岡崎京子による漫画『リバーズ・エッジ』が実写映画化。主演に二階堂ふみを迎え、2018年2月16日(金)に全国で公開される。原作・岡崎京子、若者たちの生と欲望を鮮烈に描く繰り返されるリアルなセックスや暴力、日常を生きることに対する違和感など、若者たちの心の揺らぎをその作品の中で描いた岡崎京子。中でも雑誌「CUTiE」で1993〜94年にかけて連載された『リバーズ・エッジ』は、青春漫画の金字塔として熱狂的な支持を集める代表作の1つだ。若草ハルナ役に二階堂ふみ、山田役に吉沢亮自由に生きる女子高生・若草ハルナ役に二階堂ふみ、執拗なイジメに遭い、河原の死体を心の拠り所にしている同性愛者の山田役に吉沢亮、そして、死体の存在を共有するモデル・吉川こずえ役にSUMIREと、これからの日本映画の新時代を担う若手俳優たちが出演。そのほか、ハルナの恋人で山田をイジメる観音崎役の上杉柊平、山田への異常な愛を加速させる田島カンナ役の森川葵ら個性溢れる顔ぶれが、欲望と孤独を持て余し、生きることにもがく高校生たちのリアルな姿に体当たりで挑む。『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲が監督メガホンを取るのは、窪塚洋介が主演を務めた伝説的な作品『GO』や、社会現象も引き起こした恋愛小説の実写化作品『世界の中心で、愛をさけぶ』などで知られる行定勲監督。原作に深く魅了されたという行定監督は、映画の中にオリジナルの仕掛けを加えるとともに、新しい岡崎ワールドを披露する。主題歌は小沢健二による書き下ろし小沢健二が、自身初となる映画主題歌を担当する。楽曲は、完全書き下ろしの「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」。かねてより原作者の岡崎京子と親交があったことにより、夢のタッグが実現した。また、楽曲にはメインキャストの二階堂ふみと吉沢亮も参加している。なお映画『リバーズ・エッジ』は、第 68 回ベルリン国際映画祭においてパノラマ部門で正式出品される事が決定している。ストーリー「若草さん、今晩ヒマ?僕の秘密の宝物、教えてあげる」。若草ハルナ(二階堂ふみ)は、カレシの観音崎(上杉柊平)がイジメる山田(吉沢亮)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ、腐りかけた死体を目にする。さらに、宝物として死体の存在を共有しているという摂食障害のモデル・吉川こずえ(SUMIRE)が現れ、3人は友情とは違う歪んだ絆で親しくなっていく。その一方で、父親のわからない子どもを妊娠するハルナの友人・ルミ(土居志央梨)と同姓愛者であること隠した山田に好意を寄せるクラスメイト・カンナ(森川葵)は過激な愛情を膨らませていく。作品情報映画『リバーズ・エッジ』公開時期:2018年2月16日(金)出演:二階堂ふみ、吉沢亮、上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨、森川葵監督:行定勲脚本:瀬戸山 美咲原作:岡崎京子『リバーズ・エッジ』(宝島社)主題歌:小沢健二「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」©2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
2017年11月10日映画『ういらぶ。』が、2018年11月9日(金)に全国ロードショー。人気少女漫画を実写化映画『ういらぶ。』は、人気少女漫画「ういらぶ。ー初々しい恋のおはなし―」の実写化作品。同じマンションに住む美男美女の幼なじみ高校生男女4人組が繰り広げるラブストーリーだ。幼馴染同士好き合っているのに素直になれずにいるうちに、ライバルが現れて…。そんな焦ったくも甘くピュア恋模様に思わずドキドキさせられる。キング アンド プリンス・平野紫耀&桜井日奈子ら注目すべきは、誰もが振り返るような美男美女4人組を演じる、旬な俳優陣たち。同じマンションに暮らす優羽のことが大好きなのに、恥ずかしくてつい毒舌になってしまう”こじらせイケメン”、主人公・凛を演じるのは、5月23日(水)にデビューを果たしたジャニーズのアイドルグループ「キング アンド プリンス(King & Prince)」の平野紫耀だ。ヒロイン・優羽は、同じく少女漫画を実写化した映画『ママレード・ボーイ』でも主演を務めた、桜井日奈子が演じる。さらに、優羽の親友のクールビューティーな暦には玉城ティナ、凛と優羽を優しく見守る蛍太にはNHK「連続テレビ小説 ひよっこ」でも知られる磯村勇斗、凛のライバル・和真役に健太郎、和真の妹・実花に桜田ひよりが抜擢された。監督を務めるのは、『ストロベリーナイト』『脳内ポイズンベリー』など様々な映画・ドラマを手掛ける佐藤祐市だ。ストーリー同じマンションに住む、凛と優羽、暦と蛍太の幼なじみ4 人組。誰もが振り返る美男美女の4人は、高校でも最強の幼なじみチームとして憧れの的。クールで華麗な見た目とは裏腹に、優羽のことが好きすぎていつも優羽にドSな態度で毒舌をふるい冷たくふるまってしまう凛。実は凛 のことが好きな優羽も、そんな凛のせいで自分に自信が持てず、完全にネガティブ思考。お互い大好きすぎて「好き」と言えない…そんなふたりを心配し見守る親友の暦と蛍太。そんな4人の前に、“好きなら好きとハッキリ言う”ライバル・和真が現れる。ずっとこのまま変わらないと思っていた 2 人の恋と4人の友情は思わぬ方向へ動きはじめて…【詳細】映画『ういらぶ。』公開時期:2018年11月9日(金)全国ロードショー出演:平野紫耀(King & Prince)、桜井日奈子、玉城ティナ、磯村勇斗、桜田ひより、健太郎監督:佐藤祐市原作:星森ゆきも「ういらぶ。-初々しい恋のおはなし―」(小学館「Sho-Comi フラワーコミックス」刊)脚本:高橋ナツコ音楽:佐藤直紀
2017年10月24日15日から公開の『パワーレンジャー』はご存知の通り、日本の特撮シリーズ“スーパー戦隊”をアメリカで映画化したもの。こうした日米ハイブリッドの作品、日本の漫画・アニメの実写映画化は4月に公開された『ゴースト・イン・ザ・シェル』を始め、現在ハリウッドで次々に企画されている。■原作・大場つぐみ&作画・小畑健による日本の少年漫画「DEATH NOTE」まずは8月25日(金)からNetflixで配信予定の『デスノート』。アメリカを舞台にした本作では、『マイ・インターン』や『きっと、星のせいじゃない』に出演していた23歳のナット・ウルフが夜神月にあたる主人公、ライト・ターナーを演じ、リュークの声をウィレム・デフォーが担当。マシ・オカがプロデューサーに名を連ね、出演もしている。アダム・ウィンガード監督は1982年生まれ。日本のアニメを見て育った彼は、レジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザースが展開する“モンスターバース”の集大成『Godzilla vs. Kong』(原題)の監督にも抜擢された。■日本を代表する特撮怪獣「ゴジラ」VS アメリカが生んだ特撮怪獣「キングコング」『Godzilla vs. Kong』(原題)は、3月から脚本準備が始まり、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのテリー・ロッシオ、『スター・トレック BEYOND』のパトリック・マッケイとJ・D・ペイン、『メイズ・ランナー』シリーズのT・S・ノーリンなどが参加、共同で執筆にあたる。3月に日本公開された『キングコング:髑髏島の巨神』、2019年予定のハリウッド版ゴジラ『GODZILLA: King of the Monsters』(原題)を踏まえた内容になるという。映画の公開は2020年5月22日(現地時間)を予定している。■木城ゆきと原作のSF格闘漫画「銃夢」ジェームズ・キャメロンは木城ゆきと原作の漫画「銃夢」の映画化をプロデュース。ロバート・ロドリゲス監督がメガホンを取る本作の撮影は今年2月にクランクアップし、現在ポストプロダクション中。26世紀のディストピアと化したアメリカを舞台に、記憶喪失のサイボーグ少女が戦闘能力を武器に賞金稼ぎとして活動するストーリー。ヒロインの名前は原作の“ガリィ”から“アリタ”に変わったが、演じるのは『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』のローサ・サラザール。同シリーズ第3作にも出演し、アクションも得意な彼女の活躍に期待が高まる。ロドリゲス監督の『ベイビー・ドライバー』(8月19日(日)公開)で注目を集めるエイザ・ゴンザレス、ミシェル・ロドリゲス、『デッドプール』でエイジャックスを演じたエド・スクラインも出演し、クリストフ・ヴァルツがイド博士、ジェニファー・コネリーが悪役を演じるなど、豪華なキャストが揃うが、なんといっても注目は今年『ムーンライト』でアカデミー助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリの出演。悪役のヴェクターのほか、2役を演じるという。全米公開は2018年7月20日予定。■劇場アニメもヒット!大友克洋による大人気漫画「AKIRA」長年うわさになりながら、なかなか進展がなかった「AKIRA」はレオナルド・ディカプリオがプロデューサーに名を連ね、現在脚本執筆が進められている。2002年からワーナーで企画がスタート、2011年に一度は脚本が完成し、プリプロダクションに入ったが2012年に中断。現在新たに脚本執筆が進められている。一時はクリストファー・ノーランやジョージ・ミラー、『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リンなど様々な監督の名前が候補に挙げられたが、現在交渉中なのが低予算ホラー『Get Out』(原題)でスマッシュヒットを放ったジョーダン・ピール監督。コメディアンでもある監督は相棒のキーガン・マイケル・キーと『キアヌ』に主演している。■“漫画の神”と称される巨匠・手塚治虫の代表作「鉄腕アトム」そして、日本人にとって国民的キャラクターである「鉄腕アトム」も『Astro Boy』の英名で映画化の企画が昨年から始動。日本の手塚プロダクションも製作に参加するという。『カリフォルニア・ダウン』の脚本家コンビ、アンドレ・ファブリツィオとジェレミー・パスモアが執筆中だ。撮影がまだ始まっていない企画については、実現したら、どのように実写化されるのか、日系あるいは日本人の俳優起用はあるのか。いずれの作品にも期待が高まる。(text:Yuki Tominaga)
2017年07月15日1976年から「月刊プリンセス」で連載40年、コミックは60巻を超え、現在も連載が続く漫画『王家の紋章』。昨年8月にミュージカル化し、東京・帝国劇場での初演は連日満員御礼記録を達成する人気を博した。この話題の舞台が早くも再演、大阪に初登場する。「王家の紋章」チケット情報物語は、現代アメリカで考古学を学ぶ少女キャロルが古代エジプトにタイムスリップ、若き王メンフィスと3000年の時を超えた愛のドラマを繰り広げる。脚本・作詞・演出は荻田浩一、作曲・編曲は巨匠シルヴェスター・リーヴァイ。キャストも初演と同じく華やかだ。メンフィス王に浦井健治、キャロルには新妻聖子・宮澤佐江(Wキャスト)をはじめ、キャロルを奪おうとするヒッタイト王子イズミルには宮野真守・平方元基(Wキャスト)。ほかに、伊礼彼方、濱田めぐみ、山口祐一郎らが出演。この時空を超えた歴史ロマンスに再登板する平方元基が来阪、作品の魅力と再演への意気込みを語った。舞台は、原作の1~4巻を約3時間のミュージカルに凝縮して作り上げた。「内容が濃く、音楽をたくさん使ってダイナミックに仕上げているところが魅力だと思います。リーヴァイさんの楽曲は、『エリザベート』や『レディ・ベス』より一層ご覧になる皆さんの想像力をかきたてます。キャラクターも、漫画の中から浮き上がって来たようなイメージを大事に作り上げているし。大劇場のミュージカルとして、今まで観たことがないような作品に見えるんじゃないかな」。初演で、漫画が原作の舞台を初めて経験した平方。「お客様の反応が全然違って、すごく充実感がありました。これまで以上に歌の分量も多く、歌で魅せるところもあり。とにかく舞台セットや衣装、そして音楽が素晴らしいので、それらに埋もれないような描写をしないと。漫画の世界のイズミルに、どうやって人間の血を通わせているかを観てほしいです。そこを見逃さないでいただくと、物語をもっと深く楽しめると思います」。漫画ファンからは、Wキャストの宮野真守は“パッションが溢れたイズミル”、平方は“青い炎のイズミル”と評されたそう。「原作を知らなくても、テンポよく進んでいくので大丈夫。でも、漫画と同じ動きをするなど、漫画とリンクするシーンもたくさんあるので、4巻まで先に読んでおくともっと楽しめると思います。関西のお客様は、チケット代以上の価値のあるお芝居を楽しみに行くわよって来られますよね、必ず(笑)。反応が素直なのも関西の醍醐味で、すごく温かく迎えてくださる。相当ブラッシュアップして、いい作品にしてこないと敵わないですよね。今回は東京で1か月公演した後、1番いい時期に大阪に来ますから。いや~、でも、ドキドキします(笑)。公演は、4月8日(土)から5月7日(日)まで東京・帝国劇場、5月13日(土)から31日(水)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。チケットは発売中。<衣裳協力>ジャケット、パンツ、Tシャツ:Psycho Bunny / ジョイックスコーポレーション靴:fabs class取材・文:高橋晴代
2017年03月24日1993年~1994年にかけて雑誌「CUTiE」(宝島社)にて連載されていた、岡崎京子の漫画「リバーズ・エッジ」が映画化されることが決定。主演には女優・二階堂ふみ、相手役を吉沢亮が務め、来年公開されることが分かった。河口にほど近く、広く、ゆっくりと澱む河。セイタカアワダチソウが茂るその河原で、いじめられっこの山田(吉沢亮)は、腐りゆく死体を発見する。過食しては吐く行為を繰り返すモデルのこずえもまた、この死体を愛していた。ふたりは、いつも率直で“かわいい”ハルナ(二階堂ふみ)にだけは心を許している。山田を執拗にいじめ抜くハルナの恋人・観音崎、一方通行の好意を山田に寄せるクラスメイト・田島カンナ、父親のわからない子どもを妊娠するハルナの友人・ルミ。それぞれにリアルな状況を抱えた高校生たちが、感情も愛情も体も絡ませ合いながら、不器用にストレートに物語は進行していく。そして、新たな死体がひとつ生まれる――。原作はバブルが弾け、世紀末を間近に控えた90年代が舞台。それまでの“少女マンガ”とは対照的な、リアルなセックス描写、愛や暴力を描写し、都市に生きる若者たちの欲望や不安、焦燥感といった現実を果敢に描き続け、20年以上の月日が経た現代においても全く色あせず、いまなお新しい読者を獲得し続けている人気作だ。若草ハルナ役を演じる二階堂さんは、10代の頃に原作と出会っていたそうで、「10代でこの作品に出会えたことが財産だと思っています」と語るほど深く惹きつけられた作品だと明かしている。今回彼女が演じるハルナは、母と2人暮らしで同い年の彼氏もおり、イマドキの女子高生で生活に特に不満はないが、どこか生きづらさを感じているという役どころ。そんなハルナの印象について、二階堂さんは「“実感”に程遠い、若さと強さを纏った女の子。彼女の目線の先を、つい想像してしまいます」とコメント。一方、吉沢さん演じる山田一郎は、ゲイであることから学校に馴染めず、いじめにあっているがどこか達観しているミステリアスな男子高校生。「90年代の高校生が、抱える虚無感や何か大きな波にのみこまれて身動きが取れないでいる姿が、現代の若者となんら変わらないと感じました」と原作を読んだ印象を語る吉沢さん。また山田一郎という人物については、「生きている実感が持てず、死体という絶対的な存在にすがることしか出来ない山田くんの感情は、どこか共感してしまうところがありました」と明かした。本作のメガホンをとるのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』『ピンクとグレー』の行定勲監督、脚本は『アズミ・ハルコは行方不明』の瀬戸山美咲が担当する。本作が初の漫画原作の映画化となる行定監督は、「ずっと漫画の映画化に抵抗してきた。しかし、岡崎京子さんの名作はあまりにも魅力的でついに手を染めてしまった」と原作への思いを吐露。またキャスト2人については「主演の二階堂ふみは、この作品に魅了され映画化に奔走した。その姿は逞しく若草ハルナそのもの。吉沢亮は最もキィになる山田一郎として独自の憂いのある雰囲気で存在してくれています」と話し、「90年代が鮮烈に描かれた傑作を、未来ある若い俳優たちと共にいまの時代を生きる人たちに届く作品にしたいと思っています」と意気込みを語っている。『リバーズ・エッジ』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年03月22日漫画『キャプテン翼』が舞台化。2017年8月18日(金)から9月3日(日)まで、東京・Zepp ブルーシアター六本木にて公演される。連載開始から30年以上を経た今も多くのファンに愛されるサッカー漫画『キャプテン翼』。最新VRテクノロジーを駆使した舞台では、ダンスや武芸、デジタルイリュージョンなどによって作中に登場するお馴染みの神技連発シーンを再現。五感で楽しめるダイナミックな舞台が披露される。舞台版完全オリジナルとなるストーリーでは、翼率いる全日本チームが、世界中のU20の選手たちを集結させたRED STORMという強敵と立ち向かう。RED STORMには、過去に翼が戦ったキャラクターたちも含まれており、馴染みのキャラクターたちが紡ぐ新たなストーリーを楽しむことができる。本舞台のもう一つの目玉は、シュートを受けた衝撃やキックの感触などをリアルに体感できる87席の「体感シート」が設置されることだ。ソニー(Sony)が開発する最先端インタラクションテクノロジーを舞台と融合させた世界初の試みとなる。さらに、演劇空間に香りを導入したフレグランス演出も行われ、まさに五感で物語の情景を感じることができそうだ。総合演出は、演出家・ダンスパフォーマーなどとして活躍するEBIKEN(蛯名健一)が担当。また、脚本・演出アドバイザーとして、世界的ダンスパフォーマンスグループのenraのメンバー、加世田剛が参加している。主人公の大空翼を演じるのは元木聖也、そのほかのキャストには、中村龍介、松井勇歩らが決定している。【詳細】超体感ステージ「キャプテン翼」公演期間:2017年8月18日(金)~9月3日(日) 23回公演予定。公演時間:13:00~/14:00~/17:30~/19:00~ ※公演日によって公演時間が異なる。会場:Zepp ブルーシアター六本木住所:東京都港区六本木5丁目11−12チケット(発売中):・プレミアム体感シート 12,800円/プレミアム席 10,800円/一般席 7,800円・ファミリー席 大人1枚と子ども1枚のセット 10,800円(税込)/大人2枚と子ども1枚のセット 21,600円(税込) ※ファミリー席はプレミアム席と同じエリア。子どもは小中学生が対象。チケット取扱い:ブルーシアターチケット、イープラス、チケットぴあ、ローソンチケット※チケット、座席についての注意事項があるため公式HPを参照。公式HP:総合演出:EBIKEN(蛯名健一)脚本:加世田剛振付:松永一哉キャスト:大空翼/元木聖也、若林源三/中村龍介、日向小次郎/松井勇歩、岬太郎/鐘ヶ江洸、三杉淳/鷲尾修斗、若島津健/渡辺和貴ほか©高橋陽一/集英社©超体感ステージ「キャプテン翼」製作委員会
2017年03月03日いま、エッセイコミック・実録系漫画のジャンルが人気です。ブログやTwitterなどSNSで自身の体験談を面白くわかりやすく漫画化。それが大きな話題になると書籍化……という流れがムーブメントに。とくに結婚や出産については人気も関心も高く、たくさんの本が出ています。世の中には婚活で出逢った人物が宇宙人並に話が通じなかった、結婚は墓場だ、妊娠・出産はどれだけ痛くて、その後の疲労度の高さなどなど……。事実でたしかに勉強になりますが、ちょっと怖い情報も……。今回はそんな将来への不安を「結婚っていいな!」「育児が楽しみ!」と、明るい未来に希望に変えることができる実録系マンガをふたつ、紹介します。「オススメ!めおとブックス!」バックナンバー第1回:「他人と一緒に暮らすということ『ラララ』第2回:「わかっているよ・察してよ」信頼過信を2つの漫画 から考える第3回:グルメ漫画ブーム!何を食べるかよりも「誰とどう」食べるかが大切第4回:「デキチャッタ!!」産むか迷っているアナタの気を楽にするコミックエッセイ第5回:性格・性別が変わっても受け入れられる?ひとのどこが愛おしいのか漫画から考える第6回:家族みんなで遊べる!ママもパパも嬉しい「ボードゲーム」の魅力第7回:子どもと一緒にプログラミングの基礎概念が学べる知育絵本『ルビィのぼうけん』『ネットで会って30分で結婚を決めた話』/れのれの (少年チャンピオン・コミックス・タップ!)Twitterに投稿されるやいなや、たちまち大反響を呼んだのが、れのれの氏の『ネットで会って30分で結婚を決めた話』。作者のれのれのさんは、引いたおみくじをきっかけにメル友だった男性と会うことに。初対面で「あれ?この人と結婚しそう」と思ったら、なんと相手からも、「結婚って興味あります?」と聞かれ、その場で結婚を決定。2回目のデートで新居について話し合い、6回目のデートはれのれのさんのお父様との挨拶……とびっくりのスピードで進んでいきます。お二人の結婚生活はラブラブ、というよりも自立した大人の同居生活のように見えるかもしれません。しかし、お互いいつでも感謝の言葉をかけあい、各々の趣味に理解を示し、無理なことやムダなことを押し付け合わない生活は、落ち着いた穏やかな夫婦生活そのもの。結婚って、本当なにかのタイミング。なにかが少しでも違っていれば、今の相手とは結婚していなかったかもしれません。夫婦らしさってなに?夫らしく妻らしく……そんな言葉に惑わされている新婚夫婦にも、あれこれ考えるよりもこんな夫婦でもありなんだ、と肩の力が抜ける一冊になるでしょう。> 秋田書店> Amazon最近の赤さん どうしたらお母さんみたいにモテますか? /とよ田みのる(ビッグコミックススペシャル)妊娠中はつわりがキツイ、出産は痛い、母乳かミルクか大戦争……。簡単に情報が手に入れられるようになった世の中で、妊娠・出産の体験談はとにかく多くて逆に困ってしまうほど。もう「こんな世の中で子どもを産んで、立派に育てられるのだろうか……」と妊娠すらしていないのに、ネガティブに考えてしまう始末。しかし、とよ田みのるさんの『最近の赤さん』を読むと、「赤ちゃんがいるとこんな可愛くてほんわかする日々が待っているんだ!」と妄想モードのスイッチがオン。食事をしたときの反応、お風呂での遊び、謎のジェスチャー、初めて歩いた日……。10か月から1歳10か月までのお子さんの成長が綴られています。食事やお風呂、寝かしつけの大変さなども描かれていますが、それ以上に赤ちゃんがいる生活の温かさ、そして「子どもを持つとこんな視点になれるのか」という驚きを与えてくれます。そして、もしかしたら自分の両親も、自分の行動に一喜一憂してくれていたのかな、とも思います。単行本の巻末にはオススメの育児グッズなども掲載されていますが、電子書籍版は美しい彩色のカラーページがそのまま読めるので、タブレットをお持ちのかたはそちらでぜひ!> ヒバナ> Amazon(kindle版)どちらも基本4コマ漫画なのでテンポがよく、さくさく読めます。結婚って、子育って難しい?と深く悩んでしまう前に、こういった明るい幸せになれる「実録系」で、ポジティブな「疑似体験」はいかがでしょうか。「オススメ!めおとブックス!」バックナンバー第1回:「他人と一緒に暮らすということ『ラララ』第2回:「わかっているよ・察してよ」信頼過信を2つの漫画 から考える第3回:グルメ漫画ブーム!何を食べるかよりも「誰とどう」食べるかが大切第4回:「デキチャッタ!!」産むか迷っているアナタの気を楽にするコミックエッセイ第5回:性格・性別が変わっても受け入れられる?ひとのどこが愛おしいのか漫画から考える第6回:家族みんなで遊べる!ママもパパも嬉しい「ボードゲーム」の魅力第7回:子どもと一緒にプログラミングの基礎概念が学べる知育絵本『ルビィのぼうけん』ライター:三谷 アイ
2016年12月06日漫画「咲-Saki-」が、実写ドラマ・映画化プロジェクトを発表。2016年12月よりMBS・TBSのドラマイズム枠にて全4話と年明け1月放送の特別編を合わせた計5話のTVドラマシリーズの放送がスタート、2017年2月3日(金)に映画版が公開される。2006年から現在までヤングガンガンにて連載中の「咲-Saki-」は、麻雀競技人口が1億人を超える世界を舞台に、女子高生たちが全国大会を目指し麻雀に打ち込むという青春スポ根作品だ。主人公・宮永咲の誕生日である10月27日には、咲役・浜辺美波をはじめ、SUPER☆GiRLSの浅川梨奈、私立恵比寿中学の廣田あいか、古畑星夏、山田杏奈、永尾まりや、モデル・武田玲奈、岡本夏美、ゆるめるモ!のあのなど、全国高校麻雀県大会で対戦する「龍門渕高校・鶴賀学園・風越女子高校」総勢20名のキャストが発表された。また、本作のオープニングテーマには、『清澄高校麻雀部』が歌う「きみにワルツ」が起用されることが決定。楽曲はアニメ主題歌を数多く担当するみみめめMIMIが書き下ろしたもので、咲・和・優希・久・まこの5名がドラマ・映画限定のスペシャルユニット『清澄高校麻雀部』として、フレッシュで瑞々しい歌声で作品を盛り上げる。なお12月10日(土)からは、映画版の前売り券が発売開始となる。「清澄高校・龍門渕高校・風越女子高校・鶴賀学園」全国高校麻雀県大会対戦校4校それぞれのビジュアルから作られた4種類のムビチケには、第1弾特典として、全21種類のブロマイドからムビチケカード1枚購入ごとにランダム2枚組がプレゼントされる特典が付属。そして年明けの1月7日(土)からは第2弾特典として、クリアファイルがプレゼントされる。【概要】「咲-Saki-」実写ドラマ・映画化プロジェクトキャスト:浜辺美波(宮永 咲)、浅川梨奈(原村 和)、廣田あいか(片岡優希)、古畑星夏(竹井 久)、山田杏奈(染谷まこ)原作:小林 立(掲載「ヤングガンガン」スクウェア・エニックス刊)監督:小沼雄一脚本:森ハヤシ音楽:T$UYO$HI(The BONEZ)オープニングテーマ:「きみにワルツ」清澄高校麻雀部(Astro Voice)/エンディングテーマ:「ハローグッバイ」フレデリック(A-Sketch)©小林 立/SQUARE ENIX・「咲」プロジェクト■TVドラマ版放送日:・ドラマ「咲-Saki-」MBS 12月4日(日) スタート 毎週日曜深夜24時50分TBS 12月6日(火) スタート 毎週火曜深夜25時28分・ドラマ「咲-Saki-」特別編MBS 1月8日(日) 深夜25時05分TBS 1月10日(火) 深夜25時43分※放送時間は予定につき、変更となる場合あり。■映画版公開時期:2017年2月3日(金) 全国ロードショー
2016年11月15日宮月新原作、神崎裕也漫画の『不能犯』が、松坂桃李主演で映画化されることが決定した。『貞子VS伽椰子』の白石晃士が監督を務め、2018年に公開される。『不能犯』/その他の情報本作の主人公は、呪いや洗脳など実証が不可能な犯罪で相手を殺す“不能犯”の宇相吹正(うそぶきただし)。黒いスーツに身を包んだこの男は、想像を絶する手口で相手を葬るダークヒーローだ。「この作品は、現代版『笑ゥせぇるすまん』のような世界観で、宇相吹という役は、完全な悪者ということではなく、人の欲望や欲求を叶えたりはするけれど、そこに対して何かを問いかけていく。欲望を満たすことで、その人間にとって本当にそれでいいのかという救いも差し伸べていたりもします」と分析する松坂は、「原作『不能犯』の魅力を引き継ぎつつ、いい意味でもうひとつの『不能犯』としてお送りできたらと思っています」とコメント。緊迫感のある描写と観客を翻弄する語り口が人気の白石監督は「原作漫画の持つ邪悪で悪魔的な魅力を実写映画の魔力に置き換えてドス黒く輝かせつつ、実は物語の中心にある希望への信頼を、娯楽映画として結実させようと奮闘しています」と語っている。撮影はすでに終了しており、編集、仕上げを経て2018年に公開される予定。『不能犯』2018年公開
2016年10月31日漫画誌『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載中の人気コミック『咲-Saki-』の実写化プロジェクトが進行していることが2日、発表された。12月に地上波深夜ドラマが4話放送され、2017年初頭には映画が公開される。同作は、麻雀競技人口が1億人を超え、日本でも大規模な大会が開催される麻雀界を舞台に、女子高校生たちが麻雀に打ち込むスポ根漫画。これまでに、3度テレビアニメ化もされており、麻雀になじみのない層からの人気も獲得してきた。原作となる漫画の主人公は、奇跡的な麻雀を打ってのける高校1年生の美少女・宮永咲。同じ高校で天才的な打ち方を見せる原村和に魅了された彼女が麻雀部に入部し、2人でインターハイの頂点を目指す模様が描かれている。今回、発表されたのは、実写化プロジェクトによる深夜ドラマ化と劇場映画化のみ。キャストやスタッフといった詳細は、近日明かされるという。
2016年09月02日今更ではあるが、人気漫画の実写化企画が相次ぐ日本映画界。最近だけでも『銀魂』(空知英秋原作、小栗旬主演、2017年公開)、『BLEACH』(久保帯人原作、福士蒼汰主演、2018年公開)の製作が発表され、ファンの間で大きな話題になったばかりだ。なぜ、漫画の実写化が多いのか?…という疑問については、「映画離れしている若い世代の関心を引くため」「製作委員会方式が定着しているから」「映像技術の進歩」など、すでに語り尽くされた感があり、そのどれもが正論に聞こえるし、仕組みとしては以前であれば「まずはアニメ化で盛り上げる」、近年は「雑誌連載との連動」を経て、満を持しての劇場公開という流れが存在している。批判もあるだろうが、ビジネスモデルとして優良だ。一方で、『るろうに剣心 京都大火編』『伝説の最期編』が2部作合わせて興収95億円を記録したのを最後に、『寄生獣』『進撃の巨人』(ともに2部作)といった肝いりの実写化作品が爆発的な大ヒットにつながっていない現状がある。最近の例外は、興収40億円を優に超えた『信長協奏曲』で、こちらは原作やアニメ人気に加えて、実写ドラマの好評ぶりが動員に結びついた(そう考えると『ルパン三世』も成功させた小栗旬ってやっぱりすごい)。今年もGW、夏休みと主演級のスターが勢ぞろいした大型プロジェクトが相次いで、低迷している。その一因は「原作と映画は別物」という発想から、大胆なアレンジを加えた結果、ファンから総スカンを食らったから。安易な改悪は論外だが、たとえ映画の作り手が新たなビジョンを提示したつもりでも、それが“逃げ”に見えてしまえば、負け戦だ。成否の分かれ道は、いかに原作に宿るテーマや精神性を、慎重に見極めるかにかかっている。さらにこの夏は東宝が単独製作した『シン・ゴジラ』が社会現象を巻き起こし、漫画実写化の地位を大きく揺さぶっている。胸キュン案件はさておき、この先、漫画実写化の未来を占う上で注目すべきは『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)、『3月のライオン』2部作(2017年春公開)、『鋼の錬金術師』(2017年冬公開)の3本。どれも原作の知名度、豪華なキャスト、実力派監督と「コケるわけにはいかない」勝負作だ。(text:Ryo Uchida)
2016年08月27日漫画『3月のライオン』が実写映画化。主演に神木隆之介を迎え、2017年3月18日(土)に前編が、4月22日(土)に後編が公開される。原作の『3月のライオン』は、大ヒット漫画『ハチミツとクローバー』で世に名を知らしめ、「第4回マンガ大賞2011」大賞をはじめ数多くの受賞歴を持つ、羽海野チカによる漫画。中学生という異例の若さで将棋のプロとしてデビューし、東京の下町にひとりで暮らす17歳の棋士である桐山零を主人公に、数々の対局と温かな人々との交流を通じて彼の成長を描く人気作品だ。実写映画化にあたり、桐山零役を神木隆之介が演じ、零のライバルであり“心友”の二海堂晴信役は染谷将太が務める。他にも、新星から重鎮まで豪華キャストが集結。零の義理の姉役に有村架純(幸田香子役)、彼女が恋をする強面のプロ棋士に伊藤英明(後藤正宗役)、皆を脅かす天才棋士に加瀬亮(宗谷冬司役)、さらに零を支える川本姉妹には倉科カナ(川本あかり役)、清原果耶(川本ひなた役)、彼の相談にのる担任教師には高橋一生が抜擢された。他にも、佐々木蔵之介(島田開役)、豊川悦司(幸田柾近役)、後編にキーパーソンとして登場する伊勢谷友介らが共演者に名を連ねる。監督を務めるのは、連続テレビ小説「ちゅらさん」や大河ドラマ「龍馬伝」、映画『るろうに剣心』シリーズ、『ミュージアム』などを手掛けた大友啓史。温かい家族ドラマから、身を削るような血の匂いがするアクション、そして近未来ものまで、様々な作品を残してきた大友が漫画賞を総ナメにする人気作品の実写化に挑む。大友啓史は映画について次のようにコメントしている。「どこへ向かって、どんなふうに生きていけばいいのだろうかと悩む桐山零は、誰もが自分の青春期を思い浮かべた時に、自己投影できる主人公だと思います。今まさに家族や学校のこと、自分の居場所や人との付き合い方に悩んでいる若い世代にとっては、口に出せない想いや衝動を共有できるのではないでしょうか」今回公開に先駆け、主演・神木隆之介と有村架純にインタビューを実施。役柄や本作への思い、原作への感想について話を聞くことができた。神木さんは演じられた桐山零とご自身、何か共通点は感じましたか。神木:監督に「神木と零は境遇が一緒だよね。神木は小さい頃からプロとして生きていて、零も中学生でプロの将棋士になっていて」とおっしゃって頂いて、考えてみたら共有できるところがたくさんあるなと思いました。零は若くしてプロとなり、でも戦う棋士は60代の方もいる。しかしその人達が本気でプロとして倒そうとしてくる。若くても「プロとして目の前に座っている」という見られ方は、幼少の頃の自分と一緒なのかなと感じました。なので僕もふき飛ばされないように、頑張ってプロとして立っていないといけないと思います。幼い頃から「プロ」として見られているという点が似ているんですね。神木:僕は親からずっと「この世界は年齢とか関係なく、わがままもダメだし、できることが当たり前。一人のプロとして立たないといけない。」と言われてきました。確かに自分が年上になって、子役の人と芝居をしている時は、相手を子供だと思っていなくて、1人の役者さんとして見ています。なので、僕も小さい頃そう見られていたのかなと今となっては思うんです。本作を語る上で欠かせない「将棋」。特に映画を彩る数々の対局シーンは、棋士たちの内面の激しい戦いが描かれ、まさに生々しい魂のぶつかり合いを見ているよう。思わずこちらまで緊張してしまう。劇中のハイライトの1つでもある、緊張感とリアリティのある「将棋の対局」シーン。どんな役作りや準備をしたのか教えてください。神木:プロ棋士の方は、幼い頃から将棋に関わっているので、僕達が箸をもって食べるのと同じくらいの感覚で指していると思ったんです。そのレベルまでいかなくてはいけなかったので、難しかったです。とにかく将棋をたくさん練習しました。ひたすら指して。でも元々将棋が好きだったので、とても楽しかったです。血の繋がっていない姉弟という微妙な距離感の零と香子、お互い演じるに当たり何か話し合いはしましたか。神木:零と香子は原作の中でも、一番ふわふわしている関係なんです。恋人にも見えますし、家族、姉弟にも見える、だけどやはり他人かと思ったり。心の中を共有できるような関係でもあるので、香子は零を打とうが、何をしようが、彼の家に行き不安を吐き出し、それを零が受け入れる。歯車が合っているようで、合っていない。そこが零と香子の関係性の魅力だよねと話していました。有村:香子にとって零は、もちろん義理の弟として見ていますが、血が繋がっていない。彼女は後藤が好きで一緒にいますが、穴を埋めきれないでいて。その寂しさをぶつけられる唯一の相手が零なんですよね。すごく特別な存在で、多分彼は香子の居場所を作ってくれる存在なのかなと思っていました。今回有村が演じる香子は、プライドが高く気性が荒い人物だ。きつい目付きで罵倒を浴びせたり、感情任せに手を出したり、これまでの「正統派」「清純派」というイメージを覆す、今まで見たことのない有村架純に出会える。有村さん、演じられた香子は初の悪女役ですね。演じる上でチャレンジングだったことは何でしょうか。有村:ワイルドな感じを意識しましたが、彼女は強いだけではなく脆い部分もあるので、そのバランスを演じるのがチャレンジングで。声のトーンや喋り方は全部変えて、そのキャラクターというものを作るようにしました。演じたことのない役柄だったので難しかったです。原作ファンの方もたくさんいらっしゃるので、すごく緊張もしましたし、どうやって香子を演じようかと思っていましたね。今作の魅力の1つである、個性豊かなキャラクターたち。零の育ての親や義理の姉弟、将棋に捧げる棋士たち、そして彼を支える川本3姉妹や担任教師など。そんな個性豊かな人物を演じる豪華キャストも公開前から話題となっている。『3月のライオン』には個性豊かな様々なキャラクターがいますが、中でも印象深い人物はいますか。神木:加瀬さんが演じる、宗谷です。静寂と同時に、圧倒的な強さを持っていて、この人には勝てないという迫力があります。原作の後藤と全然違うのが面白くて、後藤は向き合ったときに見える圧力があるのですが、宗谷の圧力はどこからかかっているか分からないので、怖いんです。そこが原作でも宗谷の好きなところですし、それを加瀬さんが表現できるというのがすごいなと思いました。不確かな存在なのに、圧倒的。矛盾しているものがあるんです。普通なのにゾクッと背筋が凍る感じです。有村:私も宗谷です。この役は本当に難しいなと思うのが、足し引きを間違えると、ただ空気のような存在になってしまいそうなんですよね。加瀬さんが一体何を考えてそこに立っていたんだろうってすごく興味が湧くし、やはり加瀬さんだからあの雰囲気が出せるんだろうなと思いますね。劇中でお気に入りのシーンがあったら教えてください。有村:私は零が家で寝込んだ時に、三人姉妹がマスクしながら来て「病院行こう!」って言うシーンです。すごくかわいくて胸キュンしました。神木:印象的なのは、香子が「全て将棋に奪われた」と言うシーンです。今まで強がっている姿しか見たことがなかったので、初めて涙を流すような彼女を見て、この人も苦しんでいるんだなと思いました。迫力や叫びのようなものが見えました。お2人が考える、今後お互いにこんな役をやってほしいというのがあれば教えてください。神木:猟奇的な役をして頂きたいです。全然イメージがないので、見てみたいです。どんな顔をするんだろうと思います。有村:ラブストーリーを見たことないので、やってほしいですね。まっすぐにはいけない、試練があるようなヒューマンラブストーリーです。最後に、観客に向けて一言お願いします。神木:前編は熱い映画、後編は温かい映画。後半の最後の零の表情は自分で演じていながらも自分で良かったなと救われた気持ちになりました。まるでお味噌汁を飲んだような温かい気持ちになり、家族にありがとうと言いたくなる作品になっていると思います。有村:登場人物みんなが思いを抱えて、それぞれの苦しみがわかる前編とそれを回収するのが後編。みんなが報われて終わる映画です。前後編通して1本の作品になっています。【ストーリー】中学生という異例の若さで将棋のプロ棋士としてデビューし、東京の下町にひとりで暮らす17歳の棋士、桐山零(きりやまれい)。彼は、幼い頃に両親と妹を交通事故で亡くし、孤独を抱え、来る日も来る日も、すがりつくように将棋を指し続けた。そんなある日、零は同じ下町に住む3姉妹・川本あかり、ひなた、モモと出会う。それは、将棋盤以外の“自分の居場所”との出会いでもあった…。激しい才能と激情がうごめく棋士たちの生きる将棋の世界と、陽だまりのような川本家の食卓。数々の対局とあたたかな人々との交流を通じ、零は棋士として、人として、ある覚悟を決めていく――。【作品情報】映画『3月のライオン』公開日:前編 2017年3月18日(土)、後編 4月22日(土)監督:大友啓史出演:神木隆之介、有村架純、倉科カナ、染谷将太、清原果耶、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊勢谷友介、前田吟、高橋一生、岩松了、斉木しげる、中村倫也、尾上寛之、奥野瑛太、甲本雅裕、新津ちせ、板谷由夏、伊藤英明、豊川悦司原作:羽海野チカ「3月のライオン」(白泉社刊・ヤングアニマル連載)■配役神木隆之介(桐山零役)有村架純(幸田香子役)倉科カナ(川本あかり役)染谷将太(二海堂晴信役)清原果耶(川本ひなた役)佐々木蔵之介(島田開役)加瀬亮(宗谷冬司役)伊勢谷友介(甘麻井戸誠二郎役)前田吟(川本相米二役)高橋一生(林田高志役)岩松了(神宮寺崇徳役)斉木しげる(柳原朔太郎役)中村倫也(三角龍雪役)尾上寛之(松本一砂役)奥野瑛太(山崎順慶役)甲本雅裕(安井学役)新津ちせ(川本モモ役)板谷由夏(美咲役)伊藤英明(後藤正宗役)豊川悦司(幸田柾近役)© 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2016年07月11日世界的に知られる丸尾末広のカルト漫画「少女椿」が、モデル・タレントとして活動する中村里砂主演で5月下旬に映画化されることが決定。併せて本作のティザービジュアルも解禁された。ある時代の東京。14歳のみどりは、病気の母親を置いて家を出て行った父親の代わりに家計を助けるため、花売りをしていた。ある日家に帰ると母親は病死していた。一人ぼっちになったみどりは、赤猫サーカス団の団長である嵐鯉治郎に拾われる。地方巡業に回るサーカス団には、怪力自慢の赤座、美少年のカナブン、蛇使いの紅悦、足芸の鞭棄、異人の海鼠、蟻男といった個性的で怪しげな連中が顔を揃えていた。その中で下働きするみどりは、苛めにあいながらも健気に毎日を送り、走る列車を見ながら東京の我が家のことを思うのだった。そんなある日、サーカス団にワンダー正光という超能力を持った男が加入する。苛め にあうみどりを見たワンダー正光は、彼女のことを気にかけて、彼自身が持つ超能力で不思議な光景を見せる。彼の優しさにみどりは次第に心を寄せていく。ワンダー正光の評判は瞬く間に広まり、サーカス団は連日大入りとなった。だが、団 員たちは彼の人気に嫉妬し、みどりを苛める。それを見たワンダー正光は怒り、超能力で団員たちを従わせる。彼はみどりのことを愛していたのだった。それに嫉妬した 鞭棄もみどりを力づくで振り向かせようとするが、それを見たワンダー正光は激怒し、超能力で鞭棄を殺害する。その光景を見たみどりはワンダー正光に恐怖を覚え、避けようとするが――。原作は、1984年に発刊された全1巻の同名コミック。本作は、浪花清雲作の街頭紙芝居「少女椿」に作者特有の“エロ・グロ”“怪奇性”などの脚色を加えたもので、1992年にはアニメ映画化され、高い評価を受けたが、その内容表現から海外の一部地域では上映禁止にもなった。その後も舞台化はされたものの、実写映画化は30年もの間何度も試みがされては、その世界観を描くむずかしさゆえに企画が立ち消えになっていたという。そんな武勇伝を持つ原作の完全実写映画化に挑んだのは、短編映画『ミガカガミ』で「モントリオール国際映画祭」ほか、国内外の映画祭で数々の賞を受賞した監督「TORICO」。監督と脚本を務め、本作に挑戦している。主人公のみどりを演じるのは、中村雅俊、五十嵐淳子を両親に持つ中村さん。本作が初の映画出演にして初主演にとなる中村さんは、モデル・タレントとして活動中で、演技は初挑戦だという。そして、そんな彼女を支えるのは、演技派として高い評価を受ける風間俊介、ビジュアル系ロックバンド「SuG」の武瑠、グラビアでも話題の森野美咲、喜矢武豊主演の舞台「GOKU」の出演も控える若手俳優の注目株の佐伯大地、『新宿スワン』『7s/セブンス』などに出演し個性派俳優として注目を浴びる深水元基、作家としても活躍する中谷彰宏といった面々が共演している。同時に解禁されたティザービジュアルは、原作コミックの表紙の主人公を忠実に再現した中村さんが、昭和臭漂う背景と、見事に同化されているビジュアルだ。また主題歌には、海外で「オルタナティブ・シャンソン」とも評され、その独特の世界観や、歌とアコーディオンで大きな注目を浴びている姉妹音楽ユニット「チャラン・ポ・ランタン」の「あの子のジンタ」が起用されている。演技初の中村さんがこの難しい原作をどう演じるのか、共演のキャストがどういった配役になるのか、近年ではない衝撃作となりそうだ。『少女椿』は5月下旬、シネマート新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年02月15日2010年より「ヤングキング」にて連載中の、小幡文生による “絶対に読んではいけない”といわれる人気漫画「シマウマ」が実写映画化されることが決定。『orange-オレンジ-』の“ブレイク男子”竜星涼、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズから成長を遂げた須賀健太、さらにグラビアから歌手まで多方面で活躍する日南響子、『アンフェア』シリーズなどでおなじみの加藤雅也という豪華キャストで、現代社会の暗部を強烈に切り取りながら身近に潜む闇を炙り出す映画『シマウマ』から、早くも特報映像が到着した。“美人局”で仲間たちと一緒に金稼ぎをしていた倉神竜夫は、ある日、ヤクザを引っ掛けてしまったことから、転がるように闇へと堕ちていく。“回収屋”の通称・“ドラ”として、禁断の世界へ足を踏み入れることになるが…。小幡文生・原作の累計発刊部数約150万部を超える、“絶対に読んではいけない”漫画を、個性豊かな面々で映画化する本作。他者に受けた屈辱などをありとあらゆる方法を用いて昇華させる“回収屋”の世界へ足を踏み入れる主人公・ドラ/倉神竜夫を演じるのは、「獣電戦隊キョウリュウジャー」のキョウリュウレッド/桐生ダイゴ役でブレイクし、『orange-オレンジ-』の須和弘人役で最も注目を集める若手俳優・竜星涼。本作では、苛立ちや焦燥感を抱えながら裏社会で生きる“ダークヒーロー”を体当たりで挑んでいる。また、回収屋の一員で、まるであの“ジョーカー”のような奇抜なメイクを施した猟奇的な快楽殺人者・アカ役には、子役時代から演技力に定評のある須賀健太。同じく回収屋の紅一点で、敵か味方か分からない“ミステリアス”な女・キイヌ役には、元「ニコラ」や「non-no」の専属モデルで、女優やグラビアアイドル、歌手(珠麟)といくつもの顔を持つ日南響子。さらに、回収屋を取り仕切る謎に包まれた“ボス”の男・シマウマ役には、映画、TVドラマ、舞台などで抜群の存在感を誇る加藤雅也。監督を務めるのは、『探偵はBARにいる』シリーズや『臨場 劇場版』、日南さん主演の『桜姫』など、数多くの話題作を手掛けている橋本一。脚本は『凶悪』で第37回日本アカデミー賞「優秀脚本賞」を受賞した高橋泉と、鉄板の布陣がそろっている。最旬の若手俳優が集結し、日本映画界の限界に挑む超問題作を、これからも楽しみにしていて。<以下、コメント>■竜星涼(ドラ/倉神竜夫役)撮影をしていたのは去年の4月頃でした。やっと今年、この問題作を世の中に送れるのかと思うと武者震いします。こんな新しい自分を引き出してくれる役に出会えて幸運です。色々な方に見ていただき、衝撃を受けて欲しいです。■須賀健太(アカ役)お話をいただいたとき、初めて悪役を演じられることにワクワクしながら原作を読ませていただきました。演じさせていただくアカは正直、言葉も行動も理解できないようなサイコキラー…でもなぜかグッとくるカッコよさを持っていました。自分の中にない要素を探す高揚感と熱量で振り切って演じさせていただきました。ぜひご覧ください!須賀史上最悪キャラです。■日南響子(キイヌ役)なかなかクレイジーな内容でしたので、コレが映像になったらどうなるのだろうかと、現場に入る前から楽しみにしておりました。原作のキイヌとは(容姿が)少し違いますが、それもあってなのか、とても演じがいがありました。■加藤雅也(シマウマ役)シマウマというキャラクターを演じるにあたって、まず最初に考えたのは“話し方と声”。漫画を何度も読み返しイメージしました。撮影初日リハーサルでいきなりやってみて、監督にOKをいただいて決定となりました。原作ファンの方々に受け入れられると嬉しいです。■監督:橋本一こいつら全員、やる時ゃマジでサディスト。やられる時はどマゾ。やらせる方は身の危険を感じました。血とゲロにまみれた、爽やかな感動青春映画です。ご家族揃ってご覧ください!R指定だけど。■原作:小幡文生皆さーん!「シマウマ」が映画化されたらしいですよ~ びっくりでしょ?…っても一番驚いているのは作者である俺なんスけどね…まさかねぇー あんな漫画が…(笑)しかーし!試写を観させていただいてさらにびっくり!面白い!最高!最低!最高!まさに「シマウマ」っス!ぶっちゃけ漫画より面白い!皆さん期待して下さい!そして映画に携わってくださった皆さま 本当にありがとうございました!一応、ご相談なんですけど…「シマウマ」を東映の新シリーズにするってのは如何でしょうか?『シマウマ』は5月21日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月05日ドラマでもお馴染みの大ヒット漫画『花より男子』が初の舞台化。気になるF4のリーダー・道明寺司役には、歌手としての活動と並行して、数々のミュージカルでも活躍しているX4の松下優也さん。花沢類役には、ドラマ『学校のカイダン』などで知られる白洲迅さんが扮する。松下:出演が決まって、こんなに周りにぴったりだって言われる役ないんですよ。僕、自分にはわからない俺様キャラの要素があるみたいで…。白洲:楽屋での佇まいとか、リーダーシップがあるところとか。松下:まあ…ムードメーカーではあるかも?そういう自分も、皆でいる時の感じとか、まんま花沢類だよ。白洲:たしかに、学生時代は目立つグループにはいたけど、どっか一歩引いてた感じはあったから、共通項は多いかな。松下:喜怒哀楽をあまり顔に出さないからクールに見えるけど、じつは話しやすくて優しいのも似てるよね。あと、他の2人も含めて、若手俳優が集まった時の独特のなんかへんな感じがない、のがやりやすくて。白洲:何を考えているかわからない類だけど、じつはめちゃくちゃまっすぐな人でもあるから、そこを舞台でちゃんと見せていけたら。松下:自分としては、道明寺がただつくしを追いかけるだけじゃなくて、言うべきことははっきり言う場面があるんだけど、そこが好きなんだよね。もちろん、これは女子がキュンキュンするだろうシーンもあるし、楽しんでもらえるんじゃないかな。白洲:うん。舞台ならではの生のよさを体感してもらえると思います。松下何より言葉には出せない気持ちも、ミュージカルなら歌に乗せて言えちゃうんで、そこはミュージカル版の強みであり魅力だと思います◇(左)花沢 類・白洲 迅さんドラマ『ごめんね青春!』『学校のカイダン』『仮カレ』などのドラマで活躍する傍ら、舞台『押忍!!ふんどし部!』『ダブリンの鐘つきカビ人間』など数々の舞台にも出演。(右)道明寺 司・松下優也さん(X4)高い歌唱力を生かし、『黒執事』『イン・ザ・ハイツ』などのミュージカルをはじめ、映画やドラマなど幅広く活躍。’14年より、X4のYUYAとしても活躍中。◇セレブ子女が通う英徳学園高等部に通う庶民の牧野つくし(加藤梨里香)。ひょんなことから彼女は学園を支配しているF4と呼ばれる名門の家柄の御曹司たちと対立することになり…。2016年1月5日(火)~24日(日)日比谷 シアタークリエ原作・神尾葉子(集英社マーガレットコミックス刊)脚本・青木豪演出・鈴木裕美出演・松下優也(X4)、白洲迅、真剣佑、上山竜治、加藤梨里香ほかS席1万800円A席8800円B席5000円(すべて税込み)東宝テレザーブTEL:03・3201・7777(9:30~17:30)福岡、名古屋、大阪公演あり。※『anan』2015年12月30日‐2016年1月6日合併号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ
2016年01月05日1990年より「週刊少年ジャンプ」にて連載された伝説のギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」が、まさかの実写映画化。今年の夏、30年後の「ど根性ガエル」のひろしを好演した松山ケンイチが、またもや“映像化不可能”といわれた作品に挑むことになり、爆笑必至のティザービジュアルが解禁となった。天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘は、偶然、立ち寄った家のじじいとばばあに、天下の不良少年・山田太郎を更生させて欲しいと頼まれ、宝珠の力で恐るべき妖力を封印するが、嫌々ながら太郎を引き取り、何の因果か共に旅をすることに。果たして、彼らは無事に天竺まで辿り着くことができるのか…!?原作は、シリーズ累計販売部数約400万部を誇る、孤高の漫画家・漫☆画太郎による「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」。主演を務めるのは、『デスノート』の“L”、『デトロイト・メタル・シティ』のヨハネ・クラウザーII世、そして「ど根性ガエル」のひろしなど、ひと癖もふた癖もあるキャラクターに常に果敢に挑戦し、見事に演じ切ることができる松山ケンイチ。本作では、坊主頭にパンツ一丁という山田太郎そのままの格好で、時にコミカルに、時にアクションを交えながら、またもや完全に振り切った演技を披露する。監督を務めるのは、『地獄甲子園』『魁!!クロマティ高校 THE☆MOVIE』『激情版 エリートヤンキー三郎』など、映像化不可能といわれてきた数々の漫画原作ものを手掛け、独特のコメディセンスを発揮してきた山口雄大。そして、脚本をキングオブコント2011&2013で決勝にも進出したお笑いトリオ「鬼ヶ島」のリーダー兼小ボケ担当のおおかわらと、「銀魂゜」「おそ松さん」など、話題のアニメ作品にも携わる放送作家の松原秀が務めている。<以下、コメント>■松山ケンイチ(山田太郎役)しばらくの間、僕を裸にしてくれる作品がなかったので受けさせていただきました。自分としては良く脱げた方だと思います。■山口雄大(監督)とにかく画太郎作品の中でも超難関の「珍遊記」だけは触るまいと思ってたんですが、DLEの紙谷プロデューサーにそそのかされて(笑)やることになってしまいました。実写版『珍遊記』は、より画太郎作品の本質を捉えたものになっていると思います。一般的に、画太郎作品はドギツイ絵柄やエキセントリックな描写に目を奪われがちですが、ほんとの中身は小学生レベルのピュアさを持っているんです。だから画太郎作品はアンダーグラウンドではなく、少年ジャンプなんですね。冗談で“暗黒のピクサー”なんてことをスタッフに言ったりしながら(笑)“小中学生が楽しめるもの”ということをテーマに作りました。小学生が学校でパンイチ登校とかしてくれて、PTAから『珍遊記』禁止とかになってくれれば、なおのこと嬉しいです。■漫☆画太郎(原作)史上最低の糞映画にしろって言ったのに、なんでこんなに面白くしたんだ バカヤローッ!!『◯◯の巨人』の監督に撮り直させろーーッ!!!『珍遊記』は2016年2月27日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月11日『ピース オブ ケイク』などでも知られる漫画家・ジョージ朝倉氏の代表作『溺れるナイフ』が、2016年秋公開に向けて実写映画化されることが13日、発表された。原作は、漫画誌『別冊フレンド』(講談社)で2004年に連載開始され、全17巻のコミックス累計発行部数が140万部を突破。2010年の『このマンガがすごい!』(宝島社)オンナ編で第17位を獲得し、ファッション雑誌『an・an』 (マガジンハウス)の「第2回マンガ対象」候補になるなど人気を博した。物語の主人公は、東京で雑誌モデルをしていた美少女・望月夏芽。父の故郷"浮雲町"に引っ越すことになって落ち込んでいたが、土地一体を取り仕切る神主一族の子孫で跡取り・長谷川航一朗(コウ)と出会い、次第に引かれていく恋愛模様が描かれる。メガホンを取るのは、『5つ数えれば君の夢』(2014年)や『あの娘が海辺で踊ってる』(2012年)などで少女の過剰な自意識を描き、話題を呼んだ山戸結希監督。まだ何者でもなく、何者にでもなれると感じる「10代の一瞬間」の謳歌(おうか)と挫折、そこからの再生を夏芽とコウを通して、激しくも美しく映す。原作のジョージ氏は「実写映画化できないようなマンガにしようと思って描いてきたので、なんともいろいろドキドキが止まりません! 山戸監督を信じて、お家で正座で待ってます…!」と語っており、興奮をうかがわせる。一方の山戸監督は「『溺れるナイフ』という漫画が、ずっと大好きでした。田舎の片隅で、何度も何度も読み返し、全ての気持ちを味わわせていただきました」と告白。続けて、「尊敬するジョージ朝倉先生に、映画化して心から良かったと思っていただけますよう、もちろん俳優さんのファンの方たちにも喜んでいただけますよう、そして、10年間、『溺れるナイフ』を大好きで居続けた女の子たちに恥ずかしくない映画を撮れますよう、精一杯力を尽くさせていただきます」と意気込んでいる。
2015年10月14日多くの人気漫画の実写化が話題になっている2015年10月スタートの秋ドラマ。そのほかにも、パートナーや親子など、家族のあり方を問うヒューマンドラマや、イケメン俳優に注目したい医療ドラマなど、注目作品がたくさん!今期は何を見ようか悩んでいる人は、ここで一気に総チェックしちゃいましょう。●完成度の高いとウワサ!人気漫画の実写化ドラマ10月12日にスタートする今期の“月9”は、相原実貴さんの人気少女漫画『5時から9時まで』を実写化した『5→9~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系)。キャリアアップのために仕事に奮闘する桜庭潤子(石原さとみさん)と東大卒でイケメン僧侶の星川高嶺(山下智久さん)の、おかしな出会いから始まる恋愛模様を描きます。東京版『SEX&THE CITY』とも呼び声高い恋愛群像劇には、原作ファンならずとも注目です!火曜22時の『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(フジテレビ系)は、山崎紗也夏さんのクライムラブ・サスペンス漫画『サイレーン』が原作。松坂桃李さん、木村文乃さん、菜々緒さん、北山宏光さん(Kis-My-Ft2)など、勢いのある若手俳優陣たちのシリアスな演技も見逃せないポイント。上川隆也さん、相武紗季さん主演の『エンジェル・ハート』(日本テレビ系、日曜22時)も、大ヒット作品『シティーハンター』のパラレルワールドが描かれた同名漫画の実写版。上川さんの佇まいは、まさに原作そのものですよね!また、『掟上今日子(おきてがみきょうこ)の備忘録』(日本テレビ系、土曜21時)は、事件を1日で解決する探偵、掟上今日子を新垣結衣さんが演じます。原作を忠実に表現した銀髪ボブカット姿のガッキーが可愛すぎると、すでに評判になっています!●家族の意味を問いかけるヒューマンドラマも多数新しい夫婦の形を描くラブストーリー『偽装の夫婦』(日本テレビ系、水曜22時)は、嘉門ヒロ(天海祐希さん)が、ヒロのかつての恋人で、ゲイである陽村超治(沢村一樹さん)から余命宣告された母親のために偽装結婚してほしいと頼まれるという話。本当のパートナーとは何か、結婚とは何かを正面から見つめます。結婚式の100日前に脳腫瘍と診断された女性と、その母親との関係を描く『結婚式の前日に』(TBS系、火曜22時)は、生きる意味や家族のあり方を見つめるヒューマンドラマ。香里奈さん、鈴木亮平さんが婚約者同士を、原田美枝子さんと遠藤憲一さんが香里奈さんの両親を演じます。主婦の不倫を描き話題となった『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の脚本家・井上由美子さんが今期、手掛けるのは、『遺産争族』(テレビ朝日系、木曜22時)。向井理さん、榮倉奈々さん演じる夫婦を取り巻く、家族とお金のつながり、しがらみなど、誰にでも起こり得る遺産相続問題を浮き彫りにします。伊東四朗さん、岸部一徳さん、余貴美子さん、室井茂さんなど豪華キャストが脇を固め、重厚なホームドラマの仕上がりに。●イケメン俳優たちの演じるドクター姿も見逃せない綾野剛さんが連ドラ単独初主演となる『コウノドリ』(TBS系、金曜22時)は、リアルな産科医療の現場を描く命の物語。こちらも週刊雑誌『モーニング』(講談社)で人気連載中の漫画が原作です。天才ピアニストの顔も持つ心優しい産婦人科医・鴻鳥サクラをクールな綾野剛さんがどう演じていくのか、要注目!『無痛~診える眼~』(フジテレビ系、水曜22時)は、西島秀俊さんが“神の診察眼”を持つ天才医師を演じ、さまざまな事件を解決していく医療刑事ドラマ。医療のあり方を問いながらも、ハードなサスペンス要素も入ったスリリングな展開を見せそうです。そのほかにも、仕事、恋愛、人間関係、若さなど、現代のアラフォー女性のリアルな苦悩をポップに描く、篠原涼子さん主演の『オトナ女子』(フジテレビ系、木曜21時)や、松重豊さん主演の大人気夜食テロドラマ『孤独のグルメ season5』(テレビ東京系、金曜24時12分)、錦戸亮さん主演のSF歴史コメディ『サムライせんせい』(テレビ朝日系、金曜23時15分)など、バラエティに富んだ作品が並んでいます。秋の夜長に秋ドラマ、必見です!(富士みやこ)
2015年10月10日スマートニュースは17日、同社提供のニュースサービス「SmartNews」において、漫画やライトノベルの情報を配信する「マンガチャンネル」を新設した。「マンガチャンネル」は、書評・レビューサイトから、漫画やライトノベルに関するレビュー、映画・ドラマ原作本の刊行案内などを集約し、往年の作品から最新作までさまざまな漫画やライトノベルに関する情報を配信するチャンネル。スタート時点では「このマンガがすごい! WEB(宝島社)」、「コミックナタリー(ナターシャ)」などが記事提供している。「マンガチャンネル」開始時点での配信サイトこのマンガがすごい! WEB:宝島社コミックナタリー:ナターシャダ・ヴィンチニュース:KADOKAWA美女マンガ:スターティアラボぶくまる:BookLiveほんのひきだし:日本出版販売マンガHONZ:HONZエンタープライズmusic.jpニュース:エムティーアイ
2015年08月17日男子高校生2人の会話で構成された漫画『セトウツミ』が、俳優の池松壮亮と菅田将暉のW主演で来年の公開に向けて実写映画化されることが10日、明らかになった。原作は漫画雑誌『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)にて連載中で、昨年の第18回手塚治虫文化賞読者賞にノミネートされた作品。関西の男子高校生・瀬戸と内海がとある川沿いで淡々と放課後トークを繰り広げるというもので、シンプルな内容ながらクールでシニカル、ウイットに富んだセリフなどで読者の心をつかんだ。この独特な世界観を、『まほろ駅前狂騒曲』(14年)や『さよなら渓谷』(13年)を手がけたことでも知られる大森立嗣監督が実写化する。塾通いのクールな内海役を演じるのは、昨年『ぼくたちの家族』でキネマ旬報助演男優賞を受賞するなど話題作への出演が続く池松。本作を「何だか面白そう」と受けとめ、「大森監督のもと、菅田くんと2人でやるということで、何だか面白そうなことがはじまるんじゃないかという気がしています」と期待を寄せる。「まだ撮影に入っていないのでどんな作品になるか分かりませんが、でもやっぱり何だか面白そうなので、楽しみにしていてください」と早くも手応えを予感しているようだ。一方、元サッカー部の天然キャラ・瀬戸役を演じるのが菅田。自身が大阪出身ということもあり、「シニカルなやりとりに嫉妬しました。こいつらオモロ過ぎるやろ、と。現実世界にこんな奴らおったら勝たれへんで、と」など相当入れ込んでいる様子。「原作の世界にある発想やセンスを大切にしつつ、素直に体現し、そこから先はもうどうなるかわかりませんという思いで楽しんでいきたいと思います」と意気込みを語った。
2015年08月11日ピクシブは、同社が運営するイラスト・漫画投稿サイト「pixiv」の公式漫画閲覧アプリとして、iOS版「pixivマンガ」をリリースした。ダウンロードは無料。「pixivマンガ」は、pixiv上に投稿される100万以上の漫画から、編集部がオススメする選りすぐりの作品に"ほぼ毎日"出会えるアプリ。先行リリースされていたandroid版に続くもので、android版と同様、漫画は「シリーズ」として各話ごとにまとめられ、縦スクロール操作でスムーズに閲覧できる。同アプリでは、コミック総合サイト「pixivコミック」にて連載中の漫画も一部閲覧できるほか、作者を直接応援する機能も実装。作品が気に入った場合は「よかった」ボタンを、作者が気に入った場合は「ファンになる」ボタンを押すことで、お気に入りの漫画や作者の情報がマイページにまとめられ、新着情報の通知を受け取ることができる。また、pixivへログインすれば、お気に入りの作品にコメントすることも可能。編集部のセレクトした漫画のほか、pixiv上のオリジナルや、同人マンガ作品の検索にも対応。二次創作マンガをpixivのタグから検索する機能を搭載している。
2015年06月10日『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる漫画家・荒木飛呂彦の短編漫画『死刑執行中脱獄進行中』が森山未來の主演で舞台化されることが決まった。荒木作品が舞台化されるのは今回が初めて。『死刑執行中脱獄進行中』は、投獄されて理不尽な扱いを受ける死刑囚が脱獄を試みる密室サスペンス。1995年「スーパージャンプ」で発表され、後に発売された短編集に表題作として収められている。初めての舞台化に荒木は「予測できない期待感と楽しみがあります」とコメント。一方主演の森山は「荒木飛呂彦さんの持つ唯一無二の様式美を、身体、テキスト、音楽、照明、映像、衣装など、現代の舞台芸術が持ち得るかぎりの要素を総動員して、演出家、ダンサーをはじめとする素敵なクリエイター達と有機的に具現化していくつもりです。この舞台が演劇なのか、ダンスパフォーマンスなのか、ジャンルレスなインスタレーションなのか。それは観劇後のあなたの選択にお委ねします」とコメントを寄せている。構成・演出・振付は演劇ユニット「冨士山アネット」の主宰・長谷川寧。11月に東京・天王洲 銀河劇場で上演された後、12月には全国でも公演。
2015年05月18日ホラー作品『呪怨』シリーズがコミカライズ化されることが10日、明らかになった。コミックス化を担当するのは、少女漫画雑誌『ちゃお』(小学館)の編集部。映画が昨年公開された『呪怨 —終わりの始まり—』は6月2日ごろの発売を予定しており、6月20日に映画が公開される『呪怨 —ザ・ファイナル—』は、6月18日に発売される予定。さらに、6月20日に発行される『ちゃおデラックスホラー&ミステリー』(6月20日発売)では同シリーズの特集も予定しているという。同シリーズは、日本国民が選ぶ「最も怖い映画シリーズ」第1位に選ばれ、ハリウッドリメイクもされるなど、世界中を恐怖の渦に巻き込んできた。ビデオ版『呪怨』(1999年)に始まり、6月20日に公開される『呪怨 —ザ・ファイナル—』では、ついに最終章を迎える。同作では主演を女優の平愛梨が務め、ほかにも俳優の桐山漣をはじめ、タレントのおのののか、 柳ゆり菜、松浦雅ら注目のキャストが脇を固める。『呪怨 —ザ・ファイナル—』では、小学校教師をしている妹・結衣の失踪を聞いた麻衣(平)は、結衣が頻繁に「佐伯俊雄」という不登校の生徒の家を訪れていたことを知る。手がかりを得るため、「佐伯俊雄」の居場所を捜索し始めた麻衣だったが、その日から彼女の周りでは不可解な事が起こり始める。
2015年04月10日累計発行部数1,000万部を突破した漫画『テラフォーマーズ』(集英社)が2016年公開に向けて実写化されることが決定し、三池崇史監督がメガホンを取ることが12日、明らかになった。原作は、2011年に漫画雑誌『ミラクルジャンプ』で連載を開始し、2012年には『週刊ヤングジャンプ』に移行。昨年7月から11月にかけて、人気キャラクターを主人公にしたスピンオフなど合計3作品が連載され、同年8月にはテレビアニメ化されるなど、多方面でその人気が広がっている。物語の舞台は西暦2599年。火星に苔とゴキブリを放ち、苔の黒さで太陽光を吸収させて人が住める環境へと人為的に変化させるテラフォーミング計画。その環境下で人型へと進化したゴキブリを駆除するために、15人の若者が地球から火星へと送り込まれた。"テラフォーマー"とは500年で急速に進化した"ゴキブリ"のことをさしている。撮影開始は5月中旬を予定しており、ロケ地やキャスト情報については順次発表される。三池監督は「『スゲー漫画』から『スゲー映画』が生まれることを証明しようと思う」と宣言し、「映画をナメたら火傷するぞ!」と自信満々に呼びかけている。一方、原作・原案担当の貴家悠氏は「映画になります…!! 母さん…『あんたの漫画ゴチャゴチャしてて全く何やってるのか分かんないけど、就職はいつすんの?』とはもう言わせません…映画になるんですよ、母さんッ!!!」と感激のコメント。作画担当の橘賢一氏は実写化の話に最初は驚きを隠せなかったものの、三池監督が手がけることを聞いて「ああ、これはいける…ッ!」と確信したという。
2015年02月12日杉浦日向子の傑作漫画『合葬』が柳楽優弥と瀬戸康史の主演で実写映画化されることが発表された。『ジョゼと虎と魚たち』やドラマ『カーネーション』の渡辺あやが脚本を手がけ、新鋭・小林達夫がメガホンをとる。その他の情報本作の原作は、伝説の漫画雑誌、月刊漫画ガロに連載され、日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した杉浦日向子の傑作漫画。江戸幕府が終わった慶応4年を舞台に、婚約を破棄して彰義隊へ入隊した秋津極と、極の婚約者の兄・福原悌二郎(岡山天音)、極の幼なじみで養子先を追い出されて彰義隊に入った吉森柾之助の運命を描く。彰義隊は江戸の治安維持を受けていた舞台で、最終的には新政府に敗れて解散した。極を演じる柳楽は「日本の伝統、日本らしさというのは忘れてはいけないんだと作品を通して思いました。粋な人生を生き抜いた“極”という役を演じることができて幸せでした」と言い、瀬戸は「僕が演じた柾之助はあっけらかんとした性格で、僕が思い描いていた“武士”とは全く違っていた。ものすごく純粋で不器用だ。作品を知っていくうちに、僕が思い描いていた武士は薄っぺらく、当時の人も現代の若者と同じような悩みを持ち、柾之助はある意味時代に抗った人物なんだという、僕なりの答えが見つかった。杉浦日向子さんの作品は、“萌え”と“燃え”が共存した不思議な世界へ僕達を連れて行ってくれる」とコメント。瀬戸麻理子プロデューサーは「『合葬』に描かれているのは、時代に翻弄された、今と変わらぬ普通の若者の青春そのものです。時代劇という形を取ってはいますが、青春映画として観ていただければ嬉しく思います」と語っている。『合葬』2015年秋、全国ロードショー
2014年12月10日aFont まんが8書体 TrueType Hybrid」を発売する。発売日は6月18日。ダイナコムウェアは、漫画制作に特化した定番フォント8書体を厳選収録した「DynaFont まんが8書体 TrueType Hybrid」を発売する。発売日は6月18日。価格は3,700円(税別)。同フォントパックに収録されるのは、平仮名・片仮名が明朝体、漢字・英数字がゴシック体に自動的に変換される書体群となる。ラインナップは、主にフキダシ内のセリフ部分に活用される「コミックW7」をはじめ、繊細さや女性らしさといった感情を表現するのに適した「華康明朝体W3」、勢いや強さ、強調表現等の演出に活用できる「平成ゴシック体W9」、漫画のタイトルに使用される事が多い「金文体W3」、あらすじやプロローグ、ホラー系の漫画制作に適した「古印体W5」、擬音等の演出の際に効果を発揮する「ひびゴシック体W14」、エッセイ漫画や四コマ漫画等で味わいが生きる手書き風の「てがき楽W3」、漫画のタイトルや飾り文字などに活用できる「優雅宋W7」の8書体。漫画のセリフにおいて喜怒哀楽を多彩に演出できるだけでなく、年賀状や案内状、パンフレット、チラシ、プライベート文書などでも活用できるパッケージとなっている。また、対応OSはWindows Vista(Service Pack 2以上)/7(Service Pack 1以上)/8~8.1日本語版、もしくはMac OS X 10.4.11 ~ OS X 10.9.3日本語版で、CD-ROMドライブによるインストール環境が必要。なお、同製品は直営のオンラインショップ「DynaFontネットショップ」またはコミック系イベント即売会でのみ販売。直近では、6月22日に東京ビッグサイトで開催される「COMIC CITY 東京134」(11:00~15:00)のAkaboo Plaza内において、会場特別価格 3,000円にて販売される。
2014年05月30日小学館はお笑い芸人「鉄拳」によるパラパラ漫画、『振り子』を書籍化。12月11日に発売開始した。同書は、動画サイトYou tubeで300万回以上の再生回数を誇るパラパラ漫画を書籍化したもの。イギリスの世界的ロックバンド「EXOGENESIS PART3(REDEMPTION)」の公式MVにも採用され、大きな反響を呼んでいた。youtube上のコメント欄には「涙が止まらない」「超泣ける」など、作品と作者に対する称賛が多数アップされている。今回、書籍化にあたり、動画用に描かれた約1,500枚の原画をベースに、名シーンや珠玉のカットを厳選して再構成。動画では確認できなかった原画1枚1枚のタッチや風合いを感じられる内容となっている。同書は全256ページ、価格は1,365円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月12日グルメ漫画といえば一番に思い浮かぶのは何でしょう?漫画はドラマ化されたものしか知らないという人なら『味いちもんめ』?話題作は全てチェックする漫画好きなら『花のズボラ飯』?それとも、なんといってもハートに響く『深夜食堂』?いずれにしても、おいしい料理をたっぷり愛(め)でられるだけで幸せ~♪でも、実際にその料理を食べることができたらもっと幸せ♪♪という欲張りなあなたのために、グルメ漫画に登場したことのある名店3軒をご紹介!どこから試すか、迷っちゃうこと必至だ。まず一軒目は、よしながふみのグルメ漫画『愛がなくても喰っていけます。』に登場した中国茶館。今回は、漫画に登場したメニューから、海鮮ひすいギョウザ(560円)、カニしゅうまい(470円)、そしてウーロンゼリー(365円)の3品をオーダー。まず運ばれてきたウーロンゼリーは、真っ白なあま~いミルクがかかった、見た目にも涼しい一品。口に含むと、ひんやり&ふるふるの食感が瞬時に広がる。次の瞬間、香ばしいウーロン茶の香りとミルクの甘みで、無意識のうちににんまり。THE 瞬殺(笑)。あまりの見事さにほうけているところに、蒸しあがった飲茶もお目見え!美しいひすい色に輝くギョウザと、卵の黄色とカニの赤色がちょこんと乗ったしゅうまいは、目にも鮮やかな逸品。見ているだけでも心華やぐメニューとはこのことだ。しかもボリュームが強烈。厚みもさることながら、具のぎっしり感がすごい!あまりの大きさゆえ2度にわけて口に運ぶと、その度に肉汁があふれる。どちらも熱々に蒸されているので、ゆっくり食べ進めても最後まで温かいままいただけるところも◎。こちらのお店は4名以上で予約も受付けているそうなので、大人数で来店する際にはぜひご予約を!Information●中国茶館2号店住所:東京都豊島区西池袋1-22-8交通:JR池袋駅徒歩2分営業時間:11:30~24:00定休日:12/31、1/1のみ席数:65席創業:1985年2軒目に紹介するのは、ドラマ化もされた『孤独のグルメ』に登場したうどん屋「かるかや」だ。西武百貨店本店屋上にある同店を訪れたこの漫画の主人公・井之頭五郎は、青空いっぱいの空間に大満足。都会の騒がしさから離れたスポットを堪能しながら、「よしよしいいぞ。ここでなんか食べればいい。さて、何がいいかな」とウキウキ気分で屋上を散策。そして見つけたのが、五郎いわく、「タマラナイいいにおい」がする手打ちうどん屋だったのだ。さて早速、五郎と同じ「おろしうどん」(400円)を注文。大根おろし、生卵、揚げ玉、白ネギがたっぷりの、さっぱりとした一品だ。勢いよくすすってみると、きゅっと締まっためんを爽(さわ)やかなおろしとマイルドな卵が包み込み、やさしい味わいが口いっぱいに広がる。家庭的で素朴な味わいだ。作中、五郎もやさしい味わいにすっかり癒やされて、ほっこり気分のまま屋上をしばしぶらついている。ちなみに、ツユは薄めの色味。関西風と関東風の双方の良いところを取り入れようとしたそうで、あっさりとした味わいながら、コシのあるめんによく染み込んでいる。そしてめんは、打った後に一晩冷蔵庫で寝かせるらしく、透明感がありながらコシも抜群だ。●かるかや住所:東京都豊島区南池袋1-28-1 西武百貨店 池袋本店 屋上交通:池袋駅から約109メートル営業時間:10:00~18:30(6/1~9/30)、10:00~17:30(10/1~5/31)定休日:不定休(西武百貨店に準ずる)席数:150席駐車場:有(西武百貨店駐車場)創業:1966年最後に紹介するのは、グルメ漫画の王道中の王道『美味しんぼ』に2回も取り上げられた「並木藪蕎麦」だ。創業は1913年。大正時代から続く老舗の同店がこの漫画の第2巻に登場した際のタイトルは「そばツユの深み」。漫画の中で、蕎麦店(漫画の中では「雷門 やぶそば」と表記されている)の主人は、「この”藪”のそばツユ、百年だって二百年だって、うちは味を守り抜くよ」というせりふを口にしている。そこまでのこだわりのツユなら、もっともシンプルな形で堪能しようじゃないの!と、ざるそば(700円)を注文したところ、出てきたのはしっかりと冷水でしめられたツヤのある細めのめん。そしてツユは、「これぞ、江戸前!」といわんばかりに黒光りする濃い色。そこにすりたてのワサビと薬味を投入したら、あとは蕎麦の先のほうをちょっとだけツユにつけてすするのが通の食べ方という。ならばとそれに倣ってみたら、そばの風味がしっかりと嗅覚+味覚を刺激しながら、ツユのうまみがじゅわりと口中に広がっていく。まるで濃厚なツユと香り立つ蕎麦の両方をいいとこどりした気分。これなら2枚でも3枚でもイケそう!漫画を片手に食せばさらに食が進み、4枚でも5枚でもイケたりして……。でも、その楽しみ方はどの店においてもきっとアリ。友だち数人と時には漫画談義に花を咲かせ、そして漫画を回し読みしながら食事を楽しむのもオツですね♪Information●並木藪蕎麦(なみきやぶそば)住所:東京都台東区雷門2-11-9交通:都営地下鉄浅草線・東京メトロ銀座線・東武伊勢崎線 浅草駅から徒歩約5分営業時間:11:00~19:30定休日:木曜日席数:36席駐車場:無創業:1913年【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日グルメ漫画といえば一番に思い浮かぶのは何でしょう?漫画はドラマ化されたものしか知らないという人なら『味いちもんめ』?話題作は全てチェックする漫画好きなら『花のズボラ飯』?それとも、なんといってもハートに響く『深夜食堂』?いずれにしても、おいしい料理をたっぷり愛(め)でられるだけで幸せ~♪でも、実際にその料理を食べることができたらもっと幸せ♪♪という欲張りなあなたのために、グルメ漫画に登場したことのある名店3軒をご紹介!どこから試すか、迷っちゃうこと必至だ。まず一軒目は、よしながふみのグルメ漫画『愛がなくても喰っていけます。』に登場した中国茶館。今回は、漫画に登場したメニューから、海鮮ひすいギョウザ(560円)、カニしゅうまい(470円)、そしてウーロンゼリー(365円)の3品をオーダー。まず運ばれてきたウーロンゼリーは、真っ白なあま~いミルクがかかった、見た目にも涼しい一品。口に含むと、ひんやり&ふるふるの食感が瞬時に広がる。次の瞬間、香ばしいウーロン茶の香りとミルクの甘みで、無意識のうちににんまり。THE 瞬殺(笑)。あまりの見事さにほうけているところに、蒸しあがった飲茶もお目見え!美しいひすい色に輝くギョウザと、卵の黄色とカニの赤色がちょこんと乗ったしゅうまいは、目にも鮮やかな逸品。見ているだけでも心華やぐメニューとはこのことだ。しかもボリュームが強烈。厚みもさることながら、具のぎっしり感がすごい!あまりの大きさゆえ2度にわけて口に運ぶと、その度に肉汁があふれる。どちらも熱々に蒸されているので、ゆっくり食べ進めても最後まで温かいままいただけるところも◎。こちらのお店は4名以上で予約も受付けているそうなので、大人数で来店する際にはぜひご予約を!Information●中国茶館2号店住所:東京都豊島区西池袋1-22-8交通:JR池袋駅徒歩2分営業時間:11:30~24:00定休日:12/31、1/1のみ席数:65席創業:1985年2軒目に紹介するのは、ドラマ化もされた『孤独のグルメ』に登場したうどん屋「かるかや」だ。西武百貨店本店屋上にある同店を訪れたこの漫画の主人公・井之頭五郎は、青空いっぱいの空間に大満足。都会の騒がしさから離れたスポットを堪能しながら、「よしよしいいぞ。ここでなんか食べればいい。さて、何がいいかな」とウキウキ気分で屋上を散策。そして見つけたのが、五郎いわく、「タマラナイいいにおい」がする手打ちうどん屋だったのだ。さて早速、五郎と同じ「おろしうどん」(400円)を注文。大根おろし、生卵、揚げ玉、白ネギがたっぷりの、さっぱりとした一品だ。勢いよくすすってみると、きゅっと締まっためんを爽(さわ)やかなおろしとマイルドな卵が包み込み、やさしい味わいが口いっぱいに広がる。家庭的で素朴な味わいだ。作中、五郎もやさしい味わいにすっかり癒やされて、ほっこり気分のまま屋上をしばしぶらついている。ちなみに、ツユは薄めの色味。関西風と関東風の双方の良いところを取り入れようとしたそうで、あっさりとした味わいながら、コシのあるめんによく染み込んでいる。そしてめんは、打った後に一晩冷蔵庫で寝かせるらしく、透明感がありながらコシも抜群だ。●かるかや住所:東京都豊島区南池袋1-28-1 西武百貨店 池袋本店 屋上交通:池袋駅から約109メートル営業時間:10:00~18:30(6/1~9/30)、10:00~17:30(10/1~5/31)定休日:不定休(西武百貨店に準ずる)席数:150席駐車場:有(西武百貨店駐車場)創業:1966年最後に紹介するのは、グルメ漫画の王道中の王道『美味しんぼ』に2回も取り上げられた「並木藪蕎麦」だ。創業は1913年。大正時代から続く老舗の同店がこの漫画の第2巻に登場した際のタイトルは「そばツユの深み」。漫画の中で、蕎麦店(漫画の中では「雷門 やぶそば」と表記されている)の主人は、「この”藪”のそばツユ、百年だって二百年だって、うちは味を守り抜くよ」というせりふを口にしている。そこまでのこだわりのツユなら、もっともシンプルな形で堪能しようじゃないの!と、ざるそば(700円)を注文したところ、出てきたのはしっかりと冷水でしめられたツヤのある細めのめん。そしてツユは、「これぞ、江戸前!」といわんばかりに黒光りする濃い色。そこにすりたてのワサビと薬味を投入したら、あとは蕎麦の先のほうをちょっとだけツユにつけてすするのが通の食べ方という。ならばとそれに倣ってみたら、そばの風味がしっかりと嗅覚+味覚を刺激しながら、ツユのうまみがじゅわりと口中に広がっていく。まるで濃厚なツユと香り立つ蕎麦の両方をいいとこどりした気分。これなら2枚でも3枚でもイケそう!漫画を片手に食せばさらに食が進み、4枚でも5枚でもイケたりして……。でも、その楽しみ方はどの店においてもきっとアリ。友だち数人と時には漫画談義に花を咲かせ、そして漫画を回し読みしながら食事を楽しむのもオツですね♪Information●並木藪蕎麦(なみきやぶそば)住所:東京都台東区雷門2-11-9交通:都営地下鉄浅草線・東京メトロ銀座線・東武伊勢崎線 浅草駅から徒歩約5分営業時間:11:00~19:30定休日:木曜日席数:36席駐車場:無創業:1913年【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月20日シリーズ累計で360万部を誇る、のりつけ雅春による人気ギャグ漫画「アフロ田中」シリーズが実写化されることが決定。松田翔太が主人公の田中広を、佐々木希が原作にはないオリジナルのヒロインを演じることが明らかになった。原作は、田中広を主人公に、モテない男たちの悲喜こもごもを綴ったギャグ漫画。2002年より「高校アフロ田中」として「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館刊)で連載がスタートし、その後「中退アフロ田中」、「上京アフロ田中」とシリーズ化。埼玉での高校時代から、高校中退、さらには上京し一人暮らしを始める“田中”の遍歴を描き、現在も「さすらいアフロ田中」のタイトルで連載が続いている人気作品である。タイトルそのままに、田中の髪形はアフロヘアー。これまで主演映画『ワルボロ』でリーゼント姿を披露している松田さんだが、基本的にはサラサラヘアーの印象が強い。今回、アフロヘアーに変身となると、リーゼントのとき以上に強烈なインパクトを与えてくれそうだ。松田さんにとっては昨年公開された『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』以来となる映画出演。役柄的にもモテたいのにモテない男という、これまでの松田さんのイメージからは想像しづらいキャラクターとあって、新境地となりそう。佐々木さんが演じるヒロインは、映画オリジナルのキャラクターとなるそう。ヒロインというからには当然のことながら、松田さん演じる田中との恋愛が見どころとなりそうだが、いったいどんな恋が展開するのか?佐々木さんにとっては『ハンサム★スーツ』、初主演を果たした『天使の恋』に続く3作目の映画出演となるが、男たちの煩悩や苦悩を描くコメディ作品でどんな活躍を見せてくれるのか楽しみだ。原作者ののりつけ先生は「震災で大変な時期ですが、こんな時だからこそ映画化されるのはうれしいです。松田翔太さんが演じる“田中”で、共感して笑ってもらえたらと思っています」とのコメントを発表。監督を務めるのは、大野智(嵐)、丸山隆平(関ジャニ∞)、加藤成亮(NEWS)などジャニーズの錚々たる面々を主演に迎え、一昨年から昨年にかけてフジテレビで深夜に放送されて好評を博したドラマ「0号室の客」の演出に名を連ね、その舞台版の演出も手掛けた松居大悟。映画『ガチ☆ボーイ』やドラマ「怪物くん」(日本テレビ)の西田征史が脚本を担当する。現在、“絶賛撮影中”の『アフロ田中』。松田さんのアフロ姿だけでも一刻も早く見てみたいところ。公開は2012年を予定。© AFLO■関連作品:ガチ☆ボーイ 2008年3月1日より全国東宝系にて公開© 2008 フジテレビジョン/ROBOT/東宝天使の恋 2009年11月7日より全国にて公開© 「天使の恋」製作委員会ハンサム★スーツ 2008年11月1日より渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2008「ハンサム★スーツ」製作委員会ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会ワルボロ 2007年9月8日より全国にて公開© 2007『ワルボロ』製作委員会アフロ田中 2012年、全国にて公開© 「アフロ田中」製作委員会■関連記事:恋愛女子にエール!沖縄出身の新人バンド『高校デビュー』主題歌でメジャーデビュー大島が卒業についても言及?「AKB48」映画で前田、板野ら15人の本音に迫るバツイチで三十路の瑛太&松田龍平!『まほろ駅前多田便利軒』画像が解禁佐々木希先輩・木村佳乃を祝福自身の結婚は「26までに」高良健吾初のフォトブックが発売撮影現場&箱根プライベート旅行の様子も!
2011年04月26日