会場を埋め尽くすように展示されているのは、586枚のハンカチ。カラフルなハンカチに囲まれて、その場にいるだけでも幸せな気分になってしまいそうな展示会「やさしいハンカチ展」が、東京ミッドタウンで開催されている。「やさしいハンカチ展」は、東日本大震災復興支援のために、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が展開中のプロジェクト。グラフィックデザイナーの皆さんがデザインした586枚のハンカチを展示・販売し、来場者が1枚購入すると、同じデザインのハンカチが1枚、東北の子どもたちに届けられる。10月から大阪、台北、札幌、などで開催され、11月18日(金)から東京ミッドタウンでの展示が始まった。ハンカチの会場即売も行っている。参加デザイナーには、佐藤卓氏、佐藤可士和氏、笠井則幸氏などが名を連ね、オリジナルデザインのハンカチを発表している。それぞれの作品には、デザイナーの個性と共に、東北の子どもたちに向けたメッセージが込められている。佐藤卓氏(左上)、佐藤可士和氏(右上)、笠井則幸氏(左下)など著名デザイナーも参加。右下は居山浩二氏による「やさしいハンカチ展」のメインビジュアル。展示会場では、ハンカチと共にデザイナーのコメントが添えられており、一点一点の作品に込められた思いを知ることができる。来場者の中には、メモを取りながら一生懸命にお気に入りの一枚を選ぶ親子や、プレゼント用に複数枚購入していく方の姿も見られた。東京ミッドタウンでの展示会は12月25日(日)まで。未来への希望が託された586点のハンカチがやさしくたたずむ空間を、あなたも体感してみてはいかがだろう。「やさしいハンカチ展」はこの後、12月16日(木)〜18日(土)の期間、仙台でも開催予定(会場即売は行わない予定)。ハンカチは1枚1,500円(税込)で、ホームページでも販売されているので、会場に足を運べない方も購入可能だ。 「やさしいハンカチ展」ホームページ 震災発生後、「デザインでできることはなにか」と問い続けて生まれたという「やさしいハンカチ展」。このハンカチが1枚でも多く子どもたちの元に届き、1人でも多くの笑顔につながることを願いたい。JAGDA東北復興支援チャリティ「やさしいハンカチ展」 ■東京版概要2011年11月18日(金)〜12月25日(日)11:00〜19:00東京ミッドタウン・デザインハブ(ミッドタウン・タワー5F)会期中無休 入場無料■仙台版概要2011年12月16日(金)〜12月18日(日)10:00〜18:00(最終日17:00)せんだいメディアテーク 5Fギャラリー会期中無休 入場無料取材/池田美砂子
2011年11月30日時には子ども抜きで、ママ友たちと優雅にランチを楽しみたい。となると、気になるのがレストランのオープン時間。幼稚園のお迎えや、子どもが学校から帰宅する時間を考えると12時半~13時過ぎにはお店を出たい。だけど1時間のクイックランチでは、おしゃべりし足りない。そんな時のありがたい味方が、11時からランチOKというレストランだ。今回ご紹介する「Botanica」のランチタイムは11時~14時LO.(平日。土日祝日は14時30分LO.)。都営大江戸線・東京メトロ日比谷線の六本木駅直結、広い駐車場も完備されているなど、アクセスも良好。しかも東京ミッドタウン内4階に位置しているので、このエリアに不慣れな人にもわかりやすい。集まりやすさという点でも文句ナシ。ウエイティングスペースを備えたラグジュアリー感あふれるエントランスではレセプショニストがお出迎え。ダイニングエリアへと足を進めると、そこは光降り注ぐ開放感あふれる空間。天井が高くゆったりとしていることに加え、フルワイドウィンドウ。都会の摩天楼を見渡せる絶景は、たちまち非日常へと誘ってくれる。広いテラスには、ガーデンデザイナー・吉谷桂子さんの手によるガーデンエリアもあり、ほっと気持ちが和むはず。非日常感は、メニューでも満喫できる。平日のランチコースは、本日の前菜・本日のパスタ・本日のデザート・コーヒーまたは紅茶という内容のMENU A2,630円、前菜・パスタまたはリゾット・魚料理または肉料理・デザートがグランドメニューから選べるMENU B3990円、シェフおまかせのMENU C5800円というラインナップ(いずれも税込み・サービス料10%別)。いろいろ迷いたいのが女子心、ここはMENU Bをセレクトし、「私はこれにするわ」「私はこっち」「ちょっとお味見させてね」なんていうやりとりも楽しそう。たとえばパスタなら、「スモークサーモンと自家製リコッタチーズのスパゲッティ バジリコの香り」や「水蛸のスパゲッティ アラビアータ」など、お魚料理&お肉料理は、「的鯛のソテー サルサベルデと葱のトマトソース」に「柔らかく煮込んだ豚肉のソテー 桜の木で燻したホイップバターと共に」など、それぞれ4種類からセレクトが可能。前菜とデザートはそれぞれ3種類から選べるので、組み合わせはなんと144通りにも! しかも、どのお皿も運ばれてきた瞬間に「うわぁ!」と歓声があがるほど、美しく華やか。料理は舌だけでなく、五感で味わうものなのだと実感させてくれる内容となっている。気候が良ければ、テラスでデザートをいただくことも可能。かの「ひらまつ」系列ならではの、エレガントでスマートなサービスにもうっとり。忙しい日常から開放されて“女子”に戻れる極上の時間、たっぷりと堪能して。Botanica(ボタニカ)場所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンテラス4F営業時間:11:00~14:00LO. 18:00~21:00LO.(土日祝日は11:00~14:30LO. 17:30~20:30LO.) 無休TEL:03-5413-3282取材/村上早苗
2011年11月14日