(画像は花王ソフィーナ公式サイトより)日差しが強くなるこれからの季節に日差しが強くなるこれからの季節に役立つ「50代からの紫外線対策」が花王ソフィーナの50代向けWebサイト「新・50代のためのキレイ相談室」で公開されている。乳液のつけ方などをわかりやすく解説「50代からの紫外線対策」では1日中うるおい続ける紫外線カット乳液乳液「グレイスソフィーナ」などの50代の方におすすめしたい紫外線対策品や紫外線カット乳液のつけ方など親切丁寧に紹介されており、紫外線が強くなるこれからの季節に見ておきたいサイトに仕上がっている。また、50代の方に特に要注意とされている肌の奥深い部分にまで届き、ハリや弾力が失われる原因の紫外線「UV-A」から肌を守る「保湿」の仕方なども紹介されている。花王ソフィーナ「50代からの紫外線対策」で今日から紫外線対策を始めてみてはいかが?【参考リンク】▼花王ソフィーナ「50代からの紫外線対策」
2014年04月30日(画像はプレスリリースより)50代をもっとキレイに株式会社花王は、花王ソフィーナの50代向けWebサイト「キレイ相談室」の中で2014年2月17日(月)よりコンテンツ「50代にふさわしいメイクのコツ」を公開中です。「キレイ相談室」は、50代の女性4,690人を対象にしたアンケート調査で寄せられた「自分の肌色に合うファンデと口紅って?」「いつまでも若々しい印象でいるには?」といったスキンケア・ファンデーション・メイクなどの悩みや疑問に対し、毎回Q&A形式で応えていくサイトです。50代の女性の「今さら聞けない」美容の悩みに応えていきます。今回の「50代にふさわしいメイクのコツ」では、何か新しいことを始めたくなる春に向け、「もっと若々しく見えるファンデーションの塗り方」や「ちょっとしたコツで印象を変えられるチークの入れ方」など、ちょっとしたテクニックを加えるだけで普段のメイクを少しだけバージョンアップをする方法を画像・動画でわかりやすく公開しています。人気商品の現品プレゼントもまた、「CLUB SOFINA」会員限定でソフィーナ、プリマヴィスタのスキンケア・ベースメイク商品の現品プレゼントも実施します。締め切りは2014年3月11日(火)23:59です。春向けのスキンケア・メイクの準備を万全にして春をキレイで迎えましょう。【参考サイト】▼株式会社花王 プレスリリース/PR TIMES▼50代にふさわしいメイクって?/キレイ相談室
2014年03月01日お笑いタレントの板尾創路が、3月29日に公開される特撮映画『平成ライダーVS昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』で、仮面ライダー役に初挑戦することが31日、明らかになった。本作は、現在放送中の最新作『仮面ライダー鎧武/ガイム』ら平成ライダー15人と、ヒーロー像の原点を作り上げてきた『仮面ライダー1号』ら昭和ライダー15人が激突。"平成VS昭和"という掟破りのライダー対決とともに、昭和から平成へ、世代を超えて受け継がれてきた『仮面ライダー』の魂と歴史の集大成というべき、奇跡の物語が描かれる。板尾が演じるのは「仮面ライダーフィフティーン」役で、15作品目という記念すべき映画オリジナルのライダーということから15種類に変身するという。板尾は「50歳になって仮面ライダーに変身できるなんて夢のようです! しかも1号ライダーと共演なんて死にそうでした」と大感激。そして「フィフティーンの贅沢な15種類の変身を劇場に観に来て下さい!」とアピールしている。先日には、1971年~73年に放送された第一作『仮面ライダー』で、本郷猛/仮面ライダー1号役を演じた俳優の藤岡弘、が、38年ぶりに同役を演じることが発表され、大きな話題となったが、さらに仮面ライダーX/神敬介を演じた速水亮の出演も決定。『スカイライダー』第31話「ありがとう神敬介!」(1980年5月3日放送)以来、33年ぶりに仮面ライダーXへ変身するという。(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映AG・東映
2014年01月31日アングラという言葉をご存じだろうか。ある年代以上の人には、懐かしい響きかもしれない。60年代後期から70年代に掛けて、アングラ(アンダーグランド)といわれる前衛的な表現者達が、演劇、ミュージック、アートシーンに登場し、日本のカルチャーを牽引していた。その中心にいた寺山修司が、今回の写真展のキーパーソンだという。写真誌『IMA』が主催する『TOKYO1970 by Japanese Photographers 9』が、銀座にあるアルマーニ / 銀座タワー9階のイベント・ホールで今月29日まで開催されている。70年代を代表する、有田泰而、沢渡朔、須田一政、立木義浩、寺山修司、内藤正敏、細江英公、森山大道、渡辺克巳(50音順)ら9人の写真家による写真展だ。自由を求める民衆が政治にもの申し、表現者達が闊達に活動していた70年代。その空気感の中で、多感にシャッターを切った9人の写真家が描く、300点に及ぶ「東京」が展示されている。キュレーターの長澤章生氏によると、「本展は、70年代を繙く鍵として寺山修司を軸に、寺山と関わりのあった写真家で構成した」とのこと。アナーキー、モード、リアリティ、70年代の東京に漂うムードが、写真家の視点により鮮やかに描き出されている。それぞれの写真は、既に発表されたものだが、「横山大道の『写真よさようなら』では40点の未発表作品が含まれ、世界的にも貴重な展示となった」と長澤氏はいう。インテリアの一部として、絵画と同じように写真を楽しみたいという気運が高まっている。そのニーズに答えるように、会場では写真の販売もおこなわれている。会期中の週末には出展写真家によるイベントを予定。【イベント情報】会期:10月29日まで時間:11:00から20:00(土・日曜日、祝日は18:00まで)会場:アルマーニ / 銀座タワー 9階東京都中央区銀座5-5-4入場料:800円ワークショップスケジュール10月12・20日「須田一政とぶらぶら歩き ~撮影&講評会~」10月19・20日「森山大道作品のシルクスクリーンワークショップ」トークセミナー10月20日「都市の中の異界」内藤正敏×中沢新一
2013年10月08日フランス映画祭2013において「最も面白い」と評価され、最高賞である「観客賞」を受賞した『タイピスト!』。オードリー・ヘップバーンらを見て50年代の女性を研究し役作りに当たったヒロイン役のデボラ・フランソワと彼女が纏う50年代テイストのファッションに注目が集まっている。本作は天然系ヒロインのローズがタイプライターの世界大会を目指して奮闘する物語。キュートなガールズムービーでありながら、背景にあるポップな50年代カルチャーや“スポ根”的な感動もあり見所は充分。レジス・ロワンサル監督はローズ役のデボラに対し、50年代の女性の体型や立ち居振る舞いを学ぶため『麗しのサブリナ』、『マイ・フェア・レディ』、『昼下がりの情事』、『パリの恋人』といったオードリー・ヘップバーン作品やマリリン・モンローを研究するよう指示。デボラはヘップバーンのヘアスタイルであるポニーテールをローズのスタイルに取り入れ、見事に50年代の女性に変身して見せた。ローズがタイピストの世界大会で着ているピンクのドレスには、デボラ自身の意見を反映。『百万長者と結婚する方法』で3人の女優がディナー・パーティーに到着するシーンで着ているような、オフショルダーのドレス。デボラが一目で気に入ったという生地を使用し、その時代のファッション誌から色を選んだ。「『月並みじゃないか?』と言う監督に、私と衣装の女性スタッフ全員で抗議したの。女性たちが生地に目の色を変えているのを見て、彼が折れたわ!」とデボラは笑う。衣装スタッフのシャルロット・ダヴィッドによる、ヒロインのローズとライバルのマリーの衣装の対比もおもしろい。田舎娘のローズは、可愛らしい花柄のドレスが中心の50年代スタイル。裕福なアメリカ人と結婚してモダンな家に住むマリーは、髪にリボンを巻き、ピッタリとしたカーディガンと短いパンツ、バレエシューズの60年代初期のスタイルという具合だ。ほとんどの衣装が作品のための特注ということからも、本作のファッションにかける意気込みが伝わってくる。本作を鑑賞する際には、ローズやマリーの可憐なファッションにぜひとも注目を!『タイピスト!』は8月17日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:タイピスト! 2013年8月17日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2012 - copyright : Les Productions du Trésor - France 3 Cinéma - France 2 Cinéma - Mars Films - Wild Bunch - Panache Productions - La Cie Cinématographique - RTBF (Télévision belge)(C) Photos - Jaïr Sfez
2013年07月19日第一興商は4月29日の“昭和の日”を前に、昭和歌謡曲のカラオケランキング調査を実施した。調査期間は、2012年4月1日~2013年3月31日。同調査は同社の通信カラオケDAMシリーズの周辺機器「デンモク」(通信カラオケDAMシリーズで利用する情報端末)などに搭載されている機能、「あの頃検索」のデータを基にしたもの。あの頃検索とは、年齢又は年代を入力すると、その当時に流行した楽曲が簡単に検索できるという機能のこと。1位となったのは、石川 さゆりの「天城越え」。同曲は2009年の同ランキング調査開始以来、5年間上位にランクインしており(2009年1位、2010年2位、2011年1位、2012年1位)、不動の人気を誇っている。2位は尾崎 豊の「I LOVE YOU」、3位は吉 幾三の「酒よ」。注目は昨年の25位から大きく順位を上げたプリンセス・プリンセスの「M」で、7位にランクインしている。期間限定で16年ぶりに再結成し、東京ドーム公演2日間で9万人を動員するなど、話題に上ったことも上位にランクインした要因と言える。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月26日ここ数年、リバイバルブームがきているようで、1970年代や1980年代にヒットした商品が新たな装い、または当時のままで復刻販売されています。では、こうしたリバイバル販売された商品にはどんなものがあるのでしょうか?今回は、1980年代にヒットし、近年リバイバル販売された商品たちを紹介します。●はちみつレモン 1986年にサントリーから発売された『はちみつレモン』。はちみつの甘みとレモンの爽やかな酸味が特徴の飲料です。発売から4年後の1990年には「はちみつレモン」「はちみつレモンサイダー」の2種類の出荷総数が2,200万ケースを記録したほど。当時は絶大な人気を誇りました。2011年に「はちみつレモン」「はちみつレモンサイダー」がリバイバルされました。味も当時のものを再現し、パッケージも当時使われていたミツバチのイラストが使用されています。●ビックリマン 株式会社ロッテから1977年に発売された『ビックリマンチョコ』。ビックリマンチョコにはオマケとしてシールが1枚封入されており、さまざまな種類のシールが展開されました。そのうちの一つ、1985年に展開された「悪魔VS天使シール」シリーズが子供たちの間で大ヒット。これが俗にいう「ビックリマンシール」と呼ばれるものです。個性的なキャラクターたちが描かれたビックリマンシールは、子供たちを熱狂の渦に巻き込みました。シールを求めてビックリマンチョコを大量に買う子供も現れ、個数制限まで設けられたほどです。この「悪魔VS天使シール」シリーズは2012年に『ビックリマン伝説』として復刻。しかし、価格が税込み84円のため、1985年当時の30円の価格を知っている人たちは少し戸惑ったそうです(笑)。●キン肉マン消しゴム 週刊少年ジャンプで1979年から1987年にかけて連載された人気マンガ『キン肉マン』。その登場キャラクターを模したゴム製の人形が「キン肉マン消しゴム」です。1983年に第1弾が発売され大ヒットしました。1983年から1987年にかけて発売されたレギュラー版と呼ばれるシリーズは、約1億8,000万個販売されたそうです。キン肉マン消しゴムは2008年に復刻。かつて人気の高かったキャラクターなどが発売されました。復刻シリーズでは過去に販売されたものだけでなく、新規造形のキン肉マン消しゴムもラインアップされています。●ミニ四駆 ’80年代に多くの子供たちを夢中にさせたモーター付き自動車模型の『ミニ四駆』。1986年にタミヤから発売された「レーサーミニ四駆シリーズ」が第一次ミニ四駆ブームと呼ばれる’80年代のブームを作りました。当時は街の模型店にミニ四駆用のコースが設置され、公式の大会には数万人が応募参加をしたほどでした。この第一次ミニ四駆ブームの立役者である、レーサーミニ四駆シリーズが2005年に復刻。当時人気の高かったモデルが再販されました。この復刻モデルは、ボディは当時の形でシャーシが現在のモデルを利用したキット。その後、当時のままのモデル再発売なども行われており、かつて夢中になった人はもう一度始めてみるといいですね。●ティモテ 1985年に日本リーバ(現:ユニリーバ)から発売されたシャンプーブランドです。ヨーロッパ原産のハーブなどを使った自然派シャンプーとして人気を博し、「ティモテティモテ~♪」という印象的なCMも相まって大ヒットしました。ちなみに、「ティモテ」という名前はシャンプーの成分の一つであるティモシー(ヨーロッパ原産のハ-ブ)から取られています。1994年に日本での販売は終了しましたが、2013年4月15日から再び日本での販売がスタートします。担当者の末吉さんに再発売の理由をお聞きすると「ティモテブランドは、20代も含めた女性の半分以上の方が覚えており、ティモテの話をすると、目を輝かせて『ティモテティモテ~♪』と歌ってくれるなど、15年以上たった今でも愛されているブランドだと分かったため」だそうです。新たに発売されるティモテは、オーガニックグリーンティーエキス(保湿成分)を配合したノンシリコーンシャンプー。日本で製造し、現代の日本人の髪質のことを考えて、できるだけ自然にいいという考えの下でき上がった商品だとか。髪全体を優しく包み込むクリーミーな泡も特徴だそうです。ここ数年、オーガニック商品の需要が非常に高まっていますから、髪の健康を意識している人にはぴったりの商品ですね。さまざまな商品がリバイバル販売されている昨今、次はどんな懐かしい商品がリバイバル販売されるか、楽しみですね。(貫井康徳@dcp)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月08日もはやノスタルジックな存在にもうすぐ、平成25年がやってきます。もしかすると、昭和時代をよく知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。皆さんの思う、昭和を感じさせるアイテムとはどのようなものでしょうか。マイナビ会員の女性542名に教えていただきました。>>男性編も見るQ.昭和を感じさせるアイテムを教えてください(複数回答)1位カセットテープ52.4%2位ファミコン36.7%3位黒電話35.2%4位ちゃぶ台28.4%5位インベーダーゲーム20.5%5位ブラウン管のテレビ20.5%■カセットテープ・「今はもう見ないから」(32歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)・「最近はあまり売られていない気がするから」(23歳/不動産/事務系専門職)・「カセットテープは昔よくお世話になりました」(30歳/小売店/販売職・サービス系)■ファミコン・「今はなくなったものというイメージがあるから」(27歳/食品・飲料/技術職)・「ファミコンと同い年なので選んでみた」(29歳/医療・福祉/専門職)・「自分にとって懐かしい気がしたから」(25歳/金融・証券/専門職)■黒電話・「おばあちゃんの家にあった黒電話を思い出すので、黒電話を見ると懐かしくなります」(29歳/学校・教育関連/専門職)・「音や形がレトロで昭和っぽい」(25歳/医療・福祉/販売職・サービス系)・「昭和時代の名残。わが家も小さいころは黒電話だった」(30歳/不動産/事務系専門職)■ちゃぶ台・「ちゃぶ台をひっくり返すのは、昭和の父のイメージだから」(28歳/医療・福祉/専門職)・「テレビで見る昭和のイメージ」(24歳/小売店/販売職・サービス系)・「あまり見たことがないけど、昭和っぽい」(24歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)■インベーダーゲーム・「昔はやっていたのを知っているから」(29歳/建設・土木/事務系専門職)・「やったことがないから古いイメージ」(24歳/情報・IT/技術職)・「すごく昭和っぽいイメージがある」(21歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)■ブラウン管のテレビ・「この前ドラえもんを見たら、のび太の家のテレビが液晶?になっていて……時代の流れを感じました」(28歳/その他/クリエイティブ職)・「自分が子どものころのこととか、おじいちゃんの家を思い出す」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)■番外編:もはや、存在すら知らない世代も登場・ソノシート「え?ソノシートって何!?」(24歳/食品・飲料/技術職)・足踏みミシン「レトロな家具が置いてあるカフェにありました」(26歳/運輸・倉庫/営業職)・五百円札「もう見かけることはなくなったから」(33歳/情報・IT/事務系専門職)総評1位は、「カセットテープ」でした。小型テレコなど、仕事で使っている人はまだいるかもしれませんが、音楽をカセットで聞いているという人は少なそう……。中には、使ったことがない人もいるかもしれませんね。2位は「ファミコン」。ファミコンと同い年、という人の意見もありました。昭和後期のアイテムながら、既に懐かしいイメージも強いですよね。3位は「黒電話」。異性からの電話に親が出て、気まずい雰囲気に……なんてこともありました。ケータイ世代には考えられないかもしれませんが、昭和では当たり前の光景だったのです。平成生まれの人たちからは、「テレビなどで見た」という意見が目立ちました。存在を知ってはいるけれど、実物を見たことがない人も多数。つい最近のように感じますが、昭和は既に遠い昔のことになりつつあるようです。(文・OFFICE-SANGA澤井輝一)調査時期:2012年10月15日~2012年10月20日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性542名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】『サザエさん』で気になっていることランキング【女性編】父親じゃなくてよかった!?スパルタオヤジキャラランキング【女性編】今見てもいい!!長寿アニメランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年12月19日まるで「三丁目の夕日」の世界平成も四半世紀近くが過ぎ、昭和時代の後期しか知らない人や、平成生まれのビジネスパーソンも増えてきました。逆に、昭和時代が懐かしいと思う世代も増えているでしょう。皆さんにとって、昭和を感じさせるアイテムとは何ですか?マイナビ会員の男性458名にうかがいました。>>女性編も見るQ.昭和を感じさせるアイテムを教えてください(複数回答)1位カセットテープ45.9%2位ファミコン32.3%3位黒電話31.0%4位ちゃぶ台22.9%5位インベーダーゲーム21.0%■カセットテープ・「カセットを見ると懐かしくなります」(27歳/機械・精密機器/技術職)・「もうカセットテープを見かけなくなった」(23歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「あまりカセットテープを使ったことがないから」(24歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)■ファミコン・「子どものころによく遊んで、最近はほとんど見ていないので、たまに見ると昭和のころの思い出がよみがえるからです」(35歳/その他/販売職・サービス系)・「毎日のように遊んでいたので、懐かしいです」(34歳/建設・土木/技術職)・「私の青春の1ページ です」(37歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)■黒電話・「最近はもう見かけないから」(26歳/その他)・「田舎のお店とかにあると、和む」(29歳/電機/技術職)・「昭和の象徴だと思う」(24歳/学校・教育関連/専門職)■ちゃぶ台・「『巨人の星』を連想するから」(47歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「あまり聞かなくなった言葉」(24歳/自動車関連/技術職)・「ノスタルジックそのもの」(26歳/建設・土木/事務系専門職)■インベーダーゲーム・「見たことがないから」(28歳/電機/技術職)・「歴史を感じるので。喫茶店に置いてあった……気がします」(30歳/食品・飲料/営業職)・「よく昔の映像として出てくるから」(23歳/農林・水産/営業職)■番外編:プレミアがつきそうな懐かしいグッズも・ブリキのおもちゃ「いかにも昭和という感じがする」(46歳/学校・教育関連/専門職)・二槽式洗濯機「家にはまだ二槽式洗濯機がある」(38歳/団体・公益法人・官公庁)・レコード「平成になってレコードは陰に隠れた存在になってしまったから」(28歳/学校・教育関連/事務系専門職)総評1位は「カセットテープ」でした。MDやCDの台頭により、急激に影を潜めた気がします。データ化が進む現代ではありますが、中にはまだ昔のカセットテープをたくさん所有している人もいるかもしれませんね。2位は「ファミコン」でした。昭和後期のアイテムながら、次から次に登場するハードに押されて消えてしまったイメージも。子どものころに遊んだ人も多く、上位にランクインしたのでしょう。3位「黒電話」は、昔の映像に出てくることも多く、昭和のイメージが強いようです。今でも現役で使用している家庭もあるかもしれませんね。4位は「ちゃぶ台」。昭和のお父さんがひっくり返すイメージですが、ちゃぶ台を囲んだ食卓は、温かさを感じます。全体的に、懐かしい思い出がよみがえるアイテムがランクインしたようです。(文・OFFICE-SANGA澤井輝一)調査時期:2012年10月15日~2012年10月20日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性458名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】『サザエさん』で気になっていることランキング【男性編】父親じゃなくてよかった!?スパルタオヤジキャラランキング【男性編】今見てもいい!!長寿アニメランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年12月19日首都高速道路サービスは首都高開通50周年記念の特別企画として、首都高1号線(京橋~芝浦)の初開通から50年となる12月20日限定で、7箇所のPAにて「50円カレー」を販売する。カレーの販売を行うPAは、平和島PA(1号羽田線上り)、代々木PA(4号新宿線上り)、八潮PA(6号三郷線上り)、加平PA(6号三郷線下り)、川口PA(川口線上り)、市川PA(湾岸線西行き)、大黒PA(湾岸線 東・東行き、神奈川5号大黒線上り・下り)の7カ所。いずれも同日11時から各PAにて、先着50名限定で販売。売り切れ次第終了となる。また、大黒PAでは本館3階スカイテリアにて、ブルーシールアイスクリーム(シングル)も50円(50食限定)で販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』や『アメリ』、『メメント』などなど…1980年代後半から90年代にかけて、若者を中心に渋谷の街で巻き起こった“ミニシアター・ブーム”。小さな劇場には長蛇の列ができ、若者たちが映画を語り、映画を熱望し、映画に生きた時代。そんな文化にあふれた桃源郷をもう一度、日本のカルチャー発信基地・渋谷に蘇らせたい!という思いが形となり、来る11月9日(金)、「渋谷真夜中の映画祭~第零夜~」が開催されることが決定した。いまもなおファッションや音楽など、時代の先端を走るカルチャーが生まれ続ける街・渋谷。最先端の街でもう一度、いや、新たなるカルチャーの波を!そう望む人は少なくない。しかし何故、“真夜中”なのか?その答えは、こんな言葉の中にある。「歴史は“夜”作られる」。いまの真夜中の渋谷で過ごせる場所は、カラオケ、ネットカフェ、騒がしい居酒屋、もしくは濡れた路上しかない。そこで渋谷ヒカリエという文化的な場所で、夜を徹してメッセージ性やアート性の強い映画に触れる機会を作ったようだ。さらに、この映画祭を企画するのはただの映画ファンではない。映画業界はもちろん、広告、ファッション、IT、果ては音楽にゲームなど各業界の第一線で活躍するクリエイターたちが実行委員会のメンバーとして参加しているのだ。運営資金も、加瀬亮の出演作『ライク・サムワン・イン・ラブ』の製作資金集めにも使用され、注目されているクラウドファンディングサイト「motion gallery」で集めたものだという。9日(金)第1弾イベント「第零夜」では、「インディペンデントな若手映像作家たち」をテーマに開催。第1部では、90年代の渋谷ミニシアターブームの象徴的作品『トレインスポッティング』(’96/ダニー・ボイル監督)を特別上映。また上映後の第2部では、映画界の未来を担う新たな才能を発掘すべく、3名の若手監督によるプレゼンテーションを行い、最も多くの観客の支持を集めた1作品を上映するというライヴ感にあふれたイベントとなるようだ。ぜひ、あなたも一風変わった真夜中の渋谷を体験してみては?「渋谷真夜中の映画祭~第零夜~」日時:11月9日(金)22:30~翌28:00(予定)場所:渋谷ヒカリエ「8/COURT」(東京・渋谷)公式サイト:特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」
2012年11月08日今回は1970年代後半、まだまだ鶴見線貨物列車が元気だった頃の写真を紹介しましょう。鶴見線が旅客営業を開始したのは、いまから82年前の1930(昭和5)年10月。もともと1926(大正15)年、日本を代表する京浜工業地帯の貨物輸送を担う私鉄、鶴見臨港鉄道として浜川崎~弁天橋間と支線が開業。その後、扇町駅や鶴見駅へ延伸し、旅客営業が始まりました。戦時中に国有化されて路線名が「鶴見線」となり、JRへと継承されています。鶴見線の開業から現在に至るまで、一貫して続けられているのが貨物輸送です。とくに戦後の高度経済成長期には、沿線の工場群への原料輸送と製品出荷が激増し、鶴見線の貨物輸送はピークを迎えます。1962年には、浜川崎駅の発着トン数(貨物取扱量)が、当時の国鉄貨物取扱駅の中で1位を記録するほどでした。その後、鉄道貨物の衰退とともに、鶴見線の貨物列車も減少。現在、鶴見線で運転されている定期貨物列車は、扇町駅発着の石炭列車がたった1本のみ、しかも日曜運休。他に不定期列車として、新芝浦駅発着の特大貨物と、安善駅発着のジェット燃料輸送が設定されているだけ、という寂しい状況となっています。当時の鶴見線貨物列車の特徴は、ほとんどの列車が浜川崎駅のヤードにいったん入線し、扇町方面、安善・浅野方面、さらに枝葉のように延びる専用線へと運転されたことです。当時の浜川崎駅は鶴見線貨物の重要拠点で、17本の着発線と入換え用のDD13が配置された機関区があり、頻繁に入換えを行っていました。浜川崎駅発着の貨物列車で、現在は廃止された鶴見川口駅(貨物駅)まで運転されていたのが、硝子原料「ドロマイト」輸送の貨物列車でした。この列車は、鶴見小野駅付近まで進入した後、スイッチバックして鶴見川口駅へ向かっていました。その他、海芝浦駅付近では大物車、昭和駅付近ではDD13の入換えと、沿線に工場が密集する鶴見線ならではのシーンを見ることができました。ネガの中からなんと、1枚の写真にDD13の3重連と単機、そしてEF65の計5両の機関車が映り込んでいる写真を見つけました。当時の活気が伝わってきます。珍列車の写真もありました。鶴見線の貨物列車ではありませんが、日本鋼管(当時)専用鉄道を走行する列車です。この専用鉄道は軌間1,067㎜で、ピーク時の総延長は50㎞以上、保有する機関車と貨車は合計600両を超えていたとのこと。現在は廃止されています。今回、紹介した写真は、すべて鶴見線の72系を撮影(当連載第42回・第43回参照)する合間に撮ったものです。現在の鶴見線貨物列車の寂しい状況と比べると、当時の貨物列車の密度の濃さに、いまさらながら驚いてしまうのでした。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日昭和の年号が平成に代わり早24年。平成生まれの人口が徐々に増加していますが、いつか若い世代に「昭和の人って昔の人っぽいよね。なんか珍しい」なんて言われることだってあるかもしれません。昭和世代のマイナビニュース読者に「平成生まれにバカにされるかもしれないと恐れていること」についてアンケートしました。調査期間:2012/6/5~2012/6/10アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■年齢がバレる注射跡「BCGの跡」(29歳/女性)いくら年齢をサバ読みしても隠しきれないBCGの跡。スタンプ注射やはんこ注射とも呼ばれていますが、いつかその名称すらバカにされてしまいそうな気がします。■懐かしのゲーム機「今でも家にロクヨンがあること」(28歳/女性)時代の違いを思い知らされるゲーム機器周辺の話。このほかにも「スーファミのカセットにフーフーしていたこと」(28歳/女性)というコメントも。今はもうカセットの時代じゃないですもんね。■もう本物にはお目にかかれない!?「体育着がブルマだったこと」(31歳/女性)筆者の学生時代はちょうどブルマの最終世代で、卒業後からブルマが撤廃された記憶があります。当時はブルマを履くことが嫌でたまりませんでしたが、今考えると貴重な体験だったかも?■缶ジュースで感じる昭和っぽさ「缶ジュースのふた。プルトップを起こして倒すやつでなく、完全に缶本体から取り外すタイプを知っているということ」(35歳/女性)いつの間にか姿を消してしまったプルタブ式の缶ジュース。あーわかるわかる!なんて言ってしまうかどうかが昭和生まれと平成生まれの分かれ目?■運動時の水分補給「運動をするとき、思わず水は飲まない方がいいと思ってしまうこと。部活の時にずっと水を飲ませてもらえなかったから」(28歳/男性)水を飲ませてもらえない部活の練習って、かつて問題になりましたよね。皆さん、ちゃんと水飲んでくださいね。■世紀末の大予言「ノストラダムスの大予言を信じていたこと」(29歳/男性)1999年7月に人類が滅亡するという予言。多くの人がソワソワしていましたが、結局特に何も起きませんでしたよね。今となってはマジになっていた自分が恥ずかしいです……。いずれの話もいつの日か「先人に聞いたことがある」とか「なんかテレビで見たことがある」なんて言われるようになるのかもしれません。昭和世代としては、昭和時代のエピソードに誇りを持って生きていきたいものです……。(山本莉会/プレスラボ)
2012年09月15日新昭和の注文住宅ブランド「ウィザースホーム」はこのほど、女性目線で家作りを考えた「KuLaLa(クララ)」シリーズの新提案として、片づく収納の家「KuLaLa(クララ)収納スタイル」を発売した。同シリーズのコンセプトは、「家事楽々・安心子育て・収納上手」。今回発売される同スタイルは、特に「収納上手」へのこだわりをさらに充実させたプランニングがポイントだ。テレビやラジオでも活躍中の収納プランナー・平岡さなえ氏が監修し、「ずっとキレイに暮らせるこだわり収納術」の数々を提案する。従来の「収納にモノを合わせる」のではなく、「モノに合わせて収納をプランニングする」という新しい発想のもと、現在の家事動線、生活動線はもとより、将来の成長までを考えながら、「適材適所」に計画された収納アイデアが満載だ。また、同スタイルを体感できる、収納提案型モデルハウスもニューオープン。いままでのような一部収納設備の提案ではなく、実際の家庭を想定し、通常の生活に必要なアイテムをさまざまなアイデアで実際に収納した空間を実現した。収納場所やボリュームだけではなく、ちょっとした工夫で出し入れできる簡単アイデアや、モノによる奥行きの違いなどを実際に検証でき、自身のマイホームで活かせる数多くのアイデアが詰まっているという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日昭和40年代から50年代にかけて「週刊少年キング」(少年画報社刊)で連載された望月三起也の伝説的漫画を、瑛太主演で映画化した『ワイルド7』のブルーレイ&DVDリリースを記念して、5月23日(水)、瑛太さんと共演の深田恭子、宇梶剛士が「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」にてトークイベントを行った。“悪(ワル)が悪(アク)を裁く”という考えのもと、警視庁によって犯罪者から結成された超法規的警察組織「ワイルド7」による活躍をダイナミックに描く本作。劇中、瑛太さんほか豪華キャストによるハリウッド顔負けのバイク&ガンアクションが話題となった。瑛太さんは「今日は起こしいただきまして…」と挨拶しつつ会場を見渡すと、本作の監督を務めた羽住英一郎監督が客席にいることを発見し「どこかで見た顔もありますが、よろしくお願いします」と取り立てず笑顔を見せた。劇中で見せるバイクアクションについてはさぞや苦労があっただろうが、「あんまり(バイクの)練習はしてませんでした」と飄々と語る瑛太さん。だがあるシーンでは「火薬なんかも使う緊張感がある撮影で何回かミスをしたんですが、監督がOKを出したのでホッとしていたら、本編でカットされてました…」と客席にいる羽住監督に直接抗議する一幕もあり、微笑ましい裏話に会場が沸いた。一方、屈強なイメージのある宇梶さんだが「大抵の荒事はやってきたつもりだったけど、この撮影は全てが大変でした」と少し傷心気味(?)にふり返る。宇梶さんはバイクアクションで常に「ワイルド7」メンバーの最後尾を走っていたそうで「あまりにも危険だと思って、監督にずっと目線で合図してたんですが、一切カットをかける素振りさえ見せなかったですね」とこちらもまた監督に対してささやかな抗議。また、劇中で最も印象深いシーンに話が及ぶと、海岸沿いをメンバー全員でバイクで疾走するというワイルドなシーンを思い出し、瑛太さんは遠くを見つめるような目で「あれは、良かったですねぇ」と述懐。どうやらその撮影の裏側では「誰が(バイクの)後ろに深田さんを乗せるかで、メンバー会議が開かれた」(瑛太さん)そうで、これについては宇梶さんも「醜い時間でした…(笑)」と照れ気味にふり返った。さらに、宇梶さんからは「ワイワイと男ばかりで合宿のように撮影してたんですが、恭子さんが来た日だけはみんなカッコつけてました。急に“ワイルド”になってました(笑)」と暴露。深田さんはこの“ワイルド”な男たちの微笑ましい姿に「男同士の結束みたいなものがあって羨ましかった」と微笑んでいた。『ワイルド7』は、5月23日(水)よりブルーレイ&DVD発売。『ワイルド7』ブルーレイ&DVD「ワイルド7 ブルーレイ&DVD セット プレミアム・エディション(3枚組)」価格:6,980円(税込)「ワイルド7」[DVD]価格:3,980円(税込)「ワイルド7」[Blu-ray]価格:4,980円(税込)販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ発売日:5月23日(水)※同日レンタル開始公式サイト:© 2011「ワイルド7」製作委員会■関連作品:ワイルド7 2011年12月21日より全国にて公開© 2011『ワイルド7』製作委員会■関連記事:超レア!瑛太&深田恭子サイン入り『ワイルド7』マスコミ用パンフレットを1名様にプレゼント瑛太「客席の熱気からいいものを感じる」『ワイルド7』豪華出演陣が勢ぞろい!椎名桔平インタビュー「ただワイルドに攻めるだけじゃない」“大人”の男のアプローチ鈴木奈々、おバカキャラ全開!英語のクイズに珍解答披露『ワイルド7』瑛太が語る“ワイルド”の定義「僕にできるかは…気分によります」
2012年05月23日今回はゴールデンウィーク特別企画第2弾。4月29日が「昭和の日」だったことにちなんで、昭和が生んだ通勤電車の基本スタイル「車体長20m片側4ドア」を確立した72系の中から、制御車クハ79の”顔”(前面)を特集したいと思います。クハ79は製造年度ごとにマイナーチェンジを繰り返しました。そのバラエティーに富んだ”顔”を追っていくと、新性能通勤形電車101系の”顔”へ受け継がれていったデザインの変化が見られます。同車両は大きく2つのグループに分けることができました。ひとつは戦時中から戦後直後の混乱期にかけて、木造車や無電装のモハ63から改造された「原型グループ」。もうひとつは1952~1957年にかけて、300番台・920番台として新製されたグループです。「原型グループ」はクモハ73原型車と同じ前面で、いわば「ナナサン」(72系の通称)を代表する顔。「製造工程の短縮」「資材節約」の戦時設計から生まれた、食パンのような切妻顔です。この顔が新製グループに引き継がれ、製造年度ごとにマイナーチェンジを繰り返し、変化を遂げていきます。クハ79として初めて新製されたグループ。原型グループの「ナナサン」顔をしっかりと踏襲しつつ、屋根の高さが70mm低くなったので、ちょっとだけすっきりとした印象になっています。このグループの特徴は、前面のガラス部分すべてをHゴム支持にしたこと。これにより、かなり印象が変わりました。側面のドアと戸袋窓もHゴム支持となっています。101系や103系でもおなじみとなる「傾斜した前面窓」のルーツとなるのがこのグループです。傾斜窓は、クハ79350とクハ79352(ともに1953年度製)の前面窓上部を内側に5度傾斜させ、窓上部に運転室用の通風口を設置した試作車から始まりました。1954年度製から、傾斜を10度に拡大して本採用。また、前面窓上下の補強帯を廃し、平滑な印象になりました。1952~1953年度は偶数車のみの新製でしたが、1954年度から新たに奇数車(301~)の新製も加わりました。その結果、クハ79300~352と388~420は、奇数車と偶数車で前面のスタイルが異なるという珍しい例に。クハ79344(写真4)とクハ79345(写真5)にいたっては、ナンバーがひとつしか違わないにもかかわらず、前面はまったく異なっています。このグループの特徴は、それまで屋根上にあったライトを妻面に埋め込んだこと。前面傾斜窓に埋め込みヘッドライトという、101系・103系に決定的な影響を与える前面デザインとなりました。第2次増備車からは屋根を木製から鋼板に変更し、雨どいも鋼製に。屋根カーブの曲率も縮小したため、屋根が浅い印象になっています。ただし、「鋼板屋根車は鋼製雨どい」というルールに当てはまらない「鋼板屋根に木製雨どい」という車両も、クハ79449(写真7)をはじめ複数存在しました。なぜそのような車両が存在したのか……、一筋縄ではいかないところが旧型国電の奥深さです。いよいよ真打ち登場。全金属車920番台です。屋根も床にも鋼板を使用した、文字通りの「全金属」が最大の特徴です。雨どいを車体上部の内側に納めた美しい平滑なボディーと、国鉄通勤電車前面の「三種の神器」前面傾斜窓・埋め込みライト・行先表示器が初めてそろった前面デザインは、後に登場する101系・103系にもコピーされ、受け継がれました。1957年度に新製されたこの920番台をもって、72系の製造が終了。旧型国電の有終の美を飾るとともに、新性能車101系の製造が始まりました。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月06日