皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんは居ませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。 今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードをご紹介します!持久走大会で…運動音痴だった我が家の息子が成長と共に、運動で活躍できるようになってきたときのことです。校内の持久走大会でいつも上位で活躍していたママ友の息子を、我が家の息子が抜かして2位で入賞した際に「たまたま調子が良かったんでしょう?たかが持久走で活躍したぐらいで運動神経がよくなったなんて調子に乗らない方がいいよ」と言われてびっくりしてしまいました。彼女は、何でも自分の子が一番目立たないと気が済まないタイプのトラブルメーカーなのですが…この一件以来「そりゃ嫌われるはずだわ…」と納得がいきました。出典:lamire(女性/専業主婦)値引きのお肉を…同じアパートに住んでいたママ友の話です。近所付き合いがあるアパートで、よく子ども同士を遊ばせたり、家に遊びに行ったりして仲良く過ごしていました。しかしある日、料理を持ち寄ってプチパーティをした時に私が持ち寄った料理をみて「これこの前買ってた値引きのお肉を使ったの?美味しくできててすごい」などとしっかり侮辱した一言を言われました。「衛生的に買おうと思わない」とも陰で話していたそうで、その日から付き合いをやめました。私は買い物上手だと思ってますけど!出典:lamire(女性/会社員)いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年06月03日持久走大会が苦手な娘。広汎性発達障害の娘は、幼稚園のころから走るのが苦手です。速く走ることも苦手ですが、長い距離走ることも大嫌い。小学生になってから、毎年のイベントである持久走大会では、毎回練習だけで憂鬱な気分になるようでした。Upload By SAKURA私たちも毎回、「ちゃんと最後まで走れるだろうか」と、胃がキリキリする思いで見守ってきました。持久走大会も今回で4回目。学年ごとに少しずつ距離が増えていくシステムで、1年生と2年生は距離も短くなんとか完走してきましたが、3年生は「完走できないのでは!?」と思うくらいギリギリの走りでした。Upload By SAKURA始まった持久走大会の練習。そして、今年度もやってきた持久走大会の練習。しかし、今年の娘は違いました。Upload By SAKURA毎年、練習であんなにひーひー言っていたのに...そんな娘の口から、『楽しい』という言葉が出るなんて!娘の目標は…私たちは、毎年娘が完走することしか考えておらず、娘がいつも一番最後にゴールすることを指摘したことはなかったのですが…Upload By SAKURA今まで、練習のきつさばかり言っていた娘から出た言葉とは思えないぐらい、前向きな発言でした。Upload By SAKURA目標を高く持つのはすばらしいことですが、娘の場合、目標通りにいかなかったときにパニックを起こすことがあります。学校でそうなるのは避けたいと思った私は、自分なりの目標でいいと話しました。それから娘は『今日も最後まで頑張ったよ。マイペースに走ったよ!』と、練習の報告をしてくれるようになりました。楽しみにしていた、持久走大会当日!しかし…そして、ついにやってきた持久走大会の当日。応援に行くね~!と見送ったのですが、天気が悪くなり、運動場の地面の状態が悪いことから、持久走大会は延期になりました。Upload By SAKURA帰宅した娘に、「今日、持久走大会なかったね。」と声をかけると…Upload By SAKURA持久走大会の延期が原因で、泣いてしまったというのです。突然の延期!そのとき娘は…娘の話と、先生の連絡帳から整理した話はこうでした。持久走大会の準備で、体操服に着替えていた子どもたち。そこへ先生がやってきて、持久走大会がないことが伝えられました。Upload By SAKURA半分着替えていた娘は、みんなの前で号泣。通常学級の先生は、突然泣き出した娘に驚いたそうです。おそらく娘は、あると思っていた持久走大会がなくなった...突然の予定変更にパニックを起こしたのでしょう。結局、持久走大会がなくなったことで、娘は通常授業を受けるため特別支援学級に移動。そこでも泣いていた娘に、特別支援学級の担任の先生から、延期になったことを説明され、ようやく泣き止んだそうです。Upload By SAKURA後日、持久走大会は行われ、娘は目標通りマイペースに完走してくれました。Upload By SAKURA他からはわかりにくい、娘の成長。毎年、きつくて練習を嫌がるんじゃないか...完走できるか...走りながら泣かないか...いろいろな心配をしていたのですが、今回はそのへんの心配は必要ありませんでした。3年生まであんなに走ることを嫌がっていた娘が、なぜ今回はこんなに前向きになれたのでしょう。走ること自体、好きにはなっていませんし、体力も走りを見た感じ、特別ついてはいません(笑)Upload By SAKURA私が思うに、何事にも「やだなー」から入ってたところが、「がんばるぞー!」に変わったところが大きいと思います。姿勢が前向きになったのかな?と感じます。順位は4年連続最下位ですし、走るのが速くなったというような目に見えてわかる大きな変化ではありませんが、私は、娘の劇的な成長だと感じました。前向きに頑張ろうと張り切るその姿に感動したのですが、その代わり、予想外のところで泣いてしまった娘。しかし、それもやる気の現れ!当日天気が微妙だったときは「今日はないかもしれないよ」という声かけをした方がいいと、私も一つ勉強になりました。のんびりマイペースな娘は、ゆっくりではありますが、一歩一歩進んでいます。5年生はどんな成長を見せてくれるのでしょうか。他の子と比べず、自分の中の目標を少しずつクリアしていってほしいと思っています。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年01月13日持久走大会も近いから、と買った新しい靴で参加した娘たち。でもママたちの会話を聞いて大反省した話です。■ 持久走大会、親としての反省以前、 持久走大会用の靴 についての記事を描いたんですが、結果はどうだったかというと……。わたし、新しい靴買ったわ。 言われてみればそうだよな~、慣れた靴のほうが走りやすいよね(汗)。来年は大会が終わってから買いなおそう(それか、もう少し早く買おう)。
2020年11月21日持久走大会前の連休、風邪を引いてしまった娘さん。あっという間に回復したので、ぐっちぃさんはお出かけに誘いますが、予想外の反応をされ…。■娘が風邪を引きました■恐るべきプロ意識!熱もなかったし、食欲もあったので、薬と睡眠であっという間に回復しました。持久走大会は無事に出られそうです(あとは晴れることを祈るのみ)。子どもって、風邪を引いてようが熱があろうが、遊びたがる、出かけたがるものだと思ってたけど、こまめのプロ意識(?)に親のほうがびっくりしました。当日、最高のコンディションに持っていきたいんだね(汗)。(私だったらこの風邪を無理やり長引かせて、持久走大会を休む(もしくは見学)に持っていくため、あらゆる手段を考えるというのに…!)運動が大好きな点においては娘たちを尊敬するよ!
2019年10月19日持久走大会のご褒美をねだられたぐっちぃさん。足の速い娘たちに、どうすべきかと考えた挙げ句…!?■ご褒美をねだられて■交渉に悩んだ挙句…アイス2個は魅力的だもんね!今まで「〇位以内に入ったら〇〇を買ってあげる」的な話はしたことなかったんだけど、今年はそういう交渉ができるんだということをお友達情報で知ってしまったらしい。でもアイス2個で手を打った娘たち…純粋でかわいい。
2019年09月21日「持久走大会!?走ったことないし、走れる気がまったくしない…」とこぼす小6長女。昨年末まで在籍していた東京の小学校では、持久走大会も長距離走もなかったのだから仕方ないか…と、私も半分諦めモード。しかし思いついたのです、「もしかしたら走り方やコツを教えてもらったら、子どもたちの気持ちも変わるかもしれない!」と。早速、子どもに走り方を教えてくれるという「柳井ランニングアカデミー」に連絡をとることに。持久走大会の約2カ月前のことでした。初めてのランニングアカデミー初めての体験日。グラウンドで小学4年生~6年生までの男女、約20人がストレッチをしていています。小学1年、4年、6年生のわが娘をボランティアで子どもたちに陸上を教えているという、柳井ランニングアカデミー代表の住原晴生さんが、快く迎えてくれました。これも体幹トレーニングボールやポールなどを使った体幹トレーニング、数種類のもも上げやジャンプ、肩を回しながらのランニングなど、これまでやったことのない動きや練習をひと通り体験。初めてなので、ぎこちない動きとリズムの娘たち。しかし、帰りの車では「トレーニング、おもしろいね!」、「みんなめっちゃ速いよねー!」(県内トップクラスの子たちも在籍)、「コーチのオヤジギャグもすごいね!(笑)」と、娘たちのテンションが上がった様子。持久走への入り口、スタートは上々です。ランニング=体幹トレーニングがポイントその後も、週1ペースで特別に通わせてもらったトレーニングで私が驚いたこと、それは走るには体幹が重要だということ。それと、遊びを含めたトレーニングや動きに“体幹を鍛える要素”がたくさん入っていることでした。ある日のモップリレーの様子中・高・大と陸上部で活躍し、また“ランニング”の研究もされてきた住原さん曰く、より速く走るには、自分の脚力で蹴り出すのではなく、地面からの反発力と足の回転で前に進めるようになることが大切なのだとか。地面からの反発力を上手に受け、その力を推進力にできるかどうかは体幹や走りのフォームにかかっているといっても過言ではないそう。体幹やフォームの違いは、未経験の娘たちとランニングアカデミー在籍の子どもたちの走りで、一目瞭然でした。トレーニングを重ねてきた子どもたちの上半身はブレず、抜群の安定感。この違いは素人の私にも、驚くほどよく分かりました。上体をまっすぐに、足を90度に上げているところしかし教わったことを娘たちがすぐに走りで実践できるかといえば、なかなか難しい。その後、何度か体験に通ううちに、最初は難しかったトレーニングが徐々にできるようになっていきます。一番難しかったペース配分も、住原コーチがペースを計りながら一緒に走ってくれる“かるがも走”という方法で少しずつ練習。1回目より2回目と縮まる自己ベスト、これもモチベーションアップにつながりました。11月から始まった学校での練習でも、タイムや走りを意識して走れていた様子。よしよし、いい感じで本番に向かっているぞ!いざ、持久走大会本番!当日の朝食は、住原コーチのアドバイスの通り、おにぎりに(当日の朝だけでなく、前々日から炭水化物を多めにした食事がオススメなのだそう)。長女はエネルギーが切れないよう、3個も平らげました。「キツくなったらひざを前へ出すイメージ。腕を縦にふるイメージです。がんばれ!」と、激励のメッセージももらい、いざ本番!1キロを走る低学年。スタートは勢いよく、ダンゴ状態(笑)。「絶対に1位になる!」と宣言していた通り、1年生で1位を獲得(少人数なので男女混合)した三女。途中、抜かれても抜き返し、意地で走った1キロでした。小4の次女、時々キツそうな表情も見せていましたが、速くなることも遅くなることもなく、1.5キロを一定のペースで走り切りました。「自己ベストからプラス2秒だった」と悔しがっていたものの、なかなかよい走りができていたよう。学年の中では男子2人に次ぎ3位(女子では1位)。練習の度にタイムが少し縮まり、自信をつけていった小6の長女。1週目は笑顔でなかなか良い調子。しかし2週目からかなり厳しい表情。あれ?どうした!?腹痛のため3、4週目も背中を丸めてしんどそうに走り、ペースがどんどん落ちていきました。途中リタイアすることなく2キロを完走したものの、順位もタイムも残念な結果となり、とても悔しそうでした。小さいけれど大きな進歩3人3様の結果になりましたが、3人とも本番までモチベーションを保ったままよくがんばりました。初めての持久走大会としては、ハナマルです!「まったく走れる気がしない…」と弱気だった長女が、「私、走れる!走れる気がしてきた!」と言うようになったこと。また「次はもう少しペースをあげられそう」と、ペース配分やタイムを意識するようになったことは、大きな進歩!そして長女も次女も、“自分自身に悔しい”という気持ちを持ったこと、これも見逃せない成長でした。大会に向けて練習をしていなければ、この悔しさは感じなかったはずですから。三女はというと、「来年も1位を取る!」と、妙にやる気満々です(笑)。娘たちの前向きな姿勢を見ることができ、また気持ちの変化を共有できたことがうれしかった母。このまま終わらせるのはもったいないと、来年2月に行われるロードレースに(2キロの部)勢いでエントリー、ポチッ!母娘、4人で参加することにしました。次は私も一緒にがんばらなきゃ!わが家の持久走トレーニングはまだまだ続きます。取材協力:<文・写真:フリーランス記者林未香>
2018年12月14日肌寒くなるこの季節。持久走大会が開催される小学校も多いですよね。しかし、持久走といえばつらくて苦しくて、できれば走りたくない……と、大半の人がネガティブなイメージを抱いているのではないでしょうか。今回は、走ることが苦手なお子さんでも楽しみながら速く走れるようになる「とっておきのトレーニング方法」をお教えします。小学校低学年に向いているトレーニング方法今も昔も、「持久走が好き!」という子より、「苦手だな……」と感じている子のほうが圧倒的に多いですよね。大会に向けてトレーニングをする前に、まずは持久走への抵抗感や苦手意識を払拭することが大切です。【1. スロージョギング】大人が趣味や健康のために行うランニングやジョギングは、楽しみながら自分のペースでできますよね。一方、小学生が体育の授業の一環として持久走を行う場合、たとえ「無理のないペースで」と指示されても、周囲に遅れをとらないようにと、つい速く走ってしまうもの。そのため、すぐに息を切らし、「しんどい、つらい」といったネガティブなイメージにつながってしまうのです。そこで取り入れたいのが「スロージョギング」。隣の人と会話ができるくらいの運動の強さで行うジョギングを意味します。小学生を対象に、岡山大学がこのスロージョギングを取り入れた研究を行ったところ、子どもたちの持久走に対する意識の変化が見られました。方法:低学年でも余裕を持って歩くことができる速度である時速4kmで、8分間スロージョギングの持久走を行う。ゆっくりだけど歩かず続けて同じペースで走るように指示。工夫:できるだけ単調にならないようにBGMを流す、走行中にすれ違うことができるコースを設定し、ハイタッチなど児童たちがコミュニケーションを図りながら楽しく走ることができるようにした。結果:すべての学年においてスロージョギングの授業の前に比べ、持久走に対する意識が「楽しい」「気持ちいい」といった肯定的なものに変化した。(引用:岡山大学大学院教育学研究科研究集録|小学生を対象にしたスロージョギング持久走についての実践的研究)無理のないゆっくりとしたペースで、まずは「走るって楽しい!」というイメージづけから始めてみるといいですね。【2. 5分間走】日本陸上競技連盟が承認している「小学生の長距離・持久走についてのガイドライン」で示した10項目の中には、「持久的体力向上の運動処方として「5分間走」が勧められる」という項目が含まれています。その理由として、「心肺への負担(苦しい時間)が短いことと同時に、フォームが崩れない時間(距離)であること」が挙げられています。箱根駅伝王者・青山学院大学陸上部の原晋監督も、著書『1日10分走る青トレ』(ゴルフダイジェスト社)で、大人向けとして「10分・1,500m」走ることを推奨しています。これもやはり、フォームが崩れない時間・距離を目安としています。5分や10分と聞くと短いように感じますが、負担を減らして合理的に走ることが結果に結びつくのなら、ぜひ試してみたいですね。【3. 正しい走り方】持久走も徒競走も同じ「走る運動」。でもそれぞれ速く走るためのフォームや注意点は違います。持久走では長い距離をラクに走るために適した走り方があるのです。<持久走の正しいフォームと大切なポイント>1.姿勢を良くして走る!姿勢が悪いと呼吸をしにくくなったり、疲れやすくなったりする。しっかりと背中を伸ばして走ろう。2.苦しくなったら息を大きく吐き出す夢中で走っていると呼吸がおろそかになってしまいがち。息を大きく吐くことでたくさん吸うことができるので、呼吸がラクになる。3.腕は力を抜いて軽く振る徒競走の時のように大きく速く振るとすぐに疲れてしまう。力を抜き、足のリズムに合わせて軽く振るのが◎。正しい知識をもとにした効果的なトレーニングは必ず結果に結びつきます。速く、ラクに走れるようになることで、つらくて苦しい持久走を少しでも楽しめるようになるのではないでしょうか。「外遊び」で体力アップ!おすすめは鬼ごっこ!?持久走に必要なものは“体力”です。しかし、体力をつけるために毎日トレーニングをすることは、子どもだけではなく親にとっても大きな負担になります。だからこそ、普段の遊びの中で自然に体力がついてくれたらいいですよね。オリンピック選手にも指導しているゆめおり陸上クラブの松原薫コーチによると「小学生の持久走の練習では、「無理をしないこと」が一番のポイント」とのこと。だからこそ、遊びの中でたくさん身体を動かして、徐々に体力をつけていくことがおすすめなのです。公園を走り回る、お友だちと鬼ごっこをする、それだけでも体力アップにつながります。StudyHackerこどもまなび☆ラボでも、たびたび「外遊び」の重要性についてお伝えしてきました。『体力の向上だけではない外遊びのメリット!子どもが外遊びで伸ばせる力5つ』『一生に一度のゴールデンエイジに運動能力を一気に伸ばす!幼児期に重要な3つの外遊び』外遊びをする機会がめっきり減った現代の子どもたち。しかし、外遊びをすることで得られるメリットは計り知れません。1. 鬼ごっこ・基礎体力がつく・体を動かすことの楽しさと意欲を生む・瞬間的な判断力、先を読む力が養われる・素早く動きを切り替える瞬発力「走る、歩く、よける」などが含まれる鬼ごっこは、子どもが楽しく体を動かせる遊びのひとつ。思いきり走って逃げてもよし、緩急をつけながら逃げるのもよし。短時間でもかなりの運動量になりますね。2. ボール投げ・体のバランス感覚が養える・手足を巧みに動かす「巧緻性(こうちせい)」が身につく・「空間認知能力」の習得・スピードに対する認知力どのタイミングでどのように手足を使えば相手にボールが届くのかなど、体全体の動作コントロールが身につきます。大きさの違うボールをいくつか用意して遊ぶほうが効果が高いそうですよ。3. 砂場遊び・「立つ」「座る」という動作を繰り返すのでいい運動になる・「運ぶ」「積む」「持つ」「掘る」ことで体のバランス感覚が養える砂を詰めたバケツを運ぶ、そのバケツを逆さにして、そーっと中身を出す。山を崩さないようにトンネルを掘るなど、微妙な力の加減が必要となってくる砂場遊び。運動能力ではありませんが、社交性や想像力の向上にもつながりますよ。(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|一生に一度のゴールデンエイジに運動能力を一気に伸ばす!幼児期に重要な3つの外遊び。)走る・跳ぶ・ボールを投げて受ける・ぶら下がる・つかむといった動きは、神経機能の発達を促して運動能力を向上させます。また、走る・歩く・よけるといった瞬発力が必要とされる「鬼ごっこ」は、体力向上にもってこい!そしてなにより、日頃から身体を動かしていることで持久力がアップして、長い距離を走り抜く力を養うことができます。子どもが自信を手に入れる「魔法の言葉」とは?最後に、子どもの心と身体の健康のために、私たち親が日頃から気をつけておきたいことをお伝えします。メンタル面では、励ましの言葉やポジティブな思考を育むためにどうしたら良いか、また健康面では、規則正しい生活と朝ごはんの大切さについて考えていきましょう。【1. 「〇〇君ならできるよ!」】普段から子どもを褒めていますか?多くの日本人は我が子を褒めることが照れ臭く、他人から褒められても謙遜しがちだといいます。しかし、子どものやる気を削ぐのも、やる気を育てて実力以上の力が出せるようになるのも、実は親の声かけが大きく関係しているのです。教育・子育てアドバイザーの鳥居りんこ氏は、中学生100人を対象に「親に言われてうれしかった言葉」を調査しました。それにより導き出した『子どもに繰り返し言ったほうがいい言葉』の中に、「オマエならやれる!」という言葉があります。心配のあまりつい「大丈夫?」「本当にできる?」「難しいんじゃない?」といった言葉をかけてしまいがちですが、本来ならば、子どもを信じて励まし、背中を押してあげるのが親の役目です。もし子どもが「ちゃんと最後まで走れるかな……」と不安がっていたら、ぜひ「〇〇君ならできるよ!」と声をかけてあげましょう。それだけで子どもは自己肯定感と自信を手に入れて、本来持っている力をさらに伸ばすことができるのです。【2. 朝食メニューは炭水化物+炭水化物】持久走大会当日の朝。緊張のあまり食欲がなかったとしても、最後まで走りきる体力を維持するためにはきちんと食べさせましょう。逆にあまりたくさんの量を食べてしまうと苦しくて走れなくなってしまうので、適量を食べさせる工夫が必要です。プロアスリートも取り入れているスポーツ栄養学をもとにしたメニューでは、試合当日の朝ごはんは集中力を高め、身体を動かすためのエネルギーを補給することを重視しています。たとえば「おもち」と「雑炊」、「うどん」と「おにぎり」など、普段の朝ごはんとは少し違う組み合わせになりますが、即効でエネルギーに変わる炭水化物の量を増やすことが効果的です。また前出の松原コーチによると、胃腸内の炭酸ガスを抑えるヨーグルトもおすすめとのこと。特別なものを作る必要はありませんが、普段の朝ごはんにちょっと変化をつけることを心がけましょう。【3. 規則正しい生活】健康を維持して体力をつけるには、規則正しい生活を送ることが一番です。しかしその習慣は簡単に身につくものではありません。朝すっきり目覚めるには、前日から生活リズムを整えておく必要があります。文部科学省が推奨している『早寝早起き朝ごはん』運動は、たくさんの自治体や企業が賛同して大きな活動へと広がりを見せています。生活習慣の乱れは学習意欲、体力、気力の低下の要因のひとつとして指摘されており、社会全体の問題として考えなければなりません。まずは家庭でできることとして、生活環境を整えてあげましょう。夜更かしせずに、早く寝るためにはどうしたらいいか?朝なかなか起きられないのなら何を改善したらいいか?今抱えている問題点を親子で一緒に考えてみましょう。「元気な1日」を毎日過ごしていれば、それが習慣になります。すると、持久走大会のような「ここぞ!」の時にも力を存分に発揮できますよ。以前のコラム(学力低下を招く「睡眠不足」を改善しよう!子どもがスッキリ起きられるポイント7つ)でご紹介した「気持ちのいい朝を迎えるためのポイント」をおさらいします。1.寝る時間・起きる時間を親子で決める2.朝日を浴びる3.寝る前の環境を整える4.昼寝の時間を見直す5.前日の夜に準備をする6.正しい姿勢で寝る7.家族みんなで(同じ時間に)寝る持久走大会を楽しむためには、日々の暮らしを見直して生活リズムを整え、しっかりと最後まで走り抜く体力をつけることが大切です。本番当日までにできることを積極的に取り入れたいですね。***持久走大会に向けてトレーニングすることは、体力や運動能力のほかに、「最後までやり抜く力」も養います。走っているときは苦しくても、ゴールした後に得られる達成感や清々しさは何ものに代え難いでしょう。きっと将来、困難な状況に打ち勝つ強さにもつながるはずです。(参考)一般社団法人日本スロージョギング協会|スロージョギングとは岡山大学大学院教育学研究科研究集録|小学生を対象にしたスロージョギング持久走についての実践的研究小学生長距離・持久走検討プロジェクト|日本陸上競技連盟「小学生長距離検討会議(プロジェクト)」が示した「小学生の長距離・持久走についてのガイドライン」原晋著(2017),『1日10分走る青トレ』,ゴルフダイジェスト社学研親子のための運動・遊び方情報誌ソトイコ!2018年度秋号|千葉真子さんの走り方教室正しいフォームはこれだ!!ベネッセ教育情報サイト|【小学生のマラソン大会】どんな練習をするといい?本番に勝つための戦略は?StudyHackerこどもまなび☆ラボ|体力の向上だけではない外遊びのメリット!子どもが外遊びで伸ばせる力5つStudyHackerこどもまなび☆ラボ|一生に一度のゴールデンエイジに運動能力を一気に伸ばす!幼児期に重要な3つの外遊びPRESIDENT Online|子供が見違える「短い声かけフレーズ10」明治監修(2017),『かんたん!おいしい!ジュニアのためのスポーツごはん:栄養満点パワーチャージレシピ』,金の星社「早寝早起き朝ごはん」全国協議会|「早寝早起き朝ごはん」運動についてStudyHackerこどもまなび☆ラボ|学力低下を招く「睡眠不足」を改善しよう!子どもがスッキリ起きられるポイント7つ
2018年11月10日