男性にとって母性本能は「癒やし」……そんなふうに思っている方も多いことでしょう。でも、母性が強すぎると、男性にうっとうしがられてしまうこともあるようです。ついついあれこれと男性の世話を焼きたくなってしまう「オカン女子」は、要注意!こんなシチュエーションに、心当たりはありませんか。■ 病気やケガの看病が手厚すぎる体調を崩してダウンしたり、思わぬケガをしたりすると、日常生活に支障が出ることがあります。そんなときの手助けはとてもうれしいものですが……。「看病するからね!」と言って一日中家にいたり「栄養つけなきゃ!」といって大量の食事を作ったり、熱を測る頻度が多すぎたりと、手厚すぎる看病にも要注意。必要な水や軽食を買って行ってあげて、気を使わせないよう、少しの時間だけお邪魔するくらいがベスト。掃除や洗い物があれば「わたしがやろうか?」と一声かければ、きっと彼も喜んでくれるはずです。■ 彼の好みは無視して服を買ってあげる付き合っている彼氏に、服を選んであげることはありますか?一緒に買い物に行くなら、お互い「どう?」「これは?」なんて言いあって、コーディネートし合うのも楽しいですよね。でも、一方的に「彼にはこれが似合う!」と服を買って「こっちのほうがいいって!」と押し付けてしまうのはNG。内心「え、好みじゃないんだけど……」と思いつつも、勢いに押されてなにも言えない彼氏、なんてことになりがちです。似合いそうな服があっても勝手に買うのは控えるほうが賢明ですから、彼の意思も確認しましょう。■ 外食のときに食べたものを聞くそれほど頻繁でないとしても、職場の飲み会、友だち同士の飲み会で、食事をすることがありますよね。忙しいときには、外食で済ませることもあるでしょう。でも、そんなときの食事は、やっぱり栄養が偏りがちだったりします。そんなときに「なに食べたの?栄養バランスは大丈夫?」なんて聞いてしまうのは、ちょっとオカン気質が出てしまっているかも。軽く心配して言っているつもりでも、食事は毎日のこと。知らず知らず、ことあるごとに食べたものを聞いてアドバイスすると、ちょっとうっとうしがられてしまう可能性がありそうです。■ 健康食品を押し付ける健康食品やサプリ、栄養補助食品などを使っています方も、最近は多いですよね。不足しがちな栄養を補うにはとても便利なものですが、いくら健康にいいからといっても、勝手にプレゼントしたり「飲んだほうがいいよ!」なんて押し付けたりしないよう注意してください。サンプルで少しというならまだしも、ボトル一個を渡して「これ身体にいいらしいから!」としてしまうのは、ちょっとおせっかいかもしれません。自分がいいと思っているものでも、控えめにおすすめするくらいが好印象です。■ 母性本能もほどほどが一番!男性に嫌がられてしまう「オカン女子」の特徴は「これはいい!」と思うと、相手の気持ちを考えずに行動してしまうこと。ときにはそれがかわいかったり、うれしかったりすることもありますが、子どものお世話にするの近いような行動は、オカン度がグンとアップするので注意しましょう!(橘遥祐/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年07月14日母性のある女性は、男性は本能的に惹かれてしまうのだとか。そこで今回は、女性の12星座別に、男性が「母性を感じる」女性のTOP5を占います。■ 5位てんびん座(9/23~10/23)……母性アピールが上手てんびん座は、相手に合わせて会話をするのがとっても得意。男性はたいがい母性を求めているので、それに合わせて話すことが多く、「母性を感じさせる自分」に日々磨きをかけています。相手のために、と親切な気持ちが本来あるので、ウソでもないのです。■ 4位おうし座(4/20~5/20)……居心地のいい感じおうし座はおっとりしていて、めったに怒りません。美味しい物、気持ちのいい物、安心できる物が好きなので、おうし座の身の回りはなんだか居心地のいい感じに整っています。この優しい雰囲気に、男性は母性を感じるでしょう。■ 3位うお座(2/19~3/20)……甘えさせてあげるうお座は、「私の胸に飛び込んでおいで~抱きしめちゃう!」という母性あふれるタイプです。思いっきり男性を甘えさせてあげるでしょう。お世話してあげようという気はおおいにあるのですが、実際に行動するかは状況によって判断するときもあります。■ 2位おとめ座(8/23~9/22)……「お母さん」おとめ座は完璧主義で、自分も他人も「きちんと」している方がいいと思います。そのため、子供っぽい部分が多い男性には口うるさくなりがち。それはまさしく、しつけをする「お母さん」。恋人関係でも、お母さん調にどうしてもなってしまいます。■ 1位かに座(6/22~7/22)……母性の星座かに座は母性の星座です。心から大切にしたいと思う人たちのために生きたいと思う、慈愛の星座と言えます。その優しさや気づかいは、道ですれ違った人レベルにも発揮されるので、たいていの男性は、かに座女性に母性を感じずにはいられないでしょう。■ 母性もアプローチのポイントに星座はそれぞれの個性ですから、母性が性格の中心や一部になっている星座もあれば、他の部分が強すぎて母性が感じられにくい星座もあります。母性もアピールの仕方によっては、彼の気を惹くポイントになるんですよ。気になる男性の欲している母性を見極め、うまくアプローチしてくださいね。(芦田イングリット/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年04月01日女性が魅力を感じる男性には一体どのような特徴があるでしょうか。今回は女性が「母性本能をくすぐられる男」の特徴について4つご紹介します。(1)好奇心旺盛な男性好奇心旺盛な男性の様子は、少し幼さを感じさせる振る舞いとして、女性の意識を自身へ向けられます。慣れない料理や新しい趣味に打ち込む男性の、危なっかしい様子や真剣な眼差しからハラハラドキドキする女性も多いもの。そんな目が離せない男性の様子に、母性本能がくすぐられるという女性も少なくないでしょう。(2)隙がある男性男性の見せる「隙」にも女性の心をときめかせる要素は含まれています。安心しきっているような男性の様子は、女性としても「心を許している存在」と認めてもらっているかのような嬉しさが感じられるもの。とくにお家デートの時には、普段とは違ったリラックスムードの中で、男性のゆるさに魅力を感じる女性もいるでしょう。(3)おっちょこちょいな男性おっちょこちょいな男性は、女性が憧れる存在とは言い難いですが、「しょうがないんだから」と言いつつも甲斐甲斐しく手伝ってくれたりフォローしてくれる女性との相性はぴったりでしょう。うっかりすることの多い男性に対しても「忘れ物はない?」など、母性を発揮してくれる女性も多いです。手がかかるほどに愛情が深くなることもあるので、男性もおっちょこちょいな部分も魅力を感じてもらうこともできるでしょう。(4)笑顔が可愛い男性笑顔の多い男性というのは、それだけでも女性から魅力的に思われる存在ですが、そんなさまざまな笑顔の中にもより女性を魅了する特徴があります。その特徴とは、男性の顔をくしゃっとさせる子どもっぽい笑い方で、そんな表情に思わず心ときめく女性は意外と多いでしょう。笑顔になると途端に幼い印象になる男性の表情は、女性から守ってあげたい、一緒に笑い合いたいという気持ちを引き出す効果的な笑い方のひとつです。普段はスマートな印象の男性でも、女性だけに見せる少し子どもっぽい印象でギャップ萌えを狙うのも効果的です。ご紹介したこれら4つの方法をぜひ試してみてください。(恋愛jp編集部)
2020年12月26日深沢潮さんの『乳房のくにで』は、古色蒼然とした母性信仰や母乳信仰という価値観をはさみ、対立する女性たちを追う物語。根底にある「母とは」「母性とは」は、女性であれば誰もが、人生で何度も向き合わざるを得ないだろう問いだ。母性神話や母乳神話で分断される女性たちが、ある真実に気づくまで。男性に裏切られ、シングルマザーとなった福美。乳飲み子を抱え貧困に喘いでいたが、〈ネットワーク・ナニィ〉という母乳を仲介する活動をしている廣瀬と知り合い、ある代議士一家の乳母として雇われることになる。その家に嫁いでいたのは、小学校時代に福美をいじめていた奈江。そして奈江の夫は、福美が淡い気持ちを抱いていた秀人だった。「福美は母乳が有り余るほど出るけれど、育休中でキャリアアップの勉強もしているという奈江には〈おっぱい飲ませているだけのあなたとは違う〉と言われてしまう。一方、奈江は母乳が出ないので、義母から母親失格の烙印を押されています。自分も母乳をあげているときは幸せでしたが、出ても出なくても苦しむというのはおかしな話。いま女性たちはとても分断されていますよね。専業主婦と働く母親、中央と地方、子どものあるなし…。その小さなグループごとに“これが普通”があり、そこからはみ出すと軋轢が生まれる。女性たちの生きにくさにつながっているように思います」本書が素晴らしいのは、ただの対立の物語になっていないからだ。福美と奈江は、やがて自分たちが抗うべき本当の敵が何かを知る。その象徴として描かれるのが、奈江の義母である千代だ。「『いまどきこんな姑はいないのでは?』という反応もあったんです。でもマインドは現代にも生きていますよね。実際問題、千代のような考え方をしている人が国を動かす権力側にいますよ、ということをわかってほしくて、あえて濃く書いたところがあります。男性あっての女性という“アフターユー”の価値観を持つ人の、一種のメタファーです」家父長制が女性に押しつけてくる役割を、個人だけで乗り越えるのは不可能だ。「社会構造そのものを変えるために、女性たちは共闘していくことが必要だと思うんです」そんな気づきと祈りが、ひしひしと伝わってくる。ふかざわ・うしお作家。東京都生まれ。2012年「金江のおばさん」で「女による女のためのR-18文学賞」大賞受賞。受賞作を含む『ハンサラン 愛する人びと』(文庫版『縁を結うひと』)でデビュー。『乳房のくにで』母乳が出る出ないで、これほど存在価値が左右されるのは恐怖でしかないが、母親たちは現実にそれで一喜一憂する。問題提起の書でもある。双葉社1600円※『anan』2020年12月9日号より。写真・土佐麻理子(深沢さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2020年12月03日『母親が子供を愛おしく感じ、育てたいと感じる気持ち』のことを『母性』と表現されることがあります。赤ちゃんが生まれると、母性は自然と出てくるものだと考えている人も多いのではないでしょうか。母親になるということしおこ(@shiokmbbb)さんのあるエピソードをご紹介します。女の子を出産してから6か月が経った頃のこと。しおこさんは赤ちゃんの後ろ姿を見ながら、ふと出産した時のことを思い出します。6ヶ月に入ってまた涙腺が職務放棄するようになったので漫画に残しておきます。ずっと最後まとまらなくて放置してましたが、とりあえずいつものテンションで締めることにしました。 #育児絵日記 #育児漫画 pic.twitter.com/8qoauRvJED — しおこ6m (@shiokmbbb) November 10, 2020 母性は、出産後自然とあふれてくると思っていたしおこさん。しかし赤ちゃんと対面しても母性のようなものを感じることはできず、戸惑います。母性と向き合う間もなく忙しない子育ての日々がスタートし、6か月の月日が流れました。そんなある日、すくすくと育っていく赤ちゃんを見つめながら、しおこさんはこう感じたのです。あなたの存在が、ただただ愛おしくて。胸が苦しくなるくらい、愛おしくて。これが母性というものか分からないけど、私の心はいつの間にか『お母さん』になっていた。しおこさんには、娘さんの存在が「ただひたすらに愛おしい」という気持ちが芽生えていました。出産後すぐに赤ちゃんを愛おしいと感じたというよりも、一緒に過ごす何気ない日々の中で、しおこさんは少しずつ『母性』に似た気持ちになっていったのです。ネット上では、子を持つ親からさまざまなコメントが寄せられました。・私も最初は赤ちゃんの命を守ることに必死で、母性が何か全然分からなかったです。でも今は、あの頃がどれだけ愛しい時間だったかと思います。・子育てをしたのはもう何年も前ですが、ウルッときてしまいました。子が手を離れてみると、子育てに没頭していた頃をとても懐かしく思います。・子育ては楽じゃないし苦しいこともたくさんあるけど、そんな時間が大事なのかもしれませんね。時には肩の力を抜いて、一日一日を大切したいと思います。決して楽なことばかりではない子育て。しかしそんな日々の先で、昔を振り返り「あの頃の記憶がたまらなく愛おしい」と感じる日がくるのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月12日「女性は妊娠すれば、自然と母性が芽生える」…そんなイメージを持っている人もいるかもしれません。しかし、どのタイミングで『子供への愛情』が生まれるかは人それぞれ。実際に「妊娠中は母性がなかった」という声も多く聞かれます。あい茶(@jyudenkireta)さんは自身が親になった時のエピソードを漫画化し、Twitterに投稿。共感の声が寄せられています。妊娠中に「母性本能」を全く感じられなかった私が親になった時の話。 #育児漫画 #コルクラボマンガ専科 pic.twitter.com/l9M396qpel — あい茶 (@jyudenkireta) July 13, 2020 「愛は動詞」子供を産んで2週間後に、妊娠期間中や出産直後にはなかった『母性』を実感できたというあい茶さん。我が子への愛情は自然発生的に生まれるものではなく、慣れない子育てに奮闘していく中で少しずつ芽生えていくものなのでしょう。【ネットの声】・自分も妊娠中「母性とは…?」と思いながら過ごしていました。最後のコマまで共感しかないです。・「愛は動詞」って素敵な言葉ですね。・泣ける話。私も最初は心配だったけど、今ではすっかり親バカになりました。妊娠し出産するから親になるのではなく、子供との日々の関わり合いの中で「親になっていく」ということを、改めて気付かされます。[文・構成/grape編集部]
2020年07月14日■前回のあらすじ壮絶な痛みに耐え、無事息子を出産。出産後は、痛みや不安から解放されると思ったのですが…。今まで味わったことのない、気が狂いそうな不安でした。ホルモンとかのせいなのかな。怖くて怖くて…。でも何がそんなに怖いのかもう分からないくらい怖かったです。あの時の精神状態には戻りたくないです。次回に続きます。6/30(火)14時公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年06月29日私の場合「妊娠かも」と思ったのは、ある日突然体がポカポカ温かくなったような感覚と猛烈な眠気におそわれたときでした。■強烈な眠気から妊娠が発覚! でも不安が押し寄せて…当時、仕事が充実していたこともあり、妊娠・出産にかんしては「そのうち、いつか、タイミングを見計らって、きっと」くらいのイメージしかなく、妊娠がわかったときは正直、戸惑いました。そして、突然発生した新しい生命の「これから」に関するあらゆる不安が押し寄せ、「守ってやれるのか!? 守らねば!!」とドギマギしたことを覚えています。「お母さん」は急になるものではなく、だんだんなっていくものなんだな~と「お母さん歴●年」の現在ではそう思えます。だけど当時、何となく世の女性たちは、妊娠がわかった瞬間から「母性が芽生えお母さんになるの?」と思っていたので、この「戸惑い」を感じること自体「いいお母さんになれない!?」「お母さん失格?」と考えてしまい、落ち込みました。それにしても「いいお母さん」て、何でしょうね?いまもよくわかりませんが、気にしません(笑)夫に妊娠を伝えたとき、返ってきた反応が(勝手に)想像していたものとは違ったという点も、不安が増幅した要因かもしれません。■妊娠を喜んでくれると思った夫の反応にショック!妊娠・出産を体で経験しない男性なら、なおさら実感も自覚も「だんだんとお父さんになっていく」ものなのかもしれませんね。「そりゃそうだよな」という感じですが、妊娠ゆえの情緒不安からか、勝手にショックを受け泣きました。妊娠初期に限らず、妊娠・出産そして産後もしばらく泣いたり落ち込んだり、情緒不安定は続きました。でも何度目かの検診で先生の「今ね、赤ちゃんにエラがあるころよ」という言葉に、急に不安が薄れ、とにかく胎児の成長が興味深くワクワクするようになりました。本当に初期の初期、数週間のできごとですが、妊娠がわかり一瞬激しく動揺し、葛藤し、その後めちゃくちゃ興奮し「生物の発生」について猛烈に復習したくなりました。本屋を巡っては育児書コーナーではなく参考書コーナーで「発生」についての詳しい記述を求めてをうろついていたのも妊娠初期の思い出です(これはこれで妊娠によるハイ状態の情緒不安だったのかもしれませんね)。
2019年05月14日“光”に満ちた出産だけでなく、中絶・死産といった産婦人科の“影”をも映し出すドラマ『透明なゆりかご』(NHK総合)。第1話(7月20日放送)では「人工妊娠中絶」、第2話(7月27日放送)では「母性」をテーマに描かれ、女性を中心に大きな反響を呼んでいる。純真な女子高校生の瞳をとおして伝わる“命の儚さ”。そして、理屈ではない“母の願い”とは?■「透明な命」の重さとは。浮かび上がる、産婦人科のリアル舞台は1997年。高校の准看護学科に通う主人公の青田アオイ(清原果耶)は、高校3年生の夏休みに、看護助手として由比産婦人科でアルバイトを始める。そんなアオイが出勤初日から立ち会うことになったのは、人工中絶の現場。「90年代の日本の死因第1位は、ガンでも脳血管疾患でも心疾患でもなく、人工妊娠中絶」。院長の由比朋寛(瀬戸康史)は、アオイに裏でそう説明すると、妊婦に淡々と麻酔をかけて処置をする。そして手術を終えた女性は「先生。男の子ですか、女の子ですか?」と尋ねて涙するのだった。最近では、中絶などの題材を取り扱うドラマもあるが、『透明なゆりかご』では、その“命のかけら”が業者に引き取られるところまで描かれるからショッキングである。そして、第1話のラストで響いた「輝く命と透明な命。私には、その重さはどちらも同じに思える」というアオイの心の声。この言葉は「私は命というものがよくわからない。でも、このバイトを続けていれば、いろんな命のあり方が見られる。それは私にとって、とても大事なことのような気がした」と続き、この投げかけこそが、本ドラマのテーマとなっていく。■女性を突き動かす母性「産みたいって体が叫び出したの」第2話では、2人の母親の物語が交錯する。1型糖尿病があり、持病の悪化を懸念し出産は難しいとされるも、赤ちゃんを産みたいと望む菊田里佳子(平岩紙)。そして、妊娠していることを誰にも打ち明けずに自宅で出産し、由比産婦人科の前に赤ちゃんを置き去りにした女子高生・中本千絵(蒔田彩珠)。一見、対照的に思える2人の女性。しかし、“妊娠・出産”は、そんなに単純なものではない。主題となったのは「母性」。言われてみると、どうすれば「母性」が生まれるのかもわからなければ、「母性」とは一体なんなのかすらもわからない。だがそれは、子どもがおなかに宿ったと気づいた瞬間に芽生え、生まれてきた赤ちゃんに触れたとき、どこからともなくあふれ出すものなのかもしれない。病を抱える里佳子は、「子どもを産むことで自分の人生に価値があると思えるんじゃないか」と、自分本位で妊娠したことに後ろめたさを感じていた。だが、アオイに「できたってわかったら、産みたいって体が叫び出したの」と打ち明ける。これはまさに、母性が引き起こしたこと。そしてこの理屈ではない感情に共感した女性は、きっと大勢いることだろう。里佳子は、子どもを産みたいなんて思っていなかったというが、「妊娠しても産めないかもしれない」という事実が、里佳子の気持ちをそうさせていたのかもしれない。けれども“夢”ともいえる妊娠が現実になったとき、自分を犠牲にしてでも「産みたい」という強い愛情が湧き上がってくる。“母性”そして“母になりたい”という感情は、それほどまでに女性を突き動かすパワーがあるのだと思う。■妊娠を隠し通して出産…幼い母親の祈り一方、女子高生の千絵がとった“産婦人科の前に赤ちゃんを置く”という行動もまた、母性による衝動が起こしたことなのかもしれない。両親や院長との話し合いの際、「育てない、絶対に育てない」と、わが子を切り捨てるような言葉を吐いた千絵の気持ちを理解できずにいたアオイ。だが、看護師の望月沙也子(水川あさみ)が「(妊娠したとわかったとき)どんな気持ちで桜見たんだろうね…。赤ちゃんだけを見ちゃダメよ」と言うように、母親である千絵もたくさんの思いを抱えていた。まだ幼い体で、妊娠という事実を受け止めることの重さ。中絶することもできず、自宅で出産。母親にすら告げることができないまま、わが子をタオルにくるみ、由比産婦人科へ自転車を走らせた千絵。きっとそこには「生きてほしい」という母としての祈りが添えられていたことだろう。■ドラマと向き合うことで見えてくる「命とは?」由比産婦人科に通う妊婦の町田真知子(マイコ)が「謎」と言っていたように、妊娠は本当に不思議なものだ。自分のなかで育っていることを感じるだけで、顔も見たことないのに、すでに愛おしくてたまらない命。そして、誰より「幸せになってほしい」と願う命…。「母性」は、女性が母親になる後押しをしてくれる。一方で、育児は「母性」だけで乗り切れるものでもないから複雑である。子どもを産むと決めた里佳子にも、自分には育てられないと判断した千絵にも、そして、第1話で中絶し涙を流した母親にも、それぞれの事情と決断がある。輝く命も透明な命も重さは変わらない。だとすれば、子を宿して母になった女性たちは、どんな道を選ぼうとも、同じ重みを背負って生きていくことになるのかもしれない。命とは何なのか。アオイの言うように、その答えはわからない。けれども今作をとおして命と正面から向き合うことで、新たに見えてくることがある――。『透明なゆりかご』第3話は、8月3日よる10時から放送。
2018年08月03日男性は女性の母性的な優しさに惹かれるそうです。いくつになっても、母親のようにすべてを包み込んでくれる存在を求めているのかもしれませんね。今回は男性が思わず甘えたくなる女子の優しさをご紹介します。意中の彼が「この子といると安心するな」とホッとなる女性を目指すべし。■1.結果を「よく頑張ったね」と褒めてくれる「頑張ったことを褒められると、やっぱり男としては嬉しい。大きな仕事の案件が終わった時に『よく頑張ったね』と、普段から愛飲しているコーヒーを渡してくれた女性上司に惚れました」(24歳/企画)優しさ表現として、「褒める」は最もわかりやすい方法のようです。どんなに小さなことでも大喜びして褒めてくれた自分の母親を思い出しつつ、頑張った彼をねぎらいましょう。■2.寝癖を直してくれる「何かを直してくれるってすごくイイ。寝癖ついてるよと言いながら、さりげなく髪をとかれたり。俺のこと見てくれてるんだなって嬉しいし」(21歳/学生)何かをしてあげる、のも母性を求める男性には魅力的です。ほどけた靴ひもを直してあげる・曲がった襟を正してあげる・服に付いた糸くずを取ってあげる・・・。彼に何か異変がないか、常に目を光らせて。■3.疲れたとき、ただ話を聞いてくれる「どうしても吐き出したいことがあったとき、優しく話を聞いてくれる子には惹かれますね。うんうんって、優しい目と声で。特にアドバイスはいらないんです」(26歳/建築)嗚呼お母さん。お母さんって小さい頃、私たちのどうでもいい話を一生懸命聞いてくれましたよね。ここで「そりゃアンタだめよ」とか「バッカね~」なんて言うのはおせっかいなおばさん。彼が話を聞いてほしそうな日は、否定せず、穏やかに優しく耳を傾けてあげましょう。■4.落ち込んだら、頭を抱きかかえてポンポン「僕の彼女は、僕が落ち込むと頭を抱きかかえてポンポンと励ましてくれる。それがとても落ち着きます」(21歳/学生)女性の胸に抱かれると落ち着くという男性は多いよう。普段、どちらかというと女子の方が男子に甘えがちですが、彼が落ち込んでいるときくらいはポンポンしてあげて。■5.「私は〇〇くんの味方だからね」「このストレス社会、女子の包容力ってすごく重要だと思います。この言葉をかけられたら、男は絶対その子に心を開く」(24歳/流通)「母性を感じる言葉は?」という質問に対して最も多かった返答がこちら。男性が悩みを打ち明けてくれた時、上手くアドバイスできなくて良いのです。ただ優しく話を聞いて、褒めて、私は〇〇くんの味方だからねと言ってあげてください。■おわりにいかがでしょうか。注意したいのは「常に優しくしなきゃ!」と、自分を抑え母性的に徹する必要はないということです。要所要所の優しさ、アメとムチを上手に使って、ほどよい包容力のある女性を目指しましょう。(倉持あお/ハウコレ)(下薗 なおこ/モデル)(柳内 良仁/カメラマン)
2015年04月16日母性は女性の大いなる魅力であり、男性を癒す力があります。しかし、その母性はときとして危険な男性にみずから近づいていく元ともなりうるのです。今回は、母性の強さゆえにダメな男性に近づいていく女性の特徴を4る紹介しましょう。■1.料理ができる男よりも、できない男がいい!「料理をつくるのが好きなので、ぜんぜん料理をつくらない男性にはついなにか作ってあげたくなってしまいます。作ってくれると喜んでくれるから、その姿がまた嬉しくって」(24歳/事務)女性よりも料理がうまい男性が相手だと、女性の本能が満たされないものです。男性に料理を食べさせたいという願望の強い女性は多いため、料理がつくれない男性にはついつい手料理をふるまいがち。料理をつくってあげたい願望の強い女性は、常に満たされるといえます。さらに、自分で料理を作らないだけでなく、不器用で料理が作れない男性であれば女心がくすぐられることでしょう。それは、逆に言えばその男性に母性ゆえにどんどんハマってしまう可能性もあります。■2.キレイ好きよりも、部屋を片付けられない男がいい!「いつも私が掃除してあげなくちゃ、彼の部屋ってすぐ散らかっちゃうんです。私がいないとダメなんだなーってつくづく思うんですよね。一人だと片づけもできないんですから」(27歳/ネイリスト)部屋が整理整頓されている部屋の方が、清潔感があっていいという女性は多いでしょう。しかし、元来女性は男性の世話をしたい欲求を秘めているため、髪の毛一本落ちていない部屋だと言わば女性の願望は満たされません。そんな渇きを満たしてくれると言わんばかりに、男性の部屋を片付けることに喜びを感じる女性は要注意。世話焼き願望は燃え上がることで男性に尽くすのは悪いことではありませんが、そのままいいように使われないか心配です。■3.突然の出来事に弱い男性を放っておけない!「なにかトラブルがあるとすぐにアワアワしちゃうんです。どうしたらいいのか困ってる姿を見ると、放っておけなくて。それでも一生懸命に対処しようとするから、カワイイなって思いますね」(24歳/看護師)頼もしく、男らしさを醸し出している男性は、王道的に多くの女性を魅了します。しかし、母性本能の強い女性は男性の見せるヘタレな面を放っておけないこともままあります。男性の弱い部分を見たいという女性の気持ちは、男性を支えられるしっかり者の証でしょう。それがダメな男性を好きになってしまう引き金にもなりかねないのが、玉に傷ですが・・・■4.勝負事に一喜一憂する男性がカワイイ!「勝負事に一生懸命な姿って、見てると応援したくなるんですよね。勝って嬉しそうだったら私まで嬉しくなりますし、負けて悔しがっていると・・・うんと慰めたくなるんです」(26歳/保育士)女性は男性と比べて争いごとを好まないため、勝負事で男性がはしゃぐ姿はそもそも新鮮に映るものです。男性は子供の頃からさまざまな競争ごとに白熱しますが、成人してからも子供の頃の気持ちそのままに、どんな勝負事にでも真剣な男性がいます。たとえスポーツであろうとゲームであろうと・・・そんな男性はそれだけで子供っぽいですが、気持ちの切り替えも下手なので凹むと立ち直りに時間がかかります。余計子供っぽいです。そんな子供っぽさにときめく女性は、母性が強い分、その子供っぽい男性に振り回されないよう注意した方がいいでしょう。■おわりにダメな男性に自ら振り回されてしまう女性は、母性の強い方が少なくありません。魅力的なその母性はダメな男性をも支えられるといえそうですが、かといってそれが幸せかどうかは別でしょう。つい母性が働いてしまう方は、自分がダメな男性に惹かれていないか思い返してみてください。(大西薫/ハウコレ)
2014年10月03日