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東京・帝国劇場で16日、ミュージカル『レ・ミゼラブル』制作発表記者会見 が開催された。会見ではファンテーヌ役を演じた昆夏美、生田絵梨花、木下晴香が、本公演では見られない同役3人による「夢やぶれて」三重唱を披露した。歌唱後の質疑応答で、昆は「3人で歌わせていただき、貴重な経験をさせていただいたなと思いました。(3人の特別バージョンを)今回のためにつくってくださったので貴重です!」とアピール。生田も「今回限りの三重唱ということで私も緊張したんですが、本番だと3人そろうことはないので、大切な思い出になりました。一緒に緊張を味わって、歌唱後には3人でハグし合って一体感を感じられたので、今は安心感に包まれています。また引き続きけいこに励みたいと思います」と意気込んだ。そして木下は「この日のために3人で時間があれば合わせて…という日々を過ごしてきました。緊張を分け合って、終わった後にはハグして。そんな緊張の中でしたが、届けられてよかったです」と笑みをこぼしていた。帝劇は2025年2月、建て替えのため休館し、新たな劇場へと生まれ変わる。今年12月20日~25年2月7日公演の『レ・ミゼラブル』が、現・帝劇のクロージング公演となる。帝劇を皮切りに3月には大阪・梅田芸術劇場メインホール、4月には福岡・博多座、5月には長野・まつもと市民芸術館、5月・6月には北海道・札幌文化芸術劇場hitaru、6月には群馬・高崎芸術劇場をめぐる。会見にはジャン・バルジャン役の吉原光夫、佐藤隆紀、飯田洋輔、ジャベール役の伊礼彼方、小野田龍之介、石井一彰、エポニーヌ役の屋比久知奈、清水美依紗、ルミーナ、マリウス役の三浦宏規、山田健登、中桐聖弥、コゼット役の加藤梨里香、敷村珠夕、水江萌々子、テナルディエ役の駒田一、斎藤司、六角精児、染谷洸太、マダム・テナルディエ役の森公美子、樹里咲穂、谷口ゆうな、アンジョルラス役の木内健人、小林唯、岩橋大のほか、アンサンブルキャスト47人が出席した。
2024年10月17日映画コメンテーターの有村昆が10日に自身のアメブロを更新。息子とともに産後ケアホテルを訪れ驚いたことについてつづった。この日、有村は息子とともに日本最大級の産後ケアホテル『マームガーデンリゾート葉山』を訪れたことを報告。「24時間体制でお母さんのケアをしてくれて、ご飯も健康を気遣ったメニューや、子供も遊べるプレイルームやお風呂や休憩室も充実」と説明しつつ「カラオケで息子が歌いまくって嬉しそうだったな~」と息子の様子を明かした。続けて、息子についてブレイク中のアーティスト・こっちのけんとが今年5月にリリースした『はいよろこんで』を歌っていたといい「こんなにラップをどこで覚えたんだ?と驚き!!凄いよ!!」とコメント。最後に「最近はじーじや、ばーばからのお祝いで、ホテルプレゼントも多いんだって これは嬉しいよね!」と述べ「もっと日本でも産後ケアホテルが増えるといいよね!海外では当たり前なんだけどね」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年10月11日昆夏美のソロコンサート『Kon Natsumi Concert 2024 - moi -』が、9月14日(土) から16日(月・祝) にかけてよみうり大手町ホールにて開催される。ソロコンサート開催は、デビュー10周年記念コンサート『Aimer』以来、3年ぶり。彼女と親交のある豪華ゲスト4名の出演も決定。『ミス・サイゴン』『マチルダ』で共演した小野田龍之介、『マリー・アントワネット』でダブルキャストを務めたソニン、『トッツィー』で共演した愛希れいからが参加する。なお、最終日の9月16日(月・祝) 13時回のゲストは本番までのお楽しみとなっている。6月25日(火) 10時よりチケット最速抽選先行受付がスタートする。■昆夏美コメント皆さまこんにちは。この度よみうり大手町ホールにてコンサートを開催することになりました。コンサートに出演させていただく度に、歌だけでそのシーンを思い出していただけるような歌を歌うことを目標にしています。今回もどの曲でもそれぞれの役を思い出していただけるような、皆さまの心に届くような歌をお届けできたらなと思っています。ゲストにも私の尊敬する大好きな方々をお招きさせていただきました。良い時間だったと思っていただけるコンサートにしたいです!<公演情報>『Kon Natsumi Concert 2024 - moi -』9月14日(土) 18:009月15日(日) 13:00 / 17:009月16日(月・祝) 13:00会場:東京・よみうり大手町ホール※3日間全4公演※開場は開演の45分前を予定しています【出演】昆夏美■ゲスト9月14日(土):小野田龍之介9月15日(日):13:00 ソニン / 17:00 愛希れいか9月16日(月・祝):シークレット【チケット】全席指定:11,000円U-25席:7,700円※未就学児入場不可※公演中止を除き、お買い求めいただきましたチケットのキャンセル・変更はできません。■プレイガイド最速抽選先行6月25日(火) 10:00~7月2日(火) 23:59()
2024年06月18日ミュージカル『この世界の片隅に』の開幕を記念し、5月10日に出演する昆夏美と大原櫻子(浦野すず役Wキャスト)、海宝直人と村井良大(北條周作役Wキャスト)、音楽を手掛けるアンジェラ・アキが、東京・日生劇場にて取材に応じた。原作は、こうの史代の同名漫画。太平洋戦争下の広島県呉市を舞台に、つつましく生きる人々の日常を丁寧かつコミカルに描いた本作は、これまでに度々アニメ化・ドラマ化されており、今回が初のミュージカル化。脚本・演出は、『四月は君の嘘』『のだめカンタービレ』でも漫画のミュージカル化に携わってきた上田一豪が担当している。広島市から呉市に嫁いでくる“ボーっとした”主人公・すずを演じる昆は、「原作はありますが、日本の新しいミュージカルが生まれる瞬間に立ち会えていることが、とても光栄。原作をリスペクトしつつ、ミュージカル化する意味を考えながら、どうすれば最大限のものをお届けできるか考えた稽古期間だった」と初日を迎えた心境を語り、Wキャストで、すずを演じる大原は「戦争の悲惨さを描いていますが、根底にあるのは、すずが居場所を探すという普遍的な成長の物語なので、きっと笑顔で劇場を後にできる温かい作品になっている」とアピールした。2014年に一切の活動を休止し、アメリカの音楽大学に留学後、10年ぶりに活動を再開したアンジェラは、本作のために4年の歳月を費やし、全編の音楽を担当した。「ピアノと向き合いながら作った楽曲が、演者さんの声を通して、新しいものに生まれ変わったと思う。自分の言葉を借りれば“自由の色”に染まっていく感覚で、毎公演ごとに新しい作品が生まれると思う」と、楽曲と演技の化学反応に期待を寄せた。「没入できる楽曲が多い。客席で聞くのも楽しみ」(昆)、「どの曲も涙が止まらないほど感動した。アンジェラさんおひとりから生まれたとは思えないほど、楽曲がバラエティに富んでいる」(大原)。また、すずの夫・北條周作を演じる海宝も、「作品にマッチした瑞々しい楽曲が、作品の推進力になっている」と楽曲の魅力を熱弁。稽古場では、アンジェラ自らピアノを演奏し、編曲をすることもあったといい「稽古中は当たり前に感じてしまったが、なんて贅沢な時間だったかと」と振り返った。Wキャストで、北條周作を演じる村井は、「どの曲も耳に残り、心地よい。役を忘れて、歌いたくなってしまうし、他のキャストの皆さんの曲も、自分で口ずさんでしまう」といい、「これから、たくさん地方公演もあるので、皆さんの心に響くメロディをお届けし、感じ取ってもらえれば」と意気込んでいた。取材・文・撮影:内田涼<公演情報>ミュージカル『この世界の片隅に』原作:こうの史代音楽:アンジェラ・アキ脚本・演出:上田一豪出演:浦野すず:昆夏美/大原櫻子(Wキャスト)北條周作:海宝直人/村井良大(Wキャスト)白木リン:平野綾/桜井玲香(Wキャスト)水原哲:小野塚勇人/小林 唯(Wキャスト)浦野すみ:小向なる黒村径子:音月桂白木美貴子 川口竜也 加藤潤一飯野めぐみ 家塚敦子 伽藍琳 小林遼介 鈴木結加里 高瀬雄史 丹宗立峰中山昇 般若愛実 東倫太朗 舩山智香子 古川隼大 麦嶋真帆桑原広佳 澤田杏菜 嶋瀬晴大村つばき 鞆琉那 増田梨沙【東京公演】2024年5月9日(木)~5月30日(木)会場:日生劇場【全国ツアー公演】6月6日(木)~6月9日(日) 北海道公演 札幌文化芸術劇場hitaru6月15日(土)・16日(日) 岩手公演 トーサイクラシックホール岩手大ホール(岩手県民会館)6月22日(土)・23日(日) 新潟公演 新潟県民会館大ホール6月28日(金)~30日(日) 愛知公演 御園座7月6日(土)・7日(日) 長野公演 まつもと市民芸術館7月13日(土)・14日(日) 茨城公演 水戸市民会館グロービスホール7月18日(木)~21日(日) 大阪公演 SkyシアターMBS7月27日(土)・28日(日) 広島公演 呉信用金庫ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年05月11日ミュージカル『この世界の片隅に』の開幕記念会見が11日に東京・日生劇場で行われ、昆夏美、大原櫻子、海宝直人、村井良大、アンジェラ・アキが登場した。同作はこうの史代氏による同名漫画のミュージカル化作。太平洋戦争下の広島県呉市に生きる人々の物語でありながら、つつましくも美しい日々とそこで暮らす人々が丁寧に描かれ、生きることの美しさが胸に迫る作品となっている。映画化、実写ドラマ化もされ、この度新たにミュージカルとして上演される。○■ミュージカル『この世界の片隅に』開幕記念会見にキャスト陣登場会見時の気持ちを「色に喩えて」と無茶振りされると、前日に初日を終えた昆は「新作のミュージカルですので、まだ色が全くついていない状態の白だと思うんですけど、この作品のあたたかみという部分を入れると、真っ白というよりオフホワイトかなと思いました」と表す。「お客様がいてくださることによって作品が誕生するのは本当だなと感じて、『どういう作品が目の前に繰り広げられるんだろう』というワクワクだったりソワソワだったり。始めはシーンとしている感じだったんですけど、徐々に作品の温度感を受け取ってくださって、劇場が一体になる感じもしていて、笑いや拍手を肌で感じて、『届いてるのかな』という印象で初日を迎えられました」と手応えを感じている様子だった。同じく前日に初日を迎えた海宝は「世界初演ということで、観客の皆様も僕たち演者も緊張感のあるところからはじまりましたけど、あたたかくお客様に迎えていただいて、肌で感じることができて、皆様のおかげでいい初日を迎えられたと思っています」と感謝。「一色というよりはさまざまなパステルのような優しいカラーで作品を彩っていただいたという感じがしています」と表現した。一方、会見の後に初日公演を控えていた大原「今の素直な気持ちはオレンジです、演じている私自身もそうですし、昨日お二人の初日を観させていただいた時も、お客様があたたかい気持ちで劇場を出られるなと感じていたので」と回答。村井は「先ほど最後の通し稽古を終えた時は青色だったんです。自分でもびっくりするぐらい冷静で。これから本番に向けていくために、赤を混ぜて紫にして臨みたいと思います」と意気込む。今作で音楽を手掛けたアンジェラは「4人のおっしゃってる色が私の中でもすごくしっくりきて。私はこの作品と共に4年近く時間を費やしてピアノと1人でずっと向かいって作ってきたものが、演者さんの全ての人たちの声を通して新しいものに生まれ変わったと思うので、お客さんと一緒に作っていくカラーだなと思うので、自分の言葉を借りて言いますけど、『自由の色』なのかなと」作中の曲タイトルで表し、キャスト陣も「おお〜」と感心。「それぞれの公演が違う色に染まっていく、自由な新しい作品が毎晩生まれるような気がします」と期待を寄せた。また好きなシーンについて聞かれると、アンジェラは「歌はすばらしい、もう100点。それはおいといて、(自分が)お芝居の世界の人じゃないからお芝居に圧倒される。早いタイミングで村井くんに言ったのが、言葉を発さないけど2人のキャラクターがすれ違うシーン、あれで号泣。喋らなくても泣けるってすごい演技力だなと思うし、いっつも圧倒されて」と絶賛。さらに「(周作役の)2人の思いがまたちょっと違って、同じ感じなんだけどそれぞれの周作の思いがビシビシきて毎回フレッシュな気持ち」と語る。さらに「もう1個は、最後の方にすずと妹のすみちゃんが会話をするシーン。あれは1回も涙せずには見てないです。あの間の取り方とか、さすが。毎日稽古場にいて、こんな演技を毎日見れるんだとぜいたくな気持ちです。最初の通しを見て『お金取れる、これ! 』と。それくらい圧倒されて素晴らしい体験をさせてもらっています」と演者たちを称えていた。東京公演は日生劇場にて5月9日〜30日、北海道公演は札幌文化芸術劇場 hitaruにて6月6日〜9日、岩手公演はトーサイクラシックホール岩手 大ホールにて6月15日〜16日、新潟公演は新潟県民会館 大ホールにて6月22日〜23日、愛知公演は御園座にて6月28日〜30日、長野公演はまつもと市民芸術館にて7月6日〜7日、茨城公演は水戸市民会館 グロービスホールにて7月13日〜14日、大阪公演はSkyシアターMBSにて7月18日〜21日、広島公演は呉信用金庫ホールにて7月27日〜28日。
2024年05月11日ミュージカル『この世界の片隅に』原作者のこうの史代氏が稽古場を訪問し、音楽を務めるアンジェラ・アキ、主人公すず役の昆夏美・大原櫻子と語り合った様子が3日、届いた。同作はこうの史代氏による同名漫画のミュージカル化作。太平洋戦争下の広島県呉市に生きる人々の物語でありながら、つつましくも美しい日々とそこで暮らす人々が丁寧に描かれ、生きることの美しさが胸に迫る作品となっている。映画化、実写ドラマ化もされ、この度新たにミュージカルとして上演される。5月9日の開幕に向けて稽古中という同作。アンジェラは4月上旬に渡米し、上田がキャストに付ける動きに合わせて、音楽をブラッシュアップする作業を行っていたが、稽古が佳境を迎えた同月下旬、日本に帰国した。稽古場ではそれまでの間に役を自分に馴染ませてきたキャスト陣が、アンジェラにその成果を披露しつつ、通し稽古を何度も重ねる日々。この度、そんな稽古場を原作者であるこうの氏が初訪問した。通し稽古を見学する前に4人は初対面。原作の創作秘話やミュージカル版の見どころ聞きどころについて、存分に語り合う。その後、昆がすず役を演じて通し稽古が行われ、こうの氏は演じ終えたカンパニー全員に対して、感極まった面持ちで「お疲れ様でした。素晴らしい舞台でした。ちょっとジーンときました。ちょっとというか、大分ジーンときました。すごくすずが可愛くて、十数年前にこれを書いていた私に『グッジョブ!』と言いたいです(笑)。本当に有難うございました。感動しました」と伝え、カンパニーは大いに勇気づけられた様子だったという。東京公演は日生劇場にて5月9日〜30日、北海道公演は札幌文化芸術劇場 hitaruにて6月6日〜9日、岩手公演はトーサイクラシックホール岩手 大ホールにて6月15日〜16日、新潟公演は新潟県民会館 大ホールにて6月22日〜23日、愛知公演は御園座にて6月28日〜30日、長野公演はまつもと市民芸術館にて7月6日〜7日、茨城公演は水戸市民会館 グロービスホールにて7月13日〜14日、大阪公演はSkyシアターMBSにて7月18日〜21日、広島公演は呉信用金庫ホールにて7月27日〜28日。○■座談会オフィシャルレポート大原:今日はお忙しいなか、稽古場までいらしていただきありがとうございます。昆:お会いできて本当に嬉しいです。緊張していて、うまくお話できるか分かりませんが(笑)こうの:いえいえ、私こそ嬉しいです。お二人とも、キラキラキラキラされていて。アンジェラ:そうなんですよ。それに二人とも、もうすずさんそのもの。今日は昆ちゃんの稽古を見ていただきますが、どちらも魅力的なので、本番はぜひ両方見ていただきたいですね。・原作者に聞く、「すず」誕生秘話昆:私が最初に原作を読んだ時に心打たれたのは、戦争を扱っていながら、常に温かい空気が流れているところでした。「戦争はいけません!」と声高に訴えるのではなく、今の私たちとも変わらない“人の心”に焦点が当たっていて、だからこそ、すずさんの喪失感がより迫ってきたのだと思います。その後も読む度に色々な発見があって、今、特に気になっているのはすずさんの表情。分かりやすく笑ったり怒ったりしている時もあれば、もっと奥深い表情をしている時もあることに気付いて、どう自分の中に落とし込んだらいいかを考えながらお稽古しています。こうの:確かに、そこは演じる方の解釈によってくるところですよね。すずの個性に昆さんと大原さんの個性が重なった時にどうなるのか、すごく楽しみです。大原:すずちゃんの個性というところでぜひお聞きしたいのですが、主人公を「ボーっとした」キャラクターに設定したのはどうしてなんですか?こうの:そのほうが、この時代と場所に馴染みのない読者でも、物語に入り込みやすいと思ったんです。主人公が最初から呉でチャキチャキ頑張っている人だと、会話の中で状況を説明する隙がないですよね。でもよそから来たボーっとした人が主人公なら、主人公が周りの人たちに色々と質問をして、それに答える形で状況の説明ができるんです。アンジェラ:ああ、なるほど。私もそこはぜひお聞きしたかったのですが、すごくしっくり来るお答えです。・ノンフィクションのようにリアルな秘密アンジェラ:すずさんや周りのキャラクターに、モデルはいるんですか?こうの:周作の職業だけは私の親戚をモデルにしていますが、あとは全部創作ですね。アンジェラ:そうなんですね! 初めて原作を読んだ時、私にはまるでノンフィクションのように感じられて、先生ご自身やご家族の体験談なのかと思ったほどでした。大原:分かります、それくらいみんなリアルなんですよね。私はすずとリンさんの関係性にも惹かれているのですが、リンさんはどんな思いから生まれたキャラクターなのでしょうか?こうの:すずに家族とはまた違う、同世代の友達との世界を作ることで、もうひとつの“世界の片隅”を表現したかったというのがひとつ。それから、当時の呉には実際に遊郭があったので、そういう過酷な境遇の人たちをいなかったことにはできない、というのもありました。大原:ありがとうございます。やはり史実に基づいているからリアルなのですね。昆:少し話が逸れてしまうのですが、すずもリンも、元素名から名前が取られているんですよね。調べてみたら全員そうで鳥肌が立ったのですが、それはなぜなんですか?こうの:キャラクターの名前って、自分の思いつきだと似通ってしまうから、系統立てて考えることが多いんです。最初は呉の地名にしようかと思ったのですが、呉には硬い地名が多いんですね。悩んでいた時、たまたま近くに周期表があったので、これを使おうと(笑)。たくさんある元素の中で「すず」を主人公にしたことには、私が飼っていたインコの「すずしろ」が関係しています。ある時いなくなってしまったのですが、どこかでずっと元気にしていてほしくて、新天地で頑張る主人公にその思いを込めたんです。昆:そんな大切な思いが込められていたんですね! お聞きできて良かったです。アンジェラ:本当に。貴重なお話ばかりで、なんだか得した気分です(笑)。・オリジナル作品ならではの苦労と喜びこうの:私はディズニーのミュージカルアニメが大好きなので、自分の漫画がミュージカルになるなんて夢のようで、アンジェラさんの歌われたデモテープも感動しながら聞かせていただきました。ミュージカルが出来上がっていく過程を垣間見られるのも刺激的で、これから見学できるのも本当に楽しみなんですが、お稽古で特に苦労されているのはどんなことですか?アンジェラ:今回が初演のオリジナル作品なので、最終形が見えていない難しさはやはりありますね。でもだからこそ、キャストの皆さんと一緒に作れている感覚があって楽しいです。特にすずの二2は、「すずはこういう言い方はしないと思う」といったフィードバックをくれる頼もしい存在で、それを受けて歌詞を変えたりもしているんです。私はこの作品が長く続いていくことを願っているのですが、最初のすずがこの2人で本当に良かったです。大原:そんな、こちらこそ。アンジーさんが音楽や歌詞を変える相談もさせてくださるので、オリジナルならではの生みの苦しみはありますが、私も楽しくお稽古させていただいています。昆:アンジェラさんは、強い思いを持って楽曲を作られたはずなのに、私たちの思いを汲んで柔軟に変更してくださるんです。こうの先生の生み出された温かい原作のもと、温かい人たちが集まって、温かい作品を作っている感じがすごくある稽古場です。こうの:素敵ですね。漫画は基本的にひとりで作るもので、編集さんたちとの縦の関わりはありますが、ミュージカルのようにたくさんの人がいっぺんに、横に関わることがないんです。でも漫画にも、見えていないだけで本当はたくさんの方が関わっていることを、こうしてミュージカルになったことで実感できた気がします。アンジェラ:ミュージカルは、総合芸術なんですよね。私も自分のアルバムを作る時は基本的にひとりですが、今回はみんなとキャッチボールをしながら作っているから、大変ではあっても決して孤独ではない。それがミュージカルの醍醐味なのかもしれません。昆:もうひとつ苦労しているのは、やはり原作の雰囲気を損なわないようにすること。原作ではどの話にも必ずオチがあって、そこも私の大好きなところなのですが、ミュージカルは2時間半ほどにまとまっているので、クスっとできるエピソードのすべては入っていないんですね。削られている分、温かい雰囲気をベースに置いておく、ということを意識しています。こうの:ああ、なるほど。そこはミュージカルならではの見どころになりそうですね。・ミュージカルの見どころ聞きどころ大原:私から先生に見どころを紹介させていただくなら、すずと周作のデートのシーン。特に《醒めない夢》という楽曲が、二人の可愛らしさがギュっと詰まっていてすごく素敵なんです。演じていて楽しいですし、あのキラッとした空気感を先生にもぜひ味わっていただきたいです。昆:私は、2度出てくる《この世界のあちこちに》に注目していただけたら嬉しいです。これからどんな物語が広がっていくのか、お客様がまだ知らない状態で1度歌われた曲が、すずさんが自分の在り方を見つけた時に再び歌われる、という構成が大好きなんです。2度目に歌う時には、涙をこらえるのに必死になってしまう楽曲です。大原:聞くだけで涙が止まらなくなる楽曲が、本当にたくさんあるよね。アンジーさんおひとりから、どうしてこんなにも色々なメロディーや言葉が生まれるのだろうと感動してしまいます。どれも大好きなのですが、特に聞きどころだと思うのは、径子さんの歌う《自由の色》。すずの生き方や考え方が変わるきっかけの曲ですし、お客様一人ひとりが自分の《自由の色》を発見し、救われたような気持ちになれるのではないかと思います。こうの:《自由の色》は、私もアンジェラさんのデモで聞いた時からジーンと来ていました。アンジェラ:ありがとうございます。今日はキャストの声で聞けますので、ぜひ楽しみになさっていてください。私が注目していただきたいのは、機銃掃射のシーンです。こうの:漫画では顔のアップで進んでいくシーンだから、どう演じるんだろうと思っていました。大原:そうですよね。漫画と同じようにはできない分、ミュージカルならではの表現になっていると思います。アンジェラ:加えて、2人の演技がとにかく素晴らしいんですよ。このシーンあたりから、すずの感情がクレッシェンドしていき、最後には優しくデクレッシェンドしていくのですが、そのすべてが見どころですね。すずの熱量を表現するのは本当に大変だと思うのですが、2人とももう、「圧倒的」「ヤバい」といった言葉しか出ないくらいすごいパワーなんです(笑)。今日の通し稽古は昆ちゃんの回の予定ですが、実際に先生に見ていただけるのが私も楽しみです。昆:あの、お手柔らかにお願いします(笑)こうの:「ハイやり直し!」なんて言いませんから安心してください(笑)。漫画が私の子どもなら、映画化や舞台化作品は孫のようなもの。私には可愛いばかりなんですよ。今日お話して、お二人ともそれぞれにすずだと感じましたので、お稽古も本番も本当に楽しみにしています。(C)こうの史代/コアミックス
2024年05月03日ミュージカル『この世界の片隅に』の製作発表が20日に都内で行われ、昆夏美、大原櫻子、海宝直人、村井良大、平野綾、桜井玲香、音月桂、上田一豪(脚本・演出)が登場した。同作はこうの史代氏による同名漫画のミュージカル化作。太平洋戦争下の広島県呉市に生きる人々の物語でありながら、つつましくも美しい日々とそこで暮らす人々が淡々と丁寧に描かれ、生きることの美しさが胸に迫る作品となっている。映画化、実写ドラマ化もされ、この度新たにミュージカルとして上演される。○■ミュージカル『この世界の片隅に』製作発表にキャスト陣が登場作品の好きなシーンについて聞かれると、大原は「一個に絞るのが難しいんですけど、すごくグッときたというか突き刺さったのが、すずがリンさん(平野/桜井)に『誰でも何か足らんくてもこの世界に居場所はそうそうのうなりゃせんのよ』と言われるシーン。この作品のテーマだなというか、すごくいい言葉だなと思って、胸に突き刺さりました」と回答。すると、昆も「今、さくちゃん(大原)の好きなシーンを聞いてびっくりしたんですけど、私も本当にそこがすごく印象に残っていて」と興奮。「居場所を見つけざるを得なかった彼女(リン)、が、ずっと居場所を探し続けているすずさんにかける言葉ということで、すずを演じると、そこが印象に残るのかなって。読者の皆様も、そして今回ご覧になる皆様も、すずが一貫して自分の本当の居場所を探すというところに、非常に重きを置いてご覧いただけるのではないかなと思っているので、とても印象に残りました。一緒で嬉しかった」と作品についての思いを確かめ合っていた。作品の魅力、周囲の反響について聞かれると、平野は「この作品はたくさんの方に愛されて、日本だけではなく世界中の方々からも注目されている作品で、しかもそれがストレートプレイではなくミュージカルであるというところが注目していただけるポイントだと思っているので、そういうところにもこだわりながら、進めていきたらいいなと思っています」と意気込む。桜井は何度もメディア化された同作について「今まで作品に関わってきていた方々とお会いする機会も何度かありまして『こんな素晴らしい作品に携わらせてもらえるのは本当に素敵なことだから頑張った方がいい』『リアルすぎてどうやって感情を受け止めたか言語化しにくい作品でもあるから、そういう役を演じることに悩んできたし、頑張って作ってきたけど、やった後にこの作品からかけがえのない財産をもらってきたから、あなたも頑張りなさい』という言葉を、いろんな方からかけていただいたので、しっかり頑張りたいと思います」と決意を表す。音月は「私は最近はミュージカルよりもストレートプレイに出演する機会が多かったので、この作品に出演が決まって情報解禁された時には、周りの方から『えっ、歌うの?』『久しぶりに歌うんだね』と言っていただいて。今回アンジェラ(・アキ)さんの楽曲のデモを聴いた時も、ざわざわと心が動いて心に響いたので、色々な方のお力を皆様の力をお借りしながら、この作品の良いスパイスになれたらいいなと思っております」と周囲の反響を明かしながら語った。○■Wキャストの印象は?すず役の昆&大原、周作役の海宝&村井に対し、Wキャストの印象について質問が及ぶと、村井は「海宝くんとは二度目まして。『これってどういうことなんだろうね』と思った独り言とかを、すぐ『これはね』と教えてくれるんですよ。ミュージカルについてなんでも知ってる人というイメージ」と表し、海宝は「そうだったっけ?」と驚く。逆に海宝は村井について「本当にお芝居に真摯な方という印象がすごく強くて。どなたから聞いたか忘れたんですけど『昔はすっごい尖ってたんだよ』という話を。『丸くなったんだよ』って」と暴露し、村井は爆笑。「そいつの名前を教えてください」という村井に、海宝は「後で裏でちょっと……」と答えていた。大原は「昆さんとは、ミュージカル『ミス・サイゴン』の稽古でずっと一緒で。その時はキム役で一緒に稽古させていただいてたんですけれども、ちょうどコロナ禍になってしまって、本番はご一緒できなかった」と振り返る。「役のこともそうですし、役以外での普段の体調面とかでもいろんなことを聞かせていただいて。喉のこととかも、気づいたら2時間ぐらい相談に乗ってもらったりして、本当に良いお姉ちゃんとのような存在です。お客さんとしてもミュージカル見に行かせていただいたりとかしていて、本当にかっこいいなと、客席からいつも見ているので、一緒にこの役を演じられるっていうのは、本当に本当に嬉しく思っています」と熱弁。昆は「さくちゃん(大原)とは、中止になっちゃったんですけど『ミス・サイゴン』の時にも同じ役、そして今回も同じ役ということで、とてもご縁を感じてます」と和気あいあいとした様子。「皆さんご存知だと思いますが、さくちゃんの人を幸せにするような可愛い笑顔がすずさんにぴったりだなと、同じ役をやらせていただくんですけど、客観的に思っています。いろいろなお話もこれからさらにできると思うので、すずさんを一緒に作っていけたらいいなと思っております」と期待する。また昆は、全国ツアーも行われる同作について、観客に「悲しくて辛いことですけど、戦争が当たり前の日常になってしまっていた中で、人とのつながりとか、ささやかな幸せを細かく丁寧に繊細に描いた作品なので、どうか皆様の心にまっすぐ届く作品になっていけばいいなと思っております」とメッセージを送った。東京公演は日生劇場にて5月9日〜30日、北海道公演は札幌文化芸術劇場 hitaruにて6月6日〜9日、岩手公演はトーサイクラシックホール岩手 大ホールにて6月15日〜16日、新潟公演は新潟県民会館 大ホールにて6月22日〜23日、愛知公演は御園座にて6月28日〜30日、長野公演はまつもと市民芸術館にて7月6日〜7日、茨城公演は水戸市民会館 グロービスホールにて7月13日〜14日、大阪公演はSkyシアターMBSにて7月18日〜21日、広島公演は呉信用金庫ホールにて7月27日〜28日。
2024年02月21日昆夏美、大原櫻子がWキャストで主演を務めるミュージカル『この世界の片隅に』が上演されることが22日、明らかになった。同作はこうの史代氏による同名漫画のミュージカル化作。太平洋戦争下の広島県呉市に生きる人々の物語でありながら、つつましくも美しい日々とそこで暮らす人々が淡々と丁寧に描かれ、生きることの美しさが胸に迫る作品となっている。映画化、実写ドラマ化もされ、この度新たにミュージカルとして上演される。脚本・演出は、原作コミック『四月は君の嘘』をミュージカル作品として成功へと導いた実績もある上田一豪が手掛ける。また絵を描くことが大好きな主人公の浦野すず役を、昆夏美と大原櫻子がWキャストで演じる。さらに、すずが嫁ぐ相手の北條周作役に海宝直人と村井良大(Wキャスト)、すずと周作の三角関係となる白木リン役に平野綾と桜井玲香(Wキャスト)、そして周作の姉ですずにとっては義姉の黒村径子役に音月桂と、実力派俳優が勢揃いした。日生劇場で2024年5月に開幕の後、2024年6月〜7月にかけて札幌、松本、水戸、大阪ほかで全国ツアーを展開し、作品の舞台である広島県呉市にて大千穐楽を迎える。○昆夏美 コメント原作漫画から映画化・実写ドラマ化され、様々な形で新しく誕生を続けたこの作品のミュージカル化ということで、今回はどのような『この世界の片隅に』が生まれるのかと期待に胸が膨らみます。初めてこの作品に触れた時、登場人物たちが日々の生活の中でささやかな幸せを見つけながら懸命に生きていた姿が心に残りました。かつてあった日本の日常と歴史をキャスト・スタッフ一同、舞台上で丁寧に描いていければと思います。○大原櫻子 コメント台本を読ませていただいた時、ずっと涙が止まりませんでした。そして、劇中に歌わせていただく音楽を聴いて、改めて、この作品ですずを演じたい、と自分の気持ちが強まりました。アニメーションなどでも、多くの方に愛されている作品でもあり、今作の内容をお客様に届けるには、日本人として、大きな責任感と覚悟を持って臨まなければならない作品だと思っております。子供から大人まで、愛され、心に刻まれる作品にする為、一生懸命演じたいと思います。○海宝直人 コメント今回周作を演じさせていただきます。映画やドラマなど様々な形で愛された不朽の名作のミュージカル化初演に携われることを心から光栄に思います。この作品に初めて触れた時、淡々と描かれる日常の中にある生々しい温度感や息遣いに惹き込まれ胸を打たれました。この物語が伝えるものを自らの肉体を通してしっかりと皆様にお届けできるよう、作品と向き合ってまいります。素晴らしいクリエイター、キャストの皆さんと作るミュージカル『この世界の片隅に』にどうぞご期待ください。○村井良大 コメントこの作品の映画版を祖母と一緒に映画館で観ました。上映後に祖母に色々と質問した事を覚えています。当時の食料不足や生活での知恵、戦争の爪痕…そして当時は何も物が無かった、と言っていました。しかし、作品の中では様々な人間模様が丁寧に描写されていました。生きていく事の愉快さ、賢明さ、日常の中の小さな幸せ、前向きに生きている日本人たち。その細やかさを、心の奥深くに響く素敵な旋律にのせてミュージカルとして創作される事にとても興味が湧いています。忘れてはいけない歴史。心に残る作品を創れるよう懸命に向き合いたいと思います。○平野綾 コメントオーディションで世界観や音楽に初めて触れた時、ストレートプレイではなくミュージカルであることの意味をとても感じ、この作品のメッセージがたくさんの方に優しく降り注げば良いなと思いました。終戦から78年経ち、当時の生活をリアルに伝えることで、過酷な歴史のなかで生きたひとりひとりの人生の喜びや幸せ、葛藤を感じていただけたらと思います。リンとして見えるもの感じるものを大切に、精一杯役として生きていきます。○桜井玲香 コメントこの世に生きる限り、身近な存在であり、決して忘れてはいけない〈戦争〉。その事実を、優しく、静かな厳しさをもって伝えてくれている作品だと感じました。映画、ドラマに続いてのミュージカル化。きっとまた新たなメッセージをこの作品でお届けできるかと思います。○音月桂 コメント多くの方に愛され、これから先もずっとずっと語り継がれていくであろう作品に触れ、携わることができてとても光栄です。激動の時代を強く美しく生き抜いた人々の物語…全身全霊をかけてお届けしたいと思います。皆さまの心に響くぬくもりのある舞台になりますように。(C)こうの史代/コアミックス
2023年08月22日2020年にコロナ禍で中止になり、今年再演されるミュージカル『ミス・サイゴン』は、奇しくも日本初演から30周年を迎える。エンジニア役の伊礼彼方と、キム役の昆夏美が大阪市内で開かれた取材会で思いを語った。ミュージカル「ミス・サイゴン」 チケット情報ベトナム戦争末期、エンジニア(伊礼のほか、市村正親、駒田一、東山義久の交互出演)が経営するキャバレーで働くベトナム人の少女キム(昆のほか、高畑充希、屋比久知奈の交互出演)は、アメリカ兵クリスと恋に落ちるが、サイゴン陥落の中、二人は引き離されてしまう…。社会の底辺から這い上がってきたエンジニアは、アメリカン・ドリームを夢見る貪欲なキャラクターだ。今回、初出演となる伊礼は、「オーディションのとき、今の僕は狼で、求めているのはハイエナだと言われた。この2年間で演じる引き出しも増え、ハイエナになる準備ができています」と語る。「エンジニアはフランス系ベトナム人で、僕はハーフ。僕も日本にきた時は、見た目や言語、文化が違い、自分だけが世界から取り残された気分で孤独を感じていた。その孤独を埋めるために悪ガキだった時期があり、エンジニアには同じような部分を感じる。彼は女の子を道具にし、人をモノとしか思わない。そういう接し方をしないと自分が保てないんじゃないかと僕は捉えていて、哀れな悲しい男だなと。その感情を隠し持った上で演じたいですね」と意欲的だ。一方、キムに扮するのは今回が3回目になる昆。「キムという役に出会ったころ私は20代で、パワーや前に向かっていく気持ちが強く、演じるにあたってそれがいい作用を及ぼしていた」と振り返る。若くして母親になるキムだが、「私に子どもはいませんが、友達に子どもが生まれたりして、年齢を重ねてきたぶん、変化が出てきました。少女が必死に生きてきただけではなく、母の面もプラスして見せられたらと思います」と話す。伊礼が、「昆さんが息子タムをどう抱くのか楽しみ。子どもの抱き方で愛情や役者がどこまで役を掘り下げているかが伝わってくるので」と言い、彼女を見つめると、昆は「顔を向けて言われたら怖い(笑)。頑張ります…」とうろたえ気味に応じ、会場は笑いに包まれた。また、お互いの役の印象については、「伊礼さんのエンジニアは本当にカッコよくて、華と色気がある」と昆が語れば、伊礼も「昆さんはキムを演じるのが3回目ですが、今もピュアさがあって素晴らしい」と昆を絶賛。本番でぜひ、確かめてほしい。7月24日(日)から28日(木)までプレビュー公演、7月29日(金)から8月31日(水)まで東京・帝国劇場、9月9日(金)から19日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて。その後、愛知、長野、北海道、富山、福岡、静岡、埼玉を巡演。チケットは順次発売。6月11日(土)10:00より大阪公演のチケット先行先着プリセールを実施。取材・文:米満ゆう子
2022年06月10日ミュージカル『ドッグファイト』の取材会がこのほど行われ、昆夏美がリモートで取材に応じた。同作は1991年に上映されたリバー・フェニックス主演の映画を2012年にオフ・ブロードウェイでミュージカル化した作品で、 2015年、2017年と日本でも上演されている。今回は初演・再演に続き屋良朝幸が主演を務め、東京・日比谷シアタークリエで9月より上演される。物語延田井は、ベトナム戦争出征前のアメリカ・サンフランシスコ。訓練期間を終えた新米兵士・エディ(屋良朝幸)、ボーランド(藤岡正明)、バーンスタイン(大久保祥太郎)の3人が、出征前の最後の夜に、一番イケていない女の子をパーティーに連れてきた者が賞金を得るという最低のゲーム「ドッグ・ファイト」に参加する。昆が演じるのはウェイトレスのローズで、主役のエディはローズをパーティーに誘うが、ローズの純朴さ、心の優しさに触れ心苦しさを感じ始める……という展開だ。主演の屋良とは『ロカビリー☆ジャック』(19年)でも共演している昆は、「私が初めて共演させていただいた時の役柄も外見にあまり自信がない女の子で、実は屋良さんに恋をしていて……というちょっと今回と似ている役だったので、屋良さんからは『昆ちゃんは俺と共演するといつも、自信がない女の子の役だよね』という話にもなりました」と明かす。一方で、今回演じるローズについては「自信はないけれど、弱々しくはない。内面から出ている芯の強さだったり、優しさだったりというのがある子だと思います」と分析。さらに「ローズは自分の殻に閉じこもって食堂から出られなかったところから、どんな理由であれパーティーに誘われて外に行く決心をするとか、どんなパーティーかを知って泣くだけじゃなく一言申してから帰るとか、再度誘われたら自分がどういう人間か証明するために出かけるとか、自分で1つずつ切り拓いて強く成長していく女の子だと思うんです。すごく勇気づけられるし、お客様にも『自分も頑張ろう』と思っていただけたらいいなと思っています」と、演じる役の魅力を表した。また、作品にちなみ「人生において1番戦ったこと」について聞かれると、昆は「1度自分が降板したことがありまして……」と、2016年の『ミス・サイゴン』を声帯結節で休演したことについて触れる。「そこで1回挫折を味わい、2020年に行われる再演に向けてモチベーションを持って生きてきたんですけど、コロナの影響でなくなってしまって……自分の思いと起こる出来事のギャップを埋めること、その中で精神を保つことが、戦いでした」と振り返る。『ミス・サイゴン』は2022年の公演も決定しており、昆も改めて出演する予定。「1回挫折して、そこから頑張ろうと思ったものがまた蓋される。コロナだから戦った、ということよりも、この5年間じわじわ自分と向き合ってきたのが、"戦った"ことだなと思います」と語った。東京公演は東京・日比谷シアタークリエで9月17日~10月4日、愛知公演は日本特殊陶業市民会館 ビレッジホールにて10月6日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて10月21日~10月24日。
2021年08月24日映画コメンテーターの有村昆(45)が8月16日、坂上忍(54)がMCを務める番組『バイキングMORE』(フジテレビ系)に生出演した。フリーアナウンサー・丸岡いずみ(50)との離婚後、彼がメディアに登場するのは今回が初めてのこと。禊の場となるはずが離婚に対して「切腹を申し入れた」などと表現し、火に油を注ぐ事態となっている。有村と丸岡は12年8月に結婚し、18年1月には代理母出産により男児が誕生している。しかし今年5月、『FRIDAYデジタル』によって有村の“浮気未遂”が発覚。さらに彼が女性を口説く際、性行為にちなんだクイズを出題したり、昼間から「アヒージョって言葉の響きがエロい」と言葉をかけていたことが報じられ顰蹙を買っていた。有村はその後、全てのレギュラー番組を降板し芸能活動を自粛することに。そして、それから約2ヵ月半後となる7月29日、離婚を発表した。そんななか『バイキングMORE』に出演し、「色んなことにお答えできればと思います」と切り出した有村。彼はケジメとして自ら離婚を申し出たといい、こう語った。「僕が彼女を傷つけてしまったことに変わりはないので、僕なりの言い方をするならば、これは切腹ものであると。ということで、切腹を申し入れたと。自分のしてしまった罪を、自分でケジメとして……。これは武士の世の話ですけど」するとコメンテーターのアンミカ(49)は「ごめん、わからへん」「いま令和やから」と思わずツッコミを入れていた。■「何で武士なんだろ」「笑った」「かっこつけてる」さらにアンミカはケジメについて「相手が『許せる』ってなるまで、自分が痛みを持つもの」と定義。そして「ケジメっていう美しい言い方。さっきも切腹とか、ここはカッコつける場所ではないから。そういうの聞くと、揚げ足とるようでごめんね、でも(心に)入ってこないから」と疑問視していた。ケジメをつけるため離婚を申し出たという有村。しかし自ら離婚を申し出たことを“切腹”とし、武士になぞらえるとはーー。ネットでは、呆れる声がこう上がっている。《笑った自分の事武士とか切腹とか言ってた》《「武士の気持ちで、切腹を申し入れた」なんか、かっこつけてるよな》《「切腹もの」て……行動も軽いし言葉も軽い》《何で武士なんだろ》《「けじめ」だの「切腹」だの、自分を綺麗に見せたがる言い方やめてほしいです》今回の離婚で親権を持つこととなった有村。活動自粛期間中からカラテカ・入江慎也(44)の清掃会社でアルバイトをしており、これからもそれを続けると番組で話した。しかし坂上は「それはちょっとラクしすぎだな。芸能界のツテなんて使っちゃダメですよ」と苦言。父として映画コメンテーターとして、信頼を回復することはできるだろうか?
2021年08月16日「この度、有村昆と丸岡いずみは、協議離婚したことをここにご報告させて頂きます」こうコメントを発表したのは映画コメンテーターの有村昆(45)とフリーアナウンサーの丸岡いずみ(49)だ。7月29日、離婚を発表した2人。各メディアによると「私的な事で、多くの方にご心配をおかけしてしまいましたが、何卒ご理解頂き、今後とも温かく見守って頂けたら幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます」とコメントを結んだという。有村と丸岡は12年8月に結婚し、18年1月には代理母出産により男児が誕生している。しかし今年5月、『FRIDAYデジタル』によって有村の“浮気未遂”が発覚。さらに彼が女性を口説く際、性行為にちなんだクイズを出題したり、昼間から「アヒージョって言葉の響きがエロい」と言ったりしていたと報じられ顰蹙を買っていた。有村はその後、全てのレギュラー番組を降板。そして芸能活動を当面の間、自粛するとも発表した。それから約2ヵ月半後、離婚する形となった。ネットニュースに「有村昆 離婚」との言葉が躍るなか、意外な反応が。というのも、ナンセンスなラップ芸でお馴染みのユニット・ジョイマンを連想する人たちが続出したのだ。彼らはこうツイートしている。《有村昆離婚てジョイマンみがある》《有村昆離婚のジョイマン感》《有村昆離婚ってジョイマンのネタにありそうだな》《有村昆離婚てそんな、ジョイマンじゃないんだから》本家であるジョイマン・高木晋哉(40)もTwitterで《有村昆 離婚》と早速呟いている。しかもその投稿は、なんと「有村昆 離婚」の第一報が報じられてから約20分後のこと。その素早さにネットでは《「有村昆離婚か〜」って、なんかジョイマンみたいだなと思ったらすでに呟かれていた》《ジョイマン高木「有村昆 離婚」ってツイートしようと思ってたのに先されてた》と驚く声が。また《有村昆の離婚をジョイマンから知らされた》《ジョイマン高木さんの“有村昆 離婚”ツイートネタではなくガチやった》《ホントのことだったのですね。調べちゃいました》と高木のツイートで有村の離婚を知った人たちもいたようだ。高木のリプライ欄には《離婚、もめたら遺恨》《不謹慎 ご乱心》《いずみ 離婚済》といった“大喜利”ツイートも並ぶ事態に。さらに同日、大島優子(32)が林遣都(30)との結婚を発表したためTwitterでは《優子けっこーん?》《優子が結婚、有村昆離婚って言うとってもジョイマンな日でしたね》との声も上がっている。高木のツイートは大きな反響を呼び、投稿から約7時間で2万もの“いいね”を記録。相方である池谷和志(40)の「なんだコイツ〜!」ツイートにも期待できそう?
2021年07月30日先日、映画コメンテーターの有村昆さん(44)がセクシー女優との不倫未遂を週刊誌にスクープされ、そのガツガツとした口説き方に失笑が集まりました。これを受け、有村さんは活動自粛を発表。現在は妻と子どものケアに尽くしているといいます。有村さんといえば、元々“ボンボン”エピソードを多数披露しており、明るくハイテンションな性格が親しまれていました。その明るさで妻の丸岡いずみさん(49)との共演も多く、新婚当時はラブラブエピソードを披露していましたから、今回の一件によるイメージダウンは避けられません。「あんなに仲が良さそうだったのに」と思った方もいるかもしれませんが、そういえば最近、同じく元々ラブラブをアピールしていた元卓球日本代表の福原愛さん(32)も、浮気をスクープされていました。浮気自体良くないことですが、ラブラブアピールからの浮気はさらにダメージも大きいものです。しかし芸能人に限らず、スタート時にはラブラブの熱々だったのに、気づけば温度が下がり、そして関係に興味を失っている人はかなり多いのではないでしょうか。それが自分のパートナーだったら避けたいところですが、その心理はどこにあるのかみていきます。■恋愛初期はボーナスタイム人というのは誰しもが恋愛のスタート時には熱量が高まり、ラブラブな時間に突入します。「あばたもえくぼ」で相手のすべてが良く見え、相手のすべてが愛しく感じる時期が、恋愛のスタート時といえます。しかしこのボーナスタイムは、人によって短くて1カ月ほど、長くても3年くらいで収束していきます。また、夫婦2人の時は仲が良かったけれど、子どもが生まれて親という役割を求められたところで、相手を異性として見られなくなり、関心を失うケースも多いです。ボーナスタイムが何年で終了するかは人それぞれですが、今回取り上げたような、アピールが激しいタイプの人は、そもそも相手から異性として求められ、満たされ、加えて周りから祝福される状態が恋愛であると考えているフシがあります。そうなるとスタート時のボーナスタイムが終わったところで相手への関心を失い、別の相手を見つけたほうがまた刺激的で満たされる。そんな風に思い、浮気に走ってしまうのです。■恋愛の目的が、信頼関係構築か欲求を満たしたいのかなぜこんな風に考えてしまうのかというと、恋愛やパートナーシップで満たしたいことがずれているからということもあるでしょう。本来だと恋愛やパートナーシップなど親密な関係はラブラブな時期も経験して通り過ぎた上で、さらに時間をかけて本当の意味で相手と自分の信頼関係を構築していくことに意味があったりします。しかしこうした恋愛初期段階で熱量が冷める人というのは、恋愛は「自分の満たされない欲求を満たし合うもの」だと思っている場合があります。もっと褒めてほしい。存在を肯定してほしい。寂しい気持ちを埋めてほしい。性欲を満たしたい。こんな気持こそ恋愛で満たすものだと考えており、そして恋愛初期には自然と満たされるものです。しかし関係が落ち着くと、だんだん相手はこうした欲求を満たしてくれなくなります。その結果、「なんかもう相手のことが好きじゃないかも。前みたいな刺激が足りない」みたいな感覚になり、別れを決めたり、「妻(夫)は家族」というカテゴリに入れ、恋愛枠の相手を新たに探し始めるのかもれしれません。■浮気性の中にある「寂しさ」いわゆる恋愛体質という人の心の中を紐解いてみました。浮気する側を養護するわけではありませんが、彼らもある種、可哀想な人であると、筆者は思います。恋愛体質が強すぎる人はそもそも生まれて初めて「愛」というものを実感するとされる幼少期に、不安定な愛情を受けて育ち、「満たされない」「寂しい」という感覚を心の中に大きく抱えているケースもあるからです。例えば、普段から養育者である親の情緒が不安定だったとか、理由もわからず、親が家に居たり居なかったりしたとか。他にも、普通の家庭環境だったとしても、言葉やスキンシップでの愛情のやり取りが十分なされないだけで、幼少期の子は寂しさを抱えてしまうといわれています。こうした小さい頃から抱えた満たされない感覚が、後に人前で過剰にラブラブアピールしたり、手っ取り早く愛情を求めて浮気する癖につながっていくケースはあります。有村さんや福原さんがどうだったかはわかりませんが、皆さんの周りの浮気性の人はどうでしょうか。浮気の被害者は当然、された側のパートナーです。しかし浮気する心理を紐解くと、する側も可哀想な側面があるのかもしれません(だからといって、それを手放しに許しましょうと言いたいわけではありませんが)。現在、有村さんはご家族のケアに向き合っているそうです。この向き合う時間が、夫婦の新たなパートナーシップの形成にプラスになること。そして新たなハイテンションアリコンとしての復活を、祈るばかりです。(文:おおしまりえ)
2021年05月25日5月13日配信の『FRIDAY デジタル』で、ラブホテル密会が報じられた映画コメンテーターの有村昆(44)。記事によると「キミの彼氏になりたいな」などと相手女性に積極的にアプローチしていたという。同誌の取材に対して、「軽率な行動をとったことに対し反省しております」と認めた有村。翌14日には所属事務所を通じて、芸能活動を自粛すると発表された。各メディアによると、レギュラーである『地方創生プログラム ONE-J』(TBSラジオ)と水曜コメンテーターを担当する『内山絵里加のふくわうち』(静岡・SBSラジオ)の降板も決定したという。有村は、フリーアナウンサーの丸岡いずみ(49)と’12年8月に結婚。互いに「いずみん」「こんちゃん」と呼び合うなど、仲睦まじい夫婦として知られている。だが有村の予期せぬ“裏切り”に、SNSでは《精神的に大丈夫なのかな》《可哀想すぎ》と丸岡を心配する声が広がっている。「丸岡さんは’11年に発生した東日本大震災の現地取材の影響もあり、重度のうつ病を患っていました。そんな彼女を結婚前から支えてきたのが、有村さんでした。2人は’11年4月に知人を介して知り合い、有村さんが丸岡さんに一目ぼれ。いっぽう丸岡さんは当初、有村さんを男性として意識していなかったそうです。ですが有村さんは、東京から丸岡さんの暮らす徳島まで何度も通ったのです。丸岡さんは結婚式で、有村さんのことを『苦しい時に隣にいてもらいたい人と結婚したかった。彼がまさにそうだった』と嬉しそうにしていました」(芸能関係者)■夫婦で苦難を乗り越えたのに…’18年1月に長男をもうけた夫妻だが、そこに辿り着くまでには並々ならぬ苦労を重ねていた。「丸岡さんは結婚直後に自然妊娠したのですが、流産してしまいました。その後も不妊治療に励みましたが、再び流産に……。強いショックを受けた丸岡さんですが、諦めきれず代理母出産に踏み切ったのです。有村さんも妻の決断を尊重し、積極的に知識を深めるなどしたといいます」(丸岡の知人)海外での代理母出産によって、念願の我が子に恵まれた2人。強い結束力で苦難を乗り越えたいっぽうで、経済的には厳しい状況に陥ってしまったという。「丸岡さんが不妊治療などに費やした費用の総額は、3~4千万円にのぼると言われています。また結婚してからの6年半で、夫妻の貯金は底をついてしまったそうです。そのことについて、有村さんもワイドショーで認めていました。それでも子供を授かった喜びのほうが大きく、『夫婦二人三脚で生きていく』と決意。都内に購入したマンションも、有村さん名義でローンを組んだといいます。息子さんは今年、3歳になったばかり。ますます育児費用もかかってきますし、有村さんが仕事を失うのは大きな痛手でしょう」(前出・芸能関係者)自らの過ちによって“無職”となった有村は、どのように家族と向き合っていくのだろうか。
2021年05月16日映画コメンテーター・有村昆(44)が女性に交際を申し込んでいたと5月13日に報じられた。しかし、その口説きぶりがネットで大炎上となっている。有村は12年8月、フリーアナウンサーの丸岡いずみ(49)と結婚。そして、18年1月には代理母出産によって第一子が誕生している。そんな有村だが、『FRIDAYデジタル』によるとバーで働く女性に「キミの彼氏になりたいな ムラムラした時はいつでも呼んでくださいね!」と発言したという。さらにディナーの際には、性行為にちなんだクイズを出題。また「何もしない」と約束をしたものの、ホテルで下半身を露出。別の日には、昼間から「アヒージョって、言葉の響きがエロい」など下ネタを連発したという。出会って間もないころから、女性に下ネタで猛アタックした有村。ネットでは下品な言動の数々に、「セクハラ!」など非難の声が殺到している。《有村昆ダッセぇな。とんでもないセクハラじゃんか》《下品な下ネタ言ってくるあたり、女バカにしすぎな?》《気持ち悪…セクハラオヤジやん》《女なめすぎ》有村は同件を受けて14日、芸能活動を自粛すると発表。さらに『地方創生プログラム ONE-J』(TBSラジオ)などのレギュラー番組を降板することも明らかになっている。騒動の余波はまだまだ広がりそうだが――。はたして、自粛で禊を済ませることはできるだろうか?
2021年05月14日映画コメンテーターの有村昆が、14日発売の写真週刊誌『FRIDAY』で女性問題が報じられたことを受け、芸能活動を自粛することが同日、わかった。有村が所属する芸能事務所・ホリプロは、公式サイトを通じて「弊社所属映画コメンテーター有村昆につきまして、一部報道にありました自覚の無い軽率な行動に対し当面の間、芸能活動を自粛することに致しました」と報告。「ファンの皆様、今回の報道でご迷惑をお掛け致しました各関係者の方々には心から深くお詫び申し上げます」と謝罪した。また、ラジオ番組の降板も決定。TBSラジオ『地方創生プログラム ONE-J』は「本日発売の写真週刊誌で、番組出演者の有村昆さんに関する報道がありましたが、これを受け有村昆さんは、当番組から降板することが決定しました。番組を楽しみにして頂いているリスナーの皆様にお詫び申し上げます」、SBSラジオ『内山絵里加のふくわうち』は「本日、水曜パーソナリティーの有村昆氏が芸能活動自粛を発表したことを受け、5月19日以降における当番組の有村氏の番組降板を決定いたしました。新しいパーソナリティーにつきましては決定次第、番組内で発表します」とそれぞれ公式Twitterで伝えている。14日発売の『FRIDAY』は、有村が緊急事態宣言下の4月下旬の夜にホテルで女性と密会したことなどを報じていた。
2021年05月14日昆夏美が、谷賢一の作・演出によるKAAT神奈川芸術劇場プロデュース『人類史』に出演する。これまでミュージカルを主戦場としてきた昆にとって初めてとなる、ストレートプレイ作品への挑戦。初日を約2週間後に控えた思いを語ってもらった。KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『人類史』公演・チケット情報人類200万年の歴史が、約120分で描かれる本作。ヒトはなぜ他の生物を押しのけ、地球の頂点に君臨することができたのか──。世界1,200万部を突破したベストセラー『サピエンス全史』に着想を得た谷が、二足歩行・言語の獲得・農耕の開始・科学革命といった人類の進化におけるターニングポイントを、無言劇・音楽劇・会話劇をハイブリッドさせながら舞台に立ち上げる。類人猿から天才数学者まで、今回さまざまな役に扮する昆は「新しい自分に出会えそうな予感がしています」とこのチャレンジを前向きに捉え、日々の稽古に取り組む。苦労しているのは、一幕冒頭で描かれる類人猿のリアルな動き。「膝を地面につけず、手と足のみで体を支える四足歩行をやったら……全身筋肉痛で」と苦笑しながら、肩こう骨から腕を回すなどゴリラのような動きを再現してみせた。一転、ガリレオの唱えた地動説が市井の人々に波紋を広げていく二幕は、数式や科学用語がバンバン飛び交う会話劇だ。ここで昆が演じるのは、数学・物理学・天文学の知識に長けた神童アウグスト。宇宙の摂理を数式で解明するシーンでは大量のセリフが待ち受けており、内容の難しさに圧倒されながらも「理解すれば自然と口を突いて出てくるはず」とめげる様子はない。「神や宗教といった“虚構”を信じる力が人類を発展させた」という『サピエンス全史』で提唱されている学説も、本作にはふんだんに盛り込まれる。国家の存在に疑義を唱えた奴隷が殺されてしまう古代エジプトや、行き過ぎた信仰が村八分を生むペスト大流行のエピソード、地球や宇宙についてもっと知りたい、繋げたい、と探求してきた人々の歴史を挙げながら、昆は「こうした歴史を私たち人類の“原点”と俯瞰できるのがこの作品の魅力」とまっすぐに伝えた。数万年単位で時を跳躍しながら進む物語には、どの時代・場所にもなぜか同じ容姿をした若い男(東出昌大)、若い女(昆)、老人(山路和弘)が登場する。この三者がどのように交差してホモ・サピエンスの歴史を紡ぐのか、またKAAT上演の『三文オペラ』(2018年)で谷とタッグを組んだドレスコーズの志磨遼平が手がける音楽にも注目したい。公演は10月23日(金)~11月3日(火・祝)に、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 ホールにて。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2020年10月16日劇作家・演出家の谷賢一作・演出舞台「人類史」に、東出昌大、昆夏美、山路和弘がメインキャストで出演することが決定した。いまから約10万年前。まだサルの一種に過ぎなかった人間は、肉食動物に追い回され、両手両足を使って地べたを這い回り、木の実や虫を食べて暮らしていた。それがあるとき二足歩行を始めたことで道具・言語・火などを手に入れ、またたく間に文明を開花させ動物界の頂点に立つ。やがて高度な社会を形成し、ついには科学の力によって宇宙の仕組みにまで到達することになるが、その驚異の発展を支えたのは「想像力」。物語は、数万年単位で時間を跳躍しながら進んでいき、どの時代・どの場所にも何故か同じ顔・姿をした「若い男」「若い女」「老人」が登場。それらは遠い先祖・子孫の関係のようにも見えるし、生まれ変わりのようにも見える。同じ顔・姿をしたこの三者を中心に10万年の人類史を駆け抜ける――。福島と原発の歴史を問い直した「福島三部作」で社会問題に鋭く切り込み、岸田國士戯曲賞・鶴屋南北戯曲賞をW受賞した谷さんが次に挑戦するのは、人類の歴史。人類が力の強い他の生物を押しのけてこの地球の頂点に君臨できたのはなぜか?その謎をホモ・サピエンスだけが持つ「虚構を信じる」という特殊な能力から読み解いたユニークな学説に着目し、言葉、身体表現、音楽が混然一体となった演劇ならではのアプローチで人類史を描く。音楽は、志磨遼平(ドレスコーズ)が担当し、「三文オペラ」で意気投合した最強コンビが壮大な世界観を表現する。また、音楽と並んで作品の重要な要素となる振付は、森山未來とのコラボレーションなどにも参加しているエラ・ホチルドが担当。物語の中心となる若い男・若い女・老人は、東出昌大、数々のミュージカル作品で活躍中の昆夏美、声優・俳優と幅広く活躍し、谷さんからの信頼も厚い山路和弘が演じる。ほかにも、演劇と身体表現を融合させる試みを体現する重要な役割は、谷さんとエラがオーディションで選んだ16人の俳優・ダンサーが担う。なお、チケット一般発売は9月19日(土)、KAme(かながわメンバーズ)先行発売は9月12日(土)となる。●コメント<谷賢一>怒涛のように、濁流のように通り過ぎる日常を一時停止して、人間について考える。人生について考える。それこそが劇場の意義だ。こうも慌ただしい日々を生きていると考えが及ばないが、「人間とは何だろう?」、そう改めて考えることができる場所が劇場である。劇場は省察の場所であり、哲学の場所であり、祈りの場所だ。本作『人類史』とは大きく出たが、要は人類がどう成長し、繁栄して来たかを描く一つの成長物語である。なぜ人類は他の生物を圧倒し得たか? どのように文化やコミュニケーションを発展させてきたか? その変遷をエラ・ホチルドの振付によるダンスと志磨遼平の作曲による音楽、そして演劇で描き出す。日常を一時停止して、考えてみよう。人類とは一体どのようにして、今日ここまで辿り着いたのか?<東出昌大>初めにお話を伺った際はその壮大なテーマに目を見張りましたが、今は演出の谷さんの向かれている方向を、共に見据えている心持ちです。視線の先にどのような地平が広がっているのか、今から稽古の日々を心待ちにしています。<昆夏美>今回このお話をいただいた時に、我々人類の歴史という、大きなスケールをどのように1つの作品にまとめるのかと興味と期待が膨らみました。演劇という表現の自由の可能性を持ってこそ、体現できる部分もあるのではと思います。難しそうな題材だと思う方もいると思います。でもまずはそれでいいと思っています。正直私も人類がどのように進化したのかと深く考えたことがありませんでした。この舞台で一緒に考えてみませんか?<山路和弘>人類史…。そりゃ毛皮のパンツにモジャモジャ頭、石の貨幣…etc。思い浮かべるのはその辺りか。ポスターを撮るというので髪は切らない様に心掛け、いざ現場へ。え?洋服?それもチョイとおしゃれな…。ハナっから裏切られたこの舞台、稽古場もさぞや気持ち良く裏切ってくれる事だろう。演出家谷賢一。楽しみだ。そしてしばらくひっ込んでろ、腰痛!コロナ!KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「人類史」は10月23日(金)~11月3日(火・祝)KAAT神奈川芸術劇場<ホール>にて上演。(cinemacafe.net)
2020年08月31日スリーエムジャパン株式会社(本社:東京都品川区代表取締役社長:昆政彦)が展開するポスト・イット®ブランドとスコッチ™ブランドは、新製品「コネクトディスペンサー/ホルダー」を2020年8月3日に発売します。■テレワークやフリーアドレス、シェアオフィスなどの働き方が多様化日本企業のテレワーク導入率は、年々上昇傾向にあります。総務省の調査(※)によると、導入企業の8割以上はテレワークの効果を実感しています。ワーク・ライフ・バランスの向上や生産性の向上など、時間と場所を有効に活用できる柔軟な働き方として今後も広がっていくことが予想されます。オフィス内での働き方にも変化が見られ、固定のデスクを持たず、業務内容やその日の気分に応じて、自席を選択できるフリーアドレス制やコワーキングスペース、シェアオフィスなどを採用する企業が増えてきています。※平成30年通信利用動向調査(総務省)■使いたいときにすぐに取り出せて、コンパクトに収納できる専用ケースを新発売!急なメモやタスク管理などに使われるふせんなどの文具は、「使いたいときに使いたい場所にある」ことが非常に大切です。働き方が多様化する今、文具はそれぞれの働き方に合わせていく必要があります。そこで3Mでは、ポスト・イットⓇブランドとスコッチ™ブランドが共同で、仕事場にふせんやテープをコンパクトに設置できる専用ケース付きの製品を新発売します。ふせんやテープを机の引き出しから探し出したり、共有の備品置き場に取りに行く手間がなくなると、作業がスムーズに進んだり、思いついたアイデアを逃すことがなくなり、仕事の効率や質の向上が期待できます。自宅勤務を始めた方は、これまでオフィスで使用していたふせんやテープを自宅の作業場に手軽に設置することができます。コミュニケーションに役立つポスト・イット®製品は、テレワーク中の家族とのコミュニケーションにも役立ちます。ポスト・イット®ブランドとスコッチ™ブランドは、本製品を通して、働く環境をサポートしていきます。【製品特徴】●好きな組み合わせで連結できるので、シーンや場所に最適化できるシーンや場所に合わせて製品を選択し、ケース同士を連結してコンパクトにまとめて設置することができます。個人デスクや在宅勤務などスペースがない場所では各人が必要な作業用ツールを組み合わせる、会議室や応接室などディスカッションをする場にはアイデア出しに必要なツールを準備しておくなど、シーンに応じてアレンジでき、ペンやカッターなど手持ちの文具も一緒に収納できます。皆が便利に使えるツールをひとまとめ 共有スペースセットデスク業務がはかどるツールをひとまとめ 作業効率化セットアイデア出しに必要なツールをひとまとめ 打ち合わせセット●同梱されている特殊なテープを使ってケースが固定できる同梱の固定用両面テープは、3M独自の技術による特殊処理粘着剤を使用したテープです。表面はベタベタしておらず、押し付けることで初めて固定できるという性能を持っており、設置場所を傷つけることなくはがすことができます。これにより設置する際の位置合わせや設置場所の変更がしやすくなります。ディスペンサーを固定すると片手でテープを引き出せるだけでなく、垂直面へも貼り付けられるため、今まで文具の保管が難しかった場所にも設置することができます。片手で引き出しができるので、作業性を損ないません。垂直面へも貼り付けられるため、いろいろな場所に 文具の保管が可能になります。※事務机、金属製ロッカー、プラスチック製品に貼付できます。壁紙等、設置に適さない面があります。詳細は製品内の説明書をご確認ください。【想定使用イメージ】オフィスや自宅での仕事の際にご使用いただけます。ケースは淡いグレーのすっきりとしたデザインで、白やグレーのデスクはもちろん、木目調のデスクにも馴染みます。オフィスの個人デスクや在宅勤務の 自宅作業にフリーアドレスやシェアオフィスなどの共有スペースで会議室や応接室でのディスカッションに【詰め替え可能製品】下記製品を詰め替えることができます。※詰め替えられる製品の画像は一例です。■共同開発のポスト・イットⓇブランドとスコッチ™ブランドについて今年で周年を迎える両ブランドは、本製品ラインを拡張していくことで、人びとの働き方・生き方をサポートしていくブランドを目指していきます。●ポスト・イットⓇブランド1980年に誕生したポスト・イットⓇブランドは、現在約150を超える国々で販売され、4,000を超える製品があります。様々なコミュニケーションの場で使用されてきたポスト・イットⓇブランドは、今年で40周年を迎え、「ThinkLoud」をコンセプトにさらに人びとのお役に立てる製品を開発販売していきます。●スコッチ™ブランド1930年にアメリカで世界初の透明テープを発明して以来、様々な種類のテープやのりを発売し、暮らしのパートナーとして長年愛されています。今年で90周年を迎え、これからも工夫ある製品作りで様々な用途にあった、「使いごこち」を実現します。■新製品発売に先立ち、テレワーク応援プレゼントキャンペーンを5月22日より実施!先着5000名様に無料でプレゼント!日頃デスクワークをされる方におすすめなふせんとテープをまとめてコンパクトに設置できる「コネクトディスペンサー/ホルダーセット」、または営業職や動き回る仕事が多い方におすすめな「ポスト・イット®強粘着製品ポータブルシリーズセット」のどちらかをプレゼントします。在宅勤務でもお使い頂ける製品ですので、自宅のお仕事環境を整えることにもぜひお役立てください!デスクワークをされる方のおすすめ! コネクトディスペンサーホルダーセット営業職や動き回る仕事が多い方におすすめ! ポスト・イット® 強粘着製品 ポータブルシリーズセット詳細は下記リンクにアクセスの上、申し込みをお願いします。無料でもらえる!プレゼントキャンペーン※ふせんの色、ディスペンサーの色、台紙の色はお選びいただけません。【製品仕様】3M、Post-it、ポスト・イット、Scotch、スコッチは、3M社の商標です。プレスリリースに掲載している内容は発表時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。<製品に関するお客様お問い合わせ先>スリーエムジャパン株式会社文具・オフィス事業部TEL:0120-510-333(受付時間平日9:00~17:00)「スリーエム文具・オフィス用製品」ページ【3Mについて】3M(本社:米国ミネソタ州)は、Science(サイエンス)を活かし毎日の暮らしをより豊かにすることを目指しています。売上高は321億ドルで、9万6,000人の社員が世界中のお客様の課題解決にむけて、創造的なソリューションを提供しています。3Mに関する詳しい情報は、www.3M.com/@3M/@3MNewsroom(Twitter)をご覧ください。また、3Mジャパングループについてはwww.mmm.co.jpをご覧ください企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年06月03日スリーエムジャパン株式会社(本社:東京都品川区代表取締役社長:昆政彦)は3月16日(月)より、「スコッチ・ブライト™多用途スポンジ異物混入対策用No.3030」をリニューアル発売します。製品画像使用イメージ2020年6月からのHACCP制度化に伴い、飲食店や食品工場、スーパーマーケットなどのフード業界では高度な食の安全管理が求められています。調理、製造工程内での危害要因を除去し、大切なお客様の食の安全を守るためには、リスク防止策が必要となります。本製品は、「異物混入対策」「食中毒対策」「有害物質対策」といった食の安全を確保する際に課題となる点に着目し開発した製品です。今回、従来品のスコッチ・ブライト™ブルーパッド付スポンジの製品名とパッケージを見直し、「スコッチ・ブライト™多用途スポンジ異物混入対策用No.3030」として発売します。今回のリニューアル発売では、HACCP対応に注目し、よりわかりやすい製品名に変更をしたほか、より多くの皆様にお役立ていただけるよう、従来品よりも価格を抑えました。また、HACCPの管理手法に寄与する製品として、「HACCPインターナショナル社認証マーク」を取得しています。【HACCP制度への対応をサポート】身近なスポンジで対策できる「異物混入対策」フード業界でリスクとして特に注目されるのが「異物混入」です。気を使っていてもお客様へ提供される製品に、店舗や工場等で使用をしているスポンジ片や、繊維片が混入してしまう可能性があります。異物混入対策としては、高耐久製品の使用や、万が一の混入時に視認しやすい色である“青色”を使用することなどが求められ始めています。食品を扱う現場で使用する消耗品に関してそのような対策を行うことは、食の安全が注目されている今だからこそ、重要なポイントとなっています。【製品特長】お客様の安心を考えた、プロ用スポンジ使用の5つのメリット。・ちぎれにくい…異物混入対策に不織布部分は強靭な繊維構造なので、ちぎれにくく異物混入対策に有効です。万が一ちぎれた場合も容易に見つけられるように、食品にはあまりない“青色”を使用しています。・へたりにくい…コスト効率の追求に不織布部分の耐摩耗性は、当社既存製品※の2倍以上あります。耐摩耗性が高くへたりにくいので、長持ちします。※スコッチ・ブライト™スポンジエース・キズつけにくい…食器・器具の保守に不織布部分には樹脂研磨粒子が含まれています。そのため、金属製食器、調理器具や陶器等の表面をキズつけにくいのに、コゲ等の汚れをスピーディに落とすことができます。・HACCPインターナショナル社認証取得…食品の安全を図る環境に対応HACCPインターナショナル社認証マークは、HACCPを運用し食品の安全を図る環境に対応できることを示しています。第三者機関による認証を取得した製品を日々使用することで、お客様への食の安全の対応姿勢も示すことができます。・2サイズ、4色展開で用途分けが可能…交差汚染対策にも色やサイズで使用用途や使用場所をわかりやすく使い分ける「ゾーニング」も未然にトラブルを防ぐ手法の1つです。本製品はわかりやすい2サイズ、4色展開となり、異物混入対策だけではなく、食中毒の原因となる交差汚染対策品としても効果が期待できます。【製品概要】製品名:スコッチ・ブライト™多用途スポンジ異物混入対策用No.3030色:キイロ、ピンク、アオ、ミドリサイズ:75×115mmメーカー希望小売価格:198円(税抜)/個素材:ナイロン不織布(樹脂研磨粒子つき)、抗菌ウレタンスポンジ製品名:スコッチ・ブライト™多用途スポンジ異物混入対策用No.3030Lサイズ色:キイロ、ピンク、アオ、ミドリサイズ:90×150mmメーカー希望小売価格:298円(税抜)/個素材:ナイロン不織布(樹脂研磨粒子つき)、抗菌ウレタンスポンジ====「スコッチ・ブライト™多用途スポンジ異物混入対策用No.3030」に関するお問い合わせは、カスタマーコールセンターTEL:0570-012-388====※3M、スコッチ・ブライトは3M社の商標です。【3Mについて】3M(本社:米国ミネソタ州)は、Science(サイエンス)を活かし毎日の暮らしをより豊かにすることを目指しています。売上高は321億ドルで、9万6,000人の社員が世界中のお客様の課題解決にむけて、創造的なソリューションを提供しています。3Mに関する詳しい情報は、www.3M.com/@3M/@3MNewsroom(Twitter)をご覧ください。また、3Mジャパングループについてはwww.mmm.co.jpをご覧ください。企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年03月19日スリーエムジャパン株式会社(本社:東京都品川区代表取締役社長:昆政彦)が展開するポスト・イット®ブランドは、2020年4月6日から「ポスト・イット®強粘着ふせん/ノートマルチカラースペシャルセット/全色入り(※1)」を40周年を記念し期間限定で発売します。※12020年1月時点日本導入色ポスト・イット® 強粘着ふせん マルチカラー スペシャルセットポスト・イット® 強粘着ノート マルチカラー 全色入り(※1)※12020年1月時点日本導入色■3Mの技術とひらめきから世界中で愛される「ポスト・イットⓇノート」が誕生ポスト・イットⓇノートは、実は強力な接着剤の開発の中で偶然生まれた製品でした。「よくつくけれど、簡単にはがれてしまう」という性質をもった奇妙な接着剤を何かに使えるに違いないと、研究・試行を繰り返す中で、「はってはがせるしおり」のアイデアにたどり着きました。1980年に全米で発売、翌年の1981年には日本でも発売を開始し、現在では、しおりとしてだけでなく、アイデアを考えたり、メモを残したりと様々なシーンにおいて活用されるコミュニケーションツールとして幅広く愛用いただいている製品となっています。今回は、そんなポスト・イットⓇ製品の誕生から40周年を記念し、2020年4月6日から期間限定のスペシャルパッケージを発売します。■ColorYourStory(※2)のコンセプトに基づいた40周年期間限定製品昨年7月に「ポスト・イット®強粘着見出し/ふせん/ノートマルチカラー」は、新色8色を加えた全21色をグルーピングし、8通りの組み合わせをラインアップしました。このたび、40周年限定製品として、全21色をグルーピングした8通りの組み合わせを全て楽しめ、ギフトやプレゼントに最適な「ポスト・イット®強粘着ふせんマルチカラースペシャルセット」と、全21色をグラデーションで楽しめる特製ケースに詰めた「ポスト・イット®強粘着ノートマルチカラー全色入り(※1)」の2製品をご用意しました。※2プロモーションコンセプト:ColorYourStory色の不思議な力を活かしたポスト・イット®強粘着製品。豊富なカラーのポスト・イット®ノートを使うことで、思いもしないアイデアが浮かんできたり、たった一言のメモで、想いの細部まで伝えられたり、トゲトゲしていた気持ちがふっと柔らかくなったり。色はポスト・イット®ノートの可能性を、そしてあなた自身の可能性を広げてゆきます。【製品特徴】■ポスト・イット®強粘着ふせんマルチカラースペシャルセット1色のマルチカラー製品を4色ずつ8つの組み合わせ(※3)で分類したふせん(75㎜×25㎜)が、小分けされています。見た目もお菓子のようにキレイに小分けされているので、お土産やちょっとしたギフトに喜んでいただけます。組み合わせごとに個装されているので、デスクの上でもバラバラにならずに使えます。※3色の組み合わせと特長■ポスト・イット®強粘着ノートマルチカラー全色入り(※1)75×75㎜サイズのポスト・イット®強粘着ノートマルチカラーの全色入りです。ポスト・イット®強粘着製品で使用している全21色を集めた限定製品です。白色の半透明ケースからはきれいな21色のグラデーションが見えて、置いておくだけで気分が上がります。これまで使ったことのない色を使ったり、チームでの話し合いやワークショップでもご活用いただけます。【使用イメージ】※一部異なるサイズの製品が含まれています。【製品仕様】ポスト・イット®強粘着ふせん/ノートマルチカラースペシャルセット/全色入り(※1)3M、Post-it、ポスト・イットは、3M社の商標です。プレスリリースに掲載している内容は発表時点の情報です。<製品に関するお客様お問い合わせ先>スリーエムジャパン株式会社文具・オフィス事業部スリーエム ジャパン株式会社 文具・オフィス事業部:0120-510-333(受付時間平日9:00~17:00)【3Mについて】3M(本社:米国ミネソタ州)は、Science(サイエンス)を活かし毎日の暮らしをより豊かにすることを目指しています。売上高は330億ドルで、9万3,000人の社員が世界中のお客様の課題解決にむけて、創造的なソリューションを提供しています。3Mに関する詳しい情報は、www.3M.com/@3M/@3MNewsroom(Twitter)をご覧ください。また、3Mジャパングループについてはwww.mmm.co.jpをご覧ください。企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年03月11日ゴールデンウイークの語源は映画の宣伝用語。今週は映画三昧というのはいかがでしょうか?年間約500本を鑑賞しているという映画コメンテーターの有村昆氏(42)にGWに、おすすめの“必見映画”を紹介してもらった。今回は、公開が終了した過去の映画。気になるものがあったら、DVDを借りに走ろう!■「この世界の片隅に」(配給・東京テアトル2016年公開)アニメーションの中で僕も妻も大好きな映画の1本です。絵のタッチが水彩画のような薄い感じで、もの凄く優しい。何気ない、のんびりとした、すずさんという主人公は本当に素朴なんですよ。今まで、たくさんの戦争映画ってありましたが、あんなに軍隊が出てこなくて、いち女の子の視点から見た戦争を描いた映画は、まずなかったです。あんなに、のほほんと暮らしていた女の子でさえも、戦争で腕がとれて、今後、どうやって、生きていっていいか、わからくなったりするんですよ。 自然災害とか戦争とか、いつ日本で起こるかもわからない出来事を1人の視点で、描いた傑作でしたね。GWに家族が集まった時こそ見て欲しいです。子供はアニメという取っつきやすさもあるし、おじいちゃん、おばあちゃん世代は戦争を知っているし、家族みんなで1本真面目な作品を、見てもらうのも、いいかなと思います。■「フィフティ・シェイズ」シリーズの「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」(配給・東宝東和2015年公開)「フィフティ・シェイズ・ダーカー」(2017年公開)「フィフティ・シェイズ・フリード」(2018年公開)の3部作。原作はアメリカのコミケみたいなところで大ヒットした自費出版の“官能小説”なんですよ。アメリカの主婦が、この小説にハマりまくったんです。それが映画化されたんですが、 この映画はアメリカで大ヒットを飛ばして、日本でもTOHOシネマズシャンテで全国ロードショーしました。R18でエッチなんですけど見た目が超オシャレで女性が見て凄くかっこいいと思える映画です。■「アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング」(配給・REGENTS2018年公開)主演がエイミー・シューマーというぽっちゃりしたコメディ女優さんで、日本語吹き替え版を渡辺直美ちゃんがやっているんです。主人公はトレーニング中に頭を打って気絶しちゃうんですが、その後に意識が戻って自分の姿を鏡で見たらスーパーモデル級に!でも周りの人たちは、前の彼女のままに見えているんですよ。自分だけはスーパーモデルになってると思っているので、 どんどん自信を持ち始めると、その勘違いが逆に好転していくんです。僕もこの作品を見ているうちに、なんか不思議と彼女がきれいに見えてくるんです。逆に「どうせ私なんて」って、うじうじ言ってると本当にそうなってしまうんじゃないかと。この映画は、物事は考え方しだいで、未来が変わるということを教えてくれました。ネガティブになって悩んでいる人におすすめです。悩んでいることが、ちっぽけに感じてきます。■「ビッグ・アイズ」(配給・ギャガ2015年公開)ティム・バートン監督作品で、1960年代のアメリカでの実話なんです。その時代に、画家のアンディ・ウォーホルが絶賛したこともあり、目がものすごく大きい女の子のイラストが、めちゃくちゃ流行ったんですよ。でも、そのイラストの作者のウォルター・キーンさんは実は、その絵を描いてなくて奥さんが描いていたんです。奥さんは、旦那が売れてくれれば嬉しいと思って描いていたんですが、旦那がパーティー三昧で遊び惚ける。でも絵がめちゃくちゃ売れて奥さんも裕福な生活をしているので、真実を告発するかどうかで悩む話です。だから日本でいうと佐村河内守さんと新垣隆さんのゴーストライター問題のようなストーリーでしょうか。今の時代は女性監督や女流作家とか、出てこられる時代ですけど、今から5、60年前の時代は男性の作品だから表に出られたという背景があるんですよ。だからその時代は、絵だけじゃなくて、小説など他にもゴーストライターで奥さんが書いていた可能性が、実は過去にあったんじゃないかというのを、一石投じる映画なんです。■「カメラを止めるな!」(配給・アスミック・エース、ENBUゼミナール2017年公開)もう地上波放送もされましたが、まだ見ていないという方は、このGWで是非見てもらいたいです。僕がはじめて知ったのは水道橋博士がTwitterで大傑作だとつぶやいているのを見て知ったんです。観てみたら面白すぎて、僕もひっくり返っちゃたんですよ。しかも映画の専門学校の卒業制作の作品で監督も出演者も無名 。37分間ワンシーンワンカットの長回しで、裏方が一生懸命やっているじゃないですか、こんな雑草魂で映画を撮るって素敵だなと思いました。■「恋人たちの予感」(配給・日本ヘラルド映画1989年公開)メグ・ライアンとビリー・クリスタルの出演映画で、“男女の友情は成り立つのか”というお話。10年来の友達の二人が男女の関係になるのですが、あくまで友達のまま。 しかし、男は 結婚したがるように。メグ演じる女性の方も少しづつひかれていって、最終的にどうなるか……。通常の恋愛映画なら最後は男女が「I love you」って言って終わるじゃないですか。なんとこの映画の最後は「I hate you」「あなたのことが大嫌い」と言って終わるんです。そのあたりも注目ポイントですね。もう一つ、他の恋愛映画との違いは女流脚本家が書いている点です。今までの恋愛もののヒット作は男性脚本家だったんです。おそらく世界で初めて女流脚本家が恋愛ものを書いて大成功した例なんですよ。本当の女性の気持ちは、女性にしかわからないということを教えてくれる映画なので、「そうよ、それそれ」と共感できる女性は多いと思います。■「アイ、トーニャ史上最大のスキャンダル」(配給ショウゲート2018年公開)アラフィフ・アラカン世代の方はご存知だと思いますがフィギュアスケートで過去2度冬季オリンピックに出場したトーニャ・ハーディングがライバル選手を襲撃して、負傷させた疑惑が浮上し、当時のワイドショーを騒がせたものを、実際に描いたという話です。それぞれ当事者に、インタビュー形式で質問して「私はやっていません」とか「私はトーニャに言われてやりました」とか答えているんですよ。でも、言ってることが食い違ってくる、果たして真実は……という話なんです。なぜトーニャが、あんなに暴力的なことをやってしまったのか。それは お母さんにルーツがあったということがわかるんです。スケート漬けの毎日で、お母さんはトーニャをめちゃくちゃスパルタ教育でボッコボコにしているんです。トーニャはそういったお母さんを見て育ったので、こういった事件を起こしてしまったのか……という部分もある。だからアラフィフ・アラカンの女性がこの作品を見たときに今まで自分がどういう風に子供を育ててきたかというのを自己確認できる映画です。(取材・文:インタビューマン山下)
2019年04月30日映画コメンテーターの有村昆が21日、オフィシャルブログを更新し、登山家・栗城史多さんがエベレスト下山中に亡くなったことを受け、沈痛な思いをつづった。有村昆有村は、冒頭で「生前から仲良くさせて頂いた栗城史多さんが亡くなりました」と訃報に触れ、「正直、驚きを隠せません。。。」と心の整理がつかない様子。「彼のチャレンジ精神には僕も勇気付けられました」と勇姿を振り返った。「賛否色々なご意見があった事も事実ではありますが、彼なりのスタイルで考え、行動し、精一杯、生き抜いた人だと思います」と称えながら、「ご冥福をお祈りします」と悼む有村。栗城さんとのツーショット写真を公開し、「写真は、我が家のホームパーティで、栗城史多さんからエベレストの写真を頂いた時のもの。今も我が家に、飾ってあります」と明かす。また、「僕の友達の冒険家福永弁護士も、現在エベレスト登頂成功し今下山をしているので、とても心配です。VR人狼渋谷の協同経営者でもあります」と友人の身を案じ、「どうぞ無事に戻られますように」とメッセージを送っている。
2018年05月22日俳優の香川照之が、7月13日から10月8日まで東京・上野公園の国立科学博物館で開催される特別展「昆虫」の"昆活マイスター"(オフィシャルサポーター)を務めることが12日、発表された。"昆活マイスター"を務める香川照之同展が呼びかける"昆活"とは、「昆虫に興味を持つ・学ぶ・採集するなど、昆虫に関わるすべての活動」のこと。昆虫の魅力を伝え、薄れつつある人間と昆虫の関わりを再び強めたいという同展の考えが香川の思いと一致し、就任に至った。不定期放送されている『香川照之の昆虫すごいぜ!』(NHK Eテレ)でカマキリ先生に扮するなど、昆虫好きとして知られている香川。今回の就任発表を受け、「僕が若いころは人々のまわりにも昆虫がたくさんいました」と回顧し、「でも環境の変化で、身の回りの昆虫も少なくなってしまいました。昆虫を触ったことがない人も多くなったのではないでしょうか」と推測する。そして、「この特別展『昆虫』で、みなさんにぜひ昆虫の魅力を知ってほしいと思います」と同展への思いを伝え、「たくさんの昆虫に触れ、その生命力や、ボディの美しさを感じてください。きっと明日からの生活に活かせる何かが見つかるはずです」と呼びかけている。
2018年03月12日この秋、待望の再演を果たすミュージカル『アダムス・ファミリー』。お化け一家の主人ゴメスを演じる橋本さとしと、その長女ウェンズデー役の昆夏美は、初演でもユニークな役作りで大評判を取った。ミュージカル『アダムス・ファミリー』チケット情報「よく集めたなというくらい個性的なキャスト揃いで、初演の稽古場には日本人が欧米の作品をやる時の違和感が一切ありませんでした。今回また家族で集まることができると思うと、嬉しいです」と語るのは橋本。初演では、妻と娘を愛するチャーミングなパパを熱演し、読売演劇大賞優秀男優賞も受賞した。昆が「さとしさんが(妻モーティシア役の)真琴つばささんと一緒にノリノリでタンゴを踊られる姿、とても素敵だったんですよ。私はそれまでコメディタッチの舞台に出た経験があまりなかったので、さとしさんをはじめ皆さんの演技は勉強になりました」と振り返ると、橋本は「いやいや、滅多に笑わないウェンズデーだけど、ほくそ笑み方がめっちゃ上手で、しかも笑顔が可愛くなくて絶妙だった!劇中、ゴメスがウェンズデーに対して『娘が成長して嬉しいけど寂しい』という気持ちを表す場面があるのですが、これが実に微笑ましくて泣けるんですよ」と笑顔を浮かべた。再演では、キャストの一部が新メンバーに。モーティシア役には、初演からの真琴に加え、新たに壮一帆が参加。橋本と昆はふたりの妻/母を相手に演じる。橋本は「妻ひと筋のゴメスなのに、こっちにもあっちにも妻が!複雑ですよ」と笑いつつ「壮さんとは舞台『魔都夜曲』でもご一緒し、チークダンスを踊ったので、良い距離感ができています。新しく入って来られる方々から、僕らも新しいものをみつけさせてもらうのが楽しみですね」と期待をにじませる。また、橋本が「恋愛もので相手が複数キャストの場合、この人好き、この人好きになれない、とかあるの?」と昆に質問し、昆が「好きになれないことはないのですが、人によって、与える愛だったり受け入れる愛だったりと、ポイントが変わります。相手の方と一緒に呼吸し、反応しながらお芝居を作る面白さも難しさも、近年ますます感じています」と答えると、橋本も「そうだよね。役者としての技量だけでなく、人間としての度量や大きな意味での愛が試される」と頷いた。「とにかく愛が充満している舞台だし、家族や人種のことなど社会風刺もしている。そして白井晃さんの演出も絵本のような美術も本当におしゃれなので、ぜひ観ていただきたいですね」(橋本)「 ブラックなところもありつつ、ユーモアと家族愛がいっぱいのハッピーな作品。私自身は初演では手探りでしたが、今回は戦略的な笑いにも挑んで、お客様とのキャッチボールを楽しみたいです」(昆)本公演は10月28日(土)から11月12日(日)までKAAT神奈川芸術劇場ホールにて。10月1日(日)にはMARK IS みなとみらいにて製作発表&楽曲披露イベントの開催も決定。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2017年09月21日ディズニーの実写版『美女と野獣』の日本語吹き替え版のプレミアム上映会が4月12日(水)に開催され、吹き替えキャストの昆夏美、山崎育三郎、岩崎宏美、村井國夫、吉原光夫、藤井隆、小倉久寛、島田歌穂が揃って登壇し、今宵限りのダンス&歌唱を生で披露した。魔法で醜い野獣に姿を変えられた王子と心優しき娘・ベルの純愛を描き、大ヒットを記録した不朽の名作アニメの実写版となる本作。エマ・ワトソンが主演することで話題を呼んでいるが、日本語吹き替え版もミュージカル界の実力派が参加して期待が高まっている。この日は、映画を観終えたばかりの観客の前でパフォーマンスを披露。昆さんと山崎さんの「美女と野獣」に始まり、藤井さん、吉原さんを中心とした「強いぞガストン」、昆さんと村井さんの“父娘”による「時は永遠に」、岩崎さん、島田さん、小倉さんの「ひとりぼっちの晩餐会」、そしてアラン・メンケンが本作のために新たに書き下ろした新曲「ひそかな夢」の山崎さんによる独唱、最後に全員の歌唱&ダンスによる「美女と野獣」という盛りだくさんのステージで、会場を訪れた観客を魅了した。キャスト陣はステージを終えると、一様に「緊張しました!」とふり返り、ホッと安どの表情を浮かべていたが、客席は惜しみない拍手!山崎さんは、歌唱の中で、野獣から王子へと、少しずつ、声を変化させてることを明かし「こんなにも野獣を愛おしく思ったのは初めて。繊細に野獣の心が描かれているので、ぜひ男性にも見てほしい作品です」と訴える。昆さんは好きなシーンとして「ロンドンプレミアで見たとき、最初に涙した」という時計を修理する父親とベルのシーンを挙げる。さらに野獣とのシーンについても言及。「小さいときから『美女と野獣』で一番好きだったのが、この衣裳を着て、ベルと野獣が微笑みながら踊るボールルームのシーン。今回の映画では、細かいところまで描かれていて、壁の画が踊っている姿がズームされていて、お城全体が、全員が2人を祝福してるのが伝わってきました!」と興奮の面持ちで語る。山崎さんは、さらにその後のシーンに触れ「ボールルームのシーンからの『ひそかな夢』のソロナンバーですが、初めて聴いたときは衝撃で『こんな美しいメロディがあるんだ!』と思いました」と語る。そして、そこでの野獣の心の変化――「過去を後悔しながらも、彼女への想いを確信する、大きく変化していくシーンが好きです」と強い思い入れを口にした。普段は、字幕で映画を観ることが多いというキャスト陣だが、本作に限っては「日本語吹き替えで観てほしい」と胸を張る。特に岩崎さんは「自分で出ていて言うのもなんですけど、絶対に日本語版のほうがいいです!観ていて『こういうことか!』という発見もありました」と力強く語り、昆さんは「1回、2回と言わず、10回、20回と観てほしい」と本気の口調で語り、喝采を浴びていた。『美女と野獣』は4月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年04月12日主演のエマ・ワトソンがベル役を演じる実写版『美女と野獣』。この度、本作のプレミアム吹き替え版でベル役を演じる昆夏美と、現在京都で上演中の劇団四季 ディズニーミュージカル「美女と野獣」で野獣を演じる田邊真也、ベルを演じる平田愛咲との夢の対談が実現。実写版と舞台版、そしてアニメーションの違い、作品「美女と野獣」の魅力について語り合った。先日、ついに全米で封切られた本作は、オープニング3日間で1億7千万ドルという驚異的な興行成績を叩き出し、3月公開作品の記録を更新。全世界ではすでに3億5千万ドルを達成し、『マレフィセント』や『シンデレラ』を超え、またあの『ハリー・ポッター』シリーズのオープニング記録を抜いて、エマ主演作品史上No.1となり、4月の日本公開もますます期待が高まる。今回、本作の公開を記念して実施された対談では、一足早く実写映画版を鑑賞した田邊さんは、「僕の中で作っていたイメージが完全に視覚的にとらえられた。イメージが広がりましたね」。平田さんも「私もアニメーションのファンで、ミュージカルをやらせていただくときに、アニメーションからイメージを膨らませていましたが、実写版はより奥行きがでているなと思いました」と語る。また、舞台との違いについて昆さんは「ベルには母親がなぜいなかったのか、父親はどうして母親のことを語らなかったのかなど、いままでアニメーションや舞台で描かれなかったベルや野獣のキャラクターの背景が描かれているのは大きなポイントです」と実写版で明かされる新しい一面について明かす。アニメーション版にはなく、舞台版と実写版にはある“野獣のソロ曲”について田邊さんは、「舞台では薔薇に触れようとするベルに対して、『出ていけ』と言った後に野獣が歌う『愛せぬならば』。一方、実写版では本当はベルに愛しているといいたいのに、愛しているからこそ父親の元に帰した後に歌う『ひそかな夢』。位置関係は異なりますが、ともに彼女を愛するという同じ想いを歌っていますね」と野獣役ならではの思いを語り、「僕は今日も楽曲を聴きました。聞けば聞くほどいい曲で癖になります。『ひそかな夢』は僕もぜひ歌ってみたいですね」と話していた。一方、エマ版ベルの魅力について平田さんは、「すごく現代的な女性。エマが演じることによって。アニメーションは26年前の作品ですが、いまの私たちとなんら変わりがなく身近に感じましたね」と話し、昆さんは「彼女の元々持っている凛とした印象というのは、今回の映画版のベルの見どころだなと思います。アニメーションだと、もう少し可憐で女性らしいイメージがあったのですが、映画版だと強さや自立した女性の印象を受けました」「いままでイメージしていたベルとは少し違うとみなさんも思うんじゃないかな」とコメント。また、「美女と野獣」を語る上で欠かせないのが、ボールルームのシーン。「きれいでした!アニメーションもすごくきれいですけど、美しいイメージがそのまま再現されていました」と平田さんは絶賛し、田邊さんも「とても美しく、圧倒されました」と2人共うっとりした表情を浮かべた。そして、対談前に舞台を観劇した昆さんは、「今日2人が舞台でドレスを着て踊っているときに、黄色いドレスって条件反射で泣くんだなって(笑)。野獣がコグスワースとルミエールに『大丈夫だよ』と励まされて出て行って、そこにベルが待っているというところでもう号泣。優しくて愛のある美しいメロディーのもと2人で踊るシーンは本当に名シーン!『美女と野獣』でやっぱりこのシーンが一番好きだなと思いました」と熱弁。日本公開をあと1か月程に控えた本作。これから実写映画を観る人たちへ向け、「新しい『美女と野獣』です。四季による舞台版を愛してくださっている方にはぜひご覧いただきたいですね」(田邊さん)、「舞台版よりもさらに奥行が生まれた実写版。より広く深く『美女と野獣』のことを知ることができると思います」(平田さん)とメッセージを寄せている。『美女と野獣』は4月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月24日ディズニーの完全実写版映画『美女と野獣』のプレミアム吹き替え版キャスト発表会が1月31日(火)、都内にて開催され、昆夏美(ベル)や山崎育三郎(野獣)をはじめ11名の日本語吹き替え版キャストが意気込みを語った。発表された吹き替え版キャストは、昆夏美(ベル)、山崎育三郎(野獣)、岩崎宏美(ポット夫人)、村井國夫(モーリス)、吉原光夫(ガストン)、藤井隆(ル・フウ)、成河(ルミエール)、小倉久寛(コグスワース)、濱田めぐみ(マダム・ド・ガルドローブ)、島田歌穂(プリュメット)、池田優斗(チップ)という豪華な顔ぶれで、ミュージカル界の実力派が集結した。同作は、その芸術性と完成度の高さから、アニメーション映画としては史上初めて米アカデミー作品賞にノミネートされ、いまなお愛され続けている名作『美女と野獣』を、主演にエマ・ワトソンを迎えて実写化したエンターテインメント。村の美しい娘・ベルを担当する昆さんは、「ベル役をエマ・ワトソンさんが演じられると知ったときに、『なんて、ぴったりなのだろう!』と思いました」と声を弾ませた。「そのベル役を私が吹き替えさせていただけるということで、たいへん光栄に思っています」と吹き替え版キャストに選出されたことに歓喜。「世界中の女性が、『美女と野獣』のあの音楽と、ベルが着ている黄色いドレスに、誰でも一度は憧れたと思います」といい、「その世界観が実写化でどう描かれるのかということを私自身楽しみにしつつ、ここにいる11人の皆様とがんばって行きたいと思います」と意気込みを言葉にした。イベントでは、同作のビル・コンドン監督から「本作はエマ・ワトソンやダン・スティーヴンスら豪華キャストが出演しますが、引けをとらないプレミアム吹き替え版キャストの声を聞いてとても興奮しています。特別な吹き替え版になると確信しています」というビデオメッセージが紹介される一幕があった。監督の言葉を聞いた昆さんは、「『特別な吹き替え版になると確信しています』と言ってくださったので、力になりますし、身が引き締まる思いです。これから収録を迎えますが、『プレミアム吹き替え版キャスト』と言っていただけるような作品にしていきたいと思います」と意気込みを語った。野獣役の山崎さんは、「『いつかディズニーの吹き替えをしたいのだ』と幼いころから思っていました」とふり返った。「『思い続ければ夢は叶うのだな』ということを改めて実感しています」と心境を紹介。「いままでアニメなどでは語られることのなかった野獣の悲しい生い立ちなどがこの作品には入っています。繊細な部分など、いままで語られることのなかった部分を見ていただきたいですし、男性にもぜひ見ていただきたいなと思います」と作品への熱い思いを言葉に。「この作品は単なる実写版ではありません。今後100年語り継がれるエンターテインメントになります」と力強く語った。映画『美女と野獣』は、4月21日(金)全国にて公開。(竹内みちまろ)
2017年01月31日女優のエマ・ワトソンが主演を務めるディズニーの実写映画『美女と野獣』(4月21日公開)の吹替版キャスト発表会が31日、都内で行われ、主人公ベルを昆夏美、野獣を山崎育三郎が担当することが明らかになった。発表会では、ピアノとチェロの演奏に乗せて吹替キャストを紹介。ベル役の昆と野獣役の山崎は名曲「美女と野獣」を歌いながらステージに登場し、11人の吹替キャスト全員で歌唱した。昆と山崎のほか、ル・フウは藤井隆、ポット夫人は岩崎宏美、モーリスは村井國夫、チップは池田優斗が担当。ガストンは吉原光夫、ルミエールは成河、コグスワースは小倉久寛、マダム・ド・ガルドローブは濱田めぐみ、プリュメットは島田歌穂が演じる。アニメーション映画として史上初めてアカデミー作品賞にノミネートされ、今なお愛され続けている『美女と野獣』。このたび主演にエマ・ワトソンを迎えて実写映画として新たに生まれ変わる。監督は、ミュージカル『ドリームガールズ』や『シカゴ』を手掛けたビル・コンドンが務める。
2017年01月31日キーラ・ナイトレイ主演の映画『はじまりのうた BEGIN AGAIN』のブルーレイ&DVD発売を記念して9月11日(金)、映画コメンテーターの有村昆とシンガーの城南海によるトークイベントが開催された。『ONCE ダブリンの街角で』が広く支持されたジョン・カーニー監督による本作。ニューヨークを舞台に悩める人々が歌を介して繋がり、人生を切り拓いていくさまを描く。有村さんは、キーラ・ナイトレイ演じる主人公が歌手を志しながらもなかなか芽が出ず、パートナーの方が売れっ子になってしまうという状況に共感!「いずみん(=妻の丸岡いずみ)の方が僕よりもぶっちゃけ、単価が高いんです。キーラの気持ちが分かる」と語り、お昼の某番組の出演についても「1年経って、番組のキャストが半分になったんですが、いずみんは残ってアリコンはクビでした…」と夫婦間格差の葛藤を告白し「夫婦で共感できます」と映画をアピール(?)。城さんは「『ONCE ダブリンの街角で』が好きで見ていて、同じ監督でこれも音楽の映画ということで楽しみにしてました!」と明かす。映画を見て「スタートからステキでキーラの歌声にもビックリしました!ギターで歌うんですけど引きこまれました」とキーラの歌声を絶賛する。さらに「映画の中で道行く人や友人のミュージシャンを巻き込んでいくという画期的なレコーディングをしてるんですが、マネしたいと思いました」とも。有村さんも「山手線でやってみたら?」とノリノリで提案した。また城さんは映画の中でイヤホンを共有して一緒の音楽を聴く姿に「キュンキュンした」とニッコリ。ブルーレイ&DVDの初回仕様にはそのためのイヤホン用のスプリッタ―が特典で付いてくるが、城さんは「お互いのセットリストについて話をして心を通わせるんです」と説明し、有村さんに「いずみんさんと使ってください」と提案。有村さんは「夫婦で好きな音楽が全然違うんです。いずみんは自然の音とかが好きで、こないだも車で奥入瀬川のせせらぎを聞かされて眠くなって危なかった」と苦笑交じりに語っていた。『はじまりのうた BEGIN AGAIN』ブルーレイ&DVDは10月7日(水)リリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:はじまりのうた 2015年2月7日より全国にて公開(C) 2013 KILLIFISH PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
2015年09月11日