一般社団法人 ARTJAPAN和SOCIETY(所在地:東京都稲城市、理事:長尾まこ)は、コロナ禍の中感染対策を万全に行い、伊東正次の日本画屏風絵と今回のイベントの為に特別に制作した映像と共にキム・シンのシンセサイザー演奏を聴くリアルタイムイベントを埼玉県さいたま市にある埼玉会館で開催いたします。詳細URL: 回帰■今、日本画を観たい人関心がある人が急増しています。江戸時代の伊藤若冲の「若冲展」では1カ月の会期中約44万人の入場者を記録したのをはじめ最近では映画「HOKUSAI」など多くの話題を集め、日本画に注目が集まっています。また私たちも日本画大和絵師伊東正次(いとうまさつぐ)を中心とするイベントを企画して盛況を博しています。■東日本大震災から10年、そしてコロナ禍で混迷する現在を未来への希望へと繋ぐことをテーマにシンセサイザー奏者であり作曲家であるキム・シンは、NASA 国際宇宙ステーションそして若田光一宇宙飛行士、山崎直子宇宙飛行士などの協力を得て「音楽で地球を包みたい」という壮大な音楽活動を実現しています。コロナ禍で先が見えない不安といつまで続くのかわからない制限された日々。その中でストレスを抱えている多くの人々を映像と日本画屏風絵の組み合わせで私たちの美しい日本、地球そして宇宙へと誘い、壮大で繊細なキム・シンの音楽で開放感と癒しそして未来への希望を見いだしてもらいたいと思っています。■イベント概要名称 :「回帰」日程 :2021年11月16日(火)18:00開場 18:30開演会場 :埼玉会館小ホール所在地 :埼玉県さいたま市浦和区高砂3-1-4参加費 :5,000円(税込み 全席自由)定員 :400名出演 :キム・シン 伊東正次主催 :一般社団法人 ARTJAPAN和SOCIETYチケット発売日:2021年9月25日土曜日チケットのお問合せ:一般社団法人 ARTJAPAN和SOCIETY(090-6933-5838) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月24日大河ドラマ『西郷どん』(NHK)や映画『変態仮面』シリーズをはじめ、シリアスからコメディまで幅広い作品に出演する俳優の鈴木亮平さん。日本を代表する俳優の1人である鈴木さんは、高学歴俳優としても有名です。出身大学は、難関大学としても知られる東京外国語大学。アメリカへの留学経験もあり、英検1級を持つほど、語学も堪能です。そんな才能あふれる鈴木さんは、芸術面でも優れたセンスを持ち、ネット上で「天は二物も三物も与えるのか」と驚きの声が寄せられています。鈴木亮平が描いた人物画に絶賛の声2021年8月5日、鈴木さんが出演する映画『孤狼の血 LEVEL2』の入場者プレゼントが発表されました。プレゼントは、同映画の登場人物である、松坂桃李さん演じる日岡秀一のポストカードサイズの肖像画。この肖像画は鈴木さんが描いたもので、Twitterでは作品の全体を見ることができます。\まさかのサプライズ&入場者特典解禁//先日の #コロフェス の裏では…日岡の宿敵・上林役の #鈴木亮平 さんが魂込めて描いた「日岡秀一」の肖像画を #松坂桃李 さんにサプライズ披露こちらの鈴木さんの力作が、20万枚限定でポストカードに✨公開初日より全国の劇場で配布されます pic.twitter.com/JjUuqtyXMZ — 孤狼の血 LEVEL2 (@Korounochi_2021) August 4, 2021 荒々しくも、どこか繊細さを感じさせるタッチで描かれた肖像画。プロの画家が描いたものといわれても、納得してしまうほどのクオリティです。もともと、ファンの間では知られていた、鈴木さんのアートセンス。今回、Twitterで肖像画が公開されたことにより、鈴木さんの才能が広く知られるようになりました。【ネットの声】・鈴木さん、絵もうまいとかどういうこと。・鈴木さん、多才だな。・プロになれるぐらい、絵がうまいじゃん!すごいな…どれだけ才能を持ってんだ。語学に長けた知性、演技力、そして絵のセンス…たくさんの才能を持つ鈴木さんに、多くの人が改めて驚かされたようです。[文・構成/grape編集部]
2021年08月07日フランス・シャンパーニュ地方にあるランス美術館は、ルーヴル美術館に次いでカミーユ・コローの作品を多く所蔵するなど、19世紀の風景画が充実していることで有名。本展『ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ』では、このランス美術館のコレクションから厳選した約80点の名作を通して、印象派の中核ともいうべきフランス近代風景画の歴史をたどる。18世紀以前の西洋美術において、風景画は崇高な神話や歴史画の背景にすぎなかった。けれど18世紀末から19世紀初頭にかけて、その風景画に注目が集まり始める。この動きは革命後の社会の変化、新興ブルジョワジーの台頭、産業革命と都市化による田園風景への憧れなど、当時新しく生まれた価値観を受けて引き起こされたもので、画家らはアトリエを出て屋外で風景をスケッチし始めた。そんな風景画家の中でも特に注目を集めたのは「バルビゾン派」と呼ばれる画家たち。彼らはパリ郊外にあるフォンテーヌブローの森に隣接するバルビゾン村に滞在し、大作を生み出してゆく。その写実的な作風がモネやルノワール、シスレーなど19世紀後半に活躍する印象派の画家たちに受け継がれていったのだ。こうしたフランス印象派の成り立ちを余すところなく紹介したのが本展。近代画家の先駆者であるミシャロンやベルタンに始まり、コローやクールベ、ブーダン、さらに印象派のモネやルノワール、ピサロまで、19世紀フランス絵画の巨匠の作品が一堂に会する。会場では時系列に章が展開し、関連する資料も数多く登場。例えばチューブ式絵の具や、エッチング(腐食銅版画)の発明が風景画の発展を加速させたことなど、文明が美術に大きく影響を及ぼしている様子がよくわかる。いま話題となっているデジタルアートも、過去の名作も、技術の発展が新しい芸術を生んでいるという事実は変わらない。心が洗われるような異国の美しい風景画とともに、そんな普遍性にも気づかせてくれる、発見のある内容だ。コンスタン・トロワイヨン《ノルマンディー、牛と羊の群れの帰り道》1856年Inv. 907.19.234ランス美術館©MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwerジャン=バティスト・カミーユ・コロー《湖畔の木々の下のふたりの姉妹》1865‐70年Inv.887.3.82ランス美術館©MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwerクロード・モネ《べリールの岩礁》1886年Inv. 907.19.191ランス美術館©MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwerピエール=オーギュスト・ルノワール《風景》1890年頃Inv. 949.1.61ランス美術館©MBA Reims 2019/Photo : C.DevleeschauWer『ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ』SOMPO美術館東京都新宿区西新宿1‐26‐16月25日(金)~9月12日(日)10時~18時(入館は17時半まで)月曜休(8/9は開館)一般1500円ほかTEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)※『anan』2021年6月30日号より。取材、文・山田貴美子(by anan編集部)
2021年06月29日繊細な色使いと卓越した画力で人気を博した日本画家、渡辺省亭。明治時代から大正時代にかけて活躍した省亭の作品は、その色使いや繊細な表現などに注目が集まり、再評価の機運が高まっている。現在、東京芸術大学大学美術館で開催されている『渡辺省亭―欧米を魅了した花鳥画―』も、その動きの一つ。展覧会は5月23日(日)まで開催されている。幕末の江戸に生まれ、生涯を浅草で過ごした渡辺省亭は、16歳で歴史画家・菊池容斎に入門。明治に入りパリ万博に日本画家として派遣され、当地で高い評価を受ける。その卓越した筆さばきは、現地で評判を呼び、印象派の画家たちに感嘆を与えたと言われている。ドガもその一人で、省亭に目の前で描いてもらっていたという。第一会場 展示風景よりしかし、省亭はある時期から中央画壇とは距離を置くようになった。そのため、1918年に彼が亡くなった後は、次第にその活動や名前は忘れられていったという。本展は、没後約100年の間に、知る人ぞ知る作家となってしまった渡辺省亭の業績を改めて振り返る回顧展。これまで知られてこなかった個人コレクションや、アメリカのメトロポリタン美術館などからの作品を元に構成されていく。第一会場で渡辺省亭の生涯についての映像を鑑賞した後、作品のある第二会場へ。まず目に入るのは、迎賓館赤坂離宮の「花鳥の間」のために描かれた七宝額の原画。羽の細部まで描きこまれたカワセミやカモ、色鮮やかなロブスターが会場を飾る。無線七宝の技術を開発した濤川惣助の手によって七宝額絵化され、現在も迎賓館赤坂離宮に欠かせない装飾となっているという。迎賓館赤坂離宮 七宝額原画そして、彼の得意とした花鳥画が展示される。メトロポリタン美術館所蔵の《花鳥魚鰕画冊》は省亭が得意としていた花鳥だけでなく、たゆたう金魚や跳ねるカレイなども描かれており、その表現力の幅広さに驚かされる。《花鳥魚鰕画冊》よりまた、師匠である菊池容斎から学んだ歴史画や風俗画なども、省亭は数多く描いていた。あらゆるものを省亭は巧みに描くことができたのだ。《寿老松竹梅鶴亀図》1908年続いて、会場全体が華やかな雰囲気に満ちた第三会場へ。展覧会のポスターやチラシにも採用されている《牡丹に蝶の図》のほか、繊細な描写を一点ずつじっくりと鑑賞できる、工夫をこらした空間構成となっている。《牡丹に蝶の図》1893年《群猿》展示風景ちなみに、省亭は自ら編集した多色摺木版による雑誌「美術世界」を発行もしていた。江戸時代からの多色摺木版の技術を蘇らせ、北斎などの作品を翻刻掲載していた。その美しさは日本のみならず、海外でも評判を呼び、数多く輸出されていたという。「美術世界」春陽堂刊1890~94年花鳥画はもちろんのこと、あらゆる分野で卓越した技術力、表現力を発揮していた渡辺省亭。この展覧会をきっかけに、多くの人々に注目される存在になることは確実だ。この機会に、彼の名前と作品をしっかりと覚えておこう。取材・文:浦島茂世『渡辺省亭―欧米を魅了した花鳥画―』3月27日(土)~5月27日(日)、東京藝術大学大学美術館にて開催※会期中展示替えあり
2021年04月23日シャンパンの産地として知られる、フランス・シャンパーニュ地方の都市、ランス。その中心に建つランス美術館は、19世紀の風景画コレクションの充実ぶりで知られており、なかでもカミーユ・コローの作品は、ルーヴル美術館に次いで数多く所蔵されている。6月25日(金)より、SOMPO美術館にて開催される『ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ』では、ランス美術館のコレクションを中心とした選りすぐりの名品約80点が来日する。神話画や歴史画の背景に過ぎなかった自然が、絵の中心として描かれることで誕生した西洋美術の風景画は、19世紀フランスにおいて、鉄道網の発達、チューブ式絵具の発明、また新興ブルジョワジーの台頭などを背景に、新たな展開を遂げ、戸外制作を積極的に行った画家たちの眼差しを通し、生き生きと表現されるようになった。同展では、こうした新たな流れの先駆者であるミシャロンやベルタンにはじまり、コロー、バルビゾン派、ブーダン、そしてルノワール、モネ、ピサロら印象派の作品を中心に、油彩、版画を紹介。コローやバルビゾン派にはじまり、印象派でひとつの頂点に達するフランス近代風景画の展開を丁寧にたどっていく。ジャン゠バティスト・カミーユ・コロー《湖畔の木々の下のふたりの姉妹》1865–70年Inv.887.3.82ランス美術館 (c) MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwerテオドール・ルソー(1812–1867)《沼》1842–43年Inv. 907.19.227ランス美術館(c) MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwerウジェーヌ・ブーダン《ベルク、出航》1890年Inv. 907.19.34ランス美術館 (c) MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwerカミーユ・ピサロ 《ルーヴル美術館》1902年Inv. 907.19.208ランス美術館 (c) MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwerクロード・モネ《ベリールの岩礁》1886年Inv. 907.19.191ランス美術館 (c) MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwerピエール゠オーギュスト・ルノワール 《風景》1890年頃Inv. 949.1.61ランス美術館 (c) MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer【開催概要】『ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ』会期:6月25日(金)~9月12日(日)会場:SOMPO美術館開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)休館日:月曜(8月9日は開館)SOMPO美術館公式サイト( )
2021年04月07日この度、東京藝術大学日本画科を卒業された、次代を担う若手精鋭作家6名による「-日本画- G6展」を開催いたします。 わが国伝統の日本画技法を駆使しつつ、現代ならではの表現や素材を取り入れ、それぞれの作家たちが独自の世界を作品の画面上に繰り広げ、新たな日本画の世界を切り拓いています。 その瑞々しい感性と個性に満ち溢れた、大作から小品までの新作約20点を展観いたします。 ぜひこの機会にご高覧賜りますようご案内申し上げます。出品作家:泉 東臣、大久保 智睦、大沢 拓也、三枝 淳、並木 秀俊、吉田 潤 (敬称略・五十音順)タイトル:-日本画- G6展会期:2021年2月24日(水)→3月2日(火)※最終日、3月2日(火)は16時閉場※最新の営業時間は大丸心斎橋店のホームページをご確認ください。会場:大丸心斎橋店 本館8階Artglorieux GALLERY OF OSAKA (アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ)<入場無料>泉 東臣 「悠刻」 8S 日本画(和紙・岩絵具) 税込59万4,000円大久保 智睦 「奏」 10P 日本画(和紙・岩絵具) 税込66万円大沢 拓也 「sound of water」 75.0×50.6cm 日本画(木板・錫紛・漆) 税込93万5,000円三枝 淳 「梟図」 10M 日本画(和紙・岩絵具・色箔) 税込55万円並木 秀俊 「八仙華」 16.5×39.0cm 日本画(桐板・岩絵具・金箔・白金箔) 税込43万円吉田 潤 「Love」 30.0×30.0cm 日本画(和紙・墨) 税込16万5,000円泉 東臣 (いずみ はるおみ) Haruomi Izumi1979年 千葉県生まれ2003年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業2004年 臥龍桜日本画大賞展 奨励賞2005年 東京藝術大学大学院修士課程(中島研究室)修了2009年 東京コンテンポラリーアートフェア20092010年 東京藝術大学非常勤講師 ~2012年2011年 「G6展」(東京 以降毎年、’14~ 松坂屋名古屋店、’15~大丸心斎橋店)2012年 技法講座:美術の窓 3、4、5月号に連載2013年 「桜花賞展」(郷さくら美術館/東京)「Imago Mundi」(ベネチア・ベネトン財団)2018年 個展「泉東臣-美の絶対化-」(東京、松坂屋名古屋店、大丸心斎橋店)現在 日本美術家連盟会員大久保 智睦 (おおくぼ ともむつ)Tomomutsu Okubo1978年 東京都生まれ2004年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業2006年 同大学大学院美術研究科日本画修士課程修了2007年 再興第92回「院展」 初入選(~‘15)2008年 第63回「春の院展」 初入選(~‘15)2009年 同大学大学院美術研究科日本画博士後期課程修了2011年 「G6展」(東京 以降毎年、’14~ 松坂屋名古屋店、’15~大丸心斎橋店)2014年 「第2回桜花賞展」(郷さくら美術館/東京) 奨励賞(‘17)2017年 「大久保智睦展-鏡映空間-」(諏訪市美術館)2019年 個展「大久保智睦 -space of mirror-」(東京、松坂屋名古屋店、大丸心斎橋店)現在 日本美術院 院友、文教大学 准教授大沢 拓也 (おおさわ たくや) Takuya Osawa1979年 埼玉県生まれ2004年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画卒業2005年 第32回 創画展 初入選(’06 奨励賞)2006年 東京藝術大学大学院美術研究科日本画修了第32回 春季 創画会 初入選(’08、’10 春季展賞)2009年 東京藝術大学大学院美術研究科後期博士課程美術専攻日本画研究領域修了2010年 3國G展:韓国(ソウル大学)、中国(海南大学)、ドイツ(シュトゥットガルト州立芸術工科大学)2011年 「G6展」(東京 以降毎年、’14~ 松坂屋名古屋店、’15~大丸心斎橋店)2012年 東京藝術大学美術学部絵画科 日本画 教育研究助手2020年 個展「大沢拓也 -Kunstgewerbe-」(東京、松坂屋名古屋店、大丸心斎橋店)現在 日本文化財漆協会 会員三枝 淳 (さえぐさ あつし) Atsushi Saegusa1979年 長野県生まれ2003年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業2005年 東京藝術大学大学院修士課程(中島研究室)修了独立展 <入選>(~’08)2006年 「ShinPA!」(おぶせミュージアム・中島千波館、佐藤美術館)(以降毎年)2011年 「G6展」(東京 以降毎年、’14~ 松坂屋名古屋店、’15~大丸心斎橋店)2015年 「Art Taipei 2015」(台北)、「Art021」(上海)2016年 「Art Taipei 2016」(台北)、「6075 Macau Hotel Art Fair」(マカオ)2019年 個展「三枝淳-花鳥絢爛-」(東京、松坂屋名古屋店、大丸心斎橋店)並木 秀俊 (なみき ひでとし) Hidetoshi Namiki1979年 千葉県生まれ2004年 第89回再興院展 初入選(以後毎年)2008年 東京藝術大学大学院美術研究科文化財保学専攻保存修復(日本画)博士課程修了愛知県立芸術大学 非常勤講師2010年 第16回天心記念茨城賞第65回春の院展 奨励賞(’11、’12、’14)第95回再興院展 奨励賞(’12、’16、’18)2011年 東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻 助教「G6展」(東京 以降毎年、’14~ 松坂屋名古屋店、’15~大丸心斎橋店)第66回春の院展 外務大臣賞2014年 東京藝術大学アートイノベーションセンター 非常勤講師2015年 東京藝術大学COI研究推進機構 art&science lab 特任准教授2017年 一般財団法人前田青邨顕彰中村奨学会 第六回中村賞現在 日本美術院 特待吉田 潤 (よしだ じゅん) Jun Yoshida1982年 東京都生まれ2006年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画 卒業2008年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程版画領域 修了2009年 同大学大学院研究生 卒業2010年 東京藝術大学美術学部絵画科 油画・版画 教育研究助手(~ 2013年)第1回アダチUKIYOE大賞 大賞2011年 ART OSAKA 2011(HOTEL GRNVIA OSAKA/大阪)、Young Art Taipei (台北)2013年 空想美術大賞展2013 奨励賞2014年 京都精華大学芸術学部 造形学科 版画専攻 特任講師 (~ 2019 )アートフェア東京2014(’16、’18)(東京国際フォーラム)2015年 新生絵画大賞展2015 優秀賞現在 東京藝術大学 非常勤講師アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ Artglorieux GALLERY OF OSAKAフランス語でart(アール)は芸術、glorieux(グロリュー)は輝かしい、栄光の、という意味。時空を超えて、輝き続けるアートを発信いたします。大丸心斎橋店本館で、心ふるえる素敵なアートとの出会いをお楽しみください。アクセス:Osaka Metro御堂筋線心斎橋駅(南改札)より地下道直結住所:〒542-8501大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1大丸心斎橋店 本館8階TEL:06-6271-1231(代表)HP:企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年02月15日日本一高い山である、富士山。近くで見ると、圧巻の迫力があります。@_deepskyyさんは、神奈川県の箱根から富士山を撮影。その写真が、まるで水墨画のようだと反響が上がりました。芦ノ湖と海賊船を入れて撮った写真が、こちらです。箱根から望む富士山がまるで水墨画のような景色だった日。 pic.twitter.com/g56sp7Lt5w — _deepsky (@_deepskyy) February 13, 2021 薄暗く、富士山に雲がかかっているところが水墨画のようですよね。赤い鳥居がとてもいいアクセントで、ずっと見ていたい風景です。投稿には「現実なの?」と驚きの声が上がっています。・素晴らしすぎる!鳥居がいい感じですね。・『いいね』を1回しか押せないのが残念なぐらい!・これ、現実なの!?すごすぎます。富士山の写真には、日本のみならず海外からもコメントが寄せられていました。日本ならではの趣ある写真に、「昔の人も同じ景色を見たのだろうか…」と感慨深くなってしまいますね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月14日19世紀初頭、当時は歴史画の背景と見なされていた風景画を刷新し、その評価を引き上げたことで知られるイギリスの画家、コンスタブル。日本では実に35年ぶりとなる大回顧展『テート美術館所蔵コンスタブル展』が2月20日より三菱一号館美術館にて開催される。同じ時代にイギリスで活躍した風景画家として、日本ではターナーが知られているが、ターナーが絶えず各地を旅し、国内外の景観を膨大な数の素描に収めたのに対し、コンスタブルは、ひたすら自身の生活や家庭環境と密接に結びつく場所を描いた。故郷サフォーク州の田園風景を、太陽の下で描いた瑞々しい作品の数々からは、画家がいかに故郷の自然や人々を愛し、慈しんでいたかを伺い知ることができる。《ザ・グローヴの屋敷、ハムステッド》1821-22年頃、油彩/カンヴァス、35.6×30.2cm、テート美術館蔵 (C)Tate《マライア・ビックネル、ジョン・コンスタブル夫人》1816年、油彩/カンヴァス、30.5×25.1cm、テート美術館蔵 (C)Tate同展では、世界有数の良質なコンスタブルの作品群を収蔵するテート美術館から大型の風景画や再評価の進む肖像画などの油彩画、水彩画、素描およそ40点、同時代の画家の作品約20点、さらに国内で所蔵される秀作を含む全85点を紹介。また、ライバルでもあったターナーの作品と並んで展示された、1832年のロイヤル・アカデミー夏季展での展示が再現されるコーナーも登場する。ジョン・コンスタブル《ウォータールー橋の開通式(ホワイトホールの階段、1817年6月18日)》1832年発表、油彩/カンヴァス、130.8×218.0cm、テート美術館蔵 (C)Tate1832年のロイヤル・アカデミー夏季展にて、ターナーの《ヘレヴーツリュイスから出航するユトレヒトシティ 64 号》の隣に展示された作品J.M.W.ターナー《ヘレヴーツリュイスから出航するユトレヒトシティ 64 号》1832 年、油彩/カンヴァス、91.4×122.0cm、東京富士美術館蔵(C)東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom1832年のロイヤル・アカデミー夏季展にて、コンスタブルの《ウォータールー橋の開通式(ホワイトホールの階段、1817年6月18日)》の隣に展示された作品イギリスの田舎の新鮮な空気をも感じさせるコンスタブルの作品。生気あふれる風景画に包まれ、心癒される展示空間となりそうだ。【プレゼント】『テート美術館所蔵 コンスタブル展』の招待券を5組10名様にプレゼント!◆応募方法ぴあアート編集部Twitterをフォロー&本記事ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、ぴあアート編集部アカウントよりDMをお送りします。ぴあアート編集部Twitter対象ツイート※当選後、お届け先ご住所のご連絡ができる方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。※当選発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。【応募締め切り】2021年3月5日(金) 23:59まで【『テート美術館所蔵 コンスタブル展』開催概要】会期:2月20日(土)~5月30日(日)会場:三菱一号館美術館開館時間:10:00~18:00(祝日を除く金曜と会期最終週平日、第2水曜日は21:00まで、入場は30分前まで)※緊急事態宣言中の夜間開館は中止。詳しくはWEBサイトまたはハローダイヤルでご確認ください休館日:月曜日 ※但し、祝日・振替休日の場合、会期最終週と、トークフリーデーの2月22日、3月29日、4月26日は開館ハローダイヤル:050-5541-8600◆公式サイト( )
2021年02月12日東京都美術館で『没後70年 吉田博展』が1月26日(火)に開幕した。明治、大正、昭和の時代に活躍した吉田博による木版による風景画は、日本のみならず世界でも人気が高い。彼の画業を振り返る展覧会は、3月28日(日)まで開催されている。本展は、世界を旅し、その壮大な風景を木版画として発表し続けた吉田博(1876〜1950)の没後70年を記念した展覧会。彼の生涯を丁寧にたどっていくことで、きらめく光やゆらめく水の表現、複雑な色彩表現、卓越した描写力など、彼の魅力に踏み込んでいく。吉田博は明治9年(1876)、福岡県久留米市生まれ。13歳で中学校の図画教師吉田嘉三郎に画才を認められ、14歳で吉田家の養子となり、京都や東京で写生に明け暮れる毎日を送っていた。初めて海外に渡ったのは23歳のとき。当時、黒田清輝ら白馬会メンバーが勢力を強め、国費でフランスに留学していることに吉田は反骨心を覚えたようだ。吉田博《穂高山》自費でまずアメリカに渡り、現地で風景画を描き、売ることで旅費を稼ぎ、数年かけて欧州を巡ってから帰国する旅を連続して行った。吉田が海外で培った技術は高い評価を受け、太平洋画会や官展などに入選、頭角を表していた。そんな吉田が木版画と出会ったのは、大正9年(1920)のこと。江戸時代と同じように、絵師、彫師、摺師の分業制で、現代の風俗(浮世)を描いた版画を作りたい、との思いで「新版画」を提唱していた版元・渡邊庄三郎に出会い、絵師として木版画を手掛けたことがきっかけだ。吉田博《明治神宮の神苑》渡邉版その後、人生3度目となる海外旅行中で、彼はその当時でもまだ江戸時代の浮世絵版画が欧米では人気が高いことを知り、自らが版元となり木版画の制作に乗り出すことを決断。大正14年(1925)に帰国後、アメリカやヨーロッパの風景を木版画にして発表する。吉田が49歳のときであった。吉田博 《ホノルル美術館》米国シリーズ水彩画で培っていた水や光の表現、色彩表現、西洋画の陰影や奥行きの表現を用いつつ、摺師や彫師を使った伝統的な木版画の制作技法を踏襲した吉田の作品群は、たちまち人気となっていった。展覧会では、吉田が旅して描いた国内、国外の風景を木版画はもちろんのこと、スケッチも展示。吉田の直筆によるスケッチからは、非常に描写力に優れていたことを推察することができる吉田博《帆船》帆船大正15(1926)年吉田博《帆船》大正15(1926)年また、同じ版木を使い、刷色を変えた帆船シリーズなども見どころのひとつ。モネの積み藁やルーアン大聖堂の連作のように刻々と変化する空気や光を見事に捉えた連作は、彼の描写力だけでなく優れた色彩感覚も持ち合わせていたこともわかってくる。実際に使用された版木と実作品を見比べることも可能だ。吉田博《冨士拾景》版木 吉田博《冨士拾景》このほかアルプスにグランドキャニオン、浅草や日光など、世界や日本各地の風景の作品が数多く展示されている。本人が旅をして、実際に目に焼き付けた風景画の数々を、しっかりと堪能したい。取材・文:浦島茂世【開催情報】『没後70年 吉田博展』1月26日(火)~3月28日(日)、東京都美術館にて開催
2021年01月28日書籍『366日 風景画をめぐる旅』が、2021年1月21日(木)に発売される。名画で四季を追う書籍『366日 風景画をめぐる旅』『366日 風景画をめぐる旅』は、366の風景画を収録した書籍。花が香り咲く春、澄んだ水の上で船遊びをする夏、紅葉が野山を彩る秋、そして、美しい雪景色が広がる冬と、四季の移り変わりにあわせて世界の名画を掲載している。1ページ、また1ページとめくっていけば、名画で世界を旅するような気分を味わえる。モネ、ゴッホ、ルノアールらの風景画を掲載春の訪れ、4月を表すのは、グスタフ・クリムトの『花咲く牧草地』やクロード・モネの『ジヴェルニー、春の効果』。初夏6月を表すのは、フィンセント・ファン・ゴッホの名作『星月夜』やクロード・モネの『日だまりのライラック』…。数々の名画を経て、本格的な夏を迎える7月には、モネやゴッホとともに印象派の画家として知られるピエール=オーギュスト・ルノワールの『セーヌ河の舟遊び』も登場する。秋を表す作品には、色づく葉が美しいモネの『アルジャントゥイユの船だまりとヨット』も掲載。冬の季節を表す作品では、ロシアや北欧の画家たちが描く、白銀の世界を目にすることができる。すべての風景画に解説付きこれら風景画すべてについて、詳しい解説も収録。それぞれの作品への知識や、絵画の見方も学ぶことができる。【詳細】書籍『366日 風景画をめぐる旅』発売日:2021年1月21日(木)価格:2,500円+税仕様:B5判変型(228×175mm)/ソフトカバー/416ページ(フルカラー)著者:海野弘発売元:パイ インターナショナル
2021年01月22日滋賀県発祥の和菓子店「叶 匠寿庵(かのうしょうじゅあん)」から、“日本画”のような見た目のチョコ最中「心よせ 結(ゆい)」が登場。2021年1月16日(土)から2月中旬までの期間限定で、全国の店舗にて発売される。見た目にも華やかな創作和菓子を提案する「叶 匠寿庵」が、草花や生き物をフルカラー印刷した、“日本画”のような見た目のチョコ最中を発売。“草花やその色に想いを込めて贈る”、日本ならではの奥ゆかしい文化を表現した各絵柄の中には、ハートのモチーフもさり気なく配しているのが、なんともロマンティックだ。また香ばしい最中には、和の素材と合うチョコレートをサンド。京都の宇治抹茶を仕様したコク深い「抹茶」と、厳選大豆を丹念に煎り上げた「きな粉」の全2種類のフレーバーを用意する。なお「心よせ 結」は、シーンに合わせて選べる、3個入り・5個入り・10個入りの全3種類を用意。淡いピンクのボックスに入った、華やかなチョコ最中は、想いを伝えるバレンタインの贈り物にもオススメだ。【詳細】「心よせ 結」発売時期:2021年1月16日(土)~2月中旬展開店舗:叶 匠壽庵全店※北海道から熊本まで、ネット通販を含む70店舗で販売・3個入(最中種3組/抹茶2枚、きな粉1枚) 810円(税込)・5個入(最中種5組/抹茶3枚、きな粉2枚) 1,188円(税込)・10個入(最中種10組/抹茶6枚、きな粉4枚) 2,430円(税込)【問合せ先】TEL:0120-257-310受付時間:9:30~17:00(土・日・祝日、12/31~1/4の年末年始を除く)
2020年12月25日イギリスに住むリビー・デイヴィーさんは2匹の犬を飼っていました。名前は『スミフ』と『フランク』。スミフは2020年10月に天国へと旅立ちました。Posted by Libby Frances Davey on Monday, October 5, 2020Posted by Libby Frances Davey on Monday, October 5, 2020天国にいる『親友』の肖像画を見た犬はウェブメディア『The Dodo』によると、リビーさんはスミフの絵を家に飾りたいと思い、ペットの肖像画を描いてくれる人に注文したのだそう。そして彼女は後日、届いた絵を早速部屋に飾りました。するとその絵を見たフランクは…。I done a painting for a lady who’s dog recently died. this is his brother how amazing & sadPosted by Tina Muir on Saturday, October 31, 2020I done a painting for a lady who’s dog recently died. this is his brother how amazing & sadPosted by Tina Muir on Saturday, October 31, 2020スミフの絵を見て興奮したように尻尾を振るフランク。「ねえ!ここにスミフがいるよ!」といっているかのように、リビーさんのほうを振り返ります。その後すぐに窓の外を見たフランクはスミフを探そうとしていたのではないでしょうか。この動画にはさまざまなコメントが寄せられています。・悲しいのと同時に素晴らしい。・鳥肌がたった。・この動画は犬がどれほど知的な動物かということを証明しているね。・泣き出しそうになったわ。フランクは絵の中のスミフを見て、彼が帰ってきたと思ったのかもしれません。一生懸命、絵に近付こうとするフランクの姿は微笑ましくもあり、悲しくもあります。2匹はとても仲よしだったのでしょうね。これからはこの絵を見るたびに、リビーさんとフランクの心の中にスミフの思い出が鮮明によみがえってくることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年11月11日花澤香菜、櫻井孝宏、宮野真守、杉田智和、大塚芳忠ら超豪華声優が参加する『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』より、主要キャラクターのデザイン画と美術設定画といった設定資料が公開された。日本語吹き替え版では花澤さんが声を担当する黒猫の妖精シャオヘイ、宮野さんが担当する人間でありながら最強の執行人・ムゲン、そして櫻井さんが担当する妖精・フーシーという3キャラクターの設定画では、顔のパーツひとつひとつがそれぞれのキャラクターによって細かく描き分けられ、袖のたるみや肩口のシワなど服の細やかなポイントまで描きこまれている。そして美術の設定画では、本作の世界観を感じることができる。本作の魅力のひとつとして、細部まで描きこまれた圧倒的なクオリティの作画があり、字幕版公開時には、一切の妥協が感じられない作画や背景がSNSで反響を呼んた。原作・監督のMTJJは、自身の手描きのスタイルについて「自分が好きで、得意だから手描きのスタイルで制作しているんです」と語っている。『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』日本語吹き替え版は11月7日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年10月17日特別展「ランス美術館コレクション風景画のはじまりコローから印象派へ」が、名古屋市美術館にて、2021年4月10日(土)から6月6日(日)まで開催。その後、6月25日(金)から9月12日(日)まで東京・新宿のSOMPO美術館にて開催され、宮城、静岡、茨城にも巡回する。近代フランス風景画の変遷をたどる西洋絵画における風景画は、18世紀ごろまで、主に理想化された情景を扱ってきた。しかし19世紀に入ると、 バルビゾン派をはじめとする画家たちが身近な風景を描くことを試みるようになり、以後、印象派へと続く近代風景画の流れが形成されたのだった。特別展「ランス美術館コレクション風景画のはじまりコローから印象派へ」では、フランスのシャンパーニュ地方の古都・ランス中心部に建つランス美術館の収蔵作品を中心とする約80点の作品から、近代フランスにおける風景画の変遷をたどる。コローと19世紀風景画の先駆けフランスで「風景」が絵画の主題として認められるようになったのは、18世紀末のこと。第1章では、詩情あふれる風景画を描いたカミーユ・コローや19世紀風景画の先駆者を紹介。なかでも、ランス美術館の充実したコレクションから、《湖畔の木々の下のふたりの姉妹》や《突風》などのコロー作品16点が出品される。バルビゾン派の風景画1820年代から30年代にかけて、バルビゾン派と呼ばれた画家たちは、パリから約60km南東に位置するフォンテーヌブローの森に集まり、自然の客観的な観察に基づいて風景画を制作した。第2章では、テオドール・ルソー《沼》やジュール・デュプレ《風車》など、物語性を排して写実的な風景画を手がけたバルビゾン派の作品を紹介する。画家=版画家と風景画の発展ところで、写真技術が浸透するまで、絵画の複製には版画が用いられていた。19世紀には、それまで専門の版画家が作成していた版を画家自らが手がけるようになり、風景画の普及と発展にも寄与した。第3章では、コローやバルビゾン派の画家による風景版画を目にすることができる。変化に富む空模様を捉えたブーダン第4章では、ノルマンディー沿岸を中心に戸外制作を積極的に行ったウジェーヌ・ブーダンにフォーカス。刻々と変化する空や光の表情を描きとめるブーダンは、バルビゾン派と後の印象派を架橋する役割を担なった。ここでは、《ベルク、出航》をはじめ、変化に富む空模様を繊細に捉えた風景画を展示する。印象派の展開なおも風景画が低い地位にあった19世紀後半、クロード・モネやカミーユ・ピサロといった若い世代の画家は積極的に戸外での制作を行い、近代化が進むパリの都市風景や郊外の自然風景をいきいきと描きだした。筆触分割による明るい色彩と大胆な筆跡を特徴とする彼らの作品は幾たびと非難されたものの、その革新的表現は近代絵画に大きな転換をもたらすこととなった。第5章では、そうした「印象派」の展開に目を向け、モネ《べリールの岩礁》やルノワール《風景》などを展示する。展覧会概要特別展「ランス美術館コレクション風景画のはじまりコローから印象派へ」■名古屋市美術館会期:2021年4月10日(土)~6月6日(日)住所:愛知県名古屋市中区栄2-17-25 芸術と科学の杜・白川公園内TEL:052-212-0001開館時間:9:30〜17:00(金曜日は20:00まで)※いずれも入場は閉館30分前まで休館日:月曜日(5月3日(月・祝)は開館)、5月6日(木)観覧料:・平日限定券 一般 1,400円、高校・大学生 900円・土日祝日・日時指定券(来館前日までの事前購入) 一般 1,500円、高校・大学生 1,000円・土日祝日・日時指定券(当日購入) 一般 1,600円、高校・大学生 1,100円※チケット購入の詳細は、展覧会公式サイトを参照■SOMPO美術館会期:2021年6月25日(金)〜9月12日(日)住所:東京都新宿区西新宿1-26-1TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)休館日:月曜日(8月9日(月・祝)は開館、翌10日(火)も開館)開館時間:10:00〜18:00(最終入館は17:30まで)観覧料:一般 1,500円、大学生 1,100円、高校生以下 無料※身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳の所持者と介助者1名は無料、被爆者健康手帳の所持者は本人のみ無料■巡回情報・宮城県美術館会期:2021年9月18日(土)~11月7日(日)住所:宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1・静岡市美術館会期:2021年11月20日(土)〜2022年1月23日(日)住所:静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階・茨城県近代美術館会期:2022年2月9日(水)~3月27日(日)住所:茨城県水戸市千波町東久保666-1■終了した会場・北九州市立美術館会期:2020年7月25日(土)〜9月6日(日)住所:福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1・島根県立美術館会期:2020年9月12日(土)~11月3日(火・祝)住所:島根県松江市袖師町1-5・福井県立美術館会期:2021年2月27日(土)〜3月21日(日)住所:福井県福井市文京3-16-1※画像写真の無断転載を禁ずる。
2020年08月29日思わず見とれてしまう女優で元乃木坂46(2019年卒業)の西野七瀬さんの肖像。これは、モノクロ写真ではなく鉛筆画なのです。この作品をTwitterに投稿した乃木画家(@nogigaka_46)さんは、化学専攻の大学院生。乃木坂46と欅坂46のファンで、趣味で描く彼女たちの肖像画は、自己流だそうです。風にそよぐ髪の毛、肌のつや感まで、ケント紙に2H〜10Bの鉛筆を使い分けて描いたという作品をご覧ください。鉛筆で西野七瀬を描きました! pic.twitter.com/HKHAiZjuJy — 乃木画家 (@nogigaka_46) July 11, 2020 同時に公開されたメイキング動画はこちら。約70時間を費やしたという制作過程に思わず息を飲みます。作品や動画には、沢山のコメントが寄せられています。・もはや写真より綺麗。・顔の柔らかさが好き。・唇も、色を感じさせるところが見事。・これは本人に届くべきもの。乃木画家さんは、乃木坂46や欅坂46のファンの方と繋がりたいと、“坂道×イラスト”のアカウントを始めたといいます。実は、西野七瀬さんご自身も絵が上手なのは、ファンの間ではよく知られていること。人物の特徴を捉えて描くことも得意なので、そちらも気になるところです。さて、細密な鉛筆画は、乃木画家さんのように独学で極めようとする作家さんも多く、あの身近な“えんぴつ”からここまで精密に、しかも豊かな表現が広がることに驚きを、もって、誰をも楽しませてくれますね。ステイホームの時間に、鉛筆で何かを描いてみたら、新しい発見があるかもしれませんよ。[文・構成/grape編集部]
2020年07月27日「かっこいい大人美」を叶えるハイプレステージ メイクアップブランド「Amplitude 〈アンプリチュード〉」から、水彩画からインスパイアされたサマーコレクション『Aquarelle Summer Color』を5月27日に発売。 水という色を思わせるように、軽やかなニュアンスを湛えたカラーや多彩なパールが放つ煌めき・揺らめきが、クリアで涼やかな表情を演出します。 シアーな発色と上質な煌めきが洗練の目もとをつくるリキッドアイシャドウ「コンスピキュアス リキッドアイズ」、立体感と生命感を際立たせるクリームチーク「コンスピキュアス クリームチークス」、”透き通る感”と鮮やかさ、艶やかさが魅惑の唇を演出する「コンスピキュアス リップグロス」、鮮やかなクリアベースとシマ―なガラスパールが輝く「コンスピキュアス ネイルカラー」(数量限定)の【全4品目19品種 3,500-4,100円】を展開します。Amplitude Summer Collection 2020【Amplitudeとは】「Amplitude」の意味は「豊かさ、奥行き、振幅」。心の豊かさ、感情や思想の深遠さ、知識の豊富さや奥深さなど、“人間に関わる大きさ広さ”という意味合いをも含んでいます。単なるメイクを提案するだけでなく、ひとりの人間として女性に自信を与え、日々勇気をもたらす“顔”を提案していきます。世界に通用する日本女性の美を提唱するクリエイティブ ディレクター RUMIKOがつくりあげる、大人の女性が宿すべきかっこよさを引き出すブランドです。商品ラインアップ2020年5月27日発売■ EyesAmplitude コンスピキュアス リキッドアイズ 全6色 各3,800円 (税抜)■ CheeksAmplitude コンスピキュアス クリームチークス 新色3色 各4,000円 (税抜)■ LipsAmplitude コンスピキュアス リップグロス 全6色 各4,100円 (税抜)■ NailsAmplitude コンスピキュアス ネイルカラー 新色3色 各3,500円 (税抜) ※数量限定商品概要濁りのないシアーな発色と濡れ感を湛えた上質な煌めきで洗練された目もとに仕上げる、リキッドアイシャドウAmplitude コンスピキュアス リキッドアイズ 05 シルバーグレー涼しげな奥行きを感じさせる目もとを演出新たにリキッドタイプのアイシャドウが新登場。密着性に優れたウォーターベースのみずみずしいテクスチャーがまぶたに触れると、するすると軽やかにのび広がり、すぐさまさらさらのテクスチャーに変わって、まぶたを染めるように均一に一体化。色の濃淡によって乾くスピードを緻密に計算し、ムラにならないよう配慮。濁りのないシアーな発色と、光が美しく集う上質な煌めきを叶えて、“透き通る感"と奥行きを湛えた目もとを演出します。抜群の密着感で時間が経ってもよれにくく、汗や涙、皮脂にも強いので、メイクしたての美しい仕上がりが持続します。Amplitude コンスピキュアス リキッドアイズ 全6色 各3,800円(税抜)肌に生き生きとした血色感と光沢感を忍ばせ、立体感と生命感を際立たせる、クリームチークAmplitude コンスピキュアス クリームチークス 06 ベビーピンク頬にとけこんで夏の肌を染める洗練のカラー肌に乗せると一瞬でパウダーに変化し、とけこむようにふんわりと広がる新感触が人気のクリームチークに、夏の肌に映える新色が登場します。ピュアでキュートな中にもセクシーさを感じさせるベビーピンク、肌にナチュラルにとけこむフレッシュなクリアオレンジ、奥の奥からにじみ出るようなほんのりと上気した血色感を添えるチェリーレッド。絶妙な“透き通る感" を湛えた色と質感が、息吹を感じさせる血色感と光沢感を忍ばせ、肌から浮くことなく大人の骨格の美しさを際立たせます。Amplitude コンスピキュアス クリームチークス 新色3色 各4,000円(税抜)“透き通る感"と鮮やかさ、艶やかさをあわせ持った発色で唇の形や顔立ちをも美しく見せる、リップグロスAmplitude コンスピキュアス リップグロス 06 シマリングシルバーぷっくりと立体的な、魅惑の唇を演出限定として人気を博していたリップグロスがブラッシュアップを遂げ、定番として登場。発色のよさ×にじみにくさ×美しい光沢感のために独自の工夫を施しました。唇に乗せたそばからぴたーっと密着、“透き通る感"と鮮やかさ、艶やかさをあわせ持った絶妙な発色と同時に、ぷっくりとした立体感とみずみずしい潤い感を与えながら、魅惑的な唇を演出。クッションのような厚みがありながらも、滑らかにのび、重さやべたつきを感じさせることなく唇の上に留まり、クリアな色と心地よさが長時間続きます。Amplitude コンスピキュアス リップグロス 全6色 各4,100円(税抜)鮮やかなクリアベースとシマーなガラスパールで“透き通る感"に満ちた、大人の遊び心溢れる、ネイルカラーAmplitude コンスピキュアス ネイルカラー(数量限定)24 シマリングパープル指先に夏の光を宿す、上品かつ爽やかな色鮮やかなクリアベースにシマーなガラスパールをふんだんに配合し、クリアな発色と奥行きのある輝きで指先を彩るネイルカラーが、限定で登場。ヘルシーでフレッシュなシマリングオレンジ、可愛らしさも秘めたセンシュアルなシマリングパープル、快活で爽やかなシマリンググリーン。一度塗りでも重ねてもと、さまざまな表情を見せる上品かつ爽やかなカラーをラインアップ。クリアな発色、圧倒的な艶、持ちのよさを叶えました。夏の日射しと呼応し合うように、複雑な光を放ち、大人の手肌や所作までも美しく見せながら、遊び心を演出します。Amplitude コンスピキュアス ネイルカラー(数量限定) 新色3色 各3,500円(税抜)【ブランドサイト】【SNS】(@amplitudebeauty)Facebook #amplitude #アンプリチュード #AquarelleSummerColor企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年05月27日山種美術館では1月3日(金)〜3月1日(日)まで、同館が広尾に移転して開館してから10周年を迎えた記念特別展として『上村松園と美人画の世界』が開催される。生涯にわたり美人画を描き続けた日本画家、上村松園(1875〜1949)。京都府画学校を卒業後、早くから頭角を現した松園は、江戸や明治の風俗、和漢の古典に取材した女性像を描き、文展や帝展など数々の展覧会に出品を重ね活躍した。美人画の名手として高く評価され、1948(昭和23)年には女性として初めて文化勲章を受章。「一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵こそ私の念願とするところのものである」と語った松園が描き続けた気品ある美人画は、今なお多くの人々に愛されている。山種美術館の創立者で初代館長の山﨑種二(1893〜1983)は、松園と親しく交流しながら作品を蒐集。《蛍》《砧》《牡丹雪》などの代表作を含む計18点の作品は、山種美術館が所蔵する屈指の松園コレクションとして知られている。同展では、そんな松園の作品全18点を約3年ぶりに一挙公開。また、松園と同時代に活躍し「西の松園、東の清方」と並び称された 鏑木清方や、その弟子の伊東深水の美人画、さらに村上華岳、小倉遊亀、橋本明治などが手がけた美人画の名品も紹介する。季節を感じさせる衣装や丹念に描かれた日本髪、繊細な表情をみせる目元や指先など、松園芸術の粋を堪能するとともに、近代・現代の画家たちがそれぞれに趣向を凝らして描き出した美人画の世界の豊かな広がりや、その表現の展開を楽しんでほしい。【開催情報】『上村松園と美人画の世界』2020年1月3日(金)〜3月1日(日)まで山種美術館にて開催【関連リンク】 山種美術館()上村松園《蛍》1913(大正2)年絹本・彩色山種美術館上村松園《桜可里》1926-29(昭和元-4)年頃絹本・彩色山種美術館上村松園《新蛍》1929(昭和4)年絹本・彩色山種美術館上村松園《春のよそをひ》1936(昭和11)年頃絹本・彩色山種美術館上村松園《砧》1938(昭和13)年絹本・彩色山種美術館上村松園《春芳》1940(昭和15)年絹本・彩色山種美術館上村松園《春風》1940(昭和15)年絹本・彩色山種美術館上村松園《つれづれ》1941(昭和16)年絹本・彩色山種美術館上村松園《娘》1942(昭和17)年絹本・彩色山種美術館
2020年01月03日婦人画報創刊115周年記念特別展「『婦人画報』と『京都』」が、ジェイアール京都伊勢丹7階隣接の美術館「えき」KYOTOにて、2020年1月2日(木)から20日(月)まで開催される。特別展「『婦人画報』と『京都』」では、雑誌『婦人画報』が1905年の創刊以来、とりわけ大切にしてきた、伝統を受け継いできた京都の「人」と「家」を紹介。京都の13家にフォーカスし、茶道、華道、工芸、芸能など、多彩な分野において、伝承されてきた作品や宝物など約80点を、当時の『婦人画報』取材記事とともに紹介する。会場には、着物ブランド・アトリエシムラ(atelier shimura)も手掛ける染織の志村家や、華道の池坊家、茶道裏千家の千家、京都吉兆の徳岡家、日本画の上村家といった名家が代々伝承してきた品々が集結する。さらに、115年にわたる『婦人画報』のアーカイブの中から、京都を取材した記事を中心に貴重な誌面を紹介。瀬戸内寂聴の特別展示や、時代の移り変わりを反映した『婦人画報』歴代表紙の展示も行われる。また、会場エントランスでは、1月2日(木)から5日(日)までの4日間限定で、池坊専好次期家元監修によるいけばな作品が展示される。【詳細】婦人画報創刊115周年記念特別展 「婦人画報」と「京都」会期:2020年1月2日(木)~20日(月) 会期中無休会場:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町開館時間:10:00~20:00(入館締切:閉館30分前)※1月2日は9:30~。百貨店の営業時間に準じ、変更になる場合あり。入館料:一般900円(700円)、高・大学生700円(500円)、中学生500円(300円)※( )内は前売および「障害者手帳」提示の本人と同伴者1名の料金。前売:2019年11月30日(土)~2020年1月1日(水)まで、当館チケット窓口(休館日除く)、京都駅ビルインフォメーション、京都新聞文化センター、チケットぴあ(Pコード992-495)、ローソンチケット(Lコード54512)など。出展:池坊家(華道)、石田家(ガラス工芸)、伊東家(有職御人形司)、井上家(京舞井上流)、上村家(日本画)、江里家(截金)、志村家(染織)、千家(茶道裏千家)、徳岡家(京都吉兆)、中村家(塗師)、森口家(友禅)、樂家(樂焼窯元)、冷泉家(冷泉流歌道)※特別展示:瀬戸内寂聴【問い合わせ先】TEL:075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹大代表)
2019年12月20日資生堂(SHISEIDO)が静岡に展開する資生堂アートハウスにて、展覧会「春を詠う、春に詠う -詩歌と愉しむ美術 日本画・洋画・工芸-」が、2020年1月16日(木)から4月12日(日)まで開催される。太陽が力を取り戻し、草木に緑が芽吹く。地上に生命感が息を吹き返す春の訪れは、美術や文学において大きな着想源であり続けてきた。「春を詠う、春に詠う -詩歌と愉しむ美術 日本画・洋画・工芸-」は、資生堂アートハウスの収蔵品から春にちなんだ作品を選び、詩歌とともに紹介する展覧会だ。会場では、上村松篁《春静》や奥村土牛《猫》など、季節の風物を題材にとることの多い日本画をはじめ、牛島憲之《花曇る》といった日本人の筆による洋画を展示する。さらに絵画のみならず、漆芸や陶芸、人形などの工芸品も多彩に織り交ぜ紹介。田村耕一の陶芸作品《青磁椿壺》などを楽しめる。併せて紹介される詩歌は、うつろう季節を繊細に読み留めた和歌のみならず、俳句、漢詩、現代詩とさまざま。美術と文学とがともに織りなす、春の訪れに浸ってみては。【詳細】展覧会「春を詠う、春に詠う -詩歌と愉しむ美術 日本画・洋画・工芸-」会期:2020年1月16日(木)~4月12日(日)休館日:月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合も休館)開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)会場:資生堂アートハウス住所:静岡県掛川市下俣751-1入場料:無料【問い合わせ先】資生堂アートハウスTEL:0537-23-6122
2019年12月12日「家庭画報×コスメデコルテスペシャルイベント」が開催決定!2019年11月7日(木)、ザ・グラン銀座「ザ・グラン ギャラリー」において、「家庭画報×コスメデコルテスペシャルイベント」が開催される。同イベントは、「コスメデコルテ」の最高峰ライン「AQ ミリオリティ」のリニューアルを記念して実施されるもので、商品開発担当者からの話が聞けたり、タッチアップしたりすることができる。スペシャルゲストとして、白城あやかが登場。家庭画報の編集長・千葉由希子との対談が予定されている。受け付け開始時間は14:30。イベント開催時間は15:00から16:00まで。50名が無料で招待される。参加者には「AQ ミリオリティ」ミニボトルキット(乳液、化粧水、クリーム)がプレゼントされる。応募は、10月15日(火)まで「家庭画報.com」の応募フォームにて受け付けている。イベントに関する問い合わせは、家庭画報 イベント事務局(電話番号:03-3262-5851)まで。元宝塚星組トップ娘役の白城あやか白城あやかは宝塚歌劇団出身。星組トップ娘役を務めた後、1997年3月に退団。1998年6月にタレントの中山秀征と結婚し、4人の息子の子育てに奮闘している。「オイルソムリエ」の資格を保有。著書には『1日大さじ1杯だけでカラダがよみがえる!かんたんオイル健康法』がある。(画像は白城あやかオフィシャルブログ「Eternity」より)【参考】※家庭画報.com※コスメデコルテ※白城あやかオフィシャルブログ「Eternity」
2019年09月25日特別展「生誕260年記念 北斎の肉筆画 ―版画・春画の名作とともに―」が、神奈川・箱根の岡田美術館にて、2020年4月5日(日)から9月27日(日)まで開催される。浮世絵師・葛飾北斎の肉筆画や版画など集結「生誕260年記念 北斎の肉筆画 ―版画・春画の名作とともに―」は、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の生誕260年の節目を記念した展覧会。北斎の70年にわたる画業のうち、40歳代から最晩年までの各時代を代表する珠玉の肉筆画11点を中心に据え、版画・版本、春画を含む全17点の北斎作品を展示する。岡田美術館で収蔵する北斎作品全てを同時に公開するのは、本展が初となる。夏の美人画2大傑作注目したいポイントは、50歳前後に描かれた肉筆美人画の2大傑作「夏の朝」と「美人夏姿図」(個人蔵)の同館初競演。2枚の絵を見比べながら楽しむことができる。さらに、代表作「冨嶽三十六景」や『北斎漫画』、北斎に影響を受けたフランスのガラス作家、エミール・ガレの作品なども登場。様々な角度から、北斎の魅力を紹介する。【詳細】特別展「生誕260年記念 北斎の肉筆画 ―版画・春画の名作とともに―」会期:2020年4月5日(日)~9月27日(日)開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)場所:岡田美術館住所:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1入館料:一般・大学生 2,800円(2,550円)、小中高生 1,800円(1,550円)※( )内は前売り料金。前売券(JTBレジャーチケット、チケットぴあ)は、主要コンビニエンスストアならびにチケットぴあにて販売。
2019年09月20日山種美術館では広尾開館10周年記念特別展『大観・春草・玉堂・龍子 ―日本画のパイオニア―』が、8月31日(土)から10月27日(日)まで開催。新たな日本画の創造を目指した画家たちの多彩な表現を見ることができる。横山大観(よこやまたいかん・1868〜1958)、菱田春草(ひしだしゅんそう・1874〜1911)、川合玉堂(かわいぎょくどう・1873〜1957)、川端龍子(かわばたりゅうし・1885〜1966)。彼らは活動の場を異にしながらも、伝統をふまえながら新しい時代に即した絵画を模索し、日本画の発展を導いたパイオニアたちだ。日本美術院の創設に参加した大観と春草は、さまざまな技法や表現を試みて革新的な日本画を生み出し、官展を中心に活躍した玉堂は、日本画における風景表現に新境地を拓いた。また龍子は、再興日本美術院を脱退して自ら主宰する青龍社を創立し、大画面の迫力ある作品を発表して画壇にインパクトを与えた。同展では、そんな4人の画業をたどりながら、近代日本画の歩みを振り返っていく。さらに、山種美術館の創立者である山﨑種二の希望により企画され、晩年の大観・玉堂・龍子の3人が出品した『松竹梅展』(1955〜1957年)にも焦点を当て、山種美術館が所蔵する『松竹梅展』の作品が全点展示される。また、南画とやまと絵を融合させた大観の《作右衛門の家》、光や空気の描出に挑んだ「朦朧体(もうろうたい)」の代表作である春草の《釣帰(ちょうき)》、田園の情景を生き生きと表した玉堂の《早乙女》、第1回青龍展に出品された記念碑的な龍子の《鳴門》など、山種コレクションから各画家の珠玉の作品が紹介される。近代日本画のパイオニアとして画壇を牽引した大観・春草・玉堂・龍子の競演を、この機会に堪能したい。【関連リンク】 山種美術館()
2019年08月31日「水彩画ネコ」は、みずみずしい水墨画のようなタッチで、黒猫を描いたブランドの人気モチーフ。新作は、春らしいレモンイエローに、愛らしく動き回る「水墨画ネコ」を描いた。オリエンタルなムードと、気品溢れるフレンチシックなカラーを融合させたアイキャッチなデザインとなっている。バリエーションは、ペンケースやマスキングテープ、クリアファイルといったステーショナリーをはじめ、パスケースやカードケース、スマートフォンケースといったアクセサリー類を取り揃える。【詳細】ポール & ジョー ラ・パペトリー「水墨画ネコ」の新デザイン発売日:2019年4月1日(月)※マークス直営店、オンライン・マークスでは、2019年3月31日(日)まで先行発売取扱店舗:マークス直営店、全国の取り扱い店舗、オンライン・マークス・ペンケース・S2 2,300円+税・刺繍ステッカー(2枚セット) 860円+税・マスキングテープ・セパレート 800円+税・ペンホルダー 各850円+税・クリアファイル・A4(2枚セット) 680円+税・パスケース 3,800円+税・カードケース 1,900円+税・メガネケース 3,800円+税・iPhone 8・7・6s・6用手帳型ケースN 3,700円+税・iPhone 8・7・6s・6背面ケース 3,200円+税【問い合わせ先】ポール & ジョー ラ・パペトリーTEL:03-5779-7550
2019年03月25日大丸心斎橋店は、「懐かしのアニメ セル画・版画展」を2019年1月23日(水)から29日(火)まで開催する。世界中で人気を博す日本のアニメ。本展では、世界中にファンを持つ日本アニメにスポットを当て、手塚治虫の「鉄腕アトム」をはじめ、「銀河鉄道999」、「魔女の宅急便」、「サザエさん」、「ルパン三世」、「セーラームーン」、「アンパンマン」など、昭和から平成を代表する人気アニメ作品の手書きセル画をメインに展開。さらに、石ノ森章太郎ら有名漫画家の直筆原稿・原画なども展示・販売する。なお、会場にはポストカードやミラーなどを揃える、オリジナルグッズ販売コーナーも設置予定だ。【詳細】懐かしのアニメ セル画・版画展会期:2019年1月23日(水)~29日(火)場所:大丸心斎橋店 北館1階特設会場営業時間:10:00~20:30入場料:無料
2019年01月14日「フェルメールの絵画の世界を小説にしたい」という思いから生まれたデボラ・モガーのベストセラー小説の実写化『チューリップ・フィーバー肖像画に秘めた愛』。この度、本作で“肖像画家役”として出演しているデイン・デハーンが、実は絵が下手(?)ということが明らかになる画像がInstagramにて投稿されている。『アメイジング・スパイダーマン2』『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』など人気作にも出演し、ハリウッド映画界を担う次世代若手俳優として期待されているデイン・デハーン。本作では、“若手の肖像画家”ヤン・ファン・ロースとして、主人公のソフィア(アリシア・ヴィキャンデル)とキャンパス越しに視線を絡め合いながら恋に落ちていく役どころを熱演している。本作の舞台は、希少な品種の球根1個が邸宅1軒分に相当し、世界最古の経済バブルとして知られる「チューリップ・バブル」がピークを迎えていた17世紀オランダ。この時代のオランダでは、諸外国に比べて多くの肖像画の注文があり、巨大な市場となっていたそうで、中でも独特な発想・技法・構図で人気を博していたのがフェルメールだ。そんな時代に将来を渇望された画家という役どころを演じるにあたり、デインは役作りで絵画教室に通ったそうで、「僕は絵を描くことが苦手なんだ。だから、本作の撮影に入る前に、肖像画の描き方の基礎を学んだんだよ」と絵の才能がないことを告白。自身のInstagramには、それを裏付けるかのような、なんともかわいらしい直筆のイラストを投稿している。共演したアリシア・ヴィキャンデルは、デインの絵について「当初に比べて格段に上達した」と苦笑しながらも明かしており、撮影前の絵画教室通いの甲斐もあったようだ。また、劇中では肖像画を描くシーンがいくつか登場する。そんなところもチェックしながら本作を観賞してみては?『チューリップ・フィーバー肖像画に秘めた愛』は10月6日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:チューリップ・フィーバー肖像画に秘めた愛 2018年10月6日より新宿バルト9ほか全国にて公開©2017 TULIP FEVER FILMS LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2018年08月26日日本における現代銅版画の先駆者である駒井哲郎の展覧会「駒井哲郎―煌めく紙上の宇宙」が、10月13日から12月16日まで横浜美術館で開催される。駒井哲郎《題名不詳》1971年頃 世田谷美術館(福原義春コレクション)(c)Yoshiko Komai 2018/JAA1800117深淵な詩的世界が刻まれた版画により、国内外で高く評価されてきた駒井哲郎。多彩な銅版技法を駆使し、微妙な諧調の面と鋭い線、緻密な描写と幻想的な抽象形態、ストイックなモノクロームと色彩あふれる画面など、一見相反するような作風を同時並行で追求しながら、幅広い表現を生み出した。他に追随を許さない駒井独自の腐蝕により生み出された、紙の上に匂い立つような豊かな表情。夢と狂気のあわいを彷徨う駒井の宇宙は、デジタル時代を迎えた今だからこそ、私たちの心を揺さぶる。同展では、駒井の作品の展開を初期から晩年まで6章構成でたどる。色彩家としての知られざる一面も、福原義春コレクションを核とした色鮮やかなカラーモノタイプ(1点摺りの版画)によって紹介。駒井の版画作品や詩画集など約210点とともに、関連作家作品約80点を展示し、さまざまなジャンルとの有機的な繋がりにより紡ぎ出された、豊穣な世界を紹介する。パウル・クレー《大聖堂(東方風の)》1932年 アサヒビール株式会社駒井は1950年代にインターメディアな前衛芸術集団「実験工房」に参加し、作曲家・湯浅譲二との共同制作によるオートスライドや、立体オブジェの制作を行っていた。50年代後半からは、大岡信や安東次男ら、多くの詩人たちと、詩画集の制作や詩集の装幀などのコラボレーションを実現。駒井のジャンルを超えた表現に着目し、文学や音楽との領域横断的な特質を持つ、駒井芸術の魅力に迫る。また、銅版画だけでなく、西洋美術史の幅広い知識を持っていた駒井は、ルドンを始め、クレーやミロなど西洋画家たちの作品から受けた影響も少なくない。駒井は、そうした敬愛する芸術家たちについての評論を美術雑誌などへ数多く寄稿しており、そこからは彼自身の芸術観を読み取ることが出来る。同展では、駒井の文章を紐解きながら、駒井が敬愛した西洋画家たちの作品と駒井作品を並べ、駒井が彼らから何を摂取し、どのように独自の創作へと展開したのかを検証する。駒井哲郎《黄色い家》1960年 世田谷美術館(福原義春コレクション)(c)Yoshiko Komai 2018/JAA1800117会期中には関連イベントも多数開催。10月13日の14時からは、同美術館レクチャーホールにて、銅版画家の中林忠良を講師に、講演会「師・駒井哲郎の人と作品―銅版とpas de deux(パ・ド・ドゥ)」を開催する。11月10日14時からは、詩人の文月悠光をゲストにトークと詩の朗読「画(え)から言葉が生まれるとき」を同美術館円形フォーラムで実施。12月2日の13時半からは、駒井の薫陶を受けた銅版画家・渡辺達正が、駒井の銅原版を用いて刷りの実演を行う「駒井哲郎 版に刻まれた世界」を市民のアトリエにて開催する。また、12月9日と16日の連続講座で同じく渡辺達正による「銅版画創作体験『メゾチント』」を開催する。11月23日には、小学生と保護者を対象に、親子講座「小さな銅版画―モノタイプ版画に挑戦!」を開催。同展でさまざまな作品を鑑賞したあとに、親子で小さな銅版画制作に挑戦出来る。この他、学芸員によるギャラリートークも実施。各イベントの詳細情報や申し込みは、ウェブサイト()にて。初期から晩年までの駒井作品の展開を縦糸に、芸術家たちとの交流や影響関係を横糸とすることで、多面的な駒井の姿を捉えなおし、その作品の新たな魅力に迫る展覧会に、ぜひ足を運んでみては。【展覧会情報】駒井哲郎―煌めく紙上の宇宙会期:10月13日~12月16日会場:横浜美術館住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1時間:10:00~18:00(11月23日は20:30まで)※入館は閉館の30分前まで料金:一般1,500円(前売1,300円 / 団体1,400円) 大学・高校生900円(前売700円 / 団体800円) 中学生600円(前売400円 / 団体500円) 小学生以下無料 65歳以上1,400円※( )内は前売および有料20名以上の団体料金。前売券は7月13日から10月12日まで販売、11月3日は観覧無料、毎週土曜日は高校生以下無料、障がい者手帳をお持ちの方と介護の方1名は無料、観覧当日に限り本展の観覧券で「横浜美術館コレクション展」も観覧可休館日:木曜日
2018年08月16日旅するような展示構成 珠玉のコレクションを所蔵していることで知られているモスクワのプーシキン美術館。古代エジプトから近代までの絵画、版画、彫刻を収蔵し、印象派を中心とするフランス近代絵画コレクションは世界屈指と言われています。本展覧会は、プーシキン美術館より“風景画”をテーマにし、初来日となるモネの《草上の朝食》をはじめ、ルソーの《馬を襲うジャガー》のほか、ロラン、ブーシェ、コロー、ルノワール、セザンヌ、ゴーギャンのフランス近代絵画65点が来日します。初夏の爽やかな風が吹き抜ける上野で、巨匠たちが愛した光と色彩が躍る、美しい風景を楽しめる「旅」をどうぞお楽しみください。 風景画の展開 風景画…現在では美術のジャンルとして確立しており、まるで絵画と同時期に誕生したかのように思えますが、クレタ島の宮殿壁画やポンペイの中のフレスコ画を除けば、17世紀まで確立していませんでした。本展覧会の第一部では、17世紀末の神話や聖書の物語を題材にした風景画にまでさかのぼり、19世紀からヨーロッパでは自然主義が主流となった、自然への賛美が感じられる情景を切り取った風景画に触れています。写真(右)のクロード・ロラン《エウロペの掠奪》は、フェニキアの王女エウロペに一目惚れしたゼウスが白い牡牛に姿を変身し、侍女たちと花を摘んでいたエウロペに近づいて、一瞬にして彼女を連れ去ってしまうシーンを描いた作品。暴力的な場面とは対照的に美しい自然が広がっている背景には、風が波を立てる様子や大きな木々、洋上の船などが丁寧に描かれ、理想的な風景が生み出されていますね。 印象派以降の風景画 クロード・モネ《草上の昼食》 1866年 130×181cm 油彩・カンヴァス本展覧会の第二部では、風景画に描かれている場所に着目した構成になっています。19世紀中頃から「パリ大改造」が行われた忙しない大都市パリの街並みや、鉄道網が発達したことからレジャーを楽しみ郊外に目を向けた作品。さらには南フランスや海辺、そして海を渡ってタヒチまで、果ては想像の世界へと、自然豊かな風景を表現しています。こちらはポスターにも使用されているモネの《草上の朝食》。本作品は、当時26歳のモネがみずみずしい感性で描いたもので、銀杏の木から溢れる木漏れ日の表現方、モネの才能溢れるタッチを感じ取れることでしょう。 風景画から読み解く 数々の風景画が教えてくれるのは、神話や聖書の物語をはじめとし、その時代を生きる人々の暮らしだけではなく、情景を切り取った筆跡から、画家自身の個性が読み取れます。また、それぞれの画家が捉えた世界の見方は、私たちに光と影が織りなす世界の美しさを教えてくれることでしょう。是非、多様なスタイルで表現した風景画の旅に出かけてみてはいかがでしょうか。 【情報】 『プーシキン美術館展――旅するフランス風景画』 会期:2018年4月14日(土)~7月8日(日)会場:東京都美術館 企画展示室(東京・上野公園)時間:9:30~17:30※金曜は20:00まで ※入室は閉室の30分前まで休館:月曜日(ただし、4月30日は開室) 【プレゼント応募】本展覧会の無料鑑賞券をプレゼント致します。件名に【『プーシキン美術館展――旅するフランス風景画』『チケットプレゼント】に加え、下記の情報を記入の上、info@pelulu.jp宛にメールにてご応募下さいませ。名前(漢字/カナ)郵便番号住所電話番号Q1:pelulu.jp内で今までで面白かった記事3つをあげるとしたら?Q2:今後pelulu.jpで取り上げて欲しい記事を3つあげるとしたら?応募締切日:6月24日プレゼント当選者は発送をもって代えさせていただきます。
2018年04月28日ヒロ杉山の個展「 "ONE HUNDRED AND EIGHT"」が、東京・六本木「A/D GALLERY」で4月13日から5月6日まで開催。A/D GALLERYで2年ぶりとなる本展では、2017年から2018年にかけて、自由からの探求の誠実さを求めて描かれた水彩画“ONE HUNDRED AND EIGHT”シリーズを展示する。水彩画にはコントロール不能な面白さがあり、抽象的な側面を持つ画材として、いつもより内面に気持ちを向けて描いたという108点の作品のうち、30点ほどが展示される。【イベント情報】ヒロ杉山個展 "ONE HUNDRED AND EIGHT"会期:4月13日~5月6日会場:roppongi hills A/D GALLERY住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ウェストウォーク3階
2018年04月13日フランスの風景画のコレクションが一堂に来日17世紀から20世紀の風景画が来日します。神話の物語や古代への憧憬、あるいは身近な自然や大都市パリの喧騒、果ては想像の世界に至るまで、描かれた時代と場所を軸にフランス近代風景画の流れをご紹介します。様々な情景を舞台にした風景画は、その土地のにおいや太陽の煌めき、風にそよぐ木々や街のさざめきをも感じさせてくれます。クロード・モネ《草上の昼食》1866年© The Pushkin State Museum of Fine Arts, Moscow.なかでも、注目は初来日となるモネの『草上の昼食』。同時代の人物たちとみずみずしい自然の風景が見事に調和しています。印象派の誕生前夜、26歳となる若きモネの魅力溢れる作品です。ほかにもロラン、ブーシェ、コロー、ルノワール、セザンヌ、ゴーガン、ルソーらの作品が集います。初夏の上野で、巨匠たちが愛した光と色彩が躍る美しい風景を巡る「旅」を体感できます。展示構成第1部「風景画の展開クロード・ロランからバルビゾン派まで」1章近代風景画の源流/2章自然への賛美第2部「印象は以後の風景画」3章大都市パリの風景/4章パリ近郊--身近な自然へのまなざし5章南へ—新たな光と風景/6章海を渡って/想像の世界宗教画の背景として描かれていた風景でしたが、17世紀のオランダにおいて「風景画」として独立したカテゴリーになります。フランスの画家たちも次第に関心をしめし、イタリアで目にした古代の移籍や旅先の風景を描くようになります。19世紀に入ると、身近な自然を愛したバルビゾン派の画家たちが人気になります。そして19世紀半ばからは「パリ大改造」が行われ、街並みが大きく変わりました。印象派の画家たちは生まれ語ったパリを歩き、都市の情景を数多く描きます。さらに鉄道網の発達にともない、郊外や南仏の風景を描き、さらには海を渡って、想像の世界へと広がりました。『庭にて、ムーラン・ド・ラ・ギャレットの木陰』ムーラン・ド・ラ・ギャレットはパリのモンマルトルにあったダンスホール。喧騒から少し離れた木陰で楽し気に語らう男女5人が描かれています。後ろ姿の女性はルノワールのお気に入りのモデル・ニ二。その後ろから顔をのぞかせているのは画家のモネです。ピエール=オーギュスト・ルノワール《庭にて、ムーラン・ド・ラ・ギャレットの木陰》1876年© The Pushkin State Museum of Fine Arts, Moscow.『サント・ヴィクトワール山、レ・ローヴからの眺め』エクス・アン・プロヴァンスの近くにあったセザンヌの家の近くから見ることができた。この山はセザンヌが主題にしたモチーフのひとつで、30点以上の油絵と多数の水彩画にしています。ポール・セザンヌ《サント=ヴィクトワール山、レ・ローヴからの眺め》1905-06年© The Pushkin State Museum of Fine Arts, Moscow.『マタモエ、孔雀のいる風景』1891年、ゴーガンはタヒチ島へ赴きます。タヒチ語のマタモエの意味は議論されてきましたが、ゴーガンはフランス語では「死」というタイトルをつけました。文明化されたヨーロッパ人としての自身の死を示していたと考えられています。ポール・ゴーガン《マタモエ、孔雀のいる風景》1892年© The Pushkin State Museum of Fine Arts, Moscow.『馬を襲うジャガー』アンリ・ルソーの作品は熱帯のジャングルを舞台にしたものが多数あるが、実際に南国に行ったことはなく、パリの植物園でスケッチしたさまざまな植物を組み合わせて、幻想的な風景を作りあげました。アンリ・ルソー《馬を襲うジャガー》1910年© The Pushkin State Museum of Fine Arts, Moscow.展覧会概要会期:2018年4月14日(土)~7月8日(日)会場:東京都美術館企画展示室(東京・上野公園)休室日:月曜日※ただし、4月30(月)は開室開室時間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)夜間開室:金曜日は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)主催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、朝日新聞社、テレビ朝日、BS朝日、プーシキン美術館、ロシア連邦文化省お問い合わせ先:TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)大阪会場会場:国立国際美術館(大阪・中之島)会期:2018年7月21日(土)~10月14日(日)主催:国立国際美術館、朝日新聞社、BS朝日、プーシキン美術館、ロシア連邦文化省
2018年04月12日X JAPANのhideが永眠して20年となる節目の今年、4月4日(水)より浮世絵木版画シリーズ「浮世絵木版画 hide 桜の景」が数量限定で販売される事が決定した。【チケット情報はこちら】これまで、The Rolling Stones、初音ミクなどとコラボレーションし、大きな話題を呼んだ浮世絵木版画シリーズ。今回はX JAPANのhideとコラボ。絵師、彫師、摺師ともに、江戸時代よりその技術を継承してきた日本を代表する一級の職人たちの手により制作され、人間国宝9代岩野市兵衛氏による越前生漉奉書和紙を使用し、伝統技術を極めた作品に仕上がっている。4月28日(土)29日(日・祝)には、メモリアルライブ「hide 20th memorial SUPER LIVE「SPIRITS」」が東京・お台場野外特設ステージJ地区で開催。hide with Spread Beaverが両日に出演するほか、ゲストにPATA(X JAPAN)が登場。さらに初日にはBUCK-TICK、MUCC、2日目には氣志團、布袋寅泰が出演。没後20年を迎え、このほかにも様々なメモリアルイベントが行われる予定。浮世絵木版画シリーズ「浮世絵木版画 hide 桜の景」は4月4日(水)午前10時より、ぴあ特別サイトにて販売開始。■浮世絵木版画 hide 桜の景※サイズ:紙 寸 法 40×27.5 版画寸法37×25紙:越前生漉奉書紙(人間国宝九代岩野市兵衛漉元)絵師:冬奇彫師:北村昇一摺師:中山誠人22版47度摺販売価格:86,400円(税込)初版:200枚限定■hide 20th memorial SUPER LIVE「SPIRITS」日時:4月28日(土)29日(日・祝)開場10:00/開演11:30(終演予定/19:00)会場:お台場野外特設ステージJ地区(東京都)出演:【4月28日(土)29日(日祝)両日出演】hide with Spread Beaver/Guest:PATA(X JAPAN)【4月28日(土)】OBLIVION DUST / ZEPPET STORE / D’ERLANGER / BUCK-TICK / MUCC【4月29日(日・祝)】氣志團 / J / ZIGGY / defspiral / 布袋寅泰
2018年03月22日