私が高校生だったころのお話です。生理2日目は生理痛のピークで、薬を飲んでもつらさが表に出てしまうことがよくありました。そんなある日、友だちと遊びに行く予定を立てていたのですが、ちょうどその日に生理が当たってしまいました。友人たちは心配してくれていた様子だったのですが……。 遊ぶ約束をしていた日は生理3日目で、生理痛も薬を飲めば問題なさそうだったのですが、「むしろ私のせいでごめんね、やっぱ今日は無理そうだから楽しんできて!」と、それぞれに返信。私のことを「ウザい」と言った子にも「ごめんね。楽しんできてね」と別途メールを送りました。しかし、その子からは返信がくることはなく……。 そのお出かけは、前々からみんなであれこれ調べるなど念入りに計画を立てていたものでした。そのため、前日に生理2日目で体調の悪そうな私を見て、その子は「せっかくみんなで行こうと計画を立てたのに」と思ったのかもしれません。楽しみな気持ちを台無しにしてしまったと今でも申し訳ない気持ちでいっぱいです。 もちろん生理痛の症状は人それぞれで、私にとって生理2日目は本当につらいとき。そのつらさをわかってほしいとは思うのですが、 大人になった今は、そのときの彼女の気持ちもわかるので、「悪いことをしたなぁ」と思うばかりです。この一件以降、その子とは気まずい関係になってしまったものの、その子以外の友だちとは、大人になった今でも連絡を取り合う仲です。 原案/加藤まきさん作画/モリナガアメ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ
2024年03月13日私が20代だったころのある朝、体調の変化を感じて「そろそろ生理かな」と思い、ナプキンを着けて出勤しました。予想通り午前中に生理が始まり、「ナプキンを着けておいてよかった」と安心したのですが、思わぬピンチが訪れて……。 予備のナプキンを入れたと思ったのに…出勤してからトイレに行くと、生理が始まっていました。「家を出る前にナプキンを着けておいてよかった」と胸を撫でおろし、不安を抱くことはなく私はそのまま仕事をすることに。 昼休みに入り、ナプキン交換をしようとかばんをあけると、入れたと思っていたナプキンがどこにも見当たりません。「入れるのを忘れてしまったんだな」と思いましたが、こういうときのために会社のロッカーにも予備の生理用ポーチを置いてありました。そのため、私はロッカーへ。しかし、ロッカーの中に入れていたポーチをひらくと……なんと中身は空っぽ。前回使ったあとに補充しておくことをすっかり忘れていたことに気づいたのです! もう、さっきまでの余裕はどこへやら。会社は市街地から離れた場所にあり、近くにコンビニはなく、電車やバスの接続も悪いので家に戻る時間もありません。社内には女性もいるのですが、皆さん、自分よりかなり年上の方ばかりで、「生理用品を持っていませんか?」と尋ねる勇気が出ませんでした……。 仕方なくナプキン交換をせずにいたら…結局どうすることもできなかったのですが、「もともと初日はそれほど経血が多くないほうだし」と思い、ナプキン交換をしないまま仕事を再開。ここからの時間はとても長く感じられ、終業時間が遥か彼方のように思えました。 夕方になり、ようやく終業が近づいてきたころです。2人の男性と同じ部屋で仕事をしていると、1人がチラチラとこちらを見ていることに気づきました。そして私が顔を上げると男性はボソッと「なんか……かぐわしいニオイがしない?」とひと言。 その言葉に、私は顔がカッと熱くなりました。生理のニオイだと指摘されたわけではありませんが、「私のことを言っているのだろう」と感じとってしまったのです。しかし私は何も言えず、ただうつむくことしかできなくて……。終業時間になると、逃げるように会社をあとにしました。 ナプキン交換できなかったことの弊害がニオイとして出てしまうとは……。しばらくは気まずくて一緒にいた人たちと顔を合わせられませんでした。経血漏れはしていませんでしたが、やるせない気持ちでいっぱいに……。勇気を出して先輩たちに声をかけてみればよかったかなと思うのと同時に、生理用ナプキンは使ったらしっかり補充しなくてはと反省した出来事でした。 ※長時間ナプキンを交換せずにいると、雑菌が繁殖してムレやかぶれ、かゆみなどが起こるリスクがあります。デリケートゾーンを衛生的に保つために、ナプキンはこまめに替えるようにしましょう。 著者/木鈴しの作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年03月12日彼氏のうみくんと同棲中のにしこさん。彼女は毎月、排卵日付近になると排卵痛を感じるときがあります。この日も仕事中に排卵痛に襲われました。ただ、夜には痛みがおさまっていたため、彼からのお誘いをOKしたら……。 排卵痛がなくなって安心していたら… 毎月、排卵日付近になると排卵痛に襲われるにしこさん。アパレルの仕事に就いているにしこさんは、この日も仕事中に排卵痛を感じました。しかし、いつも数十分ほどでおさまることが多く、この日も帰宅するころには痛みがなくなっていたそうです。 夜になって彼からお誘いがあり、排卵痛もすでにおさまっていたため、OKしたにしこさん。ところ行為中、下腹部に猛烈な痛みが走り、中断する事態になってしまいました。 このときはまだ、痛みが悪化した原因がはっきりとわかっていなかったにしこさん。「寝れば治るだろう」と思い、この日は無理せず休むことにしたそうです。少し様子を見てみて、明日になっても痛みが続くようなら病院に行ったほうがよさそうですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター にしこ
2024年03月11日「生理がきた」と思い、いつものように過ごしていたものの、一向に減らない血の量。貧血で体がフラつくようになってしまい、病院で診てもらったところ……。本作は、著者である岡田ももえさんのお母さんの実体験を描いた作品です。 同僚「顔、真っ青ですよ!?」40代後半から生理がこない月や血の量が少なくなり、このまま徐々に閉経すると思っていた岡田ももえさんの母(51歳)。そんなある日、膣から出血があり「生理がきた」と認識していたものの……。 通常、日数を重ねるほど血の量は少なくなるものですが、今回の岡田ももえさんの母の場合、5日目、6日目、7日目……になっても初日とほぼ同じ血の量があったといいます。 さらに、同僚にも心配されるほど、貧血で顔が真っ青に。「あと数日で終わる……」と考え我慢して過ごしますが、以降も血の量は減らないのでした。 もともと生理が重いタイプだった岡田ももえさんの母は、今回も「重い生理」だと信じ無理をしてしまったことで、病院を受診するのが遅れたよう。つらいときは耐えようとせず、医師に相談することが大切ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 岡田ももえさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年03月10日私は生理痛にムラがあり、大丈夫なときは何ともなく過ごせるのですが、そうでないときはとても痛みに苦しみます。そして経血量も多いのです。これは、会社帰りの満員電車の中、ある男性に助けてもらったときのお話です。 帰りの電車の中で生理に仕事を終えて会社から帰宅するときのことです。会社を出るときから「なんとなくおなかが痛いな」とは思っていたのですが、生理による痛みだと気づいたのは電車に乗ってからでした。 なんと、電車に乗っている最中に生理が始まってしまったのです。経血が漏れたらヤバイと焦りますが、あいにくその日も車内は満員で、身動きが取れず何もできません。 焦りと緊張のせいなのかだんだん腹痛がひどくなり、これはまずいと思ったそのときです。私はたまたま優先席の近くに立っていたのですが、ひとりの男性が「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたのです。 見知らぬ男性が声をかけてくれ…男性はすっと席を立ち、「妊娠中ですか」「つわりですか」などと声をかけてくれ、「よかったら座ってください」と言ってくれました。そのときの私は、顔色が良くない状態でおなかを押さえていたので、男性は妊娠中のつわりだと思ったのかもしれません。 心の中で「そうじゃないんだけど……」と申しわけなく思いながらも、私は男性の厚意に甘えて席を譲ってもらうことにしました。仕事帰りで疲れていて、誰もが座りたいと思っているであろう帰宅ラッシュの時間帯に、席を譲ってもらえるとは……男性のやさしさが心に沁みました。 その後、私に会釈をしてその場を去っていった男性。そのまま目の前に自分が立っていたら私が気まずいだろうと、気をつかってくれたのでしょう。男性の細やかな気づかいには脱帽です。 紳士的な対応に感動!実は、男性の気づかいはそれだけではありませんでした。最寄り駅に着いて、座席に経血が漏れていないことをしっかり確認してから、電車を降りた私。 そのあと、念のためスカートに目をやると、経血が漏れてしまっていたようで、赤いシミが少しだけついていました。男性はもしかしたらそれに気づいたからこそ、「妊娠中ですか?」「つわりですか?」と声をかけてくれたのかもしれません。妊娠中と言えば、席を譲っても周囲から変に見られることはないからです。 帰宅ラッシュの満員電車の中、席を譲ってもらえたことはこの1回だけです。たまたま目の前にいた男性がやさしい人でよかったと思いますし、彼の完璧な対応には心から感謝しています。またいつか出会えたら「あのときはありがとうございました」とお礼を言いたいですが、パニックで顔をあまり覚えていないのが残念なところです。 作画/おみき監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おみき
2024年03月10日「生理がきた」と思い、いつものように過ごしていたものの、一向に減らない血の量。貧血でフラフラになる中、何かがおかしいと病院を受診したところ、医師から予想外のことを言われ……。本作は、著者である岡田ももえさんのお母さんの実体験を描いた作品です。 生理がきたと思っていたら… 岡田ももえさんの母(51歳)は、もともと生理が重いタイプだったそう。しかし、40代後半から生理がこない月や血の量が少なくなり、このまま徐々に閉経すると思っていたと言います。 そんな中、出血があり、「生理がきた」と認識。ところが、4日目になっても1日目と同じくらいの血の量が……。「ホルモンバランスの乱れで血の量が多いのかもしれない」と考え、もう少し様子をみることにしたのでした。 通常、生理の血は日数が経過するにつれて減っていくものですが、4日目でも減らないとなると、何か体に異常があるのではないかと心配になりますよね。異変を感じた場合は、早めに病院を受診することをおすすめします。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 岡田ももえさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年03月09日久しぶりに家族でスキー旅行に出かけたときの話です。あらかじめ私の生理とはかぶらないようにスケジュールを決めていたのですが……。 腹痛を感じて…2、3年ぶりとなった家族でのスキー旅行。私自身、久しぶりで体はなまっていましたが、家族みんなで滑れることがとにかく楽しい思いでした。しかし、昼食を食べてからなんだかおなかに痛みが……。 「寒さの影響かな?」とも考え、温かい飲み物を用意し、使い捨てカイロをおなかにあてて、休憩することに。休んだら治ると思っていたのですが、しばらくすると下腹部にズンと重い感じがして、なんだか嫌な予感が……。 慌ててトイレに駆け込むと、予定よりもだいぶ早い生理がきていました。もちろん、ナプキンは手元にありません。ひとまずトイレットぺーパーで応急処置。トイレにはナプキンの販売機がなかったので、とても焦りました。 帰るしかない?先ほど滑り始めたばかりの夫と子どもたちを呼んで、帰宅するか、それともこのままトイレットペーパーで帰るまでしのぐか……とても迷いました。しかし、スキーウェアはレンタルした物。万が一、経血漏れをして汚してしまっては……という思いがありました。 食堂の横にあった売店を確認しましたが、こじんまりとしたお土産しか売っておらず、ナプキンは見当たりません。さすがに滑ることはできないか……と私があきらめて家族みんなを呼び、「今日は切り上げて帰るしかないかなと思って……」と伝えると……。 子どもたちは滑り足りないようで、ブーイングの嵐。申し訳ないなと思っていると、夫から「新しくできたキッズブースにも休憩所と売店があるから、そっちも見に行ってみない?」と提案されたのです。そして、家族みんなでキッズブースにある売店に行ってみることにしました。 ナプキンはない…と思ったらキッズブースの売店もひと通り見てみましたが、残念ながらナプキンは見当たりません……。仕方なく、今日は帰ろうという話をしていたところ、店員さんが「何かお探しですか?」と声をかけてくれました。 そこで念のため「ナプキンは販売していますか?」と聞いてみることに。すると「ありますよ!」と、店員さんが在庫からナプキンを出してくれたのです! 店員さんのおかげでようやくナプキンを手にいれることができました。そして、無事にナプキンを装着。その後は、子どもたちも満足するまで滑ることができたのでした。 想定外の生理でせっかくの家族旅行が台無しになるところでしたが、予定通りの旅行を楽しむことができました。こういった旅行などの際は、万が一に備えて生理用品を持っておくのが大事だと実感した出来事でした。 著者/伊藤未唯作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年03月07日私は普段、電車やバスを使って通勤しています。そんな私が社会人になりたてだったある生理中のこと。通勤途中でめまいに襲われました。そんなとき、声をかけてくれたのは……。 都会の生活に慣れるのが精一杯私は生まれも育ちも田舎なので、東京暮らしを始めたころは人の多さに驚きました。どこからこんなに人が溢れ出てくるのだろうと、人の波を見ているだけでもめまいがしそうになったほどです。 そんな上京したてだったある生理2日目。経血量が多い日のことです。通勤中、電車からバスに乗り換えようと駅構内を歩いていたら、ふとめまいに襲われました。 歩くのもしんどかったのですが、人の波があり「迷惑になるかも」と考えると動かないといけません。しかし、しばらく頑張って歩いたあと、しんどく私はその場に座り込んでしまいました。都会生活に慣れない時期でもあったので、疲労もあったかもしれません。 救世主が現れたすると……そんな私に声をかけてくれた女性たちがいました。女性たちは近くのベンチに座ったほうがいいと私の両脇を抱え、ベンチまで誘導してくれたのです。 彼女たちのおかげで少しずつ体調が回復。そして、女性たちにお礼を伝えると……実は、女性たちは私と同じ電車に乗っており、そのときから「様子がちょっとおかしい」と思っていたそうです。顔色が悪く、足元もふらついていたため、「貧血かな」と感じ電車を降りたあと、追いかけたとのことでした。そして、実は生理中で、今日は経血量が多い日だということを伝えると……女性たちも「それは大変だったね」「無理はしないでね」と温かい言葉をかけてくれたのです。 事なきを得て職場へその後、女性たちはバッグの中から携帯用のおやつなどを取り出して、どこの誰ともわからない私に「どうぞ」と譲ってくれました。 私自身、めまいがよくならなければ救急車を呼ぼうと思っていましたが、とにかくつらい気持ちだったため、女性たちの気づかいには本当に助けられました。上京したてだったこともあって、私の中に「都会の人は冷たい」というイメージがあったものの、この一件で払拭されたのです。 一連の出来事を職場の同僚たちに伝えたら、みんな驚いていました。私と同じようにみんな田舎から都会へ出てきた人たちばかりなので、「都会って怖いと思ってたけど全然違うね!」「やさしい人もたくさんいるんだね!」などと自分のことのように喜んでいました。 今でも電車通勤をしていると、ふとあのときの女性たちのやさしさを思い出し、彼女たちのように他人を気づかうことのできる人になりたいと思うときがあります。今の時代ならSNSなどを使ってお礼を伝える術がありますが、あのときの救世主たちにもう一度お礼を伝えたいと思っても連絡が取れないことが今も悔やまれます。 著者/浦部さくら作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年03月06日ショップ店員をしていた20代の私。生理痛がひどく、痛み止めを飲んでいても、生理期間中は立っているのがやっとの状態で仕事をしていました。そんなとき上司から、同性とは信じがたい心ない言葉を投げかけられて……。 「生理痛くらいで?」と言い放った女性上司20代のとき、私は洋服を扱うショップで働いていました。 1日中、立ったままでの仕事になりますから、平常時でもしんどいのに、生理期間ともなると2日目まで続く下腹部の重さや頭痛も加わり、体調は著しく低下。それでも仕事を休むわけにはいかず、必死で立っていました。 その日も生理期間中で、いつも以上に体調が思わしくない中、仕事をしていたときです。私の顔色がかなり悪かったらしく、女性の上司から「具合が悪いの?」と声をかけられたので、「生理痛です」と答えると、「生理痛? そんなの私はないわよ。生理痛くらいでつらいわけないじゃない」と言われてしまって……。 ますます生理休暇を取得しにくくなったこともつらいですが、同じ女性で生理の痛みが理解できるであろう人から「生理痛くらいで」と言われたことが、ことのほかショックでした。 身を持って生理痛を経験した上司は…それから半年経ったある日。突然、女性上司が私に謝罪してきました。 「生理のとき、つらかったでしょう。あのとき、あんな言い方してごめんなさい」と。 50代を迎えた女性上司。3カ月ほど生理がない状態が続いたあと、これまで経験したことがない経血量と下腹部の痛みに襲われ、婦人科に行ったそうです。そのとき「今までは痛みがなかったようだけど、人によっては毎月痛みに耐えている人もいる」と医師から聞かされ、私のことを思い出したのだそう。 そして「ひどいことを言ってしまった……」と、とても後悔したのだと言われました。それからは生理時の体調不良にも気づかってくれ、あまりに痛みがひどければ「休憩をとっていいよ」と声をかけてくれるようになりました! 自分でも鎮痛薬を飲むなど努力はしていましたが、やはりつらさをわかってくれる人が職場にいることは安心感を得られるのだと実感しました。もともと思いやりがあって尊敬できる上司でしたので、現在はより働きやすくなっています! 著者/田中雪子作画/モリナガアメ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ
2024年03月02日わが家には、未就学児の男女2人の子どもがいます。普段、お風呂は私が一緒に入っていますが、私が生理の際は夫がお風呂に入れてくれます。しかし、あるとき子どもが私と一緒にお風呂に入りたいと譲らなくて……。 どうしてもお母さんと入りたい普段、私が生理の際は夫に子どもたちとお風呂に入ってもらうことが多いです。しかし、ある生理中のこと、子どもたちが「お母さんと一緒にお風呂に入りたい!」と言って聞かず……。仕方なく私が一緒に入ることに。その際、「今日はお母さんのおなかの中で作られた赤ちゃんのベッドがいらなくなって血として出てくる日だから、お股から血が出てきてもビックリしないでね」と説明しました。 最初は少し不思議そうにしていた子どもたち。しかし、その後も生理中に夫が不在のときや「どうしても私と入りたい」と言われた際に、「生理だけどビックリしないでね」と言い、生理について説明していると、次第に慣れてきたのか、流れ出る経血に驚くことも少なくなったと思います。 子どもだからと言ってごまかさない入浴の際に丁寧に説明していると……数カ月経ったころ、夫に子どもたちとの入浴を頼むと、「お母さん今日はおなか痛い日? 大丈夫?」などと子どもたちが心配をしてくれるように。 生理は女の子だけでなく、男の子も知っておくべきことだと私は思っています。女の子はいずれ通るであろう道ですし、男の子も将来の彼女や妻に気づかいができるようになってほしいという気持ちがあるのです。最初は子どもにどう説明しようかと考えてしまったこともありますが、子どもだからといって変にごまかさずにきちんと伝えてよかったです。 生理は女性だけのことではないと思います。わが家ではそういった話題を避けて通るのではなく、あえて共有することで、男女関係なく自然に生理を受け入れてほしいなと思っています。 著者/motj作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年03月01日「生理が終わりかけだから、そんなに出ないだろう」と、入浴前にトイレで使用済みナプキンを捨てていると、ボタボタと垂れてきた経血。焦ってすぐにトイレ用の拭き掃除シートで床を拭きましたが、なかなか取れない! 一体どうすれば……。生理終盤、経血量の少なさに油断していたがために、起きてしまった出来事です。 生理中の入浴時ルーティンいつも、生理のときは入浴前にトイレでナプキンを捨て、今まではいていた下着と、入浴後にはく下着にそれぞれ新しいナプキンを着けていた私。そのあと、今まではいていた下着をはき、浴室に入る前にその下着を脱いでいました。 入浴後は下着を含め清潔な物をつけたいので、新しいナプキンを着けた新しい下着をはき、入浴前にはいていた下着のナプキンは少ししか汚れていませんが毎回捨てていたのです。 予想外!生理終盤の経血しかしあるとき、「この入浴前にはいていた下着に着けたナプキンって、少ししか汚れてないのに捨てちゃうのもったいないんじゃない?」と思った私。とはいえ、入浴前に新しい下着をはくのは、私の中でどうしても抵抗がありました。そのため、生理終盤の経血がほとんど出ていない時期には、はきかえる前の下着にはナプキンを着けず、急いで浴室に向かうことに。生理終盤ということもあって、その方法で下着や服を汚すことはありませんでした。 しかし、あるときの生理終盤。これまでと同じようにトイレで新しい下着にナプキンを着け、そのまま下着をはこうと立ち上がったときです。いきなり経血がボタボタッと伝い漏れて、なんと床に付いてしまったのです。 新築のわが家。トイレの床も白!経血が付いてしまったトイレの床の色は白色。私は急いで近くにあったトイレ用の拭き掃除シートで経血を拭き取りましたが、クッションフロアで表面がでこぼこしていてなかなか汚れが取れず……。 数分の格闘の末、なんとか汚れを落とすことができました。そしてその日の夜、夫にこの出来事を話すと「えー! 新築なんだから、これからは気を付けてよね」と注意されてしまいました。 「生理終盤だから、経血はそんなに出ないだろう」と油断していたら、大惨事になってしまった私の経験談です。この出来事があってからは、入浴前にトイレから浴室に移動するときは、丸めたトイレットペーパーを当てて入浴後にトイレに流すか、はきかえる前ほうの下着におりものシートを着けるようにしました。対策を取ってからは、経血が垂れることなくトイレから浴室に移動できています。 著者/吉川みきな作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年03月01日生理の1週間前くらいになると、胸が張って痛くなったり、気持ちのバランスが不安定になってしまう私。今ではそれがPMS(月経前症候群)だと理解していますが、私は大学生になるまでその存在を知りませんでした。そのため、自分は周りの人に迷惑をかけてしまう「重い女」だと思っていたのです。 月に一度やってくる「重い女」当時大学1年生だった私は、月に1度ある時期になると情緒が不安定になり、親や付き合っている彼氏に八つ当たりをしたり言い過ぎてしまったりすることがありました。かまってもらえないと不安になるのですが、逆にしつこくされると攻撃的になり、ちょっとしたことで泣き出してしまうこともあって、自分の感情をコントロールできなかったのです。そんな自分を、私は「重い女」だと捉えていました。 「重い女」のせいで振られた過去この「重い女」のせいで、付き合っていた男性に振られてしまったこともありました。ある時期になると必ず感情的になり、不安になってしまうことから、その時期になると付き合っていた男性にはひっきりなしに「なんで私の気持ちをわかってくれないの?」というような重い内容のメールを送ってしまうことが多くあったのです。もちろん、男性からは「お前と一緒にいると不快な気持ちになる」と言われ、振られてしまいました。 PMSの存在を教えてくれたのは…自分では度が過ぎているとわかっていながらも、私は感情のコントロールがまったくできませんでした。心が落ち着く期間になると自己嫌悪に陥り、どうしたらこの「重い女」から脱却できるのか頭を悩ませる日々で……。 そんなとき、当時出会った男性に「重い女」のことを相談してみることに。恋愛相談的に話したのですが、彼から「もしかしたら、それってPMSってやつじゃないかな?」と言われて……。私は、PMSという言葉を聞いたのはこのときが初めて。急いでインターネットや書籍を使ってPMSについて調べてみると……なんと、私が毎月悩まされていた症状がたくさん書かれていたのです。そして、たしかに「重い女」が出るのは生理前でした。 そこで「私が重い女になってしまう原因はPMSだったのか!」と、初めて納得したのです。それからは、PMSを緩和するためになるべくストレスを溜めないようにしたり、規則正しい生活リズムにしたり……とまずは自分なりに対処方法を取り入れることに。すると、次第に感傷的になることがなくなっていったように思います。 その後、PMSを教えてくれた彼とはお付き合いを開始。毎月、決まった時期に「重い女」になってしまうのは自分の性格だと悩んできましたが、彼のおかげで「PMS」を知ることができました。彼に出会わなければ、PMSへの対処方法を取り入れることもできず、今でも「重い女」に悩まされていたかもしれません。彼には今でも感謝をしています。 著者/髙橋若菜作画/ののぱ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ
2024年02月29日第1子を妊娠した際、夫に報告するのを楽しみにしていた私。「きっと驚いてくれるだろう」と期待しながら妊娠を告げたところ、夫の反応は意外にもあっさりしたものでした。そして夫が私の「あること」を知っていたことに驚いてしまって……。 だいたい決まっている私の生理周期妊娠前の私の生理周期は、だいたいいつも35日周期でした。周期が狂うことはほとんどなく、毎月安定してきていた生理。 私はなんとなく「夫に生理であることを知られたくない」と思っていたため、わが家のトイレにはサニタリーボックスを置いておらず、使用したナプキンはその都度、紙袋に入れて外のゴミ箱に捨てるようにしていました。捨てる際も、なるべく夫に気づかれないように、夫が見ていないタイミングでトイレを出て、ゴミ袋の下のほう……見えないところに紛れ込ませるようにしていました。 夫はどちらかというと、他人の行動にそこまで関心がないタイプなので、私が生理であることも、使用済みナプキンをこっそり処理していることにも、気づいていないと思っていたのです。 妊活開始後、すぐに妊娠する30代半ばで結婚した私は、結婚当初から「子どもを産むなら1日でも早いほうがいい」と考えていました。そして、生理管理アプリで基礎体温を管理しながら、毎月の排卵日を予測。新婚旅行を終えたタイミングで妊活を開始しました。 妊活を開始してからひと月後。周期がぴったりだった生理が遅れ、私は初めて妊娠検査薬を使ってみることに。すると、妊娠を告げるくっきりとした線が現れました。妊娠したことに驚きつつもうれしくなり、「夫に報告したらどんな顔をするのかな」と夫の反応を期待しながら夫の帰宅を待つことになりました。 気づいてくれたのはうれしいけれどところが帰宅した夫に妊娠を告げると、意外にも冷静な反応が。不思議に思って聞いてみると、「なんとなくそうじゃないかと思っていた」との言葉が返ってきました。 なんと夫は、毎月私が使用済みナプキンをコソコソ処理していることに気づいており、捨てるタイミングから生理周期を把握していたようなのです。妊娠がわかったこのときも、「今回は生理が遅れているな。もしかして……」と思っていたとのこと。 夫が驚く顔を想像していた私は、肩透かしを食らったような気持ちになりました。そして、私の体調に関心を持ってくれてうれしいと思った半面、生理周期を把握されていたことになんだか複雑な気持ちもあって……。 その後、私は無事第1子を出産し、半年後にはまた生理が戻ってきました。このときのことは今では夫婦の笑い話になっていますが、正直、当時夫が私の生理周期を予測していたことを知ったときは驚きとともに若干引いてしまいました。いつものんびりしていて他人に興味がないタイプだと思っていた夫に、まさか生理周期を把握されていたなんて。そして、気づいていないと思っていた使用済みナプキンを処理しているところを見られていたなんて、という思いでした。 ただ、このことと妊娠出産を経て、生理についてそこまで隠しすぎずに、もう少しオープンにしてみてもいいのかな、と思うようになりました。 著者/石原優子作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年02月29日飲食店のトイレを利用した私。トイレットペーパーホルダーの近くに二次元コードを発見して……。 旅行中のトイレで…?!ある旅行中のこと。飲食店のトイレに入ったとき、生理になっていることに気がつきました。まさか生理がくるとは思っておらず、生理用品を何も持っていなかった私。トイレットペーパーをぐるぐる巻きにして挟むしかないか……と困り果てていました。 しかしそのとき、トイレットペーパーホルダーの近くに二次元コードが貼ってあるのを発見。「お困りの際はこちら!」と書いてあったので、すぐにスマホで読み取りアクセスすると、「生理用品を無料で配布しています」と記載してあったのです! 素敵なサービス私はすぐに必要事項を登録して、「オーダー」という文字を押しました。すると、トイレのドアをコンコンと叩く音がしたあと、女性の店員さんが「どうぞ」と、ナプキンとタンポンが入った袋を渡してくれました。 予想外のサービスに少しびっくりしましたが、本当に困っていたのでうれしかったです。トイレを出たあとは、店員さんたちにぺこりとお辞儀をしてから席に戻りました。 後日、調べてわかったことですが、あの飲食店のように生理用品の無料配布サービスをしているお店は増えているそうなのです。突然生理がくると生理用品を持っていなくて困ることも多くあると思うので、このサービスがもっと広がっていったらいいなと思いました。 突然の生理に困っていたとき、生理用品を無料配布するサービスにとても助けてもらった私。もし、あのままトイレットペーパーで応急処置をしていたら旅行を楽しむことができなかったと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいになったので、これからは生理用品の無料配布サービスが当たり前になって誰でも気軽に利用できるようになればいいなと感じました。 著者/雫ゆうか作画/加藤 みちか監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤みちか
2024年02月27日私には、忘れられない生理のときの思い出があります。会社に行く途中、生理が始まったことに気づいた私。生理用品をつけておらず、漏れている感覚もあり、満員電車の中でひとり焦っていました。「電車を降りたら、周りの人に経血漏れに気づかれてしまう」と。そんな私の窮地を救ってくれたのは……。 出勤途中の電車内でまさかの事態に!いつも朝はバタバタしてしまい、その日も出社時間に追われて電車に乗った私。電車に乗れたことはよかったものの、ふと「あること」に気づき、出社時間以上に焦ってしまいました。 それは、生理予定日だったことをすっかり忘れていたこと。下着に経血が漏れているような……独特な感触があり、「これは絶対に生理が始まっている」と思いました。不幸なことに、この日はグレーのボトムスをはいており、「こんな日に限って染みが目立ってしまうものを着てきてしまうなんて!」とガックリ。 「会社に着けば制服があるからなんとかなりそう」とも思いましたが、「じゃあ会社までは? 手持ちのバッグで隠す? いや、腰まで隠れそうにないし、おしりを隠しながら歩くのも不自然」と、焦るばかりでいい案が思いつかず……。朝の人がたくさん乗っている電車内で私はパニックになってしまいました。 動揺する私に手を差し伸べてくれたのは「どうしよう……。どうしよう!」と、ひとり電車の中で動揺していたときです。救いの神が現れました! 私の焦りを感じとったのか、うしろにいた通勤途中と思しき女性が、赤色のカーディガンを差し出してくれたのです! そして「腰に巻く?」とだけ言い、ちょうど駅に着いたタイミングだったため、女性はそのまま去ろうとし……。私は慌ててカーディガンをどうしたらいいかと聞くと、「安物だからいいのよ」とだけ言い、彼女は颯爽と歩いていってしまいました。 いただいてしまうのは忍びなかったですが、内心は本当に救われた思いでした。彼女が助けてくれなければ、周囲の人におしりが汚れている姿を見せることになってしまい恥ずかしい思いをするところでした。イヤな気持ちを引き摺ったまま仕事をしていたでしょうし、1日をダメにしてしまうところでした。「今どきこんな親切な人がいるんだ」と、とても感動しました! この一件だけでなく、私はこれまで何度も経血漏れを経験したことがあります。それだけ経血漏れは女性にとって身近な生理の失敗なのかもしれません。だからこそあの女性も気づき、フォローしてくれたのかなと感じます。彼女のやさしい心づかいに感謝していますし、私も困っている人がいたらできる限り助けたいと思った経験です。 著者/匿名作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年02月27日生理中に職場でお手洗いに行ったときのことです。使用済みナプキンをくるくる巻いて包装紙とトイレットペーパーで包み、トイレットペーパーホルダーの上に置いたのですが……。 メモを渡すことで私が恥ずかしくならないよう配慮してくれた後輩に、ちょっとした気づかいや伝え方って大事だな、人間性が出るなと思いました。後輩には本当に感謝しています。 この出来事があってからは、トイレから出る際にナプキンをちゃんと捨てたか、忘れ物はないか、水は流したかなど、しつこいくらいに確認するようになりました。 原案/はるのゆりさんイラスト/モリナガアメ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ
2024年02月27日どんなお宅のトイレにも必ずあると思っていたサニタリーボックス。しかし、ママ友宅にはサニタリーボックスは置かれていませんでした。疑問に思い、ママ友に「どうしているのか」聞くと、目からウロコの答えが返ってきたのです。 ママ友宅で運動会の打ち上げ年長である長男の運動会打ち上げをするため、5家族15人くらいであるママ友宅にお邪魔することになりました。ママ友宅は近所でも有名な豪邸。大人数でお邪魔してもまったく問題ないとのことでした。大人はその広さに圧倒されつつも、子どもたちは広々とした庭で思いっきり走り回り楽しんでいる様子。おしゃべりにも花が咲き、楽しい時間を過ごしていました。 しかし、運悪く打ち上げの前日に生理が始まった私。生理2日目ということもあり、トイレを借りるタイミングを考えていました。 「ある物」が見当たらない?ママ友にトイレを借りる旨を伝え、案内されたトイレに入りました。とてもスタイリッシュなトイレですっきりとした空間。 そんなトイレに、私はふとある物がないことに気づいたのです。それはサニタリーボックス。私が替えた使用済みナプキンは持ち帰ろうと思っていたので捨てるつもりはなかったものの、どんな家のトイレにもサニタリーボックスが置いてあるのが当たり前だと思っていたので、疑問に思って……。 サニタリーボックスの代わりに…ママ友は使用済みの生理用品をどうしているのか気になり、2人きりになったタイミングで聞いてみることにしました。すると、ママ友は下の子がおむつをしているため、トイレの外にあるおむつ用のゴミ箱に一緒に捨てているとのことでした。 たしかにおむつ用のゴミ箱であれば密封されているので臭いも気にならず、ゴミ捨てもラク。ほこりが溜まりがちなサニタリーボックスの掃除も不要です。ママ友の言葉に「とてもいいアイデアだ!」と感心した私は、自宅のサニタリーボックスを撤去。ママ友のアイデアをまねさせてもらっています。 少しの期間でもラクをするために、サニタリーボックスの撤去を決めたと言うママ友。下の子がおむつをはかなくなったら、サニタリーボックスをまた置くことになるだろうとも言っていました。サニタリーボックスはトイレに置く物だと思っていた私にとっては目からウロコのアイデアでしたが、たしかにサニタリーボックスを撤去してからは掃除が随分とラクに。教えてくれたママ友には感謝しています! 著者/鬼頭いちか作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年02月26日3歳の娘と、ショッピングモールのトイレに一緒に入ったときのこと。娘がまさかのことを大声で言ってしまって……。 どこへでもついてくる娘私には3歳の娘がいます。家の中にいるとき、私がどこへ行くのにもついてきてかわいいのですが、扉の鍵をかけ忘れるとトイレの中にまで入ってきてしまいます。 ある生理中の日にも、娘がトイレに入ってきてしまったことがあり、経血のついたナプキンを見て「ママ、うんち出ちゃったの?」と不思議そうに言われてしまいました。 「これは生理と言ってお股から血が出るんだよ~」と生理について教えようとも思ったのですが、「血が出る」と聞いたら怖がったり心配したりするかもしれないと思い、そのときは「そうだよ~ママもおむつ替えるよ」と言いました。 ショッピングモールで…そんなある日、娘を連れてショッピングモールへ行った私。ちょうどこの日は生理中だったこともあり、帰る前にナプキンを替えておこうとトイレへ行くことに。娘と一緒にトイレに入り、先に娘のトイレを済ませて、私が用を足すまで娘には個室から出ずに待ってもらっていました。 すると、ナプキンを替えようとした私を見て、娘が「ママまたうんちもらしちゃったの?! おむつについちゃってるよ~!」と大きな声で言ってしまったのです! 週末で混みあっている女子トイレだったので、他のお客さんにも聞かれてしまい、私は恥ずかしくてなかなか個室から出ることができませんでした……。 まだ生理のことを理解できないだろうからと教えていなかったことを後悔し、せめて「おむつじゃなくて、これはナプキンっていうんだよ」と伝えておけばよかったと思いました。 この出来事以降、なるべく生理中は娘と一緒にトイレに入らないで、生理の様子を見せないよう気をつけるようになりました。娘がもう少し大きくなったら、生理について詳しく教えてあげたいと考えています。 著者/匿名作画/加藤 みちか監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤みちか
2024年02月26日生理予定日がずれて、友人たちとテーマパークに遊びに行く日に生理が被ってしまったことがあります。普段、私は生理痛はあまりないタイプなのですが、寒さで体が冷えてしまったこともあったのでしょう。この日は生理痛を強く感じていました。そんな私の様子に気づいた女性の友人が……。 楽しみにしていたテーマパークなのに…友人たちとテーマパークへ行った日は、私にとって生理3日目でした。この日は真冬だったこともあり、屋外は寒く体が冷えて、強い生理痛を感じていた私。普段、生理痛をあまり感じないタイプのため、鎮痛薬は持ち歩いておらず、とはいえ男性の友人もいる中で「生理で……」と言い出すことができませんでした。そのため、ただただ痛みに耐えるしかなくて……。 そして、あるアトラクションの列に並んでいた際、あまりにもおなかの痛みが強く、冷や汗が出てくるほどに。きっと顔色も悪かったのでしょう。女性の友人が、男性たちに気づかれないようこそっと「どうしたの?」と声をかけてくれました。 そこで「実は……」と生理中であり、生理痛がひどいことを伝えると……その友人は「ちょっと行ってくるわ」と言ってひとり列を抜け、どこかに行ってしまいました。 ぬいぐるみを抱っこせよ!?しばらくして帰ってきた彼女が抱えていたのは、まさかのテーマパークで売られているぬいぐるみでした。そして彼女は、「これプレゼント」とそのぬいぐるみを私に差し出してきたのです。「背中を自分のおなかにつけるように抱っこしてね」と言われ、意味もわからず抱っこすると、ぬいぐるみの背中が当たった私のおなかがなんだかじんわり温かい。見ると、なんとぬいぐるみの背中の部分にカイロが貼ってあったのです! その後、アトラクションの列から私と女性の友人は抜けることに。ベンチに座って男性の友人たちの帰りを待つことにしました。ぬいぐるみを抱っこしているだけで体がじんわりと温まり、少しずつ生理痛みが和らいでいくような気が。 その後、私はぬいぐるみを抱きながらテーマパークを楽しみました。あの日、男性の友人にバレずにピンチを乗り切ることができ、楽しく過ごせたのは紛れもなく彼女のおかげです。 私の「周囲にバレたくない」という気持ちを、彼女も察してくれたのでしょう。それでとっさにぬいぐるみの背中にカイロを貼るという方法を思いつき、行動に移してくれたのかなと感じています。彼女のアイデアに脱帽してしまいましたし、本当に感謝してもしきれません。それ以降は、生理予定日がずれることも想定した上で、突然のことに焦らないよう鎮痛薬や体を温めるものなどを持ち歩くようにしています。 著者/山下 彗作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年02月25日学生時代のこと。私はアルバイト中にぽろりとナプキンを落としてしまい、赤面した経験があります。なぜナプキンを落としてしまったのか、そしてどうしてナプキンを落としたことに気づいたのかというと……。 ポケットにナプキンを入れる私は学生時代の夏休みに、学童保育施設でアルバイトをしていました。学童にやってくる子どもたちの年齢は小学校1年生から6年生まで。子どもたちはいつも元気いっぱいで、そんな元気な子どもたちを相手にするため、私は動きやすいようにアルバイト中は常にジャージを着ていました。 アルバイトと生理期間がかぶった際は、ジャージのポケットに生理用ポーチごとイン。ロッカーに戻らずともトイレに行ってすぐにナプキンが交換できるようにしていました。 そんなある日の朝のこと。この日は新しくおろしたジャージを着ようと思っていました。しかし、おろしたてのジャージのポケットには、私が使っていた生理用ポーチが入らなかったのです。 そこで私は仕方なくポーチからナプキンを出して、ナプキンをそのままポケットに入れて子どもたちの元へ。子どもたちとの遊びに夢中その日は常に活発な小学生を相手に一緒に外で走ったり、お話しをしたり、ゲームをしたりと大忙し。 そして私は、朝にジャージのポケットに入れたナプキンのことをすっかり忘れて子どもたちの相手に夢中になっていました。そんなとき……。「何か落ちてる」子どもたちと一緒に遊んでいたとき、3年生のある男の子から「先生、何か落としたよ」と言われたのです。何かと思い見てみると、なんとそこには私が朝にポケットに入れたはずのナプキンが!「いつの間にポケットから落ちたの!?」と私は驚いてしまいました。 遊んでいる間にポケットからぽろっと落ちたようでしたが、子どもたちと遊ぶことに夢中でナプキンが落ちたことに気がつかなかったようです。私は恥ずかしさで顔が真っ赤になる思いでした。 そして平静を装い、「なんだろうね。先生が拾っておくね」と私は何事もなかったようにさっとナプキンを拾ってポケットへ。ナプキンについて子どもにどう説明したらいいのかわからず、このときはとっさに誤魔化したような反応をしてしまいました。 私はこの件以降、ポケットにナプキンを入れなくてはいけないときは、ナプキンが落ちていないかを時々確認しながら、子どもたちの相手をすることに。そして、次にジャージを買うときには、きちんと生理用ポーチが入るサイズのポケットがあるものを選ぼうと決意したのです。 著者/nanoka22作画/加藤みちか監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤みちか
2024年02月25日生理中、私は経血漏れ対策としてベッドにバスタオルを敷いて寝ています。しかし、彼とのお泊まりデートと生理が被った私は、なんとなく恥ずかしくて「バスタオルを敷いて寝たい」と言えませんでした。そのまま隠し続けていましたが、生理のたびにハラハラするのに耐えきれず……。 生理中はバスタオル必須昔、就寝中に経血漏れを起こして派手にベッドを汚した経験がある私が辿りついた経血漏れ対策は、「ベッドにバスタオルを敷くこと」でした。 ですが、今の彼と初めてお泊まりデートをしたとき、運悪く生理になった私は「バスタオルを敷いて寝たい」と彼に言えませんでした。付き合って日が浅かったため、生理のことを話すのがまだ恥ずかしかったのです。 その夜はバスタオルなしで布団に入りましたが、「動くと漏れるかもしれない」と経血漏れを気にして、ほとんど眠れませんでした。 彼に言えずヒヤヒヤ!幸いなことに、その日はバスタオルなしでも経血漏れは起こりませんでした。しかしバスタオルのことを話すきっかけを失った私は、その後1年近くバスタオルによる漏れ対策を彼に隠したままお付き合いすることに……。生理中にお泊まりデートをするたびに「漏れたらどうしよう」とヒヤヒヤしていました。 しかし、あるときふと「これからずっとヒヤヒヤするのは嫌だ!」と思い、ついに私は彼に伝えることにしたのです。 勇気を出して伝えると…私は彼に「漏れても安心って思えるから、生理のとき家ではバスタオルを敷いて寝ているんだ。これからは2人で寝るときもバスタオルを敷いていい?」と聞きました。すると彼は「えー! なんでもっと早く言ってくれないの!? もちろんいいよ!」と、驚きつつも快諾してくれたのです。 この出来事以降、私が生理になると彼は自らバスタオルを敷いてベッドメイキングをしてくれるようになりました。これは同棲するようになった現在も続いており、やさしい彼のおかげで生理中の不安が1つ解消されました。 私がためらって彼にバスタオルのことを言えなかったせいで、長い間ハラハラする事態になってしまいました。男性相手だと生理について話しにくいと思うときもありますが、パートナーには勇気を出して伝えることも大切だと学んだ出来事です。 著者/ごとうゆき作画/おみき監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おみき
2024年02月24日学生時代の恋人と初めての旅行。お互いお金を貯めて、さあ1泊旅行だ!とワクワクしていましたが、旅行前夜に生理になってしまいました。当時、学生だったため、ひと晩を一緒に過ごせるという楽しみも大きく、彼も同じことを楽しみの1つにしてくれていると思っていました。そのため、彼に申し訳ないという気持ちでいっぱいで……。 バイト代を貯めて初めての旅行を計画大学生時代の恋人と付き合って1年ほど経ったころ、バイト代を貯めて初めての旅行を計画しました。行先は電車で2時間ほどの温泉地。 パンフレットで旅館を探して、個室の露天風呂もあるすてきな宿を見つけ、そこを予約することに。 旅行当日に重なった生理前日の夜、旅行の準備をいそいそとしていたときに生理が。正直、「なんでこんなときにくるんだよー!」と叫びたい気分でした。生理用品を持っていかねばならず、荷物もかさばるし、1日中漏れないかと不安になるし……もちろん、彼との行為もできません。 当時の私にとって、旅先での彼との甘い時間は旅行での楽しみの1つ。彼もきっと同じ気持ちだろうと思っており、生理がきてしまったことで行為ができないのは残念で、彼にも「申し訳ない」という気持ちでいっぱいでした。 「生理になってしまった」と伝えると…?だからこそ彼にはちゃんと伝えないとと思い、旅行当日に生理になった旨を告げました。「地に落ちるほどガッカリされてしまったらどうしよう……」と不安でしたが、彼の反応は「そうなんだ。体調は大丈夫?」と予想外のもの。 旅館で夜、寝る際に「イチャイチャできなくて残念だね」と冗談めいた感じで言われたものの、旅行中にギクシャクすることもなく、2人で存分に旅行を楽しむことができました。 学生だった当時の私にとって、旅行をするということは旅先を楽しむことはもちろん、夜に恋人と一緒の時間を過ごすということも楽しみの大きな1つで、彼もそれを期待してくれていると思い込んでいました。そのため、生理がきたことにヘコんでしまいましたが、彼とのお付き合いで「生理がきたことで相手をガッカリさせてしまうかも……」なんて不安を抱かなくてもいいと気づかされました。むしろ生理が重なってガッカリするような人はダメだ!ということも。そんな彼に出会えてよかったと感じた経験でした。 ※生理中の性行為は、感染症などのリスクが高まります。お互いに相手を思いやり、できるだけ生理中のセックスは避けたほうが安心です。 著者/新谷けご作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年02月24日2017年に2回ほどめまいに襲われ、2019年ごろからは度々めまいが起こるようになり、婦人科に通うようになったカンノさん。2022年の冬に職場の健康診断で血液検査を受けると、貧血との診断が。かかりつけの婦人科で相談したところ、医師曰く「実は以前から小さい子宮筋腫があった」とのこと。多発性粘膜下筋腫(複数の腫瘍があり特に出血しやすいタイプの子宮筋腫)と診断されたカンノさんは大学病院を紹介してもらい、子宮全摘手術を受けることになって……。本作は長きに渡る、著者・舘乃夕華(かんのゆうか)さんの闘病記録を描いた作品です。※子宮筋腫とは…良性の腫瘍であり、発生場所は子宮の内側(粘膜下筋腫)、子宮の筋肉の中(筋層内筋腫)、子宮の外側(漿膜下筋腫)とさまざまです。1つだけでなく複数できることも。主な症状は過多月経、生理痛、腰痛、頻尿、貧血など。超音波検査やMRIで診断可能で、治療法には薬物療法や手術療法があります。 子宮全摘を終えて医師の指示でレルミナ錠(子宮筋腫や子宮内膜症の治療に使われる薬)を3カ月ほど服用したのち、2023年4月に、腹腔鏡手術による子宮全摘をおこなったカンノさん。1週間ほどの入院期間を経て、予定通りに退院となりました。今回は、術後の後日談を紹介します。 ※hb→Hb ※hb→Hb ※入院中におもしろ動画が送られてきて思わず笑ってしまい、おなかの傷にひびいたそうです。 術後1カ月での定期検診で「問題なし」と診断され、ようやく子宮筋腫の治療を終えたカンノさん。ずっと悩んでいためまいの症状もなくなり、以前と比べるとはるかにラクに過ごせるようになったそうです。 一般的に、成人女性の場合、ヘモグロビン値が「12g/dl」以下になると貧血と診断されます。しかし、人体には血中のヘモグロビンが不足すると、内臓や骨髄などに貯蔵されている鉄を使って補おうとする働きがあり、ヘモグロビン値が正常でも貧血症状が起こるケースも。これは「隠れ貧血」と呼ばれており、カンノさんの場合も、最初は「隠れ貧血」によるめまいだったのかもしれません。 経血量が多い場合、子宮筋腫がある可能性が考えられます。しかし、経血量は他人と比べられないため、どうしても放置しがちです。すると、カンノさんのようにじわじわと貧血が進行し、受診したときには輸血が必要なんて方もいるよう。そのため、経血量の多さや貧血症状を軽く見ず、少しでも気になったら婦人科を受診するようにしましょう。 また、緑に限らず、おりものの状態がいつもと異なると感じたときも要注意です。病気が隠れているケースもあるため、婦人科で相談するようにしてください。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 舘乃夕華
2024年02月22日私が専門学生だった20歳のころ。マスターとアルバイトだけで回している小さなカフェでアルバイトをしていました。そのカフェには従業員用のトイレはなく、店員はお客様と同じトイレを使います。あるバイト中、生理期間だった私はトイレに入る際、恥ずかしい失敗をしてしまうことに……。 おしゃべり中は気が気でなく…20歳のころ、私が働いていたのは夜はお酒を出す喫茶店。男性マスターとアルバイトだけで回している小さなお店でした。その日、生理中だった私は夜帯の勤務。お客様にお酒を出したり、コーヒーを出したりと仕事をしながらも、カウンターに座っていた常連のお客様との会話も楽しんでいました。 しかし、カウンターのお客様と話をするうちに「そろそろナプキンを替えないとマズいかも」ということに気づきました。思えば、勤務を開始してから長い時間トイレには行っていません。 「トイレに行かなきゃ」と感じてからは、正直、お客様との会話中も「漏れてないかな?」「うまく会話を終わらせないと」と気が気でなくて……。焦りで顔が引きつっていたかもしれません。 あ! 落ちた!トイレはカウンター席のすぐ横。お店にくるのは男性のお客様が多いこともあって、どこか恥ずかしさから「トイレにはこっそり入らなきゃ」という思いを抱いていました。 そして、お客様との会話にマスターも入ってきて、マスターとお客様の会話が弾んだタイミングでこっそりトイレへ向かおうとすると……。ぽろりと何かが床に。見ると……それは生理用ナプキン! 思わず「あ!」と声が出てしまい、お客様とマスターの視線が私に。落ちたナプキンもしっかり見られてしまいました。急いで拾い、私は慌ててトイレへ。普段、ナプキンは生理用ポーチに入れてカウンターの端の自分のバッグの中に忍ばせているのですが、この日は経血量が多い日だったということもあって、下着のゴムのところにナプキンを挟んでいたのです。いつもならこんなことはないのですが、こっそりトイレに行こうと思って体勢が不自然になったのでしょう。挟んでいたナプキンがぽろりと床に落ちてしまいました。 まさかの失敗に、目がチカチカするほど恥ずかしい気持ちでいっぱいでした。 その後、恥ずかしい気持ちをなんとか抑えトイレを出ましたが、マスターとお客様は何事もなかったように接してくれました。私にとっては、変に「大丈夫?」などと言われたらより恥ずかしい気持ちになっていたと思うので、2人の対応にはとても助かりました。トイレに行きたいと思うのは男女共に変わらないもの。男性が多い職場だからとなぜか「こっそりいかなきゃ」と思っていた私でしたが、変に隠さず、堂々とトイレに行けばいいし、行けばよかった……と思った経験でした。 著者/匿名作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年02月22日私は3姉妹の母です。娘の生理なんてまだまだ先のこと……そう考えていた私ですが、気づけば長女は小学4年生に。長女と同級生のママ友から「娘に生理が始まった」と聞き、生理について娘に伝えたいと思うものの、どう話したらいいのか戸惑うばかりで……。 急に焦り始める私は3姉妹の母ですが、娘の生理なんてまだまだ先のこと……そう考えていました。しかし、気づけば長女は小学4年生に。生理が始まってもおかしくない年齢になっていました。ただ、私から娘に生理について教えてあげられておらず……。ある日、たまたまつけていたテレビ番組で「性教育は早ければ早いほどいい」というような話をしており、私は急に焦り始めてしまいました。 また、それから数日後、長女と同級生の女の子を育てるママ友から「うちの子、生理が始まったのよ」という話を聞きました。すると、別のママ友が「うちもなの。ナプキンはここにあるよとか、使い方を教えてはいるけど……」と話し始めるではありませんか。 同級生のママたちの話を聞き、娘も初潮をもうすぐ迎える可能性があることを再認識して、私は焦るばかりでした。 生理のことを伝えたい理由私は、娘たちが困らないように生理のことはいつかきちんと教えてあげようと思っていました。それは、私自身が初潮を迎えた際に誰にも相談できず、つらい経験をしたからです。私の初潮は中学2年生のときでした。母親は仕事で忙しく、同居している祖父母や父親とはそんな話をするような雰囲気ではなかったので、生理が始まったこと、初めての痛みなど相談できる人がおらず……ただひとりで耐えるしかなかったのです。 当時、思春期真っ盛りの時期で、性格的にも恥ずかしがりやだったこともあり、友だちにも相談したことはありません。ナプキンの装着ミスやナプキン交換のタイミングを誤り、経血漏れも度々経験しました。そのたびにどうしようと焦りながら自分の力だけで処理をするのは、とてもつらく悲しい日々でした。 だからこそ、娘たちが困ったら気軽に相談してほしいと強く願っています。娘たちには、「生理のことは母親だけでなく先生や友だちなど誰にでも気軽に相談していいのだよ」と伝えたいと思っていました。 でも娘を前にすると…しかし、いざ娘を目の前にしてみると、どう話していいのかわからず言葉が詰まってしまって……。何も話せないまま日が過ぎていき、焦りが募るばかり。 そんなとき、私が生理になってしまいました。「ああ、痛いなあ……」。生理痛を感じ、思わず私がそうつぶやいたとき、長女が反応したのです。「ママ、どうしたの? おなか痛いん?」と。 いつもなら余計な心配をかけないように「何でもない」と返すところでしたが、「生理について教えるいい機会かも?」と感じ、「そう、生理痛なの」と言ってみました。すると「生理って痛いの?」「まあ人によるかなあ。でもママに似たらあなたも痛いかもね」と、自然と会話が続きました。 私の中で、気を張りすぎず生理について伝えられた瞬間で、このときハッとしたのです。「ちゃんと正しい情報をわかりやすく伝えなきゃ」と思っていたあまり、言葉が詰まってしまっていましたが、こうして自分の経験を素直に伝えればいいのだと。 それからは「うまく伝えよう」と考えるのはやめて、生理前はおなかがすくとか、ママが怒ってイライラするのは生理が関係しているからだとか、体調の変化について世間話をするようなトーンで話してみることに。「教える」という感じではありませんでしたが、娘なりに理解をしてくれたようです。 そして、もう1つうれしいことが。娘との会話を聞いていた夫も、生理のことを理解してくれるようになったのです。生理前や生理中の体調がよくない際は気づかってくれるように。もっと気軽に生理の話をすればよかったのかな……と、少し肩の荷が下りた思いでした。 娘たちが少しでも快適な生理ライフを送れるよう、これからも自分の失敗談や経験したつらさ、対処法をたくさん話して伝えていきたいです。そして、いつか娘の生理が始まったときも、娘の話をたくさん聞いてあげたいと思います。 著者/桃野 ゆか作画/ののぱ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ
2024年02月21日以前は「経血がついたナプキンを見られたら男性に引かれてしまうのではないか」と思い込んでいた私。しかし、夫の反応とその後の対応は予想外なもので、目から鱗が落ちたのでした。新婚時代の忘れられないエピソードを紹介します。 脱衣所にナプキンを置き忘れてしまった!いつも生理中にお風呂に入るとき、私はトイレでナプキンを処分してから脱衣所で服を脱いでいます。しかしその日の私は生理痛でぼんやりしていたのか、ナプキンをつけたまま脱衣所で服を脱ぎました。そして、ナプキンの存在を忘れ、ナプキンがついたままの下着を脱衣所に置きっぱなしにしてしまったのです。 わが家は脱衣所と洗面所が一緒になっており、私がお風呂に入っている間に夫が洗面所にやってきたよう。そして、経血のついたナプキンを夫にバッチリ見られてしまったのです……。 血まみれのナプキンを見た夫の反応は?お風呂から出て、下着にナプキンをつけっぱなしで放置していたことに気がついた私は、「やっちゃった!」と落ち込みました。お風呂に入っている間に洗面台から物音がしたので、夫に見られたかもしれないと気づいたのです。 当時の私には「男性は経血を見ると嫌がる」というイメージがあり、生理期間中は、なるべく夫には生理であることを隠そうと意識していました。実際、私の弟は経血を見てしまったときに「怖い」と嫌がっていたため、夫もそうだろうと思ったのです。 お風呂から出て、夫に「ごめんね、出しっぱなしになってた」と謝ったところ、「あんなになってるんだなって思った」と、少し気まずそうな様子。 しかしその後、「生理だから具合が悪いよね。大丈夫?もう寝る?」と、引くどころか私の体調を気づかってくれたのです。そして、その日残っていた洗い物を引き受けてくれ、私は夫のおかげでゆっくり眠ることができました。 今では生理のたびにホッコリ生理は隠すものだと思っていましたが、夫が生理を受け入れてくれるとわかってからは、私の考えが変わりました。生理でつらいときは素直に夫に頼るようにしよう、と思うようになったのです。そこで、私は「生理前や生理中は、しばらく気持ちが暗くなるし体調も悪くなる」と夫に伝え、生理になると子どものお風呂を頼むようになりました。 「血が足りていないんだもんね」と気づかってくれ、家事を代わってくれる夫を見ると、気持ちがホッとします。今では、生理中だと夫が知ってくれているだけで安心できるようになり、「あと2日くらいでよくなると思う」など、体調の変化を気軽に報告できるようになりました。 経血なんて男性に見られたら絶対に嫌がられる。そう思いこんでいましたが、実物を見ることで「こんなに血が出ているとは思わなかった。大変なんだね」と気づかってくれる人もいることがわかりました。当時は恥ずかしかったですが、生理中の体調について相談するいいきっかけになったと思います。 著者/さみ作画/おみき監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おみき
2024年02月21日私が21歳のときのことです。後の夫となる彼とお付き合いを始めて、まだ間もないころ。短時間でも会いたかった私たちは、お互いのバイト終わりに合流し、2人で楽しくおしゃべりをしながら夜のドライブデートをするのが定番でした。このときも、夜のドライブデートを楽しんでいたのですが、なんとなくおなかが痛いような気がして……。 何でも気兼ねなく話せる関係になったころ、「そういえば、あのとき恥ずかしかったな……」と話題に出したところ、 彼から「汚れはすぐに落ちたんだけど、実は、においが数日消えなかったんだよね」と言われびっくり! 申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいました。 当時は付き合い立てだったこともあり、私を気づかってにおいについては口にしなかったのだと思います。数カ月越しに再び恥ずかしい思いをすることになるとは……と思ってしまいました。 その後、彼とは結婚。生理については理解してくれており、私が生理中のときは、「体、つらくない?」と聞いてくれるなど、やさしく気づかってくれます。 原案/いけいけちひろさん作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年02月20日彼の家にお泊まりすることになり、予定を立てたときからワクワクしていた私。しかし、お泊まりの日に限って、生理が重なってしまい……。しっかり準備をしてお泊まりへ行くことにしたのですが、彼の家にあるものを置いてきてしまって……!? お泊まりする日に限って…ある日、ひとり暮らしの彼氏の家に遊びに行くことになりました。仕事が忙しい私たちはデートの時間もなかなかとれず、なんとか予定を合わせてお泊まりデート計画。 しかし、お泊まりデートを計画したあと、お泊まりの日と生理予定日が近いことに気がついたのです。なんとか予定を合わせて計画した日だったため、私は「どうか生理と被りませんように!」と祈っていました。しかし、その願いも虚しく、お泊まりの数日前に生理がきてしまったのです。 私が思いついたのは私は、彼の家で使用済みのナプキンをどう処理しようか悩みました。そのとき思いついたのは、紙袋をサニタリーボックスの代わりにすることでした。彼に相談し、紙袋をトイレに置かせてもらい、中身が見えないようナプキンを入れたあとは袋の口を紐で結んでおくようにしました。 アレを忘れてしまった!しかし、私はとんでもないミスをしてしまったのです。使用済みナプキンを入れた紙袋は、持ち帰るつもりでした。しかし、その紙袋のことをすっかり忘れ、彼の家のトイレに置いてきてしまったのです。 気がついたのは自宅についたあとで、慌てて彼に電話をしました。そして、彼の家に行く予定もしばらくなかったため、恥を忍んで彼に紙袋の処分をお願いすることに……。彼は特に気にしていないようでしたが、彼に使用済みナプキンの処分をさせてしまうことに、申し訳なさと恥ずかしさでいっぱいでした。 生理予定日を確認して、今回のようなことが起こらないように気をつけていますが、忙しいスケジュールの中で会う日を計画すると、生理と被ってしまう日も。しかし、そんなときでも、使用済みナプキンは袋に入れて毎回ポーチにしまうことにして、人の家のトイレには置かないよう気をつけています。 著者/うみのるなイラスト/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年02月19日これは私が電車の中で体験した出来事です。見知らぬ女性からの神対応に……!? 足を伝う何かに嫌な予感大学生のころのある夏の日のことです。私は朝寝坊をしてしまい、とにかく駅までダッシュ。ギリギリで乗りたい電車に乗ることができました。 そして、電車に乗ることができたことにホッとして、ドア付近の手すりに掴まって呼吸を整えていたとき、ふと生理予定日だったことを思い出しました。「ナプキンをつけてくればよかったなー……。でも、ナプキンは持ってきているから駅に着いたら早めにトイレに行ってナプキンをつけよう」と考えていると……なんだが嫌な予感がして……。 スカートの中の足にツーッと何かが伝う感触があったのです。「もしや……」と思ったときにはもう手遅れ。足を伝って経血が足元のサンダルまで流れてきているのが見えました。慌ててスカートから見えてしまっていた部分の経血をサッとハンカチで拭き上げましたが、私の頭の中は「どうしよう」という気持ちでいっぱいでした。 見知らぬ女性から声をかけられて大学の最寄りの駅まで待つわけにはいかないと「次の駅で降りなければ……」と思っていたとき、見知らぬ女性から声をかけられたのです。50代くらいの女性で、彼女はとても小さな声で「隣の車両にお手洗いがありますよ」と。 突然のことにびっくりしましたが、その女性が付き添ってくれることになり、私は隣の車両のお手洗いへ。私は持ってきていたサニタリーショーツにはき替え、ナプキンを装着。立っていたためか、スカートに汚れはついていませんでした。 女性の勇気ある神対応に感謝そして私がお手洗いから出ると、女性はお手洗いのドアの前で待っていてくれました。お礼を伝えると、女性が座っていたところからたまたま私が立っているところがよく見えたようで、私が足に伝う経血を拭いているのを見て察してくださったとのこと。拭いているときに声をかけたら周りも怪しむだろうから、少し時間を空けて立ち上がってきてくれたそうです。 「声をかけるのが遅くなってごめんね」と言われましたが、私にとって遅いなんて感覚はもちろんありませんでした。むしろ、恥ずかしくて焦っていた私にとっての救世主でしかありません。女性の勇気ある行動と、周りにバレないようにサッと小さな声で声をかけてくれ、お手洗いへ連れ添ってくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。 今回、私は電車の中で女性による神対応で、これ以上恥ずかしい思いをすることがなく救われました。この女性には感謝の気持ちしか伝えられませんでしたが、いつか私も同じように困っている人がいるときには勇気を出して声をかけ、助けたいと思うように。 そして何よりも、生理予定日の日はもっと時間に余裕を持って出かけられるようにも気をつけるようになりました。 著者/なかまる あゆみ作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年02月18日ある日、急に生理がきてしまった私。夜用ナプキンを切らしていることに気づき、仕事中の夫におつかいを頼んだのですが……。 夜用ナプキンがない!予想が外れて急きょ生理になってしまった日のこと。お風呂に入るタイミングで、夜用のナプキンを切らしていることに気づきました。しかし、入浴後に子どもを連れて買い物に行く気力はありません。 頼りにできるのは夫しかいなかったため、私は仕事中の夫に「ドラッグストアで夜用ナプキンを買ってきてほしい」と連絡しました。仕事終わりのおつかいはいつものことなので、ついでに買ってきてくれると思ったのですが……。 生理用品を買うのはハードル高め?夫は「恥ずかしいから絶対無理!」と断固拒否したのです。夫は結婚指輪をはめていて、パパオーラも出ているように思うので「購入しているところを他のお客さんに見られたとしても、妻に頼まれて買っているんだな、くらいにしか思われないよ」と説得を試みました。 しかし、基本的になんでもお願いを聞いてくれる夫が「それでも無理」と拒否したので、無理強いすることはやめました。結局その日は、ふつうの日用ナプキンをつけて寝ることに。 友人の夫は抵抗がないようで…後日、友人にこの話をしたところ、友人の夫は生理用品を買うことに抵抗がなく、友人が頼むとなんら気にせず買ってきてくれるとのことでした。友人と「生理用品を買える男性と買えない男性の違いはどこにあるんだろう?」と考えていると、「家族に女きょうだいがいるかどうか」で対応が変わるのではないかという話に。 友人の夫には姉がいます。家族に女きょうだいがいれば、生理の話をしているのが耳に入ってきたり生理用品が置いてあるのを目にしたりすることがあるため、そのうち生理用品への抵抗がなくなるのでは?と考えたのです。 一概には言えませんが、「もしかしたら家庭環境や家族構成が影響しているのかもしれないね」と私たちは結論づけました。私としては、人によって考え方はさまざまだと思うので、夫には「買ってきて」と無理強いはしないつもりです。ただ、ピンチでどうしても動けないときは夫に頼りたい気持ちもあり、もう少し生理用品への抵抗が減ってくれるとうれしいな……とも思っています。 著者/鬼頭いちか作画/おみき監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おみき
2024年02月17日