俳優・ミュージシャンの武田真治が12日、都内で行われたミュージカル『ビューティフル』の製作発表記者会見に、水樹奈々、平原綾香、中川晃教、伊礼彼方、ソニン、剣幸とともに登場した。同作は世界的シンガーソングライターであるキャロル・キングの反省を数々の名曲とともに描いたミュージカル。2013年にブロードウェイで幕を開け、今も世界中で上演されているヒット作で、今回が日本初演となる。声優・歌手・ナレーターとしてマルチに活躍する水樹と、デビュー作「Jupiter」がミリオンヒットとなった平原がWキャストで主演を務める。プロデューサーのドニー・カーシュナーを演じる武田は、出演者陣とともに「ユーヴ・ガッタ・フレンド」を披露。「今ちらっと聞いていただいただけでも本当にそれぞれ、7人7様の歌声がある」とアピールした。また、「歌の割り振りで気づいていただいた通り、(自分の歌は)少なめです。そこは期待されていないんだろうなと思うんです」と冗談交じりに語り、「27年間で培ってきた人柄で、カンパニーに溶け込んでいきたいと思います」と笑いを誘った。同作は7月26日~8月26日、帝国劇場にて上演される。帝国劇場には2008年出演のミュージカル『エリザベート』振りに立つことになる武田は、「当時は自分にとってもちろん厳粛に受け止めていたつもりですけど」と前置きしつつ、「帝国劇場に舞台に上がるということの意味は、上がるたびに深まっていくのかなと思います」と経験を振り返る。「個人的に9年ぶり。そしてまた、9年後にならないよう、一生懸命頑張りたいと思います」と意気込んだ。また現在、ミュージカル『王家の紋章』で帝国劇場に立っている伊礼は、「『王家の紋章』の妹役がキャロル。今回は妻の名前がキャロル。4月から8月末までキャロルって人名を言い続けるという思い出ができるかと思うと幸せです」と語った。
2017年04月12日ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017に審査員として参加している武田梨奈が、自らが出演するドキュメンタリー映画『ドラゴンガールズ』の舞台挨拶に登壇。海外進出への意欲を熱く語った。武田さんは2014年に同映画祭に初めて参加し、新進俳優に贈られる「ニューウェーブ賞」を受賞。その後も、毎年、同映画祭に参加しており、今年は歴代最年少でインターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門の審査員を務めている。本作は、欧米におけるアジア女優のイメージを変えたと言われる『グリーンディスティニー』以降のアジアンアクション女優の系譜に迫った作品で、チャン・ツィイー、ミシェル・ヨーら錚々たる女優陣へのインタビューを中心に構成されている。昨年もわずか1日の滞在ながらも同映画祭に参加した武田さんだが、このときに本作のイブ・モンマユー監督のインタビューを受けており、空手を始めたきっかけなどについて語っている。「監督は、アクションが好きな方で、私の作品もたくさん見ててくださっていました」と語る武田さんだが、ここまで多くのアジアを代表する女優陣が出演することになるとは知らなかったそうで「映画が完成して、出演者の名前を見たときは本当に驚きました。この中に私を入れてくださって嬉しかったです」と喜びを口にする。数々のアクション映画に出演している武田さんだが、激しい撮影にケガはつきもの。「アクションのときはずっとアドレナリンが出ているので痛くないんです。終わったら体のあちこちが痛くなるし、実際に骨折してたり、脳震盪を起こしていたことがあった(苦笑)」と明かす。武田さんのアクションに対しては海外でも反響は大きいよう。『ハイキック・ガール』を見ている人々も多く「海外の映画祭とかに行くと“クレイジーガール!”って言われることも多い(笑)」と明かした。アクションをこなす女優の数は邦画界でも増えつつあるが、武田さんは「その中でも私ができるのは体を張ったアクションやスタント」とアピール。ほかの女優さんができないことをどんどんやりたい」と闘志を燃やす。最近では、ドラマ「ワカコ酒」など、アクションとは無縁の作品でも存在感を発揮しているが「最近、(アクション映画を)やってないので『もうやらないの?』と聞かれますが、毎週練習してます」と語り「近々、海外にも飛び出したい」と意欲を燃やしていた。協力:ゆうばり国際ファンタスティック映画祭実行委員会(text:cinemacafe.net)
2017年03月05日「TOKYO No.1 SOUL SET」の渡辺俊美とモデルで女優の武田玲奈が、今年公開予定の映画『パパのお弁当は世界一』でW主演を務めることが決定。2人は親子役で出演する。本作は、Twitterで8万人がリツイート、26万人がいいねをした、お弁当にまつわる父娘の感動の実話の映画化。高校3年間、娘のためにお弁当を毎日作り続けた父親とそのお弁当を毎日食べた娘。高校最後のお弁当には父親からの「高校に入って初めてのお弁当」の写真と手書きの手紙が添えられていた――。父親役には、「TOKYO No.1 SOUL SET」のメンバーで映画初主演となる渡辺さん。自身も高校生の息子のために3年間休むことなく弁当を作り続けた過去をも持ち、これが話題となり「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」が出版される。そして、娘役には雑誌「non-no」の専属モデルであり、『暗殺教室』シリーズや「咲-Saki-」などで女優としても活動する武田さんがキャスティング。渡辺さんは、「映画・主演という初めての経験ですが『パパのお弁当は世界一』と言う素敵な小さな父娘の物語に携わる事が出来てとても嬉しいです」と喜び、武田さんは「私もお父さんと仲が良いので重なる部分もありましたし、普段から感謝する気持ちを忘れてはいけないと感じました」とTwitterを見て胸が熱くなったと話している。主題歌には、史上最年少での「東京スカパラダイスオーケストラ」のゲストボーカルに抜擢され、日本人女性初のギターブランド エピフォンの公認アーティストとして認定されている若手女性アーティスト片平里菜の新曲「なまえ」が起用されることも決定。片平さんは「『ごめんね、ありがとう、がんばれ』言葉にならないたくさんの思いがお弁当箱には詰まってる。思いの強さ、愛の深さに感動しました。今回”なまえ”という曲を主題歌に使っていただけることになり、この曲がこんなに素敵なお話に出会えたこと、とても嬉しく思います」とコメントを寄せている。また監督を務めるのは、「andymori」「ONE OK ROCK」「9mm Parabellum Bullet」などのビデオクリップを手掛け、「MTV VMAJ」では最優秀ロックビデオ賞を受賞するなどロックシーンで素晴らしいミュージックビデオを作り続けるフカツマサカズ。脚本は大野敏嗣が担当する。『パパのお弁当は世界一』は2017年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年02月23日木村拓哉が主演する日曜劇場「A LIFE~愛しき人~」。この度、2月12日(日)放送の第5話に、武田鉄矢が登場することが明らかになった。本ドラマは、「愛しい人の命」「たったひとつの人生」を巡り、木村さん演じる職人外科医・沖田一光と、彼を取り巻く医師・看護師たちが病院を舞台に繰り広げるヒューマンラブストーリー。ほかにも竹内結子、松山ケンイチ、木村文乃、菜々緒、及川光博、浅野忠信と豪華実力派キャストたちが登場しているのも見どころだ。今回武田さんが演じるのは、心臓外科の権威・山本輝彦。浅野さん演じる壇上記念病院副院長・壇上壮大と、及川さん演じる外科部長・羽村圭吾の大学時代の恩師という役柄だ。また、武田さんがTBSのドラマに出演するのは、「天皇の料理番」以来となり、奇しくもどちらも平川雄一朗監督作品となった。第5話では、山本に医療ミスの疑いが持ち上がり、医師会の事故調査委員を務める羽村が恩師を調査することに。縦社会の医学界で、恩師のミスを指摘することができるのか。名医と言われる山本の医師としての未来を奪うことは、ひいては患者のためにならないのではないか。と、板ばさみになり苦悩する羽村。果たして、本当に山本は医療ミスを犯していたのか…?撮影では、武田さんが監督に“自分の心に残っている医師のエピソード”を語るなど、和やかに進められていたそう。共演した浅野さんと及川さんについて武田さんは、「浅野くんは『金八』のパート3のときに3年B組にいた子。小さかった印象ですね。彼とお芝居をするのはそれ以来です。及川くんは彼が学生時代にプライベートですれ違ったことがあって、知っていました。お2人とも取り組みが正統派で、少年と青年だった彼らが日本のドラマ界のトップ的な存在なんだな、すごいな、と思って撮影していました」とそれぞれの印象を語る。またドラマについては、「医師たちの持っている人間力が物語に映り込めばいいな、と思っています。このドラマの主人公・沖田先生ほどハンサムなお医者さんは日本中そういないと思うけれど、でも彼のような魂を持った医師は日本にはたくさんいるような気がするんです。それがドラマとしてお茶の間のみなさんに伝わっていけばいいなと願っています」とメッセージを寄せた。「A LIFE~愛しき人~」は毎週日曜日21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年02月05日テレビ東京 松丸友紀アナウンサーが3日深夜放送のバラエティ番組『ゴッドタン新春SP 芸人マジ歌選手権』(25:00~26:30/通常放送 毎週土曜25:45~)で、第一子妊娠を発表した。松丸アナは2004年に同局に入社し、2014年1月に競輪の新田康仁選手と結婚。出産は5月を予定しており、同局 佐久間宣行プロデューサーTwitterによると、3月16日に開催される「ゴッドタン マジ歌ライブin武道館(仮)」を最後に産休に入るという。復帰時期は未定。番組内では、松丸アナがお笑いコンビのおぎやはぎ、芸人の劇団ひとりを呼び出し、”マジメッセージソング”を披露した。演歌風の音楽に合わせ「土曜深夜で細々と 気づけば10年ゴッドタン」と歌い始めた松丸アナが、「女『松丸』35歳私この度子供を授かりました」とお腹が大きくなるジェスチャーをすると、出演者陣は口に含んだ牛乳を一斉に吹き出した。松丸アナが「5月出産予定」と歌い上げると、おぎやはぎ・矢作兼は「なんちゅう報告の仕方をするんだよ」と驚き、劇団ひとりは「ゴッドタンでこんなほのぼのとした気持ち初めて」と感動した様子に。おぎやはぎ・小木博明も「涙出そうだもん」と、松丸アナを祝福していた。
2017年01月04日NHKの武田真一アナウンサーが29日、東京・渋谷のNHKホールで、総合司会を務める『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 31日19:15~23:45)のリハーサルの合間に取材に応じ、大量の撮影フラッシュに「ニュース的には映像を加工しなければいけないので、大丈夫かな?と思いました」と驚きを見せた。『NHKニュース7』のメインキャスターを務める武田アナは、今回が紅白初司会で、大勢の報道陣に囲まれて「面食らってます」と苦笑い。大量のカメラのフラッシュは、画面がまぶしくなり、ニュース映像では使えないことから「変なことを心配しました」とつぶやくと、すかさず白組司会の相葉雅紀から「職業病ですね」とツッコまれていた。この日は、出場歌手との面談を行ったが、相葉は、すべての歌手のデータを手書きでまとめる武田アナの努力家ぶりを見せられたそう。真面目な一面を見せる一方、密かにダンスの振り付けを練習していることを相葉からバラされたが、武田アナは「あまり気にしないでください…」と顔を真っ赤にした。今年は、故郷である熊本が大地震に見舞われ、「これまでもいろいろ災害報道はやってきたんですけど、自分の故郷を伝えなければいけないということが、とてもつらかった」と振り返った武田アナ。「普段ニュースにおいて、いろんな方々の苦しみや悲しみを伝える立場で、このような華やかな場に立っていいんだろうか?っていう思いは、正直完全にはなくならないんです」と前置きした上で、「出場歌手の皆さんのお話を聞いて、やっぱり歌というもので人々を勇気づけたいとか、この1年を幸せな気持ちで終えていただきたいという思いを感じたので、1人の放送人として、すごくいい機会をいただいたと思います」と決意を新たにしていた。今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」で、紅組23組・白組23組の計46組が出場。紅組の司会は有村架純、白組の司会は嵐の相葉雅紀で、総合司会は武田真一アナウンサーが務める。昨年は、紅組が優勝し、通算の対戦成績は紅組30勝、白組36勝。
2016年12月29日●高校在学中に福島から上京2013年12月の「第2のくみっきー!発掘オーディション」でグランプリに選ばれた武田玲奈(19)。雑誌『Popteen』レギュラーモデル、映画『暗殺教室』での女優デビューなど順調に活躍の場を広げ、『週刊ヤングジャンプ』では"史上最大級の逸材"として異例の初登場・初表紙を飾って話題を呼んだ。これから力を入れていきたいのは「演技」と力強く語る武田。東京に生きる少女たちを描いたオムニバス映画『TOKYO CITY GIRL-2016-』(お台場シネマメディアージュほか、全国順次公開中)では、田舎で暮らしながら東京への憧れを抱く女子高生・ゆみを演じる(「LOCAL→TOKYO」主演)。その姿は、高校在学中に地元・福島から転校をしてまで上京した武田とも重なり合う。人生の分岐点に立った当時の彼女は、どのような思いで一歩を踏み出したのか。少しだけ時間を巻き戻してもらった。○母から反対されても「行きたくて」――「LOCAL→TOKYO」では、東京に憧れる高校生・ゆみ役。武田さんは福島出身ですね。東京への憧れは?東京に行きたいとずっと思っていました。好きなモデルさんのイベントや、お買い物のために行ったり。私にとっての「東京」は身近な存在だったんです。ゆみの地元は私の実家にもとても近い雰囲気でした。電車やバスが本当に少なくて。コンビニはありましたけどね(笑)。ゆみは個人経営のコンビニでアルバイトをはじめますが、私は接客業をしていたこともあるので、そういう共通点もありました。――ゆみはみづき先輩に影響を受けて、東京に行くことを夢見るようになります。武田さんにとってそのような存在は?くみっきーさんや椎名ひかりさんのようなモデルの方々です。お洋服やメイクがすごく好きで、中学生ぐらいでファッション誌を読み始めて、少しずつ憧れを抱くようになりました。私がモデルになりたいと思うようになったのは、その頃からだと思います。――「第2のくみっきー!発掘オーディション」をきっかけにデビュー。受かる自信はありましたか。全然! 受かった時は本当にうれしくて、泣いてしまいました。あれからまだ3年しか経ってませんが、いろんなことがありました。今までとは全く違う人生というか、それくらいたくさんの経験をさせていただいています。――ツイッターのフォロワーが18万人を突破しましたね。人気の実感は?地元の友だちから仕事の感想をいわれることが多くなって、そういうことを聞くと実感がわくというか。私のことを知って下さる方が増えているんだなと感じます。――高校で上京を決心した時、親御さんから反対されたそうですね。お母さんから「東京は高校卒業してからでもいいんじゃない?」と言われていたんです。高校での上京は転校になるので、反対というよりも「転校かぁ……」みたいな反応で。ずっと東京には行きたいと思っていました。福島から通っていた時は土日だけだったので、事務所の方にも「仕事もしやすくなるし、たくさんできるようになる」と勧めていただきました。――転校に寂しさは? 住まいを変えるのは大きな決断だったと思います。"ワクワク"の方が大きかったです。ゆみは「地元に戻らない覚悟」で上京しますが、私の場合は「行きたくて」上京した感じというか。――それから2年が経ちます。心境に変化は?すごく便利な土地だと思います(笑)。流行やいろいろなものがあふれていて、お仕事もたくさんやらせていただいています。地元でのお仕事もいただいたり、福島には時々帰ったりしているんですよ。○尊敬するくみっきーの存在――「第2のくみっきー!発掘オーディション」でグランプリ受賞後、舟山久美子さんと比べられるプレッシャーなどは?目の前のお仕事で精いっぱいで、右も左も分からないことだらけだったので、必死でした。――そういえば、ゆみはバイトの店長から「2つの大事なこと」を言われます。1つは「お客さんをよく見ること」。そしてもう1つは「シンクロすること」。「周りをよく見る」という話でいえば、くみっきーさんはとても気配り上手な方です。事務所の先輩で身近な存在というのもあると思いますが、いつもすごいなと思います。それからストイックな一面も尊敬できます。私はストイックに何かを取り組むことがなかなかできなくて……。――えっ!? そうなんですか?ダイエットとか向いてないんです。●"史上最大級の逸材"からフォロワー急増――てっきり体形キープに専念されているのかと。痩せるために何かをするというのが苦手で。「○のために」ではなくて、興味本位であれば大丈夫なんです。――ゆみはアルバイトを通して、大切なことを実感します。モデル、女優をはじめて気づいた「大切なこと」は?あいさつをすること。それから……打たれ強さとか、めげない心も大切だと思います(笑)。――生まれ持ったものなのでは?あ! そうかもしれません(笑)。――事務所の後輩に「何かアドバイスを!」と求められるかもしれませんよ(笑)?えー!? 言葉にしようとすると難しいですね。あいさつとか遅刻をしないとか、まずは「常識」を心掛けることが大切だと思います。○ファンとシンクロする距離感――店長の教え「お客様とシンクロしなさい」を「ファン」に置き換えると、武田さんはシンクロしているところもあるのかなと。18万人のフォロワーはどのくらいから増えはじめたんですか?『ヤングジャンプ』で表紙とグラビアをやらせていただいてから、増えていきました。インスタがきっかけで写真を好きになったのですが、ファンの方々からの普段聞くことはできないコメントも読むことができるのでとてもうれしいです。ファンの方が私の私服を真似して買ってくださったことがあって、それはすごくうれしかったです。――握手会でファンと交流する機会も増えていますね。会って泣いちゃう女の子とかいて、キュンとしました。自分がそんな存在になることができるなんて……。――最初のファンレターは?覚えています。最初に受け取ったファンレターは4通ぐらいでした。グランプリ受賞後にいただいて。名古屋の女の子がワニさんの便箋に入れてくれて送ってくれたんですけど、そこには「ワニさんの便箋を覚えてね」と書かれていました。それ以来、定期的に送ってくださるのでしっかりと覚えています(笑)。○"君がいたから"たどりついた職業観――「働くことの意味がわかった」「お金は何かの犠牲じゃない」というゆみのセリフ。武田さんはどう思われますか。今の私は「自分の好きなこと」で働くことができています。すごく楽しいですし、勉強にも。私のお仕事によって、ファンの方々に何かしらの影響を与えることができたらなと思います。――どのような仕事で?一番やりたいのは演技のお仕事です。――舞台『四谷怪談』(15年5月上演)を経験して演技の魅力を知ったと聞きました。プレッシャーのかかる空間でいかに魅力を知ることができたのでしょうか。私は恵まれていたんだと思います。共演者の方々やスタッフさんもみなさんとても優しい方ばかりで、みなさんにかわいがっていただけました。何よりもそれが楽しくて。その頃までは、演技の魅力をはっきりとは理解できていなかったように思います。――舞台のカーテンコールは格別でしょうね。そうですね! お客さんで泣いている方もいてこちらも感動しました。――「ありがとう、君がいたからここにいる」という台詞があったのですが、武田さんにとって人生でその言葉を送りたい人は?そうですね、誰だろう……両親は私にとってとても大きな存在です。お父さんはいつも協力してくれて、どんなことでも私の味方になってくれる。上京して引越しする時も、いっぱい手伝ってくれました。――「ありがとう、お父さんお母さん」という気持ちだと。そう書いて大丈夫ですか。はい。大丈夫です(笑)。ありがとうございます。■プロフィール武田玲奈(たけだ・れな)1997年7月27日生まれ。福島県出身。B型。「第2のくみっきー!発掘オーディション」でグランプリを受賞し、雑誌『Popteen』レギュラーモデルとして芸能活動をスタート。2015年3月公開の映画『暗殺教室』で女優デビューを果たした。同年2月に発売された『週刊ヤングジャンプ』では初登場でカバーガールに抜てきされ話題に。2016年4月から、『non-no』専属モデルを務めている。
2016年12月10日女優でタレントの武田久美子(48)が17日、自身のブログを更新し、父親が死去したことを明かした。「父とのお別れ」というタイトルで更新した武田は、娘と両親と撮影した家族写真を添えて、「私の最愛の父が亡くなりました。内臓血管の損傷による出血の為病院で家族みんなに見守られる中で他界しました」と報告。「今年の夏に日本に来た際にソフィアと一緒に74歳の誕生日を祝ったばかりでした。。。」とつづった。そして、「アメリカを発つ時は全く考えもしていなかった出来事」と記し、「成田空港を降り立った時に危篤状態と聞かされ名古屋の病院に直行しました。私の到着はわかってくれたようで私は約1日半、ベッドの傍らでずっと父の手を握り続け、私の手をつないだまま帰らぬ人となってしまいました」と状況を説明した。続けて、「心臓が停止する際の最後は全身の力を振り絞って私のつないでいた右手を痛いほど握り返してきたお父さん。。。働き者だった父、私の事はずっと愛してもらいました」とつづり、「これからも残された母を労わり、家族で協力し合って頑張っていこうと思っております」と決意。「アメリカに移住して以来、もしこの様な事があった場合、間に合わないこともあるのではと覚悟を決めていましたが、最後会えて本当に良かったです」との思いも伝え、「何度も何度も父に今まで育てて来てもらったお礼と、大好きだと言うことを伝えることが出来ました。これからは、家族みんなを天国からいつも見守ってくれていると思っています」とコメント。最後に「私は大丈夫ですので皆様安心していて下さい」と締めくくった。
2016年11月17日女優でモデルの武田玲奈(19)が、ブリーズライトのWEB動画「快眠応援団編」「快眠チアリーダー編」(各17日から公開)で応援団とチアリーダーに扮した。英国系製薬企業のグラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパンによる今回のWEB動画は、武田が二役を通して同商品の特徴をリズミカルに伝えるというもの。「快眠チアリーダー編」では、チアリーダー姿の武田がカメラ前に立つと、スタジオ内からは「脚長~い!」「かわい~!」などのどよめきが。超ミニ衣装から伸びる美脚に、スタッフは釘付けになったという。撮影を終えた武田は、どちらの衣装も初めての経験だったようで、「チアリーダーの衣装がかわいくてテンション上がりました!」と大喜び。一方、応援団については、「高校生の時に応援団の先輩方を見たことがありましたので、それを思い出しながら挑戦しました!」と撮影秘話を語った。
2016年10月18日女優の武田玲奈が、きょう13日深夜にスタートするフジテレビのバラエティ番組『佳代子の部屋~真夜中のゲーム会議~』(関東ローカル/毎週木曜深夜2:55~3:25 ※初回は深夜3:30~)で、バラエティ初レギュラーを果たす。この番組は、ゲームの企画・プロデュースを行う「フジゲームス」関連会社の名誉会長・大久保佳代子の「世の中にゲームを広めたい」という願いを実現させるため、 社員役の武田と秋山竜次(ロバート)、宣伝部員の水着美女たちが夜な夜な会議を繰り広げるというもの。初のバラエティレギュラーに、武田は「不安はありますが、心強い出演者の方々と精いっぱい頑張ります! 大久保さん、秋山さんからいろいろ学びたいです!!」と意気込み。「まず一度番組を見て欲しいです(笑)。よろしくお願いします!!」とコメントを寄せている。初回は、水着美女が温泉に入ってゲーム実況を行う「絶対に見てしまう温泉ゲーム実況」や、秋山扮する伝説のゲーム評論家がゲーム制作の最先端の現場をリポートする「実録!企業潜入」などの企画を放送。大久保は「お色気とゲーム情報がどっちの要素が強いかせめぎあっている感じの、ちょっと懐かしい感じのする深夜バラエティかもしれないですね」と表現し、「ゲームにちょっと飽きちゃったなと思ったら、おっぱいが画面上に並んでますので、そこでちょっと箸休めしてもらえます(笑)」と、ゲーマー以外も楽しめる番組だと説明している。秋山も「とにかく独特なバブルな感じを見ていただけるとうれしいです。この時代にはない水着の量、エロいバー、異色な感じとかも」と同調。大久保との共演は「楽しいですね。普通に下ネタもバンバンどころかとんでもない量を入れてこられますし」と期待を語っている。
2016年10月13日俳優・武田鉄矢(67)が、18日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、「二重国籍」問題で世間を騒がせた民進党代表・蓮舫氏(48)を批判した。日本と台湾の二重国籍について、発言が二転三転しながら最終的には謝罪した蓮舫氏。武田は「この方を見ていると、残念な女優さんを思う。主役とれない人。ドラマで主役をとれない女優さんの典型」と切り出し、「出てきただけで表情が全部セリフになっている」と付け加えた。さらに、「出てきただけで何を報告するかが分かる。表情でセリフが読める人は主役になれない」と補足しながら、石原慎太郎元都知事が多くの人に支持されていた理由を「かっこいいから」と説明。「(石原元都知事が)何の根拠もなしに、何の自信もなしに、何の計画もなしに『大丈夫!』と言うと、みんな『大丈夫かな』と思う」と世間の受けとめ方を分析した。つまり、武田が伝えたいのは「『明るい未来を目指そう』と人に呼びかける時に、明るい表情で語れる人がトップをとる」という政治家としての資質。蓮舫氏を「明るい未来を人々に呼びかけておいて、暗い表情しかできない人」とし、「自分の潔癖を訴える時も、表情が暗い」「本当に残念」と鋭く批判した。「ウソでもいいから明るい顔で明るい未来を語れる人のみが政治を動かせる」という武田の持論に、同じくゲストの石原良純(54)は「面白い」と感心し、「本当に政治家は明るく未来を語らなければいけない」と同意。父・慎太郎氏について、「うちの親父は自分が楽しいことを考える」と語り、「蓮舫さんに欠けているのは、夢を与える部分」と結論付けた。わざとらしく切迫した表情を作り、「大変です! 島田課長が殺されました!」と"主役になれない女優"を演じてみせ、スタジオの笑いを誘った武田。司会の東野幸治(49)「鉄矢さんの話すごい」、ダウンタウン・松本人志(53)「なるほど」と、出演者をうならせていた。
2016年09月18日女優の武田久美子が、8日深夜に放送されたテレビ東京系トーク番組『じっくり聞いタロウ』(毎週木曜24:12~)にゲスト出演し、"貝殻ビキニ"写真集大ヒットの裏で抱えていた苦悩を明かした。武田といえば写真集『My Dear Stephanie』(1989年・ワニブックス)での"貝殻ビキニ"が当時話題に。ホタテの貝殻で局部を隠すという手法でグラビア界に衝撃を走らせ、異例の30万部突破の大ヒットを記録した。武田は、その印税でいい生活ができたというが、その反面、"ホタテ呪縛"から抜け出せずに苦労も絶えなかったという。「写真集だけじゃなく映画やドラマにも出ていたんですけど、目立った仕事は写真集だけ」と打ち明けると、ネプチューンの名倉潤は「あの写真集のインパクトが強すぎて、"武田久美子=貝殻"になってしまったというのもありますよね」と話した。武田はまた、「旅番組とかたまに行くんですけど、いまだに絶対ホタテが出てくる」と言い、「実際、嫌いじゃないですけどホタテはそんなに好きではない」と吐露。「ミル貝とかの方が好き」と話した。"貝殻ビキニ"誕生秘話も告白。「水着に飽きてしまって、撮影前日の晩にご飯を食べながら『何かないかな』って言っているときにホタテが出てきて、『これいいんじゃないの?』ってなった」と語った。
2016年09月09日女優の武田梨奈が、21日に放送された読売テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ダウンタウンDX』(毎週木曜22:00~23:00)で、驚きの家族事情を明かした。今回、「芸能人親子スペシャル」と題して8組の親子が出演した。父親と共に出演した武田は、「今でも親子でお風呂に入る」と明かし、「家族5人一緒に住んでいるので、帰ってくる時間帯が一緒。だれかがお風呂入っている間にだれかがシャワー浴びる」と説明。スタジオから「えー!」と驚きの声が上がった。「タオル巻いて?」と聞かれると、武田は「全然普通に」と答え、父親も「すっぽんぽんです」と返答。武田はさらに、「基本的にうちの家族、家の中でもみんな裸。パンツ一丁」と暴露し、自身についても「パンイチで上は着てない。小さい頃からそう教えられてきた」と話した。また、父親から毎日LINEが約50件届くことも明かし、「私のことじゃなくて、自分の近況報告をしてくる」と迷惑そうにコメント。変な動画も送られてくるそうで、転んで傷ができたときに傷口にかゆみ止めを塗って痛がっている動画を公開すると、共演者から笑いが起こった。
2016年07月21日女優の武田梨奈が、きょう21日に放送される読売テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ダウンタウンDX』(毎週木曜22:00~23:00)に出演。家では裸同然で生活していることを告白する。武田は、父・武とともに出演し、「今でも親子でお風呂に入る」という武田家のルールを紹介。「毎日ではないですけど、今も入ります」と赤裸々に告白する。さらに、家の中で家族は裸かパンツ一丁で基本的に過ごしていることも暴露。「私もパンいちです。上は着ていない」とぶっちゃける。このほか、タレントの布川敏和も、娘の桃花とともに出演。布川家は、SNSやブログで家族の近況を確認しているといい、敏和は「元嫁さんとも犬を預かってもらいたいときとか、LINEでやりとりしますよ」と離婚後のつちやかおり関係を告白する。しかし、松本人志に「じゃあ(家族を繋げているのは)SNSちゃうやん。犬やん」と指摘されてしまう。今夜の放送には、親子8組が出演。ほかに、西岡德馬&優妃、Mr.マリック&LUNA、品川祐&マダム路子、バービー(フォーリンラブ)&笹森順子、村本大輔(ウーマンラッシュアワー)&友利子、宮本エリアナ&麻美子が出演する。
2016年07月21日料理研究家でタレントの森崎友紀(36)が16日、オフィシャルブログを通じ、3,500グラムの第1子を出産したことを報告した。森崎は「ついに、出産しました!!」の書き出しに続いて、「こんな神秘的な体験は産まれて初めてです。それに、長いお産だったので…安堵と感動でずっと泣いてました」と回顧。「長~い長い陣痛を経てのお産だったので、いざ、いきむ段階になると、早過ぎてみんなびっくりしてました」と心境を記した。また、陣痛に耐え切れずに「もういいです、もう無理です!お腹切ってください!」とあきらめそうになったが、立ち会った夫に「一緒に頑張って乗り切ろう」と励まされたという。「今となっては、本当に、耐えてよかったです」と胸をなでおろし、「旦那さんありがとう」と夫への感謝をつづっている。同ブログでは「管理栄養士の初めての妊娠!!週別日記」として出産までの日々を伝えていたが、今後は「管理栄養士の初めての育児日記」として更新。「これからもいろいろ書きたいと思います。よろしくお願いします」と呼びかけている。
2016年06月16日●NGを出すと調理からやり直しドラマ『ワカコ酒』が生活の一部になってしまって困っている。平凡な一日の締めくくりとして、このドラマをつまみ代わりに一杯。そして、明日に備えてネジを巻き直す。当然、劇中のような名店の料理は目の前にはないのだけれども、主人公の26歳OL・村崎ワカコがひとり酒で見せる恍惚の表情と、感嘆の吐息「ぷしゅ~」を聞くことができれば十分である。このワカコを演じているのが、女優・武田梨奈(24)。2014年にセゾンカードの"頭突き瓦割り"CMが話題になったが、最近では「ワカコ」として声を掛けられることが増えたという。連ドラ初主演となった『ワカコ酒』から1年。シーズン2がBSジャパンで放送され、地上波ではテレビ東京で4月5日からスタート。5月3日からレンタルを開始したこのタイミングで、彼女に会うチャンスが巡ってきた。『ワカコ酒』が生活の一部となり、一番困るのはシリーズが途絶えてしまうこと。これからもワカコの「ぷしゅ~」が続きますように。そう切望する一人として、とことん『ワカコ酒』について語り合った。○「頭突きの子」から「ワカコ」へ――前回お会いした時は瓦割りの話などもしていただきましたが(2015年6月18日掲載インタビュー)、今回はひたすら『ワカコ酒』について語り合いたいと思います。お願いします!――私事ですが一日の終わりに、時々晩酌しながら観て癒やしてもらっています。ありがとうございます。本当ですか!? うれしいです。――これは自己流の楽しみ方なのですが、周囲からはどんな感想が届いていますか。ツイッターでコメントをいただくのですが、お酒を飲みながら観ていらっしゃる方が多いです。ツイッターやインスタグラムで「#ワカコ酒」を検索すると、ワカコ酒ごっこをしていらっしゃる方がたくさん(笑)。「今日のワカコメニュー」みたいな感じで、おいしそうな料理とお酒の写真を載せていらっしゃる方もお見かけします。とってもうれしいです。――いつごろからそのような反響が?シーズン1のころもツイッターなどでたくさんのコメントをいただきました。いちばん印象的だったのは……去年、愛媛の宇和島で撮影していた時(2016年7月2日公開の主演映画『海すずめ』)、釣りをしていたおじさま方が「ワカコ~!」って声を掛けてくださって(笑)。最初は、「誰のことを言ってるんだろう?」と不思議に思っていたんですけど、自分のことだと気づいてビックリしました。――私の仲間が全国各地に……。そうみたいです(笑)。本当にありがたいことです。――ほかの作品の役名で声を掛けられたことは?ないと思います。以前は「瓦の子」とか「頭突きの子」とか(笑)。――そこまでワカコのイメージが浸透したんですね。そもそも、食べたり飲んだりするシーンは、どういう流れで撮影しているんですか? 通常の現場とは違うわけですよね。違いますね。ひとり飲みの物語なので、メインとなるのはモノローグ。まず、リハーサルテストで声を出して演じます。そして、撮影部さん、録音部さん、照明部さん、全員が私の一連の動きとセリフを頭に入れた上で本番に備えます。だから、食べる、飲むシーンはとても緊張感があるんですよ。1日、7~8ページ分を一人でしゃべっているので、ほかの作品のセリフよりも覚えるのが難しいです。――頭の使い方がいつもと違う感じ?そうなんです! 会話であれば、返し方とか自然と反応できるんですが、一人飲みのシーンは自分で段取りを決めないといけません。この魚おいしそう! まずはこっちを食べよう! その前にソースを……のような流れを頭に入れてから撮影。途中で失敗してしまうと食べ物をもう一度作ってもらって、最初からやり直し。一発OKになるように、リハーサルテストは入念にやっています。――シーズン2の第1話「外飲みの王道、アジフライ」のイカゲソを食べるシーンで、噛み切れず「全部いっちゃえ~!」と頭の中で言いながら一口で食べてしまいます。こんなシーンもあらかじめ決めているんですか?あれは一応、セリフにありました!――信じられない……偶然撮れたシーンだと思っていました。実際、噛み切れなかったんです(笑)。――リアルなはずです(笑)。綿密な計算のもと、映像が成立しているんですね。そうですね。ただ、リハーサルテストで決めたことが、本番では思っていた感じと違うこともあって。例えば、「ちょっと噛みごたえが想像と違う」となった場合、そのまま本番を続けてモノローグを後で変更します。飲んでるお酒も本物なんですが、台本に「すっきりで飲みやすい」というセリフがあって実際に味の印象が違うと感じた時は、監督に素直な感想を伝えています。リアリティを重視している現場です。――撮影に集中しながら、食材やお酒のリアルな感想も求められる。想像するだけで大変そうです。そうですね。食レポに近いかもしれません。●声を掛けられて渡された一升瓶――なるほど。普通、そこまで真剣に考えながら食べることはあまりないと思います。撮影を経験すると、そのあたりの感覚は以前と変わってきますか?「味わう」という意味で、違いは感じています。それから「食感を堪能する喜び」も、このドラマで勉強できたことです。私生活では、わりと一気に食べてしまうタイプ(笑)。最近はだいぶペースが遅くなりましたし、お魚を食べる意識が変わりました。シーズン2の最終回(「幸せ一杯、カワハギのお作り」)でカワハギを食べるシーンがあって、生け簀(いけす)からとった魚を実際にさばいています。そこで「さっきまで泳いでいたのに」「こんな姿になってごめんね。でも、ちゃんと残さず食べるからね」というセリフがあるんですが、作っている過程を見ていると本当に食べ物に感謝して生きていかないといけないなとあらためて感じました。――日常でその過程を見ることは、なかなかできませんからね。そうなんです。調理しているところも見学しているので、魚料理一品だけでも奥深さを感じます。――そうやって私生活、プライベートの自分にまで影響するんですね。お酒はもともとそんなに飲む方じゃなかったんですが、よく飲むようになりました。何よりも、"お酒を飲む時間"を好きになったことが、自分にとって大きかった。ワカコが「お酒が好きな理由は忘れられるからじゃなくて、気づかせてくれるから」と言っていたんですが、このセリフにはとても共感しました。――そういう心に残るセリフがたくさんあるのもこのドラマの魅力ですよね。しかも、説教臭くないからまたいい。一日の終わりに聞くと、染み渡るんですよ。そこまで言ってくださって(笑)。ありがとうございます!――私はビール党なんですが、武田さんもですか? いろいろな食べ物の中でも、揚げ物が群を抜いておいしそうに見えます。揚げ物大好きです! しかも、炭酸系のお酒にもピッタリ。シーズン2の1話で登場するアジフライは絶品でした。アジフライは、揚げ物の王道。すごくシンプルでどこにでもある食べ物ですが、やっぱりビールに合うと感じました。――それから、このドラマを語る上で絶対に外せないのが、ワカコ行きつけの架空の居酒屋「逢楽(あらく)」です。これまで何度も撮影してきたと思いますが、あの店の魅力は?やっぱり、安心感だと思います。ひとり酒はいろいろなお店に行く楽しみもありますが、少し不安のある"冒険"とも言えると思います。でも、逢楽は自分の好きな食べ物、飲み物を知ってくれているという「安心感」で包み込んでくれる。このドラマを経験して常連の店を見つけたいと思うようになりました。いろいろなお店に足を運んで、今では行きつけの店が2~3軒あります。そこでは私がカウンターに座ると、店員さんがすぐに「ホッピーでしょ?」って(笑)。ワカコもいろいろなお店を冒険して、逢楽に帰ってきた時にその経験が生きてくるというか。大将が裏で「ワカコちゃん成長したな」と感心しているシーンも、あの店の魅力を象徴していると思います。――第10話「めでタイ日にはキンメの煮付け」の肉豆腐で、母の手料理を懐かしむシーンがあります。武田さんにとってのおふくろの味は?まだ実家にいるので、思い出の味というのはそんなに(笑)。まだその経験はありませんが、母を誘って気に入った居酒屋に飲みに行くようになりました。最近大人になったなと、自分でも感じます(笑)。実家の近所にある居酒屋に行ったりもするんですよ。○ハマリ役ともいえる、胃袋の大きさ――撮影前、食事を抜くような準備は?最初はお腹をすかせて現場に行っていたんですが、空腹だと酔いやすいので最近では特に準備はしていません。もともと胃袋が大きいので、現場でお弁当とかを食べても本番でちゃんと食べられるんです(笑)。監督から「他の女優さんだったらありえない……」と驚かれました。ロケ弁が余っていたら、2ついただくこともありました。最近はマネージャーさんに怒られるので控えていますが(笑)。――意外な苦労が(笑)。すごく太りやすいんですが、そのぶん運動はしているので大丈夫です。体を動かさなかったら、相当ヤバイことになっているでしょうね(笑)。――ピッタリの役ですね。私のために用意してくださった役と言ってしまいそうになるくらい、胃袋はハマリ役です(笑)。――シーズン2が決まった時の気持ちがブログにも書かれていました。同じ役での再オファーは役者冥利に尽きますね。いろいろな現場で「続編やりたい」と盛り上がっていても、実現できる機会に巡り合えることはなかなかありません。だから、決まった時はすごくうれしかった。なんだか……"イメージが付く"って、とてもすごいことですよね。ワカコをやる前は、空手や瓦のようなアクションのイメージ。今では地方ロケをすると、その土地の方が「これ持っていきな!」と言って、日本酒をくださったりするんです。――劇的な変化ですね(笑)。ええ(笑)。ある時は一升瓶をいただいたことがありました。小さい袋だったので瓶が飛び出していたんですけど、そのまま電車に乗ったらたまたま知り合いの人に会ってしまって。お昼ぐらいだったんですけど「なんで一升瓶持ち歩いてるの?」ってビックリされて(笑)。すっかりお酒のイメージです(笑)。●原作者・新久千映の涙が意味するもの――そうやってイメージが浸透したのも、武田さん含めた現場の熱意があったからこそ。スタッフもほとんど変わってないそうですね。はい。監督も含め、全員がお酒大好きなんですよ(笑)。本当に呑兵衛が集まっている現場だったので、その影響でよりお酒を飲むようになったんだと思います。よく現場で、「その飲み方は違う!」と叱られました。その点でいえば、みんなが"監督"です(笑)。――打ち上げは? 『ワカコ酒』スタッフとの飲みは格別でしょうね。「中打ち上げ」がいっぱいありました。――それって、飲みたいだけでは(笑)。そうなんです(笑)。監督が2~3話ずつ入れ替わっていたんですが、そのたびに中打ち上げが開催されていました。――最終回にかき揚げが登場しますが、「1つでも欠けたら成立しない」食べ物として紹介されていました。揚げ物の王道であるアジフライにはじまり、最終回は食べ物のありがたみを知るカワハギとかき揚げで締める。メッセージ性を感じます。本当ですね! 最後も「シーズン3で!」というセリフで終わっているので……決まっていないのに勝手に妄想が膨らんでいます(笑)。出張で地方や海外に行ったり。食とお酒は世界共通。アクション映画と同じです(笑)。○ワカコから原作者・スタッフに伝えたいこと――前回は最後にご家族への思いをおうかがいしましたが、今回はスタッフの方々への思いを。次回作に繋げるためにもお願いします。ほぼ同じスタッフの方々とやらせていただいて、それこそ私にとっては家族のような存在でした。細かく言うと「親戚のおじさん」たち(笑)。気を使うことなく話し合うことができる雰囲気の中、いろいろなことを教わりました。すごく近い距離感で、一緒にワカコを作っていく。そんな現場でした。ワカコの成長物語でもありますが、「武田梨奈」としてもこの作品で大人の一歩を踏み出すことができたような気がします。しかも、初主演ドラマでの続編。「武田梨奈=お酒」というイメージは一切なかったのに……プロデューサーさんはじめ制作スタッフの方々が挑戦してくださったんだなと思います。もっとお酒に詳しい人や私よりもワカコのイメージに近い人はきっといたと思うんですけど、それでも主演経験がないような新人を……。みなさんの期待に応えたい一心で挑みました。――その上、人気漫画が原作だったのでプレッシャーもあったと思います。原作者の新久千映さんは特別試写会で涙を流されていたそうですね。そうなんです。終わったらうつむいていらっしゃったので、「もしかしてダメだったのかも!」と焦りましたが、現場でお会いした時に「生のワカコに会えた」「ワカコが現実にいました」とまで言ってくださって。今でもメールで「飲みっぷりがどんどんワカコに近づいている」みたいな細かい感想を送ってくださいます。――作品の生みの親の気持ちを考えると、やはり実写化は不安なのかもしれませんね。そうだと思います。新久先生も私が空手のイメージだったから、最初は不安だったみたいです。視聴者の方々の感想や意見もとても気になりました。原作のファンの方もたくさんいらっしゃるので、どんなふうに受けとめられるのかとても怖かったんですが、「近い存在に感じることができる」と褒めてくださる方が多くてホッとしました。――多くの方々が、ワカコと再会できる日を待ちわびていると思います。まだ決まっていませんが、最後にシーズン3への意気込みをお願いします。そうですね(笑)。シーズン1が終わってから、ひとり飲みをする機会がすごく増えました。お酒の楽しみを覚えてシーズン2がはじまって、最近ではお酒のお仕事も決まったりしてるんですよ! さらにお酒の魅力にどっぷり浸かっている状態なので、呑兵衛の表現が以前より増えているんじゃないかなと思います。それから、個人的にはソムリエの資格にも挑戦してみようかと。お酒をもっと勉強したい。ワカコと一緒に、これからも成長し続けていきたいです。■プロフィール武田梨奈(たけだ・りな)1991年6月15日生まれ。神奈川県出身。10歳から琉球小林流空手道に入門し、月心会黒帯。2009年の『ハイキック・ガール!』で映画初主演。2014年の『祖谷物語‐おくのひと‐』で第24回日本映画プロフェッショナル大賞で新進女優賞を受賞。2016年は『ドクムシ』(4月9日公開)、『海すずめ』(7月2日公開)、『Yangon Runway』(16年公開)など主演映画が多数。『ワカコ酒』(15年1月・BSジャパン)で連続ドラマ初主演。現在、TBS系『重版出来!』で、黒木華演じる主人公の元チームメイト役として出演中。また5月19日放送の読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『ドクターカー』第6話にゲスト出演。
2016年05月17日イギリスの俳優、チャーリー・コックスが3月31日(木)、都内のホテルにて来日会見を開催し、女優の武田梨奈がゲストとして登壇した。チャーリーさんは、オンラインストリーミングサービス・Netflixにて3月18日より世界同時配信中のアクションヒーロードラマ「Marvelデアデビル」シーズン2にて、正義のために闘うヒーロー“デアデビル”(マット・マードッグ)を演じている。初来日となったチャーリーさんは、到着時刻の関係でまだホテルから外に出ていないそうだが、笑顔で会見場に姿を現した。シーズン2は「内容がより複雑な問い掛けになっています」と明かし、「例えば、何がヒーローをヒーローたらしめているのか、英雄的な行為というものをどう定義すべきなのか、現代の世界において果たしてそれはどんな意味を持つのか、そういった問い掛けをしています」と魅力を紹介した。シーズン2ではアクションが見どころとなっており、素手で棒やナイフなどを操るフィリピン武術や中国武術などの要素を取り入れたバトルシーンが話題を呼んでいる。チャーリーさんは、作品にはCGが使われておらず、自身を含む役者やスタントマンたちが戦闘アクションに取り組んでいることが「みなさんをより引き込み、わくわくしたり、緊張したりさせる結果になっているのではないかなと思います」と笑顔を見せた。イベントでは、そんなチャーリーさんへ、アクションにも定評のある武田さんが花束をプレゼントした。武田さんは、「すごく柔らかい感じの雰囲気の方で、映画とはまた違った魅力が見えました」とうっとり。「あと、すごくいい匂いでした!隣にいて!」と嬉しそうに付け足した。報道陣から「紳士的なハンサムな方でしたが、彼は好みの男性ですか?」とストレートに尋ねられると、驚きの表情を浮かべたものの、照れ笑いを浮かべながら「そうですね、…はい」とはにかみながら肯定した。また、武田さんは、自身のハリウッド進出について、「先月2月の終わりに、アカデミー賞のレッドカーペットでリポーターをさせていただいて、そのときにレッドカーペットを歩かせていただいたのですけれど、そこで、いつかは女優として(米アカデミー賞授賞式に)呼ばれるという夢を誓ってきましたので、海外の作品にもどんどん出ていきたいなと思います」とエピソードを明かしながら、意気込みを語った。(中丸道彦)
2016年03月31日フジテレビ系スペシャルドラマ「日本のヴァイオリン王~名古屋が生んだ世界のマエストロ 鈴木政吉物語~」の制作会見が29日(金)都内で行われ、主演の武田真治と共演の笛木優子、中村ゆりが出席。武田さんはなぜか、ベッキー不倫騒動やSMAP解散騒動に敏感になっていた。幕末の名古屋に生まれた一人の破天荒な日本男児が、世界に誇るヴァイオリンを生み出すまでを描く実録ドラマ。2人の妻と同居し、9男4女をもうけた型破りな男・鈴木政吉が、三味線作りの世界からヴァイオリン製造に乗り出し、栄光と挫折を繰り返しながら、日本に空前のヴァイオリン・ブームを巻き起こすまでを描く。政吉の不倫愛について武田さんは「タイムリーな話題ですね。ここはさっぱりいきますか、それともニュースの見出しのチャンスですか?ここでどう振る舞うかで宣伝効果が生まれる」とコメントに熟考顔。さらにSMAPの「世界に一つだけの花」をBGMにサプライズで笛木さんと中村さんが“世界に一つだけ”のチョコで作ったヴァイオリンを持って登場すると「“世界に一つだけ”以降の話は控えさせていただきます。何はともあれBGMは止めて」とチョコのヴァイオリンよりも、渦中の音楽が気になる様子だった。両手に花状態の武田だったが、笛木さんと中村さんの出席は知らされておらず「ご時世柄、三角関係はまずいし、お二人の出席はご遠慮いただいたという話を聞いていた」と明かしつつ「私一人だと(ニュース的に)弱いなと思っていたし、それに週刊文春も発売したでしょ?皆さん、そっちが気になるはずだから」とニュースとしての掲載率に気を揉んでいた。それでも武田さんは「60歳を過ぎてもなお、さらなる音の高みを目指して努力する姿はカッコイイ。そんな政吉を演じたのは身が引き締まる思い。私自身、今後の音楽活動や芝居の活動で政吉の魂を持ってやっていきたい」と得たものも大きかったようだ。フジテレビ系スペシャルドラマ「日本のヴァイオリン王~名古屋が生んだ世界のマエストロ 鈴木政吉物語~」(東海テレビ制作)は、2月14日(日)16:05~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年01月29日WOWOWで2月29日(月)に放送される『生中継!第88回アカデミー賞授賞式』のレッドカーペット・ナビゲーターに女優・武田梨奈が就任したことが11日、明らかになった。武田はナビゲーター就任について「ビックリしました。まさかナビゲーターに選ばれるなんて思っていなかったので、私でいいのかなと思いました」と心境を語り、「現地で起こること全部が楽しみです。同じ場所にいて感じられることすべてを目に焼き付けたいなと思いますし、私が見たもの、感じたものすべてを伝えていきたいです」と意欲を見せている。また、昨年、武田と同じくレッドカーペット・ナビゲーターを務めた俳優・斎藤工が今回スタジオゲストとして出演することも決定。斎藤は「昨年の仕事を通じて自分が役者であることを再認識しましたし、今は自分のやれることをやろうという気持ちになれました。今度は役者としてここに帰ってきたいですね」と語り、「視聴者の方も変に背伸びしたコメントよりも、梨奈ちゃんの素直なコメントが見たいと思うので、変に知識武装をしないで、素直にその場で思ったことをぶつけてみたらいいんじゃないかな」と緊張気味の武田に先輩としてアドバイスを送った。『生中継! 第88回アカデミー賞授賞式』はWOWOWプライムにて2月29日(9:00~)放送。
2016年01月12日武田梨奈が12月15日(火)、放送中の主演ドラマで年明けから第2シーズン放送も決定している「ワカコ酒」のイベントで、東京・銀座の広島ブランドショップ「TAU」に来場。ファンと共に日本酒と料理に舌鼓を打ち、トークを繰り広げた。新久千映の人気漫画の実写版で、26歳OLの村崎ワカコの気ままな“ひとり呑み”を描く本作。第10話「お好み焼き」でワカコの故郷の広島が舞台になっていることから、広島ブランドショップで日本酒を飲みながらという異例のイベント実施となった。武田さんは「ほろ酔いでのお仕事って『ワカコ酒』関連のものだけ(笑)。楽しいです」とグラスを片手にニンマリ。本作への出演をきっかけにお酒のおいしさに目覚めたようで「まだ第2シーズンがあるとも決まってないときから『もっとお酒を研究しよう!』といろんなところに飲みに行くようになった」とのことで「最近は、ひとり酒ばかりです(笑)」と私生活でもワカコ状態!外でばかりでなく「(日本酒が)家にストックがあって、寝る前に…」と20代にして寝酒のおいしさまで覚えた…?最近は、ホッピーのおいしさにハマっているとのことだが、実はこれにも思わぬ裏話が…。「最近、健康診断で引っかかりまして…。中性脂肪が。お医者さんに『カロリー、脂質に気を付けなさい』と言われて、ビールではなくホッピーにするようにしたんですが、そこからハマってしまいました」と明かし、会場は笑いに包まれた。この日は、ドラマでも出てきた広島の「うにクレソン」と「牡蠣(かき)」をつまみにグビグビと飲み、ファンと共にワカコの代名詞とも言える「ぷしゅ~」を披露。さらに、クリスマスが近いとあって、広島の名物「もみじまんじゅう」をかたどったケーキもサプライズでプレゼントされ、満面の笑みを浮かべていた。ひとり酒の楽しさについて武田さんは「酒が嫌なことを忘れさせてくれるのではなく、気づかせてくれるのだと『ワカコ酒』で学びました」と語り「まだまだひとり酒ブームを盛り上げたい!」と力強く語っていた。「ワカコ酒」は放送中。「ワカコ酒 Season2」は1月8日(金)より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年12月16日大ヒットグルメマンガ「ワカコ酒」。武田梨奈主演でドラマ化され話題となった本作だが、この度、韓国でも「私に乾杯~ヨジュの酒」としてドラマ化されることが決定。またユン・ジンソ、イ・ジェユンらが出演することも決定した。美味しい料理と一杯のお酒で一日の疲れとストレスを癒す主人公ラ・ヨジュと、彼女の周囲の人々とが織り成す感性&グルメのドラマ。本作は、韓国の4K専門チャネルと日本の企業が初めて共同で製作するオリジナル4Kドラマとして、最新の高画質で撮影されている。また、新久千映原作の「ワカコ酒」は、26歳のOL村崎ワカコが、さまざまな店をさすらい、ひとり酒を楽しむ様子を描かれている。しかし、韓国では“女性が一人でお酒を飲む”という習慣が無い為、本作は「今夜は仕事の後に誰にも気を使わず自分だけの贅沢な時間を」という新たなライフスタイルを提案するといったコンセプトの下ドラマ化されている。また韓国版では、韓国の女性視聴者からより共感を得るため、主人公を33歳、社会人10年目の出版社の編集者として描いている。今回本作の主人公ヨジュ役には、「匂いを見る少女」や「1年に12人の男」など、幅広い演技に定評のある実力派女優ジンソが好演する。また、ヨジュの同僚ジヒョク役に上野樹里と「BIGBANG」のT.O.P主演のドラマ「シークレット・メッセージ」にも出演している俳優ジェユン、ほかにもペ・ヌリ、チョン・ホンテ、キム・ナニなど演技派俳優が顔を揃える。さらに、本作第1話には、BSジャパンにて1月8日(金)よりSeason2の放送も決定している日本版ドラマ「ワカコ酒」の主人公、武田さんも特別出演するとのこと。本作は、韓国で12月10日(木)23時~オリーブTVと4K専門チャンネルUMAXみて毎週2話連続で同時放送。また日本では来年放送を予定している。「ワカコ酒 Season2」は2016年1月8日(金)23時30分~BSジャパンにて放送。(cinemacafe.net)
2015年12月08日●空手と役者は「死ぬまで」続ける女優・武田梨奈が"頭突き瓦割り"のCMで衝撃デビューを飾ったのは昨年2月のこと。テレビなどでの露出増に伴って知名度も上がったが、映画『ハイキック・ガール!』(2009年)で初主演を務めて以降も10本以上の作品に出ていた彼女にとっては、数ある仕事の中の1つにすぎなかった。そんな中、今夏公開の大作映画『進撃の巨人』のリル役で声が掛かる。ところが、その取材時に記者から「映画初出演おめでとうございます」と言われたことで、「まだ女優として胸を張れない」と実感したという。6月13日に公開された映画『ライアの祈り』では、主演・鈴木杏樹の後輩役でメガネ屋の店員・宮内桜を演じた。華麗な殺陣を見せることもなければ、得意のアクションを披露することもない"静"の演技。大きな悩みを抱える難しい役どころで、人前で弱音や悩みを吐かない武田にとっては正反対とも思えたが、本人は意外にも「似ている」と捉えていた。今回のインタビューでは、デビューまでに300回以上のオーディションに落ちても「折れない心」や映画賞を授与されても「謙虚な心」のルーツを分析。人格を形成した家庭環境や"瓦の人"の悩みなども快く話してくれた。○子どもの頃に叩き込まれた「トイレで泣け」自身のブログで、ファンから作品を選ぶ基準を聞かれ、「この作品に関わりたい!と思ったら必ずやります」(15年1月17日付より)と答えていた武田。『ライアの祈り』がまさにそうで、「純粋にすごくいい作品」と引きつけられ、「役柄的にも自分が演じたことのない役だったので、すごく面白そうだなと思いました」と役者としての欲求を刺激された作品だった。「監督からは、『鈴木杏樹さんにわざとらしく話しかけてほしい』と言われて。いつもは、『キャラクター性を強調しすぎないで自然にやってください』と言われることが多いのですが、今回は違いました。初めてに近い経験だったと思います。監督が最初に演技の見本を見せてくださって、それをもとに演じていったような流れです」武田が演じた桜は、悩みを打ち明けるよりも先に周囲を励ますタイプ。「似ている」と感じたのは、「基本はポジティブなんですけど、弱音は吐きたくない」という部分で、「家族から心配されても『大丈夫』と答えてしまいます。弱い自分を誰にも見せたくないんでしょうね」と自らを客観視する。「悩みを悩みと思いたくないので、悩み相談をあまりしません。口にした瞬間に『これは悩みだ』と思ってしまって重くなっちゃうんですよね」と言い切れるのは、空手で自分と向き合い続けてきた結果の"財産"なのかもしれない。「こうなったのは10歳で空手をはじめてからです。空手は男の子と一緒に戦わないといけないんですけど、絶対に道場では『弱音を吐いたり、泣いたりしてはいけない』と言われていて。『泣く時は人が見てないトイレで泣け』と言われていました。その習慣は今でもあります」頭突きで瓦を割れる上、人前では弱い自分を見せない。全くスキがないので対面すると萎縮してしまいそうだが、「(自宅の)お風呂とかトイレで『ワーッ!』となって、自然と涙が出てスッキリします」という言葉を聞くとホッとする。しかし、すぐに「人前ではその感情的な部分を出したくないというか。家族でもあまり見せたことがないと思います」と続けるあたりに、揺るぎない意志を感じる。○褒めない父から受けた影響武田にとって役者と空手は2つで1つ。そのどちらも一生辞めないことを公言し、それを象徴するようにブログでも「死ぬまで」という言葉が多用されている。「役者と空手に関して、『死ぬまで続ける』というのはずっと言い続けています。中途半端なことをするのがすごく苦手で、中途半端にするくらいだったら最初からやりたくありません」という武田のポリシーは、「自ら決めたことはやめない」。その覚悟は思わぬ発見をもたらす。「空手の試合は『痛い』というリアクションをしたら判定負けになってしまうので、常にポーカーフェイスでいることが求められます。感情を表に絶対出せないのが空手で、逆に感情を出さなければいけないのがお芝居。そこの切り替えはありますが、精神面や体の動きを把握する点などでは一致するところもあります」空手をはじめたきっかけは、父の試合を初めて観戦した時に父があっさり負けてしまった"悔しさ"から。それ以前から習い事に興味はあったが、「『いいな』ぐらいではやりたくなくて、『これしかない』ということしかやりたくなかった」。原点は「父の背中?」と想像したが、彼女は笑いながらこう答える。「背中は見てないかもしれません(笑)。ただ、きっかけを作ってくれるのはいつも父です。小さい頃から映画を見せてくれていたことがきっかけで映画を好きになりましたし、父に影響されることが多かったですね」そんな父は大会で優勝しても褒めることはなく、まずは反省点を指摘するという厳しさ。それでも、「父だけではなくて空手の先生もそうですし、私の周りにいる方はみんなそんな風に私を扱ってくれる」とむしろ感謝するのは、「褒められたい気持ちもちょっとはありますけど、逆に褒められると怖くなってしまいます。本当にそう思ってる?って」という疑いがあるから。今さら"映画初出演"と勘違いされても相手を批判することなく、「世間的には"瓦割り"のイメージはあっても、役者として知られていないんだなというのが分かりました」と発奮材料として受けとめたのもうなずける。●300回以上の落選と300枚以上の瓦割り演技への道を切り開いたのは、武田鉄矢の『3年B組金八先生』。まだ空手をはじめる前の8~9歳頃で、これも父の勧めだったという。そして、小学1年生から武田の「オーディションを受け続けて落ち続ける生活」がはじまる。最初に受けたのはモーニング娘。のメンバーオーディション。規模の大小問わず「とにかく何でも」受けた結果、芸能界デビューに至るまで300回以上の落選を経験する。ちなみに、現在の事務所も2度落ちた。「面接まで行ったら、何がダメなのかをまずは知りたいのでもう1度受けます。もちろん、"この程度で折れる人間じゃない"自分をアピールしたいという思いもありました」と振り返り、「折れない心はやっぱり空手が軸になっていると思います」と語る。念願の芸能界入りを果たし、地道に活動を続けていた結果に待っていたのが、昨年の"瓦"だった。「自分の意識的には何も変わらないんですけど、自分を知ってもらえた大きなきっかけにはなったので、それはすごく大きかったですね」と本人もターニングポイントと捉えていて、当時はさまざまな場所で"瓦割り"を求められた。その数、昨年だけで「300枚以上」。健康診断の時に医者から「頭大丈夫ですか」と心配されるほど世間に頭突き瓦割りのイメージが浸透した。最近は役者業に集中するためにパフォーマンスは卒業したが、今でも「瓦の人」と話しかけられることがあるという。そのことをうれしそうに話す武田だが、個人的には"瓦の人"と呼ばれなくなる日が待ち遠しくもある。○今だから言える、両親への正直な思い『ライアの祈り』では、「人間として一番大切なことは?」が重要なテーマとなる。「私は『正直』です。自分を作って嘘をついても、いつかはボロが出る。正直に生きている人はいいなと思います。私は特に人前で感情を出さなかったりするので、だから正直な人を見るとうらやましく感じてしまいます」父が厳格である一方、母は「おおらか」。武田のブログを読むとそれを裏付ける数々のエピソードが書かれていて、思わず笑ってしまったのが「『日直』を『ひじき』って読んだ」「『海外旅行行きたいならヒスがいいよ!チラシ見たら安かったよ!』って言われたんです ヒス。。。? そう、旅行会社の『H.I.S』を『ヒス』だと思っていたみたいです」(2014年11月28日付より)などの逸話。そんな両親のもとで"武田梨奈"は育まれた。「人間として一番大切なこと」を「正直」と答えた武田。最後に両親への思いを「正直に語ってほしい」と伝えたところ、「えー!?」と戸惑いながらも、しばらく考えこんだ後にこんな言葉を残した。「両親は私のことをいちばん理解してくれています。精神的に弱っている時も分かっているとは思うんですけど、そこをあえて厳しくしてくれるのは、私のことをよく知ってくれているから。でも、時々私は反抗的な態度をとってしまったり、かわいくないことを言ってしまったり……。それでも、いつも近くで厳しくしてくれるのは、すごくありがたいですね。それがなかったら、今の私はただの弱い人間になっていたと思います。オーディションに落ちても、『大丈夫。次がある』とは絶対に言わない父。褒められて伸びる方はそれでいいと思いますが、私は『お前のやりたい気持ちはそんなもんじゃないだろ』と言われた方が『なにくそ!』となります(笑)。そういうことを分かってくれている家族には感謝ですね」■プロフィール武田梨奈1991年6月15日生まれ。神奈川県出身。10歳から琉球小林流空手道に入門し、月心会黒帯。2009年の『ハイキック・ガール!』で映画初主演を果たし、2013年の『デッド寿司』でテキサスのファンタスティック・フェスト・コメディ部門最優秀主演女優賞受賞、昨年の『祖谷物語‐おくのひと‐』で第24回日本映画プロフェッショナル大賞で新進女優賞を受賞した。今年は『原宿デニール』、『かぐらめ』などの主演作のほか、夏公開の『進撃の巨人』にも抜てき。『ワカコ酒』(15年1月・BSジャパン)で連続ドラマ初主演を務めた。
2015年06月18日映画『原宿デニール』の初日舞台あいさつが16日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、ダブル主演の武田梨奈とBEE SHUFFLE、タカハタ秀太監督らが登壇した。映画は、ジャパンポップカルチャーの発信地『原宿』で繰り広げられる、夢を抱いた若者たちのミックスカルチャー群像劇。「"くっだらねぇ"けどマジいい感じ!」というインパクトのあるキャッチコピーがついた物語だ。主演をつとめた武田は、「初めて映画に出演したのは9年くらい前。その映画のプロデューサーが、偶然にもこの『原宿デニール』も手掛けられていたんです。当時はエキストラのようなチョイ役だったんですけど、私のことを覚えてくださっていて。9年経って、今回は主演として出させていただいたので……」と言葉を詰まらせ、目にはうっすらと涙が。「この映画にも夢を追う若者たちが出てくるので、そんな姿を是非観ていただければ」と、自身のこれまでの歩みと映画のストーリーを重ね合わせながら話した。一方、同映画で初主演を果たしたBEE SHUFFLEには、映画の観客動員数が3万人に満たなければ、活動の拠点としている「原宿」を出入り禁止になるという過酷なミッションが課せられている。失敗した場合、武田も全身タイツで竹下通りを歩くという。注目の結末は、6月27日18時よりJOL原宿にて発表される。映画は、ユナイテッド・シネマ豊洲を皮切りに、6月6日よりユナイテッド・シネマ浦和、シネプレックス幕張ほかにて全国順次公開。
2015年05月17日武田薬品工業(武田薬品)と国立がん研究センター(国がん)は5月8日、研究開発に関する契約を締結したと発表した。両社は今後、研究者や医師の交流を促進し、がんの発症メカニズムなどの基礎研究を進展させ、得られた成果を臨床開発研究へ応用していくことで新たな治療オプションの探索を進めていく。また、武田薬品は、国がんが進めている産学連携全国がんゲノムスクリーニング事業「SCRUM-Japan」に参画する。「SCRUM-Japan」は全国の医療機関と製薬企業とが協力して実施するがん遺伝子異常スクリーニング事業。同事業で構築される遺伝子情報と診療情報を合わせたデータベースにアクセスすることで、新たな医薬品の研究開発を加速させることができるとしている。武田薬品は「国がんの臨床研究における知見と、当社の保有する技術基盤を融合させることで、より早く、革新的な治療を患者様と医療関係者の皆様にお届けできるものと期待しています」とコメントしている。
2015年05月11日京都大学iPS細胞研究所(CiRA)と武田薬品工業(武田薬品)は4月17日、心不全、糖尿病、神経疾患などにおけるiPS細胞技術の臨床応用に向けた共同研究契約を締結したと発表した。「T-CiRA(Takeda-CiRA Joint Program for iPS Cell Applications)」と名付けられた同提携のもと、iPS細胞技術を用いた創薬研究や細胞治療に関する研究プロジェクトが実施されることになるという。京都大学の山中伸弥 教授が研究全体を指揮し、武田薬品は10年間で200億円の資金および研究運営に関する助言を提供するほか、神奈川県・藤沢市の湘南研究所内の研究設備を提供する。研究人員は全体で100名程度を予定しており、CiRAと武田薬品から50名程度が参加する。当初の研究分野として可能性の高いものには心不全、糖尿病、精神神経疾患、がん免疫療法などが挙げられており、共同研究の進展と共に新たなプロジェクトを追加していく。同研究が軌道に乗った段階では、10件前後のプロジェクトが同時進行することになるという。
2015年04月17日データ・アプリケーション(DAL)は4月1日、同日付けで武田好修氏が代表取締役社長に就任したと発表した。1999年4月から代表取締役社長を務めた橋本 慶太氏は代表取締役会長に就任する。武田氏は、兵庫県出身で1952年生まれの62歳。1976年に同志社大学 工学部を卒業し、ディジタルコンピュータ(現・ワイ・ディ・シー)に入社。1988年よりデータ・アプリケーションに入社し、2005年より同社専務、2010年より同社取締役常務執行役員を務め上げた。DALは、1982年にディジタルコンピュータ(現 ワイ・ディ・シー株式会社)の100%出資子会社として設立。1992年よりUNIX向けソフトウェアパッケージを販売し、以後EDI(電子データ交換)を中心としたデータ交換、システム連携分野のパッケージソフトウェアの開発に取り組んでいる。2007年4月にJASDAQ市場に上場した。主力製品は「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」で、基幹システムと連携したB2B環境を構築できるB2Bサーバー「ACMS B2B」や企業内外のデータ連携を行うB2Bインテグレーション・サーバ「ACMS E2X」などをラインアップ。シリーズ累計で1600社/7000サイトで運用されているという。また、システム連携で不可欠なデータのフォーマットや文字コードの変換・加工を行うデータ・ハンドリング・プラットフォーム「RACCOON」を2014年から提供している。次の構想として、EDI、EAI、ETLのニーズを一元的に担うことのできるデータインテグレーション製品の提供を計画しているという。
2015年04月02日インドネシア発のアクション映画『SARAH サラ』の公開を記念して2月7日(土)の封切初日に、女優で空手家の武田梨奈とインタビュー対象よりも本人に詳しいインタビュアーとして話題の“プロインタビュアー”吉田豪によるトークショーが開催された。最愛の娘を守るべく、ハンドガン、そして東南アジア最強の格闘技シラットまで駆使し、圧倒的なドライビングテクニックまで披露して戦う母親・サラの活躍を描く。やはり格闘家として「女性のアクションものは(観てて)燃える」という武田さん。「自分もやりたくなりますね。アドレナリンが出てきます。『私、何でこの中にいないの?』と思うし、私なら空手で…と妄想しますね」と語る。吉田さんは、事前に武田さんのブログなどを詳細にチェックし、調べ上げてきた武田さんの家族との関係やプライベートでの姿などを元に、グイグイと武田さんの“素顔”を掘り下げていく。本作は娘のために戦う母親の姿を描いているが、武田さん自身は「父親が娘のために戦う映画が好き」とのことで、吉田さんから「ファザコンですか?」と問われると「ファザコンかは分からないけど、パパっ子で、父は私のヒーローだった」と語る。吉田さんは、武田さんが格闘を志したのは、目の前で父親が敗れる姿を見たからだっただという点に言及。武田さんは「父が負けたのが悔しかった」とうなずいた。さらに、吉田さんは武田家の“内部”にさらに深く切り込んでいく。少し前の週刊誌で、武田さんがいまも父親と一緒に風呂に入っているという内容が掲載されたが、この点について追及。武田さんは「別に『一緒に入ろう』という感じで入ってるわけじゃないです。うちは5人家族で、家に帰る時間が被るので、(誰かが湯船、その間に別の人が洗い場という風に)ランダムに入っていくんです」とあくまで家族全員が効率的に入るためにそうしてると説明。そもそも、家族の前で裸になることに抵抗はないのか?という疑問が浮かぶが、武田さんは普段から家では“裸族”であることを公言しており「(抵抗は)ないですね」とキッパリ。「弟は(周りに)からかわれて『やめてくれ』と言ってます(笑)」と明かすが、家で、その弟に足を抑えてもらいながら、上半身裸で腹筋をしているとか…。「家族に対して恥ずかしがってる方が恥ずかしい。おしめ換えてもらってるんですから」と何ら気にする様子もなかった。一方で、映画でヌードシーンに挑戦する覚悟はあるかと問われると「いまの年齢ではまだ早いかな…。もっと色気出てから」と少し恥ずかしそうに語っていた。ちなみに、凄まじい強さを誇る武田さんだが、自身も恋人には「守られたい!」と乙女心をのぞかせる。吉田さんは「武田さんを守るって、かなりハードル高い(笑)!」と指摘するが、武田さんは「負けてもいいんです。(守りたいという)その気持ちが嬉しい。最悪、私がやるんで」と語り、会場は笑いに包まれた。最後に、武田さんは「いま、アジアの中でもインドネシアのアクションが盛り上がってます。私のこの映画を観て、燃えてきました。負けずに頑張ろうと思います!」と本作に大いに刺激を受けたようで、さらなる飛躍を誓う。武田さん自身も過去にインドネシア映画に出演経験があるが、今年もすでにアジア各国の作品への参加が決定しているそうで「千葉真一さんと春からミャンマー映画でご一緒します。ちょこっとアクションもあります。インドネシアも今年、また行くかもしれません。期待して見ててください。アジアに飛び出していこうと思ってます!」と語り、会場は拍手に包まれた。『SARAH サラ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年02月07日CMで頭突きによる瓦割りを披露し話題を呼んだ女優・武田梨奈が21日、自身が主演を務める映画『原宿デニール』の完成発表記者会見に出席した。会見には、共演者でダブル主演を果たした"原宿発がけっぷちボーイズグループ"のBEE SHUFFLEや、お笑い芸人・キングオブコメディの今野浩喜、モデルの麻宮彩希、監督のタカハタ秀太も登壇した。映画は、ジャパンポップカルチャーの発信地「原宿」で繰り広げられる、夢を抱いた若者たちの群像劇。武田は婦人警官役を熱演し、この日も警官の制服姿で登場。予告編では見事なハイキックも披露していた。一方、ダブル主演のBEE SHUFFLEは、映画初出演にして初主演の大役を任され、主題歌も担当。既に映画の公開にあたり、「3万人動員」のミッションが与えられているが、万が一失敗した場合、「原宿出禁(出入り禁止)」という過酷な罰ゲームも発表された。武田は3万人動員を達成すべく、ヒット祈願として「連続板割り」に挑戦。片手で厚さ1.5ミリもある木の板を、6枚連続で割りきり、見事に成功させた。さらに、もし3万人動員ができなかった場合は、「全身タイツで竹下通りを歩きます」と公言。さすがに「大丈夫ですか!?」と司会者や共演者から心配の声が囁かれるも、「もう言ってしまったので」と力強くコメント。今後の動員の行方が注目される。映画は、ユナイテッド・シネマ豊洲ほかにて2015年全国順次ロードショー。
2014年12月22日漆原友紀の人気コミックを舞台化する「詠舞台『蟲師』」(よみぶたい むしし)の公演が決定、3月18日(水)より東京・青山のスパイラルホールで上演する。詠舞台『蟲師』チケット情報謎に包まれた幽玄の存在・蟲。それが引き起こす怪現象に対峙する蟲師ギンコの物語。原作は1999年から2008年まで月刊アフタヌーンで隔月連載され、2005年には長濱博史監督がアニメ化。2007年には大友克洋監督・オダギリジョー主演で実写映画化、現在も同じく長濱監督により続編のアニメが放映されている人気作だ。これをアニメ化監督の長濱が舞台原案を担当し、映像クリエイター中村和明の制作総指揮・脚本・演出で舞台化。270度にわたって視界を覆う迫力のビデオマッピングやインターネット中継でのAR活用など最新テクノロジーを駆使した新しい舞台表現を目指すという。舞台化にあたり中村は「『蟲師』の物語を、音が奏で、光が紡ぎ、聲が綴り、幽玄なる「蟲師空間」を織り成す。構想八年―漆原先生や長濱監督をはじめ『蟲師』に関わり、創ってこられた方々の“想い”というバトンを受け取り「舞台」というリアルな場で表現したいと思います」とコメントしている。出演はアニメ版の声優陣、中野裕斗(ギンコ)、小林愛(淡幽)、土井美加(声)。3月18日(水)から29日(日)まで全17公演を予定。チケットの一般発売は1月17日(土)午前10時より。
2014年12月16日女優の武田梨奈が11月10日(月)、都内で行われた『西遊記~はじまりのはじまり~』のPRイベントに出席。“頭突きで瓦割り”のCMで脚光を浴びた武田さんは「今年だけで300枚は瓦を割った。頭突きの瞬間は痛くないが、数時間後にボーっとしてくる」と苦労を語った。『少林サッカー』『カンフーハッスル』のチャウ・シンチー監督が6年ぶりに放つ最新作。「西遊記」の始まりの物語をオリジナルストーリーで描いた本作は、後の三蔵法師である主人公・玄奘(読み:げんじょう)が、一人前の妖怪ハンターになるべく修行を冒険を重ねるアクションファンタジーで、孫悟空、沙悟浄、猪八戒との出会いを紐解いていく。映画のオリジナルキャラクターである女妖怪ハンターの衣装に身を包んだ武田さんは、「映画は“とんでもない”の一言ですね。シンチーさんの作品はずっと見続けていますが、さらに凄さが増している」と瞳をキラキラ。今回、シンチー本人は監督に専念し、出演はしていないが「キャラクターや笑いのツボなど、シンチーさんの“イズム”を感じます。新たなアクション映画のジャンルが生まれた」とリスペクトしていた。武田さん自身も、日本屈指のアクション女優として注目を集める存在で「女性代表として、日本のアクション映画も盛り上げれれば」と抱負のコメント。主演作である『ハイキック・ガール!』は、シンチー監督がお気に入りに挙げるほどで「女の子同士が蹴り合っている姿に、衝撃を受けたと言ってくださった」と感無量の表情だった。イベントには“妖怪一発芸人”として、コウメ太夫とお笑いトリオ「オテンキ」のGO、のり、江波戸邦昌が乱入し、武田さんと一戦交えたが、4人揃って完敗を喫していた。『西遊記~はじまりのはじまり~』は11月21日(金)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:西遊記~はじまりのはじまり~ 2014年11月21日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開(C) 2013 Bingo Movie Development Limited
2014年11月11日