濃厚で栄養がたっぷり! 岩上商店「あまさけ」600〜800円米と麹だけで作られ、飲む点滴といわれる「あまさけ」。白米、玄米、小豆。かぼちゃに栃木名産のいちご味も。優しい甘さで、牛乳や豆乳で割ってもおいしい。色鮮やかでかわいい! Green・earth株式会社「TOCHi TENU」1,300円栃木県宇都宮市に流れる田川は、昔から染めもので有名なところ。現代的なかわいい柄のきれいな手ぬぐいは、伝統の「宮染め」で染め上げられています。雪の結晶のような美しさ「界 阿蘇オリジナル 鹿沼組子根付け」1,800円栃木の伝統工芸、鹿沼組子と組紐「間々田ひも」とを使った根付け。日光東照宮を作る職人技から始まったという組子がこんなにかわいく。どれを選ぶか迷います。取材・文/小野アムスデン道子スポット情報スポット名:星野リゾート界 日光住所:栃木県日光市中宮祠2482−1電話番号:0570-073-011(界予約センター9:00~20:00)
2017年01月25日「発酵食品」ブームとともに、近年ふたたび注目を集めている甘酒。腸内環境を整えてくれるので、健康や美容にも良いと言われていますが、直接飲むだけでなく、「調味料」としても隠れた才能を発揮してくれること、ご存知でしたか?市販の麹甘酒のカロリーは、100gあたり110~120kcal。単純比較では上白糖の1/3ほど。砂糖の代わりに上手に活用すれば、カロリーダウンができてしまうという優秀食材なのです。まずは、優しい甘さが朝食にぴったりのパンケーキのレシピから、調味料として使ってみませんか?■甘酒パンケーキ調理時間30分フードコーディネーター 山下和美<材料 2人分> <パンケーキ> 小麦粉 70g 全粒粉 30g ベーキングパウダー 小さじ1 甘酒 120ml 溶き卵 1個分 塩 少々サラダ油 適量<リンゴソース> リンゴ 1/2個 甘酒 90ml バター 20gクルミ 適量<下準備>・<パンケーキ>用の甘酒をミキサーに入れて、なめらかになるまで撹拌する。・リンゴは薄切りにする。・クルミはフライパンで軽く炒り、粗熱が取れたら手で食べやすい大きさに砕く。<作り方>1、鍋にリンゴと<リンゴソース>用の甘酒を入れて、蓋をしてリンゴがやわらかくなるまで煮る。バターを加えて溶かし、からめる。2、ボウルに<パンケーキ>の材料を入れ、混ぜ合わせる。フライパンにサラダ油を熱し、両面に焼き色がつくまで焼く。3、パンケーキに<リンゴソース>をかけ、クルミを散らす。 砂糖だけでなく、牛乳も不使用のパンケーキ。甘酒がそれぞれの持ち味をカバーして、ふっくらと仕上げてくれます。アレルギーが気になるお子さんへのメニューにもどうぞ。
2017年01月21日冬になると飲むことが多い甘酒。最近では、その栄養素の高さから”飲む点滴”なんて言われて、注目を集めていますね。そんな甘酒ですが、実は飲む以外にも活用法があったんです!!今回は、甘酒を使った秘伝のソースレシピをご紹介します。毎日のおかずがグンとランクアップするはず。甘酒味噌ソースPhoto by Amika Moriyamaわずか10秒でできる、絶品の甘酒味噌ソースをご紹介。甘酒と味噌を組み合わせた甘辛な味は、和食にぴったり。ピリリと辛い生姜をアクセントにしているのもポイントです。蒸し野菜のディップ、はたまた焼いた肉や魚などにかけるなど、使い勝手抜群!茹でたこんにゃくに添えて”味噌田楽”にして、家飲みのあてにもどうぞ。特におすすめなのが、蒸し野菜のディップに使うこと。じゃがいもやレンコン、ブロッコリー、サツマイモ、里芋、にんじんなど……。甘みのある旬な冬野菜は、甘酒の風味とも好相性!【材料】(作りやすい分量)味噌・・・大さじ3甘酒・・・大さじ4すりごま・・・大さじ1生姜すりおろし・・・小さじ1/2【作り方】材料を全て混ぜればできあがり。甘酒の栄養について塩分、水分、糖分がバランスよく入っているため、”飲む点滴”とも呼ばれています。ビタミン類、ブドウ糖、必須アミノ酸などの栄養があることから、健康にも◎。「森永」の研究結果によると、つづけて飲むと”目の下のクマ”の解消にもいいそうだから、ANGIE世代の女子はぜひ試してみては?夏バテの改善にも効果があるそうなので、冬以外のシーズンにも取り入れてみるのもよさそう!常備しておけば、急な来客にもパパッと美味しい料理を出せるからとても便利です!参考:森永製菓(レシピ制作・トップ画像/Amika Moriyama)
2017年01月21日残業で家に着いたらもう20時すぎ……。お腹もすいててこのまま寝れないけれど、サラダじゃ物足りない。そんなときに簡単に作れる、鮭の甘酒チャンチャン包み焼きはいかがですか?味付けとして砂糖の代わりに、甘酒を使ってヘルシーに仕上げるのがポイント。洗い物も少なくて楽チンですよ。鮭の甘酒チャンチャン包み焼きたんぱく質豊富で抗酸化作用のある鮭と、胃腸にやさしいキャベツやしめじを一緒に包みます。【材料】(1人分)鮭の切り身・・・1切れキャベツ・・・1枚しめじ・・・適量ミニトマト・・・2個バター・・・5gA味噌・・・大さじ1A甘酒・・・大さじ1/2A酒・・・大さじ1/2【作り方】1.小さな器にAを入れ、混ぜ合わせておきます。2.鮭に1のたれを大さじ1、絡ませます。3.キャベツは千切り、しめじは石づきを取ってほぐし、ミニトマトは半分に切ります。4.クッキングシートやホイル(30×30cm)に鮭を皮目を上にして置き、周りに3を置きます。残りのたれをかけて、バターを散らし、包むようにしてしっかりと閉じます。5.フライパンに4を置き、蓋をして強火で2分加熱した後、弱火で8分蒸し焼きにすれば完成です。にんにくのすりおろしを少し混ぜるとスタミナアップメニューになります。甘酒を使った簡単ヘルシー料理、お試しください!参考:『酵素いきいき生甘酒ーノンアルコール、ノンシュガー、麹でつくる』主婦の友社/是友 麻希、『最新版知っておきたい栄養学』学研パブリッシング/白鳥 早奈英(トップ画像・レシピ制作:Taki Sayuri)
2017年01月11日帰宅が遅い日の晩ご飯はカロリーが気になるし、疲れてつくるのも面倒ですよね。そんな日にぴったりなのが、身体にやさしくて栄養豊富な「甘酒」を使ったレシピ。砂糖の代わりに甘酒を使っているため、とってもヘルシー!今回は、甘酒でつくる「簡単胡麻だれ」をご紹介。鶏のささみでバンバンジーをつくれば、ヘルシーで食べごたえも◎です。甘酒胡麻ダレでつくるバンバンジー栄養満点の甘酒と、身体を温めてくれる生姜や長ネギ入りの”胡麻だれ”は、湯豆腐などにかけてもおいしいですよ。【材料】(1人分)鶏ささみ・・・2本水・・・500cc酒・・・大さじ1塩・・・ひとつまみ胡瓜・・・1/2本ミニトマト・・・3個A練り胡麻・・・大さじ1A甘酒・・・小さじ2A醤油・・・小さじ2A酢・・・小さじ1/2A長ネギのみじん切り・・・大さじ1Aしょうがのすりおろし・・・少々A水・・・大さじ1Aラー油・・・お好みで【作り方】1.小鍋に水と酒、塩を入れ、沸騰させて、ささみを入れます。再度沸騰したら弱火で2分茹でて火を消して、そのまま冷まします。2.小さなボウルにAを入れてよく混ぜ、たれをつくります。3.胡瓜は斜め薄切りにしてから千切り、ミニトマトは半分に切ります。4.1のささみを取り出し、細かく裂いて、筋は取り除きます。5.お皿に胡瓜・ささみ・ミニトマトを盛りつけ、たれをかけたら完成です。お好みでカイワレや紫玉ねぎスライスなどをプラスしたり、ささみの代わりに茹でた鶏むね肉や豚しゃぶを使ってももちろん美味!ぜひ、お試しください!参考:『酵素いきいき生甘酒ーノンアルコール、ノンシュガー、麹でつくる』主婦の友社/是友 麻希、『最新版知っておきたい栄養学』学研パブリッシング/白鳥 早奈英(トップ画像・レシピ制作:Taki Sayuri)
2017年01月06日ジャム・ドレッシング・飲料・デザートなどの製造・販売を行うセゾンファクトリーから、和風鍋スープ「アーモンドミルク 白鍋」と「醗酵の力 甘酒(プレーン)&(ももいろ)」が全国のセゾンファクトリー店舗およびセゾンファクトリーWEBショップにて期間限定で発売されます。“スーパーフード”が本格和風鍋に!!「アーモンドミルク 白鍋」鍋料理が美味しいこれからの寒い季節。食卓にどんな鍋をチョイスしますか?セゾンファクトリーの“鍋スープ”は冬季限定の人気商品。素材の産地にこだわり、本格的で家庭的な味とは一線を画します。「アーモンドミルク 白鍋」は、100%アメリカ産のアーモンドから作られた“アーモンドミルク”を使用した和風の鍋スープです。枕崎産のカツオから抽出しただし汁、国産鶏がらスープなどの厳選素材をブレンドし、隠し味の西京味噌でさらに深みを出した、豆乳鍋とはひと味違う、ほのかな甘みと優しい香り、深いコクを楽しめます。“アーモンドミルク”は、女性を中心に注目されている“スーパーフード“。「アーモンドミルク 白鍋」は、セゾンファクトリーならではの、女性に嬉しい新しい冬の味です。“飲む点滴”といわれる甘酒!「醗酵の力 甘酒(プレーン)&(ももいろ)」甘酒は、“飲む点滴”といわれるほど栄養価の高い日本古来の発酵食品で、最近は“スーパーフード“としてその効能が見直されています。「醗酵の力 甘酒(プレーン)」と「醗酵の力 甘酒(ももいろ)」は、山形県産米「つや姫」を100%使用した米こうじから無加糖で作ったセゾンファクトリーオリジナルの甘酒です。自然の優しい甘さは、温めても冷やしても楽しめます。「醗酵の力 甘酒(ももいろ)」は、紅こうじ色素が用いられており、きれいな淡いももいろに仕上がっています。WEBショップ
2016年12月16日日本人には馴染みの深い冬の飲み物、甘酒。神社やお祭りの屋台で提供されるものというイメージがありますが、美容や健康面での効果が注目を集めるようになった最近では、スーパーなどでも気軽に手に入るようになりました。寒い季節はそのまま温めて飲んでももちろんおいしいのですが、実はスイーツやおかずの隠し味など使い道はいろいろ。そこで今回は、ホクホクのカボチャと合わせたスイーツレシピをご紹介!レンジとミキサーを使うから、下ごしらえも簡単。砂糖は使用せず、甘酒とカボチャの自然な甘みを楽しむヘルシーなプリン。ダイエット中のおやつにもおすすめです!■甘酒とカボチャのとろとろプリン調理時間15分+冷やす時間レシピ制作:フードコーディネーター 山下和美<材料 2人分>カボチャ(皮を除く) 150g甘酒 150ml生クリーム 100mlゼラチン 4g水 大さじ1ホイップクリーム(飾り用) 適量カボチャの種 適量<下準備>・カボチャを耐熱皿に入れ、ラップをかけて電子レンジで柔らかくなるまで2分程加熱する。・水にゼラチンを振り入れ、ふやかしておく。・生クリームを8分立てにする。<作り方>1、ミキサーにカボチャ、甘酒を入れてなめらかになるまで撹拌する。ボウルに移し、生クリームを加える。2、ゼラチンを電子レンジで20秒程加熱し、溶かす。(1)に加えてよく混ぜる。容器に流し入れ、冷蔵庫で冷やしかためる。3、ホイップクリームとカボチャの種を添える。コツ・ポイント 電子レンジは600wを使用しています。「飲む点滴」と言われるほど、栄養価の高い甘酒。自宅で炊飯器を使って簡単につくることもできますよ。(※) 甘酒の作り方はこちら
2016年12月04日甘酒というと、寒い冬に体を温めてくれる飲み物というイメージがある方も多いかもしれません。しかし実は甘酒は疲労回復や熱中症予防になることから、江戸時代には夏バテ対策になる栄養ドリンクとして売られていたそうです。その高い栄養価は、健康だけでなく美肌や美髪、ダイエットにも効果的なのだとか。今回は甘酒の栄養価や効果とともに、ダイエット中の方にオススメの甘酒を使ったスイーツのレシピもご紹介します。飲む点滴と言われるほど高い栄養価甘酒には、米麹を発酵させたものや酒粕を原料にしているものがあります。名前に「酒」と入っていますが、アルコール分はほとんどないそう。市販されている甘酒は多くがソフトドリンクに分類されるものなので、お子さんでも安心して飲むことができます。甘酒はその栄養価の高さから「飲む点滴」と呼ばれています。点滴は、ブドウ糖溶液、ビタミン溶液、アミノ酸溶液を血管から補給するもので、甘酒の成分とよく似ているのだとか。疲労回復に役立つのと言われているのが甘酒に豊富に含まれているブドウ糖で、脳や筋肉の疲労を和らげてくれるそう。ブドウ糖が豊富な甘酒は、疲労回復に即効性もあると言われています。疲れを感じたときには甘酒を飲むとよさそうですね。ブドウ糖は素早くエネルギーに変わるため、甘酒は食欲がないときの栄養補給や、朝ごはんに、時間がないときのランチ代わりにもよいですね. 美肌、美白、ダイエットにも効果的美肌効果甘酒には9種類の必須アミノ酸が含まれています。この必須アミノ酸は肌の乾燥を防いで保湿を促し、皮膚の代謝を高めてくれる効果が期待できるそうです。また、甘酒には植物性乳酸菌も含まれているので整腸作用があり、便秘による肌の不調を改善する効果も期待できるのだとか。 美白効果甘酒の材料である麹には、美白に効果的なコウジ酸、アルブチン、フェルラ酸が豊富に含まれています。これらがシミやくすみの原因となる過剰なメラニン生成を抑え、シミやくすみを防いで美白に導いてくれるのだとか。紫外線ダメージからお肌を守る甘酒に含まれるパントテン酸がビタミンCの働きを助ける役割をしています。ビタミンCの働きを助けることで、コラーゲンの生成が促され、紫外線ダメージからお肌を守ってくれる効果も期待できます。ダイエット効果甘酒に含まれるオリゴ糖が腸内環境を整えてくれるので、便秘解消効果があります。さらに甘酒には脂質の代謝を促進するビタミンB群が豊富に含まれていて、脂肪が燃焼しやすくなる効果があるのでダイエットにも効果的です。美髪効果甘酒に含まれるビオチンには美髪効果があります。頭皮全体の新陳代謝を高めて、血流もよくしてくれるので頭皮や髪の毛を健康に保つことができます。酒粕から作った甘酒と米麹から作った甘酒では成分にも違いが出てくるので、期待する効果が得られる甘酒を選ぶように注意してみてください。甘酒は紙コップ1杯くらい(80cc)で65キロカロリー程度と低カロリーなので毎日飲んでもそれほどカロリーは気になりません。美肌効果を期待するなら寝る前に飲みましょう。リラックス効果甘酒には高ぶった神経を落ち着け、ストレスを和らげる働きをするパントテン酸やGABAなどのアミノ酸が含まれているため、リラックス効果もあるのだとか。寝る前やリラックスしたいときの飲み物として、甘酒を飲んでみるといいかもしれませんね。デザートで食べたい甘酒のスイーツレシピ甘酒ミルクシャーベット甘酒と牛乳を混ぜて凍らせるだけととても簡単なので手間もかかりません。栄養もたっぷりのシャーべットです。材料甘酒200cc牛乳200cc1.甘酒と牛乳をボウルに入れます。2.なめらかになるまでよく混ぜ合わせ、冷凍庫で冷やします。3.数時間して固まったら、全体をかき混ぜてほぐし完成です。甘酒プリン甘酒のつぶつぶがいい食感のアクセントになって一味違ったとろけるプリンに。材料も少なくて簡単なのでぜひおためしください。材料甘酒300cc牛乳300cc粉ゼラチン10g砂糖お好みで1.水で柔らかくした粉ゼラチン、牛乳、砂糖を鍋に入れて温めます。2.1に甘酒を加えてよく混ぜます。3.ボウルに移し、氷水をはったボウルに浮かべてとろみがつくまでよく混ぜます。とろみがついたら容器に入れて冷蔵庫で冷やし固めましょう!こちらのレシピではゼラチンが少なめなのでとろとろプリンのようになります。固めがお好みの方はゼラチンの量を増やしてください。甘酒はお腹にたまるので、小腹が空いたときの間食を甘酒に置き換えるのもおオススメです。ちょっとクセが強い味でもあるので、味が苦手という方は牛乳やヨーグルトで割ると飲みやすくなりますよ。夏の紫外線でダメージを受けた肌のケアとしても効果的です。美容と健康にもいい甘酒は、そのまま飲むだけで美容ドリンクに。ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。
2016年09月20日“飲む点滴”といわれるほど栄養豊富な日本古来の飲み物「甘酒」を、リンゴでアレンジしました。シナモンの香りがアクセントになったスムージーは、疲れた体にじんわり染みわたる美味しさです。忙しい朝、「少しの時間でも惜しい!」と感じる方にも、ぜひトライしてもらいたいおすすめの一杯です。■お腹にやさしいリンゴと甘酒のスムージー調理時間 10分レシピ制作:E・レシピ<材料 1人分 >リンゴ 1/2個甘酒 100mlシナモンスティック 1本 <下準備>リンゴは分量外の塩でこすり洗いし、ヘタと芯を切り落としてひとくち大に切る。<作り方>1、ミキサーにリンゴ、甘酒を入れて数分間、なめらかになるまでかくはんする。2、カップに(1)、シナモンスティックを入れ、電子レンジで1分加熱する。コツ・ポイント ・電子レンジは600Wを使用しています。・トロミがあるので、スプーンでお召し上がり下さい。甘酒には、米麹を発酵させて作る方法と、酒かすを溶かし砂糖を加えた方法の2種類がありますが、健康度を高めたいならぜひ米麹を原料にした甘酒を使ってみてください。米と麹を発酵させて作るため、砂糖は不使用、さらにノンアルコール飲料なので、妊婦の方もお飲みいただけます。甘酒には、ビタミン類、葉酸、食物繊維、オリゴ糖、システイン、アルギニン、アミノ酸、ブドウ糖などが含まれています。栄養剤として使われている点滴の栄養素とほぼ同じものが含まれているため、食欲のないときや体調不良のときには進んで飲みたい一品といえそうです。
2016年09月13日この時季は夏バテを引きずっていたり、疲労感があったりと体調を崩している人も多いのでは?そんな時におすすめなのが、あのどこか懐かしい飲み物「甘酒」です。甘酒=冬の飲み物というイメージがあるかもしれませんが、実は季節の変わり目にもぴったりなんですよ。そもそも甘酒って何からできてるの?甘酒には、米麴と米を原料としたもの、酒かすを溶かして砂糖を加えたものの2種類があります。いずれにしても発酵食品なので、発酵食品ブーム、麴ブームの流れで、このところ甘酒が注目を集めているんです。みなさんが甘酒と聞いて思い出すのは、恐らく酒麴から作られている、アルコールが含まれたものでしょう。でも最近は、米麴から作るアルコール分の入ってない甘酒も多く販売されていて、手軽な健康ドリンクとしてハマる女性が多いようです。甘酒には点滴と同じ栄養素が!米麴を原料として作られた甘酒を「飲む点滴」と言う人もいるのですが、それは、甘酒には点滴と同じ成分が含まれているから。ビタミンB1、ビタミンB2、食物繊維、オリゴ糖、アミノ酸、そしてブドウ糖などです。この栄養素の名前を見るだけでも元気になれそうですよね?夏枯れのお肌にもおすすめ甘酒にはビタミンB1とビタミンB2が豊富と書きましたが、特に皮膚や粘膜を保護するビタミンが多く含まれています。夏の冷房や乾燥で、お肌の調子がいまひとつ…という方には、特におすすめです。また、アミノ酸はコラーゲンなどのタンパク質を作る原材料でもあるので、お肌の再生にはうってつけ!◆便秘解消にも!食物繊維やオリゴ糖が含まれているので、腸内環境を整えるにもいいそうです。便秘気味の方は、ぜひ試してみてください。季節の変わり目に胃腸の調子が崩れてしまうという方にも最適です。◆元気回復にも!甘酒にはブドウ糖が多く含まれていて、元気が出ないとき、体にエネルギーを与える効果もあります。おいしい飲み方は?こんな、いいところばかりの甘酒、すぐにでも試してみたい気がしますが、いったい、どんなふうに飲めばいいのでしょうか?ストレートがいいの?それとも何か混ぜたほうがいい?という疑問も湧いてきそうです。甘酒は人によってはクセがあると感じることもあるので、簡単アレンジを覚えておくといいですね!◆甘酒+○○で、飲みやすくなる甘酒と豆乳を1対1でブレンド。冷蔵庫にあるもので簡単にできるし、甘酒のクセもちょっとマイルドになります。牛乳をブレンドしてもOK。また意外にヨーグルトとも相性抜群。量を調整すれば、フルーツ系のジュースとも好相性です(フルーツジュースを少なめに)。終わりに気分も体調もいまひとつというみなさん、ノンアルコールの甘酒でいろいろなセルフアレンジを試してみてはいかがでしょうか?そのおいしさにハマって楽しく飲んでいるうちに、いつの間にか元気になっているかもしれませんよ。お肌もきれいになるので、恋の準備にも最適。もちもちした美肌を取り戻せば、自信を持って恋を始められそうですね。ライタープロフィール天野りり子ライター/編集者大学在学中からライター&編集稼業をスタート。女性誌ではビューティ&ヘルス企画、男性誌では恋愛記事を多数執筆、書籍編集も手がける。趣味は読書とタロット占い、そして恋バナを収集すること。
2016年09月11日桃の節句やお正月に飲むことが多い「甘酒」。やさしい甘さと、まったりとした口当たりが特徴の甘酒は、スーパー美容フードとして注目を集めています。甘酒が持つ驚くべきパワーと、甘酒を使ったダイエットのやり方をご紹介します。■甘酒が美容にいいってホント?甘酒は、栄養価の高さから「飲む点滴」とも呼ばれ、ビタミンB群、オリゴ糖、食物繊維、ブドウ糖など、美容によいとされている成分がぎゅっとつまっています。甘酒には、米こうじから作られているものと、酒かすから作られているものの2種類があります。甘酒ダイエットを行う場合は、米こうじから作られた甘酒を使用することがおすすめです。米こうじから作られる甘酒は、砂糖を加えずにデンプンを糖化させて作っているため、酒かすから作られるものと比べると低カロリーなのです!■ツルンと美肌に!ビタミンB群甘酒には、ビタミンB2をはじめとするビタミンB群がたっぷりと含まれています。ビタミンB2には肌を健やかに保つ働きがあるため、肌トラブル改善に効果があります。ビタミンB群は、脂肪の代謝を助ける成分でもあります。甘酒を飲むことによって、肌を美しく保つ効果が得られるだけではなく、効率よく脂肪を燃やし、やせボディに体質を改善してくれる効果も期待できます。■便秘改善に効果アリ!オリゴ糖甘酒には、便秘を改善する効果もあります。腸内には、悪玉乳酸菌と善玉乳酸菌がそれぞれ数を一定に保ちながら存在しています。しかし、何らかの原因で善玉乳酸菌の数が減少してしまうと、腸内乳酸菌のバランスが崩れ、便秘になってしまいます。甘酒に含まれるオリゴ糖は、腸内に常在する善玉乳酸菌のエサになり、善玉乳酸菌の数を増殖させ、腸内環境を改善する働きがあります。また、甘酒には米由来の天然食物繊維が含まれているため、腸の活動を活発化させてくれる効果が期待できるのです。■甘酒ダイエットのやり方甘酒ダイエットのやり方には2種類あります。食前に甘酒を適量飲む方法と、1食を甘酒に置きかえる方法です。食前に甘酒を飲む場合は、おちょこ1杯程度を目安に、甘酒を飲みましょう。甘酒に含まれるブドウ糖が、体内で速やかに血糖値を上げてくれることによって、食欲をおさえることに効果があります。1食を甘酒に置き換える方法は、食事の代わりにコップ1杯の甘酒を飲みます。甘酒置きかえダイエットは、無理なく続けることができる朝食から始めることがおすすめですよ!■甘酒ダイエットで楽してやせる!甘酒に含まれる美容成分なら、全身つるつるの潤い美肌を手に入れつつ、ほっそりとした体を手に入れることができます。甘酒を毎日の食事にとりいれ、賢くダイエットを成功させましょう!(ツナ缶/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年09月04日「甘酒」といえば、初詣のときに体を温めるために飲むなど、冬のイメージがあるかもしれません。しかし、俳句では夏の季語であり、昔から夏バテ予防に効果的だといわれてきました。美容効果も盛りだくさんで、夏にも積極的に飲みたいドリンクなのです。■甘酒を夏におすすめしたい理由甘酒は「飲む点滴」ともいわれるほど栄養が豊富。疲労回復効果があるビタミンB群が含まれています。消化吸収もよく、食欲がないときでも手軽に栄養補給ができて便利です。ほかにも、必須アミノ酸やブドウ糖など、体に必要な栄養素が含まれているのが特徴。さらに、美容には欠かせない食物繊維や、美白効果が期待できるコウジ酸など、女性にうれしい成分もたっぷり!夏は暑さでバテるだけでなく、紫外線などで肌トラブルが起きやすい季節。甘酒はその両方の悩みを解消するといわれ、いまでは夏場でも市販品が販売されるようになりつつあります。■子どもには「米麹」をチョイス甘酒には、米麹(こめこうじ)から作ったものと酒粕(さけかす)を原料とするものの2種類があります。米麹から作ったものは、アルコールが含まれていないので子どもにも安心。自然のやさしい甘味が感じられるけれど、低カロリーという特徴があります。しかし、発酵させたり温度管理したりするのが面倒で、自宅で作るには手間がかかるという難点も。一方、酒粕の甘酒は、酒粕の2~4倍くらいの水で煮立たせ、砂糖などで甘味をつければいいので、米麹よりも手軽に作れるメリットが。女性が積極的に摂りたい葉酸が米麹よりも多いところも注目です。しかし、甘味を加えることでカロリーがアップ! また、酒粕のアルコールが残ってしまいやすく、子どもに飲ませられないデメリットがあります。ダイエットを意識したり、子どもと一緒に楽しみたいなら米麹の甘酒を、葉酸摂取が目的だったり、手軽に作りたいなら酒粕バージョンを選ぶといいかもしれません。■甘酒のアレンジメニュー体力が落ちているときに甘酒を自分で作るのは大変だし、冷凍できるとはいえ夏場は衛生面が気になるもの。手軽に楽しみたいなら、市販品を利用してもいいですね。缶やペットボトルに入ったものは、スーパーでも見られます。大人はそのまま飲んでもおいしいと感じると思いますが、この味が苦手な子どもは少なくありません。その場合は、甘酒とりんごジュースを1:1で混ぜてみて。りんごの酸味が加わることで、さっぱりと飲みやすくなります。製氷皿で凍らせた甘酒をグラスに入れて牛乳を注ぐと、夏にぴったりのスイーツに。はちみつやシロップで甘味をプラスすると、さらに食べやすくなります。牛乳の代わりに、甘酒をホットケーキミックスに混ぜてもOK。特有のクセを感じにくくなるし、栄養満点のおやつとして活躍することでしょう。こうしてアレンジメニューを覚えておけば、飽きることなく続けられるはず。美容と健康の強い味方である甘酒を生活に取り入れて、猛暑を乗り切りましょう!
2016年08月21日ドリームエクスチェンジが運営する北浜スイーツショップ FOCE(フォーチェ)とfocetta(フォチェッタ)はこのほど、『甘酒豆乳 美スイーツ パパイヤオレンジ』(4個セット1,500円・税込)を発売した。同商品は酵素のほか、ビタミンB群や必須アミノ酸など栄養価の高さから注目されている「米麹甘酒」と、無調整豆乳を合わせたスイーツ。甘酒は、全国各地の甘酒を試飲し、よりよい麹(こうじ)づくりにこだわる銘酒「八海山」で知られる八海醸造のノンアルコール無加糖の「麹だけでつくったあまさけ」を使用することに決めたという。そのほか、酸味としてビタミンを多く含むオレンジ、免疫向上やダイエット効果が期待されるパパイヤ、葉酸やクエン酸が豊富なグズベリーの3種類を同時に楽しめるように工夫した。糖質制限ダイエット中または低糖質の食事が中心な人でも安心して食べられるよう、砂糖は一切使用せずに仕上げたとのこと。同商品は公式オンラインショップ、楽天市場、Yahoo!ショッピングでも販売している。
2016年07月19日こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。塩麹に醤油麹。2016年春には甘酒も静かなブームがありましたね。しかしブームが終わるとすぐ忘れてしまうのが日本人。そんな中、 2016年6月に麹菌の新たな魅力 が発表されたのでご紹介したいと思います。●オリゴ糖よりも優れもの!? 米麹の働き米麹に水と塩を混ぜ発酵させた塩麹がはやったのは何年前でしょう。そこから発展して、醤油と米麹を混ぜて発酵させるだけの醤油麹 も万能調味料としてはやりました。しかし今では継続して使用している人はごくわずかなのではないでしょうか。腸活、美腸と腸内環境の大切さは美容やダイエット、生活習慣病の予防にと注目され続けていますが、どうしても次々に発売されるヨーグルトなどに目がいきがちになっていませんか?腸活をしている人の中でも、甘味をオリゴ糖で!という人は少なくありませんが、実は米麹にはオリゴ糖よりもはるかに少量で腸内のビフィズス菌を増やしてくれる作用があることが分かったのです。●米麹菌が作る酵素がすごかった!広島大学大学院生圏科学研究所の加藤展久教授らの研究によると、米麹菌から作られる酸性プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)が腸内の善玉菌であるビフィズス菌を著しく増加させる成分 であることを証明したとのこと。麹菌は日本人が古くから味噌や醤油、日本酒、漬物など日本古来の発酵食品を作るときに使われてきたものです。こうした日本古来の食品が世界中の注目を集めている一方、日本人の米や味噌の消費量が減少の一途をたどっているのは残念でなりません。●甘酒の本当のシーズンは夏!冬になると温かい甘酒がアチコチで売られ始めますが、実は昔、甘酒は夏に飲まれていたのです 。甘酒に含まれるビタミンB群、アミノ酸などは夏バテに非常に高い効果があるため、今でいう栄養ドリンクの役割を果たしていたのです。この他にも甘酒に含まれるコウジ酸、アルブチン、フェルラ酸には抗酸化作用や美白効果まで期待できます。“飲む点滴”“ジャパニーズヨーグルト”と、春ごろ静かなブームだった米麹で作られた甘酒を、いま一度見直してみてはいかがでしょうか。【参考リンク】・米麹菌の酸性プロテアーゼを食べると腸内善玉菌が増加! | 広島大学()●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)
2016年07月14日ニューヨーク発のペイストリーショップ「ドミニクアンセルベーカリー(DOMINIQUE ANSEL BAKERY)」から、夏限定スイーツや新メニューが登場。夏限定のソフトクリームは、 “甘酒”と“スイートコーン”に注目した。「甘酒ソフトサーブ with 新生姜とサンショウの葉」は自然の甘味を持つ冷たい甘酒に、すりおろした新生姜と爽やかな木の芽(サンショウの葉)を添えて、夏のフレッシュさを表現。また「キャラメル スイートコーン ソフトサーブ with コーンジャム」は新鮮なスイートコーンの甘みと香ばしさが広がる、まるでコーンを食べているかのようなソフトクリーム。さらにキャラメルを加えることで、滑らかで濃厚に、そして香ばしさをより一層引き立てた。さらに、2016年7月16日(土)からは、「とうもろこし」の旨味をギュッと閉じ込めたソフトクリーム「キャラメル スイート コーン ソフト サーブ ウィズ コーン ジャム(Caramel Sweet Corn Soft Serve with Corn Jam)」が発売。コーンの粒はもちろん、美味しさが凝縮されている芯の部分も丁寧に煮出して使用。コーンは茹でてからバターと醤油で味付けした。食べ始めはソフトサーブ自体の甘くて濃厚な美味しさ、最後はとうもろこしのフレッシュさと塩気を楽しむことができる。最後にトッピングされる、まるで本物のコーンの粒のようなコーンジャムもポイントだ。一方で、夏の新スイーツメニューにも注目したい。フルーツマンゴーを使った「マンゴー パッションフルーツ ブロッサム」や、可愛いパイナップルに見立てた「パイナップル バナナ チョコレート タルト」、そして芳醇な香りの桃と爽やかなグレープフルーツを1度に楽しめる「サマーピーチ グレープフルーツ タルト 」など、旬のスイーツの旨味を閉じ込めた夏らしいスイーツが続々と登場する。【詳細】ドミニクアンセルベーカリートウキョウ■夏限定ソフトクリーム販売期間:〜2016年9月30日(金) 12:00〜19:00・甘酒ソフトサーブ with 新生姜とサンショウの葉 694円+税・キャラメル スイートコーン ソフトサーブ with コーンジャム 694円+税■夏の新メニュー・マンゴー パッションフルーツ ブロッサム 680円+税・パイナップル バナナ チョコレート タルト 680円+税・サマーピーチ グレープフルーツ タルト 660円+税・チェリー ティラミス 680円+税■キャラメル スイート コーン ソフト サーブ ウィズ コーン ジャム価格:1,000円(税込)発売日:7月16日(土) 10:00~<店舗情報>ドミニクアンセルベーカリートウキョウ住所:東京都渋谷区神宮前5-7-14営業時間:10:00〜19:00
2016年07月02日体の疲れやすい季節の変わり目、甘酒の力を借りてみよう!森永製菓株式会社が「うめ甘酒」を 5月17日から発売する。ひな祭りのイメージが強い甘酒だが、実は古くから、暑い季節の滋養強壮の飲み物として親しまれている。急に気温が上がって日差しの強くなる初夏、米麹の優しい甘みは、疲れやすい体のエネルギーチャージにぴったりだ。紀州南高梅を配合、爽やかにより飲みやすく南高梅は、梅生産量日本一を誇る和歌山県を代表する品種。今や梅のトップブランドとして全国にその名が知られている。大きな果実に小さな種、果肉が厚くて柔らかいのが特徴だ。今回発売される「うめ甘酒」には、この紀州南高梅が加えられており、爽やかな香りで暑い季節にもすっきりと飲みやすく仕上がっている。香りだけではなく、クエン酸の効果で美容にももちろん効果的だ。冷やして飲むとより一層おいしく感じられる。アルコール分は0.00%!甘酒といってもアルコール分は含まれていないため、妊娠中の女性や子供でも安心して飲むことができる。身体がまだ暑さに慣れておらず、体温調節がうまくできない初夏。手軽に熱中症対策ができる上、美容や健康にもいい「うめ甘酒」。ぜひ試してみてほしい。【参考】・森永製菓株式会社プレスリリース・森永製菓株式会社うめ甘酒紹介サイト
2016年05月04日甘酒生活を始めて丸3年。毎週欠かさず手づくりしています。手づくり? 面倒では!? と思われるかもしれませんが、KAMOSICOを使えばラクチン。容器に麹と水を加えてスイッチを押すだけで、数時間後にはほわほわの甘酒ができあがっています。ズボラな私でも続けられているのはこの家電のおかげでもあるのですが、何よりも手づくりの甘酒が本当に美味しいからだと思います。KAMOSICOを持っていなくても炊飯器やスープジャーなどでも作れますので、なるべく手づくりするのがおすすめです。スーパー栄養ドリンクと呼ばれる甘酒は、ブドウ糖やビタミンB群、アミノ酸が主成分。腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整えてくれる働きもあるので、上手に食生活に取り入れたいですね。でも、ただ飲んでいるばかりでは飽きてしまうことが多いものです。調味料や漬け床として活用してそんなときは砂糖代わりの調味料として使うのがおすすめ。甘酒はやさしい甘さなので、砂糖の分量よりも少し多めに入れるとうまく仕上がります。甘みだけでなく「うまみ」が加わるのもいいところ。いつもの料理がまろやかに、グンと美味しくなりますよ。身体を冷やす砂糖とは反対に、甘酒には身体を温める効果もあります。スープに入れたり、お味噌汁の仕上げに加えたり、卵焼きや煮物などにもどんどん使いましょう。お酒のおつまみに「甘酒漬け」もいいですよ。こちらは甘酒に塩やしょうゆ、味噌を混ぜ合わせた漬け床に、野菜や豆腐などを漬け込むだけのお手軽さ。テクニックも不要です。素材と漬け床を合わせて揉んだり塗ったりするだけで美味しい一品が完成します。「きゅうりとかぶの即席漬け」1)ジッパーつき保存袋にきゅうりとかぶを入れる。2)甘酒と塩麹を1:1(塩の場合は2:1)の割合で混ぜ合わせた漬け床を加えて、軽く揉む。少しおいて味をなじませ器に盛れば、できあがりです。 ひと晩寝かすとさらに美味!休日に甘酒漬けを仕込んでおくと、忙しい平日の食卓で活躍しますよ。作り方は即席漬けと同じ。寝かす時間を長くすることで味がさらになじんでうまみが増します。「セロリの味噌漬け」1)ジッパーつき保存袋にセロリを入れる。2)甘酒と味噌を2:1の割合で混ぜ合わせた漬け床を加えて、軽く揉む。「パプリカのピクルス」1)パプリカはニンニク1かけを包丁の腹でつぶしたものとともに保存袋に入れる。2)甘酒と酢を1:1の割合で、さらにそこに塩(甘酒&酢各大さじ2の場合、塩麹小さじ1or塩小さじ1/2)を入れて混ぜ合わせた漬け床を加えて、軽く揉む。どちらもひと晩ほど冷蔵庫で寝かせ、器に盛ってできあがりです。漬け込む素材といっしょに甘酒の栄養も摂取できるのがうれしいですね。いろんな野菜で試してみてはいかがでしょう。 豆腐やチーズは1日熟成させてタンパク質を多く含む豆腐やチーズは積極的に食べたい食材です。こちらも甘酒の漬け床を塗りラップをして1日寝かせれば、病みつきになるほどの美味しさに! お酒がすすむ極上おつまみになります。「豆腐漬け2種」1)木綿豆腐1丁はキッチンペーパーで包んで2時間ほど重石をし、水分を抜く。2)半分に切った豆腐に甘酒と味噌を2:1の割合で混ぜ合わせた漬け床を塗り、ラップをする。3)もう半分には甘酒と塩麹を2:1(塩の場合は3:1)の割合で混ぜ合わせた漬け床を塗り、ラップをする。「2種のチーズ漬け」1)クリームチーズに甘酒としょうゆ麹を2:1(しょうゆの場場合は3:1)の割合で混ぜ合わせた漬け床を塗り、保存容器に入れる(ラップでもOK)。2)モッツァレラチーズに甘酒と味噌を1:1の割合で混ぜ合わせた漬け床を塗り、ラップをする。いずれも丸1日以上冷蔵庫でじっくり寝かせ、お好みのサイズにカットして器に盛ってできあがり。漬け床のうまみがじんわり染み込んだ、いつもとひと味違った豆腐とチーズを堪能できます。揉むだけ塗るだけの甘酒漬けは、来客時のおもてなしにも活躍します。前日に仕込んでおけば、あとは自然とうまみが増すのを待つだけ。簡単なのに手の込んだ料理に見える!?のもうれしいかぎりです。栄養とうまみがギュッと詰まったヘルシーな甘酒漬け、ぜひ一度作ってみてください。
2016年02月08日寒い季節においしいホットドリンク、甘酒を飲んだことってある?甘「酒」と書きますが、米麹とごはんを発酵させて作るものなら、アルコール度数はゼロ。発酵の過程で生まれる自然な甘みが特徴です。でも、酒かすを水で溶き、砂糖を入れて甘みをつけるタイプにはアルコール分があるので要注意。甘酒には、ブドウ糖が多く含まれています。ブドウ糖は体内に取り込まれたら、すぐエネルギー源になってくれる栄養素。ほかにも、ビタミンB群、ミネラル、タンパク質、脂質など、体にうれしいものがたくさん入っています。栄養サプリなどなかった江戸時代、甘酒が滋養強壮剤としてポピュラーだったのもうなずけますね。最近では、この栄養豊富な甘酒をダイエットに取り入れる女子もいるとか。カロリーが低いこと、砂糖を使っていないこと、甘酒に含まれるオリゴ糖や食物繊維が腸に働きかけてくれることなどがその理由です。お腹まわりもすっきりさせてくれるうえ、体を温めるので代謝アップも期待できます。朝ごはんを甘酒にすると、手軽に栄養補給できるだけでなく体も温まるので、寒い冬のダイエットにぴったり。夕ごはんが遅くなりがちなら、思い切って甘酒だけにして眠るのもいいですね。甘酒のほのかな甘さや香りがリラックス気分を誘います。消化が良く胃腸によけいな負担をかけないので、内臓から体を休めることができるでしょう。体も温まり、栄養豊富で、さらにダイエットにも活用できる甘酒。いつもの食生活に取り入れてみない?
2016年01月01日「飲む点滴」といわれるスーパードリンク「生甘酒」が、脳の活性化、活性酸素除去に効果的だということをご存知でしょうか。米麹を使い、たった4時間でできる「生甘酒」。簡単につくるコツは「保温温度」にありました。■生甘酒の素「麹」ってなに?麹とは、麹菌というカビを蒸した米や麦、大豆などにふりかけて繁殖させたもの。米に麹菌を繁殖させたものを米麹といい、生甘酒の大切な材料です。麹菌が増殖するときには、100種類以上もの酵素が発生するといわれています。なかでも「アミラーゼ」と「プロテアーゼ」のふたつは重要な酵素で、米のでんぷんをブドウ糖に、プロテアーゼは米のタンパク質をアミノ酸に分解します。これが、疲労回復や冷え性改善などに有益な栄養素となるのです。■70℃を超えると酵素が失活おいしい甘酒を手づくりするときのコツは、「60℃前後」をキープすること。60℃より高くても低くても甘酒の甘さが出ないので、注意が必要です。なぜなら、麹菌の分泌する酵素が元気に働くといわれる温度が、60℃前後なのです。酵素が、麹に含まれるでんぷんをブドウ糖やオリゴ糖に分解するため、甘い生甘酒ができるということ。適温より低い50℃では酵素が働かず、逆に70℃以上だと甘みが出ないまま、酵素が失活することになります。電気炊飯器や保温調理器などで手づくりする場合は、温度計での温度チェックをしっかりすることで、おいしい生甘酒が完成します。■おいしい生甘酒を作る方法[1]麹と水を発酵食メーカー『醸壷(かもしこ)』に米麹と水を入れる。[2]温度を60℃、タイマーを4時間にセットし、スタート。[3]甘みが出ていれば完成家庭にある電気炊飯器、保温調理器、ヨーグルトメーカー、スープジャーなどでも代用ができます。■「生甘酒」が体にいいいワケ火入れをしない「生甘酒」は酵素が活動(活性)しているため、生きた酵素を体に取り入れ、消化や代謝UP、ビタミン補給効果につながります。加熱処理が行われている市販品の甘酒などは、加熱殺菌処理がされているので賞味期限は長くなりますが、加熱により酵素は活動を停止(失活)し、微生物も死滅。せっかくのビタミンも壊れてしまっているので、「生甘酒」の方が、健康・美容への効果が期待できるでしょう。■朝晩おちょこ一杯で健康維持甘酒は医学が発達していなかった昔から日本人に愛飲されてきた飲みもので、疲労回復に欠かせない栄養ドリンクといわれてきました。実際、甘酒には脳のエネルギー源となるブドウ糖の他にアミノ酸、ビタミンB郡などが豊富に含まれていることから、「飲む点滴」ともいわれています。また、活性酸素を取り除く働きをもつ成分も含まれているため、美肌つくりにも効果が期待できるのです。*自然の甘さを持つ「生甘酒」は飲むだけでなく、砂糖がわりなど料理にも活用できる万能調味料。混ぜる、かける、漬けるなど、毎日の食事に取り入れてみませんか。(文/Marico Taguchi)【参考】※酵素もたっぷり!いま注目の「生甘酒」とは?(1/3)-キレイスタイル
2015年10月17日味噌や納豆など伝統食品から酵素ドリンクまで、私たちの生活に欠かせない発酵食品。免疫力アップや腸内環境の改善だけでなく、肌荒れや疲労回復にも有効とされ、アラフォー世代は特に積極的に摂りたい食品のひとつです。体調を崩しやすい季節の変わり目、発酵食で体を整えませんか? 参考になりそうな4冊の発酵食の本をセレクトしました。『天然発酵の世界』サンダー・E・キャッツ(築地書館)まず、「発酵って何?」という疑問に答えてくれるのが本書。自称〈発酵フェチ〉というアメリカ人の著者が、発酵の歴史、科学に始まり、発酵の原理とレシピから社会学まで、ユーモアたっぷりに教えてくれます。パンもアルコールも、ヨーグルト、チーズ、ビネガーも、普段口にするこれらの食品はすべて発酵食、と改めて気づかせてくれます。キムチやぬか漬け、味噌から世界各地の初めて知るようなものまで、野菜、豆、乳製品、穀物を使った発酵食を網羅したレシピは約100種類。読み物としてもとても面白く、簡単にできそうなものも多いので、実験気分で作ってみたくなります。 『麹・甘酒・酒粕の発酵ごはん』寺田優 寺田聡美(PHP研究所)自然酒造りをする酒造元「寺田本家」の当主が、毎日食べている発酵ごはんのレシピを紹介。麹や酒造りの過程でできる酒粕は、食物繊維やビタミン、コレステロールを燃やす成分が豊富で栄養価も抜群。そんな麹、酒粕、砂糖の代わりにもなる甘酒を使ったレシピは、和食だけではなく、パスタやグラタン、カレーなどの洋食、ドリンク、お菓子までと豊富でとてもおいしそう。もともとは夜遅くにコンビニ弁当で夕食を済ませるような食生活だった著者が、寺田本家の次女である奥様の影響で発酵食生活をはじめ、腸内細菌が活性化することで免疫力がつき、痩せて体調も良くなったという話にも説得力があります。体のベースを作ってくれる「発酵ごはん」をいますぐ始めたくなる本です。 『醤油麹ことはじめ』たまな食堂(大和書房)玄米菜食と発酵食をテーマにした店「たまな食堂」がこだわる、米麹に醤油を加えて発酵させた「醤油麹」の魅力をあますことなく紹介した一冊。麹は甘み、酸味、塩味、苦味、うま味をバランス良く持つ醤油に、栄養価の高い生きた麹菌や酵素を加えてくれるもの。醤油の代わりとして、そのままかけて使ったり、下味をつけたり、炊き込みごはんや煮物にも使える万能調味料に。合わせる調味料やオイル、食材によって、和風、洋風、中華風、韓国風にも簡単にアレンジができます。醤油麹の作り方、扱い方、保存の仕方からレシピまで、一度作れば簡単に、体にやさしいごはんができそうです。 『卵・牛乳・白砂糖を使わなくてもおいしい 酒粕おやつ』南智美(農文協)最後はスイーツ。タイトル通り、卵も乳製品も白砂糖も使わないお菓子を、さらにおいしくするために酒粕を使ったレシピ集です。酒粕を使うことでうま味やコクがプラスされ、乳製品のような風味やクリーミーななめらかさが出るだけでなく、保存性も増すのだとか。また、フルーティな香りはラム酒やエッセンスの代わりにもなり、重曹やベイキングパウダーを使わなくてもパンやピザが膨らむというメリットも。混ぜるだけのディップから、ティラミス、パンケーキ、パンやピザ、ショートケーキ、スムージーまで幅広く、“酒粕=和”というイメージを覆すレシピが満載。満足感があるのに太りにくく、肌まできれいになる。そんな酒粕のお菓子なら、甘いもの好きな方も罪悪感なく食べられそうです。発酵食のなかでも特に、料理の幅がグンと広がりそうな麹を使ったレシピブックを中心にご紹介しました。いつもの食事に、うま味と栄養をプラスし、さらにおいしく、さまざまなメニューが作れる発酵食。読めばきっと、発酵食を食生活に取り入れない理由はないと思うはずです。参考書籍: ・『天然発酵の世界』 ・『麹・甘酒・酒粕の発酵ごはん』 ・『醤油麹ことはじめ』 ・『卵・牛乳・白砂糖を使わなくてもおいしい 酒粕おやつ』
2015年10月16日ダイエット中、何よりも辛いのは空腹に耐えること…。そんな時にオススメなのが、甘酒とヨーグルトで作った「甘酒ヨーグルト」昔から、ヨーグルトは不足しがちなカルシウムが摂れたり、便秘に効いたり、最近はフェイスパックとして使えたりと、とても人気が高いですね。一方、甘酒も美容に良いと、女性の注目を集めています。甘酒は、「飲む点滴」や「夏の栄養ドリンク」と言われているほど、夏バテや疲労回復に効果がある飲み物とされています。また、シミの原因となるメラニン生成をおさえるコウジ酸が豊富なので、シミやくすみを防いでくれ、美肌にも良いんです。栄養素が豊富なので、食べすぎてしまった~と思った次の日は、甘酒を飲んでプチ断食してみるのもオススメ。また、ダイエット中に甘い食べ物の誘惑と戦っている人が多いのでは?甘酒は、糖分は使用してないのにほんのり甘みがあるので、ダイエット中糖分を我慢してイライラすることも少なくなりそうです。どちらもスーパーで手軽に手に入れる事が出来ますが、この二つを混ぜて作る甘酒ヨーグルトがダイエットに最適なのはなぜか…。それは、甘酒もヨーグルトも発酵食品だから!発酵食品を摂るといいメリットは・便秘解消になる・代謝がアップする・余分な脂肪を溜め込みにくくなる・気になる下っ腹のお肉を解消発酵食品は、複数組み合わせて摂ったほうが、整腸効果が高まるんだそう!なので、どちらも発酵食品のヨーグルトと甘酒を一緒にすることで、より腸を元気にしてくれるんですね。満腹感があるので、小腹が空いたときにピッタリです!ヨーグルトは酸味があるので、普段は砂糖を混ぜている、という人は、その砂糖を甘酒に変えてみてください。甘酒の甘さで砂糖が必要なくなりますよ。余計な糖分もカットできるので嬉しいですね。
2015年10月15日蔵元の酒粕使用月桂冠株式会社は、1缶あたり2.8g、レタス4分の3個分(五訂日本食品標準成分表基準)の食物繊維を含む「甘酒」(190g缶)を9月14日(同社出荷開始)から、2016年3月までに期間を限定して全国で発売する。酒粕を原料とする甘酒は、酒粕由来の植物性たんぱく質やオリゴ糖、食物繊維を豊富に含んでおり、米のでん粉、発酵途上でたんぱく質の分解によりできたペプチドや必須アミノ酸などの成分をバランスよく含みビタミンも豊富な高栄養価の飲料である。食物繊維レタス4分の3個分配合食物繊維が不足しがちな現代人に向け、その酒粕に、食物繊維の一種である還元難消化性デキストリンを配合した機能性飲料を、「生姜入り」と「生姜なし」の2タイプのバリエーションで展開する。商品名:甘酒190g缶参考小売価格:オープン価格原材料:砂糖、酒粕、還元難消化性デキストリン(食物繊維)、米こうじ、食塩、増粘剤(加工でん粉)、酸味料商品名:甘酒190g缶(しょうが入り)参考小売価格:オープン価格原材料:砂糖、酒粕、還元難消化性デキストリン(食物繊維)、米こうじ、生姜、食塩、増粘剤(加工でん粉)、酸味料(プレスリリースより引用)「生姜入り」は、西日本を中心に人気が高く、「生姜なし」は、東日本を中心に人気が高い。手軽にどちらも選べる、容器には、温かみのある明るい赤色をベースに、米粒の形を白色で抜き、甘酒の原料である酒粕や米こうじをイメージしたデザインとなっている。(画像はニュースリリースより)【参考】・月桂冠株式会社ニュースリリース
2015年09月09日味噌や醤油、みりんなど日本伝統の調味料を作るのに欠かせない麹(こうじ)。私たちの身近にありながら、その存在はあまり意識されていないかもしれませんね。麹は、蒸した米や麦に「麹菌」という微生物を繁殖させたもので、いろいろな料理に使えるうえ、栄養満点。“万能調味料”といわれる塩麹や、“飲む点滴”といわれる甘酒も、麹からできる発酵食品です。数年前の塩麹ブーム以降、しばらく麹から離れていた人も、いま改めて麹の良さを見直してみませんか?「麹」を使った発酵食品の魅力とは?今回は塩麹の第一人者であり、イラストレーターで麹料理研究家のおのみささんに、麹の魅力や簡単でおいしい使い方を教えてもらいました。おのさんが麹にはまったのは、まだ塩麹ブームが起こる前、2009年ごろのこと。「味噌が意外に簡単に作れると聞いて、ジッパー付きの袋で作ってみたんです。材料は麹と大豆と塩だけ。夏だったのですぐに発酵が進み、袋がパンパンに膨らんでビックリしました。“この中に何がいるの!?”って(笑)。しかも、しばらくしたら、ちゃんと味噌ができた。この麹が生きている感じがおもしろいなあと思ったんです」続いて、ある料理マンガに塩麹のことが少し載っていたのを見て、塩麹づくりにも挑戦。「できた塩麹に野菜や肉を漬けてみたら、ものすごくおいしくて! これはいいな、と麹にはまっていきました」とおのさん。その後、味噌や醤油、甘酒なども手づくりするようになり、麹ライフを拡大。2010年には、『からだに「いいこと」たくさん 麹のレシピ』を出版するに至りました。現在では著書は5冊にのぼり、今年は月に約1回のペースで麹料理のイベントも開催しています。「麹による発酵の実験ぽい感じにも心がくすぐられますし、そもそも麹の味がすごく好きで。工夫次第で料理の幅が広がるのも楽しいところ。しかも体にもいいし」とおのさんは楽しそうに話します。栄養満点! 美肌にも嬉しい「麹」味噌や塩麹といった麹を使った発酵食品は、料理をおいしくしてくれるだけでなく、健康や美容に嬉しい効果も期待できます。「麹に含まれる消化酵素は、タンパク質やでんぷんを分解してアミノ酸や糖を生成し、消化吸収を促してくれます。アミノ酸は、骨や肌、皮膚を作るのを助けるので、美肌効果も期待できます。麹を毎日摂っているせいか、近ごろは体も丈夫で、健康診断でも、わりとほめられます。麹のおかげで健康も1割増しくらいなのかもしれません(笑)」麹を使った発酵食品は種類が豊富なので、気負わなくても日常的にちょこちょこ摂れるのも嬉しいところです。超簡単! おのさん流・麹のおいしい使い方麹を多彩に楽しんでいるおのさんですが、麹を使った発酵食品のうち、よく使うトップ3は、「塩麹」「味噌」「甘酒」だそう。「塩麹はとにかくよく使います。肉や魚を漬けるのが定番ですが、私がよくやるのは炒め物。食材はだいたい何でも合いますね。少しコクや旨みが欲しいときは醤油やオイスターソースを加えます。野菜の塩麹漬けも定番です。キュウリのほかに、ピーマン、トマト、アボカドなどもおいしく作れます。ビニール袋に野菜と塩麹と一緒にいれて、30分程度おいたらできあがり。一晩おくと、よりしっとりします。皿に盛ったあと、ごま油やオリーブオイルをさっとまわしかけると、コクが出ておいしいですよ」塩麹には専用の小さじ、大さじを用意し、保存瓶に入れっぱなしにしておくと、使いたいときにさっと使えて便利です。甘酒はそのまま飲む以外に、炭酸水や豆乳で割ったり、ミルクティーに入れたり、飲み方のアレンジもいろいろ楽しめます。「手作りの甘酒はミキサーでなめからにしてもいいですが、私はあえてそのままで、麹の粒感も楽しんでいます。料理に甘味を加えたいときに砂糖がわりに使うこともあります。醤油と相性がいいんですよ」簡単にできる麹レシピ1:水筒で作れる「麹だけの甘酒」最後に、麹初心者でもすぐに作れる、失敗知らずの麹レシピを2つ教えてもらいました。まず1つ目が、麹だけで作る甘酒。ふつうの甘酒は炊いたごはんやおかゆも入れますが、実は麹だけでも作れます。あっさりした味わいに仕上がるので夏にぴったり!▼水筒で作れる「麹だけの甘酒」レシピ<材料>・麹……100グラム・60℃のお湯……200~250ml※温度が高すぎると酵素が死んでしまい、逆に低いとあまり活動しないので、60℃を守ってください。<手順>1)保温性の高い水筒(360~500ml)にお湯を注ぎ、中を温めておく2)麹はかたまっていたらほぐす。1の水筒のお湯を捨て、麹を入れる3)お湯を60℃に温めて2に入れ、一晩(10~12時間)置いたらできあがり!「上記の分量は、写真の白い360mlの水筒でちょうどいいくらい。夏は甘酒1/3と炭酸水2/3を混ぜて飲むのもオススメ」とおのさん。シュワーッとして見た目にも清涼感があり、ちょっとオシャレな感じに仕上がります。簡単にできる麹レシピ2:大人のおつまみ「酒粕ヨーグルトディップ」もう1品は、酒粕で作るディップ。こちらも材料を混ぜて寝かせるだけ、と超簡単。クラッカーやパンにつけるとおいしいです。▼大人のおつまみ「酒粕ヨーグルトディップ」レシピ<材料>・酒粕……50g・水切りヨーグルト……50g・レーズン…50~60g※酒粕はできるだけ良質なものを使うのがおいしく仕上げるコツです※水切りヨーグルトの代わりに、クリームチーズを使ってもOK<手順>1)酒粕は固ければ耐熱容器に入れ、電子レンジで10~20秒加熱する2)すべての材料を混ぜ、冷蔵庫で一晩寝かせてできあがり!「酒粕のアルコール分があるので夜や休日向きのメニューかも(笑)。お酒のおつまみにもぴったりですよ」とおのさん。ホームパーティーに出すと、「これ何!?」とみんなで盛り上がれそうですね。麹も酒粕もスーパーで簡単に手に入るので、思い立ったらいつでも始められる麹ライフ。気負わず気になるものから取り入れてみては?おのみさ プロフィールイラストレーター兼、麹料理研究家。麹の魅力にはまり、日々麹料理を研究中。2010年『麹のレシピ』を出版、麹ブームを巻き起こす。現在は「麹酒場」を定期的に開催。麹をつかった料理教室を開催予定。詳しくは→ 著書:『絵でわかる麹のひみつ』(著者:小泉武夫 絵・レシピ:おのみさ 講談社サイエンティフィク)、『おのみさの麹のよさを200%引き出すアイデア帖』(KADOKAWA/メディアファクトリー)、『麹巡礼 おいしい麹と出会う9つの旅』(集英社)、『麹のおつまみ』(池田書店)、『毎日がたのしくなる 塩麹のおかず』(池田書店)、『からだに「いいこと」たくさん 麹のレシピ』(池田書店)など。
2015年08月26日酒粕でつくる冬の飲み物という印象が強い甘酒。しかし本来は、米と米麹に水をあわせて発酵させた飲み物であり、江戸時代の書物「守貞謾稿(もりさだまんこう)」には、「京都や大坂では夏の夜だけ、江戸では年中売っている」と記されているように、もともとは厳しい暑さを乗り切るための夏の飲み物でした。発酵食品である甘酒は、タンパク質分解酵素やでんぷん質分解酵素などの100種類以上の酵素が含まれ、ブドウ糖がたっぷりと含まれるので「飲む点滴」ともいわれています。また麹に含まれるコウジ酸が肌にいいともされて「飲む化粧水」という人もいるほど。さらにほぼアルコール成分は入っていなので、子どもから老人まで安心して飲めるのがうれしいですね。さて江戸の鎮守神、神田明神の大鳥居下に店を構える「天野屋」。幕末の弘化3(1846)年の創業以来、甘酒を作り続けています。「材料や作り方は、ほぼ昔のままですよ」とご店主・天野亀太郎氏。蒸した米に種麹を加えて丸2日間ほど発酵させ、でき上がった麹に蒸した米と水を加えて寝かせること十数時間。おおよそ5日間かけて天野屋の“明神甘酒”は完成します。柔らかな口当たりとサラリと優しい甘味で、多くの人に愛されてきた明神甘酒。味の秘訣を尋ねると「甘酒は麹が命。天野屋の麹は、店の地下6メートルにある室(むろ)で発酵をさせます。温度や湿度が年中一定の室で発酵させていること、また室にいる家つき酵母のおかげもあって、この味が生まれるんですよ」と教えてくれました。夏のスペシャル滋養甘味、大正生まれの氷甘酒をお試しあれ甘酒、味噌、納豆などを製造販売する天野屋は、甘味処も切り盛りしています。ご店主が趣味で集めたランプや古時計、また珍しい列車模型などが飾られていて、まるでアンティークショップのような店内。夏の時期には、店に吊るされた多くの江戸風鈴があちこちで涼しげな音を鳴らしています。レトロな雰囲気漂う天野屋には、今の季節にこそ食べて欲しい甘味があります。それはガラス鉢に注いだ甘酒に、ふわふわなカキ氷をのせた氷甘酒。灼熱の炎天下、干上がったカラダをひんやりじんわり癒してくれる、まさに滋養甘味。もちろん天野屋には氷甘酒のほかにも、イチゴやレモン、また宇治抹茶やミルク小豆など、定番カキ氷が数多く揃っています。そして完全に暑さにバテてしまった時は、熱い甘酒で体調を整えるのもいいですね。自家製の久方味噌がそえられた甘酒をいただいていると、カラダがホッとするのがわかります。砂糖代わりにヨーグルトや煮物にまろやかな甘味がでるのでおすすめ明神甘酒の楽しみ方をお聞きしたところ、「凍らせてシャーベット状にしても氷甘酒みたいでおいしいですし、砂糖代わりにヨーグルトに入れても、煮物に加えてもまろやかな甘味になっておいしいですよ」とご店主。砂糖代わりに使うアイデアは、なかなか魅力的かも。またヨーグルト×甘酒は、発酵×発酵でさらに栄養価がアップするかもしれませんね。江戸の鎮守神を名にいただく“明神甘酒”で、今年は夏バテ知らずで過ごしたいものです。取材協力/天野屋(あまのや)東京都千代田区外神田2-18-15 TEL: 03-3251-7911 営業時間: 10時~18時(月曜~土曜、祝祭日は~17時)休日: 日曜日(4月~12月第1週)、海の日、8月10日~17日(夏期休業日)
2015年08月05日カラフルでカワイイ見た目と、フレッシュなフルーツがごろっと入ったヘルシーさで、とくに若い女性に人気のアイスキャンディー。専門店も各地にできて賑わいを見せていますが、じつはこのアイスキャンディー、料理が苦手な人でも簡単にできちゃう、お手軽スイーツなんです。基本は「切る&混ぜる&冷やす」の3ステップのみ。早速、レシピサイト「E・レシピ」から、この夏おすすめのレシピ「甘酒イチゴのアイスキャンディー」の作り方をご紹介します。発酵食品の甘酒は栄養価がとても高く、美肌にはもちろん夏バテ予防や疲労回復にもおすすめの食材。甘酸っぱいイチゴとの組み合わせがおいしい大人のアイスキャンディーです。■甘酒イチゴのアイスキャンディーの作り方(2本分)<材料>甘酒…140mlイチゴ(冷凍)…30g<作り方>冷凍のイチゴを半分に切り、甘酒と一緒にアイスキャンディーの型に入れて冷凍庫で凍らせる。たったこれだけ!※薄めて飲むタイプの甘酒を使用する場合は、表示通りの分量で薄めてください。※アイスキャンディーの型は、1本あたり80ml容量のものを使用しています。※甘酒は米麹が原料のものを使用しています。栄養価が高く、ノンアルコールなのでおすすめです。冷凍イチゴを冷凍マンゴーや冷凍ブルーベリーなどに変えても美味しくいただけます。「E・レシピ」では、ほかにも「アサイーバナナヨーグルト」や「マンゴー杏仁」など、カラフルでおいしいアイスキャンディーレシピが紹介されています。どれも簡単ですぐにできるので、レシピを元に自分好みのアイスキャンディーにアレンジしてみるのも良さそう。・ 「カラフルでオシャレ!今流行りのアイスキャンディーのレシピ ■さらに人気のスイーツレシピをチェックするには…もっとおいしいレシピを知りたい! という人には「E・レシピ」スマートフォン版が便利です。プレミアムメンバー対象に、レシピを“おいしい!順”や“人気順”に並べ替えることができます。この機能を使うと、どのレシピが一番人気なのか一目瞭然。とくにいま、「E・レシピプレミアムメンバー(月額200円 税抜)」にクレカ支払いで登録すると、登録月は無料。ランキングや限定コンテンツなどが最大1か月タダでお試しできます。また、ドコモのスゴ得会員の人なら、E・レシピプレミアムメンバー登録をしなくてもプレミアム機能が利用できますよ。※レシピ提供協力: E・レシピ ・ E・レシピプレミアムメンバーならできること(スマートフォン限定) ・ プロの簡単 E・レシピ forスゴ得(ドコモ「スゴ得コンテンツ会員」なら、プレミアム機能が無料で利用可能)
2015年08月03日甘酒は米と米麹を発酵させて作る日本古来の飲み物。砂糖無添加なのにほんのり甘いのは、発酵の段階で自然な甘みが出るためです。甘酒は、ぶどう糖やアミノ酸、ビタミンB群など、私たちの体に必要な栄養素がぎゅっと詰まっているため、最近では「飲む点滴」とまでいわれるように。すでに美意識の高い女性たちを魅了しているドリンクです。冬に温めて飲むイメージがあるかもしれませんが、実は甘酒は夏の季語。夏バテ防止などに効果があるため、昔から夏に親しまれてきたそうです。夏バテ予防だけでなく、甘酒に含まれているビタミンB2は、皮膚や粘膜を保護するといわれているため、美肌にも効果的。また脂肪の代謝を促してくれるビタミンB群が豊富なほか、オリゴ糖が腸内環境を整えてくれるので、ダイエットのサポートドリンクにもなりそうですね。そのままでは少し飲みづらいという人は、牛乳や豆乳で割ると飲みやすくなります。また果物などと一緒にスムージーにして朝食にしたり、アイスクリームにかけてデザート感覚で楽しむのもおすすめ。実は、炊飯器などを使って自宅で簡単に作ることもできるので、挑戦してみるのもいいですね。ダイエットにも美肌にもいいとウワサの、飲む点滴の栄養ドリンク「甘酒」で、暑い夏を乗りきりましょう!
2015年06月01日森永製菓はこのほど、東京工科大学 前田憲寿教授(医学博士)と共同で行った研究により、酒粕と米麹を使用した甘酒の飲用が、目の下のクマの改善に効果があることを明らかにした。同社は、甘酒が持つ健康効果に関する研究を進めている。これまでの研究では、甘酒には暑さからのストレスの回復を早める効果があることがわかっていたが、今回は「目の下のクマ」や「髪のツヤ」などの美容効果について検証。40~60代の便秘気味で肌荒れが気になる女性17名を対象に効果試験を実施した。私見では対象者を2群に分け、一方には「酒粕、米麹入りの甘酒」(甘酒群)、もう一方には「酒粕・米麹なしの甘酒風味の飲料(プラセボ)」を、1カ月間にわたって毎日朝・晩の2回飲用してもらった。いずれもカロリーや風味は同じようにあわせ、対象者には内容を知らせない「シングルブラインドテスト」とした。1カ月間の継続飲用の結果、測定装置を使用した「目の下のクマ」の評価では、甘酒群は「目の下のクマの明るさの有意な改善」が認められた。対象者自らが感じる主観的評価でも、甘酒群のみが、目の下のクマの明るさに対して有意な改善を感じており、実感を伴った結果であることがわかる。また、「皮膚の表面湿度」についても、甘酒群のみが飲用後は湿度の上昇が確認できた。主観的評価でも、「髪のつや」「朝の目覚めの良さ」が、甘酒群のみ有意な改善を感じている。同社では「『酒粕と米麹を使用した甘酒』を継続的に引用することで、美容や健康に良い影響が期待できることが示唆された。今後も甘酒に関する研究に取り組んでいく」としている。
2015年05月15日徐々に高まる甘酒人気飲む点滴と言われるほどたくさんの栄養が含まれている甘酒。昔からある伝統的な飲み物であるもののあまり人気はなかった。しかし近年では甘酒に含まれる栄養素が見直され、テレビ番組で特集を組まれるなど徐々に人気が出始めている。甘酒は寒い冬に熱々を飲むイメージであるが、夏バテなどによってパワーダウンしたときにこそ飲みたい。最近はスーパーでも夏になると「冷やし甘酒」も見かけるようになった。甘酒といえば森永赤地に白い花がデザインされた缶入りの甘酒は誰もがいちどは見たことがあるだろう。その甘酒を販売する森永製菓株式会社は甘酒のもつパワーについて日夜研究に励んでいる。これまでには「暑さによるストレスの回復を甘酒が早める」という研究結果を発表してきた。今回は東京工科大学の前田憲寿教授と共同研究を行い、「酒粕と米麹を使用した甘酒」のもつ美容・健康効果について5月12日に研究成果を発表した。研究成果同研究は17名の40代から60代の女性を対象に実施。対象者を「甘酒」を飲むグループと「カロリーを甘酒と同じに設定した、酒粕と米麹を使っていない甘酒風飲料」を飲むグループに分けて1カ月間継続飲用した結果、驚きの効果が。甘酒を飲み続けたグループには目元のクマの有意な改善が見られ、髪のつやがよくなり、皮膚の表面温度が上昇したという。栄養が豊富なだけでなく美容にも効果的な、酒粕と米麹を使用した同社の甘酒を生活に取り入れてみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】・森永製菓株式会社プレスリリース
2015年05月14日かねこみそは3月より順次、飲みきりサイズの「甘酒ドリンク」を全国のスーパーなどで発売する。同社では、みそに次ぐ主力商品として甘酒を製造・販売している。甘酒は食物繊維やビタミンB群、アミノ酸などが豊富なため、美容と健康に良い飲み物とされている。また、アルコール分ゼロで糖類や保存料などの添加物も不使用のため、お酒が飲めない人や子供、妊婦でも飲むことができる。今回発売する「甘酒ドリンク」は、"飲みやすさとおいしさ"をテーマに、甘さを抑えてフルーツの果汁(グレープ、マンゴー、ピーチ)を加えた。米麹(こうじ)の粒を細かくすることで、舌触りやのど越しもアップ。これまで甘酒が苦手だった人でも飲みやすい商品に仕上げた。容量は飲みきりサイズの110ml。また、同商品はレトルト加工を施しているため、常温保存もできる。賞味期間は6カ月。価格はオープンで、参考価格は100~110円(税別)。
2015年03月09日かねこみそ株式会社かねこみそ株式会社は、「甘酒ドリンク」を新発売。「甘酒ドリンク」は甘酒を使用したフルーティーなドリンク。かねこみそ株式会社ではみそに続いて「甘酒製品」に力を入れている。甘酒ドリンク「甘酒ドリンク」のテーマは「飲みやすさとおいしさ」。米麹の粒を細かくし、舌触りやのどごしを改善、また甘みを抑え、フルーツ果汁を追加。これらの工夫によって、より飲みやすく、おいしい商品となった。甘酒の人気昨今、注目されている甘酒。理由は食物繊維、ビタミンB群、アミノ酸など、美容・健康に有効な成分が豊富に含まれているから。「甘酒ドリンク」はアルコール分ゼロ。グレープ・マンゴー・ピーチの3種類が販売される。また、110mlと飲みきりサイズのため、保存にも便利。アルコール分だけでなく、添加物もゼロで安心。原材料は、米・米麹・果汁で、妊婦や子どもにもおすすめだ。賞味期間の長さ「甘酒ドリンク」はレトルト加工。そのため、従来の低温冷蔵(チルド)の甘酒商品とは異なり、常温流通・保存が可能となった。賞味期間は6ヶ月。「甘酒ドリンク」は全国のスーパーで購入可能だ。日々の健康に取り入れてみてはいかが。(画像はプレスリリースより)【参考】・女性をターゲットとしたフルーツ味、飲みきりサイズの「甘酒ドリンク」を発売
2015年03月05日