品です。 お母さんがいつも着ている部屋着をちゃんと見ていたのですね! 大好きなお母さんだからこそ、着ているものも印象に残っていたのでしょうね♡ ユウコトリトリさんの育児エピソードは、Instagramやブログなどから更新されています。そして、書籍「カエル母さん」が発売!ぜひチェックしてみてくださいね。 この投稿をInstagramで見る ユウコトリトリ(@yuko_toritori)がシェアした投稿 - 2020年 4月月22日午前6時55分PDT 著者:イラストレーター ユウコトリトリ2007年、2011年、2015年生まれの騒がしい三姉弟を子育て中のワーママ。Instagramにて、育児あるあるや日常の小ネタをカエル漫画でゆるっと更新中!
2020年06月17日児童書などの装丁や挿絵を手がける、イラストレーターの橋賢亀(@katsukame)さんが、1枚の絵をTwitterに投稿。大きな反響が上がりました。公開されたのは、橋さんが高校生の時に水彩で描いた祖母の肖像画。当時、「何も得意なことがない子供だった」という橋さんの背中を押すことになった絵をご覧ください。高校生の時に描いた祖母の絵何も得意なことがない子供だったのですが、当時先生にえらい褒められて、まさか?俺にむいてることがあるのか…?と思ったのでした pic.twitter.com/Xuuf4fBwnc — 橋賢亀 (@katsukame) June 1, 2020 「うちの祖母は本当にかわいいおばあちゃんでした」とつづった橋さん。絵を先生に提出すると絶賛されたため、「まさか?俺にむいてることがあるのか…?」と驚いたそうです。祖母の笑顔を描いた作品は、見る人々の心をわしづかみにしました。・何も知らない自分にも「いいおばあちゃんだな」って伝わる。・目が離せなくなる。ずーっと見ていたい。・自分の祖母を思い出して涙が…。・生まれて初めて絵を見て泣きました。橋さんの祖母は、このような愛情深い表情をいつも孫に向けていたのでしょう。祖母と孫の関係も垣間見える1枚に心打たれます。イラストレーターの道に進んだ橋さんのことを、今でも変わらぬ笑顔で見守り続けているはずです。[文・構成/grape編集部]
2020年06月11日小さな頃に誰もが熱中したぬり絵。色鉛筆やクレヨンで無心になって色を塗っていくと、かわいいプリンセスやアニメのワンシーンが生き生きと蘇る。そんなぬり絵の楽しみが、世界中の大人たちの間で密かにリバイバルしているかもしれない。今や“Stay Home”がグローバルな合言葉。そんな中、リアルな作品鑑賞に代わって、美術館が発信するコンテンツに注目が集まっている。その一つがコレクションのアーカイブから生まれた「ぬり絵」。オランダにあるファン・ゴッホ美術館のウェブサイトでは、ゴッホのマスターピースをモノクロに変換した画像がダウンロードできる。アール・ヌーヴォーを代表する画家、ミュシャが描いたシンボリックなポスターやカレンダーの画像も、同様にミュシャ財団が提供している。いずれも無料で、思いのままに色を塗れば、まるで自分の作品のように表現できるのが魅力。後でオリジナルと見比べてみても楽しい。家にプリンターがない人はネットプリントを活用したり、タブレットのお絵かきにもおすすめだ。ゴッホとコラボ気分が味わえそう。ゴーギャンと共同生活をした家で描いた「アルルの寝室」。Vincent Van Gogh, ‘The Bedroom’(1888) Van Gogh Museum, Amsterdam長く行方不明で2016年に発見された作品も。Vincent Van Gogh, ‘View of the Sea at Scheveningen’(1882) Van Gogh Museum, Amsterdam代表作「ひまわり」。ゴッホになった気分で大胆に塗ってみて。Vincent Van Gogh, ‘Sunflowers’(1889) Van Gogh Museum, Amsterdam夢見るミュシャの世界を私の色で。植物のつるのように渦巻く特徴的なヘアスタイルは、さて何色が似合う?Alphonse Mucha, Poster for ‘Salon des Cent 20th Exhibition’(1896) Mucha Foundation©Mucha Trust 2020装飾的にデザインされた百合の花。細密な線を塗り分けていくのも大人のぬり絵の醍醐味。Alphonse Mucha, ‘Documents Decoratifs:linedrawing for Plate 33, featuring lily motifs’(1901‐1902) Mucha Foundation©Mucha Trust 2020※『anan』2020年5月20日号より。文・松本あかね(by anan編集部)
2020年05月15日EXILE TETSUYAがプロデュースを務める「AMAZING COFFEE」にて、スペシャル企画「ぬり絵バトルオーディション」が開催されることが15日、明らかになった。同企画は「アメコでうち活キャンペーン第5弾」として発表、5月22日~5月31日の期間中に開催される。スペシャルコラボレーションとしてEXILE TAKAHIROがぬり絵のデザインを担当した。新型コロナウイルスの影響を受け、この事態の終息を祈り1日でも早くLDHのエンタテインメントをファンの皆様にお届け出来るように願い、自宅でもAMAZING COFFEEを楽しんでほしいという想いから、「アメコでうち活キャンペーン」を開催。これまでにAMAZING COFFEE ONLINEでしか購入できないアイテムの販売や、ぬり絵企画などを実施している。参加者は、開催期間中にAMAZING COFFEEのオフィシャルホームページから絵柄のダウンロードし、色付けしたぬり絵を「#AMeCO」「#ポシト君」「#ぬり絵」のハッシュタグを付け、ペンネームを添えてInstagramに投稿。投稿された素敵な作品の中から“遊び心があったで賞”などと題し、受賞者へは、nstagramのダイレクトメッセージで連絡が行く。数名に「アメコのうち活セット」が贈呈され、投稿されたぬり絵はInstagramのAMAZINGポシト君アカウントにて随時紹介される。
2020年05月15日東京・京橋の国立映画アーカイブで本日から特集「サイレントシネマ・デイズ 2019」が開催される。映画史の初期に製作された貴重なサイレント映画を上映する。映画が誕生して間もない頃は、多くの映画が製作され人々の人気を集めていたにも関わらず、フィルムを丁寧に保存して後世に残す必要や重要性はそれほど認識されておらず、戦争や自然災害も重なって重要な作品の多くが散逸している。近年は多くの国で映画保存が積極的に行われており、発掘されたフィルムをもとにした復元作業も活発だ。そこで本特集では6か国から集まった貴重なサイレント映画を弁士の説明や生演奏付きで上映。映画史初期の映画の魅力を堪能し、フィルムを次の世代に渡すことの大切さを感じられるはずだ。注目はフィルムアルヒーフ・オーストリアによって復元された『ユダヤ人のいない街』の日本初上映。本作は長らく幻の作品として失われたままだったが、近年フィルムが発見され復元版がつくられた。今回はオリジナルに最も近いバージョンをDCPで上映。2回の上映が予定されているが両日とも上映前にはフィルムアルヒーフ・オーストリア技術部長の常石史子さんの解説がつく。その他の作品は国立映画アーカイブが所蔵し、丁寧に保管してきた作品で、いずれも1920年代の作品だ(全上映作品は下記参照)。なお、各日2回目の上映には弁士や生演奏がついており、弁士は坂本頼光が、生演奏は小林弘人、柳下美恵、新垣隆、神崎えり、坂本真理、長谷川慶岳が担当。『ユダヤ人のいない街』の17日の上映のみ、ゲルハルト・グルーバー氏のトリオによる即興演奏を収録したDCPで上映される。サイレントシネマ・デイズ 2019『エル・ドラドオ』(1921年/フランス)『ユダヤ人のいない街』(1924年/オーストリア)『曲馬團のサリー』(1925年/アメリカ)『トルブナヤ通りの家』(1928年/ソ連)『テンビ』(1929年/イギリス)『紅い剣士』(1929年/中国)11月12日(火)から11月17日(日)まで国立映画アーカイブ・長瀬記念ホールOZUで開催
2019年11月12日鎌倉時代の名品である《佐竹本三十六歌仙絵》。離ればなれとなった断簡を100年ぶりに集めた特別展『流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美』が、11月24日(日)まで京都国立博物館で開かれている。「歌仙絵」とは、歌人・藤原公任(966~1041)に選ばれた三十六人の優れた歌詠み人たち「歌仙」の肖像画のこと。鎌倉時代以降、数多く描かれた歌仙絵の中でも、旧秋田藩主・佐竹侯爵家に伝わった歌仙絵は、《佐竹本三十六歌仙絵》と呼ばれる。かつて2 巻の絵巻物として伝わった《佐竹本三十六歌仙絵》は、その後売りに出され、大正8 年(1919)に当時の財界人たちが絵巻を一歌仙ずつ分割して共同購入。以降それぞれの歌仙絵は流転の道を歩むこととなった。今年2019年は、この《佐竹本三十六歌仙絵》が分割されて、ちょうど100年を迎える。担当研究員の井並林太郎(京都国立博物館研究員)は「これまでも《佐竹本三十六歌仙絵》の展覧会は開かれているが、本展では過去最大となる31 件を公開しており、今後開かれないかもしれない」と語る。さらに、分割する際に使った籤(くじ)やくじ引きの舞台となった建物である応挙館の襖(ふすま)といった当時を知るための資料、また、他の歌仙絵や異なる時代に描かれた三十六歌仙絵によって、幅広く作品について知ることができる。第1章は、《佐竹本三十六歌仙絵》が生まれる以前である、平安時代の名筆と国宝《三十六人家集》を紹介する。名筆、古筆を展示し、ひらがなの美しさを伝えた国風文化を感じることができる。特別展『流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美』公式サイト()
2019年10月18日こんにちは、小2の息子と暮らす、ワーママの黒田カナコです! 子どもが描いた絵、どうしていますか?保育園にお迎えに行くと、いつもたくさんのお土産を作って待っていてくれました。折り紙や色々な武器(?)、そして大好きなママの絵!息子が描く私は、いつもニコニコ笑顔。 髪の毛が長くてかわいいリボンを着け、スカートをはいていました。 本当のママは髪の毛が短くて、スカートも穿いていないのだけれど。 息子が「かわいい」と思うものをママに着せてくれた、素敵なプレゼントです。そして、いつも私は楽しげにスキップしていました。 当時は職場が遠く、息子は朝早くから遅くまで保育園で過ごしていました。 帰ってからもクタクタで、夕飯とお風呂に入れるのが精一杯。ほとんど、遊んであげられませんでした。 疲れた顔ばかり見せていたはずなのに、息子は 「笑顔で楽しそう」なママの姿ばかり描いてくれました。「遊んであげられなくてごめんね、ダメなママでごめんね」と 自分を追い詰める時もありましたが、息子が「笑顔のママ」を描いてくれた事に安心したのを覚えています。それから二年後…。息子は小学二年生になりました。工作が大好きなので、大量の作品をとりあえずの箱に 押し込んであるのですが、そのごちゃごちゃに紛れて、あれだけあった ママの絵がほとんどなくなってしまいました…。 二年生になった今、もうママの絵は描いてくれなくなりました。描くのは、新幹線や大好きなロボットの絵。もう「ママ」以外にも描きたい「好きなもの」がたくさん増えたんだね。まだ探せば見つかりそうですが、写真に撮っていつでも見れるように しておけば良かった!と思う今日この頃です。疲れていても、たまに怒ってしまっても。子どもが「切り取って」描いてくれるママの姿は いつも笑顔で楽しげ。 子どもは、ちゃんと「笑顔のママ」を見ていますよ!●ライター/黒田カナコ
2019年10月01日こんにちは! そんたんママです。雨の日が続くと、室内遊びの時間が増えますね。我が家のきーちゃんはぬり絵にはまり中。毎日のように塗った絵を園から持ち帰っては、私に見せてくれます。■ぬり絵が大好きな息子。けれど私は…大人向けのぬり絵なども売られている昨今。ぬり絵好きなママさんは多くいると思うのですが、私自身は大の苦手。昔から絵を描くのは好きでしたが、決められた線の中を塗るのがどうも好きになれず…。正直言って、なぜ子どもがぬり絵に夢中になれるのかわからず、部屋に飾るのも、どうせなら全部子どもが描いた絵のほうが…と思っていました。■親子ぬり絵「全然楽しくない…!」達成感が得られずため息きーちゃんが「いっしょにやろう」と誘ってくるので、1冊のぬり絵絵本を親子で塗ったりもしました。しかし、きーちゃんのぬり絵といえば、線を無視してぐりぐり〜っとクレヨン単色で描いただけのもの。私が塗りきる前に、どんどん新しいページをめくってしまうので、達成感がまるでない!えんえんと終わらぬ宿題をやらされている気分になり、私のぬり絵嫌いに拍車がかかりました。■子どもの成長は突然に…ある日、息子のぬり絵が変化した!ある日いつものように、きーちゃんが園からぬり絵を持ち帰ってきたので、「またか…」と受け取ろうとすると、「まだ、とちゅうだったんだ」と手に持ったまま。もしかして塗り足りないのかなと思い、「続き、塗る?」と聞くと、「あしたももっていく」と言って通園リュックにしまいました。はじめてぬり絵を2日かけて塗ろうとする、きーちゃんの姿がありました。■ぬり絵ってすごい! 1週間かけた超大作完成翌日、さらに塗られた絵を持ち帰ってきたので、「完成?」と聞くと「まだ」とのこと。結局、1週間かけて1枚の絵を塗ってきました。1週間飽きずに取り組む姿に「大したもんだな」と感心しましたが、ぬり絵の内容も、単色でぐりぐり塗るものから、色を使いわけて枠内を塗ろうと変化していることに気がつきました。さらに驚いたのは、家で絵の具を使った時のこと。今まで形にならなかったのが、クレヨンで形を描き、絵の具で内側をていねいに塗りだしたのです。その上達ぶりにビックリ!そこではじめて、ぬり絵はぬり絵の中だけにとどまらず、子どもの発達に大きな関わりがあるのだと実感しました。■ぬり絵に夢中なきーちゃんの「新しい発見」息子を見ていてもうひとつ気づいたのは、ぬり絵を塗っている時、何も食べていないのに口をもぐもぐ動かすようになったこと。集中するとだ液が出ると聞くのでそのせいかもしれませんが、「はじめてのクセ」ともいえるその小さな動作が妙におもしろく、ついつい見入ってしまいます。ぬり絵が得意な子(きーちゃん)、苦手な子(私)、いろいろいると思います。「知育に良いからやらせたい」というママさんもいるそうですが、ぬり絵ができずに今日まできた私からすると、できなくたってどうってことはない! です。ただ楽しんでいる子がいるならば、その気持ちは大事にしてあげたいなと感じたのでした。
2019年06月27日株式会社アングローバルによるセレクトショップ、ザ ライブラリー(THE LIBRARY)が、多面的な表現方法を持つ画家の小村希史とコラボレーションしたイベント「He絵nka」を5月24日から6月2日まで開催する。イベントでは、ザ ライブラリーのために小村が描き下ろした絵画とTシャツをラインアップ。その他、新しくローンチされるドローイングのアートブックやカセットテープをタブロイドのspecial issueと共に展開。表参道店では5月24日から26日限定で原画の油彩や水彩画も販売する。【プロフィール】小村希史 / Marefumi Komura画家。東京を拠点に活動。これまでの主な展覧会に、2018年「大きな船」/Big Ship」(The Mass)、2017年「銀座/Ginza」(Morioka-shoten)、2016年「Flower Huddle」(The Mass)、2014年「3331Art Fair – Various Collectors’Prizes」(アーツ千代田3331、東京)、2013年「Why not love for Art? ||」 (東京オペラシティ―アートギャラリー)【イベント情報】He絵nka会期:5月24日〜6月2日会場:THE LIBRARY各店舗・オンラインストア※表参道店にて原画の油彩、水彩画を販売(5月24日〜26日の3日間)
2019年05月21日ゴールデンウィークの旅先は決まりましたか?史上もっとも長い連休となる2019年のゴールデンウィーク。どこかに旅行したいなら、クルーズ船はいかがでしょう。今からでも間に合うプランも!日本から発着する路線が増えたことで注目のクルーズ旅。かつては旅程が長く高価な旅スタイルといったイメージでしたが、近年では短い旅程とお手頃な料金で気軽に楽しめるプランが増えています。中でも特におすすめしたいのが、アジアンクルーズ。クルーズ船のよさに加えちょっとした学びがあり、ぜひ子連れで出かけたい旅なのです。15万トンの大型客船は外から見ると圧巻。アジアンクルーズはただ楽しいだけでなく、多様性を学ぶいいチャンス!アクティビティは盛りだくさん!退屈知らずのクルーズ船今回体験したのは、シンガポール発着の『ゲンティン ドリーム』。シンガポールまでは飛行機で行き、シンガポールの見どころを半日観光したのち、夕方から乗船。マレーシアのペナン島を目指してマラッカ海峡を進み、翌日のお昼過ぎに入港、下船します。観光を楽しんだら再び乗船し、アンダマン海をプーケットに向けて航海。3日目はプーケットで半日観光ののち、帰船。翌日は1日シンガポールに向けて航海を続け、4日目の18時に帰港、夜のフライトで日本へ向かい、翌朝に到着というプランです。アジアンクルーズでは初めてのプレミアム客船で、19のデッキ(フロア)に1600超の客室を擁する、まさに洋上のホテルといっても過言ではありません。インテリアも船の中とは思えないほどゴージャス!ダンスショーやロックコンサートまで開催できる本格的なシアターを備えているほか、最上階のデッキにはウォーターパークのような巨大なスライダーつきのプールまで。船内ではさまざまなアクティビティが常に開催されていて、すべてに参加しようとすると忙しくなってしまうほどです。シアターでのショーはかなり本格的で見ごたえたっぷり!どれもこれも無料だなんて、信じられないほどのクオリティ乗船してひと息ついたら、まずは船内スケジュールをチェック。室内に毎朝配られる船内新聞に掲載されていて、その日にどこでどんなイベントがあるのか網羅しています。予約や事前に参加登録が必要なものがあれば、初日に入れておくのが無難。わからないことは日本人スタッフに聞くことができるので、安心感もあります。ウェルカムパーティーに始まり、初日からアクティビティがぎっしりですが、最後まで疲れ知らずで遊ぶためには、のんびりする時間を組み込むのがおすすめ。船内のレストランやバーなどの飲食店の数は35にものぼるので、どのレストランに行くかをあらかじめプランしておくのもいいでしょう。なにしろ、朝食だけでも無料で利用できる(乗船料金に含まれている)レストランが3か所も。ビュッフェスタイルだけでなく、コースで供される本格中国料理も含まれているとあって、全部を制覇したくなることは請け合いです。船室はバルコニーつきの”外側”と、窓のない”内側”がある。内側の部屋でも、基本的には室内以外の場所で過ごすことが圧倒的に多いので、外が見えないことはほとんど気にならない朝食ビュッフェにも”学び”がその朝食ビュッフェで、なかなか感動的だったのはメインダイニングのひとつ『リド』。広々と開放的な雰囲気のカジュアルなレストランです。料理の品数が多いのがとてもうれしいのですが、よく見るとイスラム教徒向けのハラルや、ヒンズー教徒に多いベジタリアンなどのほか、ジャイナ教などふだんあまり耳にしない宗教による食文化に対応したメニューがそろっていて、非常に興味深い内容。実際に多様な食文化を背景とする人々が乗船しているので、並びながら近くにいる人に「これは何ですか?」「どのように食べるのですか?」なんて聞いてみるのもおもしろそう。これだけたくさんの食文化が一堂に会するのはアジアンクルーズならでは。さまざまな食文化体験ができるので、子どもと一緒に、ぜひいろいろ試してみたいものです。寄港地であるタイやマレーシアの代表的な料理のほか、宗教に配慮したものや洋食、中華などとにかく種類が豊富なことに驚かされるまた、数あるアクティビティの中でも印象深かったのは、ブリッジツアー(要予約)。操舵室を見学することができるだけでなく、オペレーションルームの中をキャプテンや上級船員に案内してもらえるオプション(有料)もあり、15万トンもの巨大なクルーズ船がどのように運航されているのかを間近で見ることができます。当然のことながら「面舵いっぱ~い!」の世界ではなく、たくさんの機械に囲まれたブリッジに入ってみるだけでもかなりの興奮!乗り物好きな子どもだけでなく、機械好きな子にも喜ばれるのではないでしょうか。ゴールデンウィーク向けプランも今回は3泊5日(帰国便機内泊)の短いクルーズで、2日目はマレーシアのペナン島、3日目はタイのプーケットに寄港、それぞれの街で下船して観光を楽しみました。1日ごとに違う国を体験するというのもクルーズならではのお楽しみですが、実は下船せずに船内で楽しむのもOK。無料レストランも営業していますし、船内アクティビティも開催されています。多くの人が下船するので、プールなどもすいているのがうれしいところ。特に小さな子連れなら、のんびりできるのでおすすめです。ゴールデンウィークにはこの短いプランの代わりに8日間のプランが登場。南シナ海をクルーズするコースで、マレーシアでもっとも美しいとされるレダン島や、近年開発著しいカンボジアのおしゃれリゾート・シアヌークビルなどに寄港します。なかなか行けない旅先ゆえ、こちらもとても気になるところ。一度乗ったら必ずまた乗りたくなるのがクルーズ船。ゴールデンウィークには、ぜひ!船の詳細:予約:(写真はすべて©岩佐史絵)<文・写真:フリーランス記者岩佐史絵>※写真はすべて©岩佐史絵
2019年03月09日こんにちは、もつです。突然ですが、私は昔から絵を書くことが趣味でした。昔はただの落書きをしていたんですが、子どもが生まれて絵を書く事が好きでよかったと思う事がありました。一つ目は子どもと一緒に絵を書くのが楽しいという事です。お人形遊びなどの、いわゆる子どもが好きな遊びが苦手なんですが、お絵かきは私も楽しく付き合えるのでよく誘っています。娘に書いてもらったり、私が書いたものに色をぬったり、誰か当ててもらったりして遊んでいます。もう一つは、子どもの成長を絵日記にして残せるので細かい所まで思い出せる事です。どうしても写真には残せないタイミングがありますよね。そういった事も絵だと表現できるので、書いておくと後で思い出せるのでよかったと思います。また、2人目が生まれて娘はこの時期どんなだったかな?と思い出せるので、絵日記は本当におすすめです!自分のその時の感情も書き残せるのも気に入ってます。娘ももお絵かきが好きで、よくいろんなものを書いてくれるのでこれからの作品が楽しみです!●ライター/もつ
2019年03月05日幅広い世代に人気のムーミン日本でもおなじみのムーミン。フィンランドの首都ヘルシンキ生まれの作家、トーベ・ヤンソンによって描かれた小説シリーズで、最初の出版は1945年、第二次世界大戦が終わったその年のことでした。その後、ヤンソンによって挿絵が描かれた絵本版が出版され、瞬く間に世界の子どもたちの人気ものに。日本でも1969年に世界に先駆けてアニメシリーズが放送。1972年、そして90年にも日本で制作・放送されました。現在では日本各地にムーミンカフェがあり、また、ムーミングッズが買えるお店もたくさんあります。そして今年3月には埼玉県に「ムーミンバレーパーク」がオープンするとあって、その人気はますます高まっているといえるでしょう。ヘルシンキでのワールドプレミアにて、製作者全員が登壇。ムーミンバレーの新作お披露目はフィンランドはもちろん、英国でも大きなニュースになったムーミンの故郷フィンランドでは、今もテレビでのアニメシリーズが放送されていることもありムーミン人気は絶大です。日本で『アンパンマン』や『ドラえもん』を知らない人がいないように、フィンランドではどの世代の人にとってもムーミンが子どものころの思い出のアニメなのです。新作の登場に伴い、ワールドプレミアイベント開催そんなムーミンファンに朗報です。2019年、長らく愛されてきたムーミンのアニメシリーズが一新され、新シリーズがお目見えします。フィンランドと英国の制作会社の合同制作で、絵柄も変わり3Dのアニメーションとして生まれ変わる新シリーズ。そのお披露目となるワールドプレミアイベントが1月25日にヘルシンキで開催され、筆者も取材に!世界中のメディアが取材に殺到しました。なにしろ新作ムーミンテレビシリーズの初披露の場であったこともあり、招待客の中にはフィンランドの前首相夫妻の姿も。ムーミンが今も国民的スーパースターであることがうかがえます。声優陣も、フィンランド語版、スウェーデン語版、そして英語版とそれぞれ違い、各国でも有名な俳優さんばかり。特に英語版ではムーミンママの役にロザムンド・パイク、ムーミン役にトロン・エジャトンといった超有名俳優を起用するなど、かなりのプロジェクトであることがよくわかります。そしてこのテレビシリーズ、近く日本でも放送予定とのこと!いつから、どの局で?というのは日本サイドの正式発表が待たれるばかりですが、次世代の子どもたちに、新エピソードを見せてあげられる日が来ると思うとウキウキが止まりませんね!ムーミンに会いに、ヘルシンキ&タンペレを散策!さて、ワールドプレミアのためフィンランドまでやってきた筆者。せっかくなので、ムーミンハントをしてきました!まずはヘルシンキ市内の美術館「HAM」こと「Helsinki Art Museum(ヘルシンキ美術館)」へ。ここにはトーベ・ヤンソンがヘルシンキ市内の公共の建物に遺した壁画などが展示されていて、都会と田舎のパーティー風景を描いた作品にはよ~く見ると、小さなムーミンが描きこまれています。じっくり探してみましょう。ヤンソンが小児病院に遺した作品のレプリカ。子どもたちが病院にいることを忘れ、楽しく検査などに向かうことができるように、との配慮がなされていたそう次に向かったのは、ヘルシンキから車で北へ約2時間の街、タンペレ。ここには世界でただひとつのムーミン博物館があります。ムーミンの作者トーベ・ヤンソンが原画を寄贈した唯一の美術館で、館内には原画はもちろん、立体作品や初版の絵本の大きな模型などがあり、ムーミン谷の世界が再現されています。日本語の解説もありかなり見ごたえがあり、じっくりひとつひとつ観てまわれば半日以上かかることは請け合い。それぞれの立体作品にはそのシーンの朗読がついていますが、スウェーデン語の朗読はトーベ・ヤンソンご本人の肉声です。言葉はわからなくとも、作品に込められた想いは十分伝わってきますので、ぜひ聞いてみてください。世界でたったひとつのムーミン美術館。原画を数多く収蔵しているだけでなく、インタラクティブな楽しみ方もできるとあって、大変な人気がある※撮影許可を得て撮影しています。一般には館内はすべて撮影禁止ですムーミンの世界はまだまだ続くこのタンペレの美術館は、音楽ホールなども併設した複合施設です。中にはムーミングッズを豊富に取りそろえたお土産ショップもありますが、ぜひトライしてほしいのは、併設のカフェ「TUHTO」。ここではムーミンをテーマにしたセットメニューをいただくことができます。コンセプトは、“ムーミンママが作りそうな料理”。タンペレ付近の地産の食材を用いた3コースで、スープ、メイン、デザートの構成。かなりお腹がいっぱいになります。フィンランド産のサーモンやビーフ、ワイルドマッシュルームなどを堪能できますが、気分がアガるのはなんといってもデザートのパンケーキでしょう!鉄板にのせられたそのプレゼンテーションがかわいらしく、まさしく“インスタ映え”の一品です。ムーミンキャラクターのクッキーカッターがついてきますが、これはお土産に持ち帰ることができます。イチゴジャムとホイップクリームもついて、これだけでもいただきたいくらい。スープ、パン、ステーキのセットで39ユーロムーミン散歩のあと、街のスーパーマーケットでムーミンの絵がついた商品を眺めていたら、通りすがりの買い物客が「知ってる?ムーミンのアニメが新しくなったのよ。息子が楽しみにしちゃってね」と話しかけてくれました。アニメ放送が始まるまで待ちきれないのはフィンランド人も同じ。子どもと一緒に楽しみたいものです。取材協力:(写真はすべて©岩佐史絵 © Moomin Characters™)
2019年02月08日子どものひとり旅をサポートするサービス航空会社には多くのサービスがあって、どのエアラインもさまざまな形で子連れ客へのサポートを実施しています。そのひとつ、子どもの“ひとり旅”のサポートがあるのをご存じでしょうか。国内線では割とよく知られたサービスですが、実は国際線でも、このサービスを受けることができます。空港で人を待つのはわくわくするもの。今回もわくわくしたものの、それと同時に不安もいっぱいあるとき、筆者は仕事でフランスへ行くことになりました。パリには娘が小さいころから仲良くしている、私の友人の子どもたちがいます。今回の出張先がフランスと聞いて、どうしても一緒に行きたくなった娘。「ママは仕事だから」と話しても「行きたい」と食い下がります。そこで、あきらめさせるつもりで「じゃあ、ひとりでフランスまで来られる?」と聞いてみました。すると娘は「行く!」と即答。「うっ」とひるんでしまったのはこちらのほうです。しかし、一度言ったことを覆すのは教育上よろしくないので、一応友人に都合を聞いてみると先方もOKのお返事。これは、決行するしかありません。予約していたエールフランス航空の自分の航空券の帰国日を変更し、さらに娘の分の航空券を予約しました。いきなり決まった娘のひとり旅。といっても、羽田からパリまでの飛行機(約13時間)だけなのですが、娘はまだ小学5年生(チケットの予約当時は10歳)。飛行機への搭乗経験は多いものの、ひとりで乗ったことはありません。これは不安…というわけで、ひとり旅の子どものアテンドサービス『キッズソロ』をお願いすることにしました。航空会社によって規定が異なるのですが、エールフランス航空では5歳から14歳までの子どもがひとりで渡航する場合、事前登録が必要です。往復ともひとりであればネット予約で登録が可能ですが、今回は帰国便が私と一緒なので往路のみ、とイレギュラー。電話で予約と登録をします。アテンドサービスは年齢や飛行距離によって料金が定められていて、オペレーターが言うには今回は「1万円ほど」だそう。大人の航空券料金よりも若干安く済みました。注意事項はしおりにまとめるさて、すべての手配が済みましたが、やはりどうしても不安があります。口頭であれこれ伝えましたが、心もとないので「旅のしおり」を制作。内容は、なにかあったときの連絡先(筆者の携帯電話番号。機内からでも電話はできます)から、機内に持ちこむもの、機内での注意事項、機内のトイレの使い方に…と考えだしたらきりがないほどです。作成したしおりに何度も目を通すように伝え、筆者は一足先にフランスへ。あとは娘がやってくる当日、パリのシャルル・ド・ゴール空港(CDG)に迎えに行くだけとなりました。持ち物や注意点などを旅のしおりにまとめたものの、「1回しか読まなかった!」と元気いっぱいに言われてがっかり(笑)見送る側もちょっと大変さて、渡航の当日、娘は祖母(筆者の母)に送られて羽田空港へ。ここでも先に見送りの人を指定しておく必要があり、祖母も身分証明書代わりにパスポートを持参しました。チェックインの際、現地(パリの空港)での引き渡し相手とその住所が必要。筆者は自宅の住所を登録していたため、真夜中(フランスと日本では冬は9時間の時差があります)に滞在先の住所の確認の電話でたたき起こされる羽目に。このあたり、日本のエアラインでも同じかもしれません。ご注意を。祖母に聞いた話によると、チェックイン時に『キッズソロ』グッズを受け取り、パスポートや航空券をなくさないように首にかけた状態で娘を羽田空港の地上スタッフに委ねたそう。もちろん、見送りの人はセキュリティゾーン内には入れませんが、搭乗する便が無事に離陸したうえ、戻ってこないことが確認されるまで出発してからも1時間ほど空港内で待機しなくてはならなかったそうです。『キッズソロ』を利用すると、パスポートとチケットを入れるホルダーをくれる。こうしてずっと身体から話さなければなくす心配がない感動の再会をするはずが?一方、CDGでひたすら娘の乗った飛行機が到着するのを待つ筆者。CDGでは空港内WiFiがあるため、航空便追跡アプリをiPhoneにダウンロードして今か今かと到着を待ちます。到着した乗客が手荷物受取所(バゲッジクレーム)に来るところが見られる場所でスタンバイ。手元の航空機情報と出口を交互に眺めつつ、ああ、今はフィンランド上空だな、ああ、やっとフランスに入ったな、などとじりじり。CDGに無事、エールフランス便が着陸したのを見ると、それだけでもう安心してうるうる…。が、『キッズソロ』を利用した場合、子どもが出てくるのはすべての乗客が降りたあと。到着時刻から1時間ほど経って、とうとう娘が係員の女性と一緒に出てきました!こちらに気づいて、「ママ~っ」と走ってきて、お互い涙を流しながらひしっと抱き合う図を想定していたものの、娘はすましたもの。「あれが母です」と冷静にアテンドの人に伝えています。係員の女性はこちらへやってきて名前を確認すると、娘のパスポートの返却、事前に登録していた出迎えの人のIDとして、私のパスポートを確認、書類にサインを求めると、「バゲッジクレームまで案内しますから、荷物を回収してください」。感動の再会をする間もなく、本当にあっさり(笑)。某ヨーロッパ系エアラインでは、このように子どもだけで飛行機に乗るケースは年間7万件にものぼるというので、たいして珍しいことでもなく淡々と仕事をこなす、といった感じでした。あきらかにいつもと態度が違う!なんだか肩透かしでしたが、やはり驚きもありました。バゲッジクレームで、娘はひとつだけ残されて寂しくまわっている自分のスーツケースを見つけるや、即座に走って行って、自力でそれをコンベアからおろしたのです。これにはちょっとびっくり。というのも、以前なら、私が自分のも娘のも両方回収するのが当たり前だったのです。約13時間のフライトのあと、疲れていることもあり、ずるずるとママに甘えるだろうと思っていたのに、自分の荷物はずっと自分で管理しています。その後も、駅で行き先がわからなければ自ら係員に聞きに行ったり(英語ですが)、レストランなどでも自分の要望を自分で伝えようとする(筆者が作った「旅のしおり」に書いてあるとおり、お願いするときは「please」と丁寧にを意識していました)など、そこここで自立心が見えた娘。これまでの「ママよろしく」感とは明らかに違い、今回はきっちりと自立した旅のパートナーでした。成功体験が娘を大きく空港内では迷子にならないようゲートまで係員による送り迎えがありますし、機内でも時々様子を見に来てくれたそうですから、実はそれほど難しいことをしているわけではありません。それでも娘にとってはひとり旅を「成し遂げた」ということが自信につながり、自立心を育てたのではないでしょうか。また、子どものひとり旅とわかると近くにいる人々が「えらいわねぇ」などと声をかけてくれたこともよかったのかも。この成功体験は娘をとても大きく成長させてくれたような気がします。ちなみに、エールフランス航空の場合、アテンドサービスをお願いしないことも可能(逆に、15歳から17歳までのティーンでもお願いすることができます)。次は本当に自力で行かせてみようかな、などと考えています。<文・写真:フリーランス記者岩佐史絵>
2019年01月15日”定番”の習い事には興味なし子どもに習い事をさせていますか?某子連れおでかけサイトの調査によると、なんらかのお稽古事をしている子どもは9割にのぼるという結果に。特に人気が高いのは水泳で、ほかには学習塾やピアノ、英語教室などに通わせている人が多いのだそうです。ぜひ筆者の5年生の娘にも!と思うものの、残念ながら娘はそれらの習い事にまったく興味なし。筆者は子どものころの自分の経験から、親の好みで無理になにかをやらせてもあまり意味がないと考えているので、様子を見ていたらなにも習っていないという状態に。「ママと同じ、トラベルジャーナリストになりたい!」という夢を持つ娘ゆえ、英語だけはやっていますが、将来のためにはもう少し興味の幅を広げたほうがいいのではないかと漠然とした不安がありました。ユニークな特技を持つ大人に出会えるアプリそんなおり、スキルシェアを目的とした「キッカケ」というアプリを発見。アプリにアップされたレッスンやワークショップを通じて、子どもがユニークな特技を持つ大人と出会うことができるといいます。さっそく、創設メンバーのひとりで、作曲家の仁科亜弓さんのセッションに参加させてもらいました。仁科さんによると、「ユニークな大人はたくさんいて、そういう人々にぜひ子どもを会わせたい。でも、どこでどうやって出会えるのか?」というのが「キッカケ」創設の“きっかけ”でした。確かに、有名人でなくてもユニークなスキルを持っていておもしろい職業に就いている、ぜひとも子どもに話を聞かせたい大人っています。そんな人と直接話をして、そのスキルがどのように仕事に結びついているのかをちょっとでも知れば、将来の夢ができたりやってみたいことが増え、興味のすそ野が広がっていく。そんなちょっとした“きっかけ”を持つことができるようにサポートするのがこのアプリ。さまざまな職業をお試しでやってみることが可能です。今回出会えたのは、作曲家の仁科亜弓さん。自宅スタジオでの作業、そしてコンパクトな機材に、大人目線ではハイテクな時代の移行を感じました(笑)(写真:仁科さん提供)実際の作業を見ていて興味が出てきた?仁科さんのセッションは「映画音楽制作の場をのぞいてみよう」というもの。自宅に設置されたスタジオで、実際に映画のエンディング曲の収録作業に参加することができます。筆者は、作曲家といえばベートーヴェンのように羽ペンを持って楽譜を書きつけている程度のイメージしかなかったため、機械がたくさんあるデスクに興味津々です。一方の娘は、相変わらずまったく興味のない様子。少しきょろきょろと機械類を眺めたものの、座って本を読み始めてしまいました。ですが、かまわずセッション開始。曲の途中、子どもたちの歌声が挿入される部分があり、そこを収録するとのこと。まずは仁科さんの娘さんがヘッドセットをつけ、マイクに向かって収録部分のフレーズを歌います。サンプリングができたら曲に挿入。通して聴いてみたり、映画のストーリーと曲のイメージについて作曲したご本人である仁科さんからお話を聞いてみたりと、本当に興味深い内容。気づけば、本を読んで知らんぷりしていた娘がいつの間にか近くに来ていて、自分もサンプリングがしたいと言い出しました。生き生きとした表情でお仕事を手伝う仁科さんの娘さんの様子に、興味が出てきたのかいつの間にか収録にジョインするウチの娘。雰囲気は終始おだやかで笑顔が絶えず楽しかったのも理由かもやってみることで俄然興味がかきたてられる「もちろん!」と快く参加させてくれた仁科さん。ヘッドセットをつけ、歌う際のちょっとしたコツなども教えてもらいます。スタンディングマイクに向かって歌うなんて、娘にとって初めての体験。さすがに何度もリテイクとなりましたが、最後に「OK!」をもらって実際に自分の声が音楽にのったところを聴いたとき、ちょっとした驚きとともにぱぁっと表情が明るくなったのが印象的でした。スタジオをあとにし、帰る道々、娘の話はこのセッションのことだらけ。「ママと同じようにパソコンを使ってお仕事をするのに、ぜんぜん違うことができるんだね!」と、興奮気味。作品が人々の耳に届くような形に完成する過程を見たことは、娘にとってなかなか興味をかきたてる体験であったようです。小さなきっかけが大きく育つ可能性以来、娘は映画のエンドロールを注意深く見て作曲家の名前を見つけようとすることが多くなりました。また、挿入歌の歌詞の意味を質問したり、「どうしてこう歌ったのだろう?」と考えることも。これまではただ映画を観て楽しんでいただけでしたが、映画音楽を作っている“人”を認識したことは確か。音楽そのものに興味が、というところまでいっていないものの、この、小さく芽生えた娘の興味がどのように広がっていくかは未知数です。これを“きっかけ”に、どんどん興味の対象が増えてなにかに発展していけばいいなぁ、と少しの希望を持てるようになりました。ユニークな大人と子どもが出会えるアプリ(写真は表記以外すべて©岩佐史絵)
2018年12月26日猫背のせいで身長が伸びず…「う~ん、背骨さえ曲がっていなければ、アナタあと5センチは身長が高かっただろうねぇ」とは、筆者がかつてかかったお医者さんの弁。筆者は中学生のころ、座高の高さを気にするあまり人よりも低く見えるようにいつも背をかがめて座っていました。そのせいなのか、お医者さんもびっくりするくらい背骨が曲がってしまい、先述のようなコメントをもらってしまったのです。もちろん後悔していますが、当時は姿勢の悪いことがどれほどの問題なのか、わからずにいました。”気”を整える禅の3つの教え身長の問題だけでなく、「姿勢が悪いために内蔵が正しい位置にいられなくなることで起こる弊害はたくさんあります」と教えてくれたのは、『ZEN呼吸法』の第一人者、椎名由紀さん。元ミス東京で、タレント活動を行うかたわら、禅の教えに基づく呼吸法で心身ともに健康になる方法をレクチャーしています。その椎名さんが時々開催しているのが、姿勢矯正と呼吸法のセッション。子ども向けのものもあると聞き、筆者も常々、わが娘の姿勢の悪さが気になっていたので、さっそくお邪魔してみました。自身の長年の不調を克服すべく禅を学び、『ZEN呼吸法』を編み出した椎名由紀さん。代謝があがり「とにかく健康です!」とにっこり椎名さんによると、「禅には“三調”という言葉があります。まず姿勢を調える調身、次に呼吸を調える調息。そしてこのふたつが調えば心も調うという調心です」。この3つがそろわなければ便秘や肩こり、頭痛などの慢性的な不調をもたらす原因にもなるほか、心の平穏も得ることができないということ。ヨガや太極拳などでも非常に呼吸を大切にしますが、呼吸は気のめぐりを正すことに役立ちます。今回の姿勢のセッションは、この姿勢を調える“調身”を中心にレッスンするもの。参加しているのはわが家を含めて5組の親子で、2歳くらいの小さな子もお姉ちゃんと一緒に参加していました。小さなグループだから、椎名さんがじっくりと語りかける余裕があり、キッズ一人ひとりに挨拶をしていくと、子どもたちは一様に笑顔に。緊張がとけたようです。セッションはまず、寝る姿勢から始まりました。普段は横向きやうつぶせ、あおむけといろいろですが、ではあおむけに寝てみると…手は、どのようになっているでしょうか。手のひらもあおむけになっていますか、それともうつぶせに?これ、あおむけ(手のひらが上向き)が正しいのだそうです。胎児は子宮の中でも手のひらが上を向いているのだといい、つまりこれがもっともリラックスできる自然な姿勢ということ。この状態でまずは息をゆっくり吐いて、呼吸を調えます。このとき、肺だけで呼吸をするのではなく、お腹で呼吸ができているか。椎名さんがひとりひとりチェックして、呼吸のコツを教えてくれます。しっかり肺の中の空気を吐き出したら、今度はお腹が膨らむくらいに息を吸い込んで~。呼吸のコツも教えてくれる呼吸ができたら、いよいよ姿勢を正していきます。イスに腰かけてみると、子どもたちって本当に姿勢が悪い!背中が丸くなっていて、今にもイスからずり落ちそう。そこで今度は骨の模型を使い、どの骨にどのように体重をかければきちんと座れるかを論理的に説明。「切り株の上にプリンがのっているというイメージで」なんて、子どもでもわかりやすいよう、感覚的な説明がすばらしく、ほんのちょっとのコツで誰もがきれいに座ることができました。保護者も一緒にトライしますが、背筋が自然にすっと伸びているにもかかわらず、どこかに力が入っているわけでもなく、これなら何時間でもきれいな姿勢で座っていられそう。ロジカルでありながら感覚にも訴える椎名さんの説明が“腑に落ちる”ことで、身体がはっきりと正しい姿勢を理解できたことがわかります。ぐにゃりとだらしがない、娘の姿勢。程度の差こそあれどの子もだいたいこんな感じで、改めて子どもの姿勢の悪さに驚かされる座骨の上に胴をのせる、というコツをつかんだら、誰でも即座に背がまっすぐに。しかも姿勢が崩れない!自分に意識を向けることが自分へのケアにつながる帰宅後、食事のときや本を読んでいるとき、やはりちょっと気を抜くとぐにゃりと背が曲がってしまっている娘。せっかくの教えが!とその都度「姿勢!」と声をかけますが、座り方を直すことですぐにすっと背筋を伸ばすことができています。「お♪」とうれしくなったのは言うまでもありませんが、なにより驚いたのは、就寝時。翌日に楽しい予定などがあるとなかなか眠れない娘ですが、椎名さんに教えてもらったように手のひらを上にしてあおむけに寝て、腹式呼吸をさせてみると、あっという間に眠ってしまいました!ああ、これが椎名さんの言っていた“三調”なのだな、とここでも納得。正しい姿勢で行う正しい呼吸は、心を調える。それを目の当たりにした瞬間でした。椎名さんによると覚えが早い分、忘れるのも早いそうで、せっかく覚えたものを忘れないためには、常に自分の体を意識することが大切だといいます。「自分に意識を向けるということは、自分をケアすること」だという椎名さんの言葉を、深く心に刻んでおきたいと思います。ZEN呼吸法親子講座~小学生と保護者のためのZEN呼吸法(不定期開催、リクエスト応相談)大人1人・子ども1人(合計2人):1万5000円大人1人・子ども2人(合計3人):2万円※約2時間写真:©岩佐史絵<文・写真:フリーランス記者岩佐 史絵>
2018年10月20日教室の壁に貼られた子どもたちが描いた絵の中で、とても上手に描けている子の作品を見て自分の子の作品と比べてしまい、「自分も絵を描くのが苦手だから仕方ない」なんて思ってはいませんか。幼少期は、絵の描き方がわからないから、うまく描けないということがよくあります。つまり、感性やセンスの問題ではなく、線の書き方がわからないということなのです。そこで、今回は幼児絵画指導インストラクターである筆者が、難しいと思われがちな動きのある人物の簡単な描き方を紹介します。子どもの絵画レッスンを始める前に●線と形を描く練習から始める例えば、サクランボを描いてみようといったときに、丸を描くことができなければサクランボを描くことができません。絵を描くためには、まずはじめに線や丸、三角、四角などの形が描けるようになることが大切。線と形が描けるようになったら、虹や蛇など曲がった線を描く練習もしてみましょう。●形をとらえる練習をする線と形が描けるようになったら、対象物の形をとらえる練習をします。どんな形をしているのか、見て考えて図形を組み合わせたりしながら、線で描いていきます。家の絵を描きたいなら、四角の上に三角を描く。というように積み木遊びの感覚で描き進んでいっても楽しいですね。動いている人物を描いてみよう夏休みの思い出や運動会をテーマにしたときに描くことが多い、人物画。人の形や大きさをバランスよく描くのは、難しいもの。そこで、家にあるもので簡単に描くコツを紹介します。●モールで形をとらえる形が固定されているものは、描きやすいですが、動きのある人物を描くのはちょっと難しいですよね。そこで、モールを使って形をとらえていきます。針金入りのモールなら、好きな形に簡単に動かせます。モールがなければ、毛糸で代用してもいいでしょう。走っているとき、人の手や足はどんな形をしているのか、子どもと一緒にポーズをとりながら考えてみたりしてください。●モールで作った形を線で描くモール形を作ったら、その形を線で描きます。●線に肉付けをしていく線を軸にして、体のこの部分はどのくらいの太さなのか、考えながら肉付けをしていきます。そうすると、走っている人の形が、浮かび上がってきます。●装飾をして完成髪型や洋服を考えながら装飾していけば、走っている人物画の完成です。描き方がわかれば絵を描くことがもっと好きになる!絵画コンクールなどがあると、自分の子と他の子が描いた作品を比べてしまうママが多いのですが、絵が上手かどうかということよりも、子どもが絵を描く方法を知っているのか、楽しく描けているのかということに気がつくことが大切です。絵画というと難しくとらえてしまうママも多いのですが、図形を組み合わせる絵描き歌などを取り入れながら、おうちで楽しく絵画レッスンしてみてはいかがでしょうか。描き方がわかると、意欲がわいてきて絵を描くことがもっと好きになるはずですよ。<文:フリーランスライターやまさきけいこ>
2018年06月29日「猫さま大賞」は、厳正なる審査を重ねて選ばれた猫たちを紹介する大人気企画です。今回は、何をしていたって、美しければすべてOK!悔しいほどに絵になる美猫さまたちが大集合。なつこくりくり、ワクワクな目がキュート!と思ったら、第3回準グランプリのなつこさまでした。もふお野良出身の保護猫だそうですが、イケニャンポテンシャルの高さを感じます!これじゃ放っておけません。くらら真っ白ボディにオッドアイの瞳がなんともお美しい!上目づかいで見つめるだけで破壊力あります。チャコ白い絨毯に溶け込みそうなボディをくねっとひねり、お色気ポーズで悩殺。「男子ですけどね」ぎんた蝶ネクタイ&衿付きのカラーが甘いお顔立ちに似合いすぎ。猫界のプリンス、ここに現る!せっちゃんどこか遠くを見つめるまなざしが凛々しい。ワイルドな毛並みにもシビれます。ふわり「なに、なんか用?」。カーテン裏でおくつろぎのところすみません。不意の表情もかわいいです。ぽんず透んだブルーの瞳と、ラブリーなピンクのお鼻にキュン♪それにしても、マグカップの位置が絶妙。ミッシェル黄色い目が美しいクールビューティさん。「黒猫って撮りにくいし、損してるのよね……」しらす「よく見てね♪」。小首を傾げているそのお顔をよく見れば、とても美形さんなのでした。ニャンタ、ヨシコ兄妹なのか親子なのか……?柄は違えど、整った目鼻立ちがなんだか似ています。りん気品溢れるゴージャス美猫の王道、チンチラさん!「んふ~♪」。自分がかわいいこと知ってますよね?フランスちょっとずれた前髪や途切れた鼻の縁取りのことはさておき、こちらもシュッとした美形です。福ふんわりミルクティー色の毛並みに映える、淡いブルーの瞳は子猫ならでは。「今は、すっかりオレンジの瞳よ」桃二郎「おぉ、あれは!!」何かをロックオンした時の表情も、イケニャンだとサマになりますね~。ジャックダニエル得意技は上目づかい。「オレがこうやって見つめたら、もうみんなイチコロよ……(古っ)」※『anan』2018年7月4日号より。文・野尻和代(by anan編集部)
2018年06月28日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優、モデルの岡崎紗絵さんです。女優としても、モデルとしても。もの作りの現場にいることが幸せ。雑誌『Ray』の専属モデルとして活躍しながら、女優としても邁進中。現在はドラマ『ブラックペアン』に出演している。「初の医療ドラマということで緊張していましたが、楽しい現場です。研修医役同士仲がいいですし、ベテランの先輩方の演技を間近で見るのは勉強になります。今後出てみたいのは、時代物。所作を学びたくて、茶道を習う予定なんです」。将来の夢は、家庭を持つこと。「なんて言いながら、現段階では想像すらできません。今は仕事に打ち込みたい。いつかきっと…ですね(笑)」実家で飼っている愛犬のレオくん♪家族とアルバムアプリで画像を共有していて、しょっちゅう眺めています。お菓子代わりにドライフルーツを。小腹がすいた時用にいつも携帯。イチジクは美容にいいし、味も好き。カラーサングラスにハマっています!最近よくかけるのがピンク。肌なじみがよく、さらりとかけられますよ。おかざき・さえ1995年生まれ。2012年にミスセブンティーングランプリ獲得。現在はRay専属モデルを務める。ドラマ『僕たちがやりました』(フジテレビ系)など出演作多数。※『anan』2018年6月20日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2018年06月18日