生理の症状が重い場合、パートナーにも理解していただけたら嬉しいですよね。しかし、生理のことを打ち明けると偏見の目で見られることもあるようです……。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「あなたなら何と伝えますか?」をご紹介します。重い生理……この漫画に読者からは……『経験したことがないので仕方ないのかもしれませんが、生理のつらさを理解してほしいです』『私は生理が軽い方ですが、重い人を甘えだとは思わないし、しんどい思いをしていると思います。』『男性に生理のつらさを理解してもらうのは難しいのかもしれませんが、彼女が苦しんでいるから思いやりを持って接して欲しいですね。』『あまりに悲しい反応。こんな言い方をされるのはつらいですよね。』など、主人公に同情する声や異性間での理解は難しいという意見がありました。本作では、主人公が恋人に生理の悩みを共有した際に、傷つく言葉で返されてしまいました。周りに悩みを打ち明けられたときは、理解を示すことが重要かもしれませんね。皆さんは、この漫画を読んでどう感じましたか?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※こちらの記事・漫画は、あくまで一例として、それについて考えるきっかけ作りになればと思います。※実体験をもとにした漫画です■作画:たぬ川にくQ(MOREDOOR編集部)
2023年08月21日40代に入ってから、若いころのような規則的な生理が来ることがなくなってしまいました。周期も変わったのか、決まったように生理が来ることがありません。少量の出血で終わることもあれば、大量の出血量が続くことも。40代だから更年期障害の一つなのかもしれない、そう思っていても不安に。40代の生理と体調の変化についての体験談を紹介します。★関連記事:若かりしころとは明らかに違う!40代から変化した私の生理事情生理が変化し、体調不良にも悩まされ…経血量が多く、昼に夜用ナプキンを使用!これまで生理の量で悩んだことは特になく、毎月の生理も順調でした。生理前の不調といえば腹痛と軟便、ナプキンかぶれを起こしやすいというもので、痛み止めやタンポンを使用することで解決できたため、今まで生理で悩むことはありませんでした。しかし、40代に差し掛かると今までの生理に変化が。生理不順で2カ月生理が来なかったかと思うと、2週間くらいダラダラと出血が続き、いつ終わったかわからないうちにまた生理が来るということもありました。経血量が多く、昼用ナプキンでは1時間ももたないくらいだったので、ナプキンは夜用ナプキンを昼用に使っていました。経血の出る瞬間に一気に大量に出血するような感じです。常にナプキンを用意するようになり、「生理かな?」と思っても、まだ生理ではない、生理のような出血であってもそのときだけでその後出血らしいものがないということが何回かあり、生理がストレスとなっていました。すぐに病院に行けば良いのでしょうが、病院に行くタイミングがわからず、実際に病院に行こうかと思ったときには順調なときもあり、長い間受診していませんでした。生理のつらさと体調不良が重なり…出血量が多い過多月経の症状が数カ月続いていたころ、膀胱炎を再発したり、咽頭炎になったり、偶然にも他の体調不調と重なっていました。病院では因果関係は認められませんでしたが、生理と膀胱炎、トイレのことばかりが気がかりでした。生理中は毎回の出血量が多いと、行動範囲も狭まってしまいます。外出するだけでも大変で、外出先ではトイレを探してばかりいるようになりました。ちょっと歩いただけで出血するので、動きたくない、でも動かないといけないと気分がめいってしまいます。あまりにも生理がつらいので、体調を崩しているときに生理についても相談したほうが良いのかもしれないと思い、最初は膀胱炎を診てもらっていた医師に相談をしました。専門外なので因果関係も詳しくはわからず、明確な答えや治療はないとのことでしたが、「長く続くのであれば一度婦人科で診てもらったほうが良いと思うよ。なんでもなくても安心はできる」と言ってもらい、その言葉にあと押しされ、婦人科を受診することにしました。病院で相談、安心とともに量も落ち着く覚悟をして婦人科で生理のことを相談をすると、検査をするほどではないということ。これまでの過多月経と感じていたときよりも経血量が減っていた時期ということもありましたが、様子を見て、大量出血が続くようであればすぐ受診するように言われました。更年期の症状なのか? という疑問に対しては明確な回答はなく、年齢的にも更年期かもしれないし、他の病気などで体調を崩しているのでそのせいで過多月経になっていることもあるとのことでした。薬などを処方されるかと思いましたが、貧血の症状もないので、話を聞いてもらいそのまま帰宅。病気ではないというのはうれしいことですが、何も処方されず、手ぶらで帰ってくるのもちょっと不安にも感じました。でも、心配するほどではないという医師の言葉を信じることに。その後半年が経過していますが、生理が始まって最初の1~2日ほど「ちょっと量が多いな」と感じても、生理期間中すべての出血量が多いということはなくなりました。これも生理なのか? という少ない量のときもあります。まとめ生理不順は更年期の可能性もありますが、自分自身が不調を感じることがないので、このまま様子を見ていこうと思います。今回の過多月経は、婦人科に相談して安心したことで落ち着いたのだと私は思っています。過多月経は生理だけではなく、膀胱炎などの病気によって不安を感じたりストレスを感じることでも変化をするデリケートなものだなと感じています。出産を経験して40代に入り、家庭と仕事、自分のこと、家族のこと、子どもの成長に伴う悩み、今までと異なることが増えてきました。心と体の充実があっての40代だと私は思っているので、規則正しい生活と、ストレスをため込まないように軽い運動などをするようになり、心なしか生理もラクになっています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。マンガ/しおみなおこ著者/サトミオリ(45歳)小学生男子2人に振り回されながら毎日大騒ぎの育児。子どもたちに振り回されているせいか、年齢のせいなのか、次々と体の不調が出てきている。一つずつ完治をさせながらも、年になったなぁと凹んだりしていている。
2023年08月19日生理のときも趣味や旅行を心から楽しみたいもの。しかし、予期せぬトラブルに見舞われる方もいるようで……。そこで今回は、「生理でつらい思いをしたエピソード」を2つご紹介します。揺れる船の上で……私と主人の共通の趣味は釣りです。季節のことを気にせず、時間があるとよく船釣りをします。船にはトイレはあるのですが、よく揺れる海上のためトイレに行くことはもちろん、ナプキンを替えることは容易ではありません。なので、スポーツ用のパンツ型の生理用品をいつも使っています。しかし、夏になると汗をいっぱいかくため、デリケートゾーン、お尻、お腹の蒸し暑さはすごくつらかったです。(31歳/会社員)予定外の生理に……20代の頃、友達と旅行したときのことです。8月に広島に行き、予定外の生理になってしまいました。今では、生理は定期的に来るので目安がつきますが、当時の私はかなり生理不順で環境が変わると予定が立たず、その日は何も生理用品を持ち合わせていませんでした。友達に「生理用品を持っていない?」と聞くと「終わったばかりで持ち合わせていない」と言われてしまいました。街から外れた場所にいたこともあり、仕方なくトイレットペーパーをぐるぐる巻きにして仮ナプキンを作成。歩くとズレやすいので不自然な動きになりながら、頭痛と腹痛に耐え、歩き回りコンビニに駆け込んだ記憶があります。下着が汚れただけで、着ていたワンピースまでは汚れなかったことが救いでした。女性は予定がなくても旅先に吸水パンツぐらいは持って行くといいでしょう。(44歳/専業主婦)トラブルに備えて……船の上や旅先での生理、避けるのは難しいもの。このようなトラブルが起きても対処できるように、事前に準備をしておくことが大切ですね。今回は「生理でつらい思いをしたエピソード」をお届けしました。※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。(MOREDOOR編集部)
2023年08月15日生理中、生理痛に悩まされる方も多いのでは?なかには、お出かけ中に生理痛がひどくなった方もいるようで……。そこで今回は、「生理でつらい思いをしたエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。渋滞の中、腹痛が!夏の渋滞中、運転していたら腹部に激痛が走りました。友人とのドライブ中に生理だと気づいたものの、せっかくの休みだからと車を走らせていました。ドライブの目的は友人が食べたがっているプリンのお店に行くこと。実は私は生理中に乳製品など、甘いものを食べると生理痛がひどくなるタイプで、生理とお出かけの日が被ってしまったのです。プリンを食べ終え「大丈夫そう」と思うもしばらくすると、襲うのは激痛。しかも、山道、一本道、加えて渋滞。お腹は痛くなるし、睡魔は襲うし、隣で友人はグーグー寝ています。冷房をかけている車内で冷や汗たらりです。カバンの中に薬が入っていなかったのも迂闊だったと思います。(匿名)この経験から生理痛に効く薬はどんなときでも常備すること。とはいえ、薬を飲むと睡魔が襲う場合が多いので、生理期間を含めて前後は予定を入れないことにしました。相手に気を遣ってしまって、自分を後回しにしてしまうからです。他にもこんなお話が……中には、「生理痛がつらい」とデート中にがんばって彼に打ち明けるも、予想外の返答をされた人も……。生理は痛みだけでなく、こうした「なかなか理解してもらえないこと」もつらいですよね。今回は「生理でつらい思いをしたエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。(MOREDOOR編集部)
2023年08月04日生理前は体調が優れず、イライラや体調不良で他者との関係が変わってしまうことも……。しかし、それが病気によるものだったらどうしますか?生理前に精神的に不安定になり、PMS(月経前症候群)だと診断された体験談を描く、漫画家みわ柴(@miwashibachan)さん。今回は、そんなみわ柴さんの体験談を描いた漫画『生理で別れた話』を紹介します!※こちらのお話はあくまでもみわ柴さん個人の体験談です。実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。幸せの絶頂だったはずなのに……主人公のみわ柴さんは、彼氏と同棲を開始。そんなある日、みわ柴さんは生理痛で苦しみます。しかし、彼氏はみわ柴さんを外食に連れ出し、喧嘩に。その喧嘩は収まりますが、その後、また生理に気持ちが不安定になります。みわ柴さんは彼氏に当たってしまい……。気持ちをぶつけ……彼氏は困惑し……情緒不安定になり……勝手に口走る……気持ちをコントロールできないことが、生理によるものだと分からないみわ柴さん。一方で、突然別れを告げられた彼氏は理解できず……!?この漫画に読者からは『とてもわかります。これが女性の体なんですよね。これを理解してもらわないと上手い関係は築けないように思います。』『彼に対しての不満は分かりますが、別れたいというのは本心じゃなくてもいかがなものかと思いました。』『彼は彼女のことをしっかりと理解し、分かるような人になってほしいと思いました。』など、みわ柴さんの言動について賛否両論のコメントが多く寄せられました。何事もマイナスにしか捉えられなくなり、感情のコントロールも出来なくなっているみわ柴さん。生理前で体調に変化があるものの、彼氏に「別れたい」と感情の勢いで言ってしまいました……。感情のコントロールが出来なくなって彼に当たってしまうみわ柴さん……あなただったら、こんなときどう対処しますか?監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)(イラスト/@miwashibachan)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月03日生理前は精神と体に不調が現れ、悩みを抱える方も多いですよね。しかし、それが病気によるものだったら……?生理前にメンタルが不安定になり、PMS(生理前症候群)だと診断された体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さん。今回は、そんなみわ柴さんの体験談を描いた漫画『生理で別れた話』をご紹介します!※こちらのお話はあくまでもみわ柴さん個人の体験談です。実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。あらすじ彼氏に同棲を提案され、主人公のみわ柴さんは快諾しました。みわ柴さんは恋人との同棲を開始しますが、ある日、鎮痛剤を服用するほど生理痛で苦しみます。しかし、生理で貧血気味のみわ柴さんを、彼氏は外食に連れ出し、その様子を見て、彼は不機嫌になります。彼の理論は……泣き出してしまい……彼は謝るも……読者の感想……『ハルくんの言葉は、男性の正直な意見なんだなと思いました。私も以前、夫から生理に関して「汚らしい」と言われたことがあり、しばらくショックで立ち直れませんでした。最近は男性の間でも生理に関する知識を積極的に身につけようという方も多く、これからは男性も考え方を変えていくと思います。』『生理のことを汚いとか言う人は、話し合っても無駄ですね。話し合える状態じゃないですし、悲しくなって泣いていても外だからと結局自分のことばかりで身勝手。、理解しようと耳を傾けない人は他人の気持ちに共感することが難しいのですね。生理があるから生命が誕生するわけで、ただ表面上汚いとか、配慮のない自分の意見で相手を傷つけてしまう人とは、別れたほうがいいかもしれません。』『汚物入れという名前は確かに誤解を生みますね。わからないからと言ってこんなことを言っていいわけありません。泣かせてしまったから謝っていますが、考え方は変わっていないと思うので、この方とはやっていけないと思います。』『気持ちはよく分かりますが、悟って気を遣って欲しいとかではなくて出かける前にちゃんと伝えて理解してもらった方が良いと思う。』などみわ柴さんに同情する声や出かける前に体調を伝えておくべきという声もありました。ありえない発言……恋人の配慮のない発言に、泣き出すみわ柴さん。この日から、生理をきっかけに2人はギスギスするようになってしまいます。あなただったら、この恋人の発言にどう反応しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@miwashibachan)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月28日夏に生理でつらい思いをした経験はありますか?外出する日と生理がかぶり、予想外なハプニングが起こった方もいるようで……。そこで今回は、「生理でつらい思いをしたエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。ナプキンが濡れた!?20代の頃、生理が始まって2日目の量が多い日に、彼氏と地元の花火大会へ。しかし、途中から土砂降りの雨にあってずぶ濡れ状態になり、持っていたバッグも濡れてしまいました。公衆トイレに行ってナプキンを交換しようとしたら、バッグに入れていたナプキンも濡れていて……。仕方なく濡れたナプキンを使用しましたが、気持ち悪くてその日だけは一刻も早く帰りたかったです。(44歳/パート主婦)解決方法とは長時間の外出や遠出の際は、ナプキンをビニール製の入れ物に入れておいた方が安心です。ナプキンを持ち歩くのが嫌な場合は、タンポンを使用して出かけるのがおすすめ。夏はお祭りや花火大会、海水浴など楽しいイベントがたくさんありますが、天候が変わりやすい時期でもあります。そのため、生理がかぶってしまったときは持って行く荷物にも注意が必要です。トラブルに備えて……花火大会の日に、予想外の雨でバッグに入っていたナプキンまで濡れてしまったという体験談。投稿者さんからの解決方法を参考に、事前対策をしておくとお出かけ当日は安心かもしれませんね。今回は「生理でつらい思いをしたエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。(MOREDOOR編集部)
2023年07月22日生理時につらい症状があっても、「生理痛だから仕方ない」と終わらせていませんか?なかには、「生理」が原因だと片づけていたものの、新たに疾患が見つかった方もいるようで……。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Eさんの場合……20代からのずっと生理痛に悩まされていたEさん。1度は鎮痛剤で乗り切ってきましたが、30代後半になって痛みがさらに激しくなりました。ベッドから立ち上がることもままならず、夫の助けを借りて病院へ。診察の結果、体にはチョコレート嚢胞や子宮筋腫が存在していることが判明しました。どんな治療を受けましたか?定期的に病院に通い、血液検査や超音波検査を受けることに。医師からは生理痛を和らげるために「ディナゲスト」という薬を処方されました。この薬は卵巣の働きを抑えて排卵を止め、生理を止める効果があります。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛が辛くても、一時的に鎮痛剤でしのぐことに慣れてしまっている方へ。痛みに我慢することなく、早めに婦人科で診てもらうことが大切です。自分の体を大切にするためにも、専門医のアドバイスを受けることをおすすめします。違和感があるときは早めに婦人科へベッドから立ち上がれないほどのつらい生理痛で病院を受診したところ、チョコレート嚢胞や子宮筋腫があることが判明したEさん。「生理痛が年々ひどくなっている」「経血の量が多い」など体の違和感は、婦人科を受診することで原因や適切な治療法がわかるかもしれません。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年07月17日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけで彼と別れてしまった経験が。生理前に情緒不安定になり、同棲する彼・ハルくんにあたってしまうことも多かったみわ柴ちゃんさん。婦人科でPMSとの診断を受け、彼との受診をすすめられます。しかし、ハルくんは病院へ行くことを渋り、低用量ピルの服用にも否定的で……。 「逃げてるだけだ」と彼に責められて…産婦人科への付き添いを却下したハルくんは、生理前の不安定な言動や情緒を「PMSのせいにしているだけだ」と言い、みわ柴ちゃんさんを責めます。 理解してほしい彼にまったく理解してもらうことができず、みわ柴ちゃんさんぼう然としてしまい……。 ※生理前症候群…正しくは月経前症候群と言い、生理が始まる3日~10日の間、心や体に不調が現れる症状で、生理開始とともに軽快ないし消失するものを言います。 「PMSのせいにして、性格の悪さから逃げている」と責められてしまったみわ柴ちゃんさん。「生理のせいにするな! こんな女じゃなかっただろ!」と腕を掴まれて怒鳴られたみわ柴ちゃんさんは、「ハルくんだってこんなことを言う人じゃなかった……」と泣き出してしまいます。しかしそれでも、「言わせているのはお前だ!」とハルくんは怒りを抑えられないようでした。 その後、みわ柴ちゃんさんは一度は低用量ピルの治療をあきらめるものの、つらさをどうにかしたくハルくんには言わず低用量ピルの服用を始めました。しかし、2人の間にできた溝は埋まることはなく……。結果2人はお別れすることとなってしまったそう。詳しくはみわ柴ちゃんさんのブログやSNSでつづられていますのでぜひ見てみてくださいね。 作中の医師も言っていたように、PMSは自分だけでなく周囲の理解も大切なものなのかもしれません。すべてを理解し受け止めてほしいというわけではないにしても、「自分の場合、生理前にこういう症状がある」と共有し、受け止めてもらえるだけでもきっと心が軽くなるはずです。みわ柴ちゃんさんの場合は、なかなか彼に理解を得られず、結果お別れすることとなってしまいました。よりたくさんの人に生理やPMSへの理解が深まり、お互い思いやれるカップルが増えたらいいなと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年07月16日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけで彼と別れてしまった経験が。生理前に情緒不安定になり、同棲する彼・ハルくんにあたってしまうことも多かったみわ柴ちゃんさん。婦人科を受診すると医師からPMSだろうと言われ「周囲の理解も大切」と、彼との来院をすすめられました。ハルくんにしっかり説明しようと決心して帰宅すると……。 婦人科も産科も同一視……そのイメージって?帰宅後、婦人科に行ったことを伝えると、「浮気した?」と冷たい表情のハルくん。 どうやら「産婦人科=妊娠」と思っている様子! みわ柴ちゃんさんが、PMSの説明をして「一緒に病院へ行かない?」と話すと、ハルくんからは「嫌だよ、妊娠させちゃったみたいじゃん」と信じられない言葉が返ってきて……。 ※生理前症候群…正しくは月経前症候群と言い、生理が始まる3日~10日の間、心や体に不調が現れる症状で、生理開始とともに軽快ないし消失するものを言います。 一緒の受診を提案しても、「見られたらどうする?」とハルくんは周囲の目を気にしているようです。そして「通院も、副作用があるかもしれない服薬も大変じゃん」と治療も否定的です。 副作用は怖いけれど、このままだと自分もつらく、2人の関係も悪化してしまうのでは、と思いの丈を伝えるみわ柴ちゃんさん。しかしハルくんは、「そのことだけど……」と切り出したのです。 彼から投げられたのは、「生理前に感情のコントロールが効かないとか、関係が悪化するとか、PMSのせいにしているだけじゃ?」という言葉。まったく理解のないハルくんに、みわ柴ちゃんさんはぼう然とするしかなくて……。 婦人科を受診し、適切な治療の道が見えてきたみわ柴ちゃんさん。パートナーだからこそ、つらい気持ちも共有して治療についても相談したいし理解してほしい……。けれど、ハルくんの場合は、みわ柴ちゃんさんのことを理解しようとしていなさそうに見えてしまいます。もちろん性別の違いによる知識の有無はあれど、真剣な話なのですからできるだけ寄り添って一緒に考えてほしいですよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年07月15日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけで彼と別れてしまった経験が。生理前に情緒不安定になり、同棲する彼・ハルくんにあたってしまうことが多くあったみわ柴ちゃんさん。知人のすすめで婦人科を受診すると、PMSと診断されました。 「どこに行っていたの?」不審そうな彼PMSの治療として低用量ピルの服用をすすめられたみわ柴ちゃんさん。さらに「一番大切なのは自分と周囲の理解」だと言う医師から、彼と一緒に来院することをすすめられました。 みわ柴ちゃんさんは、ハルくんにしっかり説明しようと決心して帰宅したのですが……? ※生理前症候群…正しくは月経前症候群と言い、生理が始まる3日~10日の間、心や体に不調が現れる症状で、生理開始とともに軽快ないし消失するものを言います。 帰宅後、「どこに行っていたの?」と尋ねるハルくんに「駅前のレディースクリニック」と答えたみわ柴ちゃんさん。しかし彼はすぐ、「産婦人科? ついに浮気でもした?」と冷たい表情です。 どうやら、「産婦人科=妊娠した」と思っている様子! 子宮の病気や生理の相談、不妊治療などでも受診するものだと説明すると、まったく知らなかったようです。 「先が思いやられる……」と思いつつも、彼にPMSの説明をし、低用量ピルの服用の相談をしたみわ柴ちゃんさん。そして、一緒に病院へ行き「先生の話を聞かない?」と話をすると……。なんとハルくんからは、「嫌だよ、産婦人科に一緒に行くなんて妊娠させちゃったみたいじゃん」と信じられないひと言が返ってきたのです! 知識もなくそっけない態度のハルくん。男性の場合は特に、産婦人科と聞くと妊娠を連想してしまうことも多いのかもしれません。とはいえ、生理前の症状が不安で不安で婦人科を受診したみわ柴ちゃんさんのことを考えると、ハルくんの言葉は信じられませんよね。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年07月14日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけで彼と別れてしまった経験が。生理前になると、同棲中の彼・ハルくんに怒りをぶつけたり号泣したりということが続いていたみわ柴ちゃんさん。限界を迎えた彼から「モラハラ女」と言われてしまいました。知人に相談すると「PMSでは?」と、婦人科の受診をすすめられて……。 治療には副作用が?婦人科へ行き、これまでのことを相談すると、医師からPMS(月経前症候群)の診断を受けたみわ柴ちゃんさん。 治療として低用量ピルの服用をすすめられました。前向きに考えていると、医師から「副作用」の話があり……。 ※生理前症候群…正しくは月経前症候群と言い、生理が始まる3日~10日の間、心や体に不調が現れる症状で、生理開始とともに軽快ないし消失するものを言います。 低用量ピルの副作用には、不正出血、吐き気、頭痛、血栓症などが挙げられます。特に血栓症というと少し不安になってしまいますが、日本産科婦人科学会では、海外の疫病調査によると低用量ピルの服用での血栓症発症は、1万人あたり3~9人と報告されているようです。人それぞれの体の状況もあるものなので、メリット、デメリットをしっかり把握したうえで、医師と相談して服用できるのか、するかどうかを決めることが大切ですね。また、みわ柴ちゃんさんのように定期的な血液検査も大事なことです。 低用量ピルの服用による治療ももちろんですが、作中の医師は「一番大切なのは自分と周囲の理解」だと続けます。そして、服薬の件を相談するためにも彼と一緒に来院することをすすめてくれました。生理予定日をはじめ、生理症状などを共有することが最も重要なのだそうです。医師の言葉に、「自分がPMSのことを知らなかったように、ハルくんもまったく知らないはず」と感じたみわ柴ちゃんさん。帰ったらしっかり説明しようと心に決めて病院をあとにしたのでした。 PMSはホルモンバランスの影響と考えられているからこそ、できるだけストレスなく過ごせることが理想なのかもしれません。だからこそ特にパートナーには共有し、理解してもらえたらうれしいですよね。婦人科を受診し、みわ柴ちゃんさんが、自分の症状をハルくんに話すことを決心できてよかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年07月13日経済的な理由で生理用品が購入できない生理の貧困「国が率先して全自治体で無償化を実現するべき」が52.3%。軽減税率を適用が30.8%。回答者の8割以上が生理の貧困に何らかの政策で対応することに積極的。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は、イシュー(課題)「【生理の貧困】生理用品を無償化するべきか?」の投票結果をお知らせします。 投票詳細イシュー:【生理の貧困】生理用品を無償化するべきか?調査主体:社会課題に参加できるSNS Surfvote 調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー投票期間:2023年4月5日〜2023年6月30日有効票数:65票選択肢:国が率先して全自治体で無償化を実現するべきせめて生理用品に軽減税率8%を適用するべき無償化や減税を行う必要はないその他わからない投票結果・コメントの紹介国が率先して全自治体で無償化を実現するべき 52.3%生理現象は自分でコントロールできない。 例えば「排泄」という生理現象の対処に必要なトイレットペーパーは、自宅で用いる場合を除いて、ほとんどが無料で提供されている。 女性の生理も自分でコントロールできない生理現象。(賛同数50)せめて生理用品に軽減税率8%を適用するべき 30.8%それぞれに使用したい物が違うと思うので、現物支給は使われないものが増えてよくないと思います。 どのように無償化するのか、良い案が思い浮かばないので、こちらを選びました。(賛同数28)無償化や減税を行う必要はない 12.3%女性のみ優遇するような補助をすべきではない。住民税等で広く軽減すべき。(賛同数1)その他 1.5%国や自治体は民間のトイレに生理用品を置くのを強く推奨(新税設けて置かなきゃ課税、置いたら免税で民間に対して動機づけをする。) 公共トイレは…設置必須で原資は税金ですかね。可能なら優良企業にネーミングライツや広告と引き換えにコストを受けもってもらえないですかね。(女性の為に手を差し伸べる企業というイメージは高く売れる気がします)(賛同数27)わからない 3.1%コメントはありませんでした。Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。 Polimill株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月06日皆さんは、生理痛で倒れてしまった経験はありますか?急にくる生理に焦ってしまう人もいるようです。そこで今回MOREDOOR編集部では、そんな生理のつらい問題を描いたオリジナル創作漫画『生理重子の日常』を漫画形式でご紹介します!漫画のあらすじ生理痛が重い中学2年生の主人公『生理重子(せいりおもこ)』。体育教師は生理に理解がなく、体に負担の大きい持久走に参加すると重子は倒れてしまいます。そして、重子に心ない一言を言ってしまった同級生の軽井が保健室にいる重子を尋ねると……。読者からのコメントは……生理であることを周囲に伝えずらいと思う人は少なくないはずです。この漫画が、先行配信されたTikTokからは、『3ヶ月来なかったことある。生理不順だったんだな』『4日間で生理終わるけど、量がえげつない』『周期不安定すぎる』自身の体験を踏まえて、実に様々な意見を寄せていただきました。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この物語は実話を元にしたフィクションです。(MOREDOOR編集部)
2023年07月04日40代になってから、「生理が今までと違う」と感じたことはありませんか? 更年期症状や閉経のことが気になる年代が抱えやすい生理の悩みについて、産婦人科医・漢方内科医の駒形依子先生に聞きました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。★関連記事:トイレが真っ赤っか! 突然の大量出血、予測不能な生理周期…閉経前に起きた生理トラブルのリアル閉経が近づくと生理はどう変わる?周期が乱れやすくなり回数が減ってきます40代になると卵巣機能が低下し、ホルモンバランスが崩れ、生理周期は乱れやすくなります。閉経が近づくと、生理の回数も1カ月おき、2カ月おき……と少しずつ減っていくことが多くなります。その後、1年間継続して生理が来なければ閉経となります。経血の量は変わる?多かったり少なかったり、人それぞれ回数は減っていきますが、量については個人差があります。閉経が近づくと量が減っていくと思っている人も多いようですが、必ずしもそんなことはありません。卵巣機能が低下してホルモンバランスが崩れることで、急に多くなったり少なくなったりと、経血の量は乱れやすくなります。生理が今までと変わってきたらどうする?生理不順=更年期とは限らず、定期的な検診で自己管理をこのカードは本物ではありません更年期になると生理が乱れやすいのは事実ですが、だからといって生理不順のすべてが更年期症状であり、閉経のサインというわけではありません。閉経の前後5年間、合計10年間を更年期と呼びますが、閉経前の生理不順が更年期によるものだったとわかるのは閉経になってから。生理不順の原因には、さまざまな病気が隠れていることもあります。生理が今までと違うからといって慌てる必要はありませんが、年1回の健康診断は必ず受けてセルフチェックしておきましょう。そのとき、婦人科のがん検診とエコー診断を受けるとさらに安心です。まとめいかがでしたか? 閉経が近づくと、生理の回数や量がそれまでとは違ってくるということがわかりました。ただ、閉経とは関係ないケースもあるということも忘れずに。定期的に健康診断を受けて、セルフチェックすることが大切です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/岩崎みどり(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年07月04日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけで彼と別れてしまった経験が。生理前になると、彼・ハルくんのささいなひと言に怒りが爆発したり、号泣してしまったりということが続いていたみわ柴ちゃんさん。次第に彼とのすれ違いが増え、限界を迎えた彼から「モラハラ女!」と言われてしまいました。そのことを知人に相談すると……。 家族には女性が多いけれど、聞いたことがなかったみわ柴ちゃんさんが知人に相談すると、「PMSではないか」と言われ婦人科の受診をアドバイスされました。 これまでPMSという言葉を知らなかったみわ柴ちゃんさん。「感情がコントロールできないのはPMSが原因だったの?」と思いながら、婦人科へ行ってみることに……。 ※生理前症候群…正しくは月経前症候群と言い、生理が始まる3日~10日の間、心や体に不調が現れる症状で、生理開始とともに軽快ないし消失するものを言います。 症状を相談した結果、医師からは「PMSでしょう」という言葉が返ってきました。そして改めてPMSについて医師から説明を受けることとなったみわ柴ちゃんさん。日本産婦人科学会によると、「日本では月経のある女性の約70%~80%が月経前に何かしらの症状を感じている」とのことで、もしかしたらみわ柴ちゃんさんのようにPMSという言葉と知らなくとも、「生理前はなんだか不調に感じる」と思っている方も少なくないのかもしれませんね。 PMSの原因ははっきりとわかっていないものの、女性ホルモンの変動が関わっていると考えられています。引っ越しや結婚、転職と環境ががらりと変わった際など、知らぬうちにストレスを感じ、ホルモンバランスが崩れてPMS症状が強く出るという場合も。みわ柴ちゃんさんの場合は、ハルくんとの同棲によって生活環境が変化したのが、もしかしたら要因の1つだったのかもしれません。その後、みわ柴ちゃんさんはPMSの治療として、低用量ピルの服用を考えることとなりました。 ひとりで悩まずに婦人科を受診し、正しい知識を得られたのは何よりです。本当は彼も同席できたらもっとよかったかもしれません。治療については、しっかり薬のメリット・デメリットを理解し、考えてから服用を決めたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年07月02日夫に不倫をされたことがきっかけで、離婚に至った女性たち。彼女たちに話を聞くと、「当時は本当に辛かったけれど、今となっては別れて正解だったと心から思う」という人が多いのだとか。今回は、夫に不倫をされた経験を持つ女性たちに「別れてよかったと思った瞬間」を聞いてきました。同僚に手を出して大問題に…「社会人1年目の頃に勢いで結婚した元夫。蓋を開けてみたらとんでもない浮気症で、何度も不倫が発覚し、耐えられなくなって離婚しました。離婚後は元夫とほとんど連絡を取っていないのですが、共通の友人からたまに近況を聞くんです。最近、彼が会社で既婚女性に手を出したのがバレて、大問題になったと耳にしました。本当に呆れたし、早めに別れておいてよかったと心から思いました……」(優子/28歳)離婚当時はとても辛かったと思いますが、浮気症もここまで病的となると、別れるという決断をしてよかったと言えるのかもしれません。男性の中には、何度も懲りずに浮気を繰り返すタイプの人もいるので、このタイプの人と結婚するとかなり苦労しそうです。もっと素敵な男性と出会えた「夫が7歳も年下の女性と不倫していたことがわかり、離婚しました。当時は本当に傷ついたし、私に女としての魅力がなかったせいかもしれない、と自分を責めたこともあります。でも結局今は、元夫なんかよりずっとカッコよくて優しくて誠実な男性と再婚して、子どもも授かりました。元夫と別れてなければ今の夫とは絶対に出会えていないので、不倫されたことは辛かったけれど今となっては『別れてくれてありがとう』と言いたい気持ちです」(百合/35歳)夫の不倫が原因で離婚してしまった女性のなかには、その後すばらしい男性と出会って、再婚している人も数多くいます。辛い経験の中には学びも多く、その学びを活かして幸せな再婚をすることができたというエピソードもたくさんあるので、希望が持てますよね。いまだに連絡してくる元夫「他に好きな女性ができたから離婚したいと言って、勝手に家を出ていった元夫。離婚から3年が経過していますが、なんといまだに私に連絡してくるんです。どうやら当時の不倫相手の女性とは価値観が合わず、その後すぐ別れてしまったらしくて。酔っ払って『離婚したことを後悔している』と泣きながら電話してきたこともありました。あまりに情けなくて、なんでこんな人と結婚していたんだろう……と自分の見る目のなさに呆れることがあります」(由香/33歳)自分から別れておいて、いつまでも元カノに連絡してくる男性の話はよく聞きますが、一度結婚した関係でも同じようなことをする男性がいるようです。情が湧いてしまうと突き放せずに振り回されてしまう女性も多そうなので、気をつけたいところです。以上、夫に不倫をされた経験を持つ女性たちに聞いた「別れてよかったと思った瞬間」を紹介しました。信じていた夫に裏切られた心の傷は深く、立ち直るのも簡単ではないかもしれません。しかしその時は辛くても、妻を欺くような男性といるより、別れを選択したことが間違いなかったと思える日が必ずくるはず。そう信じたいですね。©MIXA/Gettyimages©PLASTICBOYSTUDIO/Gettyimages©Kayoko Hayashi/Gettyimages文・小泉幸
2023年07月01日毎月の生理は順調に問題なく来ていますか?中には辛い生理の症状に悩む方もいるでしょう。生理不順や生理痛の原因には婦人科疾患が隠れていることもあります。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Aさんの場合……私の場合は、多嚢胞性卵巣症候群と月経困難症です。20歳のときに病名が判明しました。生理が1週間ごとに来るようになり、そのうち1ヶ月ほぼ毎日出血があるようになり、婦人科で受診し疾患とわかりました。月経困難症があるので生理痛やPMSは重い方でしたが、とくに対策は取っていませんでした。どんな治療を受けましたか?母が通っていた産婦人科の病院が、規模も大きく、よさそうな病院だったので行きました。内診の結果、多嚢胞性卵巣症候群が見つかり、排卵をまったくしていないことが判明。治療は、まだ妊娠の予定もなかったので、ピルを処方していただきました。子宮内膜症の可能性も高かったので、3ヶ月に一度の内診と、半年に一度の採血を続けています。世の女性陣へ伝えたいことは?自分の体の変化は、自分にしかわかりません。自分の人生は、自分にしか守れません。些細なことでも病院へ行ってみてください。私のように不妊と診断された方は、一緒に頑張りましょう。20歳の頃に診断を受けてから、赤ちゃんや妊婦さんを見るのも嫌になりました。私が永遠に手に入らない幸せを見るのは辛いです。けれど、子どもを産まないときっぱり決めたことで、今後の貯蓄額や将来設計を考えられるようになりました。お金は子どものためではなく、働いた分全部自分のために使えます。社会のために何ができるだろうと毎日わくわくしながら過ごしています。嫌なことも沢山ありますが、頑張ります。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたら早めに婦人科へ1ヶ月ほぼ毎日続いた出血は、多嚢胞性卵巣症候群と月経困難症が原因だったというAさん。Aさんはピルの服用と定期的な通院を続けているようですね。皆さんも、毎月の生理に違和感を覚えたら早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年07月01日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけで彼と別れてしまった経験が。生理前になるとハルくんのささいなひと言に怒りが爆発したり、号泣してしまったりと、感情がコントロールできず悩んでいたみわ柴ちゃんさん。彼との口論も増え、次第にすれ違ってしまうように……。 「それ、〇〇じゃない?」同僚からの言葉とはイライラし彼に感情をぶつけては、数日後フッと我に返り、一方的に感情をぶつけていたことを謝る日々。そんな日々に、ハルくんも限界を感じていたようで……。 あるとき、彼から「もう限界だ!」「ふざけるな! このモラハラ女!」と言われてしまって……。 ※生理前症候群…正しくは月経前症候群と言い、生理が始まる3日~10日の間、心や体に不調が現れる症状で、生理開始とともに軽快ないし消失するものを言います。 ハルくんに「モラハラだ!」と言われてしまったみわ柴ちゃんさん。「一度カウンセリングを受けたほうがいいのではないか」――そんな思いから、知人に相談することにしました。すると知人からは「それって月経前症候群じゃない?」と指摘が。生理前になるとイライラしたり、倦怠感や眠気があったり、甘い物が食べたくなったり……知人が挙げた症状の一例は、みわ柴ちゃんさんにとってすべて身に覚えのあるもので……。みわ柴ちゃんさんはここではじめてPMSという言葉を知ることとなったのです。 みわ柴ちゃんさんはPMDD(月経前不快気分障害)という言葉も知ることとなります。知人の妹はより精神状態が悪く、まさかの行動をとってしまうほどPMDDに苦しめられていたそう。そして、知人からのアドバイスもあり、みわ柴ちゃんさんは婦人科へ行くことにしたのでした。 実際、みわ柴ちゃんさんがそうだったようにイライラしたり、悲しくなったりという感情の動きは、「自分が感情をコントロールできないせい」と考えてしまいがちかもしれません。だからこそ、みわ柴ちゃんさんは「原因があって、病院へ行ってもいいのだ」と知られてきっと多少は心がラクになったのではないでしょうか。知人に相談し、アドバイスを聞くことができて本当によかったです。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年06月30日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけで彼と別れてしまった経験が。ハルくんと同棲を始めると、早々に彼の生理への無関心さを痛感することとなってしまったみわ柴ちゃんさん。彼にモヤモヤが募る一方で、生理前になると自分の感情をコントロールすることができず……。 毎月襲われるイラつきと情緒不安定…ある生理前、みわ柴ちゃんさんは、ハルくんからかけられた何気ない言葉に怒りが爆発してしまいました。そして、感情のままに「別れたい」と口にしてしまって……。 「みわ柴ちゃんらしくないよ」と困惑しながらも、ハルくんはみわ柴ちゃんさんの体を心配して「配慮が足りなくてごめん。家事は俺がやるから」とやさしく包み込んでくれたのでした。 感情をうまくコントロールできないモヤモヤ、異常すぎる眠気……。体の異変に気づきながらも、このときPMSという言葉を知らなかったというみわ柴ちゃんさんは、原因がわからずにいました。 体の異変に気づきながらも、あまり気に留めていなかったと言うみわ柴ちゃんさん。その後も、毎月イラつきと情緒不安定に襲われ、そのたびにハルくんと口論してしまうように。ささいなひと言が気に障って楽しく会話ができず、次第に寝室も別になり、ハルくんとはすれ違いが増えていきます。ただ、数日後にはイラつきや心の不安定さは落ち着き、後悔してはハルくんに謝罪することも続いていました。 そんなあるとき、理不尽なことを言ったとみわ柴ちゃんさんがハルくんに謝ると……。やさしく穏やかな彼もギリギリの状態だったようです。「もう限界だ」「こんなのモラハラだ!」と感情が爆発して……。 みわ柴ちゃんは感情をコントロールできず、ハルくんに感情をぶつけては自己嫌悪し、ハルくんはみわ柴ちゃんさんから感情をぶつけられこらえる日々。2人にとってただただ苦しい時間となっていたことに胸が締め付けられてしまいます。生理前のイライラ、モヤモヤの原因がPMSだとわかっていたら、もしかしたら2人の状況は異なっていたのかもしれません。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年06月29日生理がきたばかりだった中学生のときの私は、生理について疑問点はあっても、今ほどインターネットで簡単に情報収集もできず、母親や友人に質問することもありませんでした。そのため、生理については知識不足のままで……。そんな知識不足が招いた生理の失敗体験をお話しします。 初めて経験する漏れにあたふた中学生だった私は生理に対する知識があまりなく、生理周期を把握していなければ、生理中にこまめにナプキンを替える意識もありませんでした。また、学校だと「ナプキンを入れたポーチをトイレに持っていく」ことが少し恥ずかしいという思いもありました。 その日、私は前日に生理がきていたため、ナプキンを着けてはいましたが替えを持っていない状態で登校し授業を受けていました。 授業中、普段より経血が出る感覚はあったものの、そこまで不安に思っておらず……。しかし、2時間目の休み時間にトイレに行ったところ下着を見てびっくり。 「え、ナプキンから血が漏れて下着にも付いている……!?」と。 椅子に経血が…周りにバレたらどうしよう?漏れを把握したものの、ナプキンの替えは持っていません。友人や先生に頼るにしても、「ナプキン持ってる?」とは少し聞きづらい。焦った私でしたが、とりあえず授業に遅刻しないようにと、トイレットペーパーで応急処置をしてから教室に戻り、次の休み時間に対応しようと思っていました。 ただ、授業が始まるとさらに経血が出る感覚が。不安になり、周囲にバレないようそっとおしりの下に手を差し込み椅子を触ると、手のひらに少し経血が付きました。スカートに染みて、椅子に付いてしまっていたのです。 その授業はまったく集中できず、ただただ混乱してしまいました。共学だったため、男子に経血を見られることも怖かった記憶があります。 なんとか乗り切ったものの、大反省休み時間になり、椅子を確認すると幸いにも見た目ではあまりわからず、スカートも紺色だったため周囲に漏れたことがバレることはなさそうだとひと安心。そして勇気を出して友人に事情を話したところ、ナプキンを1枚もらえることができました。椅子は放課後、クラスメイトが下校したのを確認して、濡れたハンカチで拭いてきれいにしました。 このときは偶然にも誰にも気付かれずに済みましたが、「ナプキンをこまめに替える必要があること」を知らなかったことを反省した私。また、このことをきっかけに経血量に応じてナプキンの種類があることも知ることとなったのです。 自分の生理についての知識不足を反省し、生理の日はもちろん、それ以外の日もナプキンを多めに持ち歩くようになりました。また、生理の日は生理用ショーツをはき、不安な日は昼でも夜用ナプキンを着けることで漏れないよう最大限注意をしています。 経験したことで反省できましたが、自ら知識を付けることができていれば、あのような思いはせずに済んだと感じています。生理に備えることの重要性を実感した体験でした。 著者/中野エマ作画/ののぱ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ
2023年06月28日皆さんは、生理の辛さを理解されず、痛みを我慢してしまった経験はありますか?生理への理解が浅かったり、休みにくい雰囲気だったりして生理痛を我慢する人もいるようです。今回MOREDOOR編集部では、そんな生理のつらい問題を描いたオリジナル創作漫画『生理重子の日常』の中から、話の展開を予想していただく「漫画クイズ」をお届けします!漫画のあらすじ生理痛が重い中学2年生の『生理重子(せいりおもこ)』。「なんで女ってだけで、こんな嫌な思いしなきゃいけないの……」と辛い思いをしていました。薬飲んだのに……ここでクイズです!「生理痛が重くて見学する」と言う重子に、同級生の軽井さんは衝撃的な発言をします。それは一体どんな内容でしょうか?ヒントは、生理痛の大変さを理解していないと思われる言葉です。同級生の衝撃発言とは……正解は「たかが生理で見学ってサボりやん」同級生の軽井さんから心無い発言を受けてしまい、このあと重子はそれに反発します。しかし重子は軽井さんのこの発言が忘れられず、無理をして体育の授業を受けてしまうのです……。相手に寄り添って今回の漫画の場合、軽井さんは自分の生理が比較的軽い方なので、生理が重い人の気持ちが汲み取れなかったのかもしれません。生理痛に悩んでいたり辛そうにしている人を見かけたら、ぜひ寄り添ってあげてください。皆さんだったら、こんなときどう対処しますか?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※こちらの記事・漫画は男女の分断を助長するという意図はございません。あくまで一例として、それについて考えるきっかけ作りになればと思います。※この物語は実話を元にしたフィクションです。■監修医:新見正則医院院長、新見正則■作画: @parax2charhan(MOREDOOR編集部)
2023年06月25日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけで彼と別れてしまった経験が……。ハルくんと同棲開始後、早々に彼が生理を「汚いもの」「恥ずかしいもの」と捉えていることがわかりました。時間が経っても、みわ柴ちゃんさんはそのことがショックで……。「どうしたらわかってもらえるのか」悩む日々を送っていました。 何を言われても受け入れられず…このとき、みわ柴ちゃんさんは生理前。彼に生理の理解を得られそうにない不安や、生理前で高まる眠気、イライラが募り……「家事はあとにして仮眠をとりなよ」という彼の何気ない言葉に怒りが爆発! 「なんでそんな言い方をするの?」と彼に強く当たってしまいました。実はこのとき、みわ柴ちゃんは自身の症状がPMSだとわかっていなくて……。 イライラをぶつけてしまったみわ柴ちゃんさんに、ハルくんは「配慮が足りなかった」と謝罪。普段は穏やかなみわ柴ちゃんさんが突然怒ったり、号泣したりと感情を露わにする様子に、ハルくんも驚いてしまったようです。しかし、このときのみわ柴ちゃんさんは、感情がコントロールできていない状態で、心の中はグチャグチャ。マイナス思考でいっぱいになり……ハルくんに「別れたい」と口にしてしまいます。 みわ柴ちゃんさんからのまさかの言葉にハルくんは困惑。それでも彼はやさしく、「そんなこと言わないで」「配慮が足りなくてごめん」と、そっとみわ柴ちゃんさんを抱きしめたのでした。その後、眠りについたみわ柴ちゃんさん。仮眠のつもりが、目を覚ますと翌朝に。異常な眠気に「私の体、何かおかしい……!?」と不安を覚えたと言います。生理の前になると異常な眠気、情緒が不安定に……。普段とは異なる状態だからこそ、「体の異変かも」と不安になってしまいますね。これがPMSの症状と知っているだけでも、多少は気がラクになるのかもしれません。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年06月24日みなさんは、倒れてしまうほどの生理痛を感じた経験はありますか……?なかには、救急車を呼ぶほどの生理痛を感じた方もいるそうです。今回は『ピルユーザーになった話』の作者、ぴおっぷ(@pioppu_tegakipop_manga)さんに編集部がインタビューしました。【生理痛がひどすぎて!】生理痛が酷すぎて倒れこんだぴおっぷさん。あまりにも激痛すぎて……心配する父……遠のく意識……このように耐え難いほどの激痛が走ったぴおっぷさん。この時の心境をインタビューしました。目の前が暗くなるほどの異変。父の前で倒れたとき、どう感じましたか?大袈裟ですが「もう自分は死ぬんじゃないか……」と思いました!そのくらい人生で経験したことのない痛み(腹痛)を感じたので……。上記の症状がでる前に、なにかいつもと変わったことは?あの時は、まだ肌寒い時期でしたが半袖半ズボンの薄着で過ごしていました。それが体の冷えに繋がり、腹痛をヒートアップさせたのだと思います。ぴおっぷさんが読者に伝えたいことは?私のように極限まで生理痛を我慢して救急車で運ばれることがないように、何か少しでも生理に対して悩みがある方は、婦人科の受診をおすすめします。このお話では……生理痛で倒れて救急車を呼ぶことになったぴおっぷさん。生理痛を改善するために、ピルを処方されるのですが、2ヶ月ほど副作用に苦しんだ結果、とても落ち着いて生活ができるようになりました。みなさんは倒れてしまうほどの生理痛を感じたことはありますか?ぴおっぷさんも仰っていた通り、ひどい生理痛は我慢したりせず、ぜひ婦人科へ相談してみてください。今回は『ピルユーザーになった話』の作者、ぴおっぷ(@pioppu_tegakipop_manga)さんのインタビューをご紹介しました!※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。〈記事監修医師プロフィール〉『はらメディカルクリニック(不妊治療専門クリニック)』院長の宮﨑薫ノースウェスタン大学産婦人科(米国シカゴ)研究助教授を経て、帰国後は生殖医療専門医として「最先端の医療で、最短の妊娠を」という方針のもと、患者様それぞれの身体の状態、さらには社会的状況などに応じて、患者様一人ひとりに合った治療にあたっている。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@pioppu_tegakipop_manga)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年06月24日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけで彼と別れてしまった経験が……。やさしいハルくんと同棲をスタートしたみわ柴ちゃんさん。しかし、彼は生理への理解があまりなく、生理でつらいときも「薬を飲めば体調が回復する」と思っていたり生理のことを「汚いもの」と捉えていて……。 彼の何気ない言葉に…生理で体調が悪い中、ハルくんに誘われみわ柴ちゃんさんは外食へ。しかし、あまり食欲が湧きません。そのことに、「せっかく並んで入ったのに台無しだ」と不機嫌になってしまったハルくん。 2人の中で「生理」への理解度が異なり、2人は言い合いの喧嘩に発展。そこでハルくんが「生理は汚いもの」「恥ずかしいもの」と捉えていることがわかり、みわ柴ちゃんは男性の生理に対する無知さ・無関心さを実感し、ショックを受けてしまいました。 その一件から月日が経ち……。 ※生理前症候群…正しくは月経前症候群と言い、月経が始まる3日~10日の間、心や体に不調が現れる症状を言います。 あと1週間ほどで生理予定日を迎える……。ハルくんとの一件があり、彼に「迷惑をかけたくない」と思う半面、「一緒に生活をするのだから、生理を理解してもらう必要がある」「どうしたらわかってくれる?」とみわ柴ちゃんさんは悩みます。 理解を得られそうにない不安や生理前でイライラが募る中、ハルくんからかけられた「眠いなら家事はあとにして仮眠をとりなよ」という言葉に、みわ柴ちゃんさんの中で何かがプツンと切れて……。感情のままに「なんでそんな言い方をするの?」と強く当たってしまいました。 生理前ということ、眠気やイライラ……とPMSの症状として挙げられるものに当てはまっていると感じますが、このときPMSという言葉を知らなかったと言うみわ柴ちゃんさん。「言ってはダメだ」と頭の中では思っていても感情がコントロールできなくて……。 ムーンカレンダーに寄せられる体験談などでも、みわ柴ちゃんさんと同じように生理前になると感情をコントロールできず、パートナーや子ども、周囲の人に強く当たってしまった経験がある方が多く、自己嫌悪してしまったという方も。日本産婦人科学会では、PMSの「薬に頼らない治療法」として、自分のリズムを知り「自分が心地いいと思えるセルフケア」をすすめています。なるべくストレスのないように過ごしたいからこそ、一緒に暮らすパートナーにはできるだけ理解をしてもらえたら……と思ってしまいますね。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年06月23日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけでお付き合いしていた彼と別れてしまった経験が……。ある日、みわ柴ちゃんさんは生理痛でつらい中でしたが、彼であるハルくんから「出かけよう!」と提案がありました。みわ柴ちゃんさんは「家で休みたい」とは言えず、我慢して出かけることに。しかし、店は長蛇の列で……!? 彼が不機嫌に?寒空の下、屋外で長時間並ぶことになったみわ柴ちゃんさん。 薬を飲んでも生理痛は収まらず、経血漏れの心配も……。それでも「伝えたらワガママって思われる?」と、ハルくんに「つらい」とは言い出せませんでした。 結局、お店に入れたのは2時間半後。長時間立ちっぱなしだったこともあり、フラフラとしてしまって、みわ柴ちゃんさんは、料理をあまりおいしく食べることができず……。 体調が悪すぎて会話もできず、食が進まないみわ柴ちゃんさん。しかしハルくんは「口に合わなかったね」と機嫌を損ねてしまったようです。みわ柴ちゃんさんは、目まいやふらつきがあること、気持ち悪くて食欲がないことを伝えます。ところが彼は、「薬を飲んだじゃん!」と、薬を飲めば体調が回復すると思っていた様子。 事実をわかってもらおうとするみわ柴ちゃんさんですが、なんとハルくんから「生理の話は外でやめよう」「汚いよ」という発言が飛び出して……。「生理が汚いって何!?」とみわ柴ちゃんさんも反論しますが、「こんな話恥ずかしくないの?」とまで言われ、思わず涙があふれてしまったみわ柴ちゃんさん。やさしいはずのハルくんの言葉がショックだっただけでなく、思った以上に男性の生理に対する無知さ・無関心さを突き付けられて悲しくなったと言います。 そもそも「汚物入れ」と言う単語は、月経を「不浄」「穢れ」と呼んでいた日本の風習が由来となっているそうで、近年では国内でも、欧米で使われる衛生箱という意味の「サニタリーボックス」が主流になりつつあります。言葉を1つとっても、まだまだ男性と女性の生理に対する感覚の違いが大きいことがわかりますね。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年06月22日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけでお付き合いしていた彼と別れてしまった経験が……。当時の彼ハルくんと同棲を始めたみわ柴ちゃんさん。彼は、彼女が体調を崩したときも気づかってくれるやさしい人で、そんな彼のやさしさに幸せを感じていたのですが……。 立っているだけでつらいのに…体調不良は生理の前兆だったようで、予定日よりも早く生理がきてしまったみわ柴ちゃんさん。 生理痛がひどく、座っているだけでつらくて家事もままなりません。彼も心配はしてくれているのですが、生理のつらさを把握してくれているわけではなく……みわ柴ちゃんさんは彼から「このあと出かけよう」と誘われました。 本当は家でゆっくりしていたい……と思うものの、夕食を作れずシーツも汚してしまった罪悪感から、痛みを我慢して出かけることにしたのですが、ハルくんが行ってみたいというお店に着くと、なんと長蛇の列で……!? 生理でつらい中、屋外で長時間並ばなければいけない状況になったみわ柴ちゃんさん。ナプキンがもつか、経血が漏れないか、めまいやふらつきに襲われることにならないか……と不安でいっぱいになります。下腹部や腰の痛みもおさまりません。彼に対しても、「やっぱり言うべき?」「わかってくれないだろう」「伝えたらワガママって思われる?」と、悩みつつも何も言えませんでした。 その後、店内に入れたのは、なんと2時間半後。寒空の下、生理中に長時間立ったままなのは、本当につらいですよね……。せっかくの食事もあまりおいしく食べられなかったと言うみわ柴ちゃんさん。ハルくんとしては、気晴らしになるかと誘い出していて、みわ柴ちゃんさんを気づかっての行動でした。しかし、みわ柴ちゃんさんからすると、正直そうではなくて……。症状も人それぞれで男女でなかなか理解度が異なる生理だからこそ、「自分はこうしてほしい」と言葉にして伝えることの大切さを実感させられます。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年06月21日大事な日に限って生理と被ってしまうことはありませんか?中には、パートナーとの旅行中に生理がきてしまった方もいるようで……。そこで今回は、累計再生数4,000万回突破したMOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「最悪のタイミングで生理がきたことある?」をご紹介します。※再生回数は2023年6月20日時点の情報です。「こんなときに限って生理が……」漫画を読んだ読者から生理の体験談が……『家族での旅行がほぼ月末で、生理も月末だから大概確実に被る。』『センター試験前日に生理が来ていつもより集中量欠けちゃって、絶望感すごくて家で1人泣いたけど今ではそれも良い思い出!』『部活のコンテストの前日に来て貧血で倒れて早退したなぁ…』実に様々な体験談をいただきました。重要な日程と被ってしまうことも多いみたいですね。生理とイベントが被る…旅行やテストなど重要な日と生理が被ってしまうといつものように振舞えないですよね。そんな時は生理の日程をずらすためにピルを服用するのも一つの手かもしれません。みなさんはこの漫画、どう感じましたか?※実体験を漫画化したものです※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。■作画:なぁ(MOREDOOR編集部)
2023年06月21日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけでお付き合いしていた彼と別れてしまった経験が……。当時の彼ハルくんと同棲を始めたみわ柴ちゃんさん。ハルくんはとてもやさしく、みわ柴ちゃんさんが体調を崩した夜も気づかってくれました。そのまま体調不良で寝込んでしまった翌朝、「うあああああ!」とハルくんの叫び声が!? 迷惑をかけてはいけないというプレッシャーに彼の悲鳴の理由はシーツについた経血。生理予定日よりも早めに生理がきてしまったみわ柴ちゃんさんは、ナプキンをつけておらず経血が漏れてしまったのでした。 事情を説明すると彼は「けがや病気じゃなくてよかった」と言ってくれましたが、みわ柴ちゃんさんにはその言葉がひっかかります。実は昔、母や保健の先生に、生理痛を訴えても聞き入れてもらえなかった経験があったのです……。 鎮痛剤を服用しても痛みはなかなか治まらず、座っていてもつらい状態だったみわ柴ちゃんさんに、ハルくんから「このあと、出かけよう!」という提案が。正直、「今日は家でゆっくりしたい」という気持ちだったものの、夕食も作れずシーツまで汚してしまった罪悪感から、みわ柴ちゃんさんは「家で休みたい」と言えません。食事を作らなくてもいいよう外食を提案してくれる彼のやさしさなのだと感じたみわ柴ちゃんさんは、無理をして出かけることになりました。 過去に親や保健の先生から言われた「生理は病気じゃない」という言葉は、みわ柴ちゃんさんにとってプレッシャーとなってしまっていたようですね。つらいけれど、休むことに負い目を感じてしまったり、頑張らなくてはと無理をしてしまったり……。同じような経験がある方もいるのではないでしょうか。 生理の症状は人それぞれで、同じ女性同士でも理解し合うのが難しいデリケートな問題です。そのこともあって、特に男性にわかってもらうのはよりハードルが高いものなのかもしれません。ゆっくりでも知識と理解を深めてもらえるよう話し合いができるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年06月20日腹痛や情緒不安定……。本当に辛い生理痛やPMS。今回は、そんな体験談を描いた『ピルユーザーになった話』の作者ぴおっぷ(@pioppu_tegakipop_manga)さんにインタビューしました!酷い生理痛に悩まされる主人公ぴおっぷ。それは約3年前の”あること”が理由で……。ピルを飲み始めた理由衝撃的な事件とは……食欲は健在……体調は変わらず……このように生理痛がひどくて鎮痛剤が手放せなかったあったぴおっぷさんへ、当時の様子や感想をインタビューしました!この漫画を描こうと思ったきっかけは?生理痛で救急車に運ばれた経験はなかなかないのでは…?と思ったことがきっかけで、漫画を描きました!また、老若男女に生理痛やPMSで苦しんでいる人もいると、知って欲しかったからです。中学生から生理痛がひどかったということですが、具体的にどんな経験をされましたか?特に頭痛、腹痛に悩まされていました。朝起きてすぐに動けないくらいの腹痛があり、学校をお休みしていた日もありました。中学生の頃から生理痛とPMSに悩まされてきたぴおっぷさん。最後に読者へ伝えたいことは?読者へ伝えたいこと何か少しでも生理に対して悩みがある方は、婦人科の受診をおすすめします。私のように極限まで生理痛を我慢して救急車で運ばれることがないように……。このお話では……ぴおっぷさんは、生理痛が重過ぎて救急車で運ばれたのですが、貧血だと思っていたら違う病名を告げられて衝撃を受けます。みなさんは、生理が痛すぎる経験をしたことがありますか?もしぴおっぷさんのように辛い思いをしていたら、ぜひ早めに婦人科へ相談してみてくださいね。今回は、『ピルユーザーになった話』の作者ぴおっぷ(@pioppu_tegakipop_manga)さんのインタビューをご紹介しました!※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。〈記事監修医師プロフィール〉『はらメディカルクリニック(不妊治療専門クリニック)』院長の宮﨑薫ノースウェスタン大学産婦人科(米国シカゴ)研究助教授を経て、帰国後は生殖医療専門医として「最先端の医療で、最短の妊娠を」という方針のもと、患者様それぞれの身体の状態、さらには社会的状況などに応じて、患者様一人ひとりに合った治療にあたっている。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@pioppu_tegakipop_manga)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年06月19日