井筒和幸監督の最新作でお笑いコンビ、ジャルジャルの後藤淳平、福徳秀介が映画初出演にして初主演した『ヒーローショー』が3月26日(金)、開催中の第2回沖縄国際映画祭の「Peace部門」出品作として一般客向けに初お披露目された。舞台挨拶に出席した井筒監督は「5〜6年後くらいに続きの物語をやってもいいかも」と続編の構想を口にした。芸人志望の青年・ユウキ(福徳さん)と自衛隊上がりの不器用な青年・勇気(後藤さん)が無意味にエスカレートしていく抗争に巻き込まれる姿を描く青春ドラマ。ブレイク中の2人とあって、約1,000席の会場内には女性ファンが目立ち、2人が発言するたびに「キャー!」の黄色い大声援。2人の俳優ぶりに井筒監督は「思ったより上手かったよ。やれイケメンとかアイドルとか歌うたいと違って、お笑いの人は1つ持っているところからのスタートやから挑戦ができる」と太鼓判。「(ジャルジャルの)やつらが30歳くらいになって、この業界を辞めてなかったら続きの物語をやってもいいかも、という気がしてきた。5〜6年後くらいにね」と話した。一方、後藤さんは「観終わった後、ズンとくる映画。みなさんの観終わった後の顔が見たい」と反応が気になる様子。24日(水)のオープニング・セレモニーに、先輩芸人のお笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳と熱愛中と報道されている歌手、安室奈美恵がサプライズ参加したことを引き合いに、「安室奈美恵さんが来て話題になっていますが、それを超えるほどすごい映画です」と軽妙な調子でPR。福徳さんは「僕らが芸人ということは忘れて観てください」と呼びかけた。『ヒーローショー』は5月29日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)沖縄国際映画祭現地レポート■関連作品:第2回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2010年3月20日よりカウントダウンイベント開始、24日から28日まで映画祭開催ヒーローショー 2010年5月29日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2010「ヒーローショー」製作委員会■関連記事:【沖縄国際映画祭】ロンブー淳、キム兄から安室ネタでいじられ大テレ【沖縄国際映画祭】椿鬼奴は「アンニュイで絵になる」【沖縄国際映画祭】哀川翔『ゼブラーマン』続編初公開に拍手【沖縄国際映画祭】破局の松雪泰子、結婚の話題に「機会があれば」【沖縄国際映画祭】パンク黒瀬、“セクシー”谷村美月に「ヤキモチ焼いています」
2010年03月26日歌手の安室奈美恵と熱愛中と言われるお笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳が3月26日(金)、沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンター内で行われたイベント「CMコンペティション」でMCを務め、先輩芸人の木村祐一らから安室さんネタでいじられるひと幕があった。課題商品のCMの最終選考作品を上映しグランプリを選出するもの(28日発表)で、木村さんは審査員で出席。淳さんは、同じ審査員のCM演出家、中島信也氏とCMについて対談した話題を持ち出し、「中島さんに僕が出演するCMの絵コンテを描いてもらったんですよ」と自慢げに話すと、中島さんが「ビールのCMの絵コンテで、淳さんの後ろを女の人が歩いていて…安室さん、じゃないんですけど」と突っ込み。芸人魂が反応したのか木村さんは「僕がコカ・コーラの『一(はじめ)茶花』のCMを撮っていた日に、安室ちゃんはコカ・コーラ ゼロのCMを撮っていたらしいよ」とニヤリ。淳は思わず吹き出しつつ「そんなプチ情報いらないですから」と照れながらも、客席と後方の取材陣に向かって「僕の方から特にコメントはないです」と言ってCMの話題に話を戻した。(text/photo:Yoko Saito)沖縄国際映画祭現地レポート■関連作品:第2回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2010年3月20日よりカウントダウンイベント開始、24日から28日まで映画祭開催■関連記事:【沖縄国際映画祭】井筒和幸監督、ジャルジャル主演『ヒーローショー』続編構想語る【沖縄国際映画祭】椿鬼奴は「アンニュイで絵になる」【沖縄国際映画祭】哀川翔『ゼブラーマン』続編初公開に拍手【沖縄国際映画祭】破局の松雪泰子、結婚の話題に「機会があれば」【沖縄国際映画祭】パンク黒瀬、“セクシー”谷村美月に「ヤキモチ焼いています」
2010年03月26日お笑いトリオ、森三中の黒沢かずこ、ピン芸人の椿鬼奴が3月25日(木)、沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンター内のシアターで、第2回沖縄国際映画祭の「Laugh部門」出品作の出演映画『クロサワ映画』の公式上映で舞台挨拶を行った。女芸人の悲喜こもごもの私生活を描くドキュメンタリー風ガールズムービーで、黒沢さんを始め、登場人物のほとんどが本人役で出演。フジテレビでバラエティ番組を手がけるディレクター、渡辺琢が初メガホンを取っている。森三中の3人の中で唯一のシングル、黒沢さんは「恋愛が苦手な女芸人さんが何人か出ていて、仕事と恋愛は両立できるのか?というテーマを描いたりしています」とリアリティたっぷりな言葉。「顔がスクリーンに大きく映っちゃうんじゃないかしら?」と両手を頬に当てて乙女の顔をのぞかせる一幕も。渡辺監督が「女芸人さんってコミカルで滑稽ですが、素顔は本当にキュート。間近で見ていて素敵だ!と思い、この映画を作ろうと思った。女芸人さんたちに恋をしていただけたら」とPRすると、黒沢さんは「100点!」と言いながらも照れた。一方、黒沢さんは鬼奴さんについて「監督もよく言うんですけど、椿鬼奴がスクリーンに映るとフランス映画のよう。アンニュイで絵になるんです」と知られざる魅力をPRし、鬼奴さん本人も「アンニュイってよく言われます〜」。また鬼奴さんが「塩ちんすこうが美味かった!」と話すと、すかさず黒沢さんが「家のオーブントースターで塩をトーストしているんですよ」と暴露。鬼奴さんは「結局、ビールに1番合うつまみは塩ってことです」と淡々と話し、会場の笑いを誘っていた。『クロサワ映画』は現段階で劇場公開は決定していないが、調整中だという。(photo/text:Yoko Saito)沖縄国際映画祭現地レポート■関連作品:第2回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2010年3月20日よりカウントダウンイベント開始、24日から28日まで映画祭開催■関連記事:【沖縄国際映画祭】井筒和幸監督、ジャルジャル主演『ヒーローショー』続編構想語る【沖縄国際映画祭】ロンブー淳、キム兄から安室ネタでいじられ大テレ【沖縄国際映画祭】哀川翔『ゼブラーマン』続編初公開に拍手【沖縄国際映画祭】破局の松雪泰子、結婚の話題に「機会があれば」【沖縄国際映画祭】パンク黒瀬、“セクシー”谷村美月に「ヤキモチ焼いています」
2010年03月26日哀川翔が主演する映画『ゼブラーマンゼブラシティの逆襲』(三池崇史監督)の本編が3月25日(木)、初公開された。沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンターほかで開催中の第2回沖縄国際映画祭の「Laugh部門」出品作として同所内シアターで公式上映されたもので、この日のために作られた特別バージョンを最初で最後としてお披露目。哀川さんはスコールの中、シアター前のレッドカーペットを歩き、舞台挨拶を行った。この日は、スコールと強風のため3月下旬の沖縄では珍しく、肌寒く感じるあいにくの空模様。だがレッドカーペット上に透明のビニール傘を斜めに掲げたスーツ姿の哀川さんが登場すると、カーペット脇からは「キャー!」の大歓声と「翔さーん!」の野太い呼びかけの大合唱。熱気が急上昇した。哀川さんは握手を求めるファンにハイタッチなどで快く丁寧に応じた。舞台挨拶では「『ゼブラーマン』が6年の時を経て、新たに完成しました。自分でもかなり自信を持っております。笑えるところもあるかもしれませんが、本人はいたって真面目にやっております。昨年、デビュー25周年を迎え、その25周年記念で製作していただいた作品です。集大成という感じが出ております。自分はこの映像を5回、観ました。いろんな思いが秘められています」と清々しい表情。撮影をふり返ると「かなり過酷になると予測はしていましたが、予想以上でした。撮影の3分の2は吊られていましたね、ワイヤーに」と苦笑いで、会場の笑いを誘った。今回、新キャラクターで悪の象徴・ゼブラクィーンに扮する仲里依紗が、露出度大のセクシー衣裳3変化で登場することでも話題を呼んでいるが「かなりいいですよ!ドンときます」と太鼓判を押した。上映では物語の奇抜な展開に時折、観客からは笑いが何度か起こった。本編上映が終わりエンドロールが流れ始め、哀川さんの名前が出ると、会場から拍手が沸き起こった。同作は、父親としても小学校教師としても落ちこぼれの中年男性・市川新市(哀川さん)が正義のヒーロー、ゼブラーマンとして悪に立ち向かう姿を描いた物語の続編で、2025年、悪の新体制が敷かれたゼブラシティという名の東京を舞台に、人々を守るためゼブラーマンが再び覚醒する。昨年10月に行われた製作会見で三池監督は「観た人が納得するか、『バカヤロー、金返せ』と思うか、どっちかです」と振り切ったストーリー展開を強調していた。『ゼブラーマンゼブラシティの逆襲』は5月1日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)沖縄国際映画祭現地レポート■関連作品:第2回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2010年3月20日よりカウントダウンイベント開始、24日から28日まで映画祭開催ゼブラーマンゼブラシティの逆襲 2010年5月1日より全国にて公開© 2010「ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲」製作委員会■関連記事:【沖縄国際映画祭】井筒和幸監督、ジャルジャル主演『ヒーローショー』続編構想語る【沖縄国際映画祭】ロンブー淳、キム兄から安室ネタでいじられ大テレ【沖縄国際映画祭】椿鬼奴は「アンニュイで絵になる」【沖縄国際映画祭】破局の松雪泰子、結婚の話題に「機会があれば」【沖縄国際映画祭】パンク黒瀬、“セクシー”谷村美月に「ヤキモチ焼いています」
2010年03月26日第2回沖縄国際映画祭の「Peace部門」出品作の映画『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』の舞台挨拶が3月25日(木)、沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンター内のシアターで行われ、主演の岡村隆史(ナインティナイン)、女優の松雪泰子らが出席した。養殖サンゴの移植・産卵を世界で初めて成功させた金城浩二氏の実話の映画化で、岡村さんが金城さんを演じ、松雪さんは金城さんの妻・由莉役。この日が一般の観客への初披露。岡村さんは「ムービースター、岡村でございます」と切り出したが、「役者ではないのでたくさんの方にご迷惑をかけたかもしれませんが、松雪さんやスタッフのみなさんに助けていただき、何とか観ていただけるレベルの演技ができた」と謙虚な素顔。と言いつつ、満場の観客を前に緊張気味で小声の息子役、金城琉斗の口に耳を当てては言葉を伝える“通訳”役を務め、会場の笑いを誘った。夫婦役とあって劇中で松雪さんにプロポーズするが、「僕自身は独身ですけど、プロポーズするときは、この映画と同じようにあの場所で、と決めました」と真顔(?)で宣言。ドラマ―の沼澤尚と昨年初めに破局していたことが先頃、報道されたばかりの松雪さんは「プロポーズ?機会があればいいですね」と言葉少なだった。挨拶にはほかに李闘士男監督、金城浩二さんも参加。松雪さんらとシアター前のレッドカーペットを緊張気味に歩いた黒スーツ姿の金城さんは「このスーツ、昨日ジャスコで買ったんですけど」と温かい笑顔を浮かべて観客や俳優陣を和ませていた。『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』は4月24日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)沖縄国際映画祭現地レポート■関連作品:第2回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2010年3月20日よりカウントダウンイベント開始、24日から28日まで映画祭開催てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜 2010年4月24日よりバルト9ほか全国にて公開© 『てぃだかんかん』製作委員会■関連記事:【沖縄国際映画祭】パンク黒瀬、“セクシー”谷村美月に「ヤキモチ焼いています」【沖縄国際映画祭】矢島美容室「グランプリ獲って来年も来ます!」【沖縄国際映画祭】哀川翔、安室奈美恵ら約200人がセレモニーに登場し華やかに開幕サンゴ礁再生の感動の実話!『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』試写会に15組30名様ご招待ナイナイ岡村、山下達郎が歌う主演映画主題歌でミュージックビデオ初出演!
2010年03月25日女優の谷村美月が3月25日(木)、沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催中の第2回沖縄国際映画祭で、主演映画『明日やることゴミ出し愛想笑い恋愛。』の舞台挨拶を、共演のお笑いコンビ、パンクブーブーらと行った。同作は、新人ADの女性(谷村さん)が曲者ぞろいのテレビ局内で悪戦苦闘しながら成長する姿を描いたコメディ。日本テレビの若手演出家、上利竜太氏が初メガホンを取り、同映画祭の「Laugh部門」に出品されている。“異色作”への出演の経緯について谷村さんは「バラエティの方が映画を撮る新しい試みに一緒にチャレンジしてみたいと思ったのと、ADさんの世界観に詳しくないのでいろんなことを知るのにいいなと思いました」と前向き。「一番苦労したのは、どんな仕事も大変ですが、こういう仕事もいいなと思ってもらいたいなと思ったこと。希望が持てる作品になればと思い、なりました。だから明日から頑張ろう、という気持ちになってもらえたら」と笑顔で呼びかけた。一方、パンクブーブーの佐藤哲夫は「瞬きをしないで観てほしい。でないと僕らの出演場面が終わってしまう。よく僕らが舞台挨拶に呼ばれましたね〜。若いキャストが足りずに呼ばれたんだと思います」と自虐トーク。撮影のエピソードを司会者から聞かれると「歩いてくれと言われ、歩いて、終わりました。“ドッキリ”だと思いました」とトボけ、観客の笑いを誘った。黒瀬純は「谷村さんが可愛くて好きになるかと思いました。今日もセクシーな格好で、誰に見せたいんだ!とヤキモチを焼いています」と谷村さんに妙に絡み気味だった。(text:Yoko Saito)沖縄国際映画祭現地レポート■関連作品:第2回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2010年3月20日よりカウントダウンイベント開始、24日から28日まで映画祭開催■関連記事:【沖縄国際映画祭】破局の松雪泰子、結婚の話題に「機会があれば」【沖縄国際映画祭】矢島美容室「グランプリ獲って来年も来ます!」【沖縄国際映画祭】哀川翔、安室奈美恵ら約200人がセレモニーに登場し華やかに開幕
2010年03月25日第2回沖縄国際映画祭が3月24日(水)に開幕し、メイン会場の沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで行われたレッドカーペット・セレモニーに岡村隆史(ナインティナイン)、世界のナベアツらお笑い芸人のほか哀川翔、安室奈美恵ら総勢約200人のゲストが顔を揃え、観客約35,000人を集めた。ゲスト陣は昨年の2倍以上。レッドカーペットは約50メートル延びて300メートル。オープニングセレモニーは2年目を迎えて“スケールアップ”した。映画『私の優しくない先輩』などに出演している、はんにゃの金田哲は「気分?サイコーです」と声を弾けさせてピースサイン。主演映画『ゼブラーマンゼブラシティの逆襲』を引っ提げて来場した哀川さんは「なかなかいいねぇ〜。直線(に敷かれた距離が)長くて、見る人が見やすい感じ」とテンション高め。オープニング作品の『矢島美容室THE MOVIE〜夢をつかまネバダ〜』のストロベリー・カメリア・ヤジマ(とんねるず・石橋貴明)らは、ひときわ大きな大声援を浴びた。サプライズで安室さんの来場がアナウンスされると「キャー!」と大歓声。コメント出しや取材に応じることなく歩いたのみだったが、細いウエストを強調したドレス姿で観客の視線を釘づけにしていた。同映画祭は「Laugh&Peace」をテーマに28日(日)まで開催。同所のほか那覇市の桜坂劇場などを会場に、長編プログラム26作品などが上映される。(photo/text:Yoko Saito)沖縄国際映画祭現地レポート■関連作品:矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜 2010年4月29日より全国にて公開© 矢島美容室プロジェクト私の優しくない先輩 2010年夏、公開© 2010 アニプレックス/講談社/アスミック・エースエンタテインメント/グッドスマイルカンパニー/ファントムフィルムゼブラーマンゼブラシティの逆襲 2010年5月1日より全国にて公開© 2010「ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲」製作委員会第2回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2010年3月20日よりカウントダウンイベント開始、24日から28日まで映画祭開催■関連記事:【沖縄国際映画祭】破局の松雪泰子、結婚の話題に「機会があれば」【沖縄国際映画祭】パンク黒瀬、“セクシー”谷村美月に「ヤキモチ焼いています」【沖縄国際映画祭】矢島美容室「グランプリ獲って来年も来ます!」禁断のブラックジョークに一瞬ヒヤリ?J・デップに負けじと矢島美容室が熱唱マナーを守らネバダ!矢島美容室が出演する劇場用マナーCMが到着!
2010年03月25日第2回沖縄国際映画祭のオープニング作品『矢島美容室 THE MOVIE〜夢をつかまネバダ〜』が3月24日(水)、沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンター内で上映され、舞台挨拶に立った“母娘”音楽ユニットの矢島美容室のメンバー、ストロベリー・カメリア・ヤジマ(とんねるず・石橋貴明)が「グランプリを獲って来年また来ます」と“沖縄再上陸”を予告した。一家の次女、ストロベリーと母のマーガレット・カメリア・ヤジマ(同・木梨憲武)、長女のナオミ・カメリア・ヤジマ(DJ OZMA)、中島信也監督の4人で登場。一家はDJ OZMAに米ネバダ州でスカウトされて日本でデビューしており、同作はネバダ州時代の様子を描いたドキュメンタリーとして構成されている。ストロベリーは同作誕生のきっかけについて「日本に来て最初に(沖縄出身の)山田優を見てあんな女優になりたいと思ったから。縁のある土地です。(今日の)行きの飛行機では安室奈美恵ちゃんと一緒になりました」と説明。自身の巨大な(?)アフロヘアーを指して「ちなみに私の頭は具志堅用高(沖縄出身の元プロボクサー)から来ています。ちょっちゅねー」とモノマネ付きのリップサービスで「いつも沖縄に来ると、海ぶどうとジーマミ豆腐などを買って帰ります」と沖縄への親愛の情タップリ。同映画祭では「Laugh部門」、「Peace部門」に出品された各13作品、26作品が最高賞のグランプリを競い合うが、同作は「Laugh部門」に出品中とあって「グランプリを獲ってパート2を作って来年また来ます」と予告した。一方、出演もしている中島監督は「僕のシーンはノリさんが…あ、すいません、マーガレットさんがカメラを回してくれました」と失言し苦笑い。ナオミは「プロデューサーのDJ OZMAの実の弟は名護市に住んでいます」と告白すると、すかさずマーガレットも「同じプロデューサーの木梨の(実家の)自転車店は沖縄に2号店を出す予定。ひとつよろしく〜」と続け、会場の笑いを誘う一幕も。作品について「思ったよりいい映画で、ビックリしています」と妙な自信を見せた。シメでもストロベリーは「矢島美容室は沖縄が大好き。また来年も来ます!」とメッセージを送り、観客を喜ばせていた。『矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜』は4月29日(木・祝)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)沖縄国際映画祭現地レポート■関連作品:矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜 2010年4月29日より全国にて公開© 矢島美容室プロジェクト第2回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2010年3月20日よりカウントダウンイベント開始、24日から28日まで映画祭開催■関連記事:【沖縄国際映画祭】破局の松雪泰子、結婚の話題に「機会があれば」【沖縄国際映画祭】パンク黒瀬、“セクシー”谷村美月に「ヤキモチ焼いています」【沖縄国際映画祭】哀川翔、安室奈美恵ら約200人がセレモニーに登場し華やかに開幕禁断のブラックジョークに一瞬ヒヤリ?J・デップに負けじと矢島美容室が熱唱マナーを守らネバダ!矢島美容室が出演する劇場用マナーCMが到着!
2010年03月25日ナインティナインの岡村隆史が、主演映画『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』の主題歌で山下達郎が歌う「希望という名の光」のミュージックビデオに出演することが発表された。岡村さんがミュージックビデオに出演するのは今回が初めてで、すでに収録は終了しているという。映画は故郷の美しい自然を取り戻すべく奮闘し、世界で初めて養殖サンゴの移植・産卵に成功した男性の実話に基づいた物語。岡村さんは主人公の金城健司役で、松雪泰子と夫婦を演じている。そもそも、山下さんが本作の主題歌を担当することになったのには、小さな偶然…いや、映画さながらの“奇跡”の積み重ねが。山下さんは昨年、全国ツアーを行ったが、当初のスケジュールにはなかった沖縄公演が急遽決定。6年前に初めて行われた沖縄ライヴに続く“山下達郎沖縄再訪”の報に地元は沸き立ち、その公演を前に連日ラジオなどで山下さんの楽曲が流れるという現象が起きた。この時期に偶然にも、ロケハンのため沖縄を訪れていた李闘士男監督らは、カーラジオから流れてきた山下さんの「ヘロン」を聴いて直感的に車窓から見える海岸をロケ地に決めたという。そのとき、監督は主題歌を山下さんにお願いすることを心に誓ったのだとか。さらに、今回の岡村さんのミュージックビデオへの出演決定にはこんないきさつが。事の発端はナインティナインのレギュラー番組「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)への山下さんのゲスト出演。これが初対面だったが、山下さんもかつて同番組のレギュラー経験があり、ラジオ談義に花を咲かせた。さらに、話題は『てぃだかんかん』にも及び、山下さんが岡村さんの名演を讃える一方、岡村さんは中学生の頃から達郎ソングをリスペクトし、沖縄での本作撮影の際にはiPodで毎日、山下さんの歌を聴いて演技に臨んでいたというエピソードを明かした。約40分の番組を終えた頃には2人は意気投合、引き寄せられるようにどちらが言い出すでもなく、ミュージックビデオへの岡村さん自身の出演という流れができあがった。岡村さんは今回の発表に際し「初めてのPV出演ということで、いろいろ緊張しましたが、2日間の撮影、楽しくやらせてもらいました。バラエティの現場とは違う雰囲気で、とてもスピーディでびっくりしました。どんな仕上がりかまだ分かりませんが、映画に続いて、またキャラにないことをしてしまいました。一生残るものなので、“永久保存版”として大切に置いておきたいと思います」とコメント。ビデオの中で岡村さんは、何とサラリーマンを演じている。何もない空虚な白い空間にひとりぼっちで迷いこんだ岡村さんが、絵の具を見つけてぎこちなくひとりで壁や床に絵を描き始める。どうやら描いているのはサンゴ。失敗したり、考えたり、眠ってしまったりしつつも、次第に白い空間は美しい海底になっていく。部屋を埋め尽くす海底の絵が完成したかに見えたそのとき、絵の具を持った子供たちが突然現れ、次々と魚の絵を描き始めていく。そして最後に岡村さんはまたひとりぼっちになるが、ひとりではなくみんながいたからこそ完成した夢の世界の中で、達成感に満ちた表情を見せ、その目線の先には、美しい本物の沖縄の海が広がっている、という内容。何やら想像するだけでもワクワクしてしまうが、岡村さんの言葉通り、撮影もかなり楽しいものだったよう。子供たちとのシーンでは、手のひらサイズの魚を描くようにという監督の指示に対して、夢中になった子供たちが描く魚はどんどん巨大化し、しまいには関係のないカメやウツボまで登場!子供たちにツッコミを入れる岡村さんの姿に、現場のスタッフたちは大笑いだったという。また、ラストで、絵の具が入った缶を足でひっかけて倒すというシーンでは、足が絵の具の缶にはまってしまい、青いペンキまみれになってしまうというハプニングも発生!「お笑いの神様が『なにカッコつけてんのや!』と怒ったんかな〜」とは岡村さんの弁。映画と共にこちらのミュージックビデオも楽しみだ。マキシシングル「希望という名の光」は4月14日(水)発売。『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』は4月24日(土)よりバルト9ほか全国にて公開。■関連作品:てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜 2010年4月24日よりバルト9ほか全国にて公開© 『てぃだかんかん』製作委員会■関連記事:岡村隆史&松雪泰子、沖縄を舞台に夫婦を熱演『てぃだかんかん』公開決定!
2010年03月10日僕は基本的に吹き替え映画が嫌いである…というか嫌いだった。できれば演じた人の生の声を聞きたいという願望がどこかにあったのだ。しかし、その吹き替えが、このところ好きになってきている。海外の映画館に足を運ぶことが多くなったことが大きな原因だと思う。イタリアでブラッド・ピッドが「チャオ!」と言って登場したり、ロシアでマイク・マイヤーズが「スパシーバ!」などと言っているのは、それだけで楽しい気持ちにさせてくれる。先日もタイ滞在中、邦画『フラガール』のタイ語吹き替えをテレビで観た。松雪泰子が「サワディカ〜」と言い、豊川悦司が「コップンカ」と言っていた。ベトナムのリゾート地・ニャチャンで現地在住の人たちと飲みながら、こういった吹き替えの話をしていた。僕がその日の晩、ホーチミンに深夜特急で移るので送別会と称して飲み会を開いてくれたのである。そのとき、一人の男性がベトナムの映画館の吹き替えは面白いですよと教えてくれた。「どこが面白いんですか?」と聞くと、「明日、ホーチミンに到着したら、行ってみてくださいよ」と言って詳しくは教えてくれなかった。そういえば、ベトナムに来てから一度も映画館に入っていなかった。どこかベトナムの街は映画館の存在が薄い。映画館だけではなく、映画自体のイメージが薄いのかもしれない。ハリウッド製作のベトナム戦争映画は度々、耳にするが、ベトナムが製作に携わった映画となると『夏至』や『青いパパイヤの香り』(共にトラン・アン・ユン監督作)といった名作は思い浮かぶが、どれもかなり前の作品である。ニャチャンから深夜特急でホーチミンまで移動すると、早速、ホーチミンの映画館を探し始めた。水上人形劇やミュージカル、サーカス小屋など劇場は見つかるのだが、映画館は意外に見つからない。かなり歩き回って、コメディが上演している劇場の隣でひっそりと香港映画を上映している映画館を見つけた。中に入ると客席には怪しい空気が漂っていた。カップル専用の2人用の椅子が並び、50名程度の小さな劇場でアベックが一組だけ目に入った。いかにもイチャついている感じである。そんな中で映画は始まった。香港の時代劇アクション映画は、暗い声の中年女性の吹き替えのナレーションから始まった…いや、ナレーションが長すぎる。しばらくして、この女性一人で全ての声を吹き替えていることがわかった。若い女性の声が中年女性の声になるのはまだいいが、若い男性の声も中年女性の声なのである。しかも僕がナレーションと思っていたほど、彼女の吹き替えの声は抑揚がなく、テンションが低いのである。刀で斬りかかる掛け声でさえも、抑え気味の声で進行していくのだ。まぁ、アベックがいちゃつくことに集中するには、これくらいの邪魔にならないテンションの方がいいのかもしれないけど。(photo/text:ishiko)
2009年11月18日映画プロデューサーの角川春樹氏が11月14日(土)、東京・丸の内TOEI1で行われた自身12年ぶりの監督作となる映画『笑う警官』の初日舞台挨拶で“次回作”について明かした。同作は、作家・佐々木譲氏による北海道警を舞台にした人気小説シリーズ第1作の同名作の映画化で、2002年に起きた北海道警による組織ぐるみの汚職事件をヒントに道警内部の闇に迫る物語。メジャー作品では『REX』以来15年ぶりにメガホンを取り、製作総指揮・脚本も兼任した角川監督は「クランクインの4週間ほど前に急に監督をすることになり、大丈夫かと思いましたが、一気呵成に作り上げたエネルギーに満ちた映画です」と自信の弁。司会者から映画のシリーズ化について聞かれると「私が(監督を)やるかどうかは別として、ある監督が『警官の紋章』(同小説シリーズ第3弾)を映画化したいと言っているので来週打ち合わせをします。ある監督というのは崔洋一です。現実になるかわからないので言っていいでしょう」と率直な語り口調で、会場の笑いを誘った。一方で、主演の大森南朋が「監督が時折見せるチャーミングなところに笑わせられました。隠れ煙草をちょいちょいしているんですよね」と“暴露”。ヘビースモーカーで知られる春樹監督は「1日5本と守ってます」と言い切ったが、すかさず大森さんから「守ってないですねー」とさらなる暴露。苦笑いで「現場は緊張感に満ちているので1本吸うと気合が入るんです。健康のこともあり、やむなく5本を守ったつもり」と言い訳し、「スタッフが(私の喫煙に)大反対するので時折、背を向けてそーっと大森の煙草に手をやるんです。するとスタッフがダーっと走ってきて『これは何ですか?』って。中学生みたいでしたね」と恥じらってみせた。隠れ煙草のエピソードを笑って聞いていたヒロインの松雪泰子も「チャーミングな監督に癒されていました」とハルキ組の現場を楽しげにふり返っていた。『笑う警官』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:笑う警官 2009年11月14日より全国にて公開© 2009『笑う警官』製作委員会■関連記事:大人な秘密の恋をしてみたい俳優、第1位は大森南朋! デップ&ブラピに競り勝つ大森南朋『笑う警官』インタビュー「先のことはイメージしない」自然体な魅力角川春樹、『笑う警官』宣伝のために自ら時計に変身して時をかける…というか刻む【TIFFレポート】大森南朋、原作者の「かっこよすぎる」という称賛に複雑な気分大森南朋「監督と一緒に、人間ドラマをしっかり作った」『笑う警官』舞台挨拶
2009年11月14日山崎豊子の長編小説を映画化した『沈まぬ太陽』が24日(土)に公開初日を迎え、主演の渡辺謙自らの演出による舞台挨拶が行われた。渡辺さんのほか三浦友和、松雪泰子、鈴木京香、石坂浩二、若松節朗監督が登壇、観客と共に3時間22分のこの大作を観終えたばかりの渡辺さんは、感極まって壇上で号泣!込み上げる涙と共に熱い思いを訴えた。「本当にたくさんの方にお集まりいただいてありがとうございます。3時間22分がどういうものなのか、みなさんと体感しようと思いまして…」と途切れ途切れに語る渡辺さんの頬を熱い涙が伝う。「自分の(出演した)映画に感動して泣いてるんじゃないんです。ここまで来るのに、どれだけみんなが大変な思いをしたか、どうかご理解いただければ…」と言葉を搾り出し、さらに劇中に出てくる御巣鷹山での飛行機墜落事故で失われた命とその遺族に思いを馳せ、客席からは温かい拍手がわき起こった。これまでにない悪役を演じ、劇中では渡辺さんをさんざん苦しめた、行天役の三浦さんは「いろいろひどいことして申し訳ございません。どういう顔をして舞台挨拶をすればいいものか…。今日、ここに立っている他のみなさんは、イメージ通りの清く正しい方々でうらやましいです。まあ、こういう屈折した役も楽しいですが」とユーモアたっぷりに語った。石坂さんは「(自身が演じた)国見が感じたであろう挫折感で、今日までモヤモヤしてましたが、これだけ多くのお客さんが来てくださったことは救いになります。この物語は“日本”というものを相手にした物語です」とホッとした表情を見せつつ語ってくれた。女優陣2人も渡辺さんの号泣する姿、そして多くの観客の温かい声援に心打たれた様子。渡辺さんと夫婦役を演じた鈴木さんは「とにかく、(渡辺さん扮する)恩地元という男が素晴らしい。こういう人の妻なら、ちゃんとしなきゃという思いでした。現場でも謙さんは家族をまとめ、引っ張ってくださって、私は斜め後ろを付いて行けば、自然とりつ子になりきることが出来ました。謙さんと手をつないだりできて、楽しかったです(笑)」と嬉しそう。さらに、「謙さんの目が赤くて…。監督と抱きあって、男同士で称え合っている姿を見て、この映画に参加できてよかったな、と感激もひとしおです」と語った。一方、松雪さんも「謙さんの言葉から、震えるような思いが伝わってきました」と興奮気味に語り、自身の役柄については「私が演じた役も、決して純粋ではなく、行天を支えるポジションにあり、微妙な心情を持って演じました」と明かした。また、この作品は記念の映画では珍しく、途中でインターミッション(休憩)が入るが、そのときに流れるバイオリンの曲「祈り [永遠の記憶]」を演奏しているのは、英国在住のバイオリニスト、ダイアナ湯川。彼女は、生まれる1か月前に御巣鷹山の飛行機事故で父親を亡くしている。この日の舞台挨拶には湯川さんも来場。渡辺さんの紹介を受けて、バイオリンを手に壇上に上がり、「祈り [永遠の記憶]」を演奏。映画を観終えたばかりの観客は美しい音色に耳を傾けた。『沈まぬ太陽』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:沈まぬ太陽 2009年10月24日より全国東宝系にて公開© 2009 「沈まぬ太陽」製作委員会■関連記事:渡辺謙はL.A.から中継で登場!激動の“いま”こそ『沈まぬ太陽』と一同アピールファッション小噺vol.112日本女優の美肌のヒミツはこれだった!渡辺謙が渾身の直球を投げ込んだ『沈まぬ太陽』三浦友和は悪役がお似合い?
2009年10月24日映画『笑う警官』が23日(金)、開催中の東京国際映画祭にて特別招待作品として上映され、これに先立ち角川春樹監督および大森南朋、松雪泰子、宮迫博之(雨上がり決死隊)らキャスト陣、そして原作者の佐々木譲が出席しての記者会見が行われた。北海道警で実際に起きた事件を基に書かれた佐々木さんの同名小説を映画化した本作。12年ぶりにメガホンを握った角川監督は「全世界のどこでも通用する映画になった」と自信満々。主演を務めた大森さんは「僕は子供の頃、角川映画で育った世代。(角川監督と会って)憧れの人と出会えた気分でした」と挨拶した。警察をテーマにした作品とあって、報道陣からは角川監督の演出方法について、大森さんに「直接、(監督の)実体験を基にした演出や指導はあったか?」というきわどい質問も。大森さんは「現場でこまごまとありましたが、どういうものだったかは僕の口からは差し控えます」と慎重なコメント。では、角川監督の第一印象は?という質問には「恐怖!」(大森さん)、「左に同じ」(宮迫さん)、「恐怖(笑)」(松雪さん)と口を揃えた。だが、話をしてみると最初の印象と全く違ったようで、松雪さんは「純粋な情熱を持った方で少年のように目が輝いていた」と笑顔で語った。一方で「監督には常に『いままでにない表現を見せておれを感動させてくれ』と求められた」と妥協のない演出を明かした。宮迫さんは、海外の報道陣も詰め掛ける国際映画祭の場で、おなじみの身振り手振りを付けて「宮迫です!」を決め「いちコメディアンなもので」とご満悦。「僕はこのキャストの中で唯一、実体験で怖い人に追われたり、逃亡したり、すごく隠れたりしたことがあるので、やりやすかったです」と笑顔を見せた。原作者の佐々木さんは完成した映画について「あの原作をここまで深い映画にするとは…原作者として悔しいです。もっと野暮ったい道警の刑事たちを描いたつもりが『こんなにかっこよくていいのか?こんなかっこいい刑事いないだろう』と思った」と称賛を贈ったが、大森さんはこのコメントに「嬉しいですが…ちょっと複雑な気持ちです」と苦笑していた。『笑う警官』は11月14日(土)より全国にて公開。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催笑う警官 2009年11月14日より全国にて公開© 2009『笑う警官』製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】これぞ影の最高賞?観客賞が発表 『少年トロツキー』に栄誉!辻仁成インタビュー「アントニオ猪木さんをもう一度、リングに上げたかった」【TIFFレポート】辻仁成が率いるバンドZAMZA登場!往年の名曲「ZOO」熱唱【TIFFレポート】辻仁成、不在のアントニオ猪木と支えになった家族への感謝を吐露【TIFFレポート】中谷美紀、貧血で挨拶を降板広末は「任せきり」と中谷を絶賛
2009年10月24日実在の希代の詐欺師が起こした結婚詐欺事件を元に作られた『クヒオ大佐』が10月10日(土)に公開を迎え、主演の堺雅人、松雪泰子と吉田大八監督を迎えて舞台挨拶が行われた。堺さんは現在、新橋で上演中の舞台に出演しているが「共演者の俳優たちに『おい堺、渋谷にお前のものすごい大きな(本作の)ポスターが貼られてるぞ』と教えられました。今日はぜひ、それを見て帰ろうと思います」と挨拶。そのポスターはクヒオ大佐が騙した3人の女性たちに囲まれ笑顔で座っているという構図になっているが、このモテモテ男を演じてみての感想を尋ねると「最初にいただいた原稿(初稿)の段階では、中年男の悲哀があり、“美し悲しい”物語として男の体臭、息遣いが生々しく感じられたんです。それが稿を重ねるごとに少しずつ臭いが消え、空虚になっていったような気がします。いまでも『(クヒオとは)一体何だったのか?』とつかみどころがないですね」と語った。実際に完成した作品いについては「(演じているときは)フワフワとして不安でしたが、観てみるとそのとらえどころのない感じがうまく機能してると思いました」とホッとした表情を見せた。吉田監督は、その堺さんについて「堺さんが取材で『現場が不安で苦しかった』とおっしゃっていたそうで、それを見た友人から『堺さんに何をしたんだ?』ってメールが来まして…。僕は和気あいあいと進めていたつもりでしたが、分かり合えてなかったのかな…」とネガティブ発言。堺さんが慌てて「和気あいあいとしてましたよ!決して殺伐とはしてませんでした」と慌てて打ち消す一幕も。松雪さんは、クヒオに騙される弁当屋の女社長・しのぶを演じたが、作品について「シュールである意味、ファンタジー。おかしな人たちが真面目に突っ走っていて、面白いと思います」と述べ、かなり多い入れに深い作品となったよう。撮影の思い出を尋ねると「楽屋で堺さんがドリフのDVDをずっと見てたのが印象に残っています」と語り、堺さんも思い出したように「あぁ、見てましたね(笑)。全然関係ないですけど、ずっと見てました」と笑ってふり返った。監督と堺さんからは「初日の最初のシーンの松雪さんの表情を見て『ああ、これがしのぶなんだ』と思いました」と絶賛の声が。松雪さんに、しのぶはクヒオのどんなところを好きになったと思うか?と尋ねると「鼻ですかね…(笑)?」という答えが。堺さんはこの答えに「鼻なんだ!?」とかなり驚いた表情を見せた。最後に堺さんは「最近また結婚詐欺の被害が増えているということですが、みなさん、どうかお気をつけください」と観客に呼びかけ、舞台挨拶は幕を閉じた。『クヒオ大佐』は渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:クヒオ大佐 2009年10月10日より渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2009『クヒオ大佐』製作委員会■関連記事:堺雅人「人は恋に落ちるときは落ちる!」独身女性200人に“クヒオ大佐流”恋愛伝授変わりやすい?女心と秋の空vol.3女の“騙されたい”心理炸裂『クヒオ大佐』堺雅人&松雪泰子登壇!独身女性限定『クヒオ大佐』試写会に80組160名様ご招待堺雅人が希代の結婚詐欺師に!『クヒオ大佐』試写会に10組20名様をご招待堺雅人、モテモテ結婚詐欺師『クヒオ大佐』美女に囲まれた写真初公開!
2009年10月11日いま日本で最も熱い視線を浴びている俳優のひとり、堺雅人主演最新作『クヒオ大佐』の試写会が10月4日(日)に行われ、堺さんと共演の松雪泰子が舞台挨拶に登壇しファンを喜ばせた。父はカメハメハ大王の末裔、母はエリザベス女王の妹の夫のいとこ…こんなデタラメの経歴で推定1億円を女性たちから騙し取った、実在した結婚詐欺師ジョナサン・エリザベス・クヒオ。いままで様々な役を見事演じきってきた堺さんにとっても、この異色のキャラクターは新しい挑戦だったようだ。しかし途中から…「最初にいろいろ考えて、実際は日本人なのにアメリカ人のフリをして、カタコトの日本語をしゃべる…俳優として技術的に試したいことたくさんありました。でも途中からあまりにも複雑過ぎてどうでもいいや!という気持ちになりまして(笑)。役作りというほどの役作りは腕立て伏せしかやってません」と告白した。そんなクヒオ大佐を愛する女性、お弁当屋の社長・しのぶを演じる松雪さん。役どころについては「純粋過ぎて、ドンくさ過ぎて、ちょっとイタイ感じになればいいな、と思った」と話し、共演の堺さんを「俳優さんとして、すごくいろんな引き出しを持っていて、監督からの指示に対しても細かく演じていて、圧倒されていました」と大絶賛した。本作のポイントは、他人からどう見ても怪しい男に、なぜ女性たちが騙されてしまうのか!?という点。“騙した”経験について聞かれると、「僕自身が騙されやすいので…」と首をかしげる堺さん。「僕は人が謙遜して言っていることもすぐ信じてしまうんです。『私、演技苦手なんです』とか言われると、本当に苦手だと思っちゃって…。あまり僕には謙遜を言わない方がいいです(苦笑)」。ちなみに、松雪さんはクヒオ大佐みたいな男性が現れたらどうする?と聞かれると「騙されたくないけど、騙されているフリをしてみたい。どんなワザを使ってくるのか見てみたいです」と、余裕の笑みを見せた。この日、会場に集まったのは200人の婚活中の独身女性。そんな観客に向けて、最後に堺さんから“騙されない”恋愛の秘訣をアドバイス。「騙す、騙さないという意思とは別に、人は恋に落ちるときは落ちる。恋はするものではなく、気がついたら落ちているもの。みなさんに素敵な出会いがありますように!と祈念しつつ挨拶を終えたいと思います」と絶妙なトークで舞台挨拶を締めくくった。『クヒオ大佐』は10月10日(土)より渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:クヒオ大佐 2009年10月10日より渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2009『クヒオ大佐』製作委員会■関連記事:変わりやすい?女心と秋の空vol.3女の“騙されたい”心理炸裂『クヒオ大佐』堺雅人&松雪泰子登壇!独身女性限定『クヒオ大佐』試写会に80組160名様ご招待堺雅人が希代の結婚詐欺師に!『クヒオ大佐』試写会に10組20名様をご招待堺雅人、モテモテ結婚詐欺師『クヒオ大佐』美女に囲まれた写真初公開!伊坂ワールドで暗躍する“泥棒”堺雅人の映像が解禁『ラッシュライフ』予告編が到着
2009年10月05日不思議な女心について知りたいなら、この秋、この作品は外せません。『クヒオ大佐』。主人公は、タイトルロールのジョナサン・エリザベス・クヒオ。自称、米軍特殊部隊のジェットパイロット。父はカメハメハ大王の末裔で、母はエリザベス女王の夫のいとこという華麗なるも怪しげな出自の男です。この男、「そんなバカな」と思った方ならもうおわかりのように、詐欺師です。しかも驚くのは、「結婚すれば、米軍から結婚支度金5千万円が出ます」と語り、口八丁手八丁で、女心を翻弄し、女性たちから推定1億円を騙し取ったという実在の詐欺師。堺雅人が、かなりコミカルで滑稽、でもちょっと胸がきゅんとなるような、インチキ至極の男を演じています。が、いくら堺雅人ばりのイイ男でも、こんな怪しげな付け鼻男には騙されないと思う人も多いでしょう。ではなぜ女たちは1億円も騙し取られたのか。その謎を解明してくれるのが、映画『クヒオ大佐』なのです。「なんでこんなインチキ男に騙されるんだ?」と思った方に、お教えしましょう。それは、女性たちが夢を求めたから。「心が震えるような恋をしたい」と多くの女性が思いながらも、そのほとんどは、「一生に一度の劇的な恋になんて出会えないかも」とフラストレーションを溜めているもの。そんな時に、夢の王子様のような男性が目の前に現われ、欲されたとしたらどうでしょう?騙されてもいい。いいえ、むしろ騙されてみたい。騙されてもいいと思えるほどの相手に出会ってみたい。そんな女心を知らずに女性と恋を発展させられるのは、相当魅力のある男性のみ。そう、相手に夢を見せられるようなちょっとした嘘も、恋愛劇にはときには必要なのです。詐欺は困るけれど、ちょっとした甘い嘘なら言ってほしい。それが女心なのです。それに気づかずに、正直さばかり追求していると、「いい人だけど、面白くない」と言われてしまうハメに。正直でいい人に、責められる理由など全くと言っていいほどないのですが、そこが複雑な女心。不誠実だけど、ロマンティックなクヒオ大佐から、男性たちが学べるものはかなり多いはずなのです。それからもうひとつ、『クヒオ大佐』にはなんとも切ない女心を表したエピソードが登場します。騙された女性が「どうして私だったの?」と叫ぶ場面です。叫んだのは、大金を持っているわけではない、地方博物館の学芸員。そこには、騙された悔しさ以上に、信じた恋愛が本物ではなかった衝撃、本物だと思っていた愛が汚されてしまったという無念さが滲み出ています。そしてその気持ちの先には、この期に及んでも、心のどこかで「本当に君が好きだったから」という言葉を期待している気持ちが痛いほど現われているのです。女性はよく、「どうして私だったの?」「どうして私じゃダメだったの?」と理由を知りたがります。いくらその恋が終わっているとわかっても、前へ進むために、心を整理させ、自分を納得させる必要があるのです。恋の始まりには理由があるけれど、恋の終わりに理由なんてものはないのかもしれません。終わったことに、説明なんかいらないじゃないかというのが、多くの男性のホンネなのかもしれません。“逃げる男”の話を多く耳にするのもそのせいなのでしょうか。つい逃げたくなる男性には、ぜひこの物語を見て、女心をわかっていただきたいもの。なぜ逃げてはならないのか、分かる人には分かっていただけると思います。女性たちには、自分を省みたり、過去の古傷をほじったりせずに、ひたすら楽しんでいただきたい。男に騙される快感のようなものも味わえますよ。(text:June Makiguchi)■関連作品:クヒオ大佐 2009年10月10日より渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2009『クヒオ大佐』製作委員会■関連記事:堺雅人&松雪泰子登壇!独身女性限定『クヒオ大佐』試写会に80組160名様ご招待堺雅人が希代の結婚詐欺師に!『クヒオ大佐』試写会に10組20名様をご招待堺雅人、モテモテ結婚詐欺師『クヒオ大佐』美女に囲まれた写真初公開!伊坂ワールドで暗躍する“泥棒”堺雅人の映像が解禁『ラッシュライフ』予告編が到着
2009年09月30日山崎豊子の長編小説を映画化した『沈まぬ太陽』の完成披露試写会が17日(木)に都内で開催された。上映前には舞台挨拶が行われたが、主演の渡辺謙はアメリカで新作ハリウッド映画を撮影中とあって、現地からの生中継で大画面を通して参加、共演の三浦友和、松雪泰子、鈴木京香、石坂浩二、そして若松節朗監督も出席し、会場は大きな盛り上がりを見せた。冒頭、場内が暗転し、渡辺さんの低い声が響き渡る。「ようこそいらっしゃいました。お忙しい中、新内閣発足のさなか、そして騒がしいスケジュールの中、足を運んでいただきありがとうございます」との挨拶に続いて、渡辺さん自らがひとりひとりのキャストを呼び込んだ。渡辺さんの紹介に合わせて、三浦さんらが客席の中を歩いて登場すると、会場は歓声に包まれた。そして、スクリーンにはロサンゼルスにいる渡辺さんの姿が!渡辺さんは、撮影で初めてアフリカのサバンナに立ったときの心境を尋ねられ「深い海に、ボンベもマスクもつけずに降り立ったような気持ちでした。『もしかしたら僕らが立ってはいけない場所なのかも?』という思いと共に、一個の“動物”として動物たちと同じ目線でサバンナに立ったことは、役を作り上げていく上ですごく大きなインパクトがありました」と感慨深げにふり返った。三浦さんは本作で、主人公・恩地(渡辺さん)とは対照的な道を歩む“悪役”的な存在・行天を演じているが「行天は、日本の礎を築いた世代の功罪の“罪”の部分の象徴的存在。でもいま冷静に考えたとき、間違っているけど、当時はそういう風にしか生きられなかったのではないかと思っています」と語った。監督曰く「行天はまさしく三浦さん!ピッタリの悪役でした」とのこと。松雪さんは、恩地を尊敬しつつ、行天と愛人関係になる美樹を演じた。2人との共演について「全体で4か月半の撮影の中で、私はひと月に1回のペースで現場に行っていました。すると、2人が身にまとっている空気や雰囲気が、時間と共に濃密になっていくのを身近に感じることができました」とふり返った。石坂さんは、ここ数年、日本を襲った激動をふり返りつつ「“沈まぬ太陽”とは日本のことではないか?いま西に傾きかけ沈もうとしているではないか?」と憂いの表情を見せ「それを沈めないために努力するのか?それとも、たとえ沈んでもまた明日の朝、新たな太陽が東に昇ることを期待するのか?時代がいま問うているのではないかということを鳩山さんに代わって申し上げたい」と力強く語った。恩地の妻・りつ子を演じた京香さんは「とにかく、りつ子として謙さんが演じる元(はじめ)を見つめていればいいか、という思いでした。意志を貫く素晴らしい男性として、尊敬して見つめていました」と撮影時の気持ちを明かした。渡辺さんは「男たちには会社があって、役職や場所で変化を表現することができるけど、りつ子がそれを表現できるのは、子供の成長くらい」とりつ子という役の難しさを説明し「一緒に年をとった感じです」と“夫”として妻への感謝と労いの気持ちを口にした。若松監督は完成披露を迎え感無量といった面持ち。「1年前のいまごろは“進まぬ太陽”なんて言われていましたが…」と自嘲気味にふり返りながらも「男の矜持を描きました」と誇らしげ。さらに「最近の芸能界は、男が逃げたり、責任を取らなかったり。そんな若い人たちにこそ観てほしい」と踏み込んだ言葉で作品を送り出した。渡辺さんは最後に、遠くロサンゼルスから「もしこの映画が明日への希望になればありがたいです」と作品をアピール!『沈まぬ太陽』は10月24日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:沈まぬ太陽 2009年10月24日より全国東宝系にて公開© 2009 「沈まぬ太陽」製作委員会■関連記事:ファッション小噺vol.112日本女優の美肌のヒミツはこれだった!渡辺謙が渾身の直球を投げ込んだ『沈まぬ太陽』三浦友和は悪役がお似合い?
2009年09月19日3人の美女に囲まれているのは、人気絶頂の堺雅人!吉田和正による「結婚詐欺師 クヒオ大佐」を原作に、実在した結婚詐欺師の男のウソにまみれた人生を描いた『クヒオ大佐』。本作で堺雅人扮するパイロット姿のクヒオ大佐と、松雪泰子、満島ひかり、中村優子が演じる彼を取り巻く3人の女性の写真がシネマカフェにいち早く到着した。米軍特殊部隊のジェットパイロットにして、父はカメハメハ大王の末裔、母はエリザベス女王の妹の夫のいとこ、推定1億円を騙し取ったその男の名はジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐――。デタラメな経歴と分かりやす過ぎる変装に、思わず「騙される方が悪い!」と叫びたくなりそうだが、どこか余裕と色気を感じさせるクヒオ=堺雅人を前にしたら、つい騙されたくなるかも?松雪さん扮するしのぶは、クヒオを信じて献身的に愛し続ける弁当屋の女社長。満島さんが演じた春は、クヒオを怪しいと感じつつも、抗えない何かに吸い寄せられるようにいつの間にか彼に惹かれていくエリート学芸員。そして中村さん演じる未知子は、彼の金の匂いに引き寄せられる銀座No.1ホステス。愛し方は三者三様、彼女たちが欲したものは?そしてその行く末は――?身長172センチでやせ型、不自然に高くなった鼻と片言の日本語を話すこの男に要注意!『クヒオ大佐』は10月、渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:クヒオ大佐 2009年秋、渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2009『クヒオ大佐』製作委員会■関連記事:伊坂ワールドで暗躍する“泥棒”堺雅人の映像が解禁『ラッシュライフ』予告編が到着
2009年08月25日「てぃだかんかん」=沖縄の方言で、“太陽さんさん、太陽ギラギラ”を意味する。沖縄のかつての美しい海を、愛する妻と子供たちに見せたいというたった一つの願いがきっかけで、サンゴ礁の再生に挑み、世界で初めてサンゴの産卵に成功した男・金城浩二と、彼を支える家族の絆を描いた感動の実話『てぃだかんかん』が来年公開される。主演を務めるのは、人気お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史。その愛妻に『容疑者Xの献身』や『余命』など女優として確固たる地位を築いてきた松雪泰子が扮し、この異色コンビが固い絆で結ばれた夫婦を演じる。『無問題2』(’01)以来の主演作となる岡村さんは、バラエティで見せるキャラクターを一切封印し、今回俳優として本格的な演技に挑戦。久しぶりの演技に「プレッシャーを感じております。周りのみなさんに迷惑をかけないよう必死です。父親役はプライベートでも体験していないので、完全に想像で取り組んでいます」と緊張の伝わる意気込みを見せる。共演の松雪さんについては「役柄もそうですが、本当に人魚みたいな方だなーと思いました」と、その美貌にすっかり虜になっているよう。一方、松雪さんは、「金城さんのエピソードは信じることで物事を具現化していく力強さやポジティブな生命力を感じるので、とてもやりがいがあります」とコメント。自身も一児の母親だが、物語の発端となった金城さんの親心について、「とても純粋で素晴らしいと思います。物質的なことにとらわれず、生きることはいまの世の中難しい部分もあるかと思いますが、人間が生きる上で本質的に必要なことを改めて再認識させてくれる気がします」と共感を寄せている。また、夫役の岡村さんの印象を聞かれると、「(岡村さん扮する)健司というキャラクターをとてもチャーミングに、豊かに表現されていると思います」と称賛の言葉を贈った。メガホンを握るのは、『デトロイト・メタル・シティ』の李闘士男。『デトロイト〜』では松山ケンイチをパンクに大変身させたが、本作で、李監督の手で岡村さんがどう変身するのか楽しみなところ。沖縄の美しい自然を背景に、2人が築き上げる夫婦像とは――。『てぃだかんかん』は2010年G.W.、全国にて公開。■関連作品:てぃだかんかん 2010年G.W.、全国にて公開© 『てぃだかんかん』製作委員会
2009年06月22日