「ねこ休み美術館」が2016年9月14日(水)を皮切りに、東京・大阪・札幌の3都市を巡回する。史上初の企画となる「ねこ休み美術館」は、SNSで人気の猫クリエイターが集結する合同写真展「ねこ休み展」をベースに、美術館をテーマとして作り上げられた展示会。「スター猫の晩餐(大型)」など、誰もが一度は目にしたことのある数々の名画と、スター猫がコラボレートした作品を多数紹介。それら作品を有名声優による音声ガイドの解説によって、楽しむこともできる。また、初出展の作家に加えて、「ねこ休み展」に参加してきた作家たちが、今までとは異なる作風の作品を発表予定だ。サラリーマン猫写真家・あおいとりはキャッツアイをテーマとした完全新作を、牧野直樹(ふーちゃん)は初のモノクロ作品を、そして瀬戸にゃん ちさ(ミルコ)は体操選手顔負けの空中アート作品を披露。有名作家や人気猫の違う魅力に触れられる。そのほか、初の作品販売も予定されている。本展で展示される作品が、ここでしか手に入らないグッズとして登場する。【開催概要】■「ねこ休み美術館」in 東京開催場所:大丸東京店 11階 催事場住所:東京都千代田区丸の内1-9-1開催期間:2016年9月14日(水)~9月20日(火)入場時間:10:00~19:30(20:00閉場)※初日9月14日(水)は正午オープン※会期中の木・金曜日は20:30まで(21:00閉場)※最終日は17:30まで(18:00閉場)入場料:一般・大・高生 600円(400円)、中学生以下無料■「ねこ休み美術館」in 大阪開催場所:大丸ミュージアム<梅田> 大丸梅田店15階住所:大阪市北区梅田3-1-1開催期間:2016年10月5日(水)~10月10日(月・祝)入場時間:10:00~19:30(20:00閉場)※最終日は17:30まで(18:00閉場)入場料:一般・大・高生 600円(400円)、中学生以下無料■「ねこ休み美術館」in 札幌開催場所:大丸札幌店7階ホール〒060-0005札幌市中央区北5条西4-7)開催期間:2016年12月17日(土)~2017年1月3日(火)入場時間:10:00~19:30(20:00閉場)※最終日は16:30まで(17:00閉場)※元日は休業※12月22日(木)~24(土)は10:00~20:30(21:00閉場)※12月31日(土)は10:00~17:30(18:00閉場)※1月2日(月・祝)は9:00~19:30(20:00閉場)※価格は税込み。※入場料()内は前売り及び大丸・松坂屋のクレジットカード、大丸・松坂屋の現金ポイントカード、大丸松坂屋友の会カード、ブライダルサークル会員の優待料金。
2016年09月02日かわいくて、種類も豊富な赤ちゃんのおもちゃ。お店に行くと、つい目移りしてしまいますよね。そのうえ、「子どもの成長に必要かも」「知育おもちゃがないと発育に影響するのでは…!?」と思ってしまうと、あれもこれも欲しくなります。しかし、赤ちゃんのおもちゃは月齢や年齢を考えてつくられているため、なかには使える期間がとっても短いものもあります。また、赤ちゃんにも好みがあるため、せっかく買ったのに我が子が全然遊ばない…という可能性も。「人気だから」「話題になっているから」という理由で、とりあえず買うのは避けた方がいいでしょう。おもちゃは場所をとるため、収納しきれないという悩ましい事態も起こってしまいます。そこで、普段の生活からヒントを得られる、おもちゃ選びのポイントを紹介します。■スキンシップで我が子の好みをチェック初めて赤ちゃんと一緒に遊ぶときは、おもちゃを使うよりも、スキンシップが多いのではないでしょうか。そこで、赤ちゃんがどんな行動がすきなのかをよくチェックしてみましょう。「立っちさせるとうれしそう!」「足をバタバタさせるのが好きみたい」そんな子には、お風呂で足をバタバタできるスイマーバや、ジャンパルーのように自分で地面を蹴って動かせるものがいいかもしれません。スイマーバはお風呂グッズだと誤解されがちですが、プレスイミングを目的とした「スポーツ知育用具」。使い方をしっかり守ってくださいね。「いつもママの服や髪を引っ張って大変!」ママを困らせる行動も赤ちゃんの好みを探れるチャンスです。ひっぱれるおもちゃがたくさんついたベビージムのようなアイテムがいいでしょう。大きなおもちゃは価格もグンと上がりますから、赤ちゃんの行動やしぐさを観察して、好みを探ってみることをおすすめします。■児童館のおもちゃで遊ばせて反応を見るスキンシップはしてみたものの、やはり大きな買いものは悩む…という方は、まずいろいろ遊ばせてみるのがいいでしょう。児童館などで赤ちゃんの好みを確実に知るのが何より手っ取り早いし、無駄にならなくていいですよね。児童館には、はやりのおもちゃというよりは、知育系のものが置いてあることが多いです。メリーやベビージムが置いてあるところもあります。また、保育士さんや保健師さんがいるところもありますから、相談にも乗ってもらえて、育児の悩みや疑問も解消できればママにとってもうれしいですよね。■絵本を買う前に、図書館に行ってみようおもちゃと同じように、絵本も何を選ぶか迷ってしまいますよね。種類は多いし、意外と値段も安くない…。オススメは、図書館で借りて赤ちゃんと一緒に読んでみることです。お子さんが気に入ったものを購入するといいでしょう。赤ちゃんは同じ本を何度も読みたがるので、一度読んだものでも大丈夫ですよ。ママがいいと思って買っても、赤ちゃんが遊んでくれないとがっかりしてしまいます。日ごろの様子をチェックしたり、自治体のサービスを活用したりして、お子さんがよろこんでくれるおもちゃを購入できるといいですね。
2016年08月28日展覧会「トーマス・ルフ展」が東京国立近代美術館で2016年8月30日(火)から11月13日(日)まで、石川・金沢21世紀美術館で2016年12月10日(土)から2017年3月12日(日)までの期間、開催される。トーマス・ルフは、アンドレアス・グルスキーやトーマス・シュトゥルートらとともにデュッセルドルフ芸術アカデミーでベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻に学んだ「ベッヒャー派」として、1990年代以降、現代の写真表現をリードしてきた存在だ。彼は自ら撮影したイメージだけでなくインターネット上のデジタル画像から古写真コレクションまで、あらゆる写真を素材に用いて新しい表現の可能性を探究している。美術館で開催される本格的な日本国内の回顧展は今回が初。待望されていた本展では世界が注目する彼の初期から、初公開の最新作までを紹介する。初期に発表し注目されるきっかけとなった高さ約2メートルにもなる巨大なポートレート作品や、それ以降の建築、都市風景、ヌード、天体などさまざまなテーマの作品全18シリーズ、東京会場約125点、金沢会場約160点の作品で構成。最新作「press++」シリーズでは本展が世界初公開となるものも。彼は、作品を通して現代人をとりまく世界のあり方についてのユニークな見方を提示する。【開催概要】トーマス・ルフ展■東京会場会期:2016年8月30日(火)〜11月13日(日)※月曜休館。ただし9月19日、10月10日は開館。9月20日(火)、10月11日(火)は休館。開館時間:10:00〜17:00 毎週金曜日は20:00まで。※入館は閉館の30分前まで会場:東京国立近代美術館住所:千代田区北の丸公園3-1TEL:ハローダイヤル 03-5777-8600料金:一般 1,600(1,400)円、大学生 1,200(1,000)円、高校生 800(600)円※()内は前売の料金。20名以上の団体は一般 1,300円、大学生 900円、高校生 500円となる。■金沢会場会期:2016年12月10日(土)〜2017年3月12日(日)※月曜休館。ただし1月2日、9日は開館。12月29日(木)〜1月1日(日)、1月10日(火)は休館。開館時間:10:00〜18:00 毎週金・土曜日は20:00まで。※入館は閉館の30分前まで。会場:金沢21世紀美術館住所:石川県金沢市広坂1-2-1料金:一般 1,000(800)円、大学生 800(600)円、小中高生 400(300)円※()内は前売、20名以上の団体の料金。
2016年08月25日すみだ北斎美術館(東京・墨田区)が、2016年11月22日(火)に開館する。世界的な画家として評価の高い葛飾北斎。生まれは、現在の墨田区北斎通り付近にあたる本所割下水で、およそ90年にも及ぶ長い生涯のうち、そのほとんどを「すみだ」で過ごしたといわれる。すみだ北斎美術館では、葛飾北斎が残した多くの名作を展示する。館内は4階に常設展示室、3〜4階に企画展示室を配置。様々な企画を通して、北斎とすみだとの関わりについて伝えていく。北斎とその画業について理解を深める「常設展示室」「常設展示室」は7つのエリアで構成。各時代の代表作をエピソードと交えて紹介するコーナーや、浮世絵の製作工程を映像で紹介するエリアを展開。また作品だけではなく、リアルに再現した北斎のアトリエも見どころだ。各期の代表作を紹介北斎の90年にもおよぶ生涯に沿って、各時代の代表作(実物大高精細レプリカ)などを展示するコーナー。勝川派や江戸琳派での活躍に加え、墨色中心の読本挿絵、そして浮世絵に風景画という新しいジャンルを生み出した名作「冨嶽三十六景」などが紹介される。浮世絵の制作過程を映像で浮世絵師として有名な北斎。そんな彼が生み出してきた、浮世絵作品の制作過程を高精密モニターの動画でじっくりと見られるコーナーも登場。動画では名作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を刷る様子が映し出され、輪郭線の象りから完成までの、各プロセスを鑑賞することができる。だんだんと色味が深まり、1つの絵が完成していく様子を見られる貴重な機会だ。北斎アトリエの再現模型門人の露木為一が残した絵を元に再現された北斎のアトリエ。彼はこたつに半分入りながら熱心に絵を描き、一緒に暮らす娘の阿栄が傍らで見守っている。北斎を訪ねた人の話しでは、ゴミが散らかっていても意に介さず、平然と絵を書いていたと言われている。タッチパネルで作品の時代背景まで理解会場には無数のタッチパネルが配置されており、展示作品の詳細や時代背景を知ることができる。時代ごとや「冨嶽三十六景」「諸国瀧廻り」などシリーズごとに作品を見ることができるため便利だ。様々な切り口で紹介する企画展示室一方の企画展示室では、最新の調査研究に基づき、北斎を中心とした様々なテーマ、切り口の多彩で魅力ある企画展示を実施。開館と共に開催されるのは、開館記念展「北斎の帰還-幻の絵巻と名品コレクション」。会場では、海外に流失し100年余まったく行方の知られていなかった「隅田川両岸景色図巻」をはじめ、館所蔵の数々の名品や代表作が紹介される。【詳細】すみだ北斎美術館開館日:2016年11月22日(火)住所:東京都墨田区亀沢2-7-2敷地面積:3278.9平方メートル
2016年07月29日「木々との対話―-再生をめぐる5つの風景」が東京都美術館で開催。会期は2016年7月26日(火)から10月2日(日)まで。開館90周年を記念した本展のテーマは「木と再生」。再生や希望の象徴としての「木」をキーワードに、國安孝昌、須田悦弘、田窪恭治、土屋仁応、そして舟越桂ら日本を代表する美術家5名による木彫とインスタレーション、「5つの風景」を紹介する。会場内に入ると、國安による木と陶を使ったインスタレーションが圧倒的な存在感で私たちを魅了する。木と陶ブロックを積み上げた仮設の構築物は、精神性や伝承を象徴し、空間にスピリチュアルな緊迫感と力強い生命力を与える。さらに、会場では須田による、本物と見まがうほどリアルな草花の彫刻が様々な場所に置かている。普段着目しないような意外な場所に、存在するはずのない植物を出現させるという須田の試みは、私たちの常識に縛られたまなざしを解放し拡張する。前川國男が設計した当館の建築との競演も見どころだ。さらに、土屋による、独特な形態、質感、色を持った木彫の動物たちは、無常さや脆さ、そして生命の喜びを感じさせるある種の幻想的な美しさをもっている。そのほかに、田窪の廃材に金箔を貼った作品や、舟越の人間の存在そのものを肯定するような半身彫刻など、「木」に対する5人それぞれのアプローチは、私たちの日常を問い直し、生命の持つ力を感じさせるだろう。【開催概要】木々との対話――再生をめぐる5つの風景会期:2016年7月26日(火)~10月2日(日)開催場所:東京都美術館 ギャラリーA・B・C住所:東京都台東区上野公園8-36休室日:月曜日 ※ただし9月19日(月・祝)、9月20日(火)は開室開室時間:9:30~17:30 (入室は閉室の30分前まで)夜間開室:毎週金曜日は20時まで。 ※ただし、8月5日(金)、6日(土)、12日(金)、13日(土)、9月9日(金)10日(土)は21時まで。9月23日(金)30日(金)は17時30分まで(入室は閉室の30分前まで)観覧料:一般800円、団体(20名以上)600円、65歳以上 500円、大学生・専門学校生 400 円※高校生以下無料(要証明)※特別展「ポンピドゥー・センター傑作展―ピカソ・マティス・デュシャンからクリストまで―」のチケット(半券可)を会場入口で提示で(1枚につき1人)、一般当日料金から300円引き※8月20日(土)、21日(日)および9月17日(土)、18日(日)は「家族ふれあいの日」により、18歳未満の子を同伴する保護者(都内在住、2名まで)は一般当日料金の半額(要証明)※8月17日(水)、9月21日(水)は「シルバーデー」により、65歳以上の方は無料(要証明)※10月1日(土)は「都民の日」により、どなたも無料※身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳を携帯者とその付添(1名)は無料(要証明)
2016年07月26日上野地区の文化施設を網羅した共通入場券「UENO WELCOME PASSPORT」が2016年8月15日(月)に、国立西洋美術館や東京国立博物館、国立科学博物館などで発売される。「UENO WELCOME PASSPORT」は、国立西洋美術館、東京国立博物館、国立科学博物館、上野動物園、下町風俗資料館、旧岩崎邸庭園、東京都美術館、朝倉彫塑館、書道博物館の9施設の常設展等に、利用期間中各1回入場できるチケット。東京藝術大学大学美術館、東京文化会館、国立国会図書館国際子ども図書館、上野の森美術館、国立近現代建築資料館の5館では、パスポート持参者にポストカードが配布される。通常は全施設を回ると入場料は合計で4,770円(常設展等)になるところ、「UENO WELCOME PASSPORT」を利用すれば半額以下。建築家ル・コルビュジエが日本で唯一設計し、先日世界文化遺産に登録された国立西洋美術館など、日本が誇る文化施設を網羅できる。利用期間は、2016年8月15日(月)から2017年1月31日(火)まで。常設展以外にも期間中に、注目の展覧会が多数開催される。夏休みから始まり、芸術の秋、冬休み、年末年始にわたり「文化の街、上野」を満喫してみては。【概要】UENO WELCOME PASSPORT -上野地区文化施設共通入場券-販売および利用期間:2016年8月15日(月)〜2017年1月31日(火)価格:2,000円(税込)販売場所:・チケット窓口国立西洋美術館、東京国立博物館、国立科学博物館、上野動物園、下町風俗資料館、朝倉彫塑館、書道博物館、東京藝術大学大学美術館・店舗等での販売東京都美術館ミュージアムショップ、東京藝術大学大学美術館ミュージアムショップ、エキュート上野、松坂屋上野店、上野マルイ、浅草文化観光センター、東京観光情報センター(都庁第一本庁舎1階)ほか・インターネット販売上野「文化の杜」ポータルサイト内※旧岩崎邸庭園、東京文化会館、上野の森美術館、国立国会図書館国際子ども図書館、国立近現代建築資料館での販売は行っていない。■利用対象施設:いずれも期間中、各1回の利用・常設展および総合文化展への入場国立西洋美術館、東京国立博物館、国立科学博物館・入館および入園上野動物園、旧岩崎邸庭園、下町風俗資料館、朝倉彫塑館、書道博物館・指定の特別展に入場東京都美術館 以下のどちらか1回「木々との対話 ─ 再生をめぐる5つの風景」2016年7月26日~10月2日「TOKYO 書 2017 公募団体の今」2017年1月4日~1月15日・指定の特別展に100円引きで各1回入場国立西洋美術館、国立科学博物館、東京都美術館、東京藝術大学大学美術館・持参者にポストカードをプレゼント東京藝術大学大学美術館、東京文化会館、国立国会図書館国際子ども図書館、上野の森美術館、国立近現代建築資料館■期間中開催の特別展・東京国立博物館「古代ギリシャ ―時空を超えた旅―」2016年6月21日(火)~9月19日(月・祝)・国立西洋美術館「聖なるもの、俗なるもの メッケネムとドイツ初期銅版画」2016年7月9日(土)〜9月19日(月・祝)「クラーナハ展―500年後の誘惑」2016年10月15日(土)~2017年1月15日(日)・国立科学博物館「世界遺産 ラスコー展 〜クロマニョン人が残した洞窟壁画〜」2016年11月1日(火)〜2017年2月19日(日)「海のハンター展 ―恵み豊かな地球の未来―」2016年7月8日(金)〜10月2日(日)・東京都美術館「ゴッホとゴーギャン展」2016年10月8日(土)~12月18日(日)
2016年07月22日「あべ弘士の動物王国展」が、ちひろ美術館・東京にて開催される。会期は2016年8月11日(木・祝)から11月6日(日)まで。絵本『あらしのよるに』の挿絵でも知られる絵本画家あべ弘士。旭山動物園で飼育員として25年間勤め、野生動物を観察するため、アフリカや北極圏など世界各地を旅している。そんな彼の作品は、ユーモアあふれる世界観を持ちながらも、動物と長年向き合ってきたからこそ描ける、いのちのリアリティを感じさせるものだ。本展では、初期から近作までの絵本や立体作品などを多数出品。『あらしのよるに』から主人公2匹の出会いのシーンを描いた作品や、世界各地で描かれた野生動物の作品などが登場する。また、期間中は「kawaii・ちひろ展」が同時開催される。淡い色彩と曖昧な輪郭で描かれた、いわさきちひろの作品は、まさに日本独特の「kawaii」を表現している。ここでは、彼女の作品「かわいい」をノスタルジックさ、不思議さ、などあらゆる視点を通して紹介する。【開催概要】「あべ弘士の動物王国展」「kawaii・ちひろ展」会期:2016年8月11日(木・祝)~11月6日(日)場所:ちひろ美術館・東京住所:東京都練馬区下石神井4-7-2開館時間:10:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日(祝休日は開館、翌平日休館。8/15は開館)入館料:大人800円 / 高校生以下無料※グループ(有料入館者10名以上)、65歳以上、学生証の提示は100円引き※障害者手帳の提示で半額、またその介護者は1名まで無料、視覚障害者は無料※年間パスポート 2,500円
2016年07月14日アメリカを代表する美術館のひとつ、デトロイト美術館の名作を集めた「デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~」の大阪展が、明日7月9日(土)より開幕する。1885年の創立以来、自動車業界の資金援助もあり、世界屈指のコレクション数を誇る同美術館は、ゴッホやマティスの作品をアメリカの公共美術館として初めて購入するなど、芸術の街デトロイトの象徴となってきた。今回の巡回展では、そのゴッホの「自画像」やマティスの「窓」など、巨匠たちの作品52点を展示し、うち15点が日本初公開となる。モネ、ドガ、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ、マティス、モディリアーニ、ピカソほか、近代ヨーロッパ絵画の「顔」ともいうべき名画を堪能することができる。東京展は10月7日(金)より東京・上野の森美術館にて開幕。数量限定のお得な特典付き前売チケットは7月9日(土)午前10時より、チケットぴあにて発売開始。「特製クリアファイル付前売券」と「2017年特製カレンダー付前売券」の2種となる。また、9月5日(月)より通常の前売券とともに「オリジナル図録付前売券」も発売予定。■「デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~」【大阪展】会期:7月9日(土)~9月25日(日)会場:大阪市立美術館(大阪府)チケット:一般1,500円【1,300円】、高校・大学生1,000円【800円】※【】内は当日券【東京展】会期:10月7日(金)~2017年1月21日(土)会場:上野の森美術館(東京都)チケット:2017年特製カレンダー付前売券2,400円(サークルK・サンクス限定)特製クリアファイル付前売券1,400円(セブン-イレブン限定)一般1,400円、高・大学生1,000円、小中学生500円※全て前売券の価格※数量限定、予定枚数に達し次第販売を終了いたします
2016年07月08日「デトロイト美術館展 〜大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち〜」が東京・上野にある上野の森美術館で、2016年10月7日(金)から2017年1月21日(土)まで開催。モネ、ドガ、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ、マティス、モディリアーニ、ピカソほか、まさに近代ヨーロッパ絵画の「顔」ともいうべき巨匠たち。1885年に創立したデトロイト美術館には、自動車業界の有力者らの資金援助を通じ、世界屈指のコレクションが集結。ゴッホやマティスの作品をアメリカの公共美術館として初めて購入したのもデトロイト美術館だという。100を超えるギャラリーには、古代エジプトから現代美術まで65,000点を超える作品を所蔵。それらの多様性も同館の特徴で、アフリカ、アジア、オセアニア、イスラム、古代美術などどの分野でも重要な品々を誇る。本展では、その中からコレクションの中核を成している印象派、ポスト印象派、20世紀フランス・ドイツの数々の傑作の中から選りすぐりの全52点を紹介。日本初公開の15点を含む作品を、4章に分けて解説する。展覧会の入り口である第1章では、印象派を代表するモネ、ドガ、ルノワールらの絵画などを中心に展示。戸外での作品を重視し、黒色や褐色を避けた鮮やかな配色を用いることで映し出される、その時代のパリの街並みや市民の日常生活が魅力的だ。第2章のポスト印象派では、日本初上陸となるゴッホ晩年の作品《オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて》やゴーギャンの《自画像》など、この時代を代表する画家たちの傑作を中心に展開。この章では、アール・ヌーヴォーと連動し、挿絵や版画、ポスター、家具などジャンルの垣根を越え創作活動をした「ナビ派」モールス・ドニやピエール・ボナールの作品も楽しむことができる。20世紀のフランス・ドイツ絵画は、第3・4章に分けて紹介。ドイツ人館長ヴィルヘルム・R・ヴァレンティナーの時代に収集されたものや、ピカソがキュビズム時代に描いた作品など、多様性とダイナミズムが息衝く時代を体感できる。また、2016年12月17日(土)、24日(土)、25日(日)の3日間は、夜間特別開館「クリスマス・ナイトミュージアム」を実施。夜間開館中は、展示室内に特設クリスマスツリーを設置し、通路に色鮮やかな電飾を飾り音楽を展示室内に流すなど、クリスマス仕様にイメージチェンジしている。【概要】デトロイト美術館展 〜大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち〜会期:2016年10月7日(金)~2017年1月21日(土)※休館日は10月21日(金)会場:上野の森美術館住所:東京都台東区上野公園1-2開館時間:9:30~16:30(毎週金曜日、10月22日(土) 9:30〜20:00)※入館は閉館の30分前まで。観覧料:一般 1,600円、高校・大学生 1,200円、小・中学生 600円、小学生未満 無料※前売・団体は各200円引き(団体は20名以上、小・中学生は100円引き)<br />※障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名様は無料。(要証明)【クリスマス・ナイトミュージアム概要】日程:2016年12月17日(土)、12月24日(土)、12月25日(日)時間:17:30〜19:00(入館は18:30まで)会場:上野の森美術館住所:東京都台東区上野公園1-2料金:ペアチケット3,000円(税込)【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600(全日/8:00~22:00)■巡回予定・大阪市立美術館 会期:2016年7月9日(土)〜9月25日(日)住所:大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1‐82※休館日:月曜日 (但し、7月18日、8月15日、9月19日は開館、7月19日は休館)開館時間:9:30~17:00 (入場は16:30まで)観覧料:一般 1,500円(1,300円)、高校・大学生 1,000円(800円)※()内は前売りおよび20名以上の団体割引料金※ペア券(一般のみ)プレイガイドのみで販売。販売期間は4月27日から7月8日まで※中学生以下、障がい手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。(要証明)。※本展は大阪市内在住の65歳以上も一般料金。・豊田市美術館会期:2016年4月27日(水)〜6月26日(日)※休館日:月曜日(但し、5/2は開館)住所:愛知県豊田市小坂本町8-5-1観覧料:一般 1,400円、高校・大学生 1,000円、中学生以下 無料※前売・団体は各200円引き(団体は20名以上)※豊田市内在住、在学の高校生、障がい者手帳の所持者、市内75歳以上は無料(要証明)
2016年07月01日東京・品川の「原美術館」にて、2014 年秋の「開館35周年記念 原美術館コレクション展」以来となる全館を使ったコレクション展示「みんな、うちのコレクションです」が、8月21日(日)まで開催中だ。「原美術館」は、もともと個人邸宅として 1938年に建てられたもので、西洋モダニスム建築を取り入れ、中庭を包みこむように緩やかな円弧を描いた空間デザインが特徴的。居間や寝室であったスペースは企画ごとに展示を入れ替えるギャラリーに変わった一方、浴室や洗面所などのユーティリティースペースは、アーティストに依頼してユニークな常設展示作品に生まれ変わっているほか、建物の中以外の、敷地内の庭にも、野外の常設作品が点在している。大規模な美術館とは一風異なり、作品と同時に、美術を鑑賞体験する“場”そのものも味わえる場所だ。1979年の創立以来収集してきたコレクションは、国内外の多彩な現代アーティストの絵画・彫刻・写真・映像作品など、現在約1,000点にのぼる。その中から、横尾忠則、加藤泉、クリスト&ジャンヌ=クロード、ウィリアム ケントリッジをはじめとする絵画・彫刻・ドローイング・映像作品を展示。今回は、中国を代表するアーティストであると同時に、積極的な社会活動でも知られる艾未未(アイ・ウェイウェイ)の貴重な初期作品や、日本から帰化してブラジル美術界の巨匠となり、昨年惜しくも亡くなったトミエオオタケ(大竹富江)の絵画も展示される予定だ。原美術館では、増築した多目的ホールや中庭を利用して多彩なイベントも随時開催されており、会期中には、8月13日(土)、14(日)に「トヨダ ヒトシ 映像日記・スライドショー」が行われる。また、日曜日と祝日には、同館学芸員による展示解説も行われる。展示解説は、14:30から約30分間で予約は不要。(text:cinemacafe.net)
2016年06月30日「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展が、9月3日から11月13日まで、東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催される。1948年に東京に生まれた杉本博司は、アメリカ・カリフォルニア州のアートセンター・カレッジ・オブ・デザインで写真を学び、「ジオラマ」「劇場」「海景」シリーズなどの大型カメラで撮影された精緻な写真作品を制作して、国際的に高い評価を確立した写真家で現代美術家。その作品は、ニューヨークのメトロポリタン美術館やニューヨーク近代美術館(MoMA)、ロンドンのテート・ギャラリーなど世界中の美術館に所蔵されている。また、近年は活動の範囲を広げ、執筆や設計も手掛けている杉本は、2008年に建築設計事務所「新素材研究所」を建築家の榊田倫之と設立。これまでに静岡のIZU PHOTO MUSEUMや東京・六本木のLondon Galleryの内装を担当している。来年の2月には、展示室の改装を手掛ける静岡のMOA美術館がリニューアル・オープンするほか、同年秋には、ランドスケープ全体を設計した神奈川の小田原文化財団 江之浦測候所の開館が予定されている。杉本の世界観や歴史観に迫る本展では、2014年にパリの美術館、パレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)で開催された「Lost Human Genetic Archive」展のインスタレーションを東京ヴァージョンとして新たに展開。人類の死滅を想定し、遺物となった歴史や文明について、「比較宗教学者」「宇宙物理学者」といった33の視点から考察する。会場では、「今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない」「廃墟劇場」「仏の海」の3シリーズを展示。今回、世界で初めて公開される「廃墟劇場」は、1970年代から制作しているシリーズ「劇場」が発展したもので、実際に廃墟と化した劇場で杉本が自らスクリーンを貼り直して映画を投影し、作品1本分の光量で露光した作品だ。また、「仏の海」は、10年以上にわたって杉本が取り組んできた、京都の蓮華王院本堂(通称、三十三間堂)の千手観音を撮影したシリーズで、今回は同シリーズの大判作品による新たなインスタレーションが展示される。なお、本展は、大規模改修事業を経て9月3日にリニューアル・オープンする東京都写真美術館の総合開館20周年を記念して行われるもの。同館では、「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展の開催を皮切りに、総合開館20周年を記念した展覧会やワークショップ、イベント、国際シンポジウムが行われる予定だ。また、同館では、総合開館20周年にあわせて新しいシンボルマークとロゴタイプを制作。シンボルマークは、アーティストデュオ・ネルホル(Nerhol)として活動中の田中義久が手掛け、ロゴタイプは、文字に関わるデザインの企画や制作を手掛ける字游工房が担当した。さらに、新たに同館の愛称が、英語館名「Tokyo Photographic Art Museum」の頭文字から「トップミュージアム」に決定した。東京都写真美術館 シンボルマーク【イベント情報】リニューアル・オープン 総合開館20周年記念「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展会場:東京都写真美術館2階・3階展示室住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内会期:9月3日~11月13日時間:10:00~18:00※木、金曜日は20:00まで※入館は閉館の30分前まで料金:一般1,000円、学生800円、中高生・65歳以上700円休館日:月曜日(ただし9月19日、10月10日は開館し、9月20日、10月11日は休館)
2016年06月29日展覧会「魔法の美術館 光と影のイリュージョン」が、7月12日から8月28日まで、東京・新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催される。これまでに、全国多数の美術館を巡回し、総計168万人以上を動員している「魔法の美術館」は、見て、参加して、楽しむ全く新しいタイプの展覧会だ。美術ファンだけでなく、ふだん美術館に足を運ばない方も、子供から大人まで、直感的に楽しめる作品が並ぶ。本展では、コンピューターなどを媒体として先端技術を駆使したアート表現作品「メディアアート」をはじめ、自然現象や光と影を活用したアナログ的作品など多彩な作品を公開。中でも、新しいテクノロジーが潜む本展には、作品と観客がお互いに反応し合う双方向性を持った体感型の作品「インタラクティブアート」が多数出品される。会場では、作品の前に立つと、自分の全身が映し出され、近づいたり遠のいたりすると、身体の解像度が変化してドットでできたキャラクターのような姿に変わっていく、インタラクションアーティスト岡田憲一と空間デザイナー冷水久仁江(LENS)による《Pixelman》をはじめ、作品の前で大きく手を振ると、はらはらと桜の花びらが舞い散る、デザインエンジニア緒方壽人(takram design engineering)による《SAKURA》、「浮遊」への興味から「鳥」や「羽根」をテーマとした作品を展開中の小松宏誠によるガチョウの羽根で作られたシャンデリア《Lifelog_ シャンデリア》など、10組のアーティストによる約17点の多様な作品が展示される。【イベント情報】「魔法の美術館 光と影のイリュージョン」会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館住所:東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜ビル42F会期:7月12日から8月28日時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,000円、大学・高校生600円、65歳以上800円、中学生以下無料休館日:月曜日(但し7月18日は開館、翌火曜日も開館)
2016年06月22日ブリヂストン美術館が「アーティゾン美術館(ARTIZON MUSEUM)」としてリニューアルし、2020年1月18日(土)に再び開館する。「新TODAビル 文化貢献施設」や「アートスクエア」とともに、京橋1丁目東エリアに新しい芸術・文化拠点を形成する「京橋彩区(きょうばしさいく)」に立地する。ブリヂストン美術館がリニューアルブリヂストン美術館は、1952年1月に東京で初めて西洋絵画を展示する美術館として開館した。以来、60年以上にわたり東京・京橋において東西の名画にふれあう機会を提供してきた美術館だ。これまで、クロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワールの作品を集めた「ベスト・オブ・ザ・ベスト」や、オランダ出身のウィレム・デ・クーニングにフォーカスした展覧会など、独自の美術展を開催してきた。アーティゾン美術館に名称変更へブリヂストン美術館の歴史を継ぐ美術館として、新たに誕生する「アーティゾン美術館」。展示面積は、旧美術館の約2倍となり、展示室は4階から6階の3フロアで構成される。ガラスに囲まれたモダンな建築で、館内には明るく開放的な空気が漂う中、作品世界に没入できる。展示面積の拡大に伴い、展示もパワーアップ。「創造の体感」をコンセプトに、印象派を中心とする従来のコレクションから、古美術、日本近代洋画、20世紀美術、現代美術まで2,500点以上にのぼる多彩な作品を、独自性豊かな企画とともに公開。旧美術館では実現できなかった大規模な企画展(特別展)とコレクション展の同時開催が可能となる。また、入口は従来の八重洲通り沿いから、銀座と日本橋をつなぐ中央通り沿いへと移動。京橋一丁目の再開発における芸術と文化の拠点として、地域の発展と貢献を目指す。「京橋彩区」でオープンする施設東京駅八重洲口から歩いて5分、美術館、ギャラリー、古美術商などが集積する東京駅周辺エリアに“開かれた芸術・文化拠点”として形成される「京橋彩区」。ここでは、芸術・文化イベントの開催や、若手クリエーターなども含めた芸術・文化活動をサポートしていく。新TODAビル 文化貢献施設(仮称)「新TODAビル 文化貢献施設」は、人々が気軽にアートやクリエイションに触れられるギャラリーの他、アーティストやクリエイターを支援するコワーキングスペース、イベントホールなどが整備される。また、アート作品やデザインプロダクトを販売するショップも併設され、ショッピングも楽しめる。アートスクエア(仮称)中央通り沿いに2019年7月一部オープンする広場「アートスクエア」では、多様な芸術・文化イベント開催される予定だ。また、新TODAビル 文化貢献施設が竣工後は、広場の間口が120mになり、さらに芸術・文化イベントが盛んになるだろう。詳細アーティゾン美術館オープン日:2020年1月18日(土)場所:ミュージアムタワー京橋住所:東京都中央区京橋1-7-2延床面積:約 6,650m²施設構成:1F エントランスロビー、ミュージアムカフェ / 2F ミュージアムショップ / 3F 受付、多目的ホール / 4F〜6F 展示室(面積約 2,100m²)※ 掲載パースはすべて計画段階のものであり、今後変更の可能性あり。【主な収蔵画家・彫刻家】クロード・モネ、ポール・セザンヌ、フィンセント・ファン・ゴッホ、ポール・ゴーガン、パブロ・ピカソ、藤田嗣治、藤島武二、ジャクソン・ポロック、堂本尚郎、オーギュスト・ロダンなど※そのほか古代美術品も収蔵■「京橋彩区」詳細・ミュージアムタワー京橋(2019年7月竣工) ※タワー内にアーティゾン美術館がオープン。・(仮称)新TODAビル 文化貢献施設(2024年竣工予定)・(仮称)アートスクエア( 2019年7月一部オープン、2024年全面オープン)
2016年06月20日しりあがり寿の美術館での初個展となる「しりあがり寿の現代美術 回・転・展」が、7月3日から9月4日まで、東京・中村橋の練馬区立美術館で開催される。しりあがり寿は、『弥次喜多 in DEEP』や朝日新聞に連載中の『地球防衛家のヒトビト』など、独特の批評精神に満ちたギャグ漫画で知られる漫画家。その仕事は、文藝春秋漫画賞や手塚治虫文化賞・優秀賞を受賞するなど高い評価を得ており、最近では、東日本大震災後の日本をテーマにした漫画集『あの日からのマンガ』が大きな話題を集めた。また、日本大学芸術学部や神戸芸術工科大学では、長年に渡り学生の指導にあたっている。本展では、これまでの多様な仕事に触れつつ、回転インスタレーションを中心に新作を展開。絵画作品やジオラマ、日用品から映像まで、あらゆるものが展示室内で回転する。回転とは?芸術とは?“漫画家しりあがり寿”とは一味違う、新しい“しりあがり寿ワールド”を体感する展覧会だ。会期中には、しりあがり寿とデザイナーの祖父江慎をゲストに迎えた対談をはじめ、鑑賞プログラムやワークショップなどが開催される。イベントのスケジュールや詳細は、練馬区立美術館のオフィシャルサイトで確認出来る。【イベント情報】「しりあがり寿の現代美術 回・転・展」会場:練馬区立美術館住所:東京都練馬区貫井1-36-16会期:7月3日~9月4日時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)料金:一般800円、高・大学生および65~74歳600円、中学生以下および75歳以上無料、その他各種割引制度あり※要証明書休館日:月曜日(7月18日は開館)、7月19日
2016年06月19日【ママからのご相談】子どもが少し大きくなり、大量のぬいぐるみや赤ちゃん用おもちゃの処分方法に困っています。愛着があるものが多く、燃えるゴミに出す気にはなかなかなれません。みなさんどうしているのでしょうか?●A. 捨てるもリサイクルもいろいろ! ママたちに処分法を聞いてみました。こんにちは。ご相談ありがとうございます。ママライターのmomoです。子どもが生まれてからプレゼントでいただいたり、どこかへ行ったときに買ってあげたり、おもちゃやぬいぐるみは成長と共にどんどん増えていきますよね。たしかに、みんなどうしているのか気になります。今回はママたちに実際のところどうしているのか聞いてみましたのでご紹介します。●(1)寄付する『乳児院や病院など、もらってくれるか電話で確認した後に寄付するようにしています。絵本なども喜んでもらえますよ』(8歳と10歳の女の子のママ)『発展途上国へ寄付する団体などをネットで探すと意外と多く出てきます。ワクチンへ変換 することができたりもするので、誰かの役に立つように送っています』(9歳と5歳の男の子のママ)多かった答えは、「寄付する」ということ。衣類のリサイクルは聞いたことがありますが、ぬいぐるみなどもリサイクル、リユースできる時代なのですね。いらないものが誰かのためになるのなら、うれしい限りです。●(2)販売する『出産祝いでいただいたものの中に高価なものがあったので、ネットオークション で販売しました。予想以上に高値がついたので、売れそうなものは売ってしまっています』(5歳女の子のママ)『もう我が家では使わないけどまだまだきれいなものは、フリマや幼稚園のバザー で販売しています。儲けというよりは、誰かに喜んでもらえれば、という気持ちで』(5歳男の子と0歳女の子のママ)ブランドもののぬいぐるみやアンティークのおもちゃなどは高値で売れる場合があります。捨てる前に売れそうなものか調べてみるのもいいかもしれませんね。高値で売らなくても、きれいなものならフリマやバザーで十分に売れる可能性があります。おもちゃやぬいぐるみは愛着があるものなので、次の持ち主を探してあげるのもいいですね。●(3)神社やお寺で供養してもらう『長年我が家にいたので魂があるような気がして、お寺で供養してもらってきました。しっかり別れも告げられてよかったです』(12歳男の子と8歳女の子のママ)ずっと一緒にいて愛着のあるぬいぐるみやおもちゃ。なんだか生きているような感覚もわいてきて、捨てるに捨てられないものですよね。そういう場合は神社やお寺で供養してくれるので、電話で聞いてみましょう。ちゃんとした“お別れ”をすることができますよ。----------大事にしていたからこそ、簡単には捨てられないものたち。新しい持ち主を探すも、捨てるも、家族で決めてみるのがいいでしょう。後悔のない“さよなら”をできるといいですね。●ライター/momo(ママライター、元モデル)
2016年06月18日横浜みなとみらいにある「横浜美術館」では、横浜の地元企業である富士ゼロックスと横浜美術館のコラボによる企画展「複製技術と美術家たち-ピカソからウォーホルまで」が6月5日(日)まで開催中だ。本展では、1988年以来「版画もしくはそれに類する手段で複数制作されたもので、その時代の精神や文化を表徴する作品」を指針として、欧米と日本の重要な作家による版画、写真、コピー・アート(ゼログラフィーによる作品)、アーティストブックなどを収集した富士ゼロックス版画コレクションが展示される。その数は現在約950点を擁し、その中の約350点がまとまって展示されるのは本展が初めて。さらに、版画コレクションに加えて、横浜美術館が擁する150点が合わせて展示され、約500点の作品展示を通して、写真印刷や映像などの「複製技術」が発達・普及し、誰もが複製を通して美術を楽しむことができる時代に、ピカソをはじめ20世紀の欧米を中心とする美術家たちが、どのような芸術のビジョンをもって作品をつくっていったのかを検証する。中でも、ドイツの文芸批評家ヴァルター・ベンヤミン(1892年ー1940年)の写真や美術に関する考察や発言に注目し、彼が著作中で言及した写真や美術の作品を展示している。ベンヤミンの論文「複製技術時代の芸術作品」は、その後の美術、写真、映画の評論だけでなく、メディア論や社会学、思想研究に大きなインパクトを与えたが、ベンヤミンの著述に登場する代表的な写真家や美術家たちの実作品を、美術史の流れの中で鑑賞することができる貴重な機会となる。さらに、この企画展では、富士ゼロックスのクラウド発信型音声ガイドサービス「SkyDesk Media Trek(スカイデスク・メディアトレック)」を提供しており、自分のスマートフォンやタブレットに、専用アプリをダウンロードして、無料で音声による展示作品の解説を楽しむことができる。解説は担当学芸員が書き下ろし、作品を目の前にしながら、制作の背景や他の作品とのつながりを知ることができるので、美術史に疎くても安心して作品を鑑賞することができる。気持ちの良い初夏の週末、横浜みなとみらいにお出かけのついでに、ぜひ立ち寄ってみてはいかがだろう。(text:cinemacafe.net)
2016年05月28日「中島千波とおもちゃシリーズ 画家のひみつ」展が、5月31日から7月10日まで、東京の渋谷区立松濤美術館で開催される。中島千波は、東京藝術大学在学中から日本美術院展で入選するなど、早くから才能を発揮している日本画家。花鳥画や人物画、風景画と画題は幅広く、また、装画や挿絵等も手掛けており、制作活動は多岐にわたる。その中島が生涯描き続けたいと語る「おもちゃシリーズ」。メキシコを始め、ペルーやフランス、ベルギー、インド、日本など、自身で集めた世界各地のおもちゃをモチーフに描いたシリーズ作品で、窓を背景に、花と共に描かれる素朴なおもちゃたちは異国情緒が漂い、神秘的な世界観を作り上げている。本展では、「おもちゃシリーズ」の作品約60点の展示に加え、モチーフになったおもちゃの数々も展示室内に配される。また、おもちゃシリーズを制作するために描かれた花のデッサンも同時に公開される。会期中には、中島本人によるギャラリートークやトークショーなどのイベントも開催。詳細は同美術館のオフィシャルサイトで確認出来る。【イベント情報】「中島千波とおもちゃシリーズ 画家のひみつ」会場:渋谷区立松濤美術館 住所:東京都渋谷区松濤2-14-14会期:5月31日~7月10日時間:10:00~18:00(金曜日は20:00まで開館、入館は閉館の30分前まで)料金:一般500円、大学生400円、高校生・60歳以上250円、小中学生100円休館日:6月6日、13日、20日、27日、7月4日
2016年05月26日「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展」が東京・国立美術館にて開催される。会期は、2016年4月27日(水)から8月22日(月)まで。世界でも有数のルノワール・コレクションを誇る、オルセー美術館とオランジュリー美術館。本展は、両美術館が所蔵する、100点を超える絵画や彫刻、デッサン、パステルなど貴重な資料の数々によって画家ピエール・ オーギュスト・ ルノワールの全貌に迫るものだ。展覧会内では、作品を10章に分けて構成。写実的な初期作品を始め、肖像や風景、風俗、花、子ども、裸婦といった、ルノワールの愛した主題を紹介する。例えば、第4章では「“現代生活”を描く」と題し、ダンスホールや酒場、カフェ、郊外の舟遊びといった、 19世紀のパリ生活に特徴的なシーンを切り取った作品を展示。この章の主役、ルノワールの最高傑作《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》は、日本で初めて展示される。他にも、第1章「印象派へ向かって」や第5章「子どもたち」、第8章「《ピアノを弾く少女たち》の周辺」など、あらゆる視点からルノワールの作品に触れることができる。最晩年の名作《浴女たち》も、初めての来日となるので、ぜひ注目してみて。【展覧会概要】オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展会期:2016年4月27日(水)〜8月22日(月)会場:国立新美術館 企画展示室1E住所:東京都港区六本木7-22-2休館日:毎週火曜日 ※5月3日(火・祝)、8月16日(火)は開館開館時間:10:00〜18:00金曜日、8月6日(土)、13日(土)、20日(土)は20:00まで※入場は閉館の30分前まで観覧料:当日 一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円※価格は全て税込み。※団体は20名以上。※団体料金は200円引き。※障害者手帳持参者とその付添者1名無料。※中学生以下無料。※4月30日(土)〜6月26日(日)までの土曜、日曜は高校生無料観覧日(学生証の提示必要)【問い合わせ先】国立新美術館TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2016年05月01日展覧会「魔法の美術館」が、東京・新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館にて開催。会期は、2016年7月12日(火)から8月28日(日)まで。「魔法の美術館」は、見て、参加して、楽しむ、体感型の展覧会。来館者の動きに合わせて、色とりどりの光や影のモチーフ、映像、音が変化する作品などで、美しくも不思議な空間を演出する。日本人に親しまれてきた散りゆく桜をコンセプトとした《SAKURA》は、作品の前で大きく手を振ると、はらはらと桜の花びらが舞い散る。咲き誇る姿以上に、その散り際の美しさが、見る人の心に特別な感情を呼び起こす。一方、岡田憲一+冷水久仁江(LENS)による《Pixelman》は、作品の前に立つと自分の全身が映し出され、近づいたり遠のいたりすることで、身体の解像度が変化し、まるで自らが、ドットでできたキャラクターのような姿に。また、ガチョウの羽根でできた《Lifelog_シャンデリア》は、空間の風を受けてシャンデリアが回転し、木漏れ日のような光と影が広がっていく優雅な美しさが、私たちを魅了する。そのほか、世界中の童話をモチーフとしたものや、壁や立体に投影された幾何学的な柄を活かしたものなど、自分自身が参加することで完成する作品の数々が登場。国内外で活躍する注目のアーティストたちが、さまざまな素材やコンピュータを使って “光と影のイリュージョン”を仕掛けていく。【開催概要】魔法の美術館 光と影のイリュージョン会期:2016年7月12日(火)~8月28日(日)休館日:月曜日(ただし7月18日は開館。翌火曜日も開館)開館時間:10:00~18:00※入館は閉館30分前まで。観覧料:一般 1,000(800)円、大学・高校生 600(500)円、シルバー(65歳以上) 800円、中学生以下 無料※()内は前売りおよび20名以上の団体料金。会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館住所:東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル42階【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2016年04月28日「奈良美智がえらぶMOMATコレクション 近代風景~人と景色、そのまにまに~」が2016年5月24日(火)から11月13日(日)までの期間、東京国立近代美術館本館2F ギャラリー4で開催される。本展覧会では、美術家・奈良美智(Yoshitomo Nara)がMOMATのコレクションから約60点をセレクトして展示する。大学時代の恩師である麻生三郎や、麻生とともに戦争の時代を生きた松本竣介。村山槐多のたくましい少女像や、榎本千花俊の女性像など。奈良は美術史にとらわれることなく好きな作品を選んだら、主に1910〜50年代の人と景色を描いているものにしぼられたという。奈良の人気作品《Harmless Kitty》も4F「ハイライト」コーナーに展示。普段はあまり展示されない作品やおなじみの名作も、奈良のコメントと共にずらりと並ぶ。彼の目を通して、作品の新しい魅力を発見する機会となりそうだ。【概要】奈良美智がえらぶMOMATコレクション 近代風景~人と景色、そのまにまに~会期:2016年5月24日(火)〜11月13日(日)開館時間:10:00〜17:00金曜日は20:00まで ※入館はそれぞれ閉館30分前まで。休館日:月曜日(ただし7月18日、9月19日、10月10日の祝日は開館)、7月19日(火)、8月8日(月)〜15日(月)、9月20日(火)、10月11日(火)会場:東京国立近代美術館 本館2F ギャラリー4住所:東京都千代田区北の丸公園3-1観覧料:一般430(220)円、大学生130(70)円※高校生以下および18歳未満、キャンパスメンバーズ、MOMATパスポート持参者、65歳以上、障害者手帳持参者とその付添者(1名)は無料。※()内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。※当日に限り「MOMATコレクション」(4F〜2F)も観覧可能。無料観覧日:毎月第一日曜日(6月5日、7月3日、8月7日、9月4日、10月2日、11月6日)および11月3日(木・祝)※本展および「MOMATコレクション」(4F〜2F)のみ。【問い合わせ先】03-5777-8600(ハローダイヤル)
2016年04月25日「こどもとファッション 小さい人たちへのまなざし」が2016年7月16日(土)から8月31日(水)までの期間、東京都庭園美術館にて開催される。こども服は消耗が激しく、良い状態で残されていることが少ない資料だ。しかし本展では、ヨーロッパで30年以上かけて収集されたコレクションから選りすぐった、日本初公開を含む約30点を展示。また、明治以降の日本の洋装こども服も紹介する。長野県須坂市の田中本家博物館が出品する保存状態の良いこども服からは、大正時代のこどもが誇らしげに洋服を着ている姿が目に浮かぶ。その他にも、こどもの姿が描かれた絵画、ファッションプレート、絵本、写真など150点以上の作品も展示。中でも様々なポーズや服装のこども達をユーモラスに描いたルイ =モーリス・ ブテ・ド・モンヴェルの可愛らしいイラストレーションは見どころだ。時代につれて変わっていく大人達のこどもに対する認識や、現在の常識では不思議に思える当時の事実なども紹介している本展。是非足を運んでみてはいかがだろうか。【概要】こどもとファッション 小さい人たちへのまなざし会期:2016年7月16日(土)~8月31日(水)場所:東京都庭園美術館 本館・新館住所:東京都港区白金台5-21-9開館時間:10:00〜18:00 (入館は閉館の30分前まで)休館日:第2・第4水曜日入館料:一般 1,100(880)円、大学生(専修・各種専門学校含む) 880(700)円、中・高校生・65歳以上 550(440)円※()内は前売り及び20名以上の団体料金。※小学生以下および都内在住在学の中学生は無料。※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳を持参の方とその介護者1名は無料。【問い合わせ先】東京都庭園美術館TEL:03-3443-0201
2016年04月23日「日伊国交樹立150周年特別展 アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」が開催される。期間は、東京・国立新美術館で2016年7月13日(水)から10月10日(月・祝)まで、大阪・国立国際美術館で2016年10月22日(土)から2017年1月15日(日)まで。日伊国交樹立150周年を祝して開催される本展。アカデミア美術館が管理する14世紀から18世紀にかけてのヴェネツィア絵画を中心とした、約2,000点の充実したコレクションによる、本邦初の展覧会だ。テーマを「ルネサンス期のヴェネツィア絵画」とし、ヴェネツィアの画家たちの自由奔放な筆致による豊かな色彩表現、大胆かつ劇的な構図を堪能できる名画、約60点を展示する。ルネサンス発祥の地であるフィレンツェの画家たちが、明快なデッサンに基づき丁寧に筆を重ねる着彩、整然とした構図を身上としたのに対する、感情や感覚に直接訴えかける絵画表現の可能性を切り開いていったヴェネツィア・ルネサンス絵画の展望。15世紀から17世紀初頭にいたるまでの、ジョヴァンニ・ベッリーニやクリヴェッリ、カルパッチョ、ティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼなど、名だたる巨匠たちの傑作が一挙に集う。また、ヴェネツィア盛期ルネサンス最大の巨匠ティツィアーノが晩年に手がけた祭壇画の大作《受胎告知》(サン・サルヴァドール聖堂)が特別出品されることも、本展の大きな見どころ。時代の黎明期から終焉までの流れ、得意とした肖像画の分野をそれぞれ5つの章に分けて構成し、当時の作品や空気を味わうことができる。【概要】日伊国交樹立150周年特別展アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち会期:2016年7月13日(水)~10月10日(月・祝) 毎週火曜日休館 ただし、8月16日(火)は開館開館時間:10:00~18:00 金曜日、8月6日(土)、13日(土)、20日(土)は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで会場:国立新美術館 企画展示室2E 住所:東京都港区六本木7-22-2観覧料:一般 1,600円、大学生 1,200円、高校生 800円 (前売/団体は各200円引)※中学生以下および障害者手帳の所持者(付添者1名を含む)は入場無料。※9月17日(土)~19日(月・祝)は高校生無料観覧日。(学生証の提示が必要)巡回予定:会期:2016年10月22日(土)〜2017年1月15日(日)会場:国立国際美術館(大阪・中之島)住所:大阪府大阪市北区中之島4-2-55開館時間:10:00〜17:00(金曜日は10:00〜19:00)※入場は閉館の30分前まで。休館日:月曜日、2016年12月28日(水)〜2017年1月4日(水)※ただし、2017年1月9日(月・祝)は開館し、翌10日(火)は休館。観覧料:一般 1,500円、大学生 1,200円、高校生 600円 (前売/団体は各200円引)※団体は20名以上。※中学生以下および障害者手帳の所持者(付添者1名を含む)は入場無料。※前売り券は、10月21日(金)までの販売。【問い合わせ先】国立新美術館(東京)TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)国立国際美術館(大阪)TEL: 06-4862-5777(大阪展事務局/平日10:00〜17:00)
2016年04月08日東京都・六本木の森アーツセンターギャラリーは、ルーヴル美術館特別展「ルーヴル No.9 ~漫画、9番目の芸術~」を開催する。会期は7月22日~9月25日。同展は、「ルーヴルBDプロジェクト」において、漫画家たちがルーヴル美術館をテーマにして自由に描いた作品を一挙公開するもの。フランス語圏において、古くから独自に発展してきた「バンド・デシネ(BD)」という漫画文化は、大衆的な作品がある一方で、絵画のような複雑で技巧に富んだ作品も多い。"子供から大人まで鑑賞して楽しめる"という特徴から、フランスで漫画は「第9の芸術」(フランスにおける芸術の序列で、第1~8は順に、建築・彫刻・絵画・音楽・文学/詩・演劇・映画・メディア芸術)とされ、近年では漫画は評論や研究の対象にもなっている。「漫画」という表現方法を通して、より多くの人々にルーヴル美術館の魅力を伝えるため、2005年にスタートした「ルーヴルBDプロジェクト」は、漫画家たちにルーヴル美術館をテーマに自由に作品を描いてもらうもので、フランス内外の著名な漫画家が多数参加。日本では荒木飛呂彦、谷口ジローが参加しており、2016年、日本人3人目となる松本大洋の参加が決定し、作品の一部が公開された。これまで同プロジェクトからは11作品が出版されてきたが(うち5作品は日本語版出版済)、同展では数百点に及ぶ原画や資料が趣向を凝らした演出と共に一挙公開される。また、同展のために五十嵐大介、坂本眞一、寺田克也、ヤマザキマリと有名日本人漫画家たちが作品を描き下ろすということだ。参加アーティストはニコラ・ド・クレシー、マルク=アントワーヌ・マチュー、エリック・リベルジュ、ジャン=クロード・カリエール&ベルナール・イスレール、荒木飛呂彦、クリスティアン・デュリユー、ダヴィッド・プリュドム、エンキ・ビラル、エティエンヌ・ダヴォドー、ルー・ユイ・フォン&フィリップ・デュピュイ、谷口ジロー、ほか。
2016年03月10日赤ちゃん用のおもちゃは「飲みこめない大きさか」「舐めても害はないか」「不衛生ではないか」など、安全面が気になるものですよね。赤ちゃん向けに配慮した市販品もたくさんありますが、あっという間に成長してしまうため「せっかく買ったのに…」と使用頻度が少なくなってしまうのも悩みです。それなら100円ショップで購入できるフェルト生地を使って、手作りおもちゃを作ってみてはいかがでしょう。手作りなので大きさは調整可能! やわらかくて手触りのいいフェルトおもちゃは、なめて汚くなってしまったらすぐに新しく作り直すこともできますよ。フェルト生地の手作りおもちゃ(1)指人形用意する材料はフェルト生地とハサミや布用ボンドなど。100円ショップでは5色のフェルトがセットになって販売されているのでとても便利です。まずは簡単な指人形から作ってみましょう。縦6cm×横6cmほどの生地と、同じ横幅で縦が2cmほどの肌色の生地を用意します。ボンドで写真のように重ねて貼りつけ、裏返しにしたら端にまたボンドを縦につけ、くるくる巻いたら出来上がり。肌色の部分に顔を描きます。笑った顔、とぼけた顔、びっくりした顔など、表情ごとに何個も作ると楽しいですね!フェルト生地の手作りおもちゃ(2)さかなのボタンはめ好きな色の生地を使い、さかなの形にハサミで切ります。目の部分に針と糸で余っているボタンを縫いつけ、ひれなどを飾り付けましょう。それぞれの魚のしっぽの部分にボタンを通せるよう、ハサミで切れ目をいれたら完成です。手先が器用になってきた赤ちゃんと一緒に、ボタンをはめたりはずしたりして遊べますよ。フェルト生地の手作りおもちゃ(3)クレープ好きな色の生地を正方形に切り、手巻き寿司の海苔に見立ててくるんだら、重なりあう部分をボンドで貼り付けます。別の色の生地をまた正方形に切り、最初に巻いたものを包んで同じように巻き付けます。これでクレープの完成です。最後に細長く切った別の生地をくしゅっとさせてクレープの中に詰め込めば、立体的なクレープのできあがりです。もしボンドがはがれてしまう場合には、針と糸で縫い止めてもいいでしょう。ボンドは布用を使い、貼りつけた後は重石のようなものをのせて、少し時間を置くと、くっつきやすくなりますよ。フェルト生地を使ったおもちゃは見た目にも優しい雰囲気があり、ママもほっこりした気持ちで手作りタイムを楽しめるはず。ぜひ参考にしてみてくださいね。(すだあゆみ)
2016年03月06日リビングに作るおもちゃ用の収納スペース。「派手な色のおもちゃ収納だと周りの家具と合わない」という人におすすめなのが、ご存じIKEAの収納アイテム。そこで今回は数あるIKEAの収納の中でも、特に便利なものをいくつかご紹介します。おもちゃ収納の定番! トロファストIKEAのおもちゃ収納といえばこれ!というくらい有名なのが、オープンシェルフと樹脂製のボックスを組み合わせたトロファスト。好きなカラーを組み合わせることができ、しかも白や黒などのモノトーンも選ぶことができるので、シンプルなインテリアが好きな人にぴったり。白をベースに、緑のボックスを1~2個足してナチュラルっぽい感じにしたり、白・赤・青でトリコロールカラーにしたりしてもかわいいですね。細かなものをすっきり収納! ノールドリのチェストIKEAには「ストゥヴァ」と言われる子ども用の収納シリーズがありますが、こちらは奥行きが50cmもあるため、リビングに置くとかなり圧迫感が…。代わりにおすすめなのが、洋服用の収納として売られている「ノールドリ」のチェスト。白が基本で、引き出しの配置も自由に選ぶことができるため、おもちゃがすっきり片付きます(ただし組み立てはかなり大変)。トロファストと違って引き出しがはずれないようになっているので、ブロックなど床にドバーッと出して遊ぶおもちゃを入れるのには不向きですが、逆に細かなおもちゃを必要な分だけ取り出して遊んでほしいときにはぴったりです。何にでも使える! プルッギスのボックスカラーボックスやオープンシェルフに入れて使うのに便利なのが、「プルッギス」の真っ白なボックス。ホームページでは「分別ごみ箱」として売られていますが、丈夫で軽く、汚れも落としやすいので、おもちゃ収納にうってつけ。ぬいぐるみや電車のレールなど大きめのおもちゃの収納はもちろん、バスルームにおいて子どもの下着やタオルを入れたり、キッチンにおいてお菓子や飲み物をストックしたりと、いろんな用途に使えます。このほかにもIKEAにはシンプルなデザインの「隠す収納」がいっぱい。この機会にぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?(岡本まめ)
2016年03月03日200年以上の歴史があるシャンパーニュ・メゾン「ペリエ ジュエ」が、今春の「LIFE IS ART」プロジェクトの第一弾として、東京都庭園美術館で開催中の「ガレの庭 花々と声なきものたちの言葉」とコラボレーションし、館内の「カフェ・ド・パレ」にてポップアップカフェが2月25日(木)~4月10日(日)の期間限定でオープンされる。「ペリエ ジュエ」のアイコニックなシャンパーニュボトルは、1902年にエミール・ガレがアネモネの花をボトルに描いたことにより生まれた。優美で繊細なデザインのアーティスティックな「ペリエ ジュエ」のボトルは、”シャンパーニュの芸術品”と称され、世界各国で愛され続けてきた。「ペリエ ジュエ」は、創業当時よりアートの理念を大切にしてきたブランドスピリットのもとに、これまでもさまざまなアーティストたちとコラボレーションを展開してきた。今回、エミール・ガレの植物に対する深い愛と、比類なき芸術性に焦点を当てた企画展「ガレの庭 花々と声なきものたちの言葉」の開催にちなんだコラボレーションが実現。期間限定のポップアップカフェでは、「ペリエ ジュエ グラン ブリュット」とともに、そのフルーティーで爽やかな香りにインスピレーションを受けて作られたスペシャルマカロンのセット(アネモネセット 2,000円)が限定メニューとして登場する。「ペリエ ジュエ グラン ブリュット」はグラス 1,300円、「ペリエ ジュエ ベル エポック」ボトルは27,000円。自然をイメージしたホワイトとグリーンに彩られた店内ガラスには、過去に「ペリエ ジュエ」ともコラボレーションを果たしたプロダクトデザイナー、トード・ボーンチェがデザインしたフラワースプレーがあしらわれているなど、エミール・ガレの世界観に浸れる店内の演出も見どころだ。「LIFE IS ART」プロジェクトでは、第一弾となる本イベント以降も、さらに複数のイベントが予定されている。(text:cinemacafe.net)
2016年02月17日バスや電車など公共の乗り物を利用する時や病院の待合室など、どうしても「少し静かにしてほしいとき」ってありませんか? 子どものお気に入りのおもちゃを持ち歩いている人も多いと思いますが、遊んでほしいときに限って飽きてしまい、遊んでくれないことも。そんなときには場所をとらず、手先だけで遊べる音の出ないおもちゃが便利です。手作りできるので予定がある前日に作っておけば、当日は初めて見るおもちゃに興味津々。きっと喜んで遊んでくれるはずです。無料ダウンロードでできる「ペーパークラフト」ペーパークラフトは紙で作る立体物のことです。1枚の紙にすでにモチーフの切り取り線や、のりでくっつける部分などが指定されており、ハサミで切り取り、指示通りに折って組み立て、のりやテープでくっつければ完成します。乗り物や動物、キャラクターなど無料ダウンロードできるペーパークラフト掲載サイトがたくさんあるので参考にしてみてくださいね。・ おもちゃ - ペーパークラフト - Canon Creative Park ・ Yahoo!きっずペーパークラフト ・ 三菱ふそうトラック・バス株式会社 楽しむ・ペーパークラフト 紙なのでそもそも音が出ませんが、セロハンテープでぐるぐる巻きにすることで頑丈になり、防水にもなります。素材はダンボール! パーツの大きいパズルジグソーパズルも音が出ないおもちゃのひとつです。でも大きくて持ち運びには不向き… という人はぜひ手作りしてみませんか? 用意するものはハガキサイズのダンボール2枚とカッター、のりとマジックのみ。1枚の段ボールを外枠を作る要領でくりぬき、もう1枚の上に重ねてのりでくっつけます。くりぬいたダンボールに好きな絵をマジックで描き、大体8~12枚程度のパーツになるようにカッターでランダムにカットします。これで手作りパズルのできあがりです。ハガキサイズなのでバッグに入りますし、持ち運びの際はジップロックで保管すれば「ピースが欠けた!」なんてトラブルも起きません。子どもの年齢に合わせ、パズルのパーツ数を増やすなど調整もできますよ。何度でも貼り直せるシールブックシールを貼ったり、はがしたりするのが好きなお子さんも多いですよね。静かにしてほしいときにもシール遊びはぴったりです。でも一度貼りつけるとはがれなくなってしまうので、新しくシールを買うにもお金がかかりますよね。そんなときはメモ帳サイズの紙に透明梱包テープを貼りつけ、そこに貼ってもらうようにしましょう。粘着物がくっついてもはがれやすくなっているテープ表面の性質を利用したもので、こうすれば一度貼りつけたシールを何度でもはがすことができます。好きなモチーフのシールひとつあれば何度も貼ったりはがしたりできるので、お子さんもきっと長く楽しめるはずです。音の出ないおもちゃのアイデアを紹介しましたが、いかがでしたか? お金をかけて新しいおもちゃを買わなくても、子どもを静かに遊ばせるおもちゃは簡単に手作りできます。ぜひ、作って試してみてくださいね。(すだあゆみ)
2016年01月28日前編 では「赤ちゃんがおもちゃを取ろうとするのを邪魔してはいけないのはなぜか」ということについてお話ししました。後編では、赤ちゃんがおもちゃを取ろうとする行為がもたらす、発達への影響について解説します。最初からうまくはできない、根気よく見守って最初のうちこそ、あさっての方向に手を伸ばしたり距離感を間違えたりしていた赤ちゃんも、試行錯誤するうちにほどなく、問題なくおもちゃに触ることができるようになってきます。この時期の赤ちゃんはまだ、物をつかんで持ってくることができないでしょうから、手元まで持ってきてあげるなど、そういう部分だけは大人が手助けをしてもよいでしょう。ガラガラなどを赤ちゃんの近くに置いてあげれば、興味津々でがんばって握りしめ、振って音を出したりして遊び始めると思います。しかもそれは脳の訓練にもなるのです。このとき、持ったおもちゃなどをすぐに落としてしまうようであれば、赤ちゃんにとってはまだ重すぎるということですから、もっと軽い物に替えてあげるとよいでしょう。軽い物に変えたとしても、初めからうまくはできませんので、落としてしまうのは仕方ありません。ときどき拭いて、きれいにしておきましょう。生後4ヵ月~5ヵ月ぐらいになれば、赤ちゃんはおもちゃを自分の手でつかみ始めます。しかし、この頃にはまだ、大人のように親指とほかの手指を独立させて使うことができず、熊手のようにべたっとつかむようなやりかたしかできません。6ヵ月を過ぎる頃になると、ほかの4本の手指と親指を別々に扱って、大人がやるような物の握り方ができるようになり、生後9ヵ月を過ぎる頃には、手のひらで支えなくても指だけで物をつまむということができるようになります。時期に関しては個人差があります。たとえば生後7ヵ月ぐらいでも熊手つかみをしている赤ちゃんもめずらしくありません。焦らず見守ってあげてください。手を使う赤ちゃんは脳機能の発育も早い手は脳の出張所などとも言われ、体の中でも感覚器がたくさん集まっている場所です。ご存じの通り、触覚は体の中でいちばん敏感な部分です。手を使うことで得られる刺激は脳の発達には欠かせないものですから、赤ちゃんがどんどん手を使うように促してあげましょう。赤ちゃんは、指しゃぶりを本能的に行っていますが、これも指を刺激することで脳の発達に重要な意味を持っていると言えます。おもちゃをうまくつかむことができたら、褒めてあげるのを忘れないでくださいね。見ている側はイライラするかもしれませんが、失敗しても手助けはせずに見守り、成功したら褒めてあげるというのが原則です。(子育ての達人)
2016年01月24日東京都・品川の「原美術館」にて、キュレーターの育成や若手作家の支援を目的に開催する不定期のプロジェクト「ハラドキュメンツ」の第10弾「佐藤雅晴―東京尾行」展が1月23日(土)より開催される。佐藤雅晴は、パソコンソフトのペンツールを用いて実写をトレースして作りだすアニメーション作品に取り組んでいる。 トレースとは、対象を「自分の中に取り込む」ことだと自ら語っている。ビデオカメラで撮影された身近な人々や身の回りの風景をただただ忠実にトレース(写し取る・なぞる)し、何百ものコマを作って仕上げられたアニメーションは、無意味のようにも思えるが、実写とのわずかな差異によって生まれる違和感が、作品を前にした者それぞれの感覚に訴えかけ、さまざまな感情を呼び起こすという。本展では、「Calling」(ドイツ編、2009~2010年)を始め、「トレースとは尾行である」という新たな発想の下、2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて変わり行く東京の今を描いた最新のアニメーション作品「東京尾行」(2015~2016年)、さらに平面作品数点を加え、作家の表現の変遷を展観する。佐藤氏が作家として日本で注目されるきっかけとなったアニメーション作品「Calling」のドイツ編(2009-2010 年)では、10年間過ごしたドイツのデュッセルドルフで、12の身近な光景を時間の移ろいも交えて精緻にトレースした作品。一方、ニューヨークで開催された「Duality of Existence - Post Fukushima」展(2014年、Friedman Benda Gallery)の出品作「Calling」の日本編(2014 年)は、ドイツから日本に帰国した直後に遭った東日本大震災、そして間もなく自身と家族を続けざまに襲った病魔との闘いなどを経て生まれた作品だ。今回、ドイツ編と日本編が同時展示されている。同じように周囲の風景をトレースして作り上げられたアニメーションでありながら、映像に浮かび上がってくる表現の違いを見比べることができそうだ。佐藤雅晴は、1973年、大分県生まれ。1999年、東京芸術大学大学院修士課程修了。2000~2002年、国立デュッセルドルフクンストアカデミーにガストシュラー(研究生)として在籍。2009年、「第12回岡本太郎現代芸術賞」にて特別賞を受賞。以後、川崎市市民ミュージアム(2013年、神奈川)やギャラリーαM(2014年、東京)等で個展開催している。ハラドキュメンツは、原美術館賛助会員のサポートの下、1992年の福田美蘭に始まり 2012年の安藤正子まで、過去9回開催されており、美術の範疇に留まらず、着せ替え人形作家の真鍋奈見江など、次代を担う若手の創作を紹介している。本展の開催は、5月8日(日)まで。(text:cinemacafe.net)
2016年01月20日大原美術館のコレクションが集う「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」が16年1月20日から4月4日まで、国立新美術館で開催される。大原美術館は、岡山県倉敷市の大実業家であり、社会貢献や福祉の分野でも活躍した大原孫三郎が、1930年に創設した西洋美術を紹介する日本初の本格的な美術館。同展では、大原美術館が収集した美術品の数々のなかから、代表作を展示しつつ、1世紀近くにわたる活動を紹介する。展示されるのは、エル・グレコの《受胎告知》をはじめ、西洋の近代美術からはクロード・モネの《睡蓮》、パブロ・ピカソの《頭蓋骨のある静物》、アメデオ・モディリアーニ の《ジャンヌ・エビュテルヌの肖像》、ジョルジョ・デ・キリコの《ヘクトールとアンドロマケーの別れ》、ポール・ゴーギャンの《かぐわしき大地》など。このほか、《白玉弥勒仏倚座像》、《女神イシスまたはネフティス像》、38歳で夭折した岸田劉生の《童女舞姿》、大原美術館の礎を築いた児島虎次郎の《和服を着たベルギーの少女》など日本の近代洋画や民芸運動に関わった作家の作品、戦後の美術たちが展示される。また、芥川賞を受賞したピースの又吉直樹が同展のサポーターに就任。見どころや楽しみ方を又吉ならではの表現方法で展覧会ムービーなど様々な機会で紹介していく。又吉が出演する全10話のオリジナルムービーは、謎解きのストーリー仕立てになっており、現在展覧会サイトおよびYoutubeにて公開中だ。動画引用元: (はじまり展オフィシャルYouTube: 【イベント情報】「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」会場:国立新美術館住所:東京都港区六本木7-22-2会期:16年1月20日~16年4月4日休館日:火曜日時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)料金:一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円
2016年01月16日