春先から新緑の季節を楽しもう「淀川マラソン&ウォーク 2024」は、2024年3月17日(日)に大阪府(大阪市・守口市)で開催します。淀川の左岸と右岸両方の景色を十分堪能できるコースで普段は渡ることのできない淀川大堰(よどがわおおぜき)を走ることができます。大会には、バルセロナオリンピック銀メダル、アトランタオリンピック銅メダルを獲得した有森裕子さんの来場が決定。ランナーの応援に駆けつけてくれます。開催概要開催場所は淀川河川公園外島地区陸上競技場。種目はフルマラソン、ハーフマラソン、3km、ウォーク(12km)。参加費はフルマラソンが6,800円、ハーフマラソンが5,300円、3kmが1,500円、ウォークが2,000円(親子ペアは1組3,000円)、Tシャツ付エントリーは1人1,500円増しとなります。当日の受付はなく、ナンバーカードや計測チップなどは事前に郵送されます。大阪淀川流域の緑と自然を堪能しよう同大会のコースは淀川の両岸を往復するため、普段は立ち入り禁止エリアを通行することができます。高低差はほぼなくフラットなコースなので、記録を狙いたいランナーからウォークまで多くの人が楽しめる大会です。(画像は公式サイトより)【参考】※「淀川マラソン&ウォーク 2024」大会公式サイト
2024年01月23日淀川河川公園管理センター、京阪ホールディングス株式会社は、株式会社アオキカヌーワークス、株式会社ソトアソ、大阪水上バス株式会社、特定非営利活動法人枚方文化観光協会と連携して、淀川河川公園枚方地区で「ひらかたアウトドアくらわんか」を10月7日(土)、8日(日)に開催いたします。当イベントでは「みんなで“ソト遊び”を楽しむ家族の時間」をテーマとした様々なプログラムを提供することで同公園枚方地区及び周辺地域の活性化と賑わいを創出します。また、10月7日(土)は「まみたんフェスタ枚方」を同時開催し、おいしいグルメにダンスステージ、子どもの習い事、撮影会など、ご家族で楽しめるブースを展開します。■ひらかたアウトドアくらわんか概要●開催場所:淀川河川公園枚方地区(京阪電車「枚方公園駅」徒歩約10分)他●開催日時:2023(令和5)年10月7日(土)、8日(日)10:00~16:00●主催:淀川河川公園管理センター、京阪ホールディングス(株)、(株)アオキカヌーワークス、(株)ソトアソ、大阪水上バス(株)、(特非)枚方文化観光協会●協力:枚方市●主な開催内容※詳細は別紙をご参照ください。申込状況は淀川河川公園HP( に掲載。のりものあつまれ!はたらくくるま、よどがわこどもスポーツスクール、手ぶらでBBQ、SUP体験、ラート体験会、カヤック体験、ラフティングボート体験、パラグライダー浮遊体験、ミニクルーズ、かけっこ教室、生きものふれあいコーナー、こども自転車教室、ネイチャーヨガ体験他■参考画像こどもスポーツスクールカヤック体験・ラフティングボート体験手ぶらでBBQパラグライダー浮遊体験のりものあつまれ!はたらくくるまミニクルーズ貴社におかれましては、日頃より淀川河川公園の広報にご協力いただき、誠にありがとうございます。淀川河川公園では「ひらかたアウトドアくらわんか」を開催することになりました。ご多忙中のこととは存じますが、取材ならびに記事掲載のほどよろしくお願い申し上げます。■配布先:大阪府政記者クラブ、枚方市政記者クラブ、関西レジャー記者クラブ、枚方つーしん、枚方子育て通信haru、青灯クラブ、近畿電鉄記者クラブひらかたアウトドアくらわんか1ひらかたアウトドアくらわんか2 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月04日十三【味処鷹やん】十三【ふかどん・ふぐどん本店】十三【和風居酒屋いやさか】十三【炉ばた焼十三船番所】塚本【酒鮮やっちん】十三【味処鷹やん】オシャレな空間で、新鮮な魚介を使った料理を存分に味わうカジュアルでオシャレな雰囲気に包まれた空間十三駅から徒歩3分、大通りから少し入った場所にある、隠れ家的な雰囲気も魅力の居酒屋。外に設置されている生簀が示すとおり、自慢は全国各地から仕入れる新鮮魚介。お造り、寿司、鍋など全100種類以上のメニューがそろっています。奥には小上がりも用意されているので、小さなお子さま連れの方も安心。コンセントや端末ごとの充電器が各席に設置されているのも、うれしい心遣いです。夏には夏の食材で味わう、魚介の旨みが堪能できる『よせ鍋』季節ごとの新鮮な魚介や、産地直送の旬食材を使った料理がラインアップ。日替わりのオススメメニューもあり、今日はどんな味に出合えるのか、訪れるたびにワクワクします。季節ごとの食材がたっぷり入った『よせ鍋』や、店主・古本氏イチ押しの『茶わんむし(数量限定)』、プリプリの食感がクセになる『泳ぎアジの姿造り』などを囲みながら、楽しい会話に花を咲かせてください。味処鷹やん【エリア】十三/塚本【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】3000円【アクセス】十三駅 徒歩3分十三【ふかどん・ふぐどん本店】鮮魚店ならではの新鮮さ!本格ふぐ料理もリーズナブルに愉しめる肩ひじ張らずにゆっくりくつろげる雰囲気が大きな魅力その外観から料理への期待が膨らむ【ふかどん・ふぐどん本店】があるのは、十三駅東口を出てすぐのところ。黒門市場に鮮魚店を構える【深廣】が運営する居酒屋だけに、新鮮な魚介類をリーズナブルにいただけるのが大きなポイント。夏は鱧料理で宴会、冬はふぐ鍋でほっこりとなど、季節に応じて旬の味が楽しめる大衆酒場です。どこか懐かしいレトロな雰囲気が、くつろぎ感も演出してくれます。『刺身盛り合わせ(5種造り盛り)』など、黒門市場の鮮魚店だからこその逸品が並ぶ季節ごとの旬の魚介類を、最もおいしい方法で調理。例えば、お刺身。切り口一つで食感や味が変わると言われる繊細なひと品だけに、素材の鮮度はもちろん、切り方や盛付けにも料理人のこだわりが光ります。オリジナルメニューの『名物!ちからみそ』や高級食材のふぐを食べ尽くせるコース料理など、日本酒や焼酎と一緒にじっくり味わってみたい逸品が並びます。ふかどん・ふぐどん本店【エリア】十三/塚本【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】3000円【アクセス】十三駅 徒歩1分十三【和風居酒屋いやさか】落ち着いた雰囲気でゆったりと寛げる、大人の隠れ家風居酒屋木を基調とした温かみのある店内には、カウンター席や個室も用意十三駅から東へ徒歩2分のところにある、落ち着いた大人の隠れ家的な一軒。旬の食材を使用した料理を、手頃な価格で心ゆくまで楽しむことができるお店です。白い暖簾をくぐると、そこに広がるのは木を基調とした温かみのある空間。広々としたカウンター席やテーブル席に加え、12名まで利用できる座敷個室も完備。お一人様はもちろん、デートや仲間と一緒など、さまざまなシーンに対応してくれます。身が太くて分厚い穴子をあぶった、店一番の人気メニュー『伝助穴子』四季折々、季節によって変わるメニューは品数も豊富。その中でも、一番の人気メニューが『伝助穴子』。香ばしくあぶった皮目が身の味を引き立て、穴子の旨みを堪能できる名物料理です。さっぱりといただける『和牛たたきのわさびおろし和え』や、季節の鍋も楽しめる『会席風コース』などもオススメ。ほかにも、メンバーや予算などに合わせて選べる、多彩なコースが用意されています。和風居酒屋いやさか【エリア】十三/塚本【ジャンル】海鮮料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】十三駅 徒歩2分十三【炉ばた焼十三船番所】味も雰囲気もコストパフォーマンスも抜群!気の合う仲間と集いたい店心落ち着く雰囲気に包まれながら、至福の時間が過ごせる十三駅の西改札口から徒歩1分。中央卸売市場から毎日仕入れる鮮度抜群の魚介や野菜、朝びき鶏などを使った多彩な料理が楽しめる、人気の炉ばた焼店。ほとんどのメニューが300円均一(税別)でいただけるとあって、店内はいつも活気と笑顔に満ちています。掘りごたつ・テーブル・カウンター席があり、少人数~最大30名の宴会にも対応。気軽に足を運べる雰囲気も、うれしい限りです。炉ばた焼の定番メニュー『活サザエの壺焼き』も300円(税別)均一でコリコリ食感と醤油の香ばしさがたまらない『活サザエの壺焼き』、秘伝のバター醤油タレでいただく『活ホタテ貝のバター焼き』をはじめ、焼鳥やお造り、揚げ物、サラダ、締め、デザートまで、幅広い一品メニューがズラリ。「いろいろな味を少しずつ、いっぱい食べたい」というニーズにも応えてくれます。平日19時まで・土日祝18時までハイボール100円(税別)という、お得なサービスも見逃せません。炉ばた焼十三船番所【エリア】十三/塚本【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】3500円【アクセス】十三駅 徒歩1分塚本【酒鮮やっちん】食べたい料理とお酒に出会える、地元の隠れた人気店木の温もりを感じながら、心からリラックスできる雰囲気塚本駅から徒歩1分。駅近のビル1Fに、どこか懐かしさを感じる【酒鮮やっちん】はあります。地元で愛され続ける秘密は、新鮮魚介や国産牛、上質な食材を使った料理がリーズナブルに楽しめること。メニューのバリエーションも豊富で、和洋さまざまな味が揃っています。肩ひじ張らずリラックスした時間が過ごせる、アットホームな雰囲気も魅力。友だちの家を訪れたような気分で、ゆったり寛げます。一度食べればやみつきになると評判の『国産黒毛和牛ハラミ焼肉』鮮度抜群の海鮮や国産牛など、食材の一つひとつを厳選。そこから生み出される約70種のメニューは、懐かしさと新鮮さを兼ね備えた深みのある味わいです。旬の鮮魚を贅沢に使用した『造り盛り合わせ』をはじめ、柔らかな食感と溢れる旨みがたまらない『国産黒毛和牛ハラミ焼肉』や『本日のピザ』もオススメ。焼酎や日本酒など、料理と合うお酒も豊富に揃っています。酒鮮やっちん【エリア】十三/塚本【ジャンル】海鮮料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4000円【アクセス】塚本駅 徒歩1分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年07月26日あべのハルカスの展望台「ハルカス300」では、2023年8月5日(土)に開催される「なにわ淀川花火大会」に合わせて、特別営業を実施いたします。特別営業は「特別鑑賞プラン」をご購入いただいたお客様のみの貸切とし、花火が上がる北側を中心に、ハルカス300(展望台)の各フロアおよびヘリポートに特別鑑賞エリアを設け、お食事付きプランなど、9つの「特別鑑賞プラン」を7月7日(金)10時00分から販売いたします。本年はより多くのお客様にご来場いただけるよう、昨年より販売枚数を増やして実施いたします。さらに、本年も花火会場のダイナミックな打ち上げ音をハルカス300(展望台)の会場スピーカーからリアルタイムで流すことで、地上約300mからの絶景を眺めながら、花火会場さながらの重低音の迫力をお楽しみいただけます。大阪の素晴らしい夜景と夏を彩る花火のコラボレーションを、ハルカス300(展望台)でお楽しみください。特別営業の詳細につきましては、別紙をご覧ください。別紙: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月05日2025年の大阪・関西万博を見据えた天満橋・八軒家浜と枚方を結ぶ定期観光船「淀川浪漫紀行」。 知識豊富な語り部とともに、毛馬閘門や淀川大堰などの治水施設、京街道の宿場街を 船から眺める歴史探訪クルーズを、2023年5月12日(金)より運航します。枚方市(市長:伏見隆)と京阪ホールディングス株式会社(本社:大阪市中央区、社長:石丸昌宏)は、国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所と連携し、淀川舟運の活性化を推進し、まちの魅力を高めることで、来訪・交流を促進する取り組みを進めています。その一環として、京阪グループの観光船事業者である大阪水上バス株式会社(本社:大阪市中央区、社長:奥村茂之)では、5月12日(金)~11月25日(土)のうち計14日間、天満橋・八軒家浜船着場と枚方船着場を約2時間30分で結ぶ「淀川浪漫紀行」を運航します。この「淀川浪漫紀行」は、2017年9月から往時の淀川舟運を体験できる定期観光船として運航してきました。また、手作り市「枚方宿くらわんか五六市」(開催場所:枚方市岡本町・三矢町・堤町)や、市立枚方宿鍵屋資料館と連携し、舟運と街の魅力を同時に訴求する取り組みも行ってまいりました。淀川では、2025年大阪・関西万博の開催に向けて、淀川大堰閘門の整備が行われ、京都から夢洲までの水上アクセスの活用が注目されています。そうした中で、淀川や沿川地域がもつ価値を発信し、乗船者がその魅力を再発見することで、来る大阪・関西万博開催時の舟運の更なる活性化に寄与する目的で、本事業を展開していきます。船内では、知識豊富な淀川の語り部 柗永正光氏が、淀川の何気ない景色にある歴史と浪漫を案内します。そのほか、竹の皮に包まれた特製のお弁当や市立枚方宿鍵屋資料館の入館券もセットになっており、枚方宿の歴史に触れていただくことができます。往時の淀川舟運に想いを馳せる「淀川浪漫紀行」をぜひご利用ください。クルーズの詳細は、別紙の通りです。枚方船着場付近の様子毛馬閘門を通過する様子▲「淀川浪漫紀行」運航の様子(別紙)【名称】淀川浪漫紀行【運 航 日】2023年5月12日(金)、13日(土)、26日(金)、27日(土)、6月2日(金)、3日(土)11月9日(木)、10日(金)、11日(土)、17日(金)、18日(土)、23日(木・祝)、24日(金)、25日(土)【内容】八軒家浜船着場から枚方船着場へ向かう「上りの旅コース」と、枚方船着場から八軒家浜船着場へ向かう「下りの旅コース」の2つのコースがあります。(1)上りの旅コース(天神橋「丸万寿司」特製 上りの旅弁当付き)9時30分 八軒家浜船着場発12時00分頃枚方船着場着参加費:6,000円(乗船料・弁当代・お茶代・鍵屋資料館入館料・消費税込み)▲天神橋「丸万寿司」特製上りの旅弁当(イメージ)(2)下りの旅コース(枚方「割烹 藤」特製 下りの旅弁当付き)13時00分枚方船着場発15時30分頃八軒家浜船着場着参加費:6,000円(乗船料・弁当代・お茶代・鍵屋資料館入館料・消費税込み)▲枚方「割烹 藤」特製下りの旅弁当(イメージ)※上り便・下り便ともに、「枚方くらわんか酒」(1杯400円)などを数量限定で販売【使用船舶】アクアライナー普段は大阪城や中之島周辺を周遊する観光船として運航している、水都大阪の定番クルーズ船。天井部と側面部分がガラス張りになっており、船内から淀川の景色をゆっくりとご覧いただくことができます。【特典】①「淀川の語り部」による淀川流域案内(淀川ウォッチングマップ全員配付)【淀川の語り部柗永正光氏プロフィール】大阪府高槻市生まれ。幼少期の遊び場所は「淀川」。淀川河川事務所や淀川資料館にも勤務し、防災や歴史、観光など幅広い分野で淀川に携わっています。②パナマ運河方式の毛馬閘門通過体験淀川と大川の水位差を調整する水門「毛馬閘門」。パナマ運河と同じ方式を用いた船のエレベーターのような施設で、ほかにも「毛馬排水機場」や「淀川大堰」「毛馬水門」とあわせて毛馬施設と言い、大阪の治水事業にとって重要な役割を果たしています。③市立枚方宿鍵屋資料館の自由見学枚方宿の歴史を紹介する展示施設。江戸時代には三十石船の「船待ちの宿」として繁盛し、大正・昭和期には枚方きっての高級料理旅館であった「鍵屋」の建物を利用しています。上りの旅コースにご乗船の方は船を下りた後に、下りの旅コースにご乗船の方は船に乗る前に、自由に見学できます。④淀川資料館の自由見学(無料)淀川の歴史や環境、生き物、暮らしなどを伝える資料館です。枚方船着場から徒歩約15分の所にあり、乗船前後に自由に見学していただけます。【主催】大阪水上バス株式会社【共催】枚方文化観光協会【後援】国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所、大阪府、枚方市、淀川舟運整備推進協議会、北大阪商工会議所【協力】丸万寿司、割烹 藤【申込方法】WEB予約(大阪水上バス 公式WEBサイト) ※WEB特別価格での販売がございます。電話予約(大阪水上バス予約センター)06(6942)5511受付時間:10時から16時まで 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月25日ゆとりある制限時間だから完走が目指せる!2023年3月25日(土)と3月26日(日)の2日間、大阪の「淀川河川公園西中島地区」において、『なにわ淀川マラソン 2023』が開催されます。3月25日(土)は「5kmの部」「10kmの部」「ハーフマラソンの部」の3種目が行われます。当日の受け付けは7:30からスタートし、各競技開始20分前までに受け付けています。開始時間は「5kmの部」が8:45、「10kmの部」が10:00、「ハーフマラソンの部」が13:00となっています。3月26日(日)は「2kmファミリーランの部」「フルマラソンの部」「30kmの部」の3種目が行われます。当日の受け付けは7:30からスタート。各競技開始20分前まで受け付けています。開始時間は「2kmファミリーランの部」が8:30、「フルマラソンの部」が9:00、「30kmの部」が10:00です。通常申し込みを受け付け中なにわ淀川マラソン 2023 公式サイトでは、2023年3月5日(日)23:59まで通常申し込みを受け付けています。料金は「2kmファミリーランの部」のペアが2,600円、3人が3,400円、4人が4,200円。「5kmの部」は小学生・中学生が3,000円、高校生以上が3,400円です。「10kmの部(中学生以上)」は4,700円、「ハーフマラソンの部(高校生以上)」は5,700円。「30kmの部(高校生以上)」は6,800円、「ハーフマラソンの部(高校生以上)」は8,000円となっています。(画像はなにわ淀川マラソン 2023 公式サイトより)【参考】※なにわ淀川マラソン 2023 公式サイト
2023年02月27日淀川河川公園管理センター、京阪ホールディングス株式会社は、特定非営利活動法人枚方文化観光協会、株式会社アオキカヌーワークス、株式会社ソトアソと連携して、淀川河川公園枚方地区で「ひらかたファミリーフェスタ」を9/23(金・祝)~9/25(日)に開催いたします。当イベントでは「みんなで楽しむ家族の時間」をテーマとした様々なプログラムを提供することで同公園枚方地区及び周辺地域の活性化と賑わいを創出します。また、当イベントは淀川舟運の活性化を推進しており、京阪グループの大阪水上バス株式会社が行う、天満橋・八軒家浜船着場と枚方船着場を結ぶ舟運「淀川浪漫紀行」の運航を同時開催いたします。なお、コロナ禍での開催のため、各プログラムを事前予約制にすることにより密を回避するなど、感染対策を講じながら開催いたします。■ ■ひらかたファミリーフェスタ概要●開催場所:淀川河川公園 枚方地区(京阪「枚方公園駅」徒歩約10分)●開催日時:令和4年9月23日(金・祝)~25日(日) 10:00~16:00●主 催:淀川河川公園管理センター、京阪ホールディングス(株)、(特非)枚方文化観光協会、(株)ソトアソ、(株)アオキカヌーワークス、大阪水上バス(株)●協 力:枚方市、他各種団体●主な開催内容 ※詳細は別紙をご参照ください。申込状況は淀川河川公園HPに掲載。のりものあつまれ!はたらくくるま(ミニ)、ひらかたケータリング広場、手ぶらでBBQ、SUP体験、スラックライン体験、親子カヤック・カヌー体験、ラフティングボート体験、リズムジャンプ教室、かけっこ教室、生きものふれあいコーナー、こども自転車教室、ネイチャーヨガ体験 他■参考画像かけっこ教室親子カヤック・カヌー体験はたらくくるま(ミニ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月20日京セラ株式会社のグループ会社である京セラドキュメントソリューションズ株式会社(社長:安藤 博教)は、6月4日(土)に開催された大阪市旭区にある淀川の城北ワンド※の保全活動に参加しましたのでお知らせします。当日は、大阪工業大学、大阪産業大学や、周辺の企業、市民など総勢30名を超える参加者が、城北ワンドの清掃活動や外来魚の駆除を行いました。この保全活動は、毎年4月~11月の期間に月2回、大阪平野を貫流する淀川に生息する国の天然記念物イタセンパラの生息地である淀川の自然の再生を目的に、淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク「イタセンネット」が主催し実施しています。本年度から、当社の社員からボランティアを募り参加しました。今回の活動に参加したメンバーは河原の遊歩道の清掃を行うとともに、イタセンパラの稚魚を傷つけないように水際から離れた位置で網引きをし、外来種の駆除を行うなど淀川の生物多様性保全に貢献いたしました。活動の最後には、採取したブルーギルなどの外来種やナマズやオイカワなどの在来種の紹介を行い、城北ワンドの生態系への理解を深めました。なお、在来種については活動後、リリースしました。今後も当社は月1回の予定で本活動に参加してまいります。保全活動に参加した当社のボランティアメンバー清掃活動の様子生物の多様性がもたらすさまざまな恵みにより、私たちのいのちや暮らしは支えられています。これからも持続的にこれらの恵みを享受するためには、私たちの事業活動において生物多様性に与える影響を調査し、それらの負の原因を取り除いていかなければなりません。当社は「共に生きる(LIVING TOGETHER)」を全ての企業活動の基本におき、2012年より生物多様性保全活動を環境マネジメントシステム(EMS:Environmental Management System)の活動の一つとして取り組んでいます。今後も生物多様性保全への取り組み継続してまいります。※淀川ではかつて航路維持のために護岸から本流に突き出した構造物(水制工)が建設されたが、それがもとになってできた池のような地形。本流とはいつもつながっているものや水が増えたときだけつながるものがある。「淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク(イタセンネット)」淀川の生物多様性を目指して市民、専門家、行政機関が連携して2011年に発足して以来、外来種の駆除や清掃活動などの生態系の保全再生活動を淀川の城北、庭窪のワンド群で定期的に行っている。その他、シンポジウムなどの参加、開催などの情報の共有・発信活動などを続けている。淀川では2013年秋にイタセンパラの放流が行われたが、翌年から稚魚の成長が確認され野生復帰が進むとともに在来魚種も増加している。現在、40以上の企業、市民団体、大学・高校・研究組織、行政機関がこの活動に参加している。※ ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月30日枚方市(市長:伏見隆)と京阪ホールディングス株式会社(本社:大阪市中央区、社長:石丸昌宏)は、国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所と連携し、淀川舟運の活性化を推進し、まちの魅力を高めることで、来訪・交流を促進する取り組みを進めています。その一環として、京阪グループの観光船事業者である大阪水上バス株式会社(本社:大阪市中央区、社長:奥村茂之)では、4月29日(金・祝)~2023年3月12日(日)までのうち計24日間、天満橋・八軒家浜船着場と枚方船着場を約3時間で結ぶ「淀川浪漫紀行」を運航します。淀川では2025年の大阪・関西万博に向けて、淀川大堰閘門の整備が行われるなど、京都から大阪港までの水上アクセスの活用が注目されています。しかしながら、水深が浅い、水流が早い、風が強いといった、船が安定的かつ安全に運航するための条件が揃いづらいという課題も残されています。そこで、2022年度の運航では、クルーズ船「ひまわり」をメイン船舶としながら、状況に応じては「アクアライナー」や「アクアmini」と観光船を使いわけながら、安定的に運航できるよう進めてまいります。この「淀川浪漫紀行」は、2017年9月から、手作り市「枚方宿くらわんか五六市」(開催場所:枚方市岡本町・三矢町・堤町)が開催される毎月第2日曜日を中心に、往時の淀川舟運を体験できるクルーズとして運航してきました。船内では、知識豊富な淀川の語り部柗永正光氏が、淀川の何気ない景色にある歴史と浪漫を案内していきます。そのほか、竹の皮に包まれた特製のお弁当や市立枚方宿鍵屋資料館の入館券もセットになっており、枚方宿の歴史に触れていただくことができます。往時の淀川舟運に想いを馳せる「淀川浪漫紀行」をぜひご利用ください。クルーズの詳細は、別紙の通りです。毛馬閘門を通過する様子 メインで使用するクルーズ船「ひまわり」▲「淀川浪漫紀行」運航の様子(別紙)【名 称】 淀川浪漫紀行~歴史のロマンを感じながら約3時間の優雅な淀川クルージング~【運 航 日】※下線部分は、枚方船着場近辺で「枚方宿くらわんか五六市」の開催予定日です。【内 容】八軒家浜船着場から枚方船着場へ向かう「上りの旅コース」と、枚方船着場から八軒家浜船着場へ行く「下りの旅コース」の2つのコースがあります。(1)上りの旅コース(大阪「丸万寿司」特製 上りの旅弁当付き)9時30分 八軒家浜船着場発12時30分頃 枚方船着場着参加費:5,000円(乗船料・弁当代・お茶代・鍵屋資料館入館料・消費税込み)▲大阪「丸万寿司」特製上りの旅弁当(イメージ)(2)下りの旅コース(枚方割烹「藤」特製 下りの旅弁当付き)13時30分 枚方船着場発16時30分頃 八軒家浜船着場着参加費:5,000円(乗船料・弁当代・お茶代・鍵屋資料館入館料・消費税込み)▲枚方割烹「藤」特製下りの旅弁当(イメージ)※上り便・下り便ともに、「枚方くらわんか酒」(1杯400円)などを数量限定で販売!【使用船舶】(メイン船舶)優雅なクルーズ船「ひまわり」明治時代に淀川を往来していた川蒸気船をモチーフにして作られた、水都大阪の中でもひときわ優雅なクルーズ船。最大の特徴は、天井部にある船上デッキ。晴れた日に、船上デッキから見る、自然豊かな淀川の風景は格別です。1階部分は冷暖房を完備した客室になっており、季節を問わず、快適なクルーズをお楽しみいただけます。(淀川全体の水深が浅く、流れが速い場合等)「アクアライナー」普段は大阪城や中之島周辺を周遊する観光船として運航している、水都大阪の定番クルーズ船。天井部と側面部分がガラス張りになっていて、船内から淀川の景色をゆっくりとご覧いただくことができます。「ひまわり」に比べ喫水が浅いため、水深が浅い場合でも運航が可能。(枚方船着場周辺の水深が特に浅く小型船でしか運航できない場合)「ひまわり」+「アクアmini」小型船「アクアmini」は、大阪城と道頓堀を結ぶ航路を運航しています。(毎年4月下旬~11月上旬)約30名乗りの屋根がない船で、小回りが利くため、撮影やイベントクルーズ、貸切クルーズなど、幅広く活躍しています。「淀川浪漫紀行」の航路の中でも、枚方船着場周辺は特に砂が溜まりやすく、水深が浅くなる場合が多くなっています。そうした状況の際は、八軒家浜船着場~点野船着場間は「ひまわり」で運航し、点野船着場~枚方船着場間は「アクアmini」で運航します。※点野船着場で船を乗り換えていただきます。※「淀川浪漫紀行」では「ひまわり」を使用することを前提としますが、河川状況や天候により運航日の5日前を目処に、他船舶の使用有無を判断します。【特 典】1「淀川の語り部」による淀川流域案内(淀川ウォッチングマップ全員配布)【淀川の語り部 柗永正光氏プロフィール】大阪府高槻市生まれ。幼少期の遊び場所は「淀川」。淀川河川事務所や淀川資料館にも勤務し、防災や歴史、観光など幅広い分野で淀川に携わっています。2 パナマ運河方式の毛馬閘門通過体験淀川と大川の水位差を調整する水門「毛馬閘門」。パナマ運河と同じ方式を用いた船のエレベーターのような施設で、ほかにも「毛馬排水機場」や「淀川大堰」「毛馬水門」とあわせて毛馬施設と言い、大阪の治水事業にとって重要な役割を果たしています。3 市立枚方宿鍵屋資料館の自由見学(入場券付き)枚方宿の歴史を紹介する唯一の展示施設。江戸時代には宿屋を営み、幕末頃には三十石船の「船待ち宿」として繁盛し、1997年まで料理旅館であった「鍵屋」の建物を利用しています。上りの旅コースにご乗船の方は船を下りた後に、下りの旅コースにご乗船の方は船に乗る前に、自由に見学できます。4 淀川資料館の自由見学(無料)淀川の歴史や環境、生き物、暮らしなどを伝える資料館です。枚方船着場から徒歩約15分の所にあり、乗船前後に自由に見学していただけます。【主催】 大阪水上バス株式会社【共催】 枚方文化観光協会【後援】 国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所、大阪府、枚方市、淀川舟運整備推進協議会、北大阪商工会議所【協力】 丸万寿司、割烹 藤【申込方法】 ひまわり予約センター(06(6942)6699 受付時間:10時から16時まで「大阪水上バス」公式WEBサイトから、特別価格にてWEB予約が可能です。以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月23日沢田研二(73)や菅田将暉(28)の出演する映画『キネマの神様』。同作のCMが8月3日からテレビなどで放映されているが、そこに’98年11月に亡くなった映画評論家・淀川長治さん(享年89)が登場。CMは淀川さんの映画愛を“切り貼り”したような編集に、猛批判が起こっている。『キネマの神様』は松竹映画100周年を記念した作品で、手がけているのは巨匠・山田洋次監督(89)。そして、そのCMは『キネマの神様』の映像に合わせて『日曜洋画劇場』(テレビ朝日系)で披露された淀川さんのこんな名解説が流れる。「魂のこもった映画でしたね」「見事な人間愛が出ましたね」「映画は何でも教えてくれますね」『映画.com』によると同CMは「映画の面白さを改めて伝えたい」という松竹の強い思いに、淀川さんサイドが賛同しテレビ朝日も全面協力。松竹の担当者は「淀川さんの言葉を聞いて、久しぶりに映画を見ようという気持ちになってもらえたらこの上ない喜びです」とコメントしたという。“豪華コラボ”とも謳われている同CMだが、しかし淀川さんが亡くなったのは20年以上も前のこと。CMは『キネマの神様』を観ていない淀川さんが作品を賞賛しているようにも捉えられるため、ネットでは映画ファンを中心に怒りの声が相次いでいる。《これはやりすぎ。故人の発言をつなぎ合わせて、本編を褒めてるかのような印象になりかねない。映画愛と作品へのコメントは別もの》《淀川長治さんの生前の仕事を「キネマの神様」に向けられたもののように使うのはどうかと思う》《子供の頃、テレビ越しに語りかけてくれる淀川さんのコメント大好きだったので、特定の映画の(しかも淀川さんは見ていない映画の)宣伝で私物化しないでほしい》《これは、さすがに冒涜なんじゃないか……》《映画評論家・淀川長治さんが見てもいない映画にコメントすると思っているのか?》また映画評論家の町山智浩氏(59)は同CMに言及し《淀川長治さんは『日曜洋画劇場』で山田洋次監督『男はつらいよ』が放映される時はいつも、解説をしませんでした》とツイート。またTwitterでは町山氏同様に《日曜洋画劇場の枠で邦画を放送するときは淀川さんは解説を休んでいたと記憶するのだが》《淀川さん、邦画には基本コメントしなかったよね確か》との声も上がっている。“映画の神様”はこのCMを見て、どう思うだろう?
2021年08月05日春の到来を感じ大会 サンケイスポーツなどは、有森裕子ハート・オブ・ゴールド支援レースフルマラソン「第10回淀川マラソン(旧淀川国際ハーフマラソン)」を令和2年3月22日(日)に淀川河川公園特設コースで開催します。大会ゲストとして、有森裕子氏、日本のフォークシンガーでトライアスロンの選手の高石ともや氏が参加します。走りやすい河川敷コースで、梅田のビル街を見ながら走ることができる楽しいイベントです。ハート・オブ・ゴールドに協力するマラソン大会ハート・オブ・ゴールドは、有森裕子さん設立の認定NPO法人でスポーツや教育などの活動を通じて、紛争地や被災地で苦しむ人々の自立を支援する活動を20年以上行っています。淀川国際ハーフマラソンでは、第1回からハート・オブ・ゴールドを支援しています。緑と自然に恵まれた淀川流域を走る種目は、30km、10km、気軽に参加できるファミリー3kmに加えて、第10回記念大会としてフルマラソンが開催されます。フルマラソンの制限時間が7時間以内と他の大会より長めなので、フルマラソンを初めて走る人にはおすすめです。(画像はプレスリリースより)【参考】※産経新聞社のプレスリリース※サンスポマラソンドットコム
2019年11月26日きつくなったら、マイペースに切り替えてもOKサンケイスポーツは、フルマラソンを理想のペースで走りきるための「サンスポ30&10K 淀川記録会」を10月27日(日)に大阪・淀川河川公園の特設周回コースで開催します。11月からのフルマラソンへ向けた調整、自分への挑戦、長い距離を仲間と走りたい人など、初心者からベテランランナーまで参加できる記録会です。安心して練習できるきっかけフルマラソン前にやっておきたい効果的な練習の1つに30㎞走が思う浮かぶ人が多いのではないでしょうか。しかし、独りで走り始めると足が止めてしまう、目標とするペースで走れないなどの思いを抱えていませんか。同記録会では、初心者からベテランまで目標タイムに応じたペースランナー(フルマラソン3時間、3.5時間、4時間、4.5時間、5時間以内を想定)と一緒に走ることできます。種目は、30kmと10kmが実施されます。フルマラソン本番に向けて調整開催日時は、10月27日(日)11時スタート(30km)、会場は、淀川河川公園西中島地区(大阪市淀川区)、参加費は、30km:4500円、10km:3500円になります。コース上では、給水(水、スポーツドリンク)や給食(パン、バナナなど)を提供される予定なので不安なく走ることができるはずです。(画像はプレスリリースより)【参考】※産経新聞社のプレスリリース
2019年06月19日気軽にサックリ走れる大会 春の淀川を代表するビックマラソン大会「第2回なにわ淀川フルマラソン(2019年3月30日)」と「第9回なにわ淀川ハーフマラソン(翌31日)」が2日間に渡り、大阪・淀川河川公園に開催します。受付は、11月29日から始まっており、2019年1月31日までにエントリーすれば早割り価格で参加できます。フラットなコースで自己ベスト記録が狙いやすい今回で9回目を迎えるハーフマラソンは、毎年約7000名が参加するビックマラソン大会です。昨年からは、参加者の要望から別日程でフルマラソンの開催を始まりました。種目はフルマラソン、ハーフ以外にも、10キロ、5キロ、2kmファミリーランがあります。コースは、高低差がほとんどなくフラットなコースなので記録も狙え、また初心者には走りやすく、体力に合わせて気軽に参加することができます。なんと制限時間がない制限時間は、フルマラソンは、7時間となりますが、ハーフマラソン4部門の制限時間がありません。さらに、4部門にもペースメーカーが導入されています。また、例年好評な初心者向けのランニングクリニックも行っています。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社スポーツワンのプレスリリース
2018年11月30日10月中旬の穏やかな午後。東京・目黒の閑静な住宅街にあるスタジオ。ここの主である影絵作家の藤城清治さん(94)は、2階のアトリエで制作の真っ最中だった。藤城さんといえば、瞳の大きな“こびと”や愛らしい動物たちが登場する影絵でおなじみ。誰もが『暮しの手帖』の連載やカレンダーなどで目にしたことのある国民的アーチストである。画業80年を超える今も、毎年のように展覧会を行い、東日本大震災には自ら被災地にも足を運んで作品を発表するなど、創作の第一線での活動が続いている。50畳もある仕事場には大きなライトテーブルがいくつも並び、作業台には夥しい数のカラーフィルムやペンなどが置かれ、天井からは何枚もの作品が下がっている。「これは、イノシシ。ちょうど来年の干支だね」愛用する片刃カミソリを一心に動かしながら、藤城さんが言う。目の前で右手がシャッシャッと動くたびに、鉛筆の下絵から、かわいいウリ坊の背中に密集した毛の一本一本が切り出されていく。「いつもカミソリの刃が当たっている僕の中指は、このとおり削れてしまって、人さし指なんてこんなにカチカチだよ。ほら」差し出された指に触れれば、石のような硬さ。その無骨な指先に、藤城さんが影絵作家として積み重ねてきた歳月が年輪のように刻まれているのだった。1924(大正13)年4月、藤城さんは東京・品川に生まれた。小学校での転居後はずっと現在の地で暮らしている。慶應大学附属中学の普通部に通っていた12歳から油絵を始め、日本社会全体に戦時色が濃くなるなか、慶應の予科(高校)へ。学園祭で上演された人形劇を見たことで、「大人も楽しめる人形劇をやろう」と決心するが、徐々に授業はなくなり、勤労動員に駆り出されていく。その後、海軍予備学生に志願して海軍航空隊に入隊。少尉となった弱冠20歳で、10代半ばの少年兵を率いて、千葉の九十九里海岸で訓練を行った。慶應大学経済学部の2年に復学し、人形劇団「ジュヌ・パントル」を結成したのが終戦の翌年。続いて文学部の講師だった小澤愛圀先生を通じて影絵と出合う。「先生のお宅で、アジアの影絵芝居の写真を見せてもらって、妖しい魅力に、これぞ人形劇の原点だと、いっぺんでまいっちゃった。物資も乏しい時代でしたが、影絵なら、ロウソクや裸電球があればできるんじゃないかと思って」大学卒業後は、父のツテで銀行に内定していたというが。「なんとなく銀行はイヤで(笑)、影絵に近いと思って、勝手に映画会社の宣伝部に入社したんだ。ここでパンフレット表紙のスターの似顔絵だけでなく、企画から編集まですべて一人でやりました」この東京興行(現・東京テアトル)での奮闘のなか、淀川長治さんら偉才との交流も始まるが、人生の転機となったのが、当時『スタイルブック』編集長の花森安治さんとの出会いだった。最初は、鋭い社会批判を行う姿勢に憧れて藤城さんから訪問したが、逆に花森さんはすぐに一流編集者の目で、藤城さんの若い才能を見抜いた。「今度、新しい婦人雑誌を作るんだが、手伝ってくれないか」こうして戦後の日本社会に新風を巻き起こす『暮しの手帖』に創刊号から関わっていく。「3号目の打ち合わせのとき。たまたま停電になってね。間をもたせるため、影絵の話をしたんだよ。そしたら、花森さんは影絵にも詳しくて、『君の影絵はきっと流行るよ。これからは、人が生きていくうえで、何かためになる作品を作らなきゃダメだ』と」こうして始まった藤城さんの影絵は、『暮しの手帖』の顔の一つとして、以降、48年間に及ぶ大連載となる。結婚は24歳のときで、やがて1女をもうけた。妻となる千代さんは、会社の同僚だった。「僕の1年後に入社してきた宣伝部長の秘書でした。最初は気取ってるなと思ったけど、話すとすごく自然体で、いいなぁと(笑)」26歳で、最初の影絵の絵本『ぶどう酒びんのふしぎな旅』を花森さんの後押しもあり、出版。2年後には、銀座の交詢社ビルで人形劇『雪の女王』を上演。ちなみに今も藤城さんと親交がある黒柳徹子さんは、この作品を見たことがきっかけでテレビの世界へ誘われたと、のちに語っている。藤城さんは着ぐるみの人形劇団「木馬座」を結成後、テレビ番組『木馬座アワー』で、世の子どもたちの人気を独占するのが42歳のとき。いちばんの人気キャラは、もちろんカエルの“ケロヨン”だ。「武道館をはじめとするショーなどで、ケロヨンの中に入っていたのは、家内なんです。僕も身内には何でも言えるから、『観客席に飛び降りろ!』なんてね(笑)」そうしたなか、思いがけない依頼が届く。「皇太子妃時代から、美智子さまは、僕が『暮しの手帖』やオリジナルカレンダーに掲載していた影絵をご覧になっていたようで、’88年の『つり橋はぼくのハープ』という作品を、ぜひ原画でご覧になりたいとのお申し出がありました。僕自身、当時はこの作品を最も気に入っていたこともあり、本当に深いご理解を示していただいたことに感激して、お譲りさせていただくことにしたんです」以降、御所で、美智子さまがハープを演奏される部屋には、この作品が飾られているという。「皇后陛下になられてからでしたが、影絵のお話をしに皇居へうかがったこともありました。美智子さまはアジアの影絵芝居などにもお詳しくて、ご質問も的確なことに感服いたしました」もっと以前の’65年には、こんなほほ笑ましいエピソードも。「当時、学習院の幼稚園に通われていた皇太子殿下の浩宮さまが、木馬座のミュージカルを三越劇場に観劇にいらして、着ぐるみの馬に乗って、場内を回るという楽しいハプニングもありました。また、皇太子殿下とご結婚された雅子さまは、ご実家がうちのアトリエの“ご近所”という不思議なご縁もあるんです」雅子さまの少女時代のころには、藤城さんのアトリエには木馬座のキャラクターの着ぐるみなどがたくさん保管されていたという。「雅子さまは玄関先に置いていたケロヨンに毎朝、ご挨拶されて通学していたそうです」美智子さまにはじまり、皇太子ご一家や秋篠宮ご一家など、皇室ファミリーはこぞって藤城さんのファンで、展覧会にもたびたびお出ましになっている。藤城さんは言う。「皇族の方々は、みなさん、動物好きで、いつも生き物すべてに対する深く大きな慈愛を感じております。僕も、影絵でさまざまな動物を描きます。たとえば、猫。作品を作るとき、僕は猫が人気だからとか、自分の飼い猫のかわいさを伝えたいのじゃなくて、猫という生き物そのものの素晴らしさを伝えたいと思っている。つまり動物でも、人でも、一様に“生きる喜び”を描きたいという純粋な気持ちなんです」
2018年11月22日マラソンシーズンに調整したいランナーに必見サンケイスポーツは「第3回サンスポ30及び10K淀川記録会」を平成31年1月27日(日)に大阪・淀川河川公園特設周回コースで開催します。フルマラソンに向けて「筋持久力」と「心肺能力」のアップに活用してはいかがでしょうか。当日、記録証も発行淀川記録会の開催日時は平成31年1月27日(日)11時スタート(30km)、会場は大阪・淀川河川公園特設周回コースとなります。参加料は、30km:4500円、10km:3500円となります。ペースランナーと走ることで理想のペースを作る会場の淀川河川公園は、淀川河川沿いに広がり舗装されたフラットなコースなので初心者ランナーにはとても走りやすいコースです。記録会では、初心者からベテランまで練習ができるようにフルマラソンの目標タイムごとに配置ペースランナー(フルマラソン3時間、3.5時間、4時間、4.5時間、5時間以内を想定)が配置されています。ペースランナーと一緒に走れば、理想のペース作りができるはずです。(画像はプレスリリースより)【参考】※産経新聞社のホームページ
2018年11月17日全ての人が笑顔になる大会サンケイスポーツ(産経新聞社発行)では、「フジパンPresents淀川寛平マラソン2019」を2019年3月2日(土)と3日(日)、大阪・淀川河川公園特設コースで開催します。間寛平氏が発起人となり2013年から始まったチャリティーマラソン大会で、参加費のうち1人あたり100円が、東日本大震災、熊本地震、大阪北部地震、西日本豪雨の被災地支援と、淀川の環境保全のために寄付されます。吉本興業のお笑いタレントが参加予定同大会は、1日目にプレイベントとして豊かな自然と水の恵みあふれる淀川河川公園歩くウォークの部が開催あい、翌日にマラソンを行います。マラソンの部は、男女フルマラソン、男女10キロ、ファミリー3キロ、駅伝の4種目を行います。マラソンコースは、アップダウンが少ないのでフルマラソン初挑戦など経験の浅いランナーでも完走できるコースです。また、駅伝には、吉本芸人がチーム寛平として参加が予定されています。(画像はプレスリリースより)【参考】※産経新聞社のプレスリリース※淀川寛平マラソン2019公式サイト
2018年09月07日日本最大級数のスカイランタンを空に飛ばす「大阪七夕スカイランタン祭り」が、大阪・淀川で開催。当初2018年7月7日(土)、8日(日)の予定だったが、豪雨の影響により8月18日(土)、19日(日)に延期された。スカイランタンとは、アジアやヨーロッパ諸国で行事や祭りとして親しまれているイベント。発祥の地・タイや中国では、ランタンを空に舞いあげることで通信手段や無病息災を祈る民族風習として行われていた。「大阪七夕スカイランタン祭り」では、2日間で日本最大級の約6,000個のランタンを用意。来場者の願いを書いたランタンを一斉に舞いあげ、夜空に光を灯す。またランタンには火を使用せず、LED仕様となっているため、子供からお年寄りまで安心して参加することができる。なお当日2日間は、いずれも特別ゲストが登場。田口淳之介やTEEなどが来場し、会場を盛り上げる。今年の夏は、ロマンティックな光の中で大切な人との思い出を作ってみてはいかが。【詳細】「大阪七夕スカイランタン祭り」開催延期日:2018年8月18日(土)、19日(日)15:00~20:30会場:淀川河川公園西中島地区芝生広場アクセス:阪急南方駅から下車徒歩7分、地下鉄御堂筋線西中島駅から下車徒歩7分※来場の際には電車・バスなどの公共交通機関を推奨チケット制:・一般チケット 6,250円(入場券+スカイランタン1個)・こどもチケット(6~12才) 2,250円(入場券+スカイランタン1個) ※0~5才までは無料チケット追加販売日:7月24日(火)12:00~チケット購入方法:よりオンライン販売■特別ゲスト8月18日(土):TEE、田口淳之介8月19日(日):未定 ※2018年7月23日(月)現在
2018年06月11日マラソンシーズンの最終章「第8回なにわ淀川ハーフマラソン」が2018年4月1日(日)に淀川河川公園(大阪市)にて開催されます。「なにわ淀川ハーフマラソン」は、毎年約7000名が参加するビックマラソン大会です。走るコースは、フラットで初心者から、自己ベストを狙う人まで楽しむことができます。今年からフルマラソンとファミリーが新設昨年、大好評だったベースメーカーを今年もハーフの部に導入します。目標とするゴールタイムを全4つとし、それぞれにペースメーカーがいるので目標タイムに応じて選んで走ることができます。今年は、フルマラソンやファミリーを新設され、全部で、フルマラソン、ハーフマラソン、10km、5km、ファミリー2キロ(ペア)のエントリーができます。各部門、6つの年代ごとに表彰を行う予定なので、幅広くランナーが表彰されます。(画像はプレスリリースより)▼外部リンク株式会社スポーツワンプレスリリース(@Pressより)
2017年12月15日大阪市淀川区に大人のための空間、本格的なBBQを楽しめる「SORASITA BBQ 東三国」がオープンしました!1組貸切型だから、大切な人たちとプライベートな時間を過ごせますよ。「SORASITA BBQ 東三国」の魅力、メニューの詳細をチェックしましょう。屋上を貸切!「SORASITA BBQ 東三国」のロケーション“空(SORA)の下(SITA)で心に残る思い出を”が、「SORASITA BBQ 東三国」コンセプトです。ビル屋上を利用した空間は、開放感たっぷり。屋上からの景色とともに、6~25名の貸切でBBQを堪能できます。全席ソファ、ビールサーバー、全天候型音響機材を完備。天然の芝生エリアもあり、子ども連れでも安心して過ごせます。気軽な飲み会、歓送迎会、女子会、ママ友の集まりにいかがですか?●事前予約を忘れずに「SORASITA BBQ 東三国」の利用には、3日前までの予約が必要です。小学生以下の子どもは無料。全日2.5時間制で、10:00~12:30、13:00~15:30、16:00~18:30、19:00~21:30の時間帯から選べます。WEBからの予約が便利ですよ。※予約:予算に応じて選べる!厳選BBQコースメニューは5,000~8,000円のコースから選べます。焼肉の名店と共同開発したオリジナル食材で本格BBQを楽しみましょう。季節の野菜、鶏料理などバラエティに富んだ食材がそろっています。もちろん器材完備、手ぶらでOK!以下、3つのコースをご紹介します。※ドリンクはオプションです。●ベーシックプラン1名5,000円、10名から予約可能です。内容:厳選した牛肉、鶏肉、野菜、パン、生ビール10L付き●熟成肉BBQプラン1名6,000円、6名から予約可能です。内容:特選ハラミ、熟成ロース、とろてっちゃん、百日鶏、野菜※10名以上の予約で生ビール10L付き●黒毛和牛BBQプラン1名8,000円、6名から予約可能です。内容:熟成黒毛和牛、赤身ステーキ、特選ハラミ、熟成ロース、ホルモン、野菜※10名以上の予約で生ビール10L付き極上のお肉を贅沢な空間で味わえる「SORASITA BBQ 東三国」は、地下鉄御堂筋線「東三国駅」から徒歩7分。外ごはんが美味しい季節にぜひ利用したい新スポットです。スポット詳細「SORASITA BBQ 東三国」※2017年7月1日オープン所在地:大阪市淀川区東三国6-19-33但馬屋ビル8F営業時間:10:00〜21:30(L.O.19:00)定休日:不定休TEL:06-6556-6529URL:
2017年07月05日杏が映画初主演を務め、初のバイオリン演奏にも挑戦したことでも話題の『オケ老人!』。本作の公開を記念し、杏さんはじめキャストたちの楽器練習の風景やインタビュー、本編映像を含めた特別番組の映像がシネマカフェに到着した。歴史と伝統ある「梅が岡交響楽団」(梅響)は、年寄りばかりのアマチュア・オーケストラ。そんな彼らのもとに入団してきたのは、高校教師・千鶴。昔、演奏していたバイオリンをまた始めたいという思いからだったが、なんと楽団の名前を間違えて入団してしまった!そんな千鶴の失意とは裏腹に、久しぶりの若手の登場に盛り上がる梅響。千鶴は彼らのペースにすっかり翻弄させられてしまう。何をやっても中途半端だった千鶴とオケ老人たちは、果たして華麗なる復活を遂げられるのだろうか――?杏さん待望の映画初主演作となる本作。平均年齢がおそらく世界最高齢のアマチュア・オーケストラの笑いと涙の奮闘と青春を描き、老若男女問わず、元気と幸せを届ける痛快なクラシックエンタテインメントとなっている。今回の公開記念特番、「映画『オケ老人!』~元気と幸せと感動のフィナーレまでの道」は、未公開の本編映像もふんだんに盛り込み、メイキング映像を交えた豪華な内容。クランクイン当日、早速バイオリン演奏のシーンに挑んだ杏さんの感想や、自身の“天然”なキャラクターを「母性本能をくすぐるような感じの男の子」とはにかみながら答える坂口健太郎も印象的だ。また、小松政夫が淀川長治のモノマネをしてインタビューに答えたり、笹野高史や左とん平をはじめマイペースなベテラン俳優陣が撮影の合間にふざけあい、和気あいあいと過ごす様子にもご注目!映画本編では見られない、役者たちの素の顔をとらえた貴重な番組映像となっている。『オケ老人!』は11月11日(金)より全国にて公開。「映画『オケ老人!』元気と幸せと感動のフィナーレまでの道のり」は11月13日(日)に九州朝日放送、北海道テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オケ老人! 2016年11月11日より全国にて公開(C) 2016荒木源・小学館/「オケ老人!」製作委員会
2016年11月10日テレビ朝日系『日曜洋画劇場』(毎週日曜21:00~)が放送50周年を迎え、限定オープニング映像が制作された。『バイオハザードII アポカリプス』が放送される30日から披露される。1966年に『土曜洋画劇場』としてスタートした同番組は、これまで6本のオープニング映像を制作。今回の限定版は、それを1本につなげるコンセプトになっており、30年以上解説を務めてきた故・淀川長治さんも登場する。BGMのには、旧式のオープンリールレコーダー複数台を楽器として演奏。制作を担当したテレビ朝日コーポレイトデザインセンターの横井勝氏は「歴代6本のオープニングの各数秒ずつリミックスして紡ぎ、最後は架空の"フィルムの街"を立体的に構築。奥行きのある空間の中で『50周年 日曜洋画劇場』のロゴにつながっていくという内容になっています」と説明している。初お披露目の日の同番組では、『バイオハザード』シリーズ全作品に出演し、12月には完結編の『バイオハザード : ザ・ファイナル』の公開を控えるミラ・ジョヴォヴィッチからのメッセージ映像が放送される。
2016年10月28日シリーズ第1作目の日本公開から30周年を迎えるこの夏、全世界待望の最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』で、12年ぶりにシリーズに帰ってくるアーノルド・シュワルツェネッガー。実はいま、チャリティー企画の一環で、アーノルド本人が本格特殊メイクでターミネーターになりきり、街中の人々にドッキリを仕掛ける面白映像が話題になっている。一人の女性サラ・コナーとT-800ターミネーターが、人工知能“ジェニシス”の反乱による人類滅亡の「審判の日」を阻止する、未来の運命を握る存在となる本作。公開に向けて盛り上がりを見せる中、アーノルドがT-800ターミネーターになりきってドッキリを仕掛ける映像が、いまネット上で話題になっている。これは、アーノルド本人が慈善団体「アフター・スクール・オール・スターズ」の取り組みに賛同し、米国のチャリティーサイト「Omaze(オメイズ)」にてチャリティー企画を実施したもの。オリジナルグッズの販売や、レッドカーペット上でシュワにインタビューができる権利、アーノルドと一緒にプレミア上映に出席できる権利などを販売するのだが、この募金活動のPRのために、アーノルドが街へと繰り出し、ドッキリを仕掛けたというわけだ。本格特殊メイクで、T-800ターミネーターに再び完璧になりきったアーノルドは、まずマダムタッソーで観客をサプライズ!そのままハリウッドの街角へ繰り出し、そっくりさんを装って人々と話したり、写真撮影に応じたり、プロ(?)のそっくりさんとも対峙。名セリフ「アイルビーバック!」を披露するなど終始ノリノリ。自由過ぎる茶目っ気たっぷりのアーノルドは、ファン必見だ。映画解説者の故・淀川長治氏が名づけた“シュワちゃん”の愛称で親しまれる彼は、そんな見た目とは裏腹な愛嬌あるキャラクターが日本でも大人気。「カップヌードル」(日清食品)ではラッキー池田振付の“やかん体操”を披露、「アリナミンV」(武田薬品工業)では “魔人V”に扮し、女優・宮沢りえと共演。州知事時代は「なんでもアリフォルニア!」とカリフォルニアをPRし、最近はブルース・ウィリスと共演した「パワードコーヒー」(興和)で変わらぬ姿を見せつけるなど、多くのTV-CMにも出演してきた。本作の日本公開直前、7月6日(月)には、通算16度目の来日を果たすアーノルド。初来日のエミリア・クラークとともにジャパンプレミアでどんな姿を見せてくれるのか、注目だ。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は7月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:新起動/ジェニシス 2015年7月10日より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年06月21日4月25日に全国246スクリーンで公開を迎えた北野武監督17作目の最新作『龍三と七人の子分たち』。本作が、北野監督作品史上初めて公開初週の映画観客動員ランキング1位を記録した『アウトレイジ ビヨンド』をも超える快挙を達成したことが明らかとなった。本作の主人公は、なんと引退した元ヤクザの“ジジイ”たち。金無し、先無し、怖いモノ無し!?何もかも失った彼らだったが、ある日、元組長の龍三(藤竜也)がオレオレ詐欺にひっかかってしまう。「若い者に勝手な真似はさせられねぇ」と、昔の仲間を呼び寄せ、世直しに立ち上がるが…。主演の藤竜也を始め近藤正臣、中尾彬ら平均年齢73歳の超ベテラン俳優たちが個性豊かでどこかチャーミングなジジイを演じ、軽快なテンポで進むストーリーで老若男女を魅了した本作。劇場では中高年~シニアが牽引し、家族連れや若年層カップルの姿もどんどん増えており、劇場内での大爆笑と、エンドロールでの拍手喝采を経験した観客たちが「とにかく笑えた!」「ジジイがかわいすぎる!」とクチコミやネット上で評価したことで、動員数が伸び続け、ゴールデン・ウィークには公開初日を超える興行成績を叩き出し、5月15日には『座頭市』(’03)、『アウトレイジ ビヨンド』(’12)に続き劇場動員数100万人を突破。そして公開35日目となる5月29日(金)、遂に『アウトレイジ ビヨンド』の最終興行成績14.5億円を超え、5月31日(日)には動員120万人を記録!興行収入15億円に迫る勢いをみせている。さらにこの勢いを経て、本作を上映する劇場がさらに追加されることも決定。6月13日(金)以降、全国34館にて順次追加上映を予定している。先日、第24回日本映画批評家大賞にて最高賞であるダイヤモンド大賞(淀川長治賞)を藤さんが受賞し授賞式に登壇した際にも、審査員から「今日は龍三親分に会えて嬉しい」「親分、今日は子分は一緒じゃないんですか(笑)?」といった発言が飛び出すなど、映画批評家も“大暴れジジイ”に首ったけの様子。公開館数も着実に増え、いまだ勢いが止まらない本作。愛すべき“ジジイ”たちは、まだまだ全国で大暴れを続けてくれそうだ。『龍三と七人の子分たち』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:龍三と七人の子分たち 2015年4月25日より全国にて公開(C) 2015 『龍三と七人の子分たち』 製作委員会
2015年06月01日現在公開中の北野武監督の最新作『龍三と七人の子分たち』が、公開21日目となる5月15日(金)に、早くも劇場観客動員100万人を突破し、『アウトレイジビヨンド』(’12)の最終興行収入14.5億もビヨンド(越える)しそうな大ヒットとなっていることが判明。『座頭市』『アウトレイジビヨンド』に続く100万人突破に、北野監督と主演・藤竜也からの喜びのコメントも到着した。本作の主人公は、なんと引退した元ヤクザの“ジジイ”たち。金無し、先無し、怖いモノ無し!?何もかも失った彼らだったが、ある日、元組長の龍三(藤竜也)がオレオレ詐欺にひっかかってしまう。「若い者に勝手な真似はさせられねぇ」と、昔の仲間を呼び寄せ、世直しに立ち上がるが…。本作は、引退した元ヤクザが、オレオレ詐欺や悪徳訪問販売でやりたい放題のガキどもと対決する、気分爽快な“ジジイ大暴れエンタテインメント”。藤さんを始め、近藤正臣、中尾彬ら平均年齢73歳の超ベテラン俳優たちが個性豊かでどこかチャーミングなジジイを演じ、軽快なテンポで爆笑必至と評判。公開以来、劇場では中高年~シニア層が牽引、「とにかく笑えた!」「ジジイがかわいすぎる!」というクチコミやネット上での広がりもあり、家族連れや若年層カップルの姿も増え、全国の老若男女を笑いの渦に巻き込んでいたが、GWはその勢いがさらにアップ。5月4日(月)、5日(火)の各日は、初日4月25日(土)の動員・興行収入を上回る結果となった。そして、先週末5月15日(金)には劇場動員100万人を突破、興行収入12億円超を記録。北野監督作品史上初めて、公開初週の映画観客動員ランキング1位を記録した『アウトレイジビヨンド』を越える興収も見込める数字となった。この100万人突破の一報には、“世界の北野監督”も、昔かたぎの“鬼の龍三”親分を好演し、日本映画批評家大賞「ダイヤモンド大賞(淀川長治賞)」の受賞も決まった藤さんも、その喜びを隠せない様子だ。<北野武監督コメント>「映画が大ヒットして嬉しくて嬉しくて!とにかく嬉しくてたまらない!たくさんのお客さんに見て頂いてありがたいことです。見ていない方はもちろん、すでにご覧になった方も2回3回と見るとまた違った発見があります。是非、足を運んでちょーだい」。<藤竜也コメント>「100万人突破!? エーッ、ほんとうですか?…ジジイになってよかったです!!僕はしあわせものです。観に来てくれた皆さん、ありがとうございました。これから観に来てくれるみなさん、ありがとうございます」。『龍三と七人の子分たち』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:龍三と七人の子分たち 2015年4月25日より全国にて公開(C) 2015 『龍三と七人の子分たち』 製作委員会
2015年05月18日1998年に死去した映画評論家の淀川長治氏がCGで復活した、動画配信サービス・Huluの最新CMが、8日より放送される。今回が最終編となり、最後にCGの淀川氏が、おなじみの名セリフ「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」と、視聴者に別れを告げる。CGの淀川氏が登場し、特殊技術により生前の肉声をつなぎ合わせることで、声まで完全再現した、同CMシリーズ。最終編となる『淀川長治 サヨナラ編』では、「HuluのCM、いかがでしたか?」と、かつてのテレビ朝日系『日曜洋画劇場』での映画解説をほうふつとさせる話題の切り出しから、「映画、もっともっと、たくさんたくさん、見てくださいね」と呼びかける。最後は、これまでのバージョンでは、毎回「Hulu、Hulu、Hulu」と言って締めくくっていたが、当時の解説で発していた名セリフ「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」が復活。このCMシリーズとの別れを表現している。
2015年05月01日オンライン動画配信サービスHuluは、16日から新テレビCMを展開する。1998年に死去した映画評論家の淀川長治氏がCGで復活し、配信中、および今後配信予定の映画を紹介する。新CMに登場する淀川氏は、CGによりその表情や動作の特徴を捉えただけでなく、特殊技術を用いて生前の肉声を加工し、声も完全再現。約420分もの膨大な映画解説音声データから、言葉をつなぎあわせることで、その独特の語り口を現代に復活させたという。制作されたテレビCMは、「淀川長治 登場篇」、「淀川長治 ミュージカル篇」、「淀川長治 家族団らん篇」、「淀川長治 CG篇」「淀川長治 バック・トゥ・ザ・フューチャー篇」の5編で、順次公開される。いずれにも『E.T.』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、『ジュラシック・パーク』、『エクスペンダブルズ2』、『マンマ・ミーア!』、『怪盗グルーの月泥棒』、『バトルシップ』などの名作映画が登場し、各映画のワンシーンとともに、CG版淀川氏のコメントを楽しむことができる。
2014年12月16日今秋、屈強な最強の男たちが集う大人気シリーズ『エクスペンダブルズ3 ワールド・ミッション』(11月1日より公開)にも出演し、すっかりハリウッドへの完全復帰を果たしたシュワちゃんこと、“アーノルド・シュワルツェネッガー”。彼の主演最新作『サボタージュ』が、いよいよ11月7日(金)より全国公開となる。シュワちゃんを一躍スターダムに押し上げた『ターミネーター』シリーズや『コマンドー』『プレデター』のほか、「アリナミンV」「日清カップヌードル」「パワードコーヒー」といった多くのTVCMでも日本を沸かし続ける“シュワちゃん”の名を、知らない人はほぼいないといってもいいだろう。ただ、シュワちゃんといえば、やはり“ムキムキの元祖・筋肉俳優”としてコアな男性ファンを有するイメージが強い。イケメン好きの若い女性の中には、シュワちゃんのゴシップネタは知っていても出演作についてはよく知らなかったり、“アーノルド・シュワルツェネッガー”という本名さえ正しく言えない、なんて人もちらほら…。そこで、“シュワルツェネッガーを知らないなんて、人生、半分損してる!”と銘打ち、勝手にシュワちゃんの魅力をまとめてみた。【ねえ知ってる? 1】シュワちゃんって、俳優人生45周年・主演映画30本目を迎える“生きる伝説”なんだって!ボディビルダーとして数々の大会で優勝を飾った後、『SF超人ヘラクレス』(’70/アーノルド・ストロング名義)で俳優に転身したシュワちゃん。『コナン・ザ・グレート』『ターミネーター』『コマンドー』などではその肉体をこれでもかと使った迫力アクションを、また『キンダガートン・コップ』『ツインズ』などでは体格にそぐわぬ機敏な動きと豊かな表情を見せ、「アクションもコメディもできるハリウッドスター」として名を馳せた。その後、2003年にはカリフォルニア州知事に立候補し、政界に身を投じるなど、常に前線で人々を驚かせてきた彼は、まさに“生きる伝説”。再び俳優界に復帰してからも、『大脱出』で親友のシルベスター・スタローンと共演を果たすなど、コンスタントに作品に出演し、俳優人生45周年の最新作となる『サボタージュ』ではついに主演映画30本目を迎えている。【ねえ知ってる? 2】シュワちゃんって、映画史上最も○○した俳優なんだって!“369”…この数字、実は『ターミネーター』シリーズや『コマンドー』『トゥルーライズ』といった大ヒットアクションに数々出演し、多くの敵と戦ってきたてきたシュワちゃんが、映画内で抹殺した人数。「映画のなかの死」を集計している米ウェブサイト「Movie Body Counts」のデータベースによると、ライバルのスタローンに100人以上の差をつけ、映画史上最も人を殺した俳優にシュワちゃんが選ばれているという。【ねえ知ってる? 3】シュワちゃんって、67歳となったいまでも俳優として新境地を切り開こうとしているんだって!そんなシュワちゃんは、肉体年齢は「マイナス20歳」と豪語しつつも、今年で御年67歳。主演復帰1作目の『ラストスタンド』では劇中で自らの“老い”をネタにするなど、お茶目な一面もあるが、『サボタージュ』ではDEA(麻薬取締局)最強の特殊部隊のボスでありながら、ダークなトラウマを内に秘めた複雑なキャラクターを熱演。善と悪の二面性を併せ持ち、一挙手一投足に何か“裏”を感じさせる演技力は、酸いも甘いも経験した、いまのシュワちゃんだからこそ出せる深みを滲ませている。さらに、これまでどの役柄にもなかったタトゥーを首筋に入れ、髪を七三分け&ツーブロックに刈上げるなど、キャラクターの持つ歴史と厚みを反映する世界観を作り上げている(首の片方には暴走族の一員を表すタトゥーが、反対側にはベトナム戦争の印といくつかの海軍のタトゥーが刻まれている)。【ねえ知ってる?番外編】愛称「シュワちゃん」の名付け親は伝説のあの人なんだって!ちなみに、オーストリア系の長い姓シュワルツェネッガーを縮め、“シュワちゃん”という愛称を生み出し広めたのは、「日曜洋画劇場」の解説でお馴染みの伝説の映画評論家、故・淀川長治さん。番組のエンディングでの独特の挨拶「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」を耳にした人も多いのでは?コメディもいけるシュワちゃんの豪快な明るさと懐の大きさがよく分かる、まさに伝説的ニックネームといえる。淀川さんも大のお気に入りだったシュワちゃん。67歳を迎えた彼が、俳優として新たな境地を開いた2大作が連続公開となるこの秋、日本はシュワちゃん一色に染まることになりそうだ。『サボタージュ』は11月7日(金) よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月28日共に1985年生まれだが、松山ケンイチは3月生まれで学年では蒼井優のひとつ上になる。「撮影のときは同い年だったけど、いまは僕の方が年上ですから」と松山さんが“先輩風”を吹かすと、蒼井さんは「同い年の間はタメ口で、誕生日を迎えると敬語に戻すという微妙な関係なんです」とケラケラと楽しそうに笑う。『男たちの大和/YAMATO』(’05)、『人のセックスを笑うな』(’08)に続き、まもなく公開となる『春を背負って』で2人の歩みが三たび交錯した。標高3,000メートルの自然の中で、2人の目は互いを、そして己をどのように捉えたのか?『劒岳 点の記』(’09)で未踏峰に挑む男たちの姿を、壮大な自然を背景に圧倒的なリアリティをもって綴った木村大作監督の5年ぶりの最新作『春を背負って』。父の死を受け東京でのトレーダーの仕事を辞め、父が営んできた立山連峰の山小屋を継ぐことを決意した亨(松山ケンイチ)が、頼れる風来坊の悟郎(豊川悦司)や天真爛漫な愛(蒼井優)ら周囲に支えられながら成長し、父の遺した想いを受け止めていくさまを描き出す。CGかアニメーションなのではないか?そう思うほどの色鮮やかな絶景がスクリーンに広がる。この本物の美しさを手に入れる代価として、俳優陣・スタッフは山に赴き、幾度となく厳しい自然に身をさらした。木村組に参加すると決めたときから、過酷な撮影は覚悟していた。蒼井さんは「ここ数年、あまり過酷なロケは経験してなかったんですが、嫌いじゃないんですよ」と笑うが、実際に山に入ると、肉体的な強さに加え、命を預かるという精神的な部分での強さ、責任が求められた。そしてそれはチームの一体感をももたらした。「自分の命は自分で守らないといけないし、同時に他人の命に対しても責任がある。自分が間違って石を踏んで落とせば、それが落石になる危険性がある。そういう一定の緊張感が常に現場にありましたね。でもこの組だからこそ、乗り越えられたとも思う。みなさん、ガテン系なんですけど(笑)、作品に対する姿勢がすごく美しい組でした」。自身が演じた亨を「僕と同じ世代やその下の若い人たちが感じている将来や自分の居場所に対する不安を抱えている人間であり、僕自身も持っている『生きる』ということへの疑問を真っ直ぐ出せる役だった」と語る松山さん。撮影でずっと山で共同生活を送る中で、役を超えて、ひとりの人間として気づかされることも多かった。「東京にいると、情報があり過ぎて、頭がいつもフル回転していて、本当は自分と関係ないどうでもいいことまで入って来ちゃったりする。でも山に行くと、そういうものが一切ないので、ある意味で自分の声だけしか聞かなくて済むので落ち着くんですね。改めて人間は自然の中の一部でしかないって強く感じました」。蒼井さんも松山さんの言葉に深くうなずく。約30人の撮影隊の中で、決して女性の割合は高くなかったが「狭いし、お風呂もないような場所なんですけど、みんなで生活していく中で、自分が俳優であるということや年齢・性別とか、自分に付随している“記号”がどんどん取っ払われていくんです。それは、こういう環境でないと気づけない、貴重な体験でしたね」と笑顔で語る。2人を“丸裸”にしたのは自然だけではない。黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』でのカメラマン助手としてのキャリアに始まり、『八甲田山』、『鉄道員(ぽっぽや)』など数々の名作に携わり、カメラを通して本物を見続けてきた木村大作。自らレンズをのぞく木村監督の眼は、時に自然以上の厳しさでもって俳優陣の芝居を見つめ、“生”の芝居を引き出していった。松山さんは言う。「大作さんの前では嘘をすぐに見抜かれてしまう気がします。真っ直ぐな人が真っ直ぐに撮ってくれるので、こちらが都合よく演技したり、集中してないとすぐにバレてしまう。逆に言うと、こちらが『どう見せたいか?』ではなく、自分の生きてきたものをそのまま出すように導かれている気がしました」。蒼井さんは「大作さんが撮る作品は“活動写真”という感じがするんです」と少々、古めかしい言葉で監督の映画作りを表す。「真実を映し出してしまうので、ごまかさせてくれないんです。決してお芝居について細かく演出はされないんですが、頭で考えてお芝居するのではなく、環境に身を委ねる――それだけで成立してしまうように現場全体を演出し、俳優・スタッフ一人一人が『大作さんに信じてもらっている』と感じさせてくださるんです」。亨の父(小林薫)の生前から、山小屋の運営を手伝っていた愛だが、どのようにして彼女がここにたどり着いたのか?それを亨と悟郎の前で告白するシーンは、テストすらせずに一発本番で撮影された。「スタッフは役者以上に緊張したと思いますよ。空気が重いのと、ストーブを焚いて暑いのと、張り詰めているのと…でも一発OKでした」(松山さん)。「みんなワクワクするんですよ(笑)。ぶっつけ本番でやるシーンというのは、そうする意味があるシーンなんです。ほかのシーン以上の緊張感や責任があるけど、そういう撮影ができる喜びが後押ししてくれることもたくさんあるんです。その現場の空気はスクリーンに映っていると思います」(蒼井さん)。ちょうど20歳になろうとしている時期に撮影された初共演の『男たちの大和/YAMATO』では決して共演シーンは多くなかった。20代半ばでの『人のセックスを笑うな』では、松山さんは年上の女性に夢中の主人公で、蒼井さん演じる少女の恋心は一方通行だった。ようやく30歳を前にして、3作目での共演で、互いの存在に真正面から向き合った。松山さんは「僕の中では毎回、共演するたびに印象が違うんです」と蒼井さんの印象を口にする。「今回は、まさに愛ちゃんのようにみんなを明るくさせる感じでしたね。でも『人のセックスを笑うな』のときは、静かというか、ダークサイドっぽい感じというか…(笑)。いまとは対極のとんがっていて、沸々としたものを持っている印象でした。『大和』のときは…妖精みたいでした(笑)。何年か後にまた一緒に仕事したらどんな感じになっているのか楽しみです」。もしかしたら、松山さんが感じた印象の違いは、役柄が蒼井さんに深く染みこんだ結果なのかもしれない。蒼井さんは首をかしげつつ、この10年に思いを巡らせる。「自分では(役に影響されているとは)意識してないんですけどね(笑)。今回、初めて現場でちゃんとお話したんですよ。そうしたら『全然、印象が違う』って(笑)。そう言われるとそうかもしれない…。私の中でも松山さんの印象は変化があって、初めてお会いしたときは、それこそ戦争を題材にした作品だからなのかもしれませんが、ギラギラした印象で、熱いものを自分の中に持っている方だなと思いました。約10年経ってすごく穏やかになって、幸せそうだなと感じます(笑)」。「熱いものはいまでも持っているよ!」と笑う松山さんの言葉を受け、蒼井さんは続ける。「持っているんだけど、(力の)抜きどころを見つけた感じがしますね。生きていて楽しそうだなって(笑)。今回、特に松山さん、豊川さん、檀(ふみ)さんとの時間が長かったんですが、3人とも役者の仕事を大切にされているけど、それとは別に大切なものを持っていて、それがあるからこそこちらの世界で力を発揮されているんだなというのを感じました。役者としてはもちろんですが、人間として憧れるし、そういう方たちと3か月一緒に過ごせたのは幸せでした」。亨は、山小屋での営みの中で、かつては反発することもあった父の思いに触れ、その存在が生きる上での“道標”に出会ったことに改めて気づかされていく。松山さんにとって、これまでの歩みの中で出会った道標と言える存在は?「人に関しては挙げるとキリがないんですけど、それ以外ではチャップリンの映画ですかね。24~25歳くらいで初めて観たんですが、映画からすごくたくさんのことを学べるんだと実感したし、ビックリするくらい突き刺さる言葉が多いんです。淀川長治さんが『映画が教科書』と仰っていましたが、まさにその通り。自分が俳優という仕事をしている喜びを感じさせてくれましたね」。一方の蒼井さんは「小さい頃から聞かされてきた」という言葉と、10代の頃に出会ったある先輩の俳優の教えを明かしてくれた。「うちの家訓が『なんとかなるさ』なんです(笑)。子どものときは『なんて陽気な家族なんだ』と思っていましたが、いまでもその言葉が自分の根底にあって、おまじないのようで、どこかでその言葉に救われている気がします。それと、この仕事を始めてからある先輩に言われたのが『自分の仕事は何か?と聞かれて“表現者だ”なんて言うようなダサい女優にはなるな。みんな表現者だと勘違いしているけど、私たちはあくまで労働者だから』ということ。そのとき、私はただの学生で、言葉の意味は分かっても、実感がなかったんです。でもこの年齢になって仕事をする中で、その言葉の重みや強さみたいなものを感じています。いつか私も後輩に伝えたいですね」。次に顔を合わせたとき、この“微妙な同い年”の2人が、どんな関係になっているのか楽しみだ。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:春を背負って 2014年6月14日より全国東宝系にて公開(C) 2014「春を背負って」製作委員会
2014年06月12日大阪を流れる淀川には天然のうなぎが生息し、昔ながらの漁法でうなぎ漁が行われている。淀川でのうなぎ漁は1950年代まで盛んだったが、高度成長期に水質が悪化し、漁獲量が低迷した。その後下水道が普及したことなどにより水質の改善が進み、漁獲量が増加してきているという。近年、大阪市漁業協同組合(大阪市漁協)とNPO法人「浪速魚菜の会」、大阪商工会議所が手を組み、淀川の魚介類を「淀川産(よどがわもん)」としてブランド化する活動を進めている。天然うなぎについても、乱獲で減らさないように漁獲高の少ない伝統漁法でとれたうなぎを大阪市漁協の関連会社が買い取りを行なうなどの施策を進めているという。大阪市漁協の関係者に話を伺ったところ、今年6月~10月の漁獲シーズンに大阪市漁協を通して料理店などへ卸した漁獲量は400kgほど。主に大阪市内のレストランや割烹へ提供しており、一般のスーパーなどには出回っていないという。淀川産天然うなぎを取り扱っているレストラン・割烹は大阪市漁協のサイトで紹介している(ただし現在は漁獲シーズンではないため、取り扱っていない店舗もあるとのこと)。味わいの特徴としては、脂がさっぱりとしていることだという。オススメの食べ方はやはり蒲焼き。今年はすでにシーズンが終わってしまっているが、ぜひ大阪へ足を運んだ際には食してみてほしいとのことだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日淀川長治さんと言えば「さよなら、さよなら、さよなら」水野晴郎さんと言えば「いやー、映画って本当にいいもんですね~」という決めゼリフが必ず出たものですが、お二人とも亡くなってしまい、今、テレビには老若男女が知っている映画解説者という人が存在しないですよね。ということは、水野晴郎さんは、日本の放送史上最後のメジャーな映画解説者と呼べるかもしれません。晩年はバラエティー番組でトリッキーなキャラクターをイジられたり、B級映画界の金字塔とも呼べる「シベリア超特急」シリーズで監督デビューしたりと才能をいかんなく発揮されていた水野晴郎さんですが、やはり彼の本職は何と言っても映画解説。しかし映画の本編はDVD化されて、時を越えても支持されるのに対し、映画解説はその時代にのみ有効なのか、もはや過去のVTRを観る機会がなくなってしまいました。うーん、もう見られないものだとすれば、もう一度あの映画解説を見たい気もするなーと思っていたら、なんと、水野晴郎さんの映画解説だけを100本も集めたDVD『水野晴郎 名画100解説』が7月17日に発売されたらしい。販売元のエースデュースさんに話を聞いてみました。そもそもどうして映画解説だけのDVDを出そうと思ったんですか?「弊社はもともと水野監督の『シベリア超特急』を作品化していたこともあり、追悼の意味を込めて発売することになりました」映画解説者の優劣というのは素人目には分かりづらいですが、水野さんの解説者と魅力は?「水野さんならではのゆったりとした聞き心地の良い語り口、名シーンが思い浮かぶようなシーンの解説、監督やヒロインを思い入れたっぷりに紹介する、などが魅力かと思います」(同)確かに映画に対する愛はただならぬほど感じる人ですよね。低予算のB級映画と言われることも多い「シベ超」を見ても、映画としてあと一歩な点は多々あれど、それをカバーする愛や勢いを感じます。わがコブス横丁も、ネット界のシベ超を目指したいところですが、100本もの解説の中でも、これは名解説中の名解説と呼べるものはありますか?「そうですねー、以下の3本ですかねー」■『西部戦線異状なし』……「これぞ名作の1本」と解説■『我等の生涯の最良の年』……水野さんが生涯で一番好きだと話していた■『荒野の決闘』……最後の決闘シーンの解説は素晴らしいですどれもこれも古い時代の名作が並びますね。水野さんの趣向が透けて見えるようです。もちろん、1解説ごとにチャプターが分かれているので、水野さんの解説を見終わった後に本編の映画を見るという『一人金曜ロードショーごっこ』もできます。この夏休み、空調の効いた部屋で名解説と名画ざんまいも良いですね。いやー、映画って本当にいいもんですね。(梅田カズヒコ/プレスラボ)【関連リンク】映画の放邦題って、どうやって付けてるの?秀逸な邦題。いったい誰が付けているんでしょう『トランスフォーマー/リベンジ』ワールド・プレミアに潜入!叶姉妹がコブス横丁に!!それだけでご飯何杯も食えます
2009年07月31日