ポップカルチャー観察家の岡田瑞樹氏がSurfvoteで課題提起。暴力性が強い表現がある作品本来の表現を尊重しつつ、未成年におよぼす悪影響は排除できるのか、さまざまな意見が寄せられました。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「暴力性の強い表現は未成年の悪影響になるか?」というイシュー(課題)について3月31日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。暴力性の強い表現は未成年の悪影響になるか?古今東西、暴力性の強い表現はあふれているかもしれません。漫画やアニメ、ゲームなどでは暴力や戦闘を扱ったものに人気が集まる傾向があります。しかし、残虐な描写については規制されたりされなかったりさまざまです。例えば血しぶきをどう表現するかは時代や場所によって異なることがあります。「暴力性」をはらんだ作品は未成年に悪影響を与えるものなのでしょうか?それならば規制すべきなのでしょうか?ポップカルチャー観察家の岡田瑞樹氏がSurfvoteで提起。ひろく意見を集めました。投票の詳細イシュー(課題):暴力性の強い表現は未成年の悪影響になるか? 調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票投票期間:2024年2月9日〜2024年3月31日有効票数:49票投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)創作は創作として、表現は尊重すべきだ 44.9%表現の自由を制限されてしまったら作品自体が違うものになってしまう気がします。様々な情報や表現を受け入れ、善悪を見極められる能力を身につけることが重要です。そのためには、教育や家庭環境の改善が重要になってくると思います。未成年の影響を考え、そもそもの表現として規制すべきだ 18.4%人間の悪意や言葉による暴力、悪質なコンテンツ、刺激の強いコマーシャルなど、ありとあらゆる暴力的な表現がいまやネット上に溢れています。これらのものから未成年を守るためには、もはや規制方法を工夫するやり方では間に合わないのではないですか。表現自体に規制が課されるべきだと考えます。 未成年の目に触れないようにする規制の工夫を考えるべきだ 24.5%SNSの普及により、誰でもが大衆を相手とした表現者になれる時代。表現の自由を尊重しつつ、観たくないものは観ない/観せたくないものは観せない為の工夫が必要であると考えている。わからない 6.1%時代によって暴力の種類が変わることは間違いない。暴力は喧嘩や殺人に限らず、最近では人の心の深層に潜む闇であるとか、匿名の悪意であるとか、そういうものに関する暴力表現は非常に生々しいものへ発展しているように思う。どれでもない 4.1%規制をかけようがかけまいが、興味関心があるものは自然に見てしまうと思う。むしろ見てしまったものが良いのかそうではないのか、善悪その他を見分ける力を養うべきだ。その他 2%暴力的な表現は時に未成年者に対して暴力の疑似体験をさせることができる。これにより、実際の暴力を否定することも可能である。暴力的表現を未成年者から遠ざけることは、暴力の理不尽さを知らずに育てることにつながるのではないか。何も暴力的表現漬けにしようという話ではない。現状の規制で十分ではなかろうか。このイシューを執筆した 岡田 瑞樹氏ポップカルチャー観察家ギリギリ昭和生まれの大阪生まれ大阪育ち。幼いころから漫画、アニメ、ゲーム、ハリウッド映画(特にアクション、B級は大好物)に触れ、思春期には日本語ラップに出会い、なろう系から梅田サイファーまで興味は多岐に及ぶ。 好きな漫画少年漫画全般食漫画全般モブ系主人公ラブコメ好きなアニメ涼宮ハルヒの憂鬱けいおん!ガンダムシリーズ好きなゲームRPG全般横スクロールアクション全般ウイニングポスト好きな映画ベストキッドアメコミ系全般セガール系アクション(オッサンが無双)好きなラッパーZORN舐達磨田我流過去のイシュー一覧→ あなたの意見・投票を社会のために活用しますSurfvoteでは社会におけるさまざまな課題や困りごとを「イシュー」として掲載し、どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。私たちは、みんながさまざまな社会課題を知り、安心して自分の意見を言える場を提供したいと考えています。また、そこで集められた意見は、イシューの内容に応じて提言書に纏め関係省庁や政治家へ提出することもあります。 Polimill株式会社Polimill株式会社は社会デザインプラットフォーム【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは現在、一般社会についての社会課題と各地方自治体の抱える社会課題(Surfvoteローカル)を掲載。ひろくみんなが意見を言える場を提供しています。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させたいと考えています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月18日映画業界の搾取や性暴力に迫った映画『アシスタント』の監督キティ・グリーンと主演ジュリア・ガーナーが再タッグを組んだ『ロイヤルホテル』が7月26日(金)に公開決定。ティザーポスターも解禁された。ハンナ(ジュリア・ガーナー)とリブ(ジェシカ・ヘンウィック)の親友2人は、旅行で訪れたオーストラリアでお金に困り、荒れ果てた田舎にある古いパブ「ロイヤルホテル」に滞在し、バーテンダーとして働くことに。単なる接客バイトかと思いきや、彼女たちを待ち受けていたのは、飲んだくれの店長(ヒューゴ・ウィーヴィング)や荒々しい客たちが起こすパワハラやセクハラ、女性差別の連続だった。楽観的なリブは次第に店に溶け込んでいくが、真面目なハンナは孤立し精神的に追い込まれ、2人の友情は徐々に崩壊していく…。本作は、オーストラリアの荒野にたたずむ、さびれたパブ「ロイヤルホテル」を舞台に、ワーキング・ホリデーに来た女性2人に襲い掛かる身の毛もよだつ悪夢を描いた新感覚のフェミニスト・スリラー。2016年に『Hotel Coolgardie』(原題)としてドキュメンタリー映画化された、オーストラリアに実在するパブがモデルとなっている。このドキュメンタリーは、ノルウェーの女性バックパッカー2人が住み込みで働く中でハラスメントを受ける様子を詳細に記録。本作を手掛けたキティ・グリーン監督は、審査員を務めた映画祭でこのドキュメンタリー映画を目にし、そこからインスピレーションを受け『アシスタント』(19)の主演ジュリア・ガーナーやスタッフを再集結させて作り上げた。2023年9月に第50回テルライド映画祭、続く第48回トロント国際映画祭でも上映され好評を博し、『燃ゆる女の肖像』『パラサイト 半地下の家族』などのヒットが続く新進気鋭の映画スタジオ「NEON」配給により2023年10月に全米公開。限定公開ながらもクリーンヒットとなり、ラストシーンが物議を醸した話題作。今回解禁する日本版ティザーポスターは、ジュリア演じるハンナと、『マトリックス レザレクションズ』『グレイマン』などのジェシカ・ヘンウィック演じるリブがアルバイトをすることになるロイヤルホテルという名のパブにたどり着き、異様な雰囲気が漂う店に戸惑う場面を表している。ロイヤルと名の高貴さとは真逆の廃墟のような店構えと灰色の空が象徴的。併せて解禁となった場面写真は、ロイヤルホテルを背景に、額から血を流すハンナと険しい表情のリブが佇む様子を切り取ったものとなっている。メガホンをとったグリーン監督は、本作の舞台にもなったオーストラリア・メルボルン出身。『Ukraine Is Not a Ukraine Is Not a Brothel』(13)でドキュメンタリー監督としてデビュー。Netflixオリジナル『ジョンベネ殺害事件の謎』(17)を手掛け、2017年に巻き起こった#Me Too運動に自身初の劇映画の題材を見出し、職場におけるハラスメント問題を題材にした『アシスタント』で初の劇映画作品を作り上げた。同作は、日本でも2023年に公開されヒットを記録。今回も再び、職場でのパワハラ、性的虐待を題材にした作品を作り上げている。『ロイヤルホテル』は7月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アシスタント 6月16日新宿シネマカリテ、恵比寿ガーデンシネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開© 2019 Luminary Productions, LLC. All Rights Reserved.
2024年04月12日ロッテルダム国際映画祭、大阪アジアン映画祭などに正式出品された、性暴力やDV、ハラスメントの被害女性たちが寄り添う青春群像劇『ブルーイマジン』が3月16日(土)より公開決定。日本版予告編とともに、松林麗監督とキャストの山口まゆ、川床明日香、北村優衣、新谷ゆづみ、イアナ・ベルナルデスのコメントが到着した。俳優志望の斉藤乃愛(山口まゆ)は、かつて映画監督から受けた性暴力の被害者だったが、過去の自分のトラウマを誰にも話せずにいた。乃愛は、性暴力やDV、ハラスメント被害を受けた女性たちを救済するためのシェアハウス「ブルーイマジン」に入居する。巣鴨三千代(松林うらら)が相談役を務める「ブルーイマジン」は、住人たちの皆が心の傷みを知っている場所だった。乃愛は、親友の佳代(川床明日香)、俳優志望の凛(新谷ゆづみ)、兄で人権派弁護士の俊太(細田善彦)、フィリピンからやってきたジェシカ(イアナ・ベルナルデス)ら、「ブルーイマジン」に集う個性あふれる面々との交流を通じて、初めて自分自身の心の傷と向き合えるようになっていく。やがて乃愛は「ブルーイマジン」の人々との連帯を深め、様々な葛藤を積み重ねながら、勇気をふりしぼって“声をあげるための行動”を起こす決意をする――。一方そのころ、佳代と音楽ユニットを組んでいる「ブルーイマジン」の住人・友梨奈(北村優衣)はある晩、自らの葛藤を込めた自作の歌詞を、ひとり口ずさむのだった。彼女たちにかすかな希望の灯りがともる未来は、やってくるのだろうか――?本作は、性暴力やDV、ハラスメント被害者のトラウマに寄り添い、救済するためのシェアハウスを舞台に、心に深い傷を負った女性たちの信念と連帯と葛藤のドラマを描いた青春群像劇。到着した予告編では、様々な形の性暴力、DV、ハラスメントに悩まされる若き女性たちに寄り添い、トラウマを救済するためのシェアハウス「ブルーイマジン」で、共感しながらも、強い信念をもとに連帯していく姿が描かれている。シェアハウスで出会った仲間との生活を通して、自分自身に起こった過去と向き合い、いままで自分を責めるだけだった自分から、“黙ってちゃだめだ”と気づき、葛藤しながらも勇気をふりしぼり、前を向いていこうとする様が如実に表現されている。なお、映画公開初日の3月16日(土)には主演の山口さん、川床さん、北村さん、新谷さんらメインキャスト、松林監督の舞台挨拶も決定。舞台挨拶のチケットは3月13日(水)0時より新宿K's cinemaにて販売予定。『ブルーイマジン』キャスト&監督よりコメント到着山口まゆ仲間が寄り添ってくれて、みんなが背中をそっと押してくれたからこそ、乃愛は前を向くことができた。“自分の過去の傷と、どう向き合うか?”そのことを考えるきっかけにこの作品がなってくれていたらうれしいです。川床明日香この映画で描かれているような出来事が、現実にも起こり得ることを、まずは知ってほしい。そして、この作品が投げかけている問題について、考えるきっかけになってくれたらうれしいです。北村優衣“いま伝えたいこと”がたくさんつまっている、“いま作らなければならない作品”だな、と脚本を読んだときに強く感じました。完成した映画を観て、現実にも起こり得る出来事を描いた、フィクションだけどノンフィクションのような、“いま観るべき作品”だな、と改めて強く感じました。ぜひ、劇場で体験してください。新谷ゆづみ“連帯の輪”を未来につなぐ、“対話の映画”だと私は感じました。勇気をふりしぼってあげた声は、その言葉を受け取った別の人の“勇気”へと、広がってゆくのだと信じています。イアナ・ベルナルデスこの映画のなかで起こる出来事は、フィリピンでも実際に起こり得ると思います。全人類に共通する、普遍的なテーマを扱ったこの作品は、世界中すべての女性たちの“生きる力”になると信じています。松林麗監督“ブルーイマジン”は個別のマイノリティが連動し、自分たちの傷みを共有し合える場所。“今までの自分は間違いじゃない”と受け止めてくれる人たちとが連帯していく物語です。同じ立場に立って承認し合える場所があることは、きっと社会を変えてゆく力になると願っています。『ブルーイマジン』は3月16日(土)より新宿K's cinemaほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ブルーイマジン 2024年3月16日より新宿K’s cinemaほか全国にて順次公開© Blue Imagine Film Partners
2024年02月24日※この漫画には性被害の表現がありますのでご注意ください。あなたの望まない、同意のない性的な行為はすべて性暴力です。ご相談は「8891」へご連絡を。もし同性から性犯罪の被害に遭ったらどうしますか?今回は、MOREDOORのオリジナル創作漫画『チャイルドグルーミング』より、ワンシーンをお届けします。優しいけど……両親が離婚し、1人の時間が多くなった主人公のA子。すると、SNSで「C子」という人物と仲良くなります。A子と仲良くしてくれて、優しいC子。しかしその後、C子はA子をホテルに誘います。そしてA子の体を触り……。心配する母……C子から連絡が……C子は……この漫画に読者は『やはりどれほどSNSによる出会いが怖いものか改めて理解しました。同性だからと安心はできないのだと思いました。写真まで撮られていたとは、今後どうなってしまうのか不安になります。』『信頼していた人からの性被害、脅迫して関係を切れないようにするという展開に恐怖を強く感じました。少しの変化に母親が気づいたことで被害に気づけましたが、一人で抱え込んで性被害から抜け出せなくなってしまっていたらと思うと余計に怖くなります。SNSで知らない人と簡単に繋がれるからこそ危険も潜んでいるということを知る必要があり、自分は大丈夫と思わないようにしなければならないと強く思いました。』『同姓でも性被害の可能性があるけど、なかなか気付きにくいし、より難しい問題なんだと思いました。』など、同性の性被害ならではの難しさと危険性を実感する声が多く集まりました。写真をSNSにあげられそうに……たとえ同性であっても、密室に2人きりの状態で体を触られたら、恐怖を感じますよね。ましてや未成年相手に、写真を晒すと脅すなんて、立派な犯罪です……。今回の漫画はSNSで知り合った人が加害者でしたが、こうした「優しい身近な人からの性被害」は決して少なくありません。みなさんはこの漫画を、どう感じましたか?※この物語はフィクションです。※こちらの記事・漫画は男女の分断を助長するという意図はございません。また、性被害・セカンドレイプなどは性別に関係なく起こりうることです。あくまで一例として、それについて考えるきっかけ作りになればと思います。■脚本:simme■作画:石川ナオ(MOREDOOR編集部)
2023年11月04日音楽フェスでの性暴力被害を告発し物議を醸した、韓国の人気アーティスト・DJ SODA(35)。騒動後、再び来日した彼女は日本の“現実”を目の当たりにしたようだ。9月14日に、自身のX(旧Twitter)上で《日本にまた来られて嬉しい》と来日を思わせる投稿をしたDJ SODA。その後の日本観光では、水炊き鍋の店や、蒙古タンメン中本などを訪れては、《天国の味だった!》と食を満喫していた。しかし、再来日した彼女の服装が、キャミソールだったことから、《そんな格好してるとまた触られますよ》《せめて普通に服着ろや》など、またしても心無い声が上がることに。DJ SODAが訴えた音楽フェスでの性暴力被害については、露出の多い服装を着ていながら客席に近づいた“自業自得”だとする自己責任論を盾に、一部から批判が相次いでいた。このような誹謗中傷に対し、9月19日の午前2時52分、DJ SODAはXを更新し《韓国に帰りなさいというメッセージを見るたびにとても悲しい…》と辛い胸の内を明かしていた。しかし、一夜明けた9月19日の昼過ぎ、DJ SODAは日本で見た“現実”を思い出したようだ。ファンとみられる女性二人とともにポーズを決める写真をアップするとともにこう綴った。《インターネットには私を誹謗する人が多いが、現実では私を応援してくれる人が多くて驚いて嬉しかった。私が今度日本に来て道で会ったすべての人々は私を応援してくれて喜んでくれた。それで私はインターネットを信じないことにした》DJ SODAのXに対しては、再来日を喜ぶ声も相次いで寄せられている。この投稿に対しても《SNSでDJSODAさんのことを悪く言ってる人は、気にしなくていいですよ》《いろんな声がありますが、誹謗中傷よりも応援の方が多いと思います。ぜひ日本観光を楽しんでください》と温かい声が集まった。
2023年09月19日8月13日に大阪・泉南市で開かれた音楽フェス「MUSIC CIRCUS’23」での性暴力被害が物議を醸した、韓国の人気アーティスト・DJ SODA(35)。騒動から1カ月が経ったが、彼女は再び来日したようだ。《ここは天国の味だった!》《これは本当においしかった》9月15日、X(旧Twitter)にDJ SODAはこう連投。添えられた動画には東京・渋谷にある人気ラーメン店「蒙古タンメン中本」を訪れ、食事を楽しむ姿も披露。Instagramにも同じ動画を投稿し、《蒙古タンメン中本を初めて食べたけど本当に美味しかった!》と歓喜していた。だが、DJ SODAが着用していた白いトップスが肩や胸元が露わになったキャミソールだったことから、再び波紋を呼ぶことに……。コメント欄やネット上には《ありがとう!また来てねー》《楽しんで下さい》と彼女の来日を歓迎する声があるいっぽう、露出度の高い服装の彼女を批判するも多数散見されているのだ。《手の震えは収まったのかな? 海外でなにかあっても自己責任なのは世界共通。また震える事になっても誰も責任はとらない》《法に触れなければどんな格好してもいいと思いますが、自己責任でお願いしたいです。警察は事後でしか動かないので、何かあったときに、面倒なことになる可能性はあります》《どんな格好をするのも自由とあなたは主張しているけど、身体を露出することで周りが不快に思ったらそれはわいせつだよ。自分がどうしたいか、だけじゃなくて、自分がする行動に周りがどう思うか?それをちゃんと考えた方がいいよ。大人でしょ?》《フェスで触った人は悪いが、手の震えらほどのトラウマのような恐怖を日本と日本人から受けて、この服装とは半分は日本人に対する煽りですかね。 服装は本人の自由ですが、あれからまだほとぼりも冷めないような時期に、よく来ましたね。 本人の自由ですからいいんですけれどね》また、中にはDJ SODAを指して“当たり屋”と呼ぶなど、加害者を擁護するような声もあった。音楽フェスでの性暴力被害が明るみになった発端は、DJ SODAがパフォーマンス中に一部の観客から胸を触られる被害に遭ったとSNSで告白したこと。直後にイベントの主催会社は、観客の男女3人を不同意わいせつや暴行の疑いで大阪府警に刑事告発。男性2人が出頭し、女性1人が任意の事情聴取を受けていた。だが一部では「露出が多い服を着ていたせいだ」「客席に近づいたせいだ」と、DJ SODAの“自己責任論”を唱える声が。さらに一部の暴露系インフルエンサーが他公演の様子を切り取った動画を添えて、《他の国では結構触られているみたいですね》と指摘。騒動は拡大し、「他国でもセクハラ被害に遭っているのに、なぜ日本だけ被害を訴えたのか」と“反日批判”まで巻き起こる事態となった。「DJ SODAさんは『他国でもセクハラ被害に遭っている』と指摘された動画に対して、“ボディガードが私をサポートした”と反論していました。また“露出が多い服を着ていたせい”との指摘には、《服装と性犯罪の被害は絶対に関係がないので、絶対に被害者を問題と考えて責任転嫁してはいけない》とキッパリ。《原因は露出が多いセクシーな服装ではなく加害者である》と主張していました。いっぽうDJ SODAさんは日本の文化を讃えて、《私が日本を大好きなのは事実だしこれからも変わらないよ》と訴えていました。今回、SNSに投稿された再来日の様子を見ても、彼女が親日家であることは十分に伝わってきます。露出度が高いとはいえ、彼女の服装に対して批判の域を超えるような誹謗中傷を書き込む行為は控えるべきでしょう」(芸能ライター)再びDJ SODAに“自己責任論”を押し付けたり、誹謗中傷を書き込んだりする人々に対して、諌める声も上がっている。《とりあえずDJ SODAさんを叩いてる人に言いたい。貴方の考えを決めつけて叩くなや。誹謗中傷はやめろや。自覚あんのか知らんけど》《DJ SODAさんを叩く人達の「そんなに嫌なことがあったなら同じ格好でわざわざ日本に来ないだろ。もうその時点でされても仕方ないし、されることを受け入れてる」みたいな主張が凄いな。そりゃ着たい服着るしラーメン食べたきゃ食べるだろ。被害者が叩かれる風潮がよくわかんねぇ…》
2023年09月18日ブラック企業の事情とは……?@yuyuyuko0202さんの『ブラック企業の事情』より衝撃のワンシーンをお届けします。飲み会の席で上司から暴力をうけたさんちゃん……。翌日、加害者である上司、野村さんの謝罪を仕方なく聞きに行きました。戻ってきたさんちゃんは、会社にセクハラ・パワハラがあったことを報告しないと言い出しました……。その理由は……謝罪と見せかけて……牽制と保身のため……この漫画に読者は『結局本当は謝罪の気持ちなんてなくて、自分を守ることしか頭にないのが見え見えで浅はかな考えに呆れました。』『結局は保身ですよね。こういうことがあるから、ハラスメントがなくならないのだと思いました。』『ひどいことをされたのになかったことにしてくれなんて言われたくないですよね。本当に傷付いたのにもう一度傷付けられることになって可哀想です。全く反省の色が見えません。』など、反省する様子のない野村さんや周りの社員の対応に呆れる声が多く集まりました。さんちゃんは、揉み消そうとする同僚たちに一体どんな感情を抱いたのでしょうか……。すべては自分のため……野村さんの言動は、何にも反省もしていない、反省しようとも思っていないことを反映しているようなものですね。もし会社の飲み会でハラスメントに遭ったら、あなたならどうしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@yuyuyuko0202)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。
2023年09月08日国内外で大きな話題となっている韓国の女性アーティストDJ SODAへの性暴力事件。被害者であるDJ SODAに対し「露出が多い服を着ていたせいだ」と的はずれな批判を浴びせる人々も少なくないなか、有名外科医の過激な持論が波紋を呼んでいる。8月13日に大阪で行われた音楽フェス「MUSIC CIRCUS’23」に出演した際、一部観客から胸を触られるなどの被害にあったDJ SODA。翌14日、自身のX(旧Twitter)で告白し、大きな反響が。翌15日に、イベントを主催した「TryHard JAPAN」が、DJ SODAが受けた行為はれっきとした犯罪行為だとした上で、「犯罪行為に及んだ方は、すみやかに警察署に出頭し、また当社にご連絡ください」と声明を発表していた。21日には、“青汁王子”こと三崎優太氏のYouTubeチャンネルにDJ SODAを触ったという男性2人が顔出しで登場。その中で「DJ SODA様に深く失礼なことをしてしまい、大変申し訳ございませんでした」と謝罪していた。また同日に、大阪府阪南市と北九州市に住む20歳の男性2人が大阪府警に出頭したいたことも各メディアに報じられていた。そんななか、22日に東京美容外科の統括院長である麻生泰氏がX上にて持論を展開。麻生氏といえば、15日にXで《DJソーダかなんか知らんが、二度と日本に呼ばんでいいわ。お前がおっぱい放り出して、DJしとるんだろうが じゃあおっぱいアピールなしでDJだけで勝負しろよっ 日韓関係を悪くするなら日本に来なくて良いわっ》と綴り、物議を醸していたばかりだが……。今回の持論は以下の通り。《楽しいはずのフェスが性暴力事件になってしまうんですね。これ以上煽りたくないんですが、アーティストが興奮状態の観客のところに自ら行く行為によって起きた反応だと思います。触ったのは悪かったと思いますが、事件にせず示談で許してあげて欲しいです。これで性暴力の犯人になってしまったら人生が変わってしまいます。ご自分にはなんの責任もないのでしょうか?着たい服を着るのは自由ですが、状況判断も必要な時はあるのではないでしょうか?》《触ったのは悪かった》としつつも、相変わらずDJ SODAの“自己責任”であると主張した麻生氏には批判が続出。《先生の発言はセカンドレ◯プであることに気が付いて欲しいです。》と諌めるような投稿を引用した上で、《申し訳ありません。そうとられるなら謝罪します》とコメントも。しかし、最終的には日刊スポーツが報じたDJ SODAが幼少期に受けた性被害について告白した記事を引用し、こう綴った。《反日当たり屋DJに2人の将来ある日本の若者が犯罪者にされたって事で、事件は収束でいいじゃない。そして僕は、セカンドレイパーって事で結構です。全員日和やがって。だから日本はやられるんだよ。》DJ SODAを“反日当たり屋”呼ばわりし、さらに触ったという男性2人についても「犯罪者にされた」などとしたのだ。DJ SODAは21日に《なぜ被害者に原因追及をするのか?私は加害者も二次加害する人も同レベルだと思う。2023年にこんなことが起きるという現実が非常に悲しい》と投稿していたが、麻生氏には届いていないようだ。
2023年08月22日私の父親は、気に入らないことがあるとすぐに怒鳴り散らしたり暴力をふるったりする人でした。特に子どもに求める学力のレベルが高く、勉強が原因で叩かれることが当たり前の家庭で育ちました。自分が親になってみて、反面教師にしようと思うことがたくさんあります。 年齢以上のレベルを求める父父自身は家庭の事情でレベルの高い学校に通うことができなかったため、子どもである私と弟に過剰な期待をかけていたようです。 5歳になってひらがなが読めるようになると、新聞を毎日読み上げさせられるようになりました。大人が読む物ですから、もちろん漢字にふりがなはふっていません。漢字の読み方がわからないと1度は教えてくれますが、2度目に同じ漢字が読めないと頬を平手打ちです。小学校4年生くらいまで続いたと思います。つらくて泣きながら読みました。 弟への罪悪感私は女の子だったので、まだ手加減していたようです。男の子には容赦がなく、2歳下の弟は私よりも高い学力レベルを要求され、さらにひどい暴力をふるわれていました。恐ろしいのはそれが当たり前になってしまっていたことです。 私は進学し、弟よりも先に家を出ました。私がいなくなった家では、父のターゲットは弟ひとり。どんなにつらい目にあったことだろうと思います。しかし、当時の私は進学できた安心感と家を出られるうれしさで、弟のことなど考えていませんでした。その罪悪感は、今でも持ち続けています。 母親との喧嘩がつらい一方、母は子どもに声を荒げたことがなく、とてもやさしい人でした。父と母の立場は対等だったようで、父は子どもには日常的に手を上げましたが、母を叩いているところは見たことがありません。母はよく父と大きな声で口喧嘩をしていましたが、それでも子どもへの暴力を止めることはできませんでした。慣れてしまっていたのだと思います。 子どもの私は、両親の喧嘩が嫌でたまりませんでした。2人は「親の責任」を果たすために、ののしり合いながらも一緒に生活し、弟が成人したあとに離婚しました。子どものせいにしないで、自分たちの責任でさっさと別れたらよかったのにと思います。 親ですから尊敬できる部分もあります。しかし、しつけと称して暴力をふるったこと、子どもへの過剰な期待、毎日のように起こる夫婦喧嘩という点に関しては、確実に毒親だったと思います。私は子育てに関して、何があっても絶対に暴力をふるわないこと、子どもの前で夫婦喧嘩をしないことの2つだけは、絶対に守ろうと思っています。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ著者:武田沙季子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年08月19日連日、波紋を呼んでいるDJ SODAが告白した音楽フェスでの性暴力被害。世論の大多数は加害者を批判する声が占めているが、一部では“自己責任論”を声高に叫ぶ人もいるようだ。8月14日、DJ SODAは前日に出演した大阪・泉南市で行われた音楽フェス「MUSIC CIRCUS’23」の公演中に、一部の観客から胸を触られる被害にあったとSNS上で告白。DJ SODAはX(旧Twitter)で、《あまりにも大きな衝撃を受けて未だに怖くて手が震えています…》《DJをしてから10年立ちますが公演中にこんなことをされたことは人生で初めてです》と心に負った傷についても綴っていた。15日には、フェスを主催したTryHard Japanが《このような行為は性暴力、性犯罪であり、断じて許すわけにはいきません》《卑劣な犯罪行為を行った犯人を特定し、損害賠償請求や刑事告訴など、民事及び刑事の法的措置を取る所存です》などと声明を発表し、厳しく対処する方針を示した。DJ SODAの告発はネット上で大きな波紋を呼び、SNSでは《人のプライベートゾーンに許可なく勝手に触っていいわけがないことがなぜ分からないんだろう》など怒りの声が続々上がる事態に。しかし、SNS上の一部では“自己責任論”を叫ぶ人も。それは「露出度の高い服を着て大勢の人の元に行くなんて、身体を触られて当たり前」といった論調のものだ。そして、著名人のなかにも唱える人たちがいてーー。例えば14日、元迷惑系YouTuberのへずまりゅうはTwitterに《DJSODAが大阪のフェスで痴漢にあったみたいだけど馬鹿だな。薄着で大勢がいる所に行ったらどうなるか分からないのか?これについて日本の恥とか痴漢大国とかほざいてる奴も雑魚すぎる》と持論を展開。そして《自分の身は自分で守れ。俺は夏フェスに行く時は嫁を留守番させるようにしてるよ》といい、さらに《話題作りお疲れ様》とDJ SODAにリプライまで飛ばしていた。■「もう日本来なくていいよ」「反日の韓国タレント」また15日、楽しんごはTwitterに露出度の高い水着を着たDJ SODAの写真をアップ。そして、こう綴っている。《DJSODAってなんなん!自分から揉まれに行ってんじゃん もう日本来なくていいよ》さらに同日、東京美容外科の統括院長である麻生泰氏はTwitterで《DJソーダかなんか知らんが、二度と日本に呼ばんでいいわ。お前がおっぱい放り出して、DJしとるんだろうが じゃあおっぱいアピールなしでDJだけで勝負しろよっ 日韓関係を悪くするなら日本に来なくて良いわっ》と投稿。そして16日には《発言の意図について説明させてください》といい、こう述べた。《僕がカチンと来たのは触られたのが日本が初めてだと言った事です。事実はそうかもしれんけど、ミュージックサーカスではシャンパンがバカバカ空いて酔ってる人が沢山居ます。馬鹿騒ぎの場で露出度の高い服で群衆の前に立てば予測できる事です。自分の身は自分で守らないといけないです》そして、《あんたは日韓関係を良くしに来たんではなかったんかいって気持ちです。反日の韓国タレントをわざわざ日本で仕事させる意味はないです。日本にもセクシーで魅力的な女性DJはいっぱいおります》と結んでいる。しかし、人がどんな場所でどんな服を着ていようと、どんな職種でどんな状況であろうと、他者の身体に許可なく触ることは決して許されることではない。DJ SODAも14日、Twitterにこう綴っている。《私の体は自分のものであって、他人のものじゃない》
2023年08月16日性的な目的で子どもを手なずけ、性被害へと発展する「グルーミング」。なかには、被害にあってもどうしていいか分からず、悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、累計再生数4,000万回突破したMOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「グルーミングって知ってる?」をご紹介します。※再生回数は2023年7月27日時点の情報です。「触られた」この漫画に読者からは……『実際、同じ体験をしたことのある知人がいますが、どうしていいか分からなかったと言っていました。大人になって思い返してみると、あれはどう考えてもダメな事だと分かりますが、若い時はただただ素直に受け止めてしまいます。それに漬け込んだ最低な大人の行動は許されるものではありません。』(45歳/主婦)『主人公の少年が、自分で調べて理解し、断っていいんだと気づく事ができたのが、すごいなと思いました。嫌だと思っても、我慢し続けてしまう子も多いはずです。しばらく休むという、勇気ある決断をしたことも、正しいと思います。』(30歳/主婦)『幼稚園、保育園でも過度にスキンシップを取る先生がいたり、疑い出すときりがありませんが、本当に恐ろしい事です。特に学校は生徒に対して先生が一人なので、第三者の目が届きにくく、教師不足もあり一個人に一任している場面が多いように思います。副担任を義務化するなど、社会全体で対応が必要と感じます。』(45歳/無職)『子どもたちが正しい知識を身につけていたとしても、周りの大人たちの理解がないと助けてあげるのが難しいので、我々大人側もしっかり認識を深めていかなければならないと思いました。』(28歳/フリーランス)知識を身につけることも大切本作では主人公が勇気を出して「休む」という選択をしたようですね。このような被害が起きないためにも、周りの大人たちが知識を身につけて、相談できる関係性をつくることが大切かもしれません。この漫画、どう感じましたか?知っておきたい相談先●性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター一覧「電話番号#8891」内閣府男女共同参画局HPより●各都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながる全国共通番号「#8103(ハートさん)」警察庁HPより※こちらの記事・漫画は男女の分断を助長するという意図はございません。また、性被害・セカンドレイプなどは性別に関係なく起こりうることです。あくまで一例として、それについて考えるきっかけ作りになればと思います。■作画:原ぱらこ■脚本:佐藤ちと(MOREDOOR編集部)
2023年07月30日皆さんはいつ頃からSNSを使用するようになりましたか?最近は子供でもスマホを持つことは当たり前になってきています。ネットの安全性を子供に理解してもらうのは難しいですし、危険も多いですよね。今回MOREDOOR編集部では、オリジナル創作漫画『チャイルドグルーミング~子どもを性犯罪から守るために~』の中から、話の展開を予想していただく「漫画クイズ」をお届けします!漫画のあらすじひとりの時間が多く、趣味がきっかけでSNSである人と知り合った女の子。その人と実際に会うことになったけど、同性だし、優しくしてくれて、共通の悩みも共有できてうれしくて...優しいお姉さんここでクイズです...!今のところとてもやさしくいいお姉さんのように見受けられますが、今後雲行きがあやしくなります...お姉さんは一体どんな行動にでるのでしょうか?ヒントは、女の子は趣味のカバーダンスをSNSで投稿し、それによってお姉さんとつながったという点です。非常識ママの発言とは?正解は「ダンスを口実に露出の激しい服を着させて撮影する」女の子は不快な思いをしていますが、言い出せずにされるがままにされてしまっています。今後、どんどんお姉さんの行動はエスカレートしていってしまいます。女の子は一体どうなってしまうのでしょう?気づきにくいグルーミングの手口今回の漫画の場合、最初があからさまに変な人とは見受けられずらく、また同性であるという点で安心して会うことを決意してしまったのかもしれません。どんな状況や環境であっても、このように口実をつけたり、わかりにくい手口だったり、はたまたこれは本当にグルーミング?と疑ってしまうようなラインの行動でも、すべて本人が不快と感じたらそれは加害です。もし自分の子どもが同じような行動をしてしまったら、あなたならどのように対処しますか?■作画: simme■脚本: 石川ナオ(MOREDOOR編集部)
2023年06月27日性格の差はあれど、ペットは自分をかわいがってくれる人、特に飼い主のことは大好きでしょう。そんな飼い主の愛情をひとり占めしたいと思うペットは少なくないようです。愛猫の前でぬいぐるみをかわいがったら?エイブラム・イングルさんには愛してやまない大切な存在がいます。それは猫のカートくん。子猫の頃から育ててきたカートくんを、エイブラムさんは我が子のようにかわいがっています。そんなカートくんも、エイブラムさんのことが大好き。そこで彼は、カートくんにちょっとしたいたずらを仕掛けることにしました。カートくんの目の前で、カートくんにそっくりの猫のぬいぐるみをなでるエイブラムさん。本物のカートくんには目もくれず、ぬいぐるみに向かって「すぐ戻ってくるよ」といってその場を去ります。するとカートくんの反応は…こちらをご覧ください。@abramengkurt and this stuffed animal bruh♬ Smoked out Phonk「ニャんだお前!こうしてやる!」カートくんがぬいぐるみに襲いかかった!大好きなエイブラムさんを取られたような気持ちになって、ぬいぐるみに嫉妬したのかもしれませんね。この動画を見た人たちは爆笑し、カートくんへの共感の声が上がっています。・ははは!カートは暴力を選んだね。・分かるよ、カート。邪魔者は消さないとな。・飼い主さんがいなくなるまで待っているところが面白い。・カートの表情が最高だ。めっちゃ怒ってる!エイブラムさんは、カートくんによく似た猫のぬいぐるみをいくつか持っています。カートくんはどれもお気に召さないそうですが、中でも動画に出てきたぬいぐるみがもっとも嫌いなのだとか。ちょっぴりかわいそうないたずらですが、きっとこの後カートくんはエイブラムさんにたっぷりとかわいがってもらったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年06月27日日本スポーツ界に、連綿と続く体罰の連鎖。競技を問わず、指導者の体罰、暴力、暴言は、令和に入っても後を絶ちません。2023年3月、日本バレーボール協会は「暴力撤廃アクション」を発表。川合俊一氏が会長に就任以降、改革を進めるべく、様々なアクションを起こしています。インタビュー後編では、川合会長に「暴力指導がなくならない理由」と「暴力指導では、トップレベルの選手が出て来ない理由」をうかがいました。(取材・文鈴木智之)日本バレーボール協会の川合俊一会長(C)新井賢一<<前編:それって指導?暴力?バレーボール協会が取り組む暴力撤廃アクション、暴力と指導の間にある「未暴力」とはサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■「東洋の魔女」時代に練習は厳しいものというイメージがついてしまった2023年に入っても、バレーボール強豪高の監督が部員に暴力を振るい逮捕されたり、解任されるニュースが報じられるなど、体罰は根強く残っています。川合俊一会長は「バレーボールの場合"東洋の魔女"の時代に、バレーの練習は厳しいものなんだというイメージがついてしまったんです」と、その一因を述べます。「それを全国の監督が見て、きついイコールひっぱたく、きついイコール『なにやってんだ!』と怒鳴ることだと解釈し、体罰に発展していった経緯があります」体罰を含む暴力指導はあってはならないことですが、それによって選手の成長やチームの強化につながった経験を持つ人がいるのも事実。川合会長は言います。「僕はバレーボールを始めたとき、やる気のない子どもでした。当時の監督が、練習をちゃんとしなかったり、試合に負けるとビンタをするような人で、『ミスをしたらビンタされるんだ』と思うと必死にやるようになるし、その結果、上達もしたんですよね」川合会長は暴力的な指導によって自身の上達につながった経験を認めた上で「それでも、絶対にあってはいけない」と語気を強めます。「僕のように、体罰や暴力的な指導で伸びる子もいるかもしれないけど、本当に能力のある子は頭がいいから、ミスや連帯責任で殴られるなんてバカバカしいと感じて、辞めてしまうんです。体罰をすると、チームの平均値は上がります。全体の下の方にいる選手は殴られるのが嫌で、一生懸命練習するようになるから。そうすると、下のレベルは上がるかもしれないけど、飛び抜けてすごい選手がいなくなるんです」サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■誰かにやらされてやるのではなく、自分たちで考えて取り組むことで伸びる川合会長は、世界のスポーツ界でトップに立つ選手を例にあげます。「野球の大谷翔平選手やゴルフの松山英樹選手など、スポーツでトップになる選手って、自分で考えて行動することのできる選手です。簡単に言えば、頭がいい選手。もし彼らが暴力的な指導を受けていたら、いまのようなスターにはなっていないでしょう」周囲から抜きん出るためには、自分で課題をみつけて、それを克服するために考えて取り組む力が不可欠です。暴力的な指導で選手を「やらせて」も、その能力は身につきません。「私がバレーボール選手として、一番成長したのが高校3年生のときでした。というのも、監督が月に1日しか練習に来なかったんですね。その他の日は、3年生が中心になって練習をしていました。監督が来ないとなると、練習を休みたいと思わなくなるんです」当時、川合会長が通っていた高校は、バレーボール部にも関わらず、屋外の土のコートで練習していたそうです。「コートが外なので、雨が降ると練習ができないんです(笑)。体育館を使えるのは、日曜日の午前中だけ。どうしたかというと、チームメイトの父親のツテを頼って、遠方にある幼稚園の体育館を借りて練習していました。それも、自分たちで『使わせてください』と交渉して」体育館で練習ができる時間は貴重なので「めちゃくちゃ集中して練習するようになった」そうで、「僕個人もチームメイトもすごく成長しました」と振り返ります。「その結果、1年生のときは東京都でベスト4だったのが、3年生のときは関東大会で優勝しました。誰かに言われてやらされるのではなく、自分たちで考えて取り組むことで、伸びていくんですよね」■今の時代、指導者も大変常にアップデートしないといけない川合会長は「いまの時代の指導者は、大変だと思います」と話します。「極端に言うと、昔はやる気がない選手がいたら、殴ってやらせればよかった。でもいまの時代は、選手に話をして理解して納得させて、やる気を出させなければいけません。そのためには、指導者が学ぶこと。考え方をアップデートさせなければいけない時代に来ているんです」バレーボール協会は講習会やWebサイトを通じて、指導に対する考えを積極的に発信し、指導者への啓蒙活動を続けています。「だけど、時間はかかりますよ。何か一つの時代があって、それが変わるって大変なことですから。スポーツ界が体罰禁止と声をあげ始めたのが、ここ10年ぐらいですよね。当時、体罰をしていた人が40歳だとして、まだ50歳。なかなか一気には変わらないです。それでも、バレーボール協会としてもそうですし、私としても、指導者に会うたびに『バレーボールの指導とはね――』と言い続けていくしかないんです」■ミスにいちいち怒っていたら競技が成り立たない川合会長は「バレーボールはミスありきのスポーツ。ミスのたびに怒っていたり、イライラしてもしょうがない」と諭すように言います。「我々はイライラするスポーツの指導者なんだから。ミスしたからって、いちいち怒っていたら、バレーボールという競技は成り立ちませんよ」これはサッカーも同じでしょう。足を使ってプレーする時点で、ミスをする可能性は大いにあります。「ミスをするのは当たり前で、じゃあどうすればミスをしなくなるんだろうと考えるのが、指導者の仕事です。選手がミスをするのであれば『自分が指導できていなかったんだな』と、自身の指導内容に目を向けてほしい。バレーボール協会としても、指導をアップデートするための情報提供は続けていきますから」■競技団体を超えて暴力をなくすことがスポーツの価値を高める川合会長はサカイク読者に向けて、バレーとサッカーの垣根を越えて、次のようなメッセージをくれました。「残念ですが、いまなおスポーツ界には暴力、未暴力があります。スポーツや競技団体の垣根を越えて、暴力をなくそうと努力することは必要だと思いますし、それがスポーツの価値を高めることにつながると思います。ぜひスポーツ界で連携して、暴力をなくしていきましょう」バレーボール協会『暴力撤廃アクション』の詳細はこちら>>サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年06月20日日本スポーツ界に、連綿と続く体罰の連鎖。競技を問わず、指導者の体罰、暴力、暴言は、令和に入っても後を絶ちません。2012年の『桜宮高校バスケットボール部体罰自殺事件』後、スポーツ界は様々なアクションを起こしてきましたが、スポーツ指導者の体罰がニュースになるなど、いまだ強くはびこっています。2023年3月、日本バレーボール協会は「暴力撤廃アクション」を発表。川合俊一氏が会長に就任以降、改革を進めるべく、様々なアクションを起こしています。そこで今回は川合会長に「なぜ、いま暴力撤廃アクションを発表したのか」「指導者の暴力をなくすために、どうすればいいか」をうかがいました。バレーボール協会が立ち上げた、新たな施策も含めて紹介します。(取材・文鈴木智之写真・新井賢一)日本バレーボール協会の川合俊一会長(C)新井賢一サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■選手への暴力撤廃に向けた取り組みを強化2022年3月に、バレーボール協会会長に就任した川合俊一氏。現役時代は日本代表の主将を務め、ロサンゼルス五輪、ソウル五輪に出場。引退後はタレントとして活躍し、2015年からはトヨタ自動車ビーチバレーボール部でゼネラルマネージャーを務めるなど、スポーツ内外の知見が豊富な人物です。川合氏が会長就任以降、「トヨタ自動車での経験を活かして」(同会長)、コンプライアンス・ガバナンス強化に着手。指導者による選手への暴力撤廃に向けて、取り組んでいます。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■協会がアクションを発表したことで声を上げやすくなる2023年に入っても、指導者による暴力は起きており、2月には、市立船橋高校男子バレー部の監督が生徒への暴行容疑で逮捕。3月には、前年度の高校選手権で優勝した日本航空高校の監督が、部員に暴行(平手打ち)をしたとして解任されるなど、指導の名のもとに暴力を振るう事件が立て続けに起きています。現状について、川合会長は次のように感想を述べます。「指導者の体罰が表面化していますが、これはバレーボールに限ったことではなく、他のスポーツにも、表に出ていないだけで、体罰や暴力、暴言はあるでしょう。ただ、バレーボール協会として、暴力撤廃アクションを発表したことで、暴力や暴言を受けている人が声をあげやすくなっている面はあると思います」■暴力と指導の間にある「未暴力」とは暴力撤廃アクションには「バレーボールの世界から暴力・体罰・ハラスメントを撤廃する」「暴力と指導の間にある未暴力に向きあう」というコンセプトがあります。未暴力とは、暴力と指導の間にある、明らかな暴力とは判断しづらいもののことで、将来的に暴力へと発展する危険性があるものを指します。日本バレーボール協会は、2023年3月25日発行の日本経済新聞に"それって、指導ですか? 暴力ですか?"という全面広告を掲載。指導現場で起こり得る事例を、指導者、選手の立場から記載し、「未暴力」の危うさを、指導者や選手に気づいてもらうことをテーマにしています。ポスターには、次のような例が並んでいます。【指導者】試合後、集中が足りない選手に自覚を促すために、みんなの前で指導した→【選手】負けた後、チーム全員の前で「お前のせいだ」とコーチに責められました【指導者】体罰にならない範囲で、気合を入れ直してもらうために、大声で喝を入れた→【選手】バレーボールを壁にたたきつけて「たるんでる!」と大声で怒鳴られました川合会長は言います。「これを見た指導者に『自分がしているのは暴力ではないか』と振り返り、選手の側は『練習の中で、自分が受けた仕打ちは暴力ではないか』と気づいてもらうことが、暴力撤廃の第一歩だと思っています」■暴力と指導の間にある「未暴力」とはバレーボール協会は指導者、選手への啓蒙とともに、教育委員会を通じて、暴力・暴言・ハラスメントを行っている指導者へ聞き取り調査を行うなど、新たな取り組みを開始しました。「これまで、暴力に関する通報窓口は、バレーボール協会や都道府県協会、全国連盟など分散していました。まずはそれをバレーボール協会に一元化しました。なぜなら、暴力や体罰をしている指導者が、都道府県協会や全国連盟の要職についている場合、通報したとしても、揉み消されるケースがあるのではないかと感じたからです」暴力や体罰、ハラスメントが起きた場合、最上部の団体であるバレーボール協会に通報し、学校の部活動で問題が起きた場合は、同協会が都道府県の教育委員会に連絡し、調査してもらう流れを作ったそうです。「バレーボール協会には、問題が起きたときに調査をする権利がありません。我々は調査をする組織ではないので、学校の管轄である教育委員会に連絡をして『おたくの県でこういう問題が起きているので調べてください』と、調査してもらうようにしています」他にも、弁護士を入れた、第三者委員会を通じて調査をする方法も始めており、川合会長は「教員の指導者が力を持っていて、教育委員会とつながっている場合は、暴力や暴言が隠蔽されてしまうこともあり得ます。それはあってはならないと考えています」と、言葉に力を込めます。■あからさまな暴力指導にはNOを突き付けるのが望ましいが......あからさまな暴力指導には、確固たる意思でNOを突きつけるのが望ましいですが、なかには、NOと言いたくても言えないケースもあります。川合会長は言います。「僕の知人に『サッカーは体罰のニュースがあまり出ないけど、なくなったの?』と聞いたところ『なくなってなんかいないですよ。指導者にたてつくと、試合に出られなくなるから、子どもも親も我慢しているんですよ』という言葉が返ってきました」さらに、こう続けます。「暴力を受けた子が通報したとすると、チームの中で誰が言ったかは、雰囲気でわかるんですよね。あるいは指導者がクビになったら、チームの人たちから文句を言われる。とくに強くて、結果が出ているチームは、言えるような状況じゃないです。だから、表面化させるのはすごく難しいんです」■せっかく始めたのに指導者が原因で辞めてしまうことがあってはならないそれでも、体罰やハラスメントを受けた人が、声をあげやすい環境を作ること。そして「暴力指導は当然のこと、未暴力のケースも、指導者自身に気づいてもらい、改めてもらう働きかけをしていくしかない」と言います。「バレーボール協会としては、暴力や体罰を見過ごすわけにはいきません。せっかくバレーボールを始めたのに、指導者が原因で辞めてしまうなんてあってはならないことですし、競技人口の減少にもつながります。そのためにも指導者の行いを顧みてもらい、自分がしていることは暴力なのではないか、体罰なのではないかと気づいてもらうことに取り組んでいるところです」次回の川合会長インタビュー後編では「暴力指導がなくならない理由」と「暴力指導では、トップレベルの選手が出て来ない理由」を紹介します。バレーボール協会『暴力撤廃アクション』の詳細はこちら>>サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年06月19日2023年5月23日、鉄道の安全対策や整備の強化などを推進している日本民営鉄道協会が、ウェブサイトを更新。日本全国にある大手民鉄16社の報告を参考に、2022年度に発生した鉄道係員に対する暴力行為の件数や発生状況を発表しました。全国の駅で『駅員への暴力』が増加本来であれば、一方的に他人に暴力をふるうのは、あってはならないこと。しかし同団体によると、駅員への暴力行為は、2022年度だけで計138件も報告されているといいま2022年度に起こった暴力行為は、前年度と比べて12件増加。新型コロナウイルス感染症流行以前の水準に近付く結果となりました。暴力行為が発生する状況は、酩酊した客を介助する際だけでなく、特に理由もなく突然暴力を振るわれるケースも少なくないのだとか。実際に起こった『駅員への暴力』の事例暴力行為が発生しやすい時間帯は、主に22時以降の深夜帯。加害者は飲酒している場合が多いものの、年齢は幅広いといいます。同団体は、実際に報告された事例を4つ紹介しました。【時間帯:朝(始発~9時)】【場所:改札】【客の年齢:50代】【飲酒:あり】旅客より自動改札機に投入した乗車券が出てこないと駅係員に申告があり、駅係員が確認したところ別収箱に回収されていたため、「申し訳ございません」と謝罪した。駅係員は乗車券を返却し、再度自動改札機を通るよう案内した際、旅客に腹を拳で殴られた。「暴力を振るわないでください」と注意したところ、急に激昂し左前額部を拳で殴られた。【時間帯:朝(始発~9時)】【場所:ホーム】【客の年齢:不明】【飲酒:なし】列車が終着駅に到着し、車掌が車内にいた外国人旅客の対応を行った。対応が終了し、折り返しの為ホームを歩いていた際、再度同じ外国人旅客より話しかけられたが、発車時刻が迫っていたため駅係員へ引継ぎをした。乗務員室に向かうため、外国人旅客へ背を向けた際にスーツケースを投げつけられた。【時間帯:夜(17時~22時)】【場所:車内】【客の年齢:40代】【飲酒:あり】旅客が停車中の列車に乗車した際に車内のドアコックを操作したため、駅係員は事情を確認するため旅客にお声がけした。旅客が車内を徘徊し、ほかのお客様に危害を及ぼす恐れがあることから、駅係員は加害者を抑止しようとした際、左胸を拳で強打され負傷した。【時間帯:深夜(22時~終電)】【場所:車内】【客の年齢:50代】【飲酒:あり】列車の終着駅で旅客が車内で寝ていたため、ガードマンが起こしていた。駅係員が加わり声掛けをしたところ、旅客が立ち上がり歩き始めた。付き添って歩いていたところ、突然旅客が駅係員のみぞおちを殴り、さらに顔面を殴ってきた際に拳が駅係員の鼻をかすめ、眼鏡が落下し傷付いた。駅員への暴力行為に、ネットでは怒りの声が続出報告された事例の一部ではありますが、上記の被害はどれも理不尽なものばかり。いうまでもなく、駅員が他人から暴力をふるわれるいわれはありません。きっと多くの駅員が、心身ともに傷付いてきたことでしょう。同団体の発表に対し、ネットからは強い怒りの声が上がっています。・どの事例も酷すぎる…。たとえ酔っていても、何をやってもいいわけはない。・言葉もない…。お店みたく、たちの悪い客は出禁にできればいいのに…。・どうすれば、こういった理不尽な暴力から駅員を守れるのだろう?周囲の客も怖いよね。今回の結果を受け、日本民営鉄道協会は「犯罪である暴力行為をなくし、安全で快適な鉄道を維持するため、引き続き啓発ポスターの掲出などの取り組みを実施します」とコメント。昨今、駅で『酔っていでも暴力はふるってはいけません』といった警告のポスターを目にする機会が増えました。これも、駅員を守るための取り組みなのでしょう。人々の生活を支えている駅員が、安心して業務に取り組むことができる環境になることを、多くの人が祈っています。[文・構成/grape編集部]
2023年05月25日あの元カレはやばかった!と今でも思い出す最低な恋愛経験はありますか?浮気されたり暴力を振るわれたり…。今回はそんな最低な彼氏に振り回されてしまった女性の体験談を2選ご紹介します!自分勝手な言い分で浮気した彼女の元カレ彼女はもともと違う学校に通っていましたが、本来の第一志望だった今の学校に編入してきて出会いました。当時の彼女には元の学校に通う恋人がいましたが、相手は「大丈夫。学校が違っても別れないから」と言っていたそうです。しかし彼女が編入試験に合格して学校が別になった直後にその相手は浮気し、結局別れることになったそう。相手は彼女に「近くにいなくて寂しくさせたのが悪い」と言ったのだとか。自分勝手な男もいるのだなと呆れましたが、彼女との出会いのチャンスをくれたことには感謝しています。(男性/学生)浮気の言い訳にイライラ!自分は悪くないと言いたそうな元カレの言い訳は聞いているだけでイライラしてしまいそう。この出会いに感謝して楽しく過ごすのが浮気男への仕返しになるかもしれませんね。浮気&DVで最低だった彼氏当時テニススクールの事務をしていたのですが、彼はスクールのコーチとして働いていました。告白されて付き合うことになったのですが、最初は優しかった彼が少しずつ豹変。お金を無心してきたり、私と会う日にわざわざ「今から別の子とデートしてくる!」と家を出て行ったりするようになったのです。そしてなぜか浮気の写真を見せられ、嫉妬しないと罵声を浴びせられてひどいときは暴力まで。最終的にスクールもやめて彼と別れる決断をしました。(女性/会社員)最低な地雷男…!彼女にわざわざ嫉妬させて満足する奇妙な性格の彼もいるようです。しかも罵声や暴力はひどすぎますね。最低な地雷男のことは早く忘れて、もっと笑顔になれる恋愛を見つけましょう!浮気する彼氏は自分勝手で変わり者の性格の人も多いのかもしれません。きっぱり別れてけじめをつけると、きっとまた前向きな恋愛を楽しめるようになりますよ!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年01月26日私が元夫と離婚したのはDVが原因です。妊娠中にも繰り返される暴力、ひどいときは首を絞められて気を失ったこともありました。離婚を選択する度胸も生活力もなく、精神的にも元夫に依存していた状態だったので、「私は一生、この人と暴力と一緒に生きていくんだ」と思っていました。ですが、娘が生まれて心境が一変! ここでは、妊娠から離婚を決意するまでの私の体験をお話しします。DV彼氏との間に子どもを授かり、結婚当時19歳だった私は、同棲中の彼氏(元夫)との間に子どもを授かりました。子どもを授かる前から殴る蹴るなどの暴力や、包丁を持ち出しての脅し、携帯電話や眼鏡を壊されるということがあったので結婚に不安はありました。 しかし、陽性の妊娠検査薬を見てうれし泣きしている彼氏を見て、子どもを授かった喜びのほうが勝ってしまったのです。そして、その姿を見て「子どももできたし、結婚もするし、暴力も終わるだろう」そんな期待を持っていました。 結婚しても出産してもなくならない暴力ですが、やはり元夫は簡単には変わりませんでした。妊娠初期のころはまったくなくなっていた暴力も、徐々に手を上げられるようになったのです。でも「子どもにとって父親がいないのはかわいそう。子どもが生まれたら暴力も終わるだろう」⋯⋯そう考えて離婚は選択肢にも上がっていませんでした。 毎日元夫の顔色をうかがい、私はこの人がいなくなったらだめになる、元夫も私がいなくなったらだめになる、そう思い込んでいました。そして子どもが生まれましたが、やっぱり暴力はなくならなかったのです。 こんな父親、子どもにとって必要?私はだんだんと、「子どもが大きくなって、パパがママを殴っている姿を見るのは悪影響じゃないか」「子どもにまで手を上げるようになったらどうしよう」と考えるようになりました。そのうち、「暴力を振るう父親はいらないんじゃないか」という結論に至ったのです。 そのとき、子どもは生後2カ月。離婚するなら子どもの記憶に残る前がいいと思いました。離婚までの計画を練り、元夫をなんとか言葉巧みに説得し、2週間後には離婚届を出しました。 離婚後の心境とその後の生活離婚してすぐは「やっと解放された!」という気持ちより、この先、子どもをひとりでちゃんと育て上げられるのか、子どもが片親ということで寂しさを感じるかもしれない……という不安のほうが大きかったです。 ですが、元夫の顔色をうかがう必要がなくなり、私自身よく笑うようになりました。子どもも元気にすくすく育ち、現在は中学生です。私を気づかっての言葉かもしれませんが、「ママがいっつもいてくれるから別に寂しくない」と言ってくれたりもします。 子どもが生まれたことでやっと目が覚め、DV夫と離婚することができました。今は毎日娘と笑顔で過ごすことができていますが、離婚前や離婚したばかりのころはこんなに明るい未来は想像できませんでした。こうして、娘との穏やかな毎日を過ごすことができ、あのときの私の選択は間違っていなかったと胸を張って言うことができます。 監修/助産師 松田玲子著者:吉川 みきな12歳女の子と2歳男の子の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。
2023年01月20日飼い主からすると、猫の動作はかわいいものばかり。特に、猫の行動の1つである、鼻を相手にくっつける『鼻チュー(鼻キス)』に愛情を感じ、キュンと来る人は多いようです。2匹の猫と暮らす鴻池剛(@TsuyoshiWood)さんも、『鼻チュー』をかわいく思っている1人。ですが、『鼻チュー』後に続く行動に、納得がいっていないようです!『今年特に感じたこと』今年特に感じたこと pic.twitter.com/LNkdUefmLB — 鴻池 剛 (@TsuyoshiWood) December 29, 2022 猫のぽんたくんは『鼻チュー』と殴ることがセット!飼い主である鴻池さんも例外ではなく、猫パンチの餌食となってきたのでした。心が和む瞬間から一転する様子に、人々は吹き出しています。・『鼻チュー』はゴングが鳴る合図だった?・照れ隠しの一撃、うちの子もしてきます!・仲よくしたいのか違うのか、わけが分からないよ!・理不尽でかわいい。前脚の躍動感に笑う。一説によると、『鼻チュー』は愛情表現や挨拶のほかに、相手の情報を収集する際にもするのだとか。もしかしたら、ぽんたくんは相手をしっかりと確認したからこそ、格の違いなど、何かしらを分からせるために殴っているのかもしれません…。残念ながら、人間が猫の振舞いを完全に理解することは困難ですが、理不尽さにも理由はあることでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年12月30日カンヌ国際映画祭2020「監督週間」選出ほか世界で論争を呼ぶドキュメンタリー映画『暴力をめぐる対話』から、予告編と監督のダヴィッド・デュフレーヌのコメントが到着した。抑圧され傷を負った市民や、警察関係組織、弁護士、社会学者、心理セラピストほか24人にデモの現場を映した数多の映像を提示して、対話を促し、疑問を語り合っていく本作。この度の予告編では、2018年からフランス政府への抗議が続く黄色いベスト運動における警官隊と市民の衝突の映像を基に、警察の暴力をめぐる出演者たちの白熱した対話が次々と映し出される。「デモ隊の破壊行為を放置するのか?」「みんな警棒で殴られていた」など、傷を負った当事者、警察関係組織、弁護士らが互いの見解を語り合い、正義と呼ばれる「暴力」の原因と結果を考究していく。警官による暴力行為を市民がTwitterに投稿・報告する“Allo Place Beauvau”をWEB上で管理する中で、多くのデモが抑圧の対象となり、死傷者を生む凄惨な武力鎮圧の増大を目の当たりにしたダヴィッド・デュフレーヌ監督。「この映画が遠く離れた地で公開されることを知り、この上ない喜びを感じています。なぜなら、これこそが映画の力だから。人々の意見や視点、そしてその相違を、空間と時間の旅へと送り出すことができるのが映画だからです」とコメント、「私は2012年に別の作品『Fort McMoney』で東京を訪れたこともあったので、なおさらです。最高です」と語る。「日本の警察の行いや市民との関係性についての知識はありませんが、ぜひ知りたいと思っています。この映画が公開されることで、ひょっとしたら反響が得られるかもしれません。一つ確かなことは、全ての民主主義国家は今まさに岐路に立っているということです。国民の前で、警察はどのように振る舞うことができ、またできないのか?警察はどんな秩序を守るのか?改めて、この映画が日本で公開されることを大変嬉しく思います」と明かした。『暴力をめぐる対話』は9月24日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:暴力をめぐる対話 2022年9月24日よりユーロスペースほか全国にて公開© Le Bureau - Jour2Fête – 2020
2022年08月24日私の父親は、気に入らないことがあるとすぐに怒鳴り散らしたり暴力をふるったりする人でした。特に子どもに求める学力のレベルが高く、勉強が原因で叩かれることが当たり前の家庭で育ちました。自分が親になってみて、反面教師にしようと思うことがたくさんあります。 年齢以上のレベルを求める父父自身は家庭の事情でレベルの高い学校に通うことができなかったため、子どもである私と弟に過剰な期待をかけていたようです。 5歳になってひらがなが読めるようになると、新聞を毎日読み上げさせられるようになりました。大人が読む物ですから、もちろん漢字にふりがなはふっていません。漢字の読み方がわからないと1度は教えてくれますが、2度目に同じ漢字が読めないと頬を平手打ちです。小学校4年生くらいまで続いたと思います。つらくて泣きながら読みました。 弟への罪悪感私は女の子だったので、まだ手加減していたようです。男の子には容赦がなく、2歳下の弟は私よりも高い学力レベルを要求され、さらにひどい暴力をふるわれていました。恐ろしいのはそれが当たり前になってしまっていたことです。 私は進学し、弟よりも先に家を出ました。私がいなくなった家では、父のターゲットは弟ひとり。どんなにつらい目にあったことだろうと思います。しかし、当時の私は進学できた安心感と家を出られるうれしさで、弟のことなど考えていませんでした。その罪悪感は、今でも持ち続けています。 母親との喧嘩がつらい一方、母は子どもに声を荒げたことがなく、とてもやさしい人でした。父と母の立場は対等だったようで、父は子どもには日常的に手を上げましたが、母を叩いているところは見たことがありません。母はよく父と大きな声で口喧嘩をしていましたが、それでも子どもへの暴力を止めることはできませんでした。慣れてしまっていたのだと思います。 子どもの私は、両親の喧嘩が嫌でたまりませんでした。2人は「親の責任」を果たすために、ののしり合いながらも一緒に生活し、弟が成人したあとに離婚しました。子どものせいにしないで、自分たちの責任でさっさと別れたらよかったのにと思います。 親ですから尊敬できる部分もあります。しかし、しつけと称して暴力をふるったこと、子どもへの過剰な期待、毎日のように起こる夫婦喧嘩という点に関しては、確実に毒親だったと思います。私は子育てに関して、何があっても絶対に暴力をふるわないこと、子どもの前で夫婦喧嘩をしないことの2つだけは、絶対に守ろうと思っています。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ著者:武田沙季子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年07月15日柴田咲歩は、かつて通っていた小説講座の人気講師・月島光一から性暴力を受けた。7年経ってその被害を週刊誌に告発。記事をきっかけに、当時者はもちろん、その配偶者や家族、仕事関係者、元/現講座生などが、事件をめぐり、さまざまな感情や価値観を吐露していく。さらに、世間の反応なども噴出して…。井上荒野さんが『生皮』で描き出すのは、性暴力をめぐるリアルだ。あるセクハラ告発が立てたさざなみ。心を、関係を、社会を動かしていく。「着想を得たのは数年前、著名な国際ジャーナリストが性暴力で告発されたときですね。人権問題のプロフェッショナルとして知られていたのに、長年にわたって、女性たちの人権を踏みにじる行為を続けていた。その極端さに、『この人はどんなふうに自分で整合性をとっていたのか』と不思議でした。本作でも、月島が見せる小説愛や教え子を育てる熱意に嘘はないと思います。ただ意図的にか無意識的にか、そこに性欲や支配欲みたいなものを混同させてしまい、自分自身でもわからなくなっていくんですよね」セクハラ被害に遭うのは咲歩だけではない。本当はイヤだったと後から気づく者、大したことではないと思い込む者、自分もかつて被害者だったのに、性接待のような状況を進んで作り出してしまう者…。癒えない傷の深さを見せつける。「なるべく傷つかないように生きていきたいのが人。だから被害者は自分を欺き、加害者は正当化する。けれど被害者はどうしても己を騙しきれなくて、それこそ生皮を剥がれたように、何年も何十年も血を流しながら生きているんだと思います」本書で描かれるのは、セクハラやレイプが明るみになったときに、メディアやSNS等を通じて、よく見聞きする光景や言葉だ。ある意味、既視感がありすぎて恐ろしい。「加害者の家族や友人たちは、信頼し続けるのか。まったく部外者なのに中傷する人たちは、何を得るのか。たくさんの疑問が浮かびました。私にとっては『なぜ』が創作のモチベーションなんです。ある出来事をめぐる謎を解きたいと思って書き始める。もちろんそれで答えが明確になるわけではありませんが、少しは近づける。『こんなふうに考える人がいるのだ』と小説内の人物が、生身の人間のように立ち上がってきたとき、たまらなく楽しいんです」『生皮あるセクシャルハラスメントの光景』性暴力問題がメディアやSNSで騒がれるようになり、誰もが無関心ではいられない重いテーマ。私たちと地続きにいる、ごく普通の人が状況によって加害してしまう実相に迫った意欲作だ。朝日新聞出版1980円いのうえ・あれの1961年生まれ。’89年「わたしのヌレエフ」でフェミナ賞、2008年『切羽へ』で直木賞、’18年『その話は今日はやめておきましょう』で織田作之助賞など、著作、受賞歴多数。※『anan』2022年7月6日号より。写真・土佐麻理子(井上さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2022年07月04日4月27日に結成の声明を発表し、反響を呼んだ『映像業界から性暴力をなくす会』。なくす会の声明には《極端な過労と睡眠不足によって、気力も体力も失われているところに加害者がつけ込むなど、劣悪な労働環境が性加害・性暴力の温床ともなっているのです》とある。そこで映像業界の実情を知るために、本誌はなくす会のメンバーである羽賀香織氏に取材をした。映像業界で、美術仕事に携わっている羽賀氏。映像業界の劣悪な労働環境についてこう明かした。「テレビ局の正社員は、賃金や休みの取りやすさといった労働条件も恵まれています。そのいっぽうで下請けである美術会社の制作部や美術部、技術部は予算のあるなしに関わらず、撮影期間中はほとんど休みがありません。撮影は、3ヵ月から最大半年にも及びます。その上、低賃金の長時間労働は当たり前。その影響で美術業は常に人手不足です」羽賀氏は「低予算のロケ現場なら、ドライバーの予算を削るために美術会社の人間が運転を担当することもあります」といい、こう続けた。「美術部は撮影日、朝4時に起きて車を運転して現場入り。そして、撮影中はずっと準備に追われます。撮影中も気が休まることはありませんし、他のスタッフが食事をしている間にセットを作ることも。撮影は、深夜1時頃まで行われるのは当たり前。撮影後にセットを解体して、車につめ込んで帰り、倉庫でまた翌日の撮影の準備をします。気づけば朝の3時になっていることも。帰宅しても、その数時間後には家を出なければなりません。睡眠時間4時間以下で毎日働いて、心身ともに限界の状態なんです」少しでも睡眠時間を稼ぐため、スタッフらは車中や会社に泊まることを選ぶ。そこで、性被害に遭うというのだ。「例えば、上司から無理やり関係を迫られるんです。寝ているところを狙われて、身体を触られたり襲われたりします。撮影所の美術ルームや装飾ルームなど鍵のかかる個室で寝ていても、性被害に遭ったというケースも耳にしました。そして被害者は女性だけでなく、男性スタッフの場合もあります。まだまだ男性優位な職場です。男性俳優や男性スタッフが、自分の性体験や女性観をふざけて大声で話すこともしばしば。私はその度、不快な思いをしています」■性器を顔面に乗せられたり、うどんを口移しで食べさせられたり羽賀氏は「劣悪な労働環境と性暴力の深い関係性」について、続けてこう明かす。「監督やプロデューサーの言うことは、理不尽なことでも“絶対”です。彼らに逆らうことは、ときに仕事を失うことを意味します。そこで、上の立場の人間が新人女優にキャスティングをチラつかせて誘ったり。打合せという名目で食事をしたのに、性暴力を働いたり……。若手の俳優やスタッフは飲む席に呼ばれても断りにくい。にも関わらず、性暴力を受けても周囲は誰も庇ってもくれません」そして羽賀氏自身も、性被害の当事者だ。「会社や撮影所で眠っていたら、お風呂から出て来た男性スタッフが裸のまま練り歩くこともしばしば。性器を顔面に載せられたこともあります。またアカデミー賞を受賞したこともある方から『飯を残すな』といわれ、みんなの前でうどんを口移しに食べさせられたこともありました。私が23歳のとき、母親が赤ちゃんに授乳するシーンの撮影で、出演者の母子が遅刻しました。するとリハーサルを少しでも進めるために、私が人形と一緒に母娘のシーンを代わりに演じることに。しかし、リハーサルにも関わらず、服を脱ぐよう命じられました。嫌だと拒んでも許してもらえなかった上に、母娘が到着してからも『半裸で待機していろ』とカメラマンから命じられました。撮影中、母娘に何かトラブルがあった場合、私が人形と本番シーンを撮影する可能性があったからだと思われます。それでも、とても苦痛でした」
2022年06月11日《性加害・性暴力・二次加害が、当事者だけの問題ではないと広く認識されることを私たちは望んでいます》《映像業界における性加害・性暴力を可視化し、撲滅するための実態調査に加え、しかるべき第三者機関の設置が必要であると考えます》4月27日、『映像業界における性加害・性暴力をなくす会』が結成にあたり声明を発表した。映像業界で起こっていた性加害が相次いで明らかになっている。3月9日、“女性の性被害”に焦点を当てた映画『蜜月』で監督を務めた榊英雄氏(52)が女性たちに性行為を強要していたとの報道が。続いて俳優の木下ほうか氏(58)や映画監督の園子温氏(60)、さらに映画プロデューサーの梅川治男氏(62)といった面々の性加害疑惑が被害者の声とともに伝えられることとなった。映像業界と性暴力の問題が波紋を呼ぶなか、是枝裕和氏や西川美和氏といった監督らは3月に『映画監督有志の会』を結成。ハラスメント防止に向けた提言書を日本映画製作者連盟に提出した。有志の会は提言書で、映連に対して「労働環境保全やハラスメント防止に向けた明確な改善策を打ち出す社会的責務がある」と指摘。それを受けて、映連は「暴力やハラスメント対策を検討している」と明かしたが、有志の会は「取り組みは評価するが、具体的な施策や実施時期が明記されていない。引き続き提言、協力を行っていきたい」とコメントした。有志の会が映像業界に具体策を求めているのに対して、『映像業界における性加害・性暴力をなくす会』は“被害者目線で”というスタンスをとっている。なくす会を構成するのは、性暴力の被害者とその支援者だ。そして、声明には「声をあげることは容易ではなく、これまで私たちはそれぞれの不安と葛藤の中にいました」と綴られている。なぜ、有志の会とは違う方針をとることにしたのだろうか。そこで本誌は、なくす会のメンバーであり、映画『蜜月』の脚本家である港岳彦氏に話を聞いた。■声明を作成することで、性暴力問題の“複雑さ”を知ることにまず結成の経緯について、港氏はこう語る。「なくす会は『蜜月』のカメラマンの早坂伸さんや、俳優の石川優実さんを中心にして結成されました。榊氏の件あたりから、早坂さんと石川さんのもとに次々と被害報告が寄せられたそうです。しかも、榊氏のケースだけではありません。2人は映像業界における様々な性被害を目の当たりにしたことから情報収集し、被害者とのやりとりも重ねていくことに。そうするうちに『何か声明を出すべきではないか』となり、会が結成されました」会には4月、『図書新聞』の連載「シネマの吐息」で榊氏の性暴力を実名で告発した女優・睡蓮みどり氏も所属している。「睡蓮さんは『週刊誌報道で他の被害にあった方々の存在を知り、黙っていることができなかった』と話していました。彼女も長らく性被害の経験に苦しんできた女性の1人。ただ、あのやり方では彼女の立場が危うくなってしまう可能性もあります。そこで早坂さんが『1人で戦うより、連帯しませんか』と連絡を取りました」なくす会の声明は、2000字以上にもわたる。そこには、こう綴られている。《制作スタッフにおける性加害・性暴力の事例もあとをたちません。上下関係や会社間のパワーバランス、ジェンダーギャップなどを背景に、加害側の横暴を許す制作体制がパワハラを生み出し、その延⻑線上に性加害・性暴力が起こります》《極端な過労と睡眠不足によって、気力も体力も失われているところに加害者がつけ込むなど、劣悪な労働環境が性加害・性暴力の温床ともなっているのです》《加害が明らかになった後でも、加害者がその立場を失うことなく起用され続けることは、加害を擁護することに繋がり、その二次加害によって被害者の回復は妨げられます。加害者と利害を共有することの責任についても、無自覚ではなかったでしょうか》この声明を作成するにあたり、港氏は性暴力問題の“複雑さ”を知ることになったという。「声明は1ヵ月半ほどの時間をかけて作られたものです。会には性被害の当事者が集まっています。そして皆さんそれぞれの苦しみを抱えている分、文言に対して『この言葉は認められない』や『その言葉を使って欲しくない』など多くの意見が集まりました。そのため、どんどん内容が変わっていき、文章量も増えました。“被害者”と一口に言っても、そのケースは様々なんです」■俳優だけでなくスタッフも被害にあっている多様な被害者がいることを知った港氏は、「自分の思い込みに気付かされることもありました」と明かす。「脚本家は、現場との接点がそれほど多くはありません。ですから会を始める前、僕には『業界内での被害当事者は俳優たちばかり』という思い込みがありました。しかし、なくす会で話を聞くうちに、スタッフもひどい目に遭っていると認識することができました。多くは女性ですが、男性が被害者になるケースもあります。会が結成されていなければ、気づかないままだったのかもしれません」港氏は「なくす会には、被害当事者と支援者が参加しています。両者が集まっているからこそ、被害者が声を上げやすい環境作りに貢献できるのではと考えています」といい、こう続ける。「声を上げる当事者たちは、それだけで大変な思いをしています。ですから、それ以上の活動を押し付けるべきではない。映像業界から性暴力をなくすためにできることは、むしろ支援者が積極的に行うべきだと思います。また我々は、『被害者は必ず声を上げなくてはならない』とは考えていません。被害者にはそれぞれの事情があるためです。この会は『被害を受けた人たちがこの業界をどうしたいと考えているのか』と被害者ファーストで、映像業界における性暴力の問題に取り組んでいきたいと考えています。なくす会の存在が、立ち上がった被害者や声を上げることのできない被害者、それぞれの心の支えになればいいと思います」■いまだ、映像業界の権威である日本映画監督協会は全く動かない最後に、港氏は会の目標についてこう語る。「次のステップは要望書を映像職能連合に持っていくことです。映職連には撮影や編集、録音や記録といった映像制作に携わる全パートの協会が集まっています。是枝裕和監督らの映画監督有志の会は要望書を映連に持って行きました。また今は映像業界だけでなく、演劇や出版といった業界でも性暴力をなくすための団体が次々と生まれています。色々な角度から性暴力の問題に関して提起することが重要ではないでしょうか。それぞれの視点で活動しつつ、連携していければとも考えています」また、なくす会は映像業界で性被害を受けた時の相談窓口や、勉強会の機会も作っていきたいという。「『蜜月』以降、映像業界での性暴力が相次いで注目されました。でも、映像業界の一応は権威であるはずの日本映画監督協会は全く動こうとしません。これほど性被害を訴える声が相次いでも、声明すら出さないんです。韓国では性暴力の問題が起きたとき、初代共同代表の一人をパク・チャヌクが務めたことで知られるDGK(韓国映画監督組合)が即座に声明を出し、性暴力防止委員会を発足させ、専門家による性暴力防止レクチャーを監督たちに受けさせたと言います。日本の古い世代の監督たちには、映像業界で起きている性暴力事件の告発の重大さがわかっていないし、異常事態だという認識がないんです。この嵐が早く通り過ぎてくれないかと待っている節すらある。現実に被害者がいるという重さがわかっていない。今わからないのなら永遠にわからないでしょう。だから『動かないんだったら別にいいよ』というスタンスでいいのかなと思います。問題点に気づいた人たちが動けばいい、と。この業界が改善するまでに長い道のりが待っているかもしれません。被害者の声に寄り添いながら、なくす会を進めて行きたいと思います」
2022年06月11日4月27日に発表した結成の声明が反響を呼んだ『映像業界における性加害・性暴力をなくす会』。会には女性だけでなく、男性の性被害当事者も参加している。それは映画監督の加賀賢三氏だ。加賀氏は自身の出演した’07年のドキュメンタリー映画『童貞。をプロデュース』の撮影中に、同作の監督・松江哲明氏から性行為の強要を受けた。苦痛に感じた加賀氏はブログを通して被害を明かし、映像関係者にも苦しみを伝えてきた。さらに公開から10年後となる’17年8月、10周年記念上映の舞台挨拶に呼ばれた加賀氏は、壇上で松江氏に直接告発した。加賀氏は松江氏ともみ合いとなり、イベントはとりやめに。10周年記念上映もその場で中止となった。その後、松江氏は性行為の強要を否定する声明をプロデューサーと連名で発表した。しかし’19年12月、加賀氏のインタビュー記事がきっかけで問題が再燃。そこで松江氏は’17年の共同声明について「事実と異なる内容を発信してしまっていた」と謝罪。’20年1月には自身のnoteで、こう釈明している。「加賀さんを追い詰めていたことも今では猛省しております」「私はまるで『いじめている自覚のないいじめっ子』だったのか、と気づかされました」『童貞。をプロデュース』の一件は、メディアで取り上げられるなど、決して少なくはない反響を呼んだ。いっぽう、その後も松江氏は’18年10月期のドラマ『このマンガがすごい!』(テレビ東京系)や昨年10月期の連続ドラマ『キン肉マン THE LOST LEGEND』(WOWOW)など、話題作への起用が続いている。『童貞。をプロデュース』が公開されてから15年。なぜこうした問題があった上でもなお、映像業界は、松江氏を起用し続けるのだろう?加賀氏に尋ねると、こう答えた。■よほどのことがない限り、目を瞑る「一緒に仕事をしている人が性加害者だと、その利害関係者が『経歴に汚点を残すことになる』と考えるかもしれません。そこで、性加害が起こったと思いたくない人たちの間で『被害者にも落ち度がある』と内輪でバイアスが働いてしまうのではないでしょうか。そのため映像業界の関係者も『大きな問題になってないからそれでいい』と判断し、起用することに疑問を抱かないのではと思います」『なくす会』のメンバーである脚本家の港岳彦氏も、こう語る。「映画監督の榊英雄氏(52)や園子温氏(60)の報道があった際、業界関係者からは『知っていた』などの声がネットでも現場でも相次いでいました。でも、2人とも映像業界で長らく起用され続けていました。僕自身、『榊氏は女癖が悪い』との噂を聞いていました。しかし、それが監督と女優という力関係が影響している性的強要だったにも関わらず、それを問題だと認識できていませんでした。むしろ『そういうものだろう』と思うことで、業界の空気に加担していたのだと思います」また港氏は「問題のある監督が起用され続けるのは、プロデューサーサイドから見てそれなりの理由があるからでしょうね」と続ける。「例えば榊氏を例に挙げると、彼はもともと俳優なので、横のつながりで著名な俳優を連れてくることができる。プロデューサーサイドとしては、通常であれば予算にははまらないようなキャスティングができるので万々歳なんです。また、低予算で作品をきちんと撮りあげてくる手腕も評価されていたのだと思います。園氏のことはよく存じ上げませんが、一般論として、映画の企画書では監督の名前が非常に重要視されます。無名監督だとスルーされるのに、名前を聞いてわかる監督には『500万出します!』という声がすぐに上がる。映画製作はスポンサー探しから始まるので、ネームバリューのある人は重宝されます。園氏はそもそも国内の人気が高く、海外での受賞歴もあり、名前だけでお金が集まるのは当然です。つまり彼が監督することが決まれば、その映画は非常に製作しやすくなる。これらの理由から監督に問題があっても、よほどのことがない限り目を瞑ってしまうのではないでしょうか」■理解されないという悔しさ男性の性被害者である加賀氏は「必ずしも法律が“被害が実際にあったのかどうか”を判断できるわけではありません」と話す。「刑罰をまぬがれている性暴力に対して『実際に起こったことではない』と判断する人たちがいます。しかし、刑罰をまぬがれているということが『被害はなかった』という証明になるわけではありません」そして松江氏の件について「業界が黙殺している」といい、こう続ける。「加害を黙認しているということは、被害者の立場を貶め、その名誉や尊厳を毀損する行為となり得ると私は思います。そのため加害者との利害関係を継続することが二次加害に繋がり、それ自体が強い加害性をもつ可能性があるとも考えています」加賀氏には、二次被害もあったという。「松江氏を告発したことで、『売名だ。金が欲しいんだろ』と言われることもありました。ですが、彼を告発したところで名前が売れたり金銭的な利益につながったりするはずがありません。むしろ、告発することの精神的なリスクやコストが大きすぎます。また『頭がおかしい』と言われたり。加害者を擁護するTwitterの匿名アカウントが僕を貶めるようなことを書いたり。その投稿に、加害者の関係者が“いいね”したり……」さらに“男性の被害者”だからこそ、こんなエピソードもある。「『男のくせに何言っているの?』『タダで女性と性的なことができてラッキーじゃないか』としょっちゅう言われました。『そういう問題じゃないのに』と思っていましたが、当時は男性が性被害に遭った苦しみを吐露しても、今より真剣に受け止められませんでした。ですから、相手も悪意なく“シモの話”として片付けてしまう……。どれほど言葉を尽くしても、言われたことに反論しても、真剣に話を聞いてもらえないんですよね。弁護士さんに相談した時も同じで“理解されない”という悔しさがありましたし、自分の尊厳が損なわれているような気持ちにもなりました」最後に加賀氏は、なくす会を通して映像業界に求めることを語った。「性暴力と労働問題は密接に関わっています。過酷な労働環境が当たり前の現場も多いです。そういった状況を背景とした性暴力も起きています。そして、加害者が起用され続け、性暴力が黙殺されることもあるんです。業界が混沌としているので、まずルールやガイドラインのようなものが必要だと感じています。それは、被害者の孤立化を防ぐことにも繋がると思います」被害者の思いを汲み、少しでも寄り添いたいーー。「なくす会」のファーストカットは、まだ始まったばかりだ。
2022年06月11日2022年6月1日に、2匹の子猫を保護した、@kuro_asari5beeさん。保護当時、子猫はまだ目がうっすらしか開いていない状態でしたが、元気いっぱいに成長中です。時には、やんちゃな一面を垣間見せてくれることもあり、ミルクを催促する姿は言葉を失うほどのかわいさなのだとか…!ひぇ…可愛い…ミルクよこせの乱…可愛い… pic.twitter.com/hPTAV0iM4m — 黒猫あさり (@kuro_asari5bee) June 9, 2022 ケージにしがみつき、ムギュッと顔を押し付ける2匹の子猫のかわいさたるや…。『ミルクよこせの乱』と名付けられた、あまりにもかわいい光景に、多くの人が心をわしづかみにされています。・もはやかわいいの暴力や。・この乱には勝てぬ。・いっぱい飲んで、元気に育つんだよ~!2匹の子猫は、一時的に保護されている状態であり、里親を募集している最中です。保護している投稿者さんによると、2匹は並んで寝るほど仲がよく、2匹を一緒に家族にしてくれる人を探しているとのこと。元気いっぱいな2匹が、新しい家族のもとで、幸せに暮らせる日が1日も早く来てくれるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年06月10日※記事内には、性暴力の被害に関する詳細な描写があります。フラッシュバック等の症状がある方はご注意ください。「何人もの女性たちから『私も榊氏から性暴力を受けた』という声が、私のもとに届いています。それも1件、2件の話ではないんです。未遂を含めなくても、両手では足りないほど。ある女性は『榊英雄が性被害の映画を撮ったことが許せない』と何度も怒りをあらわにしています」そう語るのは、カメラマンの早坂伸氏。早坂氏が撮影を務めた映画『蜜月』の監督であり、俳優の榊英雄氏(51)による複数の女性への性暴力が、『週刊文春』で報じられたのは3月10日のこと。「榊氏の作品やワークショップに参加していた4人の女優たちが被害を告白。映画へのキャスティングを持ちかけられるなどして、性的な行為を強要されたそうです。榊氏はこの報道の多くについて『合意のうえだった』と主張していましたが、その翌週にも4人の女性が新たに被害を告発しています」(芸能関係者)榊氏は、所属事務所・ファミリーツリーの公式サイト上で《今回の記事上で、事実の是非に関わらず渦中の人とされてしまった相手の方々にも、大変申し訳なく思っております》などと謝罪したものの、以後、公の場では沈黙を貫いている。しかし、榊氏の“余罪”はこれだけでなかった。早坂氏は、長年榊氏と作品を作ってきたが、榊氏の行状を知り、厳しく批判。そのため、早坂氏に相談をする女性たちが現れたのだ。今回、本誌は早坂氏を通じて、新たに被害の声を上げた3人から詳細な証言を得た。だが、具体的な時期や被害場所、出演映画については、女性たちの特定を避けるために記載しない。■演技指導を口実に繰り返した卑劣行為「榊氏が講師を務めるワークショップに参加したところ、主催者を通して榊氏の映画の出演者募集があったんです。応募すると出演が決定しました。それで、数日後に衣装合わせのために榊氏の事務所へ行くことになったんです」そう涙ながらに語るのは女優のAさん。衣装合わせのときにはスタッフが同席していたという。「その後、榊氏に演技について相談したいと言われ、事務所の一室で2人きりになったんです。出演する作品には性的なシーンがあったので、私のことを気遣ってくれたのだと思っていました」2人になると、榊氏は参考資料として性的な動画を見せ「このように演技してみて」と指示。「その時点でも、私がそうしたシーンを演じるのが初めてだったので、気を使って練習させてくれるのだと思っていました。でも、しばらくすると、彼の息遣いが荒くなってきて……。演技に合わせるようにして、下半身をあらわにして行為に及んできたんです。もちろん、同意を確認するなんてことはありませんでした」拒絶しようにも、知名度の高い監督と駆け出しの女優には、圧倒的な力の差があった。「すごく嫌で怖かったけれど、業界歴も浅く、映画の撮影についても無知だったので、そのときはどこまでが演技指導なのかわかりませんでした。“こんなこともできないでどうするんだ”と思われたり、拒否して悪い評価がつくことへの恐怖もあったんです」その後も、Aさんのもとには、会いたいということをほのめかすメッセージが来たが、会うことは避けたという。「自分が被害者であることが受け入れがたくて、これまで口を閉ざしてきました。あのときに声を上げていたら、こんなに被害者が増えなかっただろうって……。すごく後悔しています」女優のBさんも、同じように映画への出演を持ちかけられた後、事務所に呼び出された。「どんな役になるかをまだ聞かされておらず、台本を渡すから赤坂の事務所に来るようにいわれたんです。事務所に行くと榊氏以外には誰もいませんでした」Bさんに対し、榊氏は“ヌードシーンがあるから服を脱げ、演技指導をする。男を誘惑するような演技をしろ”と要求したという。「今思えば演技指導とは到底思えないんですけど、当時は“できないと思われるのも悔しい”という思いがあって……。そのまま、性行為を強要されました。逃げたくても、逃げたら役者として終わるのではないかという恐怖で動けなかったんです」その後も、Bさんのもとには「すぐ会いたい」「抱きしめたい」などのメッセージが届いたという。「仕事なので、撮影だけは参加しました。けれど、もう二度とかかわりたくなかったので、舞台挨拶は欠席しました」■いきなり路地に連れ込まれ、抵抗すると「殺すぞ」役者として成功したいという女優たちの情熱につけ込み、“演技指導”の名のもと、性暴力を振るってきた榊氏。しかし、なかには“演技指導”という建て前すらなく、いきなり性暴力を受けたという証言も。女優のCさんは榊氏の映画にオーディションを経て出演。オーディションや現場での榊氏に不審な点はなく、撮影自体は問題なく終了した。「“役者や監督としてアドバイスできると思うから、今度、話を聞くよ”と食事に誘われたときには、撮影中に演技についての助言を受けていたこともあり、学びがあればと思って承諾しました。それで、撮影からしばらくたってから、榊氏が指定した居酒屋で食事をすることに。その最中も、役者や監督としての心構えを話したり、娘さんのことを話題にしたりと、こちらが警戒するような行動は特になかったんです」日曜日で居酒屋の営業時間が短く、それほど遅くない時間帯に店を出た2人。しかし、店が駅から離れていたせいか、通りには人けがなかった。すると榊氏は、突然Cさんの腕をつかみ人一人が通るのもやっとな建物と建物の隙間に押し込んだという。「肩と頭を力いっぱいに抑えられ、跪かされました。いつのまにか彼は男性器を出していて『咥えろ』と。『嫌です』といっても無視され、『咥えろ、咥えろ』と低い声で繰り返し要求してきました。頭をつかまれていて動けないなか、無理やり立ち上がって抵抗しようとしたら『静かにしろ』『殺すぞ』と脅されて……。真っ暗なうえに、彼は道路を背に立っていて逃げられない。本当に殺されるのではないかと思いました。行為後は人が変わったように『大丈夫?』と声をかけてきて、家まで送ろうとしてきた。意味がわからず怖かったです」すきを見て逃げ出したCさん。警察に行くことも頭をよぎったが、被害について細かく説明したり、状況を再現することには精神的に耐えられそうもなかった。「昔痴漢を捕まえたときに、高圧的な事情聴取を受けたことがありました。自分が被害者の状況で、そんなふうに根掘り葉掘り聞かれたら心が壊れると思ったんです」さらにその後、Cさんのもとには榊氏から「また飲みに行こうね」とメッセージが届いた。「気持ちが悪いので、無視していたら、『えっ怒ってる?』と……。自分が何をやったのか理解していないことにぞっとしました」■被害者には向き合わず、自己保身の日々数々の女性から非道な行為を告発された榊氏だが、今は自己保身に走る日々だという。「榊氏は業務提携していた芸能事務所から契約を解除され、妻で歌手の和さん(53)からも離婚を切り出されています。『週刊文春』で最初に4人の女性が被害を告発したときに、榊氏は『妻には謝罪し、許してもらっている』と語っていました。しかし、榊氏の、女性への加害を家庭の問題にすり替えようとする姿勢は世間的にも非難の的に。妻の和さんも《一度も榊を許したことはありません》と公式サイト上で榊氏を痛烈に批判しています。それでもなお、現状では会見などをして被害者に謝罪するつもりはないようです」(前出・芸能関係者)本誌が、榊氏に対し事実の確認を求めたところ、代理人となる弁護士事務所から以下のような回答が返ってきた。「榊氏において、相手方の同意なしに性的行為を行ったり、ましてや性的加害や暴行を行った事実はございません」あくまでも“同意のうえ”と強弁する榊氏。彼女たちの消えない心の傷に、向き合う日は来るのだろうかーー。
2022年04月19日大人気サレ妻シリーズ、今回はサレ妻まゆ(@sarezuma_mayuuuu)さんの投稿をご紹介!「夫が妊娠させた相手は部下でした」第18話です。産婦人科に行ったことを、なぜ言わないのか問い詰めると夫は逆ギレしてきて…!?夫のDV出典:instagram警察に行こう出典:instagram子どもを1人で育てる覚悟出典:instagram付き合っている頃からDVをしていた夫。まゆさんは前科持ちの夫を警察に突き出すことはできませんでした。次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@sarezuma_mayuuuu)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年04月14日■前回のあらすじ鬼ごっこを開始すると、早々につみきちゃんを突き飛ばした男の子。わざとではないと言いますが…。■翌日、あの男の子の話題に…■ある可能性が浮上…!思い返せば違和感ばかり。ただの変わった子かと思っていたけれど、もしかして何か事情が…。果たして真相は…!?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月05日佐津川愛美主演の映画『蜜月』が、監督・榊英雄氏による性暴力・性被害の告発および報道を受け、公開中止となることが公式SNSにて発表された。『とんび』『宮本から君へ』『MOTHER マザー』で知られる脚本家・港岳彦によるオリジナルストーリーとして、3月25日(金)より公開される予定だった本作。映画『蜜月』製作委員会は文面で、「榊英雄氏が監督した同作品につきまして、関係各所との協議の結果、映画『蜜月』の公開を一旦中止とさせていただきます」と発表。告発報道の内容等については触れることなく、「公開をお待ちいただいておりましたお客様、また関係者の皆様には多大なるご迷惑をお掛けし、深くお詫びを申し上げます」と謝罪した。本作は家庭内で性被害に遭ってきた女性が描かれることから、3月8日の国際女性デーに完成披露上映と女性だけのトークイベントを開催。主演の佐津川さんが「色々と沢山お伝えしたい気持ちもありますが…」と冒頭の挨拶から涙に言葉を詰まらせていた様子が伝えられ、「男性が書かれた物語なので男性目線になるのはわかっていたけれど、現場では女性としてそれはしないと思うことや女性として理解ができないことは、色々と意見させていただきました。できる限りのところで闘いました」とも明かしていた。その後9日に、榊氏により過去に性的行為の強要などがあったという複数の女性の告発を「週刊文春」がオンラインで報道、脚本の港氏もTwitterで「取材を受けました」と投稿し、事実関係についての質問を榊氏や製作委員会にそれぞれ送ったことなどを明らかにしていた。同製作委員会によれば、今後については「すべて未定」だという。(text:Reiko Uehara)
2022年03月10日