先日発売した「anan」の「甘え上手な女になろう」という特集のページを担当して、恋愛シーンでの甘え方について考えてみました。最近は、強くたくましいけれど甘えるのが下手な女子が増えているとか。それはズバリ、「甘え」をネガティブにとらえて、媚びること、恥ずかしいことと思っているから。本誌では、「会いたくて寂しいのに“大丈夫”と言ってしまう」「一緒にいたいのに、相手は忙しいだろうと思って素直に言えない」「つい対等にしようと、割り勘にしてしまう」という悩みがズラリと並んでいて、私から見ると「いじらしくて可愛い! 」反面、「もったいないな」と思ってしまいます。なぜなら、男女間において、「甘える」=「素の自分」をさらけ出すことは、長い付き合いをするのに必須だからです。甘えとは、思っていることを素直に伝えることであって、それをガマンしていたら心が通じ合わなくなってどこかでムリがでてきます。それは相手に伝わるし、よそよそしくなることで居心地の悪さにつながってしまいます。外で戦っていて疲れている男子は、プライベートまで彼女の様子を探ったり、ご機嫌取ったりしたくないのです。付き合う前は、「このコ、わからない。もっと知りたい」という気にさせるのは効果的だけど、一度付き合ったら居心地の良い関係を築くべき。そういう意味では、長続きする秘訣は甘え上手につながっていくのだと思います。「会いたい」「もっと一緒にいたい」「帰ったら電話して」なんて、ウルっとした上目づかいで言われたら、どんな男子でもキュンとしてしまう。ただし、注意したいのが甘えとワガママは紙一重だということ。どんなに会いたくても、相手がものすごく忙しかったら「会いたいけど、仕事がんばってね」と笑顔で送り出すのが大人の甘え。それに、甘いものを食べ過ぎると飽きてしまうのと同じで、甘えられすぎも男子を食傷気味にしてしまうので注意。普段は普通にしているけれど、二人きりになったときにだけ甘える、などのメリハリも重要です。ちなみに、甘えるのがヘタという人はふとした瞬間に、相手の肩にもたれてみたり、袖をつかんでみたりしてみて。普段は強がっていても、これで可愛さ200%! 少しずつ、気持ちを素直に伝える訓練をすることで、上手に甘えることができるはず。甘えることはけして悪いことではないから。大人の甘えを習得して。【2012年クリスマス特集】 ・2012年クリスマス特集を見る ・クリスマスまでに恋を叶えたい女子必見! 心理テスト ・クリスマスプレゼントをチェック
2012年11月20日