世界初の長編アニメーション作品であり、ウォルト・ディズニー製作の記念すべき第1作目として時代や国を超えて愛されている『白雪姫』MovieNEXが発売中だ。このほど、ウォルト生誕115周年、没後50周年にあたる今年に完成した本作のMovieNEXに初めて収録されたボーナス映像の中から、ウォルト本人の肉声による製作の裏話を収めた貴重な映像の一部が到着した。いま、動物たちの“楽園”を舞台にしたファンタジー・アドベンチャー『ズートピア』が大ヒット中だが、現在のディズニー・アニメーションにも脈々と受け継がれているのが、何よりウォルト・ディズニーの精神。クリエイターたちの知恵と努力により最高峰のストーリーと技術が投入され、“深い”テーマ性も相まって幅広い層の人たちに受け入れられた同作は、“ズートピア現象”を巻き起こしている。今回届いた映像は、ウォルト自身が1956年に『白雪姫』の製作工程をふり返ったときの貴重な肉声を収めたもので、『白雪姫』が公開された1937年当時、現在のような最先端のテクノロジーは皆無で、ウォルトたちは手探りで長編アニメーションを作っていたことが明かされている。まず技術不足のアニメーターたちを鍛え上げるところから始めたウォルトは、「何より大変だったのは、いかに静止画から脱し、動きをつけるかだった」と当時をふり返っている。さらに、1日の半分をアニメーターと“汗かき部屋”で過ごしたと明かしている。この“汗かき部屋”とは狭苦しい試写室のことで、作業中の絵と音を組み合わせて上映し、仕事の進行状況を細かく確認するのに効果的だった。エアコンもない蒸し暑い試写室に、製作の指揮を執るウォルトと同席していたアニメーターたちは、相当な汗をかいていたことだろう。また、ウォルトはアニメーターを育てる一方で、長編アニメーションの製作過程で大きく2つの問題にぶつかっていた。1つ目はキャラクターの動きの問題だ。それまでのディズニー・アニメーションに出てくる、面白おかしく誇張された人物とは違い、白雪姫と王子を本物らしく見せるには、より写実的な画法が必要だった。「教えてくれる者はいない。独自に学ぶしかなかった」というウォルトは、実際にダンサーを雇い、その動きを撮影して画作りをしていった。『白雪姫』で初めてスクリーンに登場したリアルなアニメーションは、人間の動きを細かく分析した上での成果だったのだ。2つ目は、平面的なアニメーションに奥行きを与えること。短編であれば、平面の背景に立体感のないキャラクターが動いていても問題はないが、長編となると、アニメーション技術そのものが必要とされた。その問題を解決したのがマルチプレーン・カメラで、小型のやぐらを組み立て、それぞれ違う高さに4~5枚の絵を重ねて、カメラで上から見下ろす仕掛けとなっている。上から撮影し、レンズの焦点をそれぞれの高さの絵に移動させることで、普通の映画を撮影したのと同じ効果が出る。遠近感を使って奥行きを作り出す画期的な技法で、これによりウォルトは、視覚的イメージの表現の重要性を立証した。つまり、『白雪姫』は数多くのクリエイターたちが汗水を流し、手さぐりで作業を進めた、まさにアニメーション界のパイオニア的作品。ウォルトの夢の原点ともいえる本作は、時代を超えてもその輝きは色褪せることはない。『白雪姫』MovieNEX は発売中(※デジタル配信中)。(text:cinemacafe.net)
2016年05月20日アンジェリーナ・ジョリー・ピット監督&主演最新作にして、『Mr. & Mrs. スミス』以来、10年ぶりにブラッド・ピットと夫婦役で共演する『白い帽子の女』。このほど、南仏のリゾート地を舞台に繰り広げられる、ビターで官能的な本作の特報映像が解禁、夫婦役を演じた2人からコメントが到着した。1970年代、アメリカ人小説家ローランド(ブラッド・ピット)と、その妻ヴァネッサ(アンジェリーナ・ジョリー・ピット)はヴァカンスに、南フランスのリゾート・ホテルを訪れる。ローランドは執筆と称しては村の小さなカフェに入り浸り、妻はほとんどの時間をホテルの部屋で過ごしていた。ある日、隣の部屋に、若いカップル(メルヴィル・プポー&メラニー・ロラン)がハネムーンでやってくる。ヴァネッサは自分たちと対照的な輝きを放つ2人を、嫉妬と好奇のまなざしで見つめるが…。2014年夏にひっそりと結婚式をあげた後、ハネムーンとしてマルタ島を訪れたアンジェリーナが、ひとりの女性として抱える想いを赤裸々にさらけ出し、オリジナルストーリーを自ら書き上げた本作。アンジェリーナとブラッドが夫婦役を演じるのは、10年ぶり。共演には、『イングロリアス・バスターズ』のメラニー・ロラン、『わたしはロランス』のメルヴィル・プポー、ベテランのニエル・アレストリュプとリシャール・ボーランジェなど豪華俳優たちが集っている。今回解禁された特報では、風光明媚な南フランスの避暑地を舞台に、お互いの心を求めてさすらう男と女の表情が次々と映し出されていく。映像の最後、床に崩れ落ちているかのような妻には見向きもせず、部屋を出ていく夫の冷淡とも思える行動は、何を意味しているのか…。アンジェリーナが綴る、大人の愛のかたちを期待させている映像となっている。アンジェリーナは、本作について「私たちには10年の歴史があります。自分の夫への親しい感情の全てを使って挑戦し、お互いを刺激して良いものを作り上げる。素晴らしい経験でした」と、ふり返ってコメント。また、ブラッドも「この映画は、これまで僕が引き受けた中で、最も挑戦的な作品といえるだろう」と、夫婦共演は大きな“チャレンジ”だったことに触れている。『白い帽子の女』は9月、シネスイッチ銀座、渋谷シネパレスほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月20日『リリーのすべて』で本年度アカデミー賞助演女優賞を受賞し、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のアンバサダーとしても活躍するなど、いま最も旬な女優として日本でも注目を集めるアリシア・ヴィキャンデル。このほど、その出演作となるブラッドリー・クーパー共演の『二ツ星の料理人』と、美しすぎる人工知能ロボットを演じる『エクス・マキナ』が6月11日(土)に同日公開されることが分かった。“世界一セクシーな男”と評され、世の女性を魅了する“イケメン演技派俳優の最高峰” ブラッドリー・クーパーの元カノ役を演じる『二ツ星の料理人』。一流の腕を持ちながらも大きな問題を抱えていたアダム・ジョーンズが料理人として再起をはかるため、ロンドン美食界の友人トニー(ダニエル・ブリュール)のレストランに乗り込み、女性料理人のエレーヌ(シエナ・ミラー)やパリ時代の同僚ミシェル(オマール・シー)らとともに世界一のレストランを目指していく物語だ。劇中で多くは語られていないが、どうやら過去にアダムはアルコールやドラッグにハマり、かなり泥沼だった様子…。そのころの彼女が、アリシア演じるアン・マリー。ある日、シェフとしての再起をかけ奮闘するアダムに、過去の借金について取り立て屋が訪ねてくるのだが、自分の借金でもあるからと、アンがさらっと莫大な借金を返してしまう!何ともかっこよすぎる彼女だが、アダムには「俺のことは忘れて幸せになって欲しい」と言われてしまうのだ。一方、本年度「アカデミー賞」視覚効果賞受賞の『エクス・マキナ』で彼女が演じるのは、世界最大のインターネット会社“ブルーブック”のCEOネイサン(オスカー・アイザック)が作った美しい女性型ロボット“エヴァ”。会社の抽選会に当選した24歳のプログラマー、ケイレブ(ドーナル・グリーソン)は、賞品としてネイサンが所有する山あいの邸宅に1週間滞在できることに。だが、人里離れたその地でケイレブを待っていたのは、興味深くも不可思議な、人工知能にまつわるある実験だった…。同作のアレックス・ガーランド監督は、「エヴァに必要な側面がすべてアリシア・ヴィキャンデルに宿っていた。彼女はあらゆる意味で完璧でした。とても美しい女性であるだけでなく、とてつもない才能を持った女優」と絶賛。バレエ経験を生かした美しい立ち姿で、AI搭載ロボットという難役をこなした彼女に太鼓判を押している。こんなに美人なのに振られてしまうアリシアと、キュートな笑顔を封印したロボットさながらのアリシア、まったく異なった役柄で魅せる彼女に、今年は目が離せそうもない。『二ツ星の料理人』は6月11日(土)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、渋谷シネパレスほか全国にて公開。『エクス・マキナ』は6月11日(土)よりシネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月19日製作費用54億円、製作期間6年を費やし、1959年に大ヒットを記録したチャールトン・ヘストン主演、ウィリアム・ワイラー監督の不朽の名作『ベン・ハー』が、現代の最新映像技術でリメイクされ、2017年に公開されることが決定。併せて、圧巻の第1弾予告映像が解禁となった。本作は、古代ローマ帝国の圧政とキリストの死を背景に、ユダヤの豪族の息子ベン・ハーの数奇な運命を描いた歴史スペクタクル映画。1959年公開の『ベン・ハー』は大ヒットとなり、「アカデミー賞」では作品賞、監督賞をはじめとする最多11冠を達成。その後、『タイタニック』『ロード・オブ・ザ・リング王の帰還』に並ばれるも、いまだ抜かれていない映画史に輝く名作だ。今回、新たに蘇る本作では、ジェームズ・マカヴォイ&アンジェリーナ・ジョリー共演『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフが監督を務め、主人公ベン・ハーには、『アフリカの女王』『荒馬と女』の名監督ジョン・ヒューストンを祖父に、『アダムス・ファミリー』のアンジェリカ・ヒューストンを叔母に持つサラブレッドで、「ボードウォーク・エンパイア欲望の街」『キル・ユア・ダーリン』、さらに『ヘイル、シーザー!』にもちらりと登場するジャック・ヒューストンが抜擢。また、宿敵のメッサラ役を、7月公開『ウォークラフト』や来年にはトム・ヒドルストン&ブリー・ラーソン共演『Kong: Skull Island』(原題)が控えるトビー・ケベルが演じるほか、モーガン・フリーマン、ロドリゴ・サントロなどが共演。脚本を「アカデミー賞」脚色賞を受賞した『それでも夜は明ける』のジョン・リドリーと、キース・クラークが務め、2人の男の物語と共に、人間の“寛容さや赦し”を現代に投げかける。解禁となった第1弾予告編は、奴隷船が大海原を進む中、突然の襲撃により転覆、足を鎖に繋がれたまま船から放り出されるベン・ハーの臨場感あふれるシーンから幕を開ける。一命を取り留め、とある島にたどり着いたベン・ハー。エルサレム地区の名家に生まれたものの、義兄弟であったメッサラの裏切りにより、奴隷の身となった。復讐を誓うベン・ハーは、競技場でメッサラと宿命の対決に挑むのだが…。競技場での大激走など、往年の『ベン・ハー』を彷彿とさせるシーンの数々を、ド迫力の最新映像で魅せる本作。新鋭の注目俳優で魅せる兄と弟、そして奴隷と帝国のバトルは?ベン・ハーは復讐を果たすことができるのか?壮大な世界観に期待が膨らむ映像に仕上がっている。『ベン・ハー』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベン・ハー (1959) 1960年4月公開(C) 1959 Loew’s Incorporated. All Rights Reserved.
2016年05月19日ジェイク・ギレンホールと『トレーニング デー』などで知られるアントワーン・フークア監督がタッグを組んだ、ボクシング映画を越えた感動の人間ドラマ『サウスポー』。このほど、本作でジェイク演じる主人公ビリーの妻・モーリーン役を務めたレイチェル・マクアダムスのインタビューや、本編シーンなどがたっぷり詰まった特別映像がシネマカフェに到着。『きみに読む物語』や『アバウト・タイム愛おしい時間について』など、数々の作品を通して愛と感動を届ける“感涙ドラマの女王”が本作に込めた思いを語ってくれた。主人公は、NYヘルズ・キッチン地区の養護施設から、ボクシングの聖地マディソン・スクエア・ガーデンまで上り詰めた世界ライトヘビー級王者のビリー・“ザ・グレート”・ホープ。怒りをエネルギーにする過激なボクシングスタイルが売りだったが、その怒りが引き金となり、最愛の妻の死を招いてしまう。さらに、悲しみに暮れ自暴自棄な生活を送るうち、愛する娘や世界チャンピオンの称号まで失うことに…。「第88回アカデミー賞」で作品賞&脚本賞をW受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』で、助演女優賞として初ノミネートを果たしたレイチェル。その公開日に合わせて緊急来日してくれたことも記憶に新しいが、本作ではまた一転、ジェイク演じるボクシング世界チャンピオンの妻モーリーンを好演する。届いた映像では、「演じたことのないキャラクター」と役柄について語るレイチェル。自身にとっても「全く知らない世界だった」というボクシングについて理解しようと、撮影の2週間前からリハーサルを行い、ボクサーを演じることになったジェイクのトレーニングに毎日同行するなど、徹底的な役作りを行なっていたことが明らかにされている。「彼女が『あなたはパンチをもらいすぎているわ』と口にするとき、本当にその感覚を理解しているんだ。なぜなら、彼女はずっとそばで見ていたからだよ」と、フークワ監督は言う。レイチェルにとって重要だったのは、ビリーの妻をただ演じるだけでなく、世界チャンピオンの妻としての目線からボクシングを理解して取り組むことだった。昨年公開された『ナイトクローラー』ではガリガリのルックスになり、本作ではムキムキの肉体美を披露するなど、見た目からもストイックに役作りを行うジェイクでさえ、レイチェルのその姿勢に感銘をうけた様子で、「とても刺激的な仕事だったよ」と、撮影時をふり返っている。そんな彼女が演じたモーリーンは、不完全なビリーを支え、大きな愛で彼を包み込む。血まみれで闘う姿には心を痛めながらも、時に恋人のように優しく癒し、時に母のように叱咤激励し、全力で夫をサポートする妻の強さを全力で演じたレイチェル。“感涙ドラマの女王”が徹底した役作りを行なった本作の演技に、この映像からも注目してみて。『サウスポー』は6月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月19日日本でのディズニー/ピクサー歴代興収No.1作品『ファインディング・ニモ』の奇跡の冒険から1年後の世界を描く『ファインディング・ドリー』。7月に日本公開を控えた本作だが、この度、本作の日本語吹き替え版に、室井滋、木梨憲武に続き、上川隆也、中村アンも出演することが明らかになった。舞台はカクレクマノミのマーリンがナンヨウハギのドリーと共に、愛する息子・ニモを、人間の世界から救出した冒険の旅から1年後の世界。「今度は、僕がドリーを助けてあげる」…ドリーとニモ、そして、心配性のマーリンも渋々ながら、再び大海原へと旅立つ。この夏、世界一有名な魚たちの奇跡の大冒険が幕を開ける――。すでに発表されている日本語吹き替え版キャストには、前作に引き続き本作の主役である忘れんぼうのドリー役に室井さん、ニモのお父さんマーリン役に木梨さんが続投している。そんな中、今回発表された上川さん&中村さんが担当するのは、ドリーの“家族の思い出”のカギを握る新キャラクター。「遺留捜査」シリーズや「エンジェル・ハート」など数々のドラマ・映画・舞台に出演する俳優の上川さんが演じるのは、謎のタコ・ハンク役。そして泳ぎが苦手なジンベエザメ・デスティニー役には、モデルでタレントで活躍する傍ら、「お義父さんと呼ばせて」や現在放送中の「世界一難しい恋」などにも出演し、活動の幅を広げる中村さんが担当する。ディズニー作品の声優初挑戦となる上川さんは、今回の決定に「思ってもいなかったオファーをいただき、ただただ嬉しかったです」と大喜び。今回上川さんが声を演じるハンクは、ドリーと一緒に人間の世界で大冒険を繰り広げるキャラクター。 ハンクは足が7本しかないタコで、ドリーの冒険に手を貸すがその目的は謎に包まれているというミステリアスな一面もあるという。そして実はディズニー/ピクサー・アニメーションの大ファンだという上川さんはハンクについて「忍者のように擬態や変身もする面白いキャラクターで、きっと皆さんにも愛していただけると思います。 スケールアップした大冒険と、ドリーだからこその、心がふっと温まる感動のラストが待っていますので、是非ご期待ください」と本作への自信を見せた。またアニメーションの吹き替え経験はあるものの、今回特に難しかったポイントとして「ハンクはしゃべっていても口が見えないので、そこが吹き替えの大きなハードルでした」とタコ役ならではの難しさを明かしている。一方、声優初挑戦の中村さんが担当するデスティニーは、ドリーの家族探しのカギを握るジンベエザメの女の子。ドリーと同じくクジラ語を話すことができるが、サメなのに泳ぐのが苦手という可愛くてお茶目なキャラクターだ。全ピクサー映画を見ているという中村さんは、デスティニーについて「身体は大きいけれど、 おっちょこちょいで明るくて、ドリーを助けようとする優しいサメ。みんながドリーを助ける姿から、思いやりが伝わったらいいなと思います」とその可愛さをアピールしていた。さらに難しかったシーンについては「クジラ語を話すシーンがとにかく難しかったです」と特徴的すぎる声を出すことに苦労したようだ。またディズニー・スタジオの公式SNSでは、先だって公開された予告編を基に「ドリーの新たな仲間たちの声優は誰? ツイートキャンペーン」 が実施。ハンクの声に対しては、「この素敵な声は上川隆也さん!」という正解が多く寄せられ大好評! 一方、デスティニーの声に対しては、あまりにもキャラクターにマッチした声と自然な演技に、中村さんという正解は半数ほど。声優初挑戦ながら、すでに「可愛い!」と人気が出始めているようだ。『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年05月19日“尊厳死”がテーマにもかわらず、トロント、ロカルノなど、ヨーロッパをはじめ世界各国の映画祭で上映されるや、仲間たちの美しい旅と夫婦の愛に、笑いと涙の喝采が巻き起こった『君がくれたグッドライフ』。5月21日(土)に迫った公開を前に、本作のエッセンスが絶妙につまったワンシーンの本編映像が解禁となった。本作で主に描かれるのが、ドイツからベルギーへと向かう主人公のハンネスと妻のキキ、そして仲間たちとの548kmにおよぶ自転車での旅。年に1度、自転車で旅に出る6人の気の知れた仲間たちは、ベルギーに向け、いつも通り陽気に旅を始めるが、ハンネスがALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し、余命を宣告されていると告白したことで、一変する。今回の本編映像では、旅の終わりが近づいてきたある日の夜、キャンプファイヤーを囲みながら、ハンネスは旅に付き合ってくれた仲間たちへの感謝と自ら“亡き後”の思いを語る。ひとりひとりが彼の思いを受けとめ、しんみりとした雰囲気になる中、妻のキキだけは表情が違い、何かを言いたげだ。ハンネスがキキに声をかけると、夫を気遣い胸に秘めてきた本音をついに語りはじめる。苦悩を1人で抱え込み、大きな決断をしたハンネスに、「私は多分違う決断を下すと思う」と語りかけ、「私なら2人で分かち合う」と涙をこらえながら訴えるキキ。ハンネスはキキの言葉に何も返すことができない。ハンネスは愛するキキの負担になりたくない一方、キキはハンネスを愛するからこそ、彼のつらさを受け止めたいと願う。夫婦は、ハンネスの最期のときを目前に分かり合うことはできるのか…?「君が僕の立場だったなら、どうする?」というハンネスの問いかけは、そのまま観客への問いかけでもある。ハンネスを演じたドイツの国民的俳優フロリアン・ダーヴィト・フィッツは、この役柄について、「死が身近であることを常に自覚していれば、人生を終えるときの助けになるのと思うのです。ハンネスはそれを理解できたからこそ、グッドライフ=より良き人生を送れたのでしょう」と、ふり返っている。愛する人の選択をどう受けとめるのか。愛する人のためにできることを見つめる、彼らの5日間の旅路に、本映像から思いを馳せてみて。『君がくれたグッドライフ』は5月21日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月18日本日、全世界同時にSNSで『トランスフォーマー』シリーズ最新作の正式タイトル『Transformers:The Last Knight』とプロモーション動画がパラマウントより発表された。それに続き、シリーズ1作目から監督を務めてきたマイケル・ベイや、主演のマーク・ウォルバーグなどの関係者たちも続々とこの嬉しいニュースを拡散。『Transformers:Last Knight』のインスタグラム公式アカウントでは同じ動画を「オートボットを招集中。オプティマスプライムは戦闘準備万端だ。きみたちは、どうかな?」とコメント付きで掲載。正義のトランスフォーマー軍団・オートボットの司令官であるオプティマスの顔がドアップで映し出される動画に、ファンは大興奮!「IMDb」によると監督はマイケル・ベイ、エグゼクティブ・プロデューサーをベイ監督とスティーヴン・スピルバーグが引き続き務め、前作『トランスフォーマー/ロストエイジ』からケイド・イェーガー役を主演しているマークも続投。そのほかに、アメリカの子ども向けチャンネル「ニコロデオン」の14歳の若手女優・イザベラ・モナーとコメディアンのジェロッド・カーマイケルがキャスティングされているが、具体的にどんな役を演じるのかは明らかになっていない。そして、「The Last Knight(最後の騎士)」が何を指しているのかもまだ謎に包まれている。『Transformers:The Last Knight』は2017年6月23日公開予定。(Hiromi Kaku)
2016年05月17日ファレル・ウィリアムスがプロデュースと楽曲提供を手がけ、2015年サンダンス映画祭やカンヌ国際映画祭で絶賛を受けた、90’s カルチャー&HIP HOPをたっぷり詰め込んだ『DOPE/ドープ!!』が、7月30日(土)より日本公開されることが決まった。L.Aのスラム街出身のマルコムは、名門大への進学を夢見る高校生。そして、自身のバンドと90’sHIP HOPをこよなく愛するオタクでもある。だが、友人であるディギーとジブと共に、恋心を抱くナキアを追いかけて、ドラッグディーラーのドムの誕生日パーティーに参加したことから彼らを取り巻く状況は一変する。パーティーの裏で行われていた取引に警察が突入し、その場がパニックとなる中、ドムは「モリー」と呼ばれるドラッグをマルコムのリュックに隠してしまう。窮地に陥ったマルコムたちは、天才ハッカーのウィルに助けを求め、闇サイトで「モリー」を販売し始める。約束の期限が迫る中、大学への出願期限、銃を持ったギャング、抜き打ち検査の警察犬、ドラッグ中毒のリリーや兄のジャイールなど、トラブルは果てしなく続き…。スラム街で育ったオタクたちがトンデもない騒動に次々巻き込まれ、名門大では教えてもらえない大切な“何か”を学んでいく姿を描く本作。リック・ファムイーワ監督が青春時代を過ごしたL.A.犯罪多発地域イングルウッドを舞台にした本作には、製作総指揮を務めたファレルのほか、『サウスポー』でも妙演を見せるアカデミー賞俳優フォレスト・ウィテカーや、HIP HOP界の大御所にして問題児パフ・ダディことショーン・コムズという錚々たるビッグネームが名を連ね、『ボーイズ’ン・ザ・フッド』(’91)や『ポケットいっぱいの涙』(’93)などに次ぐ、新たなブラックムービーを完成させた。2015年のサンダンス映画祭、そして第68回カンヌ映画祭監督週間にて上映され、大喝采を受けた本作の日本上陸を楽しみにしていて。『DOPE/ドープ!!』は7月30日(土)より渋谷HUMAXシネマ、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月17日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ.J.エイブラムスが製作を務める最新作『10 クローバーフィールド・レーン』。このほど、これまでに到着した映像を凌ぐ、新たな衝撃が襲う日本版オリジナル本予告が解禁となった。『ミッション:インポッシブル』シリーズや『スター・トレック』シリーズを手がけ、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では北米興行収入歴代No.1を記録し、映画史を塗り替えたハリウッドのヒットメーカー、エイブラムス監督が製作を務める本作。明らかになっているキャストは、たった3名。地下シェルターで暮らす謎の男・ハワードを演じるのは、『クーパー家の晩餐会』や『アルゴ』など、幅広いジャンルで活躍する演技派俳優ジョン・グッドマン。シェルターに閉じ込められた女性・ミシェル役には、『ダイ・ハード』シリーズのジョン・マクレーン刑事の娘に抜擢され、ブリー・ラーソンやクリス・エヴァンスら共演の『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』でも紫ヘアで強い印象を残したメアリー・エリザベス・ウィンステッド。もう一人の男・エメット役には、トニー賞受賞歴を持ち、人気海外ドラマ「ニュースルーム」や『ショート・ターム』などに出演するジョン・ギャラガー・Jr.。実力派のベテランと若手が織りなすキャスト3人のアンサンブルで謎めいた世界へと観客を引き込んでいく本作から、先日の特報映像に続き、またもや“衝撃を受けること間違いなし!”の日本版本予告が到着。突然の衝突事故に見舞われたミシェル。目を覚ますとそこには見知らぬ男がおり、「襲撃された。化学兵器か、核攻撃か…」と話し出す。どうやらここは、その謎の男、ハワードのシェルターらしく、ミシェルのほかに左腕を怪我した青年エメットも逃げ込んでいる。今回の映像では、「中に入れて!」と“シェルターの外側”から扉を激しく叩く女性が現れ、そのあまりの剣幕にミシェルが戸惑っていると、「絶対に入れるな!奴らに殺される!」と叫び出すハワードの様子が確認できる。今回も、避難しているはずの地下シェルターの中でさえ、“何かが起こっている”と感じずにはいられない映像だ。「あらゆるフォームでやってくる」という正体不明の“奴ら”も確認できるが、いったいそれが何なのかは、いまだ謎に包まれたまま。さらなる衝撃を感じずにはいられない緊迫感あふれる映像を、まずはここから確かめてみて。『10 クローバーフィールド・レーン』は6月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月17日『マットマックス 怒りのデス・ロード』ではトム・ハーディ、シャーリーズ・セロンとともに砂漠を爆走したニコラス・ホルトが、今度は高級車で高速道路を激走する『アウトバーン』。このほど、本作でニコラスと恋人同士を演じているのが、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の主演を務めるフェリシティ・ジョーンズ。このほど、2人が演じた、思わず恋したくなるラブラブの恋人たちの場面写真がシネマカフェに到着した。天才的な腕を持つ自動車泥棒として活躍していたものの、アメリカを離れてドイツのケルンへ渡ったケイシー。マフィアを率いるゲランのもとで働いていた彼は、同じアメリカ人の女性ジュリエットと恋に落ち、裏社会から離れて生きようと決意する。だが、ジュリエットが腎臓移植をしなければ命が危ういことが発覚。移植手術に必要な大金を稼ぐため、彼はゲランの仕掛けるゲームに乗ることに。それは、ヨーロッパの物流を手中に収める実業家にして麻薬王でもあるハーゲン・カールがチリから密輸した膨大なコカインを、トラックごと奪うというものだった。だが、ハーゲンに犯行を知られて追われる身となり、ジュリエットを人質に取られてしまうケイシー。絶体絶命という状況から逃れるべく、彼は速度無制限の高速道路“アウトバーン”を舞台にしたバトルとチェイスに身を投じていくーー。アメリカからドイツのケルンへと渡ったニコラス演じる主人公ケイシーが、そこで運命的に出会ったのが、同じアメリカ人であるフェリシティ演じるジュリエット。そんな中、腎臓移植をしなければジュリエットの命が危ないことが発覚し、ケイシーは手術資金を稼ぐため、マフィアのボス(ベン・キングズレー)と麻薬王(アンソニー・ホプキンス)との危険すぎるバトルに巻き込まれていく。『マッドマックス怒りのデス・ロード』では白塗り&スキンヘッド姿を披露し、狂気をはらんだ熱演で話題を呼んだニコラスと、アカデミー賞主演女優賞ノミネートの『博士と彼女のセオリー』では献身的に博士を支える妻役を好演したフェリシティ。本作では、いま最も注目されている2人が恋人同士を演じることでも話題だ。この度解禁されたのは、ニコラスとフェリシティのキスショットも含む写真4点。ソファの上でフェリシティがニコラスの膝の上に乗り、お互いを見つめ合い、いまにもキスをしそうな熱いシーンのほか、夜の海辺で2人が抱き合う写真では、一見、普通の恋人同士の日常を切り取ったように見えるが、どこか遠くを不安そうに見つめており、これから起こる運命を見据えているような場面写真となっている。そのほか2点は、それぞれシチュエーションが違う場面の、何ともキュートなキスショット。カー・アクションのみならず、思わず恋したくなるような、このロマンチックなカップルの行方も見逃せない!『アウトバーン』は6月10日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月17日現在、2週連続NO.1を獲得するなど大ヒット中の最新作『ズートピア』をはじめ、『ピノキオ』『ダンボ』『ライオン・キング』、そして近年では『アナと雪の女王』『ベイマックス』などに代表されるディズニー長編アニメーション。その記念すべき第1作となる『白雪姫』がMovieNEXで発売されることに合わせ、最新ミュージカル映画「ディセンダント」とのコラボ映像が解禁となった。1937年に公開された世界初の長編アニメーションにして、ウォルト・ディズニーの夢の原点ともいえる『白雪姫』。今回解禁となったのは、MovieNEXに初めて収録されるボーナス映像のうちの、贅沢なコラボレーション映像の一部。同じく5月18日(水)にDVDが発売されるディズニーのミュージカル映画「ディセンダント」で、白雪姫に登場する女王イーヴィル・クイーンの娘役を演じたソフィア・カーソンが、白雪姫に関する「あなたが知らない7つのこと」を紹介している。白雪姫に関する「あなたが知らない7つのこと」の事実うち、今回紹介されているのは、5番目の事実。白雪姫といえば、雪のように白い肌、ほんのりバラ色のほおが特徴的だが、実はもともと、そのほおは赤くなかったという。セル画の中の白雪姫は血色が悪く見えてしまい、かといって、顔の色を濃くするとピエロ風になってしまい逆効果。そこで、色付けの担当の女性がほお紅を入れてみたところ、誰もが知るかわいらしい白雪姫ができあがったという。そのほかにもMovieNEXのボーナス映像では、白雪姫の髪の色についてなど、合計7つの事実を紹介している。ちなみに7といえば、“ラッキー・セブン”に象徴されるように、聖なる数字として古代オリエントの時代から貴ばれてきた。キリスト教では天地創造の7日間、仏教にも初七日や七難、イスラム教ではメッカ巡礼で神殿を7周する。“7つの海”“親の七光り”“なくて七癖”“七福神”など、7にまつわる言葉は枚挙にいとまがない。『白雪姫』でも7は特別な数字で、“7人”のこびとは重要な役割を果たしている。おこりんぼ、ねぼすけなど、それぞれに豊かな個性を競い合う7人のこびとは、ウォルトならではの発想だったという。彼ら7人のこびとは、『白雪姫』の中でユーモアのパートを担っていることはいうまでもない。何十回となく開かれたストーリー会議を通じて、こびと各々の性格が丹念に構成されていったが、ウォルトは常に観客の気持ちを尊重しており、特に“おとぼけ”と“おこりんぼ”の2人については観客の反応を意識したという。おとぼけは喜劇役者のような存在で、おこりんぼはケンカ好きのひねくれ者。この2人を軸にした愉快な7人のこびとたちは観客の笑いを誘った。なお、「あなたが知らない7つのこと」では、この7人のこびとについても、名前、ギャグ、動作について意外な事実を取り上げているというから要チェック。また、『白雪姫』の女王イーヴィル・クイーンをはじめ、『眠れる森の美女』の邪悪な妖精マレフィセント、『アラジン』の卑劣な右大臣ジャファーなど、ディズニーヴィランズ(悪役)やディズニープリンセスの子どもたちが登場する『ディセンダント』は、『ハイスクール・ミュージカル』シリーズのケニー・オルテガが手がけており、また違った楽しみ方ができそうだ。『白雪姫』MovieNEX は5月18日(水)より発売(※デジタル配信中)。「ディセンダント」DVDは5月18日(水)より発売(※同日デジタル配信開始)。(text:cinemacafe.net)
2016年05月17日カンヌ国際映画祭で、前作『Mommy/マミー』の審査員特別賞受賞に続き、本年度も最新作『It’s Only The End Of The World』(原題)がコンペティション部門に出品を果たしている次世代No.1監督、グザヴィエ・ドラン。彼が再び受賞なるのか、いま世界中の映画人から熱い注目を集めている。青年ルイは、「もうすぐ死ぬ」ことを伝えるために、これまで顧みることなく距離を置いてきた母、兄夫婦、妹が住む家に帰ってきた。平穏な日常が非日常となったルイの前で、日々の不満や、他愛もない会話を繰り広げる家族と過ごす中、告白の機会を失ったルイは…。劇作家ジャン=リュック・ラガルスの舞台劇「まさに世界の終わり」(れんが書房新社刊)を基に、ドランが監督・脚本を手がけた本作は、若手の作家が12年ぶりに故郷に帰り、家族に自身の死が近づいていることを告白することで表面化する、家族の葛藤、そして愛、それぞれの生と死を描く瞑想的な物語。キャストには、『マクベス』のマリオン・コティヤール、『007 スペクター』で歴代最高のボンドガールとして実力と人気が急上昇したレア・セドゥ、『サンローラン』で世界的評価を集めたギャスパー・ウリエルを中心に、ヴァンサン・カッセル、ナタリー・バイら、フランス映画界のベテラン俳優が集結する豪華さだ。鮮烈のデビュー作『マイ・マザー』から『胸騒ぎの恋人』『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』と、手がけた全作品がカンヌ映画祭やベネチア映画祭に出品され、一躍時代の寵児となったグザヴィエ・ドラン。前作『Mommy/マミー』は2014年、カンヌ国際映画祭で83歳のジャン=リュック・ゴダールと並んで審査員特別賞をW受賞。世界中の映画人の心を動かした授賞式での感動的なスピーチは、大きな話題となった。また、2015年にはシンガーソングライター、アデルの「Hello」のミュージックビデオをアデル本人からのオファーで監督。2015年11月の公開以降、すでに15億回も再生される驚異的なヒットMVとなっている。さらに、今年はその端麗な容姿から、ドラン自身が「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のアンバサダーとしてワールドワイドの広告キャラクターに起用されたことも記憶に新しい。映画界のみならず多方面で快進撃を続けるドラン。ちなみに、本年度のコンペティション部門には、ジム・ジャームッシュ、ペドロ・アルモドバル、ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ、ケン・ローチ、パク・チャヌク、ショーン・ペンといったカンヌ常連の大御所監督作が勢ぞろい。その中で若き俊英ドランは受賞なるのか、現地時間5月22日(日本時間5月23日AM1:15~)の授賞式を楽しみに待ちたいところだ。『It’s Only The End Of The World』(原題)は2017年2月11日(土・祝)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月17日ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンスらおなじみキャストに、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のオスカー・アイザック、「ゲーム・オブ・スローンズ」のソフィー・ターナー、『ダーク・プレイス』のタイ・シェリダンなど、注目俳優が集結する『X-MEN:アポカリプス』。このほど、最強の敵アポカリプスに挑むX-MENの様子や、さらなる真実が明かされる最新予告編映像と、ポスタービジュアルが解禁となった。すべての始まりは、紀元前3600年。歴史上で最古のミュータント、アポカリプス(オスカー・アイザック)は、堕落した文明を滅ぼす“神”として君臨していた。アポカリプスは、ミュータントの力を吸収することで最強となるが、裏切り者の手によって古代エジプトのピラミッドの中に封印されてしまった…。時は移り、1983年、その眠りは覚まされた。核兵器開発など人類の堕落を知ったアポカリプスは、マグニートー(マイケル・ファスベンダー)をはじめ4人のミュータント=“黙示録の四騎士”を召集し、世界を“浄化”しようとする。プロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)やミスティーク(ジェニファー・ローレンス)が率いる若きX-MENは、彼らとの戦いを強いられるが、強力なテレパシーを手に入れたいアポカリプスが、プロフェッサーXまでも連れ去ってしまう。最古最強の“神”アポカリプスを倒すためには、X-MEN全員のパワーを結集させなければならなかった――。『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『X-MEN:フューチャー&パスト』から連なる3部作の完結編となる本作。『X-メン』からシリーズを手がけてきたブライアン・シンガーが監督を務め、このトリロジーに幕を下ろす。今回到着したポスタービジュアルからも、プロフェッサーXを中心にX-MENたちが、それぞれのパワーを駆使しながら最強過ぎる敵に対して団結している様子が見て取れる。さらに映像では、アポカリプスの降臨やシリーズ最大級の決戦の様子だけでなく、クイックシルバー(エヴァン・ピーターズ)が「マグニートーは俺の父さんだ」と衝撃の告白をするシーンも!そして、サイクロップス(タイ・シェリダン)とジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)が“助っ人”と呼んだ男の拳からは、なんと、あの見え覚えある爪が!?ウルヴァリンの本作への登場については世界中でうわさされているが、最強の神を前に参戦することになるのか、未だ詳細は謎に包まれている。空前のスケールで完結をみせる『X-MEN』ワールド。シリーズ集大成にふさわしい激戦とドラマの行方に期待していて。『X-MEN:アポカリプス』は8月11日(木・祝)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて3D/2D同時公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月17日人間のように暮らす動物たちの“楽園”を舞台にしたディズニーの最新作『ズートピア』が、今回発表された2週連続週末興行ランキングで、本作が1位を獲得したことが明らかになった。動員&興行ともに前週比が120%という驚異的な数字を記録。日本中で“ズートピア現象”が巻き起こっているようだ。動物が人間のように暮らす大都会“ズートピア”。誰もが夢を叶えられる人間も顔負けの超ハイテク文明社会に、史上最大の危機が訪れていた。立ち上がったのは、立派な警察官になることを夢見るもふもふボディのウサギのジュディ。しかし動物にはそれぞれ決められた役割があり、小さくて可愛いウサギは農場で人参作りに従事するのが“ウサギの人生”とされている世界。夢を忘れたサギ師のニックを相棒に、彼女は奇跡を起こすことができるのか――。GW後の土日で、動員数&興収が前週よりUPするのは、異例中の異例。5月15日時点での累計は、興行収入が3,729,825,900円、動員数は2,921,368人と、50億突破は確実とみられている。50億の大台は、GW映画の洋画として『シンデレラ』(57.3億)以来の快挙。週を追うごとに熱狂的なリピーターも後を絶たず、子どものみならず、客層が確実に大人へも広がっていることが要因となっているよう。先月23日(土)より公開している本作は、4週目にも関わらず公開週の記録超え!GW明けもまだまだ右肩上がりで勢いが止まらず、まさに『アナと雪の女王』大ヒットと同じ現象となっている。さらに、Dream Amiが歌う主題歌「トライ・エヴリシング」も、mu-moリアルタイムランキングで1位を獲得、先日の「ミュージックステーション」出演後のレコチョクデイリーチャートでは、Dream Amiバージョンで3位、主題歌バージョンで10位とダブルTOP10入りを果たすなどランキング急上昇中。「Amiの歌聴いたらもっとスートピア観たくなった」「メロディーが頭から離れない…」と作品だけでなく主題歌にも高評価のコメントが多数挙げられている。『ズートピア』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年05月16日ジョディ・フォスター監督作『マネーモンスター』のカンヌ上映が話題を呼んだジュリア・ロバーツに、オスカー女優ニコール・キッドマン、キウェテル・イジョフォーという豪華競演で贈る極上サスペンス『シークレット・アイズ』。このほど、たっぷりの本編映像とともに、ジュリアら豪華キャスト陣と監督がその魅力を語る特別映像が解禁となった。2002年のロサンゼルス。殺人事件の現場に駆け付けたFBI捜査官のレイ(キウェテル・イジョフォー)は、被害者を見て絶句する。その被害者は、テロ対策合同捜査班でのパートナーで、親友でもある検察局捜査官のジェス(ジュリア・ロバーツ)の最愛の娘だった。レイはエリート検事補のクレア(ニコール・キッドマン)と共に捜査に乗り出し、一度は容疑者を特定するものの、真相は闇に葬り去られ、事件は迷宮入り。あれから13年、改めて事件の解明に動き出した彼らの前に、驚愕の事実が紐解かれてゆく――。『エリン・ブロコビッチ』、『めぐりあう時間たち』でそれぞれアカデミー賞を受賞したジュリアとニコールという2大女優が初競演、さらに『それでも夜は明ける』で同主演男優賞にノミネートされ、『オデッセイ』でも好演を見せたキウェテル、『人生は小説よりも奇なり』などの名優アルフレッド・モリーナ、「ブレイキング・バッド」「アンダー・ザ・ドーム」のディーン・ノリスら、ハリウッドを代表するキャストが勢ぞろいした本作。原案となったのは、2010年に第82回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したアルゼンチン映画の『瞳の奥の秘密』だ。届いた映像では、トム・ハンクス主演『キャプテン・フィリップス』の脚本家としても知られるビリー・レイ監督が、「殺人事件に人生を狂わされた捜査官たちの物語」と本作を紹介。今回製作者として加わった『瞳の奥の秘密』のフアン・ホセ・カンパネラ監督も登場し、当時、大絶賛された驚愕のラストシーンにさらにひねりを加えた今回のハリウッド版に、太鼓判を押している。また、自身の娘が犠牲者になってしまう捜査官を演じ、迫真の演技を見せたジュリアが「全く先の読めない展開よ」と緊迫のストーリーを解説、ニコールやキウェテルとともにこのサスペンススリラーの魅力を語る、見応えある映像となっている。『シークレット・アイズ』は6月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月16日前作『フランシス・ハ』が日本でもスマッシュヒットとなったノア・バームバック監督のもと、ベン・スティラー&ナオミ・ワッツ、アダム・ドライバー&アマンダ・セイフライドという豪華な2組のカップルの世代間“ギャップ”と成長を描く『ヤング・アダルト・ニューヨーク』。このほど、その待望の予告編映像が解禁となった。ニューヨーク・ブルックリンに暮らす、世代の違うカップルたちのモラルや価値観のズレ、成功への夢と野心のぶつかり合いを、リアルかつユーモラスに描いた本作。流行最先端の街のライフスタイルとカルチャーを80年代のサウンドに乗せて贈る、クスッと笑えて、ちょっぴりほろ苦く、最後には胸が熱くなる“迷子の大人たち”の成長物語となっている。この度解禁された予告編では、研ぎ澄まされた人間観察力とシニカルな語り口、それでいてハートフルな温かさで包み込むそのスタイルから“ポストウディ・アレンの大本命”と注目されているバームバック監督らしさが炸裂。何と言っても、人生にも夫婦にも“何かが欠けてしまった”と感じているミドルエイジの夫婦ジョシュ(ベン・スティラー)とコーネリア(ナオミ・ワッツ)と、常識に縛られずクリエイティブに生きる20代のジェイミー(アダム・ドライバー)とダービー(アマンダ・セイフライド)の対比には要注目。40代カップルがすぐ「ググろう」とインターネットに頼ろうとするのに対し、20代カップルは自分たちで解決しようと諭すシーンはまさに象徴的。20代カップルがレコードやタイプライター、ビデオテープといったレトロなカルチャーを愛用し、“1周回って”辿り着いた“生の体験”を大事にする様子も描かれていく。また、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のカイロ・レン役で一気にスターダムに上り詰め、カンヌ映画祭ではジム・ジャームッシュ監督と組んだ主演作『Paterson』(原題)がコンペ部門に出品されているアダムのまさかのエプロンに短パン姿や、『追憶の森』でのシリアス演技も記憶に新しいナオミのヒップホップダンスなど、必見の“ギャップ”シーンが盛りだくさん。誰もが一度は経験したことがあるだろうジェネレーションギャップは、彼らにどんな成長をもたらすのか、期待高まる予告編となっている。『ヤング・アダルト・ニューヨーク』は7月、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月16日シャーリーズ・セロンが主演を務め、「ゴーン・ガール」の原作者ギリアン・フリンの長編小説「冥闇」を映画化した『ダーク・プレイス』。このほど、本作に出演するクロエ・グレース・モレッツの場面写真が解禁。プライベートでは、“サッカー界の貴公子”ベッカム氏の長男ブルックリン・ベッカムと交際宣言したばかりのクロエが、小悪魔的な“超肉食系”女子を演じていることが分かった。1985年、田舎町で母親とその娘2人が惨殺される一家殺人事件が起こる。犯人として逮捕されたのは、15歳の長男ベン(タイ・シェリダン)。ただひとり生き残った末っ子の少女リビーが兄の犯行を証言したため、ベンは終身刑を宣告される。時がたち、31歳になったリビー(シャーリーズ・セロン)のもとに、有名事件の真相を追う“殺人クラブ”から招待状が届く。あのころ、家族にも心を開かなかった内気な長男ベンが、唯一心を許したのは、恋人のディオンドラ(クロエ)。ディオンドラは悪魔信仰にはまっており、彼女の影響で、ベンも次第に悪魔崇拝者と化してゆくのだが…。本作は28年前に一家殺人事件に遭い、生き残った少女が真実を見つめ直すヒューマン・ミステリー。事件を起こし終身刑の身となる長男のベンには、8月11日(木)公開『X-MEN:アポカリプス』にも出演するタイ・シェリダン。『ツリー・オブ・ライフ』のブラッド・ピットの息子役でデビュー、マシュー・マコノヒーと共演した『MUD-マッド-』で高い評価を得た彼は、スティーヴン・スピルバーグの次回作『Ready Player One』(原題)でも主演を射止めている。そんな彼が演じる15歳のころの内気なベンを翻弄する恋人が、プライベートでもモテモテながら堂々交際宣言したばかりのクロエ。解禁となった場面写真からもわかるように、本作では、一人の男の人生を狂わせる妖しい女性を演じている。いまや大注目の若手俳優のひとり、タイに時にしなだれかかり、時にキスを迫るも、彼はタジタジ!!クロエは、本作について「次に起こることが全然予測がつかないの、わかる?こちらが『きっとここがクライマックスね』と思って気を抜いた瞬間に、全然予測しないことがやってくるの。でも、その展開がとても巧妙に描かれているのから、どんなに残酷なことが起こったとしても、その続きを知りたくなるわ」と意味深なコメントを寄せている。強引で、艶っぽい小悪魔的な魅力を放つ本作のクロエに、目が釘付けになりそうだ。『ダーク・プレイス』は6月24日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月14日過激なイスラーム原理主義の影響で衰退の危機に立たされたパキスタンの伝統音楽が、ジャズの世界と大胆な融合を果たすドキュメンタリー『ソング・オブ・ラホール』。このほど、馴染みのあるジャズの名曲「テイク・ファイヴ」が、伝統楽器によって奇跡の変身を遂げていく予告編が、シネマカフェにて解禁となった。長い歴史と豊かな文化を誇るパキスタン・イスラム共和国の街ラホール。イスラーム原理主義の影響で音楽文化は衰退し、伝統音楽家たちは転職を余儀なくされた。危機感をつのらせた彼らは聴衆を取り戻すため、畑違いのジャズに挑戦し世界に打って出る!伝統楽器を用いてカバーし、ネットにアップした「テイク・ファイヴ」のプロモーション映像はまたたく間に世界を駆け巡り、100万を超えるアクセスを記録。その噂を聞きつけ、天才トランペット奏者のウィントン・マルサリスの招待で、彼が率いる本場NYのビッグバンドと共演することになるが…。本作は、故郷ラホールからニューヨークへ、パキスタンで文化や芸術が委縮し続ける中、居場所を取り戻すため立ち上がった「サッチャル・ジャズ・アンサンブル」の超絶演奏が世界中を虜にするまでの紆余曲折を追うドキュメンタリー。監督は、本年度2度目のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞したパキスタンが誇る女性監督シャルミーン・ウベード=チナーイと、ニューヨーク在住のアンディ・ショーケンが務め、音楽への情熱と愛にあふれる彼らの人生と圧巻の演奏をカメラに収めていく。今回解禁された予告編には、自国に音楽を披露する場が少なくなっていく中で、パキスタンの伝統音楽を守ろうとする熟練音楽家たちが、畑違いのジャンルであるジャズに挑戦し、世界に打って出ていく姿が描かれる。だが、同時に、なかなか本場NYジャズとうまく融合できない彼らの焦りも伝わってくる。マルサリスによる「ジャズも虐げられた者たちの音楽」とのコメントとともに、彼らが奏でるパキスタン音楽の素晴らしい音色や、画期的な挑戦、そして圧倒的な演奏力が垣間見え、音楽の楽しさや高揚感が伝わる予告編。特に、パキスタンの伝統楽器でアレンジされたジャズの名曲「テイク・ファイヴ」は必聴だ。『ソング・オブ・ラホール』は8月13日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日欧米各地を身軽に行き来し、独特の哲学に基づく珠玉作の数々を発表してきたウディ・アレン監督待望の最新作『教授のおかしな妄想殺人』。6月に日本でも公開することが決定しているが、この度、ヒロインのエマ・ストーンが劇中で披露するキュートなファッションを身にまとった劇中ショットが到着した。夏の日差しがきらめくアメリカ東部の大学に赴任してきた哲学科教授のエイブは、真っ暗闇の中を生きていた。人生の意味を見失った彼は、慢性的に孤独な無気力人間になってしまったのだ。ある日、迷惑な悪徳判事の噂を耳にしたエイブは、自らの手でその判事を殺すという完全犯罪に夢中になっていく。かくして“奇妙な目的”を発見した途端、あら不思議、エイブの毎日は鮮やかに彩られ、身も心も絶好調に一変する。一方、エイブに好意を抱く教え子ジルは、彼の頭の中におかしな妄想殺人が渦巻いているとはつゆ知らず、燃え上がる恋心を抑えられなくなり…。本作は、“人はなぜ生きるのか?”と、そんな究極の命題をはらむダーク・コメディ。奇抜なストーリー展開の中に人間の不条理さと滑稽さが入り混じり、ウディ・アレン流の皮肉なユーモアが炸裂する逸品だ。主演は『her/世界でひとつの彼女』に出演し、今回がウディ監督と初タッグを組んだ個性派俳優、ホアキン・フェニックス。一癖も二癖もある哲学教授・エイブを魅力的に演じている。さらに『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのエマは、教授に惹かれていくヒロインの女子大生・ジルを、ウディ監督の新たなミューズとして存在感たっぷりに演じている。このほど解禁となったのは、本作の劇中ショット。本作でエマは、なんと24パターンものコーディネートを披露しており、そんなウディ・アレン作品のキャラクターらしいキュートなファッションを身にまとった写真が一部到着した。前作の『マジック・イン・ムーンライト』では1920年代南仏のレトロなルックを披露したエマだが、今回演じるのは大学生。前作のようなロマンティックなドレスではなく、現代の若者ファッションを様々なバリエーションで着こなしている。シンプルですっきりとしたコーディネートは、プレッピー過ぎず、気取らない装いから普段の平日の着まわしの参考にもできそう。人生の不条理を独特の哲学で描いた本作。ストーリー展開だけでなく、ファッションを楽しむ映画としても注目を集めそう。今年のSSコーディネートは、エマのファッションに習ってみては?『教授のおかしな妄想殺人』は6月11日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月13日ホラー映画界で活躍するジェイムズ・ワン監督が、再び実話恐怖事件を描く『死霊館 エンフィールド事件』。このほど、“史上最長期間続いたポルターガイスト現象”として記録に残る最恐事件が明らかになる、戦慄の予告編映像とポスタービジュアルが解禁となった。全世界興収350億円超えの大ヒットを記録した前作『死霊館』から3年、オリジナルキャスト&スタッフが再び結集し、心霊史最大の怪奇現象(ポルターガイスト)である“エンフィールド事件”をテーマにする本作。解禁となった予告編では、心霊研究家・ウォーレン夫妻が耳を傾けるテープレコーダーから、不気味なしゃがれ声が聞こえてくる。2人は「認知症の老人?」と尋ねるが、神父からは「この声の主は11歳の少女だ」と驚愕の一言が。早速、少女のいる英国エンフィールドに向ったウォーレン夫妻。これまで多くの修羅場をくぐり抜け、邪悪な存在に対峙してきた2人も、「これは危険すぎた」と回顧するほどの衝撃的事件。今回、怪奇現象の被害に遭うのは、4人の子どもたちとシングルマザーだ。やがて、突然豹変する少女ジャネット、廊下の奥に建つ謎の存在…。部屋中に貼られた十字架は逆さになり、暗闇から謎の存在が襲いかかってくる!さらに、部屋に閉じ込められたジャネットが何者かに引きずり込まれるシーンなど、“ホラー・マスター”ワン監督ならではの「これでもか」という恐怖演出が乱れ打ち!併せて、窓枠に立つ少女ジャネットと、それを見つめる心霊研究家ロレイン・ウォーレンが握りしめるロザリオが大きく配置されたポスタービジュアルも解禁。「その日、世界は初めて心霊現象(ポルターガイスト)を信じた」というキャッチコピー、その右端に目を向けると、暗がりの中に…。未だ謎に包まれたストーリーに期待が高まるも、心霊史に残る悪名高き正真正銘の実話に身震いせずにはいられない、予告編とビジュアルに仕上がっている。『死霊館 エンフィールド事件』は7月9日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日「白雪姫」をベースにした、ファンタジー・アクション大作『スノーホワイト/氷の王国』。このほど、本作で描かれる幻想的な世界観と邪悪な姉妹の確執について、シャーリーズ・セロンやエミリー・ブラント、クリス・ヘムズワース、ジェシカ・チャステインといった豪華メインキャストが語る特別映像が解禁となった。本作は、スノーホワイトが生まれる前の物語からはじまり、「白雪姫」の背後に隠された禁断の物語が繰り広げられていく。映像では、本作で引き続き、邪悪なラヴェンナ女王を演じるシャーリーズが「前作の世界を広げられて嬉しい」と語り始める。幻想的な世界をさらに展開させ、緑の生い茂る壮大な景色、魔法の森や変わった生き物、映画のタイトルになった氷の王国の姿など、その世界観の魅力についても、ハンターのエリック役を続投する演じるクリスが熱く語っていく。そして、本作で初登場となり、物語のカギの握るラヴェンナ女王の妹・フレイヤを演じるエミリーが「姉妹対決の火花が散る」と明かす。映像の中では、姉妹らしくラヴェンナと仲睦まじくチェスをして楽しんでいる様子や我が子を抱え笑顔を見せるフレイヤは、我が子を失うという悲劇によって、氷の魔法の力に目覚めてしまう。以前のような笑顔は消え失せ、氷のように冷え切った表情のフレイヤ。それまで仲の良かった姉妹は別々の道を歩み、氷の王国を築いたフレイヤは最強の軍隊を作り上げ、エリックやジェシカ演じる戦士のサラたちが暮らす王国の女王となったのだ。また、前作でスノーホワイトとエリックの手によって滅ぼされたはずのラヴェンナは、本作で復活を果たし、妹・フレイヤを利用しながら魔法の鏡の力で世界征服を目論む。だが、映像の終盤では、“女王はただ1人”と言い争い、姉妹が火花を散らして不穏な空気が漂う場面も…。エリックたちは、この世で一番美しく、邪悪で強大なパワーを有する姉妹を止めることができるのか?その圧倒的な映像美とともに、物語の行方がますます気になるばかりだ。『スノーホワイト/氷の王国』は5月27日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日先日のロンドンプレミアに、ジョニー・デップやミア・ワシコウスカ、製作のティム・バートンらが集結した『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。このほど、アリスやマッドハッターなどおなじみの人気キャラクターたちが、美しいワンダーランドの世界に現れるビジュアルが解禁となった。悲しい過去に心を奪われたマッドハッターを救うため、時間をさかのぼるアリスの冒険を描くファンタジー・アドベンチャーとなる本作。アリスと仲間たちを待ち受けるのは、秘められた真実と、“時間の番人”との戦いだった――。想像を超えた映像美で「不思議の国のアリス」のその後を映画化し、日本をはじめ世界的ブームを巻き起こした『アリス・イン・ワンダーランド』。その待望のシリーズ最新作となる本作では、『アリス・イン・ワンダーランド』の“はじまり”を描いた物語が展開され、チェシャ猫や、赤と白の女王といった人気キャラクターたちの謎に満ちた幼年期の驚くべき“秘密”も初めて語られる。このたび解禁となったビジュアルでは、季節を感じさせる色彩豊かなアンダーワールドが広がり、ミア演じるアリスを中心に、マッドハッターのジョニー、白の女王のアン・ハサウェイ、赤の女王のヘレナ・ボナム=カーター、“タイム”のサシャ・バロン・コーエンと、チェシャ猫、白うさぎ、双子のトウィードルダムとトウィードルディーら個性的な人気キャラクターが集結。さらに、ユニークな形の建物や植物がより一層、不思議な世界観を際立たせ壮大な物語を想像させるビジュアルとなっている。今回監督を務めたジェームズ・ボビンは、もともとアリスの世界のファン。「地理に関して、僕らはこれまでアンダーランドを十分には探検していない。だから、僕がやりたいと思うようにデザインを選ぶことができ、それをどのようにあの世界に持ち込むかを選べたんだ」と明かす一方で、「ティムの美しくクリエイトされた世界観はかなり引き継いだよ」と語る。ティム・バートン独特の世界観に、映画『マペッツ』などを手掛けてきたボビン監督が得意とするポップな要素の融合には、期待が高まるばかり。また、アカデミー賞受賞をしてきた衣装デザイナーやメイクアップ&ヘアーデザイナーなど、一流の製作スタッフ陣が集結した煌びやかなキャラクターたちの姿も楽しみだ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日本年度アカデミー賞にて作品賞、主演女優賞、脚色賞の3部門にノミネートされ、主演を務めたシアーシャ・ローナンの新たな代表作となった『ブルックリン』。このほど、故郷アイルランドとニューヨーク・ブルックリンの2つの“故郷”と、2人の男性との間で揺れ動く女性を好演したシアーシャの姿がまぶしい、待望の予告編映像が解禁となった。1950年代。アイルランドの小さな町に住むエイリシュ(シアーシャ・ローナン)は、美人でキャリアウーマンの姉とは対照的に、大人しく目立たない存在だった。しかし、彼女の将来を案じる姉の勧めで、ニューヨークへ渡米することを決める。彼女を待ち受けていたのは、生まれ育った小さな町とはあまりに違う生活。激しいホームシックに陥りながらも、彼女を取り巻く人々との交流、そしてイタリア系移民のトニーとの恋が彼女を変える。新生活にとまどいながらも自信を身につけ、驚くほど洗練された女性に変わっていく彼女が選んだ未来とは――。本作で主演を務めるのは、ジョー・ライト監督『つぐない』で13歳にしてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、『ラブリーボーン』(ピーター・ジャクソン監督)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(ウェス・アンダーソン監督)、さらにライアン・ゴズリング初監督作『ロスト・リバー』など、さまざまな映像作家に気に入られ、幅広い作品に出演してきたシアーシャ。アイルランドを離れ、新天地ニューヨーク・ブルックリンで暮し始める主人公エイリシュは、ニューヨークで生まれ、アイルランドで育った自身とも重なる部分が多い、新たな代表作となった。予告編では、都会に馴染めずホームシックになりながらも、姉の手紙を支えにニューヨークの高級デパートで働きはじめ、やがてトニーと巡り会い、みるみる変わってゆく彼女の輝く表情が印象的。さらに、そんな彼女の姿をレトロシックで鮮やかなファッションが彩っている。だが、あることがきっかけで、決意を持って離れた故郷に再び戻ることになったエイリッシュ。懐かしい家族や友人の優しさと運命的な再会に彼女は揺れる。『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』や海外ドラマ「SMASH/スマッシュ」のエモリー・コーエン演じるトニーと、『アバウト・タイム愛おしい時間について』から『レヴェナント:蘇えりし者』まで活躍著しいドーナル・グリーソン演じるジムとの、“2つの愛”にも悩む。「故郷も愛も2つはもてない――」自分の人生にとって、本当に大切なものを選ぶことに直面するエイリシュ。さまざまな出会いと運命に翻弄される彼女の成長が丁寧に描かれる中、彼女がたたえるまっすぐな眼差しは、現代を生きる女性の背中をそっと押してくれ、自分の未来を自身で選び掴みとる、新しくも普遍的なヒロインの姿となるはずだ。『ブルックリン』は7月1日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日オランダの大富豪がある奇想天外な旅行代理店と関わったことから巻き起こる騒動と、人生の素晴らしさを描く、ちょっぴりブラックでチャーミングなコメディ『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』。本作から、素敵なダンスシーンの本編映像がシネマカフェに到着。合わせて、ダンスシーンを観るだけで心が弾む、素敵な映画をピックアップしてみた。顧客の“あの世行き”を手助けする代理店に自分の死を依頼した主人公ヤーコブと、その代理店で偶然出会ったアンネ。今回到着したのは、そんな大人の男女が惹かれ合いながらも、胸をしめつけられるような“最後のとき”について語り合い、2人でダンスをするシーンだ。広大な敷地にあるお城に住み、アストン・マーチンなど高級車を何台も所有しているが、一切感情を持ったことがなかったヤーコブ。アンヌと出会い、失った感情をとりもどしたものの、やっぱり奥手でシャイな彼は、このシーンでも口数少なく、感情的な言葉もまったく口にしないが、社交ダンス未経験のアンヌを優しくエスコートする姿からは、彼女を心から想っていることが伝わってくる映像となっている。使用されている曲は、タンゴの巨匠アストロ・ピアソラ作曲の「オブリビオン(忘却)」。普段おとなしめの男子も、自分の感情を素直に表現することができるダンス、しかもタンゴとあって、リードにまわり攻めの表情を見せるヤーコブの姿は、それまでとの“ギャップ”を感じさせるシーンとなっている。また、本作のほかにも、ダンスシーンが素敵な映画は傑作と呼ばれる作品が数多い。■『最強のふたり』事故で首から下が麻痺してしまった富豪のフィリップと破天荒な介護人ドリスの友情を描き、日本でもロングランヒットとなった。この作品のダンスシーンといえば、フィリップの誕生日、ドリスが「アース・ウィンド・アンド・ファイアー」の「ブギー・ワンダーランド」をかけて楽しげにダンスを披露する場面だ。オマール・シー演じるドリスのノリノリなダンスもさることながら、フィリップ役のフランソワ・クリュゼの演技も素晴らしい。目線や表情だけで、自分も一緒になって踊り、楽しんでいる様子を見事に表現。育ちも文化も違う2人が心を通わせ合っていることが伝わる名シーンだ。■『(500)日のサマー』建築家を志すも現状に甘んじているトム(ジョセフ・ゴードン・=レヴィット)と、彼が恋したサマー(ズーイー・デシャネル)との500日の出来事を軽快に描くビターでスウィートなラブコメディ。サマーとついに一夜を共にしたトムが、翌朝、天にも昇る気持ちで「ホール&オーツ」の「You Make My Dreams」に乗って、街中の人たちとフラッシュモブさながらにダンスをするシーンが印象的だ。トムの浮かれっぷりは、大好きな女性とようやく結ばれた男のハピネスを体現し、世の男性たちの共感を得るとともに、女性たちから見てもキュートで、微笑ましい気持ちになると話題を呼んだ。■『ハッピーフィート』歌でハートを伝える皇帝ペンギンの中で、音痴だが、タップダンスの才能は飛びきりにあふれた主人公・マンブルの冒険を描くCGアニメーション。マンブルが未知の世界で新たな仲間たちと友情を築き、冒険を通して成長したことで、ようやくペンギンの世界で認められ、仲間たちと歌って踊るシーンは必見。こちらも「ブギー・ワンダーランド」が使われている。モーション・キャプチャー技術を駆使し、ペンギンたちのダンスは一流のダンサーや振付師の動きをそのまま再現。2万5000羽のペンギンたちが一体となってダンスをする姿は圧巻。ちなみに、エンディングを飾る「Song of the Heart」はプリンスが書き下ろしている。いずれも、オリジナリティあふれるチャーミングな物語を、ダンスがいっそう盛り上げてくれるものばかりだ。『素敵なサプライズブリュッセルの奇妙な代理店』は5月28日(土)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日フランス映画の金字塔にして恋愛映画の最高傑作『男と女』(‘66)で知られる、クロード・ルルーシュ監督が、『アーティスト』のジャン・デュジャルダンを主演に大人の恋愛模様を描く『アンナとアントワーヌ愛の前奏曲(プレリュード)』。このほど、本作の公開が9月3日(土)に決定、6月の「フランス映画祭」にて上映されることも決まった本作から予告編が解禁となった。舞台は、インド。映画音楽家のアントワーヌ(ジャン・デュジャルダン)は、自分が作曲してきた映画の主人公のように、飄々とユーモアにあふれた人生を謳歌していた。そんな折、“ボリウッド”版『ロミオとジュリエット』作品の製作のためにインドを訪れた彼は、フランス大使の妻アンナ(エルザ・ジルベルスタイン)と出会う。愛する夫との間に子どもを授かりたいと願う彼女は、伝説の聖母アンマに会うためにインド南部の村まで旅に出ると言う。多忙なアントワーヌもしばしの休養を求め、アンナを追って2日間の旅に出かけることを決めるが…。異国情緒たっぷりのインドでのつきない会話から、互いにパートナーのいる男と女が魅かれ合っていく物語。『男と女』『白い恋人たち』『愛と哀しみのボレロ』のクロード・ルルーシュ監督と、ルルーシュ作品の音楽を数多く手がける作曲家フランシス・レイという、フランスを代表する名コンビが再びタッグを組み、大人の恋愛模様の“最終章”を創りあげた。今回解禁となる予告編映像では、華やかな晩餐会の場所で、フランス大使の妻であり、全てを手に入れたように見えるアンナと、パリに恋人を残しインドにやってきた才能あふれる映画音楽家アントワーヌが出会うシーンから幕を開ける。愛する夫との間に子どもを授かることを願い、「私は奇跡を信じるの」と巡礼の旅に出ることを打ち明けるアンナ。多忙を極めていたアントワーヌは、アンナの夢を見たことから彼女を追って旅に出ることを決めるが、大人の恋の始まりを予感させる情緒あふれる映像が繰り広げられていく。ニューデリー~ムンバイ~ケーララへと、美しい風景の中をたどる列車旅行で、次第に惹かれ合うようになる2人。鮮やかな色があふれるインド各地で出会う人々、ガンジス川での沐浴、伝説の聖母アンマの村など、見ているだけで思わず旅に出たくなってきそうな風景の中で交わされる、軽妙で機知に富んだ男女の会話は、舞台こそインドであれ、まさにフランス恋愛映画。働き盛りの大人の男の色気あふれるアントワーヌを自然体で演じる『アーティスト』のデュジャルダンと、輝く大人の女性の魅力あふれるアンナを演じる『ずっとあなたを愛してる』『モディリアーニ 真実の愛』のエルザ・ジルベルスタインとの、大人の“化学反応”にも注目だ。『アンナとアントワーヌ愛の前奏曲』は9月3日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日世界40か国語以上で翻訳され、全世界3,500万部の売上を誇るベストセラーを映画化した『パディントン』が8月3日(水)、BD&DVDで発売が決定。パディントンと暮らすことになるブラウン家長女ジュディ役の日本語吹き替えを務めた三戸なつめのコメントが到着した。すでに続編制作も決定している『パディントン』は、愛すべき小さなクマの笑いと冒険の感動ストーリー。本国イギリスでは『アナと雪の女王』の驚異的なオープニング記録を抜いて、ヨーロッパ、アメリカへとヒットの波が拡大して全世界で興行収入が320億円を超す特大ヒット作に。松坂桃李をはじめ、日本語吹き替えの超豪華メンバーも話題を集めた。三戸さんは、「パディントンは勇気があってとても思いやりのあるくまです!小さいころに絵本で読んでいて可愛いパディントンにいつか出会いたいなって思っていました!私はジュディという女の子の役を演じさせていただいたんですが、なんとクマ語に挑戦しています!みなさんもDVDを見て是非『クマ語』を練習してくださいね!」とコメント。また、「最初反抗期でキモい!って言葉が口癖だったので、パディントンにキモいって言うのはすごく気が引けました。笑」と本音を明かした上で、「最初は皆さんもジュディの事をなんだこの子は!?って思うかもしれませんが、変わっていくジュディの心境も注目して観ていただけたら嬉しいです!」と鑑賞アドバイス。ジュディの成長にも注目して。『パディントン』のブルーレイ&DVDは8月3日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日『ハリー・ポッター』の監督・スタッフによって、全く新しいアクション・エンターテイメント大作として生まれ変わる『ターザン:REBORN』。7月に日本でも公開されることが決定している本作だが、この度、主人公・ターザンの日本語吹き替え版声優に、俳優・桐谷健太の起用が決定した。なお桐谷さんは、本作が実写声優初挑戦となる。すべてを手に入れた英国貴族、そして美しき妻と裕福な暮らし送る男・ジョン。彼の別の名は“ターザン”。 産まれて間もなく国の反乱に巻き込まれ、コンゴのジャングルで動物たちに育てられたのだった。スマートにしてワイルド、そのアンバランスな魅力を備え持つターザンは、英国政府でも一目置かれる存在だった。ある日、政府の命により、外交の為に妻・ジェーンとともに故郷へ戻る。しかしそれはターザンに仕向けられた罠だった。故郷は侵略され、ジェーンはさらわれてしまう。愛する妻と故郷を救うため、持てるものを投げうちジャングルに戻ることを決意するターザン。果たしてターザンは、己の野生を呼び覚まし、すべてを取り戻すことが出来るのか――?監督は『ハリー・ポッター』シリーズ後期4作品を手掛けた、デヴィッド・イェーツ。知的かつワイルドなターザンを演じるのは、194cmの恵まれた肢体を持ち「世界で最もハンサムな顔100人」の常連でもあるイケメン俳優、アレクサンダー・スカルスガルドが好演。そして、ターザンの妻・ジェーンには『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』『フォーカス』のマーゴット・ロビー。そのほか、悪人を演じると右に出る者はいないオスカー俳優クリストフ・ヴァルツや、狂気と愛嬌の振り幅で惹きつけるサミュエル・L・ジャクソンが脇を固めている。そして今回、桐谷さんが挑戦するのは、アレクサンダー扮する従来のイメージと常識を覆す“英国貴族のイケメンすぎる”ターザン。桐谷さんは、数多くの話題作に出演するだけでなく、2015年CM好感度ランキング年間首位に輝く「三太郎」シリーズで“浦島太郎”を演じ大ブレイク。CMで披露した「海の声」は、楽曲視聴でYouTubeなどサブスクリプションサービス合わせ、トータル4,000万回、楽曲配信で70万ダウンロードを突破するなど、映画、ドラマ、音楽の世界を縦横無尽に活躍。従来のイメージを一新するキャラクター像を作り上げたその実力、溢れるワイルドな雰囲気、人間味ある魅力、美しく健康的な体を武器に全身で新たなターザンに挑む。本作が実写声優初挑戦となる桐谷さんは、なんとオファーを受けた翌日に快諾。そして、 「あの誰もが知っているターザンの声をやらせて頂けるということで、気合いはもちろん、今から自然をもっと身体にまぶして、実写に負けないワイルドでパワフルなターザンの声を演じたいと思います!」 と熱いコメントも寄せた。そして本作の監督デヴィッド、プロデューサーのデヴィッド・バロン(『ハリー・ポッター』シリーズ、『シンデレラ』)からも桐谷さんに向けてコメントが到着。「桐谷健太さんが日本のターザンになってくれて嬉しいよ!時代を超越して愛される『ターザン』が本作では新たに生まれ変わる。我々は桐谷さんが日本の皆様に新たなターザンの魅力を届けてくれることを確信しているよ!」と期待寄せるメッセージ。圧倒的スケールで描かれるジャングル、幻想的にしてリアルな世界観、最先端の技術による動物たちとのアクション。そして驚異の身体と、あのジャングルを縦横無尽に飛び回るターザン・アトラクション。“海の声”から“山の雄たけび”へと変えて挑戦する桐谷さんの熱演に期待していて。『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D同時公開。(cinemacafe.net)
2016年05月13日『月に囚われた男』『ミッション:8ミニッツ』で高い評価を得た、故デヴィッド・ボウイの息子でもあるダンカン・ジョーンズ監督が、世界的大ヒットゲームの映画化に挑む『ウォークラフト』。このほど、本作に登場する10名のキャラクターたちが勢ぞろいする豪華ビジュアルが解禁となった。『ロード・オブ・ザ・リング』から15年、ファンタジーの歴史に新たな名を刻む超大作となる本作。舞台となるのは、剣と魔法の世界“アゼロス”。長きにわたり平和な時代が続いていたアゼロスには、悪しき勢力が迫っていた。その者たちとは、滅びゆく故郷“ドラエナー”を捨て、新たな定住地を求めるオークの戦士。オークたちは、世界と世界をつなぐ異次元の入口“ダークポータル”を開き、異世界へと侵略を始めていた。人間たちはアゼロスを守るため、強力な魔力を持つガーディアン、メディヴ(ベン・フォスター)の力を借り、オークとの全面戦争を決意する。しかし、アゼロスの騎士ローサー(トラヴィス・フィメル)は人間とオークのハーフ、ガローナ(ポーラ・パットン)と協力し全面戦争を避けようと試みる。一方、人間との戦いに疑問を持っているオーク、デュロタン(トビー・ケベル)も争いを避け、一族を守るために人間と手を結ぶことを決断するのだが…。果たして、この壮絶な戦いの先に待つ結末とは――。ブリザード・エンターテイメントが提供する、ギネス世界記録を持つ超人気ゲームを原案とする本作。その「ウォークラフト」の世界をスクリーンに再現するため、『ジュラシック・ワールド』のレジェンダリー・ピクチャーズが製作、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などで圧倒的なVFX効果を生み出したILM(インダストリアル・ライト&マジック)が特殊効果に参加。人間(ヒューマン)、オーク、ドワーフ、エルフなど、数多の種族が、国や一族、そして愛する者を守るため、生死をかけた決断を迫られる壮大な物語が圧倒的な映像クオリティで描き出される。今回解禁となったのは、その世界を生きる10名のキャラクタービジュアル。荒廃した世界を捨て、新たな定住地を求めるオークを中心とした組織“ホード”、アゼロスに定住する人間を中心とした組織“アライアンス”。この2つの組織に属するオークや人間たちには通り名があり、それぞれ生きるための使命を背負っている。本作の主人公オーク族のデュロタンは、平和のために人間と共存する道を選ぼうとし、「反逆者」となる。一方、“アゼロス”の騎士ローサーは全てを犠牲にしてでも人々を守ろうとするが、息子をオークに殺され怒りに燃える「軍神」と化す。そのほか、あらゆる魔術を使いこなす魔法い、混血のサバイバー、侵略者となった堕落したシャーマン、骨をも砕くハンマー使いなど、異なるステータスを持つ10名のキャラクターの姿に、彼ら1人1人のドラマが浮かび上がり、壮大な世界を舞台にした闘争の行方が気になるビジュアルとなっている。『ウォークラフト』は7月1日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月12日2015年「カンヌ国際映画祭」にて主演男優賞(ヴァンサン・ランドン)を受賞し、フランスで100万人動員の大ヒットとなった社会派ドラマ『La Loi du Marche』が、邦題『ティエリー・トグルドーの憂鬱』として8月27日(土)より日本公開されることが決まった。ティエリーは、50歳を越え、エンジニア一筋で働いていた会社から集団解雇された。当初はストライキを起こしてでも闘うと仲間に息巻いていたが、結局、会社を辞め職安に通うことに。頑固な彼はいまさら、就職面接を受けても上手く対応することができない。就職訓練の場でも、年の離れた若者からその頑なさを容赦なく指摘されて、面目をなくす。そんな彼の唯一の救いは、妻と身体障碍を抱えた息子の存在。家族と過ごすときは、世間の厳しさを忘れることができた。やがて、スーパーの警備員の仕事に就くことができたティエリー。希望していたエンジニアの仕事ではないが、そんなことは言っていられない。しかし、彼は新たな職場で、買い物客だけでなく自分の同僚たちまで不正をしていないかを監視し、発見した場合には告発しなければならないことを知る。ある日、告発によって、従業員の1人が自殺、彼は会社側の対応に疑問を覚えるが――。年老いた母と息子の最期の日々の交流を描いた感動作『母の身終い』のステファヌ・ブリゼ監督と、フランスを代表する名優ヴァンサン・ランドンが再び組んだ本作。自らのプライドと社会のしがらみの中で板挟みになり、やがて現実のために身を落としてゆく中年男に扮し、重厚な演技で観る者を魅了したランドンは、フランス「セザール賞」でも主演男優賞を受賞した。このたび解禁されたポスターも、そんなランドンのどこか重苦しい雰囲気と、家族を抱えながら板挟みになる“憂鬱”をまさにそのまま閉じ込めたようなビジュアルとなっており、彼の視線がいったい何を捉えているのか、その佇まいに思わず引き込まれてしまう雰囲気を放っている。ドキュメンタリーのような、淡々とした冷徹なカメラの元、圧倒的存在感を焼き付ける彼の演技は、昨年のカンヌで批評家の絶賛を受け、主演男優賞を受賞するとともにブリゼ監督もエキュメニカル審査委員賞を獲得している。現代を生きる人に投げかける社会派人間ドラマを、ぜひ楽しみにしていて。『ティエリー・トグルドーの憂鬱』は8月27日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月12日