韓国俳優パク・シネとパク・ヒョンシクが主演を務め、Netflixで配信中のドラマ『ドクタースランプ』のオリジナル・サウンンドトラック(OST)日本盤が、6月26日にリリースされることが決定した。日本盤は、28ページのフルカラーブックレットP28にハングル歌詞にカタカナルビ、日本語対訳がつくのに加え、ドラマの名場面を使用したミュージックビデオ(MV)6曲が収録されるスペシャル仕様となる。同ドラマは、高校時代に勉強のライバルとして過ごした男女、ナム・ハヌル(パク・シネ)とヨ・ジョンウ(パク・ヒョンシク)がともに医師(ドクター)となるも、突然人生最大のスランプが訪れたその時に再会し、「亡くしかけた人生」を心肺蘇生していくロマンチック・コメディー。挿入歌は、Red Velvetのスルギ、シンガー・ソングライターのHYNN、EXOのメインボーカルのチェン、OSTに多数参加する実力派ボーカリストのジョンギゴ、さわやかなデュエットを聴かせた宇宙少女のメンバーダヨンとEDEN、そして、主演のジョンウ役を務めたパク・ヒョンシクと、話題性と音楽性を兼ね備えた面々が歌唱。OSTはさらに、トキメキや安らぎ、悲しみを表現する場面を彩り、ストーリーに深みを加えたBGMV音源44曲を加えた、全50曲を収録。音楽監督は、『秘密の森』『ペントハウス』『インサイダー』などのヒットドラマを手掛けたキム・ジュンソク氏とチョン・セリン氏が務め、2人が生み出す楽曲もまたドラマファンの熱い支持を集めている。日本盤CDは全国のCDショップ、WEBショップで予約受付中。先着でメーカー特典の2Lサイズブロマイドが付く。■収録内容・CD11. 記憶の中であなたと/SEULGI2. 一人じゃない/HYNN3. 自分の愛し方/CHEN4. 実は君を/Junggigo5. 愛してるという言葉は/DAYOUNG (宇宙少女), EDEN6. 僕に頼って/パク・ヒョンシク7. Title Of ドクタースランプ8. 辛いことはすぐに忘れ、思い出をずっと覚えていられる方法9. 君がいるから耐えられる10. 威風堂々、ナム・ハヌル11. 僕が1番じゃないなんて12. 勉強ブルドーザー13. 心を見つめる14. 医療事故15. 腐れ縁ロマンス16. 孤独な気分17. ストーカー18. でっち上げられた証拠19. ときめいた瞬間20. スター医師21. ムカつくほどの魅力22. 小心者のビビり23. 今日もアイツと鉢合わせ24. ただの友達?25. ドタバタ、ハヌル家・CD21. 今日の私が頑張ることで、明日の私を助けられる (feat. クォン・ハヌル)2. ナム医師とヨ医師3. 思わぬチャンス4. 転んだついでに、空を見ながら一休み5. 小さな決心6. いつからこんなに綺麗だったの?7. 澄みわたっている空8. 厳しい季節の終わりに9. 何も言えない理由10. 家族が一番11. 幼稚なバトル12. 泥酔エピソード13. 妙な駆け引き14. ささやかな一日15. 燃え尽き症候群16. 打ち明けなければいけない真実17. セルフヒーリング18. 思い出すだけで恥ずかしい19. 可愛いライバル20. 憎めないヘタレ21. 計画された罠22. 押し寄せてくる困難23. 永遠の秘密なんてない24. ヨ・ジョンウのプライド25. 二人の始まりはここから・DVD(MV)1. 記憶の中であなたと/SEULGI2. 一人じゃない/HYNN3. 自分の愛し方/CHEN4. 実は君を/Junggigo5. 愛してるという言葉は/DAYOUNG (宇宙少女), EDEN6. 僕に頼って/パク・ヒョンシク
2024年05月23日今年デビュー40周年を迎える爆風スランプが、10月よりライブツアー『爆風スランプ〜IKIGAI〜デビュー40周年日中友好LIVE”あなたのIKIGAIナンデスカ?”』を開催することが決定。併せて26年ぶりとなる新曲をリリースすることが発表された。1984年8月25日にアルバム『よい』、シングル『週刊東京「少女A」』の同時発売でメジャーデビューを果たした爆風スランプ。その後、今や応援歌の定番となっている「Runner」や、日本武道館を舞台にした楽曲「大きな玉ねぎの下で~はるかなる想い」、最高視聴率30.4%を記録したテレビ番組『進め!電波少年』の中で誕生した「旅人よ〜The Longest Journey〜」など数々のヒット曲をリリースしたが、1999年に活動休止を発表。以後その日限りの復活ということで、2005年、2007年、2010年に爆風スランプとしてライブを行っている。前回のライブから14年を経てアナウンスされた今回のツアーは、前夜祭として10月31日(木) と11月1日(金) に愛知・名古屋エレクトリックレディランド公演、11月4日(月・休) に兵庫・兵庫県立芸術文化センター公演、11月17日(日) に東京・LINE CUBE SHIBUYA公演を開催。兵庫・東京公演には、ファンキー末吉(Ds)が中国でドラムを務める“中国で一番ツアーを回るバンド”「BuYi」(読み:ブイ)が来日しライブに参加する。サンプラザ中野くん(Vo)は、今回のツアーについて「デビュー40周年を記念してただ集まってライブをするだけじゃなくて、なにか意味を持たせられればと。中国からファンキー末吉と、彼が組んでいるバンドを呼んで、日本も中国も関係なく音楽を楽しんでもらいたいです」とコメント。チケットは3月8日(金) 正午より最速先行受付(抽選)が開始される。また26年ぶりとなる新曲は、まだ全容は明らかになってはいないものの、サンプラザ中野くんは「テーマはIKIGAI。今、日本語の“生きがい”という言葉がローマ字で“IKIGAI”となって世界でも注目され始めている。私もコロナ禍を経て、改めて“歌うことがIKIGAIだな”と感じました」、ファンキー末吉は「今回は今までの楽曲作りとはガラリと変えて、“メンバーの誰かが作曲した曲”ではなく、“みんなで作曲した曲”にしたい」と構想を語った。併せて公開された新アーティスト写真では、1992年にリリースされたアルバム『アジポン』の時に撮影したアーティスト写真を再現。撮影に臨んだバーベQ和佐田(B)は、「とにかく4人揃ったのが心から嬉しいです」と話すと、パッパラー河合(G)も「4人健康でいられるのは年齢的にも奇跡!ファンの皆さんも健康でいて、ぜひライブに来て欲しいです!」とファンに向けたメッセージも添えた。<ライブ情報>爆風スランプ〜IKIGAI〜デビュー40周年日中友好LIVE“あなたのIKIGAIナンデスカ?”■前夜祭(愛知公演)10月31日(木)・11月1日(金) 名古屋エレクトリックレディランド開場18:00 / 開演19:00■兵庫公演11月4日(日・休) 兵庫県立芸術文化センター開場16:00 / 開演17:00■東京公演11月17日(日) LINE CUBE SHIBUYA開場16:00 / 開演17:00■最速先行受付(抽選):3月8日(金) 12:00~3月25日(月) 23:59()公式サイト:
2024年03月01日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「今年いちばん響いた曲」です。先日、優里さんが1980年代の邦楽、全10曲をカバーしたカバーアルバム『詩‐80’s』をリリースされたというニュースを読みました。一体、どんな曲をカバーされたのだろう?と興味が湧き、曲目リストを調べてみたのですが、その中の一曲に「大きな玉ねぎの下で」がありました。この曲が爆風スランプさんの名曲のひとつであることは知っていましたが、そういえば曲をきちんと聴いたことがない。せっかくだから原曲に触れてみようと聴いてみたんです。そうしたら…この曲、めちゃくちゃいい!なにこれ!と響きまくりました。今年、いちばん響いた曲かもしれません。この曲の主人公は、遠く離れたペンフレンドのために貯金箱をこわして一枚のチケットを送ります。“大きな玉ねぎ”とは武道館の屋根にある飾り“擬宝珠”のこと。主人公は、武道館のライブでずっと会いたかった、会えなかったペンフレンドとついに対面できると心をワクワクとさせています。…でも、彼女は来なかった。アンコールの拍手を背に主人公は会場をあとにします。そのあとの、ひとりさみしく歩く風景の描写、心情の切なさが実にしみじみと見事です。武道館の象徴である擬宝珠を“澄んだ空に光る玉ねぎ”とかわいらしく表現することで、悲しさをどこか柔らかくしているところもとても粋ですし、素敵だなと思いました。歌詞も素晴らしいのですが、ストーリー展開に合わせて演奏のアレンジも変化させているのではないか、とも感じました。曲の途中にギターソロがあるのですが、その音はまるで歌詞の主人公が聴いているようなギターソロなんです。リバーブが効いたギターの音はこの曲の中でちょっと異質です。でもそれは、主人公がいる物語中の武道館で行われているであろう、ミュージシャンのライブの中の音なのだと思うとハッとさせられます。彼女の席は空席のまま、彼はひとりライブを観ながらそのミュージシャンのギターを聴いている…。そんな切ないシーンが頭に浮かび、とてもグッときました。これはもちろん僕の勝手な考察かもしれません。でも、そこまで想像させてくれるめちゃくちゃ泣いているいいギターソロなんです。この曲をあらためて深く聴いてみて、爆風スランプさんの神髄を感じましたし、なんで俺がカバーしてないねん!と思いました。優里さん、教えてくれてありがとう。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』とアナログ盤12インチシングル『サブマリン』が発売中。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(12/23まで)が開催中!※『anan』2023年12月6日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年12月02日2020年8月4日、レバノンの首都ベイルートで大規模な爆発が起きました。死傷者は5千人以上とみられています。爆風の影響で、多くの住宅や施設が破損。市民は片付けに追われています。荒れ果てた部屋で演奏する高齢女性の姿に涙…79歳になるメイ・アブード・メルキさんは、当時、家を留守にしていたため無事でしたが家は爆風で大きく破壊されてしまいました。家の中に窓ガラスや家具が散乱する中、宝物であるピアノの無事を確認したメイさん。静かにスコットランド民謡『オールド・ラング・サイン(通称、蛍の光)』を弾く様子を、孫のメイリー・メルキさんがFacebookに投稿したところ反響が上がりました。メイさんのさまざまな思いが伝わってくる演奏をお聴きください。May-Lee Melkiさんの投稿 2020年8月5日水曜日これまでの暮らしが一変した悲しさや、絶望、その中でもまた希望を持って新たに生活をしようという新たに生活をしようという前向きな意思が伝わってくる演奏。CNNによると、メイさんはこの家に60年住んでおり、ピアノは結婚の日に父親からもらったものだといいます。投稿には世界中からコメントが寄せられていました。・言葉にならない。ピアノとともにガラスを集める音がして、心が痛い。・大切な家がこんな形になって、悲しかっただろうな。・演奏を聴いて涙がこぼれた。レバノンに幸あれ…。「希望を持ち続けたい」というメイさん。ピアノ演奏は多くの人の心に響いたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年08月09日俳優の大泉洋が11月12日(月)、都内で行われた主演作『こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話』の完成披露試写会に登壇。ウケを狙った不可解な舞台挨拶の演出に「こんな小ボケ、テレビにのらない(放送されない)よ」と苦笑していた。■ツッコミのタイミング奪われ、あきれ顔の大泉さん大歓声を浴びて、ステージにあがる際、スタッフからマイクの代わりにバナナを手渡された大泉さん。本来なら「舞台挨拶のマイクがバナナかよ」とツッコミを入れたいところだが、その隙もないまま、スタッフがバナナを回収し、本物のマイクを手渡したため、大泉さんは「このタイミングで取り換えるなら、本当に要らないボケ。バナナを持ったまま、しゃべり出すくらいのことは考えていた」とあきれ顔だった。実話を基に、筋ジストロフィーを患いながら、病院を飛び出し、自分で大勢のボランティアを集め、風変わりな自立生活を始める鹿野靖明(大泉さん)の生き様を描いた。舞台挨拶の演出について、ひとしきりダメ出しを続けた大泉さんだったが、本作については「鹿野靖明さんの愛おしいワガママが、皆さんにどう受け止めていただけるか。観終わった後に、このタイトルがどう心に響くか楽しみにしております」と真摯に語っていた。■故郷の北海道ロケは太る?大泉さん「おいしいものが多いので、ついつい」舞台挨拶には主人公を支えるボランティアを演じた高畑充希と三浦春馬、共演する渡辺真起子、竜雷太、綾戸智恵、佐藤浩市、原田美枝子、メガホンをとった前田哲監督が登壇した。映画は大泉さんの故郷である北海道で、約1か月にわたり撮影。役柄上、太れない大泉さんだったが、「やっぱり、おいしいものが多いので、ついつい食べてしまった」。体型維持のため、ランニングを欠かさなかったというが、「高畑充希ちゃんが『私も走りたい』って言ってくれて。でも高畑さんは10m走っては、すぐ止まるので、そのペースに合わせるのが大変だった」とここでも苦言。ちなみに三浦さんも一緒に走ったといい、気分を盛り上げるため、スマホから「爆風スランプ」の名曲「Runner」を流していたのだとか。その三浦さんは「力をもった素敵なキャストの皆さんとご一緒できる幸福感でいっぱいでした」と本作の撮影をふり返っていた。『こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話』は12月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話 2018年12月28日より全国にて公開予定©2018「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会
2018年11月12日痛切なほどに気持ちを歌に乗せる高橋 優さん。新アルバム作成の前の時期は、いわゆる「スランプ」を経験したと正直に語る。久々のオリジナル作に向けた思いとは。心に生まれたままの感情を、加工することなく歌詞に綴り、歌い続けているシンガーソングライターの高橋 優さん。最近は音楽のみならず、映画やドラマに出演したり、巧みな話術を武器にラジオ番組を持つなど、武骨なイメージとかけ離れた、驚くほどマルチな才能を発揮しているのだ。そんな彼が2年ぶりにリリースするアルバムが『STARTING OVER』。この作品に込めた彼のいまの思いから、話を聞いてみた。――アルバムタイトルが“原点に戻る”とか“再出発”という意味合いですね。高橋:はい、そうです。実は去年、自分の親に、ずっとあげたいと思っていた大きなプレゼントをしたんですよ。こんなことができるなんて、僕も大人になったなぁ、と感慨深くて。いまはお金を稼ぎながら歌わせてもらえる、なんて自分は幸せなんだろうと思ったら、曲が書けなくなってしまったんです。――えっ、そんなことが。高橋:曲作りに向かうモチベーションが全然上がらないのに、日々が充実している感じはあって……。でもその感覚がすごく怖くて、去年から今年の5月ぐらいまでそのモードから抜けきれなかったんですよね。曲作りって自分自身のメンタルと向き合うものだから、ヘンにホンワカしているとダメなんですよ。ギスギスしていたり、いびつじゃなきゃいけないのに、その部分が小さくなってしまっていた。このまま歌も書けないつまらない人間になってしまうのか、と。――作り手としては危機的状況。高橋:あぶなかったですね。もう一度ゼロからやり直すというか、ここから高橋 優をゼロから知ってもらうぐらいの気持ちで曲作りをしないと、自分は終わってしまう。そういう思いで「STARTING OVER」とつけました。――完成したアルバムには16曲もの素晴らしい歌があります。書けるようになったきっかけは?高橋:この8年間で積み重ねてきた曲作りのやり方を、いったん忘れて一度ゼロに戻ろうと「曲作りってどうやるんですか?」と、それぐらいのレベルからはじめたんです。「こんな感じですか」「いやそれは違うぞ」とダメ出しされるようなことを、わざとやってみようと。駄作と言われようが関係ない。自分をもっと伸び伸びと出して、新しい曲を生み出す、そんなやり方で書いてみて、最初にできたのが「美しい鳥」でした。――具体的には、なにをどうしたんでしょうか。高橋:譜割りを気にしないことですね。いままでは、とくにシングル曲は、口ずさみやすいとか、キャッチーだとか、どこかで気にしていたけど、そういうことを全部やめた。このアルバムに入っている曲は、全部歌いづらいです(笑)。――言葉がいままでの作品以上に饒舌で、歌詞カードからはみ出しそうですよね。高橋:そう。自分にしか歌えない歌かも。それが良いことか悪いことかはわからないけど、いまの僕に必要なのは、曲作りを楽しむことや、ワクワクしながら届けることだし、キレイな形じゃなくても、高橋優の音楽を聴いてくれる人は、きっと受け取ってくれるんじゃないかと期待しています。みんながカラオケで歌うことを意識しないで作っていったら、どんどん楽しくなっていったし、誰が聴いても素晴らしいと思われる曲を書くのはやめました。――おおー。高橋:いつの時代も古くならない普遍的な曲を書くことがいい場合もあるけど、いま僕がやろうとしているのは、自分の中で爆発しているものの火花を、しっかりとアルバムに焼き付けること。永遠に残ってゆく曲ではないかもしれないけど、そういう瞬発性を大事にしたいと、ますます思うようになりました。僕はデビュー当時は「リアルタイムシンガーソングライター」と言ってきたけど、いまになってその言葉がしっくりきている気がします。――なるほど。ソングライターは若いころの思いや経験の蓄積で曲を作り続けるという話も聞きますが、優さんの曲の素となるのは、いまこの瞬間、ということですか。高橋:ありがたいことに僕は“根に持ちタイプ”なので、いまも18歳の自分に負けないぐらい、傷つきながら生きています。だから青春時代の蓄積で曲を書くことになってしまったら、シンガーソングライター・高橋 優としてはおしまいなんです。もしそうなったら、歌うこともやめると思う。だってそんな歌、誰も聴きたくないですもん。去年、ふわっと幸せの幕の中に入ってしまい、しばらく曲が書けなくなったのは、いい意味で失敗をしにいったような感じ。あの経験があったから、新しい道が拓けたのかもしれないですね。――このアルバムは、高橋 優の生まれ変わりの作品、なんですね。高橋:まあでも失敗は数限りなくしてますよ。いまでもかわいい年下の女の子と知り合う機会があると、中途半端にカッコつけて、失敗していますし(笑)。ほら、20歳そこそこの女性って、例えばお酒が強い男性って大人、とかいう価値観持ってませんか?それに乗せられちゃって、気づいたらベロベロとか、僕、そんなですよ。シンガーソングライターの人って、その界隈で戦っていることが多い気がします(笑)。――どこ界隈で戦っているんでしょう(笑)。高橋:そのひと言を言わなければカッコいいのに、みたいな。または逆に言うべきときに言えなかったり。どんなときもうまく決められる人は、歌を歌わなくてもカッコいいんですよね。でも僕は、そのときの孤独感や、切ない気持ちを歌にするんです。だからロクでもないんですけどね(笑)。――シンガーソングライターあるある(笑)。ところで、以前お伺いした「お誘いは断らないキャンペーン」は継続中ですか?高橋:いえ、社交的なことはもう積極的にはしてないです。まぁ、そういう場では社交的なフリはしてますよ。――フリ(笑)。でもご友人はすごく多そうです。高橋:僕が話そうとしていることと似たニュアンスの人といると落ち着きますね。なぜかO型の人が多いんですよ。最近、面白いと思ったのは、僕はいま34歳ですけど、上の世代の40代の人って、これじゃなくてはいけないというこだわりの強い人が多いんですよ。僕ら30代は、そのこだわりを見せられてきたから、別にそこまでこだわらなくてもいいじゃんという世代。でも20代はまた別のこだわりがある世代なんですよ。その3つの世代と同席していると、飲みの場なのに20代と40代が、マジトークになってきて、ケンカになったりする。僕らはその合間の中間層ですし、ケンカが大っ嫌いなんですよ(笑)。ホント苦手だから、そういうことで熱くならない人がいい。たかはし・ゆう1983年生まれ、秋田県出身。2010年、シングル『素晴らしき日常』でメジャーデビュー。‘16年より主催野外音楽フェス「秋田CARAVAN MUSIC FES」を開催。‘17年から‘18年にかけて、約8万人動員した自身最大規模となる全国ツアーを成功させた。‘18年12月より高橋 優LIVE TOUR 2018-2019「STARTING OVER」を開催する。カットソー¥9,500パンツ¥32,000(共に原宿VILLAGETEL:03・3405・8528)ブルゾン¥28,000(ROCK THERAPYTEL:03・6805・1312)その他はスタイリスト私物6作目のアルバム『STARTING OVER』(10月24日発売)は、シングル「ありがとう」(映画『パパはわるものチャンピオン』主題歌)など16曲を収録。ジャケット写真は親交の深いリリー・フランキーさんが撮影した。ニッポン放送『オールナイトニッポンサタデースペシャル 大倉くんと高橋くん』に出演中。※『anan』2018年9月26日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・横田勝広(YKP)ヘア&メイク・内山多加子(Commune)インタビュー、文・北條尚子(by anan編集部)
2018年09月24日今よりも、ひっそりと静まりかえっていた50年前の深夜1時ーー。“パラッパ、パッパラパパッパパ……”。おなじみのテーマ曲とともに、’67年10月、ニッポン放送のラジオ番組『オールナイトニッポン』がスタートした。カラーテレビが一家に一台という時代が近づき、ラジオの存在意義が危ぶまれたころ、誕生した同番組は、瞬く間に若者たちの心をつかんだ。 ナマ声で語りかけ続けて50年!そんな『オールナイトニッポン』の歴代パーソナリティに話を聞いた。 ■笑福亭鶴光「リスナーとの親密感がちゃうねん!」 「乳頭の色は?」「ええか?ええのんか〜?」など、エロトークで中高生の心をわしづかみにした笑福亭鶴光(69)。 「もともと、エロに興味があったわけやないんですよ。でも初回の放送終了後に、ディレクターから『君のしゃべりにはセックス・アピールが足りない』と言われて。でもセックス・アピールという言葉をよう知らんかった。そこで勝手に“セックスをアピール”すればいいんやな、と。それからエロまっしぐらでした」 あえぎ声やエッチなセリフを織り交ぜた「ミッドナイトストーリー」、一世を風靡した「なんちゃっておじさん」と名物コーナーも誕生。PTAから反感を買いながらも、11年以上続く長寿番組にーー。印象に残っていることは? 「’74年の連続企業爆破事件があったころ。いたずらで目覚まし時計を送ってきた人がいるんですわ。『鶴光を爆破する』とメッセージをつけて。それをラジオで話したら、翌週から10個ぐらいの目覚まし時計が届くんです。そのたびに、ジュラルミンの盾を持った警察官が10人くらいやってくる。やがて警官は5人になり、1カ月後には1人だけ。“また時計ですか?”と。ぜんぜん緊張感あらへん」 『オールナイトニッポン』の魅力とは? 「毎週数万通ものハガキが来るほど、リスナーとの親密感がちゃうねん。一緒に、コーナーをつくっていく魅力。映像がなくて想像しながらだから、聴いていた人もよう覚えとる。パーソナリティを降りたのはもう30年以上も前だけど、この前も、ある学校の校長先生から『オレの青春でした』と言われました(笑)」 ■サンプラザ中野くん「集合!と声をかけると大勢の学生が」 「爆風スランプとしてデビューした翌年の’85年にオーディションを受け、金曜のパーソナリティに決まったと言われたので、“2部か”と思ったら“1部です”と。僕自身もヘビー・リスナーだったから、すごくビビりましたね」 そう、当時を振り返るのはサンプラザ中野くん(57)。商売をしているリスナーの家に行き、営業を手伝う「幻の商売繁盛えーらいこっちゃ」、早稲田大学の受験生を応援する「ワセダービー」などのコーナーで人気になった。 「僕はしゃべりがうまくなかったので、外に出ていって何かやるという機動力で勝負するしかありませんでした。また、翌日が土曜日だから『明日、どこそこに行くから集合!』と学生に声をかけると集まりやすかったんですよね。そんなリスナーとの連動性を求められたんです」 現在も、若者たちが『オールナイトニッポン』にひかれ続ける理由とは? 「攻撃されたり炎上したりするなど気を使うことが多い今とは違い、パーソナリティとリスナーが、あたかも友達であるかのような幻想を抱かせてくれるのが『オールナイトニッポン』ーー。そんな安心感は、時代に関係なく求められている気がしますね」 ■辻仁成「心に響かせたくて、つねに絶叫を!」 「最終回の放送後、ニッポン放送を出ると、朝5時すぎなのに道路を埋めつくす1000人ほどの人たち。アイドルが来ているのかと思ったんですが、じつは僕のリスナーの方たちで。“お疲れさま”““感動ありがとう”と言われ、『オールナイトニッポン』のリスナーとの“つながり”の強さを実感しました」 作家の辻仁成(58)は、ロックグループ「エコーズ」のボーカリストとして2年間にわたりパーソナリティを担当。放送に流れる音楽は平均30曲。トーク中心の放送が多いなか、自身で選曲した音楽を流すスタイルが話題に。 最終回の直後には「すばる文学賞」を受賞。小説家としてデビューしたが、ラジオで培ったものは大きいという。 「リスナーからのカード(ハガキ)にはすべて目を通していました。そして若者たちの心に響かせたくて、つねに絶叫。当時の音源を聴くと、青臭くて、恥ずかしくなりますが、街のなかにへばりついた20代半ばのロックンローラーが、必死に何かを伝えようとしていたーー。それは、作家としての原点になっているのかもしれません」
2017年10月19日eラーニング教材「すらら」を展開する「すららネット」は9月1日から9月21日、小学1年生から高校3年生までの369名を対象に「小中高生の運動会(体育祭)に関する意識調査」を実施した。「体育祭(運動会)の中で一番好きな種目は何ですか?」と尋ねたところ、1位は「リレー」で23.6%、2位「騎馬戦(16.8%)」、3位「応援合戦(8.4%)」、4位「100m走(7.3%)」、5位「ムカデ競走(6.0%)」となり、男女ともに「リレー」がトップだった。一方、男子で3位だった「100m走」は、女子ではトップ10圏外となっている。「あなたの学校の体育祭(運動会)で行われる種目は?」と質問したところ、「リレー」が82.4%で実施されている種目でもトップに。以下、「100m走(62.3%)」、「綱引き(59.9%)」、「応援合戦(50.9%)」、「騎馬戦(48.0%)」となり、体育祭の定番種目に変わりはないようだ。「体育祭(運動会)の種目の中で、あなたの学校独自と思われる種目があれば、種目名と種目内容をお教えください」という質問では、「集団行動」や「グランドボーイズ」といった耳慣れない競技名があがっている。回答者によると、「集団行動」は「主に行進」のことで、「グランドボーイズ」とは「男子だけでダンスや組み体操」をする種目。集団行動に必要な協調性などは、体育祭全体を通じて皆で協力していくなかで、自然と身に付けるイメージが強かったが、最近では”集団行動”の能力を高めるための競技があるようだ。「あなたの学校の体育祭(運動会)で定番で流れるアーティストは?」という質問をしたところ、TOP3は「AKB48(47.2%)」、「嵐(44.7%)」、「EXILE(33.1%)」となっている。そのほかTOP10には、運動会の定番曲ともいえる「Runnner」の「爆風スランプ」や、初音ミクに代表される「ボーカロイド」も食い込んでおり、新旧入り交じる結果となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月02日調子が悪いとすぐに吹き出物が出たり肌が荒れたりしない?なんと、現代を生きる女性の約80%が、生活習慣を起因とする肌スランプ状態を感じているという。思い当たる生活習慣をチェック1.人間関係に悩まされている職場での人間関係。大人だから苦手な人とも上手く付き合わなきゃいけない。その分うっぷんを自分の中で溜め込んでしまうということ、よくあるのでは?2.生理前生理前はなんだかんだでイライラしちゃう。よくないと思いながらもお菓子を食べ続けちゃったり、飲みすぎちゃったりで、肌に普段をかけているかも。3.女子会でストレス発散に度々開催する女子会。楽しいのはいいことだけど、つい深酒してしまったり、遅くまで起きていて寝不足になってしまうことも。ひとつでも思い当たったら、それはもう立派な肌スランプ。放っておくとそのまま年齢肌…といった具合に新たな問題も生み出してしまう。では、肌スランプを解消する策は?それは、肌本来が持つ美肌バリア機能を高めること。潤いを逃しにくく、外部の刺激から守っていける肌質になるという。そんな美肌バリア機能に着目したスキンケアが、資生堂のdプログラム。「低刺激×高機能」をコンセプトに、こだわりの安心・安全設計で改善と強化をうながしてくれる。dプログラムの公式サイトでは、あのリカちゃんとコラボレーションし、あなたの肌タイプに合わせた服を着たリカちゃんが登場するという企画も実施中。リカちゃんとコラボレーションしたdプロブラム肌スランプを感じている人はぜひ一度、チェックしてみてはいかがだろうか。 資生堂 dプログラム トライアルセット
2012年06月11日