本日11月10日(金) より公開された映画『正欲』より、新垣結衣と磯村勇斗の共演シーンが公開された。本作は、第34回柴田錬三郎賞を受賞した朝井リョウによる同名小説の映画化作品。家庭環境、性的指向、容姿など“選べない”背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何かというテーマを炙り出す。キャストに稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香らが集結し、『あゝ、荒野』(2017)、『前科者』(2022) などを手掛けた岸善幸監督がメガホンを取った。公開されたのは、新垣演じる夏月と磯村演じる佳道のある会話シーン。中学時代の同級生だったふたりは大人になってから思わぬ形で再会し、やがて互いに“ある秘密”を抱えていることを共有する仲になる。“ある秘密”のためにどこか生きづらさを感じているふたり。そこで佳道は、「これで擬態できないかな、世間並みに」と語りながら夏月に指輪を差し出し、「この世界で生きていくために、手を組みませんか?」と“提案”を持ちかけ、夏月も「いいね、それ」と笑顔で答えるのだった。この先、夏月と佳道を待ち受けるものとは──?本編が待ち遠しくなる映像となっている。磯村は今回の出演について、「非常に難しい役と出会ったという印象でした。岸監督やプロデューサーと何度も話し合ったぐらい、掴むのが難しかった。でもこの作品が届けたいメッセージは非常に今の時代に合っているし、何か救いになるのではないかと思いました」と役作りにおける苦労を語った。一方新垣は、「夏月ひとりの場面の撮影はずっと重くて、苦しいなという感覚でした」と語るも、「磯村さんがクランクインされて、佳道とふたりの場面になったら本当にホッとしたんです。夏月たちも実際にこういう気持だったのかもしれないなって、そのときにすごくリアルに感じました」と、磯村との充実した共演を振り返った。映画『正欲』本編映像「この世界で生きていくために、手を組みませんか?」<作品情報>映画『正欲』公開中(C)2021 朝井リョウ/新潮社(C)2023「正欲」製作委員会関連リンク公式サイト::
2023年11月10日11月1日に閉幕した第36回東京国際映画祭で観客賞と最優秀監督賞の2冠に輝いた岸善幸監督の『正欲』が、10日(金) に全国公開される。稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗はじめ、人気俳優が顔を揃える作品だが、多様性について改めて考えさせられるシリアスな群像劇。50万部を超える朝井リョウのベストセラー小説の映画化だ。『正欲』LGBTQのような性的マイノリティの人への偏見や差別をなくそうという考えが社会の主流になり、さまざまな性的指向を個性と認め合う多様性の時代だ。一方で、反社会的な小児性愛からみの事件や、スキャンダルも後をたたない。そんな中で、この映画は、「マイノリティの中のマイノリティ」を取り上げた。ここまで深い部分にスポットをあてた作品は、観たことがない。昔、酒席でたまたま高名なSM作家と話す機会があったときに「1000人いれば、1000人のフェチがある」といわれ、そんなものかな、とすこし違和感を覚えた記憶があるが、世の中の片隅で息を潜めていた人たちの存在が、SNS全盛となって、すこしずつ水面に浮かび上がってきた。この映画は、まさにそういう時流の象徴かもしれない。5人の男女をメインにした群像劇だ。稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香が演じている。別々の場所で生活し、境遇も違う彼らの日々が並行して描かれ、時間の経過とともに、交差し、からみ合い、そして事件がおきる、という展開。この5人の日常のなかで、フェティシズム、同性愛、小児性愛、男性恐怖症、ルッキズム、そして不登校といった現代の諸相も、映し出す。脚本は、『あゝ、荒野』に続き岸善幸監督とタッグを組んだ港岳彦が手がけ、朝井リョウの原作小説とは少し構成を変えている。稲垣吾郎が演じる横浜地方検察庁の検事・寺井啓喜は、不登校で引きこもりの息子を抱え、妻との関係はあまりよくない。ごく“普通”の、つまり大多数の指向をもった中年男性、という設定だ。検察事務官(宇野祥平)と共に担当する事件の中で、世の中のさまざまなマイノリティと関わりを持つことになるが、今回の事件によって彼の中にも、ある変化が訪れる。桐生夏月(新垣結衣)は、地元広島のショッピングモールで働くアラサーの独身。彼女は、中学の同窓会で佐々木佳道(磯村勇斗)と再会し、中学時代から抱いていた不思議なシンパシーを思い出す。実は、ふたりには忘れられない鮮烈な過去の出来事があったのだ……。そして、横浜の大学に通う学生・神戸八重子(東野絢香)。性的トラウマを抱え、男性に嫌悪感を抱いているが、大学で行われるフェスで、ダンスサークルに所属する諸橋大也(佐藤寛太)と出会い、無機質な彼の魅力に惹きつけられていく……。観ているうちに引き寄せられ、目が離せなくなるのが、夏月と佳道。ふたりは再会して、実は性的指向が共通であり、お互いにとって初めての理解者だとわかるのだ。その後、彼らが選んだ生き方、ライフスタイルには、率直に言って驚かされてしまう。岸監督はあるインタビューで、「今の“多様性”ですくい取れないマイノリティーで、社会から疎外され、なじめない生き方をしてきたふたりがどう結ばれるか、大きなテーマだった」と語っている。原作のなかに、「社会からほっとかれるためには社会の一員になることが最も手っ取り早い」という一節がある。夏月と佳道は、ノーマルな市民生活に溶け込んでいたのだが……。思いもかけない展開。ラストは、希望が見えた、とはいわないが、ほんの小さな灯りがともる。ところで、『正欲』には『(ab)normal desire』という英語タイトルがついている。なるほど、これは面白い。(ab) という言葉が意味深だ。「ノーマルな欲望とアブノーマルな欲望、どちらも同じ欲望にほかならない……」と読み取った。自分ではごくノーマルと思える指向も、別の角度からみたらアブノーマルということはある。普通の男を演じた中で、稲垣吾郎がふっと見せる軽い狂気。難役にチャレンジし複雑な心のひだを絶妙に表現した新垣結衣。そして、まさに旬、ノリにのる磯村勇斗。年末年始発表される映画賞に、どんな風にからむかも楽しみ。文=坂口英明(ぴあ編集部)【ぴあ水先案内から】笠井信輔さん(フリーアナウンサー)「……人と違う生き方が否定され苦悩する“個性的”な人たち。「普通って何?」という問いかけが胸に刺さる……」笠井信輔さんの水先案内をもっと見る()中川右介さん(作家、編集者)「……稲垣吾郎演じる検事だけが、自分こそ普通だと確信しているのだが、一番異常に見えてくる皮肉……」中川右介さんの水先案内をもっと見る()平辻哲也さん(映画ジャーナリスト)「……出演者でも際立つのは、磯村勇斗だ……」平辻哲也さんの水先案内をもっと見る()(C) 2021 朝井リョウ/新潮社(C) 2023「正欲」製作委員会
2023年11月06日俳優の新垣結衣さんが、2023年10月31日放送のバラエティ番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演。占いから、新垣さんの意外なプライベートが続々と明らかになりました。新垣結衣、家では『想像を絶するオフ感』占い師から見ると、新垣さんは誰からも愛されるタイプであり、非常に頑張りやさんで優しいとのこと。また「実は甘えん坊」であるといい、新垣さんは「よく知った仲になると、ものすごく甘える」と、占いが当たっていることを認めました。私生活については「外では明るく家では大人しいタイプ」が表れているようで、これには新垣さん自身、自覚があるようです。家にいる時のオフ感って、みなさんが想像を絶するオフ感だと思います。寝ぐせは直さないとか、部屋着を着替えないとか、なんか常にリラックス…Tシャツスウェットみたいな状態だったりとか。誰か分からないと思います。突然ですが占ってもいいですか?ーより引用なんと自宅にいる時は、俳優としての新垣さんを知る人からすると『想像を絶するオフ感』なのだとか!しっかり者なイメージがあるため、オフモードを貫く一面に、ギャップを感じた人も多かったのではないでしょうか。また、占い師によると、新垣さんには『朝』や『朝日』が表れているとのこと。「早起きですか?」と聞かれると、新垣さんは驚いた様子で「真逆です」「朝まで起きていて朝に寝る」と回答します。これには、共演した俳優の稲垣吾郎さんもびっくり。稲垣さんは朝型のようで、似た者同士だと思っていただけに「ちょっとショック」と語りました。新垣さんは「なんでそんなに起きているのか」と聞かれ、このように答えます。昔から割と夜型で、夜元気になっちゃうタイプで。撮影中とかってだいたい朝早いじゃないですか。そうすると、ずっと常に眠いみたいな感じだったんですけど。休みの日が続くと昼夜逆転するようになって、最近はもう、撮影が入っていなければ、夜が明けるまで起きていて。突然ですが占ってもいいですか?ーより引用新垣さんの生活リズムは昔から夜型で、音楽を聴いたり、家族や友達と話したりして、朝まで過ごしているのだそうです。なお、新垣さんは料理をするのが好きで、栗をむいていたら、朝の7時になっていたこともあったとか。新垣さんの意外な素顔に、視聴者からさまざまな感想が上がっています。・ガッキーは早起き派かと思っていたけれど、まさかの夜型!意外な一面を知れて嬉しい。・心を許した相手に甘えるガッキー、かわいすぎる。・私も朝まで起きて朝寝るタイプだから、なんか嬉しいな。・ガッキーが夜型でショックを受ける吾郎ちゃんが面白い。・オフの過ごし方に親近感がわいた。でも、そんな姿もかわいいんだろうな。占いによってひも解かれた、新垣さんの意外な一面。作品に出ている時の顔とはまた違った、飾らない姿に、魅力を感じた人は多かったのではないでしょうか![文・構成/grape編集部]
2023年11月01日●直感的に強く惹かれ朝井リョウ原作『正欲』への出演決意数々のドラマや映画に出演し、年齢と経験を重ね演技の深みが増している新垣結衣。映画『正欲』(11月10日公開)では、とある性的指向を抱えている難しい役どころに挑んだ。「人生の大きな課題をいただいた」と語る新垣に、本作への参加がどんな経験になったのか、そして、自身にとって大切な存在や35歳を迎えた今の仕事に対する思いなど話を聞いた。朝井リョウ氏による小説『正欲』を、監督・岸善幸氏、脚本・港岳彦氏で映画化。稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香を出演者として迎え、家庭環境、性的指向、容姿――異なる背景を持つ人たちを描きながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく。新垣が演じたのは、広島のショッピングモールで契約社員として働く、とある性的指向を持つ桐生夏月。同級生の佐々木佳道(磯村勇斗)との再会をきっかけに、夏月の日々が少しずつ変わり始める。難しい役どころに挑んだ新垣だが、直感的に強く惹かれるものを感じ、出演を決めたという。「言葉にできないような感覚。直感というのが近い気がしますが、企画書とプロットを読ませていただいた段階で強く惹かれるものがあり、原作も惹かれるものがありました。これを映像化するのは難しいだろうなと思いましたが、監督とお話させていただいたときに、同じ方向を向いて挑むことができると感じ、出演させていただくことになりました」○■生きづらさを感じたときに救ってくれたのは周囲の人たち岸監督は新垣の起用について「夏月とは対極のイメージを持たれている人に演じてもらいたかった」と語っているが、新垣自身はどのように感じているのだろうか。「対極かどうかわかりませんが、夏月はとある指向を持っているため、佳道と出会うまでずっと孤独で、この世の中のどこにも居場所がないような気がしている。私はそうではなく、私の気持ちに共感してくれる人や、共感や理解まではいかなくても、否定せずに聞いてくれる人に出会えた人生なので、本当に恵まれているなと。そこは夏月とは違うと思います。ただ、夏月が感じているものとは全く同じではないと思いますが、35年間生きてきて、生きづらいと感じたことはあります」生きづらさを感じて苦しんだときに救ってくれたのは周囲の人たちだったという。「つらくて、自分の内に内にこもってしまいそうなときに、それをどうにかしてくれたのは、人でした。話を聞いてくれて、それを否定しないでいてくれて、時には、新たな視点を与えてくれる人に私は出会えてこられた人生だったので、本当に恵まれているなと感じます」また、15年ぐらい前から飼っている犬の存在も大きいと語る。「ギリギリのラインで食い止めてくれていたと感じるのは愛犬たち。この子たちには私しかいないので、ご飯を食べさせたり、掃除をしたり、快適に生きていけるようにという思いがあると、自暴自棄になることはないなと思っています。何かあっても、この子たちを守らなきゃと思うから、冷静な自分がいて、自分以外のことを考える相手がいるというのはすごく大きいです」○■新境地の演技を見せるも自身は「新境地とは思っていない」役作りに関しては、「夏月が抱えている、とある指向に関して、具体的に参考になるようなものは見つからなくて、想像するしかありませんでした」と言い、また、夏月と同じような指向を持った人たちが、すべて夏月のようだと思わせることのないように、とても慎重に役作りをしていったと明かす。「自分の想像ではこういう人なのではないかと思っても、それは自分の視点でしかない。何事も1つがすべてではないので。とある指向の中に、さらに細かく違うものがあると思いますが、この映画で描くのは、あくまでもその1つでしかなくて、すべてではない。それをすべてのように思わせるようなことをしたら本末転倒な気がしたので、自分だけの意見ではなく、いろんな人が想像する夏月を教えてもらいながら、『そういう見方もありますね』と話していく中で、『正欲』ではこういう風に描くという共通認識を作っていきました」夏月の複雑な心情を繊細に演じ、今までに見たことのない表情を見せている新垣。公式情報でも「新境地を見せる新垣結衣」と謳われているが、新垣自身は「新境地とは思っていない」と語る。「皆さんそれぞれが持ってくださっている新垣結衣のイメージがあり、それとは違うものだったから新境地と思ってくださったのかなと思いますが、私としてはどれも役や作品が変われば違う人で、自分以外の人なので、全部新しく、初めてという感覚なんです。なので、今回の夏月が今までやってきた中で特別違うのかというと、『いや、全部違ったよな』と」●自分の考えや見方がすべてではないという意識を大切に話を聞いていると、自分の考えや見方がすべてではなく、視野を広く持とうと心がけているように感じたが、「それは意識しています。自分の中で揺るぎないものはあっても、人に押し付けるものではないと思っています」と新垣。その思いは本作に参加したことでさらに増したという。「何かを決めつけないとか、自分以外の何かがあるということを意識していきたいとより一層思うようになりました。自分の想像し得ない世界で夏月のような思いをしている人が絶対にいて、そういう人たちがいるということがどういうことなのか、すぐに答えを出して終わりではなくて、考え続けることを大事にしたいと思い、とても大きな一生の課題をいただいたなと思っています。自分の想像し得ない世界があるということを知っているだけでも、これから出会うことに対して自分が感じることや感覚が変わっていくと思うので、大事にしていきたいです」監督とたくさん話し合って作り上げたからこそ、完成した作品を見たときにイメージの相違は全くなかったそうで、参加した喜びを改めて感じたという。「イメージ通り、もしくはイメージ以上の仕上がりでしたし、こういった作品に参加することができてうれしいな、ありがたいなと思い、そういう意味では安心しました。難しかったし苦しかったし、温かくもあって、すごくいろんな気持ちにさせられて、素晴らしい作品に参加できたなと思います」一方で、「いつまでも安心できない」という思いも明かす。「どこかにいる夏月のような人たちが見たときにどう感じるのかというのはわからないので。世界中の一人ひとりに感想を聞くことはできませんし、個人個人で受け取り方が違うので、きりがないことを考えてしまいます。自分としてはやれることは尽くしたと思っていますが、心から安心はしないんだろうなと思います」○■「何事も楽しむこと」が人生の目標ポジティブに考える練習も2001年にモデルとしてデビューし、2005年にドラマ『Sh15uya』(テレビ朝日)で女優デビューした新垣。経験を重ねてきて、今の仕事に対する思いを尋ねると、「仕事もプライベートも含めて人生の目標という感じですが、楽しんでいきたいと思っています」と答えた。「仕事は楽しいだけではやれないと思いますが、大変なことがあっても、そんな中でも“楽しい”の割合を増やしていけたら。単純に笑っているということだけではなく、充実感とか、前向きに取り組めたかとか、そういうのも含めて楽しいと思う割合を増やしていきたいと思っています」あるときふと、「楽しんでいきたい」と思うようになったのだという。「自分ができる精一杯を尽くすというのは昔も今も変わっていなくて、それが自分にとって誠実に向き合うことだと思っているので、ずっとそうやってきていますが、あるときふと、楽しむってすごくいいなと思ったんです。自分はネガティブな発想を持ちがちで、初めてのことに対して怖がりなので、それを変えたいというのはずっと漠然と思っていて、何事も楽しむことができたらいいなと意識するようになりました」また、「できるだけポジティブに考えるという練習をずっとしている」と明かし、「いまだに根っこにあるものは変わりませんが、ポジティブに考える練習というのは、自分にとって問題になっていることの見方・視点を変えるという作業な気がしていて、それが昔より早くなったなとは思います」と自身の変化を語った。それでも、「自分だけではどうすることもできないときもある」と言い、「そういうときに話ができる誰かがそばにいるって本当に恵まれているなと感じます」としみじみ。「夏月は佳道に会うまでそういう人がいない人生だったので、2人を見ていると本当に私は人に恵まれている人生だなと思うし、感謝して大切にしたいなってつくづく思いました」と語っていた。■新垣結衣1988年6月11日生まれ、沖縄県出身。2001年にモデルとしてデビューし、2005年にドラマ『Sh15uya』で女優デビュー。2007年に公開された主演映画『恋空』が大ヒットとなり、第31回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。『ミックス。』(17)では第41回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、第60回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞。近年の主な出演映画は『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(18)、『GHOSTBOOK おばけずかん』(22)など。テレビドラマでは、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズ、『リーガル・ハイ』シリーズ、『逃げるは恥だが役に立つ』(16)、『獣になれない私たち』(18)、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(22)、『風間公親-教場0-』(23)などがある。主演映画『違国日記』が2024年公開予定。スタイリング:小松嘉章(nomadica)メイク:藤尾明日香
2023年10月30日現在開催中の第36回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されている映画『正欲』の舞台挨拶が10月25日、TOHOシネマズ日比谷で開催され、主演の稲垣吾郎をはじめ、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香、岸善幸監督が出席した。第34回柴田錬三郎賞に輝いた朝井リョウのベストセラー小説を、『あゝ、荒野』でタッグを組んだ監督・岸善幸、脚本・港岳彦で映画化した本作。検事の寺井啓喜(稲垣)、ある特殊な秘密を抱えた契約社員の桐生夏月(新垣)、夏月と同じ秘密でつながる佐々木佳道(磯村)、ダンスサークルに所属する大学生の諸橋大也(佐藤)ら、それぞれの登場人物の人生が、ある事件をきっかけに交錯していくさまを描く。稲垣は昨年の映画『窓辺にて』に続き、2年連続で出演作がコンペティション部門に出品されたが、多くの観客が詰めかけるなか「またこの場所に戻ってこられて光栄です。世界中の方に観てもらえる機会にドキドキしています」と笑顔で挨拶。稲垣吾郎新垣とは本作が初共演となる稲垣。「普段からドラマや映画で活躍されているので、共演できることが楽しみでした」と期待を持って現場に入ったことを明かすと「普段のパブリックイメージの新垣さんとは全く違った顔を見ることができました。観ていただくとびっくりすると思います」と観客に期待をあおる。新垣も稲垣との共演について「ご一緒したシーンは濃厚でシリアス。とても重要なシーンだったので、濃い時間を共有することができました」と充実した撮影だったことを明かすと「企画書を読ませていただいたとき、心惹かれるものがありました。岸監督としっかりお話をさせていただき、同じ方向性を向いて挑むことができました」と満足した表情を浮かべていた。新垣結衣岸監督とは映画『前科者』以来となった磯村は「また難しい役と出会ったな」とオファーを受けたときの印象を述べると、オーディションで本作の役を勝ち取った佐藤は「オーディションに受かったときは嬉しかったのですが、僕は衝撃的な原作をすでに読んでいたので、いろいろとやることが多いなと感じて、緊張している時間もなかった」と当時を振り返っていた。<作品情報>映画『正欲』11月10日(金) 公開(C)2021 朝井リョウ/新潮社(C)2023「正欲」製作委員会関連リンク公式サイト::
2023年10月26日映画『正欲』(11月10日公開)のワールドプレミア舞台挨拶が25日、都内で開催中の「第36回東京国際映画祭」(TIFF)内で行われ、主演の稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香、岸善幸監督が登壇した。コンペティション部門に選出されている『正欲』は、朝井リョウ氏による同名小説が原作。家庭環境、性的指向、容姿――異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく。検察官として横浜検察庁に務め、妻と息子と3人でマイホームに暮らす寺井啓喜を稲垣吾郎、広島のショッピングモールで契約社員として働く桐生夏月役を新垣結衣、両親の事故死をきっかけに広島に戻ってきた夏月の同級生・佐々木佳道を磯村勇斗、ダンスサークルで活動し、大学の準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ諸橋大也を佐藤寛太、大也と同じ大学に通う神戸八重子を東野絢香が演じた。稲垣は、新垣と磯村と初共演した感想を聞かれると「普段からいろんな作品で拝見している素晴らしい俳優さんたちなので共演できるというのは本当にうれしく思いました」と喜びを述べ、「普段見させてもらっている表情と違った、映画の登場人物になりきった、新垣さんなら夏月、磯村さんなら佳道としてそこに存在していたので、僕も自然とその世界に誘われて気持ちよく演じることができました」と称賛。さらに、新垣の演技について「今まで新垣さんのいろんな作品とかビジュアルとかコマーシャルとか見てきた中で、それぞれ描く新垣さんのイメージってあるじゃないですか。僕もそれを覆された。映画の現場で会ったときは本当にびっくりしました。普段イメージする新垣さんと全く違っていて。たぶん皆さんもびっくりすると思います」と語った。新垣は、稲垣との共演について「ご一緒できたシーンが濃密というかシリアスというか重要なシーンだったので濃い時間を共に過ごして一つのシーンを作り上げるのに、一緒に力を尽くすことができたというのはとても光栄でした」と振り返った。
2023年10月25日第36回東京国際映画祭にて、映画『正欲』ワールドプレミア舞台挨拶が10月25日(水)、都内劇場にて開催され、出演する稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香、そして岸善幸監督が登壇した。『正欲』は、第34回柴田錬三郎賞を受賞した朝井リョウ同名原作を映画化。横浜に暮らす検事の寺井啓喜(稲垣さん)、広島のショッピングモールで販売員として働く桐生夏月(新垣さん)、両親の事故死をきっかけに広島に戻ってきた夏月の同級生・佐々木佳道(磯村さん)など、異なる背景を持つ人々を同じ地平で描写。「人が生きていくための推進力になるのは何なのか」というテーマを炙り出していく物語。稲垣さんは新垣さん&磯村さんらと初共演。感想を尋ねられると、稲垣さんは「普段からいろいろな作品で拝見している素晴らしい俳優さんたちなので、共演できるのをうれしく思いました。現場では新垣さんや皆さんは、普段の表情と違った映画の登場人物になりきった人になっていて、そこに存在してくれて。自然といざなわれて気持ちよく演じることができました」と絶賛。すると、ぺこっと新垣さんが会釈をした。新垣さんも「(稲垣さんと)ご一緒できたシーンが本当に濃密というか、シリアスというか、重要なシーンだったので、濃い時間をともに過ごしました。ひとつのシーンを作り上げるのに、一緒に力を尽くすことができてとても光栄でした」と丁寧に語り、稲垣さんも照れたようにぺこりと会釈で返していた。すでに行われているマスコミ試写では、キャストの演技が話題になっている。新垣さんの芝居について、稲垣さんは「僕もイメージを覆されたというか、映画の現場で会ったときは普段の新垣さんとまったく違っていて本当にびっくりしました。皆さんもびっくりするのでは、と思います」と太鼓判を押す。この日は映画祭上映とあって、英語の通訳が入る構成になっていた。キャストがしゃべった後英語の通訳が入るたび、稲垣さんたちは何だかそわそわ。佐藤さんが「会話のテンポが難しいっすよね!」と口火を切ると、稲垣さんは強くうなずき、「僕もワンセンテンスが長かったかなって!ずっと1個1個(佐藤さんに)聞いてたんですよね!」と話していた。映画『正欲』は11月10日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:正欲 2023年11月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社ⓒ 2023「正欲」製作委員会
2023年10月25日女優の新垣結衣が23日、東京・日比谷で行われた「第36回東京国際映画祭」(TIFF)のレッドカーペットに登場した。コンペティション部門に出品された映画『正欲』(11月10日公開)に出演している新垣は、主演の稲垣吾郎、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香とともにレッドカーペットに登場。ブラックのパンツコーデで美貌を放ち、フォトセッションでは笑顔を見せながらカメラに手を振っていた。今年の「東京国際映画祭」は、10月23日から11月1日の10日間、昨年に引き続き日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催。上映作品数は昨年の174本から219本に増加し、海外ゲスト数も昨年の104人から600人以上と大幅に増える見込みとなっている。コンペティション部門は、114の国・地域から寄せられた1942本の中から15作品が選ばれ、日本からは『正欲』(岸善幸監督/稲垣吾郎主演)、『曖昧な楽園』(小辻陽平監督/奥津裕也主演)、『わたくしどもは。』(富名哲也監督/小松菜奈&松田龍平主演)の3作品が選出されている。撮影:蔦野裕
2023年10月23日映画『正欲』(11月10日公開)に出演する稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香が23日、東京・日比谷で行われた「第36回東京国際映画祭」(TIFF)のレッドカーペットに登場した。コンペティション部門に選出されている『正欲』は、朝井リョウ氏による同名小説が原作。稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香を出演者として迎え、家庭環境、性的指向、容姿――異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく。フォーマルな衣装でレッドカーペットに登場した5人。稲垣は「すごい華やかですね。華やかな映画祭の祭典、東京国際映画祭にお招きいただきありがとうございます」と挨拶し、本作について「出演者みんなそれぞれ覚悟の必要とした作品だったのですが、それが報われる素晴らしい作品に仕上げていただきました。ぜひ映画館で見ていただきたいと思います」と自信をのぞかせた。今年の「東京国際映画祭」は、10月23日から11月1日の10日間、昨年に引き続き日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催。上映作品数は昨年の174本から219本に増加し、海外ゲスト数も昨年の104人から600人以上と大幅に増える見込みとなっている。コンペティション部門は、114の国・地域から寄せられた1942本の中から15作品が選ばれ、日本からは『正欲』(岸善幸監督/稲垣吾郎主演)、『曖昧な楽園』(小辻陽平監督/奥津裕也主演)、『わたくしどもは。』(富名哲也監督/小松菜奈&松田龍平主演)の3作品が選出されている。撮影:蔦野裕
2023年10月23日女優の新垣結衣が出演する、ライオン・ソフラン アロマリッチの新CM「よきかな」編が、4日より順次放送される。○■新垣結衣のうっとりとした表情に「かわいい〜!」洋服を楽しげに選びながら、柔軟剤で仕上げた洋服の香りに包まれて幸せを感じ、その仕上がりに満足する新垣が映し出される新CM。撮影では、新垣が洋服の香りに包まれうっとりする表情を見せると、スタッフたちから「かわいい〜!」と感嘆の声が漏れていた。○■新垣結衣インタビュー――今回のCMでは、「実は、見た目もキレイになる」という「ソフラン アロマリッチ」の機能も伝えています。この機能についてどう思われましたか?「実はそうでした。」ということにびっくりしました。でも、言われてみればそうだったなって思って、香りだけではなくて、見た目もキレイに今までもしてくれていたと思うと、すごく知らないうちに得をしていたような気分でした。――お洋服の見た目がキレイに整っていて、うれしかった経験はありますか?やっぱり大人になるにつれて、着る服の素材も、似合う服の素材も変わってきたりして。そういう時に、パリッとシワのない、キレイな見た目のお洋服を着れると、すごく気持ちが良いなと思います。例えば、朝、時間がない時に準備をしていて、「あ、着たかった服……でも、これちょっと気分が今日変わってしまったな……」という時に、また違う服を急きょ着たいとなった時に、それがもうすでにキレイな状態であると、なんかすごくうれしいですよね。時間がない中でもサッと着ていけるというのは、うれしいだろうなと思います。――今回のCMでは、香りのよさを感じて「離れがたし……」と言うシーンがありますが、最近、「離れがたし……」と思ったことは何ですか?最近どころか毎日思っているのですが、寝るのが大好きなので、布団から出ないといけない時に、布団と「離れがたし……」と毎日思っています。笑――今回のCMでは、キレイな仕上がりを実感して「よきかな♪」と言うシーンがありますが、最近、「よきかな♪」と思ったことは何ですか?今回の「ソフラン アロマリッチ」の新CMの撮影が、とてもサクサク進んで、順調だなと思って。監督も何度もお世話になっている方なので、お馴染みのチームで、スムーズに進んで、順調に進んで、「よきかな♪」と思いました。○■新垣結衣のアロマリッチ相談室◎1通目:私の彼氏は服に無頓着で、いつも服にシワがついていても気にしません。私は気になって仕方ないのですが、新垣さんならどうしますか?ご本人が気にしていないのであれば、まぁいいかなって思ってしまうかもしれないですけど、この質問をくれた方は気になってしょうがないので……。私は割と、毎日のようにではないですけど、アイロンをかけたりするのが好きなタイプなので、例えばですけど、彼氏さんのお洋服のシワをキレイにして、着てみてもらって、その良さを知ってもらうとか……。もしくは、彼女さんも毎回のようにはやれないだろうから、シワになりにくいお洋服をおすすめするとか……。もしくは、その彼氏さんのお家にアロマリッチを置いておくのはどうでしょうか? そうすると、お洗濯をするだけで、見た目もキレイにしてくれるということなので、それもおすすめです。色々試してみてください。◎2通目:新垣さん、こんにちは。アロマリッチって、いい香りが多いですよね。だから、いつもどれを買おうかドラッグストアで迷っちゃいます! 新垣さんは、決められなくて困ったことってありますか?あったと思います。以前は割と、自分でも優柔不断な方だなって思っていたんですけど……。迷っても、例えば、誰かに連絡して「どう思う?」って相談するんですよ。でも、多分心の中では(答えが)決まっていて。自分の心の中では。でも、迷ってる、もうあと踏ん切りがつかないみたいな状況なんです。だから、その背中を押してほしいっていうので、誰か家族だったりとか友達とかに電話をして、背中を押してもらうみたいなことはよくありました。今は迷っても、割とすぐに決断できるようになったかもしれません。 (手紙を改めて読み返しながら……)そうですね。アロマリッチっていい香りが多いですから、いつもどれを買おうか迷っちゃう。でも、例えば、こんな自分になってみたいなっていう、自分のイメージに近い香りを見つけてみるとか、良いんじゃないですかね? もしくは、順番でも良いし! “この香りはこういうイメージです”っていう提案をしている動画もありますので、ぜひ探してみてください。私が香りに合わせて「5変化」した動画があります。ぜひ、見てみてください。
2023年10月04日俳優の稲垣吾郎と女優の新垣結衣が共演する映画『正欲』(11月10日公開)が、「第36回東京国際映画祭」(10月23日~11月1日)のコンペティション部門に正式出品されることが27日、明らかになった。朝井リョウ氏による小説『正欲』を、監督・岸善幸氏、脚本・港岳彦氏で映画化。家庭環境、性的指向、容姿――様々に異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく物語を、原作とは違い、ある種のラブストーリーとして描く。検察官として横浜検察庁に務め、妻と息子と3人でマイホームに暮らす寺井啓喜役に稲垣吾郎。広島のショッピングモールで契約社員として働く桐生夏月役に新垣結衣。両親の事故死をきっかけに広島に戻ってきた夏月の同級生・佐々木佳道には、磯村勇斗。そして佐藤寛太がダンスサークルで活動し、大学の準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ諸橋大也、東野絢香は大也と同じ大学に通う神戸八重子を演じている。このたび、「第36回東京国際映画祭」のコンペティション部門に正式出品されることが決定。同映画祭が『正欲』のワールドプレミアとなる。出品決定に際し、メインキャスト陣からコメントが到着。稲垣は「観た後、それぞれ違った感じ方をしていただきたい映画」、新垣は「自分が想像しえない世界は確実にあって、そこにいまも生きている人がいる。それがどういうことなのかを常に考えながら撮影した作品」と述べ、磯村、佐藤、東野もそれぞれコメントで寄せている。さらに、新たな場面写真も公開。家族団らん中のはずが、啓喜(稲垣)を見る妻・由美(山田真歩)と息子・泰希(潤浩)の表情は穏やかではない様子で。ショッピングモールでの接客中の夏月(新垣)は何かをこらえるようにうつむき、佳道は何とも言えない表情で一心に誰かを見つめているようだ。ダンスサークルのリーダー・高見優芽(坂東希)が同席する中、学祭実行委員として大也(佐藤)にイベント出演依頼をする神戸(東野)や、啓喜にある事件の資料を渡す検察事務官の越川秀己(宇野祥平)、パソコン画面をのぞき込む子供たちと由美、右近(鈴木康介)、目を閉じて一心不乱に水を浴びる中学生時代の夏月(滝口芽里衣)と佳道(齋藤潤)など、物語を彩るさまざまな登場人物たちの気になる場面写真が到着した。○■稲垣吾郎観た後、それぞれ違った感じ方をしていただきたい映画になっていると思います。全てに疑問を持ちながら、純粋な気持ちで演技に向き合うことができました。○■新垣結衣問われている感覚が、原作を読んだ時から、映画が完成した後もずっとそばにあります。自分が想像しえない世界は確実にあって、そこにいまも生きている人がいる。それがどういうことなのかを常に考えながら撮影した作品でした。○■磯村勇斗観終わった後、温かい気持ちになり、自分を大切にしようと思いました。この『正欲』を通して、我々と観て下さった方が「何か」を共有し育み、互いに勇気を持って、一歩でも半歩でも自分の人生を進めていけるようなれたら嬉しいです。○■佐藤寛太善く生きるということ。人と共存するということ。人生の意義を考えること。暮らしのなかでは保留することができる答えのない問いが、映画という実態を伴って眼の前に現れました。僕はこの作品を引きずって大人になっていこうと思います。○■東野絢香完成された『正欲』は、人間の命がとても美しく描かれた映画でした。上手に息が吸えない私たちに、今を生きるための酸素を送り届けてくれる作品です。この映画が、少しでも多くの方に届く事を、心から願っております。(C)2021 朝井リョウ/新潮社(C)2023「正欲」製作委員会
2023年09月27日俳優の稲垣吾郎と女優の新垣結衣が共演する映画『正欲』(11月10日公開)の30秒予告と本ビジュアルが19日、公開された。また、主題歌はVaundyに決定したことも発表された。朝井リョウ氏による小説『正欲』を、監督・岸善幸氏、脚本・港岳彦氏で、稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香を迎え映画化。家庭環境、性的指向、容姿――様々に異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく衝撃的な物語を、原作とは違い、ある種のラブストーリーとして描く。検察官として横浜検察庁に務め、妻と息子と3人でマイホームに暮らす寺井啓喜(てらい・ひろき)役に稲垣吾郎。広島のショッピングモールで契約社員として働く桐生夏月(きりゅう・なつき)役に新垣結衣。両親の事故死をきっかけに広島に戻ってきた夏月の同級生・佐々木佳道(ささき・よしみち)には、磯村勇斗。そして佐藤寛太がダンスサークルで活動し、大学の準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ諸橋大也(もろはし・だいや)、東野絢香は大也と同じ大学に通う神戸八重子(かんべ・やえこ)を演じている。物語が進むにつれ、別の場所でそれぞれの人生を歩んできた彼らの関係は、少しずつ交わっていく。どうしたって降りられないこの世界で、生き延びるために大切なものを、強い衝撃や深い感動とともに提示する。このたび30秒予告が公開。映像は、「自分がどういう人間か、人に説明できなくて息ができなくなったことってありますか?」と夏月が啓喜に問いかけるシーンから始まる。正義で世界を測る検事の啓喜は「社会の“バグ”は本当にいるの。悪魔みたいなやつがいるんだよ!」と語り、そのセリフとともに登場人物たちの意味深で印象的な表情が次々と映し出される。「あんたが想像もできないような人間はこの世界にたくさんいるんだよ」と語る大也。「誰にもバレないように、無事に死ぬために生きてるって感じ」とつぶやく佳道。検事の啓喜は一体何と対峙していくのだろうか……。家庭環境や指向、見た目など、様々に異なる5人。違う場所、違う人生、違う境遇で生きていて、まったく接点がないように見える彼らの距離が少しずつ近づいていき、予想もできなかった“ある事件”をきっかけに交差する。「生きるために必死だった道のりをありえないって簡単に片付けられたこと、ありますか?」と、問いかける夏月。そして、水浸しのベッドに横たわる夏月の画とともに映し出されるタイトル「正欲」。その言葉の意図するものとは? 交差した彼らの人生はその後どこに向かうのか?あわせて本ビジュアルも公開。何か遠くを静かに見つめる啓喜と、無言で前後に並びバスに揺られる夏月と佳道、そして「観る前の自分には戻れない」のコピーが印象的な一枚となっている。さらに本作の主題歌を、若者を中心に幅広い世代で人気を誇るVaundyが担当することが決定。Vaundyが映画主題歌を手掛けるのは、本作が初となる。主題歌となったのは、Vaundyの未発表楽曲である「呼吸のように」(SDR)。書き溜めた未発表の曲から、映画の世界観に合うものをVaundyが選び提供。まるで書き下ろしたかのように映画世界を端的に凝縮した、かけがえのない人とのつながりを歌うその楽曲は、深い余韻を本作の最後に響かせる。果たしてどんな主題歌になっているのか。○■Vaundyコメント自由でいることの窮屈さや、共鳴を求めてしまう心の寂しさが描かれているこの映画ですが、必ずしも共感をしなくてもいい、できないのもいいのかもしれない、と僕は感じました。生きるということは息を吸うということ。少しでも長く君と同じ空気を吸っていたいのさ、というシンプルな想いをこの曲にこめています。自分の中に溶けていくような音楽になるよう心がけたので、映画館で最後まで浸ってもらえたら嬉しいです。Vaundy(C)2021 朝井リョウ/新潮社(C)2023「正欲」製作委員会
2023年09月19日稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香を出演者として迎え、朝井リョウによる小説を映画化した『正欲』から、主要キャストが登場する新場面写真が解禁された。本作から新たに解禁されたのは、稲垣さん、新垣さんら主要キャストたちのワンシーンを切り取った場面写真。稲垣さんが演じるのは、検察官として横浜検察庁に務め、妻と息子と3人で暮らす寺井啓喜。息子が不登校になり、教育方針を巡って妻とは度々衝突している。今回解禁された場面写真では、戸惑いの表情で誰かをまっすぐ見つめる寺井の姿が。彼の視線の先にいるのは、一体誰なのか。新垣さんが演じるのは、広島のショッピングモールで契約社員として働く桐生夏月。実家暮らしで変わり映えのしない日々を繰り返している磯村さんが演じるのは、両親の事故死をきっかけに広島に戻ってきた夏月の同級生・佐々木佳道。新たな場面写真では、夏月と佳道が、無言で前後に並びバスに揺られる姿が写し出されている。また、佐藤さんが演じるのは、ダンスサークルで活動し、大学の準ミスターに選ばれた諸橋大也。東野さんは、そんな大也と同じ大学に通い、学園祭実行委員としてダイバーシティフェスを企画し、彼が所属するダンスサークルに出演依頼をする神戸八重子を演じている。微妙な距離感の2人の間に、何が起きたのか?それぞれに人生を歩んできた5人だが、少しずつ彼らの関係は交差していく。なお、本作のムビチケカードが9月15日(金)より発売決定。稲垣さん演じる寺井と新垣さん演じる夏月が交錯するかのようなデザインに。さらに、ムビチケの前売り特典となる「クリアしおり」は、主要キャラクターたちの印象的な表情を切り取ったものとなっている。『正欲』は11月10日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:正欲 2023年11月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社ⓒ 2023「正欲」製作委員会
2023年09月05日俳優の稲垣吾郎と女優の新垣結衣が共演する映画『正欲』(11月10日公開)の新場面写真が5日、公開された。監督・岸善幸氏、脚本・港岳彦氏で、第34回柴田錬三郎賞を受賞した朝井リョウ氏による小説『正欲』を映画化。家庭環境、性的指向、容姿――様々に異なった”選べない”背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく衝撃的なストーリーで、稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香を出演者として迎え、2022年9月から10月に掛け撮影を行った。このたび、稲垣、新垣、磯村、佐藤、東野ら主要キャストたちのワンシーンを切り取った場面写真が公開された。稲垣が演じるのは、検察官として横浜検察庁に務め、妻と息子と 3 人で暮らす寺井啓喜(てらい・ひろき)。息子が不登校になり、教育方針を巡って妻とは度々衝突している。この度解禁された場面写真では、戸惑いの表情で誰かをまっすぐ見つめる寺井の姿が。彼の視線の先にいるのは一体─―?新垣が演じるのは、広島のショッピングモールで契約社員として働く桐生夏月(きりゅう・なつき)。実家暮らしで代わり映えのしない日々を繰り返している。磯村が演じるのは、両親の事故死をきっかけに広島に戻ってきた夏月の同級生・佐々木佳道(ささき・よしみち)。新たに登場した場面写真では、夏月と佳道が、無言で前後に並びバスに揺られる姿が写し出されている。佐藤が演じるのは、ダンスサークルで活動し、準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ諸橋大也(もろはし・だいや)。東野は、そんな大也と同じ大学に通い、学園祭実行委員としてダイバーシティフェスを企画し、彼が所属するダンスサークルに出演依頼をする神戸八重子(かんべ・やえこ)を演じている。絶妙な距離感のふたりの間に、一体何が起きたのか?それぞれに人生を歩んできた5人。少しずつ、彼らの関係は交差していく。誰ともつながれない、だからこそ誰かとつながりたい、とつながり合うことを希求する彼らのストーリーは、どうしたって降りられないこの世界で、生き延びるために大切なものを、強い衝撃や深い感動とともに提示する。また、映画『正欲』の前売り特典付きムビチケが、9月15日より発売されることが決定。ムビチケカードは、稲垣演じる寺井と新垣演じる夏月が交錯するかのようなデザインに。さらに、ムビチケの前売り特典として「クリアしおり」が決定。主要キャラクターたちの印象的な表情を切り取ったしおりに仕上がっている。(c) 2021 朝井リョウ/新潮社(c) 2023「正欲」製作委員会
2023年09月05日映画『正欲』の主要キャストである稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香の新たな場面写真が公開された。原作は、第34回柴田錬三郎賞を受賞した朝井リョウによる同名小説。家庭環境、性的指向、容姿など“選べない”背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく衝撃的なストーリーとなっている。稲垣が演じるのは、検察官として横浜検察庁に務め、妻と息子と3人で暮らす寺井啓喜。息子が不登校になり、教育方針を巡って妻とは度々衝突している。このたび公開された場面写真では、戸惑いの表情で誰かをまっすぐ見つめる寺井のほかに、広島のショッピングモールで契約社員として働く桐生夏月(新垣)と、両親の事故死をきっかけに広島に戻ってきた夏月の同級生・佐々木佳道(磯村)が無言で前後に並び、バスに揺られる姿も。さらに、ダンスサークルで活動し、準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ諸橋大也(佐藤)と、学園祭実行委員としてダイバーシティフェスを企画し、諸橋が所属するダンスサークルに出演依頼をする神戸八重子(東野)の姿も映し出されている。また、本作の前売り特典付きムビチケが9月15日(金) より発売されることが決定。ムビチケカードは、稲垣演じる寺井と新垣演じる夏月が交錯するかのようなデザインとなっている。さらに、ムビチケを購入すると前売り特典として「クリアしおり」がプレゼントされる。<作品情報>映画『正欲』11月10日(金) 公開(C)2021 朝井リョウ/新潮社(C)2023「正欲」製作委員会関連リンク公式サイト::
2023年09月05日稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香を迎え、第34回柴田錬三郎賞を受賞した朝井リョウによる同名小説を映画化した『正欲』。この度、公開日が11月10日(金)に決定し、ティザービジュアル&特報映像とともに7名の追加キャストが解禁された。今回解禁されたティザービジュアルでは、『正欲』というタイトルが大きく示され、「(ab)normal desire」という映画『正欲』の英題がパッションピンク色の手書き風文字で強調されている。()でくくられた「ab」が意味するものとはなんなのか、気になるつくりとなっている。併せて解禁された特報映像でも、本作のタイトルが強調され、「正」という文字が最初に示された後、稲垣さん、新垣さん、磯村さん、佐藤さん、東野さん、それぞれの表情が大きく映し出されていく。「欲」という文字が次に示されると、「それでも私が、私たちが抱えている欲望は、あって良いものだと思いたい」という新垣さんが演じる桐生夏月の台詞とともに、再度キャストの表情が次々と映されていく。さらに今回、総勢7名の追加キャストが明らかに。不登校になった息子との距離を掴めずにいる啓喜(稲垣吾郎)に対し、徐々に気持ちが離れていく妻・寺井由美(てらい・ゆみ)役を、ドラマ「ナイルパーチの女子会」「あなたの番です」など出演作が続く山田真歩が演じる。山田真歩啓喜とともに検察庁に勤める事務官・越川秀己(こしかわ・ひでき)には宇野祥平。2020年、『罪の声』(土井裕泰監督)で数々の映画賞に輝いた名バイプレイヤーに注目だ。夏月(新垣結衣)と佳道(磯村勇斗)の中学の同級生・西山修(にしやま・しゅう)役には、ロックバンド「黒猫チェルシー」(現在は活動休止中)のボーカルで、俳優デビュー作『色即ぜねれいしょん』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞以降も出演作が後を絶たない渡辺大知。渡辺大知夏月と同じ商業施設で働き、夏月を気に掛ける妊娠中の女性・那須沙保里(なす・さおり)には、連続ドラマ初主演となった「恋のツキ」で大きく注目された徳永えり。徳永えりある日をきっかけに、佳道と大也(佐藤寛太)と秘密を共有するようになる小学校の非常勤講師・矢田部陽平(やたべ・ようへい)を演じるのは、舞台、映画、テレビドラマ、と各メディアで活躍する俳優・岩瀬亮。大也の所属するダンスサークルのリーダーとして、サークルのみならず大学内でも信頼を得ている高見優芽(たかみ・ゆめ)役は、Flower・E-girls として活動後、俳優として活動の幅を広げている坂東希。中学時代、夏月と佳道の担任をしていた教師は、現在放送中の連続テレビ小説「らんまん」のほか、出演作が続く山本浩司が演じる。「読む前の自分に戻れない」とも評される、価値観を揺るがす原作世界の映画化。脇を固める豪華俳優陣がどのように関わっていくのかにも期待が高まる。『正欲』は11月10日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:正欲 2023年11月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社ⓒ 2023「正欲」製作委員会
2023年07月18日稲垣吾郎、新垣結衣らが出演する映画『正欲』の公開日が11月10日(金) に決定し、併せてティザービジュアルと特報映像が公開された。本作は、第34回柴田錬三郎賞を受賞した朝井リョウによる小説『正欲』の映画化作品。家庭環境、性的指向、容姿──様々に異なった“選べない”背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく。稲垣は息子が不登校になった検事・寺井啓喜役を、新垣は特殊性癖を持つことを隠して生きる桐生夏月役をそれぞれ演じる。そのほか両親の事故死をきっかけに中学3年まで暮らしていた広島に戻ってきた佐々木佳道役を磯村勇斗、一見華やかな場所にいるように見えるにも関わらず、人との交流を避ける大学生・諸橋大也役を佐藤寛太(劇団EXILE)、そして大也と同じ大学に通い、学祭実行委員として大也が所属するダンスサークルにイベント出演依頼をする神戸八重子役を本作が映画初出演となる東野絢香が務める。公開されたティザービジュアルでは、『正欲』というタイトルが大きく示されており、「(ab) normal desire」という映画『正欲』の英題がパッションピンク色の手書き風文字で強調されている。あえて()でくくられた「ab」が意味するものとはなんなのか、気になるビジュアルとなっている。特報映像でも本作のタイトルが大きく強調され、「正」という文字が最初に示された後、稲垣、新垣、磯村、佐藤、東野それぞれの表情が大きく映し出されていく。「欲」という文字が次に示されると、「それでも私が、私たちが抱えている欲望は、あって良いものだと思いたい」という新垣が演じる桐生夏月の台詞とともに、再度キャストの表情が次々と映される。また、新たに7名の出演者が発表された。不登校になった息子との距離を掴めずにいる啓喜に対し、徐々に気持ちが離れていく妻・由美役に山田真歩、啓喜とともに検察庁に勤める事務官・越川秀己役に宇野祥平、夏月と佳道の中学の同級生・西山修役に渡辺大知、 夏月と同じ商業施設で働き、夏月を気に掛ける妊婦の女性・那須沙保里役に徳永えり、ある日をきっかけに、佳道と大也と秘密を共有するようになる小学校の非常勤講師・矢田部陽平役に岩瀬亮、大也の所属するダンスサークルのリーダー・高見優芽役に坂東希、そして中学時代、夏月と佳道の担任をしていた教師役を山本浩司が演じる。『正欲』特報<作品情報>『正欲』11月10日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー原作:朝井リョウ『正欲』(新潮文庫刊)監督:岸善幸脚本:港岳彦■出演稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香山田真歩、宇野祥平、渡辺大知、徳永えり、岩瀬亮、坂東希、山本浩司配給:ビターズ・エンド(C)2021 朝井リョウ/新潮社 (C)2023「正欲」製作委員会公式サイト:
2023年07月18日女優の新垣結衣が出演するコーセー・雪肌精の新CM「一生ものの透明感」編が、22日から放送される。2012年から同ブランドのCMに起用されている新垣。今回の新CMは、2012年の「すっぴん、がんばる」編から2022年の「地球生まれの透明感」編まで過去11年分を振り返る内容で、同ブランドを長年使用している新垣の透明感を表現している。新CMの放送に際し、「雪肌精を使い続けて10年以上が経ちます」と感慨深げな新垣。「10年前は、私の肌も不安定なときがあって。でもおかげさまで、今は自分のすっぴんも結構好きになれました」と変化があったことを打ち明け、「これからも雪肌精と一緒に毎日を過ごして、これからの肌に向き合っていけたらなと思っています」とコメントを寄せている。
2023年06月22日ヤマシタトモコ原作の漫画『違国日記』の実写化映画が、2024年6月7日(金)より全国公開される。新垣結衣と早瀬憩がW主演を務める。人見知りな30代女性と姪の同居譚描く『違国日記』原作となる漫画『違国日記』は、人見知りな30代女性と縁遠い姪の奇妙な交流を軸に、他人との関わり合いや大人が抱える正直な悩み、10代の心情を描き出すヤマシタトモコによる作品だ。主人公の槙生と姪の朝、対照的な2人が同居を始め、なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に生活を育むうちにかけがえのない関係になっていく様子を描く。女性コミック誌『FEEL YOUNG』にて2017年7月号から掲載をスタートし、6年にわたって連載。2023年6月8日(木)発売の『FEEL YOUNG』にて最終回を迎えた。優しさの形を提示する『違国日記』のストーリーは、“心が救われる” “人生の本棚直行”と、多くの人々の心を掴み、「マンガ大賞2019」第4位、宝島社「このマンガがすごい!2019」オンナ編第4位を獲得するなど話題を呼んだ。新垣結衣が主人公の小説家にそんな『違国日記』が実写映画化。主人公の高代槙生を、ドラマ「風間公親-教場0-」や映画『正欲』など話題作への出演が続く新垣結衣が演じる。また、槙生と同居することとなる姪・田汲朝役は、オーディションで選ばれた新人の早瀬憩が演じる。主人公・高代槙生(こうだいまきお)…新垣結衣極度の人見知りで不器用な小説家。35歳。両親を亡くした姪の朝が、親族からたらい回しにされるのを見かねて引き取る。田汲朝(たくみあさ)…早瀬憩槙生の姪。15歳。交通事故で両親を亡くす。葬式での一コマをきっかけに、槙生と女同士の同居生活を送ることに。醍醐奈々(だいごなな)…夏帆槙生の友人。笠町信吾(かさまちしんご)…瀬戸康史槙生の元恋人。楢えみり(ならえみり)…小宮山莉渚朝の親友。高代京子…銀粉蝶槙生の母。高代実里…中村優子槙生の姉で朝の母親。森本千世…伊礼姫奈朝のクラスメイトで秀才。三森…滝澤エリカ朝と同じく軽音部に所属。塔野和成…染谷将太弁護士。後見監督人として槙生と朝の生活を見守る。監督は瀬田なつき『違国日記』の映画化にあたり、監督・脚本を務めるのは『PARKS パークス』『ジオラマボーイ・パノラマガール』の瀬田なつき。槙生と朝のいびつな関係や、彼らをとりまく個性的なキャラクター達を魅力的に表現する。また劇伴は、細田守のアニメ映画『バケモノの子』『未来のミライ』などを手掛けた高木正勝が担当している。十明のインスパイアソング「夜明けのあなたへ」映画『違国日記』のインスパイアソングを手掛けたのは、十明(とあか)。新海誠のアニメ映画『すずめの戸締まり』では、RADWIMPSの主題歌「すずめ feat. 十明」に参加し、一躍注目の歌手となった。原作漫画『違国日記』のファンだという十明が映画を見て書き下ろした「夜明けのあなたへ」は、どこか懐かしくもあたたかい、槙生と朝の物語を優しく包み込むような楽曲になっている。『違国日記』あらすじ小説家の高代槙生は、縁遠い姪の田汲朝と、女同士の同居生活をスタートする。きっかけは、葬式での一コマ。交通事故で両親を亡くした朝に対し無神経な言葉を吐く親族たちの姿や、朝を盥回しにする様子を見かねて、槙生が「私が引き取る」と啖呵を切ったのだった。しかし、当の槙生は他人と住むことに戸惑いを隠さず、朝は困惑。なかなか理解し合えない寂しさを抱え、一緒に居ることでお互いの癒えない傷口に自然と触れてしまう2人だったが、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに傷と向き合うようになっていく。【作品詳細】映画『違国日記』公開日:2024年6月7日(金)原作:ヤマシタトモコ (祥伝社 フィールコミックス )監督:瀬田なつき脚本:瀬田なつき出演:新垣結衣、早瀬憩、夏帆、小宮山莉渚、中村優子、伊礼姫奈、滝澤エリカ、染谷将太、銀粉蝶、瀬戸康史
2023年06月09日女優の新垣結衣が、映画『違国日記』(2024年公開)の主演を務めることが6日、明らかになった。同作はヤマシタトモコ氏による同名コミックの実写化作。人見知りな小説家の高代槙生(35/新垣結衣)は、姉夫婦の葬式で無神経な言葉を吐く親族たちと盥回しにされる姪・朝(15)の様子を見て、勢い余って私が引き取ると啖呵を切ってしまう。なかなか理解し合えない寂しさを抱え、一緒に居ることでお互いの癒えない傷口に自然と触れてしまう2人だが、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに傷と向き合うようになっていく。原作は、「FEEL YOUNG」(祥伝社)にて2017年7月号から掲載がスタートした同名漫画で、人見知りな30代女性と縁遠い姪とまったく性格も異なる2人の奇妙な交流を軸に、他人との関わり合いや大人が抱える正直な悩みを鋭くも優しい視点で炙り出し、また10代の繊細な心情が描かれている。多くの人々の心を掴み「マンガ大賞2019」第4位、宝島社「このマンガがすごい!2019」オンナ編第4位を獲得し話題を呼んだ。6月8日発売の「FEEL YOUNG」にて最終回を迎えることが告知されており、6年という連載期間を経て終止符を打つ。新垣は主役の高代槙生を演じ、メガホンをとるのは、『PARKSパークス』(17年)、『ジオラマボーイ・パノラマガール』(20年)の瀬田なつき。普遍的なキャラクターたちの交流をみずみずしく切り取る演出力に定評のある瀬田が、槙生と朝のいびつな関係、そして彼らを取り巻く個性的な人々を魅力的に描く。○新垣結衣 コメント淡々として、ゴワゴワして、ヒリヒリして、じんわりして。槙生と朝が一緒に過ごした時間には、そんな一言では表せないような想いがたくさん詰まっていて尊く感じました。ただの親戚でも親子でも友達でもない二人の関係性が好きです。見える世界が少しずつ広がっていくとき、じんわりとしたあたたかさが感じられる作品になると良いなと思います。○監督:瀬田なつき コメント読むたびに、たくさんの発見をもらう大切な漫画『違国日記』を映画化できること、そして、新垣結衣さんをはじめとする素晴らしい皆さんとともに作れることに、とてつもないゾクゾクと、ワクワクがざわめいています。いつもの世界が、映画を見終わった後、ちょっと新しく見えるような、そんな暮らしを描けたらと思います。ひとりでも多くの人に、この映画を届けられるよう、キャスト・スタッフみんなで丁寧に誠実に作っていきたいです。楽しみにしていてください。○原作者:ヤマシタトモコ コメントこの世の誰よりも私が最も驚いていますがなんと映画になります。映画での朝と槙生の風景を楽しんでくださればと思います。(C)2024『違国日記』製作委員会
2023年06月06日新垣結衣主演映画『違国日記』の公開が決定した。人見知りな小説家・高代槙生とその姪・田汲朝の女同士の同居奇譚。きっかけは、葬式での一コマだった。交通事故で両親を亡くした朝に、無神経な言葉を吐く親族たちとたらい回しにされる朝の様子を見た槙生が、我慢ならず勢い余って私が引き取ると啖呵を切った。しかし、当の槙生は他人と住むことに戸惑いを隠さず、朝は困惑する。なかなか理解し合えない寂しさを抱え、一緒に居ることでお互いの癒えない傷口に自然と触れてしまう2人だが、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに傷と向き合うようになっていく――。本作は、「FEEL YOUNG」(祥伝社)にて2017年7月号から掲載がスタートし、6月8日発売の同誌にて最終回を迎える、ヤマシタトモコの同名漫画の映画化。違国日記(1) (FEEL COMICS swing)画像:amazon.co.jp人見知りな30代女性と縁遠い姪、性格も異なる2人の奇妙な交流を軸に、他人との関わり合いや大人が抱える正直な悩みを鋭くも優しい視点で炙り出す。また10代の繊細な心情が描かれている本作は、多くの人の心を掴み、「マンガ大賞 2019」第4位、「このマンガがすごい!2019」オンナ編第4位を獲得し話題に。今回、高代槙生を演じる新垣さんは、「淡々として、ゴワゴワして、ヒリヒリして、じんわりして。槙生と朝が一緒に過ごした時間には、そんな一言では表せないような想いがたくさん詰まっていて尊く感じました」と話し、「見える世界が少しずつ広がっていくとき、じんわりとしたあたたかさが感じられる作品になると良いなと思います」と意気込みを語っている。監督&脚本は、『PARKS パークス』『ジオラマボーイ・パノラマガール』の瀬田なつきが手掛ける。「ひとりでも多くの人に、この映画を届けられるよう、キャスト・スタッフみんなで丁寧に誠実に作っていきたいです」とコメントも寄せている。主演:新垣結衣 コメント淡々として、ゴワゴワして、ヒリヒリして、じんわりして。 槙生と朝が一緒に過ごした時間には、そんな一言では表せないような想いが たくさん詰まっていて尊く感じました。 ただの親戚でも親子でも友達でもない二人の関係性が好きです。 見える世界が少しずつ広がっていくとき、じんわりとしたあたたかさが感じ られる作品になると良いなと思います。監督:瀬田なつき コメント読むたびに、たくさんの発見をもらう大切な漫画『違国日記』を映画化できること、そして、新垣結衣さんを はじめとする素晴らしい皆さんとともに作れることに、とてつもないゾクゾクと、ワクワクがざわめいていま す。いつもの世界が、映画を見終わった後、ちょっと新しく見えるような、そんな暮らしを描けたらと思いま す。 ひとりでも多くの人に、この映画を届けられるよう、キャスト・スタッフみんなで丁寧に誠実に作っていきた いです。楽しみにしていてください。原作者:ヤマシタトモコ コメントこの世の誰よりも私が最も驚いていますがなんと映画になります。 映画での朝と槙生の風景を楽しんでくださればと思います。『違国日記』は2024年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:違国日記 2024年全国にて公開予定©2024『違国日記』製作委員会
2023年06月06日朝井リョウが、作家生活10周年で書き上げた渾身の一作を、岸善幸監督が映画化する『正欲』。この度、磯村勇斗、佐藤寛太(劇団EXILE)、東野絢香の出演が明らかになり、場面写真も公開された。本作は、家庭環境、性的指向、容姿――様々に異なった選べない背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのか、というテーマを炙り出していく衝撃的なストーリー。稲垣吾郎と新垣結衣が、息子が不登校になった検事・寺井啓喜と、特殊性癖を持つことを隠して生きる桐生夏月を演じる。今回新たに出演が発表された磯村さんが演じるのは、両親の事故死をきっかけに中学3年まで暮らしていた広島に戻ってきた佐々木佳道。夏月の中学時代の同級生で、誰にも言えない秘密を共有している。佐藤さんが演じるのは、大学生でダンスサークルに身を置き、準ミスターに選ばれ、一見華やかな場所にいるように見えるにも関わらず、人との交流を避ける諸橋大也。また、連続テレビ小説「おちょやん」で注目を浴びた東野さんが、大也と同じ大学に通い、学祭実行委員として大也が所属するダンスサークルにイベント出演依頼をする神戸八重子役で、映画初出演。通学中や講義中も、八重子は異性と目を合わさぬよう、触れることがないようにやり過ごそうとする。一見、無関係に見えるそれぞれの人生だが、ある事件をきっかけに交差することになる。磯村さんは「自分の指向とは異なる人物を演じなければならなかったので、その感覚を体に馴染ませるのが難しかったです」と話しつつも、「『前科者』でご一緒させていただいた岸監督とだったので、信頼しながら作り上げていきました。クランクイン前や現場で監督と話し合い、丁寧に佐々木佳道に寄り添っていきました」とふり返る。佐藤さんは「この映画観てくれたひとがみんな傷つけばいいのに、傷ついてハッとして人にやさしくなればいいのにって思います」と語り、東野さんは「あの日、カメラの前に立ったあの瞬間は、心からなにかを愛せたと思います。1秒1秒がスローモーションに感じたあの時間や空間を、私は生涯忘れません。この作品が、誰かにとっても、そう記憶される映画になればと、万感の思いでいっぱいです」とコメントしている。『正欲』は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:正欲 2023年公開予定
2023年05月01日稲垣吾郎と新垣結衣が出演する映画『正欲』の追加出演者が発表された。原作小説は、2009年『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞、2013年『何者』では直木賞を受賞した朝井リョウが、作家生活10周年で書き上げた渾身の作品。家庭環境、性的指向、容姿など、様々に異なった“選べない”背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるものは何なのかというテーマを炙り出していく衝撃的なストーリーだ。稲垣は息子が不登校になった検事・寺井啓喜役を、新垣は特殊性癖を持つことを隠して生きる・桐生夏月役をそれぞれ演じる。今回出演がアナウンスされたのは、磯村勇斗、佐藤寛太(劇団EXILE)、東野絢香の3人。両親の事故死をきっかけに中学3年まで暮らしていた広島に戻ってきた佐々木佳道役を磯村、一見華やかな場所にいるように見えるにも関わらず、人との交流を避ける大学生・諸橋大也役を佐藤、そして大也と同じ大学に通い、学祭実行委員として大也が所属するダンスサークルにイベント出演依頼をする神戸八重子役を本作が映画初出演となる東野が務める。併せて、登場人物5人それぞれの場面写真が公開された。■磯村勇斗 コメント今回の作品では、自分の指向とは異なる人物を演じなければならなかったので、その感覚を体に馴染ませるのが難しかったです。ですが『前科者』でご一緒させていただいた岸監督とだったので、信頼しながら作り上げていきました。クランクイン前や現場で監督と話し合い、丁寧に佐々木佳道に寄り添っていきました。難しい題材ではあるものの、今の時代に問う作品になっていると思います。■佐藤寛太 コメント自分の身体の目に見えるところに傷をつけられたような、今後一生自分が向き合っていくことになるものだと気づかされた。というか知らされた、知らしめられたという感覚でした。準備期間前に自分が当たり前だと思っていた価値観が崩れる不思議な体験でした。杭を一本一本打ちながら登っていく力強さを大也に感じたから、それは誰にでもあるものじゃないから、勇気をもらうじゃないけど、今までにない感じ方をした役柄でした。岸監督の演出のなにがすごいって、遠回りをさせてくれる。簡単に答えを出さないから、遠回りして見た景色を現場の本番というゴールに来た時にもうひとつ昇華させてくれる、一緒に考えてくれる。欲しい言葉をくれるというのもあるけど、絶えず考えさせてくれるし、信頼してくれてるのがすごく分かるから、気張るという意味ではなく、応えたいと思うし、この監督が創る作品のなかで、重要なピースでいたい。と気持ちよく思わせてくれる。今回ご一緒させていただいて、ここに呼ばれるように自分を削っておきたいな、と思いました。どこかでまあこれでいいかと思わず、ずっと削っておきたいです。こんな組に携われることはなかなか無いから、ここでできることは全部出しときたいな、この作品、この役に悔いを残したく無いな。と思いました。この映画観てくれたひとがみんな傷つけばいいのに、傷ついてハッとして人にやさしくなればいいのにって思います。■東野絢香 コメント原作を読んだ時に感じた、喉の奥に広がる苦さが逃げないよう、丁寧に撮影を重ねて挑みました。全てを愛する事は、難しいです。ですが、あの日、カメラの前に立ったあの瞬間は、心からなにかを愛せたと思います。1秒1秒がスローモーションに感じたあの時間や空間を、私は生涯忘れません。この作品が、誰かにとっても、そう記憶される映画になればと、万感の思いでいっぱいです。<作品情報>映画『正欲』今秋公開予定(C)2021 朝井リョウ/新潮社(C)2023「正欲」製作委員会関連リンク公式サイト::
2023年05月01日女優の新垣結衣と小林聡美が出演する、アサヒ飲料・アサヒ 十六茶の新CM「おばあちゃん」編、「帰り道」編が、7日から放送される。新CMでは、今年で同商品CMキャラクター15年目となる新垣と、1993年に初代CMキャラクターを務めた小林が初共演。とある架空の村で新垣と少年(斎藤汰鷹)が同商品のおいしさの秘密について語り合っていると、少年のおばあちゃん・小林が現れる。■新垣結衣&小林聡美インタビュー――初めて共演した感想を教えてください。新垣:とても嬉しいです。このCMで私は、小林さんがご出演されているCMを子どもの時から見ていたので、湧いてます! (斎藤)汰鷹くんと一緒に撮っている(今の)シリーズが、映画の雰囲気もあるような現場なので、小林さんに今回ご出演いただいて、さらに上質なCMになっているような感じがします。小林:新垣さんが出演されているCMに、30年前に私がやらせていただいたということで、素敵な方につないでくださっていて、「なんか嬉しいな」といつも思って拝見していたCMで。共演させていただいてね。あと、思ったより背が高くて。新垣:はい、そうです(笑)。小林:(笑)。それはビックリしましたけど、とても光栄です。――お互いの印象はお会いする前と後で変わりましたか?小林:イメージ通りの自然なたたずまいの柔らかい雰囲気の方だなと。実際どうなのかは分からないですけど(笑)。印象通りでした。――さっき、身長が高いとおっしゃっていましたけども、意外でしたか?小林:高いんだろうなとは思っていたんですけど、思ったより高かったです(笑)。新垣:それで言うと、(私は)思ってたより小柄な方だなと思いました(笑)。この「アサヒ 十六茶」のCMにご出演されていた時とかも特にそうですけど、すごくパワフルな印象があったので。画面からパワーが伝わってくる印象があったので、もっと大きい方なのかなって(笑)。(当時の)CMを見てた時に私は小さかったというのもあると思うんですけど、印象としては変わらないです。パワフルさがあるなと思いますし、さっき私にも言ってくださったんですけど、ナチュラルなたたずまいな方だなとまさに私も思っていました。――「アサヒ 十六茶」のCMオファーが来た時の心境はいかがでしたか?小林:懐かしいというか、えっ! と驚きました。なんで呼ばれるんだろうと思いましたけど(笑)。「アサヒ 十六茶」が立ち上がった時からのご縁なので、すごく懐かしかったですし、新しい「アサヒ 十六茶」のCMで、またお手伝いできるというのは、すごく光栄だなと思いました。――元祖CMキャラクターの小林さんが……小林:元祖ね、本当ですよね。昔はペットボトルとかなかったですからね。缶の時代でした(笑)。――撮影の中のセリフにも、「全国まわったんだよ」というお話もありましたが……小林:あれは本当にまわったんですよね。なんか時間もいろんなことも豊かな時代だったんですかね。さっき監督に、「あれはCGで本当に行かれてないんですよね?」と言われて「行きました!」っていうことだったんですけど。実際においしいものもいただきながら、楽しい撮影でした。――十六茶は、昔と今でどこが変わったと感じますか?小林:世の中にいろんなお茶がいっぱい出始めて、それぞれすごく研究されているんだなと思うんですけど、(「アサヒ 十六茶」は)やっぱり変わったというか、昔からおいしかったですけどね。洗練された、研ぎ澄まされた味わい深さみたいな。そんな感じになってきているような気がします。――さっき缶というお話も出ましたが、パッケージも大きく変わりましたよね。小林:そうですね。昔は渋かったですよ、缶(笑)。あれ、なんであんな渋い感じで、(出演者が)私だったんだろうって感じですけどね(笑)。すごく長い時代をかけてもずっと愛されて続けている商品っていうのはやっぱり本当に『おいしい芯』が、みんながおいしいと思える何かがきっとある商品なんだろうなというふうに思います。新垣:(「十六茶」の)字体はずっと変わらないんですかね?小林:変わらないです。あれ誰か書いた人がいるんですかね? 誰が書いたんだろう(笑)。――このあとシーソーに乗るシーンの撮影があります。乗ったことはありますか?新垣:シーソーは乗ってました。小さい時に。でも……ここ何十年は乗ってないので、大人になってから乗るとちょっと怖いだろうなと思いながら……。小林:腰とか気をつけてくださいね。でも、楽しそう(笑)!新垣:楽しみたいと思います(笑)。――このあとトラクター運転の撮影があります。乗ったことはありますか?小林:もちろんトラクターは運転したことはありません! どんな目線の高さになるのか、楽しみですね。暴走しないように気をつけます(笑)。――今回の「アサヒ 十六茶」のCMテーマは『こだわり』。今、こだわっていることは?新垣:最近とてもお米が好きなんですけど、お米をいかにおいしくいただくかっていう、その付け合わせみたいなものをちょっとこだわっています。漬物を何種類か用意したりですとか、お米に合うといわれているものを用意したりだとか、それでたくさん食べるっていうのをこだわって楽しんでいます。——お米自体にもこだわりは?新垣:お米自体も、自分のなかでこれが好きだなっていうのもありますし、いただく機会もあるので、楽しんでいます。それぞれの良さを。小林:私は長年こだわっているというか、それが普通になっちゃってるんですけど、朝起きて、お茶を飲む時は、鉄瓶でお湯を沸かしていただきますね。そうすると、なんか鉄分も摂れる気がするし、実際、冷めた後の味も違うんですよね。お水の味も。――どれくらい続けていらっしゃるんですか?小林:10年は続いてるんじゃないでしょうか。新垣:鉄瓶も育ちますよね?小林:そうそう。そうなんですよ! 私が買ったのは、南部鉄なんですけど、赤いやつにしたんですけど、馬がついてる。その馬も良い感じに落ち着いてきましたけど(笑)。――「アサヒ 十六茶」は香ばしいのにすっきりとした味わい。最近、すっきりとしたエピソードは?小林:私、猫を飼ってるんですけど、猫って指の間に毛が生えるんですよね。それ見て気になってて。床とか滑りそうなので、(指の間の)毛を切ったんですよ。そしたら、ほわほわな毛がいっぱい取れて、肉球もちゃんとすっきり出てきて、すっきりしました。歩くのも良い感じみたいな雰囲気です。新垣:その気持ちめちゃめちゃ分かります! (私も)犬を飼っているので、私も自分で、家でトリミングするので、すっきりします! あのかわいい肉球がしっかり見えるのは、とても良い気持ちです! (私は)掃除が割と好きなんです。それこそ犬を飼っているので毛が落ちたりするから、結構こまめに(掃除を)やっているんですけど、年末の掃除で、トースターの中とか、お風呂場のもっと奥の方とか。そういうところを掃除して、すっきりしました。小林:トースターはすっきりするよねぇ。いつの間にかパンくずが溜まってたりとか。新垣:ちゃんと重曹を使って。すっきりしました。――最後に今回のCMの見どころを教えてください。新垣:今回のCMでは、「アサヒ 十六茶」の「おいしさ」の秘密について、斎藤汰鷹くんとクイズを楽しんでいるのですが、そこに、汰鷹くんのおばあちゃんがやってきて、実はそのおばあちゃんがまさかの……という、豪華ゲストを迎えた、30周年ならではの特別なCMになっています。
2023年03月07日新垣結衣が、この春放送予定の月9ドラマ「風間公親-教場0-」に出演することが分かった。風間公親役の主演・木村拓哉と初共演で、バディを組む新人刑事を演じる。今作は、風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代が描かれる。新垣さんが演じる新人刑事・隼田聖子は、小学4年生の娘と仲良く暮らすシングルマザー。「風間道場」初の女性刑事として選ばれた聖子は、風間との捜査初日にして、いきなり「風間道場」の恐ろしさを体感することに。事件現場で疑問に感じた点を風間に問いかけるが、「自分で考え、答えを出せ」と風間に突き放される。常に事件現場に付き添いはするが、新人刑事に考えさせ、答えを導かせるというのが「風間道場」なのだ。娘に弱音を吐くわけにもいかず、必死に捜査をする聖子だが、誰にも弱音を吐くことができないその性格がアダとなってしまう。物語の印象について「台本を読む限りでは、スペシャルドラマとは舞台が違うのもあって、構造やテイストも少し変わった印象です。風間公親と指導を受ける者のやり取りも一対一の空間が多く、前作より密になったような印象もあるので、その中で風間さんの人間味が少しずつ、そして今までより多く感じられたりするのかなと想像しています」と語った新垣さん。演じるキャラクターについて「真面目。そこが強みでもありますが、真面目すぎて一人で抱え込んだり思いつめたり、その結果、目を背けてしまう弱さもある人だと思います」と説明する。また「木村さんとの初共演であり、しかもあの風間公親に新人刑事として相対するということで最初はとても緊張していましたが、敬礼の手本を見せて頂いたり、コミュニケーションを取りながらさまざまなことを教えて頂いたり、時には緊張をほぐして頂いていて、今は緊張と緩和の良いバランスで現場にいることができて有り難く感じています」と撮影をふり返る。そして「残されたままだったいくつかの謎も今作では真相が明らかになる、とのことなので私自身もとても楽しみにしています。難しさもありますが精いっぱい頑張ります」と意気込みを語っている。「風間公親-教場0-」は4月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年02月10日女優の新垣結衣がイメージキャラクターを務めるライオン「ソフラン アロマリッチ」の新ビジュアル、コンセプトムービー、インタビュー映像がブランドサイトで1日に公開された。「こんな香りもいいかも。こんな私もいいかも。」をキャッチコピーに、5つの香りのイメージや雰囲気にあわせてダイアナ、エリー、サラ、ジュリエット、キャサリンという5人のキャラクターを演じ分けた新垣。2日間にわたる撮影では、キャラクターイメージやキャッチコピーの説明を熱心に聞き、積極的に打ち合わせに参加するなど、5人をしっかり演じ分けたいというプロフェッショナルな一面を見せた。撮影はカフェ、公園、ビルの屋上など様々なシチュエーションで行われ、新垣は屋上から都会の風景を楽しんだり、公園で子どもたちの声を聞き微笑んだりと、終始現場は和やかな雰囲気に包まれていた。コメントは以下の通り。――5人の新垣さんを演じてみて、いかがでしたか?新垣:香りを感じて自分の気分だけで変化するのではなく、皆さんに変化を見て受け取ってもらわないといけないので、その点を表現するのが難しかったですね。ビジュアルやキャラクター、1人の人間が5パターン、5変化して表現するのは、難しかったです。あと実際に、香りも、気分や自分の中身の変化を手伝ってくれるんじゃないかなということを、今回撮影しながら考えていました。――5香調にはそれぞれ「キャラクターイメージ」がありますが、1人で過ごしているときの新垣さんはどのキャラクターに近いですか?私は、ゆったりしていたいなという気持ちがあるので、そういう意味では、今回のキャラクターイメージでいうと「ダイアナ」ですね。穏やかな女性というイメージが、「ダイアナ」にはあります。(私も)穏やかでいたいですね。――プライベートで、親しい方と過ごしているときの新垣さんはどのキャラクターに近いですか?仲の良い人だとやっぱり自然体でいたいなと思うので、今回のキャラクターイメージでいうと「エリー」かなと思います。――仕事中の新垣さんはどのキャラクターに近いですか?(お仕事で)求められるものとして、「爽やかさ」だったり「透明感」、「笑顔」とかが多いので、「サラ」ですかね。仕事の内容によっては、少しカッコいい雰囲気で撮影することもあるので、そういう時は「ジュリエット」かなと思います。――憧れるキャラクターはどれですか?「キャサリン」です。「キャサリン」は、元気で周りを華やかに明るくする女性というイメージなので。私はどちらかというと、フラットで、テンションはいつも低い方で、できるだけプライベートも仕事中も穏やかでいたい方なので、自分とは異なるイメージという意味で「キャサリン」ですね。元気な人が現場にいると楽しいので、そういう人に憧れます。――視聴者の方にメッセージをお願いします。皆さんはどんな自分になりたいと思いましたか? どんな自分になりたいかを考えながら、香りを選ぶのってすごく楽しいなと思いました。香りのキャラクターイメージは、あくまで提案ですので、皆さんがそれぞれ感じて、「これ好きだな」「今日はこういう風になりたいな」とイメージして選んでいただけるとより楽しいですし、新しい自分を見つけるきっかけにもなるかなと思います。
2023年02月01日松岡茉優と宮本エリアナがW主演する、脚本家・野木亜紀子新作オリジナルの連続ドラマW「フェンス」に新垣結衣が特別出演することが決定した。本作は、ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」、映画『罪の声』など、社会派エンターテインメント作品を数多く手掛ける脚本家・野木亜紀子、待望の新作オリジナルドラマ。復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、女性バディが性的暴行事件の真相を追う。出演が決定した新垣さんはこれまで、「空飛ぶ広報室」「掟上今日子の備忘録」「逃げるは恥だが役に立つ」「獣になれない私たち」の野木さん脚本作4作品に出演。本作で5作品目の出演となる。演じるのは、沖縄の精神科医・城間薫役。精神科医として日々の業務を行いながら、性暴力被害者の支援団体に協力し、登場人物たちに大きな変化を与えるという重要な役どころだ。映画化決定が話題となっている『正欲(朝井リョウ原作)』の公開も控えるなど、今年も活躍著しい新垣さんが、本作でどのような演技を見せてくれるのか、注目が集まる。城間薫役:新垣結衣コメントこのような題材で作品を作るのはとても難しく勇気のいることだと思いますが、私は台本を読んで、各々の立場が抱える息苦しさや辛い現実だけではなく、個人に対しての希望や愛情を感じました。沖縄の人たちが皆それぞれの思いで、はたまた自分でも気づかないうちに少しずつ分け合って持っているであろう漠然としたしこりのようなもの。目に見えないフェンス。今より多くの人に知ってもらい、皆さんのすぐそばにあるものとして何か感じてもらえたらいいなと思っています。連続ドラマW「フェンス」は3月19日(日)22時~WOWOWにて放送・配信(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2023年01月25日3月19日(日) 午後10時よりWOWOWで放送・配信されるドラマ『連続ドラマW フェンス』に、新垣結衣が特別出演することが決定した。本作は、ドラマ『アンナチュラル』『MIU404』など、社会派エンターテインメント作品を数多く手がける脚本家・野木亜紀子による新作オリジナルドラマ。復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、女性バディが性的暴行事件の真相を追う、エンターテインメント・クライムサスペンスとなっている。松岡茉優と宮本エリアナがW主演を務めるほか、青木崇高、與那城奨(JO1)、比嘉奈菜子、佐久本宝、ド・ランクザン望、松田るか、光石研らが出演する。新垣がWOWOWに出演するのは本作が初。彼女はこれまでに、野木亜紀子脚本作である『空飛ぶ広報室』『掟上今日子の備忘録』『逃げるは恥だが役に立つ』『獣になれない私たち』の4作に出演しており、本作が5作目の出演となる。今回演じるのは、沖縄の精神科医・城間薫役。精神科医として日々の業務を行いながら、性暴力被害者の支援団体に協力し、登場人物たちに大きな変化を与えるという重要な役どころとなっている。■城間薫役:新垣結衣 コメントこのような題材で作品を作るのはとても難しく勇気のいることだと思いますが、私は台本を読んで、各々の立場が抱える息苦しさや辛い現実だけではなく、個人に対しての希望や愛情を感じました。沖縄の人たちが皆それぞれの思いで、はたまた自分でも気づかないうちに少しずつ分け合って持っているであろう漠然としたしこりのようなもの。目に見えないフェンス。今より多くの人に知ってもらい、皆さんのすぐそばにあるものとして何か感じてもらえたらいいなと思っています。<番組情報>連続ドラマW フェンス3月19日(日) 午後10時よりWOWOWで放送・配信スタート『連続ドラマW フェンス』メインビジュアル脚本:野木亜紀子出演:松岡茉優 宮本エリアナ/青木崇高 與那城奨(JO1) 比嘉奈菜子 佐久本宝 ド・ランクザン望 松田るか ニッキー/新垣結衣(特別出演)/Reina ダンテ・カーヴァー 志ぃさー 吉田妙子 光石研 ほか監督:松本佳奈音楽プロデューサー:岩崎太整音楽:邦子 HARIKUYAMAKU 諸見里修 Leofeel主題歌:Awich「TSUBASA feat. Yomi Jah」(UNIVERSAL J)プロデューサー:高江洲義貴 北野拓番組特設サイト:
2023年01月25日「新垣結衣さん(34)は、2021年からCM出演していた『アサヒ生ビール』との契約を終了するそうです。すでに後任は決まっており、撮影も終えていると聞いています」(広告代理店関係者)「アサヒ生ビール」は通称“マルエフ”と呼ばれ、’21年9月に缶商品として28年ぶりに復刻した。新垣は復刻時からテレビCMに起用されており、「日本のみなさん、おつかれ生です」というセリフに癒やされた人が続出し、認知度アップに大きく貢献した。。「アサヒ生ビールは復刻されるとたちまち完売するところが相次ぎ、3日後には一時休売が発表されたほど。CM総合研究所の’21年12月前期作品別CM好感度調査では、総合1位を獲得しています」(前出・広告代理店関係者)“商品の顔”として広く浸透した今、新垣と「アサヒ生ビール」の広告契約がなぜ終了することとなったのか。前出の広告代理店関係者は続ける。「もともと単年での契約だったそうで、双方が納得した形での契約満了と聞いています。’21年5月に新垣さんは星野源さん(41)と結婚しており、アルコールCMの契約期間中に妊娠することはご法度とされています。新垣さんはかつてインタビューで『子供がほしい』と語っていましたし、妊活も視野に入れて契約を更新しなかった可能性もあるでしょう」新垣夫妻の今後を見守りたいーー。
2023年01月15日女優の新垣結衣がナレーションを務める、明治・メルティーキッスの新WEB動画「誕生物語」が、1日から公開される。新WEB動画では、同商品の“雪のようなくちどけ”の開発秘話を公開。ミニチュアを使用した映像と新垣のナレーションで開発の経緯を紹介する。コメントは以下の通り。■新垣結衣誕生したきっかけというか、誕生秘話をしっかりとお聞きしたことがなかったなと思って、独自のおいしさを追求していく中で、溶け出す温度を通常より5℃低く設定しているから、冬しか売れない、冬しかみなさんにお届けできない。追求したらそうなったというのは、それもまたひとつのストーリーだなと思いましたし、冬限定だからこそ特別感もあったり。メルティーキッスが並びだすと、冬が来たなぁと感じたり。そういう偶然が生み出した個性がすごく素敵だなと思いました。
2022年11月01日