日産自動車は29日、ミニバン「セレナ」の特別仕様車「ハイウェイスター エアロモード」を発売した。ベース車は3タイプあり、価格はハイウェイスター S-HYBRID(2WD)ベースが269万8,500円、ハイウェイスターG S-HYBRID(2WD)ベースが289万9,050円、ハイウェイスター(4WD)ベースが293万2,650円。今回発売した特別仕様車は、スタイリッシュで魅力的な装備を採用しながら、手頃な価格設定を行ったモデル。人気の高いキセノンヘッドランプやフロントプロテクターを標準装備とし、専用装備としてダーククロムグリルとパワーウインドウスイッチフィニッシャー(グロスブラック)を採用している。また、ベース車と同様に「平成27年度燃費基準+20%」の達成と「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」認定によって「エコカー減税」による減税措置に適合し、2WD車は自動車取得税と自動車重量税が免税、4WD車は75%減税となる。エンジンは、2.0LのMR20DD(DOHC筒内直接燃料噴射直列4気筒)、ハイブリッド車のモーターは1.8(2.4)kW(PS)のSM23を搭載し、トランスミッションはエクストロニックCVTを採用。乗車定員は8名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月29日日産自動車は28日、新型コンパクトカー「ノート」を9月3日に発売すると発表した。価格は124万9,500円から167万4,750円。新型ノートは、軽量・コンパクトで低燃費な「HR12DE」エンジンと、新開発の直噴ミラーサイクルエンジンに高効率スーパーチャージャーを搭載した「HR12DDR」エンジンを採用。HR12DDRを搭載した「S DIG-S」グレードでは、空力に優れた軽量ボディとの組み合わせによって、軽快な走りとJC08モードで25.2km/Lという低燃費を両立している。また、全車に副変速機付エクストロニックCVT(無段変速機)を搭載しており、2WD車にはアイドリングストップも設定。エコカー減税によって、HR12DDR搭載車は自動車取得税および自動車重量税が免税、HR12DE搭載車(2WD)は自動車取得税および自動車重量税が75%減税となる。最上級グレード「MEDALIST」には、スエード調クロスと合皮のコンビシートや、ピアノ調センタークラスターフィニッシャーといったプレミアム感を高める装備に加え、コンパクトカーでは初というアラウンドビューモニターを標準装備。なお、アラウンドビューモニターは「X」「X DIG-S」「X FOUR」グレードにメーカーオプションが用意されている。乗車定員は5名。あわせて、同社関連会社のオーテックジャパンは、新型ノートをベースとしたカスタムカー「ライダー」と、ライフケアビークル「アンシャンテ」を設定し、同日に発売すると発表した。新型ノート「ライダー」は、個性や特別感を演出する特別装備でエクステリアとインテリアをトータルコーディネートしたカスタムカー。エクステリアでは、専用フロントグリルや光輝モール付の専用フロントバンパー、専用15インチ光輝アルミホイールなどを、インテリアには専用の格子柄のシート地やドアトリム、本革巻のステアリングを採用している。価格は154万350円から179万8,650円。新型ノート「アンシャンテ」は、助手席スライドアップシート(昇降シート)車と、助手席回転シート(回転シート)車の2タイプが設定されている。価格は、138万2,850円から200万3,400円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月28日日産自動車は1日、新しいエコ技術を搭載した「セレナ S-HYBRID」を発売した。同日には、横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでTVCM発表会も行われ、新CMに出演する嵐の大野智さん、相葉雅紀さんらが登壇した。2011年度ミニバン市場で販売台数1位を記録し、家族のためのミニバンとして好評な「セレナ」。新モデルではシンプルでコンパクトな「S-HYBRID(スマートシンプルハイブリッド)」を採用。ハイブリッドシステムをすべてエンジンルームに収め、クラス最大の室内空間やシートアレンジの使い勝手の良さはそのままに、クラスNo.1の低燃費(15.2km / L:JC08モード燃費 / 2WD)を実現。クラスで唯一、自動車取得税と自動車重量税が免税となる。内外装も「セレナ」の魅力を高めたものとなり、「S-HYBRID」専用表示も。新モデルの発売に合わせ、「セレナ」全車で2~3列目のシート中央席にELR3点式シートベルトを標準装備とし、燃費性能を高めた低燃費タイヤも採用している。「セレナ S-HYBRID」の新CM「なまはげ体験」編は3日よりオンエア予定。嵐の大野さんと相葉さんがなまはげに扮し、子供たちを驚かすという内容で、2人のなまはげ姿もさることながら、なまはげが来ることも、なまはげに扮するのが大野さんと相葉さんであることも知らなかったという子供たちの素のリアクションにも注目だ。相葉さんは撮影を振り返り、「なまはげに扮するのは想像以上に難しかったし、子供たちのためとわかっていても、泣かれるのはちょっと……」と苦笑いを浮かべつつ、「僕ら大人でも怖かったくらいなのに、子供はもっと怖いだろうなと思ったけど、心を”なまはげ”にしてがんばりました」とコメント。大野さんも、「撮影現場の楽しさが映像でも伝わると思います。最初は心配だったけど、結果はオーライでした!」と満面の笑みを浮かべた。「セレナ」で出かけたい場所を聞かれると、「夏なのでキャンプとか。この『セレナ』なら遠くまで行けるし、空気も汚さないので、キャンプにも最適なクルマだと思います」(相葉さん)、「釣り好きなので釣りですね。釣竿も十分入りますし。あと、みんなで乗っていけるクルマなので、みんなでバーベキューに行きたい」(大野さん)との答えが。続いてCMで共演した男の子が「海やスカイツリーに行きたい」と答えると、「スカイツリーに行きたい? わかった! じゃあ一緒に行こう(笑)。『セレナ』でね」と相葉さんが誘う場面もあった。「セレナ S-HYBRID」は1日より全国一斉に販売開始。価格帯は2WDが216万3,000~279万9,300円、4WDが243万6,000~283万2,900円となっている。なお、日産自動車の関連会社、オーテックジャパンからは、「セレナ」をベースとした特別仕様車「クロスギア」が登場。1日より販売を開始し、価格は2WDが258万4,050円、4WDが282万8,700円となる。10月にはライフケアビークル(LV。福祉車両)「チェアキャブ スロープタイプ」も発売予定とのことだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日トヨタ自動車は23日、東京・青海の「MEGA WEB トヨタ シティショウケース」にて発表会を行い、フルモデルチェンジした新型「ポルテ」と、新型車「スペイド」を発表した。同社は両車種を「トヨタのプチバン」と位置づけ、展開していく。現在、国内市場ではスライドドアや広い室内空間など、ミニバン的要素を持つコンパクトカー「プチバン」のニーズが高まっている。この新たな市場カテゴリを牽引すべく、トヨタが投入するのが、「ポルテ」「スペイド」の2車種。ともに大開口ワイヤレス電動スライドドア(開口幅1,020mm、開口高1,250mm)や、低いフロア地上高(300mm)、段差のないフラットなフロアが特徴のコンパクト2BOXだ。車内もショッピングバッグをかけるフック、小物の収納に便利な運転席前のアッパートレイ、ティッシュボックスもしまえるアッパーボックスなど、毎日使うことを考えたアイデアも充実。トヨタによれば、「誰もが笑顔になる使い勝手のよさ」を追求したという。フルモデルチェンジとなる「ポルテ」のフロントビューは、親しみやすく洗練された表情に。直線と円弧を組み合わせたシンプルな長円形モチーフ「スクエアオーバル」を織り込んだ。「スペイド」のフロントビューは精悍でクールな印象。両車種ともに新CMを展開予定で、コンセプトは新型「ポルテ」が”家族想いのプチバン”、新型車「スペイド」が”チャレンジするためのミニバン”となる。これらのCMとは別に、「TOYOTAのプチバン」を表現したCMも制作され、「プチバン」をわかりやすく解説したWebサイトも公開されている。23日の発表会では、トヨタ自動車製品企画本部の鈴木敏夫氏が、「ポルテ」「スペイド」について、「アルファード・ベルファイア並みの室内の高さと、レクサスLS並みの足元空間を確保しつつ、コンパクトなアクアと同寸法の外形サイズとし、これらを両立させて”究極のスライド2BOX”を実現させました」と説明。両車種の機能を紹介するデモンストレーションも行われ、「ポルテ」ではベビーカーや自転車、「スペイド」ではサーフボードが収納されるなど、コンパクトな外見ながら広い車内空間を持つことが示された。新CMにちなんだパフォーマンスが披露される場面もあった。また、トヨタ自動車代表取締役副社長、前川眞基氏は、「自動車メーカー最大の責務は、『もっといいクルマをつくる』ことにあると考え、環境や走りにこだわったクルマを提案してきました。新型『ポルテ』、新型車『スペイド』は日常生活における使いやすさにこだわりました」とコメント。ファミリーをはじめ幅広い層に受け入れられることを期待しており、「実際に見て、触って、乗っていただき、このクルマに込められたこだわりを実感してもらえればなによりだと思います」と述べた。新型「ポルテ」は全国のトヨタ店およびトヨペット店、新型車「スペイド」は全国のトヨタカローラ店およびネッツ店を通じて発売され、両車種とも価格帯は145~191万円。生産工場はトヨタ自動車東日本の東富士工場で、月販目標台数は両車種とも4,000台。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月24日日産自動車は18日、新開発のスマートシンプルハイブリッド「S-HYBRID」をミニバン「セレナ」に搭載して8月に発売すると発表した。今回開発されたスマートシンプルハイブリッドは、「セレナ」に搭載したECOモーターの発電能力を高め、サブバッテリーを追加することで減速時のエネルギー回生量を増やすハイブリッドシステム。すべてのシステムをエンジンルームに収めているため、同車の特長である広い室内空間や使い勝手の良いシートアレンジを維持しながら低燃費を実現している。また、より多く蓄電された電力を使用することで、アイドリングストップの頻度を高め、ストップしている時間を延長する効果がある。加速中は、アイドリングストップ後に余った電力でECOモーターを駆動して、エンジンの補助駆動力として利用する。これにより、セレナの2WD車は自動車取得税と重量税が免税、アイドリングストップシステム搭載の4WD車は75%減税となり、全車がエコカー補助金の対象となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月18日