妊娠中のマタニティ期から赤ちゃんに授乳している期間は、どんどん大きくなるお腹や授乳に気をとられて、いつも部屋着のようなファションになってしまいがち。この期間のファッションに苦労しているママも多いはずです。しかし、妊娠中や授乳中というある程度の制約はあっても、やっぱり女性はおしゃれを楽しみたいですよね。そこで今回は、マタニティから授乳期、卒乳後まで飽きずに着られる洋服選びのポイントやコーディネート術をご紹介します。■マタニティ用の服は、基本買わないマタニティ用の服は、着る期間が本当に限られているので、なるべく買わないようにすることが大前提。まずは、妊娠前に買っていたお気に入りのブランドで、自分の好みのお洋服を探してみましょう。探してみると、意外にマタニティ期に着られるものもあります。授乳期のことも考えて、以下のポイントに気をつけながら洋服を選んでみましょう。■マタニティ~授乳期の洋服選びのポイント・ポイント(1)マタニティ用を購入するなら、トップスよりボトムスもしマタニティ用として購入するなら、トップスではなく、ジーンズなどのマタニティ用パンツがおすすめです。ただし、妊娠中でも太ももなどのサイズが変わらない方の場合は、既存のパンツをマタニティ用に変えてくれるベルトがありますので、それを購入しておきましょう。ひとつ持っていれば、既存のパンツにプラスするだけでマタニティ用になるので、とっても便利です! ・ポイント(2)ドルマンスリーブでウエストをカバー! 授乳ケープ代わりにも数年前から人気のあるドルマンスリーブのトップスは、マタニティ初期~授乳期~卒乳後もしっかり使える優等生です! 1枚でおしゃれに見えるデザインのものも多く、柄や無地、今季注目のスウェットなど、素材やカラーなどの違いで、まったく異なった印象に見せることができます。ドルマンスリーブは、デザインの特徴でウエスト周りがゆったりしているものが多いので、産後気になるウエストもカバーできます。透けない素材のものであれば、そのまま授乳もOK。まだ外出などに慣れない新生児のママにもおすすめですね。ドルマンスリーブで、ファッションスタイルに一味違った変化をつけてみましょう。・ポイント(3)シャツやストールをうまく取り入れる妊娠期、授乳期ともに重宝するのがシャツとストールです。同時にコーディネートに取り入れてもいいですし、単品ずつ取り入れるのもOK! 妊娠中は、ゆったりとしたTシャツの上からシャツを羽織ると、お腹もカバーされて、目立たなくなります。また、妊娠中、登場頻度が高くなり、コーディネートがマンネリになりがちなワンピースにも、さらりとシャツを羽織るだけで雰囲気がぐっと変わりますし、妊婦さんの大敵、冷えにも効果アリです。ストールもシャツと同じ役割を果たしてくれます。ストールに関しては、授乳期には即席授乳ケープにも大変身! 1枚バッグに入れておくだけで、安心感があるアイテムです。いかがでしたか? ちょっとの工夫でマタニティ~卒乳まで幅広くおしゃれが楽しめそうですね! ぜひ実践してみてください。
2014年10月01日毎回同じ姿勢で授乳していると、赤ちゃんが母乳を同じ箇所の乳腺からばかり飲むことになり、飲まれていない箇所に飲み残しが発生します。飲み残された母乳は、溜まって味がおいしくなくなり、濃く小さく固まって、乳腺炎の原因になる場合があります。そのため、こまめに授乳姿勢を変えることが必要です。そこで今回は、代表的な授乳姿勢、赤ちゃんの抱っこの仕方を4つご紹介しますので、ご参考になさってください。■1.横抱きママのお腹に授乳クッションなどを置き、その上に赤ちゃんを寝かせてあげる姿勢=横抱きは、もっとも代表的な授乳の姿勢です。 この時、お母さんと赤ちゃんのお腹が密着するとよいでしょう。体が密着すると赤ちゃんも安心しやすく、クッションの中綿がしっかりしていればママも猫背にならずに授乳できます。クッションだけで高さが足りない場合は、バスタオルなどを追加して高さを調整してください。■2.フットボール抱きフットボール抱きの「フットボール」は、ラグビーのこと。赤ちゃんを脇に抱えて授乳させる姿勢のことをフットボール抱きといいます。横抱きの姿勢から、そのままあげる側の母乳の方向へクッションごと赤ちゃんをスライドします。もしくは、ふとんやクッションなどを積み重ねてもOKです。たまにこの抱き方で母乳をあげることで、赤ちゃんのお口の角度が変わり、横抱きだけの偏った飲み方になるのを防ぐことができます。一日数回、横抱きと組み合わせられるとよいですね。■3.縦抱き座ったママの膝に赤ちゃんを座らせて授乳する姿勢を縦抱きと言います。おっぱいがちょうど口に入りやすい位置になるため、乳首が小さめの人向きかもしれません。外出時にクッションがない時はこの姿勢であげることが多くなるでしょう。赤ちゃんの口に合わせておっぱいを支えてあげると、母乳が下のほうに溜まらず、飲みやすくなります。縦抱きには、横抱きやフットボール抱きで吸い切れない部分をあげられるという利点もありますが、首のすわらない赤ちゃんにはあまり勧められません。■4.添い乳寒い夜の授乳など、ママがどうしても起き上がれない場合の授乳方法です。横になり、抱き寄せるように赤ちゃんをおっぱいに近づけて、支えながら授乳します。ですが、この方法は赤ちゃんがおっぱいを浅めにしかくわえられないため、続けるのは母乳に良くありません。また、特に小さめな赤ちゃんにとって、大きいおっぱいの添い寝は窒息の原因になる懸念もあります。どうしてもという時だけにして、できるだけほかの抱き方と組み合わせて授乳しましょう。冒頭でも書いた通り、なるべくいろいろな角度からあげていくのが、赤ちゃんのためにも母乳のためにも良いとされています。例えば、フットボール抱きで片側のおっぱいをあげて、そのままクッションごとスライドさせるように横抱きして反対側のおっぱいをあげ、次の授乳時はその逆、外出時には縦抱きで…とすると、やりやすいかもしれません。今回もシリーズとして、練馬区の桶谷式母乳相談室、『まどれ助産院』の真木先生にお話を伺いました。産後すぐからの母乳育児期、せわしない日中も、長く感じられる夜も、赤ちゃんと一緒に少しでもラクに乗り越えられますように。
2014年09月12日(画像は、ワコールボディブックより)女性の大きな転機である妊娠・出産・授乳『目ざせ、美バスト!』の特集を行っている「WACOAL BODYBOOK(ワコールボディブック)」が、「Vol.5授乳後のバスト事情とは!?」の掲載をしている。妊娠・授乳でバストのサイズや形が変わった、と言う女性も多く、興味深い内容だ。健康的に美しくありたい、と思う女性の為に、からだに関する様々な専門家によるコラムや解説が掲載される「WACOAL BODYBOOK」。今回は、バストに関する情報を医学的に解説。さらに美バストの為の食事やトレーニングを紹介している。元通りにはならないの?妊娠をして胸が大きくなった!と喜んでいる女性の声を聞いた事はないだろうか?しかし、喜んでばかりいられる話ではない。おなか同様に大きくなった胸の皮膚は伸びてしまう。伸びた皮膚は元に戻らず、重みで垂れ下がったままになってしまう事が多い。一般的に、授乳にも関係がある乳腺は乳房の60%から70%を占める。残りは脂肪組織などだが、この乳腺の割合が多い人の方が授乳後の胸のしぼみ方が顕著になる。反対に脂肪組織が多い人の方が、授乳後でも胸が垂れ下がる事が少ない。さらに、授乳期に乳房を支えているクーパー靭帯も引っ張られて伸びきってしまう。他の靭帯同様に、一度伸びたクーパー靭帯は縮む事はなく、乳房の形を整える事が難しくなってしまうのだ。授乳後は、矯正下着などでつけている間だけでも形を整えておく、という方法に変えていくのは仕方のない事のようだ。【参考リンク】▼「WACOAL BODYBOOK」
2014年03月28日