誕生日や記念日など、特別な日にお菓子を作る人も多いですよね。しかし、そのデコレーションの過程でよく用いられるチョコペンを扱うのは、慣れていないとなかなか難しいものです。絵や文字を美しく描くためには、ある程度の経験や技術が必要で、さらにはチョコペンを購入する必要もあります。そこで、ネットで見つけた簡単で便利な裏技をご紹介します。この方法なら、チョコペンをわざわざ買う必要もありません。お菓子作りの初心者である筆者でも、簡単に文字を描くことができました。ココアパウダーがチョコペンに!超簡単な「インク」の作り方それではチョコペンに代用できる裏技をご紹介していきましょう。用意するのは、お菓子作りの定番ココアパウダー、砂糖、そして爪楊枝のみ。まず、ココアパウダー小さじ1と砂糖小さじ1を、お湯大さじ1で溶かします。これが『インク』の代わりとなるのです。次に、爪楊枝の持ち手部分にこのココア液を付け、お菓子に文字を描いていきます。色の濃さはココアパウダーの量で調整できるため、お好みに合わせて変えることが可能です。チョコペンよりもインクの粘度が低いため、ペンを移動する時に、変なところにインクが付いたり、出すぎたりする失敗もありません。ただし、マフィンやスコーンのような凹凸のあるお菓子には適していませんので、その点はご注意ください。本記事ではクッキーで試しましたが、サブレやラングドシャなど、凹凸の少ない白色系の下地であれば、きれいな文字や絵が描けます。この裏技なら手持ちの材料だけでオリジナルのデコレーションが可能に!ぜひ、この裏技を活用して、思いのままの文字や絵をお菓子に描いてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2024年02月26日爪楊枝は頻繁には使わないけれど、あると便利なものです。アスパラベーコン巻き・ロールキャベツなどの料理を作る際、おつまみを食べる時、掃除や製作など、活用方法はさまざまです。しかし、爪楊枝はふたを開けたまま、何かの拍子に倒れると悲惨!爪楊枝が見事にバラバラと散らばってしまった、という経験がある方も多いのではないでしょうか。筆者もこうした経験が何度もあり、その度にどうにかならないものかと感じていました。そんな中、爪楊枝が倒れても安心な方法がネットで話題となっており、試してみることにしました。用意するものは、以下です。・爪楊枝(容器は固いものではなく、やわからかいプラッチック製のもの)・ハサミ・テープ早速、作ってみましょう。まず、ふたがピッタリと閉まっていますので、スペースを作るためにふたを上に少しずらします。ふたの部分をハサミで取り出しやすい大きさに切り取り、ふたと本体をテープでしっかりと留めます。これで完成です!さて、実際に取り出してみましょう。ぎゅうぎゅうに爪楊枝が入っているため、最初の1本目は容器から取り出すのにやや手こずりましたが、その後は1本〜数本問題なく取り出せました。もし倒れたとしても、これなら大惨事にはなりませんね。ただし、この方法は容器が固いものだとできませんので、注意が必要です。気になった方はぜひ試してみてください。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年03月22日少しずつ寒くなる季節になるとお鍋が恋しくなってきますよね。ついいろいろな鍋物野菜を買って余らせていませんか?特に葉物野菜である白菜などはカットしてあると傷みやすく保存が難しかったりします。しかし丸ごとを買ってきても一日で使うのはなかなか大変で、結局傷んでしまいそうになることもあります。そこで、今日は白菜を新鮮なまま保存するテクニックを紹介いたします。■『丸ごと白菜』の保存方法スーパーで売ってる白菜って…毎日値段の上下が激しいんですよね。昨日はあんなに安かったのに今日は一転して高級品ってこともままあることでしょう。昨日のうちに買っておけばよかったとは思うものの、でも2日くらいしかもたないんじゃ仕方ないか…と、あきらめてしまいがちです。しかし、この記事を読めば安いときに多めに買ってどんどん保存しておくことができ、節約しつつもおいしい白菜を食べることができますよ。・長持ちさせるなら『丸ごと買い』現在のスーパーでは、主に丸ごと野菜とカット野菜の2種類を売っていて、それぞれに違ったメリットがあることをご存じでしょうか?カットされた野菜のメリットは主に「使い切りやすい」ことと「小型なので切りやすい」ことなどがあげられます。しかし、野菜は、カットされていても葉っぱが成長しようとして、そのために栄養分が使われてしまい、長持ちできなくなるのです。それに対して、丸ごと野菜は「長期保存に向いている」ことや「さまざまな料理の選択肢が増える」といったものになります。なので、保存目的の場合は丸ごと買いにしましょう。・白菜を新聞紙で包む白菜はもともと水分が多い野菜なので、保存するためには適度な通気性を要します。それには新聞紙という材質が適していて、ひときわ長持ちさせることができるのです。やり方もとっても簡単です。白菜の大きさに合わせて2.3枚の新聞紙でくるむように包んでください。白菜だけではなく、さまざまな野菜の保存に新聞紙を利用することができます。包むときは隙間がないようによく確認してくださいね。温度を一定に保つことができるうえ、吸水性に優れているため適度に余分な水分を取ることができるのは新聞紙だけでしょう。・冷暗所に立てておくできるだけ日の当たるところは避けて立てておきます。新聞紙を巻いた状態で立てておければなおいいでしょう。冷暗所とは、日が当たらずほかの場所より涼しいところのことです。もしどうしてもそのような場所がない場合は比較的涼しい玄関やベランダなどにおいておくといいですよ。・保存可能な期間特に気温が高くない場合、3週間程度保存することができます。当然ですが、できるだけ早めに使うことを心がけてください。使い道が特に決まっていない場合は塩漬けにすると早めの消化が狙えます。塩漬けは、塩っ気が食欲をわかせてくれるのと、単純な調理なのでその場で一度に作りやすいうえに低カロリーで大量消費にも向いている優れものです。適度な大きさに切った白菜に塩をかけておくだけでいいので手軽に作れますよ。アクセントに唐辛子を入れたりしょうがを入れたりしてもグッドです。■裏技!爪楊枝だけで白菜を長持ちさせる方法白菜を保存する方法には裏技があるのをご存じでしょうか?なんと爪楊枝1本で白菜が生き生きとしたまま寿命ごと伸びるというのです。しかもこの方法は白菜だけではなくキャベツやレタスなどの葉物野菜にも有効だということなのです。・爪楊枝を使った白菜の保存方法方法は簡単、白菜の芯の外周を目安に3本ほど爪楊枝を刺してください。深さは2センチほどとなります。これだけでうそのように鮮度が保てます。普通は、野菜はだんだんとくたびれていき寿命を迎えますよね。それが、この方法では元気で鮮度がいいまま寿命まで持つのです。いったいなぜそのようなことになるのでしょうか。・なぜ爪楊枝で白菜が長持ちするの白菜などの葉物野菜は、生長するために生長点という場所から細胞分裂するための成分を出しています。この成分は白菜が大きくなるために不可欠なので普通は多ければ多いほどいいのですが、ある程度白菜が育ったあとでも出し続ける上に、育ち切ったあとには自身の害になりかねない成分でもあるのです。そのため、このままほっておくと寿命を迎える前に細胞分裂するための成分で悪くなってしまうのです。しかし、生長点を爪楊枝で止めて細胞分裂をできなくすると、これ以上育つこともなく悪くなる成分も出さないということになります。■半分や1/4にカットされた白菜の保存方法白菜の丸ごと買いは紹介しましたが、常日頃から丸ごとばかり売っているとも限りませんし、1度に使う量がもっと少ないからカット白菜を買いたい方もおられることでしょう。半分になった白菜の保存方法は丸のそれとは違う方法なので覚えておいてくださいね。・白菜の芯を取り除くまずは芯を取り除きます。理由は先述した通りで、生長を続けてしまうから。丸ごと白菜の場合は爪楊枝を刺すことで解決しましたが、カット野菜の場合は遠慮なく切ってしまって構いません。切るときは芯の両端から斜めに切り込みを入れて三角錐の形にカットします。もし面倒な方は、生長点を切るのが目的なので芯に切り込みを入れるだけでも同じ効果になりますよ。・ぬらしたキッチンペーパーで包む切り口を乾燥させてはいけないので、濡らしたキッチンペーパーなどで包んでおきましょう。ラップや新聞紙という手もありますがキッチンペーパーの効果が高いようです。キッチンペーパーに少々の湿り気を与えるにはそのまま濡らすのもいいですが、霧吹きなどを使うとまんべんなく水分を与えることができますよ。・ジッパー付き袋に入れて野菜室カットした白菜は、ジッパーなど密封できる袋に保存するようにしましょう。このあと野菜室に入れるのですが保存期間を考えて冷凍室へ入れる手もあります。近々使う予定があるかどうかで使い分けるのがいいでしょう。白菜の冷凍手順は後で紹介しますね。・塩もみしてから冷蔵も可能お漬物にする予定の白菜の場合、生のまま冷蔵するよりも先に塩漬けしてしまいましょう。食べるころには塩が回っていてぐっとおいしくなっています。短時間で漬け込みたいのなら、一口大に切ってから塩で漬け込むといいでしょう。ゆずの皮をアクセントに入れてもいいですね。お漬物のバリエーションにも種類があり、塩を入れたあと酒粕につけたり味噌漬けにしたりすることもできます。キムチを作る場合も一度塩漬けにしたものを使いましょう。・保存できる期間塩もみした白菜は3週間ほどもちます。和洋中さまざまな料理の付け合わせとして優れているので、毎日の食卓に欠かせない存在となるでしょう。お酒のお供にもちょうどいいですね、万一大量に余ってしまった場合は鍋に入れてみるととてもおいしく召し上がることができます。少々しょっぱい鍋になりがちなので塩分は加減してくださいね。■白菜は『干す』という保存方法も塩もみが有名な白菜ですが、干すとうまみがギュッと詰まった素敵なおいしさを出してくれます。干すことで白菜に隠れていたおいしさも引き出してくれるので、とびぬけておいしい白菜になることでしょう。・甘みや食感が増す野菜は生長するために太陽の光をたくさん浴びます。小学校の理科でも習ったことがある、光合成です。収穫前はもちろんのこと、買ってからの白菜でも光合成をするのです。光合成をすると、大量のビタミンを生成することになるので栄養価も高くなりますが、何より甘くなる特徴を持っています。これは、光合成をすることで甘みの原因の「スクロース」を大量に生成するからと考えられます。・白菜を干すやり方大まかに分けると、干しかごとざるの2種類の干し方に分類されます。どちらもホームセンターなどで手に入ります。干しかごはたくさんの野菜を1度に干せるので、使うときはほかの野菜も干してみることもおすすめです。生の白菜を干すときは、切ってから干すことも丸のまま干すこともできます。干した野菜は煮る、焼く、漬物といずれにも使える万能選手となってくれるので家計の心強い味方となるでしょう。・干し白菜の保存期間干すことで1か月くらい保存することができます。期間が長めになっているので忘れないようにしましょうね。とはいえできるだけ早い期間に食べたほうがいいことは変わらないので、さまざまな料理に入れてみましょう。思わぬ発見があったりするかもしれません。もし、使い道が思いつかないという方はお味噌汁に入れてみてはいかがでしょうか。油揚げなどを一緒に入れると最高の味わいになりますよ。■白菜の冷凍保存は切ってから冷凍保存するときは食べやすい大きさに切ってから入れましょう。冷凍庫の場所も取らずに調理の際スムーズにできるので、便利なのです。また、冷凍すると食感が少し変わるので調理方法を選ぶようにしましょう。主に煮物やなべ物、炒め物などに向いているようです。調理の際は白菜以外に食感が楽しめる野菜なども入れるように心がけましょう。・使いやすい大きさに切る丸ごとの白菜ってすごく大きいですよね、迫力もあるし包丁を入れるときにためらってしまうかもしれません。食べやすい大きさまで切ろうとすると何度か包丁を入れることになります。一度に使う量を考えながら切るという基本を大事に切りましょう。大きさの目安は一口大がちょうどよくなります。葉の部分と茎の部分で包丁の入れ方を変えて工夫するとよりおいしい料理になりますよ。・生のままでもOK冷凍保存する際は生のまま入れることもできます、もちろん調理済みを入れることもできますが、使う料理が決まっていない「とりあえず」の場合は、生のままカットした状態で入れておきましょう。その際は入れ物に白菜であることと日付をマジックで入れておくと使うときにわかりやすくていいですね。・ゆでる場合は固めにゆでたものを冷凍するときは固めにゆでたものにしてください。取り出してから料理をすると2度火を通すことになるので、柔らかくなりすぎる恐れがあります。白菜の最大の特徴は食感にあるので、少しでも保ったまま料理をしたいですね。冷凍した野菜を使うときはできるだけ解凍せずに凍ったまま料理してください。・冷凍した白菜の使い方冷凍しても普通の白菜と同じレシピをお使いいただけます。お浸しや漬物をはじめ煮物に鍋物、焼き物と多種多様な料理に合いますよ。冷凍した強みを生かすためには甘さを大事にした「クリーム煮」などいかがでしょうか。白菜の旬である冬に作ると体にしみわたるおいしさですよね。少ししょうがをきかせてみるとよりあったまる料理ができます。・冷凍保存可能な期間冷凍して約1か月間お召し上がりいただくことができます。一口大に切ったあと、冷凍する前に塩をして漬物を作る要領でこのまま冷凍すると、冷蔵庫に入れるときとはほんの少し違う味のお漬物ができあがりますよ。■白菜の切り方白菜は、普通最初にざっくりと切りますよね、そのあと細かく切っていくことになりますが、みなさんはどのように切っていますか?実は用途によって切り方があるのです。それぞれ意味を持った切り方なのでぜひ覚えて実践してみてくださいね。・早く火を通したいなら『そぎ切り』そぎ切りとは、包丁を寝かせるように斜めに入れて文字通りそぐように切る方法です。包丁の入れる角度を調節すると厚さを調節することができるので、火の通り方が大事な煮物などに重宝するでしょう。煮物やなべ物などは具材の大きさを統一することが大事なので、ぜひ覚えておいてくださいね。・食感を楽しみたいなら『繊維に沿って』食感を第一に持ってくる切り方で、漬物や炒め物に適した切り方となっています。さらに白菜の芯を切るときもこの切り方にしてください。甘さが強く感じられます。同じ繊維に沿った切り方でも、より細く切った「細切り」にするととろとろとした食感が生まれ、そのためにこちらは鍋向きとなります。■白菜の簡単レシピおいしい白菜を買ったらおいしい料理を作りましょう。冷凍白菜でもすぐに作れるレシピをご紹介します。いつも使う材料で作れるものばかりなのですぐに取り掛かることができます。・冷凍白菜で『ミルクスープ』材料(4人分)白菜1~1.5枚玉ネギ1/4個大根1cmベーコン1枚・固形チキンスープの素1/2個・水200ml牛乳150ml塩小さじ1/4コショウ少々オリーブ油小さじ2ドライパセリ少々下準備白菜は水洗いし、水気をきって縦半分に切り、さらに幅1cmに切る。玉ネギは粗みじん切りにし、大根は皮をむいて玉ネギに合わせて切る。ベーコンは幅1cmに切る。作り方手順1:鍋にオリーブ油を入れて中火にかけ、ベーコンを炒める。ベーコンから脂が出てきたら、玉ネギ、大根を加え、玉ネギが透き通ってきたら、<スープ>の材料を加える手順2:固形チキンスープの素が煮溶けたら、白菜、牛乳を加える。再び煮たってきたら火を弱め、白菜がしんなりするまで煮る。塩、コショウで味を調えて器に注ぎ分け、ドライパセリを振る・パパっと作れる『サラダ』材料(2人分)白菜2枚貝われ菜1パックツナ1缶(70g)・EVオリーブ油大さじ1・酢大さじ1・ハチミツ小さじ1・粒マスタード小さじ1・塩少々下準備白菜はせん切りにし、分量外の塩少々でもんでしんなりさせ、水気を絞る。貝われ菜は根元を切り落とし、長さを3~4等分に切る。ツナはザルに上げ、油をきる。<ドレッシング>の材料を混ぜ合わせる。作り方手順1:白菜、貝われ菜、ツナを混ぜ合わせて器に盛り、<ドレッシング>をかける・作り置きで冷凍できる『豚肉と白菜のミルフィーユ』トマト味材料(2人分)白菜1/4株・合いびき肉350g・玉ネギ(みじん切り)1/4個分・卵1個・パン粉1/4カップ・牛乳大さじ3・塩小さじ1/4・コショウ少々・ナツメグ少々トマトソース(市販品)1缶(295g)バター10g塩コショウ適量粉チーズ適量イタリアンパセリ適量下準備<タネ>の玉ネギは分量外のサラダ油を熱したフライパンに入れ、しんなりするまで中火で炒め、冷ましておく。玉ネギが冷めたら、その他の<タネ>の材料と混ぜ合わせる。白菜は葉と芯に切り分け、芯は大きめの削ぎ切りにし、葉はザク切りにする。作り方手順1:鍋に白菜、<タネ>、白菜、<タネ>、白菜と重ね、最後にトマトソースを加え、蓋をして強火にかける。クツクツしたら少し火を弱め、10分煮る手順2:さらに蓋を取って10~15分煮、バターを加えて塩コショウで味を調える。器に盛って粉チーズをかけ、イタリアンパセリを飾る・冬の出会いのもの『冷凍タラのシチュー』材料(4人分)タラ6~8切れ・塩小さじ1・白ワイン大さじ1・小麦粉大さじ1~2・バター20g白菜1/4株ジャガイモ2個玉ネギ1個ニンジン1/4本小松菜2~3株・固形チキンスープの素2個・白ワイン100ml・水300ml・ローリエ2枚牛乳300ml塩小さじ1コショウ少々オリーブ油大さじ1下準備タラは水洗いして水気を拭き取り、1切れを2~3つに切り塩と白ワインを振り掛ける。白菜は1枚ずつはがして水洗いし、幅の広い物は縦半分に切り、葉は3cm幅位のザク切りに、軸は削ぎ切りにする。ジャガイモは皮をむき、1個は4~6つに切り、もう1個はすりおろす。玉ネギは縦半分に切って1cm幅のくし切りにする。ニンジンは皮をむいて縦半分に切り、食べやすい厚みの短冊に切る。小松菜は根元を少し切り落として、きれいに水洗いし3~4cmの長さに切る。作り方手順1:フライパンにオリーブ油を中火で熱し玉ネギがしんなりするまで炒めて煮込み鍋に入れる。<スープ>を加え、蓋をして煮立ったら弱火で10分煮る手順2:切ったジャガイモ、白菜、ニンジンを加え、蓋をして煮立ったら2~3分煮て牛乳、塩コショウを加える。更に蓋をして煮立ったら2~3分煮る手順3:おろしジャガイモを加えて混ぜながら再び煮立ったら4~5分煮る手順4:タラの水分を拭き、小麦粉を薄くつける。フライパンにバターを入れて中火にかけ、バターが溶けてきたらタラを入れて全体に焼き色がつくまで焼き、バターごと3の鍋に加える手順5:一煮立ちしたら小松菜を加え、小松菜がしんなりしたら器に盛り分け、お好みでコショウを振り掛けるここでは4品ほど紹介させていただきましたが、白菜の料理方法は数えきれないほどあり、あげていくときりがありません。しかしどれも冷凍白菜で作ることができ、大変おいしいものばかりなので、いろいろな料理にチャレンジしてみてください。■白菜を丸ごと買えば、どんな料理にも使える万能野菜になる白菜をそのまま食べるのもとてもおいしいですが、干したり漬けたり冷凍することによっておいしさがアップして日持ちもする、ありがたい食材なのです。みなさんもたくさんの白菜が手に入ったらぜひ料理してみてくださいね。
2020年09月12日人が生きるために絶対に欠かすことのできない塩。毎日の料理にも必要なアイテムのため、誰もがキッチンに常備していることでしょう。しかし、使っているうちに塩が固まり、その大きさも雪だるま式に大きくなって、砕くのに一苦労した経験を持つ人も少なくないはずです。そこで本記事では、塩が固まる理由を徹底解説します。また、塩が固まらないための予防法や固まったときの対処法についてもお伝えします。ぜひ参考にしてみてください!■塩が固まる原因とは 買ったばかりのときはサラサラとしている塩が、使っている間に固まるのは何故なのでしょうか?その原因が分かれば対処法も見えてきます。塩が固まる理由を知って、その条件に当てはまっていないか確かめてみましょう。日ごろ、何の疑いもなしに行っていることに大きな落とし穴が隠れているかもしれません。・『湿気』が原因塩が固まる原因は、湿気です。湿度が高まると、塩の表面には人に見えないほど小さい水分が付着します。その瞬間から塩の表面が少しだけ溶け出し、次に湿度が下がったとき、今度は乾燥して塩の表面に結晶が現れます。日本はモンスーン気候のため一年を通してかなり多くの雨が降る一方、梅雨が明けたあとや寒い時期はあまり雨が降りません。そのため、高いときは湿度100%のこともあれば、低い場合は20%を下回ることもあり、湿度の変化も激しくなる傾向が強いといえます。一旦袋を開封して空気にさらされた塩も、この湿度の変化に影響を受けて固まってしまうのです。・『再結晶』を繰り返す厳密にいうと一日のうちでも湿度は何度も変化を繰り返します。たとえば、早朝や深夜に比べて昼間は気温が高く、場所によっては陽の光が直接差し込みます。キッチンのコンロ周辺なら、火を使っていない時間帯と、煮込み料理などで長時間火をつけている時間帯では大きく湿度に開きがでます。塩の状態は、湿度が上がって結晶が溶けたり、湿度が下がると再結晶化されたりしています。この再結晶を繰り返すことで、小さかった塊がやがて雪だるま式に大きくなっていくのです。そのため、湿度の変化が激しい環境で長期間消費されずに放置された塩ほど、気づかないうちに大きな塊になっていることが多いといえるでしょう。■塩が固まるのを予防する方法塩が固まると、いざ使おうとしたときに思っている分量を上手く取り出せないことがありませんか?塩は少し分量が違うだけでも料理の味が変化してしまうので、固まった塩は非常に厄介といえるでしょう。そこで、塩が固まるのを予防する方法を知っておけばとても役立ちます。具体的な方法を紹介するので、ぜひすぐにでも活用してください。・袋のままはNG塩を買って開封したあと、入っていた袋のまま使い続けるのはおすすめしません。袋のままだと開閉時にどうしても空気が入りやすくなり、たとえきっちりと封をしているつもりでも、その空気が袋内に残ってしまいます。すると塩が湿気の影響を強く受けて固まってしまうのです。必ず保存容器に移し替えてから使うようにしましょう。・保存容器は密閉できるもの塩が固まるのを予防するためには、密閉可能な蓋付きの保存容器がおすすめです。できれば臭いがつきにくいガラス製の瓶タイプが良いでしょう。透明なら中身が良く見えて残量もひと目で把握できます。また、ガラス瓶は密閉性も高いのが特徴です。密閉することで湿度の影響を最小限に抑え、塩が固まるのを予防することが可能になりますよ。・煎った米を使うレストランなどにある塩の瓶に、米が入っているのを見たことがないでしょうか?実は煎った米を使っても塩が固まるのを予防することができるのです。米を煎ることで水分が抜けて、その分だけ湿気を吸うようになります。やり方は簡単です。米を洗ったあと、水気を切ったらフライパンで揺すりながら煎ってください。薄黄色に変色して来たら取り出して冷まし、塩の入った瓶などに入れましょう。・パスタやマカロニを使う塩が固まるのを予防するためにパスタを活用するのも良いでしょう。パスタは湿気を吸収するので、塩の入った容器の中に入れておくと固まるのを防いでくれます。マカロニやペンネなどのショートパスタがコンパクトで使いやすいでしょう。瓶の中に数個入れて行くだけで十分です。パスタは1ヶ月ほど経つとふやけてくるので、柔らかくなってきたら交換しましょう。・珪藻土を入れる塩が固まるのを予防するには、珪藻土を活用するのもおすすめです。珪藻土は吸水性に優れているため、しばしば乾燥材代わりに使用されます。タブレット状のものやコンパクトなスティック状の商品が市販されており、塩を入れている瓶などに入れておくだけで固まるのを防いでくれます。・爪楊枝で予防レストランなどに行くと塩の入った小瓶に爪楊枝が入っていることがあります。いたずらや塩を砕くために入れていると勘違いする人もいるようですが、これも塩が固まるのを防ぐれっきとした予防策なのです。爪楊枝は水分を吸収するため塩が固まりにくくなります。ストック用の密閉容器で使用しても良いですが、食卓で使う小瓶に入れておくと役立つでしょう。・保管場所にも注意塩は、高温多湿や風通しの悪い場所を避けて保管することが大切です。温度変化が激しく湿度も頻繁に変化する場所では、再結晶化が繰り返されてどうしても塩が固まりやすくなってしまいます。蒸気が発生しやすいコンロ周りや炊飯器の近く、シンクの下なども避けましょう。風通しの良い吊り棚などがおすすめです。ちなみに塩は湿気とともに臭いも吸収しやすいので、臭いがきつい食材の近くに保管しないように注意して下さい。■塩が固まったときの対処法上記のような予防法を講じたとしても塩が固まってしまうことがあります。すでに塩が固まって、どうしたものかと頭を悩ませている人もいるでしょう。でも心配ありません。固まった塩をサラサラにする対処法を紹介するので、ぜひ試してみてください。・『水分を飛ばす』のがポイント塩が固まった場合は水分を飛ばすことを考えましょう。塩に含まれている湿気を取り除くことで、もとのサラサラの状態に戻すことが可能になります。・フライパンで煎る固まった塩をフライパンで煎るとサラサラになります。ただし気をつけないと、塩が焦げて茶色くなってしまうため、へらなどを使って塩を混ぜながら煎るようにしてください。・電子レンジで加熱電子レンジで加熱するのも手っ取り早いおすすめの方法です。耐熱容器に塩を入れて、500Wで1分前後加熱します。加熱直後はとても熱くなっているので、冷ましてからほぐすようにしてください。■塩の賞味期限塩に賞味期限はあるのでしょうか?塩は人類にとっての生命線ともいえる重要な調味料で、世界中のあらゆる保存食に多用されています。買ったものの最後まで使いきれずに何年も同じ場所に置いたまま…という人も少なくないでしょう。見た目もさほど変わらず、味にも目立った変化のない塩ですが、その賞味期限について詳しく掘り下げていきましょう。・塩に賞味期限はない結論からいうと塩には賞味期限がありません。つまり腐ることがないのです。そのため、食品衛生法でも塩の賞味期限を表示することは義務づけられていません。塩そのものが腐らないというだけでなく、しっかりと塩漬けした発酵食品や保存食もかなりの期間腐らせることなく維持することが可能になります。後述しますが、これは塩の持つ特有の性質によるものといえます。・ブレンド塩は例外塩が腐らないのは、純粋な塩だけの製品に限ります。市販されている塩の中には、ブレンド塩として人気を博しているものもあります。ブレンド塩には主にハーブが配合されており、バーブは植物の一種のため腐ります。つまりブレンド塩には賞味期限があるのです。ちなみに、味付き塩コショウの類いも滅多と腐ることはないものの、厳密には賞味期限が存在します。保管方法によってはカビが生えることも考えられるので気をつけましょう。・塩が腐らない理由とは塩が腐らないのは浸透圧によります。浸透圧とは、濃度の違う2つの液体が一定の濃度を保とうとして、低い濃度の方から高い濃度の方へと水分が移動する圧力のことをいいます。たとえば生肉に塩をまぶすと肉汁がしみ出てきますし、野菜に塩をふっても水分がしみ出てきてしんなりします。これが塩の持つ浸透圧の効果です。塩は、このようにあらゆるものから水分を奪う性質があるので、雑菌などが付着したとしても見事に死滅させてしまいます。そのため、たとえ100年経っても1000年経ってもまったく腐ることはありません。ゆえに塩を使った梅干しや味噌などの保存食も大変傷みにくく、長期間を経ても腐りにくいといえるのです。■塩と砂糖では固まる理由が違う塩と同じく、砂糖もいつの間にか固まって使いにくくなる経験をしたことがありませんか?砂糖も塩も色や形が似ていて固まった様子も同じように見えますが、実は固まる理由が違います。砂糖が固まる理由を知っておくと、塩と同じように予防策を講じたり元に戻すことが可能になります。ぜひ参考にしてくださいね。・砂糖が固まる理由は『乾燥』砂糖が固まる理由は、乾燥にあります。塩は湿気を帯びることで固まりやすくなりますが、砂糖はその逆で乾燥することで固まります。砂糖の多くは、サトウキビが原料ですが、具体的には茎の搾り汁を精製して作られます。その多くはショ糖という成分からなり、これが結晶化して砂糖ができるのです。ただし、このままだと結晶どうしがひっつきやすいため、糖蜜でコーティングをほどこしてサラサラの状態にします。ところが乾燥して湿度が下がった場合、糖蜜に含まれた水分が奪われると同時に糖蜜中にある糖分が結晶化します。この結晶化によって砂糖がくっついて塊となってしまうのです。・霧吹きで水分補給固まってしまった砂糖は乾燥状態にあるため、水分補給することでもとに戻すことが可能です。そのためには霧吹きが有効です。密閉容器に砂糖を入れ、霧吹きで水を吹きかけてから蓋をしておきます。ただしあまり多く吹きかけると砂糖が溶けてしまうので最初は様子を見ながら少しずつにしましょう。ちなみに、水で湿らしたキッチンペーパーを容器の中に入れると砂糖が水を吸収してサラサラになります。もとに戻ったらキッチンペーパーは取り除いてください。・食パンを使う食パンを容器に入れておくのも有効な方法です。トーストする前の柔らかい食パンには水分がしっとりと含まれており、砂糖が吸収すると元に戻ってサラサラになります。ずっと入れておくとパンが固くなったりカビてしまうため、水分がなくなってきたと思ったら取り除いてください。・生キャベツを使う先ほどの食パンの代わりに生キャベツを使う方法もあります。普段捨ててしまう葉の部分で構わないので、砂糖が入っている容器の中に数枚しのばせておくのです。キャベツの水分を砂糖が吸収して元通りサラサラになります。ただし、生キャベツはすぐにふやけて傷みやすいため様子を見ながら新しいものと入れ替えるようにしましょう。・電子レンジで加熱霧吹きや食パンなどで水分を補給する方法とは真逆の理屈になりますが、電子レンジで水分を飛ばしてもサラサラにすることができます。砂糖の粒どうしが、水分によってくっついてしまっているため、電子レンジで加熱して飛ばせばサラサラになります。ただし、連続で何分も加熱するのではなく、様子を見ながら数十秒ずつ加熱しましょう。過度に加熱しすぎると、砂糖はドロドロに溶けてしまいます。真っ黒に焦げてしまってまったく使いものにならなくなる恐れがあるので注意しましょう。■塩が固まらないように予防して上手に活用しよう!塩は、湿気の変化によって再結晶化が進み、固まってしまうことがわかりました。ところが、塩はキッチンで使用することが多いため、どうしても湿気の影響を強く受けます。そこで密閉容器に入れて保管したり、風通しの良い温度変化の少ない場所で管理するなどひと工夫することが大切ですね。塩に劣らず大切な砂糖についても固まる理由を知って、上手く保管したいものです。塩も砂糖も一旦購入すると使いきるのに時間がかかります。賢く管理して、いつもサラサラの状態で使えるように心掛けましょう。
2020年09月11日