お子さんが2歳ぐらいになると頭をよぎる…「幼稚園選び」。働くママ需要から4年保育の幼稚園も増えてきていますが、多くのママは3年保育を選ぶようです。お受験しよう! という明確な目標があるなら別ですが、幼稚園の特長が際立ち、多様化しているので「どんな幼稚園を選んだらいいのか?」「いつから、どんな準備をすればよいの?」と悩むママたちはとても多いです。■プレ幼稚園が鍵! のところも増加2歳~満3歳までの3歳児対象に行われるプレ幼稚園。プレ幼稚園は、実際に幼稚園がどんなところか? どんなことをするのか? 雰囲気や教育方針を感じることができる機会で、週1回、月に2~3回など幼稚園によって実施スパンは様々です。特に人気の幼稚園は、プレ幼稚園に通学しているお子さんを優先する、という実態も増えているようです。このプレ幼稚園の募集は、11月末~というところが多く、夏ぐらいから情報収集をして興味ある幼稚園をピックアップし、見学に行くスケジュールを立てることが望ましいようです。■先ずは、情報を集めよう!プレ幼稚園でも幼稚園でも、情報収集が要。先ずは、近所や通える範囲にどんな幼稚園があるのか、調べましょう。行政が発行している幼稚園ガイドなど役所や関連事務所で手に入れることや市区町村別にある私立幼稚園協会のホームページをチェックするのが手っ取り早いでしょう。そこで、園の教育方針、ママが重視するところを確認し、見学に行くところをリストアップしましょう。■百聞は一見に如かず! どんどん見学に見学に行きたい幼稚園をリストアップしたら園に見学したい旨の連絡をし、見学方法を確認しましょう。実際通っている園の先輩ママがいたら話を聞いてみるのもよいでしょう。ただし、すべての話を鵜呑みにすることはおススメできません。他のお子さんには合っているところでも自分の子どもはどうなんだろう? という視点を忘れずに、あくまでママ自身が判断するひとつの材料として参考にしてくださいね。実際に、先輩ママに聞いてみると「近所のお子さんが通っていて勉強にとても力を入れていて、幼稚園児で漢字が書けるなどの成長に感銘を受けたが、実際に見学に行くとやんちゃな息子には、向いてないなぁ~と実感。結局、今は遊んで学ぶことが大切! と思って、遊びの経験重視の幼稚園にしました」という経験も。こういう時のママの直感はとても大切です。■結局は、こんな理由で選びました! 先輩ママ談「お弁当づくりが苦手だったので、自営の給食があるところを第一優先に決めました!(年中・男の子)」「2人目を考えていたのですぐに迎えに行ける近いところを…(年少・男の子)」「お寺系の幼稚園なのですが、イマドキ体験できない和の行事を経験できることに惹かれた(年少・女の子)」「私が働いているので、夏季保育や延長保育の料金がリーズナブルなところ!(年中・女の子)」「幼稚園ながら学力に力を入れていて、論語を学んだり、少人数制で目の届く保育に魅力を感じた(年長・男の子)」「パパも幼稚園のことに積極的に参加したい! 願望があったのでパパ会が盛んなところがポイント?!(年中・女の子)」「父母会の活発さ。あまり活発でない方が良かったので!(年長・女の子)」など。お子さまの性格やママがお子さまの成長で重視する点などと照らし合わせて、多角的に判断できるとよいと思います。
2014年07月25日とりあえず説明会へ行ってみよう!転職情報を見ていても、その会社がどのようなところか、実際に足を運んでみなければわからないことも多いですよね。応募する前に、説明会でいろいろ知っておいた方がいいのかもしれません。今回は、マイナビ会員の女性542名に、会社の説明会に行って「ここはやめよう」と思う理由を聞いてみました。>>男性編も見るQ.会社の説明会へ行って「ここはやめよう」と思う理由を教えてください(複数回答)1位働いている人の表情が暗い41.1%2位辞める人が多いと聞いた40.4%3位高圧的な態度をとられた30.4%4位 ノルマが厳しい会社とわかった28.8%5位福利厚生が充実していない21.6%■働いている人の表情が暗い・「表情が暗いところは怖いなと思いました」(31歳/金融・証券/事務系専門職)・「どんなに良い条件やいいパンフレットを見せられても、働いている社員の表情が一番真実を物語っていると思うから」(25歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「暗さがすぐわかるようなところは、いてもつらいだけ」(41歳/機械・精密機器/事務系専門職)■辞める人が多いと聞いた・「何か問題があるのかと不安になります」(29歳/ソフトウェア/事務系専門職)・「良くなさそうだから、受けない」(29歳/食品・飲料/秘書・アシスタント職)・「離職率が高いことは、たとえベンチャー企業でも売りにはならないと思う」(28歳/その他/クリエイティブ職)■高圧的な態度をとられた・「やたらと上から目線な言い方ばかりの人がいた」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「企業側も選ばれているという意識がない」(24歳/医療・福祉/技術職)・「会社の雰囲気とか社員の態度が横柄だったりすると、行きたいとは思わない」(28歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)■ノルマが厳しい会社とわかった・「ノルマが厳しいと続かないから」(24歳/小売店/販売職・サービス系)・「社員を大事にしていない社風だから」(32歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「規則が厳しく残業が多く仕事内容もハードとなると、やりがいや生きがいを見いだして働くことが困難な気がする」(27歳/金融・証券/専門職)■福利厚生が充実していない・「働きやすい環境が一番だと思う」(25歳/印刷・紙パルプ/営業職)・「社員を大切にしていない証拠」(31歳/建設・土木/事務系専門職)・「給料と福利厚生、職場内規定が厳しいと、ストレスになるので、自分が耐えられそうになかったら、説明会の段階でやめる」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)■番外編:女のカンが働く……・「残業が多そう。体壊しそうだから」(28歳/その他/事務系専門職)・「合わないな、と思う雰囲気があった」(24歳/金融・証券/事務系専門職)・「理想論ばかりで、実際の会社像があまり思い浮かばないとき」(24歳/商社・卸/営業職)総評1位は「働いている人の表情が暗い」でした。社員の人たちが生き生きと働いていない職場だと、自分が入社しても楽しく仕事ができないのではないかと予想してしまいます。2位「辞める人が多いと聞いた」も同様ですね。3位は「高圧的な態度をとられた」。圧迫面接が嫌われるように、このような姿勢の会社では入社したいという気持ちが遠ざかってしまいます。4位「ノルマが厳しい会社とわかった」ときも、社員を大切にしないのでは?と思ってしまうようです。一度入社したら、簡単には辞められません。そうなると、その企業をチェックできる会社説明会はチャンスでもあります。転職活動中の人は、いろんな企業の会社説明会に行ってみては?企業を見る目を養えるでしょう。(文・OFFICE-SANGA渡邉久美子)調査時期:2012年10月15日~2012年10月20日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性542名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】面接で「この質問、必要なのか?」とうたがってしまうものランキング【女性編】転職の面接で「うわぁ、落ちた」と思う瞬間ランキング【女性編】思わず転職を考えてしまう理由ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年12月10日会社の様子がある程度は見えてくる会社説明会に足を運んでみると、その会社で働いたらどんな感じなのか想像できると思います。皆さんは、その企業のどういうところを見ていますか?マイナビ会員の男性458名に、会社の説明会に行って「ここはやめよう」と思う理由を聞いてみました。>>女性編も見るQ.会社の説明会へ行って「ここはやめよう」と思う理由を教えてください(複数回答)1位辞める人が多いと聞いた32.8%2位働いている人の表情が暗い 31.2%3位高圧的な態度をとられた23.6%4位ノルマが厳しい会社とわかった18.6%5位給料が思っていたより安かった14.6%■辞める人が多いと聞いた・「辞める人が多い会社には、それなりの理由があるから」(26歳/生保・損保/営業職)・「回転がいい会社は避けたいですね。好んで歯車にはなりたくないです」(37歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「離職率が高いと不安なため。説明会ではなかなか教えてくれないので、四季報でチェックをします」(28歳/運輸・倉庫/技術職)■働いている人の表情が暗い・「働いている人が一番わかるので」(39歳/自動車関連/技術職)・「仕事をしても楽しくなさそう」(24歳/情報・IT/専門職)・「表情が暗いと、やりがいがなさそうに感じるから」(30歳/小売店/販売職・サービス系)■高圧的な態度をとられた・「入社しても扱いが変わらなそう」(30歳/不動産/専門職)・「厳しい社風だと、働きがいがなさそう」(23歳/団体・公益法人・官公庁)・「人事部の態度が会社のすべてではないが、知ることができる情報がそれしかないので気にしてしまう」(29歳/自動車関連/技術職)■ノルマが厳しい会社とわかった・「説明会でうそっぽかった」(27歳/金融・証券/販売職・サービス系)・「ペナルティーがあるのはいやだ」(27歳/情報・IT/技術職)・「24時間勤務で仮眠ありと説明会で言われたときはやめようと思った」(25歳/情報・IT/技術職)■給料が思っていたより安かった・「フレキシブルな会社で、かつ安定していてほしいから」(23歳/情報・IT/技術職)・「給与面やワークライフバランスなど、期待する人は来ないでくださいという会社。誰が行くのか不思議」(33歳/機械・精密機器/事務系専門職)・「給料を聞いたら期待していたよりかなり低くて、それが顔に出てしまい、採用されなかった」(32歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)■番外編:行くのはあまり乗り気ではないが……・「説明会に行ったことがない」(23歳/その他)・「近いと思っていたらかなり家から遠いと思ったので、やめたことがあるから」(28歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「ある会社の説明会に行ったが、家族等が出てきて自分自身のこと以外のことを多く聞かれたので嫌になりやめた」(31歳/情報・IT/技術職)総評1位は「辞める人が多いと聞いた」でした。辞める人が多いということは、何か原因があるはずだということが読み取れるからです。自分も辞めるのではないかと、心配してしまう人も多いようでした。4位「ノルマが厳しい会社とわかった」のように、もしもノルマに達することができなければ、上司に激励叱咤(しった)されるシーンを思い浮かべるので、行きたくなくなってしまうのかもしれません。5位「給料が思っていたより安かった」は、これから仕事をしようと思う会社が、最初からお給料が少ないとわかっていたら、どうしてもやる気が出ませんよね。多少仕事がつらくてもお給料が高ければ、それを支えに頑張っている人も多いのではないでしょうか?転職のときには、会社説明会に参加することでさまざまな情報を得ることができます。その企業の特徴を知るためにも、ぜひ、足を運びたいですね。(文・OFFICE-SANGA渡邉久美子)調査時期:2012年10月15日~2012年10月20日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性458名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】面接で「この質問、必要なのか?」とうたがってしまうものランキング【男性編】転職の面接で「うわぁ、落ちた」と思う瞬間ランキング【男性編】思わず転職を考えてしまう理由ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年12月10日部屋を借りる契約をする前に、宅地建物取引主任者から説明された「重要事項説明」を覚えていますか?その書類、保管していますか?貸し主と借り主の間で物件をめぐるトラブルになったとき、借り主が、「そのような説明は受けていない」、「どこにそんなことが書いてあるの!?」と主張し、大きな問題に発展してしまうケースが多々あると聞きます。「快適で安全な一人暮らし」をテーマに活躍する不動産アドバイザーで宅地建物取引主任者の穂積啓子氏に詳しいお話を伺いました。■重説は、「契約前」に「宅地建物取引主任者から受ける」穂積さんはまず、重要事項説明とは何か、についてこう話します。「賃貸住宅に入居するとき、あるいは宅地や建物を購入するとき、借り主、購入者は必ず、契約前に宅地建物取引主任者から『重要事項説明書』を受け取り、口頭で内容の説明を受けます。これは、宅地建物取引業法という法律で定められています。略して『重説(じゅうせつ)』とも呼ばれます。賃貸住宅での重説とは、賃料・共益費・支払方法などの賃貸条件、貸し主がどこの誰であるか、水道・電気・ガスなどライフラインの整備状況と支払方法、建物や部屋の設備、ペット飼育や楽器に関する禁止事項、解約時には○カ月前までに通知が必要、退去時の原状の復帰について、解約時の敷金または保証金の精算時期と方法など、物件の内容、現状、取引の条件について説明することです」続いて穂積さんは、「この重説について、特に引っ越しビギナーが知らない点が2つある」と言います。「重説の方法として業者が守らなくてはいけないのは、『契約する前に行うこと』と、『宅地建物取引主任者の資格を持つ者が、その資格証を借り主に提示して行うこと』です。仲介業者が、契約が決まった後で重説を行うとか、資格を持たない営業担当者が行うのは違法です。でも、学生や引っ越しに慣れていない人は重説を理解されていない、ましてや、そのような規定があることはほとんどご存じないわけです。それをいいことに、業者は、重説の重要性についてよく説明しないまま、早く契約したいがために適当に書面を棒読みして契約書に印鑑を押させる、ということも世間ではよくある事例です」それが後々、どういうトラブルになるのでしょうか。「賃貸住宅の場合、最も多い例としては、『入居者が退去するときの解約通知をいつするか』ということです。一般的に、借り主側は1カ月前に通知することになっていますが、今日通知して3日後に解約したい、という人は後を絶ちません。次に、ペットの飼育、楽器の所有、など禁止事項を無視した、などです。違反だと判断された場合、退去通告を受けてしまうこともあります。3番目に、敷金または保証金の返金時期についてです。退去時と同時に返金があると思っている人が多いのですが、一般的には、退去完了後約1カ月後になります。これらの点は、重説の際に重々注意をして確認しておきましょう」(穂積さん)重説を受けた覚えがないときは、どうすればいいのでしょうか。「実際には、借り主が重説を受けました、という覧に印鑑を押すかサインをしていて、書面が残っているケースが9割を占めます。借り主は、重説については印象が薄く忘れていた、契約書は保管しているが重説はもう不要だろうと捨ててしまうことが多いのです」(穂積さん)どう対策すればいいのでしょうか。「大切なのは、『本当に契約をするかどうかを決定するのは、 重説を受けてからよく考えること』です。内見のときにいいところばかりが見えてその物件にしようと思っても、敷金の返金率が低すぎるとか、物件広告の記載事項と違う点がある、禁止事項が希望と合わない、などということがあれば、重説を受けるときに事実をしっかりと確認してください。重説の大切さを説明しない業者にも責任があります。重説は契約を前提として行われますが、受けたからといって契約しなければならないものではありません。断ってもよいのです。迷ったときは、ここでいったん考える時間を持つようにしましょう。また、宅地建物取引主任者の資格証を提示しない業者には、『資格証を見せてください』ときっぱりと伝えてください。出さない場合は無資格者の可能性があり、そのような業者と取引することは避けましょう。もしもそうしたことで業者とトラブルになれば、宅地建物取引業協会や消費生活センターに相談してください。ホームページに問い合わせ先などの情報が記載されています」(穂積さん)最後に穂積さんは、こう念を押しします。「重説のフォーマットや事例がウェブサイトにたくさんアップされています。借り主の心構えとしては、事前にそれを見ておくこと。また、気に入った物件があれば、契約直前ではなく、できるだけ早めに重説を受けること、重説を受けてすぐに印鑑を押さないことをお勧めします」これを機に、「重説は、契約するかどうかの判断に重要な影響を及ぼす内容」だと認識を深めておくようにしたいものです。監修:穂積啓子氏「安全で快適な一人暮らし」、「女性の安全な暮らし」をテーマとして活動する不動産アドバイザー。宅地建物取引主任者。その活躍ぶりは、コミックエッセイ『不動産屋は見た!~部屋探しのマル秘テク、教えます』(原作・文:朝日奈ゆか、漫画:東條さち子東京書籍1,155円)に描かれました。同書の主人公「善良なる大阪の不動産屋さん」は、穂積氏がモデルです。(海野愛子/ユンブル)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日部屋を借りる契約をする前に、宅地建物取引主任者から説明された「重要事項説明」を覚えていますか?その書類、保管していますか?貸し主と借り主の間で物件をめぐるトラブルになったとき、借り主が、「そのような説明は受けていない」、「どこにそんなことが書いてあるの!?」と主張し、大きな問題に発展してしまうケースが多々あると聞きます。「快適で安全な一人暮らし」をテーマに活躍する不動産アドバイザーで宅地建物取引主任者の穂積啓子氏に詳しいお話を伺いました。■重説は、「契約前」に「宅地建物取引主任者から受ける」穂積さんはまず、重要事項説明とは何か、についてこう話します。「賃貸住宅に入居するとき、あるいは宅地や建物を購入するとき、借り主、購入者は必ず、契約前に宅地建物取引主任者から『重要事項説明書』を受け取り、口頭で内容の説明を受けます。これは、宅地建物取引業法という法律で定められています。略して『重説(じゅうせつ)』とも呼ばれます。賃貸住宅での重説とは、賃料・共益費・支払方法などの賃貸条件、貸し主がどこの誰であるか、水道・電気・ガスなどライフラインの整備状況と支払方法、建物や部屋の設備、ペット飼育や楽器に関する禁止事項、解約時には○カ月前までに通知が必要、退去時の原状の復帰について、解約時の敷金または保証金の精算時期と方法など、物件の内容、現状、取引の条件について説明することです」続いて穂積さんは、「この重説について、特に引っ越しビギナーが知らない点が2つある」と言います。「重説の方法として業者が守らなくてはいけないのは、『契約する前に行うこと』と、『宅地建物取引主任者の資格を持つ者が、その資格証を借り主に提示して行うこと』です。仲介業者が、契約が決まった後で重説を行うとか、資格を持たない営業担当者が行うのは違法です。でも、学生や引っ越しに慣れていない人は重説を理解されていない、ましてや、そのような規定があることはほとんどご存じないわけです。それをいいことに、業者は、重説の重要性についてよく説明しないまま、早く契約したいがために適当に書面を棒読みして契約書に印鑑を押させる、ということも世間ではよくある事例です」それが後々、どういうトラブルになるのでしょうか。「賃貸住宅の場合、最も多い例としては、『入居者が退去するときの解約通知をいつするか』ということです。一般的に、借り主側は1カ月前に通知することになっていますが、今日通知して3日後に解約したい、という人は後を絶ちません。次に、ペットの飼育、楽器の所有、など禁止事項を無視した、などです。違反だと判断された場合、退去通告を受けてしまうこともあります。3番目に、敷金または保証金の返金時期についてです。退去時と同時に返金があると思っている人が多いのですが、一般的には、退去完了後約1カ月後になります。これらの点は、重説の際に重々注意をして確認しておきましょう」(穂積さん)重説を受けた覚えがないときは、どうすればいいのでしょうか。「実際には、借り主が重説を受けました、という覧に印鑑を押すかサインをしていて、書面が残っているケースが9割を占めます。借り主は、重説については印象が薄く忘れていた、契約書は保管しているが重説はもう不要だろうと捨ててしまうことが多いのです」(穂積さん)どう対策すればいいのでしょうか。「大切なのは、『本当に契約をするかどうかを決定するのは、 重説を受けてからよく考えること』です。内見のときにいいところばかりが見えてその物件にしようと思っても、敷金の返金率が低すぎるとか、物件広告の記載事項と違う点がある、禁止事項が希望と合わない、などということがあれば、重説を受けるときに事実をしっかりと確認してください。重説の大切さを説明しない業者にも責任があります。重説は契約を前提として行われますが、受けたからといって契約しなければならないものではありません。断ってもよいのです。迷ったときは、ここでいったん考える時間を持つようにしましょう。また、宅地建物取引主任者の資格証を提示しない業者には、『資格証を見せてください』ときっぱりと伝えてください。出さない場合は無資格者の可能性があり、そのような業者と取引することは避けましょう。もしもそうしたことで業者とトラブルになれば、宅地建物取引業協会や消費生活センターに相談してください。ホームページに問い合わせ先などの情報が記載されています」(穂積さん)最後に穂積さんは、こう念を押しします。「重説のフォーマットや事例がウェブサイトにたくさんアップされています。借り主の心構えとしては、事前にそれを見ておくこと。また、気に入った物件があれば、契約直前ではなく、できるだけ早めに重説を受けること、重説を受けてすぐに印鑑を押さないことをお勧めします」これを機に、「重説は、契約するかどうかの判断に重要な影響を及ぼす内容」だと認識を深めておくようにしたいものです。監修:穂積啓子氏「安全で快適な一人暮らし」、「女性の安全な暮らし」をテーマとして活動する不動産アドバイザー。宅地建物取引主任者。その活躍ぶりは、コミックエッセイ『不動産屋は見た!~部屋探しのマル秘テク、教えます』(原作・文:朝日奈ゆか、漫画:東條さち子東京書籍1,155円)に描かれました。同書の主人公「善良なる大阪の不動産屋さん」は、穂積氏がモデルです。(海野愛子/ユンブル)
2012年10月09日アイウエアショップJINS(ジンズ)を展開するジェイアイエヌは、世間一般で行われている「普通の会社説明会」の常識を打ち破り、会社の展望・社風・活躍のフィールドを全身で体感できる場として、東京と大阪にて、いままでにない新しい会社説明会「JINS JAPAN TOUR 2012(ジンズジャパンツアー2012)」を開催する。JINSは驚きや革新性から「あたらしいあたりまえ」を生み出すことをコンセプトとし、採用においても「毎月通年採用」「再チャレンジ制度」「ワークスタイル採用」などユニークな制度を開発してきた。今回開催する説明会では、メガネの常識を突き破ることで、新たな市場を作りだしてきた代表取締役社長、田中仁氏が自ら就活生への熱い思いを語るほか、ブレイクビーツユニットHiFANA(ハイファナ)のLIVEステージ、そして事前に180文字以内で投稿する「JINSのお店をもっと素敵にするアイディア」を当日の会場その場で選考し、採用されると一気に最終選考にスキップする権利を授与する発表会などを予定している。会場はコンサートなども行われる大型会場を貸し切り、東京・大阪の2か所合計約3,000人規模で行う。参加方法についてはイベント特設ページにて確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日