日産自動車は、10月22日から11月4日(一般公開は24日から)の期間にブラジル・サンパウロ市で開催される『第27回サンパウロ国際モーターショー』で、アーバンコンパクトスポーツカーの「エクストレム」(EXTREM)コンセプトを世界に先駆けて披露した。同車は、カリフォルニア州サンディエゴにある日産デザインアメリカ(NDA)が、ブラジルのデザイナーたちと共にデザインし、ブラジルで製作したブラジル市場のためのコンセプトカー。汎用性とタフさをコンパクト2+2の機敏さと組み合わせた、新しいジャンルのアーバンコンパクトスポーツカーとのこと。量産化計画のない純粋なコンセプトカーだが、同車のデザインには、将来のブラジルや他市場向けの日産車デザインの方向性を垣間見ることができるとしている。そのほか、サンパウロ国際モーターショーでは、同市場で2013年発売予定の「アルティマ」、ブラジルでの現地生産開始10周年を記念した「Frontier 10 Years」、同社の2016年リオデジャネイロオリンピック及びパラリンピックの公式スポンサーと関連した限定特別仕様車「March Rio 2016」を出品し、ブラジル市場の全ラインアップを展示。サンパウロ市のEV普及に向けたパイロットプログラムに参加している「日産リーフ」EVタクシーや、新世代エクストロニックCVT技術も紹介されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月23日日産自動車は17日、回避支援を行う安全技術「緊急操舵回避支援システム」を開発したことを発表した。緊急操舵回避支援システムは、ブレーキでは衝突を避けることが難しい状況において、障害物に衝突しそうになった際に、自動ブレーキだけでなく自動操舵も行うことによって高度な回避の支援を行うシステム。低速域での急な飛び出しのような予測できないリスクが発生した場合や、ドライバーの認知の遅れにより高速で渋滞末尾に追突しそうになった場合などで効果を発揮するとのこと。ステアリングでの回避を行うには、回避するエリアに障害物がないことを検知する必要があり、常に周囲を検知し判断するという高度な技術が必要となる。同社は、今まで培ってきた高度なセンシング技術と車載コンピュータ(電子制御装置、ECU)による制御技術により、ブレーキだけでは間に合わない場合、自動でステアリングを切り、側方への回避を支援する技術を開発することに成功したとのこと。同システムでは、車両前方のレーダーとカメラ、車両左右後方の2個のレーダー、周囲にとりつけられた5個のレーザースキャナーからの情報をもとに、まず「ブレーキでは回避できない衝突リスク」を察知。同時に前方に障害物の無い回避ゾーンがあること、後側方から接近する車両がないことを確認し、ドライバーにステアリングを切るべき方向を示し、ドライバーが直ちに操舵できない場合には、自動で操舵して衝突の回避を支援する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月17日日産自動車は5日、フルモデルチェンジしたコンパクトセダン「ラティオ」を発売した。「B」「S」「X」「G」の4グレードが用意され、価格は138万8,100円から169万8,900円。同車は、世界150カ国以上で販売するコンパクトセダン・グローバル戦略車として開発され、フォーマルなエクステリア、広く快適な室内空間、高い環境性能と経済性など、世界各国の幅広い層に共通するニーズを満たしたモデルとのこと。エクステリアでは5ナンバーセダンとしての存在感と上級感を際立たせ、広い室内空間はエンジンルームの最小化や燃料タンクの最適配置などによって実現しているという。全車に1.2LのHR12DEエンジンとアイドリングストップ、副変速機付きエクストロニックCVTを搭載。車両の軽量化と空力性能に優れたボディ形状の採用もあり、22.6km/L(JC08モードという低燃費を実現し、「エコカー減税」による減税措置で自動車取得税及び自動車重量税が75%減税となる。駆動方式は2WDで、乗車定員は5名。同時に、日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンは、新型「ラティオ 助手席回転シート」を設定して発売した。価格は155万4,000円から178万2,900円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月05日日産自動車は12日、『2012年パリモーターショー』(一般公開日 : 9月29日~10月14日)でSUVコンセプト「TeRRA(テラ)」を公開すると発表した。同車は、都市部向けのSUV / クロスオーバーをベースに作られたコンセプトモデルであり、同社のゼロ・エミッションの知見が燃料電池車にまで及ぶことを示したというゼロ・エミッションSUV。オフロード走行と都市部での走りを両立させ、4×4の燃料電池パワートレインと堂々とした外観により、ゼロ・エミッションSUVという新たな領域における持続可能性を提案する。フラットでコンパクトな燃料電池は、世界トップレベルの出力密度2.5kW/Lを実現するとともに、必要な貴金属の量が2005年の前型と比べて4分の1に減っており、コストは6分の1となっている。同車は純粋なコンセプトカーだが、水素が広く普及すれば、すぐに燃料電池自動車を量産する準備が整っているという同社の姿勢を示すものだとしている。前輪は電気自動車「リーフ」に採用されているシステムで駆動し、後輪は実用レベルのインホイールモーター(IWM)を搭載することで4輪駆動となっている。後輪の駆動にドライブシャフトを必要としないため、室内やアンダーボディに突起がなく、フラットな室内デッキを実現したとのこと。そのほか、ブナ材とアクリル、メタルフレーム等を取り入れた室内、視認性の良い中央寄りに配置されたフロントシート、インテリジェントキーの役割も果たす電子タブレットをドライバーが差し込むことで起動するシステムなどを採用。なお、タブレットは速度や主要な性能を表示するほか、エンターテインメント、通信、ナビゲーションなどの画面に切り替えることができ、取り外した際はタブレット端末として利用できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日日産自動車は28日、新型コンパクトカー「ノート」を9月3日に発売すると発表した。価格は124万9,500円から167万4,750円。新型ノートは、軽量・コンパクトで低燃費な「HR12DE」エンジンと、新開発の直噴ミラーサイクルエンジンに高効率スーパーチャージャーを搭載した「HR12DDR」エンジンを採用。HR12DDRを搭載した「S DIG-S」グレードでは、空力に優れた軽量ボディとの組み合わせによって、軽快な走りとJC08モードで25.2km/Lという低燃費を両立している。また、全車に副変速機付エクストロニックCVT(無段変速機)を搭載しており、2WD車にはアイドリングストップも設定。エコカー減税によって、HR12DDR搭載車は自動車取得税および自動車重量税が免税、HR12DE搭載車(2WD)は自動車取得税および自動車重量税が75%減税となる。最上級グレード「MEDALIST」には、スエード調クロスと合皮のコンビシートや、ピアノ調センタークラスターフィニッシャーといったプレミアム感を高める装備に加え、コンパクトカーでは初というアラウンドビューモニターを標準装備。なお、アラウンドビューモニターは「X」「X DIG-S」「X FOUR」グレードにメーカーオプションが用意されている。乗車定員は5名。あわせて、同社関連会社のオーテックジャパンは、新型ノートをベースとしたカスタムカー「ライダー」と、ライフケアビークル「アンシャンテ」を設定し、同日に発売すると発表した。新型ノート「ライダー」は、個性や特別感を演出する特別装備でエクステリアとインテリアをトータルコーディネートしたカスタムカー。エクステリアでは、専用フロントグリルや光輝モール付の専用フロントバンパー、専用15インチ光輝アルミホイールなどを、インテリアには専用の格子柄のシート地やドアトリム、本革巻のステアリングを採用している。価格は154万350円から179万8,650円。新型ノート「アンシャンテ」は、助手席スライドアップシート(昇降シート)車と、助手席回転シート(回転シート)車の2タイプが設定されている。価格は、138万2,850円から200万3,400円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月28日日産自動車は6日(英国現地時間)、多目的コンパクトバン「NV200」をベースとした「NV200 ロンドンタクシー」を公開した。同タクシーは、日々30万もの人々が利用するロンドンタクシーの未来の姿を提案したもので、ロンドンでの実証運行を2013年に予定。ディーゼル車と100%電気自動車の2タイプが用意されており、現行のロンドンタクシーに比べて大幅なCO2排出量の削減を達成するという。100%電気商用車「e-NV200」をベースとしたタイプは、現行のロンドンタクシー(ディーゼル車)との比較で、約5分の1のランニングコストを実現。ディーゼルタイプは、TX4型の現行タクシーに対し、競争力のある価格で提供されるとともに、約50%の燃費改善が見込まれている。内部は、3名が乗車できる後部座席と、後部座席に対面して座れる折りたたみ式の座席を2つ用意し、大人5名の乗車が可能。助手席は取り外され、荷物用スペースとなっている。また、スライドドアの採用により、乗客の乗り降りが容易になり、通常のヒンジドアと比べて不意な開閉による歩行者・自転車等への衝突リスクが軽減されるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日日産自動車は1日、新しいエコ技術を搭載した「セレナ S-HYBRID」を発売した。同日には、横浜市の日産グローバル本社ギャラリーでTVCM発表会も行われ、新CMに出演する嵐の大野智さん、相葉雅紀さんらが登壇した。2011年度ミニバン市場で販売台数1位を記録し、家族のためのミニバンとして好評な「セレナ」。新モデルではシンプルでコンパクトな「S-HYBRID(スマートシンプルハイブリッド)」を採用。ハイブリッドシステムをすべてエンジンルームに収め、クラス最大の室内空間やシートアレンジの使い勝手の良さはそのままに、クラスNo.1の低燃費(15.2km / L:JC08モード燃費 / 2WD)を実現。クラスで唯一、自動車取得税と自動車重量税が免税となる。内外装も「セレナ」の魅力を高めたものとなり、「S-HYBRID」専用表示も。新モデルの発売に合わせ、「セレナ」全車で2~3列目のシート中央席にELR3点式シートベルトを標準装備とし、燃費性能を高めた低燃費タイヤも採用している。「セレナ S-HYBRID」の新CM「なまはげ体験」編は3日よりオンエア予定。嵐の大野さんと相葉さんがなまはげに扮し、子供たちを驚かすという内容で、2人のなまはげ姿もさることながら、なまはげが来ることも、なまはげに扮するのが大野さんと相葉さんであることも知らなかったという子供たちの素のリアクションにも注目だ。相葉さんは撮影を振り返り、「なまはげに扮するのは想像以上に難しかったし、子供たちのためとわかっていても、泣かれるのはちょっと……」と苦笑いを浮かべつつ、「僕ら大人でも怖かったくらいなのに、子供はもっと怖いだろうなと思ったけど、心を”なまはげ”にしてがんばりました」とコメント。大野さんも、「撮影現場の楽しさが映像でも伝わると思います。最初は心配だったけど、結果はオーライでした!」と満面の笑みを浮かべた。「セレナ」で出かけたい場所を聞かれると、「夏なのでキャンプとか。この『セレナ』なら遠くまで行けるし、空気も汚さないので、キャンプにも最適なクルマだと思います」(相葉さん)、「釣り好きなので釣りですね。釣竿も十分入りますし。あと、みんなで乗っていけるクルマなので、みんなでバーベキューに行きたい」(大野さん)との答えが。続いてCMで共演した男の子が「海やスカイツリーに行きたい」と答えると、「スカイツリーに行きたい? わかった! じゃあ一緒に行こう(笑)。『セレナ』でね」と相葉さんが誘う場面もあった。「セレナ S-HYBRID」は1日より全国一斉に販売開始。価格帯は2WDが216万3,000~279万9,300円、4WDが243万6,000~283万2,900円となっている。なお、日産自動車の関連会社、オーテックジャパンからは、「セレナ」をベースとした特別仕様車「クロスギア」が登場。1日より販売を開始し、価格は2WDが258万4,050円、4WDが282万8,700円となる。10月にはライフケアビークル(LV。福祉車両)「チェアキャブ スロープタイプ」も発売予定とのことだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日嵐の大野智、相葉雅紀が8月1日、神奈川・日産 グローバル本社ギャラリーにて行われた日産自動車「セレナ エスハイブリッド テレビCM発表会」に登場した。新CMの詳細新CMは、大野と相葉が“なまはげ”に扮し、田舎のおじいちゃん家に遊びにきた子どもたちのもとへ訪れるというストーリー。新CM同様に“なまはげ”姿で登場したふたりは「実は僕でしたー」(大野)、「精一杯やりましたけど、どうでしたか?」(相葉)と茶目っ気たっぷり。CM撮影は、子どもたちのありのままのリアクションを撮るために何も知らせず、リハーサルなし、取り直しなしの一発勝負で行われたという。大野は「1回勝負だったので、緊迫感がありました。僕らが(なまはげで)登場して大泣きしちゃう子もいて、『ごめん』と思いながらやりました。最初は心配でしたけど、結果はオーライでした」と撮影を振り返った。撮影前には“なまはげ”の文化や作法、発声の方法や動作を学んだというふたり。相葉は「想像以上に“なまはげ”が難しくて『(子どもたちに)泣かれてもめげないでやってね』って言われたけど、実際に泣かれるとちょっとね。心が痛くなりました。でもそこは、心をなまはげにして頑張りました!」と、会場の笑いを誘った。最後に大野は「子どもたちとCMに出演して、子どもの素直さ、ひたむきさを凄く感じたので、僕らもこれから色んなことにチャレンジしていきたいです」と意気込みを語った。「新型 セレナ S-HYBRID」は、家族で一緒にもっと気軽に、もっと遠くへ出かけられるように、ミニバンの広さ、使いやすさはそのままに、新しいエコ技術「スマートシンプルハイブリッド」を搭載。大野と相葉が出演する新CM「なまはげ体験」篇は、8月3日(金)よりオンエアされる。
2012年08月01日日産自動車は19日、全国の日産ギャラリーにて「夏休みファミリーイベント」を開催すると発表した。開催期間は、日産グローバル本社ギャラリーが7月21日~9月2日、日産札幌 / 名古屋 / 福岡ギャラリーが7月26日~9月2日。同イベントは、夏休みに家族で楽しめるコンテンツとして、賞品を用意したクイズラリーを実施。さらに抽選プレゼントとして、日産リーフの「トミカ」が用意されている。また、日産グローバル本社ギャラリーでは特別イベントとして、「エコドライブセミナー&体験試乗会」のほか、タカラトミーやスクウェア・エニックスとのタイアップ展示、横浜市のイベント「ダンス・ダンス・ダンス ヨコハマ 2012」のパフォーマンスを8月4日と5日に行う予定。「エコドライブセミナー&体験試乗会」は、エコドライブを実践するための知識やテクニック紹介したり、エコドライブ診断やアドバイスを行う特別企画。開催日は7月21日で、セミナー1回目は14:00から、2回目が15:30から。体験試乗会は12:00~17:20を予定し、試乗車は「マーチ」「エクストレイル」「ジューク」「フーガハイブリッド」。試乗会の参加者にはオリジナルグッズをプレゼントする。スクウェア・エニックスとのタイアップとなる「超速変形ジャイロゼッター NISSAN GT-R ロボ特別展示」は、6月稼動開始のカードバトルゲーム及び、10月よりTVアニメが放送される「超速変形ジャイロゼッター」に登場する、日産GT-Rをモチーフにしたロボットを実車とともに展示。開催期間は7月21日~9月2日。タカラトミーとのタイアップとなる「みんなで発電体験! 日産リーフを走らせよう!」は、乾電池を使わないRCカー「EDASH」(イーダッシュ)の体験コーナーや、EDASHの手回し発電器を使って実際の日産リーフをギャラリー内で走らせるイベント(9月2日を予定)などを実施する。開催期間は8月1日~9月2日。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日日産自動車は18日、新開発のスマートシンプルハイブリッド「S-HYBRID」をミニバン「セレナ」に搭載して8月に発売すると発表した。今回開発されたスマートシンプルハイブリッドは、「セレナ」に搭載したECOモーターの発電能力を高め、サブバッテリーを追加することで減速時のエネルギー回生量を増やすハイブリッドシステム。すべてのシステムをエンジンルームに収めているため、同車の特長である広い室内空間や使い勝手の良いシートアレンジを維持しながら低燃費を実現している。また、より多く蓄電された電力を使用することで、アイドリングストップの頻度を高め、ストップしている時間を延長する効果がある。加速中は、アイドリングストップ後に余った電力でECOモーターを駆動して、エンジンの補助駆動力として利用する。これにより、セレナの2WD車は自動車取得税と重量税が免税、アイドリングストップシステム搭載の4WD車は75%減税となり、全車がエコカー補助金の対象となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月18日日産自動車は17日、SUV「エクストレイル」の特別仕様車「20Stt」と「20Xtt」を設定して発売したほか、クリーンディーゼル車「20GT」の仕様を向上して発売した。20Sttは、インテリジェントキーやエンジンイモビライザー、フロントバンパー組込みハロゲンフォグランプ、ASCD(オートスピードコントロール装置)などを標準装備とした特別仕様車。4WD車のみで、価格は226万4,850円。20Xttは、ASCDとフロントバンパー組込みハロゲンフォグランプに加えて、キセノンヘッドランプや18インチタイヤ、アルミホイールを標準装備。価格は、2WD車が228万6,900円、4WD車が249万6,900円。20Sttと20Xttともに、エンジンはMR20DE(DOHC 直列4気筒)、ミッションにエクストロニックCVTを採用。乗車定員は5名。クリーンディーゼル車の20GTは、防水シートや全席ヒーター付シート(後席中央を除く)に加え、後席にリラックスヘッドレストを標準装備。価格は6AT車が317万6,250円、6MT車が312万3,750円。乗車定員は5名。エクストレイルのグレード体系も一部見直され、一部グレードは「環境対応車普及促進税制」により、自動車取得税と自動車重量税が50%減税または免税となってエコカー補助金対象車に、20GTはクリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金対象車となる。なお、同社の関連会社であるオーテックジャパンも、「20Xtt」をベース車とした特別仕様車「エクストレイル 20Xtt エクストリーマーX」を追加設定して発売した。価格は265万4,400円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月17日日産自動車は11日、フェデラル エクスプレス(フェデックス)と協働で、多目的商用バン「NV200」をベースとした100%電気商用車「e-NV200」の発売に向けた実証運行を、7月中旬より横浜地域で実施すると発表した。今回の実証運行では、フェデックスが7月中旬からの1カ月間、日産が貸与した「e-NV200」のテストカー1台を、主に横浜地域での配送車両として活用し、国際航空貨物のデリバリー業務における実用性を確認するとのこと。日産とフェデックスは、昨冬欧州において同様の実証運行を実施済みだが、今回はそれに続いて国内での実証を行うとしている。「e-NV200」は、ベース車「NV200」の特徴である室内の広さ、多用途性、実用性はそのままに、電気自動車「リーフ」のパワートレインによって走行時の二酸化炭素の排出量をゼロとしながら、電気自動車ならではの加速性や静粛性を提供。その上で、ランニングコストは同クラスの商用車をリードする優れたレベルを実現するという。日産は、ゼロ・エミッション領域でのリーダーを目指しており、電気自動車の開発だけではなく、普及や持続可能なモビリティを推進するための包括的な取り組みを行っていくとしている。また、ルノー・日産アライアンスは、世界各国の政府や自治体、企業などと100件を超えるゼロ・エミッションモビリティに関するパートナーシップを締結したほか、リチウムイオンバッテリーの生産、充電インフラの整備、内製急速充電器の開発、リサイクル、バッテリーの2次利用への取り組みなども行っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月11日日産自動車は10日、「フェアレディZ」(クーペ)と「フェアレディZ ロードスター」をマイナーチェンジして18日に発売すると発表した。価格は、クーペが367万5,000円から451万5,000円、ロードスターが438万9,000円から512万4,000円。今回のマイナーチェンジでは、LEDハイパーデイライトを装着する新形状のフロントバンパーや、新デザインアルミホイールの採用、車両情報ディスプレイのベース部カラーをダークメタリックグレーにするなど、エクステリアとインテリアをよりスポーティでスタイリッシュに変更したとのこと。ボディカラーは、新色の「プレミアムサンフレアオレンジ」と「ダークブルー」含む全8色を設定。メカニズムでは、ショックアブソーバー(フロント・リヤ)の減衰力特性を変更したユーロチューンドサスペンションを採用したほか、一部グレードのブレーキパッドに新開発の摩擦材を採用することで、耐フェード性能が向上している。エンジンは、総排気量3,696ccのVQ37VHR(DOHC V型6気筒)を搭載し、ミッションは6MTもしくは7M-ATxを採用。駆動方式は2WDで、乗車定員は2名。なお、同社の関連会社であるオーテックジャパンも、「フェアレディZ Version NISMO」をマイナーチェンジして18日に発売する。価格は、6MT車が513万4,500円、7M-ATx車が523万9,500円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月10日日産自動車は9日、マイクロバス「シビリアン」の一部仕様を変更して発売した。価格は標準ボディタイプが446万2,500円から592万950円、ロングボディタイプが509万5,650円から749万3,850円。今回の一部仕様変更では、「GL」「SV」「SX」グレードの客席2点式シートベルトを3点式シートベルトに変更したほか、「幼児車」の保護者席に2点式シートベルトを設定。グレード体系の見直しも行われ、電動リモコンミラーやリヤウィンドウ熱線などの一部のオプションを標準設定としている。また、ワンセグ視聴及びCD再生が可能な新型ナビをメーカーオプション、アラウンドビューモニターをオートワークス京都扱いオプションとして新規設定した。シビリアンの標準ボディタイプには、定員が大人3名・幼児39名もしくは41名の「幼児車」、定員26名の「SX」、定員25~26名の「SV」があり、ロングボディタイプには、大人3名・幼児51名の幼児車、定員29名の「SX」「SV」「GL」が用意されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月09日三菱自動車は4日、日産自動車よりOEM供給を受けた高級セダン「プラウディア」と最高級セダン「ディグニティ」を26日に発売すると発表した。価格は、プラウディアが402万2,000円から555万3,000円、ディグニティが840万円。プラウディアは、エクステリアに高級感と存在感があるというフロントグリル、ロングノーズとショートデッキによるセダンらしいプロポーション、大径タイヤを包み込む張り出した前後フェンダー、抑揚のある豊かな面構成を採用。ボディカラーは、「スーパーブラック」「ブリリアントシルバー」「クリスタルホワイトパール」「ディープブロンズ」の4色を展開する。インテリアは、2,900mmのロングホイールベースによって広い居住空間を確保したほか、前席乗員を包み込むような曲線基調のデザイン、木目調パネルとメッキなどを採用して、華やかで上質な空間を演出している。エンジンは、可変バルブタイミング機構付V型6気筒エンジン(2.5L / 3.7L)、トランスミッションはマニュアルモード付の7速オートマチックを採用。フロントミッドシップレイアウトによる理想的な前後重量配分などにより、快適な乗り心地と操縦安定性を実現したという。グレードは「250」「250VIP」「370VIP」「370 4WD」の4つを展開する。ディグニティは、エクステリアに全長5mを超える伸びやかで流麗なプロポーション、存在感と車格感のあるデザインを採用。ボディカラーは、「スーパーブラック」「ブリリアントシルバー」「クリスタルホワイトパール」の3色を展開する。インテリアは、3mを超える超ロングホイールベースによってクラストップレベルの後席空間を確保。インパネやドアトリム、フロアコンソールに職人の丹念な手作業による銀粉本木目、セミアリニン本革シートなどを採用して、華やかで心地よい居住空間になっているとのこと。パワーユニットは、3.5L V型6気筒エンジンと交流同期モーター、リチウムイオンバッテリーなどで構成されるハイブリッドシステムを採用し、静かで滑らかなゆとりの走りと、クラストップレベルの環境性能を高次元で両立したという。グレードは「VIP」のみの展開となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月04日日産自動車株式会社は、人々にワクワクを生みだすことを目的とし、ソーシャルメディアを活用したプロジェクト「にっちゃん」を進めると発表した。編集長は「SMAP×SMAP」「お願い! ランキング」等の放送作家としておなじみの鈴木おさむ。会見では人気活躍中の高見侑里アナウンサーがリポートした「自動車メーカーでSNS」というのは、誰も想像しなかった一大プロジェクトかもしれない。「自動車メーカー自体がマジメで、日産は中でもマジメな印象がありました。実際は、『おもしろいことしよう』という気持ちがすごくあって。名ばかり編集長ではなく、しっかり本気で企画していますよ。テレビの企画を数本こなすくらい日産に出向いて会議してます」と鈴木は話す。それでは、具体的にどんな企画を実行するのか。編集長鈴木の企画案とコメントを7つ公開しよう。●企画案1. 2~3万円であなたの企画をお買い上げ「目安箱のようなものですね。日産に『何をしてほしいか』という企画を、どんどん投稿してもらうという。シートに家族の名前を入てほしい、とかサロンにイケメンを置いてほしい、とか。クレームでもいい。気軽に参加してほしいので、2、3万円とお小遣い稼ぎの値段です」●企画案2.究極の移動事務所カーを作れ「家の仕事場でしている仕事を車内でどこまでできるかチャレンジしてみたい。快適に、というのはシートもそうだけどネット環境、DVD、音楽…とにかく家と同じくらい仕事ができる車というのをどこまで作れるか試したいです」●企画案3.鈴木おさむプレゼンツ ハッピーどっきり企画「すでに日産の車をお持ちの方にハッピーなサプライズをします。素人の方にですよ。僕はテレビでドッキリ企画を山ほど手がけたのでこれは楽しみ。その後Facebookで公開してソーシャルにしたいですね」●企画案4.検証「クルマでモテるのか!?」「車ナシ男子大学生とかに、実際に車を与えたらそいつはモテるのか!? という(笑)。いや、モテない結果かもしれないけど、どれくらい生活が変わるかは見ものですね」●企画案5.過去の名車倉庫に潜入「日産はもちろん名車をたくさん持ってるわけですから。スパイを派遣して、勝手に写真撮って他に絶対見られないようアップしたり」●企画案6.日産センター試験「車や日産、日産の車に関するテストを抜き打ちで行います(笑)。それをソーシャルで発表しちゃったり。恥ずかしい結果になるかもしれないけど、皆さんに本気になっていただけたらいいですね」●企画案7.電気自動車十番勝負「これはテレビではできないことですよ。ハデな走り、とかスピード、とか『どれくらいすごいの?』ってとこを対決します」日産自動車のフェイスブックページに投稿する鈴木編集長放送作家として、視聴率など結果ばかりに気をとられすぎず、“作り手が楽しむ”ことを一番大事にする鈴木。「大人がゲラゲラ笑ったり、子どものように本気で楽しんで作れたものは、ヒットすると思います」日産自動車が行った調査では、「クルマにワクワクする」人が34%、「ワクワクしていない」人が61%だった。「にっちゃん」は、この結果を受けて、なんとか今までになかったワクワクを感じてほしい、と始まった企画だ。「今までなかったワクワク」は、企業のブランドメッセージでもある。「僕自身、にっちゃんがどう動いていくかとてもワクワクしています。これからも、いちばん身近にいる人をワクワクさせる、ということをモットーに楽しみ続けたいです」日産と鈴木おさむが本気で挑戦する、新しいチャレンジ。一流放送作家の企画に、一般人でもとりくめる、絶好の機会「にっちゃん」。ぜひ参加してみたいと、さっそくワクワクしてきた。お問い合わせ:日産自動車 tel.03-5459-0297 公式サイト 公式Facebookページ
2012年06月29日日産自動車はこのほど、LPGを燃料とする営業車「セドリックセダン」の一部仕様を変更して発売した。価格は227万8,500円から276万2,550円。今回の一部仕様変更では、全グレードで後席中央に3点式シートベルト、後席左右にISO-FIX対応チャイルドシート用アンカーを採用。また、前席・後席のヘッドレスト大型化や、フォグランプの配光変更も実施している。あわせて、「オリジナル」「カスタム」「スーパーカスタム」の3グレードは「クラシックSV」グレードと同じ形状のシートを採用し、ホールド性と乗り心地の向上を図ったとのこと。エンジンは、NA20PE(4気筒LPG)を搭載し、トランスミッションはOD付き4AT、駆動方式は2WD(FR)を採用。乗車定員は5名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月26日日産自動車は22日、1.5t~2.0tトラック「アトラスF24」の一部仕様を変更して発売した。価格は220万800円から403万2,000円。今回の一部仕様変更では、全車でシートベルトアンカーの強度要件への対応を行ったほか、木製荷台全車に後部反射器(シール)を追加設定。ガソリン車では「平成27年度燃費基準+5%低減レベル」達成の対象車種が拡大し、「平成27年度燃費基準+10%低減レベル」達成の車種も新ラインナップに加わっている。2トン系標準尺に1.85トン積みダブルキャブ(扁平ダブルタイヤ6MT車と扁平ダブルタイヤ6AMTの計2車種)も追加設定した。また、「環境対応車普及促進税制」による減税措置によって、自動車取得税及び自動車重量税が「平成27年度燃費基準+5%低減レベル」達成車で50%、「平成27年度燃費基準+10%低減レベル」達成車では75%の減税となる。さらに、4WDディーゼル車を除く全車が「平成27年度燃費基準」を達成し、エコカー補助金の対象となっている。ガソリン車のエンジンはQR20DE(DOHC水冷直列4気筒)、ディーゼル車のエンジンはインタークーラーターボ付きのZD30DDTi(DOHC水冷直列4気筒)を搭載。トランスミッションは5MT、6MT、5ATのいずれかを採用し、駆動方式は2WDと4WDを用意。最大積載量は1.5t、もしくは2.0t。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日日産自動車は19日、軽自動車「ルークス」にアイドリングストップシステム搭載グレードを追加するなどの一部仕様向上を行って発売した。価格は124万4,250円から171万4,650円。今回の一部仕様向上では、アイドリングストップシステムとヒルスタートアシストを搭載したグレード「X アイドリングストップ」と「ハイウェイスター アイドリングストップ」を新設定。両グレードは、アイドリングストップシステムの採用により、JC08モード走行で22.2km/Lの燃費を実現している。また、全グレードにチャイルドシート用アンカーと乗降グリップ(左右)を標準装備し、「E」「X アイドリングストップ」「X(4WD)」は内装色を変更。「G」グレードは廃止となる。「E」「X アイドリングストップ」「ハイウェイスター」「ハイウェイスター アイドリングストップ」(全て2WD車)は、「環境対応車普及促進税制」による減税措置により自動車取得税と自動車重量税が50%減税され、ルークスは全車がエコカー補助金の対象となっている。エンジンは、DOHC水冷直列3気筒のK6A、もしくはK6A(インタークーラーターボ)を搭載し、トランスミッションはCVTを採用。駆動方式は2WDと4WDが用意されている。乗車定員は4名。なお、同社関連会社のオーテックジャパンも、ルークス ハイウェイスターシリーズの特別仕様車「アーバンセレクション」に、アイドリングストップ搭載グレードを設定するなど一部仕様を向上して19日に発売した。価格は153万3,000円から178万2,900円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月19日日産自動車は19日、小型SUV「ジューク」の特別仕様車「プレミアムホワイトパッケージ」を発売した。ベース車は「15RX Type V」「16GT Type V」「16GT FOUR Type V」の3グレードで、価格は210万円から266万2,800円。今回発売する特別仕様車は、ホワイトのフロントセンターコンソールやパワーウインドウスイッチフィニッシャー、白のステッチを施したブラックの本革シートを専用装備として採用。エクステリアには、専用17インチアルミホイール、高輝度シルバー色のドアハンドルやドアミラーなどを特別装備としている。同時に、ジュークの一部仕様向上とグレード体系の見直しも行われた。全車共通の仕様向上として、運転席バニティミラーや収納形状を変更した小物トレイを採用。ターボグレードは、従来の「16GT」「16GT FOUR」をベースに、インテリジェントキーやエンジンイモビライザー、プッシュエンジンスターターなどを標準装備した「16GT Type V」と「16GT FOUR Type V」の2グレードとしている。エンジンは、DOHC直列4気筒のHR15DE、もしくはMR16DDTを搭載し、トランスミッションはエクストロニックCVTとエクストロニックCVT-M6のいずれかを採用。駆動方式は2WDと4WDが用意されている。乗車定員は5名。なお、同社関連会社のオーテックジャパンも、ジュークの一部仕様向上にあわせて「ジューク アーバンセレクション」の一部向上を果たし、19日に発売した。価格は198万4,500円から224万1,750円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月19日LIXILと日産自動車は、両社のタイアップ企画「建デポプロで新型『NV350キャラバン』を当てよう!大感謝キャンペーン」を実施する。同キャンペーンは、15日の新型「NV350キャラバン」発売に合わせて実施するもの。LIXILが展開する建築業者を対象とした建築資材・工具卸売り店「建デポプロ」の28店舗において、6月15日から7月31日まで新型「NV350キャラバン」の展示イベントを開催。あわせて建デポプロ全60店舗の店頭、およびホームページにてプレゼントクイズを実施し、抽選で1名に新型「NV350キャラバン」がプレゼントされる。新型「NV350キャラバン」は、クラストップの低燃費、広くて使い勝手の良い室内空間など、従来の商用車にはない先進装備が特長。特に、小型キャブオーバーバン市場のおもなユーザーである、各種工事業、建設業者の使い勝手を徹底的に追求したという。今回のタイアップキャンペーンは、建デポプロと新型「NV350キャラバン」のターゲットユーザー層が一致することから実現した。また、同キャンペーン期間中、建デポプロで10万円以上の買いものをすると、抽選で「建デポプロ会員カード」にボーナスポイントがプレゼントされる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月18日日産自動車は15日、ミニバン「キャラバン」をフルモデルチェンジし、名称を「NV350キャラバン」と改めて発売した。ディーゼルエンジン搭載モデルとスーパーロングボディは7月13日の発売となり、ワイドバージョン車については2012年冬頃の投入を計画。価格は、バンが197万8,200円から351万1,200円、ワゴンが243万6,000円から320万5,650円。今回のフルモデルチェンジは11年ぶりとなり、ガソリンエンジンとディーゼルエンジン共にクラストップレベルという低燃費を実現。さらに、堂々として存在感のあるデザインに加えて、広くて使い勝手の良い荷室空間を実現し、これまでの商用車にはない先進装備を採用したという。新開発のクリーンディーゼル・テクノロジーを駆使した「YD25DDTi」エンジンは、JC08モードで12.2km/Lという低燃費を実現。ガソリンエンジンも燃費技術の積み上げにより、「QR20DE」エンジンは9.9km/L(JC08モード)、「QR25DE」エンジンは9.1 km/L(JC08モード)を達成。エクステリアは、新しいレイアウトとホイールベースの拡大によって安定感のあるスタイルとし、4ナンバー小型商用車でクラストップという3,050mmの荷室長が余裕ある積載性を実現。長尺物を収納しても後席に1人座ることが可能な5 : 5分割可倒式シートや、荷室をより使いやすくアレンジできるラゲッジユーティリティナットを装備する。さらに、商用車初となるプッシュエンジンスターターや、インテリジェントキー、足踏み式パーキングブレーキ、メーターパネル中央の車両情報ディスプレイなどの装備を搭載し、利便性と快適性を向上させたという。なお、同社関連会社のオーテックジャパンは、同車をベースとしたカスタムカー「ライダー」と「ライフケアビークル」を設定し、ライダーのガソリンエンジン搭載ロングボディ車を15日に、ディーゼルエンジン搭載車とスーパーロングボディ車、およびライフケアビークル全車を7月13日に発売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月15日日本各地を旅しているというサッカー元日本代表、中田英寿氏が、日産自動車サイト内スペシャルページに登場する。同社の高度な技術やものづくりの現場を中田氏の視点から探求する内容で、来年3月まで数回にわたり動画を中心としたコンテンツが展開される。中田氏は、「Re VALUENIPPON(リバリュー・ニッポン) 日本の文化をめぐる旅」と題して日本各地を巡る旅を2009年から行っている。その動向を紹介する「nakata.net」とともに、サッカーファンのみならず注目を集めている。その中田氏が日産自動車の工場を訪問。日本各地で伝統工芸など数多くのものづくりを見てきた彼の視点で、同社の技術や魅力を探る。その様子は動画を中心としたドキュメントスタイルのウェブコンテンツとなり、スペシャルページで配信される。また、同社のSNSや「nakata.net」とも連動して展開していくという。動画コンテンツの第1弾は、5月上旬に小笠原諸島を訪れた中田氏が、日産「リーフ」に出会うシーン。「日本も世界から見れば小さな離島。未来の日本にとってヒントになることがある」と言う中田さんが「リーフ」に触れ、そこに日本、そして自動車の新しい可能性を感じる様子を伝える。「日産の技術、そこで働く人たちの情熱に触れることができれば、きっと新しい何かを発見することができると思っています」と中田氏。第2弾以降は日産の工場などを訪問する予定となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月14日日産自動車は8日、商用車「バネット バン」と「バネット トラック」の一部仕様を改良して発売した。価格は、バンが198万3,450円から224万8,050円、トラックが160万6,500円から202万4,400円。今回の一部改良では、バネット バンとバネット トラックの全車がへッドレストの高さとヘッドランプの配光を変更し、安全に関する法規制強化に対応した。また、バネット バンにおいては、全車でスライドア強度要件への対応を行ったほか、DXグレードではハイバックタイプシートをヘッドレスト分離型に変更。バネット トラックにおいては、全車に後部反射器を採用して安全対応を強化している。ボディーカラーに関しては、バンGLグレードのサンライトシルバーを廃止して、アルミニウムメタリックを新設定した。バンとトラックともに、1.8Lガソリンエンジン(DOHC水冷直列4気筒)、トランスミッションは5MTもしくは4E-AT(電子制御4速オートマチック)を採用。駆動方式は、バンが4WD、トラックが2WD(FR)と4WDを用意。乗車定員は、バンが2名もしくは5名、トラックが2名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月08日日産自動車は8日、商用車「NV200バネット」の一部仕様を改良して発売した。価格は、バンが158万2,350円から190万8,900円、ワゴンが182万700から192万5,700円。今回の一部改良では、安全に関する法規制強化に伴うスライドドア強度要件へ全車が対応。また、ワゴン車ではセカンドシート中央に3点式シートベルトを新採用している。NV200バネットは、「環境対応車普及促進税制」(エコカー減税)の減税措置により、自動車取得税と自動車重量税がバンAT車(GXグレードの一部を除く)は免税、バンMT車は75%の減税となり、バン全車がエコカー補助金の対象となる。エンジンはHR16DE(DOHC水冷直列4気筒)、トランスミッションは5MTもしくはE-ATx(フルレンジ電子制御4速オートマチック)、駆動方式は2WD(FF)を採用。乗車定員は、バンが2名もしくは5名、ワゴンが5名もしくは7名。なお、同社関連会社のオーテックジャパンが取り扱うNV200バネットに関しても、ベース車と同様の一部仕様改良が行われたほか、ライフケアビークルに新仕様「チェアキャブ 車いす1名仕様 3人掛けリヤシートタイプ」を追加設定して発売した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月08日日産自動車は、高級セダン「フーガ」と「フーガ ハイブリッド」の一部仕様を向上して13日に発売すると発表した。価格はフーガが399万円から555万2,400円、フーガ ハイブリッドが539万7,000円から635万400円。今回の一部仕様向上では、軽く押すだけでトランクリッドが閉じるトランクオートクロージャーや、運転席から助手席パワーシートのポジション調整が可能な助手席コントロールスイッチ(Aパッケージを除く)などを採用。また、セーフティシールドパッケージにタイヤ空気圧警報システムや運転席ダブルプリテンショナーシートベルトの機能を追加している。エクステリアでは、フーガの18インチアルミホイールに高品質感をもつクロームカラーコートを採用し、フーガ ハイブリッドには新デザインのPURE DRIVEエンブレムを採用。18インチタイヤの構造と素材も見直され、乗り心地をより快適にしたとのこと。一部グレード体系も変更されており、フーガの「250GT Type P」を「250VIP」に名称変更して「VIPエンブレム」を装着。なお、フーガ ハイブリッドは「環境対応車普及促進税制」の減税措置により、自動車取得税と自動車重量税が免税となるとともに、エコカー補助金の対象となる。フーガは、エンジンにVQ25HRもしくはVQ37VHR(いずれもDOHC V型6気筒)を搭載し、トランスミッションは7M-ATx(マニュアルモード付フルレンジ電子制御7速オートマチック)を採用。駆動方式は2WD(FR)と4WDを用意。フーガ ハイブリッドは、エンジンにVQ35HR(DOHC V型6気筒)+モーター「HM34」を搭載し、トランスミッションは7M-AT(マニュアルモード付電子制御7速ハイブリッドトランスミッション)を採用。駆動方式は2WD(FR)。乗車定員はいずれも5名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月06日日産自動車は30日、ニチコンが開発した「EVパワーステーション」を活用したシステム「LEAF to Home」を6月中旬から発売すると発表した。EVパワーステーションは、一般住宅の分電盤に直接接続して、コネクターをリーフの急速充電ポートへ繋ぐことで、リーフのバッテリーに蓄えた電気を住宅へ供給することが可能。また、リーフへ充電を行った場合は、普通充電時間の半分となる最短4時間で満充電を可能とする。価格は、経済産業省の充電器等に対する補助金制度が適用された場合に、標準的な設置工事費用を含めて33万円。リーフが搭載するバッテリーの蓄電能力は、一般家庭日常使用電力の約2日分に相当する24kWh(満充電)で、停電時や非常時などのバックアップ電源として活用できるという。また、夜間電力を使ってリーフに充電し、蓄えた電気を電力需要が高まる時間帯に使用することで電力消費のピークシフトに貢献するとのこと。同社は、同システムを日産販売会社ショールームに順次設置し、EVを活用した効率的な電力マネジメントを推進するとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月31日日産自動車は23日、日産グローバル本社ギャラリー(神奈川・横浜)において、5月29日から6月10日の期間に「NV200」次世代ニューヨーク市タクシーを展示すると発表した。ギャラリーの入場などは無料。NV200は、2011年5月にニューヨーク市が主催した選定プロジェクトで次世代のタクシーに選定された多目的商用バン。同車をベースとしたタクシーは、2013年後半からイエローキャブとしてニューヨークの街を走るとのこと。仕様と装備には、現地のタクシー運転手やタクシーオーナー、利用者らの声が反映されており、4人乗りのゆとりのある室内空間や見晴らしの良いパノラミックルーフ、防弾ガラス仕様の客室パーティション、独立して運転ができる後席エアコン、読書灯、足元照明、電源コンセント、USBプラグなどを装備する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月23日日産自動車は15日、エンジンやCVTの効率化などにより燃費が向上した軽自動車「モコ」を発売。また、オーテックジャパンが発売する同車ベースの特別仕様車「モコ エアロスタイル」も、同様の燃費向上を果たして発売した。価格は、モコが108万9,900円から152万1,450円、エアロスタイルが128万9,400円から171万450円今回の改良では、エンジンとCVTの効率を高めるなどして、「X」と「S」グレードの燃費を23.2km/Lに向上。「Xアイドリングストップ」グレードでは、停車中だけでなく、ブレーキを踏んで時速9km以下まで減速するとエンジンをストップする機能を追加して、燃費をクラストップレベルの27.2km/Lに向上している。また、アイドリングストップシステム搭載グレードを拡大し、Xアイドリングストップに加えて「Sアイドリングストップ」を新たに設定。両グレードには専用ボディカラーとして「ホワイトミント」を新採用している。オーテックジャパンが発売する同車ベースの特別仕様車エアロスタイルでは、ベース車と同様に燃費性能を向上させ、あわせてS アイドリングストップをベース車とした「S アイドリングストップ エアロスタイル」を新設定した。モコとエアロスタイルともに、エンジンはR06A(DOHC水冷4サイクル直列3気筒)、もしくはR06A+インタークーラーターボを搭載し、トランスミッションはCVTを採用。駆動方式は2WD(FF)と4WDが用意され、乗車定員は4名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月16日日産自動車は5日、イオンリテールに多目的商用バン「NV200」をベースとした電気自動車のモニター車1台を貸与し、5月から実証運行を開始すると発表した。具体的には、イオンリテールが首都圏の「イオンネットスーパー」の配達車両としてモニター車を約1カ月間活用し、ビジネスにおける実用性を確認するとのこと。同モニター車は、2012年1月開催のデトロイトモーターショーでコンセプトモデルが世界初披露されたゼロ・エミッション車「e-NV200」がベースとなっており、将来の投入に向けて実地での実証運行を通じた意見を集め、開発に反映していくためのモデルとのこと。同社LCV事業本部担当の村上秀人執行役員は、「イオンリテール社の評価結果は、顧客ニーズに合った将来の小型EV商用車を作るうえで極めて有効なものになると考えています。今後の実証運行を通じたフィードバックを反映して登場するe-NV200が、お客さまのビジネス、ひいては、持続可能な社会づくりに貢献できるようになることを期待しています」と述べている。ルノー・日産アライアンスは、世界各国の政府や自治体、企業などと合わせて既に100件を超えるゼロ・エミッションモビリティに関するパートナーシップを締結。また、リチウムイオンバッテリーの生産、充電インフラの整備、内製急速充電器の開発、リサイクル、バッテリーの2次利用への取り組みなども行っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月15日