アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんは、糖尿病の持病があり甘いものを控えなくてはいけません。しかし、病院の帰りにお茶をするといつもケーキを食べようとします……。ワフウフさんたち姉妹がそれを制止すると、口癖のように「甘いものは我慢している!」と言い張るのですが、それは「ごはんの後すぐに食べているから間食ではない」と思っていたからだとわかり、慌てて姉妹で間食についての説明をしたのでした。10年以上も通う病院なのに…通院の付き添いを終えると、ワフウフさんたち姉妹はその日にあったことを情報共有しています。そこでわかったのが、付き添いの人によって、あーちゃんの状態が大きく異なること。姉・なーにゃんといるときのほうが、怒られないように緊張しているようです。素がいいのかある程度の緊張は必要なのか、ワフウフさんも悩んでいます。通院前日の確認メールに「朝一番で行こう」と付け加えたところ、あーちゃんから電話が。いつも朝一番に行っていると説明すると……。「朝一番」が何時かわからなくなってしまったようです。落ち着いていつもの通院の流れを確認します。行く時間はわかったものの、今度は家を出る時間がわからなくなりました。バスの時間を調べようと時刻表を見ているようですが、そもそも見る時間が違います。時刻表を見ている意味がないと、ゆっくり説明してみます。最近、糖尿病の数値が良くないので、気を付けるように言うと……?スラスラと数値を語り始めますが、事実とまったく違うのです。ちゃんと気を付けるように再度注意しますが……。またもや自分に都合の良い解釈……!通院の前日は、あーちゃんに確認のメールを送るようにしているのですが、最近待ち合わせに遅れることもあるので、念のため「朝一番で病院へ行こうね」と付け加えたところ、しばらくして「朝一番って何時……?」と心細そうな声で電話がかかってきました。時間を伝えると、今度は自分が何時に家を出ればいいのかわからなくなってしまった様子……。そこで、バスの時間を調べようとして時刻表を取り出すも、病院に着いているはずの9時や10時台の時間を見ていて、結局「7時半過ぎに家を出ればいい」と私が言って、やっと安心してくれました。もう10年以上も通院している病院だというのに、流れがわからなくなってしまったようです。実はここ最近、あーちゃんの糖尿病の数値があまり良くありません。それなのに、本人は数値が下がったと思い込んでいて「先生からも食べるように言われた」と自信満々。先生は、痩せてきているからたんぱく質を増やすようにと言っただけで、甘いものを食べなさいなんてひと言も言っていないのに。あまりにも都合がよ良過ぎる解釈に、説明するのも疲れてしまいます……。--------------10年以上も続けていることであれば、そう簡単に忘れることもなさそうだと思ってしまいがちですが、認知症は記憶を保持している期間にかかわらず影響が出てしまうようですね。時間の感覚が狂い始めているとすれば、生活リズムも乱れてしまいそうで心配ですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/ワフウフ昭和を引きずる夫、成人した息子娘を持つ50代主婦。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。2019年一般の部にてAmebaブログオブザイヤー受賞。2023年4月、書籍「アルツフルデイズ笑いと涙の認知症介護」発売。
2024年01月30日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。糖尿病の持病がある母・あーちゃんは、毎週インスリン注射を受けています。それ自体は問題なくこなせるのですが、別の日にインフルエンザの予防接種を受けたところ、いつもと違う診察室・先生になっていて理解が追いつかず、その場でキョロキョロしてしまう事態に。いつものパターンとは違うと、対応できなくなってしまったようです。やらなくてはいけないことがあるのはわかっているけれど、それが何かわからない……。あーちゃんは今、何をしていてもそんな状態なのかもしれません。やらなくてはいけないことを自分のペースでこなそうとするため、突拍子もない行動に出ることも多く、本当に目が離せなくなってきました。 あれ?記憶から消されている…? あーちゃんは5人きょうだいです。 伯父に呼ばれ、亡くなった叔母の家に行くことになり姉妹で付き添うと、ただ叔母の家を掃除するだけだったようで、早朝からあーちゃんを迎えに行ってから叔母の家へ向かうという大移動に。 帰宅後、あーちゃんから電話がかかってきました。 なんだか話の雲行きが怪しくなってきました。 恐る恐る聞いてみます……。 今日、一緒にいたのは誰かというのを忘れてしまったようです。 時間と労力をかけて付き添った今日という日が、なかったことになっているようです。 その日、伯父たちと一緒に食事をした私たち。 このやりとりを何度も繰り返しました……。 そして、糖尿病の話が出ると……。 え? 違うよね……!? めちゃくちゃちゃんとしゃべっているのに、内容がウソばかり……。姉妹で困惑。 食後、うれしそうにあんみつを食べていました……。 むしろ、甘いものを食べまくっているように思うのですが……。 ある日、伯父に呼ばれて亡くなった叔母の家に行くことになったあーちゃん。今は誰も住んでいないため、家をどうするのかという話になるとあーちゃんが理解できないと思い、姉妹で付き添うことに。しかし、いざ伯父と合流すると目的は家の片付けだったことが判明。あーちゃんを早朝に迎えにいき、逆方向に2時間もかかる叔母の家へ向かうという遠回りをすることになりました。 その後、片付けをしてから、皆で食事をして解散となったわけですが、夜になってあーちゃんから私のところに電話がかかってきて、今日1日どんなことがあったのかを聞かされました。……え? 私もいましたが? 話を聞いてみると、今日1日の記憶から私たち姉妹と伯父1人の存在が消えていました。めちゃくちゃ疲れながら付き添ったのに……。 あーちゃんの兄弟は全員が糖尿病。そのため、食事会中も糖尿病の話で盛り上がっていました。するとあーちゃんも負けじと、自分は食事に気を付けていてケーキなんて何年も食べていないと語りだしました。その口ぶりは、ものすごくちゃんとしている風だったのですが……実際には、ケーキ以外の甘いものもたっぷり食べているのです。姉妹で「何言ってるの!?」と、思わず突っ込みたくなりました。 --------------食事会をしたこと自体は忘れていないのに、誰がいたのかわからなくなるのではなく、一部のメンバーだけ記憶から抜け落ちてしまうこともあるのですね。でも、実際に時間も労力もかけて付き添った人からすると、記憶から消されてしまうのは少し寂しいかもしれませんね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ
2024年01月30日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんは、一見すると身ぎれいにしているように見えるのですが、よく見てみると同じ服を着続けていたり、季節感がズレているアイテムを使っていたりと、あれ? と思うようなことも。ワフウフさんはそんなあーちゃんを見て、ひとりでできることが少なくなっていくのを感じています。人によって症状が変わる!?娘たちとランチをしていたときも、あーちゃんからは恒例の「甘いものは我慢しているから!」という発言が。よく話を聞いてみると、どうやら「ごはんの後すぐに食べているから間食ではない」と思っていた模様。姉妹で「食事以外は間食」だと何度も説明しますが、聞くたびに繰り返し驚くだけ……。この調子では、甘いものの制御ができないのは当然です。あーちゃんは、どうやら付き添いの人によって状態が大きく変わるらしいです……。物事をハッキリと言う姉・なーにゃんといるときは、怒られないように意識してしっかりしている様子。付き添いの様子を共有していると、姉・なーにゃんは驚きの連続のようです。そして迎えた通院の日。またあーちゃんは待ち合わせに遅れてしまいました。理由もコロコロ変わり、説明する様子もしどろもどろ。そしてこの日、検尿カップをナースステーションに持ち込むというプチ事件が発生。おしっこを持って歩き回るのをおかしいと思えないなんて、ショックです……。不思議なことに、あーちゃんは私といるときと姉といるときでは認知症の状態が違うようで、病院の付き添いを終えて情報共有していると、あまりの差に姉が驚くことも少なくありません。姉はどちらかというと物事をハッキリと言うタイプだから、怒られないように緊張しているのか……!?普段の状態を見るには、私といるときのように素の状態であるほうが良いのかもしれませんが、特に外出しているときは、ある程度緊張してしっかりした状態を保とうとするのも必要なのかもしれません。どちらがいいのか……。この答えを出すのは、なかなか難しそうです。そしてまたやってきた通院日。あーちゃんはまた時間に遅れてやってきました。診察では頻尿についても相談してみましたが、特に問題ないとのこと。しかしこの日、トイレからナースステーションまで検尿カップを持ち歩くという事件が発生……。おしっこを持ち歩くのをおかしいと思えなかったのかと、かなりショックを受けてしまいました。--------------付き添う人によって症状が変わるというのは、何とも不思議ですね。待ち合わせの時間に遅れてしまい、中身入りの検尿カップを持って歩くなど、心配な行動も目立つようになってきたようで、より心配になってしまいますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/ワフウフ昭和を引きずる夫、成人した息子娘を持つ50代主婦。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。2019年一般の部にてAmebaブログオブザイヤー受賞。2023年4月、書籍「アルツフルデイズ笑いと涙の認知症介護」発売。
2024年01月29日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんは糖尿病の持病があります。……にもかかわらず、通院の帰りにお茶に立ち寄ったとき、ケーキを食べようと選び始めました。そこで、ワフウフさんが我慢をするように言うと「甘い物は我慢している!」とキッパリ言うのでした。その様子を見て、この調子だと甘いものの自制は難しそうだと感じてしまいます。すぐに忘れてくれて喜ぶべきか…今までワフウフさんが接してきたことがある認知症は、あーちゃんと祖母と義父の3人。いずれもアルツハイマー型と診断されていましたが、問題行動はそれぞれ……。ただ、「認知症を認めない」「言うことを聞かない」「お金への執着」というのは共通していたので、もしかするとこれは認知症全体のあるあるなのでは? と思ったのでした。いつのころからか、あーちゃんは同じ服を繰り返し着るようになっていました。季節感のない服装をすることも……。探し物もスムーズにできなくなっています……。季節感とともに、温度感覚も狂い始めた……?!今日は、娘たちに連れられて銀行の手続きへ。つい、きつい言い方をしてしまい、反省……。一瞬落ち込んで見えましたが、すぐに忘れてくれたようです。あーちゃんは一見、とても身ぎれいにしているように見えるのですが、同じ洋服を繰り返して着ていたり、季節感がズレているアイテムを使っていたりと、少し変だと思うところもあります。もしかすると、たとえ探している物が目の前にあったとしても、それを「探している物」だと認識できないのではないかと思っています。こうして、だんだんと季節に合った洋服が選べなくなっていってしまうのでしょうか。こうして症状が進むあーちゃんを連れて、銀行の定期預金を普通預金へと変える手続きへ。相変わらず書類の書き方がわからず、私たち姉妹と銀行の人の三方向から指示が飛ぶ状態です。さらに、銀行の人が何度説明してくれても「結局どういうことなの?」と話が理解できず、ついついキツイ言い方に。でも、それもすぐに忘れてくれたようで、ありがたいやら悲しいやら……。--------------三方向からの指示で、なんとか銀行の手続きも終えたようで安心ですね。でも、何度も目の前で同じ話を繰り返されると、ついキツく言ってしまう気持ちもわかるのではないでしょうか。気長に寄り添う必要がありそうですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/ワフウフ昭和を引きずる夫、成人した息子娘を持つ50代主婦。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。2019年一般の部にてAmebaブログオブザイヤー受賞。2023年4月、書籍「アルツフルデイズ笑いと涙の認知症介護」発売。
2024年01月27日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんの認知症が進行するにつれて、貴重品の管理も大変になってきました。大事なことは忘れないようにメモに書き、「いつもの場所」に置くようにしていたのですが、その「いつもの場所」すら忘れてしまうように……。貴重品を持たないわけにもいかないので、管理をどうしていくのか悩みどころです。大事なことでも忘れることが多くなってきたあーちゃんですが、ハイヒールを履いて出かけるのは変わりません。しかし、最近は足元がおぼつかないため、靴屋へ連れて行き、なんとか好みに合いそうな靴を新調してもらいました。しかし、次の通院ではまたハイヒールを履いて現れ、足元にはそこまで不安はないと言い張るのでした。 ついに迷子になった母 Kさんはあーちゃんの学生時代の友人で、娘さんは姉と幼なじみ。この4人で食事中、あーちゃんがトイレから一向に戻らず……。 ついに、迷子になってしまったようです……。 なんとか場所を特定して迎えにいくと、今いるビルとはまったく別のビルにいました。 あーちゃんはもともと頻尿でしたが、最近は特にひどくなっているように感じます。 さすがに尿パッドを付けたらどうかと言っても拒否……。 もう、外食も厳しくなってきたかもしれません。 ある日、あーちゃんと姉が学生時代からの友人であるKさん母娘と4人でお食事会をしたときのこと。途中でトイレに行ったあーちゃんが一向に席に戻らず、その場にいた全員が心配していました。すると、「どこにいるのかわからない!」と、あーちゃんから電話がかかってきました。 周りにあるものを聞き出して、なんとか場所が特定できましたが、なんと食事会をしていたお店のあるビルとはまったく別のビルの違う階にいました。Kさんは認知症のことを知っているため、そこまで混乱はなかったものの、店外のトイレは付き添いが必要だと実感した出来事でした。 そしてこのトイレ問題は、最近私たち姉妹の悩みの種でもありました。しかし、インターネットで調べてみると、認知症の頻尿は珍しくないようです。どうやら、トイレに行った記憶がなくなってしまうからだそうで……。お出掛けのたびにトイレ行脚になるのは、かなりストレスです。 --------------認知症を患う家族が戻ってこないとなると、焦ってしまいますよね。外食するときにはトイレの場所がどこにあるのかを事前に確認し、付き添いも必要になってきそうですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ
2024年01月26日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんの認知症は日に日に進行しているようです。先日も、診察を終えて先生から「ご家族の方は何かありますか?」と聞かれ、堂々と「はい! ありません!」と答えたあーちゃん。会話の内容が理解できていないようで、まったくかみ合っていません……。そんな様子を見て、ワフウフさんは困惑してしまいます。どう制御すれば…?あーちゃんの認知症が進行している中、お正月がやってきました。ワフウフさんはあーちゃんと一緒に姉・なーにゃんの家で食事をします。そのとき、あーちゃんは食事よりも先に、デザートとして用意されたお菓子を完食してしまい、食欲のコントロールがきかなくなっていることを目の当たりにしたのです。糖尿病の注射を打つため病院に行く日、いつもの時間にあーちゃんが現れず、心配していましたが……。遅れた理由もしどろもどろ……。この状態だと、どう考えてもあーちゃんが忘れていると思うのですが。病院の帰り、お茶に立ち寄ると、うれしそうにケーキを選び始めるあーちゃん。私が糖尿病のことを言うと……。え??えぇぇ……???糖尿病の注射へ向かう日。あーちゃんはいつものバス乗り場とは違う方向から登場しました。理由を聞くと、バスに乗り遅れてタクシーで来たのだと言います。乗り遅れた理由はコロコロ変わるので、曜日や時間を間違えたのを認めたくないのかもしれません。そして、あーちゃんの携帯電話をチェックしていると、ダンスの先生から2回も着信が入っていました。あーちゃんいわく「お休みしたと言ったのに、先生が忘れちゃったのよ!」だそうで……。この状態で先生のせいにするのは、ある意味スゴイと思ってしまいました。ドタバタだったけれど、無事に病院が終わり、お茶をして帰ることに。あーちゃんはケーキを食べようとしていましたが、糖尿病の数値が思わしくないので我慢するように言うと「甘い物は我慢しているから!」とキッパリ言い切りました。今、うれしそうにケーキを選んでいたのでは……? この調子だと、制御は難しそうです。--------------待ち合わせがうまくいかないだけでも、事故に巻き込まれているのか忘れているのか、向かっているのに迷子になってしまったのか……と、いろいろと考えてしまうので落ち着きませんね。バスに乗り遅れた理由は定かではありませんが、とにかく無事に予定をこなせて安心できたのではないでしょうか。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/ワフウフ昭和を引きずる夫、成人した息子娘を持つ50代主婦。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。2019年一般の部にてAmebaブログオブザイヤー受賞。2023年4月、書籍「アルツフルデイズ笑いと涙の認知症介護」発売。
2024年01月25日私は三姉妹の母です。末っ子が小学校へ入学したころ、集団登校の集合場所まで子どもたちに付き添っていました。その際、同じ三姉妹に連れ添うきれいな女性の姿が。「あの子たちのお姉さんかな?」と思っていると……!? 私には3人の娘がいます。末っ子が小学校に入学したときのこと。しばらくの間、集団登校の集合場所まで付き添っていると、同じ登校班に三姉妹のお子さんがいることに気づきました。そしてある日の朝、その子たちにきれいなお姉さんが付き添っているのを目にして……。 「年の離れたお姉さんがいたのだな……」と思っていると、彼女が子どもたちに「じゃあママはここまでね。いってらっしゃい」と言って立ち去っていったではありませんか。 私は衝撃! 学生さんと言ってもおかしくないほど、若々しく美しいその女性はママだったのです! そのころの私は、育児で忙しくしていてノーメイクは当たり前。おしゃれなんて二の次でした。美しいママの姿に、改めて自分がどんどん「おばさん化」していることに気づかされた私。 もちろん、メイクやファッションなどは自由ですが、私はその美しいママに強く感化されました。そして、「私もあのママみたいに美しくありたい!」そう思うようになり、このときをキッカケに、外へ出かけるときは意識的にメイクをしたり、ファッションにも気をつかうようにしています。おかげで性格も明るくなった気がして、子どもたちからも「ママかわいい」と言ってもらえるように。 あのとき衝撃を与えてくれた三姉妹のママには感謝の気持ちでいっぱいです。 原案/yu-min さん作画/あさうえさい ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年01月23日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんが認知症と診断されて、数年前から初期症状と思われるような言動があったことを思い出したワフウフさん。あのとき、もう少し疑念を抱いていれば、今は違う結果になっていたのかもしれないと思うこともあります。日に日に進行するあーちゃんの認知症は、ワフウフさん姉妹の生活にも大きな影響を与えているのでした。誤魔化さなくていいのに…あーちゃんは、最初は頑なに病院の付き添いを拒んでいました。しかし、今では「自分が愛されているから付き添われる」という解釈をしているようで、付き添われていることを病院で周りの人に大げさに伝えるほどに。他人と会話を楽しむスキルは、認知症が進行しても高いまま変わっていません。診察を終え、先生から尋ねられると……。なぜか堂々と答えるあーちゃん。まったく会話がかみ合いません……!その後、飲食店のトイレでは並んでいる人がいるのに……。当たり前のように割り込みをしてしまいます……。ここまでひどくなる前にも、数日前に会ったことを忘れて姉・なーにゃんと話していたこともありました。この日は、なーにゃんの家に行くことになったのですが……。案の定、迷子に。いつものように診察を終えると、先生が「ご家族の方は何かありますか?」と聞いてくれました。すると、なぜかあーちゃんが朗らかに「はい! ありません!」と堂々と答えていて……。私が「短期記憶はかなりひどくなっています」と伝えると、それに対する返事なのか? 「大丈夫よね!」と横で言っています。まったく会話がかみ合わず、改めて症状が進行していることを実感したのでした。それからしばらくして、あーちゃんと姉の家に行くことになりました。もうひとりでは行けないだろうと思い、最寄り駅で待ち合わせをしたのですが、案の定あちこち歩き回り、目印の建物も通り過ぎる始末。もうそんな必要はないのに、必死で誤魔化そうとしている姿に、心が痛みます。--------------もしかすると、あーちゃんは他人と会話をしている姿を娘に見せて、自分はまだまだ大丈夫だと思ってほしいのかもしれませんね。迷子を誤魔化しているのも、自分自身の変化を受け入れらずに葛藤しているのかもしれません。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/ワフウフ昭和を引きずる夫、成人した息子娘を持つ50代主婦。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。2019年一般の部にてAmebaブログオブザイヤー受賞。2023年4月、書籍「アルツフルデイズ笑いと涙の認知症介護」発売。
2024年01月23日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんの気になる様子についてかかりつけの医師に相談したところ、新しい薬が追加されることになりました。どんな薬かとインターネットで調べてみると、中期以降の認知症に処方される薬のようでした。まだ診断を受けて半年足らずだというのに、思ったよりも早く進行している事実にショックを受けるのでした……。新しく薬が追加されてから、最初の通院。毎回着ていたカーキのブラウスではなく、黒のワントーンコーデでオシャレになっていた母・あーちゃん。もしかして、新しい薬が効いている?と淡い期待を抱いたものの、外食をすれば「これ何?」の繰り返し、出先でも「トイレに行きたい」の無限ループ、さらに外出している目的もすっかり忘れていて、相変わらずのあーちゃんでした。 一体何を食べているの…? 銀行に到着すると、あーちゃんはやっぱり今日の目的を忘れていました。 銀行のお姉さん、いろいろとありがとうございました……。 再発行していたキャッシュカードがなくなっていることが発覚。 その後、掃除をするため実家に向かい、まずは台所をチェック。予想どおり、使用感ゼロ。 とりあえず、見えるところからどんどん片付けていきます。 そこで、箱に隠してあったキャッシュカードを発見……! それはこっちのセリフ……。 隠した理由は本人しかわからない……。 実印を預けたことを忘れ、印鑑登録の変更をしていた……。しかも、たんたんと! ※たんたん:ワフウフの実父(あーちゃんの夫) よりによって、あーちゃんの財産を狙うたんたんと手続きをするなんて……。 悲しそうな表情はするけど、きっと怒られている理由はわかっていない……。 そんな中、押し入れを開けると……。大量のお菓子を発見! あまりの衝撃に、姉妹で顔を見合わせます。あーちゃんは糖尿病も患っているのに……? お菓子……? 延び延びになっていた銀行の手続きに向かった私たち。あーちゃんは、銀行のお姉さんに誘導されないと書類が書けない状態でしたが、なんとか手続きは終了。続いて掃除と失くしたらしいキャッシュカードの捜索のために、そのまま実家へ直行します。 実家に入ってまずチェックしたのが台所。予想通り、まったく汚れていないので食事の用意はしていないと思われます。パンやバナナがあったので、そういった調理不要なものを食べているのか……? と、考えている時間はなく、すぐに部屋の掃除に着手。探していたキャッシュカードも無事に発見しました。 そんな中、あーちゃんが勝手に実印登録の変更手続きをしていたことが発覚。次から次へと問題が出てきます……。さらに、片付けようと思って開けた押し入れの中に、大量のお菓子を発見! よく見ると、賞味期限が何年も切れているものもあります。そもそも、あーちゃんは糖尿病なので、お菓子が家にあるはずがないのですが……。これは、一体どういうことでしょう?? --------------銀行の手続きが済んでひと段落だと思ったところで、大きな問題が発覚しましたね。隠していたお菓子を食べていたとしたら、糖尿病にも影響がありそうです。もしかして、自分に持病があることも忘れてしまったのでしょうか……? より管理が必要になってきますね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ
2024年01月23日むやさんは、双子の姉妹・うやさんと母子家庭で育ちました。そんなむやさん姉妹が体験した、幼いころから現在までのお話をご紹介します。幼少期に父を亡くしたむやさん姉妹。小学生になると、いつも傍にいてくれた母が体調を崩して入院することに。その後母は無事退院したものの、今度は原因不明の頭痛で寝込む日々が続きます。姉妹はケンカをしながらも、掃除や料理を積極的にお手伝い。しかしそのころ、左利きの妹・うやさんは包丁がうまく使えないために、右利きの姉・むやさんと差がつくことに悩んでいました。 いつも比べられる双子妹が悩む理由は、ただ包丁が使えないからだけではありません。私たち姉妹は、いつも人から比べられて……。 双子のむやさん姉妹は、幼いころから何かと比べられてきました。ときには傷つくことも言われ、悪意がないような発言も2人にとっては負担に。 左利きで包丁がうまく使えないことに悩んでいたうやさんは、しばらくすると包丁ではなくピーラーを使いこなし、家事スキルをアップする工夫を見出しました。苦手な包丁を無理に克服するより、自分にできることを伸ばして悩みを解決するうやさんを見て、むやさんは感心します。 そして、次第に母の健康状態も良くなり、むやさん姉妹に以前のような平穏な生活が戻ってきたのでした。 幼いころに父を亡くし、母が病に倒れた双子の姉妹。子どもには抱えきれないようなつらい状況も、2人だったからこそ乗り越えられたのかもしれませんね。 しかし、母子家庭や双子だということで、偏見や差別もあったそう。人を勝手に比べたり、背景も考えず心ない発言をするのは、相手が誰であろうと許されることではありません。つい、こぼれた言葉が相手を傷つけることもあると、心にとめておきたいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター むや
2024年01月18日むやさんは、双子の姉妹・うやさんと母子家庭で育ちました。そんなむやさん姉妹が体験した、幼いころから現在までのお話をご紹介します。幼少期に父を亡くしたむやさん姉妹。小学生になると、いつも傍にいてくれた母が体調を崩して入院することに……。術後、母の体調は良くなり無事退院したものの、今度は原因不明の頭痛で寝込む日々。むやさん姉妹は交代で濡れタオルを母のひたいに乗せて看病しますが、妹のうやさんは適当に絞っただけのタオルを用意するなど、しっかりものの姉・むやさんはそんなうやさんに今までの不満が爆発しました。 いい加減にして!姉妹喧嘩が勃発タオルをちゃんと絞らない妹に、私は怒りを覚え、思わず声を荒げました。 むやさんは怒りに任せて「そもそも掃除くらい手伝ってほしい」と、妹のうやさんに言いました。2人はケンカになりますが、それ以降うやさんも家事を手伝うように。 さらに母の頭痛はなかなか治らず、姉妹は掃除や料理など家事を積極的におこないます。 そのころ、うやさんにはある悩みが。実はうやさんは左利きで、何を使うにしても不便を感じていたのです。中でも包丁が難しかったようで、お手伝いの際にどんどん包丁使いが上達するむやさんとの差に、焦りや不安がありました……。 寝込む母の代わりにお手伝いを頑張る双子の姉妹。性格が違ったり、ケンカをしたりしても、母を想う気持ちは同じなのかもしれませんね。うやさんは利き手の違いでむやさんと差がつくことに悩んでいるようですが、できないことがあるのは当たり前。姉妹間で比べる必要がないことではないでしょうか。何事も完璧な人はいないはずです。それぞれの得意なことを伸ばしながらうまく乗り越えてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター むや
2024年01月17日「クセ毛って楽しいよー!」縮毛矯正時代、美容院での施術は毎回4時間コースだったという藤本朱紗さん。毎朝ヘアアイロン、そのおかげで切れ毛、枝毛。地毛がくるくるで髪の毛が膨らみ2ヶ月半で耐えきれず美容院へ行っていたそうです。そんな藤本朱紗さんにご自身のクセ毛エピソードの他、グランプリを獲得したイベント「Curly-1グランプリ」について聞いてみました。※「Curly-1グランプリ」とは?「くせ毛って素敵!を広げよう」をコンセプトに、クセ毛さんも、そうじゃない人も参加できるオンラインイベント。誰が最も魅力的にくせ毛って素敵!を広げているかを一般投票で決めるコンテストです。Curly-1グランプリを通して、クセ毛の魅力に気づいていない人や、クセ毛に関心のない人に”クセ毛って、素敵”を広げることで下記のような未来を実現させることを目的としています。▼大手化粧品メーカーがクセ活用プロダクトのテレビCMを流す。▼近所のドラッグストアやバラエティショップにクセ活コーナーが設けられる。▼教育現場化から地毛証明書が撤廃される。普段はヨガやダンスのインストラクターーー普段どんな活動をなさっているんですか?●藤本さん:ヨガインストラクター、パーソナルトレーニングトレーナー、ダンスインストラクター(障がい者施設の利用者さんにダンス指導、たまにダンスインストラクターのアシスタント)をしています。きっかけはお姉さんに勧められてーー「Curly-1グランプリ」に参加した理由を教えてください。●藤本さん:姉がたまたま去年のcurly-1グランプリの投稿を見つけ、「来年参加してみたら!」と勧められ事がきっかけです!自分にぴったりで面白そうなイベントだなと思い、参加してみよう!と挑戦してみました。実際に参加してみるとーーー「Curly-1グランプリ」に実際に参加してみてどうでしたか?●藤本さん:「こんな世界があるのか!」と、同じ境遇の方々がたくさんいて嬉しく思いました!みなさんの投稿を見て、私ももっとヘアアレンジをしてクセ毛を楽しもうという気持ちになりました。そして見事グランプリ獲得ーーー「Curly-1グランプリ」でグランプリを獲得した気持ちをお聞かせください!●藤本さん:最初は「楽しそう!」という思いだけで挑戦したのですが、挑戦する中で沢山の方に協力いただいてることを知ってから、「恩返しが出来れば……!」と、グランプリを目指すことに気持ちが変わっていきました。グランプリになったことで、少し恩返しが出来たのではないかと、ひと安心しています。そしてグランプリになった私の記事を読んで下さる方が増え、少しでも"クセ毛の魅力"が今クセ毛に悩んでる方々をはじめ、見てくださっている皆さんに伝われば嬉しいです!また、クセ毛の方との交流が増え、自己肯定感が以前より増しました。決まったスタイリング剤しか使っていなかったのですが、クセ毛の方との交流の中でオススメいただいたものなど試してみようと思っています。よりクセ毛を楽しめそうです。クセ毛の魅力ーーー藤本さんが思うクセ毛の魅力とは?●藤本さん:個性的なところやボリューム感が魅力的だと思っています。また、その日によって髪の調子が変わるので、その日にあった髪型を楽しめるところも好きです。クセ毛に悩んでいる方には、「なりたい自分」や「したい髪型」を想像してみること、"理想の人"を見つけることをまずおすすめしたいです。個性を楽しむ社会へーーー今後どんな社会になってほしいと思いますか?●藤本さん:個性をみんなが心から楽しむ事ができる社会にしたいです。素敵だと思う事を素直に発信、伝える事ができる社会になってほしいですし、そうあるべきだと思っています!ロングヘアにも挑戦をーーー今後どんなクセ活をしていきたいですか?●藤本さん:あまり自分をアピールするタイプではありませんでしたが、今回イベントに参加した事で、私の発信を楽しみにして下さる方がいる事を知りました!「自撮りなんぞ載せても……」と思っていたのですが、応援して下さっている方が少しでもHAPPYになれるような、クセ毛写真やアレンジ方法などアップ出来たらと思っています。来年はロングヘアを目指しているので、その過程も楽しみながら過ごしていきます。伝えたい思いーーー同じクセ毛さんに伝えたい思いを教えてください。●藤本さん:私は2年前まで髪型ネガティブで、自分自身の髪の毛に希望はなかったです。ですが、敏腕美容師さんとの出会いで人生が激変!性格も服装もより明るくなりました。きっかけは人それぞれですが、“なりたい自分”が見つかれば、必ず未来は明るいです!"なりたい自分"を実現させてくれる美容師さんを探したり、スタイリングを試してみたり、いろんな方法が自ずと見えてくるはずなので。希望を捨てず、自分の個性をもっと引き出して活かしてあげて下さい!私ももっとなりたい自分になれるように、頑張ります。クセ毛を楽しむクセ毛を楽しむことは、自分自身をもっと好きになる一歩のひとつであることを教えてくれた藤本さん。藤本さんのメッセージは、今日もどこかで誰かの悩みを明るく照らしているのではないでしょうか。(MOREDOOR編集部)
2024年01月17日「クセ毛=悪い物という考えを変えたい!」クセ毛が「魅力」に変わるをコンセプトとする美容院MEY TOKYO(@curlyhair_meytokyo)で美容師として活動しているhiroさん(@hiro_meytokyo)。アメリカNewYorkで3年間修行し、現在はクセ毛に悩む方のヘアカットやヘアカラー、スタイリング方法を伝授する活動をしています。そんなhiroさんにご自身の活動の背景には、海外でのクセ毛に対する認識の違いがあったそうです。今回のMOREDOORでは、hiroさんに“クセ活”(=クセ毛を活かすこと)や「Curly-1グランプリ」について聞いてみました。hiroさんがクセ活をはじめた理由ーーー活動のきっかけには、どんな背景がありましたか?●hiroさん:アメリカから帰国後、日本ではクセ毛が悪い物として見られていることに違和感を感じ、変えたいと思ったからです。美容師としてクセ毛が「魅力」に変わるをコンセプトとした美容院で活動しているhiroさん。日頃はどんな風にお仕事をされているのでしょうか。ーーーお客様の悩みに向き合う中で、大切にしていることは?●hiroさん:まずは自分の髪の毛を好きになってもらうように伝えています。「初めて美容室で満足しました!」と言われたときは、やりがいを感じますね。また、「自分のクセ毛を活かし始めてから、両親が泣いて喜んだ」という話を聞いたときは嬉しかったです。「Curly-1グランプリ2023」についてーーー「Curly-1グランプリ2023」についてどう思いましたか?●hiroさん:まだまだニッチな世界ですが、認知度をあげようという取り組みは素晴らしいと思います。※「Curly-1グランプリ」とは?「くせ毛って素敵!を広げよう」をコンセプトに、クセ毛さんも、そうじゃない人も参加できるオンラインイベント。誰が最も魅力的にくせ毛って素敵!を広げているかを一般投票で決めるコンテストです。Curly-1グランプリを通して、クセ毛の魅力に気づいていない人や、クセ毛に関心のない人に”クセ毛って、素敵”を広げることで下記のような未来を実現させることを目的としています。▼大手化粧品メーカーがクセ活用プロダクトのテレビCMを流す。▼近所のドラッグストアやバラエティショップにクセ活コーナーが設けられる。▼教育現場化から地毛証明書が撤廃される。日本と海外の違いーーー海外と日本ではクセ毛に対して違いはありますか?●hiroさん:英語にクセ毛という単語はなく、クセ毛に対して否定的なイメージがないです。ーーー「日本では美容師がくせ毛をどう活かすかあまり習わない」という声がありますが、これについてどう思いますか?●hiroさん:日本ではクセ毛=悪い物、なおすものとされているので、まず考え方から変えなければいけません。日本の文化的なところにも関連していることなので、クセ毛の活かし方を美容師さんが当たり前に習うというのは時間がかかると思います。自分だけの魅力をーーー悩むクセ毛さんに「まずはこれをしてみてほしい」と思うことは?●hiroさん:髪の毛の保湿クリームを塗って自然乾燥、これをぜひしてみてほしいです。また、自分自身の生まれ持ったものを好きになってポジティブに生きる人が増えればいいなと思っています。ーーー同じ美容師さんへメッセージをどうぞ!●hiroさん:「学んだ技術や知識が本当に正しいのか、疑うことも大事」と伝えたいです。クセ毛って素敵!英語にはクセ毛という単語はなく、クセ毛に対して否定的なイメージがないこと、日本ではなおすものとされている考え方を変えたいと話してくれたhiroさん。自分自身のコンプレックスや悩みも、一歩外に出れば全く違う見方が広がっているのかもしれません。「まず自分自身の髪を好きになってほしい」みなさんはこのメッセージを、どう感じましたか?次回は、「Curly-1グランプリ2023」で見事グランプリを獲得した藤本朱紗さんのインタビューをお届けします。(MOREDOOR編集部)
2024年01月16日「私が誰かのロールモデルになればいい」そう話すのは、子どもの頃から大嫌いだった自分のクセ毛に対し、30代でまるでパーマのようなスタイリングができることに感動し、日本初のヘアサロン所属「クセ毛アドバイザー」として活躍するインフルエンサーのYukariさん(@yucurly_journey)です。今回MOREDOORでは、Yukariさんの“クセ活”(=クセ毛を活かすこと)のきっかけや「Curly-1グランプリ」について聞いてみました。Yukariさんのクセ活ーーー普段どんな活動をされていらっしゃるか、教えてください。●Yukariさん:クセ毛やグレイヘアを自分らしく楽しみながら活かすスタイリング方法、ファッション、マインドの持ち方など女性に向けた発信をしています!2023年秋より、日本初のヘアサロン所属「クセ毛アドバイザー」としてお客様に対面でスタイリングのHOW TOを教えたり、お悩み相談を受ける活動を始めました。クセ毛と白髪染めに悩む日々ーーー活動のきっかけには、どんな背景がありましたか?●Yukariさん:高校3年生から縮毛矯正を休まず続け、さらに20代後半からはグレイヘアが気になるようになりました。第一子出産後から染めないと恥ずかしいと思うレベルに達し、30歳で白髪染めを始めて、縮毛矯正と白髪染めがやめられない生活になりました。自分の髪が大嫌いだったけど、その両方をメンテナンスすることにほとほと疲れ、思い切って34歳の時に縮毛矯正と白髪染めをやめることに。クセ毛もグレイヘアも、日本では「みっともない」「老けて見える」などマイナスな意見が多い中、海外ではその両方を楽しんでいる女性が大勢いることを知り、感銘を受けたのを覚えています。その両方を楽しんでいるロールモデルは日本にいないかとネットで探していたのですが、見つけられませんでした。自分がなりたい姿はわかっていたので、とにかく自分の選択が間違えていない、大丈夫だよという後押しを誰かにして欲しかったんでしょうね。それでもなかなか現実では見つけられませんでした。そのとき「そうか私が誰かのロールモデルになればいいのか」と思い立ち、勇気を出してInstagramでの発信を始めました。まず第一に私が私らしくいられること、そして同時に同じ悩みを抱えながら隠し続けている女性が私の姿を見た時に「これでいいんだ」と思ってもらえたらと、両方の願いを叶えたいと思ったのがきっかけです。クセ毛と向き合ってみてーーークセ毛を好きになれた瞬間のエピソードはありますか?●Yukariさん:まるでパーマをかけたようなスタイリングができたとき、地毛のポテンシャルを見出した時の感動は今でも覚えています!クセ毛で悩む子どもにはーーー子どもがクセ毛で悩んでいるママさんへ、どう声をかけますか?●Yukariさん:誰も真似できない特別なカーリーヘアなので、自信を持って欲しいと思います。もちろんお子さんが年頃になって縮毛矯正をかけたいとお願いされたら、その気持ちを尊重してあげることも大切ですし、同時に「あなたはこんな素敵なポテンシャルがあるのだから、やめたくなっても大丈夫だからね。どっちを選んでもいいんだよ」というメッセージを伝え続けて欲しいと思います。「Curly-1グランプリ」についてーーー「Curly-1グランプリ」の雰囲気や、特別審査員として参加した感想を教えてください。●Yukariさん:エントリーしている仲間同士、競争意識というより、みなさん本当に純粋に「クセ毛って素敵!」「このクセ毛可愛い!」とお互いのことを高め合っている雰囲気がとっても素敵でした。クセ毛のコミュニティはみなさん本当に温かいな~と実感するイベントでした。※「Curly-1グランプリ」とは?「クセ毛って素敵!を広げよう」をコンセプトに、クセ毛さんも、そうじゃない人も参加できるオンラインイベント。誰が最も魅力的にくせ毛って素敵!を広げているかを一般投票で決めるコンテストです。Curly-1グランプリを通して、クセ毛の魅力に気づいていない人や、クセ毛に関心のない人に”クセ毛って、素敵”を広げることで下記のような未来を実現させることを目的としています。▼大手化粧品メーカーがクセ活用プロダクトのテレビCMを流す。▼近所のドラッグストアやバラエティショップにクセ活コーナーが設けられる。▼教育現場化から地毛証明書が撤廃される。クセ毛アドバイザーとしてーーー悩むクセ毛さんに「まずはこれをしてみてほしい」と思うことはありますか?●Yukariさん:髪をびっしょりと濡らして、ヘアクリーム(洗い流さないトリートメント)をつけて揉み込んでみてほしいです。「中途半端なクセ毛で活かせない」「クセ毛が強すぎて活かせない」この両方のご意見をとても多く見かけるのですが、活かせないと思い込んでいる人は、まずやってみて欲しいです!活かせないクセ毛はないーーー同じクセ毛さんに伝えたい思いを教えてください。●Yukariさん:クセ毛であることが「自分らしい」と思えるのはなかなか難しいことかもしれません。が、どんなクセ毛も一人として同じ人はいなくて、あなただけの特別なものということをぜひ知っていただければと思います。そして、活かせないクセ毛はないと私は断言できます。自分だけのカーリーヘアをぜひ思い切り楽しんで欲しいです!笑顔を増やしたいーーー今後Yukariさんはどんな活動をしていきたいですか?●Yukariさん:クセ毛とグレイヘアを活かして楽しむファッションの発信、親子で学べる講座などのワークショップや、グレイヘアとクセ毛のコラボイベントなどができたらいいなと思っています。ーーー今後どんな社会になってほしいと思いますか?●Yukariさん:クセ毛もストレートヘアも、どちらがいい悪いではなく、「選ぶ自由」「どちらも可愛い」が浸透すればいいなと思います。自分らしさを大切にYukariさんのように、自分だけの個性を輝かせる方法を見つけると、いつもの日常がより一層明るく素敵なものになりそうですね。クセ毛やカーリーヘア、またグレイヘアを持つ多くの皆さんの選択肢が広がりますように!次回は、クセ毛に悩む方のヘアカットやスタイリング方法を伝授する活動をしている、美容師hiroさんのインタビューをお届けします!(MOREDOOR編集部)
2024年01月15日皆さんは、遺産相続でトラブルになった経験はありますか? 今回は「忠告を聞かずに母の遺産を相続した姉」にまつわる物語とその感想を紹介します。母が亡くなり…会社経営をしていた母が亡くなり、姉と遺産相続について話し合っていた主人公。母には相当な遺産があったため、主人公は姉に「3億の相続は大変よ?」と伝えました。すると姉は…。言い方に激怒出典:Youtube「Lineドラマ」姉は「バカにしないで!大丈夫よ」と言い、相続を決めました。しかし主人公は「荷が重すぎる」と伝え、相続を辞退します。すると姉は「じゃあ2人分相続するわ」と言って、主人公の分も相続したのですが…。実は3億の資産と、7億の借金を遺していた母。母の借金まで相続することになってしまった姉は、絶句するのでした。読者の感想きちんと主人公の忠告を聞いておけばよかったですね。遺産の額が大きいため、慎重になるべきだったと思います。(30代/女性)姉がしっかり確認しなかったのもよくないですが、主人公ももう少し詳しく伝えてあげればよかったのかなと思いました。7億の借金を抱えることになった姉が気の毒です。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年01月14日「誰一人として同じクセ毛はないから、自分にしかない個性。今ではすごく大好きです!」毛髪診断士の資格を持ち、クセ毛を活かすブランド「CurlyMe」のオーナーであるCurlyGirlRinさん。2023年7月には『あなたのクセ毛を魅力に変える方法』を出版しています。脱縮毛矯正を掲げ、同じような髪の悩みを抱える人へクセ毛を活かす方法を届けたいと、クセ毛の魅力をSNSを通じて発信。そんなCurlyGirlRinさんにご自身の活動やクセ活(=クセ毛を活かすこと)エピソードの他、特別審査員を務めるイベント「Curly-1グランプリ」について聞いてみました。「これが私の髪だ……」クセ活のはじまり赤ちゃんの頃は『くりくりで可愛い』と言われていたRinさんの髪。しかし、思春期の頃から色々なあだ名がつくようになり、縮毛矯正との付き合いがはじまります。そこから月日が経ち、社会人になって数年経った頃、勤め先の自由な社風もあり「自分らしいスタイルを見つけたい」と思うようになりました。そんなときに出会ったのが海外で話題だった「CurlyGirlMethod(カーリーガールメソッド)」。“クセ毛は治すものじゃない!活かすことで可愛くなれる!”この理念に出会った感動は、縮毛矯正を始めたときに匹敵したそうです。1年半かけて髪を伸ばし縮毛矯正部分を切って、初めてクセ毛を活かしスタイリングをした結果……。「これが私の髪だ……」と自分らしさと初めて会ったような安心感があったそうです。クセ毛が好きになった瞬間ーーークセ毛を好きになれた瞬間のエピソードはありますか?●Rinさん:カーリーヘアで初めて会社に行った時に、恐る恐る会社に行ったのですが、先輩にとっても褒められたことです!みんな可愛いと言ってくれたり、パーマみたいで羨ましいとか、”今までの人生で一番自分のことを好き”と思える瞬間でした!クセ活で多くの人に驚きをーーー活動を始められたキッカケは?●Rinさん:中学生の頃からしていた縮毛矯正をやめて、クセ毛を活かす方法「CurlyGirlMethod(カーリーガールメソッド)」を実践し、天パがきれいなカールに変わって、涙が出るほど感動したんです。その後、多くの人も困っているのではないかと思いSNSで活動を始めました。結果的に日本にはまだ上陸していない内容だったため、多くの人から反響をいただき、今では合計25000人の方にフォロー頂いています。日本と海外の違いーーー海外と日本ではクセ毛に対して違いはありますか?●Rinさん:海外では様々なヘアスタイルをしている人がいるのでカーリーヘアであろうがなかろうがあまり気にする人はいません。また北米などのスーパーではカーリーヘア用の製品がきちんと売られていて、様々な髪に対しての解決策が身近にあります。「あらゆる髪型が自由であるべき」ーーー今後どんな社会になってほしいと思いますか?●Rinさん:ブラック校則、地毛証明書など学校で自由な髪型が制限されている中、あらゆる髪型が自由であるべきだと考えています。また子ども達が自分のクセ毛を嫌がらず、自分の生まれ持った髪の毛でもいいと思えたらすごく嬉しいです。それが叶うには美容師さんが縮毛矯正だけでなく、クセ毛を活かす提案をしてくれたら、多くのクセ毛の人が救われると思います。Rinさんがクセ毛さんに伝えたいことーーー悩むクセ毛さんに「まずはこれをしてみてほしい」と思うことはありますか?●Rinさん:とにかくシャンプーで髪を洗った後にジェルをもみ込んで、自然乾燥させて、ウェーブしたりカールがでたらポテンシャルありまくりなので、ぜひ一回カーリーガールメソッドという言葉を調べてみてカーリージャーニーを始めて欲しいです。ーーー同じクセ毛さんに伝えたい思いを教えてください。●Rinさん:クセ毛は誰一人として同じではなくて、自分だけが持っている個性です。その個性はとても素晴らしいものなので、ぜひ自信を持ってください!あなたのクセ毛は美しいですよ!特別審査員を務める「Curly-1グランプリ」ーーー「Curly-1グランプリ」の雰囲気や、特別審査員として参加した感想を教えてください。●Rinさん:去年も参加させていただきましたが、今年はさらに盛り上がりを見せてとても嬉しいです!子どもから大人、そして全国の美容師さんが積極的に参加されているのを見るととても胸が熱くなります。来年はさらに盛り上がったらいいですね!※「Curly-1グランプリ」とは?「くせ毛って素敵!を広げよう」をコンセプトに、クセ毛さんも、そうじゃない人も参加できるオンラインイベント。誰が最も魅力的にくせ毛って素敵!を広げているかを一般投票で決めるコンテストです。Curly-1グランプリを通して、クセ毛の魅力に気づいていない人や、クセ毛に関心のない人に”クセ毛って、素敵”を広げることで下記のような未来を実現させることを目的としています。▼大手化粧品メーカーがクセ活用プロダクトのテレビCMを流す。▼近所のドラッグストアやバラエティショップにクセ活コーナーが設けられる。▼教育現場化から地毛証明書が撤廃される。クセ毛という個性を通して自分を好きになれるCurly-1グランプリが去年よりさらに盛り上がっているように、「クセ活」(=クセ毛を活かすこと)を始めるクセ毛さんが増えています。日本初のクセ活用のヘアケアプロダクトが登場したり、2023年には100人以上のクセ毛愛好家が集まるオフ会が実施されるなど、クセ活が楽しめる環境に。クセ毛はストレートにすることも、クセ毛を活かすこともできるので、ぜひ自分なりの楽しみ方を見つけてみてくださいね。次回は、「Curly-1グランプリ」に特別審査員として参加したYukariさんのインタビューをお届けします!(MOREDOOR編集部)
2024年01月14日「クセ毛の魅力に気づいていない人を、どんどん巻き込みたい」そんな思いから、『くせ毛エバンジェリスト』として“クセ毛の魅力を沢山の人に伝える”活動しているEileenさん。かつては「艶のある髪、ストレートヘアこそが健康な髪」だと思っていたようですが、海外生活の中でルームメイトが発した「ストレートヘアが美しいって、誰が決めたの?」の一言から、自身のクセ毛にポテンシャルを感じるようになったそうです。今回は、そんなEileenさんにご自身の活動やクセ毛エピソードの他、主催しているイベント「Curly-1グランプリ」について聞いてみました。※「Curly-1グランプリ」とは?「クセ毛って素敵!を広げよう」をコンセプトに、クセ毛さんも、そうじゃない人も参加できるオンラインイベント。誰が最も魅力的にクセ毛って素敵!を広げているかを一般投票で決めるコンテストです。Curly-1グランプリを通して、クセ毛の魅力に気づいていない人や、クセ毛に関心のない人に”クセ毛って、素敵”を広げることで下記のような未来を実現させることを目的としています。▼大手化粧品メーカーがクセ活用プロダクトのテレビCMを流すこと。▼近所のドラッグストアやバラエティショップにクセ活コーナーが設けられること。▼教育現場化から地毛証明書が撤廃される!Curly-1グランプリ開催のきっかけーーこのプロジェクトを立ち上げたキッカケを教えてください。●Eileenさん:昨年ごろから、『クセ活』(=クセ毛を活かすこと)をする人が増えている印象があり、実際にクセ活用のヘアケアプロダクトが登場したり、オフ会が開催されたり一部のクセ毛さんの間ではクセ活ムーブメントが起こっています。しかしながらこのムーブメントは、なかなかクセ毛ではない人には伝わらないのが現状です。(クセ活用プロダクトはおそらくクセ毛さんしか購入しないでしょうし、オフ会の参加もまた然り。)どうにかクセ毛じゃない人を巻き込めるようなイベントができないか、と考えたうえで企画したのがCurly-1グランプリでした。昨年、Curly-1グランプリのアイデアがまだなかったタイミングで、私はInstagramで以下のような投稿をしています。大手化粧品メーカーがクセ活用プロダクトのテレビCMを放映近所のドラッグストアやバラエティショップにクセ活コーナー教育現場化から地毛証明書を撤廃これらを実現させるために、署名やデモなどでシリアスに訴えるのではなく、クセ毛の楽しさ・素晴らしさをエンタメ性を持って広げたいと思ってCurly-1グランプリを企画しました。クセ毛じゃない人、クセ毛の魅力に気づいていない人をどんどん巻き込みたいと思っているので、髪質問わずエントリーいただけるイベントとしています。とはいえ現状エントリーいただく方の多くはクセ毛さんなのですが、今後も毎年開催することで、エントリーでもクセ毛じゃない人にご参加いただけるようなイベントにしたいと思っています。意外な反響があったクラウドファンディングーーイベントの開催にあたり、クラウドファンディングを実施したEileenさん。その反応は?●Eileenさん:Curly-1グランプリ開催にあたり、昨年・今年とクラウドファンディングを実施したのですが、今年は昨年の倍近くの寄付をいただき、クラウドファンディングのページへのアクセスも増加しました。また、クラウドファンディングのページが日経新聞の記者の目に留まり、Curly-1グランプリについて全国誌である日経MJでもご紹介いただいたことから、Curly-1グランプリへの期待やクセ活への注目の高まりを感じています。そして開催されたCurly-1グランプリ2023ーー「Curly-1グランプリ2023」の反響はいかがでしたか?●Eileenさん:昨年の投票総数は1600票ほどでしたが、今年は4800票を超える投票があり、目標としていた3000票を大きく上回りました。参加者からは、「今回curly-1グランプリに参加したことで、自分やクセ毛についてたくさん投稿するようになりました!今までは控えめにしていたのですが、どんどんクセ毛の事を発信するようになり、"自己肯定感"が爆上がりしています。」「いろんな世代のカーリーさんたちを見て、みんながやさしい眼差しで自分を見ていることが素敵だなと感じています。「クセ毛って素敵!」からはじまる世界平和。クセ毛からこんなにも視点が変わるなんて思っていなかったからびっくりです。」など、たくさんの嬉しいお声をいただきました。今後はCurly-1グランプリを流行語大賞みたいな、年末の風物詩にしたいと思っています。クセ毛の素敵なところーークセ毛で良かったなと思っていることは?●Eileenさん:”天然パーマ”と形容されるように、美容院いらずでウェーブヘアやカールヘアになること!そしてクセ毛の魅力は、コテやカーラーでは作れないナチュラルなウェーブヘアやカールヘアに仕上げることもできるし、気分によってアイロンでストレートヘアにすることもできることだと思います。ーー悩むクセ毛さんに「まずはこれをしてみてほしい」と思うことはありますか?●Eileenさん:「クセ毛は直さないといけない」「自分の髪の毛は醜い」「ストレートヘアがあるべき姿」というマインドを捨てることですね。クセ毛に対してネガティブなイメージがあると、どんなにクセ毛を活かすためのスタイリングやケアを実行しても納得感を得られないからです。なので、いろいろな方法を試す前にクセ毛と向き合うマインドを変えてみてほしいです。クセ毛×社会ーー今後どんな社会を目指していきたいですか?●Eileenさん:いろいろな美の在り方が認識される中で、それでもストレートヘアがいいからストレートパーマをかける、という決断をするならそれでよいと私は思っています。まずは「ストレート一強」「クセ毛=矯正/改善」を変え、「クセ毛も数ある美の在り方の一つ」と認識されるような社会を作りたいです。小さな頃からそうしたマインドに触れてほしいので、絵本を作れたらいいなと思っています。Eileenさんが伝えたいことーークセ毛さんに伝えたい思いを教えてください。●Eileenさん:ストレートヘアが美しくて、ストレートヘアではない自分の髪はゴワゴワで醜いと思っていませんか?ストレートヘアが美しい、とは誰が決めたのでしょうか?自分のクセ毛にあった活かし方を知れば、もっと自分のことを好きになれるかもしれません。多様な美のあり方をクセ毛の素晴らしさを世界に広めるEileenさんは、自分自身を好きになることの大切さを伝えています。Curly-1グランプリを通じて、自己肯定感が爆上がりしたという方もいましたね。「クセ毛も数ある美の在り方の一つ」と活動するEileenさん。次回は、「Curly-1グランプリ」に特別審査員として参加したCurlyGirlRinさんのインタビューをお届けします!(MOREDOOR編集部)
2024年01月13日皆さんは、家族の行動に失望した経験はありますか?今回は「母の秘密を知った姉妹」にまつわる物語とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!塾の帰りに姉妹で学習塾に通っている主人公。授業が終わると、母が塾まで迎えに来てくれました。母は「先生とお話があるから待っててね」と言い、先生のところへ。主人公は妹と一緒に車で待っていましたが、母はなかなか戻ってきません。様子を見に行くと出典:エトラちゃんは見た!待ちくたびれた姉妹は「ママまだ?」と教室に様子を見に行きました。そこで…母と塾の先生の浮気現場を目撃してしまったのです。信じがたい光景を目にして「ま…ママ…」とショックで絶句する主人公と妹なのでした。読者の感想母の浮気の現場を目撃し、幼い姉妹がどれだけ傷ついたかを思うと胸が苦しくなりました。母と塾講師には自分がしてしまったことをしっかり反省してほしいです。(20代/女性)主人公と妹が、素直に車で待っていたにもかかわらず、その間に浮気をしていたなんてガッカリしてしまいました。浮気の瞬間を子どもが見てしまうなんてことは、深い傷をつけることになるためあってはならないと思います。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年01月11日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんの認知症が進行していく中、数年疎遠になっていたあーちゃんの妹が突然亡くなってしまいました。しかし、それを聞いてもあーちゃんは「あらそう」だけ。あまりにも薄い反応に驚いていたところ、後日「妹が亡くなった」と泣きながら電話をしてきたのでした。だいぶ会話が成り立たないことも増えてきています。どこにいても、あーちゃんはすぐに周りの人と打ち解けて親しげに話し始めます。しかし、あとで何を話していたのか聞いても「さぁ?」だそうで……。ただ、最近はとんちんかんな返事をすることも多くなってきて、ごまかしが利かないと思うことも増えてきました。 完璧に自己管理していた母はもういない… あーちゃんの妹で、私たち姉妹の叔母のお葬式中、謎の行動をすることもあったあーちゃん。 最近は険しい表情をすることが増えてきました……。 医師に相談すると、薬の追加を提案されました。 あーちゃんは、きょうだい全員が糖尿病……! 昔から惣菜や外食という選択肢は排除し、徹底的に自己管理していたあーちゃん。 自炊していると思っていたけれど、このガス代はおかしいのでは??? あーちゃんの言うことを鵜呑みにしていました……。 とんちんかんな返事をするようになったり、以前よりもすこし不安そうな表情をするようになったりと、あーちゃんの気になる変化が増えてきたため、かかりつけの医師に相談してたところ、新しい薬が追加されることになりました。 インターネットで調べると、中期以降の認知症に処方されることがある薬のようでした。つまり、もうあーちゃんの症状はそこまで進んでいるということ……。まだ認知症の診断を受けてから半年もたっていないのに、進行が早いように感じてしまいます。 実はあーちゃん……というか、あーちゃんのきょうだい全員、糖尿病です。そのため、あーちゃんはずっと食事にはとても気を付けていました。しかし、通帳を見ていて気付いてしまったのです。ガス代のあまりの安さに。ガスが安いということは、今では自炊はしていないということ。あんなに完璧に食事管理をしていたのに、もう自分でごはんも作れなくなっていたなんて……。 --------------あーちゃん自身も、自身の変化に気付いていて、何が起きているのか自分でもわからないもどかしさもあるのかもしれません。新しいお薬が処方されたことで、進行しつつある症状が少しでも緩和されるといいですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 介護カレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ 監修者:医師 医療法人ONEきくち総合診療クリニック理事長・院長 菊池大和先生
2024年01月09日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。認知症の母・あーちゃんは、自分でも予定を管理できるように、スケジュール帳を持ち歩くようになりました。しかし、書いていても忘れてしまうことが多々……。それでも、忘れてしまっているという事実は覚えているため、自分の中では「全然問題ない」と思っている様子。生活にも支障は出ているのですが……。認知症がどんどん進行しているあーちゃん。少しでも記憶が残るうちに、早めに77歳の喜寿(きじゅ)のお祝いをすることに。当日は孫にも囲まれて楽しそうにしていたのですが、実は道中で姉に向かって通帳を返してほしいと言い続けていたことが発覚……。何度説明しても、通帳は自分で管理したいという主張を続けるのです。その理由に、振込をしなくてはいけないと言っていたのですが、一体何の振込かわからないため、次の通院のときに明細を見せてほしいとお願いしていたのですが……!? 叔母が突然亡くなってしまった… 持ってきて、とお願いしていたはずの振込の内訳が見つからず。 再発行手続きが済んで不要になった古い通帳を捨てようと言うと、攻撃モードに。 お金とか、何かを捨てるとか、そういう話には攻撃モードになってしまう模様。 そして結局、「なーちゃん(姉)に通帳を返してもらわないと!」という最初の主張に戻る……と。 通帳を返してほしい理由だけは、不思議と忘れないようです。 口座には十分にお金が入っているので、引き落としができないことはないはず……。 夫のたんたんにこう言われたら、全部お金を取られてしまうので、内緒で動きます。 結局、私たちが残高不足分を補填。あーちゃんが納得してくれたなら、それでOK。 実はあーちゃん、5人きょうだいです。 妹である叔母とは、幼稚な喧嘩をして以来、数年疎遠に……。そんな叔母が最近亡くなりました。叔母の訃報を伝えなくてはと思っていたら、あーちゃんのほうから連絡が。 え??? それだけ??? と思ったら、これまでのやりとりを忘れていたのか、泣きながらあーちゃんが妹の訃報を知らせてきました。 あーちゃんは通帳を返してほしい理由に、21万円の振込をしなくてはいけないと言っていたのですが、一体何の振込かわからないため、次の通院のときに明細を見せてほしとお願いしていました。しかし、いざその日がやって来ると、案の定何も持って来ていない……。さらに、なくしたと思った通帳の再発行手続きを自分でおこなっていて、通帳が2つある銀行もあり、ややこしいから古いほうを捨てようというと、怒りだす始末。お金の話や何かを捨てるという話になると、攻撃的になって顔つきも変わるように感じました。 結局、お金の流れはよくわからないままでしたが、なんとか落としどころを見つけて、あーちゃんも納得してくれました。そんな通帳問題が勃発していた裏で、あーちゃんの妹(つまり私の叔母)が突然亡くなってしまいました。私はいとこから危篤という連絡をもらって、急いでお見舞いに行ったのですが、その夜に帰らぬ人となったのでした。 姉が訃報をあーちゃんに知らせようと思っていたところ、ちょうどいいタイミングで電話がありました。開口一番、すでに解決しているはずの残高不足問題について話し始めたあーちゃん。姉は、それは解決済みだと説明して、そのあとに叔母の訃報を知らせました。すると「あらそう!」のひと言。妹が亡くなったのに?! ……と姉は驚いたようですが、このやりとり自体を忘れていたようで、後日泣きながら訃報を知らせてきたのでした。 --------------大事な話をしても、本人にどこまで伝わっているのかわからないのは大変ですよね。同じような質問を繰り返されるとついイライラして自分を責めてしまうこともあるかもしれませんが、自分を責め過ぎず、本人がなぜ気にしているのかを考えながら再び歩み寄る機会を増やしていけるといいですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 介護カレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ
2024年01月07日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんは、娘たちが通帳を預かっているということをすっかり忘れてしまい、自ら通帳の再発行手続きをしていました。おまけに、趣味のダンスにもお金がかかるので、自分で通帳は持っていたいと言いだします。さすがに今の状態で通帳を管理するのは無理だと説得しますが、納得しては忘れ……の無限ループに突入してしまいます。自分でも予定を管理できるように、スケジュール帳を持ち歩くようになったあーちゃん。しかし、書いていても忘れるものは忘れてしまう……。でも、忘れてしまっているという事実は覚えているようで、本人は「全然問題ない」と、なぜか前向き。しかし、ずっと見守っている家族から見れば、確実に症状は進行していて……。 少し早い喜寿のお祝い 病院でアンケートが配られたものの、手がまったく動かず……。 理由は、「日付がわからなかったから」のよう。 ついに、自分の誕生日も忘れてしまったみたいです。 そして……年齢も忘れてしまったみたいです。 そんなわけで、少しでもあーちゃんの記憶があるうちに、姉のあーにゃんの家族を含め喜寿(きじゅ)のお祝いをすることに。 そのときの実際の写真がコレ。あーちゃん、うれしそう! お祝いの食事を作るにも、料理すら忘れてしまっているようです。 ハイヒールでかっこよく歩くあーちゃんを見るのは、最後かもしれない……。 食事会の道中、通帳を返せと迫り、姉を困らせていたらしいです。 食事会が終わっても、怒りは収まらず……。 と思いきや、翌日は穏やかモードに変わっていて……。 いつものように病院で注射の順番待ちをしていると、高齢者の運転免許に関するアンケートが配られました。受け取ったあーちゃんは手を動かそうとせず……。理由を聞いてみると、今日の日付も自分の年齢もわからなくなっていたのでした……。 そんな状態だったので、少しでも記憶が残るうちにあーちゃんの77歳の喜寿(きじゅ)をお祝いすることにしました。孫も参加してくれて、とってもうれしそう。しかし、ずいぶんと足元がおぼつかなくなっていて、そろそろこだわりのハイヒールも卒業してもらう時期が来たのかもしれないと思っていました。 心配なことはあったけれど、喜寿のお祝いが無事に終わってよかった……と思ったのもつかの間。まったく無事に終わっていなかったのです。実は、会場に向かう道中で、あーちゃんは姉に通帳を返してほしいと言い続け、食事会のあとも電話で同じ話をループ。それも、すごい喧嘩腰で。病気とはわかっていても、姉はつらくて思わず泣いてしまったらしく、私も話を聞いて悲しくなりました。 しかし、翌日には穏やかモードのあーちゃんに変わっていて、喧嘩腰で電話をしてきたことも謝ってくれたようです。モードの切り替わるスイッチはどこにあるのか、誰か教えてほしい……。 --------------お孫さんに囲まれて喜寿のお祝いができて、あーちゃんも幸せだったのではないでしょうか。忘れることのほうが多くなってきている中でも、通帳の話をし続けるということは、思い入れや心配事があるのかもしれません。暴言を聞き続けるのも大変なストレスだと思いますが、姉妹で感情を共有しながら乗り越えてほしいですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 介護カレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ
2024年01月06日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんが見つけられなかった通帳や証書を探すため、久しぶりに実家を訪れてビックリ。きれい好きだったあーちゃんがきちんと整理整頓していた実家の姿はそこにはなく、洋服が山積みで薬もバラバラ……。嫌でも、認知症が進行していることを認めざるを得ない状態でした。定期預金を普通預金にするために、通帳は預かっていると話していたのですが、すっかり忘れてしまったあーちゃん。病院に付き添っているときに、通帳がないと言い始めました。何度も説明しますが、結局バッグから「再発行」の判が押された通帳が出てきて「自分で持っていたいの」と言われてしまいます。 記憶がなくなる記憶はある?! スケジュール帳を持ち歩き、メモを取るようになったあーちゃん。 記憶力の低下を認めようとはしません。 記憶が曖昧になると、電話で確認してくるように……。 昔はオシャレだったあーちゃん。しかし、最近は無頓着になってきました。 季節と合っていないブラウスを繰り返し着ていることも……。でも、若く見られるのは自慢のようで。 あーちゃんは、自分でも予定を忘れてしまわないように、スケジュール帳を持ち歩いてメモを取るようになりました。しかし、予定が書き込んであっても、実際にそれをちゃんと終えたのかどうかの記憶がなくなってしまうのです。 忘れてしまうのはたいてい病院の用事で、他のことは問題ないと本人は言い張ります。どうやら記憶がなくなる記憶はあるようですが、記憶力が低下していることは認めません。 このころ、私たち姉妹は通院に付き添うたびにあーちゃんの小さな違和感に気付き始めました。季節とマッチしていない洋服を頻繁に着るようになって、メイクもおろそかになってきたのです。オシャレだったあーちゃんでも、徐々に自分の外見にも興味が薄れていくのでしょうか。 --------------記憶がなくなる記憶はある、というのは不思議な感覚ですが、その分、記憶がなくなっていることに気づいたときの喪失感は大きいものかもしれません。本人が記憶力の低下を認めていないとなると、言葉選びや声をかけるタイミングなどにも気を付ける必要がありそうですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 介護カレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ
2024年01月05日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんは、日常生活に支障が出るほど物を失くしやすくなっています。そこで、姉妹で相談してまずは預金の整理から始めようということに。早速、一緒に銀行を回って手続きをしようとしたのですが、当日になって通帳や証書が探せなかったと言われてしまい、なかなかスムーズには進まず……。あーちゃんが探せなかった通帳や証書を探すため、久しぶりに実家に足を踏み入れると……。そこには、山積みの洋服や散らばった薬など、きれい好きなあーちゃんによって整理整頓されていた実家からはかけ離れた世界が広がっていました。あまりの状況に、姉妹でショックを受けながらも、なんとか通帳や証書の整理をしていきます。 通帳は預かっていると言ったのに… 忘れてしまいそうなので、姉のなーちゃんはメモに残しておくことに。 相変わらず週1回の注射の記憶は定着しておらず……。 注射のことも通帳のことも、覚えていない様子です。 何度説明しても、やっぱり忘れてしまうようで……。 そんなとき、あーちゃんのバッグから再発行の判が押された通帳を発見。あーちゃんが失くしたと思って再発行したようです……。 通帳は預かると言っても、なかなか納得してくれません。 実家で通帳の大捜索を終えた私たちは、あーちゃんが忘れてしまうことを見越して、銀行の通帳を一時的に預かっていることをメモに書いて渡しておきました。しかし、次の通院に付き添っていると、通帳がないと言われてしまいました……。メモの存在も覚えていないようです。 通帳は姉が持っていて、定期預金から普通預金に変えるためだということを繰り返し説明しましたが……理解しているのかも覚えていられるのかも不安に思っていました。すると、やっぱり翌日「通帳がなくなった!」と、電話がかかってきたのです。 それからしばらくして……。あーちゃんのバッグから「再発行」という判が押された銀行の通帳が出てきました。私たちの説明は記憶に残らず、通帳がないから再発行しなくちゃ! と思ってしまったようです。同時に、通帳は自分で持っていたいと言い始め、通院の付き添いのときに持って来るように言われました。「もう通帳の管理は無理だよ」と姉は断りますが、あーちゃんは食い下がってきます……。 --------------通帳を預かってもらっているということを忘れてしまったら、自分のお金を持って行かれたという感覚なのかもしれませんね。趣味を楽しむお金がなくなったら? 何かあったときにまとまったお金が必要になったら? などと考えていて、あーちゃんも不安なのかもしれません。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 介護カレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ
2024年01月04日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんの認知症は、どんどん進行しています。本人は病院の付き添いも不要だと言い張りますが、とてもそんな状態ではなく……。しかし、毎回通院の前日に、予定を忘れていないか確認をする連絡を入れると、電話口で時には1時間も「付き添いは必要ない」と説得され、さすがにストレスがたまってプチ切れすることも……。すでに日常生活にも支障が出るほど、物を失くしやすくなっているあーちゃん。姉妹で話し合い、証券や定期預金もすべて普通預金にして管理することにしました。しかし、肝心の通帳や証書が探せなくなっていて、銀行回りをする前からつまづいてしまいます。 久しぶりに帰った実家はひどい状態に… ようやくあーちゃんの通帳などを探せる日がやって来ましたが、整理整頓されていた実家の面影は、そこにはなく……。 とにかく見えるところから片付け始めていたら……。 衝撃的な発言です……。今日の目的、忘れちゃったみたい……。 当たり前のように聞かれ、姉妹でビックリ。 前回は絶縁状態の父・たんたんが在宅していたため、一緒に通帳や証書を探せませんでしたが、今度こそたんたんが不在のタイミングで実家に行くことに。何年ぶりかの実家ですが、足を踏み入れた瞬間、言葉を失ってしまいました。 いつもきちんと整理整頓されていた実家が、ひどく雑然としていました……。季節外れの洋服が出ていたり、枕元には飲みかけや手をつけていないような薬も散らばっています。この状況を見て、やはりあーちゃんは認知症なんだなぁと、改めて思いました。 とりあえず、見えるところからどんどん片付けを始めた私たち。それを見て「何を探しているの?」と涼しい顔で聞いてくるあーちゃん。……娘たちがなぜ実家に来たのか、忘れてしまったようです。簡単に説明をしつつ、3時間ほど片付けをして、存在を知らなった銀行の通帳や現金など、いろいろと出てきたのでした。ひとまず、その日はそれで退散。荒れ放題の実家の状態に、姉妹でショックを隠せませんでした。 --------------大人になって別の家で暮らすようになると、親との関係性にかかわらず、実家の状況を把握しにくくなりますよね。まだあーちゃんが元気だったときの記憶のままで止まっていた2人にとって、今の状況はとてもショックだったよう。でも、現実を受け入れて前に進むには必要なことだったのかもしれませんね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 介護カレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ
2024年01月03日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんには、同居する夫・たんたんがいます。夫婦仲は悪く、何度も別居を繰り返しているのですが、まだ離婚には至っていません。たんたんはいわゆる威圧的な態度の持ち主で、あーちゃんはこれまで苦労ばかりしてきていました。そんな姿を見ていた姉妹は、どちらも今はたんたんとは絶縁状態です。あーちゃんは、娘たちに病院の付き添いをお願いするのが悪いと思っているのか、ひとりで大丈夫だと口癖のように言い、時には1時間近くも「付き添いに来なくていい」と説得されることもあり、いいかげんうんざりしています。今の様子を見ていたら、とてもではないけれどひとりでは無理なので、何時間粘られても付き添いをすることには変わりはないのですが……。 しっかり話しておかないといけない「お金」 そろそろお金の話をしなくてはいけないと、姉のなーにゃんと2人であーちゃんの病院の付き添いをすることに。 すでに、預金や証書の状況が把握しきれていなかったあーちゃん。 資産の一本化は、意外にもあっさり承諾してくれました。 だいぶ不便な場所にある実家……。できれば行きたくないけど、行くしかなさそうです。 ところが、そこにはいないはずの父・たんたんがいて、私たちは顔を合わせたくないので帰宅することに。 トンボ帰りすることになり、疲れは倍増です……。 あーちゃんが認知症と診断されてからまだ日は浅いのですが、思っている以上に進行が早いため、お金についてちゃんと話しておかなくてはいけないと思い始めました。あーちゃんの場合、複数の銀行に現金や証書と、定期預金など、さまざまな形で預けられています。姉妹で話し合い、それらをすべて普通預金にして、管理を簡素化しようと考えていました。 そこで、計画を実行するため、通院の日に合わせて一緒に銀行回りをする予定を組みました。……が、実際にその日がやって来ると、通帳も証書も見つけられなくなってしまったようで、あーちゃんは半べそ状態に。仕方なく皆でそろって実家に戻ると、出かけていると聞いていたたんたんが家にいる様子。私たち姉妹は、たんたんとは絶縁状態のため、それなら家には上がれないとそのまま帰ることに……。 わざわざ家まで行ったのに、そのままトンボ帰りをするハメになってしまって、疲れは倍増です。次回はもう少し、ちゃんと計画を練ってから銀行回りをしようと思ったのでした。 --------------お金の話は、関係が近すぎるとなかなか切り出しづらいところもあると思いますが、意外にもあーちゃんがあっさりと了承してくれてひと安心ですね。しかし、証書や通帳が見つからないことには、何も始まりません……。家族が困らないよう、元気なうちに資産状況をリスト化する、通帳や証書の場所を家族にも共有しておくなど、事前に対策しておくと良さそうですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 介護カレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ
2024年01月02日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。糖尿病の持病がある母・あーちゃんは、毎週インスリン注射を受けています。それ自体は問題なくこなせるのですが、別の日にインフルエンザの予防接種を受けたところ、いつもと違う診察室・先生になっていて理解が追いつかず、その場でキョロキョロしてしまう事態に。いつものパターンとは違うと、対応できなくなってしまったようです。あれ?記憶から消されている…?やらなくてはいけないことがあるのはわかっているけれど、それが何かわからない……。あーちゃんは今、何をしていてもそんな状態なのかもしれません。やらなくてはいけないことを自分のペースでこなそうとするため、突拍子もない行動に出ることも多く、本当に目が離せなくなってきました。あーちゃんは5人きょうだいです。伯父に呼ばれ、亡くなった叔母の家に行くことになり姉妹で付き添うと、ただ叔母の家を掃除するだけだったようで、早朝からあーちゃんを迎えに行ってから叔母の家へ向かうという大移動に。帰宅後、あーちゃんから電話がかかってきました。なんだか話の雲行きが怪しくなってきました。恐る恐る聞いてみます……。今日、一緒にいたのは誰かというのを忘れてしまったようです。時間と労力をかけて付き添った今日という日が、なかったことになっているようです。その日、伯父たちと一緒に食事をした私たち。このやりとりを何度も繰り返しました……。そして、糖尿病の話が出ると……。え? 違うよね……!?めちゃくちゃちゃんとしゃべっているのに、内容がウソばかり……。姉妹で困惑。食後、うれしそうにあんみつを食べていました……。むしろ、甘いものを食べまくっているように思うのですが……。ある日、伯父に呼ばれて亡くなった叔母の家に行くことになったあーちゃん。今は誰も住んでいないため、家をどうするのかという話になるとあーちゃんが理解できないと思い、姉妹で付き添うことに。しかし、いざ伯父と合流すると目的は家の片付けだったことが判明。あーちゃんを早朝に迎えにいき、逆方向に2時間もかかる叔母の家へ向かうという遠回りをすることになりました。その後、片付けをしてから、皆で食事をして解散となったわけですが、夜になってあーちゃんから私のところに電話がかかってきて、今日1日どんなことがあったのかを聞かされました。……え? 私もいましたが? 話を聞いてみると、今日1日の記憶から私たち姉妹と伯父1人の存在が消えていました。めちゃくちゃ疲れながら付き添ったのに……。あーちゃんの兄弟は全員が糖尿病。そのため、食事会中も糖尿病の話で盛り上がっていました。するとあーちゃんも負けじと、自分は食事に気を付けていてケーキなんて何年も食べていないと語りだしました。その口ぶりは、ものすごくちゃんとしている風だったのですが……実際には、ケーキ以外の甘いものもたっぷり食べているのです。姉妹で「何言ってるの!?」と、思わず突っ込みたくなりました。--------------食事会をしたこと自体は忘れていないのに、誰がいたのかわからなくなるのではなく、一部のメンバーだけ記憶から抜け落ちてしまうこともあるのですね。でも、実際に時間も労力もかけて付き添った人からすると、記憶から消されてしまうのは少し寂しいかもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/ワフウフ昭和を引きずる夫、成人した息子娘を持つ50代主婦。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。2019年一般の部にてAmebaブログオブザイヤー受賞。2023年4月、書籍「アルツフルデイズ笑いと涙の認知症介護」発売。
2023年12月29日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんの認知症が進行するにつれて、貴重品の管理も大変になってきました。大事なことは忘れないようにメモに書き、「いつもの場所」に置くようにしていたのですが、その「いつもの場所」すら忘れてしまうように……。貴重品を持たないわけにもいかないので、管理をどうしていくのか悩みどころです。ついに迷子になった母大事なことでも忘れることが多くなってきたあーちゃんですが、ハイヒールを履いて出かけるのは変わりません。しかし、最近は足元がおぼつかないため、靴屋へ連れて行き、なんとか好みに合いそうな靴を新調してもらいました。しかし、次の通院ではまたハイヒールを履いて現れ、足元にはそこまで不安はないと言い張るのでした。Kさんはあーちゃんの学生時代の友人で、娘さんは姉と幼なじみ。この4人で食事中、あーちゃんがトイレから一向に戻らず……。ついに、迷子になってしまったようです……。なんとか場所を特定して迎えにいくと、今いるビルとはまったく別のビルにいました。あーちゃんはもともと頻尿でしたが、最近は特にひどくなっているように感じます。さすがに尿パッドを付けたらどうかと言っても拒否……。もう、外食も厳しくなってきたかもしれません。ある日、あーちゃんと姉が学生時代からの友人であるKさん母娘と4人でお食事会をしたときのこと。途中でトイレに行ったあーちゃんが一向に席に戻らず、その場にいた全員が心配していました。すると、「どこにいるのかわからない!」と、あーちゃんから電話がかかってきました。周りにあるものを聞き出して、なんとか場所が特定できましたが、なんと食事会をしていたお店のあるビルとはまったく別のビルの違う階にいました。Kさんは認知症のことを知っているため、そこまで混乱はなかったものの、店外のトイレは付き添いが必要だと実感した出来事でした。そしてこのトイレ問題は、最近私たち姉妹の悩みの種でもありました。しかし、インターネットで調べてみると、認知症の頻尿は珍しくないようです。どうやら、トイレに行った記憶がなくなってしまうからだそうで……。お出掛けのたびにトイレ行脚になるのは、かなりストレスです。--------------認知症を患う家族が戻ってこないとなると、焦ってしまいますよね。外食するときにはトイレの場所がどこにあるのかを事前に確認し、付き添いも必要になってきそうですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/介護カレンダー編集室著者/ワフウフ昭和を引きずる夫、成人した息子娘を持つ50代主婦。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。2019年一般の部にてAmebaブログオブザイヤー受賞。2023年4月、書籍「アルツフルデイズ笑いと涙の認知症介護」発売。
2023年12月25日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんは、数分前のことも覚えていられなくなっていて、言うこともコロコロ変わってしまうような状態です。ひとりでの通院も難しいため、投薬管理と通院は姉妹で手分けしながらサポートするように。どうしても自分が認知症だと受け入れたくないあーちゃんは、ついに認知症の薬を処方する病院はもう通わないと言いだし、近所のクリニックへ足を運んでいました。しかし、持病も見てもらっていることも考えると、転院は得策ではないと説得。すると「この病院をやめるなんて考えたこともない」と言ったのでした……。 どこまで報告しておくべきか… 今、私たち家族が悩んでいることは、まわりの人たちにどれくらい現状を報告すべきか、ということです。 昔から群れるのを嫌っていたあーちゃんは、同性から嫌われやすいタイプでもあったので、ご近所で仲良くしている人は数人。しかし、この仲良しの方の中には、あーちゃんを嫌う集団とも仲良くしている方がいて……。 どこもおかしくないのに、どうして認知症の薬が出ているのかと納得できない様子のあーちゃん。先生が必要だと診断したからだと答えると「それって私が認知症ってことじゃない!」と怒りだしました。 私たちも、どうやって答えればいいのか回答に悩んでしまいます。しかし、さらに悩んでいるのが、まわりの人たちにどれくらい現状を報告すべきか、ということです。 ひとまず、今後ご迷惑をおかけすることがあるかもしれない学生時代からの友人には連絡しました。昔から群れるのを嫌っていたあーちゃんは、同性から嫌われやすいタイプでもあったので、ご近所で仲良くしている人は数人です。しかし、この仲良しの方の中には、あーちゃんを嫌う集団とも仲良くしている方がいて、ご近所中にあーちゃんが認知症だと知れ渡ってしまうキッカケになりかねないので、そこは慎重に判断すべきところです。 ダンスの先生や他の古いお友だちなど、言っておくべきだとは思うけれど「今」ではないと感じる方には、どんなタイミングで伝えるべきなのか……。初めてのことで何もわからずにいました。 --------------親の交友関係までしっかり把握している、という人はあまり多くはないのではないでしょうか。しかし、もし親にもしものことがあったら……と考えると、最低でも定期的に会っている人については、知っておいたほうが安心かもしれません。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 介護カレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 監修者:医師 医療法人ONEきくち総合診療クリニック理事長・院長 菊池大和先生 著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ
2023年12月22日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんの気になる様子についてかかりつけの医師に相談したところ、新しい薬が追加されることになりました。どんな薬かとインターネットで調べてみると、中期以降の認知症に処方される薬のようでした。まだ診断を受けて半年足らずだというのに、思ったよりも早く進行している事実にショックを受けるのでした……。一体何を食べているの…?新しく薬が追加されてから、最初の通院。毎回着ていたカーキのブラウスではなく、黒のワントーンコーデでオシャレになっていた母・あーちゃん。もしかして、新しい薬が効いている?と淡い期待を抱いたものの、外食をすれば「これ何?」の繰り返し、出先でも「トイレに行きたい」の無限ループ、さらに外出している目的もすっかり忘れていて、相変わらずのあーちゃんでした。銀行に到着すると、あーちゃんはやっぱり今日の目的を忘れていました。銀行のお姉さん、いろいろとありがとうございました……。再発行していたキャッシュカードがなくなっていることが発覚。その後、掃除をするため実家に向かい、まずは台所をチェック。予想どおり、使用感ゼロ。とりあえず、見えるところからどんどん片付けていきます。そこで、箱に隠してあったキャッシュカードを発見……!それはこっちのセリフ……。隠した理由は本人しかわからない……。実印を預けたことを忘れ、印鑑登録の変更をしていた……。しかも、たんたんと!※たんたん:ワフウフの実父(あーちゃんの夫)よりによって、あーちゃんの財産を狙うたんたんと手続きをするなんて……。悲しそうな表情はするけど、きっと怒られている理由はわかっていない……。そんな中、押し入れを開けると……。大量のお菓子を発見!あまりの衝撃に、姉妹で顔を見合わせます。あーちゃんは糖尿病も患っているのに……? お菓子……?延び延びになっていた銀行の手続きに向かった私たち。あーちゃんは、銀行のお姉さんに誘導されないと書類が書けない状態でしたが、なんとか手続きは終了。続いて掃除と失くしたらしいキャッシュカードの捜索のために、そのまま実家へ直行します。実家に入ってまずチェックしたのが台所。予想通り、まったく汚れていないので食事の用意はしていないと思われます。パンやバナナがあったので、そういった調理不要なものを食べているのか……? と、考えている時間はなく、すぐに部屋の掃除に着手。探していたキャッシュカードも無事に発見しました。そんな中、あーちゃんが勝手に実印登録の変更手続きをしていたことが発覚。次から次へと問題が出てきます……。さらに、片付けようと思って開けた押し入れの中に、大量のお菓子を発見! よく見ると、賞味期限が何年も切れているものもあります。そもそも、あーちゃんは糖尿病なので、お菓子が家にあるはずがないのですが……。これは、一体どういうことでしょう??--------------銀行の手続きが済んでひと段落だと思ったところで、大きな問題が発覚しましたね。隠していたお菓子を食べていたとしたら、糖尿病にも影響がありそうです。もしかして、自分に持病があることも忘れてしまったのでしょうか……? より管理が必要になってきますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/介護カレンダー編集室著者/ワフウフ昭和を引きずる夫、成人した息子娘を持つ50代主婦。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。2019年一般の部にてAmebaブログオブザイヤー受賞。2023年4月、書籍「アルツフルデイズ笑いと涙の認知症介護」発売。
2023年12月22日髪が太く剛毛だった私の髪質。出産を境に抜け毛、うねりが気になるようになり、ふと鏡を見ると頭上に大量のアホ毛(髪の表面からぴんぴん出てくる毛)が発生! さらに40代半ばを迎えて白髪交じりのアホ毛に悩まされるように……。簡単なセルフケアで大量発生したアホ毛を対策した体験談をご紹介します。剛毛だった髪質が産後に激変!髪1本1本が太く剛毛で広がりやすいという、父親譲りのまとまりにくい髪質に若いころから悩まされてた私。さらにクセ毛でもあったせいで、縮毛矯正が欠かせませんでした。そんな髪質が出産を境に激変。これまで抜け毛に悩むことはありませんでしたが、ひどい抜け毛に加え、髪にハリやコシがなくなり、髪自体も細くなってしまいました。ずっと使っていたシャンプーではまったくまとまらなくなってしまい、ヘアサロンで担当の美容師さんに勧めてもらったのですが、そのシャンプーでも解決せず。しかしたまたま百貨店のデパコスフロアを通りかかったときに目についた、某ヘアケアブランドのシャンプーを使ってみたところ、自分の髪に合ったのか、ハリやコシが出て、髪のまとまりもましに!そんなある日、ふと鏡を見ると頭の上のセンターの分け目に大量のうねったアホ毛がピンピンと出ていることに気が付きました。産後は抜け毛がひどくなると共に、新たに生えてきた毛がピンピンと出てきてアホ毛が増えるそうで、美容院で相談したところ、分け目を少し変えたり、前髪を重めにしたりするだけで随分変わるとアドバイスされました。そして、普段気になる際にはオイルをつけた手のひらで髪の表面を押さえると、アホ毛のピンピンが抑えられたのです。アホ毛が白髪交じりに産後に大量発生したアホ毛の対策方法について美容院でアドバイスを受けたことで、私はアホ毛が目立たないスタイリングを身に付けました。しかし、40代半ばを過ぎたころからそれまでほとんどなかった白髪がちらほら見えるようになりました。ある日、外出先のトイレの鏡で前髪を直していたとき、頭の頭上にうっすらと立ったアホ毛が気になりました。あれ? 目立つアホ毛は抑えてるのにな、とよく見ると、なんと白髪になっている短いアホ毛がピンピンと立っているではありませんか! 照明のせいか、家の鏡ではあまりわからなかった白髪になったアホ毛。外出先では目立ってピンピンと立っており、自分が一気に年を取った気になってしまいました。ヘアスタイリング剤だけで満足していてはダメかも、と家に帰ってすぐ、アホ毛対策についてしっかりと調べたのです。アホ毛対策は頭皮ケアが大切だった外出先で白髪の大量アホ毛の存在に気が付き、一気に老けた気分になってしまった私。家に帰ってすぐにパソコンで、アホ毛対策法について調べました。すると、アホ毛の原因の1つに「頭皮の乾燥」も関係していたことを知ります。これまで、成長途中の髪の毛がアホ毛になるとばかり思っていました。しかし、頭皮が乾燥していると静電気が起こりやすくなり、それがアホ毛になってしまうこともあるというのです。また、頭皮の毛穴詰まりも原因の1つということで、その日の夜から頭皮もしっかり洗うよう心掛けました。風呂上がりには、パドルブラシやスカルプケアローションを使って頭皮マッサージ。朝のヘアスタイリング時には、毎日こまめに分け目を変えてみました。また、アホ毛を抑えるワックスを髪の表面につけ、コームの背で髪の表面を軽くなぞり、ピンピンと出る毛を抑えます。毎日こんなことやって効き目があるのかしら……と思っていた数週間後、そういえば以前と比べると目立つアホ毛が心なしか以前より減ってる? と感じたのです。そしてパサつきもましになっている気がします。今までは目に見えているアホ毛を抑えるために必死でしたが、毎日1分ほどの頭皮ケアをプラスするだけでアホ毛自体を目立ちにくくすることができました。また、最近は100均ショップでアホ毛を抑えるためのスタイリング剤が発売されており、バッグの中に入れておけば外出先でもアホ毛を簡単に抑えることができるので助かっています。まとめアホ毛を抑えるために始めた頭皮ケアですが、髪質自体も乾燥によるパサつきがましになり、プラスになることばかりでした。白髪が生えるのは年齢を重ねるにあたって避けられないことですが、少しでも白髪アホ毛を抑えられるために、セルフケアは続けていきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/おんたま著者/IWON(46歳)小学生の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。
2023年12月21日