JO1の川西拓実、木全翔也、金城碧海、FANTASTICSの佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥が主演を務める、映画『逃走中 THE MOVIE』(7月19日公開)の出演者が31日、明らかになった。この度明らかになったのは同作で癒やしのひとときを与える、計13体の“マスコットキャラクター・ご当地キャラクター。フジテレビ系列の番組からはガチャピンを筆頭に、『めざまし8』『ぽかぽか』のマスコットキャラクターとして知られるくらもん(めざまし8)、まんぷく昼太郎(ぽかぽか)が参加。さらに全国各地のご当地キャラクターとして出世大名家康くん、出世法師直虎ちゃん(静岡県浜松市)、ぐんまちゃん(群馬県)、ふっかちゃん(埼玉県深谷市)、イヌナキン、ゆるナキン(大阪府泉佐野市)、とち介(栃木県栃木市)、つるゴン(埼玉県鶴ヶ島市)、キャベッツさん(西東京市)がゲームを盛り上げるべく、それぞれの出身地を飛び出して登場する。さらには「ドン・キホーテ」の公式キャラクターとして愛されるドンペンの出演も明らかになった。○■ガチャピン コメントどーも! ガチャピンです! ついに! あの! 逃走中に出演することができました! 番組が始まってから20年間、ずーーーと参加したかったんだー! はじめてハンターさんに追いかけられてドキドキだったけどたのしかったなぁー! ぼくもがんばったけどハンターさんって本当に速いんだよ! ぼくが逃げきれたかどうか、その結果は劇場で! 『逃走中 THE MOVIE』みにきてねー! まってるよー!○■ぐんまちゃんみんな~、ぐんまちゃんも『逃走中 THE MOVIE』に参加したよ~『逃走中』がすきなおともだちもたくさんいると思うけど、放送20周年なんだって!おめでと~ハンターがちょっとこわかったけど、参加できてうれしかったな~とってもおもしろい映画になってると思うから、みんな観てね~あと、ぐんまちゃんがどこで登場するかさがしてみてね~○■出世大名家康くん&出世法師直虎ちゃん コメント ※コメント主:家康くん拙者、浜松市のマスコットキャラクター「出世大名家康くん」と申す! 幅広い世代から大人気の『逃走中』に出演することができて誠に光栄なのじゃ!「 出世法師直虎ちゃん」もとても喜んでおるぞ~。ハンター殿から逃げている時は戦国時代で経験した数々のピンチを思い出したのう…。直虎ちゃんと一緒に「やらまいか精神」で絶対逃げ切ってみせるのじゃ! 皆さまぜひ劇場に足をお運びくだされ~○■くらもん コメントこんにちは! 『めざまし8』のスタジオから飛び出して、あるシーンで逃走者として出演させてもらいました~。どこに出ているか、ぜひ探してみてね~!賞金1億円~! 1億円~! 1億円~!○■まんぷく昼太郎 コメントボクはハンターよりカラダが大きくて、結構目立つピンクのカラダで、とっても足が遅いんです。そんなボクを逃走者の1人に選んでいただき本当にアリガトウございました。スタート時のとっても急いで走っているボクをぜひ楽しみにしてください!○■ふっかちゃん コメント今回初めて、『逃走中』に挑戦したよぉY(o≧ω≦o)Yたくさんの逃走者の人と一緒にスタートしたけど、ふっかちゃん以外はみんなどんどんハンターに確保されていたよY(o●ω●o)Y!!!! 実はここだけの話、映像では見れないかもだけど、ふっかちゃん、めっちゃいいところまで逃げきれたんだよねぇ!次回の『逃走中』では、ふっかちゃんがハンターになってみんなを確保しちゃうよぉ~!映画でふっかちゃんの活躍みてねぇ~!○■イヌナキン コメントふるさと納税で有名な大阪府泉佐野市の公式キャラクター「一生犬鳴! イヌナキン!」だ! まさか、ずっと見てた『逃走中』、しかも劇場版に参加できるなんて最高だぜ! 犬鳴山での修行の成果をみんな見てくれよな!劇場で待ってるぜ!○■ゆるナキン コメントヘッドギアを付けたカッコイイ僕を見てね~。でも僕・・・ごはんやお菓子を食べるミッションがやりたかったな~○■とち介 コメントかっこいいおしたくをして、いざ、さつえい(((##■ ・人・)9ちょっぴり、きんちょうしたけどたのしかったぁ♪チラっと映るかも・・・??たのしみっ♪♪o(##■>人
2024年05月31日川西拓実と桜田ひより共演の『バジーノイズ』よりクランクアップ時の様子も収められたメイキング写真が解禁。さらに第三弾入場者プレゼントも決定した。週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館刊)連載のむつき潤の同名漫画を、人気ドラマ「silent」の風間太樹監督が映画化した本作。主演を務めるのは「JO1」の川西拓実。映画初主演の川西さんが演じるのは、人とかかわることを必要とせず、たったひとつの“すきなもの”である音楽をPCで作り、ひとり奏でるだけのシンプルな生活を送っている清澄。さらに桜田ひよりが自分の気持ちに素直に生き、清澄の閉じた世界に強烈なノイズが流れ込むきっかけとなる潮を演じる。この度解禁された写真では、潮を演じた桜田さんがクランクアップする際の様子、また、撮影中にカメラやマイクを持って楽しそうにする川西さんの姿が切り取られている。初主演で最初は緊張を見せていた川西さんも、機材を持つ楽しそうな表情からは普段の活動とは異なる映画の現場で“ムードメーカー”となっていた様子もうかがえる。さらに、桜田さんは先日行われた公開後御礼舞台挨拶で「潮ちゃんと向き合った期間は濃密な時間で、潮ちゃんに自分を投影したところもあって、もがいた夏でした」と語るように、メイキング写真でも潮を感じさせる表情を見せている。映画を見た観客から“ひよたく”コンビにも絶賛の声が集まっており、このふたりの絶妙なバランスで演じる清澄と潮へ絶賛の声が集まっており、メイキング写真でも、クランクアップ時の名残惜しそうな様子が印象的だ。公開後、等身大の登場人物のキャラクターに多くの共感が寄せられており、公開3週目を迎え、ますます盛り上がりを見せている本作だが、5月24日(金)からは第三弾入場者プレゼントとして、川西さんと桜田さんの撮影風景が切り取られた「メイキングフォトカード」が全劇場で配布される。また記載のQRコードからは、初日舞台のノーカット映像と川西さんの歌う「noise」に乗せた特別メイキング映像が見られる特別展開も開始される。『バジーノイズ』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:バジーノイズ 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024年05月23日大人気グローバルボーイズグループ「JO1」の川西拓実と桜田ひよりの主演で贈る珠玉の音楽映画『バジーノイズ』。この度、川西さんが「清澄」として歌う劇中ソロ楽曲2曲を収録したオリジナルオリジナルサウンドトラックが5月22日(水)より配信されることになった。本作の原作は、週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館刊)で連載開始直後から、その登場人物たちの心理描写のリアルさ、DTM(デスクトップミュージック)を題材に誌面を飛び越えてくるかのような独特な音楽表現とタイムリーなテーマ性でSNSを中心に熱い支持と共感を集め、従来の音楽マンガとは全く違った、デジタルネイティブ世代における新しい音楽コミックスとして大きな話題を呼んだ。その原作を、日本中に社会現象ともいえる人気を巻き起こしたドラマ「silent」監督の風間太樹が映画化。公開されてからも、映画の内容、音楽の完成度の高さで大きな反響を呼んでいる。主演を務めた川西さんが清澄として歌い、清澄by Takumi Kawanishi(JO1)というアーティスト名での、自身初めてのソロ歌唱曲として各種音楽サイトで4月より配信開始してから、Spotifyのバイラルチャートでは5月に入り常に上位をキープするなど大きな話題となっている主題歌「surge<single edit>」。オリジナルサウンドトラックでは、主題歌「surge」の劇中で流れる“ムービーバージョン”が収録。また、川西さんが歌唱しているもう1曲が「noise(EP ver)」。劇中で川西さん演じる清澄が、どういった気持ちや展開でこの曲を歌うのかは見どころとなっており、「JO1」とは違った一面を垣間見ることができる歌声が印象的な仕上がり。また、今作でMusic concept designとして参加しているのは気鋭のクリエイターYaffle。Yaffleの手掛けた楽曲が本サントラには15曲以上収録。清澄が作り出す音楽のすべてをYaffle中心に構築した、極上のサウンドトラックとなっている。川西さんはインタビューで「『バジーノイズ』は物語と音楽の両方を素敵なバランスで楽しめる映画。すべての音や音楽に耳をすまして映画館で楽しんでほしいです。個人的に一番好きな曲は『tide』かな」 と話すように、今作の音楽すべてがお気に入りの様子で、DTMのサウンドが“いま”を象徴するような曲の数々が収録されている。また、プロミュージシャンのドラマー岬役で出演した円井わんが、劇中でドラムを演奏しながら歌唱している「Scream」、さらに大型新人のアーティストとして劇中でライブシーンを披露する駒井蓮は、透明感のある歌声で「Prima Sense」を披露しており、それぞれサウンドトラックに収録されている。公開3週目を迎え、ますます盛り上がりを見せる本作。5月24日(金)からは第3弾入場者プレゼントとして、川西さんと桜田さんの撮影風景が切り取られた「メイキングフォトカード」が全劇場で配布され、記載のQRコードからは初日舞台挨拶ノーカット映像&川西さんの歌う「noise」に乗せた特別メイキング映像が見られる展開もスタートする。『バジーノイズ』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。「映画『バジーノイズ』オリジナルサウンドトラック」は5月22日(水)より各種音楽サイトにて配信開始。(シネマカフェ編集部)■関連作品:バジーノイズ 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024年05月21日JO1の川西拓実、木全翔也、金城碧海、FANTASTICSの佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥が主演を務める、映画『逃走中 THE MOVIE』(7月19日公開)の出演者が20日、明らかになった。この度、史上最大規模で開催された『逃走中』を突如乗っ取り、新たなゲームマスターとして君臨する、謎の存在「K」を松平健が演じることが明らかに。Kの目的はいったい何なのか、なぜ『逃走中』を乗っ取ったのか、そもそもKとは何者なのか、すべてが謎のヴェールに包まれている。また、役柄が判明していなかった、内田慈、笠原秀幸、本多力らが、Kの手下であるカメーリア(内田)、ヨシナガ(笠原)、パンパンジー(本多)として出演し、不気味さすら感じる奇抜な格好の3人がアドリブ全開のやり取りを繰り広げる。「本多さん、笠原さんの2人が突然いろんなアドリブをするし本番で新鮮にドキドキしました。その危うさと楽しさが伝わるといいなと思います!」(内田)、「アドリブが多く、足並みが揃っていなかったということに関しては3人とも揃っていましたね(笑)」(笠原)、「みんながやりたいことやってる時間がありました(笑)。それを松平さんがどういう顔で見ているのかなってそればかり気になっていました」(本多)とそれぞれが現場のカオスぶりを語っている。さらに「謎の男」として岡宏明も出演。行動原理、目的すべてが謎に包まれた男であり、物語にどのように関わるのか、登場するのかも不明だが「異様」だという。長井短が逃走者でありながら、ゲームのトラブルメーカーとなる存在となる「スズキ」であることも判明し、「逃走中」に生き残るため、仲間を裏切り、他人を蹴落としつづける。長井は「寒かったり、土煙が上がっていたりで過酷なことが多い撮影だったのですが、キャスト・スタッフの皆さんがとてもいい人たちで心洗われるような日々でした」とコメントを残している。○■松平健 コメント20年も続いている逃走中が映画化され、そこに参加させていただけるというのは本当にうれしく思いました。共演者の方々もすごいエネルギーでびっくりしました。TVでいつも観ている逃走中とはひと味もふた味も違う、ちょっと変わったといいますか…怖いところもあるのかな。すごく迫力のある素晴らしい映画になっていると思うのでぜひ、楽しみにしていただきたいと思います。【編集部MEMO】フジテレビ系列のバラエティ番組『逃走中』のドラマ映画化作『逃走中 THE MOVIE』。賞金総額1億円超、参加総数1,000人の史上最大級かつ命懸けのゲームを描き、JO1から川西拓実、木全翔也、金城碧海、FANTASTICSから佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥の出演が出演する。6人は高校時代の陸上部仲間として熱い友情で結ばれていたが、とある理由によりバラバラになってしまった若者たちを演じた。(C)2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社
2024年05月20日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)のメイキング映像が、公開された。○■映画『バジーノイズ』メイキング映像を公開今回公開されたのは、川西と桜田がクランクインする際の様子を収めたメイキング映像。映画初主演で緊張の面持ちの川西は、桜田が現場に到着すると、風間監督と⼀緒に笑顔を浮かべるも、3人の中にもまだどこか緊張感が漂う。しかし、次の映像では、撮影現場の合間にカメラを構える川西が、スタッフに自身の撮影した写真を披露するなど打ち解けた様子を見せ、さらに桜田がOKが出た後に“オッケーポーズ”をする姿も収められている。そのほか、エキストラがたくさん集まった撮影を終え、夜ごはんを明るく答える桜田や、川西が自身が作詞した歌詞を披露する姿も収録されている。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。
2024年05月20日お笑いコンビ・品川庄司の品川祐が10日、自身のX(Twitter)を更新し、JO1・川西拓実の初主演映画『バジーノイズ』を金城碧海と観に行ったことを明かした。○川西拓実の表情が「マジ良かった」品川は、「碧海と一緒にバジーノイズを観て飯食った」と報告し、金城との自撮り2ショットをアップ。金城は、品川が監督・脚本を務めた映画『OUT』に出演して以降も親交を深めており、金城と同じJO1メンバーの川西の初主演映画を2人で観に行ったようだ。映画監督でもある品川は、「さすが表情職人川西拓実。音楽を楽しむ顔。心を閉ざす顔。心を開く顔。言葉が刺さった顔。表情表現がマジ良かった」と川西の演技力を絶賛。そして、「なんか肩幅とか筋肉とか立ち方とか、アクションないけど立ち姿がジャッキーチェンみたいだなぁって笑った」とオチをつけながら感想を述べた。こうした投稿にファンからは、「表情職人川西拓実をご覧いただきありがとうございます!」「碧海を可愛がっていただき嬉しい限りです!」「JAMは感動しています」「どっちが映画に誘ったんだろう?」「品川さんと碧海がバジーノイズ…」「さすが監督。ちゃんと演技を見てくださっている」「シナスカが安定に仲良しで嬉しい」「今度はJO1全員で映画どうでしょうか?」「『表情職人川西拓実』って嬉しいネーミング」「碧海ともご縁が続いていて嬉しい」など多くのコメントが寄せられ、3,000件を超えるリポストで拡散されている。
2024年05月16日映画『バジーノイズ』でW主演を務める、川西拓実(JO1)と桜田ひよりにインタビュー。むつき潤氏による同名コミックを実写化した同作は、音楽をめぐる若者たちの世界を描いている。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日、上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聴いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、清澄の世界が大きく変わっていく。インタビューでは、W主演の2人が人見知りから打ち解けていく様子から、演技論にも発展。さらに、さまざまな経験をしてきた2人が清澄と潮にアドバイスしたいことなどについても教えてもらった。○映画『バジーノイズ』でW主演も…人見知りだった川西拓実&桜田ひより――今回「川西さんがとても人見知りだった」というお話でしたが、どれくらいだったんですか?桜田:私が今までに会ったことないぐらいでした(笑)2人:(笑)桜田:人見知り、プラス緊張もあって。けっこう体から緊張が伝わってくる感じがしていました。川西:でも! 桜田さんも多分人見知りでしたよ!桜田:私もです。それはそうです。川西:僕ばっかり、人見知りみたいに言われてますけど!(笑) でも、そんな人見知りの桜田さんが頑張ってくださって。桜田:頑張るしかなかったですからね。川西:そのおかげで撮影をうまく終えることができたので、本当に感謝してます。もし次に僕が主演でやる時があったら、逆に引っ張りたいなと……。桜田:ちょっと、楽しみですね。今のセリフ絶対書いてください!――作中の潮がガラスを割って清澄を連れ出したように、桜田さんが川西さんの心のガラスを壊したと……。川西:本当にそうだったんです。――桜田さんは小さい頃から俳優の活動をされていて、川西さんは1回就職してからの現在で、違う境遇のお二人だなと思ったんですが、ギャップなど興味深いところはありましたか?川西:桜田さんは現場に慣れてるから、撮影の流れをわかってらっしゃると思うんですけど、僕は初体験なことが本当たくさんありました。余裕というか、本当に長年やられている方なんだなと。桜田:私、おばあちゃんだと思われてるのかもしれないです(笑)川西:いや、すごいなと思います! 感情がガッと動いて涙するお芝居のあと、「唐揚げ食べた〜い」と言っていて、実際に買ってきて食べていて、すごいなと(笑)桜田:そうだ! 「おなかすいた〜!」と。川西:肝が据わった様子が、本当にすごいなと思いました。桜田:私は逆に、川西さんから感じる新鮮味が強くて。物事に対してのキラキラがやっぱり人一倍強い。私が今まで一緒にお仕事をしてきた方々は、幼い頃からやっていたりとか、年上の方だったりが多かったので、同じようなリズムで過ごしてたんですけど、川西さんはいろんなことをキラキラした目で見ていたので、「すべてが輝いて見えてるんだな」「このキラキラは忘れちゃダメだな」と思い、取り戻そうと思っていました。初心を忘れないで行こう、と。○演じた役にアドバイスするなら…「そのままでいいよ」――演技についてはいかがでしたか? お二人の演技論みたいなところも気になりました。川西:僕は演技の経験がほぼゼロに等しいと思うので、とにかく場面場面で「この役はこういうことを考えている」ということを監督と話し合って、やっとお芝居に入れるので。特に今回は周りの方に助けられた現場でした。――桜田さんは日本アカデミー賞の新人俳優賞にも輝かれ…川西:ほんまや! すごいですよ。桜田:ありがとうございます。でも私も5歳からやっているので、頭で考えるというより、感覚でやってしまう部分があって。自分の考えと、監督が思っている人物像をきちんとすり合わせて、同じものを見えている状態にするのが1番いいんだなと思っています。――感情を考える部分と、出力する部分、比率の調整などはあるんですか?川西:僕は、めちゃめちゃあります。自分が「これぐらい出力している」と思っても、映像として見た時には全然見えてなかったりして、難しいなと思うんですけど、難しい分、奥が深くて。だからこそ面白いな、すごいと思っているところです。でも僕がお芝居のことを語るのは……。桜田:いいじゃないですか!――そういう川西さんだからこその視点が面白いなと。川西:たしかに、いつも「無知は最強だな」と思うんです。知らないからこそ、できることもある。でも、横に日本アカデミー賞女優が……語れないです!桜田:やめてください! でも私、演じながら1回感情が出すぎて記憶が全くなくなってしまった時があったんです。多分、それはやりすぎたし、よくなかったなと。本当に本番からカットまでの記憶がなくなったんです。どういう表情したのか、どういう動きしていたのか、全く思い出せなくて。「自分の力を見誤るとよくないな」と実感した瞬間でもあったので、感情だけに従わずに、いろんな表現の仕方を考えるのが大事なんだなと思いました。――そこまで感情が動くのはすごいと思ってしまいますが、だめなんでしょうか?桜田:もちろん、それくらい感情が出せるのはいいことだとは思うんですけど、何せ撮影って「さっきやったこともう1回初めからやってください」とか、「今度は別の角度から撮るので同じものを出してください」ということも要求されるので、自分がもはや何のつながりもわからない状態になってしまうのは、怖いですよね。一発撮りだったら良いのかもしれませんが、作品として残すことを考えると、危険だなと思いました。――勉強になります。桜田さんはけっこうぶっ飛んだ役も多いイメージがあります。桜田:坊主になったこともありますし(笑)。今回もガラスを割っちゃうくらいですから。現実になかなかいない逸材じゃないですか。そういうぶっ飛んだところも「この子だったりやりかねないな」という納得感のあるバランスは意識しないと、観てくださる方に共感してもらえないかもしれないので、「応援してもらえるような人になりたい」と気を付けながら演じていました。――本当に応援したくなるような2人だったと思うんですが、例えばお二人が清澄と潮にアドバイスするとしたら、どういう声をかけますか?川西:僕の個人的な意見ですけど、「そのままでいいよ」と声をかけたいです。1人でいる時間は大切だし、無理やり誰かとつながろうとか思わなくてもいいなと。その上で、人との出会いは大切にした方が良いのかなというのは、僕の経験で思うことですね。いろんな人にいろんな場面で出会うと思うんですけど、「この人に出会ってよかった」という人がたくさんいますし、出会えた中から得たものもたくさんあるので、長い人生の中で出会いを大切にしていきたいし、大切にしていってほしいなと思います。桜田:一緒です。「そのままでいいよ」と言っちゃうと思います。私自身も、自分がやっていることにのめり込みすぎて、戻ってこれなくなることが怖くて引いてしまう癖があって、潮ちゃんと通ずる部分があります。戻れなくなる前に、一旦距離を置いたり離れちゃったりする気持ちがすごくわかるんです。21年間、似たような感覚で生きてきたので。例えば本を読むのが好きなんですけど、作品に入っている時だと、台本そっちのけで本に集中してしまう癖があって、そういうのも一旦ちゃんと手放して、仕事に切り替えなければいけない。「これ以上好きになったら困るから、離れよう」と行動するのは大事だと思うので、潮ちゃんにも、そのまま好きなようにガラスを割ってもらって……。川西:ガラスはダメですよ!桜田:あ、ダメですか?川西:はい。やめていただいて(笑)桜田:じゃあ、やめましょう(笑)。でも「離れる」という選択をとるのは、ある種いいことだと思います。■川西拓実1999年6月23日生まれ、兵庫県出身。サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の合格者で結成された11人組グローバルボーイズグループ・JO1のメンバー。昨年末は「日本レコード大賞」で優秀作品賞を受賞、『NHK紅白歌合戦』には2年連続で出場している。これまでの出演作に映画『半径1メートルの君 ~上を向いて歩こう~』(21年)、ドラマ『クールドジ男子』(23年)などがある。さらに、7月19日公開の『逃走中 THE MOVIE』にもメインキャストとして出演するなど着実に演技のキャリアを積んでいる。■桜田ひより2002年12月19日生まれ、千葉県出身。子役からキャリアを重ね、『明日、ママがいない』(14年)で注目を集める。2018年から『Seventeen』の専属モデルとして活躍し、2023年3月に卒業。ドラマでは話題作『silent』(22年)に出演。2023年はドラマ『沼る。港区女子高生』『あたりのキッチン』で主演を務め、『家政夫のミタゾノ』ではヒロインを務める。主な出演作にドラマ『ワイルド・ヒーローズ』(15年)、『祈りの幕が下りる時』(18年)、『男はつらいよ お帰り 寅さん』(19年)、映画『おそ松さん』(22年)など。アニメ映画『雄獅少年/ライオン少年』(23年)で声優として出演、『交換ウソ日記』(23年)ではヒロインを務めた。第47回日本アカデミー賞「新人俳優賞」受賞。
2024年05月15日JO1の川西拓実が、14日に都内で行われた映画『バジーノイズ』(公開中)の公開後御礼舞台挨拶に桜田ひより、原作者のむつき潤氏とともに登壇した。同作は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。○■川西拓実、メンバーカラーのピンクが盛り込まれた花束にニッコリ今回の舞台挨拶には、今作の原作コミックを手掛けたむつき氏も参加。むつき氏は、MCの呼び込みで登場すると、川西と桜田に花束を手渡した。自身のイメージカラーが盛り込まれた花束を見た川西は「すごいキレイですね! 僕はイメージカラーがピンク。そういうのも考えていただいたのかな……ありがとうございます!」と笑顔を見せた。また、むつき氏は直筆イラスト色紙を川西と桜田に贈ったそうで壇上に実物が登場。「『バジーノイズ』掲載誌の『スピリッツ』に取材でいらっしゃったときに贈らせていただきました。実は久しぶりに描く清澄くんと潮ちゃんで……どんなだったかなと思い出しながら、お二人に贈るために描きました」と明かした。川西はもらった当時を振り返り、「本当に嬉しくて! めちゃくちゃ当たり前なんですけど、清澄描くのうまっ!! と思いました(笑) やっぱりすごいなと」と笑いを誘う。桜田も流れに乗っかり、「当たり前なんですけど、潮ちゃん描くのうまっ!! と思いました(笑) 久々とは思えない!」と被せ、会場を盛り上げていた。
2024年05月14日映画『バジーノイズ』(公開中)の公開後御礼舞台挨拶が14日に都内で行われ、川西拓実(JO1)、桜田ひより、原作者のむつき潤氏が登壇した。同作は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。○■川西拓実、『バジーノイズ』公開後御礼舞台挨拶に登場公開から12日目を迎えた同作。会場にはすでに17回鑑賞したという観客もおり、川西は「17!? 嘘やん!」と冗談気味に話しつつ、「ほんまですか~? ありがとうございます!」と感謝を伝えた。以前行われた舞台挨拶でJO1メンバーにも観てもらいたいと話していた川西。MCからどのくらい観てもらえたか聞かれると、「数名観ていただいたのかな……11人いるんですけど、3、4人ですね……」と回答する。これには桜田も「もう少し観に行ってほしいですね~」と納得していない様子で話し、川西も「ですよね!!」と力強く頷いていた。また、川西は所属事務所の社長とメンバーの豆原一成とともに同作を鑑賞したそうで、「隣が豆原一成だったんですけど、泣き声が聞こえてきて。鼻をすすっていて嬉しいなと思いました。音楽を演奏をしているシーンも褒めていただけましたし、最後のシーンもよかったと言っていただけました」と反応を明かし、「『あ、泣いてる!』と思って、ちょっと笑っちゃいました(笑)」と語った。さらに、お笑いコンビ・品川庄司の品川佑がX(旧Twitter)にポストした「隣で見てた(JO1の金城)碧海がやけに笑うから終わってから『なんで?』って聞いたら『オナラ出したい』って聞こえていたらしい」という聞き間違いにも触れ、「僕の『音を鳴らしたい』というセリフがあって。それがちょっと変な風に聞こえたメンバーがいたらしくて、アホやなと思いました(笑) そんなん言うわけないのに!」と笑いを誘っていた。
2024年05月14日JO1の川西拓実、木全翔也、金城碧海、FANTASTICSの佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥が出演する、映画『逃走中 THE MOVIE』(7月19日公開)のキャラクターPVが13日、公開された。同作は、フジテレビ系列のバラエティ番組『逃走中』のドラマ映画化作。賞金総額1億円超、参加総数1,000人の史上最大級かつ命懸けのゲームを描き、JO1から川西拓実、木全翔也、金城碧海、FANTASTICSから佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥の出演が出演する。6人は高校時代の陸上部仲間として厚い友情で結ばれていたが、とある理由によりバラバラになってしまった若者たちを演じた。○映画『逃走中 THE MOVIE』6人のキャラクターPVこの度、彼らの素顔や『逃走中』への参加に隠されたそれぞれの思惑が垣間見えるキャラクターPV(6種)が公開された。変わらぬ日々に退屈していた大和(川西)が『逃走中』の開催を知り「面白そうじゃん!」と心躍らせる一方、工場の資金繰りに苦労する勇吾(金城)は「このゲームに勝って、大金を手にしてやる」と覚悟を滲ませるなど、それぞれが異なる意思のもと参加する姿が映し出された。賞金に目がくらみ自身を失っていく参加者たちを前に、揺るがない信念を持ち最後まで笑顔を絶やさない陸(瀬口)、豹変したゲームに追い込まれていく賢(木全)、仲間を思い涙ながらに胸の内を明かす瑛次郎(中島)、突如姿を消し一切を語ろうとしない譲司(佐藤)。次第に『逃走中』が命懸けのゲームと化していく中、個性あふれるキャラクターたちの素顔が垣間見えるだけでなく、彼らがバラバラになってしまったワケや予測不能なゲームの片鱗も映し出し、緊迫感が漂う映像に仕上がっている。大和役の川西は「破天荒でちょっと飛んだ部分もあるんですが、本当に仲間思い」、賢役の木全も「賢は少しダサいところもあるけれど、すごく人間らしくてリアリティがある」とそれぞれ魅力をコメント。さらに陸役の瀬口は「自分と西園寺陸のキャラクターに通ずるものを感じました。とにかく陸というキャラクターをすごく愛することができたというのも大きかったなって思います」、譲司役の佐藤は「譲司はある出来事によって、過去と現在でまったく違ったような人柄になるので、そこは最初に監督と話して丁寧に演じました。その2つの人柄を表現するのが個人的には楽しかったです」と充実した撮影を回顧する。そして瑛次郎役の中島は「僕が演じた瑛次郎の仲間へのとある感情や、友情や青春、6人の絆をぜひ観てほしい」、勇吾役の金城「お互いの成長や絆が描かれているので、特に学生の人や似たような境遇の人に刺さる内容ではないのかなって思います」と見どころについて明かしている。(C)2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社
2024年05月13日フジテレビ系人気バラエティ番組から派生した映画『逃走中 THE MOVIE』(7月19日公開)にメインキャストとして出演する、JO1の川西拓実、木全翔也、金城碧海、FANTASTICSの佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥ら6人が演じる役柄紹介映像(キャラクターPV)が公開された。放送開始20周年の歴史あるテレビ番組の映画化に加え、2大ボーイズグループの競演も実現し、公開前から大いなる盛り上がりを見せている本作は、賞金総額1億円超、参加総数1000人の史上最大級かつ命懸けのゲームを描いたドラマ。主人公は、高校時代に陸上部の良きライバルとして青春を共にしてきた、大和(川西)・瑛次郎(中島)・賢(木全)・勇吾(金城)・陸(瀬口)、譲司(佐藤)ら6人の青年たち。高校卒業後のある日、彼らのもとへ「逃走中」参加者招待のメールが届き、それぞれの想いや野望を抱える6人はゲームへ参加することに。いよいよゲームがスタートする中、バラバラになっていた彼らは久々の再会を果たすが、かつての絆は失われていた…。そんな中、ゲームを管理するクロノス社が何者かに乗っ取られ、一部のハンターが制御不能となる事態が発生。突然〈命賭け〉のゲームと化した「逃走中」。生き残ったら賞金は100億円!?莫大な賞金と、危険なミッション。果たして6人は無事生き残り、かつての絆を取り戻すことはできるのか?大切なのは、金か命か?究極の「逃走中」がスタートする。公開されたキャラクターPVは、前代未聞の“命懸けのゲーム”に挑む、6人の青年たちの素顔や「逃走中」への参加に隠されたそれぞれの思惑の一部が明かされる。変わらぬ日々に退屈していた大和が「逃走中」の開催を知り、“面白そうじゃん!”と心躍らせる一方、工場の資金繰りに苦労する勇吾は“このゲームに勝って、大金を手にしてやる”と並々ならぬ覚悟を滲ませるなど、それぞれが異なる意思のもと参加する姿が映し出される。賞金に目がくらみ自身を失っていく参加者たちを前に、揺るがない信念を持ち最後まで笑顔を絶やさない陸、豹変したゲームに次第に追い込まれていく賢、仲間を想い涙ながらに胸の内を明かす瑛次郎、突如姿を消し、一切を語ろうとしない譲司…。次第に「逃走中」が命懸けのゲームと化していく中、個性あふれるキャラクターたちの素顔が垣間見えるだけでなく、彼らがバラバラになってしまったワケや予測不能なゲームの一端も垣間見え、終始緊迫感が漂う映像に仕上がっている。映画オリジナルのドラマティックな物語の結末に期待が高まる本作。その物語を担う6人の個性豊かなキャラクターたちの活躍は見どころの一つだ。大和役の川西は「破天荒でちょっと飛んだ部分もあるんですが、本当に仲間想い」、賢役の木全は「賢は少しダサいところもあるけれど、すごく人間らしくてリアリティがある」とそれぞれ魅力をコメント。さらに陸役の瀬口、譲司役の佐藤は充実した撮影ぶりを次のように振り返っている。「自分と西園寺陸のキャラクターに通ずるものを感じました。とにかく陸というキャラクターをすごく愛することができたというのも大きかったなって思います」(瀬口)、「譲司はある出来事によって、過去と現在でまったく違ったような人柄になるので、そこは最初に監督と話して丁寧に演じました。その2つの人柄を表現するのが個人的には楽しかったです」(佐藤)。そして瑛次郎役の中島、勇吾役の金城は「僕が演じた瑛次郎の仲間へのとある感情や、友情や青春、6人の絆をぜひ観てほしい」(中島)、「お互いの成長や絆が描かれているので、特に学生の人や似たような境遇の人に刺さる内容ではないのかなって思います」(金城)と見どころについてコメント。ゲームの行方はもちろん、彼らが織りなす熱い人間ドラマも必見だ。JO1とFANTASTICSメンバーが全力で役に向き合い、作り上げた本作。ぜひキャラクターPVをチェックして、劇場公開に備えてほしい。■キャラクター紹介●橘大和(川西拓実)名門明応大学陸上部の短距離選手であり、陸上部仲間たちの中心的存在。●大澤瑛次郎(中島颯太)名門大学数学科に在籍の堅実な大学生。真面目で心優しき青年。●伊香賢(木全翔也)投資にハマり中の大学生。メンバー内でも随一の切れ者。●北村勇吾(金城碧海)資金繰りに悩む町工場の3代目。人一倍の強い覚悟を持って、ゲームに参加する。●西園寺陸(瀬口黎弥)ファッションオタクの専門学生であり、陸上部仲間たちのムードメーカー的存在。●寺島譲司(佐藤大樹)とある事情で、ある日突然姿を消した元陸上部のエース。メンバーたちとのわだかまりも解けやらぬ様子。
2024年05月13日青春という言葉を聞いて思い出すイメージは、人それぞれだ。輝く水面のような眩しい光景を浮かべる人もいれば、深い水の底のような孤独と鬱屈がよぎる人もいる。ただひとつ共通して言えることは、青春はいつも青い色をしていたということ。透き通るような、あるいは目を背けたくなるようなブルーが似合う季節を、人は青春と呼ぶ。絶賛公開中の『バジーノイズ』は、そんな青い季節を切り取った映画だ。むつき潤の同名コミックを、『silent』の風間太樹監督が映画化。音楽以外、何もいらないと思っていた孤独な青年が、人と人との関わりを通じて自分の弱さと強さに向き合う姿を、唯一無二のブルーのトーンで描いている。眠れる才能を秘めながら、ずっと心を閉ざして過ごしていた青年・清澄役に川西拓実(JO1)。清澄の音楽に惹かれ、清澄を外へと引きずり出すきっかけをつくるヒロイン・潮役に桜田ひより。潮の幼なじみで、レコード会社勤務の航太郎役に井之脇海、清澄とバンド「AZUR」を結成するベーシスト・陸役に栁俊太郎と旬のキャストが揃った。数々の名作が誕生した青春音楽映画というジャンルに、また新たな1ページが加わろうとしている。栁くんは、僕のなりたい像なんです――現場で一緒の時間を過ごすことも多かったと思いますが、「この人のココがすごい!」と感じたところを教えてください。川西僕はもうみなさんですね。……ズルい?一同ズルい。川西すごい!今、全員から「ズルい」って言われた(笑)。桜田ここは1人に絞りましょう。川西1人ですか……。じゃあ、やっぱり栁くん。栁くんは、僕のなりたい像なんですよね。スタイルも良くて、顔もオシャレ顔じゃないですか。桜田確かに。川西というか、この作品に出られている方、みなさんめっちゃオシャレ顔じゃないですか。井之脇くんも桜田さんもだし。井之脇本当ですか。川西この場にはいないけど、(円井)わんさんも。なんか、俺だけ何もないなって。栁いやいや、そんなことないって。川西ちょっと、顔をイジろうかなと思いました。嘘です。冗談です(笑)。――では、桜田さんはどうでしょう。桜田え〜。……みなさん?川西ズルい。桜田ですよね(笑)。私もあえて1人に絞るなら栁さん。みなさんそれぞれ持って生まれた個性や魅力があると思うんですけど、栁さんには栁さんにしか出せない佇まいがあって。以前、私が中学3年生のときにご一緒させていただいていて。今回また共演できるとなったとき、栁さんのあのカッコいい佇まいを近くで見られるのがとにかく楽しみでした。栁もう帰っていいですか。このうれしい気持ちのまま帰りたい(笑)。桜田それくらい私の中で小さい頃に見た栁さんのカッコいいイメージが色濃く残っていました。「桜田ひよりすごいな」と打ちのめされました――井之脇さんはいかがですか。井之脇僕は桜田さんですね。殻に閉じこもった清澄を外へ連れ出すために、航太郎と陸が失踪した潮のもとを訪ねるシーンがあるんですけど、そのときの桜田さんが台本を読んで想定していたより、純度の高いお芝居をされてて。栁やばかったね、あそこ。井之脇わかりやすい言葉で言えば涙が出ちゃうみたいなお芝居で。でも正直、台本を読んだときに僕らの中ではそういうイメージではなかったんですね。なんならその後に僕と栁さんとでちょっとちょけるくだりがあったんですけど、段取りから桜田さんが真に迫ったお芝居をされて、僕らは「あの芝居をやられちゃったら、この後もう何も言えないよね」って感じでした(笑)。栁2人で「すごいね」って話してたもんね。井之脇もちろん他のシーンも全部すごかったですけど、特にそのシーンは「桜田ひよりすごいな」と打ちのめされましたね。栁何回涙出るんだよって。涙腺が壊れるんじゃないかと心配になるくらい、パワーのあるお芝居でした。桜田恥ずかしいですね、これは(照)。川西僕も初号試写でそのシーンを観たとき、すごく印象に残りました。何と言うか、内から出てくるものを隠そうとするけど隠せないっていうのが伝わってくるお芝居だったんですね。僕がお芝居のことを語るのはおこがましいですけど、“すげえな”って思いましたね。桜田潮はきっと、もうAZURは自分がいなくても成立する空間になってるんだろうなと想像しながら生活していたと思うんですね。その寂しさを体の中に取り入れて臨んだので、悔しさとか切なさが溢れてきて、気づけばああいうお芝居になっていました。――では、栁さんもお願いします。栁僕は川西くんですね。みんな、聴いてないのかな、川西くんの生歌。桜田聴いてないです。川西そっか。レコーディングのとき、一緒だったのは栁くんだけだったから。栁あの生歌はやばい。桜田うわあ。それは特権ですね。栁しかも結構近くで聴けたんですよ。そのときの川西くんの声を真似しようとしても俺には出せない。やっぱり声の出し方がプロって違うんだなって圧倒されました。川西はず……(照)。ありがとうございます。栁当たり前ですけど、カラオケでちょっと上手いくらいの人とはレベルが違う。あの生歌を聴いたら、やばいしか言えなくなりますね。川西こんな間近で褒められると僕の方が何も言えないです(照)。でも、本当に嬉しいです。栁さんは大人なのに無邪気なところが素敵です――4人一緒の場面も多かったと思います。振り返って、どんな思い出が甦ってきますか。川西井之脇くんと栁くんがとにかく大人なんですよね。まあ、僕も大人ですけど。桜田私も大人ですよ?川西あ、そうだ。確かに(笑)。桜田でも言ってることはわかります。井之脇さんと栁さんの大人の色気は培ってきたものが違うなって感じで。栁俺なんてそうでもない。圧倒的に大人なのは海くんだよ。井之脇そうですか?桜田落ち着きが本当に大人ですよね。川西何でもできるし、物をめちゃくちゃ知ってる。栁歩く辞書みたいな(笑)。海くんに聞けば何でもわかるみたいな。川西あとは、お2人とも動きがゆっくりなんですよね。そこが好きで、ちょっと真似しています(笑)。歩くときとか、わざとゆっくり歩いてみたり。桜田すごく覚えているのが、川西さんが栁さんに話しかけたいけど話しかけられないみたいなことを言ってたんですよ。だから、私たちがふざけて「元気モリモリ!」って言って遊んでいたのを、栁さんにも「元気モリモリやってください」って無茶振りしたら、すごく真面目に考えてくださって。5〜10分ぐらいしてから、私たちのところに来て「元気モリモリやるね」ってやってくれたんです(笑)。川西そう。ちゃんと振り付けまでつけて。桜田こういうのですよね(と、ガッツポーズ)。川西そう。こう!(と、ガッツポーズ)桜田そんな無邪気なところが、ますます素敵でした。1人は寂しい。急にテレビ電話とかかけたくなる(笑)――「早く行くなら1人で、遠くへ行くならばみんなで」という台詞がありますが、みなさんは1人の方が楽ですか。それともみんなと一緒がいいですか。井之脇仕事で言うなら、みんな派かもしれません。1人のカッコよさに憧れた時期もありますけど、やっぱり映画って1人じゃつくれないから。みんなで新しい発見をしながらつくっていくのが僕は楽しいですね。桜田私も仕事だと、みんな派かもしれないです。自分がどういう道を目指すのかも、事務所の方と話し合う中で明確になっていく。みんなで決めたひとつの道をみんなで一緒に進んでいくのは、映画づくりにも通じる部分があるのかなと思います。ただ、プライベートは完全に1人です(笑)。川西僕もプライベートはめっちゃ1人です。めっちゃ1人です。栁めっちゃ1人、何回も言うね(笑)。――川西さんはオフのときはどうしてるんですか。川西めっちゃ1人です(笑)。家で映画を観るなりして、絶対外に出ない。――何日くらいまで1人で過ごせますか。川西ずっと平気だと思います。1人で家とか最高じゃないですか。できればひたすらおうちにいたいです。栁俺は1人はちょっとキツイですね。話し相手がいないとダメ。家で1人でお酒を飲んでても結局寂しくて外に出ちゃうし。――寂しくなると、無駄にいっぱいLINEとかしちゃうタイプですか。栁酔っ払うとそうかもしれないですね。めっちゃLINE送るし、急にテレビ電話とかかけたりして(笑)。桜田え〜。見えないです。そのギャップがいいですね。栁結構寂しくなっちゃいます。桜田私は実家暮らしなので、家に帰ったら家族もいますし、犬もいるので、みなさんの置かれている環境のような本当の孤独はまだ味わったことがないのかもしれないです。ただ、私も休みの日は家にいることがほとんどです。交友関係も広くはないので(笑)。――1人で家で過ごすと決めた日に友達から会おうよってLINEが来たらどうしますか。桜田LINEが来る相手が1人しかいないんですよね(笑)。だから、その子限定というか、その子だったら夕方くらいからなら行きますけど。基本は1人で過ごしていたいです。井之脇難しいですね。1人は好きですけど、人と話すのも好きなんで。栁海くん、山好きじゃない?山に登るときは1人?井之脇1人で登ります。でも山に行くと、知らない人と喋ることが結構あって、それが楽しいんですよね。だから、結果、1人じゃないのかも。栁確かに。それは楽しそう。井之脇でも、基本的に1人で計画して行動するのが好きなので、どちらかと言えば1人派かなと思います。――では最後に、みなさんの青春の1曲教えてください。川西僕はMONKEY MAJIKさんの『Around The World』ですね。香取慎吾さんのドラマ『西遊記』が好きで、主題歌の『Around The World』にめっちゃハマったんです。使っている楽器が面白くて、メロディもいいし、声にも惹かれて。そこからMONKEY MAJIKさんのいろいろな曲を聴くようになって、他のジャンルの音楽に興味を持つようになったので、僕にとって音楽の原点みたいな曲です。桜田私が初めて好きになったアーティストはOne Directionさん。小学5年生のときに『Kiss You』を友達におすすめされて。それまで洋楽をあまり聴いたことがなかったので、「何だこの音楽!」と衝撃を受けたんですね。当時はまだスマホもウォークマンも持っていなかったので、リビングに置いてある家族用のパソコンを父が帰ってくるまでの間、1人で占領して、YouTubeでひたすらMVを観ていました。井之脇Fishmansの『いかれたBaby』です。18(歳)ぐらいの頃に映画監督の小林達夫さんから教えてもらって、そこからずっとことあるごとに聴いています。20歳になって夜更かしを覚えて、夜にベランダで『いかれたBaby』を聴いていると都会から遠くに連れて行ってもらえるような感覚になるんです。メロディーも、佐藤(伸治)さんの声も全部好きです。栁僕はずっとサッカーをやっていて。地元のサッカーチームの応援歌がQueenの替え歌だったんですよね。スタジアムに行くと、いつもQueenをみんなで歌っていて。その応援歌を聴きたいがためにQueenのベストアルバムを買ったんですけど、それが僕が人生で初めて買ったアルバム。サッカーの試合前とか、よくQueenを聴いてモチベーションを上げていました。取材・文:横川良明撮影:友野雄<作品情報>『バジーノイズ』大ヒット上映中!公式サイト:むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024年05月13日JO1が5日、Instagramのオフィシャルアカウントを更新。メンバーの川西拓実が初主演映画に込めた思いを明かした。○『バジーノイズ』で実感「どんな生き方も間違いではない」川西は現在、初主演映画『バジーノイズ』が公開中。人気コミックを実写化した青春音楽映画となっており、マンションの管理人をしながら“音楽を奏でること”だけを生きがいにしている清澄役を好演している。川西は同アカウントで「映画『バジーノイズ』公開しました」と告知し、柳俊太郎との2ショットなど複数点の写真をアップ。今回の映画を通じ、「1人で生きること、仲間達といること、僕はどんな生き方も間違いではないと思います」「僕は音楽にたくさん助けられてきました」と心境をつづった。また、自身もグローバルボーイズグループとして活躍する川西は、普段から音楽面と深く関わりがあることから、「その音楽を映画を通して伝えることができ、その機会を与えてくださって本当に感謝しています」とポスト。「『バジーノイズ』に関わってくださった方々の想いを皆さんに受け取ってほしいです」とし、「劇場でお待ちしております」とファンに改めてアピールした。こうした投稿にファンからは、「映画公開おめでとう!」「コメント読んで泣いちゃった」「拓実くんの演技に引き込まれました」「最高の音楽映画でした」「何度も観たい映画」「清澄は拓実にしかできない役だと思う!」「今まで観た中でダントツで良い映画だったし、号泣したよ」「清澄の拓実感動した」「素敵な映画をありがとう」「大好きな映画になりました」「拓実くんを選んでくださった関係者の方に感謝」「私はJO1の音楽に助けられてるよ」「心に沁みました」「映画、拓実の表情が良すぎて泣いた」など、300件を超えるコメントが寄せられている。
2024年05月09日JO1の川西拓実、木全翔也、金城碧海、FANTASTICSの佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥が出演する、映画『逃走中 THE MOVIE』(7月19日公開)の新キャストが9日、明らかになった。この度明らかになったのは、物語を盛り上げる新たな“逃走者”たち。『逃走中』常連者から初参加者まで、各界からバラエティ豊かな顔ぶれが本人役で出演する。お笑い芸人からは、津田篤宏(ダイアン)、長谷川雅紀(錦鯉)、クロちゃん(安田大サーカス)、久保田かずのぶ(とろサーモン)、小宮浩信(三四郎)らが参加。さらにバラエティの第一線で活躍する超売れっ子“逃走中芸人”とともに物語を盛り上げる芸能人参加者として、元サッカー日本代表の大久保嘉人をはじめ、TikTokフォロワー数1,000万人(4/23時点)超えを誇る景井ひな、司会やリポーター、モデル、俳優とマルチな活躍を見せるハリー杉山、元AKB48メンバーで卒業後もバラエティを中心に存在感を放つ大島麻衣、スーパー戦隊シリーズ第42作『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(18)に出演後、ドラマや映画、舞台と多方面で活躍中の横山涼らが出演している。○■津田篤宏(ダイアン) コメント映画、楽しみですね!バラエティの時はみんな笑って緊張感あってていうのがあると思うんですけど、今回の映画は緊張感のほうが特にいつもの何十倍も強いと思うんで。みなさん『逃走中 THE MOVIE』ぜひご覧ください! ダイアン津田の出てるシーンは瞬き厳禁ですよ!観てくださった方にはスーを差し上げます! 受け取ってください!○■長谷川雅紀(錦鯉) コメントこ~んに~ちは~!!!映画にはバラエティと違う緊張感がありますね。でも役者・長谷川雅紀としてのスタートラインは切れたのかと。ここからはいろいろと声がかかるんだろうと思うとデビュー作が『逃走中 THE MOVIE』なのは良いですね。映画とTVで共通するのは、ハンターは怖い、ってことです(笑)親子で観てね!○■クロちゃん(安田大サーカス) コメント映画版ということで、普段バラエティで活躍しているクロちゃんが『逃走中 THE MOVIE』に出るしんよ~! いつもはいつ捕まるかわからないドキドキの緊張感があるけど、今回は役者としての緊張感…ちょっと声色変えたり演技しようかなって思ったんだけどクロちゃんのままでいてくれって言われました。逃走中は子供たちがいっぱい見てますからね、これで評価が上がればいいと思います。重要なシーンを担っていますので、皆さん! 絶対観てよ~! クロちゃんは映画もバラエティも二刀流! わわわわ~!○■久保田かずのぶ(とろサーモン) コメント出演が決まって嬉しかったですね。ありがたいですよ。実際「逃走中見ました」って子供に声かけられたことはないんですけれども…全国にいるたくさんの久保田ファンの子供たち!この夏は『逃走中 THE MOVIE』で決まりだぜ!○■小宮浩信(三四郎) コメントTVの時は初っ端に毎回つかまってるので営業に行っても子供に「小宮にだったら勝てる」って言われるんです(笑)開始1分半で捕まったこともあるし、本編前のハンターもいるシミュレーションでも捕まりました。本編スタートより前に捕まるっていう。運が悪いのかな。毎回結構ガチで逃げてるんですけどね…今回はどこで捕まるのかこうご期待、ってことですね!いつも通りにはならないよってところを見せつけたいです。○■大久保嘉人 コメントTVバラエティの逃走中にはお世話になってます。お芝居はやったことがないので、大丈夫かなって思いましたが、すぐ引き受けました(笑)こんな経験は初めてだったので緊張しましたけどすごく楽しかったです。本当に楽しくてちょっと怖い映画になっていると思います。普段テレビで見ている逃走中とはまた違ったものが見られると思うので、お楽しみに!しっかり僕のことも見つけてください!○■ハリー杉山 コメントHello Hello!ノンストップ! ハリー杉山です! 絶対出たいと思っていたコンテンツの中で、しかも映画じゃないですか。嬉しい気持ちでいっぱいです。今までの逃走中では見たことのない展開があると思います。皆さん、今年の夏、老若男女関係ないです。ぜひとも家族や大切なみんなと一緒に『逃走中 THE MOVIE』をたっぷりと楽しんでいただきたいです! Check it!○■景井ひな コメント私、バラエティの逃走中には1回しか出たことがないんですけど…まさかの『逃走中 THE MOVIE』に出ちゃったっていう(笑)またバラエティの逃走中にも出たいです!映画の撮影も楽しかったです!お楽しみに!○■大島麻衣 コメント皆さんが大好きな逃走中が劇場版になってやってまいります! にこやかに見ているといつもの逃走中とは打って変わって、かなりドキドキハラハラするような展開になっていますが、とても面白く観られると思います。ぜひ、最後までご覧ください!私のことも探してね~!○■横山涼 コメント20周年…それだけ愛されての映画化は本当にワクワクしますね。TVより先に映画に出演というまさかの展開になりましたが、嬉しいです。『逃走中 THE MOVIE』は本当に臨場感あふれる、リアリティのある、緊張感のあるめちゃくちゃ面白い作品になってると思うので、ぜひ劇場に足を運んでください!どれだけ怖くても、劇場からは逃げ出さないように最後まで目を離さずに見てくれたら嬉しいです!【編集部MEMO】フジテレビ系列のバラエティ番組『逃走中』のドラマ映画化作『逃走中 THE MOVIE』。賞金総額1億円超、参加総数1,000人の史上最大級かつ命懸けのゲームを描き、JO1から川西拓実、木全翔也、金城碧海、FANTASTICSから佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥の出演が出演する。6人は高校時代の陸上部仲間として熱い友情で結ばれていたが、とある理由によりバラバラになってしまった若者たちを演じた。(C)2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社
2024年05月09日5月3日(金)に全国で公開される映画、『バジーノイズ』。W主演のJO1川西拓実さんと桜田ひよりさんは、今回が初共演。お互いの第一印象や、自身の役に対する想いをインタビュー。出会いで変わっていく二人の心情に共感。音楽さえあれば何もいらないと孤独に生きる清澄を演じた川西拓実さんと、そんな彼が作る音楽に感動して、清澄を外の世界に連れ出す潮を演じた桜田ひよりさん。映画『バジーノイズ』では二人の運命的な出会いと成長、そして今の音楽界のリアルが描かれている。――最初に映画の話を聞いた時はどう思いましたか?川西:僕が映画の主演ですか!?という驚きはありましたが、清澄とはかなり似ている部分があると感じたので、演じたいという思いもありました。今は変わりましたが、僕も周りを遮断して生きていた時期があったんですよ。僕はJO1のメンバーに出会って変わったので、清澄とリンクするなと思いました。潮と出会って徐々に変わっていく清澄の変化の過程は細かく意識しましたし、清澄の“音楽があるから生きている”という危うさを丁寧に演じさせていただきました。桜田:私は純粋に嬉しさが強かったです。原作を読んで一番感情移入したのが潮ちゃんだったので、その潮ちゃんを演じられるというワクワクと、川西さん演じる清澄はどんな清澄だろうと想像しながら撮影を心待ちにしていました。潮ちゃんが窓ガラスを割って清澄の部屋に乱入するシーンは、原作を読んで絶対に自分もやりたい!と思ったくらいお気に入りです。この子についていったら何かが変わりそう、と思わせる表情を潮ちゃんがしていたので、私もそこは意識しました。――清澄と潮は出会ったことで運命が変わりましたが、お二人にはこれまで大きく運命が変わる何かとの出会いはありましたか?川西:JO1のメンバーに出会ったことですね。僕、めちゃくちゃきれい好きで、物が斜めに置かれていたらそっと直すくらいだったんですけど、その壁をJO1がぶち壊してくれました。今では、ちっちゃいことを気にしていても仕方ないなと思えるようになったので、清澄にとっての潮みたいに、メンバーが僕の頑なな心をこじ開けてくれたんだと思います(笑)。桜田:私は風間(太樹)監督との出会いです。それまでは自分の演技の中に不安定さを感じる部分があったんですけど、風間さんと出会って一緒に作品を作っていくうちに、一番自分が役にのめり込むことができる、自分らしい武器を見つけることができました。風間さんとは演技についていろいろお話しした中で、感性が似ていると気づいて。だから演出の指示なども納得できることが多いですし、監督自身もすごく居心地がいい方で、この人についていこうと思わせてくれる絶大な信頼感があります。川西:風間監督は身になるお話をたくさんしてくださいました。カットがかかると不安になって、監督に「今の大丈夫でしたか?」って聞いていたんですけど、「演技に正解はないから、演じる人はみんなそう思ってるんだよ。でも僕がオッケーしてるから大丈夫だよ」と言ってくれて、救われました。現場はすごく楽しかったですし、いい経験をさせていただいて、得るものも多かったです。撮影の合間に垣間見たギャップにほっこり。――今日の撮影も和気あいあいとした雰囲気でしたが、初めて会った時の印象はどうでしたか?桜田:川西さんは、お会いする前にグループで活動されているところをテレビなどで拝見して、キラキラした方という印象でしたが、実際にお会いしたらものすごーく人見知りで!何を話しても「そうですね」しか返事がなく…。風間監督と相談して私の人生初くらい頑張って自分から話しかけました。関西出身だからかノリはよくて、私がボケると次第に小声でツッコんでくださるようになって、今では見事なツッコミをしてくれるようになりました(笑)。川西:台本の読み合わせの日が初対面だったんですけど、ちょっと遠くに置いてあったお水を桜田さんが差し出してくれて、なんて気が利く人なんだ!と感動しました。現場ではとにかくプロフェッショナルでかっこいいなと思ってたんですけど、ある時、野菜スティックをフォークで刺そうとして「刺せない~!」ってジタバタしていて、年相応なところもあるんだってホッとしました(笑)。――今回の特集は「肌と髪」ということで、それぞれの肌と髪を何かに例えてみてください。川西:桜田さんの肌は、例えるならガラスですね。まさに透明肌。桜田:あれ、自分のことを話すんじゃなかったでしたっけ?川西:あっ、そうなの!?(照)桜田:でもその表現、素晴らしいのでお借りします(笑)。私は透明なガラス肌、だそうです。川西:僕の肌はゴムです。ほっぺがすごーく伸びるんですよ(と言って頬をつまんで伸ばす)。桜田:わ、すごい!普通、そこまで伸びないと思います!川西:弾力のある、伸びる肌です。桜田:そして私の髪は、パンダのような毛量です。とんでもなく多くていつも梳いてもらってます。川西:僕はハリネズミのような髪質です。って、桜田さんのパンダの例えに引っ張られた(笑)。『バジーノイズ』ミュージシャンからも絶賛されたむつき潤の『バジーノイズ』(ビッグコミックス)の映画化。ドラマ『silent』の風間太樹監督とスタッフが再集結し、ミュージックコンセプトデザインは藤井風のプロデュースで知られるYaffleが参加。5月3日(金)~全国公開。かわにし・たくみ1999年6月23日生まれ、兵庫県出身。2020年、JO1としてデビュー。JO1では持ち前のセンスで歌もラップもダンスもこなすオールラウンダーとして活躍中。’23年にはドラマ『クールドジ男子』で四季蒼真を演じた。トップス¥84,700パンツ¥68,200(共にOUR LEGACY/EDSTROM OFFICE TEL:03・6427・5901)ネックレス¥38,500右手のリング¥30,800(共にIVXLCDM)左手のリング¥17,000(MIRAH) 以上STUDIO FABWORK TEL:03・6438・9575ベルトはスタイリスト私物さくらだ・ひより2002年12月19日生まれ、千葉県出身。風間太樹監督が演出したドラマ『silent』で注目を集める。’23年に公開された映画『交換ウソ日記』で第47回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。ブラウス¥10,450スカート¥13,200(共にMERCURYDUO ルミネエスト新宿店 TEL:03・5312・1550)パールベスト付きワンピース¥23,100(カロリナ グレイサー/ビームス公式オンラインショップ)その他はスタイリスト私物※『anan』2024年5月8日‐15日合併号より。写真・恒川脩平(SIGNO)スタイリスト・岡本健太郎(川西さん)前田涼子(桜田さん)ヘア&メイク・奥野まこと(川西さん)池上 豪(NICOLASHKA/桜田さん)取材、文・尹 秀姫(by anan編集部)
2024年05月08日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)のメイキング写真が、公開された。○■映画『バジーノイズ』メイキング写真公開今回公開されたのは、清澄を演じた川西、潮を演じた桜田、陸を演じた柳俊太郎の撮影中の姿を捉えたメイキング写真。撮影の合間、カメラにピースサインをおくる川西と桜田や、インスタントカメラで撮影し合う姿、海辺での撮影で笑い合う様子など撮影ですっかり打ち解けた姿が映し出されている。そして撮影の合間もベース演奏にはげむ柳の姿も見ることができる。最初は撮影現場でも人見知りをしていた川西だったが、桜田考案の“ドキドキクイズ”を通し、徐々に緊張が解けていったそうで、撮影が進むにつれて共演者とのコミュニケーションも活発に。撮影を共にすることも多かった柳も川西を「弟のよう」とかわいがっていた様子で、最終的には「川西さんはカメラの外では、むしろ突っ込み役でムードメイカーでした」という声もスタッフからあがっていた。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。
2024年05月07日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の入場者プレゼント情報が5日、わかった。○■舞台挨拶ノーカット映像を視聴できるQRコード付フォトカードを配布今回公開されたのは、入場者プレゼントの詳細。2週にわたり土日限定で配布され、11日・12日の第1弾は、完成披露試写会舞台挨拶ノーカット映像が視聴できるQRコード付「スマホサイズ特製フォトカード」。18日・19日の第2弾は、公開前夜祭舞台挨拶ノーカット映像が視聴できるQRコード付「直筆メッセージ付きメモリアルフォトカード」が配布される。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。
2024年05月05日女優の桜田ひよりが、2日に都内で行われた映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の特別前夜祭に川西拓実、井之脇海、柳俊太郎(※柳は旧字体)、風間太樹監督とともに登壇した。同作は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。○■桜田ひより、『バジーノイズ』特別前夜祭に登場イベントでは、『バジーノイズ』原作者であるむつき潤氏からの手紙が読まれることに。むつき氏も会場におり、川西と桜田が手を振る姿も見られた。むつき氏から「潮は物語の出発点であり推進力です。さらに雑音と福音を同時に清澄へもたらし、またマンガという媒体の影響が最も色濃いキャラクターでもあります。そんな潮を誰がどのように演じるんだろうと思っていました。マンガの主人公は清澄ですが、映画はW主演であること、そして何より桜田ひよりさんであること、完成した映画を観て、その両方に深く納得しました。マンガの潮が持つ魅力や担う役割はそのままに、映画『バジーノイズ』ならではの潮がそこにはいました。作者である僕自身、僕の知らなかった潮を知り、もっと潮を好きになりました。関西弁に苦労なさったと各所でお話しされているのをお見かけするたびに作者は胸が痛いのですが、映画の潮も関西弁と決めたのは監督なので、僕は悪くありません。でも本当に情緒豊かでキュートな潮でした。ありがとうございます」とメッセージが送られると、桜田は涙を隠すように後ろを向く。改めて目から大粒の涙を流しながら、「私、あまりこういうところで泣いたりしないんですけど……すごく心に響きました……潮ちゃんをやっていて、自分自身とても成長できる部分もありましたし、気付かされる部分もたくさんあったので、私の人生でとても大切な財産になりました」と声を震わせながら語った。すると、この姿を見た柳が自身の胸ポケットに入っていたハンカチを取り出し、「俺のじゃない、衣装さんのだけど……」と桜田に手渡し、笑いを誘う。その後も桜田がメイク直しのために一時降壇すると、川西が「写真撮らないで!」と体を張って守り、桜田が再登壇するまでの時間を男性陣がトークでつなぐなど見事な連携を見せていた。
2024年05月02日映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の特別前夜祭が2日に都内で行われ、川西拓実(JO1)、桜田ひより、井之脇海、栁俊太郎、風間太樹監督が登壇した。同作は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。○■JO1 川西拓実、観客の持つパネルをおねだり「僕もいただけるんですか?」イベントでは、川西らキャスト・監督陣が登壇すると、観客がパネルを掲げ「『バジーノイズ』公開おめでとう~」と声をかけるサプライズが。公開を祝福するパネルで埋め尽くされた光景を前に川西は、「すごいです! 本当にきれいです! ありがとうございます……!」と感激した様子。さらに「これ僕もいただけるんですか?」と観客の持つパネルをおねだりする姿も見られ、スタッフからOKが出ると「なんか仕方なくみたいな感じですね!(笑)」と笑いを誘っていた。また、MCから「JO1のメンバーもご覧になる?」と聞かれると、川西は「観ていただけると思います! 観ていただかないといけない!」とJO1のメンバーにアピールしていた。同作の内容にちなみ「人生を変えた○○との出会いは?」をテーマにトークが進むと、川西は「デニム」と回答。「ふらっと入ったお店で一目惚れしたデニムがありまして、上下(のデニム)なんですけど、それを気に入って買って毎日着ている」と明かす。そしてそのデニム購入をきっかけに、洋服選びにも変化があったそうで、「洋服が何で作られたか、どういう歴史があるかに意識がいって。最近は服を買うときに、この服はどういう歴史があるのか調べてから買うようになりました」と語っていた。
2024年05月02日JO1の川西拓実、木全翔也、金城碧海、FANTASTICSの佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥が出演する、映画『逃走中 THE MOVIE』(7月19日公開)のメイキングカットと場面写真が30日、公開された。同作は2004年から放送が開始され、今年で20周年を迎える、フジテレビ系列のバラエティ番組『逃走中』のドラマ映画化作。賞金総額1億円超、参加総数1,000人の史上最大級の『逃走中』を舞台に、新感覚のアトラクションムービーとして、時には熱く時には泣ける物語が描かれる。この度メイキングカットと場面写真が公開され、オフィシャル撮影レポートが届いた。○■映画『逃走中 THE MOVIE』撮影レポート2024年2月、春のような暖かさに包まれた快晴の中、映画『逃走中 THE MOVIE』がクランクイン。撮影は6人が高校生の陸上部時代のシーンからスタートし、その翌日からは早速、大規模に開催される「逃走中」へそれぞれが参加する撮影へと移っていく。そんな中でもやはり、JO1とFANTASTICS、両グループメンバーの競演シーンは、今作ならではの要素であり、最大の見どころの1つ。互いが競演に心躍らせ、リスペクトを寄せ合う中で撮影が進んでいったが、実際には緊迫感溢れるシーンも多くなっていた。その代表的なシーンとして大和(川西)と譲司(佐藤)が再会するシーン。互いに過去の出来事を引きずり、わだかまりのある中での突然の再会の場面とだけあって、西浦正記監督からもハイレベルな要求が。川西から佐藤へ「なんでここに!?」と言うセリフでは、「怒りだけでなく、悲しみも含めた表情を出してほしい」。加えて、「『無視かよ』のセリフでは逆に乱暴な感じを出して欲しい」と細やかなオーダーが入る。川西は何度も自身の芝居を映像でチェックするなど、試行錯誤を繰り返しながら真摯に取り組む姿勢がとても印象的であった。それに対して、とある出来事が原因で突然姿を消した元部活仲間という訳ありな役柄を演じる佐藤も、「立ち姿を少し猫背にしたり、喋り方を工夫したりなど、過去と現在で別人のようになってしまった譲司を表現しようと、監督とも事前にたくさん話して取り組んだ」と語る通り、変わりはててしまった譲司を表現すべく、細部までにこだわりをもって取り組んでいた。またスケールの大きさも今作の注目ポイントの1つ。東京23区全域を舞台にした参加総数1000人の史上最大規模の「逃走中」ということもあり、何と「東京ドーム」での撮影を敢行。川西と佐藤はとある場面で東京ドームの端から端までおよそ約130mを全力疾走。二人の走りを見ていた監督・スタッフ・トレーナーからは絶賛の声が。果たしてどんな壮観な画になっているかは映画の完成を期待してほしい。そのほかにも東京ドーム内・外を使用し、様々な撮影を実施。撮影を終えた瀬口が「何より東京ドームっていうシチュエーションがやっぱりすごいなって思いましたし、あの場を貸し切って撮影したっていうのが今後の人生でなかなかないような体験になったなと思います」と語る通り、キャスト陣にとっても貴重な経験となったようだ。その後各シーンの撮影においても、各々が試行錯誤を繰り返しながら粘り強く取り組んできたようで、瑛次郎(中島)が涙を流すシーンで中島が感情のもっていき方に苦悩していると、監督から「考える時間をあげるから気持ちの部分をまず作ったほうがよい」とアドバイスが。監督と入念に相談しつつ、10分ほどかけて気持ちを作り撮影に挑んでいた。「逃走中」が命がけのゲームと化したあと「生贄ゲーム」を行う緊迫感あるシーンでは、キャストスタッフ一同張り詰めた空気の中での撮影となった。中でも木全は、そういった緊張感あるシーンの撮影経験がなかったこともあり、監督へ積極的に質問しては教わったポイントを台本へメモして、インプットする姿勢がとても印象的であった。さらには自主的にセリフの掛け合いを練習するなど、人一倍ベストな芝居を模索しながら取り組んでいた。撮影を通して西浦監督は、セリフの表現の仕方や体の動かし方、お芝居のタイミングなどをキャストたちに事細かに説明しながら撮影を進めていた。たとえキャストが疑問に思うことがあっても、まずは本人たち自身に考えさせ答えを導き出させるための道筋を作りだしていた姿が印象的であった。そんな監督に対してキャスト陣も、「アドバイスがすごい的確でしたし、時々一緒にふざけてくれたりすることもあって、どこか優しいお父さんのような存在でした」(木全)、「良いところはちゃんとほめてくださいますし、本当に寄り添ってくれる人だと思います。」(金城)、「素直に監督のご意見を言ってくださるし、逆に自分の希望もしっかり受け止めてくださって、お互い高めあってやらせてくださった」(瀬口)と語っており、撮影を通して強固な信頼関係が築きあげられていったようだ。各々が役に向き合い撮影に取り組む真摯な姿勢が見られる中、JO1・FANTASTICSメンバー間の雰囲気は非常に良く、空き時間には「写ルンです」を使用してお互いの写真を撮り合うなど、仲睦まじい様子も目撃されていた。撮影中に監督から「どんだけ仲良しなんだよ(笑)」とツッコミが入れられていたというエピソードからも、充実した撮影ぶりが伺える。それぞれに異なる魅力を放ち第一線で活躍を続けるボーイズグループ、JO1とFANTASTICSのメンバーたち。夢の競演が実現し、彼らは一体どのような活躍と化学反応を魅せてくれるのか。「逃走中ファンの方も、逃走中をまだ知らないという方も楽しめる、スリルを味わえる作品になっています。」(川西)、「観て後悔はさせません!ぜひ、逃走中の映画を楽しんでいただければと思います。」(佐藤)とメンバーたちもそれぞれ自信をみなぎらせている。7月19日(金)の公開を楽しみに待っていてほしい。【編集部MEMO】フジテレビ系列のバラエティ番組『逃走中』のドラマ映画化作『逃走中 THE MOVIE』。賞金総額1億円超、参加総数1,000人の史上最大級かつ命懸けのゲームを描き、JO1から川西拓実、木全翔也、金城碧海、FANTASTICSから佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥の出演が出演する。6人は高校時代の陸上部仲間として熱い友情で結ばれていたが、とある理由によりバラバラになってしまった若者たちを演じた。(C)2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社
2024年04月30日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の新映像「Trailer [Play with You edition]と「Trailer [Railway edition]」が30日、公開された。○■映画『バジーノイズ』新映像2種を一挙公開今回公開されたのは、清澄(川西拓実)と潮(桜田ひより)の絶妙な距離感を切り取った2シーン。「Trailer[Play with You edition]」は、初めて観客の前での演奏をやり遂げた清澄と潮が、海辺でキーボードとサンプラーを使って音楽を奏でる姿が写し出されている。心地よい風に包まれて音を鳴らし合う2人だったが、「いいライブやったなあ。また聞きたい」と笑顔で語りかける潮に、清澄はどこか不安げな様子を見せ、清澄の繊細な感情がうかがえるワンシーンとなっている。また、同時に解禁されたのは、夜の線路沿いを歩く清澄と潮を切り取った「Trailer [Railway edition]」。「今更誰かと関わる資格とかないねん」と、いままでの自分と他人の関わり方を振り返って心を閉ざそうとする清澄に、潮は「もう前向いてええと思う」と言葉をかけつつ「ウチは清澄と関わりたい」と清澄の心をこじ開けようとする。そんな潮の真っ直ぐさに、清澄は驚きながらも心を打たれ、窓ガラスをフライパンで叩き割ってはいった潮が、さらに清澄に⼀歩踏み込む瞬間を切り取っている。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。
2024年04月30日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の主題歌「surge」<single edit> special making movieが29日、公開された。今回公開されたのは、主演を務めた川西が主人公・清澄として歌い、「清澄by Takumi Kawanishi(JO1)」というアーティスト名で自身初めてのソロ歌唱曲となる主題歌「surge」の特別映像。楽曲はきょう29日より各種音楽サイトにて配信されている。映像はレコーディング風景や『バジーノイズ』のメイキング映像が、主題歌「surge」にのせられたものに。映画初主演にして、主題歌も主人公“清澄”名義で担当することとなった川西が、真剣に主題歌に向き合う姿から始まり、桜田、井之脇海や柳俊太郎(※柳は旧字体)らキャストとスタッフが挑んだ『バジーノイズ』の撮影の裏側が切り取られている。初挑戦となるキーボードに向き合う川西、さらに、軽やかなシーンの裏側で真剣な表情でモニターをのぞく川西と桜田、music concept designを務めたYaffleとレコーディングの打ち合わせをする川西、セッションのシーンでお互いの動きを確認する川西と柳。それぞれの本作にかける静かな情熱と、主題歌の切実なメッセージがシンクロする映像で、真摯に作品作りに向き合いながらも、抜群のチーム力で撮影を楽しんでいたキャストたちの姿も織り込まれ、撮影の合間にキャスト同士が撮影したインスタントカメラの写真も収められた。【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024年04月29日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の場面写真が27日、公開された。○■清澄はINTP、潮はESFP4人の性格タイプを公開今回公開されたのは、清澄(川西拓実)・潮(桜田ひより)・航太郎(井之脇海)・陸(栁俊太郎)のキャラクター4人の性格タイプ、そしてそのタイプを感じることができる場面写真。今回、風間監督が清澄・潮・航太郎・陸の4人分の性格診断テスト「16Personalities」を実施。それぞれのキャラクターの性格タイプが明らかになった。マンションの管理人の仕事をしながら、ひとりで音楽を奏でる清澄は「論理学者(INTP)」。INTPは、自分の思考と向き合う時間を求めるタイプでありながら、その独創性と創作力から、周りからの注目を浴びることもあるそうで、ひとりで音楽を楽しんでいた清澄が、潮と出会うことで世界が広がっていく同作とリンクする結果となった。そんな清澄の世界を広げることになる潮は、「エンターテイナー(ESFP)」。⼀旦何かにワクワクすると夢中になり、他の皆ともその感覚を共有したいと思いはじめ、人々を巻き込んでいくのがものすごく得意、というエンターテイナーの分析通り、劇中でもSNSで清澄をバズらせるだけではなく、幼馴染の航太郎を清澄と引き合わせる。今回解禁された場面写真でも音楽にのって海で踊る、そんな“エンターテイナー”な一面をのぞかせている。一方、潮に“巻き込まれた”航太郎(井之脇海)は、理想主義でありながら思いやりがあり、そして友人や周りの人たちに良い影響をもたらすよう努力する「主人公(ENFJ)」という結果に。会社の仕事にやりがいを見出せない航太郎は、潮に巻き込まれたのにも関わらず、AZURのために奔走することになり、自分の信念のもと、行動していく姿が多くの人を惹きつける。そして、陸は「討論者(ENTP)」タイプ。頭の回転が速く、大胆な気質の持ち主で、迷わず現状に異議を唱えるタイプという分析通り、自分が所属していた「マザーズデイ」の方向性に疑問を持ちメンバーとぶつかるシーンも。頭を動かし、野心的に考えることが好きな討論者タイプの陸と清澄が音楽を通して共鳴していく。それぞれが異なる性格タイプでありながらも、清澄の音楽から混ざり合っていく4人。風間監督も「バンドを組んで仲間と生きていくのも素晴らしいし、一人でいることを選んでもいい。どちらの良さも消さない物語を、繊細に作り上げることが今の世代に響く」と話している。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。
2024年04月27日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の主題歌「surge」が29日より配信されることが27日、わかった。○■JO1 川西拓実が歌う映画『バジーノイズ』主題歌「surge」主演を務めた川西が、清澄 by Takumi Kawanishi(JO1)というアーティスト名で自身初のソロ曲として配信する楽曲「surge」。映画公開に先駆けてリリースされる「surge <single edit>」は、劇中で流れる主題歌とは異なり、新たに再アレンジした配信シングル限定バージョンとなっており、撮影後、同曲の制作を担当したYaffleが監修をしながら川西の歌唱を再収録し、さらに映画とは異なるミックスを行なった。インタビューで、川西は「『surge』は清澄や登場人物すべての思いが詰まっているような、本当に素敵な詩と曲。今っぽい言葉で言うなら、とっても“エモい”と感じる様な楽曲。Yaffleさんとの曲作りも本当に最高でした。僕にとって大切な曲です」と語っている。そして、カップリング曲は川西が「清澄が作っていたかもしれないデモ楽曲」という事をイメージして作詞作曲し、自らDTMで作成したオリジナルソング「Heaven」。川西が自宅の部屋で誰の手も借りずにひとりでコツコツと制作したという同曲は、劇中には登場しないものの、メロディの一部が映画内のあるシーンで流れ、映画と共に曲を聴くとより楽しむことができるようなスピンオフ的な楽曲となっている。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。
2024年04月27日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の新映像「Trailer [Traffic light edition]」が24日、公開された。○■映画『バジーノイズ』、新映像「Trailer [Traffic light edition]」公開今回公開されたのは、他人の「いいね」だけを追いかけて生きてきた潮(桜田)、レコード会社で働いていたところから潮に“巻き込まれた”航太郎(井之脇海)、清澄の音楽に惹き込まれ、ともにAZURとして活動していく陸(栁俊太郎)の3人の深夜の交差点でのワンシーンを収めた新映像。「メンヘラやなあー」と清澄への思いを口走る潮に、「そんなの言ったら俺もだわ」と返す陸、急に叫び出し、“かっこ悪い自分”との決別を誓う航太郎。「あいつに振り回されてるわな」「溺愛すぎててキモいわ」と、清澄への少し屈折した思いをそれぞれに言い合い、本音をぶつけあう姿が切り取られている。清澄の世界を広げてきた3人だったが、それぞれも清澄に惹きつけられ、自身の新しい感情に気付かされるシーンとなっている。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。
2024年04月24日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の新映像と場面写真が20日、公開された。○■主題歌「surge」の歌詞とリンクする新規映像「[In the Room edition]」他人の「いいね」だけを追いかけて生きてきた潮(桜田)が、マンションの管理人の仕事をする清澄(川西)の部屋の窓ガラスを割って入ったことで、清澄はマンションの部屋を追い出されてしまい、そこからふたりの奇妙な共同生活がはじまる。今回公開された新規映像「[In the Room edition]」には、その共同生活の始まりに清澄が潮の部屋で初めて演奏するシーンを収録。自分のためだけに音楽を奏でてきた清澄は「何弾けばいい?」と戸惑うが、潮が「なんでもええよ」と答えると、心地よさそうに音を鳴らす。主題歌「surge」の「不器用な視線が不自然に混ざるぼんやりと溶け合って感覚を超えて」という歌詞が重なり合う映像となっている。また、清澄と潮が真っ直ぐに見つめ合う姿が映し出されたカット、2人で同じ“海”を見つめる姿を捉えた場面写真も公開された。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。
2024年04月20日川西拓実(JO1)と桜田ひよりが主演する、青春音楽コミックの実写映画化『バジーノイズ』より、新規映像[In the Room edition]と場面写真が公開された。他人の「いいね」だけを追いかけて生きてきた潮(桜田さん)が、マンションの管理人・清澄(川西さん)の部屋の窓ガラスを割って入ったことで、清澄がマンションを追い出され、ふたりの奇妙な共同生活が始まる本作。今回公開された[In the Room edition]では、共同生活の始まりに清澄が潮の部屋で初めて演奏するシーンが切り取られている。ひとり自分のためだけに音楽を奏でてきた清澄は戸惑うも、「なんでもええよ」と潮が答えると、心地よさそうに音を鳴らし、主題歌「surge」の「不器用な視線が 不自然に混ざる ぼんやりと溶け合って 感覚を超えて」という歌詞が重なり合う映像となっている。場面写真でも、2人が真っ直ぐに見つめ合う姿や、同じ海を見つめる姿が公開。監督が最新の注意を払いながらこだわったという、いまっぽさを感じさせる2人の距離感の描き方にも注目だ。『バジーノイズ』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:バジーノイズ 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024年04月20日5月3日(金・祝) に公開となる映画『バジーノイズ』の完成披露試写会が4月15日(月) に開催。ダブル主演を務めるJO1の川西拓実と桜田ひよりに加え、井之脇海、栁俊太郎、円井わん、そして風間太樹監督が登壇した。音楽以外何も持たない青年と、その音で世界が変わった彼女による青春ストーリーが描かれる本作。マンションの管理人をしながら音楽以外なにもいらないと、ひとりだけのミニマムな生活をおくる青年・清澄を演じた川西は、映画初主演作ゆえに「見ての通り……緊張しています」とキュートにはにかみながら「映画初主演ということで思い入れもあって、一生忘れない映画になると思います。それを皆さんに早く観ていただきたいという気持ちです」と喜びを噛みしめていた。川西拓実(JO1)また完成した作品の感想を聞かれると「自分がまさか大画面のスクリーンに映し出されるとはこれまでの人生で思っていなくて、恥ずかしいと言いますか……。でも観てくださる方に絶対に後悔させない作品になったと思います。沢山チャレンジのあった作品ですが、チャレンジして良かったと思いました」と照れつつも手応えを得ていた。清澄の音楽を聴いて初めて自分から好きなものを見つけ、世界が変わっていく女性・潮役の桜田は、本作で関西弁に挑戦したが「関東出身なので関西弁は聞き馴染みがなくて全部が大変でした。かといって方言だけに意識を向けると演技面がおろそかになるし、そのバランスが難しかった」と苦労があった様子。ちなみに兵庫出身の川西からのアドバイスについて、川西は「僕のあの言葉があったから……」と金言を与えたと言い張るも、当の桜田は食い気味に「ないです!なんなら川西さんも方言指導を受けていました!」と暴露し、川西は「僕も東京に染まったのかなあ」と遠い目をしていた。桜田ひよりレコード会社に務めながら清澄たちと出会い、新たな葛藤が生まれていく航太郎役の井之脇は「好きな音楽と会社員としてやらなければいけないことの狭間で葛藤する様は僕自身もわかる。航太郎を演じたことで自分の中にあった気持ちが昇華されたところも」と役柄から影響を受けた様子。井之脇海清澄とともにバンドAZURの仲間となっていくベーシスト・陸役の栁はゼロからベース演奏に挑戦したが、「この映画をぶち壊さないよう、皆さんに助けられながら練習を頑張りました。でも指先に豆が出来るし……。大変でした」と苦笑い。AZURのドラマー・岬役の円井は、部活でドラム経験はあったというが「楽譜を見て絶望しました(笑)。でも映画を観てプロの方々からヘタクソと思われないよう、責任感を持って演奏しました」と熱演を報告していた。栁俊太郎円井わん風間監督は「演奏の吹き替えは用意しないと宣言したので、ライブシーンは自分たちで実演をしてもらいました」とこだわったようで「映画化にあたっては、タイムラインが忙しない音楽業界の今を投影することを大事にしました。主人公・清澄の作る音楽が登場人物の内省や心象を表現するものでありたいと、それを核にしながら脚本を作っていきました」と話した。風間太樹監督川西は自他ともに認める人見知りだそうだが、栁は「弟感があって、いたずらが好き。小中学生がやる様な、後ろからポンと叩いて知らん顔するみたいな事をしょっちゅうやっていた。だから人見知りと言うよりも、可愛げのあるピュアな子だと思った」と証言。一方、居酒屋シーンで川西と初めて会話したという円井は「端っこに置いてある食べられる花の匂いを嗅いでいて“うわ、シソの匂いがする”と言って私にかがしてきた(笑)。それが初めての会話。ビックリして覚えている」とスメルコミュニケーションをされたと打ち明けて、当の川西は「それが僕の作戦です!」とジョークを飛ばして笑わせた。ステージのスクリーンには井之脇、栁、円井がJO1のGo To The Topポーズをしている写真が映し出された。この写真について川西が「皆さんにポーズを教えて流行らせてくれないかなと……」と直伝したことを明かして、栁も「わざと間違えたポーズをすると“ちゃうねん!”とかツッコんできた」と和気あいあいの舞台裏を振り返っていた。また清澄のキャラクターにちなんで「●●さえあれば、他になにもいらない」を発表。川西は「音楽」といい「昔から音楽が好きで、僕も清澄と同じように帰宅したら音楽を作ったり、練習したりを繰り返す毎日。いつもそばにある音楽は自分にとってそれくらい大切なものです」と答えた。愛犬を飼っている桜田は「動物」、円井は「ネコ」、栁は「トモダチ」と答える中、井之脇は「岩」と珍回答。理由を尋ねられると「僕は山登りが趣味で、長期の休みが出来たら大きな岩を登りたいくらいです。見るのも、触るのも、登るのも好き。携帯でも岩の画像を見て癒されています。岩はカッコいい。小さい岩よりも1,000メートルくらいの岩が好き。あわよくば岩になりたい。岩役、待ってます!」と岩への愛を炸裂させていた。そんな中、風間監督は「推し」と答えた。しかし具体的に誰を推しているのか語りたがらない様子。なんとか川西が聞き出すと風間監督は「本当にカッコ良くて、演奏シーンとかも見ていて惚れ惚れする」と語りだし、前回のイベントで監督の推しに選ばれた川西本人は、ここで期待の表情。だが風間監督は「栁君です!」とまさかのすかしで、それを聞いた瞬間に川西は「や、栁君!?」と盛大な関西ズッコケを披露。鮮やかなこけっぷりを褒められると「関西ではあれをやれという教えなので」とニヤリとしていた。最後に川西は「スタッフ・キャストみんなで死ぬ気で撮影した最高の映画になっています。絶対に後悔しないと思うので、是非劇場で観てほしいです。音楽映画なので、映像を観て音楽を聴いて楽しんでもらえたら」とアピール。桜田は「とても繊細な映画で共感できるような作品になっています。圧巻の演奏シーンや出てくる音楽一つひとつ大切に作り上げた映画なので、何かを感じ取ってもらえたら嬉しいです」、風間監督は「僕は人間関係にいつも緊張したり、不安を持ってしまうような人間ですが、僕と同じような人がこの映画を観てその緊張の糸が少しでも緩んで皆さんに寄り添えればいいなと思って作りました。音楽と日常にある音に耳を傾け楽しんでいただきたいです」と呼び掛けていた。<作品情報>『バジーノイズ』5月3日(金・祝) 公開公式サイト:むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024年04月17日JO1の川西拓実が、15日に都内で行われた映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の完成披露試写会に桜田ひより、井之脇海、栁俊太郎(※「柳」の正式表記は旧漢字)、円井わん、風間太樹監督とともに登壇した。同作は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。○■JO1 川西拓実、自身に欠かせないものは“音楽”「いつもそばにある」イベントでは同作の主人公・清澄がミニマリストということにちなみ、「○○さえあれば他に何もいらない」をテーマにトークするコーナーを実施。川西は「音楽」と回答し、「僕は昔から音楽を聴くことも大好きで、歌うことも大好き」と話す。続けて「いまJO1になって、もちろん歌も歌いますし、弾きますし、作るし……僕も清澄と同じように家に帰ったら作曲の練習をしたり、曲を作る毎日なので、僕にとっていつもそばにある音楽というものは大切だなと心から思っています」と愛を語った。また、川西は撮影現場で栁ら共演者にJO1の“Go to the TOPポーズ”を布教していたそうで「皆さんに教えて流行らせてもらえないかなと……(笑)」と話し、笑いを誘う。柳も「わざと(ポーズを)間違えてやって、(川西が)『なんでやねん!』『ちゃうねん!』と(ツッコんでいた)」と撮影現場での仲の良さを感じさせるエピソードを披露していた。フォトセッションでは、報道陣からキャスト陣・監督に“Go to the TOPポーズ”のリクエストが。桜田と柳がわざと間違え、川西がツッコむ姿も見られ、和気あいあいとした雰囲気でイベントは終了した。
2024年04月15日映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の完成披露試写会が15日に都内で行われ、川西拓実(JO1)、桜田ひより、井之脇海、栁俊太郎、円井わん、風間太樹監督が登壇した。同作は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。○■JO1 川西拓実、初主演映画『バジーノイズ』完成披露試写会に登場今作で映画初主演を務めた川西は「見ての通り緊張しております(笑)」といいつつも、「すごく楽しみ。初めての主演映画ということで思い入れもあって、一生忘れない作品になると思うので、皆さんに早く観てもらいたいなという気持ちがあります」と力強く語った。本編を観た感想について聞かれると、「自分がまさかスクリーンに映し出されるとは思ったことなかったので、少し恥ずかしい気持ちとともに、『これは観てくださる方を絶対後悔させない作品になったな』と改めて思いましたし、たくさんのチャレンジがあった作品なんですが、やってよかったなと思いました」と振り返っていた。また、イベントでは同作主人公・清澄がミニマリストということにちなみ、「○○さえあれば他に何もいらない」をテーマにトークするコーナーを実施。風間監督は「推し」と回答し、「人生で推しができたことがなかったんですよ。でも最近推しができたので……(推しの名前は)あんまり言うようなことでもないんですよね……」と話す。先日行われたイベントで風間監督から推しとして名前を挙げられていた川西はソワソワし出し、「言わないんですか……?」とポツリ。これを受けた風間監督が「本当にカッコよくて、演奏シーンとかを観ていてもホレボレする……柳くん!」と答えると、肩透かしをくらった川西はステージ前方に大きく飛び出しズッコケ。「関西ではこれくらいやれという教えなので……(笑)」と笑いを誘っていた。
2024年04月15日