ミュージカル『ナビレラ─それでも蝶は舞う─』が開幕した。WEB漫画を原作した韓国発のミュージカル、その日本版初上演だ。Netflixでドラマ化もされ人気を得た物語だが、先日第49回菊田一夫演劇賞を受賞した三浦宏規と、老人役に初挑戦という川平慈英の初共演も話題に。開幕前日にあたる5月17 日、ゲネプロの公開と、その直前には囲み取材が実施され、三浦宏規、川平慈英、岡まゆみ、狩野英孝の4人が舞台への思いを明かした。若く才能あるバレエ・ダンサーながら、現実の厳しさを前にスランプに陥っているイ・チュロクを演じる三浦は、5歳からクラシック・バレエに取り組んできただけに、まさに適役。役柄について問われると、「いろんな取材で“俺しかいないと思います”と言ってしまい、自分の首を絞めた。めちゃくちゃ緊張しています」といまの心境を明かした。「でも、本当に宏規しかいないというのは初っぱなでわかります」とフォローしたのは川平。冒頭で展開されるバレエ団のリハーサル風景のことだ。遅れてやってきて皆の顰蹙(ひんしゅく)を買うも、次々とダイナミックな大技を決めて、才能を示す。川平演じるシム・ドクチュルは70歳。友を亡くし、生きる希望を見失い、重たそうな足を引きずり気味に歩く様子が痛々しい。そんな彼が、ふと目にしたチュロクの踊りに魅せられ、昔憧れたバレエをやりたいと思い立つ。家族の冷ややかな反応をよそに、チュロクのいるバレエ団の団長(舘形比呂一)に訴え、チュロクからバレエの指導を受けることになったドクチュル。最初は反発し、面倒くさそうに老人を指導していたチュロクだったが、バレエを学ぶ喜びが全身からほとばしるドクチュルの踊り、老いてもなお夢を追い続ける姿に、心を動かされないはずがない。数々のミュージカルに出演してきた川平も、バレエに取り組むのは「ほぼ初めて」という。「でも、虜になりました。腰痛が治りました。本当にバレエは何歳でもできます。おすすめします!」と力をこめる。さまざまな出来事を経て、ふたりの距離はどんどん近くなってゆく。岡演じるブンイは、夫ドクチュルのことを心から心配し、夫の先生であるチュロクを優しく迎え入れる。岡は、「一人ひとりが役にぴったりなんです。宏規くんもチュロクにぴったりだし、ドクチュルは慈英さん以外いません。英孝さんも心も顔もイケメンだと再認識させていただきました!」と笑顔を見せた。狩野が演じるソングァンはドクチュルの次男。TV番組のプロデューサーで、70歳でバレエに挑戦する父親のドキュメンタリーを撮影、そのチャレンジに寄り添う。今回がミュージカル初挑戦という狩野。「ミュージカルは生バンドがあって、歌に入る前にはまず芝居をおさめてから、といったいろんなテクニックがある。そこを崩さないように歌うのは難しかった」と稽古を振り返るが、川平からは「彼には叶わないんです。ストレートで。ある意味、何にも染まっていないから、グッとくるんです」と賞賛コメントがあがった。川平自身のバレエもグッとくる。チュロクとのマンツーマンのレッスン、バレエ団の皆とのリハーサルと、場面を重ねていくうちにどんどん上達。一つひとつの動きを大事に、丁寧に、心を込めて踊る姿が胸を打つ。「慈英さんは休憩中もずっと練習していた。バレエをやったことがないという人がどんどん上手くなっていく過程を見ているので、稽古を見て感動させていただいています」と三浦も絶賛だ。バレエ団の団長、ムン・ギョングクを演じる舘形比呂一は、財政難のバレエ団を率いる苦しい立場にあるが、華やかな存在感で皆を牽引。チェロクに恨みを抱いている元サッカー仲間のソンチョル(瀧澤翼)は、夢を諦めかけた若者の苦しさを漂わせ、強い印象を残す。彼とチュロクとの関係も物語に大きく影響し、目が離せない。さらに、川平が「圧倒的でノックアウトされた」と賞賛した音楽の力は絶大。年齢を問わず、勇気をもってチャレンジすること、夢を諦めないことの尊さを歌い上げる、心に響くミュージカルだ。公演は6月8日(土)まで、東京・日比谷シアタークリエにて。取材・文:加藤智子撮影:岩村美佳★三浦宏規さん×川平慈英三の対談インタビュー掲載中!「三浦宏規×川平慈英バレエが繋ぐ若者と老人の人間ドラマ、ミュージカル『ナビレラ』」()<公演情報>ミュージカル『ナビレラ』上演台本・演出:桑原裕子原作:「ナビレラ」作:HUN、JIMMYオリジナル台本・作詞:パク・へリム作曲:キム・ヒョウンオリジナルプロダクション:ソウル芸術団出演イ・チェロク:三浦宏規シム・ドクチュル:川平慈英ドクチュルの妻:岡まゆみドクチュルの次男、TVプロデューサー:狩野英孝ドクチュルの長男、会社員:オレノグラフィティチェロクの元サッカー仲間:瀧澤 翼ドクチュルの孫娘:青山なぎさ/井上音生(Wキャスト)バレエ団長:舘形比呂一久保貫太郎市川絵美岩﨑巧馬岡山玲奈河西茉祐古賀雄大政田洋平舞夏山田美貴2024年5月18日(土)~6月8日(土)会場:東京・シアタークリエチケット情報()公式サイト
2024年05月20日近鉄バファローズなどでピッチャーとして活躍した元プロ野球選手の佐野慈紀氏が19日に自身のアメブロを更新。すぐに改善すると思っていた持病の恐ろしさをつづった。糖尿病による感染症が進行したため右腕の切断手術を受けた佐野氏はこの日、糖尿病が発覚した際に食事制限をしていたことを明かし「透析を始める前なんてストイックにやりすぎて栄養失調になりかけたくらい」と説明。「透析だけは避けたがったから必死だった」(原文ママ)と述べつつ「このままでは命に関わる。生きるために透析しましょうと医師に言われ受け入れた」とつづった。続けて「週3回の透析治療が始まって節制しながら朝のウォーキングを始めた」というも、足裏に痛みと腫れを感じて定期検診で主治医に診てもらった際に「緊急オペで右足中指を切り落とす事に」と告白。「指先に小さな傷がありそこから感染したらしい。重症下肢虚血」と病名を明かし「何とか足を残す為に治療を続け」「治療の甲斐あって中指以外は無事に残り退院」と報告した。一方で「数週間後透析中に心臓がチクリとした」といい、医師に相談した結果「大きい病院に移った方が良いということで診察し」「心不全でたちまち再入院」と説明。右手の小さな傷が治らないことを伝えると「カテーテルをいれて血流を改善しましょうとなり手術」と明かしつつ「心臓の経過を見ながら指先にも注視するが指先の傷口が拡がって来たのがわかる」「ほんの数週間で指先は壊死したのだ」と当時を振り返った。また「糖尿病による動脈硬化の影響で血流が届かなかったのだろう」と推測し「感染を拡げない為に洗浄を繰り返す」と説明。一方で「中指にも感染が飛び火」「いよいよ右手人差し指と中指を切断することに」と明かし「これで無事に傷口が塞がり感染が止まればと思い虚しく感染の巣は消えてなかった」「再び洗浄が始まる。一度患部を見たのだが膿が溜まって酷い状態。それを洗い流す作業の繰り返し」と自身の様子をつづった。さらに「洗浄の範囲はどんどん拡がってくる」と述べ「感染が血液に乗って心臓に飛び火するリスク」もあったことを説明。「最善を尽くすには何がベストか?熟考するのが常だがそんな事は言ってられない。即決即断で右腕の切断が決まった」と明かし「指を落としてから僅か数日の出来事。感染の恐ろしさを目の当たりにした」とコメントした。最後に「糖尿病と言われ透析になるまで節制はしていた」と述べ「最初はすぐに改善すると思っていたしここまで酷くなる」と思っていなかったことを説明。「改めてその恐ろしさを痛感した」といい「しっかりと管理すれば合併症のリスクは下がる。糖尿病と言われた皆さんどうか甘く見ないで」「糖尿病は恐ろしい」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年05月20日近鉄バファローズなどでピッチャーとして活躍した元プロ野球選手の佐野慈紀氏が18日に自身のアメブロを更新。失ったはずの右腕の指先に痛みを感じることを明かした。糖尿病による感染症が進行したため右腕の切断手術を受けた佐野氏は、12日のブログで順調に回復していることを報告しつつ「切断した肘から下に感覚がのこってるんですよね。幻肢の運動というらしい」と説明。「右腕がまだ足掻いてるようで何だか愛おしい」とつづっていた。この日は「幻肢痛が始まった」と切断によって失ったはずの手足に痛みを感じる『幻肢痛』について言及。「あるんですよ!指先に痛みがね」といい「取り敢えず薬で踏ん張ります」と説明した。最後に「健康第一 みんなかがや毛~」とお茶目に述べ、ハッシュタグで「#入院生活」「#健康」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年05月19日ミュージカル『ナビレラ -それでも蝶は舞う-』の公開ゲネプロが17日に東京・シアタークリエで行われ、三浦宏規、川平慈英、岡まゆみ、狩野英孝が取材に応じた。同作は2016年、韓国のポータルサイト「Daum」で連載されたWEB漫画の舞台化作。日本でも漫画サイト『ピッコマ』を通して人気となり、2021年にはドラマ化もされNetflixで配信されている。2019年にソウル芸術団によりミュージカル化され、初の日本版上演となる。一流のバレエダンサーを目指すイ・チェロクを三浦、かつて諦めたバレエという夢に挑戦するシム・ドクチュルを川平が演じ、ほか岡まゆみ、狩野英孝、オレノグラフィティ、瀧澤翼、青山なぎさ/井上音生(Wキャスト)、舘形比呂一が出演する。公開ゲネプロではWキャストのヘジン役を井上が務めた。○■ミュージカル『ナビレラ』公開ゲネプロに三浦宏規ら登場第49回菊田一夫演劇賞も受賞した三浦。幼い頃からバレエをやってきたために同作のオファーは「すごく嬉しかったんですよ。やっとクラシックバレエを題材として使った役ができる」と喜んだそうだが、「嬉しくて舞い上がってしまって、いろんな取材で『俺しかいないと思います』と言いすぎて、自分の首を締め、今日めちゃくちゃ緊張してます」と苦笑する。「でも皆さん本当に素晴らしくて素敵な作品に仕上がっていると思うので、楽しみに待っていただけたらなと思っています」とアピールした。囲み取材でも「俺しかいない」を言わされそうになっていた三浦は、「TVの収録でもこういうことを言って、大滑りして、カットされたんですよ。ここで言ったら、また掘り返してしまうのであれですけど、僕しかいないという気持ちを持って……汗が」と額の汗を拭う。川平は「宏規しかないというのは、初っ端でわかります。目から鱗です、期待してください」と太鼓判を押した。一方、川平も61歳で「ほぼ初めて」というバレエに挑戦。「ジャズダンスとかミュージカルダンスはやってたんですけど、最初バレエ、そして70歳の役で『えっ』と思ったんだけど、逆にチャンレンジングだなと思いまして。なんと言っても曲に圧倒的な力がありまして、ノックアウトされて、『この船に乗っかりたいな』と思いました」と心境を吐露する。三浦が「うまいです、めちゃくちゃ」と褒めると、川平は「お互いハードルを高くして!」とツッコミ。「でも、ちょっと虜になりました。やってみたら腰痛が治りました。(身体の)ラインが良くなったのかな。おすすめします。何歳になってもできます」と語る。三浦は「できすぎてる。最初とか、できちゃいけないんですよね。なのにピルエットとか軸がすごくまっすぐで『うますぎるんで、もう少し下手に』みたいなオーダーがあったぐらいですもんね」と明かす。休憩中もずっと練習をしているそうで、狩野は「稽古を見てても感動させていただきます」と絶賛した。三浦との関係については、川平が「バディですよ。養子縁組したいくらいですもん」と表し、三浦は「そんなに!? ありがとうございます」と驚く。川平が「逆にお兄ちゃんという時もあります。教えてもらって」と感謝すると、三浦は「大ファンだったんですよ。もともと。だからこうやって一緒にものづくりできてることが嬉しいです。お芝居中はタメ口をきいて『何やってんだよ』とか言っていて、恐れ多いなと思っていたんですけど、最近はどんどんノリノリになってきちゃって、すごい楽しくやらせてもらって」と息ぴったりの様子。川平は「ずるいですよ。この愛くるしい瞳が、目の前でフルパッションでうわーっ! て震えるエネルギーで歌うんですよ」と訴えていた。公演は東京・シアタークリエにて5月18日〜6月8日。
2024年05月17日ミュージカル『ナビレラ -それでも蝶は舞う-』の公開ゲネプロが17日に東京・シアタークリエで行われ、三浦宏規、川平慈英、岡まゆみ、狩野英孝が取材に応じた。同作は2016年、韓国のポータルサイト「Daum」で連載されたWEB漫画の舞台化作。日本でも漫画サイト『ピッコマ』を通して人気となり、2021年にはドラマ化もされNetflixで配信されている。2019年にソウル芸術団によりミュージカル化され、初の日本版上演となる。一流のバレエダンサーを目指すイ・チェロクを三浦、かつて諦めたバレエという夢に挑戦する、シム・ドクチュルを川平が演じ、ほか岡まゆみ、狩野英孝、オレノグラフィティ、瀧澤翼、青山なぎさ/井上音生(Wキャスト)、舘形比呂一が出演する。○■ミュージカル『ナビレラ』に出演する狩野英孝�初舞台、初ミュージカルだという狩野はバレエについて「ちらっとやってみたけど、難しいんだなと身に沁みて感じました。(バレエシーンが)ないので勝手に作りました。アドリブみたいな感じで、どう出てくるかは見てのお楽しみ」と期待を煽る。周囲からは「クラシックバレエでは見たことないテクニック」(三浦)、「ネオバレエ的な」(川平)と表されていた。川平から「コメディのところは敵いません」と絶賛されると、狩野は「御三方がしっかり作ってくれるからこっちもまだ遊びどころがあるというか、遊びすぎてカットされるくらいのびのびやらせていただいています」と謙遜し、岡は「真面目、ものすごく真面目」と評する。狩野は「このメンバーについてくのが大変なので。ミュージカルも舞台も初めてで、本読みでどこまでセリフをい入れたらいいのかなとか、台本持っちゃいけないのかなとか探り探りだったんですよ。ついていくのに必死で迷惑かけないようにだけさせていただいてます」と恐縮するが、三浦から「未だに三浦さんというのだけやめてもらって。宏規とか」と壁を指摘されると、いい声を作り「宏規……」と呼んでいた。歌のシーンもあり、川平は「泣けますよ。毎回危ないですもん」と太鼓判。狩野は「今まで自分でギターで弾き語りでリズム取ってとかはあったんです。初めて知ったんですけど、こういうミュージカルだと生バンドがあって、そこに合わせて、歌に入る前に芝居を納めてから入る、みたいな。歌うだけじゃなくて前から始まってるというか、持っていくための色んなテクニックがあるんだなと。僕はあまり楽譜通り歌ったことがないのでそこを崩さないように歌うのが難しかった」と苦労を明かす。三浦の歌い方を参考にしていたそうだが、三浦は「慈英さんがおっしゃってたんですけど、『英孝さんの歌がめちゃくちゃ泣ける』と。『あんなにまっすぐ見つめられて歌われるともうやばいんだよ』と僕のところにこっそり言いに来て。クセが一切ない」と暴露。「直接言ってください!」という狩野に、川平は「直接言うとクサいじゃないですか。ミュージカルというのはテクニカルなトレーニングを積み重ねがあると思うんですけど、敵わないんですよ、ストレートなので。ある意味何にも染まってないから、グッとくるんですよ」と絶賛した。
2024年05月17日俳優の三浦宏規が17日、東京・日比谷シアタークリエで行われた韓国ミュージカル日本版初上演『ナビレラ-それでも蝶は舞う-』ゲネプロ前囲み取材に出席。共演する川平慈英、岡まゆみ、狩野英孝とともに意気込みを語った。一流のバレエダンサーを目指すイ・チェロクを演じる三浦は「クラシックバレエをずっとやってきたので、すごくうれしかったです」とにっこり。「やっとバレエを題材とした役ができるのがうれしくて舞い上がってしまって、いろいろなところで『俺しかいないと思います』と言いすぎて、首を絞め、きょうのゲネプロめちゃくちゃ緊張しています」と本音を吐露した。さらに「テレビ番組の収録でもこういうこと(『俺しかいない』と)言ってスベってカットされた」としょんぼり。それでも「『僕しかいない』という気持ちをもって」と意気込み、「汗が、すみません」と汗をぬぐいつつ、気を引き締めた。『ナビレラ』は、韓国のポータルサイト「Daum」でWEB漫画の連載を2016年に開始し、読者からの評価で満点を取るなど大きな反響を呼んだ。日本でも漫画サイト「ピッコマ」を通じ、日本語版が紹介され、ドラマもヒットするなど人気は続いている。2019年に韓国文化体育観光庁傘下のソウル芸術団によりミュージカル化され、好評を得て2021年に再演した作品の初の日本版上演となる。三浦は「日本初演のプレッシャーはありますし、ドラマでも話題になった作品なので、イメージがある方もたくさんいらっしゃると思うのですが、良い意味で裏切る日本オリジナルの良さ、我々にしか出せない味を舞台の上で作っていきたいなと思います」と気合十分。川平は「ドラマを見て心をわしづかみにされたのですが、ミュージカル版も相当心をわしづかみにされるものになっています。小さいティッシュではなく、箱ティッシュで楽しんでいただければ」と呼び掛けつつ、「ああ、またハードルを自分で(上げてしまった)」と焦り、笑いを誘った。同公演は、あす18日から6月8日まで日比谷シアタークリエにて上演される。
2024年05月17日韓国でウェブ漫画として生まれ、のちにドラマ化、ピッコマ(漫画)とNetflix(ドラマ)を介して日本にも紹介された『ナビレラ』。2021年のドラマ化に先駆け、2019年には韓国でミュージカル化されており、再演される人気を博している。『ダーウィン・ヤング 悪の起源』などで知られるソウル芸術団が手掛けたそのミュージカル版が、劇団KAKUTAを主宰する桑原裕子の上演台本・演出による日本版として、明日5月18日(土)に東京・シアタークリエで開幕する。数々のバレエコンクールで入賞したのちに俳優になった経歴を持つ三浦宏規がバレエダンサー役に、いつまでも若々しいイメージの川平慈英が自身初の“老人”役に挑む話題作だ。三浦が演じるのは、一流のバレエダンサーを目指すイ・チェロク。才能を持ちながらも、自身を取り巻く厳しい現実に将来を見出せず、スランプに陥っている。一方、川平が演じるシム・ドクチュルは、家族のために郵便配達員として長年働いた末に定年を迎え、残りの人生を考え始めていた。ある日ダンススタジオの前を通りかかり、チェロクが踊る姿に心奪われるドクチュル。子ども時代にバレエダンサーに憧れながらも、貧しさにより諦めた過去を持つ彼は、バレエのレッスンを受けたいとチェロクに申し出る。何度断られても熱心に通い続けるドクチュルを見たバレエスタジオの団長(舘形比呂一)は、チェロクにドクチュルを指導するよう、そしてドクチュルにはチェロクのマネージャーになるよう言い渡し――?「もしかしたら自分はこの作品をやる為にこれまでバレエをやっていたのかもしれない…(笑)と思ってしまうほど、この作品との出会いにワクワクしています」「憧れ続けてきた川平慈英さんとご一緒できる贅沢。もう今から楽しみでなりません!」と喜びを露わにする三浦と、「純然たる“老人”という役柄は今作が初めてで、バレエも学生の頃レッスンを1、2回かじっただけで、ステージでお見せするのは初めて。初めてづくしの中で未知な自分を楽しみたい」と意気込む川平。ふたりの初共演と共に、ドクチュルの次男役でミュージカル初挑戦を果たすお笑い芸人、狩野英孝の歌声にも注目したい。文:熊田音子★三浦宏規さん×川平慈英三の対談インタビュー掲載中!「三浦宏規×川平慈英バレエが繋ぐ若者と老人の人間ドラマ、ミュージカル『ナビレラ』」()<公演情報>ミュージカル『ナビレラ』上演台本・演出:桑原裕子原作:「ナビレラ」作:HUN、JIMMYオリジナル台本・作詞:パク・へリム作曲:キム・ヒョウンオリジナルプロダクション:ソウル芸術団出演イ・チェロク:三浦宏規シム・ドクチュル:川平慈英ドクチュルの妻:岡まゆみドクチュルの次男、TVプロデューサー:狩野英孝ドクチュルの長男、会社員:オレノグラフィティチェロクの元サッカー仲間:瀧澤 翼ドクチュルの孫娘:青山なぎさ/井上音生(Wキャスト)バレエ団長:舘形比呂一久保貫太郎市川絵美岩﨑巧馬岡山玲奈河西茉祐古賀雄大政田洋平舞夏山田美貴2024年5月18日(土)~6月8日(土)会場:東京・シアタークリエチケット情報()公式サイト
2024年05月17日近鉄バファローズなどでピッチャーとして活躍した元プロ野球選手の佐野慈紀氏が12日に自身のアメブロを更新。切断した右腕の感覚があることを明かした。糖尿病による感染症が進行したため右腕の切断手術を受けた佐野氏は、7日のブログで「今日初めて切った腕と対面しました」と述べ「痛みもなく順調なようです」と経過を報告。8日には「ぬいぐるみみたい」と包帯が巻かれた切断した右腕の写真を公開していた。この日は、順調に回復していることを報告しつつ「切断した肘から下に感覚がのこってるんですよね。幻肢の運動というらしい」と『幻肢(げんし)』と呼ばれる、失った手足がまだ存在するかのような感覚があることを説明。「少し疼痛があるのもこのせいかもです。脳からの神経がまだ記憶してるんですね」とつづった。続けて「右腕がまだ足掻いてるようで何だか愛おしい」と述べ「次第に慣れていくそうですがその時が本当のお別れになるでしょう」とコメント。最後に「健康第一」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年05月13日近鉄バファローズなどでピッチャーとして活躍した元プロ野球選手の佐野慈紀氏が7日と8日に自身のアメブロを更新。手術で切断した右腕の経過を報告した。4月30日のブログで、佐野氏は「2023/4/右足中指の感染が発覚。重症下肢虚血」と説明し「何とか回復し、足は残す事ができたのだが」「2023/12月 感染症が足から指先に転移」したといい「指先に壊死が見られる。その結果 指先を2本切断」と告白。「今日まで右手の機能を残す為に治療を続けるも2024/05/01 感染症が進み明日右腕を切断する事に」と報告し「受け入れることなんて出来ないけど生きる為には乗り越えないとな」と前向きにつづっていた。7日には「経過報告」というタイトルでブログを更新し「皆さんからの温かいたくさんのメッセージに感激と感謝がやみません 本当にありがとうございます」と感謝のコメント。「今日初めて切った腕と対面しました」と明かし「感想は短くなったなぁですね。痛みもなく順調なようです」と経過を報告し「まだまだ先は長いですが変わらず前を向いて生きますね」とつづった。8日には「何かさ笑」と題したブログを更新し「ぬいぐるみみたい」と包帯が巻かれた切断した右腕の写真を公開。「そんなええもんちゃうやろ!」と述べつつ、自身については「至って元気です」と報告し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お大事になさって下さい」「しっかり休養してくださいね!」「応援しています」などのコメントが寄せられている。
2024年05月08日韓国発のミュージカルがついに日本初演。若きバレエダンサーのイ・チェロクと、70歳にして初めてバレエに挑戦するシム・ドクチュルの交流を描いた感動作だ。チェロクを演じるのは、舞台『千と千尋の神隠し』や舞台『キングダム』、ミュージカル『のだめカンタービレ』と大作への出演が相次ぐ三浦宏規。5歳からクラシックバレエを始めた三浦にとっては、まさにハマり役と言える。さらにドクチュルを演じるのは、純然たる“老人”役は初となる川平慈英。すでに稽古も開始され、相性ぴったりなやり取りを見せるふたりに、作品に寄せる想いをたっぷり聞かせてもらった。本読みから泣いてしまう「ドラマの根幹がズルい」――脚本を読まれての感想、印象から教えてください。川平本読みであんなに涙が溢れてくるなんて、僕は初めての経験でしたね。三浦僕もです!川平自分でも「おい慈英、しっかりしろよ」って(笑)。三浦ラストシーンとか、もう僕は慈英さんの顔を見ただけで無理無理!って感じでした(笑)。川平で、その宏規くんを見て僕も無理無理!ってね(笑)。――それはひとりで読んでいる時から涙が?三浦僕は泣きました。これダメだって、一度脚本を閉じたくらいです(笑)。川平それほどドラマの根幹がズルいんだよね。三浦そうそう、ズルいんです! だから実際に人の声を通したらもう耐えられなくて。川平また宏規くんのエネルギーが圧倒的なんですよ。感受性がカラフルというか。僕はそれをいただいて、また返すっていうキャッチボールが出来るのが本当に楽しみで! それをそのままお客様も受け取って、生きるって素晴らしいとか、寛容さの大切さとかを思い出してもらえたら嬉しいですね。三浦僕こそ慈英さんからもらうものばかりで! ご一緒するのは初めてですが、昔から大好きな俳優である慈英さんと、バディものをやれるってことが心から嬉しいです。「こんなに勇気をもらえる作品ってなかなかない」――生き方も年齢もまったく異なるふたりを、バレエが繋ぐ物語です。チェロクとドクチュルそれぞれにとって、バレエとはどういった存在なのだと思いますか?三浦チェロクはやっぱり好きだったんですよね。ただ当然「男がバレエなんて」と周りから言われることもあったでしょうし、父親もそんなひとりで。しかもなかなか思うようにいかない、要はスランプに陥っている。そんな時、すごくやる気に満ち溢れたドクチュルが現れてこう言うわけです。「僕はバレエが好きなんだ。そして君のバレエが好きなんだ」って。真っすぐな目でそう伝えられたことでチェロクは浄化され、踊ることが好きなんだってことに改めて気づく。そういった意味でもドクチュルの存在はとても大きかったですし、彼にとってバレエというのは、すごく大切なものなんだと思います。川平なんかもう宏規くんそのままですよね!三浦僕も今、自分の話をしているのかなって思いました(笑)。川平ドクチュルにとってバレエは、もう生きる理由ですよね。ずっと郵便配達員として、自分のやりたいことをすべて置いて、子供たちのために身を削って生きてきた。でも小さい時に見たバレエ少女に心奪われ、それ以来ずっと、頭の片隅にはバレエってものがあって。で、人生の終焉を前に一念発起してバレエを始めるわけですが、そのきっかけになるのがチェロクなんですよね。初めて彼を見た時、まさにバレエの神様降臨!みたいな(笑)。それぐらいドクチュルにとってチェロクは、光り輝いて見えたんだと思います。――観劇に当たりハンカチは必須ですね! では最後に、楽しみにされている読者にメッセージをお願いします。三浦バレエ題材ということもあり、僕にとっては近いというか、非常に親近感のある作品です。ただどんな人でもきっと心揺さぶられる、本当に老若男女に楽しんでもらえる作品になるんじゃないかと思います。川平陳腐だと承知の上でストレートに言ってしまいますが、こんなに勇気をもらえる作品ってなかなかないと思います。これからみんなで丁寧に作っていけば、必ずや日本のミュージカル作品におけるエポックメイキングになるはず。そう強く思いますし、なって欲しいなと思います。三浦はい、本当にそう思います!取材・文:野上瑠美子撮影:石阪大輔ヘアメイク:AKi(三浦宏規)・森川英展(NOV)(川平慈英)スタイリング:小田優士(三浦宏規・川平慈英)衣装協力:KOH(03-6416-0897)(三浦宏規)<公演情報>ミュージカル『ナビレラ』上演台本・演出:桑原裕子原作:「ナビレラ」作:HUN、JIMMYオリジナル台本・作詞:パク・へリム作曲:キム・ヒョウンオリジナルプロダクション:ソウル芸術団出演イ・チェロク:三浦宏規シム・ドクチュル:川平慈英ドクチュルの妻:岡まゆみドクチュルの次男、TVプロデューサー:狩野英孝ドクチュルの長男、会社員:オレノグラフィティチェロクの元サッカー仲間:瀧澤 翼ドクチュルの孫娘:青山なぎさ/井上音生(Wキャスト)バレエ団長:舘形比呂一久保貫太郎市川絵美岩﨑巧馬岡山玲奈河西茉祐古賀雄大政田洋平舞夏山田美貴2024年5月18日(土)~6月8日(土)会場:東京・シアタークリエチケット情報()公式サイト
2024年05月02日近鉄バファローズなどでピッチャーとして活躍した元プロ野球選手の佐野慈紀氏が4月30日に自身のアメブロを更新。感染症が進み、右腕を切断することを報告した。この日、佐野氏は56歳の誕生日を迎えたことを報告し「55歳はまさかの1年入院生活」と説明。「小学4年で野球を始める」「中学生で本格的に投手になり右腕を振りかざした」と明かし「高校野球でも甲子園で投手として出場」「1990年ドラフト3位で近鉄バファローズ入団」と述べ「その後、13年右腕を振り続ける」とこれまでの自身の野球生活を振り返った。続けて「1997/11月 右腕にメスを入れる」「2023/4/右足中指の感染が発覚。重症下肢虚血」と説明し「緊急の為、右足中指を切断。治療の為、強制入院生活始まる」と回想。「何とか回復し、足は残す事ができたのだが」「2023/12月 感染症が足から指先に転移」したといい「指先に壊死が見られる。その結果 指先を2本切断」と告白した。また「2024/1月 心臓弁膜症の発覚」と明かし「動脈硬化が激しく回復がままならない。糖尿病による影響は恐ろしい」とコメント。「今日まで右手の機能を残す為に治療を続けるも2024/05/01 感染症が進み明日右腕を切断する事に」と報告し「涙は出なかった。もちろんショックはあるけれど」と述べ「受け入れることなんて出来ないけど生きる為には乗り越えないとな」と前向きにつづった。最後に「この治療が終わってもまだ終わりではない。心臓弁膜症の手術もしないといけない」といい「感染症も5年生存率と言われ再発のリスクもある」と説明。「苦難の先には幸せがある」「失われた右腕 これも長い人生の一つ。そう思いたい」と心境を明かし「命ある限り強がって生きる。やる事はまだまだたくさんある。目一杯抗いでやる」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「手術が無事に終わります様に」「応援しています」「回復を祈ります」などのコメントが寄せられている。
2024年05月01日江口のりこ、内田慈、古川琴音、青山フォール勝ち(ネルソンズ)らをキャストに迎えた、『恋人たち』の映画監督・橋口亮輔の9年ぶりの最新作『お母さんが一緒』が7月12日(金)公開決定。本ポスタービジュアルおよび予告編が解禁された。第89回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位、第70回毎日映画コンクール日本映画大賞、第58回ブルーリボン賞最優秀監督賞など数多くの映画賞を受賞した名作『恋人たち』(2015)から9年ぶりとなる稀代の映画監督・橋口亮輔の最新作。本作は、脚本家・劇作家・演出家・映画監督など、マルチに活躍するペヤンヌマキが2015年に主宰する演劇ユニット「ブス会*」で発表した同名舞台を橋口監督自ら脚色し、CS「ホームドラマチャンネル」(松竹ブロードキャスティング)の開局25周年ドラマとして制作されたオリジナルドラマシリーズが再編集され、映画となった。親孝行のつもりで母親を温泉旅行に連れてきた三姉妹。長女・弥生は美人姉妹といわれる妹たちにコンプレックスを持ち、次女・愛美は優等生の長女と比べられてきたせいで自分の能力を発揮できなかったと心の底で恨んでいる。そんな2人を冷めた目で観察する三女・清美。三姉妹に共通しているのは、「母親みたいな人生を送りたくない」ということ。温泉宿の一室で爆発する三姉妹の母親への愚痴は徐々にエスカレートし、お互いを罵倒する修羅場へと発展。そこに三女がサプライズで用意していた彼氏・タカヒロが現れ、物語は思わぬ方向へ――。長女・弥生役は、映画やドラマなど多方面で活躍し、主演作の公開も相次ぐ実力派・江口のりこ。次女・愛美に、原作舞台や『恋人たち』にも出演していた舞台・映画・ドラマで独自の存在感を発揮する内田慈。そして、いま最も注目される若手俳優の1人であり話題作への出演が続く古川琴音が三女・清美に。その彼氏・タカヒロにお笑いトリオ「ネルソンズ」のメンバーとしてバラエティ番組で活躍する青山フォール勝ちが抜擢され、人気・実力を兼ね揃えた個性豊かなキャストが勢揃いした。家族という一番身近な他人だからこそ湧いて出てくる不満や苛立ちを、ユーモラスに描いたホームドラマの新たな傑作が誕生した。キャスト・監督よりコメント到着【橋口亮輔監督】江口のりこさんはじめ、内田慈さん、古川琴音さん、青山(フォール勝ち)くんと、人気、実力ともに申し分のない出演陣を得て、僕も気合いを入れ直して現場にのぞみました。たまらなく可笑しくて、少し痛がゆい、そんな人間たちの物語をぜひお楽しみください。【江口のりこ】橋口さんの撮ったドラマが劇場版になりました。やっぱり映画にしなきゃ!というのは、誰もが思ったことだと思います。是非映画館でご覧になって下さい。【内田慈】「2015年に出演したペヤンヌさんの舞台作品を橋口さんが映像作品にする。しかも当時と同じ次女・愛美という役で。しかも江口のりこさんと古川琴音ちゃんとの三姉妹」というオファーをいただいた時は色んなびっくりと嬉しさでご褒美みたいだなと感じました。舞台版と映像版どちらにも出演する唯一の俳優部として何ができるかなぁと考えながら取り組んだ時間は、楽しく且つ挑戦の日々でした。登場人物たちのそれぞれの言い分は置いといて(笑)、「なんかこの感情知ってるな」と見つけることで浄化されたり、または蓋をしていたモヤモヤと改めて向き合う時間になったり……。観てくださる方にとって、笑いながらそんな機会になる作品であったらいいな……。【古川琴音】あの三姉妹を、大きなスクリーンで、より多くのお客さんに観ていただけることがとても嬉しいです。いびつで愛おしい家族の姿を、橋口監督、スタッフのみなさん、江口さんと内田さん、そして青山さんと、たくさん笑いながら作りました。公開をお楽しみにお待ちください。【青山フォール勝ち(ネルソンズ)】橋口監督のドラマに出演したことが夢のような出来事だったのに、映画化なんて夢のまた夢です。面白い作品になってますので全国の映画館でたくさんの方々に現実かどうか確認していただきたいです。『お母さんが一緒』は7月12日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月26日25放送のNHK『あさイチ』(前8:15)は、MCの博多華丸が舞台出演のため欠席。“代打”として、普段は”物まねされる側”の俳優・川平慈英が出演し、視聴者に向けて「皆さん錯覚ではありませんよ」と冗談交じりに呼びかけた。さらに“朝ドラ受け”も担当。同日放送の第19話が、父・直言が贈賄の容疑で勾留されるという衝撃的なラストとなっており、博多大吉が「ちょっとふざけてる場合じゃない、お父さんが心配…」と戸惑うと、川平も「参りました。参ってます」とポツリと漏らし、笑わせた。視聴者からは「まさかの川平慈英w」「いや似すぎw」「朝ドラ受けどころじゃないw」「衝撃ラストが吹っ飛んだ」「並びに違和感ないってw」などの声が寄せられている。第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。
2024年04月25日大塚製薬の健康飲料「ポカリスエット」のブランドCMキャラクターを務める椿と池端杏慈が出演する春の新コミュニケーション「潜在能力は君の中。」が始動。4月22日からピクセルアート×実写の新たな広告ビジュアルが札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5都市で掲出される。本コミュニケーションでは、「潜在能力は君の中。」をキーワードに、「まずはとにかくやってみよう。君にはきっとスゴい力がある。君が本来持つ力を発揮して進んでいこう」というメッセージを伝える。制作にあたり数々のK-POPアーティストの撮影を担当する世界的フォトグラファーソン・シヨンと、SNSで話題のピクセルアーティストのモトクロス斉藤を起用。ピクセルで描かれた“何気ない学生の日常”そして実写で表現された“学生の生命力が発露する瞬間”の2タイプのグラフィックに注目だ。4月22日からピクセルストーリー型の新たな広告ビジュアルを札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5都市で掲出。大阪、福岡のデジタルサイネージでは実写とピクセルアートで作られた特別動画も公開。またポカリスエット公式SNS(TikTokなど)では、グラフィックをベースにした映像コンテンツも楽しめる。【開催場所】・札幌地下鉄大通シートN11・JR東日本 原宿改札内オールラッピング・田園都市線渋谷ビッグ20・名古屋駅東山線ホームビッグウォール・Osaka Metro Namba One Vision・西鉄福岡(天神)駅プレミアムスクリーンTENJIN【出演者プロフィール】●池端杏慈(いけはた・あんじ)2007月9月8日生まれ、東京都出身第25回ニコラモデルオーディションにてグランプリを獲得し、雑誌「ニコラ」の専属モデルとなる。2022年放送のTBS日曜劇場「オールドルーキー」でテレビドラマ初出演。同年12月公開の映画「かがみの孤城」にて映画初出演となる。2023年4月より「ポカリスエット」ブランドCMキャラクターを務める。●椿(つばき)2009年4月24日生まれ、東京都出身2022年SUBARU企業CMで注目を集める。雑誌GINZA、フィガロジャポンの表紙を飾りモード系の雑誌を中心に活動。2023年から河合塾イメージキャラクター、2024年パナソニック株式会社空質空調社イメージキャラクター、MOOSIC LAB 2024 イメージキャラクターに起用される。3月公開の短編映画「犬の消滅」では初主演を務めた。
2024年04月22日先月中旬、英王室はキャサリン皇太子が腹部の手術を受けて入院中であることと、チャールズ国王が前立腺肥大の治療を受けるということを発表した。チャールズ国王に関しては、その治療中にがんが見つかったことが分かったという。12月5日(現地時間)、英王室が「国王は病院で良性の前立腺肥大の治療を受けている間に、別の懸念事項を指摘されました。検査の結果、がんであるという診断を受けました」とSNSなどで公表した。がんの種類や進行度などは未公表。5日よりがんの治療を受け始めており、外に出て行う公務は延期する。がんの診断を受けても国王は「治療に対して非常に前向きであり、できる限り早く公務に戻るのを楽しみにしています」とのこと。Xにはチャールズ国王を心配する人たちから「一日も早いご回復をお祈りしています」「このニュースをシェアするのは、とても勇気がいることです。他のがん患者も自分は一人じゃないんだと思えるでしょう」などのメッセージが寄せられている。「PAメディア」は、アメリカ在住のヘンリー王子がチャールズ国王とすでにがんのことで話をし、近々イギリスに帰国して国王を見舞うようだと報じている。(賀来比呂美)
2024年02月06日英インディペンデント映画賞が発表された。作品賞に輝いたのは、山田太一の小説を映画化した『異人たち』。今作ではさらに、アンドリュー・ヘイが監督賞と脚本賞、ポール・メスカルが助演賞を受賞している。ただしメスカルは『How to Have Sex』のショーン・トーマスとタイでの受賞。主演賞は『How to Have Sex』のミア・マッケンナ=ブルース、ブレイクスルー演技賞は『ライ・レーン』のヴィヴィアン・オパラ、国際映画賞はフランスの『Anatomy of a Fall』だった。『異人たち』2024年春 日本公開(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.文=猿渡由紀
2023年12月05日俳優の三浦宏規、川平慈英が出演するミュージカル『ナビレラ』が上演されることが4日、明らかになった。同作はは2016年、韓国のポータルサイト「Daum」で連載されたWEB漫画の舞台化作。日本でも漫画サイト『ピッコマ』を通して人気となり、2021年にはドラマ化もされNetflixで配信されている。2019年には、『ダーウィン・ヤング悪の起源』等、小説や漫画原作からのミュージカル化には定評がある韓国文化体育観光庁傘下のソウル芸術団によりミュージカル化され、2021年には再演されるなど、多くの観客に愛されている。○■2024年5月・6月に東京・日比谷シアタークリエで上演この度、初の日本版として2024年5月・6月に東京・日比谷シアタークリエにて上演されることが決定。上演台本・演出は桑原裕子が務める。桑原は劇団KAKUTAを主宰し、2018年に『荒れ野』で第70回読売文学賞受賞。2022年にはNHK『昭和歌謡ミュージカルまた逢う日まで』の脚本を手掛けるなど、暖かな眼差しで人間ドラマを描き続け、次々と活躍の場を拡げている。一流バレエダンサーを目指すイ・チェロク役を演じるのは、舞台『千と千尋の神隠し』ではハク役を務め、舞台『キングダム』信役で主演を果たし、本年10月にはミュージカル『のだめカンタービレ』での千秋真一役を好演した三浦宏規。5歳よりクラシックバレエを始め、数々の名誉ある賞を獲得した三浦が本領を発揮する。そして、幼い頃からバレエを踊る事を夢見ながら断念し、郵便局員を定年退職後、一度は諦めていた想いを叶えようとするシム・ドクチュル役を演じるのは川平慈英。主演を務めたミュージカル『ビッグ・フィッシュ』の演技により、第45回菊田一夫演劇賞を受賞し、NODA・MAP第24回公演『フェイクスピア』、音楽劇『スラムドッグ$ミリオネア』、オリジナルミュージカル『カラフル』など大作・話題作で存在感を放つ。川平と三浦は初共演となる。○■三浦宏規 コメントもしかしたら自分はこの作品をやる為にこれまでバレエをやっていたのかもしれない・・・(笑) と思ってしまうほど、この作品との出会いにワクワクしています。そして、ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』を拝見した際に座長としてのお姿に感銘を受け、憧れ続けてきた川平慈英さんとご一緒できる贅沢。もう今から楽しみでなりません! 皆様、どうぞご期待ください。○■川平慈英 コメント僕の演じるドクチュルは、残り少ない人生と直面しながらも、バレエに魅せられていく年老いた男です。純然たる“老人”という役柄は今作が初めてで、バレエも学生の頃レッスンを1、2回かじっただけで、ステージでお見せするのは初めて。初めてづくしの中で未知な自分を楽しみたい。チャレンジするのに年齢は関係ないですから!僕ならではのドクチュルをお見せできればと思います!(C)HUN,JIMMY/SUPERCOMIX STUDIO Corp.
2023年11月04日Netflixでドラマ化もされたWEB漫画発の韓国ミュージカル『ナビレラ』の日本版が、2024年5月よりシアタークリエにて上演されることが決定した。『ナビレラ』は2016年より、韓国のポータルサイト「Daum」で連載されているWEB漫画。読者からの評価で満点を獲るなど大きな反響を呼び、日本でも漫画サイト『ピッコマ』を通して日本版が紹介されている。2019年には、『ダーウィン・ヤング 悪の起源』等、小説や漫画原作からのミュージカル化には定評がある、韓国文化体育観光庁傘下のソウル芸術団によりミュージカル化され、好評を得て2021年に再演もされた。『ナビレラ』コミック書影(C)HUN,JIMMY/SUPERCOMIX STUDIO Corp.日本版の上演台本・演出は桑原裕子。劇団KAKUTAを主宰し、2018年に『荒れ野』で第70回読売文学賞受賞。2022年にはNHK『昭和歌謡ミュージカル また逢う日まで』の脚本を手掛けるなど、暖かな眼差しで人間ドラマを描き続け、次々と活躍の場を拡げている。一流バレエダンサーを目指すイ・チェロク役を演じるのは、舞台『千と千尋の神隠し』ではハク役を務め、舞台『キングダム』信役で主演を果たし、本年10月にはミュージカル『のだめカンタービレ』での千秋真一役の好演も記憶に新しい三浦宏規。5歳よりクラシックバレエを始め、数々の名誉ある賞を獲得した輝かしい経歴を持つ三浦が本領を発揮する役どころだ。幼い頃からバレエを踊る事を夢見ながら断念し、郵便局員を定年退職後、一度は諦めていた想いを叶えようとするシム・ドクチュル役を演じるのは、主演を務めたミュージカル『ビッグ・フィッシュ』の演技により、第45回菊田一夫演劇賞を受賞した、川平慈英。NODA・MAP 第24回公演『フェイクスピア』、音楽劇『スラムドッグ$ミリオネア』、オリジナルミュージカル『カラフル』など大作・話題作へ出演し、抜群の存在感を放つ川平と三浦の初共演は、本作の大きな見どころのひとつとなっている。<出演にあたってのコメント>■三浦宏規(イ・チェロク役)もしかしたら自分はこの作品をやる為にこれまでバレエをやっていたのかもしれない……(笑)と思ってしまうほど、この作品との出会いにワクワクしています。そして、ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』を拝見した際に座長としてのお姿に感銘を受け、憧れ続けてきた川平慈英さんとご一緒できる贅沢。もう今から楽しみでなりません!皆様、どうぞご期待ください。■川平慈英(シム・ドクチュル役)僕の演じるドクチュルは、残り少ない人生と直面しながらも、バレエに魅せられていく年老いた男です。純然たる“老人”という役柄は今作が初めてで、バレエも学生の頃レッスンを1、2回かじっただけで、ステージでお見せするのは初めて。初めてづくしの中で未知な自分を楽しみたい。チャレンジするのに年齢は関係ないですから!僕ならではのドクチュルをお見せできればと思います!<公演情報>ミュージカル『ナビレラ』2024年5月・6月 シアタークリエにて上演上演台本・演出:桑原裕子出演:三浦宏規川平慈英 ほか原作:『ナビレラ』(作:HUN, JIMMY)オリジナル台本・作詞:パク・へリム作曲:キム・ヒョウンオリジナル・プロダクション:ソウル芸術団原作出版:SUPERCOMIX STUDIO Corp.日本版連載:ピッコマ公式HP:
2023年11月04日英王室のカミラ王妃(76)の初恋の相手とされるケヴィン・バークさん(77)が今月はじめに亡くなっていたことがわかった。英Daily Mailなどが報じている。’65年、18歳だったカミラ・シャンドはナイツブリッジで開かれた新成人パーティーでバークさんに出会ったそうだ。彼は航空機の製造会社ホーカー・シドレーの副会長、オーブリー・バーク卿の息子で当時19歳だった。2人は瞬く間に恋に落ちたという。Skynewsによると、カミラ王妃の伝記『The Duchess of Cornwall her story and secrets(コーンウォール公爵夫人 彼女の物語と秘密)』の中で、バークさんは元恋人についてこう語っている。「最高に楽しかったし、彼女は望みうる最高のパートナーでした。カミラには絶大な人気があり、美人ではなかったけれど、魅力的でセクシーでした」しかし、2人の関係は長くは続かなかった。「その年、私はずっとカミラと過ごしていました。私たちは愛し合っていたと思いますが、彼女は私を捨てたんです。なぜかって?簡単に言えば、彼女はロンドンで新しい楽しみを見つけたんですよ」(前出の伝記より)Daily Mailによると、彼女は間もなくチャールズ皇太子(当時)と出会い、親交を深めるも’73年にアンドリュー・パーカー・ボウルズと結婚。一方のバークさんは42歳で初めて結婚したが、’01年に離婚。その後、2人目の妻との間に58歳で第一子をもうけた。葬儀は9月に行われる予定だが、カミラ王妃が参列するかどうかは不明だ。
2023年08月22日俳優の鈴木福が主人公を演じるミュージカル『カラフル』の取材会が22日、東京・世田谷パブリックシアターで行われ、鈴木、川平慈英、脚本・作詞・演出の小林香氏が出席した。世田谷パブリックシアターでは7月22日~8月6日に、直木賞作家・森絵都氏のベストセラー小説『カラフル』を原作として、アミューズと世田谷パブリックシアターの共同制作による新作ミュージカル『カラフル』を上演。人生を再挑戦する主人公“ぼく”役を鈴木福、主人公を地上でガイドする天使プラプラ役を川平慈英が演じる。鈴木は「元気に初日を迎えられたことがまずすごくうれしいです。開幕を迎えるんだなと、実感が湧いている部分と湧かない部分があるんですけど、今日頑張りたいなと思います」と意気込み。舞台で初めて主人公を演じるプレッシャーを聞かれると、「もちろんプレッシャーは感じて緊張感を持ってやらないといけない部分もありますが、まずは楽しんで。皆さんいい方々ばかりで、皆さんに助けていただければどうにかなるという気持ちでやっています」と答えた。鈴木と7年ぶりの共演となる川平は「ついにキックオフタイムが来たんだなと、楽しみです。皆さんにハッピーエナジーを届けられることをうれしく思います。7年ぶりに福くんと舞台に立てることをうれしく思うし、最後まで完走できますよう一丸となって楽しみたいと思います」と笑顔でコメント。鈴木の演技について「抱きしめたくなるぐらいチャーミング」と絶賛。「抱きしめたくなるような感情豊かな芝居とミュージカルナンバー、めちゃくちゃ期待してください。ハッピーになりますよ! この人を見ていると心を揺さぶられて最後はハッピーになるので、福くんのカラフルな芝居もせひ楽しみに起こしください」と熱く語っていた。
2023年07月22日大きな過ちを犯して死んでしまった〈ぼく〉は、万物の父“ボス”の抽選に当選し、人生の再挑戦をすることに。ガイド役の天使“プラプラ”に導かれて行った魂の修行先は、自殺を図った中学生、小林真の体。家庭でも学校でも様々な問題を抱える小林真として生活する〈ぼく〉は、自身がかつて犯した罪に気付くことができるのか――。直木賞作家・森絵都によるベストセラー小説『カラフル』がこの夏、ミュージカル化される。アニメ化、実写化もされ、特に若い世代に支持されてきた物語だ。思春期ならではの悩みや孤独感、将来への不安といった誰しもが共感する感情を丁寧に描き、それでも人生の素晴らしさを瑞々しく謳い上げる感動作は一体どんなミュージカルになるのか。主人公の〈ぼく〉を演じる鈴木福、天使プラプラを演じる川平慈英、脚本・作詞・演出を手掛ける小林香に話を聞いた。『ビッグ・フィッシュ』で築いた絆――鈴木さんと川平さんはミュージカル『ビッグ・フィッシュ』(2017年)で共演されていますね。あの時は川平さんがお父さんで、鈴木さんが息子でした。川平もう6年前だね。僕自身、『ビッグ・フィッシュ』はとても大好きな作品です。小林福くんは当時何歳だったんですか?鈴木12歳かな……小学6年生でした。川平懐かしいな。福くんが自分の千秋楽のカーテンコールで大泣きして(※ダブルキャストだったため、一日早く自身の千秋楽を迎えていた)、大人たちがもらい泣きしちゃったんだよね。でも歯を食いしばってちゃんと挨拶をして。さすが、若いのにプロだなあと思ったのを覚えている。――その時ぶりの共演ですね。川平再演の時に観に来てくれたんだけど、会うのもそれ以来。今回のビジュアル撮影の時に、もう大ハグですよ!鈴木僕もジェイさんとご一緒すると知ってすごく嬉しかったです。ミュージカルに出たいという気持ちがずっとあったのですが、声変わりの時期もありなかなかやれなかった。やっと声が安定してきた段階で出演の話をいただき、しかもジェイさんとの共演。さらに世田谷パブリックシアターの芸術監督は(『ビッグ・フィッシュ』の演出を手掛けていた)白井晃さんですし、色々な縁が重なっているなと思っています。川平そうなんだよねー! 『ビッグ・フィッシュ』は僕の代表作になったし、あの時に築いた絆は誰にも切ることができないものになっている。しかも、『カラフル』のプラプラと〈ぼく〉の関係が、『ビッグ・フィッシュ』の父と息子の関係に少し重なるんだよね。僕が福くんを翻弄するようなところが。なんだか化学反応がおきて、スパークが倍増しそうな予感がする。当時から「絶対にまた共演するぞ」と言っていたから、今回の共演は不思議なようで不思議じゃない。しかも、テレビやドラマじゃなくて、僕が主戦場としているミュージカル界に来てくれたということが、ダディとしてはすごく嬉しいです。小林私は『ビッグ・フィッシュ』を観客として観ていただけですが、今回のラストシーンは、その時に築いたおふたりの絆が反映されてくるんじゃないかなと勝手に思っています。――小林さんはお二方とは……。小林初めてご一緒させていただきます。ただもう、もちろんずっと拝見していましたので、福くんがこんなに大きくなられているとは……初めてお会いした時、すでに成人を迎えているとお聞きしてビックリしました(笑)。鈴木はい。今、18歳です(取材時)。川平そうか、成年年齢が18歳に引き下げになったから、もう成人なんだね。小林川平さんは……。川平あ、呼び方はジェイさんでお願いします!小林じゃあジェイさんは(笑)、私は『Shoes On!』(編注:川平がスーパーバイザーを務めた歌とタップダンスのエンターテインメントショー。2000~2006・2015・2016年に上演)が大好きだったのに加え、子供が生まれた頃に『コレナンデ商会』(NHK Eテレの番組)をやっていらしたので、毎日観ていました。これだけオールラウンドでエンターテインメントができる方は日本では本当に数少ないので、今回恐る恐るオファーしてみたところお受けいただいて。夢が叶ったと今、結構緊張しております。川平期待を裏切らないよう頑張ります!森絵都さんが全力で子どもたちに語り掛けている思いを大切に――そして今回の『カラフル』ですが、原作は森絵都さんによる非常に人気の高い小説です。アニメ化、実写化もされていますが皆さんは何からこの物語に入りましたか。鈴木僕は小説と、映画『HOMESTAY』(2022年)を観ました。〈ぼく〉という存在も面白いのですが、〈ぼく〉を取り巻くまわりの人たち一人ひとりにスポットライトが当たっていって、それぞれの事情と関係性が次々に見えてくるところが魅力的。子どもが読みやすい作品ではあるのですが、内容が深く、〈ぼく〉の中にも狂気があったりする。そういうところも演じる上では大事にしたいです。川平僕は最初にアニメを観て、そのあとに原作。僕はもう還暦になったのですが……60歳で読んで、不覚にも泣いた。福くんが言ったように、確かに闇の部分、人間のドロドロしたところも描かれていて、そんなところが「嫌いじゃないな」と思いました。人生って綺麗ごとじゃないからね。なおかつ、最後はスカッと爽快な気持ちで物語が終わる。そこが気持ちいい。これはミリオンヒットする作品だわ、と納得しました。小林私は今回のミュージカルのお話があってから初めて小説を読みました。普遍的な話ですよね。ただ、原作が書かれた25年前より現代はさらに厳しい状況になっています。コロナ禍になり、中学生の自殺者数は過去最多になっていますし、その中でお届けするには、少しアレンジも必要かなと感じます。とはいえ25年前に、当時20代だった森絵都さんがあれだけの筆力で、笑いをまぶしながら、全力で子どもたちに語り掛けている。その思いは大切に、変に脚色したりせず作っていきたいです。――鈴木さんがおっしゃったように、〈ぼく〉だけでなく、それぞれのキャラクターの悩みも丁寧に描かれていてリアリティがあります。観る人によって共感ポイントも色々とありそうですが、皆さんはどの登場人物にグッときましたか?川平僕はもう、お母さんのところですね。お母さんが真に手紙を書くところ、あの描写はズルいと思うほど、心掴まれました。鈴木僕はお兄ちゃんの心情が胸に来ました。僕自身、兄なので。あそこまで弟や妹に僕はしてあげられるかなと考えてしまったのですが、彼の真を思う気持ちはすごく素敵です。小林みんなそれぞれに共感できるところがあって、脚本を書く立場としては、どのエピソードも削りがたく上演時間とにらめっこしている状態です(笑)。でもひとり挙げるとしたら唱子ちゃんかな……。現実にはいそうでいなさそうな子ですが、「誰かを見て、自分が勝手に励まされている気持ちになる」というのはある。その絆が絶妙にうまく描かれている関係性がいいですし、自分の中にも唱子ちゃんのような子はいるかなと思うので……唱子ちゃん、好きです。ミュージカル『カラフル』主な登場人物上段左から)ぼく:鈴木福 / プラプラ:川平慈英中段左から)「小林真」の通う中学校の生徒たち=佐野唱子: 加藤梨里香 / 桑原ひろか:菊池和澄 / 早乙女くん:石橋陽彩下段左から)「小林真」の家族=兄・小林満:百名ヒロキ / 母:彩乃かなみ / 父:川久保拓司宣伝写真:門仲宇――さらに今回はミュージカル。ちなみにミュージカルをやりたかったという鈴木さん、何曲くらい歌うんでしょう。小林なかなか……歌うね(笑)。鈴木けっこう歌いますね、15曲以上。川平歌うね~! 歌のレッスンとか行ってるんでしょ?鈴木今回の出演に向けて、しばらく前から通い始めました。小林YouTubeの企画でも、ボイトレを受けて歌っていましたよね?川平へえ! どんな曲?鈴木『香水』とか『Pretender』とかです。小林それが上手かったんですよ。鈴木いえいえ、ヘタでした(笑)。今はもうちょっとマシになっています!――音楽の印象はいかがですか。鈴木子どもが観て心を掴まれるような明るいテイストで始まり、でもしっかり胸を打つ時は打つ。メリハリがありますし、音楽を楽しみ、音楽に乗って、一緒に物語に入っていってもらえるんじゃないかなと思いました。小林さんの歌詞も、曲のメロディもキャッチー。『カラフル』という物語の良さがそのまま音楽になっているように感じます。川平僕は登場シーンがビッグナンバー。アイキャッチならぬイヤーキャッチになればいいなと思っています。ゴスペルっぽさもあり、人生を賛美している感じもあり、「なるほど、だからこの役が俺に来たんだ」と思うような音楽です(笑)。小林最初にジェイさんが歌う楽曲は、ジェームス・ブラウンが着ているラメラメの衣裳で歌っているような音楽、というイメージです(笑)。実際にそういう服を着るわけではありませんが。「天使」は大人が演じて欲しい――天使が川平さん、というのも面白いですよね。その発想はどこから?川平そうなんですよ! 俺もオファーが来た時に「俺!?」と思いました。アニメ版などとは印象が全然違いますし。小林天使なので何歳でもいいんじゃないかというのが最初にありました。さらに今回は「せたがやこどもプロジェクト」の一環としての上演で、若い方にも多く観ていただきたいという企画です。作品自体は取り扱っている題材がシリアスですので、それを軽快に運ぶためには歌とダンスをふんだんに使いたい、それを天使がガイドしてくれるとミュージカルとしてメリハリがつく。そして子どもの心を掴んでくれる、となったらジェイさんしかいないと思いました。川平ガッテン承知しました(笑)!小林さらに子どもたちに観て欲しいけれど、子ども主体だけの作品にもしたくなくて、大人がこの出来事に対してどう向き合うかもはっきりと入れ込みたいんです。若い子が自ら死を選んだけれど、こっち(天国)に来るなと言って地上に帰す存在は大人であって欲しい。その意味で、天使は大人が演じて欲しいと思った次第です。――楽しみです。最後に、今のお話でもありましたが、この作品は「せたがやこどもプロジェクト」の企画のひとつでもあります。普段あまり劇場に来ない若い人が演劇に初めて出会うきっかけになるかもしれない。そんな人たちへメッセージをお願いします。鈴木演劇ってチケット代が高いけれど、この作品は高校生以下はとても安く観られます(高校生以下-1000円のチケット有)。すごくいいことだなと思います。小学生は、内容のすべてを理解できなかったとしても、それでも感じてもらえるものはあると思いますし、また中高生は、今さまざまなエンターテインメントがあり、時間の短いエンタメを選択したり、長いものでもデジタルでは早回しで観る人も多いと思います。でも劇場という限られた空間で味わう演劇というエンタメは、ここでしか受け取れない魅力がある。僕の妹もミュージカルを観て、ミュージカルに憧れて、ダンスや演技の勉強をしています。そういうきっかけになるかもしれない。誰かにとって何かのきっかけになる感動が生まれるのが劇場だと思うので、ぜひ観に来てください。川平そうだね。ミュージカルって敷居が高いイメージもあるし、値段も高い。その敷居を下げる意義のあるプロジェクトだと思います。福くんが言ったように、お客さんを数時間、劇場の椅子の上に軟禁状態にして(笑)お届けするのが演劇なのですが、外界がシャットアウトされた劇場というハコの中で共有するものというのは……特に音楽が入るミュージカルは、本当に感じたことのないような心の躍動が味わえます。小躍りするような感動をしに来て欲しいし、帰り道その感想で盛り上がるのも楽しめると思うので、楽しいことが好きならぜひ『カラフル』へ(笑)!小林今、オンラインでは素晴らしい芸術にたくさん接することができます。でもオフラインで、生の人間が目の前にいる感動というのは、わかっているようで、実は経験してみないとわからない。「こんなに人って生き生きしているんだ」ということは、劇場で一番味わえると思っています。そういう感動をしに劇場に来て欲しいですし、また若い方に向けて作ると言っても“子ども騙し”のものを作るつもりはありませんし、大人の方にも楽しんでいただきたい。だから私たちがやることは、いつもと変わらない。一方で『カラフル』という作品は、実際に“当事者”になる方が客席にたくさんいるんじゃないかなと思います。いじめる側、いじめられる側、いじめの共犯者になってしまった子、いじめられた我が子を持つ親、いじめに限らず死を考えたことがある人……。当事者がたくさんいるであろうことを念頭に、責任を持って作品を作りたいと思いますが、その結果出来上がるものは、重々しいものではなく「この作品は、私たちのことだ」と思えるようなものにしたい。ぜひ敷居が高いと思わずに、気軽に観にきていただきたいなと思います。取材・文:平野祥恵撮影:源賀津己ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★鈴木福さん×川平慈英さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>せたがやこどもプロジェクト2023《ステージ編》ミュージカル『カラフル』2023年7月22日(土)~2023年8月6日(日)会場:東京・世田谷パブリックシアター【ツアー公演】■兵庫公演2023年8月12(土)・13日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター阪急 中ホール■茨城公演2023年8月19日(土)・20日(日)会場:水戸芸術館ACM劇場■愛知公演2023年8月26日(土)・27日(日)会場:春日井市民会館チケット情報【よくばり❣ぴあニスト】限定 ミュージカル『カラフル』ぴあ半館貸切公演限定、お得な「指定席引換券」を販売!対象公演:7月29日(土)13:00開演6月22日(木) 10時より受付開始! この機会にぜひお申込みください!詳細は こちら() から
2023年06月22日女優の椿と池端杏慈が出演する、大塚製薬・ポカリスエットの新CM「青が舞う」編が、7日から放送を開始した。ポカリスエット史上初のWヒロインとしてCMキャラクターに選ばれた椿と池端。新CMでは、2人の日常の一瞬をドラマチックな輝きある映像で切り取り、活力感やあふれる生命力をエモーショナルに表現している。また、CM楽曲には飛内将大が作詞・作曲・編曲を手掛けた北谷琉喜の「青が舞う」が採用された。■椿&池端杏慈インタビュー――“Wヒロイン”に抜擢された感想をお聞かせください。椿:同じぐらいの年の子と共演するのが初めてだったけど、相手が杏慈って知って嬉しくて。どんな感じで撮るかって楽しみもあったし、杏慈でよかったっていう安心感もありました。池端:Wヒロインって言われた時に「相手はどんな子だろう?」、「Wヒロインってどうやって撮影するんだろう?」って気になっていました。撮影最終日まで、楽しく椿とやることができて本当によかったです。――最初に会った時のお互いの印象を教えてください。池端:初めて話したのがロケバスの中で、真面目な子なのかなと思ってたけど、話していくうちにおしゃべり大好きな子なんだってわかって、気が合うなって思いました。あと、食べることが好き(笑)。好き嫌いある? って聞いた時に「全然ない!」って言ってたから、食べること大好きなんだって印象でした。椿:杏慈を最初に見て「すごいかわいいな」って思いました。印象はとにかく明るい感じ。ただ、たまにテンションの上がり方がすごい面白くて意外だったんですけど(笑)。明るくて優しいし、お姉ちゃんみたいな感じです。池端:礼儀正しくて挨拶ができるすごい子だなって。スタッフさんに対して「ありがとうございました!」とか「おはようございます!」って言うのを聞いて、私は中学3年生で、(椿は)中学1年生だけど尊敬してます」(インタビュー撮影当時の学年)――2人の“仲良しエピソード”を教えてください。椿:花びらが汗で濡れて(身体に)付くんですね。で、お互いに「付いてるよ」みたいな感じで取り合ってるのが「仲が深まったな」って思います。池端:確かに(笑)。1月ぐらいに撮ったメイキングの帰りに2人で腕組んで、寒い中一緒に歩いてて。色々な話をしていくうちに椿のことをすごく知れたおかげで仲良くなりました。椿:話す度にお互いのことを知れて、会うたびに仲良くなってるなって思います。――撮影中に楽しかったことや大変だったことなど思い出をお聞かせください。椿:崖の上で撮影してた時、怖かったんですけど。ずっと笑ってて、ずっとしゃべってました。池端:ポカリ持ちながら、椿が「怖い~!」って(笑)。椿:助けてもらってました、ずっと。池端:ワイヤーのシーンがすごく楽しくて、フワッて高く上がった時、海の向こう側の景色まで見えて「あ、これを見られるなんて特別な感じだな」って思いました。――CMのコンセプトでもある「生きている味がする」と思う瞬間を教えてください。池端:ダンスをしている時です。K-POPダンスが大好きで。ずっと好きなグループもいれば、最近好きになったグループもあって、自分が好きなことをしている瞬間が「全力だな」って感じます。椿:全力で過ごしてるって思うのは部活の時。試合の時も仲間と協力して頑張って、最後にポカリを飲んだり。撮影もオーストラリアで暑かったので、撮影した後にポカリを飲むのが「生きている味がするな」って思います。
2023年04月10日杏慈さんが魅せる新作コレクションをWEBにて公開中!ワールドグループの株式会社ピンク ラテが展開するティーンブランド「PINK-latte(ピンク ラテ)」は、雑誌「nicola(ニコラ)」で活躍する池端杏慈さん(いけはた あんじ)をヴィジュアルイメージモデルに起用した2023年春夏キャンペーンをスタートいたします。全国のショッピングセンターを中心に展開するピンク ラテは、中学生女子を中心に支持される、ファッションやトレンドに敏感なティーンの「今欲しい!」を叶えるブランドです。この春夏より、歴代多くの人気者を輩出しているピンク ラテの9代目ヴィジュアルイメージモデルに、ティーン向けのファッション雑誌「ニコラ」で活躍する池端杏慈さんを新たに起用いたします。爽やかで透明感溢れる笑顔がとても素敵な池端さんは、ファッションモデルのみならず、ドラマに次いで声優デビューを行うなど、今最も注目されるネクストブレイク必至のひとりです。フレッシュで元気な池端さんが着こなすヴィジュアルルックでは、ピンク ラテらしいデザイン性のある商品はもちろんのこと、これからの季節に向けた洗濯機で簡単に洗える手軽さが嬉しいマシンウォッシャブル素材を使ったアイテムや、UV・接触冷感素材アイテムなどの機能性に富んだ商品なども多数ご紹介いたします。池端さんが着こなすピンク ラテの2023年春夏新作コレクションは、以下の特集ページよりご覧ください!池端杏慈さんが着こなすピンク ラテ最新コレクション : ぜひこの機会に、ピンク ラテのオンライン&店頭をチェックしてみてください!【 池端杏慈さんが着こなす PINK-latte 2023年春夏コレクションをご紹介! 】◆商品名:チェックアップリケロゴTシャツ価格:3,289(税込)カラー展開:オフホワイト,ライトグレー,ブラックインパクトのあるカラーギンガムチェックのアップリケTシャツは、ゆったりとしたシルエットであり様々なコーディネートに合わせやすいです。同じカラーギンガムチェックを使った細かいプリーツスカートと合わせるとセットアップ風に着ていただけます。◆商品名:メッシュニットベスト+Tシャツセット価格:4,380(税込)カラー展開:オフホワイト、ライトベージュ、ライトブルー、ライトグレーひとつでレイヤードコーデが決まるTシャツとベストのお得なセット。ざっくりとした編地のVネックベストは配色ラインがポイントです。ニットはさらっとしたドライタッチの生地でおうち洗濯も可能!◆商品名:シアーシャツ+タンクトップセット価格:5,489(税込)カラー展開:オフホワイト、ライトグリーン、サックスUVと接触冷感がついたうれしい機能付きシャツ素材。軽く着心地のいいシアー感のある素材と伸縮性に富んだタンクトップは別々で着用いただくことも可能ですので、着回し力に優れています。【 池端杏慈さんプロフィール 】2021 年に行われた第 25 回ニコラモデルオーディションにてグランプリを獲得し、雑誌「ニコラ」の専属モデルとなる。2022 年放送の TBS 日曜劇場「オールドルーキー」でテレビドラマ初出演。同年 12 月公開の映画「かがみの孤城」にて映画初出演を果たす。2023年「ポカリスエット」新CMブランドイメージキャラクターに就任し、Wヒロインの1人を務める。【 商品のお取り扱い 】■ 全国店舗 ■ オンラインストア 【 “PINK-latte” Social Media 】■ Instagram @_pink_latte■ TikTok @pinklatte_official■ Twitter @_pink_latte【 “PINK-latte” Brand Concept 】ウェアからコスメ、ステーショナリーにいたるまでファッションやトレンドに敏感なティーンズの「今欲しい!」を叶えるセレクトショップ。HARAJUKUからLATTE’Sトレンドスタイルを発信、提案します。<会社概要>・名称:株式会社ピンク ラテ(株式会社ワールド100% 子会社)・代表者:丸 則貴・所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-27-17 WELL 原宿B1F〒107-8526 東京都港区北青山3-5-10ワールド 企業サイト: ワールドグループ 公式通販サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月07日マナビミライ株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:影浦 誠士)は、“小学4年生で英検2級合格メソッド”をコンセプトに当社が企画・運営するマナビミライ英検スタジオにて、2023年4月末までのご成約で入会金半額、教材費無料となる『京都四条烏丸校開校キャンペーン』を開始いたしました。「マナビミライ英検スタジオ」サイト 英検特化型の英語教室 英検スタジオ飽きずに学習を継続できる新しい指導方法、新しい学習スタイルで「読む、書く、聞く、話す」の四技能習得+英検合格を目指します。小学4年生で英検2級一発合格、高校1年生で英検準1級合格。これらの実績はマナビミライ英検スタジオでの五感を使った超効率化音読トレーニング、文法を自ら説明するアウトプットトレーニングなど、英語コーチングスクールで培ったトレーニングメソッドを英検対策に超最適化し最短で成果が出るトレーニングによる成果です。iPadを駆使したデジタル型の学習と紙教材を利用したアナログ型の学習で超効率的なインプットを実現します。英語が苦手なお子様でも飽きずに継続できるトレーニング方式で必ず成果は現れます。【京都四条烏丸校開校について】この度、京都の中心地、四条烏丸にマナビミライ英検スタジオのリアル教室が開校となります。地域初の英検特化型教室として京都市内どこからでもアクセスの良い四条烏丸に第一号の教室が開校しました。より多くの皆さまに当スタジオをご利用いただけるよう、入学金半額、教材無料進呈キャンペーンを実施しております。マナビミライ英検スタジオは定員6名までの完全少人数制です。早期に新規ご受講者募集を打ち切る可能性があるのでお問い合わせのタイミングによってはご受講いただけませんのでご了承ください。また、毎週土曜日午前に開催の次週スタジオのご利用も限定10名で募集しております。(1名解約で1名追加募集)英検1級保有の監督コーチに質問も可能な自習空間です。【コースについて】小学3年生から高校3年生対象■4級・3級取得を目指す英語トレーニング 週1回×4週(60分)■準2級・2級取得を目指す英語トレーニング 週1回×4週(70分)■準1級取得を目指す英語トレーニング 週1回固定曜日×4週(80分) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月27日7月から8月にかけて世田谷パブリックシアターにて、新作ミュージカル『カラフル』が上演されることが決定した。原作は、直木賞作家・森絵都の累計発行部数120万部を超えるベストセラー小説『カラフル』(第46回産経児童出版文化賞受賞)。本作は、多くの読者に身近な家族や学校をテーマとしながらも、斬新で予想外な設定のストーリー展開で“生きることが面倒になってもそれでも選択を続けながら生きていくこと”をポジティブに描いており、主人公と同世代の中高生はもちろん、“かつて中学生だった”大人たちをも引き付け、出版から20年以上経ったいまも多くの世代から愛されている。原作小説『カラフル』書影(文春文庫)脚本・作詞・演出を担うのは世田谷パブリックシアター初登場となる小林香。『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』や『モダン・ミリー』『MEAN GIRLS』など数々の海外ミュージカルの演出を手がける一方、『Indigo Tomato』『The Parlor』のように作・演出を一手に担うオリジナルミュージカルの創作も得意とする気鋭の劇作家・演出家だ。『カラフル』をミュージカル化するにあたり小林は、原作ではいわゆる「天使」として登場する主人公のガイド役・プラプラを“プラプラと、さまざまに姿を変えて真を見守る存在”と捉え直すことで、子どもも大人も楽しめる歌と踊りがふんだんに盛り込まれたミュージカルならではの新たな『カラフル』を生み出す。演出・出演者左から)小林香、鈴木福、川平慈英作曲・編曲は、ミュージカルのみならず多岐にわたるジャンルで活躍する大嵜慶子。小林と数々の作品でタッグを組んできた大嵜による透明感あふれる美しい楽曲たちが今作を彩る。思春期の悩みや葛藤と向き合い成長する等身大の少年・主人公の「ぼく」役を演じるのは、幼少期から類稀な才能を発揮し、近年は映像作品のみならずラジオやナレーションなど多方面で活躍する鈴木福。そして、さまざまに姿を変え主人公を導くガイド役のプラプラを、『雨に唄えば』(第4回読売演劇大賞男優賞受賞)や『ビッグ・フィッシュ』(第45回菊田一夫演劇賞受賞)などのミュージカルをはじめ数々の名舞台に出演している川平慈英が演じる。大きな過ちを犯して死んだ主人公「ぼく」は、ガイド役のプラプラに導かれて、自殺を図った“ある中学生”の体に乗り移って再び生きることに。“彼”を取巻くさまざまな問題に直面する中で、思春期ならではの大人に対する不信感や、孤独感、恋愛や家族、将来への不安など、多くの悩みや葛藤と向き合いそして成長していく。<公演情報>せたがやこどもプロジェクト 2023アミューズ×世田谷パブリックシアター ミュージカル『カラフル』2023年7月~8月 世田谷パブリックシアター※兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、茨城・水戸芸術館ACM劇場、愛知・春日井市民会館 にてツアー公演あり原作:森絵都『カラフル』(文春文庫)脚本・作詞・演出:小林香作曲・編曲:大嵜慶子出演:鈴木福、川平慈英 ほか【あらすじ】「おめでとうございます! 抽選にあたりました!」死んだはずの「ぼく」の魂は、ガイド役のプラプラに導かれ、自殺を図った小林真として人生の再挑戦をすることに。家族やクラスメイトとの関わりの中で、モノクロだった世界のイメージが少しずつカラフルな色に変わりはじめたとき、「ぼく」の生前の罪が明らかになる……。問合せ:世田谷パブリックシアターチケットセンターTEL 03-5432-1515(10:00~19:00)
2023年02月21日「再生」をテーマに総合リサイクル事業を行う新英ホールディングスグループ(以下、新英グループ)の中心事業会社である新英金属株式会社(本社:愛知県安城市、代表取締役社長:金子 豊久)は、中核事業である鉄リサイクル事業のさらなる発展を実現していくために、船橋埠頭にヤードを構える輸出ディーラーである株式会社アラエ商会(本社:東京都江戸川区、代表取締役:新江 一夫)の全株式を取得し、2022年11月30日付で子会社化いたしました。新英金属株式会社 金子代表/株式会社アラエ商会 新江代表■背景従来、新英金属株式会社は、東海エリアを中心に金属リサイクル事業を展開し、鉄やステンレスをはじめ、銅やアルミなどの非鉄金属、さらに特殊金属まで、あらゆる金属のリサイクルに対応してきております。北陸地域に新たな商流獲得、非鉄分野など他事業開拓拠点を確保すべく2021年5月に富山県高岡市にある株式会社ハヤカワを子会社化し、2022年4月には新英グループの経営資源の最適化を目的とし新英金属株式会社と新英マテリアル株式会社を合併しました。今般、さらなる金属リサイクル事業の成長に向けて、船橋の好立地にヤードを構える輸出ディーラーの株式会社アラエ商会の全株式を取得するに至っております。国内及び韓国・タイに合計13工場を保有し、年間取扱量85万トン規模と日本最大手の金属スクラップディーラーである新英金属株式会社と日本の鉄スクラップ最大輸出地である関東に30年以上に亘り鉄スクラップ輸出に従事してきた株式会社アラエ商会との統合効果は大きく、今後の発展が見込めることで両社の思惑が合致しました。カーボンニュートラルで鉄を中心とした金属スクラップの需要は世界的に増加する見通しであり、新英金属株式会社は各取引先様に対して安定供給の責任をしっかりと果たしつつ、更なる業容の拡大とグローバル化を目指して参ります。■会社概要商号 : 新英金属株式会社代表者 : 代表取締役社長 金子 豊久所在地 : 〒446-0072 愛知県安城市住吉町3-12-1設立 : 1953年9月事業内容: 金属スクラップ(鉄・銅・アルミ等)及び雑品の買取・加工・販売、工場解体・設備撤去及び移設資本金 : 6,000万円URL : 新英金属株式会社 ロゴ商号 :株式会社アラエ商会代表者 :代表取締役 新江 一夫所在地 :〒133-0061 東京都江戸川区篠崎町2-32-2 アラエビル2階設立 :1990年(個人事業開始は1982年)事業内容:鉄スクラップの買取・販売(主に輸出)資本金 :3,000万円商号 : 新英ホールディングス株式会社代表者 : 代表取締役社長 金子 豊久所在地 : 〒446-0072 愛知県安城市住吉町2-1-1設立 : 2016年3月事業内容: 総合リサイクル事業資本金 : 8,000万円URL : 新英ホールディングス株式会社 ロゴ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月01日特定非営利活動法人(NPO) 児童夢基金 主催、『BRIDGE OF THE RAINBOW 2022』が2022年10月29日 (土) ~2022年10月30日 (日)に四谷区民ホール(東京都新宿区内藤町87)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて8月26日(金)12:00より発売開始です。カンフェティにて8月26日(金)12:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 2016 年、ミュージカル俳優川平慈英座長のもと「MIDSUMMER NIGHT DREAM」として初めて新宿区四谷区民ホールにてチャリティ公演を開催してから7年が経ちます。その後「BRIDGE OF THE RAINBOW」と名を変え年1回開催。本公演の収益は「障害をもつ子どもたちも楽しめるデュアルスキー」「ネパールパンチャイサカ学校の送迎車寄贈」「スリランカ・スランガニへの学習環境」「沖縄県名護市のこども食堂」の支援に使われます。公演内容【Bridge of the Rainbow2022】デイゴの花言葉 ~子どもの笑顔はたいようの色~第一部は、多彩なゲストによるスペシャルパフォーマンス!多彩なゲストによる、歌・踊り・タップ世界No.1チアダンス・東京パラリンピック2020メダリストによるブラインドダンス♪第二部は、 大人も子どもも楽しめるオリジナルリトルミュージカル「たいようがわらってる」沖縄本土復帰から50年…川平慈英が沖縄で過ごした少年時代のストーリーを舞台化!今よみがえる感動をご一緒にお楽しみください♪出演者・スタッフの詳細は公式ホームページをご覧ください。公演概要児童夢基金『BRIDGE OF THE RAINBOW 2022』公演期間:2022年10月29日 (土) ~2022年10月30日 (日)会場:四谷区民ホール(東京都新宿区内藤町87)■出演者川平慈英平澤智HideboH島田歌穂尾藤イサオ麻生かほ里富田宇宙伊藤沙希ポケTAPDO!PequenoMandacarinhoダイナマイトしゃかりきサ~カスPLANETSDanceCompany大嶋吾郎みかん(10月29日(土)昼公演(13:30~)のみ)篠井英介(10月30日(日)昼公演(13:30~)のみ)松岡充(10月30日(日)昼公演(13:30~)のみ)ほか■公演スケジュール10月29日(土)13:00開場/13:30開演17:30開場/18:00開演10月30日(日)13:00開場/13:30開演■チケット料金SS席(前方4列):8,000円S席:6,500円A席:5,500円B席:3,000円(全席指定・税込)【予約受付】・賛助会員・ファンクラブ先行予約 7月25日(月)正午~ 児童夢基金HPより・一般発売は8月26日(金)正午~ カンフェティチケットサイトにて主催:特定非営利活動法人(NPO) 児童夢基金2011.3.11 に起きた東日本大震災の支援活動をきっかけに、未来を担う子どもたちが夢を抱き、前に進む力を育むサポートをするために基金として活動しています。 共催:東京都 新宿区後援:沖縄県黒砂糖協同組合 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月26日■英進のトップ講師陣がオンライン特別講座を実施群馬県に学習塾を展開している株式会社英進(取締役代表:濵口泰弘、本社:群馬県太田市)が高校2年生を対象に夏期オンライン特別講座を実施します。【数学】8/21(日) 20:30~21:50「0から極める順列・組み合わせ」【英語】8/22(月) 16:00~17:20「英文読解・精読のススメ」【国語】8/28(日) 20:00~21:20「入試古文-初見の文章のスジをつかむ-」【化学】8/29(月) 20:00~21:20「10分でわかる!化学反応式と量的関係」各科目:80分1コマ費用:[4科目セット]7,000円(税込み)英進HP: ■講師からのメッセージ内山先生 担当:数学「場合の数と確率」というとどうしても確率に意識が向きがちです。しかしながら、確率を理解するためには「場合の数」の本質的理解が必須となります。ただ公式を覚えるのではなく「どうして」「なぜ」を突き詰め、まずは順列と組合せをマスターするための考え方を指導していきます。出島先生 担当:英語初見の英文を読む際に欠かせない ワンセンテンスにおける「品詞・文構造把握」とくに「省略・語順」などへの気づき、そんな1文と1文との論理的関係性への気づきを中心に「過去問題」の中から文章を選び授業を行います。英語に自信がある人も、苦手意識のある人も歓迎します。石附先生 担当:国語なかなか手をつけにくい古文。いざやろうと古典文法や単語を覚えても初見の文章に向かうと読めない!それは読解にさいしてどこで何を考えるべきかを知らないからです。この講義では、古文の「生理作用」に注目し文章に潜りこんでいくための着眼点と考え方を伝えたいと思います。島崎先生 担当:化学「化学の問題=数値をモルに直す」だと思っていませんか?化学反応式を用いた計算は化学基礎の分野だけでなく、化学の分野でも頻繁に行うことになります。この講義では「モルに直す」以外の早く正確に解けるようになる方法を、詳しく丁寧に解説していきます。10分で見方が変わります!夏期講習案内チラシ ■英進ハイスクールとは合格実績「医学部7年連続輩出」「国公立合格50%以上(2021年)」群馬県の地域上位校(太田高校、太田女子高校、太田東高校、桐生高校、前橋女子高校)を対象に専門クラスで授業(集団指導)を開講しています。※対象校以外の生徒は個別指導で実施■英進ハイスクールの特長“高校別”で講座を開講英進ハイスクールの高1高2の授業は、高校別で行います。 その理由は、高校は学校によって授業の進み方が異なるから。 高校クラスだからこそ、効率よく復習と予習を行い、テストの点数アップを目指すことができます。選べるカリキュラム受験に必要な科目、内容は志望校によって違います。 英進は、一括のカリキュラムではなく、 受講生1人ひとりの志望校にあったカリキュラムを選択できる講座を豊富に用意しています。 志望校にあわせて「効率的な学習」を行いましょう。徹底した受験対策高3は、志望校合格に必要な科目の授業を集中して行います。 高校を問わず、共通テストや二次試験での頻出ポイントを理解できるまで徹底的に特訓します。 基礎の確認をしつつ、実践的な問題演習を重ねることで、合格に必要な力を身につけます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月19日女優の内田慈が1日、自身のツイッターを通じ、芸能事務所・ABP inc.に所属したことを発表した。ABP inc.は、貫地谷しほり、田中美保といった人気の女優やモデルをかかえる芸能事務所。内田は、ツイッターで「2020年9月から1年9ヶ月ほど個人で活動してまいりましたが、この度2022年7月1日から芸能事務所ABP inc.に所属することになりました」と報告し、「今後は、これまでの経験を生かしながら、より一層精進し、人に寄り添える俳優・人間になっていきたいと思っています」と抱負をつづった。1983年3月12日生まれの神奈川県出身。日本大学芸術学部文芸学科中退後、演劇活動を開始し、新進気鋭の作家・演出家の作品にいち早く出演することでキャリアを積んだ。近年では月刊「根本宗子」、木ノ下歌舞伎など、次世代を担うクリエイターの作品にも起用されている。映画では、2008年に『ぐるりのこと。』でスクリーンデビュー後、近年も『さんかく窓の外側は夜』(21)、『護られなかった者たちへ』(21)、『決戦は日曜日』(22)などの注目作に出演。舞台、映画、ドラマをはじめ、声優、ナレーターなど幅広い分野で活動している。
2022年07月13日オフ・ブロードウェイ・ミュージカル『Forever Plaid』の公開ゲネプロが13日に東京・よみうり大手町ホールにて行われ、川平慈英、長野博、松岡充、鈴木壮麻が登場した。同作はスチュワート・ロス脚本によるオフ・ブロードウェイのミュージカルコメディで、1990年の初演以来、アメリカ各地で上演された。1964年のアメリカでフランシス(川平慈英)、ジンクス(長野博)、スパーキー(松岡充)、スマッジ(鈴木壮麻)の4人は男性4声によるコーラススタイルのグループを結成するが、ビッグショーに出演できるというチャンスを前に事故で全員即死してしまう。しかし果たせなかった想いと様々な天空の条件が奇跡を起こし、実現できなかった自分達のライブステージを成功させるべく、再び4人が地上に舞い戻ってくる。2013年に翻訳版初演、2016年に再演、さらに2020年に再再演を予定していたものの新型コロナウイルスの影響で中止に。川平は「絶対再演があると確信していました。当然の結末になって嬉しいです」と喜ぶ。長野は「稽古途中で終わってしまって、ぜひ再再演という形でやりたいと思ってたんですけど、まだこういう状況の中で、このタイミングでできるとは思ってなかった。多分みなさんいろんなリスクもある中で来てくださるのも嬉しいですし、エンタメって必要だなと思ってもらえるようになったらいいな」、松岡は「こういう状況になってしまったことでいろんなものが失われて『Forever Plaid』も一瞬失いかけたけど、強い気持ちがあれば取り戻すことができる。この先も何が起こるかわからないということは覚悟しながら、それでも諦めないという思いでステージに1本1本立っていきたいと思っています」と意気込んだ。鈴木は「2020年の4月9日、その日にみんな自分の荷物を稽古場から持ち帰って、あの時の虚無感がずっとどこかにあったんですけど、再再演の機会を無事にいただくことができて、そこがリセットされるわけではないんですけど、あの楔の刺さった感情がちょっと和らぐということが自分としては嬉しいなと思いました」と心境を吐露し、「1回1回、稽古ももしかしたら今日で終わっちゃうかもしれないと思いながらしてきているので、感慨深いです。今日も千秋楽なんじゃないかというくらい気持ちが昂ってて」と感極まった様子。「すごいきちゃってて。人生って瞬間瞬間の積み重ね繋がりだとこの現場ですごく感じるんですよ。そこが愛おしいし皆さんに感謝を伝えたいです」と感謝を述べる。さらに川平が4人について「中止が決定してから会うことはなかったんですけど、一瞬にしてブランクが消えました。2年前の中止になった日も『昨日だったよね』みたいな感じでナチュラルな感じでブレンドしたよね」と振り返っていると、鈴木が目頭を押さえる。3人は鈴木の元に集まり、ぎゅっと抱きしめあっていた。年月での変化を聞かれると、川平は「まあやっぱ、年取ったね。9月で還暦なんですけど、そこらへんはいい意味でいぶし銀的な……」と語り、今年50歳になる長野は「この年で、出演者で末っ子ってなかなかないんですよ」と苦笑。松岡は「高校生の役って希望を与えますよね。演劇業界に」と笑いを誘う。長野はV6が解散して新たな舞台となるが、鈴木が「V4!」、川平が「FP4」と4人のグループ名を考えると、「V4とかV7とか、何百回も言われてるんですよ」とバッサリ。一方で公演はファイナルということだが、川平は「ファイナル2というのがあるかもしれない」と言い始め、松岡から「詐欺!」とつっこまれる。川平は「年齢的にもキツくなってきた。できることならシニアチームとヤングチーム、2チームくらいあっても面白いけどね。昼はヤングチームで夜は僕たちがやるみたいな」と意欲も見せつつ、「有終の美を飾ります」と宣言した。東京公演はよみうり大手町ホールにて2022年5月14日~31日、神奈川公演はやまと芸術文化ホール メインホールにて6月2日、宮城公演は名取市文化会館 大ホールにて6月5日、山形公演はやまぎん県民ホール 大ホールにて6月7日、大阪公演はサンケイホールブリーゼにて6月11日〜13日、広島公演はJMSアステールプラザ 大ホールにて6月16日、久留米公演は久留米シティプラザ ザ・グランドホールにて6月18日~19日、金沢公演は本多の森ホールにて6月23日、愛知公演は刈谷市総合文化センター アイリス 大ホールにて6月25日~26日、東京凱旋公演は有楽町よみうりホールにて6月30日。
2022年05月13日