ギャンブル漫画でカリスマ的人気を誇る漫画家・福本伸行の麻雀漫画「天 天和通りの快男児」が、テレビ東京ほかにて2018年秋に連続ドラマとして放送される。この度、本作のもうひとりの主人公・アカギを、吉田栄作が演じていることが明らかとなった。■あの大物トレンディ―俳優が伝説の天才雀士に変身!福本氏の原点にして真骨頂とも言える伝説の同名麻雀漫画を実写化する本作。無類の勝負強さと強い意志を持つ博徒、主人公の天貴史(てん たかし)を岸谷五朗が演じることが決定し、その再現率の高い役作りがすでに話題を呼んでいる。そんな中、原作ファンの中で絶大な人気を獲得したもう一人の主人公・赤木しげる(アカギ)を、90年代に一世を風靡した大物トレンディー俳優・吉田さんが演じることとなった。こちらも原作の雰囲気を完全再現しており、ファン納得の配役となっている。吉田さんは、「ビジュアルを寄せることで気持ちからキャラクターに近付き、その世界観を映像の中でも再現出来たらと考えています」「雀神とまで呼ばれる赤木には全く及びませんが、自分がこの世界で生き続けて来られた経験を台詞に投影してみたいと思っています」と役作りについて語った。さらに、主人公・天貴史役の岸谷さんとの初共演に関しては「天役が岸谷さんだと聞き、何と言うか...ぴったりだと思いました」「ビジュアル撮影の日にヘアメイクを終えた岸谷さんが現れた時、そこにはまさに「天」がいました!存在感ですね…今回も楽しみながらも熱い、背中でものを語る岸谷さんの天が今からとても楽しみです」と興奮をあらわにした。■原作ファンからも圧倒的支持を得るキャラ・アカギとは?アカギはあまりに冷徹な麻雀の打ち回しから悪魔と恐れられる、負け知らずの超天才。揺るぎない己の能力を持つカリスマ性にファンは魅了され、アカギを主人公にしたスピンオフ作品「アカギ~闇に降り立った天才~」が生まれるほど。今年2月に最終回を迎えるまで27年もの間連載が続き、単行本の累計発行部数1,200万部を誇る大人気漫画となっている。アカギを演じるに当たっては苦労もあったようで、吉田さんは「本当に不安、プレッシャーが大きかったんですが、なんかこうアカギが少しずつ入ってきている感じですかね、そんな感覚」だったと語り、「(アカギは)劇中の中でもカリスマでもあるでしょうし、コミックのファンの方々の中でもそうで、セリフ一つ一つが本当にこう元々重いのと、彼のこれまでの人生全て詰まった一言一言が一局一局、一牌一牌に込められていると思うんです。だからそれをしっかりとやるために、これまでの自分の人生とかなんかそういうものをしっかり投影しないといけないかなと思います」とアカギを演じる、並々ならぬ「覚悟」を見せてくれた。「天 天和通りの快男児」は、テレビ東京にて2018年秋放送。※動画配信サービスParavi(パラビ)で配信決定。(text:cinemacafe.net)
2018年08月01日「カイジ」「アカギ」などギャンブル漫画の第一人者である福本伸行の「天 天和通りの快男児」が、今秋、テレビ東京ほかにて放送&配信されることが決定。岸谷五朗が主人公・天貴史役を務める。あらすじ麻雀の「理」に対して深い造詣を抱き、雀荘で素人相手に荒稼ぎをしていた井川ひろゆきは、ある日、麻雀の請負業(=代打ち)を営む天貴史(岸谷五朗)と出会う。天は、無類の勝負強さと強い意思をもつ代打ちで、ひろゆきは天に憧れ、麻雀の世界に没入していく。やがて天とひろゆきは、神域の男と呼ばれる伝説の雀士・赤木しげるや関西屈指の現役最強の雀士・原田克美らと出会い、日本の裏麻雀界の頂点を決める戦いに挑んでいく――。原作は1989年~2002年まで、「近代麻雀ゴールド」(竹書房)にて連載された福本氏による伝説の麻雀漫画。福本氏の代表的な作品「カイジ」「アカギ」「銀と金」よりも前に連載スタートしており、まさに福本ワールドの原点にして真骨頂と言える作品だ。主演に岸谷五朗! 未発表の共演者について「色濃い」今作で主演を務めるのは、俳優として様々な作品に出演し、演劇ユニット「地球ゴージャス」を主宰する岸谷五朗。無類の勝負強さと強い意志を持つ博徒・主人公の天貴史を演じる。初めて企画を聞いたとき、「この作品を連ドラにしようという目論み自体がチャレンジャー」と思ったという岸谷さんは、「とにかく登場人物がみんな個性的で面白い!キャラクターが濃いんです」と原作漫画を読んだ感想を明かし、「まだ名前は言えないのですが、このドラマのキャストも色濃いですよ。なるほどこの役はこの人になるのか!というキャスティング」とまだ明かされていない共演者についても少しコメント。また役作りに関しては、「まずは(麻雀の)手つきから、役作りを始めています。プロの先生から演技指導で麻雀牌の持ち方を教えて頂いたり、新幹線での移動時間などでも手になじむように牌をずっと触っていたり。あとは麻雀好きな会社のマネージャーと雀荘に行く予定を入れていたりします(笑)」とクランクイン前から徐々にキャラクターを作っていっているそう。本作の見どころについては、「麻雀という素材を扱った、人間の心理戦」と言い、「この人はこういう性格だからこの麻雀のスタイルになるのか、とか、この人はズルいところがあるから…やっぱり、とか(笑)。麻雀を知っている方はもちろん楽しめると思いますが、ルールを知らない方も勝負のかけひきや心理戦が面白いドラマになると思います。ご期待ください!」とメッセージを寄せている。テレ東×Paraviの本格タッグで贈る連ドラ第1弾本作は、テレビ東京グループと国内ドラマ数日本最大級を誇る動画配信サービス「Paravi(パラビ)」が本格的にタッグを組む連続ドラマ第1弾。福本作品を民放で初めてドラマ化した「銀と金」制作スタッフが再集結し、 伝説的麻雀漫画の連続ドラマ化に挑む!また本作は、テレビ東京、BSジャパンでの放送、「Paravi」で配信されることが決定している。原作者・福本伸行コメント天の、映像化。有難いです。あの傑作、銀と金を作ってくれたチームが、また、一肌脱いでくれるとの事。彼らなら、麻雀ドラマの面白さを、世に知らしめて頂けると、信じています!天役の岸谷五朗さん。受けてくださり、ありがとうございました!岸谷さんの、無頼な気配、飄々としているところ、主人公、天に被ります!これも、とても、楽しみです!! 頑張って下さい!福本伸行「天 天和通りの快男児」は2018年秋、テレビ東京にて放送。BSジャパンでも放送(放送時期未定)。Paraviにて配信。(cinemacafe.net)
2018年06月19日5月中旬の正午前、東京・赤坂にある広場に異彩を放つ2人の男性がやって来た。短髪の男性は寺脇康文(56)、サングラスをかけている男性は岸谷五朗(53)だ。ともにアディダスのトレーニングウェアという“お揃いファッション”。5分ほど仲良くストレッチを行うと、あうんの呼吸で走り始めた。 実はこの日、近くにある赤坂ACTシアターでは岸谷と寺脇が主催する演劇ユニット『地球ゴージャス』の舞台『ZEROTOPIA』が予定されていた。上演時間は14時。にもかかわらず、その直前に2人でジョギングへと出かけていたのだ。 「あの2人、“男の友情”という言葉ではくくれないほど仲がいいんです。劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)出身で岸谷さんは83年に、寺脇さんは84年に入団しています。以来34年間、ずっと交流が続いているんです。寺脇さんが初めて岸谷さんに会ったとき、『こいつとは一生の付き合いになる』と感じたそうです。退団後は94年に2人で『地球ゴージャス』を結成。公私ともに欠かせない“相棒”です」(舞台関係者) その絆は、周囲も入り込めないほど固く結ばれているという。 「岸谷さんと寺脇さんはとても面倒見がいいので、舞台稽古が終わるといつも出演者やスタッフを食事に連れて行ってくれます。でもなぜか最後には、2人だけで消えていって……。二次会まではみんなといっしょでも、三次会や四次会になると必ずといっていいほど抜け出すんです。あまりにも仲が良いので、周囲でも『(岸谷の)奥さんの岸谷香さん(51)も嫉妬するんじゃない!?』なんて言われているほどですよ(笑)」(前出・舞台関係者) この日も1時間のジョギング中、並んで走る2人からはほとばしる汗が。そして距離があまりにも近すぎて、腕と腕が触れ合うほど。巷では同性によるラブストーリードラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)が話題だが、これはまるでリアル“おっさんずラブ”!? 「いやいや、2人はドラマみたいな恋愛愛関係にはありませんよ(笑)。でも苦楽を共にしてきた2人はそれくらい信頼し合っています。息の合った演技は絶妙ですし、おかげで『地球ゴージャス』の人気は衰え知らずですね」(別の舞台関係者)
2018年05月30日日本初上演から約3年の時を経て2019年に再演されることが決定したブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』<日本版>。初演に続き主演を務める小池徹平と三浦春馬のビジュアル撮影現場に潜入した。本作は、経営不振に陥った老舗靴工場の跡取り息子・チャーリー(小池)が、ドラァグクイーンのローラ(三浦)と出会い、差別や偏見を捨て、ドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生させるまでを描いたブロードウェイミュージカル。トニー賞では6部門を受賞したヒット作で、日本版上演時にはブロードウェイのオリジナルスタッフが集結。シンディ・ローパーが全曲作詞作曲したキャッチーな音楽、演出、振付はそのままに、演出協力・上演台本を岸谷五朗、訳詞を森雪之丞が手掛け、大好評を博した。ビジュアル撮影はそんな人気作の再始動という待望の瞬間。日本初演のライブ録音盤音源が流れ活気に満ちるスタジオに、チャーリーとローラの姿になったふたりが揃って登場すると、現場のテンションは一気に上昇した。チャーリーはスーツ&トランクス、ローラはド派手で真っ赤な衣装で、共に初演から引き継がれたあのブーツ姿!ふたりとも初演を観た人ならピンとくるスタイルだ。カメラの前に並ぶと、三浦のドラァグクイーン姿はやはりインパクト抜群。ローラこだわりの7&ハーフインチ(10㎝超)のヒールも三浦が履くとさらに迫力が増し、ローラという存在を際立たせる。それに対してチャーリーは、トランクスにピンヒールのブーツというアンバランスな組み合わせで、ローラとは真逆とも言える姿。そうやって全く違う色を持ちながら絶妙なバランスで馴染むふたりに、この作品のストーリーを思わされる。音楽にノッて、時折一緒に歌いながら、時折舞台での振り付けを再現しながら、次々とポーズをつけていくふたり。カメラマンからの「もっとハジけて!」「もっといけるはず!」という熱いリクエストにもどんどん応え、現場の温度を上げていく。「キャー!」と言って笑い合ったり、一緒に片足を上げてみたり、息ピッタリでカメラに向かう様は、再演ならではのコンビネーション。そうやって撮られた写真をモニターで見た三浦は「すげえ!」とカメラマンに拍手。その後もふたりで楽しそうに写真を見る姿から出来栄えが伝わってきた。撮影後、小池は「再演が決まって嬉しかった」と話し、「(この撮影のような)役どころに近づく作業はいつも楽しい」と笑顔。三浦も「久しぶりのブーツは気分を上げてくれた。みんなが本気になってつくり込んでいく感じが楽しかった」とコメントした。これから徐々に公開されていくビジュアルにぜひ期待してほしい!公演は2019年4月から5月まで東京・東急シアターオーブで上演。チケットぴあでは、今後発表されるチケット発売情報をメールで受け取れるお気に入り登録を受付中。取材・文:中川實穗★★以下のリンクより「キンキーブーツ」をお気に入り登録して、情報をゲットしよう!
2018年04月27日●「伊集院光に魂売ってたまるか」3月に編集者・ライターの村上謙三久氏が発売した著書『深夜のラジオっ子』(筑摩書房)。この本は藤井青銅や石川昭人など、深夜ラジオの構成作家のインタビューをもとに、裏側を語り尽くすという内容だ。自身もかなりのラジオ好きであり、これまでラジオ関連書籍にも多く携わっている著者の村上氏に、書籍発売までの経緯や、思い出深いラジオ番組などを聞いた。○印象に残った「超面白い番組を作りたい」村上謙三久1978年東京都生まれ。編集者・ライター。『お笑いラジオの時間』『声優ラジオの時間』シリーズ(綜合図書)の編集長を務める。ラジオ関連の執筆・編集の他に、プロレス記者としても活動中。――まずは今回、構成作家さんをテーマに執筆しようと考えた理由をお教えください。僕は12年の『声優ラジオの時間』(綜合図書)からラジオのムック本を作り始め、『お笑いラジオの時間』シリーズ(13年から4冊発売・綜合図書)などでも編集長を務めてきました。そうした過程で、パーソナリティの方を取材するのが楽しいのはもちろんですが、構成作家さんの話が毎回興味深くて。やっぱりラジオ好きとしては気になる存在じゃないですか。編集者やライターに仕事がちょっと似ている点があると思うし、裏方の仕事としても興味があり、それでテーマに設定しました。――この本を拝読すると、藤井青銅さんのような大御所の方から作家4年目の辻村明日香さん、チェ・ひろしさんに至るまで、幅広い人選ですよね。どういった基準で選んでいったのですか?初めは30人くらいリストアップしていて、これ以上に幅広くしようと思っていたんです。『ビートたけしのオールナイトニッポン』(81年スタート・ニッポン放送)の高田文夫さんをはじめ、各年代を総ざらいしようと思っていました。ただそうすると、全体の文量が膨大になってしまうし、1つ1つの記事が短くなってしまう。なので、自分が取材したことのある方を中心に、できるだけ深く掘り下げて話を聞いていった感じですね。――お話を聞いた構成作家さんの発言で印象深いものはありますか?皆さんに思い入れがあるんですが、冒頭に掲載した藤井青銅さんが特に印象深いです。2年前にお客さんを50人ぐらい集めて、公開インタビューという形で取材したんですよ。これが最初の取材で、それまで漠然としていた本の道筋がこの時に決まったので、言い過ぎかもしれないですが、青銅さんの本と言ってもいいぐらい。青銅さんの言葉が1つの根幹になっています。それと、最後に登場するチェ・ひろしさんの「超面白い番組を作りたい」「たくさんの人を笑わせたいです」という発言も印象に残っていますね。聞いた瞬間、ちょっと感動しました。こういう初期衝動は、どんな仕事でも長く続けていく中で元の形を保つのが難しいと思うんですけど、そういうシンプルな言葉を聞けて嬉しかったのを覚えています。○伊集院光を敵対視していた理由――ラジオに関する本を数多く世に出している村上さんですが、そもそもラジオ番組にハマったきっかけはなんだったのですか?『深夜のラジオっ子』のあとがきにも書いたのですが、小学6年生のとき当時好きだったLINDBERGのヴォーカル・渡瀬マキさんがオールナイトニッポン2部のパーソナリティをやっていると兄から教えてもらって、試しに聞いてみたのがキッカケです。ただ、深夜3時からの番組だったので、生放送を聞くのは無理があったし、録音しようにも兄弟兼用のラジカセしかなかったので、失敗することもしょっちゅうでした。そのため番組が終わったことに気がつかず、久々に聞いたら福山雅治さんのラジオが始まっていたなんてこともありました(笑)。その後、中学1年生のときに出会った『岸谷五朗の東京RADIO CLUB』(90年スタート・TBSラジオ)は毎日のように聞いてましたね。ラジオの魅力を教えてくれたのはこの番組です。裏番組は伊集院光さんの『伊集院光のOh!デカナイト』(91年スタート・ニッポン放送)だったんです。当時は裏の放送を聞ける環境が整っていなかったですし、最初に感じた思い入れが強かったから、「伊集院光に魂売ってたまるか」なんて勝手に敵対視してました(笑)。ただ、伊集院さんがTBSに移られてからはそんな気持ちがあっさりなくなって、番組にのめり込むようになりました。だから、今回取材した伊福部崇さんや大村綾人さんの投稿をリアルタイムで聞いてたんですよ。●番組内で結構イジられたラジオ番組とは○『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』は全編バカ話――これまでに聞いていたラジオ番組のなかで、一番好きな番組をお教えください。1つに絞るのは難しいんですけど……『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』(05年スタート・ニッポン放送)ですかね。初回から最終回まで録音してあって、すでに5周くらいは聞いてます(笑)。全編バカ話で、真面目なところが一切ないのが良いんですよ。あとは有田(哲平)さんと上田(晋也)さんの関係性ですよね。学生時代の思い出話がたくさん出てきて、その仲の良さが放送からも伝わってきますから。――現在放送中のラジオ番組でお好きな番組はなんですか?『オードリーのオールナイトニッポン』(09年スタート・ニッポン放送)です。実は僕、若林さんと生年月日がまったく一緒なんですよ。なので、有名になる前から密かに注目していたんですが、お二人が僕と「同世代」というのが大きいと思うんです。ラジオ聞き始めたころはパーソナリティがみんな年上で、兄貴的な意識が強かったんですけど、自分がアラフォーになって、「世代」をすごい意識するようになりまして。同世代の方のラジオだと、触れてきたテレビ番組や聞いてきた音楽が同じだから、例え話がすぐ理解できるし、いま考えていることや感じていることも近くて、話に共感できるんです。そういう「世代」の感覚は今回、本を作る過程でもすごく感じたことした。――その他に思い出深いラジオ番組はありますか?本書内でも少し触れましたが、『ラブレターズのオールナイトニッポン0』(14年スタート・ニッポン放送)ですね。当時『お笑いラジオの時間』でインタビューした後に、番組内で結構イジられたので(笑)。原稿や写真選びの修正を放送中に公開で指摘されたりとか。「取材を受けました」と番組で触れてもらうことはよくあるんですけど、そんな風に名指してイジられたのは初めてだったので、ゾクゾクしました。当時はビビってたところもあるんですけど、良い思い出ですし、放送の内容も含めて思い入れがある番組です。『深夜のラジオっ子』ラジオの構成作家の証言をもとに、80年代、90年代を中心に深夜ラジオの裏側を語り尽くす。ラジオがもっと好きになる1冊。○オススメの声優ラジオとは――『深夜のラジオっ子』ではお笑い芸人さんによるラジオ番組のほかにも、声優さんのラジオに携わっている伊福部崇さんや長田宏さんなどにも取材されています。村上さん自身も声優さんのラジオを聞かれるとのことですが、お笑いラジオにない魅力をお教えください。声優さんのラジオはファン向けの要素が強いので、ハードルが高く感じるかもしれませんが、面白い番組も多いですよ。「声」という部分での聞きやすさもありますし。あと、皆さんラジオのキャリアも豊富だし、ラジオ愛も強いんです。この3月で終了してしまいましたが、鈴村健一さんの『ユニゾン!』(15年スタート・文化放送)は『オードリーのオールナイトニッポン』と並んで好きな番組でした。昔の深夜ラジオのノリといいますか、馬鹿と真面目、両方の要素があって、バランスが良かったんですよ。オススメを挙げるなら、田村ゆかりさんの『田村ゆかりの乙女心症候群』(17年スタート・文化放送)は面白いです。田村さん自身もリスナー経験が豊富で、『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』をポッドキャストで聞かれてた方なんです。さいたまスーパーアリーナや日本武道館でライブをやる人気声優なのに、ラジオではそういう活動にほとんど触れなくて。話すのは冷蔵庫の中身とか自分から半径3mぐらいの話題ばかり。それを面白おかしくちょっと自虐的に話されているので、オススメです。――それでは最後に、4月からスタートするラジオ番組で期待しているものがあればお聞かせください。『深夜のラジオっ子』なんて本を作っていることからもわかるように、やっぱり深夜帯のラジオが僕の中心なんですよね。『ユニゾン!』が『ユニゾン!〜ジェネレーション〜』へとリニューアルして、全曜日パーソナリティが変わるんですよ。皆さん若い声優さんで、正直、顔と名前が一致しないぐらい前知識がないので、どんな放送になるか楽しみです。『オールナイトニッポン0』の新パーソナリティもほとんど知らない名前なので、そういった方々がどんな放送をするのか今からワクワクしています。
2018年04月12日岸谷五朗と寺脇康文による演技ユニット「地球ゴージャス」のプロデュース公演Vol.15「ZEROTOPIA(ゼロトピア)」が4月9日に開幕。上演に先駆け、囲み取材と公開ゲネプロが行われ、取材には岸谷と寺脇、W主演を務める柚希礼音と西川貴教ほか、新田真剣佑、宮澤佐江、花澤香菜が登壇した。(※宮澤と花澤はWキャストとなりゲネプロには花澤が出演)【チケット情報はこちら】取材では、まず作・演出を手掛ける岸谷が「新作をこうして、これから約4か月間上演できることを本当にしあわせに思っています。総勢35名一丸となって頑張ります」、寺脇は「“ゼロ”だったこの作品が、新しい地球ゴージャスの木が育って花が咲こうとしています。その花をぜひ劇場に観に来ていただければ」と挨拶。W主演を務める柚希は「地球ゴージャスの作品に出られるのが本当に嬉しい。岸谷さん寺脇さんにたくさんのことを教えていただきながら稽古をしてきました」、西川は「人を惹きつけるものが随所に散りばめられていながら、テーマがしっかりしている。日本でこういうことができる機会を得られて嬉しく思っています」と笑顔で話した。新田は「15歳の頃に地球ゴージャスの作品を知って、そのときから出たいなと思っていたので、今回とても嬉しい気持ちです」、花澤とWキャストを務める宮澤は「地球ゴージャス初のWキャストということで、初めての試みに参加できることを本当に嬉しく思っています」、花澤は「普段は声のお芝居でどうやって見せていくかをやっているのですが、全身で表現をされている皆さんとご一緒できて刺激を受けています」とコメント。作品の見どころについて「2018年ならではの作品です。特別な過去を背負った人たちがある無人島に集められるという話なのですが、キャストが全員エンターテイナーなんです。柚希礼音は宝塚歌劇団のトップスター、西川は音楽、真剣佑はアメリカで演劇の勉強をしてきて、佐江ちゃんはアイドル界、香菜ちゃんは声優界…全員エンターテイナーですけど違うジャンルで、やってきたことが違う。これも地球ゴージャスらしいキャストだなと思っています」と岸谷が話すように、キャストそれぞれの魅力が引き出された本作。華やかな歌やダンス、地球ゴージャスならではの笑い、物語に込められたメッセージはもちろん、今回の舞台となる色彩のない島ならではの舞台美術や照明、山本寛斎が手掛ける衣裳など見どころも満載。小さな島に集められた彼らは何を見せられるのか、そして辿り着く“今”にどんな色が描かれるのか、ぜひ劇場で目撃してほしい。公演は5月22日(火)まで東京・TBS赤坂ACTシアターにて上演後、愛知、新潟、福岡、広島、大阪を巡演。取材・文:中川實穂
2018年04月10日ダイワハウス Special 地球ゴージャスプロデュース公演 Vol.15『ZEROTOPIA』の公開ゲネプロが8日、東京・TBS赤坂ACTシアターで行われ、柚希礼音、西川貴教、新田真剣佑、宮澤佐江、花澤香菜、寺脇康文、岸谷五朗が取材に応じた。同作は岸谷と寺脇によって1994年に結成された"地球ゴージャス"のプロデュース公演で、15回目を迎える。沈没した豪華客船から生き残った男女に待ち受ける運命を描いていく。過去を持つ男女たちが心を通わせていく様子や、島の陰謀など歌やダンス、コメディシーンもたっぷりに表し、柚希や西川、新田もその歌唱力を発揮した。岸谷は「今の、この時期にしかできない演劇が作れたんじゃないかなと思います。私も寺脇さんも本当に幸せなのは、最高に素晴らしいキャスト・スタッフが毎回集まってくれるということ」と感謝する。特別な過去を持った人物たちが無人島に集うという内容に「全員過去が凄まじく違っていて、宝塚、音楽界、アメリカ、アイドル界、声優界、今回のキャストにぴったりのかたちが集まってもらえたなと思ってもらっています」と出演者陣を表した。フォトセッション時には西川の肩を揉んだり、二の腕をつねったりと仲の良い様子を見せていた新田は、カンパニーについて「みんな家族。本当にお兄ちゃん、お姉ちゃんに会いに来るという感覚で」と楽しそうにしつつ、「ダメなんですけどね、本当は……」と即反省。「急に尻すぼみになるな!」とつっこんだ西川は、新田との仲について「大体一緒にいるので、見つけやすい。1人見つかるとだいたいもう1人いる」と語った。また、元男役の柚希がレポーターから「女性らしくなってきた」と言われると、西川が「稽古の時はスポーツブラで出るんですけど、本番はすごいカップの……」と言い始め、柚希が慌てて止める一幕も。柚希は改めて「皆様にもいろんなことを教えていただきながら。地球ゴージャスに出るならもっと戦う強い女、みたいなイメージだったんですけど、あえて一番女性らしい役を与えてもらえた」と感謝していた。寺脇から女性らしさを教えてもらうこともあったというが、寺脇は「ちえちゃんの本来の女性らしさを出してもらっただけ」と謙遜した。Wキャストとなる宮澤と花澤。普段声優として活躍している花澤は「語尾が特殊で、それをいかにナチュラルに言うか、それがかわいいポイントだったりするんです」と役を説明する。宮澤は「普段から何してても『かわいい』って言われちゃうんで。ね、真剣佑?」と新田に話しかけるも、反応がない新田に「遠く見るな!」とつっこんでいた。
2018年04月08日演劇、ミュージカル、伝統芸能など、舞台に関する最新情報やインタビューをお届けするフリーマガジン「ステージぴあ関西版」。2月1日発行の最新号で表紙を飾るのは、舞台『シャンハイムーン』で主演を務める野村萬斎。インタビューでは、『シャンハイムーン』上演にかける思いを聞いた。今号は、裏表紙も宝塚歌劇月組トップスター・珠城りょうの撮りおろし。ほかにも、ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』に挑む城田優に思いを聞いたり、4年ぶりの舞台出演となる石原さとみに『密やかな結晶』にかける意気込みを聞くなど、今号もミュージカルから伝統芸能まで様々なジャンルの俳優・クリエイターにインタビュー。さらに、岸谷五朗、寺脇康文によるユニット地球ゴージャスの最新作や、話題のダンスエンタテインメント集団・梅棒など、注目公演の読者先行予約も実施!この機会にぜひチケット入手を。「ステージぴあ関西版」2+3月号はチケットぴあカウンター、劇場などで配布中。WEB上でも全ページ無料でご覧いただけます。
2018年02月01日WOWOW「連続ドラマW 監査役 野崎修平」の第1話完成披露試写会が12日(金)都内で行われ、主演の織田裕二、共演の岸谷五朗、松嶋菜々子、古谷一行、権野元監督が参加した。ドラマの舞台は、バブル経済が崩壊し、金融当局が従来の政策を大転換させる“金融ビッグバン”に銀行業界が直面した1990年代。金と権力が渦巻いた時代に、正義を貫くため奮闘する銀行員・野崎修平(織田さん)が、金融界や政界の魑魅魍魎うごめく巨大な闇に立ち向かって様を描く。■織田裕二の顔面崩壊!?「精根尽き果てるまで叫んだ」織田さんは「ここまで叫んだことがないくらい精根尽き果てるまで叫んだり、目を見開いて芝居をした。途中からは顔面崩壊していきますので、心して楽しんで」と力演アピール。すると権野監督からは「テスト前なのに織田さんが自主的に芝居を始められることもあって、急に熱いセリフを言い出したりする」との告白があり、それに岸谷さんも「“織田裕二が始まった!”となると、自分ははけるようにいなくなりました」と証言した。過剰な入り込みぶりを暴露された形の織田さんは「でも古谷さんも結構…」と逃げようとするも、権野監督からは「いえ、8割織田さんで」、岸谷さんも「織田さんのセリフの独り言が大きくて、それにつられてみんなが乗ってきてワンシーンを演じてしまう」と囲い込み。確たる証言の数々に織田さんは「あれ~?そうですか!?だから皆さん疲れたんですね…反省します」と恐縮していた。■岸谷五朗、織田裕二の熱い芝居に「最後まで付き合う!」さらにドラマにちなんで「自身の改善したいところ」を聞かれた岸谷さんは「織田君が独り言のセリフを言い始めたら、最後まで付き合うことに決めました。決して逃げないぞ!」と終始織田さんイジリで、熱い男の素顔を笑いに変えていた。連続ドラマW「監査役 野崎修平」は2018年1月14日(日)22時よりWOWOWにて放送(全8話)。※第1話無料放送(text:cinemacafe.net)
2018年01月12日岸谷五朗と寺脇康文が1994年に結成し、前回公演「The Love Bugs」では10万人を動員した演劇ユニット・地球ゴージャスが、新作「ZEROTOPIA」を来年4~7月に上演。岸谷、寺脇の両名に話を聞いた。地球ゴージャス チケット情報豪華客船が沈没し、生き残った乗客たちはある島に流れ着く。そこは地図に載っていない、色彩のない島。やがて彼らの隠された過去が暴かれ……。「いつも台本ができると、最初に寺ちゃんに読んでもらうんですよ。ファースト・インプレッションってすごい大事で。だいたい4行くらいしか感想返ってこないんだけど」(岸谷)「作り手でありながら、僕もそこで観客第一号になれる。感じたものを、いつも素直に返します。『最高!さすが。これで行こう!早く稽古したいね』みたいな」(寺脇)「4行じゃなく、4語だった(笑)」(岸谷)脚本・演出は岸谷の担当だが、寺脇のアシスト態勢もバッチリ。さすが出会いから33年、一度もケンカをしたことがないという名コンビだ。「僕らが一番大事にしているのは、そのときにしかできない芝居をするということ。だからゴージャスでは、再演はまずやらない。五朗ちゃんが感じる“今”は、作品の中に絶対に入ってくるし、『新作が最高傑作』という思いで毎回やっています。今回もそう言える作品を2か月間の稽古で作り上げていきたい」(寺脇)地球ゴージャスのようなスター揃いのカンパニーで稽古に2か月を費やすのは、異例とも言える。今回は柚希礼音、西川貴教、新田真剣佑、宮澤佐江・花澤香菜(Wキャスト)らが、劇団並みに結束力のある地球ゴージャスの一員に。「柚希は本当に素晴らしいエンターテイナーで、言わば完璧。そういう人にグシャグシャに堕ちていく女を演じてもらって、ゼーゼー言わしてやろうと(笑)。西川くんはアーティストとして素晴らしいのはもちろん、ミュージカルを好きでいてくれているのがうれしい。歌っているときもある種のすごい芝居をしているし、きっと“何かになる”ことが好きなんでしょうね」(岸谷)「人物設定の説明がLINEで来たとき、西川くんの役には特に驚いたんです」(寺脇)「この人物がいろいろ気づき、感じて、すごい男へと変わっていく成長物語を描きたい。そのためには変化の落差が大事だから、まあ、出だしは驚くと思うけどね(笑)」(岸谷)いつにも増して、「ZEROTOPIA」には様々なサプライズが待ち受けていそうだ。東京公演は4月9日(月)から5月22日(火)まで、TBS赤坂ACTシアターにて。チケットは発売中。取材・文/武田吏都
2017年12月13日岸谷五朗と寺脇康文による演技ユニット「地球ゴージャス」のプロデュース公演Vol.15「ZEROTOPIA(ゼロトピア)」の製作発表会見が開かれ、岸谷と寺脇、W主演を務める柚希礼音と西川貴教、新田真剣佑、宮澤佐江、花澤香菜が登壇。さらにナビゲーターとして水田航生と植原卓也が登場した。地球ゴージャス チケット情報作・演出を手掛ける岸谷が「これが15作目となりますが、僕らの1作目は何もない空間に舞台をつくって、ビール瓶で客席をつくって上演しました。今回そこに立ち返りたい。もう一度ゼロに戻ってみたいという思いがあります」と語った本作。「ZEROTOPIA」というタイトルについては「この作品の舞台となる色彩もなにもない“ゼロ”の島は果たしてユートピア(理想郷)か、ディストピア(地獄郷)か? という思いでこのタイトルにしました。その答えは登場人物たちが決めていくのだと思います」と解説した。それぞれの役柄について語られた会見。主演の柚希は罪を抱えたミステリアスな女という役どころで「勇ましく戦う役かな?と想像していたら、その予想を五朗さんは裏切ってくださいました。楽しみです」と言う柚希に、岸谷は「礼音ちゃんはいつも本当にいい笑顔なんです。この裏に潜むものを出していきたい」と話す。柚希と共に主演を務める西川はまさかの河童役。「与えられた役を全身全霊で受け止め、できるだけ役に近づけて魂を河童に…」と真顔で挨拶する西川に会場は爆笑。岸谷は「西川くんはとんでもない役です。ZEROTOPIAという無人島を支えて立ち上がる“男の中の男”を演じていただきたい」と解説した。新田は自らの役を「つらい過去を抱えていて、唯一、恋愛要素がある」とコメント。岸谷が「めちゃめちゃ踊ります、歌います!」と紹介すると、地球ゴージャスのファンの新田は嬉しそうな笑顔を見せた。Wキャストとして出演する宮澤と花澤は、「実は最も怖い役かもしれない」(岸谷)というお嬢様役。岸谷が「舞台の天才」と称した宮澤は「天才の宮澤です(笑)。お嬢様…わたくしが。ナチュラルにお芝居ができるようにがんばりたいです」、「皆さんの知らない花澤香菜ちゃんが見られます」と紹介された花澤は「声優をしているときはキャラクターと二人三脚ですが、今回は“自分が表現する”ということでドキドキします」と挨拶した。岸谷との息ピッタリのやり取りで会見を盛り上げた寺脇は「おちゃらけた役」(岸谷)だといい、「日々重苦しいことがたくさんありますが、それを乗り越えていく希望に満ちた話になると思います」とコメントした。公演は2018年4月9日(月)から5月22日(火)まで東京・TBS赤坂ACTシアターにて上演後、愛知、新潟、福岡、広島、大阪を巡演。東京公演のチケット一般発売は12月9日(土)午前10時より。取材・文:中川實穂
2017年12月07日ダイワハウス Special 地球ゴージャスプロデュース公演 Vol.15『ZEROTOPIA』の製作発表が5日、都内で行われ、柚希礼音、西川貴教、新田真剣佑、宮澤佐江、花澤香菜、寺脇康文、岸谷五朗が登場、水田航生と植原卓也がMCを務めた。同作は岸谷と寺脇によって1994年に結成された"地球ゴージャス"のプロデュース公演で、15回目を迎える。沈没した豪華客船から生き残った男女に待ち受ける運命を描いていく。水田と植原がMCを務めていたものの、まだ出来上がっていない台本に触れたことから、「不適切な発言がありました」と序盤で岸谷がMC交代を宣言。2人は岸谷の椅子に半分ずつ座ることとなった。改めて岸谷は主演の柚希について「世界的なダンサーと一緒に踊れる」「正確な歌を歌える」「めちゃめちゃ踊って歌った後、普通にしゃべれる」と全てを絶賛。柚希は「勇ましく戦ったりする感じかなと想像してたんですけど、裏切ってくださって、罪を抱えたミステリアスな女をやらせていただきます」と役柄について語った。また「ただいまご紹介に預かりました……」と硬めの挨拶を始めた西川は「流れ着いた河童の役」と明かす。「役作りのために、この1月から頭頂部の髪をなるべく短くして挑みたいと思います。河童というものにまだ馴染みがありませんし、幼少期に童話で拝見したり、絵本で読んだりしたくらい」と振り返り、「与えられた河童という役、全身全霊で受け取って、魂を河童に、命がけで河童をやっていこうという風に思っています」と河童への役作りを熱弁した。しかし、岸谷から実はネタバレだったと聞かされると、「ええ!? 僕、河童の話しか聞いてなかったです」と驚いていた。さらに作品にちなみ「無人島に連れて行きたい人」という質問をされた出演者陣。花澤が「西川さん!」と元気に答え、「河童と一緒に釣りをしたいから」と理由を語ると、寺脇も「完全にネタバレだね」と苦笑していた。「無人島に持っていきたいもの」を聞かれると、西川はアメリカ軍でも注目されているという自重を使ったトレーニングができるTRXという器具について触れる。鍛え上げられた肉体を持つ西川は「何もなくてもトレーニングができる。もしよかったら、無人島の中でもできるんじゃないかなと思います」と、無人島でも筋肉を鍛えたい意向を示した。一方、宮澤は、「無人島に連れて行きたい人」「無人島に持っていきたいもの」という質問の両方で「真剣佑! かわいいから! 生きていくには癒しが必要だから」とグイグイ攻めた。西川は「この子はシャイなので。急に近づこうとすると、閉ざしちゃう」と新田のことを心配する。同じ質問に悩む新田に、宮澤は「佐江ちゃん? 佐江ちゃん?」と誘導尋問。「ううう……」と呻く新田に西川が「俺でいっか」と助け船を出すと、助かったように「西川さん。頼れそうなので、ついていきます」と回答していた。
2017年12月05日大谷亮平と本田翼が初共演でW主演を務め、2018年放送のNHK連続テレビ小説「まんぷく」の脚本家・福田靖、主題歌「ポルノグラフィティ」という注目の組み合わせで贈る、Amazonプライム・ビデオの新オリジナルドラマシリーズ「チェイス 第1章」。このほど、豪華キャスト陣の場面写真ととともに、『神様のカルテ』『白夜行』などで知られる本作の総監督・深川栄洋からコメントが到着した。本作は、大谷さん演じる記者・三上と、本田さん演じるBSテレビの新米AD・麻衣が、27年前に起こった5つの連続幼女殺人の未解決事件の真相に迫るサスペンスドラマシリーズ。■豪華キャスト場面写真が公開!事件当時、DNA鑑定が決定打となり、犯人として捕まった1人の男。しかし、彼の逮捕にはいくつもの矛盾点が存在していた。「本当に彼が犯人なのか?真実はほかにあるのでは?」。心に疑念を抱きながら再度調査を進める2人が直面したのは、冤罪という恐ろしい事実、そして国家権力の恐ろしさ。数々の苦難にぶつかりながら、真のジャーナリズムを持って真実を暴き出すサスペンスエンタテイメントが誕生した。キャストには、韓国でモデル・俳優として活躍し、「逃げるは恥だが役に立つ」で日本でも一躍注目を集めた大谷さん、『アオハライド』『鋼の錬金術師』など話題作への出演が続く本田さんをW主演に迎え、時にコミカルに、時にシリアスに、地上波ではなかなか難しい“禁断の領域”に踏み込みながら新たなバディドラマを切り開く。さらに2人を支えるのは、「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」などドラマ・映画などへの出演から、自身主宰の演劇ユニット「地球ゴージャス」での活動も注目を集める岸谷五朗をはじめ、羽田美智子、田山涼成、かとうかず子、でんでん、嶋田久作、平田満など、演技派俳優ががっちりと脇を固める。脚本を手がけるのは、「HERO」や「海猿」「ガリレオ」のシリーズや、大河ドラマ「龍馬伝」などの福田氏。音楽は「JIN-仁-」の長岡成貢、主題歌は「ポルノグラフィティ」の「Working men blues」。さらに、オープニング映像は『永遠の0』『海賊と呼ばれた男』などのVFXを手がけた(株)白組が演出し、豪華制作陣が極上のサスペンスを描き出す。■深川栄洋監督「テレビに飽きてしまった人は期待して」「子どもの頃はテレビっ子でした」と語る深川監督。「親や友だちよりもたくさんの時間、テレビと向き合ってきました。41歳となり、たくさんの時間を使って向き合うものは、スマホに変わりました。親や妻よりも長く…(汗)」。しかし「いま、求心力はテレビよりもネットにある。真実と嘘が同じくらい並ぶのがこのメディアの特性です。この『チェイス』において、僕のテーマも真実と嘘にしました。仲間たちと大手メディアでは選べない題材に挑みました。テレビに飽きてしまった人はどうぞ期待ください」と思いを込めている。■大谷亮平の魅力は「少年が持つ素朴さと計算できない野生」日本の若い俳優が失っている骨の太さを持った役者です。少年が持つ素朴さと計算できない野生を放つ彼は、最近では観ることができなかった輝きを放璧となる可能性を秘めています。■本田翼は「掛け値なく面白い俳優」確立した理論を持つ演出家でも彼女の芝居をコントロールすることはできない。文学賞経験のある作家でも彼女を言い表す比喩を持った人はいない。25歳の本田翼は掛け値なく面白い俳優です。「チェイス 第1章」は12月22日(金)より毎週金曜日に1話ずつAmazonプライム・ビデオにて見放題独占配信スタート(初回のみ1・2話同時配信、全7話)。「第2章」は2018年春、配信予定。(text:cinemacafe.net)
2017年11月24日ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』が11月27日(月)に開幕する。本作は、松任谷由実(ユーミン)の歌、俳優の演技、劇場空間が一体となる舞台作品「ユーミン×帝劇」シリーズの第3弾。脚本・演出を松任谷正隆が手掛け、今作では500年先の未来を舞台に、寺脇康文と宮澤佐江による時を超えた純愛物語が描かれる。ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』 チケット情報出演者の寺脇康文、宮澤佐江、六平直政に話を聞いた。稽古が始まっての感想を尋ねると「俺は名作になると思う」と六平。「もちろん由実さんにとってもいい舞台になると思うけど、寺ちゃんと佐江ちゃんの当たり役になると思う。芝居がいい。俺、稽古場で毎回泣いてるんだから」と語る。寺脇と宮澤は互いに恋をする役柄。「これまた一筋縄ではいかない恋なのでね」と寺脇が語るように、親子ほど年齢の離れたふたりの、ある秘密を抱えた純愛。実際に演じるうえで宮澤は「寺さんと一度お仕事をさせてもらっていたことがすごく大きかったです」と笑顔を見せた。宮澤の初舞台は、寺脇と岸谷五朗が主宰する演劇ユニット「地球ゴージャス」の公演『クザリアーナの翼』(2014年)。「公演期間も長かったので、稽古も合わせると5か月くらい一緒にいさせてもらったし、それ以降もかわいがってもらっていて。だから『どんな私でも受け入れてくれるよね、寺さん!』っていう。宮澤佐江からの愛のアプローチが役にも入ってます」。稽古では「正隆さんは『僕のことは気にしないで好きにやって』っておっしゃるんですけど(笑)、今は全員で正隆さんのイメージを追い求めています」と話す寺脇。そのイメージとはどのようなものなのか。「『生命』です。その神秘と活力と悲しさと。生命は永遠ではない。だから生まれて亡くなるまでをどう生きるかというのは非常に大きなテーマで。そこをこの作品は大きく包んでいます。その部分はやっぱりなにか表していきたいですね」。そして本作におけるスペシャルな存在は、ユーミンの歌唱だ。寺脇は「芝居と同時進行するというのかな。普通は芝居中に歌詞の入った音楽が流れると台詞とぶつかって喧嘩しちゃいますよね。だけどこの作品はそこがぶつかることで生まれるものがある」。六平も「芝居と歌がお互い火に油を注ぎ合ってるようなものだよ」と熱く語る。歌うユーミンと目を合わせるシーンがあるという宮澤は「この歌を私に捧げてくれているんだということをすごく感じさせてくださるんですよ。私は笑顔のシーンなんですけど、心の中はギューッとくる。すごくいいシーンになると思います」。六平が「新しい舞台芸術」「客席で観たかった」と絶賛する本作は、11月27日(月)から12月20日(水)まで東京・帝国劇場にて上演。撮影:中川實穂
2017年11月20日映画『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』(11月11日公開)の本予告映像第2弾が1日、公開された。同作は5つのチームが拮抗した勢力をもつ「SWORD」地区の中で男たちが思いをぶつけ合うエンタテインメントムービー。映画『HiGH&LOW THE MOVIE』『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』が公開されたほか、ドラマ、動画配信、コミック、SNS、オリジナルアルバム、ドームツアーなど様々に展開する。シリーズ3作品の興行収入は45億円、累計入場者数は350万人を突破した。九龍グループは、かつて政府主導で行われた不正を隠ぺいするため、SWORD地区の"無名街"を爆破、その跡地にカジノ建設を目論んでいた。善信吉龍(岸谷五朗)の「大人の喧嘩を教えてやる」というセリフの通り、最終決戦が勃発。九龍グループによりSWORD各チームの拠点は焼かれ、人が吊るされるなどの危機的状況に、コブラ(岩田剛典)は打ちひしがれる。また主題歌「HIGHER GROUND feat. Dimitri Vegas & Like Mike」にのせて、SWORD、雨宮兄弟(TAKAHIRO・登坂広臣)、MUGEN(AKIRA・青柳翔)が九龍グループに立ち向かう様子がおさめられた。迫力しかない無名街爆破セレモニーや、ターミネーターのような九鬼源治(小林直己)のアクションシーン、さらに刑事・西郷(豊原功補)が語る不正隠ぺいの秘密とスモーキー(窪田正孝)の関係についての意味深なカットなどが盛り込まれている。また、4日23時30分より、東京・新宿ピカデリー及び、名古屋・ミッドランドスクエアシネマにて劇場版3作品をオールナイト上映。『HiGH&LOW THE MOVIE』(2016年)の応援上映、『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』(2017年)の応援上映、『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』(2017年)の通常上映が行われる。料金は3,500円で、終映は翌5日の朝6時10分頃を予定している。
2017年11月01日織田裕二を主演に迎え、大手銀行の監査役が活躍する経済漫画をドラマ化するWOWOW「連続ドラマW監査役 野崎修平」。このたび、すでに発表されている岸谷五朗、古谷一行に加え、松嶋菜々子の出演が決定。織田さんと松嶋さんは映画『ホワイトアウト』以来、実に17年ぶりの共演となることが分かった。舞台は、バブル経済が崩壊し、金融当局が従来の政策を大転換させる“金融ビッグバン”に銀行業界が直面した1990年代末。おおぞら銀行・地蔵通り支店長である野崎修平(織田裕二)は、正義感と人情味あるその人柄から行員や街の人々に好かれているものの、出世コースとは程遠い行員生活を送っていた。そんなある日、支店が閉鎖されることになり、新たに告げられた異動先は役員昇進である監査役。監査役になった野崎は銀行内での不正を目の当りにし、この銀行を変えると決意、やがて銀行が抱える「究極の闇」に辿り着く。そこには、現おおぞら銀行頭取・京極雅彦(古谷一行)の影が…。野崎に対抗すべく、京極が出向先から呼び戻した剛腕の行員・武田真吾(岸谷五朗)や、おおぞら銀行初の女性役員を目指す立川祥子(松嶋菜々子)も加わり、銀行内で熾烈な戦いが繰り広げられる。やがて物語は銀行内に止まらず、魑魅魍魎うごめく政界へも発展。果たして、新任監査役・野崎修平はこの巨大な闇に立ち向かうことができるのか――?本作で、織田さんが演じる監査役・野崎修平に接触を図り、出世への足掛かりを掴もうと目論む立川祥子を演じるのが松嶋さん。おおぞら銀行で初めての女性支店長を務める、上昇志向が強いエリート行員。出世のためには上役を利用するしたたかさを併せ持ち、おおぞら銀行初の女性役員になるという大きな野心を抱いている、という役どころ。松嶋さんはWOWOWのオリジナルドラマは今回が初出演。さらに主演の織田さんとは、2000年公開の『ホワイト アウト』以来の共演となる。松嶋さんは、「WOWOWドラマならではの社会派なストーリーで先々の展開が気になり、(脚本を)一気に読み進めました」とコメント。「織田さん演じる野崎監査役を自らの出世に上手く利用しようとする野心家です。当時の男社会に必死に食らいついて行く女性初の支店長を力強く演じたいと思います」と意気込んでいる。織田さんとの17年ぶりの共演を「楽しみにしています」という松嶋さん。また、織田さんも今回の共演は「女性初の役員を目指す強い女性で、原作とは違った雰囲気になると思うので、楽しみにしています」と期待を込めている。「連続ドラマW監査役 野崎修平」は2018年1月14日(日)22時よりWOWOWにて放送(全8話)。※第1話無料放送(text:cinemacafe.net)
2017年10月24日大手銀行の“監査役”が活躍する、原作・周良貨、漫画・能田茂による経済漫画「監査役 野崎修平」が、WOWOW連続ドラマW枠にて来年1月14日(日)よりドラマ化されることが決定。2014年10月放送の池井戸潤原作ドラマ「連続ドラマW 株価暴落」以来、WOWOWオリジナルドラマ2度目の出演となる織田裕二を主演に迎え、銀行の不正を徹底究明すべく行内の抵抗勢力に戦いを挑む、ひとりの銀行員の活躍を描く。おおぞら銀行地蔵通り支店長である野崎修平(織田裕二)は、正義感と人情味あるその人柄から行員や街の人々に好かれているものの、出世コースとは程遠い行員生活を送っていた。そんなある日、支店が閉鎖されることになると知らされる。出向を覚悟していた野崎のもとに人事異動の辞令が下る。その異動内容はなんと役員昇進である監査役への就任であった。監査役になった野崎は銀行内での不正を目の当たりにし、この銀行を変えると決意する。そして銀行が抱える「究極の闇」にたどり着く。そこには、現おおぞら銀行頭取・京極雅彦(古谷一行)の影が…。野崎に対抗すべく、京極が出向先から呼び戻した剛腕の行員・武田真吾(岸谷五朗)も加わり、銀行内で熾烈な戦いが繰り広げられる。やがて物語は銀行内にとどまらず、魑魅魍魎うごめく政界へも発展する。果たして、新任監査役・野崎修平は この巨大な闇に立ち向かうことができるのか?野崎の戦いが、いま始まる…。本作の舞台は、バブル経済が崩壊し金融当局が従来の政策を大転換させる“金融ビッグバン”に銀行業界が直面した1990年代末。当時の日本社会では、不良債権をひた隠す銀行、汚職に手を染めてでも権力を欲する政治家、株主総会にのさばる総会屋が幅を利かせ、まさに金と権力が渦巻いていた。ドラマは、そんな時代においても正義を貫くため奮闘するひとりの銀行員・野崎修平の活躍を描く痛快作だ。脚本は「連続ドラマW 沈まぬ太陽」「連続ドラマW アキラとあきら」の前川洋一、監督は「連続ドラマW 楽園」の権野元が担当する。「株価暴落」で組織の論理に染まらず、自らの信念に忠実に突き進むバンカーを好演した織田さんが、本作では、持ち前の熱い正義感と人情、そして冷静な判断力で銀行の“悪”を暴いていく主人公・野崎を演じる。今回の出演決定に、織田さんは「『株価暴落』のときにプロデューサーと『また一緒にやれたらいいですね』と話していたので、本当に実現して嬉しいです」と語り、役柄について、「誠実で正義感溢れる真面目なキャラクターで、演じるのはとても難しいと感じています。監査役はこれまでのドラマでは見た事のない役どころです。コンプライアンスが重視される現在を先取りした原作だと感じており、やりがいがあります。20年前はいまと比べて、良くも悪くも人間臭さが色濃く出ている時代なので、その雰囲気を出せたらいいなと思っています」とコメント。そして、「僕が演じる野崎修平は不条理と戦う男です。でも彼は市井に生きる普通の男です。その男が勇気を出して行動することによって、周囲のひとりひとりを変え、やがて大きな組織すらも変えられる力になる。というメッセージがこのドラマの一番の見どころです。個性豊かな登場人物も多く、各話で大変なイベントがあり、僕も覚悟して演じています。ぜひ楽しみにしてもらえればと思います」と呼びかけた。また共演は、織田さんとは本作が初共演となる岸谷五朗と古谷一行。岸谷さんは、おおぞら銀行の関連会社・おおぞら興産社長から、おおぞら銀行頭取・京極により専務として呼び戻された豪腕実力者・武田真吾を、古谷さんは穏やかな外見とは裏腹でその実は冷徹な策士、政治家とも近く、権力を意のままに操る頭取・京極雅彦を演じる。それぞれが思惑を抱えながら対峙する、3人の演技合戦にも注目だ。「とても魅力的な作品に出会えた」と本作との出会いに感謝していると語る岸谷さんは、「織田さんは長年真摯に作品と向き合い難しい作品をクリアーしてきた俳優です。主人公の真っ直ぐさと織田さんの作品への取り組み情熱などがリンクするような気がして、楽しみにしております」とコメント。古谷さんも自身の役柄について「やり甲斐のある役」と語り、織田さんとの初共演について「すごく楽しみにしております」と期待を寄せている。また、ドラマ化決定のニュースとあわせて本作の特報映像も解禁!さらに、原作の「監査役野崎修平」の連載が終了してから14年の年月を経て、「グランドジャンプPREMIUM」10月25日(水)発売号にて「新・監査役野崎修平」として、新連載をスタートすることが明らかとなった。連続ドラマW「監査役 野崎修平」は2018年1月14日(日)22時よりWOWOWにて放送(全8話)。※第1話無料放送(cinemacafe.net)
2017年10月08日映画『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』(11月11日公開)の本予告映像が3日、公開された。同作は5つのチームが拮抗した勢力をもつ「SWORD」地区の中で男たちが思いをぶつけ合うエンタテインメントムービー。映画『HiGH&LOW THE MOVIE』『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』が公開されたほか、ドラマ、動画配信、コミック、SNS、オリジナルアルバム、ドームツアーなど様々に展開する。今回公開された60秒の予告映像は、本編映像がふんだんに使われたものとなっている。「大人の喧嘩を教えてやる」というセリフの通り、SWORDと九龍グループの全面対決に。岩田剛典(EXILE/三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)、黒木啓司(EXILE/EXILE THE SECOND)、山田裕貴、窪田正孝、林遣都らSWORD面々と、岩城滉一、岸谷五朗、笹野高史、高嶋政宏ら大御所俳優がにらみ合い、対峙することとなる。九龍グループは、かつて政府主導で行われた不正を隠ぺいするため、SWORD地区の"無名街"を爆破、その跡地にカジノ建設を目論んでいた。政府によるSWORD地区の爆破セレモニーも迫り、予告映像もロケセットの大胆爆破シーンが満載となっている。また、場面写真が公開されて話題となった、上半身裸で拘束されセメントのようなものを流し込まれそうになっているコブラ(岩田)、「みんなを頼む」と言い残すスモーキー(窪田)のほか、吊るされる人間、片輪走行で走る車に座る日向(林)など、テンションの高い映像が詰め込まれている。
2017年10月03日岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット「地球ゴージャス」の15作目となる待望の新作公演のタイトルが、この度「ZEROTOPIA(ゼロトピア)」に決定。あわせて、超豪華キャストが勢揃いする圧巻のメインビジュアルが公開された。目覚めると…気がつくと…意識を取り戻すと…そこは島であった。感覚が…おかしい。五感が…変だ。確かな事は…自分は、島にいる。そんな感覚に取り憑かれ、島を見渡しているのは自分だけでは無かった。何人かの人間が島に生きていた。否、生き残っていた。彼等は自分と同じ豪華客船に招かれた人々。沈むはずのない客船が沈んだ。打ち上げられた数名の命…男と女。彷徨い徘徊している内に出逢いを重ねる人々。罪を隠す女恨みを隠す男悲しみを隠す男狂気を隠す女何も隠さない男そして、企みを隠す男…ひとつひとつ剥き出しになっていく彼らの隠された過去。そして、彼等は知る。この島に流れ着いたのではなかった…。客船は沈没したのではなかった…。「俺達は、沈没させられ!流れ着かされたのだ!この島に!」この島は、色を失った、地図にない島。そして、大きな大きな…陰謀渦巻く島。彼らは、なぜ、集められたのか。心の奥底に巣食う闇を抱えて生きてきた彼らに、魔の手が近付く…。岸谷さんと寺脇さんの2人以外のメンバーを固定せずに、ゲストを迎えて公演する人気演劇ユニット「地球ゴージャス」。昨年上演された14作目「The Love Bugs」では、城田優を始め、蘭寿とむ、大原櫻子、マルシアらエンターテインメント界の豪華キャストが集結したが、今回も柚希礼音、西川貴教を始め、新田真剣佑、宮澤佐江&花澤香菜(Wキャスト)、藤林美沙、原田薫、大村俊介、水田航生、植原卓也と、バラエティに富んだキャスト陣が参加する。そして今作では、「生」という普遍的なテーマを題材に、沈没した豪華客船から必然的に生き残った男女が待ち受ける運命は、地図に載っていない辿り着いた島を起点(ゼロ)としてユートピア(理想郷)へ向かうのか、ディストピア(地獄郷)へ向かうのか――。地球ゴージャスならではのエンターテインメントで贈る。そんな本作を象徴する、「どこにもない場所」「色彩の無い世界」に集う登場人物たちのビジュアルが完成!全キャストの撮影に立ち会った岸谷さんは、「ビジュアル撮影は演出家としても大事な時間」と語り、衣装やヘアメイク、表情、醸し出す雰囲気など細部にわたり指示。キャスト陣に作品イメージを真摯に伝えながら撮影を盛り上げ、熱気あふれる撮影となっていたようだ。地球ゴージャスプロデュース公演Vol.15「ZEROTOPIA」は2018年4月9日(月)~5月22日(火)TBS赤坂ACTシアターにて上演。※そのほか、愛知・新潟・福岡・広島・大阪にて地方公演あり。(cinemacafe.net)
2017年10月02日伊藤淳史が主演を務めるドラマ「脳にスマホが埋められた!」が、ついに9月14日(木)今夜最終回を迎える。この度、最終回を前に出演陣からコメントが到着した。毎話、伊藤さん演じる折茂圭太が様々なスマホのアプリを駆使し、社内外のトラブルを解決する様子が描かれた「脳にスマホが埋められた!」。今夜放送の最終回では、石野柳子(新川優愛)は折茂圭太に、自身が黒部仁(岸谷五朗)の実の娘であることを打ち明ける。そして同じ頃、「黒部社長もスマホ人間なのでは?」という疑惑が浮上して…。行方不明中だったスマホ人間の林家ペー、さらには、安達(佐藤寛太)の行方はいかに…?そして、スマホ人間たちに隠された秘密も明らかに…!?最終回もぶっ飛んだ結末となるようだ。伊藤さんは「ありえない設定だからこそ、ストーリー自体は、ヒューマンな部分が盛りだくさんで、毎回、泣いたり笑ったり。時には、あふれる情報や、複雑な人間関係に振り回され、なにか、胸につかえるような思いのまま、終わった回もありました。でも、そこも、“ありえないのに、ありえる”世界観が、出せたのではないかと思っています」と撮影をふり返り、最終回については「ぶっ飛んだ設定のドラマが、ぶっ飛んだ終わり方をします。最後の最後まで、楽しんでご覧ください」とコメント。そして黒部仁役の岸谷五朗は、「私がいままでドラマ出演をさせて頂いた作品で自分の役がこんな最終回を迎えるとは!!!俳優生活34年で初めてのことでした。まさか黒部社長が!あの!…だったとは!」と意味深な言葉を残した。安達役の佐藤寛太も「第5話で突如行方不明になった安達ですが、最終話に出演することになりました。そしてなんと、僕の幼少からの念願の夢だったある職業を体験することができ、僕自身とても嬉しく、ストーリーも興奮する展開になっております!!」と見どころを明かす。さらに林家さんは「行方不明になっていた林家ペー演じる林家ペーが突然?戻ってきた!流石鈴木おさむ的粋なオチ!!」と述べている。また、最終回のリアルタイムツイートは、この最終回に声で出演した人気声優の梶裕貴が担当する。「脳にスマホが埋められた!」最終回は9月14日(木)23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年09月14日主演に伊藤淳史を迎え、ヒットメーカー鈴木おさむが送るSFヒューマンドラマ「脳にスマホが埋められた!」の9月14日(木)放送の最終話に人気声優の梶裕貴がナレーション出演することが決定した。ある日突然、脳がスマホのようになってしまったアパレル会社「エグザルトン」のサラリーマン、折茂圭太(伊藤淳史)。視界にはスマホと同じ画面が現れ、さらに他人のメッセージまで見ることができる。圭太はこの能力のおかげで社内外のトラブルに次々と巻き込まれていくが、結果的に人助け的なことを続けていく。毎話、伊藤淳史演じる折茂圭太が、さまざまなスマホのアプリを駆使し、社内外のトラブルを解決。そして、謎のSPMBからメールが送られてきたり、圭太がスマホマンとしてどうなっていくか、また岸谷五朗演じる黒部社長との関係性も、最終話にむけて、気になるところだ。そんな中、ストーリーが急展開する最終話のシーンにて登場するアプリのナレーションを、「僕のヒーローアカデミア」轟焦凍役や「進撃の巨人」エレン・イエーガー役を担当するなど、多くのアニメで人気キャラを演じている人気声優の梶さんが担当することに決定。10話の最後に流れる最終話の予告も担当するので、そちらも合わせて要チェックだ。ナレーション収録を終えた梶さんは「作品にとって非常に重要な役目を担わせていただける嬉しさと緊張感を感じつつ、短い台詞ではありますが神経を集中させて収録させていただきました…!」とコメント。また、“もし、梶さんの脳にスマホが埋められたら、何かしたいことはありますか?また、ダウンロードしたいアプリなど、ありますか?”という問いには、「やはり、まずは地図アプリですね!迷わずにどこへでも行ける!渋滞情報やルート案内もあると、なお良し!あとは辞書アプリ。意味や読み方、イントネーションが瞬時にわかると、仕事にとても役立つはず!」と仕事熱心な姿勢を垣間見せた。「脳にスマホが埋められた!」は毎週木曜23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年09月04日ドラマ、配信、コミック、SNS、オリジナルアルバム、ドームツアー、そして映画と、数多くのメディアやエンタテインメントを巻き込み展開する、世界初のプロジェクト「HiGH&LOW」。この度、公開を間近に控えた待望の新作映画『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』から、SWORD各チーム、雨宮兄弟、琥珀&九十九の場面写真が公開された。SWORD地区──。「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」という5つのチームが拮抗するエリアは、それぞれの頭文字をとってそう呼ばれていた。バラバラだったSWORDのメンバーたちは、伝説のチーム「ムゲン」のリーダー・琥珀(AKIRA)率いる湾岸連合軍との “コンテナ街の戦い”に辛くも勝利。街は束の間の平和を取り戻していた。そこに突然、彗星のごとく最凶の集団が現れる。暴力で人を束ね、街全体を震え上がらせていた暴君・林蘭丸(中村蒼)率いる悪名高いスカウト集団「DOUBT」。絶大な力で監獄に君臨していた王者・ジェシー(NAOTO)を筆頭とする武闘派集団「プリズンギャング」。新たな敵は、恐怖によるSWORD支配を目論んでいた。さらに権力と癒着してカジノ建設の野望を持つ反社会組織「九龍グループ」と、その陰謀を暴こうとする琥珀、九十九 (青柳翔)、雨宮兄弟(TAKAHIRO、登坂広臣)の激闘も絡み、SWORD地区はかつてない事態へと突入する。そんな緊張がマックスに達したとき、ついに蘭丸率いるDOUBTがジェシーらプリズンギャングの力を借りて、深い因縁を持つWhite Rascalsに対決を挑む。圧倒的な勢力差を前にロッキー(黒木啓司)らWhite Rascalsは絶体絶命の窮地に陥るが…。そこに現れたのは、仲間のため街のために覚悟を決めたコブラ(岩田剛典)らSWORDの仲間たちだった! それぞれの想いが交差する中、未来をかけた最大の戦いが始まった。その果てに待ち受けるものは、希望か、それとも絶望か──。このほど到着したのは、今作の壮絶なストーリーを予感させる、期待感の高まる選りすぐりの場面写真。山王連合会、White Rascals、鬼邪高校、RUDE BOYS、達磨一家のSWORD各チームのビジュアルを始め、かつて圧倒的な支配力を誇っていたムゲンとたったふたりで渡り合った最強の兄弟・雨宮兄弟、次男・雨宮雅貴(TAKAHIRO)&三男・雨宮広斗(登坂広臣)。そして、伝説のバイクチーム・ムゲンのメンバー、琥珀(AKIRA)&九十九(青柳翔)。ビジュアルには、岩田剛典演じるコブラと九龍グループの会長扮する岸谷五朗が睨み合う場面や、血だらけのROCKY(黒木啓司)などが写し出され、ますます公開が待ち遠しくなるようだ。映画『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』は8月19日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY 2017年8月19日より全国にて公開©; 「HiGH&LOW」製作委員会
2017年08月07日岸谷五朗・寺脇康文が主宰する演劇ユニット「地球ゴージャス」。この度、15作品目となる待望の新作が、柚希礼音と西川貴教をW主演に迎え、2018年4月9日(月)のTBS赤坂ACTシアターを皮切りに全国6か所にて上演することが分かった。「地球ゴージャス」は、岸谷さんと寺脇さんの2人以外のメンバーを固定せずに、ゲストを迎えて公演するスタイルをとっている人気演劇ユニット。2016年には14作目となる「The Love Bugs」を催し、東京、名古屋、福岡、大阪と計10万人を動員。城田優を始め、蘭寿とむ、大原櫻子、マルシアらエンターテインメント界の豪華キャストが集結し大盛況を収めた。15作目となる最新作も負けない豪華キャストが決定。まずは、宝塚歌劇団で男役のトップスターとして6年間その座に君臨、2015年の退団後も舞台での活躍が目覚ましく、現在公演中の話題作・ミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」や、来年1月には「マタ・ハリ」で主演を務める柚希さん。そして、昨年デビュー20周年を迎えたT.M.Revolution西川さん、この2人が今回W主演を務める。さらに、『ちはやふる』で第40回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞し、今後も『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』『ちはやふる -結び-』と出演作の公開が控える若手実力派俳優の新田真剣佑。ミュージカル「王家の紋章」でヒロインを務め、地球ゴージャスプロデュース公演Vol.13「クザリアーナの翼」以来の出演となる宮澤佐江と、「<物語>シリーズ」千石撫子役、「監獄学園」緑川花役、「3月のライオン」川本ひなた役など数々の作品に出演する人気声優・花澤香菜がWキャストで参加。そして、トップクラスのダンスの実力と華麗なパフォーマンスで、地球ゴージャス公演には欠かせない存在の藤林美沙、原田薫、大村俊介(SHUN)も出演。また、数々の大作ミュージカルや人気舞台作品に名を連ね、舞台界で注目株の水田航生、植原卓也も参加する。作・演出を務める岸谷さんは、「常に新作が代表作でなくてはならない!地球ゴージャスVol.15に頼もしく素晴らしき魅力に溢れた、もう何だか凄い!びっくりの俳優達が集結してくれた!お客様の歓喜の声!最高の笑顔に会えますように!作品創りに精進してまいります!」と力強いコメントを寄せ、寺脇さんは「役者は揃いました!素敵な面々が、また、新たな地球ゴージャスの樹を育ててくれます。ダンスと歌とアクションと、笑いと涙を詰め込んで、果たしてどんな実がなることでしょう。ぜひ、皆様、劇場で、その“実”を御賞味いただき、私たちに栄養を与えて下さいますよう、よろしくお願い申し上げます!」と呼びかけた。「地球ゴージャスプロデュース公演Vol.15」は2018年4月9日(月)TBS赤坂ACTシアターにて上演。※ほか全国6か所にて上演(cinemacafe.net)
2017年08月03日ヒットメーカー・鈴木おさむが贈る、伊藤淳史主演のSFヒューマンドラマ「脳にスマホが埋められた!」。先日より放送開始され、「設定が新しい!!」「人間模様のあたたかさにほっこり」などSNS上でも賑わいを見せている本作だが、この度、第5話に「劇団EXILE」の佐藤寛太がゲスト出演することが決定した。1話完結型で放送される本作は、ある日突然、脳がスマホのようになってしまったアパレル会社「エグザルトン」のサラリーマン、折茂圭太(伊藤淳史)。視界にはスマホと同じ画面が現れ、さらに他人のメッセージまで見ることができる。圭太はこの能力のおかげで社内外のトラブルに次々と巻き込まれていくが、結果的に人助け的なことを続けていく…というストーリー。アパレル会社「エグザルトン」で総務課に勤務する主人公・折茂圭太役を伊藤さんが演じるほか、「エグザルトン」のメンバーに新川優愛、「メイプル超合金」の安藤なつ、岸谷五朗らが出演している。今回佐藤さんが演じるのは、スマホマン安達。折茂圭太、林家ペーに続き、新たな第3の“脳内スマホ人間”という重要な役どころを演じる。第5話では、“脳内スマホ”を使いたくないという折茂圭太とケンカをした石野柳子(新川さん)。その柳子の前に、安達(佐藤さん)という別のスマホ人間が現れ、黒部社長(岸谷さん)への復讐を手伝ってくれると言うが…。『HiGH&LOW』『イタズラなKiss』シリーズに出演し、10月公開の『恋と嘘』ではメインキャストを務める佐藤さん。見どころについては「あるものを使ったアクションシーン」と話し、印象的なシーンについては「清掃員の格好をして社内に潜入するシーンです。映画やドラマでよく観ていたので衣装を始めて着たときは気分が上がりました」と答えており、ここも注目どころ。また撮影現場については「ゲスト出演にも関わらず出演者の皆様はじめ、スタッフの方々も空き時間にコミュニケーションをとってくれて初日からとてもやりやすい空間でお芝居させていただきました。撮影期間は約1週間程でしたが、オールアップの日は寂しかったです」と充実した撮影だったようだ。さらに本作にかけて「脳にスマホが埋められたら、何かしたい?」という問いには「人のスマホみえると、見なくていいものを見えるので、基本一日中電源はオフにしておきますが、たまにオンにしてチラッと友だちの画面をのぞいてみたいです(笑)」とコメントした。「脳にスマホが埋められた!」は毎週木曜日23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年07月25日『ウチの夫は仕事ができない』第2話のレビュー・あらすじ■『ウチの夫は仕事ができない』第3話のあらすじ(ネタバレあり)ショッピングモールの集客イベントの企画をコンペに出すように言われた司(錦戸亮)。沙也加(松岡茉優)のアドバイスもあって、10本の企画を出すことにする。その10本のうち、土方(佐藤隆太)の目に留まったのは世界的デザイナーのレイジカキタニ(岸谷五朗)にTシャツをデザインしてもらうというもの。企画実現に向けて一緒に動くことになった田所(藪宏太)とレイジへの交渉を進める司。しかし、デザインに2ヶ月ほしいというレイジに対し、本当は2週間しか時間がないのに、仕事を取ることを優先し、本当の納期を隠す田所。嘘がつけない司はその〆切を明かしてしまう。沙也加のほうは、司が慕う先輩・黒川晶(壇蜜)が女性だと知り、ひとり嫉妬に苦しむ。悶々とした気持ちを抱えたまま、パン屋のアルバイトの面接に行くが、そこで店員として働いていた元カレと再会する。自分が感じたような嫉妬を司にも味わわせたくないと、元カレと会ったことを秘密にしてしまう。■『ウチの夫は仕事ができない』第3話の感想 - 仕事に嘘は必要?「普通にやってもどうせしょうもないんだから、よーく考えろよ。自分なりの戦い方」と黒川。「大したことのない1本の企画に全力を注ぎ、玉砕する。一方、できる男は10本の企画を考える」と沙也加(本の受け売り)。そんなアドバイスを受けて、無事に企画をピックアップしてもらうが、司が本当の納期を伝えたことで、レイジカキタニとの交渉は決裂してしまう。なんでも正直に話せばいいというものではない、嘘も方便っていう言葉もあるだろ、と言い放つ田所。黒川に対しても、引き受けてもらってから始める交渉の仕方がある、とも言う。田所ははじめ2ヶ月で納期を切り、マスコミ発表などをしたあと、急に納期が短くなった、と言ってレイジに仕事をさせるつもりだった。そんな田所に対して、黒川は二流だな、と言う。「ごまかしてるだけだろ。そんなやり方では二度目はない」「大事なのは信頼関係を築けることじゃないか。どんな状況でも腹割って話してそれでも君のために、って言ってもらえること」おそらく、司がこれまでやってきたのは、信頼関係を築くということにつながるのだろう。最終的にレイジにデザインをしてもらうことになり、司の誠実さはプロジェクトが成功した要因のひとつだったとはいえる。だが、仕事ができるわけではない。仕事に嘘は必要だ、いやいや、嘘をつくのはいけないことだ。それはどちらも真実で、どちらも間違いなのだろう。誰しも、嘘をつきたくてついているわけではない。ひとつ「嘘」があるだけで仕事が円滑に進むこともある。その嘘がつけない、という司はやっぱり一歩足りない、と言えるのだろうか。本来ならば、そんな嘘が存在しない中で仕事ができればいいのだけれど。■『ウチの夫は仕事ができない』第3話の見どころ - 嘘と嫉妬に苦しむ妻黒川が実は美人な女性上司だったと知って、嫉妬に心を乱される沙也加。同時に元カレに会ったことを隠し、「司に嘘をついてしまっている」と苦しみもする。沙也加と黒川ではタイプが違うから浮気はあり得ないだろうし、元カレと司だったら、司が圧倒的に見た目が良いので嫉妬しないよ……などとイチ視聴者としては思ってしまうのだが。毎日一緒に暮らしている中で、小さな嘘というのは思いのほか心に重くのしかかる。マタ友のあかり(イモトアヤコ)の「嘘をつくと関係性が静かに変わる」という言葉もプレッシャーとなっていた。嘘をついていたことを明かした沙也加に司は、「ついてもいい嘘がある」「優しさでついた嘘でしょ?」「それはついていい嘘だよ」と言う。嘘、というのは難しい。司が言うように、全てが悪とは言えない。司が沙也加を全面的に信頼(司の場合は真っ直ぐすぎるだけかもしれないけれど)しているから、嘘を受け入れられたというのもあると思う。だって、疑いの心があれば、「どこかやましい気持ちがあったから嘘をついたんじゃないか」と思う可能性だってある。いいんだよ、と司が言ったことで、沙也加がちゃんと愛を感じてくれていたらいいのにな、と思う。余談だが、お弁当を受け取ったときの「ありがとう」とか、食事を終えたあとに「ごちそうさま」「おいしかった」と言って食器を下げることだとか、そういう何気ないことがとても好感が持てる。そんな何気ない小さな言葉の積み重ねが夫婦生活には必要なんじゃないか。■『ウチの夫は仕事ができない』キャスト錦戸亮松岡茉優佐藤隆太壇蜜藪宏太イモトアヤコ柳生みゆ屋敷紘子江口のりこ吉本実憂ほか
2017年07月23日「関ジャニ∞」の錦戸亮がちょっと残念な“仕事ができない夫”を演じ、その妻に扮する松岡茉優と手に手を取って頑張る、笑って泣ける新感覚なお仕事ホームドラマ「ウチの夫は仕事ができない」。この度、7月22日(土)放送の第3話に、俳優・岸谷五朗が出演することが決定した。見た目よし、学歴よし、収入よし!ウチの夫は理想の夫…のはずが、ある日、妻が知ってしまった夫の秘密。実は、夫は職場で足引っ張りまくりのお荷物社員だったのだ。一方、夫・小林司は悩んでいた。「できる夫」と信じ込んでいる妻に、お荷物社員ぶりを知られてはならない。それでも、繰り返す仕事のミス、屈辱、部下から向けられる軽蔑の視線に、「会社辞めたい」。もう限界と思ったとき、妻の妊娠が発覚!一家の大黒柱として、会社を辞めるわけにはいかない。子どもを産む妻を不安にさせてはいけない。仕事ができるようになりたいと、夫婦二人三脚の社会サバイバルがスタートする――!錦戸さんと松岡さんが夫婦役で出演するほか、錦戸さん演じる司の会社の面々に佐藤隆太、壇蜜、「Hey! Say! JUMP」薮宏太。さらに、司の姉役に江口のりこ、松岡さん演じる沙也加のマタ友のひとりにイモトアヤコらが出演している。そんな本作で岸谷さんが演じるのは、世界的デザイナー・レイジカキタニ役。派手な柄物のシャツに羽織、頭に大きなサングラスに長髪…と、奇抜な衣装で登場する。今回主演の錦戸さんとは、連続テレビ小説「てるてる家族」以来、実に13年ぶりの共演となった岸谷さんは、「当時、亮はまだ未成年でしたが、いまはとても魅力的な男になっていて、リアルな芝居に変わっていました」と当時をふり返り、「すごくよかったなぁ。嬉しいんですよ。まだなんだかよくわからない頃に会った子が、しっかり連続ドラマや映画の主役として居たり、いい芝居をしているのを見ると、ホント親戚みたいになっちゃう。『よしよし』みたいな」と想いを語る。しかし、その成長と変化を感じつつも、「元々すごくいいヤツで、その感じはまったく変わってなかった。いい成長を遂げていて嬉しかったですね」とコメント。一方の錦戸さんも「久しぶりに一緒にお芝居が出来て、本当に嬉しかった」と喜び、「成長した姿を見せられたら、と思いましたね」と話している。岸谷さんが出演する第3話は、司が慕う先輩「クロカワアキラ」が男性だと思い込んでいた沙也加は、実は美人女性上司だったことに衝撃を受け、一人嫉妬心に苦しんでいた。そんな中、アルバイトの面接を受けに行った近所のパン屋で、偶然店員として働いていた高校時代の元カレ・名取に再会。司を自分と同じ嫉妬心で苦しませないため、元カレとの再会を秘密にすることに。一方、土方(佐藤隆太)から、ショッピングモールの集客イベントの企画を出すよう言われた司は、沙也加とみどり(江口のりこ)の力を借り、10本の企画書を提出する。しかし、コンペを通ったのは本命を引き立てるために出したダメ元企画で、世界的デザイナーのレイジカキタニ(岸谷五朗)の協力を仰ぐものだった。司は一緒に企画を進めることになった田所(薮宏太)に文句を言われながらも、超多忙なレイジを捕まえるため奔走。デザインに2か月の時間が欲しいというレイジに対し、田所は2週間後に迫った締め切りを隠し、とりあえず仕事の確約をとることを優先しようとする。しかし、嘘がつけない司は本当の締め切りを明かしてしまい交渉は決裂してしまい…。「ウチの夫は仕事ができない」は毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年07月19日『22年目の告白―私が殺人犯です―』が大ヒット公開中の藤原竜也が日本全国民から命を狙われることになる凶悪犯を熱演、大沢たかお、松嶋菜々子らと共演した『藁の楯』が6月30日(金)に「金曜ロードSHOW!」にて放送される。漫画「BE-BOP-HIGHSCHOOL」で知られ、その後映画監督、小説家へと転身した木内一裕の「藁の楯」を原作に、『テラフォーマーズ』『無限の住人』などの三池崇史監督がメガホンを取って映像化した本作。少女を殺害した罪で逮捕され出所したばかりの清丸国秀(藤原さん)が再び殺人事件を起こす。殺された少女の祖父で財界のドンの蜷川(山崎努)は清丸を殺せば10億円を支払うという新聞広告を掲載。命の危険を察して福岡県警に自首した清丸は警視庁のSP・銘苅(大沢さん)と白岩(松嶋さん)、捜査一課の奥村(岸谷五朗)と神箸(永山絢斗)、福岡県警の関谷(伊武雅刀)の手で九州から東京まで移送されることになる。だが清丸の居場所は何者かの手によってネット上でリアルタイム実況され行く先々で思わぬ刺客が現れる。いつどこで誰に襲われるかわからない状況下で清丸の残忍な本性に触れ「彼を守ることに意味があるのか」と自問する銘苅たちは、「仲間の中に裏切り者がいるのでは」と精神的にも追い詰められていく。果たして彼らは、リミットの48時間以内に1,200km先の東京に無事にたどり着くことができるのか…というストーリー。『22年目の告白―私が殺人犯です―』では美しい容姿と不敵な笑みを浮かべる“絶対に捕まえられない殺人犯”を演じた藤原さんが、そこに存在するだけで誰もが殺意を覚えるほど憎たらしい“クズ役”を見事に怪演。『世界の中心で、愛をさけぶ』『ストロベリーナイト』の大沢さん、「営業部長 吉良奈津子」や「砂の塔~知りすぎた隣人」などの松嶋さんをはじめ、『日本のいちばん長い日』や本作の三池監督の最新作『無限の住人』にも出演している山崎さん、『夜明けの街で』「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」の岸谷さん、『真田十勇士』『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』の永山さん、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』『利休にたずねよ』などの伊武さんといった豪華キャストが顔をそろえた。カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品された戦慄のエンターテインメント大作『藁の楯』は6月30日(金)に日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」枠で放送。(笠緒)■関連作品:藁の楯 わらのたて 2013年4月26日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 木内一裕/講談社 (C) 2013映画「藁の楯」製作委員会
2017年06月30日連続テレビ小説「とと姉ちゃん」「3人のパパ」などに出演する女優・相楽樹が、伊藤淳史主演の新ドラマ「脳にスマホが埋められた!」の第2話(7月13日放送)にゲスト出演することが決定。相楽さんと伊藤さんは、夫婦役を務めた昨年放送の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」以来の共演となる。ある日突然、脳がスマホのようになってしまったアパレル会社「エグザルトン」のサラリーマン、折茂圭太(伊藤淳史)。視界にはスマホと同じ画面が現れ、さらに他人のメッセージまで見ることができる。圭太はこの能力のおかげで社内外のトラブルに次々と巻き込まれていくが、結果的に人助け的なことを続けていく――。本作は、人気放送作家の鈴木おさむが企画を担当した、1話完結型のSFヒューマンドラマ。アパレル会社「エグザルトン」総務課勤務の主人公・折茂圭太役を伊藤さんが演じるほか、「エグザルトン」メンバーに新川優愛、「メイプル超合金」の安藤なつ、岸谷五朗らが出演する。そして今回相楽さんが演じるのは、別ブランド「エグザルトン・オム」プレスの相馬美羽役。彼女は折茂が大阪の店舗に勤務していた頃の部下。美羽は久々に再会した折茂に積極的にアプローチを仕掛けるが、ほかにもいろいろな男性をたぶらかしていた…という役柄だ。すでに第2話の撮影は終了しており、相楽さんは「朝ドラ後にも皆を食事に連れて行ってくださって、お会いはしていたので、再会という気持ちはあまりなかったんですが、伊藤さんがいる安心感で、ほかの現場よりもクランクインからリラックスして入れたと思います」と話し、伊藤さんも「こんな短いスパンで、またご一緒できるのは嬉しいです。通常の撮影現場では、最初は緊張感を持って相手の様子をうかがいながらですが、相楽さんとは以前の作品で長い間現場が一緒だったので、そういう余計な気遣いはせず、すんなりとお芝居に集中できてすごく有難い事だと思います」と撮影を楽しんでいた様子。今回の役どころについて相楽さんは、「かなり小悪魔な部分もあるので、伊藤さん演じる折茂さんを転がしてみたり甘えたり、ついこの間まで夫婦役だった2人でこの設定を真剣に演じているのが不思議な感覚でした。でも、ふり切れてやれたのでとっても楽しかったです」と演じた感想を語る。また相楽さんが印象に残ったのは、美羽の小悪魔的な要素が詰まったシーン。「折茂さんからいまは独身だと聞いた美羽が、わざとらしく『え、チャンス!あ、ごめんなさい。何でもないです』とあざとく言ってるシーンは段取りのときからスタッフさんも笑っていました。現実では絶対言うことのないセリフなので存分に楽しんでやりました」と相楽さん。そして、伊藤さんは「相馬美羽はキャラクターが強烈で、すごく自分にトラウマや負い目を感じながら生きてきた役。僕もお芝居をしていて、過去を背負っている感じは伝わりました。とても役柄としても魅力的でしたし、相楽さんだからこそできたんだと思います」と話しているように、第2話は美羽の過去が物語の大きなポイントになっているという。木曜ドラマ「脳にスマホが埋められた!」は7月6日(木)23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送開始。(cinemacafe.net)
2017年06月28日伊藤淳史、新川優愛、岸谷五朗らを迎え、人気放送作家・鈴木おさむが企画を担当した一話完結型のSFヒューマンドラマ「脳にスマホが埋められた!」に、林家ペー、林家パー子が本人役で、レギュラー出演することが決定した。ある日突然、脳がスマホのようになってしまったアパレル会社「エグザルトン」のサラリーマン、折茂圭太(伊藤淳史)。視界にはスマホと同じ画面が現れ、さらに他人のメッセージまで見ることができる。圭太はこの能力のおかげで社内外のトラブルに次々と巻き込まれていくが、結果的に人助け的なことを続けていく――。アパレル会社「エグザルトン」総務課勤務の主人公・折茂圭太役を伊藤さん、「エグザルトン」の契約パタンナーでヒロインの石野柳子を新川さん、同じく契約パタンナーの安田部々香を「メイプル超合金」の安藤なつ。そして「エグザルトン」代表取締役社長・黒部仁役を、主演の伊藤さんとは約20年ぶりのテレビドラマ共演となる岸谷さんが演じ、篠田麻里子が約3ぶりに地上波連続ドラマでレギュラーとして出演することでも話題となっている。そして今回、出演が決定した林家ペーさん&パー子さんは本人役で登場。スマホ人間となってしまった折茂圭太(伊藤淳史)にとって、その謎を解く重要なキーマンとなるかもしれないという。ぺーさんは自身の役どころについて「監督に言われるがままやってました。いまでも自分が何役だったのかよくわかっていません。いままで色々な役を演じましたが、今回が一番難解でした。これが私のスマホな意見です」とギャグを交えてコメント。また、もし、スマホ人間になれるとしたら、何がしたいか?と聞かれると「たくさんの有名女優さんとこっそりツーショットを撮りためたいです」とペーさんらしさ全開で応えた。木曜ドラマ「脳にスマホが埋められた!」は7月6日(木)23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2017年06月21日現在放送中のドラマ『あなたのことはそれほど』が徐々に視聴率を上げており、話題となっています。特に、後ろめたさを感じずに不倫にのめり込んでいく役を演じる女優・波留さんに対する反響が大きいようで、「イライラする」という怒りの声も少なくないようです。清純派というイメージだった波留さんですが、不倫役がすっかり板についているようにも感じられます。そこで、パピマミ読者のみなさまに2017年6月9日から12日にかけて、「不倫役がハマると思う女性芸能人は?」 というアンケートを実施し、158人の方々から回答を得ましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います!●第1位:高岡早紀最も多くの票を獲得したのは『高岡早紀』さんで、27%(43人)でした。『役だけでなく、私生活でも恋愛に関しては自由奔放なイメージで、多くの男性をとりこにしていると思います。顔を見るだけで不倫が思い浮かぶぐらいですね』(40代女性/主婦)『旦那とは絶対に知り合いになってほしくないタイプ。恋愛も似合うけど、どちらかというと不幸せなイメージがあるから、やっぱり不倫する役がハマると思う』(30代女性/販売)2007年に放送されたドラマ『愛の流刑地』で、俳優・岸谷五朗さんと熱烈な不倫におちる役を演じた高岡早紀さん。実生活でも、元夫・保阪尚希さんとの離婚原因は高岡さんの不倫だと言われており、離婚後も噂になった男性芸能人は数知れません。先日出演したバラエティ番組『ダウンタウンなう』でも出演者を魅了しており、3児の母、44歳となった今も女性としての魅力は失われていない と言えるでしょう。アンケートでも2位に倍以上の大差をつけての1位となり、不倫役を演じさせたら右に出る人はいないと言えるのではないでしょうか。●第2位:橋本マナミ2位にランクインしたのは『橋本マナミ』さんで、13%(20人)でした。『フェロモンがスゴい。愛人キャラとして売り出してるわけだし、たしかに似合うと思います』(30代男性/営業)『愛人がこれほど似合う人もいない。ドラマで不倫役を演じてたけど、ぴったりだったと思います』(20代女性/アパレル)ドラマ『不機嫌な果実』で不倫役を演じ、話題となっていましたね。当初は清純派として活動していた橋本さんですが、ブレイクのきっかけとなったのは“愛人キャラ”がウケて のことで、ネタにされることもしばしば。とはいえ、橋本さん自身は不倫には断固反対の姿勢を貫いており、『ゲスの極み乙女。』の川谷絵音さんの復帰に対し「腹立たしくてしょうがない」とコメントしたこともあります。「平成の団地妻」「国民の愛人」などのキャッチコピーでも知られる橋本さんですが、「不倫でもいいから……」と考える男性は少なくないかもしれませんね。●同率3位:上戸彩、壇蜜同率で3位にランクインしたのは『上戸彩』さんと『壇蜜』さんで、9%(15人)でした。『昼顔の上戸彩はまさに当たり役だと思った!あんな表情もできるんだなと見直しましたね』(30代女性/主婦)『壇蜜は「不倫してて当たり前」と思えるぐらい不倫が似合う。あんなに魅力たっぷりならお誘いも多いんじゃないかと思います』(30代男性/不動産)ドラマ『昼顔』でこれまでの清純なイメージとは真逆の役に挑戦し、大きな反響を得た上戸彩さん。ドラマが話題となったことで、映画化されることとなりました。これまでのイメージを覆すような役に取り組んだことで、女優としてのターニングポイント となったのではないでしょうか。違う作品でもまた不倫役を見てみたいと思った人も多いでしょう。また、同率で3位となった壇蜜さんは、芸能界にもファンが多く、その溢れんばかりの色気に加え知的な面 も評価されているようです。不倫役が似合いそうという声は少なくありませんが、恋愛観について、地味な男性がタイプで好きになったら一途に尽くすタイプと語っており、それがまた男性を惹き付けてしまうのかもしれませんね。----------いかがでしたか?実生活で不倫していても不思議ではないと感じさせてしまうような人たちが、上位を占める結果となりました。男性をとりこにすることができるのは女性にとって大きな魅力だと言えますが、できることなら不倫せず、純愛をつらぬいてほしいものですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜14位)】不倫役がハマると思う女性芸能人は?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/SAYA
2017年06月13日