結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。現在3人の子どもに恵まれたペ子さんは、どのように妊娠し、出産を迎えたのでしょうか。幸いにも、治療を始めてすぐに第1子である息子さんを授かり、無事出産を迎えたぺ子さん。しかし第2子の妊活は思ったように進みませんでした。妊娠のタイムリミットも迫りあきらめかけたそのとき、妊娠が判明したのです。 その後ぺ子さんは、第2子となる女の子を出産しました。決して平坦とは言えない2度の妊活を経て、ペ子さん夫婦は親として大きく成長したのでした。 第3子の妊娠はまさかの… 3人の子どもを育てていると、「妊娠しやすいんだね」と言われることも多いよう。しかしそれまでにあったたくさんの苦労を、この漫画を通してぺ子さんは伝えています。 不妊治療には時間とお金が必要不可欠。通院回数も多く、職場などで肩身の狭い思いをする人もいるでしょう。しかし、頻繁に休みをとることに対し「治療をしている本人が1番申し訳ないと感じている」とぺ子さんは考えているようです。当事者ではないと知識や関心があまりない不妊治療ですが、実は身近な人が治療をしているというケースは少なくないはず。不妊治療にはたくさんの通院が必要なことや、治療している本人に通院日をコントロールできないことをたくさんの人が知り、理解ある世の中になることを願います。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年10月03日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。幸いにも、治療を始めてすぐに第1子である息子さんを授かり、無事出産することができましたが、第2子の妊活は思ったように進みません。妊娠のタイムリミットも迫り、あきらめかけたそのとき妊娠が判明したのです。妊娠15週目を迎えたぺ子さんは、医師から「クアトロテスト」を持ちかけられました。クアトロテストとは、血液を採取して、胎児がダウン症候群、エドワーズ症候群、開放性神経管奇形である確率を算出するスクリーニングテストのことを言います。 迷わず「受けたほうがいい」と言う夫。よくよく話を聞くと、確率が高かったら堕ろすためではなく、調べておくことで心や環境の準備をするためにすすめたとのこと。父として大きく成長した夫の後押しで、ペ子さんはクアトロテストを受けることを決めました。 いよいよ第2子誕生! ※施設によって費用は異なります ※検診→健診 妊娠できず悩んだ日々ののち、ペ子さん夫婦に第2子となる娘さんが誕生しました。 クアトロテストを機に、一層夫との絆を深めたペ子さん。クアトロテストの結果を受けて「どんな子どもに成長しても受け入れてあげられる親になりたい」と夫は言います。2度の妊活を経て大きく成長した夫を頼もしく思い、これからも親として成長したいと感じたのでした。 まだまだ始まったばかりの子育て、これからもたくさん悩むことがあるでしょう。しかし、この数年で夫は見違えるほど頼もしいパートナーになりました。 1つひとつ向き合いながら話ができる相手がいると言うのは、とても心強いこと。子どもを育てていると思いきや、親も育てられているのですね。 監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年10月02日自然妊娠したくても難しい……。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で排卵ができない状態から、自然妊娠をするまでを描く漫画家おかゆ(@o_____0o0ky)さん。今回は、そんなおかゆさんの大人気漫画『PCOSだった私が自然妊娠に至るまで』をご紹介します!※こちらのお話はあくまでもおかゆさん個人の体験談です。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。PCOSについて調べて……結婚前、妊娠を望んでいたおかゆさんは、処方されていたピルの服用を止めると3ヶ月も生理が来ず、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で排卵していなかったと判明……。その後も、自力で排卵できない状況の続いたおかゆさんは、病院に通いつつ、自力で出来ることを探し……?PCOSの人の特徴は……?血糖値のせい……?誤:にも関わらず→正:にもかかわらず出来ることから始め……この漫画を見た読者は『おかゆさんの気持ち、凄く分かります。試せることはなんでもやりたいですが、私は恥ずかしながら食生活を見直すようになったのはまだ今月から。』『できることはなんでもチャレンジするという、おかゆさんの前向きな姿勢が、最終的にいい結果を生んだんだなと思いました。』『医師に頼るだけではなくて、自分自身で情報を調べて解決策を見つけていく大切さを教わりました。』など、おかゆさんの改善に向けた姿勢や行動を称賛するコメントが多く寄せられました。自分から行動……普段の食生活に気を遣っていても、体にはそれらしい症状が出ていたようです。その後、おかゆさんはPCOSについて自分で調べて、改善に向けて行動していきます。みなさんは、この漫画を見てどう感じましたか?※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年09月29日自然妊娠を望むもできない理由とは……。排卵ができない状態から、自然妊娠をするまでを描く漫画家おかゆ(@o_____0o0ky)さん。今回は、そんなおかゆさんの漫画『PCOSだった私が自然妊娠に至るまで』よりワンシーンをお届けします。※こちらのお話はあくまでもおかゆさん個人の体験談です。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。ピルの服用を止めるも……結婚前、妊娠を望んでいたおかゆさんは、処方されていたピルの服用を止めます。すると、生理が3ヶ月も来なくなります。病院に行くと、医師から「排卵してない」と言われ……。医師から説明され……根本的な治療法がない……?医師からの提案は……PCOSと判明した漫画に読者は『こんな病気があるの知らなかったので驚きました。私の周りにも不妊治療している人たちがいるので、妊娠することが本当に奇跡のように感じます。赤ちゃんを授かることは本当にありがたいことです。』『子どもが欲しいと思った時に発覚した病気で、根本的治療がないと言われたらショックと不安で辛いと思います。妊娠希望であれば気持ちも急ぐし、私もそうだったので、時間が惜しく感じると思います。』『根本的な治療は確立されていないというのは、患者さんにとってどうすればいいのかわからない不安な状況だと思います。期待していいのか良くないのかそれすらもわからない手探りの状況は、費用の面でも精神的な面でも重くのしかかるでしょう。』など、おかゆさんの不安に共感するような声が多く集まりました。ホルモン剤で症状の改善を……おかゆさんが医師に妊娠を希望していることを伝えると、ホルモン剤を飲むよう提案されました。ホルモン剤を飲むことで、おかゆさんの症状が少しでも良くなるといいですよね。もしあなたが妊娠を望んでいるにもかかわらず、妊娠が難しいことが発覚したらどうしますか……?※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年09月26日結婚当初から子どもは3人欲しいと考えていた私。1人目が1歳になったころ、3人目まで計画的に出産するために妊活を始めることにしましたが、妊活は計画通りにいかず……。無計画で1人目が妊娠できたがために精神的に不安定になった私の体験と、それを救ってくれた夫からの言葉についてご紹介します。 計画通りにいかない妊活32歳のときに娘を出産したので、38歳までに子どもをあと2人授かるためには、1歳半から2歳差くらいで産めたらと夫婦で計画していました。しかし、現実はそううまくはいかず、まったく避妊をしていないにもかかわらず、1年半ほど妊娠しない日々が続きました。 1人目が無計画で妊娠できたので、2人目もすぐに妊娠できるものと甘く考えていた私。生理がくるたびに落ち込み、順調に妊娠していく友人に対して素直に心から祝福できない気持ちになっていました。 焦りからくるネガティブな感情簡単ではないとはわかっていたものの、それでもどこかすぐに妊娠できるだろうと安易に考えていたため、思い通りに妊娠できない現状に不満が募っていきました。娘を公園に連れて行ったときも、きょうだいで仲良く遊んでいる子どもたちを見ると、ひとりで黙々と遊ぶ娘が不憫でたまらなくなりました。 早く一緒に遊べる弟か妹をつくってあげたいのに、ごめんねという気持ちで涙が出ることも。子育てにおいてさほどネガティブに考えるタイプではなかったのに、年齢的な焦りと、思った通りにいかないというストレスが溜まっていくばかり。誰にも何も責められていないのに、ひとり暗い気持ちになる日々が続きました。 気持ちをラクにしてくれた夫のひと言そんな私の様子を察してか、ある日夫が私の落ち込んでいる理由を尋ねてくれました。思ったように妊娠できないこと、このままでは3人どころか2人目もあきらめなければいけないかもしれない、ということを話しました。 すると夫が、「まだ妊活を始めてからたった1年半しか経っていない。まだまだ時間はあるんだから気長に待とう」と言ったのです。その言葉を聞いて、計画通りにいかない焦りから自分自身を追い詰めていたということに気がつき、私の心が救われました。 娘との時間を楽しめるように夫と話をしてから、気持ちがすっかり軽くなった私。2人目の妊娠に必要以上にプレッシャーを感じ、その結果今ある幸せを忘れていたことに気づきました。仮に2人目ができなくてもかわいい娘までいなくなるわけではありません。 2人目が授からなかったときはその分娘をかわいがればいいだけのこと、と前向きに考えられるようになりました。妊活は継続しつつも、2人目ができたあとのことを考えるより、今そばにいてくれる娘の成長にもっと目を向け、これから娘とやりたいことを考えるようになりました。 ありがたいことに、それから間もなくして妊娠することができました。あのとき順調に計画通り妊娠していたら、子どもができることを簡単に考え、当たり前のことだと感謝せずにいたのではないかと思います。そして何より、子どもは授かりものだという意味がわかった気がします。そのことを忘れないよう、2人目の子育ても楽しんでおこなっていきたいと思います。 イラストレーター/山口がたこ監修/助産師 松田玲子著者:山口まなみ2歳の女児の母で、5月には双子を出産予定。韓国人の夫と家族3人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2023年09月24日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。幸いにも、治療を始めてすぐに第1子である息子さんを授かり、無事出産することができましたが、第2子の妊活は思ったように進みません。妊娠のタイムリミットも迫っていてーー。息子さんが生まれたときに取得した3年間の育児休暇中に第2子を妊娠したいと考えていたペ子さん。迫りくるタイムリミットの中、涙する日もありました。 しかしあるとき、ぺ子さんは高温期が続き、生理が来ていないことに気がつきました。妊娠検査薬でたしかめて見ると、陽性の線が。ついにぺ子さんのおなかに第2子がやってきたのでした。 夫の変化を感じた瞬間とは… ※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。 妊娠の難しさを味わったことで、ペ子さんは、より一層「妊娠は奇跡である」と実感したのでした。 妊娠15週目を迎えたときのこと、ぺ子さんは「クアトロテスト」を持ちかけられました。クアトロテストとは、血液を採取して、胎児がダウン症候群、エドワーズ症候群、開放性神経管奇形である確率を算出するスクリーニングテストのことを言います。 「受けたほうがいい」と夫。そのひと言に一瞬凍りつきましたが、夫の意図を知り、ぺ子さんは感動するのでした。 第1子を授かる前、精液検査に衝撃を受けて心ない発言をしていた夫。息子さんが生まれ、子育てをする中で、頼れる父親へと成長していました。 親として子どもを育てると同時に、親も子どもに育てられているのだと実感しますね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年09月23日パートナーとの間に「いつかは子どもがほしい」と考えている方も多いのではないでしょうか。それにもかかわらず、全然子どもを授からなかったら……?今回は実際の体験談をもとに描かれた、はぐはぐ(@hughug_baby)さんの人気漫画『授かるのに3年かかりました』をご紹介します。なかなか授からず……大学時代に出会った夫と、お互い働きながら遠距離恋愛を経て結婚したはぐはぐさん。自然と子どもを望むようになるも、3年もの間授からなくて……。不妊について情報を集めると、自分が“不妊の定義”に当てはまっていると気づいたのです。そこで夫に相談し、不妊症外来を受診することに……。検査すると……はぐはぐさんは医師から「排卵していないかもしれない」と言われ、さらに多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で、「この状態では、妊娠は難しい」と告げられてしまいます……。しかし、夫と話し合いまずできること(体重を落とす)からはじめ、その甲斐あって見事妊娠に成功するのでした……!この漫画に読者は『妊娠出産って「自然なこと」ではあるけれど「当たり前」なことでは無いんだよね……とあらためて考えさせられました。生理や排卵って目に見えないけれど自然に体が機能している…でも誰でもそうとは限らないし診療して検査して初めてわかることもある。病院できちんと自分の体の状態を知ることの大切さも感じました。』『自分の体の状態をよく理解することの大切さを感じました。定期的な検診を怠らないようにしたいです。』『子どもを授からないと周囲の目が気になったり何かと生きづらい世の中ですが、主人公には身体をとにかく大事にしてほしいです。デリケートな問題だけに平常心を保つのも大変ですが。』など、不妊の苦しみに寄り添うような声が多く集まりました自分が不妊とは思いもよらず……予想もしなかった不妊が発覚したはぐはぐさん……。今回はぐはぐさんの場合は、自ら不妊症外来に行き、検査を受けたことで自分の体の状態を知ることができました。妊娠しないと思ったら排卵できていなかった……、こんなときどんな選択をしますか?※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャートコロナ後遺症漢方薬』はAmazonでベストセラーに。
2023年09月23日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで、一緒に住めるのではないか? と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、妊娠しにくいと言われるぺ子さんのある体質。ぺ子さん夫妻は、どのようにして子どもを授かることができたのでしょうか……。息子さんが生まれたときに取得した3年間の育児休暇中に第2子を妊娠したいと考えていたペ子さん。妊娠のリミットは迫っています。しかし、妊娠しやすくなると言われている子宮卵管造影検査を受けても、授かることができませんでした。 「まだ頑張りたい」という前向きな気持ちと「もういいかな」という諦めの気持ちを行ったり来たりする日々でしたがーー。 息子の目に見えていたものは… 妊娠検査薬を使用したものの、陽性の線は出てきません。ぺ子さんはがっかり……。 そんな中、妊娠を伝えてくれたのは、まさかの息子さんでした。「え? ママなんで気付いてないの?」と言わんばかりの息子さんをみて、再び妊娠検査薬を手にすると、妊娠を示す陽性の線がくっきりと出ていたのでした。 胎内記憶があったり、おなかの中の赤ちゃんと話ができたりする子どもの話も時折耳にします。もしかすると息子さんには赤ちゃんが見えていたのかもしれませんね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年09月22日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。幸いにも、治療を始めてすぐに第1子である息子さんを授かり、無事出産することができましたが、第2子の妊活は思ったように進みません。新型コロナウイルス感染症の流行下、一刻も早く妊娠したいと考えたペ子さんはある決断をしました。新型コロナウイルス感染症の影響は大きく、ついに息子さんと一緒に通院ができなくなってしまいます。通院するには、夫が仕事を休まねばなりません。決して少なくない通院のたびに仕事を休む夫を見て、ぺ子さんは子宮卵管造影検査を受けることを決めました。 子宮卵管造影検査を受けると、卵管の通りや働きが良くなり、妊娠しやすくなると言われています。ぺ子さんの妊娠への期待は高まるのですが……。 子宮卵管造影検査の結果やいかに… ※膀胱炎の治療中は症状が悪化する恐れがあるため、性行為は控えましょう。 妊娠を期待していたペ子さんでしたが、思ったような結果につながりませんでした。 ペ子さんの育児休暇が終わったら、再び別居婚が始まってしまいます。着々と迫るリミット……。別居婚になったら、妊活が困難になることやワンオペ育児になってしまうことに一抹の不安を抱きます。 毎月生理が来るたびに落胆する毎日。「まだ頑張りたい」という気持ちと「もういいかな」という気持ちの中で揺れ動いていたのでした。 別居が再開したからといって妊娠をあきらめる必要はありませんが、別居婚夫婦の妊活のハードさをペ子さんは知っています。このころぺ子さんは、妊娠のチャンスがほぼ月1度しかないことを恨んだそうです。 そんなときは、ぺ子さんのようにお菓子を食べるなど好きなことをして、気持ちの切り替えをしてほしいと願います。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年09月20日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。幸いにも、治療を始めてすぐに第1子である息子さんを授かり、無事出産することができましたが、第2子の妊活は思ったように進みません。そんな中、新型コロナウイルス感染症が流行しーー。新型コロナウイルス感染症の流行下、ついに息子さんを病院に連れて行けなくなってしまいました。ぺ子さんが病院に行く日は夫が仕事を休み、息子さんと一緒に過ごすほかありません。 当時の通院回数は、月4、5回程度。ぺ子さんは、毎週のように仕事を休まねばならない夫を見て、1日でも早く妊娠し、通院の日々から抜け出したいと考えるようになりました。そこで決意したのが、子宮卵管造影検査だったのです。 子宮卵管造影検査後、基礎体温やいかに! ※子宮の収縮を抑える→腸蠕動(ちょうぜんどう)を抑える 子宮卵管造影検査とは、子宮内や卵管に異常がないか調べる検査のこと。痛みがあると噂の検査ではあるものの、卵管に造影剤を流すことで、卵管の通りや働きが良くなり、妊娠しやすくなると言われています。 ペ子さんが実際に子宮卵管造影検査を受けたときは、鈍痛の中、圧迫感が長く続いているような感覚だったそうですが、読者の方から寄せられたコメントには「痛かった」という声も多かったようです。 子宮卵管造影検査のおかげか、排卵が確認できたペ子さん。検査後6カ月間は、通称「ゴールデン期間」と呼ばれる『妊娠しやすいとされる期間』です。妊娠への期待が高まりますね! 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年09月19日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。幸いにも、治療を始めてすぐに第1子である息子さんを授かり、無事出産することができましたが、第2子の妊活は思ったように進みませんーー。基礎体温の上がり下がりに一喜一憂するぺ子さん。今思えば順調な妊活だった第1子と比べると、第2子の妊活は思った以上に前途多難なのでした。 それでもめげずに不妊治療を進めていた最中のこと。新型コロナウイルス感染症の流行がペ子さんの妊活に追い打ちをかけたのです。 ついに決意した、痛みへの挑戦 新型コロナウイルス感染症の流行は思いの外長引き、ついに息子さんを病院に連れて行けなくなってしまいました。ペ子さんが病院に行く日は夫が仕事を休み、息子さんを一緒に過ごすほかありません。 しかし、決して少なくない通院日。毎回仕事を休んでもらうのは気が引けてしまいます。 これまで以上に早く妊娠したいと考え始めたペ子さんは、子宮卵管造影検査を受ける決意をしました。子宮卵管造影検査とは、子宮内や卵管に異常がないか調べる検査のこと。卵管に造影剤を流すことで、卵管の通りや働きが良くなり、妊娠しやすくなると言われています。また、もし卵管に詰まりが見つかった場合、その後の治療方針がより適切なものになります。 しかし、痛みが伴う場合があるなど、躊躇する面があるのも事実。藁にもすがる思いで決めた子宮卵管造影検査ですが、痛みのことを考え恐怖に苛まれたのでした。 新型コロナウイルス感染症の流行下、感染の不安や病院への出入りが制限されたことで、思ったように妊活ができなかった人もいたのではないでしょうか。 2023年8月現在では、多くの規制が緩和されたと聞きますが、まだウイルスが消えたわけではありません。新型コロナウイルスとの共生を前提とし、安心して妊活ができる世の中になってほしいと願います。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年09月18日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。ひと通りの検査を終え、ついに治療をスタートさせたぺ子さん夫妻。幸いにも、治療を始めてすぐに第一子である息子さんを授かり、無事出産することができました。そしてやってきた、そろそろ2人目を……というタイミングーー。治療を始めてすぐに第1子を妊娠できた経験から、次もすぐにできるだろうと思っていたペ子さんでしたが、第1子の卒乳を終えて数カ月経っても生理が来ません。 基礎体温を測ってみると、無排卵の状態に戻っていたのです。ぺ子さん夫婦は、再び治療をスタートすることにしました。 期待した分だけ落ち込んでしまう ※薬を処方すれば→薬を内服すれば ※妊娠の可能性のある時期の腹筋は推奨できません クロミッドを内服すれば必ず卵胞が育ち、排卵するものだと思っていたペ子さんにとって、卵胞が育たないなんて考えてもいないことでした。 育児休暇のリミットが迫っていることもあり、第2子の妊娠は夫婦の死活問題とも言えます。 そして始まった第2子の妊活。待ち構えていたのは、基礎体温の上がり下がりに一喜一憂する日々。気楽に構えていた分、うまくいかない妊活の日々がずっしりと堪えるのでした。 第1子妊娠前、妊娠しにくい自分の体に「不良品」のレッテルを貼っていたぺ子さん。そのときの感情は、二度と戻って来てほしくはありませんね。再びチャンスがやってくることを願ってやみません。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年09月17日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。ひと通りの検査を終え、ついに治療をスタートさせたぺ子さん夫妻。幸いにも、治療を始めてすぐに第一子である息子さんを授かり、無事出産することができました。ペ子さんは育児休暇を取得し、夫の暮らす東京へ移住。念願だった同居生活がスタートしました。 息子さんが成長するとともに、頭をよぎるのは第2子のこと。当初より、第2子の妊娠・出産も視野に入れていたぺ子さんは、息子さんが1歳を迎えたことを機に卒乳し、再び妊活を始めようとしたのですが……。 生理が来ないのはなぜ? ※施設によって費用は異なります 治療を始めてすぐに息子さんを妊娠できたこともあり、気楽に構えていたぺ子さんでしたが、2人目の妊活はそううまくはいきませんでした。授乳をやめても生理は戻らず、調べてみると再び無排卵に戻っていたのです。 都内のクリニックを探し、検査や治療を始めたのでした。 3回の妊娠と出産を経験したペ子さん曰く、どの妊娠もまったく違っていて、まさに三者三様だったとのこと。1人目が順調だったからといって、2人目も同様ということはないのですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年09月16日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。ひと通りの検査を終え、ついに治療をスタートさせたぺ子さん夫妻。タイミングをとったのち、体の変化を感じたぺ子さんが妊娠検査薬で検査をするとーー。妊娠検査薬には、はっきりとした陽性を示す線が! 不安を抱えながらも、無事胎嚢や赤ちゃんの心拍が確認できました。 元気に動く赤ちゃんの心拍にうれし涙を流したペ子さん。しかし、それでも流産の不安が常につきまとうのでした。 母としての葛藤「信じたいけど傷つきたくない…」 ※多嚢胞性卵巣→多嚢胞性卵巣症候群 幾度となく不安な気持ちになるペ子さんでしたが、赤ちゃんは力強い成長を見せ、無事出産! 仕事の都合で長期にわたる別居婚をしていたペ子さん夫妻も、ペ子さんの出産に伴う育児休暇取得によって、夫の暮らす東京に引っ越し、念願だった同居生活を送ることができました。 治療を始めてすぐに妊娠できたこともあり、2人目もすぐに授かることができると考えていたペ子さんは、息子さんが1歳になったら卒乳し、再び妊活を始めようと決めたのでした。 多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)であるゆえ、妊娠しづらいと言われた自分にレッテルを貼っていたペ子さん。 この後、2人の子どもに恵まれたペ子さん。第一子として生まれた息子さんは、きっとぺ子さんに妊娠への前向きな気持ちを運ぶ役割を持っていたのかもしれませんね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年09月15日映画『私がやりました』が2023年11月3日(金・祝)に公開される。監督はフランソワ・オゾン。フランソワ・オゾン監督映画『私がやりました』映画『私がやりました』は、『Summer of 85』や『苦い涙』などを手掛けてきた監督フランソワ・オゾンが贈るクライムミステリー・エンターテインメント。パリの大豪邸で起こった有名映画プロデューサー殺人事件の“犯人の座”をかけた、3人の女たちによる駆け引きと悪だくみを描いた作品だ。本国フランスでは、フランソワ・オゾンが手掛けた映画『8人の女たち』と『しあわせの雨傘』に次ぐ、動員100万人越えのヒットを記録した。主人公のマドレーヌとポーリーヌの正反対の性格の2人を演じるのは、ナディア・テレスキウィッツとレベッカ・マルデール。2人の前に立ちはだかるヴィランのオデットはイザベル・ユペールが演じる。マドレーヌ…ナディア・テレスキウィッツ売れない新人女優。有名映画プロデューサーに襲われそうになったところを必死で逃げだし、ルームシェアをする親友ポーリーヌのもとへと向かう。彼女に出来事を打ち明けるが、すぐに警察がやってきてマドレーヌは事件の容疑者に。法廷で演技力と美貌を活かした陳述を披露し、一躍「悲劇のヒロイン」としてスターに。ポーリーヌ…レベッカ・マルデール新米弁護士。正当防衛を主張するようマドレーヌに完璧な台本を用意し、見事無罪を勝ち取る。オデット…イザベル・ユペールマドレーヌとポーリーヌに、「プロデューサー殺しの真犯人は自分で、マドレーヌたちが手にした富も名声も、自分のものだ」と訴える。ラビュセ判事…ファブリス・ルキーニパルマレード…ダニー・ブーンマルセイユ出身の成金。ボナールマドレーヌの恋人の父で大企業の社長。映画『私がやりました』あらすじ有名映画プロデューサーが自宅で殺された。容疑者は売れない新人女優マドレーヌ。プロデューサーに襲われ、「自分の身を守るために撃った」と自供する彼女は、親友で駆け出しの弁護士ポーリーヌと共に法廷へと向かう。2人は正当防衛を訴える鮮やかな弁論と感動的なスピーチで裁判官や大衆の心をつかみ、見事無罪を勝ち取る。それどころか、マドレーヌは「悲劇のヒロイン」として一躍時の人となり、大スターの座へと駆け上がっていった。ところが、そんなある日、2人の前に謎多きかつての大女優オデットが現れる。彼女は、「プロデューサー殺しの真犯人は自分だ」と訴えるのだった。こんなに魅力的な“犯人の座”は渡せない……果たして、3人の駆け引きと、悪だくみの行方は?【作品詳細】映画『私がやりました』公開日:2023年11月3日(金・祝)監督・脚本:フランソワ・オゾン出演:ナディア・テレスキウィッツ、レベッカ・マルデール、イザベル・ユペール、ファブリス・ルキーニ、ダニー・ブーン、アンドレ・デュソリエ配給:ギャガ英題:THE CRIME IS MINE© 2023 MANDARIN & COMPAGNIE - FOZ - GAUMONT – FRANCE 2 CINÉMA - SCOPE PICTURES – PLAYTIME PRODUCTION
2023年09月08日長男が3歳のころのお話です。義母と電話で話していると、「2人目ができないのは私のせいだと夫が言っている」と聞かされました。なぜか、私が原因で子どもができないことになっているのです。私も2人目が欲しいと悩んでいた時期で、その言葉はとてもショックでした。そこから私がどのように対処したかや、今の義母との関係についてお伝えします。男性不妊のわが家義両親には伝えていませんでしたが、私たち夫婦は男性不妊のため、不妊治療で長男を授かりました。私は2人目が欲しいと考えていましたが、夫が不妊原因に対処しようとせず悩んでいました。 そんなときに、義母と電話で話していると「あなたたちが2人目を作らないのは、恭子ちゃん(私)のせいなんでしょ。○○(夫)がそう言っていたわよ」と。夫がそんなことを言うはずないとはわかっています。それでも夫が言っていたと伝えてくる義母に不信感を抱き、ショックと怒りで言葉が出ませんでした。 義母の話は嘘だった以前から、義母は自分の伝えたいことを、誰かが言っていたと遠まわしに伝えてくることはありました。きっと義母自身が、私が2人目を欲しがっていないと考えて、それを責めたい気持ちがあったのだと思います。 念のため、夫に義母から言われたことを確認しましたが、当然ながらそんな事実はなく、義母の言葉は嘘だと判明。妊娠・不妊というとてもプライベートな問題について、軽々しく口を出してくる義母に対して怒りが収まりませんでした。 もう義母に会いたくない義母からの言葉のダメージは強く、翌週に義実家に行く予定でしたが、私はとても行く気にはなれませんでした。義母に会ったら似たようなことを直接言われるのも目に見えていたので、私は義実家に行かないと断固拒否。夫と子どもだけで行ってもらい、私がどうして行かないのかの説明は夫に任せました。 不妊原因については話さなかったようですが、義母の言葉に私が傷ついていることは伝えたので、それ以降、義母から連絡が来ることもなく、会いに行かないことをとがめられることもありませんでした。 義母との関係修復のきっかけ半年ほど義母と距離をとったことで私も冷静に考えられるようになり、義母は、私たちに2人目ができないのを気にしていたのだと考えられるようになりました。でも、それを上手に話すことができずに、あのような言い方になったのだと思います。あのときは私自身も2人目ができないことを悩んでいたので、義母の言葉に過敏に反応してしまいました。 そうやって冷静になったころに、子どもの誕生日に義両親からプレゼントが届いたので、いい機会だと思い、プレゼントのお礼の電話を私から義母にしました。直接話したことが関係修復のきっかけとなり、今は義母と適度な距離感で過ごせています。発言に対する謝罪などはありませんが、現状に満足しています。 義両親の言動を変えるのは難しいですが、何もかも我慢する必要もないので、無理せず付き合えるよう距離をとることも大切だと気が付きました。距離をとることで問題が大きくならないよう、義母への説明を夫にお願いしたのもいい判断だったと思います。何より、しっかり冷静になれるまで時間をかけるのが、私にとってはポイントでした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:高橋 恭子6歳男児のママで現在妊活中。理学療法士として働きながら、ヒプノセラピストの資格を取得。仕事、子育て、家事など経験を生かした記事を執筆中
2023年09月05日ボディケア製品をはじめ、香りを選びたい製品のなかには無香料、無香性といった表示がされていることがあります。どちらも香料を使ってないのだろうと思うかもしれませんが、実は大きな違いがありました。香りがなくても香料を使っていないとは限らない香りがある製品、香りがない製品は、人それぞれの好みで選び方が違います。香りがない製品を好むなら、無香料、無香性などと書かれたものを選ぶでしょう。このような製品を手に取ったとき、香料が使われていないものだと考える人が多いのではないでしょうか。でも、必ずしもそうではないようです。無香料と無香性の違いについて、花王が公式サイトで解説してくれました。製品に使用される原料には、独特なにおいを持つものがあります。無香性と表示された製品は、基本的ににおいがない(感じにくい)というものですが、原料の香りを感じにくくするために香料を配合している場合もあります。それに対して、無香料と表示された製品には香料が配合されていません。花王ーより引用無香性の場合、なんと原料の香りを消すために香料をプラスすることもあるのだそう!これには驚いた人も多いでしょう。無香性という語感から、もともと香りがない原材料を使っているというイメージを持っていたのではないでしょうか。いっぽう、無香料は香料が配合されていないとのこと。無香料、無香性にまさかこんな違いがあったとは驚きですね。肌への影響が気になるなら成分表示を参考に消費者のなかには香料が苦手、肌トラブルが起きるという人がいるかもしれません。そうなると、無香性の製品に使われている香料が気になると考えるでしょう。もしも香料が気になるのなら、製品に記載されている成分表示を参考にしてみてください。特にボディケア製品や化粧品の場合、使われているすべての成分を記載するよう法律で定められています。成分表示を見れば、ご自分の肌に合う・合わないなどを確認できますよ。無香料と無香性の違いと意外な事実に驚きますが、製品を選ぶときの知識として役に立ってくれそうです。ちょっとした豆知識としても楽しく使えそうですね。[文・構成/grape編集部]
2023年09月02日生理の周期には個人差がありますし、排卵痛もある方とない方がいらっしゃいます。しかし、今までなかった症状が急に出てきた場合は、病院に行くことを検討してもいいかもしれませんね。今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Dさんの場合……ちゃんとした病名は確定しなかったのですが、不妊症と多嚢胞性卵巣ではないかと診断されました。もともと生理痛はあったのですが、周期の不順・今までなかった排卵痛が始まり、職場の上司にすすめられて病院を受診した結果発覚しました。多嚢胞性卵巣は卵巣がそうなっているものの、血液検査では数値に異常はなく、確定には至りませんでした。どんな治療を受けましたか?痛み止めの役割がある漢方と、長期服用で効果を実感できる漢方を処方されました。また、定期的なエコー検査も合わせて受けています。不妊症の治療はとくに行っていませんが、妊娠を望むようになった時に改めてクリニックに行くようすすめられました。お金はかかるけど、検査して初めて見つかる疾患もあります。早めの受診がおすすめです。読者からの感想は『やっぱり早期発見が大事だという感想です。特に婦人科は女性にとって少しハードルが上がってしまいますが、少しでもおかしいなと思ったらすぐ病院へ行くという事を再認識させられました。』『たかが生理不順、生理痛と軽んじるのは危険ですね。』『人によって痛み方が違うと言うことと、話題にしづらいので伝えるのも苦労したと思います。』『上司が勧めてくれてよかったと思います。いきなり排卵痛が始まるというのは不安だったことでしょう。』『今までなかった症状が急に出てきた場合は日頃から気を付けたいと思います。漢方薬で効果が期待できるのには興味がでました。』『排卵痛は私もあるので気持ちがわかります!』など、さまざまなコメントが読者から寄せられました。早期発見のために心がけたいことDさんの生理不順と排卵痛の原因は、不妊症と多嚢胞性卵巣ではないかと診断されました。生理不順や生理痛はどちらも経験したことのある女性は少なくないでしょうが、疾患が隠れている可能性は否定できません。もし毎月の生理に違和感があるのなら、1度近くの婦人科に足を運ぶことをおすすめします。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年09月01日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。ひと通りの検査を終え、ついに治療をスタートさせたぺ子さん夫妻。タイミングをとったのち、体の変化を感じたぺ子さんが妊娠検査薬で検査をするとーー。妊娠検査薬で検査をすると、はっきりとした陽性を示す線が出ていました。しかし、妊娠検査薬が使用する適切なタイミングは生理予定日の1週間後からとされています。フライングで検査をしたぺ子さんは、不安な気持ちを抱きつつ、クリニックでの診察を待つのでした。 妊娠確定! それでも不安がつきまとうのは… 次の診察日…… 不安を解消するために検索し、余計に不安になるというループに陥っていたペ子さんでしたが、無事胎嚢や赤ちゃんの心拍を確認することができました。 ペ子さんのいう「9週の壁」とは、そもそも医学用語ではなく妊婦さんやメディアが生み出した言葉です。 「9週の壁」という言葉が使われるようになった背景には、妊娠検査薬の普及によって初診の時期が早まったことや、エコー診断の進化によって早期に胎嚢や胎児心拍を確認できるようになったことがあるようです。ペ子さんのように早期であっても診察を受けて妊娠を確認できますが、いざ流産と診断されるのは、次回の健診日として指定されやすい9週ごろになるのです。 こうして妊娠9週目が「壁」と表現されるようになりましたが、これは、妊娠初期に流産が起こりやすいという意味であり、妊娠9週ごろに増えるということではありません。 9週であっても不安になりすぎず、心穏やかに過ごしてほしいと願っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年08月30日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。ひと通りの検査を終え、ついに治療をスタートさせたぺ子さん夫妻。タイミングをとったのち、様子見となりました。「運動率が悪い」と医師に言われた夫の精子も、タイミングをとったのち病院で診察を受けると、「運動率はそこまで悪くない」という喜ばしい結果に。このまま基礎体温の計測を続け、着床するか様子を見ることになりました。 検索は便利だけれど… 排卵日から高温期が14日間続き、体調の変化も感じたペ子さん。 本来、妊娠検査薬が使用できるのは生理予定日の1週間後からとされていますが、待ちきれずに検査をしてみると、「妊娠している」という判定が出ました。 望んでいた妊娠に喜びでいっぱいになりますが、これはこれはあくまでフライング検査……。ペ子さんは心から信じることができずにいます。 そんなとき、ついやってしまうのがネット検索です。しかし、安心するために検索したはずが、中には不安を煽るような情報も……。 これまで知らなかった数々の情報を目にしたぺ子さんは、不安な気持ちになってしまったのでした。 手元のスマホでなんでも調べることができる昨今。少しでも心配なことがあれば、すぐに検索をしてしまいます。しかし、一度検索したら最後。見る必要のない情報が次々と入ってくることもあるでしょう。ITの進化によって便利なことが増えましたが、特に医療の分野においては、信頼できるサイトを見極めて情報を得る必要がありますね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年08月28日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。ひと通りの検査を終え、ついに治療をスタートしたぺ子さん夫妻。タイミングをとった翌日、クリニックで検査をするとーー。無排卵と診断されたぺ子さんと、精子の運動率が悪いと診断されたぺ子さんの夫。互いに妊娠しにくい要因を抱えていることがわかりました。 いよいよ治療開始! クロミッド(排卵誘発剤)を飲み、タイミングをとることになりました。その翌日、精子の状態を見にクリニックを訪れると、運動率はそこまで悪くないと言われ、様子を見ることになったのでした。 ついに打ち明けた不妊治療。義母の言葉に嫁は… 義両親と旅行に出かけたペ子さん。そこで、妊娠しにくい体であることや不妊治療をしていること、もしかすると孫を見せてあげられないかもしれないことを義母に打ち明けます。 世の中には「孫はまだか」と急かす義母もいるようですが、ペ子さんの義母は心に沁みるあたたかな言葉をかけてくれました。 ますます義母に孫を抱かせてあげたいと考えたペ子さんは、旅行中に立ち寄った伊勢神宮で、赤ちゃんとのご縁を祈願したのでした。 伊勢神宮の内宮には、子宝神社として有名な「子安神社」があります。お祀りしている木華開耶姫命は、安産、子授けの神として崇敬されているのだとか。心からの祈願を捧げたペ子さん。妊活の気分転換には、子授けのパワースポットに出かけるのも一案ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年08月27日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明しました。妊娠に向け、治療を進めるぺ子さん夫妻。夫も精液検査を受けたところ、精子の運動率が悪いことが判明しました。 夫婦ともに不妊の要因を持っているとわかり、妊娠への焦りが高まるかと思いきや、ぺ子さんは、「子どもができないのは自分だけのせいではないんだ」とホッとしました。しかし同時に、そんな気持ちを抱く自分に、嫌気がさしたのでした。 いよいよ治療開始! タイミングをとってみると… 別居婚をしているペ子さん夫婦にとっては、タイミングを合わせるのもひと苦労。それでも無事タイミングをとり、クリニックでフーナーテストを受けることができました。 フーナーテストとは、腟の中に射精された精子が子宮内に進入できるかを確認する検査です。この検査で、精子が頸管粘液内で進行できるか、また、頸管粘液が精子を受け入れられるのかを診断します。 精液検査の時点では運動量が悪いと言われた夫でしたが、なんとフーナーテストでは「運動率はそこまで悪くない」という結果に。一度は落胆した夫も、うれしそうな様子です。 このまま様子を見ることになり、ペ子さん夫婦はクリニックをあとにしたのでした。 妊娠のチャンスは月に1度きり。その上、卵子が受精可能なのは排卵後12〜14時間と言われています。わかってはいたものの、妊娠とは本当に奇跡のようなものなのですね。ペ子さん夫婦のタイミングが、バッチリ合っていることを願ってなりません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年08月25日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を計測した結果、生理はあるものの排卵はしていないという事実が判明したのです。クリニックに初めて同行したぺ子さんの夫は、急きょ精液検査を受けることになりました。まさか自分が検査を受けるとは思っても見なかった夫。心構えができていなかったこともあり、検査のあとも「急にできるわけがない」「男のプライドが……」と、文句ばかり。 これにはぺ子さんも怒り心頭! 「不妊治療に挑むのなら、そんなプライドはさっさと捨てろ!」と、堪えきれずに言ったのでした。 「嫌気がさす!」不妊治療は誰のせい? 夫にとってはただの愚痴でも、ペ子さんにとっては妊娠しにくい自分が責められているような気持ちになってしまいます。怒りを通り越し、悲しい気持ちになるのでした。 精液検査の結果、精子の運動率の悪さが判明。夫は、身をもってペ子さんの気持ちを理解しました。 ペ子さんはというと、夫にも不妊の原因の一端があるということがわかり、複雑な気持ちを抱えています。それは、夫婦ともに妊娠しにくい体であることへの焦りではなく、不妊治療をおこなうのは自分だけのせいではなかったという安堵。 そんな気持ちになった自分に嫌気がさしたのでした。 費用や体調など、何かと負担が大きい不妊治療。「なぜ治療が必要になったのか?」「何が原因か?」と、自分のせい・相手のせいというような責任の所在を考えてしまうこともあるでしょう。自分に要因があれば、申し訳ない気持ちが膨らみ、相手に要因があれば責めてしまうことさえあるかもしれません。 そんな思考に陥らないよう、夫婦で協力して治療にのぞめるのが理想ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年08月24日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群によって妊娠しにくいというぺ子さんの体。基礎体温を記録したところーー。不妊治療で有名なクリニックへの通院を始めたペ子さん。基礎体温の計測方法さえ知らなかったペ子さんでしたが、医師の指導のもと、妊活をスタートさせました。 四苦八苦しながらも基礎体温を3カ月間計測してわかったのは、生理はあるものの排卵はしていないという事実。この先、どのように不妊治療を進めるのでしょうか。 「男のプライドなんてさっさと捨てて!」爆発した妻の不満 ※多嚢胞性卵巣→多嚢胞性卵巣症候群 次の診察日。仕事の休みが重なってクリニックに同行していたぺ子さんの夫も、急きょ精液検査をすることに……。 「話を聞くだけ……」と、軽い気持ちでクリニックにやってきた夫は、戸惑いながらも検査を受けました。 精液検査がよほど衝撃的だったのか、ブツブツと愚痴をこぼしはじめた夫。しかしペ子さんは、眠気と闘いながらの基礎体温計測、足を大きく開かねばならない診察台、苦手な注射、忙しい合間を縫っての通院など、たくさんの苦労や恥じらいを経験しています。 たった一度の精液検査に文句を言う夫に、喝を入れずにはいられませんでした。 女性主体でおこなわれると思われがちな不妊治療ですが、本来であれば夫婦二人三脚で進めるもの。治療への理解不足から、夫婦間に溝が生じやすいと言われていますが、男性も女性も、治療のすべてを自分ごとと考えて治療を進められるといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年08月21日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、妊娠しにくいと言われるぺ子さんのある体質。ぺ子さん夫妻は、不妊治療をスタートさせることになりました。妊活を始めた矢先、自身が生理不順であることに気づいたぺ子さん。病院を受診してわかったのは、多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)のため妊娠しにくい体だということでした。早々に妊娠を望むぺ子さんは、全国から患者がやってくるという有名なクリニックで不妊治療をスタートさせることになりました。 そしてやってきた初回の診察日。ぺ子さんは、生理不順であること、多嚢胞性卵巣症候群と診断されたことを医師に話しました。 侮るなかれ、基礎体温! ※多嚢胞性卵巣→多嚢胞性卵巣症候群 ※2層→2相 不妊治療の最初の難関は基礎体温でした。朝が弱いと数分の体温計測でも命取り。体温を計測しているうちに二度寝してしまったり、計測を忘れてしまったりと、ひと苦労だったようです。 実際に基礎体温を記録したことで、生理が来ていても排卵はしていないということがわかりました。 自分の体を労わろうとせず、不規則な生活を送っていたぺ子さん。今になって自分の生活を振り返り、深い後悔の念にかられたのでした。 自分の生理を知ることは、自分の体と向き合うこと。女性にとってはとても大切なことだと言えます。生理の周期や期間、質などを日ごろから気にかけておくことが重要なのですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年08月19日結婚して以来、仕事の都合で別居婚を続けていたぺ子さん夫妻。ぺ子さんが産休・育休を取得することで一緒に暮らせるのではないか?と考え、妊活をスタートさせることになりました。しかし妊活してわかったのは、妊娠しにくいと言われるぺ子さんのある体質。ぺ子さん夫妻は、どのようにして子どもを授かることができたのでしょうか……。遡ること5年前、ぺ子さんの夫は、5年間の東京出向が決まったことをぺ子さんに告げました。これは、結婚以来2年間別居婚を続けていたぺ子さん夫婦にとって、この先もさらに別居婚が続くということです。 そこでペ子さんは、妊娠・出産に伴い取得できる産休と育休を使用して仕事を休み、その間同居をしようという作戦を考えつきました。 自分にとっては普通のサイクルでも… ※多嚢胞性卵巣→多嚢胞性卵巣症候群 望めばすぐに妊娠できると疑いもしなかったペ子さんでしたが、よくよく考えると生理不順な日々。病院を受診すると、多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)であることが判明します。 多嚢胞性卵巣症候群とは、卵胞の成⻑が途中で止まってしまうことで未成熟な卵胞が卵巣内にとどまり、排卵しにくくなる病気です。定期的な排卵が起きず、⽉経周期に異常をきたします。 すぐに妊娠を望むのであればすぐに詳しい検査をおこない、場合によっては不妊治療が必要と言われたペ子さん。 全国から患者がやってくるという有名なクリニックで、クールで怖い先生と共に不妊治療を進めることになったのでした。 日々忙しく過ごしていると、生理が来ていないことすら気が付かず、いつの間にか不順になっていることがあります。気にもかけずに年月を過ごしてしまい、いざ妊娠を望んだときに病気が判明するケースもあるでしょう。定期的な健康診断がいかに大切かを感じさせられますね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ぺ子
2023年08月17日自分の不妊が原因で、子どもを授かるまで、3年もかかったら……?今回は大人気マンガシリーズ、はぐはぐ(@hughug_baby)さんの投稿をご紹介!「授かるの3年かかりました」のワンシーンをお届けします。【前回までのあらすじ】はぐはぐさんは夫と大学時代に出会い、その後、結婚します。しかし子どもができず、不妊外来へ行くと、多嚢胞性卵巣症候群と判明。治療には高額な費用が必要と知り断念。症状改善のため、ダイエットやよもぎ蒸しをします。そして夫に問題がないか調べるため、精子検査キットを夫に手渡し……。夫は快諾し……!問題なかったようで……この漫画に読者は『旦那さんが嫌がらずに、むしろおもしろがって受けてくれたのがよかったと思いました。精子に問題がなくて嬉しいような悲しいような複雑な気持ちだろうなと思いました。』『精子検査をするのも勇気がいると思いますが、嫌がらずに快諾してくれる夫は優しいと思いました。はぐはぐさんが原因であったとしても不妊は2人も問題なので、2人で寄り添って頑張ってほしいと思いました。』『夫のほうに問題がないということがはっきりわかったのは良かったですが、逆に自分に問題があるという現実を突きつけられたので、それはそれで辛いと思います。だけどこれで不妊治療の方向性がはっきりしたのでよかったのかなと思います。』など、「不妊の原因が自分である」とハッキリしてしまった、はぐはぐさんの複雑な気持ちに寄り添うような声が多く集まりました。安心もするけど……はぐはぐさんは夫に精子検査キットを試すよう提案。その結果、夫の方には問題ないとわかります。安心する気持ちと、自分が原因であるという複雑な気持ちになってしまうのでした……。もし不妊で授かるまでに時間がかかってしまったら、あなたならどうしますか?※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャートコロナ後遺症漢方薬』はAmazonでベストセラーに。
2023年08月10日皆さんは何気なくかけられた言葉に元気をもらったことはありますか?今回は「心を救ってくれた義母の言葉」を紹介します。イラスト:Kyoko3人の子どものお世話を1人でする主人公3人の子どものお世話をする主人公。主人公は子どものイヤイヤ期が続き、疲れ果てていました。1人になる時間が欲しいと思う主人公ですが、願いが叶うこともなく…。そこで主人公は夫に頼ってみようと試みますが…。夫に頼ろうとするも出典:愛カツ夫は「仕事が休みの日ぐらい時間をくれ」と言って手伝うこともありません。主人公はそんな夫の言葉を聞いて、心が折れてしまいました。そんななか、主人公は子どもたちを連れて義実家を訪問。義母は主人公たちを、あたたかく迎え入れてくれました。そして「ここはあなたのお家だからつらかったらいつでも帰っておいでね」と声をかけてくれたのです。義母の一言に、主人公はとてもあたたかい気持ちになったのでした。義母の労りに満ちた言葉1人で子どもたちのお世話をするのに身も心もすり減ってしまった主人公。夫も頼りにならないと感じて心が折れかけた主人公が、義母の言葉に救われたエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月08日不妊が原因で、子どもを授かるまで、3年もかかったら……?今回は大人気マンガシリーズ、はぐはぐ(@hughug_baby)さんの「授かるの3年かかりました」から、ワンシーンをお届けします。不妊で悩むはぐはぐさん……はぐはぐさんは夫と大学時代に出会い、その後、結婚します。しかし2人の間には、なかなか子どもができません。子どもが欲しいと思うようになり、不妊について調べたはぐはぐさん。不妊症外来に行くと、無排卵月経のうえ、多嚢胞性卵巣症候群と分かり……。治療費を見た夫は……解決策が分からず……治療費が高額で……この漫画に読者は『保険適用ができないとかなり厳しかったと思います。不妊治療をすれば必ず授かるという保証も無いから怖いと思いました。私なら、お金がないので諦めます。生活していくのにもお金が必要なので余裕がなければ無理だと思います。』『不妊治療は数百万円掛かるという話は聞いたことがあります。具体的な金額は分からないですが、やっぱりこの夫婦のように支払える人ばかりではないと思います。不妊治療をするとなれば奥さんは仕事もやめないといけないとも言われていますし、悲しくなってしまうことでしょう。』『なんか不妊治療の人だけお金がかかるのがずるいというか、不公平だなって思ってしまいます。』など、不妊治療にかかる金額やその現状に対し、不満の声が多く集まりました。高額な不妊治療以外の選択肢は……はぐはぐさん夫婦は、高額すぎる費用を見て治療を諦めることに……。この後のお話ではぐはぐさんは、ダイエットなど、不妊症状の改善に役立つ様々な方法に挑戦していくことになります。もし自分が不妊と判明したら……あなたならどうしますか?※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャートコロナ後遺症漢方薬』はAmazonでベストセラーに。
2023年08月06日子どもが欲しいけど、なかなか授からない……。あなたなら妊活のために何をする……?今回は実際の体験談をもとに描かれた、はぐはぐ(@hughug_baby)さんの人気漫画『授かるのに3年かかりました』をご紹介します!なかなか授からない……はぐはぐさんは大学時代に夫と出会い、お互い働きながら遠距離恋愛を経て結婚。しかし3年もの間、子どもを授からなくて……。不妊症外来を受診すると“無排卵月経”だとわかり、さらに多嚢胞性卵巣症候群で不妊治療が必要な状況だと知ります。高額費用は払えないぐはぐさん夫婦はお金を貯めつつ、症状改善を目指しダイエットしながら妊活することに。基礎体温を計測……妊活のため、基礎体温を測ることにしたはぐはぐさん。しかし『無排卵』のためか体温が安定していないことがわかりました。その後、地道な努力を重ね、妊活ダイエットに成功したはぐはぐさんは、苦労の甲斐あって第1子を授かったのでした……!まだ生理は来ているのに無排卵……体質改善のためには、まずは自分の体の状態を知らないといけませんよね。今回はぐはぐさんは、基礎体温の計測を始めて、『排卵していない』自分の体の状態を再認識しました。生理はきているのに無排卵だったと分かったら、あなたならどうしますか……?※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャートコロナ後遺症漢方薬』はAmazonでベストセラーに。
2023年08月04日