市原隼人が、6月29日(土) 午後10時よりWOWOWで放送・配信される『WOWOW×テレビ東京共同製作連続ドラマダブルチート偽りの警官Season2』の主演を務めることが発表された。WOWOWとテレビ東京の共同製作となる本作は、近年ネットの普及とともに拡大し続ける様々な詐欺被害をテーマにした、正義と悪を使い分けながら法では裁けない悪を裁くクライムエンターテインメント。Season1では交番勤務の警察官・多家良啓介(向井理)が、法では裁けない相手ばかりを狙う“詐欺師K”としての顔を持ち、法を超えて悪人を華麗に欺いていくが、市原演じるSeason2の主人公・田胡悠人は巨大詐欺組織を喰らう詐欺師。かつて海外拠点の特殊詐欺で逮捕された経験を持ち、出所後に詐欺会社に入り込む。Season1に引き続き、内田理央、荒川良々、結木滉星、橋本じゅん、伊藤淳史、そして向井が出演するほか、Season2より、謎のサロンを主宰する詐欺師・海藤周役で陣内孝則、詐欺会社の代表・木崎竜一役で淵上泰史が登場。また新キャストとして升毅、羽場裕一、岩松了らが名を連ねている。監督は、映画『サイレント・トーキョー』、フジテレビ系『SP 警視庁警備部警護課第四係』シリーズ、『連続ドラマWコールドケース』シリーズの波多野貴文と、Season1から続投する河野圭太が担当。脚本は、Season1から引き続き田康弘と、新たにSeason2から藤澤浩和が務める。なおSeason1は、現在テレビ東京系で毎週金曜日夜8時より放送中。■田胡悠人役:市原隼人 コメント共同製作ならではの手法を期待し、地上波であるSeason1では描き切れない物語や表現をSeason2で深く掘り下げ描くことで、生々しい作品をお届けするべく、今回の主演を精一杯務めさせていただきます。今の時代、大衆の時代から個の時代へと、それぞれの価値観の基準が個に変化していっていると感じます。私が演じる田胡も、彼にしかない基準、ボーダーラインで動く男です。ただ生きている、生かされているというわけではなく、道義を失うほどに、何かをやらなければならないという使命感に突き動かされて生きている。田胡は詐欺師であり、当然いろいろな人間をだましていくのですが、なぜ、田胡が人をだますのか。どこに行きつくのか。きっと、視聴者の皆様にも想像できない結末にたどり着くと思います。本当の正義とは何なのか。そんな問いを投げかける作品となっております。ひとつ笑みを零せばすべて崩れてしまうような、そんな繊細な空気感の中で撮影が進んでいくのではないかなと感じます。役者としては、できる限りの準備をもって、現場に挑んで参ります。本作は、息をするのも忘れてしまうような、瞬きをする間も惜しくなるようなサスペンスであり、深い人間ドラマでもあります。時には、視聴者の皆様のことも騙しながら、物語は進んでいきます。WOWOWとテレビ東京の初の共同製作であり、エンターテインメントでありながらも、後々までずっと残せるような作品創りを心掛けます。ぜひ、主人公である田胡の動向を見守っていただけたら幸いです。■海藤周役:陣内孝則 コメント出演が決まった時は、ものすごく嬉しかったです。役者をしていて一番嬉しいのは、仕事がきた時とギャラをもらった時(笑)。今回は、僕と年齢が近いベテラン俳優や、個性的な俳優が多く出演しているなと思いました。市原くんとは、映画『チェケラッチョ!!』(2006年)で親子を演じて以来の共演です。20年近く経つので、久しぶりに再会して、ここまで精悍な男に仕上がるんだなという印象です。充実した、しっかりとした人生を生きてきたんだろうなと感じました。今は特殊詐欺などが世間にあふれていて、身近なテーマだなと思います。まさに今の時代を切り取った作品になるんじゃないかな。詐欺師の中には、そんなに悪い奴じゃないんじゃないかと思わせるような奴もいるんですよね。「こいつ上手いな」って思うような芝居をするし、役者になった方が良いんじゃないかって思ってしまうぐらい、善人に見せるのが上手い。海藤役もいかにも胡散臭い男ではなく、フラットな感じで演じようと思っています。Season1あってのSeason2なので、作品が盛り上がっていけば嬉しいなと思いつつ、個人的には、40年くらい役者をやってきた中で、今回の海藤役は今まで演じてきたキャラクターとは違ったキャラクターにしてみたいです。ぜひ、視聴者の皆さんにも楽しみにしていただければと思います。■木崎竜一役:淵上泰史 コメントWOWOW作品には過去に出演していますし、テレビ東京さんにもお世話になっているので、そんな2社の共同製作作品に出演することが決まった際は、純粋に楽しみだなと感じました。まだ最後まで台本を頂いていないのですが、とても緊張感があって、どうなるか結末がまったく読めない物語です。演じる木崎は、純粋な悪。欲が強くて、成り上がることを目指している一方で、世渡り上手。ずる賢くて、人を引き込むような人たらしな部分も持っています。不幸な生い立ちがあるわけでもなく、大学のサークルで始めたビジネスの延長で詐欺師の今があるような男です。市原さんや、陣内さんとは、今回が初共演になります。心理的な駆け引きや緊張感が大事な作品だと思うので、現場では共演者の皆さんと芝居の応酬を楽しみつつ、ミステリアスでいたいなと思います。視聴者の皆さんにも、物語の緊張感や、どうなっていくのか分からない展開を楽しみにしていただけたら嬉しいです。■WOWOW ドラマ制作部 堤口敬太 コメントWOWOWでお届けするSeason2は、よりサスペンスフルかつ緊迫感溢れる心理戦が展開されます。詐欺師たちの裏の世界を舞台に、詐欺師同士の“危険な駆け引き”から、“巧妙な詐欺の手口”がどう生み出され、仕掛けられていくのか、そして、警察は、彼らを阻止できるのか、視聴者の皆さんにはハラハラしながらご覧いただけるのはないかと思っています。詐欺師たちが創り上げる「偽りの世界」に日々翻弄される中、人は何を信じられるのか―。正義と悪の狭間に、生い立ちや立場によって見える景色も変わってくるのだと思います。そんなテーマを描くSeason2では、息を呑むようなワンシーンワンシーンの空気感を大事にしたいと思っており、主人公の田胡をイメージしたとき、市原さんにぜひ演じていただきたいとオファーさせていただきました。市原さんは、観るものを一瞬にして作品へ引き込む求心力と存在感がある俳優さんであり、謎多き詐欺師・田胡のキャラクターに深みをもたらしてくださると思っています。さらに向井さんはじめSeason1の俳優陣に、陣内さんや淵上さんら実力派キャストも加わり、皆さんのお芝居の駆け引きも見応えのあるものになるだろうと視聴者の皆さんにお届けできる日が楽しみです。監督陣には「コールドケース」シリーズの波多野監督がご参加くださり、河野監督とともにおふたりが創り上げるSeason2の世界感にもぜひご期待ください!そして、Season1からSeason2のラストのラストまで、私たちが仕掛けるダブルチート、トリプルチートを楽しんでいただければと思います。■テレビ東京 制作局 ドラマ室 木下真梨子 コメントテレビ東京で放送中のSeason1をたくさんの方に観ていただき、本当に嬉しく思っています。Season1では向井理さん演じる多家良は警察官でありながら、詐欺師として法を超えて詐欺師たちを欺く姿を描いています。そんな中、Season2では悪である詐欺師たちがどんな顔をしているのか?を描いていきたいと考えています。何故、人を騙すのか?そして、詐欺師同士の欺き合いの先にある目的は何なのか?果たして、本当の悪は誰なのか?たくさんの謎が隠された物語になっています。「詐欺師を騙す詐欺師」である多家良と「詐欺師を喰いものにする詐欺師」である田胡……似て非なる新たな主人公が見せるSeason2です。主演の市原隼人さん演じる田胡は多家良とはまた違う、野心のある詐欺師です。人が人を騙す理由、そして、そんな彼の【偽りの姿】は――。そして、多家良はこの先、いったいどうなっていくのか?田胡とどう関わっていくのか?ぜひ、楽しみにしていただけたらと思います。Season1もラストに向けて物語が大きく動き出しました。Season1の多家良VSヤマガミ……その結末は一体どうなっていくのか、衝撃のラストへ向けて皆さんには最後まで楽しんでいただきたいです。そして、そこから広がる新たな物語もぜひご期待ください。<番組情報>『WOWOW×テレビ東京共同製作連続ドラマダブルチート偽りの警官Season2』6月29日(土) 22:00~WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドで放送・配信スタート公式サイト:テレビ東京
2024年05月15日WOWOWとテレビ東京の共同製作連続ドラマ「ダブルチート 偽りの警官 Season2」の主演を市原隼人が務めることが分かった。テレ東系にて毎週金曜夜8時より好評放送中のテレビ東京×WOWOW 共同製作連続ドラマ「ダブルチート 偽りの警官 Season1」。主演に向井理を迎え、近年ネットの普及と共に拡大し続ける様々な詐欺被害をテーマにした、クライムエンターテインメントとして話題を呼んでいる。Season1では、交番勤務の警察官・多家良啓介(向井理)が、法では裁けない相手ばかりを狙う“詐欺師 K”としての顔を持ち、法を超えて悪人を華麗に欺いていく。「ダブルチート 偽りの警官 Season1」そしてこの度、6月29日(土)午後10時よりWOWOWにて放送・配信がスタートするSeason2の主演を市原隼人が務めることが決定。市原さん演じるSeason2の主人公・田胡悠人は、なんと巨大詐欺組織を喰らう詐欺師。かつて海外拠点の特殊詐欺で逮捕された経験を持ち、出所後に詐欺会社・ライドクリーンに入り込む。圧倒的な詐欺の知識とセンスを武器に、成り上がっていく田胡の目的とは…。さらにSeason2より、謎のサロンを主宰する詐欺師・海藤周役に陣内孝則、ライドクリーン代表・木崎竜一役に淵上泰史の出演が決定。そして升毅、羽場裕一、岩松了ら実力派俳優陣がSeason2新キャストとして物語を彩る。また、Season1に引き続き、捜査二課の刑事・宮部ひかり役に内田理央、“詐欺師・K”の相棒・矢柴等役に荒川良々、捜査二課の刑事・山本貫太役に結木滉星、捜査一課の刑事・坂本正隆役に橋本じゅん、捜査二課長・岩合拓真役に伊藤淳史、そして多家良啓介役で向井理が出演する。生粋の詐欺師・田胡の危険なマネーゲームに、捜査二課や警察官でありながら詐欺師の裏の顔を持つ多家良の物語がどのように交差していくのか。そして多家良がSeason1で追い続ける大物詐欺師“ヤマガミ”と繋がりのある詐欺師が登場するのか…?続報にも期待したい。≪キャストコメント≫■田胡悠人役・市原隼人 コメント共同製作ならではの手法を期待し、地上波であるSeason1では描き切れない物語や表現をSeason2で深く掘り下げ描くことで、生々しい作品をお届けするべく、今回の主演を精一杯務めさせていただきます。今の時代、大衆の時代から個の時代へと、それぞれの価値観の基準が個に変化していっていると感じます。私が演じる田胡も、彼にしかない基準、ボーダーラインで動く男です。ただ生きている、生かされているというわけではなく、道義を失うほどに、何かをやらなければならないという使命感に突き動かされて生きている。田胡は詐欺師であり、当然いろいろな人間をだましていくのですが、なぜ、田胡が人をだますのか。どこに行きつくのか。きっと、視聴者の皆様にも想像できない結末にたどり着くと思います。本当の正義とは何なのか。そんな問いを投げかける作品となっております。一つ笑みを零せばすべて崩れてしまうような、そんな繊細な空気感の中で撮影が進んでいくのではないかなと感じます。役者としては、できる限りの準備をもって、現場に挑んで参ります。本作は、息をするのも忘れてしまうような、瞬きをする間も惜しくなるようなサスペンスであり、深い人間ドラマでもあります。時には、視聴者の皆様のことも騙しながら、物語は進んでいきます。WOWOWとテレビ東京の初の共同製作であり、エンターテインメントでありながらも、後々までずっと残せるような作品創りを心掛けます。ぜひ、主人公である田胡の動向を見守っていただけたら幸いです。■海藤周役・陣内孝則 コメント出演が決まった時は、ものすごく嬉しかったです。役者をしていて一番嬉しいのは、仕事がきた時とギャラをもらった時(笑)今回は、僕と年齢が近いベテラン俳優や、個性的な俳優が多く出演しているなと思いました。市原くんとは、映画『チェケラッチョ!!』(2006年)で親子を演じて以来の共演です。20年近く経つので、久しぶりに再会して、ここまで精悍な男に仕上がるんだなという印象です。充実した、しっかりとした人生を生きてきたんだろうなと感じました。今は特殊詐欺などが世間にあふれていて、身近なテーマだなと思います。まさに今の時代を切り取った作品になるんじゃないかな。詐欺師の中には、そんなに悪い奴じゃないんじゃないかと思わせるような奴もいるんですよね。「こいつ上手いな」って思うような芝居をするし、役者になった方が良いんじゃないかって思ってしまうぐらい、善人に見せるのが上手い。海藤役もいかにも胡散臭い男ではなく、フラットな感じで演じようと思っています。Season1あってのSeason2なので、作品が盛り上がっていけば嬉しいなと思いつつ、個人的には、40年くらい役者をやってきた中で、今回の海藤役は今まで演じてきたキャラクターとは違ったキャラクターにしてみたいです。ぜひ、視聴者の皆さんにも楽しみにしていただければと思います。■木崎竜一役・淵上泰史 コメントWOWOW作品には過去に出演していますし、テレビ東京さんにもお世話になっているので、そんな二社の共同製作作品に出演することが決まった際は、純粋に楽しみだなと感じました。まだ最後まで台本を頂いていないのですが、とても緊張感があって、どうなるか結末がまったく読めない物語です。演じる木崎は、純粋な悪。欲が強くて、成り上がることを目指している一方で、世渡り上手。ずる賢くて、人を引き込むような人たらしな部分も持っています。不幸な生い立ちがあるわけでもなく、大学のサークルで始めたビジネスの延長で詐欺師の今があるような男です。市原さんや、陣内さんとは、今回が初共演になります。心理的な駆け引きや緊張感が大事な作品だと思うので、現場では共演者の皆さんと芝居の応酬を楽しみつつ、ミステリアスでいたいなと思います。視聴者の皆さんにも、物語の緊張感や、どうなっていくのか分からない展開を楽しみにしていただけたら嬉しいです。テレビ東京開局60周年 ドラマ8「テレビ東京×WOWOW 共同製作連続ドラマ ダブルチート 偽りの警官 Season1」は毎週金曜日20時~テレビ東京ほかにて放送中、Season2は6月29日より毎週土曜22時~WOWOWにて放送・配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年05月15日俳優の市原隼人が主演するグルメドラマ『おいしい給食 season3』がCS(ファミリー劇場)で初放送されることが決定した。25日午後7時25分から全10話一挙放送される。給食マニアの中学教師・甘利田幸男(市原)が目の前の給食に全力で立ち向かい、そして燃え尽きる笑いと感動をうまそげに描く「おいしい給食」シリーズ。食の宝庫・北海道を舞台にしたseason3とあわせて、season1、season2、劇場版第1弾、第2弾も特集放送する。市原が過去作や劇場版最新作の見どころなどを語った最新コメントが到着した。――season3制作が決定した時はどう思いましたか?【市原】season1の時でさえ、season2をつくらせていただけるとは思ってもいませんでした。お客様が続編を熱望してくださったその思いに感謝し、恩返しがしたいという一心でseason2を制作いたしました。まさか、season3まで続くとは夢にも考えていませんでした。お話をいただいた時、season3をやる意義を見出さなければと考えました。これまでも「おいしい給食」は、お客様にとって人生の糧となる事や、支えになる作品となれるように、エンターテインメントの象徴を目指してつくってきました。唯一無二の世界観を創るために、その都度、自分ができることの全てを尽くしてやってきましたので、また新たなものをつくるには、さらにギアを入れていかなければなりませんでした。制作するにあたって精神的にも体力的にも結構ハードな作品ですが、役者冥利につきる作品です。原作もない完全なオリジナル作品だからこそ、現場を生ものとしてどんどんその場で新しいものを創りだしていける、スタッフキャストそれぞれがより生きていくんです。そのような挑戦をさせていただける作品とご縁が結ばれることは多くありませんので、season3もその環境を多いに活用するべく腹をくくって挑みました。――甘利田役をいただいたときはどんな思いで受けましたか。甘利田先生にかける思いは?【市原】脚本を読ませていただき、10人いれば10通りの甘利田が出来ると想像できました。もし自分が演じたらどんな甘利田になるのか試したいとかき立てられました。給食という誰もが通ってきたツールが主材になっていて、生きとし生けるものの青春を描いているような作品で、おもしろそうだと思い、二つ返事で「やらせてください」と答えました。甘利田が身に着けるものから表現方法まで、ギリギリまで話し合いを重ねて、現場でどんどん創り上げていった作品ですので、今でもseason1のつくり始めた頃については忘れられません。王道なコメディでありながらも社会派でありたいとメッセージを込めました。今作も人生の糧となるような言葉がたくさんあふれています。僕が理想とする映画の形というのはこういうものなんだという想いで「おいしい給食」に向き合いました。――第3シーズンから函館ということで、函館はいかがでしたか?函館の給食についても。【市原】函館の給食、最高でした。これまでの「おいしい給食」の主戦場は摂氏40度越え、灼熱の夏の中走り回ったりしながらの撮影だったのですが、それがガラッと変わって冬がテーマになりました。そして実際の地名“函館”が出てきたのも今回初めてです。豊かな土地と豊かな食と、道民の皆様の温かさに触れて、函館は日本の宝だと改めて感じましたし、ここでロケをさせていただけた事で、甘利田にいままでに無かった表情やシチュエーションを引き出してくれたので感謝しきれません。プライベートでもすぐに行こう!と思う土地になりました。色とりどりの食に囲まれ、毎日幸せでした。――ここまで本作が支持されてきた理由とはどうしてだと思いますか?【市原】ある意味、甘利田が理想の男だからでしょうか。甘利田のように生きたくても生きられない。彼のように、人生を謳歌したいけれども、自分を見いだせない。僕も、この作品に救われていることがたくさんあります。滑稽な姿を見せても、笑われても、好きな物を好きだと胸を張って人生を謳歌しようとする勇気のある背中を見て、「私ももっと人生を楽しんでいいんだな」と感じていただけたことが、支持されている理由の一つなのかもしれません。登場人物の人間臭くチャーミングな部分、1980年代の時代背景、給食という世代を超えて人と人をつなぐツールなど、物語やキャラクター、食というテーマが奇跡のパズルのようにピタッとハマったのではないかと思います。――粒来ケンを演じた田澤泰粋さんの印象、生徒役の皆さんとの交流はありましたか?【市原】ケン(田澤泰粋)の台本は、付せんだらけで、監督が何か言ったらすぐにメモをとる子です。頭の回転がすごく速い子で、学もしっかりしていて、とても優秀な子なんです。それでいて、給食のシーンになるとカットがかかってもずっと食べているんです。「まだ食べられます!」と言って(笑)。前作までのライバル生徒・神野ゴウ役の佐藤大志もとっても素敵な子だったのですが、また違う新たな魅力をまとった子です。泰粋は、本当に食べることが大好きで、撮影が終わってからも端の方で座ってなにかしているなと思ったら、ずっとおかわりして食べているんです(笑)。山盛りの給食を!それを見て、ああ、この子がライバルで本当に良かったなと思いました。純粋無垢で一生懸命で、常に自分は何をすべきかということを真面目に考えている子でした。現場では一緒にキャッチボールしたりして。青春、思春期の2ヶ月というものはすごく大きい時間だと思います。だからこそ、生徒役の皆さんにも何かを経験して持って帰ってもらいたいという切実な思いがありました。緩急をつけた現場で、シリアスなシーンの時はみんなで涙するほど真剣勝負をして、それがカットがかかった瞬間に笑顔があふれる、モニターチェックの時にはペンギンのように集まって顔を寄せて観たりとか。可能性に満ちあふれる子どもたちの貴重な2ヶ月間をぜいたくにともにさせていただきました。だからこそ濃密な時間にしたかったので、それが形になって本当に良かったです。――市原さん自身の給食の想い出は?【市原】給食のために学校に通っていたようなものでした。給食の時間は、授業から解放された自分の時間、遊びの時間のように感じていました。小学校の頃僕は、早く食べる人がカッコいいと思っていました。誰よりも早く食べて、誰よりも早くおかわりをしに行って、「みんなの分食べちゃうぞ!」って言いながらおかわりたくさんしちゃったりして。牛乳を飲み終わったらすぐ走っておかわりじゃんけんに参加したりして。そうやって友達みんなや誰かと一緒に食べるからこそ食をありがたくおいしく感じる、学校も好きになれるという、大好きな時間でした。早く給食の時間が来ないかなと思いながら授業を受けてましたから(笑)、甘利田先生と一緒ですね(笑)。――おいしい給食特集放送、『おいしい給食 Road to イカメシ』を楽しみにしている視聴者の皆さまへ【市原】とてつもなくパンチの効いた、ものすごく面白い「おいしい給食」劇場版の第3弾が完成いたしました。一貫して、お子様から、ご年配の方全てに楽しんでいただける、極上のエンターテインメントです。根底はコメディでありながら、人生の糧となるような言葉であふれています。私もこの作品に支えられています。是非一人でも多くのお客様に私と同じように、この作品を支えにしていただき、人生をより謳歌していただきたいと思っております。ぜひ、お楽しみください。■放送スケジュール●『おいしい給食 season3』(2023年・全10話)5月25日(土)後7:25~(一挙放送)●『おいしい給食』(2019年・全10話)5月11日(土)24:10~(一挙放送)●『おいしい給食 season2』(2021年・全10話)5月18日(土)深0:10~(一挙放送)●『劇場版 おいしい給食Final Battle』(2020年)5月12日(日)深1:50~●『劇場版 おいしい給食 卒業』(2022年)5月24日(金)深4:05~
2024年05月11日映画コメンテーターの有村昆が5日に自身のアメブロを更新。顔が小さすぎて驚いた俳優の市原隼人との2ショットを公開した。この日、有村は4日に神奈川県のみなとみらい地区で開催された『第2回横浜国際映画祭』のレッドカーペットに登場したことを報告し「そこから船上パーティと豪華でした」とコメント。「市原隼人さん顔小さすぎてびっくり」と述べ、市原との2ショットを公開した。続けて、俳優の小澤征悦とも久しぶりの再会をしたことを写真とともに報告し「#しずちゃんや#入江慎也さんなど、久しぶりに色んな方とお話できて嬉しかったです」とコメント。最後に「本日はマーダーミステリーの映画のイベントです。よろしくお願いします」と述べ、ブログを締めくくった。
2024年05月06日年上の素敵なお姉様を招き、お話を伺う「乙女談義」。今回は、過去の名作シリーズをお届けします。女優の市原悦子さんと、料理家の鈴木登紀子さんです。市原悦子「『家政婦は見た!』のお話は、労働者へのエールなんですよ」作品を選ぶとき、役柄が孤独だったり、重く、暗く、不幸な題材に興味を持ちますね。『家政婦は見た!』もそうですよ。あれは働く女の原点を描いている物語。主人公の石崎秋子さんは、バーゲンを漁ってブラウスを買って、それを着て家政婦の仕事に行くわけだけど、お給料は日当だから風邪をひいたらもらえない。体を大事にして、とにかく一日一日働くんだっていう女性。彼女には、夫も子供もいない、猫しかいない。孤独なんですよ。あれは、体を使って汗をかきながら働いている、しかも定収入のない不安定な人たちへの、“元気に頑張ってね”という、エールがこもった作品。社会的に弱い立場の人たちが、エリートに対して憤る。松本清張作品の根本はそこなんです。でもそれをマジメに理屈っぽくやっても、ちょっとね。よくあの作品はユーモラスだと言われましたが、そんな狙いはなかったんですよ。でも人間って一生懸命になり、そして健気だと、おかしいものなんじゃないですか(笑)。いちはら・えつこ女優。千葉県生まれ。俳優座出身。舞台や映画、テレビ、ラジオと幅広く活躍。アニメ『まんが日本昔ばなし』での声の芝居や、ドラマシリーズ『家政婦は見た!』などで知られる。2019年1月に逝去。’15年2月に連載に登場。初出は1943号。鈴木登紀子「長い人生を豊かにするためには、“好きなこと”を見つけましょう」好きこそものの上手なれ、と言いますが、私は小さい頃から母のお手伝いをしていたことで料理を好きになり、40代でそれが仕事になりました。今でも自宅で料理教室を開き、テレビで料理を作ったり、本にまとめたり。毎日好きなことができて、本当に幸せだと思いながら過ごしています。これを読んでいる皆さんは、今はお仕事を一生懸命になさっていることでしょう。でもそれとは別に、何か好きなことを見つけるといいと思いますよ。誰でも、好きなことをしているときは、幸せでしょう?人生はとても長いもの。夢中になれるものを持っていると、年をとったときでも、豊かな時間が過ごせると思いますよ。好きなことは、いくつあってもいいです。若い頃は旅行も好きで、毎年スイスに主人と二人で出かけてました。それもとっても楽しかった。でも今思うのは、美味しい料理を食べることが一番楽しい。娘に「食べすぎちゃダメ」って言われるけど、セーブできなくて困っております。やめられないわね。すずき・ときこ料理研究家。1924年、青森県生まれ。テレビ『きょうの料理』や『あさイチ』(共にNHK総合)などで活躍。『誰も教えなくなった、料理きほんのき』(小学館)など著書多数。2020年12月に逝去。’14年2月に連載に登場。初出は1894号。※『anan』2023年7月26日号より。写真・中島慶子ヘア&メイク・山本理恵(Team/市原さん)(by anan編集部)
2023年07月22日俳優の市原隼人さんが、2023年4月14日にInstagramを更新。歌手の長渕剛さんとの、心温まるエピソードを紹介しました。同日時点で36歳の市原さんは20代前半の頃、仕事のプレッシャーで眠れなくなったり、嘔吐したりすることがあったといいます。自らの代わりがいない俳優という職業と、感情を商売道具にすることに対し、思うところがあったようです。そんな時、長渕さんに連絡をすると、「優しく受け止めてくれた」と振り返りました。作品に向かう中で悔しくて悔しくて、悔し涙が止まらない時も、迷わず剛さんに連絡し吐露した事がありました。その時も全てを受け止め背中を押し、周りを優しく包み込む事の大切さを忘れさせずにいさせて下さいました。今でも本当の優しさや強さというものは分かりません。その中でも自分を支えて下さる方へ愛情を持つ事の大切さを忘れさせずに居させてくれます。hayato_ichiharaーより引用 この投稿をInstagramで見る 市原隼人(@hayato_ichihara)がシェアした投稿 2022年に行われた長渕さんのツアーでは、写真家として同行していたという市原さん。常に長渕さんの近くで撮影を続け、時には一緒に温泉に行ったり食事をしたりするなど、関係が深まったと明かしました。市原さんは長渕さんのことを、「侘び寂びを感じられる唯一無二の人間臭い素敵な存在で、自分にとってかけがえのない大切な存在」と信頼しています。長渕さんと市原さんのエピソードに、ファンからは「知らなかったですが、素敵な関係性ですね!」「涙が止まりません」といったコメントが上がりました。市原さんは今後も、長渕さんとの信頼関係を築き、仕事に取り組んでいくことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年04月14日現在公開中の映画『シン・仮面ライダー』より、登場人物のそれぞれに絡み合う関係性を描いたキャラクター映像の第2弾「本郷猛×一文字隼人編」が公開された。仮面ライダーとして戦うことになった本郷猛(池松壮亮)と、SHOCKERに反旗を翻した緑川ルリ子(浜辺美波)のふたりが繰り広げる戦いを軸に描かれる本作。その一方で、一癖も二癖もある個性的な登場人物たちと、その関係性を描く濃厚な人間ドラマにも注目が集まっている。公開された映像では、仮面ライダーと仮面ライダー第2号/一文字隼人(柄本佑)が1対1で戦うシーンや、ダブルライダーとしてともにSHOCKERに立ち向かっていく姿が映し出されている。『シン・仮面ライダー』キャラクター映像「本郷猛×一文字隼人編」<作品情報>映画『シン・仮面ライダー』公開中原作:石ノ森章太郎脚本・監督:庵野秀明【出演】池松壮亮浜辺美波柄本佑西野七瀬本郷奏多/塚本晋也手塚とおる松尾スズキ仲村トオル安田顕市川実日子/松坂桃李大森南朋竹野内豊斎藤工/森山未來(C)石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会関連リンク公式サイト::公式アプリ「SHOCKER」fromシン・仮面ライダー:
2023年03月30日木村拓哉主演のこの春スタートの月9ドラマ「風間公親-教場0-」に、市原隼人が第1話のゲストとして登場することが分かった。俳優キャリア20年以上にして、月9は初出演となる。木村さん演じる風間が、教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く本作。市原さんが演じるのは、機械部品製造工場の社長・益野紳祐。妻を交通事故で亡くし、小学生の娘と2人で暮らす益野には、ある心配事が。それは、母親の死後、娘が言葉を話せなくなり、喉の調子が悪く、度々苦しそうにすること。交通事故は、妻と娘が横断歩道を渡っているところに、一時停止を無視した車にひき逃げされたのが原因。犯人は捕まっておらず、益野はそれを恨んでいる。また、益野にはひき逃げの犯人に心当たりがあるようで…。主演の木村さんとの共演は、『無限の住人』以来、ドラマでは初共演となる市原さん。「今作品の中であふれ出る感情を抑えきれずに涙が止まらなく、NGを出してしまうことがありました。愛してやまない娘がそばにいるのに、孤独を感じてしまう過去を背負った男の拭いきれない悔しさを感じながら現場に立つことは、言葉に表せないほどに苦しかったです」とふり返る。また、同じく第1話ゲストとして内田理央も登場。演じるのは、謎の女性・日中弓。ある夜、ホストクラブオーナー・芦沢健太郎(久保田悠来)とタクシーに乗り込み、移動中に「俺の旅の記録だ」とタブレット画面を見せられ、弓は血相を変える。そんな中、「急に飛び出してきた猫をひいてしまったかもしれない」とタクシーが急停止。タクシー運転手が確認して車内に戻ってくると、弓は寝てしまっている芹沢を指定した場所まで送り届けるよう指示して、車から降りていく。そして、指示された場所で芦沢を下ろそうとしたとき、タクシー運転手は芦沢の胸にナイフが刺さって死んでいることに気づく…。内田さんは「撮影現場は、やはり張り詰めるような緊張感がありましたが、木村さんを筆頭に携わっている全ての方がひとつひとつのせりふやシーンを大切に、魂を込めている『教場』の現場を感じることができて、俳優として素晴らしい経験をさせて頂きました」と語る。弓は「第1話のストーリーが始まってすぐに出てくる」というが、「多くは語れないので、是非見ていただけるとうれしいです」と呼びかけている。「風間公親-教場0-」は4月10日より毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送(※初回30分拡大)。(cinemacafe.net)
2023年03月20日4月に歌舞伎座で上演される新開場十周年記念『鳳凰祭四月大歌舞伎』昼の部『新・陰陽師 滝夜叉姫』より、中村隼人・市川染五郎から公演へ向けたコメントが到着した。原作は、夢枕獏が描いた伝奇小説『陰陽師』。10年前、歌舞伎座新開場の際にも上演された作品を、市川猿之助の脚本・演出のもと、次代を担う花形俳優が顔を揃え、新たな『陰陽師』の世界が誕生する。物語の主人公・稀代の陰陽師である安倍晴明を演じるのは中村隼人。そして、その親友で笛の名手・源博雅を演じるのは市川染五郎。共に平成生まれで歌舞伎はもちろん、映像作品や一般演劇など活躍の場を広げる二人が、相棒役で共演する。<中村隼人&市川染五郎 コメント>■10年ぶりの上演中村隼人10年前に幸四郎さんを中心に、ほぼ同世代で上演なさった作品を上演するということで、まさか自分が見ていた作品を、時を越えて自分がさせていただけるとは思わず、びっくりしました。市川染五郎僕も「まさか」という感覚でした。10年前に拝見した時も、こんな歌舞伎もあるんだというインパクトがすごくて、今でもそれが強烈に残っているので、それを猿之助のおにいさんがどのように生まれ変わらせるのか気になるなと思いました。■相棒役を勤めるお互いの印象中村隼人本当に、自分より一回り下とは思えない落ち着きだったりとか、歌舞伎の舞台で共演したり、舞台を拝見して、雰囲気をもった役者さんだなと思っているので、こういう機会に共演できることは本当に嬉しいです。二人で行動する場面が多いので、色々と相談して作っていけたらなと思っています。市川染五郎これまで共演の機会は少なかったのですが、舞台を拝見させていただいたりして、すごく明るさを持っていらっしゃるような気がしていて、そんなおにいさんがどんなふうに晴明を作られるのかがすごく楽しみです。親友という関係性ですので、お互い心を許して、二人の平和なシーンではリラックスした、落ち着いた空気感にできればいいなと思っています。■公演への意気込み中村隼人この『新・陰陽師』という作品で、晴明という役は物語の核を担う役だと思っているので、一本筋の通った、そして風情のある安倍晴明にしていきたいと思います。市川染五郎晴明が少し人間離れした人物でもありますので、僕はそれと対照的に博雅のピュアなところ、人間らしいところ、かわいらしいところというのを大事に、新しい博雅を作りたいなと思っています。<公演情報>歌舞伎座新開場十周年記念『鳳凰祭四月大歌舞伎』『新・陰陽師 滝夜叉姫』2023年4月2日(日) 初日~27日(木) 千穐楽『新・陰陽師 滝夜叉姫』ビジュアル
2023年03月13日2023年2月、俳優の木村拓哉さんは、同じく俳優仲間の市原隼人さんからもらったという手紙と5円玉の写真をInstagramに投稿。2023年3月現在、27万件以上の『いいね』が集まり、話題となりました。木村拓哉が5円玉に感動した理由とは?ことの始まりは、市原さんのInstagramに投稿された『ある包丁の写真』。市原さんは料理が得意で、普段から手料理や調理器具の写真を投稿しています。ある朝、市原さんが料理をしている時にインターホンが鳴ったので出てみると、木村さんから贈り物が届きました。早速開けてみると、ずっと気になっていた包丁が…!届いた包丁に感動した市原さんは、喜びと木村さんへの感謝の気持ちをInstagramにつづりました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 市原隼人(@hayato_ichihara)がシェアした投稿 朝食の準備をしてたら、インターホンがなり木村さん(@takuya.kimura_tak )から包丁(@terukazutakamura)が届いた。ずっと気になっていた代物。たまらない…。すぐに使いたい気持ちを我慢して、しっかりと向き合いながら包装を開ける事にした。夜にペティナイフでフルーツカクテルを…。切ってるというよりも、包丁に切らされてる感じ。。もはや何を言ってるか分からないくらい言葉にできない…。その勢いで、我が家の冬の定番、具沢山の豚汁と明日の朝食用に炊き込みご飯の仕込みを終え…感動しっぱなし。。食材は切られてる事に気付いてないかも。笑勿論、今愛用してる包丁も凄くいい、それぞれ違う顔がある事に感動してる。更に料理が好きになった。本当にありがとうございます。この包丁を持って和食屋さんで料理を学ぶ事に決めた。hayato_ichiharaーより引用市原さんは木村さんへの感謝の言葉とともに、「5円を渡しに行かなきゃ」というハッシュタグも付けています。その理由は、木村さんのInstagramの投稿を見れば分かります! この投稿をInstagramで見る Takuya Kimura(@takuya.kimura_tak)がシェアした投稿 「市原隼人君が現場にいきなり現れて“押忍 ご縁を”と。この間包丁をプレゼントした時に、“縁が切れちゃわない様に、いつか5円頂戴ね”って伝えたら、わざわざ持って来てくれました。何だか“じぃ〜ん”としちゃいましたぁ〜映画も観てくれて…。ありがとう 隼人。PEACE‼︎STAYSAFE!拓哉takuya.kimura_takーより引用テレビでは分からない、2人の関係性とやり取りが、とても素敵です。市原さんが以前から気になっていた包丁をプレゼントしただけではなく「縁が切れないように5円ちょうだいね」と、さらっとお願いできる木村さんもかっこいいですね。人から何かをもらった時、電話やLINEで済ませてしまう人も多い中、手紙を贈る市原さんの誠実さも垣間見えます。木村さんと市原さんのInstagramのコメント欄には、「感動した」「すごく素敵!」などの声が寄せられていました。お互いを思いやるエピソードに、投稿を読んだ多くの人たちも「じ~ん」となったようですね![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2023年03月08日「市原はたちトロッコ(はたトロ)」は、市原市を南北に走る小湊鐵道の房総里山トロッコを貸し切り実施する地域体験プログラムです。市内外から二十歳が集まり、一日限りの「トロッコ成人式」を実施。車窓から一望できる沿線の自然や停車駅でお迎えする地域の方々の人情が二十歳の門出を彩ります。2023年3月11日(土)に3回目となる「市原はたちトロッコ(はたトロ)」を開催、現在参加者を募集しています。主催する団体「のろし」は、単なるイベントではなく、トロッコをきっかけに若者が地元に関わるきっかけとしたい、さらには10年かけて、市原市の新しい風物詩にしたいと取り組んでいます。はたちトロッコ集合写真1 市原はたちトロッコ(はたトロ)の概要(1)日程2023年3月11日(土) 8時40分 五井駅集合、16時 五井駅解散(2)内容トロッコ列車の五井・養老渓谷間を往復する中で、市原シャンパンで出発の乾杯、出張牛久商店街で地元の味を堪能、里見駅で民謡体験、市原の魅力や地元の人々と交流するプログラムを行います。(3)対象二十歳の方(2002年4月2日~2003年4月1日に生まれた方、市原市外の方もご参加いただけます)(4)定員70名(先着順)(5)参加費2,500円※参加費には、運賃、昼食(いちはらチャーハン)、ドリンク(市原シャンパン)の代金も含まれます。当日現金で徴収いたします。(6)詳細、申し込みは下記ウェブページをご覧ください。 市原シャンパンで乾杯トロッコ列車いちはらの食も楽しめます2 団体について「のろし」は、市内外の10~30代の若者が集まり、地域活性化活動を行なっている非営利団体です。市原の中部にある鶴舞地域を主な拠点に、「はたトロ」の企画運営の他、鶴舞地域の方々と一緒にアート作品づくりを行なうなどの活動を行なっています。2017年に設立。地域のモノゴト(もったいないこと)を発掘し、若者のやってみたいことを組み合わせて“福業”を企画・実践している団体です。現在では約30名のメンバー(高校生、大学生や会社員、フリーランスなど)が所属し、月に1~2回の頻度で市原に通いながら活動しています。3 市原はたちトロッコのこれまで〇2021年3月31日新型コロナウイルス流行の影響で成人式が中止になったことをきっかけに「はたトロ」はスタートしました。約30名の二十歳が参加。天候にも恵まれ、満開の桜と菜の花が咲き誇る中をトロッコが駆け抜けました。〇2022年3月29日2年目を迎えた「はたトロ」は、スタッフを含め約40名の二十歳と若者が乗車。当日の様子は、市役所発行の広報誌『広報いちはら』の表紙で紹介され、市長との対談記事も掲載されるなど、行政とも連携した取り組みに発展しました。〇2022年8月15日市原アラはたトロッコ(1年目)二十歳だけではなく、15~25歳の「アラウンドはたち(=アラはた)」にも対象を広げた「市原アラはたトロッコ」を初開催。トロッコ乗車前には、市内各地で地域活動を体験する体験会(全6種から希望の一つを選び参加)を実施。体験会後に参加者全員でナイトトロッコに乗車。夜風を全身で浴びながら、夏の市原を満喫しました。見ようみまねで民謡体験 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月15日舞台『巌流島』の公開ゲネプロが9日に都内で行われ、横浜流星、中村隼人、堤幸彦(演出)が取材に応じた。同舞台は、剣豪・宮本武蔵と佐々木小次郎の「巌流島の戦い」に焦点をあてたアクション時代劇。脚本・マキノノゾミ氏と演出・堤幸彦氏がタッグを組み、新解釈、新設定をもとに新たに脚本を創り上げ、オリジナル作品(新作)として上演する。横浜が宮本武蔵を演じ、歌舞伎以外の舞台への出演は初めてとなる隼人が武蔵と対峙する佐々木小次郎を演じる。 ほか猪野広樹、荒井敦史、田村心、岐洲匠、押田岳、山口馬木也、凰稀かなめらが出演する。主演の横浜は「『巌流島』は本当にたくさん作られてますけど、新解釈新設定なので、全く新しい形の『巌流島』ができたと感じています。武蔵と小次郎の関係性は特に注目して観ていただきたいです」とポイントを説明。「ついさっきまで稽古していたんですけど、本当にやるべきことはやってきたので、あとは役として舞台上で生きるのみだと思っております」と語った。隼人も「大先輩たちがしてきたことを演じようというふうに思ったんですけど、お話を聞いてみると、令和版新解釈ということで、マキノノゾミさんが書かれた脚本に堤さんの力を加えてまた新しい作品ができあがったと思ってます」と自信を見せた。演出の堤は今回「モノクロ」の世界にこだわったそうで、「背景は大変でした。シンプルな世界を作っています。結構私はごちゃごちゃとカラフルな舞台が多く、またそれも大事なんですが、今回は封印し、ギャグも封印し、本当にシリアスな人間ドラマ、特にこの2人がどういう過程を経てなぜ対決しているのかということに上りつめていく人間ドラマしたい」と意図を明かす。横浜は改めて「3年前に中止になってしまった作品が明日からスタートします。あの時の申し訳ない気持ちだったり、悔しい思いをしっかりと放てるように、新たなキャスト、堤監督も加わってパワーアップした作品になっていると自信を持って言えますので、皆さん期待して待っていてください」とメッセージを送った。公演は東京・明治座にて2月10日~22日。ほか金沢、新潟、秋田、名古屋、神戸、高松、福岡公演を巡り、全国8カ所で上演する。
2023年02月09日千葉県市原市は、日本一のゴルフ場数を有する「ゴルフの街いちはら」の取り組みの一環として「ゴルフの聖地」を目指し、市原市の良好なゴルフ環境を市外の方に広く認知してもらうとともに、日頃よりゴルフに取り組むジュニアゴルファーに、その成果を披露する機会を提供することを目的とした小中学生対象のゴルフ大会「第1回市原市ジュニアゴルフオープン」を令和5年3月27日(月)に初開催します。姉ヶ崎カントリー倶楽部 大会コース8番ホール■1 開催日令和5年3月27日(月)■2 会場姉ヶ崎カントリー倶楽部 東コース(市原市立野165-1)■3 競技形式スクラッチ競技 18ホールズストロークプレー■4 カテゴリー・人数小学1・2年生 男子の部、女子の部小学3・4年生 男子の部、女子の部小学5・6年生 男子の部、女子の部中学生 男子の部、女子の部各カテゴリー16人、合計128人※市外在住の方も参加可能■5 募集(1)募集期間 令和5年1月15日(日)10時~2月28日(火)17時(2)申込方法 スポーツエントリーウェブサイト( )からのエントリー(3)その他 参加費、出場資格、競技規則などの詳細は、市原市ジュニアゴルフ協会ウェブサイト( )に掲載■6 特色(1)優勝特典として、市原市ジュニアゴルフ協会の強化選手と同等のサポートを期間限定で付与(2)家族などのギャラリーのコース内観戦が可能(3)ラウンド終了後、市原市出身のツアープロコーチ石井忍氏による特別レッスン会を開催■7 協賛・協力特別協賛 TREホールディングス株式会社協賛 株式会社スポーツインダストリー協力 市原市ゴルフ場連絡協議会、姉ヶ崎カントリー倶楽部■8 主催市原市運営:一般社団法人市原市ジュニアゴルフ協会 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月15日市原隼人が、台湾で放送されるオリジナルドラマ「商魂 TRADE WAR」(原題)に出演することが分かった。市原さんが台湾制作の作品に出演するのは、本作が初となる。本作は、台湾史上最も深刻なインフレ時代といわれた1950年代を舞台に、当時台湾で重要な物資であったセメントを加工する会社をのちに台湾を代表する会社へと発展させた実業家・林燈(リン・ドン)の実話を基にしたストーリー。セメント会社の経営権をめぐる台湾経済界の権力争いを、人間模様や愛憎劇を交え、見どころ満載のヒューマンドラマとして描かれる。主人公・林燈を演じるのは、2018年に台湾で最も権威ある映画賞「金馬賞」の最優秀新人賞にノミネートされたフー・モンボー。市原さんは、第二次世界大戦後まもなくして起きた、政権交代と激動の時代を前にした台湾商人たちに交じり、数々の劣勢のなか、あらゆる手段を使って台湾の経済界で爪痕を残そうとする台湾在留の日本人・武田遼平を演じる。日本の貧困家庭に生まれた武田は、低学歴を卑下し、人を信用しない。相当上に上り詰めないと他人から見捨てられると考え、強く成功を望み、大きな野心を抱くようになる。日本専売公社で職に就き、台湾へ出向。その頃、日本政府は積極的に台湾のインフラを構築しており、台湾はますます栄えていた。武田は新竹県のタバコ専売局の販売統括人に任命され、新竹県に赴く。この職で初めて全てを牛耳ることができると感じられる地位に就いた。武田は新竹県の盛衰を一手に握っており、その状況を心から楽しんでおり、今後決して日本には戻らないと心に決めるが、日本の敗戦を受けて、強制的に帰国させられ、台湾で築いた名声は消えてなくなる。武田はまたも裏切られたと感じ、彼を見捨てた社会に激しい怒りを抱く。本作のプロデューサー・高瑞陽が、『ヤクザと家族 The Family』での市原さんの演技に注目し、オファーしたことから今回の出演に至ったという。演じる前には様々な葛藤があったという市原さんだが「振り切って覚悟を持ち完全なヒールに徹底いたしました。この先、中々出逢わないであろう程に、金、性、名誉…etc全てにおいて強欲で冷徹な人間です。あまりの闇の深さに現場にいる時は食事が喉を通りませんでした」とふり返り、「衝撃的映像が収められた今作品は台湾だからこそ成し得た事で、貴重な経験をさせていただき心から感謝しています“台湾の制作クオリティ=世界基準”だという事を改めて感じさせていただきました」とコメントしている。なお本作は、来秋の台湾での放送開始に合わせ、日本でも同時期に配信コンテンツを通じて視聴開始を予定している。「商魂 TRADE WAR」は2023年秋、台湾で放送開始(全6話)。(cinemacafe.net)
2022年12月12日千葉県市原市は、SDGs学習ゲームGet The Pointの市原版の制作にあたり、事業者や市民の皆様に愛着を持っていただくため、ゲーム制作等に係る費用への寄付を募集するとともに、先進的なSDGsの取り組みをカードゲームに盛り込みます。寄付の受付は11月29日(火)まで行っております。小学生による試作版体験会■1. 市原版Get The PointプロジェクトSDGs学習ゲーム「市原版Get The Point」の制作に向け、高校生、大学生を中心としたプロジェクトチーム10名によるワークショップを3回開催し、市原版のカード内容の検討などを行ってきました。9月には、小学生を対象に試作版体験会を開催しました。■2. カードゲームへの反映についてゲーム制作等に係る費用に寄付をいただいた事業者への返礼として、金額や取り組み内容に応じて、下記の内容で参画していただきます。・ゲームのカードに法人のSDGsに関する取組等を掲載・学習ブックに法人のSDGsに関する取組を掲載・ファシリテーター養成講座への招待 1名・市原版Get The Point 10セット・市HP、箱、説明書に寄付者名掲載■3. 参画方法市外に本社がある法人は、企業版ふるさと納税制度をご利用ください。その他は相談に応じます。個人の方もふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を活用したガバメントクラウドファンディングによる寄付が可能です。プロジェクト名: ご当地版SDGs学習ゲーム「市原版Get The Point」プロジェクト募集期間 : 令和4年9月1日から11月29日(90日間)URL : ■4. その他詳細は下記URLをご参照ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月07日俳優の横浜流星、歌舞伎俳優の中村隼人が26日、舞台『巌流島』のオンライン製作発表会見に演出の堤幸彦氏とともに出席した。同舞台は、剣豪・宮本武蔵と佐々木小次郎の「巌流島の戦い」に焦点をあてたアクション時代劇。脚本・マキノノゾミ氏と演出・堤幸彦氏がタッグを組み、新解釈、新設定をもとに新たに脚本を創り上げ、オリジナル作品(新作)として上演する。横浜が宮本武蔵を演じ、歌舞伎以外の舞台への出演は初めてとなる隼人が武蔵と対峙する佐々木小次郎を演じる。会見は巌流島で実施。横浜は「ここで武蔵と小次郎が世紀の一戦を行って、その場に今、自分が立っていること、そして同じ空気を吸えていることがすごく感慨深いですし、必ず役作りに影響してくると思うので、来ることができて良かったです」と述べ、隼人は「船に乗って巌流島に上陸したんですけど、ただならぬエネルギーを感じて、踏み入れた瞬間に厳かな雰囲気というか、パワーを感じて、役作りに反映させたいなと思いました」と語った。同舞台は2020年7月に上演予定だったが、横浜が新型コロナウイルスに感染し、全公演中止に。横浜は「一度中止になってしまって悔しい思いや責任感をすごく感じていたんですけど、また上演することが決まって非常にうれしく思います」と心境を述べ、「あのときから積み重ねてきたものをすべて注ぎ込んで、深みの増した武蔵を生きられたら」と力を込めた。隼人も「一度中止になってしまった舞台ということで、そのとき僕はこの作品には携わってなかったのですが、初日を見越してやっていた熱量が絶対残っていると思う。出来上がった空間に自分が入っていくことにすごいプレッシャーや緊張はありますが、僕が入って新しい風というか、作品のエネルギーになれればいいなと思います」と意気込んだ。横浜と隼人は今回初共演。初対面となった本作のポスター撮影を振り返り、横浜は「刀を合わせたときに、物腰は柔らかいんですけど、内に秘めた熱いものをすごく感じたので、稽古が楽しみになりました」と隼人の印象を述べ、「舞台に関しては大先輩なので、しっかりと胸を借り、ぶつかっていき、切磋琢磨し合いながら高め合っていけたら」と語った。一方、隼人は「いろんな作品を見させていただいて、本当に繊細な芝居をされる方だなと思っていて、その方が無骨な男くさい武蔵をどういう風に演じられるんだろう、どういう風にスチール撮影で作ってこられるのか楽しみにしていたんですけど、来た瞬間、そのまんま武蔵だったので、僕も自然と入っていけて、メラメラ燃えたんです。引き出してもらったなという印象が強かったです」と語った。舞台『巌流島』は、2月10日に東京・明治座で開幕し、金沢、新潟、秋田、名古屋、神戸、高松、福岡を巡り、全国8カ所で上演する。
2022年10月26日横浜流星が主演、共演に中村隼人を迎えて、剣豪・宮本武蔵と佐々木小次郎の「巌流島の戦い」に焦点をあてた舞台「巌流島」。2020年7月から9月にかけて上演予定だった話題作が、2年半の時を経て2023年2月から3月にかけて上演されることが決定した。武蔵と小次郎はどこで出会い、どんな人生を歩んできたのか、なぜ戦わなければならなかったのか…。闘いの裏に隠された人間ドラマ、決闘の真実を捉え、関門海峡に浮かぶ「巌流島(船島)」で繰り広げられた大勝負、その壮絶な戦いを、壮大かつ画期的なアクション時代劇として描き出す。舞台は、新解釈、新設定を基に新たに脚本を創り上げ、オリジナル作品(新作)として上演。脚本は深みのある描写を得意とし、時代物の舞台に敏腕を振るうマキノノゾミ、演出は大型スペクタクルエンターテインメントを次々と世に送り出す堤幸彦が担当。2人はこれまでに「真田十勇士」や「魔界転生」などの大ヒット作を産み出しており、今回も最強のタッグが実現した。主演の宮本武蔵役は、アクションにも抜群の冴えを魅せる横浜流星。TVドラマでは「DCU」や「私たちはどうかしている」「着飾る恋には理由があって」など、映画では今秋公開の『線は、僕を描く』、来年公開予定の『ヴィレッジ』をはじめ、『流浪の月』『アキラとあきら』など主演作・注目作への出演が続いている。舞台への出演は2017年以来6年ぶり。佐々木小次郎役は、若手歌舞伎俳優の中でも活躍目覚ましく注目を集める中村隼人。古典歌舞伎はもちろん、「スーパー歌舞伎II ワンピース」や「新作歌舞伎NARUTO-ナルト-」などにも出演し、歌舞伎の可能性を追求。TVドラマ「大富豪同心」にも主演し、新たなファン層を開拓している。歌舞伎公演以外での本格的な舞台への出演は今回が初めてとなる。横浜さんと中村さんは今回が初共演。火花散る剣豪2人のぶつかり合い、語り継がれてきた名勝負が新脚本、新演出で鮮やかに甦り、迫力満点の大殺陣や、LEDなどの映像効果にも期待が高まる。横浜流星 コメント約3年前に中止になったこの作品が3年の月日を経て公演が実現します。今回は参加できない方々の思いも背負い、堤監督そして新キャストの皆さんと一致団結して、最高に熱い作品をお届けできればと思います。勝ちにこだわる剣豪で、武骨で我が道をいきますが、心根が優しく人間らしい漢です。晩年に「五輪書」を書くほど哲学的な部分も持っていて、色々な面を持っているので、男として尊敬しかありません。その魅力を最大限に引き出し、自分にしか生きられない武蔵を生きたいと思っています。あれから3年の月日が経ち、身も心もアップデートされたと思うので、3年前よりもより深みの増した武蔵を生きることを誓います。中村隼人 コメント佐々木小次郎を演じさせていただきます。歌舞伎俳優の中村隼人です。巌流島と聞くと、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘が一番に思い浮かびます。日本人に馴染みが深く、人気の題材に出演させて頂くことに嬉しく思っています。そして宮本武蔵といえば、私の大叔父である萬屋錦之介が演じていたイメージが強く、男臭くてカッコいい世界観に憧れていました。数多くの名優達が演じた役をさせていただくのは怖さもありますが、横浜流星さんと共に、自分にしかできない武蔵のライバル“佐々木小次郎”を作っていければと思います。堤 幸彦 コメント巌流島。関門海峡の早瀬、日本史上もっとも有名な対決の島に至るマクロな歴史のうねりとミクロな心模様の交差。巷間語られる巌流島像とは異なる固唾を呑む裸の個性のぶつかり。横浜流星、中村隼人、水墨画のように虚飾を排したモノクローム舞台で勢いある二人の「真剣」を見たいのだ。存在の陰影を見たいのだ。技あるたくさんのキャスト、表現の達人スタッフと新たな強い「令和の時代劇」を創出したいのだ。カンパニーひとつとなって一目散で千秋楽まで走り抜ける!ご期待ください!「巌流島」東京公演は2023年2月10日(金)~22日(水)明治座にて、2月から3月に掛けて東京・金沢・新潟・秋田・名古屋・神戸・高松・福岡全国8か所にて上演。(text:cinemacafe.net)
2022年08月30日大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)で、北関東を治める御家人の八田知家(はった・ともいえ)役を演じている、俳優の市原隼人さん。茨城県笠間市にある八田の墓を訪れ、手を合わせる様子をInstagramに投稿しました。墓参りをした市原隼人「言葉にできない」八田は、鎌倉幕府の合議制を担う13人のうちの1人でありながら、一匹狼として行動する人物。2022年8月7日の放送回では、俳優の新納慎也(にいろ・しんや)さんが演じた、頼朝の異母弟・阿野全成(あの・ぜんじょう)を謀反の疑いで誅殺し、話題となりました。生と死が入り乱れる時代を舞台に、役を演じる中で、市原さんは考えさせられることが多いのでしょう。八田の墓参りで、落ち葉を集め、周りに生えている雑草を抜くなどの掃除をしていた時のこと。17時を知らせる防災行政無線のチャイムが、1963年に発売された楽曲『明日があるさ』であったことから、思わず手が止まるほど胸が締め付けられたといいます。※画像は複数あります。スライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 市原隼人(@hayato_ichihara)がシェアした投稿 自身の10代を思い出し、言葉にできない想いで胸がいっぱいになった市原さん。墓参りの写真を投稿するとともに、このような言葉をつづりました。”明日がある”からその為に苦しいことや、耐えなければならない事が沢山あるけども、明日があるから希望となり喜びや胸を躍らせていられる。未来ってのは憎いやつです。笑いただいた役と、正解のない世界で逡巡しながら奮闘出来ることに感謝しながら、どんな時も答えよりプロセスを問い、今日も1日が始まる。hayato_ichiharaーより引用生きて、明日があるからこその苦しみと喜び。市原さんが感じたことには、続々と共感が寄せられています。・その繰り返しが人生ですよね。励みになります!・市原さんの考え方が好きです。御霊への礼節、そしていつも熱い演技、ありがとうございます。・八田知家の存在感は、市原さんだからこそ。・私も先日、故人に手を合わせました。市原さんのように思いながら、毎日を乗り越えていきたいです。未来に想いをはせながら、日々を歩んでいきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年08月13日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『正直不動産』(NHK)の見どころや考察を連載していきます。女が男を養うなんてありえない。職場で女というだけでナメられる。そんな時代はもう終わった。正直不動産はメッセージの送り方が非常に上手い。新しい時代を生きる我々へ、古い時代の考え方を捨てるよう気付きをくれる。多様化してきた現在、これまでの固定観念とはおさらばしなければならない。女性は家庭に入り、男性は外で働く。これはもう当たり前ではないのだ。別に女性の方が収入が高ければ女性が養えばいい。男性が育児をしたっていい。女性だから見下され、無下に扱われる。そんな職場はこの時代にはそぐわない。そのような考えが徐々に浸透してきてはいるものの、やはりまだ『当たり前』な世の中ではない。それなのに、永瀬(山下智久)や月下(福原遥)は「そんな時代、まだあるんですね」とあえて言い切った。古い固定観念を持ったままの人は、このセリフにグサリと来たのではないだろうか。正直不動産はその考えを容赦なく『時代遅れ』であることを示した。とても潔く、「よくぞ言ってくれました」とも思った。まだ古い時代の考え方にとらわれ、窮屈を感じ苦しんでいる人は多いだろう。大衆の意識を少しずつ変えていかなければならない。『正直不動産』第9話からは、そんな熱い想いと挑戦的なメッセージを感じた。ついに明らかになった!ミネルヴァ鵤社長と花澤の過去登坂不動産の人員までも奪い出したミネルヴァ不動産。鵤(高橋克典)がここまでする理由が気になる永瀬は、偶然出会った桐山(市原隼人)に鵤の過去について聞く。鵤は幼い頃に両親に捨てられ天涯孤独だった。不動産屋の里親に引き取られたが、虐待を受けて育つ。しかし、里親は住元不動産を騙した地面師の主犯格で潜伏先のフィリピンで逮捕され、獄中で死亡。その逮捕に協力したのが登坂社長だった。では登坂社長への攻撃は、父親の敵討ちかとも思われたが、そうではなかった。鵤は父親を憎んでいたのである。自分が殺すはずだったのに、登坂のせいで父親は獄中であっさり死んだ。だから登坂を恨んでいるのである。実に歪んだ動機だ。地面師の逮捕に協力した登坂社長は何も悪くない。腑に落ちない気持ちになったのは視聴者も永瀬も同じだろう。気になるのは登坂社長である。鵤に怒りを覚えるというよりは、どちらかというと仕方ないという雰囲気。その心の余裕は何なのだろうか。最終回での因縁の関係に決着がつくことを祈ろう。正直に生きる永瀬にキュンとした瞬間メガバンクに務める榎本美波(泉里香)から、「結婚を前提にお付き合いしてください」と猛烈なアタックを受ける永瀬。初期のころは女遊びの激しい場面も多く見せていたものの、ここ中盤は仕事に励む姿が主になり、ここに来て永瀬の恋愛パートが動き出したことにドキドキしている視聴者も多いのではないだろうか。永瀬は正直の祟(たた)りにあい、なんだか優しくなった。以前は客を人として思っていなかった永瀬だが、その心境の変化はプライベートにも確実に影響しているように思える。結婚というワードが重いのだろうが、裏を返せば、結婚するつもりがないので軽い気持ちでお付き合いし、榎本を傷つけたくないと考えているようにも思う。また、ボロアパートの窓から以前住んでいたタワマンを見上げ、最初はすぐ戻りたいと思っていた永瀬だが、最近はそう感じなくなっていた。風呂なしで電気もチカチカするようなアパートだが、ここにいる方がよっぽど生活してる感じがする。これも永瀬の心の変化だ。見栄を張って着飾るより、正直にありのまま、生活感を出して生きることの心地よさに気付いたのかもしれない。榎本と肉じゃがを食べているシーンでは、おでこにピンを付けていた永瀬が特に印象に残っている。職場でのスマートでイケメンな永瀬とは違い、オフの姿は何だか幼く、とてもキュートなのだ。こんなキュンとなる姿を、思いもよらないタイミングで出してくるのはずるい。第9話で改めて、「永瀬…変わったなあ」と感じた。いつもの居酒屋では、月下を褒め、嬉しくて泣いてしまう彼女の涙を拭いてあげる。最初は新人教育でさえ億劫そうにしていた永瀬からは考えられない姿だ。お時間のある人は是非、ドラマの初回、またはコラムの初回を読んで欲しいのだが、この変わりようは改めて見ても面白い。『正直不動産』過去コラムはこちら我々は約3か月間、永瀬という男を見守ってきた。愛着も湧き、どんどん魅力的になる。また、一緒に戦ってきた正直不動産の仲間たちも、大いにドラマを盛り上げてくれた。彼らとのお別れは辛いが、「正直不動産という素晴らしいドラマに出会えて本当によかった」そう感謝の意を込めて次回の最終回を見届けたいと思う。[文・構成/grape編集部]
2022年06月06日山下智久、福原遥、市原隼人らが出演するお仕事コメディドラマ「正直不動産」の最終話の翌週、6月14日(火)に、特別番組「正直不動産 感謝祭」を放送することが決定した。今回放送が決定した特別番組では、出演者や制作者が、いまだからこそ言える撮影の舞台裏やドラマの魅力について語り尽くす。主人公・永瀬財地役の山下智久は「コメディというジャンルを経験できたことで、自分自身も俳優として新たな景色を見させて頂きました。このような素晴らしい作品、スタッフ、共演者に巡り合えたこと、感謝、感謝、感謝です」と今作への出演をふり返り、「特番での永瀬も楽しみに待っててくださいね」と呼びかけた。特別番組「正直不動産 感謝祭」は6月14日(火)22時~総合にて放送。「正直不動産」は毎週火曜日22時~総合にて放送中。(cinemacafe.net)
2022年05月31日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『正直不動産』(NHK)の見どころや考察を連載していきます。仕事において相手が信用できるかどうかは最も大切なことだろう。『正直不動産』第8話では、信じることについて描かれた。誰かに仕事を任せるとき、多少金額は上がっても、多少時間はかかったとしても、信用できる人に任せたいと思うのは当然だろう。またその額が大きくなればなるほど、取引は慎重になり、本当に信じることができる人に頼みたいと思う。今回、永瀬財地(山下智久)と月下咲良(福原遥)は、300坪・5億円の土地売買を扱うことになった。大型案件なだけに、まずはこの話を持ってきた人物の信用度が問われる。しかし、今回は永瀬の知り合いが紹介してくれたということでその点はクリアした。登坂不動産の社長(草刈正雄)は「永瀬を信じる」との一言で、後の判断はすべて永瀬に託されることに。永瀬と月下が交渉を進める中、ミネルヴァ不動産の横槍が入るも、なんとか契約を勝ち取ることができた。しかし、なんだか様子がおかしい。永瀬は一人、悶々としていた。なぜなら、取引相手の交渉術が、かつて嘘をついていた自分と重なったからだ。もしかしたら、『地面師』ではないのか。永瀬の脳内に不安が過ぎる。地面師とは土地の所有者になりすまして売却をもちかけ、多額の代金をだまし取る詐欺師のこと。そこで永瀬は信頼できる元同僚・桐山(市原隼人)に相談をすることに。桐山は、相変わらずの素っ気なさだったが、自分は過去にその相手と交渉をしたが、すぐに手を引いたと言っていた。理由は「似合わないスーツを着た人と仕事をしたくない」から。「スーツに着られている」なんてことを時々言うが、今回の取引相手は、思い返せばサイズの合っていないスーツを着用していた。普段からスーツを着ている人なら、自分に合うサイズや身の丈にあったブランドに精通していくだろう。この状況において、桐山の判断は正しいのだと悟った。ブカブカのスーツはおそらく取り急ぎで用意したのではないか。もしそうでなかったとしても、桐山の言葉を聞いたビジネスマンは、身だしなみで取引が判断されるという事実を痛感させられたであろう。あなたも良い取引をしたければ、身だしなみは整えよう。上級な相手ほど、そういったところまで見られているということである。相手は怪しいが決定的な証拠がないため、永瀬と月下は再び取引相手の事務所を訪れた。しかし、ここで永瀬の祟りが発動!「あなたたち、本当は地面師なんでしょ」と言い放つ。もはや冗談では片付かない状況に困り果てる月下。相手を激怒させてしまったため、一度帰社し、再びお詫びの品を持っていくと事務所はもぬけの殻に。永瀬の不安は的中した。やはり相手は『地面師』だったのである。危機一髪のところで地面師の被害から免れることができた登坂不動産。これまで不動産屋で成果を出してきた永瀬の勘や経験は確かだった。登坂は、会社員時代、地面師に騙された過去があった。永瀬の「『あなたたち、本当は地面師なんでしょ』という言葉をあの時、自分も言えていたならば…」そう言って悔んでいた。信頼していたからこそ、永瀬にすべてを任せた社長の判断は間違っていなかった。もし、永瀬が地面師に引っかかっていたとしても、それは永瀬を信じた自分の責任である、そう語る登坂は結果がどうあれ永瀬を守ってくれていたに違いない。今回の件で、永瀬と登坂社長の信頼関係はさらに強固なものになっただろう。やはり経験はものを言うし、不安な時は信頼できる誰かに相談することが大切だ。また身だしなみも見られているし、取引で相手を信用して任せたのならそれは自分の責任だ。今回の正直不動産も教訓がたくさん詰まっていた。生きる上、仕事をする上で大切なことを物語にして分かりやすく教えてくれる。こんな奥深いドラマはめったにない。また山下智久が永瀬を演じることで、仕事のできる営業マンな一面、正直に言葉を放ってしまう危なっかしい一面、元同僚や後輩に対しても情に厚い一面、といったメリハリの効いた様々な永瀬を楽しむことができる。そして純粋で新人目線でものを言う月下は視聴者代表と言ってもいいだろう。無知な彼女が我々の疑問を代弁してくれるし、我々の思いをツッコミとして入れてくれる。この塩梅もちょうどいい。正直不動産の心地よさは物語の構成とキャストの演技、そして存在感のある小田和正によるエンディングテーマソング『so far so good』による相乗効果が起こっているように思える。いよいよ残り2話となったが、このドラマは最終回まで安心して見ることができるとあえて言い切ろう。なぜなら、ここまでの8話分において圧倒的な『信頼』があるからだ。[文・構成/grape編集部]
2022年05月30日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『正直不動産』(NHK)の見どころや考察を連載していきます。桐山(市原隼人)のスパイ疑惑が浮上。そんな矢先、社長の命令で永瀬と桐山はペアを組み、大型案件を任されることに。一緒に仕事をする中で、永瀬は桐山の壮絶な過去と仕事に対する想いを知ることになる。桐山の不審な行動桐山の不審な行動は、以前から見られた。ライバル会社であるミネルヴァ不動産の社長との密会や、深夜に会社のパソコンにアクセスしていた痕跡などがある。また月下(福原遥)が挨拶をしていた近所の優しいおばあちゃん・衛藤明子さん(松金よね子)の家についてもそうだ。月下の調べた限りでは1億円の価値があるところを桐山は7500万円で売ろうとしていたのである。どうして2500万円も下げているのか不審に思った月下は桐山に問いかけるも、答えてはもらえなかった。ますます怪しさのます桐山。しかし、これがきっかけで我々も『本当の桐山』を知ることになる。永瀬が物にした正直営業スタイル永瀬と桐山がペアを組み、今回担当したのは『建築条件付き土地』。あまり聞き慣れない言葉だが、土地を買って、そこに家を建てる場合、特定の建設業者と契約を結ぶことが条件となる土地である。しかし、問題なのはその建築を担当する竹鶴工務店だった。竹鶴工務店は下請けに安い金額で建築を丸投げし、無茶な工期を要求する。さっそく永瀬と桐山が二人で挨拶に行くも、社員の士気は低く、雰囲気は最悪だった。金額に見合った材料と無茶な工期で建てた場合、欠陥住宅となるのは明らか。この状況を変えるべく、プランの見直しを求めて下請けの秋川工務店へと足を運んだ。しかし、なかなか取り入ってもらえず、永瀬は信頼してもらうため作業を手伝うことに。桐山は呆れたように永瀬のお得意の嘘で信じてもらえばいいじゃないですかと皮肉を言うも、永瀬ははっきりと「もう嘘はつかない。営業スタイルを変えた。顧客一人ひとりに正直に営業する」と反論。これまで嘘がつけない正直との戦いに苦戦していた永瀬だが、ここに来て顧客にも感謝され、会社にも貢献できたという経験がさらに強い彼の信念を生み出していた。それから永瀬は顔や服を汚しながら、毎日作業場へ通い、熱心に作業していた。その姿は心を打たれるものがある。営業は信頼を得るために足繁く顧客のところへ通ったり、お手伝いに行ったりするということを耳にするが、スマホやパソコンなどの電子機器が主流になった現在、対面で一生懸命に何かをしてくれるのはさらに重みがあるように思える。めげずに真摯に向かい合う、この姿勢は我々も見習わなければならない。永瀬の努力の甲斐あり、ようやく秋川工務店の棟梁がプランの見直しを検討することに。またも永瀬は『正直』で信頼を勝ち得るこができた。桐山の壮絶な過去と想い月下は近所の明子との会話を重ねる中で、桐山の過去を知ることになる。それは14年前、川崎のマンションが新築なのに壁にヒビが入って傾いたことで問題になっていた『サンフラワー建材問題』。最後には下請けの現場責任者が自殺したのである。その自殺した人が桐山の父だったのだ。秋川工務店が欠陥住宅を建てようとすることにすごい剣幕をしていた桐山。欠陥住宅を作らされた桐谷の父親は元請けや会社から全ての責任を押し付けられ、トカゲの尻尾切りのような状態にあっていたのだった。桐山が欠陥住宅を建てようとする工務店に敏感なのも腑に落ちる。やはり桐山は不正をするような人間ではなかった。明子の家についても、すぐに売りたいという明子自身の希望から、価格を下げてより買い手が早く見つかるよう、しっかりと練られたプランだったのである。仕事をする理由って何?これまで桐山が営業成績にこだわっていたのは、ここで実績を作って会社を興し、父親のような真面目な社員が報われる職場をつくりたいという想いからだった。桐山の過去と仕事に対する姿勢を目の当たりにした永瀬は「張り合ってた俺がバカみたいじゃん」と、冗談混じりに話す。仕事をする理由は人それぞれ。桐山のように明確な目的がある人もいれば、そうでない人もいるだろう。金のために仕事をしていた永瀬だが、今は何のために働いているのか。桐山に聞かれた永瀬は答えに詰まる。彼がその答えを見つけるのはもう少し先になりそうだ。今回はかなり胸が熱くなるシーンも多く、せっかく良い相棒になれそうだった二人だが、ラストで桐山が退職願を提出するという衝撃展開。『正直不動産』は、まだまだ目が離せない![文・構成/grape編集部]
2022年05月15日現代社会で再生産され続ける情報のイメージを、フィギュアや雑貨を用いリズミカルに展開させる彫刻家・金氏徹平の個展が、4月16日(土)より千葉・市原湖畔美術館にて開催される。近年、文学や演劇など、ますます多様な領域を横断し、さまざまなコラボレーションに取り組んできた金氏。同展では、あらためて “彫刻” に向かいあう「S.F.」シリーズの最新作《S.F.(Something Falling/Floating)》を公開するほか、ニューヨークのジャパン・ソサエティで好評を得た日本初公開となる《Smoke and Fog (Roadside Noguchi)》、市原市内を巡り収集した使用済みのコンクリートや石など、自然と人為の狭間にある素材、物質をコラージュした新作などを展示。「切断」することによって新しい「接続」へと向かおうという意欲的な取り組みを立体、平面、約50点で展観する。人工湖のほとりにたたずむ、バブルの遺産建造物から誕生した美術館を舞台に展開する、金氏徹平の “S.F.ワールド” を体感したい。《Smoke and Fog (Roadside Noguchi) 》,2019(Japan Society NY での展示風景)《Smoke and Fog (City of Stones and Noodles) 》,2020《ボイルド空想(マテリアルの ユーレイ)》,2017高橋龍太郎コレクション《Smoke and Fog (マテリアルのユーレイ)》,2021【開催概要】『金氏徹平 S.F. (Something Falling/Floating)』会期:2022年4月16日(土)~2022年6月26日(日)会場:市原湖畔美術館時間: 10:00~17:00、土曜・祝前日9:30~19:00、日祝9:30~18:00(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜(祝日の場合は翌平日休)料金:一般1,000円、大高・65 歳以上800円美術館公式サイト:
2022年03月28日連続ドラマW「正体」の完成報告会見が2月25日に行われ、キャストの亀梨和也、黒木瞳、市原隼人、貫地谷しほりが登壇した。本作は、殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑宣告された主人公が、移送中に脱獄し、潜伏先で出会った人々を窮地から救っていく姿を描いたエモーショナル・サスペンス。劇中で金髪に染めたり、一重まぶたにしたりと、変装を行った亀梨さんは「(逃亡先で変装した)何人もの人物を演じたというよりも、ひとりの人間が状況によって変装しないといけなくなるという役だったので、どのキャラクターを演じるにしてもリアルさというのは大事にしました」と明かす。主人公が容疑者とされている事件の被害者夫婦の母親・井尾由子役の黒木さんは「亀梨くんの言葉ですごいなと思ったのが、正体を隠して演じないといけないということ。だから現場では、自分がどこにいるか、スタッフにも分からないようにオーラを消す、そういう努力をしていたと。そういう心持ちでやっているんだなと。ただ、素晴らしいなと思ったんですけど、オーラは消せないですね」と笑いながらコメント。また以前、姉弟役で共演経験があった貫地谷さんについて、「今回はしっかりと恋をさせていただきました」と亀梨さんが語ると、貫地谷さんも「最初は恥ずかしいかなと思っていました。以前はお姉さんを支える弟という間柄だったんで、どうだろうなと思ったんですけど、でも現場に入ったら、相変わらず大好きでした」と笑顔。一方、市原さんとは初共演だという亀梨さん。「市原くんが持たれている独特のオーラとか、お人柄。本当にこの作品にかける熱量、エネルギーを近くで見させていただいて、この熱量はすばらしいなと思いました」とふり返ると、市原さんも「亀梨さんに会った瞬間から本当に真摯に作品に向き合っていると感じたんです。その思いを大切にすべく、僕も話しかけることはできなかったんですが、亀梨さんとの芝居の空気感がとても好きでした」と言い、「後に作品全体を拝見させていただいて、この作品に参加できて、心から満足しています。亀梨さんが孤独になって、声も発せないような現場の中で、本当に難しい重い役を担って、しっかりと受け止めている姿に本当に惚れました」と絶賛した。会見最後には、「本当に色々な亀梨さんが見れます。見事なドラマになっているので多くの方に見ていただきたいです」(貫地谷さん)、「色々な情報が飛び交う現代で、何を信じればいいのか、人や物事の正体が見えてないかもしれない。今一度、個々のそれぞれの物差しで、相手の真実の声や姿を見つめ直すことを願っています。何をもって正義というのか課題は残っていますが、改めてこの世の中で正義がしっかりと認められることを心から祈っています」(市原さん)、「役者業をさせてもらってる中で、大きなギフトをもらったような、素晴らしい作品の一部として自分も立たせてもらったので、この作品が少しでも多くの方に届いてくれると嬉しいです」(亀梨さん)とアピールして締めくくった。連続ドラマW「正体」は3月12日より毎週土曜日22時~WOWOWにて放送・配信(全4話)。(cinemacafe.net)
2022年03月02日ドラマ「おいしい給食 season2」が『劇場版 おいしい給食 卒業』として映画化。主演の市原隼人続投で、2022年5月13日(金)に公開される。“給食コメディ”ドラマの映画化第2弾ドラマ「おいしい給食」は、給食マニアの教師・甘利田幸男と生徒・神野ゴウによる、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描いた学園グルメコメディ。1980年代のある中学校を舞台に、甘利田と彼を取り巻く子供たち、大人たちのさまざまな人生模様を、食欲をそそる給食バトルと共に紡ぐ。劇中には、鯨の竜田揚げ、ミルメーク、ソフトめんなど懐かしの給食が毎回登場。ノスタルジックな雰囲気に心が温まると話題を呼び、2020年3月には映画『劇場版 おいしい給食 Final Battle』が公開に。2021年10月には、ドラマ版第2弾となる「おいしい給食 season2」が放送された。劇場版第2弾となる『劇場版 おいしい給食 卒業』は、ドラマ「おいしい給食 season2」を映画化するもの。主演の市原隼人が続投し、“空前のスケール”で再びスクリーンに帰ってくる。主演・市原隼人が“給食絶対主義者”の教師役主人公・甘利田幸男(市原隼人)給食に愛がある故に、それを愛せない奴を許せない「給食絶対主義者」の教師。『劇場版 おいしい給食 卒業』では、甘利田に最大の危機が到来?!主演の市原隼人は、ストイックな役どころを多くこなし、シリアスなイメージが強い中、ドラマ「おいしい給食」で「食ものコメディ」に初挑戦&主演連続ドラマ初のシリーズ化を果たしており、劇場版第2弾での活躍にも注目だ。<劇場版新キャスト>四方田岳(登坂淳一)給食センター主任職員。甘利田と対峙するシーンも。演じるのは、フリーアナウンサーとして活躍し、「おカネの切れ目が恋のはじまり」や「ラジエーションハウス II 〜放射線科の診断レポート〜」などドラマ作品にも出演している登坂淳一。真田幸助(田村侑久)爽やかでちょっとお調子者な給食センター職員。BOYS AND MENの田村侑久が担当する。<そのほかの登場人物&キャスト>神野ゴウ(佐藤大志)...給食マニアの生徒。自由な発想の給食変革者。早苗(土村芳)...甘利田を警戒する学年主任。甘利田と恋の予感も...?お春(木野花)...駄菓子屋。【詳細】映画『劇場版 おいしい給食 卒業』公開日:2022年5月13日(金)全国公開監督:綾部真弥企画・脚本:永森裕二出演:市原隼人、土村芳、佐藤大志、勇翔、いとうまい子、直江喜一、木野花、酒井敏也、山﨑玲奈、田村侑久、登坂淳一制作プロダクション:メディアンド配給:AMG エンタテインメント製作:「おいしい給食」製作委員会
2022年01月20日知育玩具のサブスクを展開するキッズ・ラボラトリー株式会社(本社:千葉県船橋市、代表取締役社長:青柳(※1)陽介)は、『中小企業からニッポンを元気にプロジェクト』に参画いたします。本プロジェクト参画に伴い、2022年1月13日より第3期の公式アンバサダーとして新たに就任した市原隼人さんの広告素材を用いたPR活動を開始いたします。市原隼人さんアンバサダー就任_PJバナー■『中小企業からニッポンを元気にプロジェクト』とは中小企業の発信力・PR力の強化や社員のモチベーション向上の機会創出を目的にした、株式会社中小企業のチカラによる中小企業支援プロジェクトです。これまで田村淳さん・ウエンツ瑛士さん・前田敦子さんが同プロジェクトの公式アンバサダーを務めており、第3期アンバサダーとして、市原隼人さんが新たに就任しました。プロジェクトサイト公式サイト: ■本プロジェクトへ参画した背景知育玩具のサブスク“キッズ・ラボラトリー”は、お子様の成長に合わせた知育玩具を個別にプログラムし、定期的におもちゃをお届け・交換する定額制のレンタルサービスです。これまで累計10万個の知育玩具をお子様方の元に届けて来ました。考えることや表現することを通じて、知能全般の発達を促すといわれる知育玩具。キッズ・ラボラトリーは、専任のおもちゃコンシェルジュ(※2)がお子様一人ひとり、全て個別にお届けする知育玩具を選定しています。返却が必要なサブスクだからこそ、おもちゃを乱暴に扱わずに、物を大切にする気持ちが幼少期から芽生え、次に借りる人の事を想う優しい子に育ちます。不要になったおもちゃは捨てずにリサイクルする事が可能なサービスのため、ゴミ削減の観点で持続可能な社会の構築にも貢献します。お客様に長く愛されるサービスを提供し続け、知育玩具を通して大切なお子様の成長の一翼を担いたいという想いの実現に向け、本プロジェクトに参画することにいたしました。■市原隼人さん プロフィール市原隼人さんアンバサダー就任_プロフィール画像1987年2月6日生まれ、神奈川県川崎市出身。A型。2001年に『リリイ・シュシュのすべて』で主演デビュー。2004年には『第27回日本アカデミー賞』新人俳優賞を受賞。主な代表作は『ウォーターボーイズ2』『ROOKIES』『おいしい給食』など。オフィシャルサイト: キッズ・ラボラトリーでは、本プロジェクトの第3期公式アンバサダーとして新たに就任された、市原隼人さんの広告素材を用いたPR活動を行います。多数の映画やドラマに出演し、老若男女を問わず幅広い世代から愛されている市原隼人さんの肖像を活用し、会社・サービスの認知向上やブランディングの強化を目指します。■キッズ・ラボラトリーとはキッズ・ラボラトリーとは生後3ヶ月から8歳の子どもがいるご家庭に向けて、国内外の高価な知育玩具を返却期限なしでサブスク・レンタル提供します。気に入ったおもちゃは買い取ることも可能です。モンテッソーリ教育やシュタイナー教育を考えている場合に特にお勧めです。おもちゃコンシェルジュが、保護者のニーズやお子さまの傾向や成長に合わせた最適な知育玩具を厳選し、キュレーション(お勧め)します。キッズ・ラボラトリー 公式サイト: 公式サイト : 公式Instagram: 公式Twitter : (※1)「青柳」の「柳」は、正しくは「木」偏に「夘」です。(※2)おもちゃコンシェルジュとは、保育士、幼児教諭一種免許、看護師などの有資格者を中心に、お子様の好みや成長スピードに合わせながらおもちゃのプランニングやお届けの準備を行う“おもちゃのプロ”のこと。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月13日叡山電鉄株式会社(本社:京都市左京区、社長:豊田秀明)では、昨年7月8日に発生した鞍馬線貴船口駅付近の土砂崩れの影響により運休しておりました市原駅~鞍馬駅間の運転を2021年9月18日より再開し、「~自然、つながる 街・旅・心~」をキャッチフレーズに「鞍馬線全線運転再開記念企画」を実施しております。この度、その一環として、11月6日(土)に沿線の川島織物セルコン株式会社(本社:京都市左京区、社長:木村弘一)とともに「秋の市原フェスタ」を開催します。ワークショップや星空観望会のほか、鞍馬駅をスタートし鞍馬寺や貴船神社を経て川島織物文化館をゴールとするえいでんハイクを実施します。詳細は別紙をご覧ください。川島織物文化館新型コロナウイルスの感染状況により、内容を変更する場合がございます。その際は、随時、叡山電車公式ホームページおよび叡山電車公式Twitterにてご案内いたします。(別紙)■ 「秋の市原フェスタ」の概要開 催 日 2021年11月6日(土)※小雨決行、荒天中止です。(1)「えいでんハイク」の開催参 加 費 :300円(鞍馬寺愛山費として)スタート:鞍馬線鞍馬駅 12:00~13:00(受付後、順次スタート)コ ー ス :鞍馬駅〈受付〉→鞍馬寺仁王門→鞍馬寺本殿金堂→鞍馬寺西門→貴船神社本宮→梶取橋→白龍園前→川島織物文化館〈ゴール〉…市原駅コースの種類:街歩き距 離:約8キロゴール受付:川島織物文化館 14:00~16:00スタートの鞍馬駅(2)「ワークショップ」の開催開催場所:川島織物文化館(鞍馬線市原駅下車、徒歩約7分)開催時間:14:00~16:00企 画・レースアート参加費:1回200円内 容:川島織物セルコンのカーテン生地と、工場敷地で採取して一つ一つ丁寧に手づくりしたもみじやラベンダーで、お好きな形を作っていただけます。・シルクタッセルでアクセサリーづくり参加費:1ペア1,800円内 容:お好きなタッセルに金具(イヤリング・ピアス)を組み合わせて、シルクタッセル・アクセサリーをカスタマイズ。帯に使用する上質な絹糸で作ったタッセルの柔らかな手触りをお楽しみいただけます。・タッセル釣り参加費:1回100円内 容:緞帳(どんちょう)に使う糸で作ったタッセルを、糸のプールから釣り上げます。2歳くらいの小さなお子様からお楽しみいただけます。・どんちょうタッセルづくり参加費:1回100円内 容:緞帳に使うカラフルな糸でタッセルを作ります。色合わせを楽しめるコンテンツ。どなたでもお楽しみいただけます。レースアートシルクタッセルでアクセサリーづくりタッセル釣りどんちょうタッセルづくり(3)川島織物文化館特別観覧通常は事前予約が必要な川島織物文化館を特別に公開します。川島織物セルコンが所有する史資料や同社が手がけてきた歴史的プロジェクトにまつわる資料やエピソードを通じて、織物の魅力やこだわりのモノづくりを紹介しています。入 館 料 :無料開館時間:14:00~16:00※混雑時には入館をお待ちいただく場合があります。(4)星空観望会の開催秋の夜空のお話も織りまぜながら、天体望遠鏡で木星や土星なども観望します。開催場所:川島織物セルコン本社(鞍馬線市原駅下車、徒歩約7分)開催時間:17:00~20:00 ※雨天中止星空のおはなし開催時間:17:00~、18:00~、19:00~ 1回各20分参 加 費:無料参加方法:自由参加。上記時間内に開催場所へお集まりください。協 力:京都産業大学神山天文台サポートチーム星空観望会のイメージ※各自マスク着用の上でお越しください。新型コロナウイルス感染症の感染防止対策のため、手指消毒液のご利用等にご協力ください。※新型コロナウイルス感染症の感染状況により、中止または内容を変更する場合があります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月22日“彫刻”の概念の再構築を試み、一貫して“彫刻とはなにか”を追求し続けてきた日本を代表する彫刻家・戸谷成雄の個展が、10月16日(土)より千葉・市原湖畔美術館にて開催される。作品に刻み込まれた土地の記憶や自然への想像力を、鉄芯を埋め込んだ木のブロックをチェーンソーで彫り刻む《森》シリーズで知られる戸谷成雄。その作品には、文明論的近代批判、人間への洞察、土地の記憶、自然への想像力が深く刻み込まれている。同展では、ダムの建設により誕生した人工湖のほとりにたたずむ同美術館の時空間をひとつのインスピレーションとして、巨大なヴォイド(アトリウム空間)を中心に、<森><土地><水脈>に連なる作品を展観。森をさまよい、その根源におりていくように、戸谷の豊穣な作品世界を体感できる。「視線」「表面」「内部と外部」「地上世界と地下世界」「自然と人間の関係」「近代」のメタファーとしての展示空間と、戸谷の彫刻世界との化学反応を楽しみたい。≪森≫(2017-2018)≪双影景≫(2001)撮影:山本糾≪落下≫(1992)_撮影:成田弘【開催概要】「戸谷成雄森―湖:再生と記憶」会期:2021年10月16日(土)~2022年1月16日(日)会場:市原湖畔美術館時間:10:00~17:00、土曜・祝前日は9:30~19:00、日曜・祝日は9:30~18:00(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜日(祝日の場合開館翌平日)、12月27日(月)~1月3日(月)料金:一般800円、大高生・65歳以上の方600円※関連展示『湖の記憶』、常設展『深沢幸雄/高橋甲子男/鶴岡洋版画展』も同時開催
2021年09月17日千葉県市原市は、令和4年秋に開館を予定している(仮称)市原歴史博物館開館のプレイベントとして、「最新科学が解明する縄文社会」と題し、市指定史跡「祇園原貝塚」から見つかった遺物のDNA解析など最新研究から得られた成果について講演とシンポジウムを9月25日(土)に開催します。新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、Web配信による開催となります。講演の一部とシンポジウムをライブ配信するほか、当日収録映像を一定期間、YouTubeで配信します。1 ライブ配信(講演会の一部+シンポジウム)開催日時 :令和3年9月25日(土)13:00~15:30撮影会場 :(仮称)市原歴史博物館視聴方法 :YouTube『「I'Museumチャンネル」市原歴史博物館(公式)』より視聴スケジュール:13:00 講演「市原市から出土した縄文人骨のゲノム解析」講師:太田 博樹(東京大学大学院理学系研究科教授 人類学)13:30 講演「市原市から出土した縄文人骨の炭素同位体年代測定・食性分析」講師:米田 穣(東京大学教授 人類学)14:00 講演「市原市から出土した土器の胎土分析、黒曜石の産地分析」講師:池谷 信之(明治大学黒耀石研究センター特任教授 分析科学)14:45 シンポジウム「最新科学分析による祇園原貝塚等の調査成果をもとに、縄文社会を考える」座長:高橋 龍三郎(早稲田大学文学学術院教授 考古学)I'Museumチャンネル QRコード2 YouTube配信「I'Museumチャンネル」市原歴史博物館(公式)公開日 :令和3年10月18日(月)内容 :講演&シンポジウムの全構成(下記参照)、歴史博物館と市原市指定史跡祇園原貝塚の紹介動画など視聴方法:ライブ配信と同じYouTubeチャンネルから視聴3 その他の関連イベント(1)特別展示「千葉県の縄文時代研究を彩った遺跡 ~市原市祇園原貝塚展~」令和3年10月2日(土)~12月5日(日)千葉市立加曽利貝塚博物館 展示室(2)学芸員による特別展示の解説令和3年10月23日(土) (1)10:00~12:00 (2)14:00~16:004 祇園原貝塚とは令和3年3月3日付けで市原市指定史跡に指定した「祇園原貝塚」は、約4,000年前から3,000年前、縄文時代に営まれた貝塚を伴う大規模な集落遺跡で、国分寺台の宅地造成の際に発掘調査が行われ、多量の遺構や遺物が発見されました。その後、市役所庁舎の北側に隣接する一帯は、国分寺中央公園として整備されましたが、遺跡のおよそ3分の1が、この地下に史跡として保存されています。発掘調査は、1970年代から1980年代にかけ4次にわたり行われ、その後1990年代に整理作業を続け、1999年に調査報告書を刊行、その内容を詳細に報告しました。1,000年にわたる縄文集落の変遷、100体を超える埋葬人骨、土偶をはじめとした「まつり」に関わる様々な遺構や遺物など、当時の暮らしぶりを知るための重要な資料となり、関東地方を代表する遺跡として知られています。近年、DNA分析などによる古人骨研究は、飛躍的な進展を遂げ、個体群の遺伝子情報の解析も可能となってきました。今回、早稲田大学、東京大学、明治大学などの研究者による共同研究が進められ、祇園原貝塚出土人骨などに対して、人類学、考古学的に大きな成果が得られています。5 祇園原貝塚からみつかった遺構や遺物竪穴建物跡内の貝塚土偶埋葬された人骨(屈葬)■「祇園原貝塚」講演&シンポジウム ~最新科学が解明する縄文社会~ 全構成1 午前の部 講演(発表)開会 教育長あいさつ 9:00~9:10(1)東京湾東岸の貝塚群の特質と市原市の貝塚西野 雅人(千葉市埋蔵文化財調査センター所長)9:15~9:45(2)祇園原貝塚の発掘調査成果 ―国分寺台にある縄文貝塚集落の様相―忍澤 成視(市原市教育委員会 ふるさと文化課)9:45~10:15(3)祇園原貝塚5次調査の成果 ―史跡として公園の下に眠る遺跡の姿―近藤 敏(元市原市埋蔵文化財調査センター学芸員)10:15~10:45~祇園原貝塚など市原市遺跡出土資料に基づくプロジェクト研究の成果~(4)縄文時代の社会変動と古人骨のDNA情報高橋 龍三郎(早稲田大学文学学術院教授)11:00~11:30(5)古病理学から探る祇園原縄文人の生活と健康藤田 尚(同志社大学文化遺産情報科学センター副センター長 人類学)11:30~12:002 午後の部 講演(発表)(6)市原市から出土した縄文人骨のゲノム解析太田 博樹(東京大学大学院理学系研究科教授 人類学)13:00~13:30(7)市原市から出土した縄文人骨の炭素同位体年代測定・食性分析米田 穣(東京大学教授 人類学)13:30~14:00(8)市原市から出土した土器の胎土分析、黒曜石の産地分析池谷 信之(明治大学黒耀石研究センター特任教授 分析科学)14:00~14:303 午後の部 シンポジウム 14:45~15:30最新科学分析による祇園原貝塚等の調査成果をもとに、縄文社会を考える〇座長 高橋 龍三郎(早稲田大学文学学術院教授 考古学) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月03日映画『都会のトム&ソーヤ』(7月30日公開)の公開記念舞台挨拶が31日に都内で行われ、城桧吏、酒井大地、豊嶋花、渡邊心結、玉井詩織、森崎ウィン、市原隼人、はやみねかおる(原作)、河合勇人監督が登場した。シリーズ累計200万部を超える人気推理小説シリーズ『都会(まち)のトム&ソーヤ』を映画化した本作。サバイバル能力を持つ内藤内人(城)、財閥の御曹司で学校一の秀才・竜王創也(酒井)という凸凹中学生コンビが、天才ゲーム・クリエイター集団が仕掛けるリアルRPGゲームの謎に挑み、推理と冒険を繰り広げていく。主演の城と、第一回スタ☆オーディションでグランプリに輝き今回初映画となった酒井は、「最初に会った時よりも遥かに、ぐっと」(城)距離が縮まった様子。そんな後輩達の様子を見ていた市原は「わあ、がんばってるなあ! と。自分もデビューが13とか14かな。その時って全てが輝いて見えるんです」と振り返り、「でもだんだん芝居をする日常が当たり前になっていくんですよ。皆さんがリラックスして現場にいるのを見てて感じました」と語った。そんな市原の演技について、城は「(市原が)創也の顔をグッとつかむシーンが1番心に残ってて。表現だけでリーダーという存在感をすごい強く感じて、動きだけで表現するところも勉強になりました。僕も市原さんのような演技ができるように頑張りたいと思いました」と憧れを表す。市原は「恐縮です。もうなんでもやっていいんだよ、現場は。ものが言えない現場なんてだめだ」とアドバイス。「顎を持つのも台本にないんですけど、そういうことがすごく楽しいじゃないですか。ないことをやったら相手はびっくりするかなとか、違う化学反応が生まれるかなとか、そいうハプニングが大事だと思うのでどんどんやってください」とメッセージを送った。顎をつかまれた方の酒井は「台本になくて、カメラテストで捕まれたんですが、本番までの間にお弁当を一口も食べれなくて、緊張がすごかったんです。それで現場の隣にあったコンビニにいって、歯磨きを買って……」とその時の様子を説明する。玉井も「『顎をつかまれるから』と言って、焼き肉弁当を我慢して、歯磨きをして、ちゃんとタブレットまで食べてました」と思い出し笑い。酒井は「市原さんが『ちゃんと目を見て』という指導をして下さったんです。僕の目が泳いでて、それが劇場で流れてたら、緊張感のないシーンになってしまってたかも。アドバイスがあったからこそ、緊張感のあるシーンになったのかなと思います」と改めて感謝する。市原は「あの日に戻りたいなあ、みたいな日をたくさん作って下さい。達成感って儚いんですよね。何が正解かわからないし、色んな作品で色んなものを得て、映画とかドラマとか舞台は何のためにあるんだろう、なぜ存在するんだろうという意味を自分たちで見出さなければいけない。映画なんてなくていいんだから、生活できちゃうんだから、よりいろんな人に見ていただけるような作品しなきゃいけない。その情熱を持たなきゃいけない。自分達の個性を大事にしながら、育んでください。一生応援していますから、頑張ってください」と熱い言葉を贈っていた。
2021年07月31日