夫妻と2人の元気な男の子、そして愛猫(てんてんオス/9歳)が、仲よく暮らすOさんの家。東京の住宅密集地にありながら、家の中は光が満ち、開放感にあふれています。プライバシーがしっかり守られた中で、家族みんながのびのび&リラックス。L字型の敷地を生かしたストレスフリーな住まいを実現しました。■ L字型の敷地に沿った壁を設けて、安全・安心!結婚後、夫の実家が所有していた築30年ほどの戸建てで暮らしてきたOさん一家。子どもも誕生し手狭になってきた頃、アパートが建っていた隣の敷地が運よく売りに出されます。そこでOさん夫妻はその土地を買い取り、家を建てることを決意しました。合筆したことで敷地はL字型に。敷地面積は約55坪となりました。設計の依頼を受けたアトリエA5は、敷地の形状をそのまま建物としてL字の中央にLDKを配し、両端に中庭を設けました。Rのある外壁で中庭や駐車場を丸ごと包んでいます。こちらは外壁の内部で、駐車場のある南側の中庭です。モミジの木の奥に玄関扉がありますが、右手の窓からリビングに直接入ることもできます。外壁に設けられた扉とシャッターを閉めれば、プライバシーが保たれた空間に。「プライバシーを守りたい」というご夫妻の思いですが……、O邸は戸建てや集合住宅が密集する住宅地にあり、周囲を見回すと昼間でもカーテンやシャッターを閉めている家が目立っていました。やはり、周囲を気にせずのびのびと過ごしたいもの。ご夫妻は、プライバシーと開放感の両方を望んだのです。■ 両端に中庭を配し、光あふれるLDKに新居では暮らしが一変。外観は窓が少なく閉じられた印象ですが、内部は白い壁に光が反射する明るい空間となっています。さらに壁に囲われているので、子どもが騒いでも心配無用となりました。「うちは男の子2人なので、とにかく動き回るし大声で騒ぐので大変。でも、今は騒いでもご近所に迷惑がかからないと思うので、イライラ怒らなくてもよくなりました」(妻)と、ホッとした様子。広いLDKや中庭でサッカーやフリスビーなどもでき、頻繁に公園に行かなくてもよくなったといいます。完全にプライバシーが守られているので、子どもたちも思い切り遊ぶことができますね。広いリビングを希望した夫も、大きな吹き抜けと中庭に面した開放的な空間に大満足。壁面の窓は最小限に抑えているため、トップライトから採光を得ています。大きなソファに座って外を見れば、木々が風にそよぐ様子も目に入ってきます。安心してくつろげる空間ですね。リビングと同じく、Rを描く有機的な白い壁が印象的な階段。こちらは専用のバスコートを備えた浴室です。他の中庭と同様に外壁で囲われているので窓を開けて、オリーブの木を眺めながらゆったりとバスタイムを楽しめます。リビングの吹き抜けに面した子ども室。隣にもうひと部屋子ども室が用意されており、個室ごとに異なる色のアクセントウォールが採用されています。■ 工夫いっぱいの家で、猫もストレスフリー子猫のときに保護団体からO家に迎えられたてんてん。家づくりの際には、てんてんへの配慮も忘れてはいません。猫は高いところが大好き。大きく湾曲したリビング壁面の棚の上をさっそうと歩きます。てんてんが外を眺めるのに、ちょうどいい窓も設けられています。キャットウォークを兼ねる棚には右手のステップから上り下り。網戸に取り付けるタイプの猫ドアで、テラスと室内の出入りも自由。リビングにも猫用ドアを。好きなときに好きな場所に行けるから、てんてんもストレスフリー。2階テラスの網戸にも猫扉を設置していますよ。素材にもひと工夫。床には猫の毛が目立ちにくいアカシアのフローリング、壁には引っかき傷がつきにくいビニールクロスを採用しました。以前に比べると、壁での爪とぎは劇的に減ったそうです。「以前は壁や襖がボロボロだったのですが、爪が引っかからないので面白くないらしく、壁では爪とぎをしなくなりました」(妻)。アウトドア用ソファを設置した中庭は、外からの視線を気にせずにくつろげる、憩いのスペース。外光が白い壁に反射するから、シマトネリコの緑も鮮やかです。外の空気に触れられる中庭は、てんてんの大好きな場所のひとつ。高い壁で囲まれているので脱走の心配はありません。「ふと見ると、中庭のソファで日向ぼっこをしていたりするんですよ」(妻)。猫の食事場所は、お皿を洗ったり水をくんだりするのに便利な洗面室に。猫用トイレですが、当初は人間のトイレに近い洗面室に置く予定でした。しかし、全自動洗浄トイレを採用したことで砂を流したりする必要がないため、静かで落ち着ける玄関収納に置くことになりました。子どもが走り回っても近所迷惑にならないので、親もストレスフリー。そして、猫の世話や室内の掃除は、壁材や床材を工夫したことで、傷や汚れを気にせず、人も快適で安心して暮らせます。家族みんながハッピーになる家ができ上がりました。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2019年2月号」を参考にしてみてくださいね。設計/清水貞博+松崎正寿+清水裕子(atelierA5 建築設計事務所)撮影/山田耕司(扶桑社)住まいの設計2019年2月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】「猫だってハッピーにしてほしい!猫と一緒に暮らすための家」 【第二特集】「自分らしいインテリアと暮らしています」
2019年04月29日愛猫のサバ(オス/5歳)が、中尾家の一員になったのはひょんな事から。数年前、建設会社を営む中尾さんの会社の倉庫で、野良猫が子猫を4匹産みました。夫妻は子猫の里親探しをしましたが、最後の1匹は行き先が決まりません。そこでその1匹を、当時住んでいた賃貸住宅で飼うことにしたのです。ここから中尾さん夫妻の家づくり計画が始まりました。■ タテにヨコにキャットウォークを張り巡らせて…「サバがいなかったら、今でも賃貸のままだったかも。家づくりのいいきっかけになりました」と語る夫。夫妻は、サバがのびのびと暮らせる家を望みました。猫が縦横無尽に動き回れるように、家じゅうにキャットウォークを張り巡らせました。吹き抜けによって1・2階がワンルームのようにつながっているので、大空間をぐるぐると回遊できるのです。2階まで吹き抜けたリビングには様々な長さのキャットウォークが設置されており、梁の上も猫たちの通り道に。夫が座っているのは猫用に設けられたロフトで、窓から通りを眺められる気持ちのいい場所。「人間もひなたぼっこができますよ」(夫)。2階も中庭に面して大きな窓を設けています。右手にはオープンな書斎が。書斎のデスクも棚もキャットウォークになっています。2階の廊下はグレーチングを採用。視線が抜けるので、1階からも2階からもお互いの気配が伝わります。サバと弟分のウリ(オス/3歳半)は、キャットウォークで追いかけっこをしたり仲よくお昼寝したりしているそう。2匹のそんな姿に、中尾さん夫妻は毎日癒やされているといいます。動きを見ているだけで飽きないですね。■ 中庭を囲う居室は光と風が満ちわたる中尾さんの家の敷地があるのは、閑静な住宅地のT字路の突き当たりです。建築家の岸本貴信さんは、道路から1.5mほど高くなっていた敷地を利用して中庭を設けることを提案。中庭を道路との緩衝地帯としつつ、テラス部分をオープンにして風の抜けを確保しました。プライバシーは外壁によって守られています。駐車スペースの植栽は、そら植物園が担当。アガペ、ユッカロストラータ、ローズマリーなどを配し、スタイリッシュなガーデンとなっています。内部は、中庭を囲んで各居室が配されている形です。1・2階とも中庭に面してオープンなので、開放感は抜群です。ウッドデッキの中庭は窓を開けると室内と連続します。視線を気にせず、バーベキューを楽しむこともできますね。リビングとダイニングの間に配されたキッチンは、アイランドスタイル。明るい中庭側に向かって作業ができるなんて気持ちいいでしょうね。ちなみに正面奥はパントリーで、そこに冷蔵庫も収納しているそうですよ。足場板で製作したテーブルを設置したダイニング。中尾邸では蓄熱暖房機「ユニデール」を採用しており、冬でも土間の冷たさはあまり気にならないといいます。南に向いていることもあり、中庭から光も十分に差し込みます。中庭を見て、何かを思うウリ。ウリはこの家が完成してからやって来ました。■ 様々な素材の採用で、快適さを追及建設会社を営む中尾さん夫妻が建てたこの家は、会社のショールームも兼ねています。中庭に面したダイニングはガラス張りで、まさに“ショールーム”。要所要所に合った様々な素材を採用し、快適さを実証しているんですよ。訪れた人は素材を体感できます。造作のキッチンの素材は、独特の質感を持つ左官材「モールテックス」を使用。「熱にも水にも強く、お手入れもラクです」(妻)ダイニングとキッチンの床はモルタル仕上げの土間に。「掃除がラクですね。夏は冷たくて気持ちいいから猫たちは床にゴロリ。いいことだらけですが、食器を落とすと確実に割れます(笑)」と妻。モルタルの土間は、夏涼しいだけでなく、冬は日が当たって蓄熱するからほんのり暖かいんです。「ボクたちもお気に入り!」(ウリ?)。キッチンの奥のリビングはダイニングから見えないように配されており、床材をオークのヘリンボーン張りに替えることでプライベート感を演出。「ここからはこだわりの水回りと2階個室だよ!」猫の爪とぎにも使われるサイザル麻を敷いた階段を上ると、2階は中庭の吹き抜けをロの字に囲む回遊空間となっています。右側に見えるのが寝室。左側の扉か寝室を通り抜けると2階デッキに出られます。猫たちが外気に触れられるデッキテラスです。ゲストルームになったり猫の遊び場になったりするスペース。寄木張りの床がおしゃれですね。1階洗面室から浴室とウッドデッキを張った物干し場を見たところ。洗面室の床は、天然素材のサイザル麻の採用でさらりとした感触。置き型の鋳物ホーロー浴槽を設置した浴室は、ガラス張りなので明るく開放的。お湯を張っていると猫たちは浴槽の縁に乗ってお風呂番をしたり、浴槽につかっていると天窓からのぞき見することもあるそうです。微笑ましい光景ですね。浴室からつながる腰高の白いタイル貼りの壁にはダークグレーの目地を採用。黒い縁が空間を引き締めます。猫用トイレは階段下を利用して人間用トイレの中に設置。トイレに流せるタイプの砂なら処理が簡単で、臭いも気になりません。ウリはタンクの水を飲むのが好きで、水を流すとすかさず駆けつけるそうです。猫が自由に行き来できる猫用ドアは、ドイツ製の「キャットメイト」を使用。ドアの上に描かれたイラストもキュートですね。吹き抜けによってできた大空間でサバとウリの2匹の猫が縦横無尽に動き回る中尾邸。人以上に猫ちゃんにとって暮らしやすい家かもしれませんね。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2018年3-4月号」を参考にしてみてくださいね。設計/岸本貴信(一級建築士事務所CONTAINER DESIGN)撮影/西岡潔住まいの設計2018年3-4月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】「だって大好きなんだもん!猫と暮らす、犬と暮らす幸せな家のつくり方」 【第二特集】「家にも働いてもらおう!併用住宅と二世帯住宅」
2019年03月07日2月22日は、にゃんにゃんにゃんの語呂合わせで“猫の日”です。今回は、猫の日にちなんだ猫好きのための猫イベントをピックアップしてご紹介。写真展やグッズ販売、カフェなど、さまざまなイベントが開催されています。保護猫と出会える譲渡会もありますよ。愛らしく憎めない、猫の魅力を存分に堪能してください。人気の猫クリエイターが集結「ねこ休み展」東京・浅草橋「TODAYS GALLERY STUDIO」にて、2019年1月25日(金)~2月24日(日)まで開催中の写真&物販展「ねこ休み展 冬 2019」。総フォロワー数なんと300万人超えのクリエイターたちが贈る、かわいらしい猫たちの冬姿に胸キュン間違いなしの、猫ファン必見のイベントです。人気作家とコラボした猫グッズにもご注目。猫の日は“ニャイト”パーティー開催!2月22日(金)の猫の日は、営業時間を22:00まで拡大。19:00より、ミッドナイトならぬ、“ミッドニャイト”パーティーが開催されます。また、猫クリエイター・Mai Yamamotoさんを講師に迎え、オリジナルザビエル作りのワークショップも行われます。普段つけていない鈴やリボンを、かわいくデコレーションしてみませんか。【日程】2019年2月22日(金)19:00~ /先着30名【参加費】税抜 1,800円イベント情報イベント名:猫の合同写真展&物販展「ねこ休み展 冬 2019」催行期間:2019年01月25日 〜 2019年02月24日住所:東京都台東区浅草橋5-27-6 5F「TODAYS GALLERY STUDIO」電話番号:03-5809-3917湯島で猫ざんまい「ねこまつり」猫が似合う、下町情緒漂う東京・湯島を中心に、御茶ノ水~本郷周辺の個性豊かな店舗が集まって開催している“猫”縛りのイベント「第8回 ねこまつり at 湯島~猫でつなぐ湯島のまち~」。期間は2019年2月5日(火)~24日(日)まで。猫を通して街の魅力を楽しんでもらいながら、猫も人も幸せになれるよう、そして湯島地域の活性化を目指して、2015年にスタートしました。地域14店舗+1神社が協力!限定猫スイーツや御朱印が登場8回目となる今回は、雑貨屋やカフェ、ワークショップ、書道教室など個性豊かな14店舗と、「妻戀神社(つまこいじんじゃ)」が参加。土曜日限定で頒布される猫御朱印は、猫好きならぜひ手に入れたいアイテムです。ほかにも、ツアーやスタンプラリー、フォトコンテストなど楽しいコンテンツがいっぱい。イベント期間限定の猫にまつわる“もの”、“こと”、“たべもの”をぜひ堪能してくださいね。イベント情報イベント名:第8回 ねこまつり at 湯島~猫でつなぐ湯島のまち~催行期間:2019年02月05日 〜 2019年02月24日住所:東京都文京区湯島地域電話番号:03-6806-0252(ねこまつりat湯島実行委員会)岩合光昭写真展「ねことじいちゃん」動物写真家・岩合光昭氏が初監督を務める映画「ねことじいちゃん」の公式写真展が、2019年2月16日(土)~3月4日(月)まで、大阪・心斎橋にて開催中です。本展では、映画撮影中の主人公・タマや豪華出演者たちの姿を収めたスチールフォト約160点を展示。映画「ねことじいちゃん」のユーモラスかつ繊細な世界観を感じてください。映画「ねことじいちゃん」猫の日に公開映画「ねことじいちゃん」は2月22日(金)全国ロードショーです。累計発行部数35万部を超える大人気コミックを、落語家・立川志の輔さんをはじめとした豪華キャストと、まあるい体にふてぶてしい表情が魅力の猫・ベーコンがお届け。写真展と一緒に楽しめば、より作品の魅力を堪能できますよ。© Mitsuaki Iwago©2018「ねことじいちゃん」製作委員会イベント情報イベント名:岩合光昭写真展「ねことじいちゃん」催行期間:2019年02月16日 〜 2019年03月04日住所:大阪市中央区心斎橋筋1-7-1大丸心斎橋店北館14Fイベントホール電話番号:06-6271-1231関西最大級保護猫イベント「ネコ市ネコ座」保護猫カフェ「ネコリパブリック」が主催する、猫好きによる、猫好きのための“楽しみながら猫助け”がテーマの猫祭り「ネコ市ネコ座」。2019年2月23日(土)・24日(日)、神戸「KIITO(キイト)」にて開催されます。保護猫イベントとしては関西最大級規模。今イベントでは、新しい猫助けを実現するためにさまざまな催しを展開。また、セミナーや、ステージイベント、お祭り気分を味わえる「ねこ縁日」を楽しみながら猫助けができますよ。「ネコ市」では、100店舗以上の猫アイテムを扱う専門店が集結。お買い物金額の10%が寄付され、保護猫活動に活用されます。保護猫もやってくる!「ネコのバス」譲渡会会場外には「ネスレ ピュリナ ペットケア」と「ネコリパブリック」が共同運営している「ネコのバス」が登場し、保護猫の譲渡会が開催されます。また、会場内にも里親募集をしている猫たちのポスターが掲示されますよ。お家に猫を迎えたい、と思っている方はぜひ足を運んでみてくださいね。イベント情報イベント名:ネコ市ネコ座神戸@KIITOwith ピュリナ催行期間:2019年02月23日 〜 2019年02月24日住所:兵庫県神戸市中央区小野浜町1-4デザイン・クリエイティブセンター神戸 KIITO電話番号:078-325-2201展覧会「POMPOMCAT ネコのいる暮らし展 Vol.5」PARCOのコンセプトショップ「ミツカルストア渋谷店」にて、猫の日恒例のイベント「POMPOMCAT ネコのいる暮らし展 Vol.5 ~California Cat Life Style~」が、2019年2月21日(木)~3月5日(火)まで開催中です。今回は、ロサンゼルス在住のフィルムディレクター・木之村美穂さんが、3匹の猫と暮らす“おしゃれなカリフォルニアLAライフスタイル”を、映像と写真でご紹介。店内では、アメリカで買い付けたレアな猫グッズや、ヴィンテージ猫グッズ、人気猫ブランド「KEORA KEORA(ケオラケオラ)」とコラボしたアイテムが限定販売されています。企画展特別商品「キャットセンチュリーモダン・ネコベッド」LAから猫好きたちのおしゃれなライフスタイル発信する「POMPOMCAT(ポンポンキャット)」と、木工デザイン専門チーム「木林(キリン)」の共同企画制作によって誕生したオーダーメイド家具です。カラダにやさしい天然の気仙杉を使用。LAよりセレクトしたビンテージ風のファブリックを使ったクッション付きで、モダンなライフスタイルにフィットします。ウチの子のお気に入りスペースになること間違いなしですよ。イベント情報イベント名:POMPOMCAT ネコのいる暮らし展 Vol.5催行期間:2019年02月21日 〜 2019年03月05日住所:東京都渋谷区宇田川町16-15SR6ビル2Fミツカルストア渋谷店電話番号:03-3477-5700東京・大阪にオープン!「ボンレスカフェ2019」LINEクリエイターズスタンプで人気のキャラクター「ボンレス犬」と「ボンレス猫」のコラボカフェが、東京と大阪で期間限定オープンします。開催期間は、東京:2019年2月28日(木)~4月14日(日)、大阪:2019年3月13日(水)~4月14日(日)まで。描き下ろしデザインを再現したメニュー&グッズコンセプトは“2匹が食べ物の世界に迷い込んだような空間が広がるカフェ”。デレデレな「ボンレス犬」と、ツンツンの「ボンレス猫」の描き下ろしイラストを再現した、眺めて楽しい、食べておいしいオリジナルメニューや、カフェ限定のオリジナルグッズが登場しますよ。まるまる、むちむち、ころころした、2匹のかわいらしさに癒やされてくださいね。©もふ屋/LINEイベント情報イベント名:「ボンレスカフェ2019」東京催行期間:2019年02月28日 〜 2019年04月14日住所:東京都渋谷区神宮前4-28-28 ルチェッシモビル2F「HARAJUKU BOX CAFE & SPACE」電話番号:03-3478-5707イベント情報イベント名:「ボンレスカフェ2019」大阪催行期間:2019年03月13日 〜 2019年04月14日住所:大阪府大阪市西区北堀江1-6-24「心斎橋contact」電話番号:06-4391-0401猫の日は愛らしい猫たちに会いに行こうさまざまな猫イベントが開催される2月22日。猫好きな方はもちろん、そうでない方も、“猫の日”は猫の魅力を堪能できるイベントで、猫を思う存分に愛でてみませんか。猫尽くしな一日を、ぜひ各会場で楽しんでくださいね。
2019年02月26日今回は、ペットも人も幸せになれるオススメのグッズを4つピックアップしました。ペットは家族の一員として大切な存在。愛犬、愛猫が喜ぶ姿を見ると、ほっこり幸せな気持ちになれますよね。ペットの毎日の暮らしに役立つ最新グッズから「こんな使い方があったの!?」と目からウロコの情報までを、まとめてご紹介します。■ 夜間の犬の散歩は「ライト」で安全対策を!愛犬の散歩のために、夜間、外を歩く飼い主さんは多いでしょう。街灯が少ない道は暗くて先が見通せず、歩きにくさや事故の危険性を感じることがあります。また、急に知らない歩行者と出会うと、相手も犬もびっくりして、転んだりケガをしたりとトラブルの心配もあります。夜間に愛犬の散歩に出るとき、ライトを装着すると、周囲に存在をアピールすることができます。こちらの記事では、点滅して注意を引く「ペット用お散歩ライト」や、自転車や杖に取り付ける「安全ライト」など、犬の散歩に最適なアイテムをご紹介しています。詳しくは記事をチェック!夜の散歩にオススメの犬用100均ライト!飼い主にも安心な使い方■ レンジでチンするだけで10時間も暖かさが持続する「ペット用あんか」ペットの寒さ対策には、「あんか」がオススメです。ストーブや電気カーペットは使用中に目を離せませんが、あんかなら電源をつながずに使えるので、お留守番中も安心して利用できます。「レンジでチンしてぽっかぽか」は、ペット用のあんかで電子レンジで5分ほど暖めるだけで、約10時間も保温時間が持続します。表面はふわふわのボア素材で、内側にアルミがはられた保温カバーも付いています。ボア素材はペットが好む肌触りなので、すぐに気にいって使ってくれそうですね!湯たんぽのようにお湯を変えたり、洗ったりしなくていいので、使うときの手間もかかりません。詳しくは記事をチェック!ペットの防寒に最適!犬・猫用のあんか「レンジでチンしてぽっかぽか」■ 「ペット用ブラシ」でラグのお手入れもできる!ペットのブラッシングは、毛並みをよくするだけでなく、マッサージ効果もあるそうで、ブラッシング好きの犬や猫は、ブラシを見せるだけで嬉しそうに飛んできます。ペット用ブラシは、ペットがいる家庭には必ずと言っていいほどあるアイテムですが、実はラグの手入れにも役立つんですよ。使うのは、ステンレス製の細いピンが並んでいる「スリッカーブラシ」。これでラグをブラッシングすると、踏みつぶされていた毛足が起き上がってふわっとします。ペットをブラッシングするついでに、ラグもブラッシングすると、手間をかけずついでに部屋のお手入れができて一石二鳥です。詳しくは記事をチェック!「猫用ブラシ」で“ラグ”の毛並みがふわっと元通りになる!?
2019年02月24日猫好きのための猫まみれの3日間!日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」を運営する株式会社クリーマは、“せまいけど、奥が深い”をコンセプトに昨年9月に「Creema HASHTAG GALLERY(クリーマハッシュタグギャラリー)」をオープン! ここで、第3弾の企画展となる「猫の日 #にゃんだふるらいふ」展を猫の日である2月22日(金)(にゃーにゃーにゃーの日)から24日(日)までの3日間限定で開催します。 「naturama」 リアルと可愛らしさの絶妙なバランスを考慮して動物モチーフのジュエリーを制作。「GOROGORO KOYONAKU」高知県の伝統工芸品「土佐和紙」を使用したランプシェード。 企画展だけでなく、オーダーメイドのコーナーも!Creemaでは、猫アイテムだけで7万点以上が出品されているそう! その中から今回は、50名のクリエイターによる222点以上の猫作品が並ぶ企画展に加え、飼い猫用オリジナルアイテムのオーダー会が実施されます。10名のクリエイターによるオーダーメイドコーナーには「うちのにゃんこクッション」をはじめとする、様々な「うちのにゃんこ○○○」が登場! 愛猫の写真を持参すれば、その場で直接クリエイターに相談しながらオーダーすることが可能。世界にひとつだけのオリジナルアイテムが完成します。 画家:むらいさき写真を提示して、絵のイメージを相談の上「うちの子 オーダーメイド原画」を描いてくれる。(お届けまでに1週間前後) キャッシュレスで快適なお買い物体験を今回の企画展は、実際に作品を見て、触って、試した上で購入できる期間限定のショールーム型ストアです。店内に用意されたQRコードからCreemaサイトにアクセスし作品を購入するため、キャッシュレスで買い物が楽しめ、購入した作品はそのまま持ち帰りができます(なくなり次第、その場での購入は終了)。オーダーメイドのコーナーはデザインなどが確定後、後日制作し自宅へ届けてもらうシステム。ネットとリアルの融合により、作品の魅力を最大限に伝えるとともに、快適で楽しいお買い物体験ができるのも魅力です。 「ecru-jp」オリジナルの食器デザインを手掛ける。お醤油を注ぐとパッと猫が浮かび上がる不思議な小皿などが人気。「Pinpignon」 猫のいるアトリエで生まれる愛嬌いっぱいのアイテムを制作。 ぜひ「にゃーにゃーにゃーの日」に、猫好きのための猫イベントで、猫まみれの気分を楽しんでみてはいかが? ■Creema HASHTAG GALLERY 第3弾企画展「猫の日 #にゃんだふるらいふ」展期間:2019年2月22日(金)~24日(日) 11:00~18:00入場料:無料※猫同伴も可能。URL:場所:Creema HASHTAG GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前3-1-14 LE REVE 1F(株式会社クリーマ本社1階・表参道駅から徒歩約8分) text : Mikiko Akiyama(marmelo)
2019年02月22日表参道のギャラリー・ドゥー・ディマンシュでは、1月29日(火)からイラストレーター ナタリー・レテ による作品展「les maneki Nekos de Nathalie lété」を開催。 今回のテーマは「招き猫」。娘でアシスタントのアンジェールと一緒に手がけたパリ生まれの「招き猫」、そしてイラスト作品がならびます。 作品以外にも、ナタリー・レテのスカーフやバッグなど雑貨やファッションアテムを見ることができるんだとか! ちいさな「招き猫」が、昔からとても好きだというナタリー。昨年の秋に京都を訪れた際には、アンティックのお店のウィンドーでとてもきれいな「招き猫」を見かけて自分でも作ってみたいなと感じたのだそう。 誰しもに幸せをもたらしてくれる、お守りは素敵な存在。アーティスティックな「招き猫」をぜひチェックしてみて!場所:ギャラリー・ドゥー・ディマンシュ期間:2019年1月29日(火)~2月10日(日)営業時間:12:00~19:30定休日:毎週月曜(期間中2月4日(月)は定休日)
2019年02月06日寒~い冬、ペットの寒さ対策はどうされていますか?特に寒がりな猫には、暖かく過ごせるようにしてあげたいものですね。今回は、レンチン5分で約10時間もぽかぽかが続く“あんか”、ドギーマンハヤシの「レンジでチンしてぽっかぽか」をご紹介します。その効果を見ていきましょう。■ 「レンジでチンしてぽっかぽか」って?「レンジでチンしてぽっかぽか」(参考価格/4,575円・2019年1月現在)は、中に「ポリエチレングリコール」という蓄熱材が入っていて、温めることによって数時間の保温状態が保てるのです。約10時間の間に、ゆっくりゆっくり温度が下がっていくので、猫や犬は長時間遠赤外線効果でほんわかぽかぽかを満喫できます。■ あんかのレンチン時間と保温時間はどれくらい?本体に、標準加熱時間が表示されています。500/600W……5分700W……4分1000W……2分50秒最速で2分50秒なんて、あっという間ですね。これだけで約10時間も保温時間が持続します。我が家の電子レンジは500Wなので、5分。加熱している間に、家事をするなり、猫たちのブラッシングや猫ベッドをキレイにするなりしていれば、完了のお知らせが電子レンジから届きます。これなら出勤前でも、猫や犬のあったか準備が手間なくできますよ。■ 保温効果を持続させる「ボアカバー」見た目もとっても温かそうなふかふかボアカバー。ファスナーを開けると、中はアルミでカバーリングされています。蓄熱材+アルミ層カバーで、保温力アップ!レンジで温めるだけで温かさをキープできるこの冬のペット用あんかは、何度も繰り返し使えるのが魅力的です。レンチンして、カバーに入れるだけの簡単アイテム。もちろん、カバーは手洗いOKです。■ 電気を使わないからペットの留守番にも最適!レンチンして温めたあとは、電気を使わないのでジャマな電気コードもなく、猫や犬のどんなベッドにも、そっと差し入れることができるのです。電気を使わないあんかなら、お留守番中でも安心ですよね。■ さらにぽかぽかにしてあげよう!「レンジでチンしてぽっかぽか」と猫や犬を包み込むように、上からブランケットをかけてあげると、さらに保温力がキープできますよ。我が家では、必ず猫ベッドごと覆うように毛布をかけています。そうすると猫たちは、数時間出てきません。我が家には、猫が2匹。この「レンジでチンしてぽっかぽか」は、それぞれの猫用にと2つ用意しています。朝、1つずつレンチンして、夜寝る前にまたレンチン。毎年冬が来る度に使用していて、今冬で使用歴5年目です。猫たちも覚えていて、毎日レンチンしていると、ワクワクして待っているんです。飼い主と猫たちとのあったか楽しいひと時です。
2019年01月31日犬や猫、うさぎや亀、インコ……。ペットとの快適な暮らしを実現するために住まいから暮らしまで、実例から専門的知識をあわせて、私たち家族ができるポイントやコツをご紹介します。■ ペットと暮らす~お宅拝見!ペットも大切な家族の一員!ペットのことも考えた家づくりのアイデア実例記事をピックアップ!記事タイトペットのための家づくり、快適に暮らすための工夫実例5選ペットも人も快適に暮らすための工夫を取り入れた実例を5つピックアップ!記事はこちら【犬との暮らしお宅拝見!】>犬もインコも放し飼い!? 自然に囲まれた吹き抜けの家【住まいの設計】リンクテキスト>愛犬スペースをDIY!「ワンルーム」でも夫婦+犬がのびのび暮らせる家【リライフプラスarchive】>サンルーム&テラス&ドッグラン!三拍子そろった「ドッグカフェのような家」【住まいの設計archive】>犬がいてもスマートに!2匹のマルチーズと暮らす家に秘められたヒミツとは…【リライフプラス】【ネコとの暮らしお宅拝見!】>総勢14匹!人が同居する「ネコのための家」アイディアがスゴイ【住まいの設計】>ストレスフリー!「イヌ・ネコ・人」が暮らしやすい家のアイディア集【住まいの設計archive】>家まるごとキャットタワー!狭小住宅でもネコ3匹と暮らすアイデアとは?【住まいの設計archive】>遊び場とインテリアが一体化!姉妹ネコ2匹が仲良く暮らせる家のヒミツは…【リライフプラスarchive】>「猫の家」に住んでいるみたい!? 5匹がのびのび暮らすマンション【ペットいろいろお宅拝見!】>ウサギたちが自由に遊べる家【リライフプラス】>マンションなのに!?「クサガメ」の散歩や甲羅干しができる家【リライフプラス】【インタビュー~ペットと暮らす~】>角田光代さんインタビュー「食事のときはランチョンマットを3枚用意します。夫と私、トトの分」>柴門ふみさんインタビュー!「イヌって、永遠に3歳のままの子どもと同じ」■ 犬&猫上手に暮らすコツ~専門家が伝授!~犬&猫とハッピーに暮らすための5つのルールでは、私たち家族ができることを紹介。猫のキモチが分かる建築家であり、ペット共生住宅の専門家として海外でも知られている廣瀬慶二さん、犬のキモチが分かる建築家でありペットを家族の一員と考え、「家族」全員を幸せにする家づくりに取り組む前田敦さんにお話をお聞きしました。犬と上手に暮らすコツ〜犬が機嫌よく暮らせる家 5つのルール 「犬のキモチを理解しよう」編記事はこちら>犬と上手に暮らすコツ〜犬が機嫌よく暮らせる家 5つのルール 「トラブルやストレスをなくそう」編猫とハッピーに暮らす5つのルール「猫の性質を理解しよう」編記事はこちら>猫とハッピーに暮らす5つのルール 「猫がのびのび暮らせる環境」編【あわせて読みたい】>猫も人も大満足の家づくり!真似したい暮らしのアイデア7つ>愛玩動物飼養管理士が教える!猫が本当に喜ぶ「キャットウォーク」のポイント6つ人と猫が幸せに暮らすための3つの条件って?【スパルタ!?な工務店】■ ペットの防災対策犬、猫、ウサギ、小鳥。「ペット種類別」飼い主がやるべき災害対策記事はこちら>災害時に愛犬、愛猫はどうする?ペットの防災対策ですべきこと4つ>【人気記事】東日本大震災で分かった“多頭飼い”ペットの避難で必要なこととは?>【人気記事】災害時の猫用キャリーバッグは「リュック型」がベスト>連れて行けない避難所がある!? 「ペット」のもしもの時の備えを考える【おすすめペットグッズ】>愛猫が快適に過ごせる!オススメグッズ12>人気のペット用カメラ「Furbo(ファーボ)」使ってわかったメリットとデメリット>犬の熱中症にご用心!愛犬を猛暑から守る「ひんやり系」グッズ3つ■ ペットと暮らすには~物件探しのポイント>住居規約、費用、預け先。「犬」「猫」を飼う前に確認すべき3つのことペット初心者の物件探し、確認したいポイントは?記事はこちら【あわせて読みたい】>完全室内飼いは本当に猫にとって幸せ? 我が家の結論>年末年始はどうする?ペットを飼う人たちの「留守中の工夫」を調査!>インスタ映え確実!カメラレッスンで習った、猫をスマホで上手に撮るコツ3つ
2019年01月15日東京都品川区に住むKさん夫妻。夫が独身時代に3,100万円(購入時)で購入したマンションを、工事費700万円をかけてリノベーションして暮らしています。立地がよく、眼下に桜並木が広がる都内でも人気のヴィンテージマンション(昭和45年築)です。専有面積は51.09平米とややコンパクトで、直角三角形のような変形のワンルーム。本当は結婚を機に、住み替えを考えていました。ところが、なかなか気に入る物件に出会えないうちに、この部屋の素晴らしさを再認識したといいます。「とにかく桜が見事なんです」と妻。リノベーションは何社か選んだ中から、対応がスムーズだった空間社に依頼しました。夫婦ふたりで快適に住めるように計画が進むなか、急きょ子猫を家族に迎えることになったそうです。■ 猫トイレの置き場所に技アリ!「猫を飼うことはまったく考えていなかったのですが、ぱんちゃんに出会ってしまって……」と、Kさん夫妻。空間社は柔軟に対応し、猫の快適さもプラスした住まいになるよう工夫しました。今ではバターくん、みるくちゃんも加わり、夫妻は3匹の猫とともに暮らしています。猫を飼うにあたって、まず悩むのが猫トイレの置き場所ではないでしょうか。K邸の玄関からLDKへ向かう廊下の壁には小窓があり、そこを抜けると洗面台の下を利用した猫のトイレスペースになっています。洗面台の下の扉を閉めれば見えなくなるので、来客時も気になりません。猫トイレは下足棚の下にもあり、ぱんちゃんが乗っているものがそれ。深型で、砂が飛び散りにくいタイプです。下足棚は斜めの壁を利用していて、収納量を十分確保しつつ、オープンにすることで圧迫感をなくしています。リビングのドアには、キャットスルーを設けています。設計を担当した空間社・宮本泰則さんが、猫が通りやすい素材を厳選してつくった自信作です。リビングの壁面には、猫が大好きなキャットウォークを設置しました。夫愛用のオーディオ機器が収まるように造作された、テレビボードから上っていけるつくりです。■ 変形のワンルームを機能的に、暮らしやすく!キッチンは玄関の近く、壁が斜めになった部分にありましたが、明るい南側に移動してリビングと一体化。ダイニングテーブルを兼ねるアイランドキッチンとしました。10センチ角タイルや見切りのオーク材、腰壁の羽目板にレトロ感が漂うキッチンです。壁側にはIKEAのキャビネットを設置しました。扉の色と取っ手は空間に合うよう変更しています。キッチン隣の窓際は、妻のデスクコーナーです。春になると、この窓から桜並木が見下ろせます。以前は玄関土間に置いていたという洗濯機は、左手の白い扉の中に収めました。家事動線もスムーズです。unicoのソファを配したリビング。床にはオークの無垢フローリングを張りました。白い引き戸の先は寝室で、リノベ前は防音室があった部分を利用しています。寝室には内窓が設けられています。キッチンがあった場所には、本やCDがたっぷり収納できる書斎もつくりました。夫が趣味の楽器演奏を楽しむスペースになっています。トイレは床の白いタイル×黒い目地の組み合わせがアクセントになっています。洗濯機スペースだった玄関土間には、この空間のサイズに合わせてオーダーした収納家具とベンチを設置しました。夫妻にとって機能的で生活しやすく、猫たちも快適に暮らせるご機嫌な住まいとなりました。このリノベーションをもっと詳しく見たい方は、ぜひ『リライフプラスvol.27』も参考にしてみてくださいね。※物件価格、工事費、ご家族の年齢等は取材時のものです。設計・施工/空間社撮影/山田耕司
2018年12月30日今年も残すところ一ヶ月を切りました。ペットと暮らす人にとっては、感染など、病気予防対策のためにも、毎日の掃除は必要不可欠。「年末だから」と大掃除をする人も多いと思いますが、これを機に、普段の掃除や片づけを見直してみませんか? そこで、4匹の猫と暮らしながら“猫がよろこぶ暮らし”を研究する、ヤノミサエさんの新刊 『猫がよろこぶ掃除・片づけ』 から、日常的にできる掃除のアイデア、猫と気持ち良く暮らすヒントをご紹介します。ヤノミサエ猫4匹と暮らすフォトスタイリスト。読者数13万人超えの人気ブログ 「インテリアと暮らしのヒント」 のメンバー。暮らしにまつわるさまざまなアイデアを発信しながら、フォトスタイリストとして、大阪・東京でフォトスタイリング講座を開催。2017年春、4匹の愛猫たちと大阪から神奈川へ引越し、“猫がよろこぶ暮らし”を研究&実践中。著書に 『猫がよろこぶインテリア』 、 『猫がよろこぶ掃除・片づけ』 (辰巳出版)。HP: Blog: Instagram: @uzura_scope ■手間をかけない、日々の掃除もともと「細かくきっちり掃除できるタイプではない」というヤノさん。でもきれい好きな猫たちのために、床、猫毛、トイレ、食器に気をつけるほか、多頭飼いのため、感染対策に除菌もしているそう。“時短、ちょこちょこ、手間をかけず”をモットーに、楽にできる方法を探し、猫たちのおかげで掃除が上手くなったのだといいます。 基本の床掃除では、そんなヤノさんがたどり着いた掃除機のかけ方から、時間が経ってしまった猫の嘔吐物の処理には水湿布、壁や柱についた、猫のスリスリ汚れの掃除にはアルカリ電解水クリーナーなど、猫あるあるの悩みに対する、ヤノさんならではの掃除方法が紹介されています。また、「菌やウイルスってどこまで気にしたらいいの?」、「猫がストレスに感じること、掃除してほしくないところ」など、知っているようで知らなかったことについて、猫専門病院の先生による解説も書かれています。■気になる猫毛対策やトイレ掃除、食事のこと猫と暮らしていると、最も気になるのが猫毛。1日掃除をサボると、部屋の隅に猫毛の塊が…という経験は、愛猫家なら一度は経験あるのでは? またトイレ事情や、食器、フードの保存なども気になるところです。ヤノさんによる、猫毛掃除のための便利グッズや、猫毛が目立ちにくい、布や洋服の素材選び、そしてトイレは置く場所、洗い方を紹介。また食器の洗い方やキャットフードの保存方法など、ちょっとしたアイデアのようですが、とても参考になります。またどれを選べばいいか悩みがちな、除菌、消臭、洗剤系グッズ情報、掃除術など、雑誌『猫びより』の読者によるアイデアも紹介。対策別に、自分の猫に合うものを選びたいものです。■掃除がラクにできる整理術そして最後は、掃除がラクにでき、猫毛が入りにくい収納術。すっきり片づいていることが大切だとヤノさん。いたずら防止のために、見えない収納にすること、蓋つきの収納容器を選ぶことで、見た目もすっきり見え、掃除をしやすいと一石三鳥です。また本書では全編にわたり、ヤノさん宅以外に、猫と暮らす10人の家と暮らしを紹介。猫だけでなく犬とも暮らす人、小さな子どもがいる人、多頭飼いの人…とさまざまなケースで、それぞれの心がけていることが詳しく取材されていて、自分の家に近い人の家を参考にすることができます。 どの家にも共通するのは、掃除のしやすいインテリアにすることと清潔感を保つこと。猫と暮らしているからこそ、すっきり片づいた掃除がしやすい部屋にする。それが猫が安全に、ストレスなく暮らせることに繋がっていることが、よくわかる一冊です。 『猫がよろこぶ掃除・片づけ』 ヤノミサエ 著/辰巳出版 1,200円(税別)猫がいるから掃除がしやすい部屋になる!! 大好評『猫がよろこぶインテリア』シリーズ第2弾。猫毛に悩まされない床掃除や洗濯、猫トイレの掃除のことなど、猫と暮らす方必見の情報が満載。猫と気持ちよく暮らすお宅もご紹介しています。
2018年12月07日最初はふわふわのラグだったのに、いつの間にか毛足がペチャンコに……という経験はありませんか?今回は、ラグのヘタリをお手軽に再生する方法をご紹介します。猫を飼われている方ならきっと持っていて、そして100円ショップでも手に入る「猫用ブラシ」を使って、猫ちゃんもラグも、一緒にふわふわにしてみませんか。■ ラグのヘタリはどうしてできる?毎日、家族が歩いたり寝転がったりと、ラグの上で過ごすことで、毛足が絡まり固くなってしまうのが、ヘタリの原因です。最初のうちは、掃除機をかけると何となく元に戻ったりしますが、そのうち掃除機ではどうにもならない状態にまで悪化してしまいます。ペチャンコになったラグの毛足を元に戻すには、その絡まりを解いてあげればいいのです。■ 「ペット用ブラシ」でブラッシングするだけでOK!犬や猫を飼っている方は、きっと「ペット用ブラシ」をお持ちですよね。ラグの毛足の絡まりを解くには、ペットたちからブラシをちょっと拝借して、ペチャンコの毛足をブラッシングしてみてください。絡まってペチャンコになっていた毛足が、ふわっと立ち上がるはず!■ 「スリッカーブラシ」がラグに一番効果的!ペット用ブラシといっても、いろいろな種類があります。我が家にも数種類ありますが、その中でも「スリッカーブラシ」が一番効果的でした。「ペティオ プレシャンテ ソフトスリッカーブラシ S」価格/816円(税込)ステンレス製の細いピンが所狭しと並んでいるのが、スリッカーブラシです。一般的に長毛種の犬や猫の毛をほぐすためのブラシとして使用されています。その特性が、絡まったラグの毛足もほぐしてくれるので、我が家でとても重宝しているのです。■ 効果的なブラッシングの方法とは?同じ方向からだけではなく、いろいろな角度からブラッシングしてみましょう。ラグの根元で絡まっていたりするので、根元の方もほぐすようにブラシをかけてくださいね。■ ビフォーアフターを見れば一目瞭然!ふわっと感が元通りに!ペチャンコになっていた毛足が、ふわっと元通りに起き上がりました。毛足の長いラグだと、もっと効果がわかりやすいですよ。いかがでしたか。ペットたちのブラッシングついでに、ラグやカーペットもブラッシングしてみてはいかがでしょう。毎日、少しずつでもブラッシングすることによって、ラグのふわふわ感が持続し、ペットもツヤツヤふわふわ、そして家族みんなが気持ちよく過ごせますよね。100均でも手に入るペット用ブラシで、お気に入りのラグをふわふわ長持ちさせてみませんか。※商品名・価格は2018年10月現在のものです。
2018年11月14日猫と暮らしていると、壁や家具に爪とぎ痕や引っかき傷をつけられてしまうことがありますね。爪切りをしたり爪とぎを用意していても、なかなか防げないのが猫ちゃんのこの習性。防げないのなら、飼い主さんがフォローしましょう。今回は、壁紙の引っかき傷を簡単に補修できる方法をご紹介します。■ 猫の引っかき傷ができる原因…我が家の場合我が家の壁紙は、紙製。普通に暮らしていれば、傷がつくことは滅多にありません。ですが、やっぱり猫の爪には弱いようで、ところどころにひっかき傷が残されているのです。どうやら遊びがヒートアップして走り回った際に、後ろ足で壁を飛び蹴りしてできた傷が主なようです。他にも、前足で引っかいたりと、我が家の元気な猫たちはいろいろやってくれています。■ 「壁紙補修」で用意するものは?壁紙補修用の接着剤キッチンペーパー綿棒以上の3つだけ。キッチンペーパーは水で濡らして使用します。固く絞った濡れタオルでもOKです。■ 2ステップでできる簡単補修!ステップ1綿棒の先に接着剤をつけて、壁紙の破れている箇所に塗布します。この時、接着剤がはみ出ても大丈夫。気にせず、大胆に塗布しましょう。ステップ2水で軽く濡らしたキッチンペーパーを使って、破れてめくれた壁紙を元に戻します。「トントントン……」と優しく叩いて、周りの壁紙と馴染ませるようにすれば、完成です。■ 簡単壁紙補修のビフォーアフターいかがでしょうか。そばに寄って見ないと、わからないくらいのでき映えではないでしょうか。コツは、接着剤を使用しているので、必ず濡らしたキッチンペーパーかタオルで作業すること。慌てずゆっくり「トントントン……」と馴染ませていけば、失敗知らずでできるはずです。壁紙を張り替えするまでもない、ちょっとの傷なら、「接着剤・キッチンペーパー・綿棒」のたった3つで簡単に補修できてしまいますよ。とっても元気な猫ちゃんの飼い主さん、そして家具の移動時に壁紙を傷つけてしまったり、知らない間に壁を傷つけていたという方にも、お役立ていただけると嬉しいです。
2018年11月01日人も猫も幸せな暮らしの実現には、何よりも家づくりが大切です。猫と一緒に暮らす物件探しのコツから、猫がのびのび暮らせる家づくりのポイントまで、7本の記事をまとめてお届けします!■ ペット可の賃貸物件でも条件はさまざま!?cat-beard / PIXTA(ピクスタ)賃貸でペットを飼うには、「ペット可」の物件に住む必要があります。一概に「ペット可」といっても、物件によって条件はさまざまです。飼えるペットの種類が限定されていたり、ペットの大きさや飼育数に制限があったり。入居してから後悔のないように、ペット可の物件を探すときの注意点をぜひチェックしてみてください。詳しくは記事をチェック!ペット初心者の物件探し、確認したいポイントは?■ 猫が喜ぶキャットウォークづくりのコツ「家にキャットウォークを設置したけれど、ちっとも猫が乗ってくれない!」これは本当に“あるある話”なんです。猫はとっても繊細な動物。少しでも不安を感じてしまうとキャットウォークに見向きもしてくれません。猫が本当に喜ぶキャットウォークづくりのコツとは?詳しくは記事をチェック!愛玩動物飼養管理士が教える!猫が本当に喜ぶ「キャットウォーク」のポイント6つ■ キャットタワーは猫視点で選ぼう猫は本能的に高い所にのぼりたがる習性があり、キャットタワーが大好きです。キャットタワーはペットショップやホームセンターなどで販売されていますが、どんなデザインのものを選べばいいのか迷ってしまいますね。「人が気に入るポイントと、猫が気に入るポイントは別」という点に注意して、「猫視点」で商品を見てみましょう。詳しくは記事をチェック!「キャットタワー」はどう選べばいい?猫はデザイン性が高いものが嫌い!?■ 猫の脱走を防止する室内デザイン猫を飼っている人にとって、猫の室内からの脱走はとても心配なことですよね。外の世界に慣れていない猫だと、事故や迷子などのおそれがあり、見つかるまで気が気ではありません。こちらの記事では、猫が室内で楽しく活動しながら脱走を防ぐ室内デザインのポイントを紹介しています。詳しくは記事をチェック!愛玩動物飼養管理士が教える!猫を脱走させないポイント2つ■ 猫の感電を防ぐコード収納術猫はひもが大好きです。猫のおもちゃに毛糸やリボンを使う人も多いのではないでしょうか。しかし、誤って電気コードで遊んでしまうと、感電の危険性があります。事故を防ぐためのコード収納術をぜひ実践してみてください。詳しくは記事をチェック!愛玩動物飼養管理士が教える!猫の感電死を防ぐコード収納術■ ペット共生住宅の専門家がデザインした家岡山県のOさんは、建築家でありペット共生住宅の専門家として海外でも知られている廣瀬慶二さんに設計を依頼して住宅をつくりました。ペット共生住宅の専門家が手掛けた家には、驚きのアイデアがいっぱい!猫が縦横無尽に遊べる空間でありながら、人目線でも楽しめるオシャレなデザインになっています。詳しくは記事をチェック!潜在能力を引き出しネコらしさを堪能できる家【住まいの設計】■ 愛猫3匹のためにつくった“まるごとキャットタワー”の家都内の間口2.5m、奥行き11mの狭小地に住宅を建てたOさん。地下1階・地上3階建ての空間を9つのスキップフロアで縦につなぎ、壁には猫用のステップを設置。上下運動が大好きな猫も大満足の、まるごとキャットタワーの家が完成しました。詳しくは記事をチェック!家まるごとキャットタワー!狭小住宅でもネコ3匹と暮らすアイデアとは?【住まいの設計archive】
2018年10月27日猫ブームといわれるようになって久しいですね。ペットショップに行くと、たくさんの猫グッズが売られていますよね、でも、あまりにもたくさんありすぎて、どれを選んでいいのか分からないという人も多いはず。そこで、猫が快適に過ごせる便利アイテム、おもちゃなど、12のグッズをご紹介いたします。さて、あなたの猫ちゃんはどれが気に入るでしょうか?■ 1.「キャットハウス」リトアニア生まれのかわいいハウス!まずは、希少なメリノウール素材を使った、北欧らしい淡いカラーと繭のようなフォルムが目を惹く「キャットハウスkivikis」。天然素材を活かすために、塩素系漂白剤や貴金属を含む染料は使用していません。だから猫の身体にも安心。これなら、猫ちゃんもゆっくり休めますね!キャットハウスkivikis価格6,696円(税込)サイズMサイズ:幅31~34×奥行き41~44×高さ23~26㎝、入り口直径14~15㎝、重量400g、体重4~6㎏※Lサイズもあり。OFT STORE※手作りのため個体によるサイズ誤差があります■ 2.「けりぐるみ」リサイクル素材をアップサイクルカラフルなウールセーターをアップサイクルした、手作りの鳥型けりぐるみ「キャットニップ・セーターバード」。くちばしと鳥の中の詰め物には、ペットボトルが原料のフエルトとポリフィルを使用しています。猫が大好きなオーガニックキャットニップ(ハーブの一種)入りです。20種類以上のデザインの中から、猫ちゃんのお好みに合わせてどうぞ!キャットニップ・セーターバード価格各1,299円(税込)サイズ高さ10×幅5×奥行き9㎝NUKO NUKO■ 3.「ヒト用ハンドクリーム」ウチのコの肉球と同じ香り!香ばしいポップコーンの香りをベースに、猫の肉球の香りを再現した「プニプニ肉球の香りハンドクリーム」。肉球の感触と色にこだわっているのが特徴。あの猫(こ)とおそろい!?プニプニ肉球の香りハンドクリームの会価格1,131円(税込)内容量50gフェリシモ猫部■ 4.「たまご型のフードボウル」浅めだから食べやすい!マズル(鼻口部)の短い猫が、快適に食事ができるように設計された、浅皿タイプの国産フードボウル「ドゥーエッグ フードボウル浅皿」。持ちやすさと安全性を考慮した、たまご型デザインのフードボウルは、黒猫と水たまりで泳ぐ魚のイラスト入りタイプもあります。猫用の食器としてだけでなく、飼い主さんの小物入れとしてもどうぞ!【ドゥーエッグ フードボウル浅皿】価格猫とみずたまり/1,080円(税込)サイズ縦15.5×横12.5×深さ2.5cmiDog&iCat■ 5.「知育玩具」賢く育てたい人必見!箱の中のおやつやおもちゃを、どうすれば取り出せるか、考えながら遊べる国産の知育玩具「エンジョイキャット」。遊びに変化をつけたいときや、集中力を高めたいときにオススメです。また、猫の身体にやさしいメタルフリーインクを使用しています。仕切りに使われている3色(青・黄・緑)は、猫が人と同じように見える色です。エンジョイキャット希望小売価格1,680円(税込)サイズ縦35.6×横22.8×高さ9cmenjoy-catオフィシャルサイト■ 6.「釣りざおタイプの猫じゃらし」大コーフン間違いなし!猫が大好きな素材で作ったフライ付きの釣りざおタイプの猫じゃらし「iCat FLYING CAT釣りざお猫じゃらしカラフルフェザー」。これなら大コーフン間違いなし!?日頃の運動不足やストレス解消にオススメの、本能に働きかけるおもちゃです。三本継の釣りざおは伸縮できるので、飼い主さんはあまり動かずに、遊ばせ方を変えられます。iCat FLYING CAT釣りざお猫じゃらしカラフルフェザー価格1,296円(税込)サイズ釣りざおの長さ34~91×フェザー約14×紐の長さ約79cmiDog&iCat次ページ>7.「ふわふわベッド」ゴロゴロしてもベッドから落ちる心配なし
2018年10月16日犬や猫と暮らしながら、子育てをしているファミリーをご紹介する「いぬねこ うちのこ。」。第28回目は2人の息子さん、2匹のスコティッシュフォールドと暮らすパパ、ojarinnさんです。 写真上:にゃーにゃが大好き。写真下:頼もしい赤ちゃん見守り隊。ぐでーっと無防備に寝る姿が愛らしく、雑誌『anan』の「猫さま大賞」でグランプリになったほか、写真集『ぐでねこライくん』も発売されるほどの人気の猫「ライくん」。そして妹猫の「いとさん」と暮らすojarinnさん。インスタグラムにはこの愛らしい兄妹猫と10歳のお兄ちゃん、そして産まれたばかりの弟くんの写真が。2匹と2人の関係は微笑ましく、つい見守りたくなります。そんなojarinnさんに、うちのこのベストショット、猫と暮らしながらする子育てについてお話を伺いました。ojarinnさん プロフィール名古屋市出身、和歌山県在住。田舎暮らしに憧れ、脱サラして梅農家に転職。趣味のサーフィンや釣りなどをしながら、大自然の中でのんびり家族と猫との生活を満喫。著書に 『ぐでねこライくん』 (MDN出版)。第7回「人と動物の絆」写真展に参加。Instagram: @ojarinn ■愛すべき「うちのこ」たちをご紹介!・蒼空(そら)10歳・陸(りく) 1歳・ライ 5歳 スコティッシュフォールド・いとさん 5歳 スコティッシュフォールド長男の蒼空は絵を描くことが大好きで、学校の授業では猫をモチーフにした作品をいつも作ってきます。兄弟ができたことで、弟にも猫たちにもやさしいお兄ちゃんに成長しました。お兄ちゃんも猫大好き。次男の陸は好奇心旺盛で、何でも触らないと気が済まず、ハイハイやつかまり立ちができるようになってからは、大好きな猫たちと追いかけっこを楽しそうにしています。ふわふわの猫枕。ライは、ペタンと猫らしからぬ姿でくつろぎます。とてもマイペースで、必要以上にベタベタされるのはあまり好きではありません。表情豊かで尻尾よりも顔に出るタイプです。折り紙だって出来ちゃうよ。いとさんは人が大好きで、いつも人のそばにいます。温厚な性格で、怒った姿を一度も見たことがないとても優しい女の子です。左がライ、右が妹のいとさん。【パパに質問!】 1:愛猫とは、いつから一緒に暮らしていますか?うつ伏せレッスン中。当時、まだ一人っ子だった長男が、弟や妹のようにかわいがってくれたら…という思いで、猫を飼うことに決めました。ブリーダーさんのお宅を訪れた際、かわいい兄妹猫にひとめぼれ。一匹だけの予定でしたが、ふたり一緒の方が新しい環境でも安心だろうと、兄妹で迎えることにしました。「やさしくしなさいよ」と言っても、幼かった息子はおかまいなしに猫を追いかけまわしてしまい、結果的に距離をおかれることに。ライは今でも、長男には心を許していません(笑)。いつも仲良くなれるといいね。次男が生まれて、病院から家に戻ってきたとき、初めてみる赤ちゃんに猫たちは興味津々。わが家にやってきたとき以来、落ち着きがなかったです。私たちが赤ちゃんをとても大切にしているので、猫たちも同じように近くでいつも見守ってくれました。赤ちゃんが泣き出したらそわそわして、本当に子守をしているみたいでかわいかったです。 この生き物は何だろう??そんな次男は、猫が大好きに。今では、少し離れたところからやさしく猫たちを見守っています。【パパに質問!】2:愛猫たちに「寂しい思いをさせている」と感じたことはありますか?いつものんびりニャ。赤ちゃん中心の生活になり、猫たちと過ごす時間が減ってしまいましたが、ライといとさんが兄妹仲良く過ごしているのをよく見かけるようになったので、多頭飼いで本当に良かったと思いました。ママっ子だった妹猫のいとさんは、ママにかまってもらえなくなった代わりに、長男と仲良しになってくれました。同じ夢見てるのかな。ライは、赤ちゃんが起きている間は遠慮していますが、寝たらそっと甘えにやってきます。少し寂しいだろうけど、猫たちも弟中心の生活に合わせてくれているような気がします。【パパに質問!】3:猫と暮らすことで、お子さんにどんな影響があると思いますか?ライといとさんがやってくる以前にも、猫を飼っていました。長男が3歳の時、その猫が亡くなってしまい、動かない猫を見て息子が泣き出したんです。「なんで蒼空くん泣いているの?」と聞いてみると「悲しいから」「嫌や」と、涙をポロポロ流したのを鮮明に覚えています。いとさんとは仲良し。こんなに小さくても猫を思いやり、大切に思っていたのだとわかり、とても驚きました。今でも猫たちが毛玉を吐いたりすると、とても心配そうにしています。命の大切さや、自分より弱いものを思いやる「やさしい気持ち」を、いつのまにか学んでくれたような気がします。【パパに質問!】4:猫のお世話で、お子さんにお手伝いしてもらっていることはありますか?動物と一緒に暮らす「大変さ」と「責任」を少しでも感じてもらおうと、土曜日に猫たちのトイレとごはんのお世話をしてもらっています。初めはトイレ掃除を嫌がっていましたが、今では猫たちがトイレをすると、すぐに教えてくれるようになりました。この温度差。【パパに質問!】5:猫たちと暮らしながら子育てをすることのメリットは、ズバリ何でしょうか?幼稚園児だった長男は、猫たちからあまり好かれていませんでした。一緒に遊びたいのに、いつも逃げられてばかり。「猫は人間みたいに話すことができないから、猫の気持ちを考えて、やさしくしてあげれば仲良くなれるよ」と教えました。お兄ちゃんが来てちょっと拗ねてる。4年以上たった今では、まだ会話することもできない赤ちゃんの気持ちを考えながら、積極的に弟の面倒を見てくれています。思いやりのある、やさしい子に育ってくれているようです。赤ちゃんと猫たちの仲睦まじい姿を見ると、思わず「ありがとう」とお礼を言いたくなるほど、癒されています。また、猫と暮らすことで「家族間のコミュニケーション」もしっかりとれるようになりました。触りたいよ~。【パパに質問!】猫と暮らしたい! と考えているママさん・パパさんに伝えたいこと「猫はあまり手がかからず、比較的飼いやすい」と言われています。でも、猫の種類などによって性格が異なることもあるんです。まずは、事前に「猫のこと」をしっかりと調べて、自分の家族・ライフスタイルに合う子を探すことをおすすめします。たくさん見守りしてくれました!今はブログやSNSでも、様々なご家族の「猫との暮らし」を垣間見ることができるので、気になっていることがあれば質問してみてもよいかもしれません。「猫のいる暮らし」は、本当に癒されますよ。▼愛すべき「うちのこ」たちに伝えたい! パパからのメッセージ「いつもたくさんの笑顔と幸せをありがとう!」パパよりojarinnさん、ありがとうございました!
2018年10月01日ペットの食器洗いは、どうしていますか?今回は、我が家の猫たちの食器洗い用に使用している、セリアの「猫スポンジ」をご紹介します。猫型のメラミンスポンジは、かわいくて機能性も抜群!100均のセリアで手に入る猫ちゃん型の白黒スポンジはいかが?■ 猫の食器洗いはスポンジ使いが最適!我が家では、猫の食器はスポンジで洗っています。100円ショップで小さめのスポンジを探して、なければ通常サイズのスポンジを小さくカットして、猫の食器洗い用にしていました。これなら、簡単にしかもキレイに洗うことができますよ。■ セリアはかわいい猫グッズがいっぱい100円ショップのセリアでは、豆皿やクリップ等々、たくさんの猫グッズが店頭に並んでいます。こちらのメラミンスポンジもそのひとつ。猫ちゃんの形をした黒いスポンジと白いメラミンスポンジが、背中合わせになっています。こんなふうに、しっかり4つ足で立ってくれるんですよ。■ かわいいだけじゃない!機能性も抜群の猫スポンジこのスポンジ猫ちゃんは自力で立ってくれるので、置き場所にも困りません。使用した後は、ギュッとしぼってかわいく立たせておけば、乾燥も早いです。また猫の形になっているので、4つ足部分をシンクの水切りやスポンジラックなどに引っ掛けて、スポンジ猫ちゃんの居場所にしてあげてもいいかもしれませんね。我が家のこれまで使用していたスポンジは、猫スポンジのように立つことも引っ掛けることもできないので、無印のワイヤークリップを使って吊るしていました。猫スポンジを使用するようになってからは、立たせて乾燥させたり、またワイヤークリップで吊るしたりもしています。スポンジ猫ちゃんが、シンクでブラブラしている姿もかわいいですよ。そしてメラミンスポンジは、水だけで汚れを落とす働きがあるのは、多く知られていますね。ペットの食器洗いに洗剤を使いたくない飼い主さんは、メラミンスポンジを使うと良いのではないでしょうか。■ スポンジ猫ちゃんの用途はいろいろ!我が家では、猫の食器洗い用に使用していますが、メラミンスポンジですから洗面台やシンクのお掃除用にも使えます。目が届くところにかわいいスポンジがあれば、毎日のお掃除もちょっと楽しくなりませんか。このスポンジで、お子さんにお手伝いしてもらうのもいいですね。猫の形をした「猫型メラミンスポンジ」、ペット用に使っても、ちょこっと掃除に使っても、かわいく仕事をしてくれますよ。※掲載している商品名は2018年9月時点の内容です。
2018年09月28日皆さま笑顔が絶えない日々をお過ごしでしょうか?あまり笑えるように努力ばかりしていると、笑っている時間1割、そのためにしかめっ面で頑張っている時間9割という勿体ない事になってしまいます。ふとした事で素直に笑えるように、普段から頭と体に空っぽのスペースを少し作っておきましょう!さて家に居ていても笑顔になるチャンスが多い方が毎日楽しいですよね!そこで今回のテーマは「ペットと暮らす」となります。家を建てる時に色々と考えてこだわったポイントは、もちろん「家族のため」というところなのですが、一緒に暮らす猫達の為という気持ちも存分に含まれておりました。 ペットの事を考えて、ペットと共に過ごす。家作りとD.I.Yにも大切な事が含まれているはずです。 小豆と露草という名前の2匹ニャンですが、それはもう凛としている部分と陽だまりの化身の様な姿が共存しているニャンとも言えない・・・おっと猫の話になると人格も口調も変わっちゃいますので、断腸の思いですがこの辺りにしておきましょう!出来ることは自分でD.I.Yして経費を抑える家造りを実施した部分で、ドアや仕切り壁をなるべく無くすというものがあります。結果として家のどこに居ても家族の存在を感じられる空間になっております。同時にこれには猫達への気持ちも含まれておりまして、猫達がほとんどの空間を自由に移動出来ますし(扉の前で立ち往生する事がない)、お互いの声も確認しやすくなっております。各所にお気に入りの場所がありますので、お客さんが来て様々なスペースでワイワイガヤガヤしていても、猫達のペースで落ち着く場所や興味を抱いた場所にスッと移動できております。 小豆(あずき)です。もうだいぶん高齢になってきて動きもゆったりしておりますが、存在感は相変わらずです。お気に入りの場所は長女のベッドの端。露草(つゆくさ)です。活発に動き続けてるアスリート。 お気に入りの場所は、ソファーに座ってる人の太ももの上。 どこにいるのかを感じられる幸せ。お互いの声が届くところにいる安心感。 タイルの上は冷たくてイイ気持ち~! 私はこの横に無理矢理寝っ転がって、顔面に猫パンチを受けるのが最高~!ストーブ近くの簡易ベッド! 床底を地面から浮かせて、コンクリート床に熱が吸われないように。 脇面も少し高くして、寝転んだ時にもたれられるように。食器棚のコーヒーメーカーと食パンメーカーの後ろがお気に入りの場所。 狭くて固くてうるさいんですけど、お気に入りの場所。 素材にも猫達の事を考えた選択になっていたりします。ダイニングスペースの床部分はタイルをカットしてD.I.Yで貼り付けました。もちろん家族にとってのこだわりではありますが、猫達にとっても夏場はひんやりと熱を取ってくれますし、ツメも歩いているだけで自然と擦り減りますし、胃の中のモノをオエッと戻したりした時の処分も楽チンです!冬は土間にストーブを出すので猫達にとってもホットスポットになりますが、土間がコンクリートの為に心底温まれない状況でしたので、妻がクッションを作り、そのサイズに合う簡易ベッドを作りました。しかも2匹が寄り添って寝ることを期待しつつ小さめのサイズで。猫達の事も考えた環境作りを進めて行くと、ストレスを表す行動がほぼ無くなりました。そんな姿を見て笑顔になってる私達の様子はまた後編で。
2018年09月27日貼ってはがせるニトリの「ウォールステッカー」で、お部屋の雰囲気を変えてみませんか?1,000円以下で気軽にお試し、シールなので貼ってはがせるから簡単!お手軽な模様替えでも、気分がガラッと変わりますよ。今回は、そんな日々の暮らしを楽しむニトリの「ウォールステッカー」をご紹介します。■ そもそもニトリの「ウォールステッカー」って?ニトリのウォールステッカー「トリカゴ」 価格/740円・税別ニトリの「ウォールステッカー」は、種類が豊富でほとんどが1,000円以下で販売されています。貼ってはがせるシールタイプなので、気軽に試してみることができるんです。ステッカーは箱に筒状に丸めて入っていますが、店舗によっては壁面に実際のステッカーが見本として貼られていますので、選ぶ際にイメージしやすいでしょう。■ 「ウォールステッカー」はどう貼ればいい?ウォールステッカーの貼り方は、位置を決めて、壁のホコリなどを軽く拭き取ってから、貼るだけ。貼った後、離れて見てみると、違和感があったりすることもあります。そんな時は、はがして、また別の場所に貼り直してください。きっと、しっくりくる場所があるはずです。■ あえて知っておきたい「ウォールステッカー」のデメリットシールタイプのウォールステッカーは、気軽に「貼ってはがせる」というメリットがある反面、デメリットもあります。紙製のクロスには不可(はがす際クロスを傷つける可能性がある)凹凸のある壁には貼れない長期的な貼りつけには不向き(はがれなど)など壁面の状態によっては、貼れない箇所もあるようです。■ これは絶対にオススメ!猫ちゃんの爪とぎ防止にもなる我が家は紙製のクロスですが、ニトリの「ウォールステッカー」を貼っています。決め手は以下の理由からです。マンションが築13年であり、白い壁紙が色褪せてきた飼い猫の爪とぎ跡が目立つようになった部屋全体の壁紙交換をする前に、簡単に部屋の雰囲気を変えたかったキャットタワーから壁に向かって爪とぎをするようになった我が家の猫。爪とぎ跡を隠すためと、それ以上の爪とぎ防止も兼ねて、ニトリの「ウォールステッカー」を貼ってみました。すると、効果テキメン!この場所での爪とぎ行為はなくなりました。■ ウォールステッカーは初心者向けDIY!「色褪せや汚れが目立つ」「目先を変えて気分転換したい」「ペットが傷つけてしまった」など、壁紙を張り替えたい理由は様々。リフォーム会社に依頼するような大々的なものではなく、「自分でちょっとできるといいな」という時にオススメなのが、ステッカーです。気軽に、簡単に、プチ模様替えができると楽しいですものね。※掲載している商品名や価格は2018年9月時点の内容です。
2018年09月24日愛猫との生活を描いたマンガブログ『うちの猫がまた変なことしてる。』が大人気の、卵山玉子さんによる、犬や猫の終活について描いたマンガ 『ネコちゃんのイヌネコ終活塾』 。ネコちゃんがペットの終活について、さまざまな専門家(犬と猫!)から学ぶ、かわいくて勉強になる一冊です。 その中から、今回はペットが亡くなってしまったときのため、知っておいた方がいいことをご紹介します。■ペットとのお別れの方法ペットとのお別れ。想像しただけでも辛く、あまり考えたくないことではありますが、お別れはいつか来るもの。現実感の薄い元気なうちに考えるほうが、気が楽なのだとか。葬儀はペット葬儀者に依頼したり、自宅に庭がある場合は、庭に埋葬するなどの自宅葬、自治体に依頼するなどの方法があります。自宅まで火葬車に来てもらって火葬に立ち会えるなど、葬儀会社もサービスも増え、選択肢も広がっているのだそう。注意するべき点は、悪質な葬儀会社もいるということ。やはり、冷静な判断ができるうちに、信頼できるペット葬儀業者を調べておく方が良さそうですね。ペットの供養は特に決まりがないので、飼い主が納得のいくやり方で大丈夫。遺骨についてはゆっくり、手元供養しながら考えればいいようです。■もしペットを飼えなくなったらペットの病気や死について考えると同時に、考えなくてはいけないのが、自分が飼えなくなったときのこと。可能性はゼロではないと考えると、普段から対策をしておきたいものです。本書の付録になっている、終活ノートにペットの生活習慣や個性を書いておいたり、万が一のときに託す人や場所を探し、備えることも大切です。ただ、ペットを飼うにはお金も必要。ペットの世話をしてくれる人が見つかったら、遺産贈与したり、信託銀行にお金を預けてペットのために使ってもらうことを考えても。もし見つからなかった場合は、長期滞在できるペットホテルや老犬老猫ホームなど、信頼できる場所を探すのも一案です。ただ、そういう場所は増えている反面、なかには環境のよくないホームもあるようなので、第2の家を探すつもりで、2軒以上は見比べるのがおすすめなのだとか。■ペットが亡くなったそのあとに最後は想像もつかない、ペットとのお別れした後のこと。悲しみは無理に抑え込まず、言葉にしたり、思い出に浸ったり、十分に表すことが立ち直りのきっかけにもなるよう。「こうしていれば、もっと長生きしたのでは」と自分を責めてしまいがちですが、一緒に過ごした時間は、飼い主もペットも幸せだったと考えてみては? 幸せだったのだから、いなくなったら悲しいのも当たり前です。もし寂しくて毎日ふさぎこむようなら、もう一度ペットを迎えることを考えてみても。思い切り泣いて、ゆっくり受け入れていけばいいと考えると、少し心が軽くなる気がします。このようにかわいいマンガで、やさしく丁寧にペットの終活について教えてくれる一冊。あとがきにも書かれていますが、終わりを意識すると「いま一緒にいるペットにしてあげたいこと」を自然と考える機会にもなります。ペットと暮らすために知っておきたいことがまとまっているので、もっと詳しく知りたい人はぜひご一読を。持っておけば、いざ判断するときに参考になるはずです。 マンガでわかる! ネコちゃんのイヌネコ終活塾 卵山玉子 著/WAVE出版 1,200円(税別)ペットの病院、お金、介護、葬儀、ペットロス…。ネコ好きマンガ家の卵山玉子さんが専門家にきいてわかりやすくマンガでまとめた一冊。まだ若くても知っておきたい情報が満載。「今」がもっと愛おしくなる、愛犬・愛猫の老い支度本です。<卵山 玉子(たまごやま・たまこ) プロフィール>ネコ好きのマンガ家。アメブロ公式トップブロガー。愛猫との生活を描いた猫マンガ『うちの猫がまた変なことしてる。』(KADOKAWA)で人気を博す。主な著書に『ネコちゃんのスパルタおそうじ塾』(WAVE出版)、『シュウさま-保護猫カフェからやってきた3本足のモフ天使』(WAVE出版)、『イラストでわかる! ネコ学大図鑑』(宝島社)等。・ ブログ「うちの猫がまた変なことしてる」
2018年09月22日犬や猫と暮らしながら、子育てをしているママやパパをご紹介する「いぬねこ うちのこ。」。第26回目は3歳の女の子、猫と暮らすりーさんです。 写真上:行動もリンクしたりもします。写真下:ポポが寝ていると娘は顔を乗せに行きます。パーティや装飾をするのが好きだというりーさん。りーさんのインスタグラムでは、娘さんとアメリカンショートヘアーのポポの仲良しな写真のほか、かわいいパーティの飾り付けと、カラフルなインテリアもたっぷり見ることができます。そんなりーさんにうちのこのベストショット、猫と暮らしながらする子育てについて、お話を伺いました。りーさん プロフィールカナダ生まれ。東京都在住の主婦。3歳の娘と猫と4人暮らし。「フライングタイガー」初代アンバサダーで、パーティや装飾をするのが好き。外国の刺繍や織物、陶器が大好きです。Instagram: @li2925 ■愛すべき「うちのこ」たちをご紹介!・娘 3歳・ポポ 4歳 アメリカンショートヘアー2人でなにやらおしゃべり。勝気で全く寝ない、男の子並みの体力を持つ、元気な娘。産まれたときから昼寝を全くせずに、母を悩ませています。猫のポポが大好きで、いつも追いかけまわしています。娘が産まれて半年記念。娘がポポに怒っていて、気の強さがわかる一枚。もうすぐ3歳。こんなに大きくなりました。トトロの映画の真似をする娘。ポポは目と顔がまん丸。かわいい顔に一目惚れしてお迎えしました。お見送りもお出迎えもしてくれる、人懐っこい、犬のような性格の猫です。ベッドの上でじっとこちらを見ているポポ。寝っ転がっていると必ず近くに来て座ります。【ママに質問!】 1:愛猫とは、いつから一緒に暮らしていますか?娘がお腹にいる時。ポポと記念に。子どもが生まれる前から、一緒に暮らしています。娘を初めて見たときは、少しずつ忍び寄り、匂いを嗅いでいました。娘が2、3ヶ月くらいの頃から近くにいるようになり、娘が動くようになってからは、娘がポポを追いかけ回しています。娘が寝ていると、ポポが近くで寝ていることもあります。寝ている娘が気になり、ベビーベッドの上から覗くポポ。この頃からポポに触ると、ものすごく喜ぶようになりました。【ママに質問!】2:愛猫たちに「寂しい思いをさせている」と感じたことはありますか?何回もあります。娘の子育てに疲れ果てて、夜に娘が寝た後に、遊ぼうと近くにきたりしてもなかなか立ち上がれないときもあり、そんなときは寂しそうにじっとこっちを見ていたりしていました。目があったら頭を撫でに行ったり、ちゃんと大好きだよとわかってもらえるように、心がけています。娘に振り回される日々が始まりました。【ママに質問!】3:愛猫のお世話で、お子さんにお手伝いしてもらっていることはありますか?ポポはスポイトからしか水を飲まないので、ポポがテーブルの端に座ったら、必ず娘がスポイトを持ってきて、私か夫が水をあげるのが習慣になっています。おままごとをして遊ぶことも。また、ポポが玄関や廊下に長い間出ているときは、冷暖房の関係でドアを閉めるようにしていますが、しばらくすると「あけてくれー」とかしゃかしゃドアを叩くので、その音がすると娘が「ポポが呼んでるよードアをあけてあげてー」と言ってくれます。最近はそれぞれで別のことをしていて通りすがりにタッチー!といってさわったりする日々です。【ママに質問!】4:猫と暮らしながら子育てをして、幸せを感じるのはどんなときですか?娘の大好きがあふれて出ている一枚。娘はポポを兄のように思っているのか、よくポポに「だめでしょー!」とか、「ポポ大好きよー」と言っています。娘がポポを抱きしめていたりする場面に遭遇すると、やさしい気持ちをもらった気がして幸せを感じます。【ママに質問!】5:猫と暮らしながら子育てをすることのメリットは、ズバリ何でしょう? 2人で猫界の挨拶をしていました。娘がまだ力加減がわからない頃、ポポにもかなり強く触っていて、何度もなんども「やさしく」と言っているうちに、やさしく触れるようになりました。そして、ほかの子どもにもやさしく触るようになり、思いやりを持った子になったこともメリットのひとつ。ポポが何かを机の上から落としたりすると、「だめでしょー」と言いながら拾ったり、外出すると「家に帰りたい、ポポに会いたい」と言っています。【ママに質問!】猫と暮らしたい! と考えているママさん・パパさんに伝えたいこと子どもも動物もいる生活は、とっても幸せで楽しいですよ。子育てに疲れたら、動物が癒してくれる気がします。子どもも思いやりのある、やさしい子になりますよ。一緒に近くでお昼寝。▼愛すべき「うちのこ」たちに伝えたい! ママからのメッセージ「愛しているよ。ずっとずーっと元気でいてね。あなたたち2人がいるから、私は幸せです」ママよりりーさん、ありがとうございました!
2018年09月19日9月4日は超大型の台風21号が来襲して関西を中心に甚大な被害が生じ、6日の未明には震度7の地震が北海道で発生し、いまだに行方不明者がいます。ここ最近、地震や台風、大雨等で避難指示が出たりするなど、日常的に災害が起きているように感じます。ペットと暮らしている方は、災害時のペットの対処についても考えておかないといけません。知識を得て、人間のために備えるのと同時に、ペットの対策もしておきたいですね。全体的なことは以前、「災害時に愛犬、愛猫はどうする?ペットの防災対策ですべきこと4つ」の記事でも取り上げられていましたが、今回は代表的なペットの種類別にまとめてみました。大前提として、動物が怖い人、嫌いな人、アレルギー等がある人も当然いますので、避難場所での対応にはくれぐれも注意しましょう。■ 犬を飼っている人が災害時に対処したいこと3つ1.日頃の訓練どの動物も、日頃の訓練が大切です。ただし、犬の場合は次の点を特に意識しておきましょう。特に、無駄吠えと噛み付き防止の訓練は必須です。知らない場所で不安になってしまう子も多いので、日頃からしっかり、しつけておきたいところです。また、きちんと飼い主の指示に従うようにしつけておきましょう。普段から飼い主にあまり従わない子は、非常時にも従ってくれません。おすわり、伏せ、止まれ、あたりはしっかりできるようにしつけましょう。2.大型犬と小型犬では対応が大きく違う大型犬と小型犬では対応が大きく異なります。それぞれの対応を検討しておきましょう。小型犬はキャリーバッグなどに入れておくことができますが、大型犬は避難所の外などにリードなどでつないでおくか、自動車などに乗せることになるかと思います。しかし力も強く、飼い主以外には威圧感も与えかねない大型犬は、特に日頃のしつけが重要です。小型犬は大型犬に比べて寒さや暑さに弱いので、避難所での待機場所に注意をしなければならないなど、避難場所を想定して対処を検討しておく必要がありそうです。また犬種によっても性格はずいぶん違いますので、それぞれの犬種に合った避難方法を事前に検討しておきましょう。3. 犬の避難場所での注意点、ポイントなど避難所によって、気温、湿度などの環境や人の多さは異なりますので、特に大型犬を待機させておく場所などは注意しましょう。とんとん / PIXTA(ピクスタ)犬が苦手な人もおられますので、なるべく人にプレッシャーを与えない、また犬にとってもなるべく静かにいられる場所を探すことを心がけましょう。トイレの場所も、確認が重要です。安全と清潔を確保できるよう、気を配りたいですね。aijiro / PIXTA(ピクスタ)小型犬も大型犬も、ずっと同じ場所に居続けるのは苦痛です。お散歩などに連れ出して気分転換をさせてあげましょう。ただし、あくまでも集団避難生活をしていることを忘れずに、なるべく人に触れない場所を確保したいところです。■ 猫を飼っている人が災害時に対処したいこと2つペットでも犬と猫では大違いです。家にいると落ち着く性質の猫を避難させることを想定し、人を怖がる猫の場合は特に注意しましょう。1.日頃の訓練日頃の訓練も、犬とは大きく違います。キャリーバッグにも日頃から入る訓練をしておきましょう。トイレも、日頃のトイレ以外してくれないと、避難時は大変です。別な場所でもトイレができるよう、しつけておきたいところです。2.猫の避難所での注意点、ポイントなど猫は逃げてしまうと探すのも大変になります。特に家ではない場所に連れて行って迷子になると、帰ってこられるかとても心配ですね。避難所に行く前に、首輪に迷子札を付けておきましょう。また、できれば首輪にはリードを付けて、外さないようにしておくのが安心です。Fuchsia / PIXTA(ピクスタ)ご飯やトイレなどで外に出したら走って行ってしまったなどといったことにならないように、事前に対策を立てておきましょう。また、威嚇やひっかくなどのトラブルもあるかもしれませんので、キャリーバッグからはなるべく出さず、気分転換をさせてあげる時はリード等でしっかり管理をしておきましょう。Graphs / PIXTA(ピクスタ)■ うさぎ、鳥などの小動物を飼っている人が災害時に対処したいこと2つ犬や猫とはこれまた大違いです。動物の特性を考えた避難計画を立てておきましょう。1.避難計画を事前に練っておく騒音が嫌いな種、暑さや寒さに弱い種、どうしても声を出してしまう種など様々です。避難生活はどうしてもストレスになりがちで、普段とは違った行動を見せる子もいると思いますので、その子に合った避難方法を事前に考えておくことが何より大切です。また、掃除や餌やり等の隙に逃げられたりしないように、十分に注意しておく必要があります。その辺りの対策も、事前に練っておきましょう。2.小動物ならではの避難グッズを日頃から準備しておく災害時には、電気が使えないことも多いです。heinteh / PIXTA(ピクスタ)寒さに弱い子には「カイロ」や「毛布」を用意しておくなど、災害がいつ起きても大丈夫なように準備しておきたいですね。音に弱い子は、キャリーバッグを二重にするなどの対策も検討しておきましょう。■ つい忘れがち!ペットのために必須な防災グッズ3つ1.ビニール袋とトイレットペーパーご飯等に意識が行きがちでつい忘れてしまうトイレ対策に必須です。他のゴミ処理にも使えるので必ず用意しましょう。2.使い捨てカイロ被災時期が暖かい時期とは限りません。また急に冷えることもあるので、使い捨てカイロは複数必ず準備しておきましょう。3.フリースブランケット100均などでも小さめのフリースブランケットを売っています。バスタオルより温かいので、冬場の避難の際の体温キープに。キャリーバッグにかければ防音にもなり、ペットの安心に繋がります。■ ペットのために絶対にオススメの便利グッズ3つ1.折りたためるペット皿場所をとらず、お水やご飯をあげるのに便利です。100均でも売っています。2.折りたためるキャリーバッグ多頭飼いや大きなバッグが持ち込めない場所、カート代わり等のサブバッグに最適です。日頃は畳んでおくと場所を取らないので、とても便利です。3.ペットライト暗い中でもペットの位置がわかって安心ですし、他の人にもペットがいることを知らせることができます。最近は100均でも売っていますので、揃えておいてはいかがでしょうか。いかがでしたか?ペットも大切な家族です。人間と同様に災害対策を万全にしておきたいですね。※掲載している商品名は2018年9月時点の内容です。【参考】※環境省災害時におけるペットの救護対策ガイドライン
2018年09月07日これまで2,000頭を超える動物を保護し、新しい家族とのマッチングをしてきた動物保護団体ランコントレ・ミグノン主宰の友森玲子さん。前編記事では、ご自身が幼少時にどう動物と過ごしてきたかを中心に伺いました。後編は、家庭のなかで子どもと動物がうまく共存していくための心構えや注意すべき点について。“動物が先”か“動物が後”か、動物を迎え入れる時期によって、親として考えておくべきことに違いがありそうです。友森玲子(とももり・りょうこ)さん1977年、東京生まれ。東京都動物愛護推進員、トリマー、動物看護士、ペット栄養管理士、サプリメント管理士、リンパケアマスター。動物病院に勤務後、2002年にペットサロンを開業。07年、動物愛護団体『ランコントレ・ミグノン』を立ち上げ動物の受け入れと譲渡を開始、600人に及ぶボランティアとのネットワークを築く。14年、ペットサロン、クリニック、保護施設が一体となった『ミグノンプラン』をオープン。年間何頭の動物を保護できたかを報告する異例の株主総会が話題に。動物の保護活動に楽しく真摯に取り組んでいる。HP: Facebook: rencontrermignon2 Instagram: @petmignon ■動物のいる家庭に赤ちゃんが加わる“動物が先” の場合ママが出産直後は、突然あらわれた赤ちゃんの存在で動物にストレスがかかるといわれているものの、その期間さえ上手に乗り越えれば、基本的にさほど心配はいらないようです。「環境にすでに動物がいると、それが当たり前すぎて、子どもは動物に対して過剰な興味をもたないんです。心配する親御さんもけっこういらっしゃいますが、私がこれまでいろいろな動物を保護してきて感じるのは、精神が安定していればどんな動物も幼い個体に対して優しいということ。守るべき対象だと本能で理解しているようです。だから、子どもとの関係は意外にうまくいくケースが多いですね」ただし、動物と赤ちゃんをいきなり引き合わせるのはNG。まずは赤ちゃんの鳴き声を隣の部屋で聞かせて、動物が興味をもって自分で見にくるまで放っておくのがいいようです。無理やり引き合わせたり、並べて一緒に写真を撮ろうとしたりするのは論外! 犬でも猫でも、一発で子どもが苦手になってしまう可能性大です。その動物なりに新しい家族を受け入れるタイミングがあるので、辛抱強く委ねましょう。■子どものいる家庭に動物を迎える“動物が後” の場合一方、こちらは注意が必要。子どもが動物に干渉しすぎてストレスをかけてしまうことが多々あります。動物を迎え入れる際には、子どもが自制できるかの見極めが重要です。たとえば、譲渡会に訪れて多数の犬猫を前にしたとき、触りたい気持ちを抑えられるかどうか。人間と同じで、犬や猫だって知らない人に突然触られるのは怖いもの。また動物は、一時預かりボランティア宅など普段はそれぞれ別の場所で暮らしているので、触ることで感染症をばらまいてしまう事態にもなりかねません。「そういう理由で、譲渡会ではやたらに動物に触らないようにとお願いしているんですが、それを聞いて納得して我慢できる子もいれば、自分の気持ちが勝って、親の目を盗んで触ってしまう子もいます。でも見ているかぎり、親子関係がうまくいっている人は、子どもに対する説明も往往にして上手ですね。すると子どもはちゃんと納得して、むやみやたらに触ったりはしないんです」まずは動物を前にしての親子でのやりとりが、実際に動物を迎え入れられるかどうかの判断基準になりそうです。そして、動物の寿命が尽きるまで続く彼らとの生活についても事前にイメージしておかなければなりません。いざ動物を迎えたら、子ども天下ではなくなります。ときには動物優先になる場面だって出てくるはず。そんなとき、子どもがきちんと我慢できるかどうか。それによって不満を溜め込むのではなく、動物のためになって良かったなと思えるかどうか。これは言い換えれば、動物と暮らすと、自制心やストレス耐性を養うことにもなる、ということでしょう。■家族みんなが幸せになるために。必要なのは「親自身の理解」愛情も、社会性も、死生観も。動物とともに暮らすことで学べることは限りなくあります。「相手の立場になって、理解する。共感や想像の力がつくので、子どもが動物と暮らすのはとてもいいと思います」と友森さんも言います。ただ、親に理解がないと、子どもが動物にストレスを与える行動をしてしまい、それに動物が反撃して咬んだり引っ掻いたりして、子どものほうも動物を嫌いになって……という悪循環に陥ってしまい兼ねません。だからこそ、なんでも無邪気に欲しがる子どもに対して、親が教えることにしっかり責任をもち、時間をかけられるかどうか。子どもに対してというよりも、親としての自身への忍耐と覚悟が必要なのかもしれません。加えて「子どもは、親のやっていることをしっかり観察しているんですよね。親が動物の世話をていねいにしていても、なおざりにしていても、子どもは見て、真似をします。自分たちが子どもにいいお手本を示す時間的、体力的余裕があるかが大事です」。■最期まで向き合うまた、子どもが小学校に上がったタイミングで、犬や猫を飼おうと考える人も多いのでは? そんなときには、子どもの成長と動物の寿命を照らし合わせて人生設計をしたほうがいい、と友森さん。たとえば犬の寿命が15年ほどだとすると、子どもがちょうど大学受験の頃に、犬が病気になったり介護が必要になったりする齢になります。家庭内で大変なことが同時期に重なってしまう。中年の犬猫を飼うことがおすすめなのは、そうした理由もあるのです。「そうすると、子どもが中高生の思春期に犬猫は寿命を迎える。その頃ならば子どもはまだ実家にいて、最期のときに立ち会うことになりますよね。どうやって動物の病気や介護と向き合うか、どう看取るか。そこまで体験することで初めて、動物を飼ったことによるすべてを学べると思うんです」中年の動物を迎える良さは他にもあります。子犬を飼った経験のある人には自明ですが、いたずらはするわ、粗相はするわ、そのエネルギーの高さといったら想像以上! 投げ出したくなるほど世話が大変なのですから。「ただでさえ子育てで手一杯なのに、子どもも動物も大騒ぎではものすごーく大変(笑)! せめて動物のほうだけでも落ち着いていてもらえれば、ずいぶん楽だと思いますよ」■選択肢があるということ動物を飼いたいと思ったとき、保護動物を迎えるという方法があることを知っていますか? ランコントレ・ミグノンをはじめ動物保護団体は全国にあり、ホームページで保護動物の情報を発信したり、譲渡会を開催したりしています。保護動物には、飼育放棄や迷子だけでなく、被災した子たちもたくさん。あなたが新しい飼い主になることで、行き場を失ったそんな彼らに道が開かれます。 「小学校に出張授業の“いのちの教室”をしにいくことがあるのですが、そこで子どもたちと話すと、病気や老齢の動物に対して理解があって、抵抗なく受け入れてくれるものだなと実感します。子どもが初めて飼う動物だから子犬・子猫がいいに違いないって親は勝手なストーリーを描きがちなんですけど、実際、子どものほうはこだわっていないと思いますよ」我が家の雰囲気と波長が合う子や、ライフスタイルと合う子。個性豊かな動物たちのなかから、あなたのおうちにぴったりな1頭との出会いがきっとあります。そうすれば、あなたも動物も、家族丸ごと、もっとハッピーになるに違いありません。いぬねこなかまフェス2018~動物愛護週間に集まろう~友森さんが代表を務めるミグノンプラン主催による、動物愛護について広く知ってもらうためのイベント。各界の動物好きが集まり、講演やライヴなどが披露されます。チケットの売上利益はランコントレ・ミグノンで保護している動物たちの医療費やシェルターの家賃、ドックトレーナーの人件費、フード代に使用されます。日時:2018年9月9日(日)場所:昭和女子大学人見記念講堂出演者:akiko、石田ゆり子、糸井重里、スティーヴ エトウ、坂本美雨、清水ミチコ、鈴木杏、椿鬼奴、富樫春生、畠山美由紀、町田康、水越美奈、矢崎潤、渡辺眞子、友森玲子問い合わせ:ディスクガレージ 050-5533-0888(平日12:00-19:00)※2018年度イベントは終了しました→ ※2021年度の「いぬねこなかまフェス」チケット情報 >> 『ミグノンプラン』について動物病院、保護シェルター、ペットサロンを備えたミグノンプランは、東京メトロ北参道駅からすぐ。犬、猫、うさぎの譲渡会は第2日曜日、第4土曜日に開催しています。現在、トリマーとボランティアを募集中!住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-3-5譲渡会などの詳細は HP をご確認ください。
2018年08月31日犬や猫と暮らしながら、子育てをしているママやパパをご紹介する「いぬねこ うちのこ。」。第24回目は2人の息子さん2匹の猫と暮らすyukariiiさんです。 ネコ さ、さんびき?!実は猫が苦手だったというyukariiiさん。金太郎との出会いを機に、いまは2匹の猫と一緒に暮らしています。インスタグラムでは、仲のいい兄弟、かわいい猫たちの写真が日々アップされています。そんなyukariiiさんにうちのこのベストショット、猫と暮らしながらする子育てについて、お話を伺いました。yukariiiさん プロフィール写真と猫と植物をこよなく愛する、2児+2ニャンの母です。子どもたちとネコたちのかわいい姿を撮ることが好き。でも6年前までは、猫が苦手でした…。Instagram: @4nin_2hiki ■愛すべき「うちのこ」たちをご紹介!・幹太 5歳・太裕 1歳・金太郎 6歳 雑種・あずき 2歳 雑種幹太はちょっぴり恥ずかしがり屋で甘えん坊。だけど優しくて頼りになるお兄ちゃん。興味のあることはとことん調べる勉強家です。引越しして、これからはずっと一緒だね♡の記念に太裕は好奇心旺盛、食欲旺盛な怖いもの知らず。嫌なことがあれば全身で訴えてくる、チビ怪獣。お兄ちゃんが大好きで、よくちょっかいを出しては怒られています。熱で寝ている太祐に寄り添うあずき。金太郎は、自宅前の用水路に落ちていたところ保護し、家族になりました。大きな体で小さなハートの持ち主。ちょっとした物音にも過剰に反応します。見た目とのギャップにやられっぱなしです。食べたら寝る。あずきは、個人で保護活動をされている獣医さんに譲っていただきました。すぐにのどをゴロゴロ鳴らす甘えん坊。ぬいぐるみが好きでよく戯れています。三度の飯より寝るのが好き、まん丸お目目から時折ちらっと覗く白目が、たまらなくかわいいです。ようこそ我が家へ! あずきを家族に迎えたよ。【ママに質問!】 1:愛猫とは、いつから一緒に暮らしていますか?次男が産まれたよ。あずきもお兄ちゃんだね。子どもたちが産まれる前からです。長男と金太郎の初対面は、大きな声でなく赤子に興味津々で、ひたすら匂いを嗅いでいました。次の日にはすっかり打ち解けて、一緒にベビーベッドで寝たり、泣けば私より先に駆けつけてくれていました。次男が産まれたときにはあずきもいたため、賑やかさはもうすっかり慣れっこでした。次男同士、仲良くお昼寝。子どもたちが赤ちゃんのときは、哺乳瓶やおもちゃなど、子どもの口に入るものなどは、猫に舐められないように気を使っていました。また、猫のごはん、おもちゃなどは子どもの手の届かないところに置くようにしました。子どもには優しい猫たちですが、子どもが歩くようになった現在、尻尾を引っ張ったり、上に寝転んで見たりするので、こまめに爪を切って、万一引っかかれても怪我をしないように気をつけています。【ママに質問!】2:猫と暮らすため、家族と決めているルールはありますか?長男が3歳になる頃まで、仕事場で飼っていた金太郎。気がつけば、いつも隣にいたね。「猫と一緒に遊ぶことも子育ての一環」と考え、子どもと猫とみんなで一緒に遊ぶ時間を設けることで、猫たちに寂しい思いをさせないようにしています。また出かける際には、「よろしくね」「ありがとう」という意味も込めて、「行ってきます 」「ただいま」を猫たちにも言うようにしています。【ママに質問!】3:猫と暮らすことで、お子さんにどんな影響があると思いますか?ほかの動物にも関心を持つようになり、自分以外のもの、人を思う気持ちを育むようになりました。また、言葉の伝わらない猫たちに、どうやったら自分の気持ちを伝えられるのだろうと考えるようにもなりました。すっかり仲良しに。あずきが毛玉を出したくてケホケホ苦しそうな時に、長男が「あずき、大丈夫よ~」と心配しながらも、一生懸命に背中をさすってあげている姿には心打たれました。【ママに質問!】4:猫のお世話で、お子さんにお手伝いしてもらっていることはありますか?いたずらするときは、いつも一緒。『食べること』は生きるために大切なこと、ということを学んで欲しくて、保育園がお休みの日はごはんをあげてもらっています。長男はごはん担当になってから、トイレが汚れていないか、お水が空っぽになってないかなども進んでチェックしてくれるようになりました。猫たちが好きなスーパーの袋を使って、子どもたちと一緒に猫じゃらしを手作りしたりもしています。【ママに質問!】5:猫たちと暮らしながら子育てをすることのメリットは、ズバリ何でしょうか?「あー! 金ちゃんが僕の消しゴム落としたー!」の図。『生命』というものへの関心が高まり、お世話することで、自分以外の存在を慈しみ、生命には優しく触れる、という大事なことを猫たちから学べること。家に帰ってきて、猫たちが玄関で待っていたり、子どもと一緒に同じ布団で寝ている姿を見たときや、子どもが振り回しているおもちゃに反応して、一緒に遊んでいる姿を見たときに幸せを感じます。【ママに質問!】猫と暮らしたい! と考えているママさん・パパさんに伝えたいことねこ化が止まらない次男。『かわいい』ということだけがクローズアップされがちですが、生きものなので大変なことはもちろんあります。でもそれ以上に、愛猫たちとの暮らしは本当に楽しくて、日々癒されていますし、子どもたちにもとても良い影響を与えてくれていると思っています。ときに、猫たちは子どもたちの遊び相手にもなり、フォローもしてくれる、頼りになる子育てのパートナーです!▼愛すべき「うちのこ」たちに伝えたい! ママからのメッセージ「いつも笑顔をありがとう!」ママよりyukariiiさん、ありがとうございました!
2018年08月31日動物保護団体ランコントレ・ミグノン主宰の友森玲子さん。幼少時からいつも動物と過ごしてきた体験と、数多くの保護動物と新しい家族とのマッチングをしてきた豊富な経験をもとに、小さな子どもと動物が家庭で共生するコツや意義などを教えてもらいました。友森玲子(とももり・りょうこ)さん1977年、東京生まれ。東京都動物愛護推進員、トリマー、動物看護士、ペット栄養管理士、サプリメント管理士、リンパケアマスター。動物病院に勤務後、2002年にペットサロンを開業。07年、動物愛護団体『ランコントレ・ミグノン』を立ち上げ動物の受け入れと譲渡を開始、600人に及ぶボランティアとのネットワークを築く。14年、ペットサロン、クリニック、保護施設が一体となった『ミグノンプラン』をオープン。年間何頭の動物を保護できたかを報告する異例の株主総会が話題に。動物の保護活動に楽しく真摯に取り組んでいる。HP: Facebook: rencontrermignon2 Instagram: @petmignon なんと幼稚園児のときから、将来は動物と関わる仕事に就きたいと宣言していた友森さん。というのも、友森さんのご実家は3世帯住宅。祖母の家では猫を、叔母の家では犬を飼っていて、物心がついたときから動物が身近にいる環境だったのです。ただそれだけに、自分だけの犬や猫が欲しいと思うようになったのも仕方ないかもしれません。でも、その願いは残念ながら叶いませんでした。「あなただけでも十分に手がかかっているのに無理に決まってるじゃないって、けっこう厳しいことを親に言われたんですよね。動物は赤ちゃんと一緒だからとか、自分で稼ぐようになってから自分の責任で飼いなさい、とも」諦めきれなかった友森さんは、その欲求を少しでも満たすため、小学校に入ると飼育委員になりました。■兆しはすでに「学校にうさぎ小屋があったんです。当時のことですから不妊・去勢手術などはしておらず、どんどん産んでは増えるばかり。ある日、産んだばかりの子を親うさぎが食べるところを目撃してしまって。環境の悪いなかで繁殖しすぎると、そういうことが起こるんですね」それからは子うさぎを引き取り、自宅でミルクをやるなどして世話をしたというから、現在の友森さんの姿とそのまま重なるよう。さらに、ここから先のエピソードもまさに友森さん的アイデアと行動力。放送委員の同級生に協力してもらって、子うさぎの飼い主募集番組を作成、給食の時間に流していたというのです。また、うさぎたちにラビットフードだけを与えていることに疑問をもった友森さんは、近隣の店に直談判し、八百屋からは野菜くずを、豆腐工場からはおからを、決まった曜日にもらいにいっては、それらを背負って登校していたそう。『シートン動物記』や『ファーブル昆虫記』に始まり、学校の図書館にある動物に関する本は読み尽くし、虫もいろいろ捕まえてきては観察・飼育していました。果ては微生物にまで関心をもつようになり、飼っていたメダカの水槽の水や、農大出身の叔母から譲り受けたショウジョウバエのスライドガラスを、おもちゃの顕微鏡で日々覗いていたのだとか。このときからもう、友森さんと動物は切っても切れない関係にあったのでした。■動物はどう思ってるんだろう?自分専用の犬猫が欲しいという願いは聞き入れてもらえませんでしたが、その代わりご両親は、ときには手引きしてくれ、ときには一緒に悩んでくれたりと、友森さんが関わる動物についての協力は惜しまずしてくれていたそう。当時は動物の飼育方法も洗練されていなければ、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の考え方も浸透していません。大人だって動物を上手に飼えていなかったのです。でも、うさぎの飼育環境改善のためにアドバイスをくれたり、学校から病気のうさぎを預かってくれば一緒に看病してくれたり、その子が亡くなればお墓をつくるのを手伝ってくれたり。親や先生などまわりの大人が真剣に付き合ってくれたといいます。「両親も動物好きだったので、知識は十分ではなかったかもしれないけれど、最低限、生き物との向き合い方を知っていたと思います。隣の家で飼われていた犬にはよく吠えられ、その隣の家で飼われていたニワトリにはよく追いかけられてついばまれていたんですけど(笑)。それを親に訴えると、あんたがうるさいから彼らはきっと迷惑してたんでしょう、なんて言われて。そういうことから、動物はどう思ってるんだろうってすごく考えるようになったんです」たとえば、友森さんはこれまで2,000頭以上の動物を保護してきて、“問題行動”のために扱えなかった動物は1頭もいないそう。「いわゆる“問題行動”の問題は、動物ではなく、人間の側にあるんです。はじめは咬んでしまう子がいますが、それは叩かれてきた過去があるなど、必ず何か理由がある。怖くないことがわかれば攻撃することはなくなります。動物って人間よりずっと平和的で、無用な争いを避けますから」“相手の立場になって考えること” は、動物と共生していくうえで最も重要。友森さんの信念は、こんなふうにして育まれていきました。保護活動は決して楽ではありません。でもそれ以前に、友森さんにとっては動物たちといることが当たり前であり、ごくごく自然なこと。それが精力的な保護活動のベースにあるのがよくわかりました。後編では、小さな子どもと動物が家庭で共生する際のアドバイスを伺います。いぬねこなかまフェス2018~動物愛護週間に集まろう~友森さんが代表を務めるミグノンプラン主催による、動物愛護について広く知ってもらうためのイベント。各界の動物好きが集まり、講演やライヴなどが披露されます。チケットの売上利益はランコントレ・ミグノンで保護している動物たちの医療費やシェルターの家賃、ドックトレーナーの人件費、フード代に使用されます。日時:2018年9月9日(日)場所:昭和女子大学人見記念講堂出演者:akiko、石田ゆり子、糸井重里、スティーヴ エトウ、坂本美雨、清水ミチコ、鈴木杏、椿鬼奴、富樫春生、畠山美由紀、町田康、水越美奈、矢崎潤、渡辺眞子、友森玲子問い合わせ:ディスクガレージ 050-5533-0888(平日12:00-19:00)※2018年度イベントは終了しました→ ※2021年度の「いぬねこなかまフェス」チケット情報 >> 『ミグノンプラン』について動物病院、保護シェルター、ペットサロンを備えたミグノンプランは、東京メトロ北参道駅からすぐ。犬、猫、うさぎの譲渡会は第2日曜日、第4土曜日に開催しています。現在、トリマーとボランティアを募集中!住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-3-5譲渡会などの詳細は HP をご確認ください。
2018年08月30日LIMIA編集部がみなさんのフォト投稿から、気になったものを毎日ピックアップしてご紹介するToday’sphoto。今日は狭い場所が大好きなネコちゃんをご紹介♪ひょっこりと顔をのぞかせている姿が愛くるしい♡隙間があれば、入りたい♡ネコちゃんがソファの下からひょっこりと顔をのぞかせています♪このネコちゃん、狭い場所が大好きなんだそう。「隙間があれば入りたい!」と言わんばかりにせま~いソファの下に無理やり潜りこみました!快適ニャ♡満足してくつろいでいるとあら大変!からだがすっぽりとはまってしまい、出れなくなってしまいました(笑)。これはいつもの光景だそう。ちょっぴりドジでかわいらしいネコちゃんですね♡=============================今日はひょっこりネコちゃんフォトをご紹介しました。頑張ってソファの下から抜け出そうとしている姿を想像するだけで、愛くるしくて癒やされます♡明日もみなさんのステキな投稿をお待ちしています!
2018年08月28日今回の「やさしいママのヒミツ」は、ミュージシャンの坂本美雨さんらとともにイベントなどを行う、猫好きなら知る人ぞ知る「Cat’s ISSUE」の代表、太田メグさんです。3歳の息子さん(通称:セコム)と猫のコムタン(通称:コム)と暮らすママです。太田メグさん息子さん:セコムくん(通称)(3歳)「Cat’s ISSUE」代表、ディレクター。猫好きクリエイターとともに、猫への「偏愛」を発信するプロジェクト「Cat’s ISSUE」(キャッツ イシュー)で、展覧会や猫新聞『The Cat’s Whiskers』を出版したり、ポップアップストアでの商品販売や、さまざまな猫企画のプロデュースを行い、利益の一部は猫の保護活動に支援している。白いふわふわの猫コムタンの飼い主。息子とコムタンの日常を「#コムとセコム」としてインスタグラムに公開中。夫、息子、コムタンと都内で暮らす。HP: Instagram: @megmilk5628 お子さんと猫と笑顔で過ごすため、忙しい日々の中で太田さんが心がけていることは? 猫愛とともに、たっぷりとお話を伺いました。仕事と育児・家事の両立のために“諦めた”ことそれでは、早速太田さんの平日の平均的なスケジュールを見てみましょう。 7:30 : 起床。携帯をチェック。身支度をする 8:00 : 朝ごはん、保育園の準備 8:15 : 家族が起床 8:30 : コムタンと子どもの朝ごはん 9:15 : 旦那さん(もしくは私)が保育園へ送る 10:30 : 仕事場着 19:00 : 仕事場を出て、買い物をして、保育園へ向かう 20:00 : 保育園お迎え(朝の送りが私のときは、旦那さんがお迎え) 20:30 : 帰宅、すぐ大人の食事(子どもは保育園で済み) 21:00 : お風呂 21:30 : 子どもを寝かしつけ 22:30 : 洗濯、食器洗い、片付け、残りの仕事 25:00 : 就寝アートディレクターやブランディングなど幅広く手がけ、忙しい日々を送る太田さん。「仕事が増えているので、会社の人数も増やしていきたいのですが、すぐに分業できる仕事ではなくて。今はパートナーであるデザイナーと基本的に2人。契約で事務をしてくれる人がようやく最近入りましたが、現在は社長業、企画、プランニング、アートディレクションからグッズのデザインなど、ほぼすべてをやっています」「夫の仕事は飲食関係。最近は土日どちらか休めるようになって、一緒に出かけられるようになりましたが、平日も遅いので会わないことも多く、必然的に家事・育児はワンオペに。息子を出産するとき、既に『Cat’s ISSUE』をスタートしていましたが、ギャラリーも運営しつつ会社にも所属していたこともあり、産後5ヶ月で復帰しました。やむなく “ダブル延長” で20時まで見てもらえる保育園を探しましたが、そこでは夜ごはんも出していただけるので本当にありがたいです。夫婦の時間が合わない中で、子育ても家事も完璧にこなすのはとても難しいです。特に料理は食材の管理から買い出しまで本当に大変なので、『夜ごはんは保育園に任せる』と決めたら、少し気が楽になりました。家族によっていろいろな形があるから、子どもが元気でちゃんと成長してくれれば、それがうちの正解でいいんじゃないかな、と思っています」ギャラリー運営から広がった、「Cat’s ISSUE」の活動2014年まで、渋谷で「SUNDAY ISSUE」というアートギャラリーを運営していた太田さん。「ギャラリーには本棚があって、カフェもある。インプットとアウトプットの場、そして談笑できるスペース、その3つがその当時の私の生活の基本。6年ほど運営しましたが、その時に得たものが大きくて、すごく今につながっています。ママ友としても仲良くしているミュージシャンの坂本美雨さんとは、大学時代の友人が紹介してくれて出会いました。実は、コムタンを “吸い” に来たんです(笑)。猫に対しても人に対しても、こんなにもオープンに愛情を表現できる人がいるんだと、すごく影響を受けました。私は美雨さんに出会うまで、動物愛護のことをそんなに知りませんでしたが、知ってからはみんなでなんとか応援できないかと思い、猫好きのアーティストに声をかけて、保護活動のための募金を集めたんです。それが『Cat’s ISSUE』の始まり。今は猫をモチーフにしたグッズを作ったり、いろいろなブランドとコラボレーションをしたり、ポップアップストアやイベント出店をしています。デザインや企画を通して、猫に対して恩返しをしたいという気持ちですね」「Cat’s ISSUE」で作るアイテムは “自分たちの欲しいもの” が多いといいます。「自分たちのカルチャーや好きなものに近い “猫モチーフのアイテム” があまりなかったんです。私たちが作るものは、好きなアーティストに頼んでいるし、気に入っているから自分たちでも身につけて使いたい。採算度外視ですが、こだわりは譲れないですね。企業とのコラボレーションは、個人ではできない規模で展開できるのがありがたいです。最近、猫と一緒に暮らせるマンションのプロデュース企画も始まりました」忙しいからこそ、過剰なくらいの愛情表現をますます忙しくなる中で、平日はほとんど子どもと過ごす時間がないという太田さんが、お子さんとの接し方で特に気をつけていることとは?「できるだけ、その日に何があったのか話を聞くこと。そして、毎日『すごく会いたかった!』と抱きしめるようにしています。きっと嫌になる時がくると思うのですが、その時が来る限界までは、過剰なくらい愛情表現をしたいなと思います。以前、息子に『お母さんにお話がある』って言われて、ドキッとしたことがありました。そういう時ってちょっと “悲しいとき” なんですよね。だからちゃんと目を見て話を聞こうと思っています。また、『お父さんもお母さんも携帯電話ばっかり見てる』と言われたことも。だから土日はあまり携帯を見ないようにしたり、仕事が入っているときもワークショップなどのときは連れて行って、一緒に楽しんだり。これから小学生になるのに向かって、ちょっとずつでもどうやって大人が子どもに合わせていけるかを模索中です」兄弟として暮らす、愛猫と息子「Cat’s ISSUE」で多くのグッズのモチーフにもなっている、ファニーフェイスの愛猫コムタン。子猫のときに出会って、もう12年になるのだそう。「実家では拾った猫を飼っていたのですが、一人暮らしを始めてからパートナーが欲しいなと思って。その当時は、“犬猫の譲渡会” があるということをまだ知りませんでした。ブリーダーさんのところで、もらわれなかった猫の里親探しをしていたのを見て、『変な柄でちょっとかわいそうで可愛いな』と思って譲っていただきました。出産時は6日間だけ病院にいたんですが、とても心細かったのもあって『6日間もコムちゃんと一緒にいないなんて!』と思ったら、子どもを産んだことよりも泣けてきて(笑)。自分にとって、コムタンは大きな存在だったんだなぁと改めて思いました」もともとは神経質な猫だったというコムタン。人懐っこく、いつもセコムくんと一緒にいる姿からは想像ができません。「コムタンはその場が楽しそうだと、人と人の間に入りたがったり、くっつきたがるので、いつの間にか息子とくっついてテレビを見ていることも多いですね。でも人慣れするようになったのは、息子と一緒に暮らしてからなんです。息子が赤ちゃんの頃は、コムタンは遠くの方から見ているだけで近づかず、『なんだかよくわからない生き物がいるな』という感じでしたが、息子が泣いていると『大丈夫?』となぐさめに来てくれていました。でも、息子がだんだん歩けるようになってきたら、『一緒に楽しんでもいいのかな?』という感じで近づいてきて。今では、絵本の読み聞かせをしていると『自分も寝るか』とトコトコやってきて一緒に絵本を見ます。息子が絵を描いていたりすると、画用紙に乗ったり色鉛筆を転がしたり。息子は最初はそれを面白がっていたのですが『遊び方が違うから、一緒に遊べない!』ってなっていますね(笑)」息子の方は、最初は自分とコムタンの違いがわからなかったようです。私がコムタンを人として扱って話しかけているので“猫とはお話することができる” と思っていたと思うし、“お兄ちゃん” だと思っていたんです。でもあるとき『どうしてコムちゃんにはお口があるのに、おしゃべりができないの?』とすごく不思議そうな顔で聞いてきて(笑)。生まれた頃から猫といたので、猫と人間の差がわかっていなかったんですが、ようやく『コムちゃんは猫だ』ってわかったようです。今では逆にごはんをあげたり毛布をかけたりと、お世話をしたがりますね」二人が並んでごはんを食べる動画「 #コムとセコム並んでモグモグ 」は、インスタグラムでも大人気。まるで兄弟のようです。「おやつはふたり一緒に食べさせるようにしています。自分もコムタンも一緒なんだ、って思えると思うんですよね。そんな風にできるだけ人間と同じように扱うようにしています。最近は『コムタンはお話はできなくてもわかっているから、ちゃんと挨拶はしようね』と教えているところです」愛猫との暮らしで学ぶ、家族との付き合い方猫と暮らすことで、家族や人との関わり方も学んでいると語る太田さん。「猫がいると “無条件で愛情を注ぐこと” を、夫も息子も目の当たりにすることができていいなと思います。外国では大人になってもハグをしたり『大好き!』と伝えたりしますが、私たちは恥ずかしくて、なかなか素直に愛情表現できないことが多いですよね。でも『猫』は愛される存在。自然に愛情を伝えているうちにそれが家族に浸透していくと思うんです。猫は病気にもなるし言葉も通じないけど、過剰なくらいに愛情を注いでいると、息子も同じようにするし、それが当たり前になると思います。あと、『自分の正義を他者に押し付けない』というのが私のモットー。夫は夫の仕事や人生の中で“正解”があるし、息子にも自分の“正解”があって、わがままを言うときも『自分はこう思っているから言いたいんだ』という何かがあるんです。だから一度、意見を聞いてあげるようにしています。『そうか、そう思ったんだよね』と一旦気持ちを認めてあげることが大事だと思っています。じつは猫も同じで、一緒に生活をする中で “他者を認める” というか、“考えはそれぞれ違うもの” ということを自然と学べる気がします。そうしていると、日々相手のことを観察するようになるんですよね。『これがルールだから正しい!』と思っているとそれしかないのですが、イレギュラーなこと、割り切れないことがたくさんある。そういうことを、猫と暮らしていると自然に折り合いをつけて考えるようになると思います」自分の暮らしに合うものを選ぶ仕事にも生活にも「猫」が欠かせない、大切な存在だという太田さん。今、開発に力を入れたいと思っているのが “猫と暮らす人が使えるハンドクリーム” だそう。「一般的に“猫にアロマは禁物”と言われています。猫の臓器について獣医さんなどの意見を聞きながら、いろいろと調べた経験があるんですが、猫の肝機能は人や犬とは異なるので、猫と一緒に生活する上では細かな点で注意が必要なんです。例えば、猫は人間の手をよく舐めるし、香りは鼻から吸い込んでいると考えると少し怖いですよね。香りについては、アロマのほか、散布式のスプレー、マニキュアにも気をつけています。だから、猫に影響を与えないハンドクリームはずっと作りたいと思っているんですが、オーガニックだからいいわけでもなくて、それぞれに合ったものを使わなきゃいけないと思っています。一度、息子の石鹸が切れてしまった時に、大人用のボディーソープを使ったら肌がガサガサになってしまったことがあって。やっぱり子どもは子どもの、猫は猫の体に合うものがあるので、“いいと謳われているからいい”ではなく、“私にはこれがいい”、“うちの子にはこれがいい”と、もっと選択肢が広がるといいなと思います」こんなふうに香りやモノ選びにもこだわりのある太田さんに、環境や手肌にはもちろん、動物にもやさしい “無香料” のサラヤの洗剤『ヤシノミシリーズ』を試していただきました。1971年の誕生以来、人と地球への優しさを考えた、無香料、無着色。左から「ヤシノミ洗剤」、「ヤシノミ洗たく用洗剤」、「ヤシノミ柔軟剤」。これまでは「よく落ちる」と謳われている、強力な食器洗い用洗剤を使っていたという太田さん。「食器洗いの際、香りが強いので何度もすすぎが必要で、とても手がかかっていました。特に、子どもとコムタンが一緒におやつを食べるときに使う小さなお皿は、1日に何度も洗うので手間がかかります。ちゃんと香りも落ちるようすすぎだけは丁寧に確認しなくては! と気負っていたんです。食器に洗剤の香りうつりがなく、洗った後の排水は、微生物によって水と二酸化炭素に素早く分解され、地球に還ります。ヤシノミ洗剤 本体(ポンプ付き 500ml/400円)、詰め替え(480ml/270円)。※すべて税別 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う ヤシノミ洗剤は知っていましたが、無添加だとは知りませんでした。今回使ってみて、食器洗いの後に不安が残ることがなくなりました。環境にもいいものなので、『無駄に泡をたくさん流している』という洗剤を使うことに対する罪悪感もなくなりました。無色透明なのもきれいだし、洗剤の粘度がちょうどいいというか、間違って手に直接原液がついても泡が立ち過ぎずさっと洗い流せる。手荒れをしないのも、とても魅力的です」また、洗たく用洗剤も、香りがつかず安心して使えるものを探していたのだそう。「香りに関しては、いつも自分の五感を研ぎ澄ませていたいから、洗たくものの香りは、自然な優しい石鹸のような香りか、無香料がいいなと思っています。子どもの洗たくものは、今の学年になってからは制服や指定の体操着になったので、量が減ってずいぶん楽になりましたが、逆に何着も用意ができないので、汚れをしっかり落としながら、洋服自体を傷めないようにしなくてはいけなくて。特に体操着は毎日洗うので、丁寧な家事が苦手な私にはとても大変でした。ヤシノミシリーズに洗たく用洗剤があることは知らなかったのですが、無香料なのがとてもいいですね。特に部屋干しをする際に、食事などの生活の香りと、柔軟剤の香りが混じって部屋に充満することがなくなり、すっきりしてとてもいいです」合成香料、着色料、抗菌剤などは無添加。蛍光材、漂白剤も無配合で、色柄や風合いを守ります。ヤシノミ洗たく洗剤(本体420ml)、ヤシノミ柔軟剤(380ml)。※オープン価格 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 「思ったよりもよく落ちますね」と太田さん。ヤシの実由来の植物性洗浄成分“ツインパワーノニオン”が油汚れに浸透し、少ない洗剤量でもしっかり落とします。「日々使う洗剤はストレスなく使いやすく、手に入りやすく、それが結果的に環境にいいならできるだけ使い続けていきたいなと思います。そういう点では、ヤシノミシリーズは手頃な価格で、続けられそうでいいですね」「親が楽しく生きる姿」を子どもに見せたい毎日のようにアップされるコムタンとセコムくんとの日常を写した太田さんのインスタグラムは、フォロワー数が約11.8万人を超える人気。もともとは、沖縄に住む家族に向けた日記として始めたのだそう。「主人の実家が沖縄で、孫の中で息子一人だけ遠くて。私はマメな方ではなく、実家に写真をまとめて送ることもできないので、インスタグラム上である程度成長を見てもらえるといいなと思ってアップしています。義理の父には、年に1度しか会えないのですが、インスタのおかげですごく近い感じがするんですよね。フォロワーさんに道で声をかけてもらうこともあるのですが、みんなすごく優しいですね。励まされるし、思いもよらないコメントをもらうこともあります。動画をアップしていると、自分では気がついていなかった息子の発言や、やさしい行動などを教えてくれるんです。見返したら本当にそうだったり。私が勝手に成長を見せつけているので申し訳ないのですが、他の人が気づいてくれて見守ってもらっている感じがします」最後に、子育てや生活の中で大切にしていることを伺いました。「私も夫もストレスなく、いつも『面白い』って笑っていられたら、子どももきっと楽しい。ときには夜更かししたり外食したり。真面目に正しく生きてギスギスとした雰囲気になるよりも、『まあいっか』と笑って暮らすほうがいいなと思うんです。周りの人を見ていても “親が楽しそうに仕事をしている人” って、子どもも情緒が安定している気がして。子どもが『親が楽しく生きている姿』を見ることが、一番いい影響だと思うんですよね。子どもも笑っているお母さんを見て『自分も楽しく生きよう』と思えるし、楽しむためにどうすればいいんだろうって考えるようになる。息子には、楽しく生きるために自分で考えられる人になってほしいなと思います。でも、私がそれをできていないと説得力がないし、息子もやらされているという気持ちになってしまうから見本になるしかないかなと。私自身がどれだけ楽しく生きるか、子どもにはそれを見て一緒に楽しんでほしいですね」子どもたちの未来のために“人と地球にやさしい”ヤシノミ生活をヤシノミシリーズはヤシノミ由来の植物性。洗った後の排水もすべて微生物によって分解され、すばやく地球にかえります。洗っても、洗っても、安心。今日の汚れをあしたの未来に残さない。そんな “人と地球にやさしい” ヤシノミ生活をはじめてみませんか。 楽天でヤシノミシリーズを買う amazonでヤシノミシリーズを買う ロハコでヤシノミシリーズを買う 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】ヤシノミシリーズの売上1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、環境と人権に配慮したRSPO認証油の生産を支援しています。 無香料、無添加のヤシノミシリーズとは 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし[PR] サラヤ株式会社
2018年08月27日■ あのインスタグラマーさんのワンちゃん・ネコちゃんも大集合アンジェのペットカテゴリーのページでは、たくさんの可愛いワンちゃんやネコちゃんの写真が。インスタグラムでも人気のワンちゃんやネコちゃんたちの無邪気な姿にほっこり癒されてみませんか?<Tammy*さん家のComomoちゃん>フード写真が人気のTammy*さんのタイムラインに、時々登場するComomoちゃん。ふわふわヘアは見ているとつい触れたくなりそうです。<MARIさん家のよもぎ子ちゃん>お目々くりくり、スムースチワワのよもぎ子ちゃん。インスタグラムでは、一緒に暮らすチワワのまめ太郎くんとのゆったりライフが人気です。<abiさん家のキキちゃんとココちゃん>元保護猫のキキちゃんとココちゃんの、幸せそうな姿に誰もがほっこり。abiさんの写真は、2匹への愛情に溢れた視線を感じさせます。■ ちょっとだけのぞき見!アンジェのペットアイテム<まるでインテリアみたい?絵になるペット用テント>ひとつ置くだけでなんだか絵になるのは「ペットベッドティピーペット用テント」。まるでオシャレなインテリアアイテムのようでいて、実はペット用のベッドなんです。テント型ですっぽり包み込んでくれるから、狭い場所を好むワンちゃんやネコちゃんのお気に入りスペースに。テントの骨組みを広げて、付属のクッションを中に敷くだけで、届いてすぐにご使用いただくことができますよ。▼ご紹介したアイテムはこちら⇒ ペットベットティピー <ひんやりベッドでこの暑さにもさよなら!>Tammy*さん家のComomoちゃんがくつろいでいるのは「接触冷感クールペットベッド」。この暑さで寝苦しいのはペットたちも同じ。ひんやりベッドがこの夏ワンちゃんやネコちゃんを快適な睡眠へと導いてくれます。触れるとひんやり感じる接触冷感素材は、サラサラの肌触り。触れたところからやさしく熱を逃して、涼しく心地よい眠りへとつくことができますよ。丸洗いもできるから、いつでも清潔にお使いいただけます。▼ご紹介したアイテムはこちら⇒ 接触冷感クールペットベッド <生活シーンで重宝する4つのミストたち>かわいいペットたちとのあらゆる生活シーンで重宝するのはこんなミスト。夏の暑さをクールダウンしてくれる「クールミスト」に、虫が嫌がる植物成分で優しくペットたちを守る「ニーム&シトロネラスプレー」。気になる臭いを抑えて植物成分の爽やかな香りが持続する「デオドラントスプレー」。しっかりと保湿をしてフケやかゆみを抑えてくれる「モイスチャーミスト」。ペットとの暮らしのあちこちのシーンで大活躍するミストです。▼ご紹介したアイテムはこちら⇒ A.P.D.C.クールミスト/ニーム&シトロネラスプレー/デオドラントスプレー/モイスチャーミスト125ml アンジェでいろいろ揃う、可愛いペットたちへのこんなアイテム。ぜひチェックしてみてくださいね。【ご紹介したアイテム】 ⇒ ペットベットティピーペット用テントL 5,400円(税込)⇒ 接触冷感クールペットベッド 3,240円(税込)【アンジェに「ペットカテゴリー」が新登場!】アンジェにペットカテゴリーが新登場! ペットショップやホームセンターを何件も周らないと見つけることができないような、気がきいたものを揃えました。大きなものや重いものもオンラインショッピングなら楽ちんです。ぜひ涼しいお部屋の中で可愛いワンちゃんやネコちゃんのために、アンジェのペットアイテムをチェックしてみてください。
2018年08月19日4人家族と2匹の猫がいるS邸は、里山が眺められる約74坪の敷地に建つ2階建て住宅。縦横の空間活用と棲み分けテクで猫も人間も快適にすごしています。そのカッコいい!共生住宅をご紹介します。■ あえての「線引き」で、仲良くハッピーに!猫は16歳になるラムネと2歳のコロン。クッションにちょこんと座るラムネこちらは凛々しい姿のコロン以前の家では家族も猫もごちゃ混ぜ暮らし。親密だけどストレスも結構あったと言います。だから新居では、ある程度猫と人間の棲み分けを意識したそう。サイトで施工例を見て、透明感ある空間の雰囲気に惹かれて設計を依頼したのが建築家の関本竜太さん。関本さんはリビングは吹き抜け状で、開放感を楽しみながら家族とペットが一体となる空間としました。猫は壁面のステップなどを使って上に上がり、キャットウォークを兼ねた梁を散歩。高い場所が大好きな習性を生かした設計です。「行動を様々伝えて形にしてもらいました。ただ『ここを飛び越えた?』『どうやって来たの?』と想定外の動きも多くて驚きます」(夫)。そうした新鮮な出来事の数々こそ、ペットを飼う醍醐味かもしれませんね。梁と柱がダイナミックに交差するS邸。猫はデスクから梁の上に飛び乗り、前進してときに座り込み、さらに2階の床までジャンプ!「放物線を描いて飛ぶこともあってビックリします」(妻)。こちらは、2階の梁の上を前進あるのみのコロン。コロンに目をやると自然と米ヒバ張りの勾配天井やハイサイドライトを仰ぐことになり、開放感も味わえます。■ キッチン回りも猫の自由区。広いカウンターがお気に入り!オープンなキッチンは対面側がカウンターデスク仕様。時間差で食事をとることも多い夫や長女・次女が、妻と会話を楽しめるスタイルです。リビングには猫が大好きな爪研ぎ用のポールも備えており(手前右)、ここから2階によじのぼることも!ポールはインテリアにしっとりと馴染む材質と仕上げ。関本さんが敬愛する北欧の建築家・デザイナー、アアルトの住宅に対するオマージュでもあるそうです。広々としたワークトップの上もコロンの大好きな場所。真正面に庭を望む位置で、小鳥の動きなどに敏感に反応します。左写真はキッチンの内側。奥の扉を開けると物置に通じます。右写真は物置内部で、奥のほうに猫たちのトイレが。「キッチンのすぐ隣なので悩みに悩みましたが、よく目が届き掃除もしやすいので、結果正解でした」(妻)。扉には猫用のドアもついているので、行き来自在!南東のコーナーを窪ませたリビングには、ゆったりとしたウッドデッキを設置。外気に触れることが大好きな猫たちの憩いの場になっています。敷地の前は視界が眺望もよく、2階に張り出したテラスは月見にもぴったり。木製フェンスで囲われた庭は散歩にも最適。家族のプライバシーも守ってくれます。■ 猫の侵入がNGな部屋は錠でガード!DKの真上に位置するのが、ミニマムな仕様の2部屋の子ども室です。子ども室を含むS邸の建具のほとんどは引き戸で、随所にサムターン錠を設置。以前、暗がりを好む猫が物置に入り込んで乱雑にしたので、妻のWICにはマストでサムターン錠をつけました。「猫は器用で賢いけど、さすがに錠は回せない。錠は入ってほしくない部屋はもちろん、入ってほしくないときにも役立ちます」(妻)。左はスタディコーナーで、手前にロフトに上がるはしごを設置。右はロフト内部。子どもが読書や友人とおしゃべりするときなどに使う、ちょっと秘密基地めいた空間です。トップライトから日差しが注ぎ、冬場は猫がぬくぬくしていることも!ペット共生住宅というとペットへの愛情ゆえにベタな仕上がりになりそうですが、S邸はとてもこざっぱりとしてニュートラルな雰囲気。設計者の関本さんは話します。「ペットへの意識はほどほどがベスト。あまりペット中心になると建築の自由度が狭まる。ご夫妻と話し合い、それは避けようとなりました」。さりげなくペットへの工夫を生かし、家族の暮らしやすさも重視したS邸です。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2017年5.6月号」を参考にしてみてくださいね。設計/リオタデザイン撮影/中村風詩人【巻頭特集】「美キッチン and 極楽バスルーム」/「“ネコと暮らす”ということ、“イヌと暮らす”ということ」豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン
2018年08月18日犬や猫と暮らしながら、子育てをしているママやパパをご紹介する「いぬねこ うちのこ。」。第23回目は息子さん、2匹の犬、1匹の猫のほか、亀や蛙、魚、虫たちと、多くの動物に囲まれて暮らすこましろ母さんです。家の周りの草刈り前に作って遊んだタンポポの花冠。ぐっすり眠る息子とそれを見守る?姉と兄。自然のなか、2匹の犬とお散歩したり、キャンプする様子が、お子さんの成長とともに綴られたこましろ母さんのインスタグラム。ときどき登場する猫のわかばや亀、蛙も楽しみです。そんなこましろ母さんにうちのこのベストショット、犬や猫と暮らしながらする子育てについて、お話を伺いました。こましろ母さん プロフィール小さな頃から生き物や自然が大好きな主婦。夫、息子1人、犬2匹、猫1匹、亀3匹、蛙1匹、そのほか魚や虫たちと、北の大地の田舎でのんびり暮らしている。Instagram: @komashirohaha ■愛すべき「うちのこ」たちをご紹介!・ぶんちゃん 2歳・こまち 6歳 中型雑種犬・しろたん 推定7歳 秋田犬・わかば 推定10歳 メインクーン系の雑種猫嬉しそうな目線の先にはオヤツが。ぶんちゃんは、元気でおしゃべりな男の子。好きなものは動物、絵本、乗りもの、回るもの、トーマス。ふわふわの兄と姉に見守られ、のびのび育っています。雑種犬の「こまち」は子犬の頃に保護団体から譲り受けました。麿眉と大きな目、耳がチャームポイントの女の子。臆病で神経質ですが、実は家族には甘えん坊。そして、きょうだい一のしっかり者です。勝ち気な性格ですが、一応女の子。お花が似合います。秋田犬の「しろたん」は、保健所から個人のボランティアさんが引き取り、保護していたところを譲り受けました。分厚い耳と、ピンクの鼻がチャームポイント。おっとりしていて、細かいことは気にしません。白毛の体には青い空が映えます。猫の「わかば」は、夫の職場にガリガリ、ボロボロで迷い込んだところを保護し、家族に迎えました。グレーのロングヘアーと、少し裂けた左耳がチャームポイント。とても甘えん坊で、とにかく肝っ玉が座っています。おばあちゃんですが、まだまだ若者には負けません!【ママに質問!】 1:愛犬、愛猫たちとは、いつから一緒に暮らしていますか? こまちとしろたんは、子どもが産まれる前から一緒に暮らしています。退院して帰宅すると、物珍しそうに息子の匂いを嗅いだり、顔を舐めたりしていました。また、息子が泣いたり、声を出したり、ウンチをするとよく見に来ていました。仲良く生後200日。左がこまち。右がしろたん。お互いを意識して触れ合うようになったのは、息子がハイハイをしたり、自分の意志で移動できるようになった頃だったと思います。自分のペースでずんずん近付き、力加減も無く、いきなり触ってくる小さな怪獣。しろたんは最初こそ少し警戒していましたが、すぐに慣れて乗られても踏まれてもお構いなしになりました。まだ歩き出す前の息子。よくしろたんの毛を掴んでいました。(笑)一方、とても臆病なこまちはこの頃から息子を警戒し始め、息子が一歳半位になるまでこちらもかなり気を使っていました。こまちが息子を認め、その動きに慣れるまでの時間と、息子がこちらの言うことや注意を理解し、触れる力の加減や、タイミングの調節が少しずつできるようになってきた時期がちょうど合ったのが、一歳半のころだったと思います。猫のわかばは、息子がちょうど2歳になった頃に迎えました。息子はすでに猫が大好きで、お友達の家の猫やお店の猫とよく遊んでいたので、猫への対応については特に心配していませんでした。案の定、わかばを見た時はとても喜んでいましたし、来た日から自分から積極的に触れたり世話をしたりしていました。一方わかばも最初から息子を怖がることなく、撫でさせてくれ、今の良い関係へと続いています。わかばと出会った「若葉の頃」。話が反れますが、一番心配していたのは成猫で我が家にやって来たわかばが、同じく成犬であるこまち、しろたんとどう折り合いをつけて関係を作って行けるか、ということでした。最初は1階と2階で別居していた彼らですが、幸い堂々としたわかばの性格もあり、自然と距離を縮め、8ヶ月後には仲良く同居できるようになりました。今は当たり前のこの光景も、念願叶ってのものです。【ママに質問!】2:犬や猫と暮らすため、家族と決めているルールはありますか?一番大切にしていることは、息子にも動物たちにも、同じように公平に接し同じように愛情を注ぐということです。どうしても弱い立場になりがちな動物たちを “優先する” くらいの気持ちで、日々接しています。また、遠出をする時は犬たちを必ず連れて行き、皆で楽しめるよう旅を計画します。大好きな鯉のぼりと。動物たちと暮らすために、家の床は汚しても拭きやすく、動物が歩いても滑りにくい材質のものにしました。実はこまちは持病があり、ふらつきや転倒をしやすいので、最近はさらに床にカーペットを敷き、玄関に夫手作りのスロープを設置しました。また、散歩時にはサポート力の強いハーネスを使っています。あとは、猫のわかばの為に、家の柱や壁に板を付けてキャットタワー風にしました【ママに質問!】3:犬や猫と暮らすことで、お子さんにどんな影響があると思いますか?静かな雪の中で。息子には動物たちの気持ちを伝えながら育ててきました。次第に息子自身もこまち、しろたん、わかばとのやり取りを通じて彼らがどうしたいのか、どう思っているのかを自分なりに考えるようになりました。また、その子の性格によって触れ合い方や距離のとり方を変えることができるようになりました。『トイレに行きたそう』『具合悪そう』『ご飯食べたそう』…今では私より早くに皆の気持ちを教えてくれたりします。息子が大好きな電車を走らせながら、『ここはこまち駅です。』『しろたんトンネルです。』『わかば駅です。』というように動物たちを遊びに加えたり、おもちゃの車で遊びながらお話を作っているとき、同乗しているメンバーが大体家の動物たちだったりします。また、動物たちがくしゃみや咳をするなど、いつもと違う行動をすると『大丈夫?』と心配して話し掛けています。【ママに質問!】4:犬や猫のお世話で、お子さんにお手伝いしてもらっていることはありますか?たんぽぽの綿毛がいっぱい。息子の希望で、犬たちの食事前の号令(待て、よし)を行ってもらっています。また、人や車のいない空き地や公園など、安全な場所で散歩していて、犬たちが落ち着いているようであればリードを持たせてみることもあります。ほかにもブラッシングやトイレの掃除、オヤツを与えたりもするようになりました。どのお世話も完璧! という訳にはいきませんが、なるべく息子の気持ちを尊重し、できる限り自分自身の力でできるようサポートしています。【ママに質問!】5:犬や猫と暮らしながら子育てをすることのメリットは、ズバリ何でしょうか?みんなで夕日を眺めて。犬猫たちと暮らす中で、子どもが命の大切さ、愛しさ、弱いものを守る優しさを学ぶこと、動物の強さ、逞しさ、素晴らしさを身を持って知ることができるのが一番のメリットだと思います。また、犬や猫たちと一緒に子育てすることで、親は彼らに癒され励まされ…辛いことは半減! 楽しいこと、嬉しいことは何十倍にもなります! 出産から現在まで、本当に動物たちには大きな支えになってもらっています。子育て中の辛いとき、大変なとき、悲しいとき、何度励まし癒してもらったかわかりません。彼らがいたから頑張ってこられたと思っています。我が家でよく見られる居眠りコンビ。息子と遊んだり絵本を読んだりしながらこまち、しろたん、わかばのフワフワの毛を順番に撫でている時、皆で楽しく散歩しているときは、とても幸せな瞬間。また、息子と犬猫たちが昼寝をする姿は、何度眺めてもうっとり幸せな気分になり、疲れがふっ飛びます。【ママに質問!】犬や猫と暮らしたい! と考えているママさんやパパさんに伝えたいこと犬や猫と子どもが暮らす日々は、とても素晴らしいです。子どもにとっても親にとっても、毎日がとても豊かになります。しかし、それ相応の覚悟と忍耐、努力も必要となります。特に子犬や子猫を迎える場合、赤ちゃんが一人増えたつもりで、しつけや関係作り、社会化に時間をかける必要があります。可能であれば、お子さんが親の言うことを理解できるくらいまで成長してからの方が良いと思います。みんなでハロウィン。我が家の犬と猫たちは皆、保護犬や保護猫です。こまちは子犬の時に迎えましたが、しろたんとわかばは成犬、成猫で家に来ました。保護された子は様々な環境で育ち、複雑な背景を持っている子も多いです。そして、“おとな”がほとんどです。しかしその分、落ち着きがあり、ものの理解も早い子が多いです。もちろん愛情にも強く応えてくれます。河川敷や公園等、車で色々な場所へ散歩に出掛けます。子どもと一緒に子犬、子猫の成長を見守るというのも良い経験ですが、保護された成犬・成猫を迎えて、じっくりと関係性を作っていくという選択肢も、とても素晴らしいと思っています。犬や猫と子どもが暮らすためには、多くの苦労がありますが、それらが気にならないほど、何倍もの喜びや幸せを感じることができますよ。▼愛すべき「うちのこ」たちに伝えたい! ママからのメッセージ「こまち、しろたん、ぶんちゃん、わかば、いつも至らないお母さんを支えてくれてどうもありがとう。そして、毎日幸せをありがとう。これからもよろしくね」母よりこましろ母さん、ありがとうございました!
2018年08月15日犬や猫と暮らしながら、子育てをしているママやパパをご紹介する「いぬねこ うちのこ。」。今回はスペシャルインタビュー。愛猫家としても知られる、ミュージシャンの坂本美雨さんです。自称「ネコ吸い」の坂本さんは、大の愛猫家。愛猫のサバ美ちゃんと、3歳になったばかりの娘さん、通称 “なまこちゃん”、旦那さまと4人で暮らしています。娘とサバ美。なんだか似てきた2人。子育て中のママ、しかも猫が好きならフォロー必至の坂本さんのインスタグラムは、なまこちゃんの成長とともに、愛らしいサバ美ちゃん、また坂本さんが個人でされている動物愛護活動などの情報もあり、たくさんの方から支持されています。そんな坂本さんに、うちのこのベストショット、猫と暮らしながらする子育てについて、たっぷりお話を伺いました。坂本美雨さん プロフィール1980年生まれ。幼い頃からノラ猫たちと触れ合いながら過ごし、7歳から猫を飼いはじめる。これまで実家で飼っていた猫は4匹。10代はニューヨークで暮らし、17歳で音楽家としてデビュー。ソロ活動として昨年、聖歌隊CANTUS(カントゥス)とともにアルバム 「Sing with me Ⅱ」 をリリースしたほか、シンガーソングライターのおおはた雄一氏とのユニット「おお雨」として、多くの音楽フェスに出演。音楽活動の傍ら、ラジオ番組「ディアフレンズ」(TOKYO FM)のパーソナリティーを担当したり、新聞や雑誌での執筆、また子ども虐待問題への取り組むため、チーム 「#こどものいのちはこどものもの」 を結成するなど、マルチな活動をしている。愛猫サバ美、娘、オットと4人暮らし。著書に 『ネコの吸い方』 (幻冬舎)。Instagram: @miu_sakamoto 、 @yamaguchi_h (オット) #サバ美となまこちゃん ■愛すべき「うちのこ」たちをご紹介!1歳の誕生日。初めてぎゅっとさせてもらったのが、サバ美からのプレゼント。・なまこ 3歳・サバ美 推定10歳 サバ柄娘は先日3歳になったばかり。“なまこ”は胎児ネームで、サバ美が寝ている姿がなまこみたいだから、ときどき“なまこ”と呼んでいたんです。そのうち、お腹にいる娘のことも“なまこ”と呼ぶようになりました。本名だと思われている人もいるようですね(笑)。3歳のお誕生会。幼なじみのセコムくん( #セコムとなまこ )と一緒に。サバ美は、2010年に里親募集サイトに載っていたところ、私が一目惚れして家族に。別の名前を考えていたのですが、ボランティアさんがつけた「サバ美」に反応していたので、そのまま呼んでいます。姫気質ですが、人が大好きな甘えん坊。サバ美とは、新聞の企画で結婚式を挙げたこともあります。お腹の赤ちゃんを温めてくれる、スフィンクスのようなサバ美。毎日のスキンシップは、“吸う”こと。お腹に顔をうずめて息を吸い込み、サバ美と愛情交歓しています。娘が生まれる前日に撮った写真。大きなお腹がサバ美の足置きに。【ママに質問!】 1:愛猫・サバ美ちゃんとは、いつから一緒に暮らしていますか? 最初の頃はここまで近づくのが限界でした。サバ美とは娘が産まれる前からいっしょに暮らしていますが、娘と初めて対面したときは「なんじゃこりゃ?」という感じで戸惑っていました。いまだに娘との距離はあるんですが、最初の頃はクーファンのなかを恐る恐る覗き込んだりしていました。生後2週間の頃。クッションの壁があれば、近い距離にいる2人。でも、生後2週間くらいのときに授乳をしていたら、ブランケット越しにサバ美がフミフミしてきたんです。ブランケットだと思ってフミフミしていたと思うのですが、ブランケットの向こう側には娘がいたので、サバ美から近づいてきてくれたこと自体が嬉しくて。娘に心を開いてくれたんだなと思いました。クーファンを占領する姉。娘もまだ赤ちゃんだったから、いろいろなことを大目に見て、サバ美なりに優しくしていたんだと思います。でも娘が成長して体も大きくなり、力も強くなってきたら、やっぱり嫌なところを触られると“パシッ”とやっていますね。花冠をかけられ、慎重になるサバ美。サバ美はよくごはんをはき戻してしまうんですが、娘がすごくそれを嫌がって、「また吐いてる、サバちゃんダメだよ~」と話しかけています。すごく敏感に反応してしまうんですが、娘なりに心配もしているんだと思います。【ママに質問!】2:サバ美ちゃんに「寂しい思いをさせている」と感じたことはありますか? また、そんなときはどう対処していますか?それはあると思います。日中は全然家にいないですし、地方に泊まったりすることもあるし、夫は猫アレルギーで抱っこすることもできないので、サバ美は私との関係しかないんです。だから、娘が寝た後にたっぷりスキンシップをとるようにしています。娘が起きる前にサバ吸いタイム。留守の時に世話をしてもらったり、情報交換をしあう仲間である“猫親戚”や、キャットシッターさんにも来てもらうことで、寂しさをフォローしてもらうこともあります。夫だけが家にいる時も、猫親戚に “なで要員” としてきてもらうこともあるんです。サバは寂しいと夫に甘えざるを得ないので、夫は困ったなと思っているみたいです。膝の上、混みあってるね(笑)。【ママに質問!】3:サバ美ちゃんと娘さんとはどんな関係だと思いますか?娘が生まれる前に用意した服を、先にお姉ちゃんが試着。サバ美は自分のことを「猫」だと思っていないですし、私もそういう風に扱ってきませんでした。だからうちの場合は、子どもと一緒になって “猫を育ててあげる” という感じではないですね。サバ美は娘の存在について “仕方がない” と思っていると思います。「帰らないんだな、この子。ずっといるんだ」って。彼女も多分 “娘と共存していくしかない” とわかっていると思うんですよね。長くなったわね、この子。娘の方も「猫」がいることが当たり前すぎて、特に「猫が好き!」っていう感じでもなくて、「サバちゃんはそこにいるもの」と思っているようです。自分が “かわいがらなくちゃいけない” とも特に思っていないようで、クールだなぁと思って。“ネコ吸い”的にはちょっと物足りないんです(笑)。それから、ときどきライバルのような存在でもあります。私がサバ美を抱っこしていると「やめて」と言ってきたり、逆に「ごはんをあげたい」とか「サバちゃん、お水を飲んで」と、自分からお世話をしたがるときもありますね。暖房の前でくつろぐ姉の隣に、だるまを二つ並べて困惑させている妹。“ネコ吸い”の私としては、もっと娘とサバがベタベタしているところを見たかったんですが、クールな関係ということで、それもそれでいいんじゃないかなと思っています。成長とともに、2人の関係も変わっていくと思いますしね。【ママに質問!】4:娘さんにサバ美ちゃんのことで “言い聞かせていること” はありますか?“そこにいるのが当たり前” の存在だったサバ美に、興味が出てきた頃。娘にとって、サバ美は当たり前にいる家族。特にかわいがったり、敬意を示すということはないんです。だから、最近は「サバちゃんはもう8年もお家にいて、あなたが生まれるずっと前からママは一緒にいる。パパと出会う前から、ママはずっとサバちゃんと2人で一緒に住んでいたし、仲良しだったんだよ」って、ひたすら言い聞かせています。サバはお姉ちゃんだから、失礼な態度をとってはいけないということは、すごく言っています。もし、娘がサバ美に対して失礼な態度をとったら、結構厳しく怒りますね。膝の上で寝ているうちに、投げ出された足がそっとサバ美の上に。それから、サバ美に対する“言い方”についても。娘がよく「サバちゃんは〇〇に乗っちゃだめ!」と言うので、「なんで? “自分はいいけど、サバちゃんはダメ”と言うのはダメだよ」と伝えています。こういうことって、実の姉妹間ならよくあることですよね。娘はそれくらい “サバ美と自分は対等” だと思っているようです。サバ美のことを下には見ていないという証でもあるので、その点は逆にいいかなと思っています。【ママに質問!】5:サバ美ちゃんと娘さんとの、印象に残るエピソードはありますか?娘の上に、がっつり乗っているサバ美。「この子乗っても大丈夫」と初めて認定した瞬間。1歳半頃。先日、サバ美が脱走した際、私があまりにも取り乱したので、娘はトラウマになってしまったようで。毎日のように「サバちゃん、脱走していないかな?」って言うようになりました。ちょうど脱走していたとき、娘が別のことで大泣きしていたんです。ふと窓を見たら網戸が開いていて、サバ美がいなくなっていて。私、慌てふためいてすごくパニックになったんです。だから、“自分が怒られるようなことをして泣いていたから、サバちゃんが脱走しちゃった”と結びついてしまったようで、「いい子にする」って言うんですよね。それが切なくて、かわいそうだなと思って。「君のせいじゃないよ」って言いながらも、私も少し利用して「いい子にしていたら、脱走しないかもよ」って(笑)。【ママに質問!】6:猫と暮らすことで、娘さんにどんな影響があると思いますか?私がとにかく「猫」に反応するので、娘も「この人、すごい猫が好きなんだな」と思っていると思います。街で猫を見かけると私が話しかけに行ったりしているので、そんな姿をちゃんと見ているようで、娘も一緒に話しかけたりしていますね。でも触るのはまだ怖いみたいです。「サバちゃん抱っこして」と言うと、いつの間にか実行できるようになっていた娘。娘は、犬も猫も “見ている” のが大好き。サバ美には触るけど、私が「ちゃんとサバちゃんに挨拶しな」と言うと行く感じで。自分からはベタベタしないですね。サバ美にベタベタしているのは私だけです(笑)。【ママに質問!】7:猫と暮らしながら子育てをすることのメリットは、ズバリ何でしょうか?生後200日。寝ている2人の姿は見ているだけで幸せ。お母さんの心の安定でしょうね。本当に猫がいて良かった、サバ美がいなかったら、子育てにキリキリして疲れて大変だったと思います。サバ美を撫でるとリラックスできるんです。夜、一緒にいてくれるだけで全然違いますね。【ママに質問!】猫と暮らしたい! と考えているママさん・パパさんに伝えたいこと起きているときは自分から近づかないサバ美が、寝ているときだけ近くに。ひと昔前は、おじいちゃんおばあちゃんが「赤ちゃんが猫と暮らすなんてとんでもない!」という時代もあったと思うし、うちの親ですら生まれる前はちょっと心配をしていたので、そういう考えが根付いているんだなと思います。でも「犬猫たちは優しいし、赤ちゃんを絶対に傷つけたりしないから大丈夫」と伝えたいです。たくさんある猫アイテム。娘も猫の洋服が大好き。ふつうに話しかけたり、嫉妬したり、怒ったり心配したり…というのは “人としての交流” だから、自分と姿形の違うものに対しても、そういう風に対等にコミュニケーションしていけるのは、素晴らしいことだと思うんですよね。「命の大切さ」や「弱いものを守る」ということを伝えるのはもちろんですが、それだけじゃなく、動物との対等なコミュニケーションを、うちの子も当たり前にやっているので、そういうことができるということが、大事なことかなとも思います。猫も、人間や子どもたちの言葉を理解しているんですよね。大切にする、擁護する対象としての “ペット” という意識ももちろん必要ですが、本当のきょうだいのように、怒ったり嫉妬したりすることも含めて接する、というのがいいなと思いますね。▼愛すべき「うちのこ」たちに伝えたい! ママからのメッセージ「優しくし合おう。これからもよろしくね」ママより坂本美雨さん、ありがとうございました!【いぬねこなかまフェス2018 ~動物愛護週間に集まろう~】坂本美雨さんも参加している、動物愛護について多くの方に知ってもらおうとスタートした「いぬねこなかまフェス」は、毎年9月の動物愛護週間に開催。獣医師による犬猫をより理解するための役立つ講演のほか、動物を愛するアーティストや俳優によるライブや朗読もあります。チケットの売上利益は、ランコントレ・ミグノンで保護している動物たちの医療費やシェルターの家賃、ドックトレーナーの人件費、フード代などに利用されます。開催日:2018年9月9日(日)16:00開場/17:00開演場所:昭和女子大学人見記念講堂料金:全席指定 4,500円(税込)出演者:akiko、石田ゆり子、糸井重里、スティーヴ エトウ、坂本美雨、清水ミチコ、鈴木杏、椿鬼奴、富樫春生、友森玲子、畠山美由紀、町田康、水越美奈、矢崎潤、渡辺眞子(五十音順) <坂本美雨さんからメッセージ>「ライブあり、トークあり、講座あり。本当にいろんなことを楽しめるイベントです。出演者もさまざまな立場で、それぞれのジャンルの表現があり、こんな楽しい動物愛護があってもいいと思うし、もっと浸透していってほしいなと思います。ぜひいらしてください」坂本美雨さん 撮影:村上未知2019 いぬねこなかまフェスについてはこちら!
2018年08月06日