「KAT-TUN」上田竜也が新ドラマ「ネメシス」に出演することが決定。広瀬すずと櫻井翔が演じるアンナと風真のいるチームネメシスの新メンバーとなり、“アニキ”と慕う櫻井さんと初共演を果たす。本作は、櫻井さん演じるポンコツ探偵と、広瀬さん演じる天才すぎる助手が、超難解な事件を次々解決していく極上のミステリー・エンターテインメント。今回、上田さんが演じるのは、依頼されたものは何でも作ってしまう、超職人気質な謎の道具屋・星憲章。横浜にある映画館「ジャック&ベティ」の地下にある星の仕事場に行くためには、顔認証に静脈認証、さらには合言葉を言わなければならない。そして、星に依頼をするためには、ある鉄の掟を守らなければならない。それは、“レアな駅弁を持参すること”。レアであればあるほど、面会時間は長くなる――という癖が強すぎるキャラクターだ。また、チームネメシスの道具屋という役どころで、どうやら風真とは昔からの顔馴染みのようだが、星は風真のことを完全に信用していない様子。初見のアンナに対しては「信用出来ない。なんか面白いことやって」と、信用ポイントは面白いかどうか…というこれまた謎ルールがある。さらに2話以降も、アンナと風真の凸凹推理をサポートする超便利な道具を作り出し活躍する。上田さんは「探偵ものでありながら、コミカルなシーンもあったり、いろんな要素が含まれていて脚本が面白い」と本作について語り、「星くんのキャラクターは、気難しい感じでいくのか、オタクっぽい要素を出した方がいいのか、様々なパターンを思い浮かべることができて楽しみでした。駅弁に物凄い執着があったりするところも興味深いキャラクターで、シーンシーンで演じることを楽しめるように心がけました」と今回の役柄についてコメント。共演の広瀬さんと櫻井さんについては「広瀬さんと櫻井さんとの掛け合いは、とても安心感があって、初日とは思えないほど自然に入りこむことができましたし、2人のテンションも身近に感じられて楽しめましたし、キャラクターの可愛らしさも出ていて、とてもいいコンビだと思いました」と印象を明かしている。「ネメシス」は4月、毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年03月30日「女性理事を選ぶというのは、日本は文科省がうるさくいうんですよね」「だけど、女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」「女性っていうのは競争意識が強い。誰か1人が手をあげていうと、自分もいわなきゃいけないと思うんでしょうね」かつて首相も務めた、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長(83)がJOCの臨時評議員会で上記のように発言。女性蔑視との批判が高まっている。各メディアによるとJOC評議員のメンバーはこうした発言を批判するのではなく、笑いをこぼしたという。しかし、笑ってる場合ではない。五輪憲章の「オリンピズムの基本原則」には五輪憲章の定める権利および自由は“性別”などの理由による、いかなる種類の差別も受けることなく「確実に享受されなければならない」とある。さらに、こうつづられている。「男女平等の原則を実践するため、 あらゆるレベルと組織において、スポーツにおける女性の地位向上を奨励し支援する」(第1章2-8)つまり、五輪とは「性差別をなくす」ことを理念としているのだ。■性差別をなくすために、東京五輪でも取り組みが森会長の発言はThe New York TimesやWashington Post、AFPやロイター通信といった海外メディアを通して、瞬く間に世界中に報じられた。さらにはJOCメンバーが“笑って流した“ため、《JOCももう一度オリンピック憲章読み直した方が良い》《組織を挙げてオリンピック憲章に反旗を翻した事になります》と厳しい声がネットに上がっている。近年、IOCは「性差別をなくす」ことに力をいれている。そのため、東京五輪でも様々な取り組みがなされている。「14年4月にIOCは『アジェンダ2020』を発表。その提言11には『男女平等を推進する』と明記されており、女性の参加率を50%にすることや男女混合種目を増やすことが具体的な取組みとして紹介されています。そして東京五輪では、女子の参加比率が過去最高の48.8%に。また史上初めて、各国のNOCに男性および女性メンバーが最低1人ずつ含まれています。さらに開会式で旗手を務める選手を男女1人ずつ選出するよう推奨されることとなりました」(全国紙記者)■「より良い未来へ、ともに進もう」を掲げているが……それだけではない。東京五輪は未来志向的に、「性差別をなくす」ことを目標としているのだ。「15年、国連で世界のリーダーたちによって『持続可能な開発のための2030アジェンダ』が採択されました。掲げられた17の目標のなかには『ジェンダー平等を実現しよう』とあり、その目的はすべての女性と女児のエンパワーメントを図ることです。また30年までにジェンダー平等を達成するロードマップも策定しており、スポーツをその重要な鍵として位置付けています。そんな2030アジェンダに『貢献する』と、東京五輪の公式サイトにあるのです。しかし森会長だけでなく、その発言を笑っていたメンバーを擁するJOCは女性のための未来を描く2030アジェンダに貢献することができるのでしょうか」(前出・全国記者)東京五輪の持続可能性コンセプトは「Be better, together/より良い未来へ、ともに進もう」。しかし、JOCは過去に取り残されたままではないか。
2021年02月04日