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楽しみにしている親友との旅行に、生理が被ってしまうことが判明。旅行を楽しむために、生理日をズラそうと低用量ピルを服用し始めたのですが……。 旅行に被っちゃう!数カ月前から立てていた親友との旅行計画。旅行の日が近づいてきたころ、このままだと生理予定日が被ってしまうかもしれない!と私は気が付きました。 旅行中に生理になって、おなかが痛くなったり、何か親友に迷惑をかけてしまったりしたら嫌だなと思った私。ネットで調べると、低用量ピルを飲むと生理日をズラすことができると書いてあったので、思い切って婦人科へ行くことに。そして、医師と相談して、低用量ピルを処方してもらい飲み始めました。 低用量ピルを飲み始めると…しかし、飲み始めると、医師から説明があったように副作用が……。吐き気が止まらず、気持ち悪さで立ち上がれないほどだったのです。副作用は薬の種類によって異なると思いますが、このとき処方された低用量ピルは私にはまったく合わないようでした。 このままでは旅行に行くことすらできないと思い、医師に相談して服用をやめることに。結果、生理がきて旅行の日と被ってしまいましたが、それでも思いっきり楽しむことができました。そもそも、女の子との旅行だったのでそこまで気をつかう必要もなかったのかもしれません。 やはり生理を止める薬というのはそれだけの副作用があるのだと勉強になりました。体質や使い方によってはとても便利かもしれませんが、このとき処方された薬は私には合いませんでした……。親友に迷惑をかけてしまうと気にしすぎていましたが、結果として生理を忘れるくらい楽しい時間を過ごせたのでよかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者/北野唯作画/加藤みちか監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤みちか
2024年03月26日彼氏のうみくんと同棲中のにしこさん。彼女は毎月、排卵日付近になると排卵痛を感じることがあります。この日も仕事中に排卵痛に襲われました。ただ、夜には痛みがおさまっていたため、彼からのお誘いをOKしたら……。 次から次に押し寄せる激痛仕事中に排卵痛に襲われたにしこさん。しかし、帰宅するころには痛みがおさまっていたため、夜に彼からのお誘いをOKしました。すると、下腹部に猛烈な痛みが! 2人はすぐさま行為を中断し、にしこさんはそのまま横になって休むことにしたのですが……。 ※卵巣痛→排卵痛 結局、その日の夜はおなかが痛くてあまり深く眠れなかったにしこさん。痛み始めたときから8時間が経過しても、下腹部にはまだ痛みが残っています。そしてベッドから起き上がろうとした瞬間……耐えられないほどの激痛が! あまりの痛みにパニックになったにしこさんは、慌ててうみくんを起こします。さらにその後、今度はおなかを下したときのような痛みに襲われ、にしこさんはなんとかトイレに行こうと試みるのでした。 このときはまだ痛みの原因が「排卵痛? それとも別に何か原因が?」くらいしか予想できていなかったにしこさん。実は卵巣出血を起こすと、下腹部の痛みに伴って吐き気や嘔吐、下痢などの症状が起きるケースもあるそうです。 卵巣出血が原因だと判明していない時点では、次から次に襲ってくる痛みに「もしかして何か重大な病気?」と不安になってしまうかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター にしこ
2024年03月26日私は出血量が多いため、毎回、生理のときは四苦八苦しています。ある日、生理中に4歳の娘と一緒にお風呂に入ったのですが、思わぬトラブルが起きて、娘をひどく驚かせてしまいました……。 生理を理解していない娘私は毎月かなりの量の経血が出るので、生理期間に子どもと一緒にお風呂に入るときは、できるだけタンポンをするようにしています。そのため、4歳の娘は経血を見たことがなく、私が生理痛で苦しんでいるときも、なぜ痛がっているのかわかりません。 性教育のためにも、「生理は赤ちゃんの通る穴から血が出るんだよ」とは伝えましたが、言葉だけではイマイチ理解できないようでした。 お風呂場で娘が絶叫!ある日、生理2日目にいつものようにタンポンをして娘とお風呂に入ったのですが、そのときはタンポンを挿入してから4時間が経過していて、かなりの経血を含んだ状態でした。私はいつも3時間おきにタンポンを交換しているものの、忙しさからタンポンの交換を忘れていたのです。 娘と体を洗いながら、いつものようにシャワーでおしりを流そうと前傾姿勢になった瞬間、スポッとタンポンが腟から出てしまいました! まさか娘とのお風呂でタンポンが出てくるとは思わず大慌て。 娘に見られないようにしなければと、とっさに背を向けましたが、時すでに遅し。飛び出たタンポンと大量の血液を目にした娘は、そんな言葉をどこで覚えたのか、大きな声で「ママから内臓が出ちゃってる!」と絶叫しました。 浴槽は血だらけで、慌てふためいていた私は風呂桶にタンポンを入れ、流れ出る経血を風呂桶で受け止めながら、なんとか娘とお風呂場から出ました。その間ずっと、娘はスプラッター映画を見たかのような表情を浮かべ、怖がっていたのでした。 この事件をきっかけに、娘にはしっかりと生理の仕組みを伝えることにしました。赤ちゃんを産むために必要な機能であることも詳しく教えると、怖さが少し軽減したよう。性教育のいいきっかけになった出来事でした。 ※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。 著者/大野肉美作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年03月26日チョコレート嚢胞(のうほう)の手術をしてからの数カ月の間、私は不正出血に悩まされていました。生理を止め、卵巣の働きをおさえる薬を飲んでいましたが、その薬の副作用でだらだらと出血が続いていたのです。何日もナプキンをつけていなければいけない不快感、いつまで出血が続くのかわからないという不安がとても大きく、憂うつな気持ちでいました。そんなとき、帰省の際に義母から言われた言葉が、今でも忘れられません。 憂うつな義実家への帰省わが家では、春休みや夏休みなど、まとまった休みの日には義実家に帰省します。実家周辺は、たくさんの温泉がある場所で、帰省の際はみんなで温泉に行くことが恒例となっていて、私も温泉に入るのがいつも楽しみでした。しかし、このときの帰省は憂うつな気持ちで……。 というのも、私はこのときチョコレート嚢胞の手術をしてから数カ月経ったころで、服用中の薬の副作用で不正出血が長く続いていたからです。出血は生理3日目くらいの量で、トイレに行くたびにナプキンを替えないといけません。そのため温泉に入ることはできなかったのです。 ショックだった義母からの言葉義母には事前に夫から、術後の不正出血が続いていること、温泉は入れないことなどを伝えておいてもらいました。しかし、どこまで理解してもらえているかわからなかったため、義実家に着いて改めて私から義母に事情を説明。すると、義母からはこんな言葉が返ってきました。 「私はパンツを汚したことなんて1回もないし、わからないわぁ。おりものだってないのよ」。 私は義母からの言葉にあ然。自分の意思で下着を汚しているのではなく術後の薬の影響で不正出血が続いているのです。そのことをちゃんとわかってもらえなかったことと、「私の体調を気づかってくれるわけではないんだ」という悲しみが広がってきて……。私としてはとてもショックを受けてしまいました。 義母は悪気があって言ったわけではないとは思うものの、術後で心身ともにつらかった私にはとても堪え、心をえぐる言葉となりました。義母からのこの言葉は、今でもずっと覚えていて、いまだにモヤッとした気持ちが残る出来事となってしまいました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者/新谷けご作画/ちゃこ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年03月25日結婚したてのころ。義実家に行ったときに突然生理になってしまった私。まだ義家族に気をつかっており、なかなか生理だと言い出せず私は困ってしまいました。そんなとき夫が……。 義実家に帰省することになった私たち夫と結婚したばかりのころのお話です。当時、私は生理周期が乱れており、いつ生理がくるのか予定が読めない状態でした。そんなとき、夫の親族が義実家に集まると連絡があり、私たち夫婦も帰省することになりました。 帰省当日、朝からおなかがなんだかむずむずする感覚が。「おかしいな……」と感じていましたが、結婚したてだったこともあり、義実家に帰省する緊張だろうと思っていました。 違和感の正体は義実家に着いたときも、少しおなかに違和感がありました。本来ならば、何もしないで横になりたい……と思っていましたが、義実家の暗黙の了解として、女性は座らずに動き続けなければいけないというものがあり……。 おなかの違和感を我慢しながら、食事の準備や片付けを手伝っていたときです。ふと動いている最中に、ドロッとしたものが下着に落ちていく感覚が。私は一瞬で「生理がきたんだ! あのおなかの違和感は生理の予兆だったんだ」と気づいたのです。 夫の行動に感謝しかし、周囲の女性たちがバタバタと動いている中、トイレに行きたいとは当時の私は言えず……。家のことが一段落し、やっとトイレに行けたときには、下着にかなりの経血がついてしまっていました。幸い、ボトムスには経血はついていなかったので義家族たちに見られることはなかったと思いますが、このままでは経血がボトムスに漏れてしまうのも時間の問題。しかし、当然ナプキンは持ってきておらず、私はどうしたらいいのかと絶望してしまいました。 ひとり「買い物に行きたい」と義実家から出られる雰囲気でもなく……。仕方なくトイレットペーパーを下着に当てトイレを出た私。すると、トイレから出た私の表情から何か異変を感じたのか、夫がこっそり声をかけてくれたのです。 「実は生理がきてしまった」と事情を話したところ、夫は機転をきかせてくれました。「食べる物が足りないと思うから追加で買ってくるよ」と義家族たちに話し、私を連れ出してくれたのです。夫と近くのコンビニへ行き、私は新しい下着とナプキンを購入。すぐに新しい下着にはきかえ、ナプキンを着けることができました。 その後、食材も買い足して何気なく義実家に戻りましたが、結婚したてで義実家にはいろいろ気をつかっていたときだったので、夫の行動には感謝しかありませんでした。 それからは、いつ生理がきても平気なようにナプキンは常に持ち歩くようにしています。また、結婚して数年が経ち、義家族との関係にも慣れてきた今では、義実家でもトイレは我慢せず、行きたいときに行けるようになりました。 著者/さとうみく作画/ちゃこ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年03月24日学生時代の私は、「生理」という言葉を人前で使うことを、なぜかとても恥ずかしく感じていました。とはいえ、生理がきたことで授業を受けられなくなるときもあります。体育の授業でプールがあった日、私は勇気を出して「実は生理で……」と伝えたのですが、先生から返ってきた言葉はとても悲しいものでした。 プールの前日に生理が中学2年生のとき、体育の授業でプールに入ることになりました。ところが、前日に生理になってしまったのです。そこで、まず母に相談すると、「午前中の授業だけ出て午後のプールの前に帰ってきなさい」との指示が。 担任は男性教師だったこともあり、そのことを伝えるのが苦痛で仕方ありませんでした。それでも当日、私は勇気を出して早退したいことを話したのです。 すると、担任からは「生理は早退の理由にならない」との返事が。おまけに、職員室の中で他の先生たちもいるというのに、大きな声で「タンポンは使わないのか?」と聞かれたのです。恥ずかしくて恥ずかしくて、すぐにでも逃げ出したかったです。 みんなの前で言わないで!担任から「見学だけでもいいから授業に参加しなさい」と言われ、私もみんなと一緒に教室からプールへと向かうことになりました。水着に着替えない私に、クラスメイトたちがふしぎそうな視線を向けていたことを覚えています。 私の学校では男女に分かれて授業を受けるため、プールに着いたあとは「男子から何か言われることはないな」と私は安心していました。ところが男女別に分かれる前、クラスメイトが全員いる前で、担任は大声で私が生理中だとみんなに説明し始めたのです! 確かに、見学理由を説明しなくてはならないのかもしれません。しかしそれでも、大声で言う必要はないと思います。あまりの恥ずかしさに、私は耐えられず泣き出してしまいました。その後、担任から謝罪されましたが、気持ちは晴れませんでした。 大人になった今でも、当時のことは心の傷になっています。担任に悪気がなかったとはいえ、多少の気づかいは必要だと思います。生理について人前で話して当事者がどう思うのかを、もう少し考えてほしかったです。 著者/長岡亮子作画/おみき監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おみき
2024年03月24日中学生になって私が初潮を迎えたばかりのころの話です。母から「もっとこまめにナプキンを交換しなさい」とよく注意を受けていました。私としてはこまめに替えているつもりだったので「ちゃんと交換してるもん!」と思わず母に反発し、親子喧嘩が勃発。しかし、その喧嘩から、ある事実が判明したのです。 母に注意されムカッ!ある生理中、母から「ナプキンがあまり減っていないようだけど、ちゃんと交換してる? もっと頻繁に替えなさい」と注意された私。しかし、私は経血量や装着時間にも気を配り、必要に応じてちゃんとナプキン交換をしていました。 過去にも同様の注意を受けていた私は思わずムッとして、「お母さんしつこいよ! ちゃんと交換してるもん!」と、つい母に言い返してしまいました。すると、母も私のことを心配してかムキになってしまい……「交換の頻度が足りないよ!」「足りてるよ!」と、プチ親子喧嘩へと発展したのです。 お互いの経血量を教え合うと…?母との喧嘩は、父や祖父母が「どうしたの?」「そんなに怒らなくていいじゃない」と仲裁に入ってくれたため、事態が大きくなることはありませんでした。 その後、冷静さを取り戻した私は、トイレに行くたびにちゃんとナプキンの状態を確認していることや、つけっぱなしにして肌トラブルを起こした経験もないことを母に報告。すると母は「もしかして、私とあなたとでは経血量が全然違うのかな?」とポツリと呟いたのです。 そこで私たちは「多い日は何時間くらいでナプキンが汚れる?」「2日目の朝のナプキンってどんな感じ?」など、おおよその経血量をお互いに教え合うことにしました。 経血量の個人差にびっくり少し恥ずかしさもありましたが、お互いの生理事情を正直に話してみると、私よりも母のほうが格段に経血量が多いことが判明! 母が何度も私にナプキン交換を促してきたのは、自身の経血量を基準にしていたからだとわかりました。 当時の私は初潮を迎えたばかりで、「生理なんてだいたいみんな同じようなもの」と思っていたので、大きな個人差があると知って驚いたことを覚えています。「生理は、1人ひとり違うもの」だと実感した私と母は、これ以降は生理のことで喧嘩しなくなりました。 この出来事以降、母は「ナプキンを交換しなさい」ではなく「ナプキンを替えなくて平気なの?」といったように、こちらにも配慮しながら心配してくれるようになりました。ナプキンを巡って親子喧嘩をするなんて、今となれば笑い話ですが、初潮を迎えたばかりで知識が浅いときに「生理の個人差」を知ることができて、いい勉強になったと思っています。 著者/ごとうゆき作画/ののぱ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ
2024年03月23日年々、PMS(月経前症候群)症状が強くなっていると感じていた私。 普段なら気にならないのに、最近は特に生理前になるとささいなことで感情的になってしまうことが増えたと思っていました。「このままではいけない」と思い夫に相談してみたところ……。 生理前、感情をコントロールできず、ささいなことで子どもに怒ってしまうことが増え、私はそのたびに「あれは頭ごなしに怒っていたな」と自己嫌悪に陥っていました。 そんなことが続き、「どうにかしなきゃ」という思いから、まずは夫に相談してみることに。「PMSというのだけど、生理前は気持ちが不安定になってしまうの。最近は特にひどい気がして……子どもを感情的に怒ってしまうこともあって……」と胸の内を明かすと、夫は「PMSって言葉は聞いたことがあったけど、そこまでつらかったんだ。気づかなくてごめん」と私を気づかう言葉をかけてくれました。 そして、夫なりにPMSについていろいろ調べてくれたようです。今では、「ごめん、生理前でつらいかも……」と不調がある際に伝えると 「あ、じゃあ今日は俺が子どものお迎えに行って、買い物に行くよ」「今日はゆっくりしていて」と私の状況を理解しようとしてくれています。 「ごめんね、ありがとう。甘えさせてもらうね」と伝えると、「ホルモンさまが一番偉いから、今は仕方ないよ!」と夫なりの言葉をかけてくれます。私はその言葉で、「今はホルモンさまが一番偉い時期なんだ」と捉えることができ、心がスッと軽くなったのです。 夫の気づかいには本当に感謝しています。これから年齢を重ねていくうちに、夫も心身の変化でしんどいときが出てくると思います。 そんなときは全力で支えてあげたいです。いつもありがとう! 原案/クロワッサンさん作画/ちゃこ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年03月22日「生理がきた」と思い、いつものように過ごしていたものの、一向に減らない血の量。1週間以上も大量の出血が続き、病院を受診してみることに。本作は、著者である岡田ももえさんのお母さんの実体験を描いた作品です。 「死んでしまうよ!」終わらない出血が原因で貧血になり、フラフラの日々を過ごす岡田ももえさんの母(51歳)。そんなある日、職場から自転車で自宅に帰り自転車から降りると、血が一気に流れ出し、サドルが真っ赤に。夫からも涙ながらに心配され、ついに病院に行くのですが……。 サドルが血まみれになってしまった出来事を機に、病院に行くことを決めた岡田ももえさんの母。病院を受診すると生理ではないことが判明し、医師から「何で早く来なかったの!?」「死んでしまうよ!」と言われてしまいます。また、入院の可能性もあるとして、大きな病院への紹介状をもらいました。 そして、大きな病院を訪れさっそく検査。結果は1週間後に出ると言われ、処方された薬を服用したことで、異常な出血は正常に戻るのでした。 岡田ももえさんの母は、出血を生理だと勘違いしてしまったことが原因で、病院に行かず我慢を続けてしまったよう。大事に至る前に受診してよかったですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 岡田ももえさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年03月22日「生理がきた」と思い、いつものように過ごしていたものの、一向に減らない血の量。貧血になりながらも、1週間以上、我慢してから病院を受診してみると……。本作は、著者である岡田ももえさんのお母さんの実体験を描いた作品です。 自転車のサドルが真っ赤に!?同僚から「顔、真っ青ですよ!」と指摘されるほど、貧血でフラフラになってしまった岡田ももえさんの母(51歳)。血の量が減らないまま1週間以上が経過したある日、職場から自転車で自宅に帰ると……。 出血が始まって9日目。1日目より出血の量が増えてしまったそう。さらに、貧血からか足に力が入らないという異常も。それでも、岡田ももえさんの母は自転車で職場から自宅に帰ります。 そして、家に着き自転車から降りると、血が一気に流れ出し、サドルが真っ赤に。夫からも涙ながらに心配され、ついに病院に行く決意をするのでした。 生理用ナプキンから漏れてサドルが赤く染まってしまうほどの出血とは、本人も相当びっくりされたのではないでしょうか。パートナーが病院への受診を促してくれてよかったですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 岡田ももえさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年03月20日私は生理に関して、モヤモヤとした気持ちを抱いたときがあります。ケーキ屋の店員として働いていたころ、店長から「繁忙期に生理がこないようにしてほしい」と言われたことがあって……。 店長から「生理をずらしてほしい」と言われ…以前、ケーキ屋の店員をしていたころの新人時代の話です。そのお店では、月のはじめに店長が仮のシフトを組み、それを見ながら店員の希望を伝えていく形でシフトを決めていました。 仮のシフト表を私に見せながら、まずはニコニコと世間話を始めた店長。そのとき、お店に店員は私ひとりでしたが、ほぼ閉店時間なのでお客さんがくることもないだろうと、私は店長の話に相づちを打っていました。 そんな世間話のあと、店長はこう言ったのです。「この日は忙しいから、生理とかこないようにしてね」と。 まさか男性に生理について口出しされるとは思わなかったので「気のせいかな?」と思い、私は何も言わずにいました。しかし、店長はさらに続けました。「生理ってつらいんでしょ? 大変だろうから、こないようにしてね」と。 生理は隠すようなものではありません。ただ、お店の都合に合わせてコントロールしろと言われると「そんなこと言われても困るな」と思いました。 モヤモヤした気持ちのまま、「はぁ」と返事をしたのを覚えています。 先輩に店長の発言を相談してみたら翌日、なんとなくモヤモヤとした気持ちが続いていたので、女性の先輩店員に相談してみることに。「店長からこの日に生理がこないようにしてほしいと言われました」と伝えると、先輩は笑ってこう言いました。 「店長はスタッフのみんなのことを家族みたいに思っている節があるから、そういうことを言っちゃったのかもね。許してあげてね」。その先輩は長年そのお店に勤めていたので、先輩にとって店長は親のような存在なのでしょう。しかし私はまだ新人ですし、店長のことを親のようには思えません。 「親じゃないし、仮に親でも生理周期に口を出してほしくはないけどなあ」と意識の違いを感じたので、それ以降は先輩に相談しないまま仕事を続けました。 あのときのモヤモヤとした気持ちの正体は、今なら「生理」というプライベートな領域に口を出されたことに対するものだとわかります。 ピルを飲めば生理の時期をずらせるでしょうが、金銭的な負担がありますし、体調を崩す可能性もあります。私の場合は、婦人科に受診するための心理的・時間的なハードルもあります。そもそも、自分がピルを飲んでも問題がない健康状態なのかどうかもわかりません。 このようにさまざまな負担があるからこそ、ピルを飲むかどうかは自分で決めたいものです。だからこそ、店長から軽い口調で「生理がこないようにして」と言われたことにモヤモヤしたのかもしれません。 あのときどう反応すればよかったの?あとから、その気持ちをどのように店長に伝えればよかったのか考えてみました。「生理のことに口出しする男性は気持ち悪いですよ」と伝えればよかったのかというと、少し違う気がします。 「生理の時期をずらすことはできますが、お金や時間が必要になって大変です」と伝えれば、自分の考えを伝えられたのかもしれません。今はそのお店を辞めていて、店長に会うこともありませんが、別の誰かとの間に似たようなことがあれば、今度はうまく自分の気持ちを伝えたいと思います。 「忙しい時期に生理が重ならないようズラしてくれ」と店長に言われモヤモヤしたけれど、当時は何も言わないままでした。今は「生理の日をコントロールすることはできなくもないけど、負担が多いのだから軽く言わないでほしい」と説明することができそうです。 もしまた生理をコントロールできると考えている人から「生理の日を移動させてほしい」と言われることがあったら、今度はその人と話し合ってみたいと考えています。 ※生理日を移動する目的の場合、ピルの処方には保険が効かず全額自費負担となります。また、中用量ピルが処方される場合もあり、副作用が強く出る可能性もあります。 著者/さみ作画/モリナガアメ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ
2024年03月17日あなたは自分の生理周期を知っていますか?生理周期とは、生理が始まった日から次の生理が始まるまでの期間のこと。生理周期を把握することは、自分の身体を知ることに繋がります。この記事を通して、正しく生理周期について学びましょう!監修:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。問題です!解説!正常な生理周期は25〜38日間で、6日以内の変動がある場合もあります。また「生理」と呼ばれる膣からの出血は、3〜7日間持続します。生理周期は、さまざまな影響を受けるもの。ホルモンのバランスや卵巣の機能、生活環境・ストレスの影響など……。人によっても月によってもバラツキがあるので、自分自身の特徴を知ることが大切です。周期が不規則だったり、長期間にわたって不正出血が続いたりする場合、婦人科医に相談しましょう。生理周期を記録しよう!生理周期は、スマホのアプリやノートを使って記録することが可能です。記録することで、身体の異変に早く気づくことができるでしょう。まずは、次の項目を記録してみましょう。・生理の出血があった日・経血量・不正出血があった日次のような項目を記録するのもおすすめです。・基礎体温・頭痛や生理痛などの生理に伴う症状や生理前の症状・ピルの内服有無・性交渉の有無・日々の気持ちの変化これらを記録することは、PMS(月経前症候群)や妊娠可能性の把握に繋がります。また、産婦人科を受診した際に、医師の診察の判断材料になることもあるでしょう。変化に気づこう!生理周期を記録すると、からだの変化に敏感になります。女性特有の健康管理や妊娠計画などに役立てることもできるでしょう。記録を通して、毎日を快適に過ごせるヒントが見つかるかもしれません。ぜひ毎日の習慣に取り入れてくださいね。ライター草案助産師:MellowingCokeめい※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一(MOREDOOR編集部/イラスト:ちり)
2024年03月16日生理中にアルバイトをしていた際、生理痛がひどくなった私。少し休憩しようと女性の先輩に相談したところ、まさかのことを言われてしまって……。 仕事中の悩み飲食店でアルバイトをしているときに、生理痛がひどくなってしまったことがありました。あまりの痛さに、背筋を伸ばして立つことが難しく、笑顔も引きつるような状態に……。さらにその日は、経血量も多く、3時間に1度はナプキンを取り替えなければ、漏れてしまう可能性がありました。 これ以上仕事を続けるのは無理だと思い、休憩を取らせてもらおうと思った私。男性の先輩には言いづらく、女性の先輩に相談することに。すると……あからさまにムッとした表情をされ、「生理痛ぐらいで休憩するの?」と言われてしまったのです。 女性だったら生理痛のつらさを理解してくれるだろうと思っていたこともあり、とてもショックを受けました。おまけに「何度もトイレに行かないで」とも言われてしまい……。結果、私は休憩を取ることができず、痛みに耐えながら仕事をすることになったのでした。 大声で何度もその女性の先輩に生理のことを相談して以降、先輩は私をからかうようになりました。他のスタッフがいる前でわざと「生理痛はもういいの?」とか「血が付いていないか、服をチェックしたほうがいいよ」などと大声で言うのです……。 あとで聞いてわかったことですが、その先輩は生理に関して悩んだことがないそうです。やはり、同じような悩みがなければ、同性でもなかなか生理痛のつらさをわかってはもらえないのだと実感しました。 生理痛のつらさを先輩に理解してもらえず、悔しい思いをした私。同じ女性なら、少しぐらい理解してくれてもいいのにと少しモヤッとした気持ちになってしまいました。けれど、経験したことのない痛みを理解するのは、たしかに難しいことだと思います。生理には個人差があることをどう伝えたらわかってもらえるのか、考えさせられた出来事でした。 著者/近藤奈々生作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年03月14日私が高校生だったころのお話です。生理2日目は生理痛のピークで、薬を飲んでもつらさが表に出てしまうことがよくありました。そんなある日、友だちと遊びに行く予定を立てていたのですが、ちょうどその日に生理が当たってしまいました。友人たちは心配してくれていた様子だったのですが……。 遊ぶ約束をしていた日は生理3日目で、生理痛も薬を飲めば問題なさそうだったのですが、「むしろ私のせいでごめんね、やっぱ今日は無理そうだから楽しんできて!」と、それぞれに返信。私のことを「ウザい」と言った子にも「ごめんね。楽しんできてね」と別途メールを送りました。しかし、その子からは返信がくることはなく……。 そのお出かけは、前々からみんなであれこれ調べるなど念入りに計画を立てていたものでした。そのため、前日に生理2日目で体調の悪そうな私を見て、その子は「せっかくみんなで行こうと計画を立てたのに」と思ったのかもしれません。楽しみな気持ちを台無しにしてしまったと今でも申し訳ない気持ちでいっぱいです。 もちろん生理痛の症状は人それぞれで、私にとって生理2日目は本当につらいとき。そのつらさをわかってほしいとは思うのですが、 大人になった今は、そのときの彼女の気持ちもわかるので、「悪いことをしたなぁ」と思うばかりです。この一件以降、その子とは気まずい関係になってしまったものの、その子以外の友だちとは、大人になった今でも連絡を取り合う仲です。 原案/加藤まきさん作画/モリナガアメ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ
2024年03月13日私が20代だったころのある朝、体調の変化を感じて「そろそろ生理かな」と思い、ナプキンを着けて出勤しました。予想通り午前中に生理が始まり、「ナプキンを着けておいてよかった」と安心したのですが、思わぬピンチが訪れて……。 予備のナプキンを入れたと思ったのに…出勤してからトイレに行くと、生理が始まっていました。「家を出る前にナプキンを着けておいてよかった」と胸を撫でおろし、不安を抱くことはなく私はそのまま仕事をすることに。 昼休みに入り、ナプキン交換をしようとかばんをあけると、入れたと思っていたナプキンがどこにも見当たりません。「入れるのを忘れてしまったんだな」と思いましたが、こういうときのために会社のロッカーにも予備の生理用ポーチを置いてありました。そのため、私はロッカーへ。しかし、ロッカーの中に入れていたポーチをひらくと……なんと中身は空っぽ。前回使ったあとに補充しておくことをすっかり忘れていたことに気づいたのです! もう、さっきまでの余裕はどこへやら。会社は市街地から離れた場所にあり、近くにコンビニはなく、電車やバスの接続も悪いので家に戻る時間もありません。社内には女性もいるのですが、皆さん、自分よりかなり年上の方ばかりで、「生理用品を持っていませんか?」と尋ねる勇気が出ませんでした……。 仕方なくナプキン交換をせずにいたら…結局どうすることもできなかったのですが、「もともと初日はそれほど経血が多くないほうだし」と思い、ナプキン交換をしないまま仕事を再開。ここからの時間はとても長く感じられ、終業時間が遥か彼方のように思えました。 夕方になり、ようやく終業が近づいてきたころです。2人の男性と同じ部屋で仕事をしていると、1人がチラチラとこちらを見ていることに気づきました。そして私が顔を上げると男性はボソッと「なんか……かぐわしいニオイがしない?」とひと言。 その言葉に、私は顔がカッと熱くなりました。生理のニオイだと指摘されたわけではありませんが、「私のことを言っているのだろう」と感じとってしまったのです。しかし私は何も言えず、ただうつむくことしかできなくて……。終業時間になると、逃げるように会社をあとにしました。 ナプキン交換できなかったことの弊害がニオイとして出てしまうとは……。しばらくは気まずくて一緒にいた人たちと顔を合わせられませんでした。経血漏れはしていませんでしたが、やるせない気持ちでいっぱいに……。勇気を出して先輩たちに声をかけてみればよかったかなと思うのと同時に、生理用ナプキンは使ったらしっかり補充しなくてはと反省した出来事でした。 ※長時間ナプキンを交換せずにいると、雑菌が繁殖してムレやかぶれ、かゆみなどが起こるリスクがあります。デリケートゾーンを衛生的に保つために、ナプキンはこまめに替えるようにしましょう。 著者/木鈴しの作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年03月12日彼氏のうみくんと同棲中のにしこさん。彼女は毎月、排卵日付近になると排卵痛を感じるときがあります。この日も仕事中に排卵痛に襲われました。ただ、夜には痛みがおさまっていたため、彼からのお誘いをOKしたら……。 排卵痛がなくなって安心していたら… 毎月、排卵日付近になると排卵痛に襲われるにしこさん。アパレルの仕事に就いているにしこさんは、この日も仕事中に排卵痛を感じました。しかし、いつも数十分ほどでおさまることが多く、この日も帰宅するころには痛みがなくなっていたそうです。 夜になって彼からお誘いがあり、排卵痛もすでにおさまっていたため、OKしたにしこさん。ところ行為中、下腹部に猛烈な痛みが走り、中断する事態になってしまいました。 このときはまだ、痛みが悪化した原因がはっきりとわかっていなかったにしこさん。「寝れば治るだろう」と思い、この日は無理せず休むことにしたそうです。少し様子を見てみて、明日になっても痛みが続くようなら病院に行ったほうがよさそうですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター にしこ
2024年03月11日「生理がきた」と思い、いつものように過ごしていたものの、一向に減らない血の量。貧血で体がフラつくようになってしまい、病院で診てもらったところ……。本作は、著者である岡田ももえさんのお母さんの実体験を描いた作品です。 同僚「顔、真っ青ですよ!?」40代後半から生理がこない月や血の量が少なくなり、このまま徐々に閉経すると思っていた岡田ももえさんの母(51歳)。そんなある日、膣から出血があり「生理がきた」と認識していたものの……。 通常、日数を重ねるほど血の量は少なくなるものですが、今回の岡田ももえさんの母の場合、5日目、6日目、7日目……になっても初日とほぼ同じ血の量があったといいます。 さらに、同僚にも心配されるほど、貧血で顔が真っ青に。「あと数日で終わる……」と考え我慢して過ごしますが、以降も血の量は減らないのでした。 もともと生理が重いタイプだった岡田ももえさんの母は、今回も「重い生理」だと信じ無理をしてしまったことで、病院を受診するのが遅れたよう。つらいときは耐えようとせず、医師に相談することが大切ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 岡田ももえさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年03月10日私は生理痛にムラがあり、大丈夫なときは何ともなく過ごせるのですが、そうでないときはとても痛みに苦しみます。そして経血量も多いのです。これは、会社帰りの満員電車の中、ある男性に助けてもらったときのお話です。 帰りの電車の中で生理に仕事を終えて会社から帰宅するときのことです。会社を出るときから「なんとなくおなかが痛いな」とは思っていたのですが、生理による痛みだと気づいたのは電車に乗ってからでした。 なんと、電車に乗っている最中に生理が始まってしまったのです。経血が漏れたらヤバイと焦りますが、あいにくその日も車内は満員で、身動きが取れず何もできません。 焦りと緊張のせいなのかだんだん腹痛がひどくなり、これはまずいと思ったそのときです。私はたまたま優先席の近くに立っていたのですが、ひとりの男性が「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたのです。 見知らぬ男性が声をかけてくれ…男性はすっと席を立ち、「妊娠中ですか」「つわりですか」などと声をかけてくれ、「よかったら座ってください」と言ってくれました。そのときの私は、顔色が良くない状態でおなかを押さえていたので、男性は妊娠中のつわりだと思ったのかもしれません。 心の中で「そうじゃないんだけど……」と申しわけなく思いながらも、私は男性の厚意に甘えて席を譲ってもらうことにしました。仕事帰りで疲れていて、誰もが座りたいと思っているであろう帰宅ラッシュの時間帯に、席を譲ってもらえるとは……男性のやさしさが心に沁みました。 その後、私に会釈をしてその場を去っていった男性。そのまま目の前に自分が立っていたら私が気まずいだろうと、気をつかってくれたのでしょう。男性の細やかな気づかいには脱帽です。 紳士的な対応に感動!実は、男性の気づかいはそれだけではありませんでした。最寄り駅に着いて、座席に経血が漏れていないことをしっかり確認してから、電車を降りた私。 そのあと、念のためスカートに目をやると、経血が漏れてしまっていたようで、赤いシミが少しだけついていました。男性はもしかしたらそれに気づいたからこそ、「妊娠中ですか?」「つわりですか?」と声をかけてくれたのかもしれません。妊娠中と言えば、席を譲っても周囲から変に見られることはないからです。 帰宅ラッシュの満員電車の中、席を譲ってもらえたことはこの1回だけです。たまたま目の前にいた男性がやさしい人でよかったと思いますし、彼の完璧な対応には心から感謝しています。またいつか出会えたら「あのときはありがとうございました」とお礼を言いたいですが、パニックで顔をあまり覚えていないのが残念なところです。 作画/おみき監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おみき
2024年03月10日「生理がきた」と思い、いつものように過ごしていたものの、一向に減らない血の量。貧血でフラフラになる中、何かがおかしいと病院を受診したところ、医師から予想外のことを言われ……。本作は、著者である岡田ももえさんのお母さんの実体験を描いた作品です。 生理がきたと思っていたら… 岡田ももえさんの母(51歳)は、もともと生理が重いタイプだったそう。しかし、40代後半から生理がこない月や血の量が少なくなり、このまま徐々に閉経すると思っていたと言います。 そんな中、出血があり、「生理がきた」と認識。ところが、4日目になっても1日目と同じくらいの血の量が……。「ホルモンバランスの乱れで血の量が多いのかもしれない」と考え、もう少し様子をみることにしたのでした。 通常、生理の血は日数が経過するにつれて減っていくものですが、4日目でも減らないとなると、何か体に異常があるのではないかと心配になりますよね。異変を感じた場合は、早めに病院を受診することをおすすめします。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 岡田ももえさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年03月09日久しぶりに家族でスキー旅行に出かけたときの話です。あらかじめ私の生理とはかぶらないようにスケジュールを決めていたのですが……。 腹痛を感じて…2、3年ぶりとなった家族でのスキー旅行。私自身、久しぶりで体はなまっていましたが、家族みんなで滑れることがとにかく楽しい思いでした。しかし、昼食を食べてからなんだかおなかに痛みが……。 「寒さの影響かな?」とも考え、温かい飲み物を用意し、使い捨てカイロをおなかにあてて、休憩することに。休んだら治ると思っていたのですが、しばらくすると下腹部にズンと重い感じがして、なんだか嫌な予感が……。 慌ててトイレに駆け込むと、予定よりもだいぶ早い生理がきていました。もちろん、ナプキンは手元にありません。ひとまずトイレットぺーパーで応急処置。トイレにはナプキンの販売機がなかったので、とても焦りました。 帰るしかない?先ほど滑り始めたばかりの夫と子どもたちを呼んで、帰宅するか、それともこのままトイレットペーパーで帰るまでしのぐか……とても迷いました。しかし、スキーウェアはレンタルした物。万が一、経血漏れをして汚してしまっては……という思いがありました。 食堂の横にあった売店を確認しましたが、こじんまりとしたお土産しか売っておらず、ナプキンは見当たりません。さすがに滑ることはできないか……と私があきらめて家族みんなを呼び、「今日は切り上げて帰るしかないかなと思って……」と伝えると……。 子どもたちは滑り足りないようで、ブーイングの嵐。申し訳ないなと思っていると、夫から「新しくできたキッズブースにも休憩所と売店があるから、そっちも見に行ってみない?」と提案されたのです。そして、家族みんなでキッズブースにある売店に行ってみることにしました。 ナプキンはない…と思ったらキッズブースの売店もひと通り見てみましたが、残念ながらナプキンは見当たりません……。仕方なく、今日は帰ろうという話をしていたところ、店員さんが「何かお探しですか?」と声をかけてくれました。 そこで念のため「ナプキンは販売していますか?」と聞いてみることに。すると「ありますよ!」と、店員さんが在庫からナプキンを出してくれたのです! 店員さんのおかげでようやくナプキンを手にいれることができました。そして、無事にナプキンを装着。その後は、子どもたちも満足するまで滑ることができたのでした。 想定外の生理でせっかくの家族旅行が台無しになるところでしたが、予定通りの旅行を楽しむことができました。こういった旅行などの際は、万が一に備えて生理用品を持っておくのが大事だと実感した出来事でした。 著者/伊藤未唯作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年03月07日私は普段、電車やバスを使って通勤しています。そんな私が社会人になりたてだったある生理中のこと。通勤途中でめまいに襲われました。そんなとき、声をかけてくれたのは……。 都会の生活に慣れるのが精一杯私は生まれも育ちも田舎なので、東京暮らしを始めたころは人の多さに驚きました。どこからこんなに人が溢れ出てくるのだろうと、人の波を見ているだけでもめまいがしそうになったほどです。 そんな上京したてだったある生理2日目。経血量が多い日のことです。通勤中、電車からバスに乗り換えようと駅構内を歩いていたら、ふとめまいに襲われました。 歩くのもしんどかったのですが、人の波があり「迷惑になるかも」と考えると動かないといけません。しかし、しばらく頑張って歩いたあと、しんどく私はその場に座り込んでしまいました。都会生活に慣れない時期でもあったので、疲労もあったかもしれません。 救世主が現れたすると……そんな私に声をかけてくれた女性たちがいました。女性たちは近くのベンチに座ったほうがいいと私の両脇を抱え、ベンチまで誘導してくれたのです。 彼女たちのおかげで少しずつ体調が回復。そして、女性たちにお礼を伝えると……実は、女性たちは私と同じ電車に乗っており、そのときから「様子がちょっとおかしい」と思っていたそうです。顔色が悪く、足元もふらついていたため、「貧血かな」と感じ電車を降りたあと、追いかけたとのことでした。そして、実は生理中で、今日は経血量が多い日だということを伝えると……女性たちも「それは大変だったね」「無理はしないでね」と温かい言葉をかけてくれたのです。 事なきを得て職場へその後、女性たちはバッグの中から携帯用のおやつなどを取り出して、どこの誰ともわからない私に「どうぞ」と譲ってくれました。 私自身、めまいがよくならなければ救急車を呼ぼうと思っていましたが、とにかくつらい気持ちだったため、女性たちの気づかいには本当に助けられました。上京したてだったこともあって、私の中に「都会の人は冷たい」というイメージがあったものの、この一件で払拭されたのです。 一連の出来事を職場の同僚たちに伝えたら、みんな驚いていました。私と同じようにみんな田舎から都会へ出てきた人たちばかりなので、「都会って怖いと思ってたけど全然違うね!」「やさしい人もたくさんいるんだね!」などと自分のことのように喜んでいました。 今でも電車通勤をしていると、ふとあのときの女性たちのやさしさを思い出し、彼女たちのように他人を気づかうことのできる人になりたいと思うときがあります。今の時代ならSNSなどを使ってお礼を伝える術がありますが、あのときの救世主たちにもう一度お礼を伝えたいと思っても連絡が取れないことが今も悔やまれます。 著者/浦部さくら作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年03月06日ショップ店員をしていた20代の私。生理痛がひどく、痛み止めを飲んでいても、生理期間中は立っているのがやっとの状態で仕事をしていました。そんなとき上司から、同性とは信じがたい心ない言葉を投げかけられて……。 「生理痛くらいで?」と言い放った女性上司20代のとき、私は洋服を扱うショップで働いていました。 1日中、立ったままでの仕事になりますから、平常時でもしんどいのに、生理期間ともなると2日目まで続く下腹部の重さや頭痛も加わり、体調は著しく低下。それでも仕事を休むわけにはいかず、必死で立っていました。 その日も生理期間中で、いつも以上に体調が思わしくない中、仕事をしていたときです。私の顔色がかなり悪かったらしく、女性の上司から「具合が悪いの?」と声をかけられたので、「生理痛です」と答えると、「生理痛? そんなの私はないわよ。生理痛くらいでつらいわけないじゃない」と言われてしまって……。 ますます生理休暇を取得しにくくなったこともつらいですが、同じ女性で生理の痛みが理解できるであろう人から「生理痛くらいで」と言われたことが、ことのほかショックでした。 身を持って生理痛を経験した上司は…それから半年経ったある日。突然、女性上司が私に謝罪してきました。 「生理のとき、つらかったでしょう。あのとき、あんな言い方してごめんなさい」と。 50代を迎えた女性上司。3カ月ほど生理がない状態が続いたあと、これまで経験したことがない経血量と下腹部の痛みに襲われ、婦人科に行ったそうです。そのとき「今までは痛みがなかったようだけど、人によっては毎月痛みに耐えている人もいる」と医師から聞かされ、私のことを思い出したのだそう。 そして「ひどいことを言ってしまった……」と、とても後悔したのだと言われました。それからは生理時の体調不良にも気づかってくれ、あまりに痛みがひどければ「休憩をとっていいよ」と声をかけてくれるようになりました! 自分でも鎮痛薬を飲むなど努力はしていましたが、やはりつらさをわかってくれる人が職場にいることは安心感を得られるのだと実感しました。もともと思いやりがあって尊敬できる上司でしたので、現在はより働きやすくなっています! 著者/田中雪子作画/モリナガアメ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ
2024年03月02日わが家には、未就学児の男女2人の子どもがいます。普段、お風呂は私が一緒に入っていますが、私が生理の際は夫がお風呂に入れてくれます。しかし、あるとき子どもが私と一緒にお風呂に入りたいと譲らなくて……。 どうしてもお母さんと入りたい普段、私が生理の際は夫に子どもたちとお風呂に入ってもらうことが多いです。しかし、ある生理中のこと、子どもたちが「お母さんと一緒にお風呂に入りたい!」と言って聞かず……。仕方なく私が一緒に入ることに。その際、「今日はお母さんのおなかの中で作られた赤ちゃんのベッドがいらなくなって血として出てくる日だから、お股から血が出てきてもビックリしないでね」と説明しました。 最初は少し不思議そうにしていた子どもたち。しかし、その後も生理中に夫が不在のときや「どうしても私と入りたい」と言われた際に、「生理だけどビックリしないでね」と言い、生理について説明していると、次第に慣れてきたのか、流れ出る経血に驚くことも少なくなったと思います。 子どもだからと言ってごまかさない入浴の際に丁寧に説明していると……数カ月経ったころ、夫に子どもたちとの入浴を頼むと、「お母さん今日はおなか痛い日? 大丈夫?」などと子どもたちが心配をしてくれるように。 生理は女の子だけでなく、男の子も知っておくべきことだと私は思っています。女の子はいずれ通るであろう道ですし、男の子も将来の彼女や妻に気づかいができるようになってほしいという気持ちがあるのです。最初は子どもにどう説明しようかと考えてしまったこともありますが、子どもだからといって変にごまかさずにきちんと伝えてよかったです。 生理は女性だけのことではないと思います。わが家ではそういった話題を避けて通るのではなく、あえて共有することで、男女関係なく自然に生理を受け入れてほしいなと思っています。 著者/motj作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年03月01日「生理が終わりかけだから、そんなに出ないだろう」と、入浴前にトイレで使用済みナプキンを捨てていると、ボタボタと垂れてきた経血。焦ってすぐにトイレ用の拭き掃除シートで床を拭きましたが、なかなか取れない! 一体どうすれば……。生理終盤、経血量の少なさに油断していたがために、起きてしまった出来事です。 生理中の入浴時ルーティンいつも、生理のときは入浴前にトイレでナプキンを捨て、今まではいていた下着と、入浴後にはく下着にそれぞれ新しいナプキンを着けていた私。そのあと、今まではいていた下着をはき、浴室に入る前にその下着を脱いでいました。 入浴後は下着を含め清潔な物をつけたいので、新しいナプキンを着けた新しい下着をはき、入浴前にはいていた下着のナプキンは少ししか汚れていませんが毎回捨てていたのです。 予想外!生理終盤の経血しかしあるとき、「この入浴前にはいていた下着に着けたナプキンって、少ししか汚れてないのに捨てちゃうのもったいないんじゃない?」と思った私。とはいえ、入浴前に新しい下着をはくのは、私の中でどうしても抵抗がありました。そのため、生理終盤の経血がほとんど出ていない時期には、はきかえる前の下着にはナプキンを着けず、急いで浴室に向かうことに。生理終盤ということもあって、その方法で下着や服を汚すことはありませんでした。 しかし、あるときの生理終盤。これまでと同じようにトイレで新しい下着にナプキンを着け、そのまま下着をはこうと立ち上がったときです。いきなり経血がボタボタッと伝い漏れて、なんと床に付いてしまったのです。 新築のわが家。トイレの床も白!経血が付いてしまったトイレの床の色は白色。私は急いで近くにあったトイレ用の拭き掃除シートで経血を拭き取りましたが、クッションフロアで表面がでこぼこしていてなかなか汚れが取れず……。 数分の格闘の末、なんとか汚れを落とすことができました。そしてその日の夜、夫にこの出来事を話すと「えー! 新築なんだから、これからは気を付けてよね」と注意されてしまいました。 「生理終盤だから、経血はそんなに出ないだろう」と油断していたら、大惨事になってしまった私の経験談です。この出来事があってからは、入浴前にトイレから浴室に移動するときは、丸めたトイレットペーパーを当てて入浴後にトイレに流すか、はきかえる前ほうの下着におりものシートを着けるようにしました。対策を取ってからは、経血が垂れることなくトイレから浴室に移動できています。 著者/吉川みきな作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年03月01日生理の1週間前くらいになると、胸が張って痛くなったり、気持ちのバランスが不安定になってしまう私。今ではそれがPMS(月経前症候群)だと理解していますが、私は大学生になるまでその存在を知りませんでした。そのため、自分は周りの人に迷惑をかけてしまう「重い女」だと思っていたのです。 月に一度やってくる「重い女」当時大学1年生だった私は、月に1度ある時期になると情緒が不安定になり、親や付き合っている彼氏に八つ当たりをしたり言い過ぎてしまったりすることがありました。かまってもらえないと不安になるのですが、逆にしつこくされると攻撃的になり、ちょっとしたことで泣き出してしまうこともあって、自分の感情をコントロールできなかったのです。そんな自分を、私は「重い女」だと捉えていました。 「重い女」のせいで振られた過去この「重い女」のせいで、付き合っていた男性に振られてしまったこともありました。ある時期になると必ず感情的になり、不安になってしまうことから、その時期になると付き合っていた男性にはひっきりなしに「なんで私の気持ちをわかってくれないの?」というような重い内容のメールを送ってしまうことが多くあったのです。もちろん、男性からは「お前と一緒にいると不快な気持ちになる」と言われ、振られてしまいました。 PMSの存在を教えてくれたのは…自分では度が過ぎているとわかっていながらも、私は感情のコントロールがまったくできませんでした。心が落ち着く期間になると自己嫌悪に陥り、どうしたらこの「重い女」から脱却できるのか頭を悩ませる日々で……。 そんなとき、当時出会った男性に「重い女」のことを相談してみることに。恋愛相談的に話したのですが、彼から「もしかしたら、それってPMSってやつじゃないかな?」と言われて……。私は、PMSという言葉を聞いたのはこのときが初めて。急いでインターネットや書籍を使ってPMSについて調べてみると……なんと、私が毎月悩まされていた症状がたくさん書かれていたのです。そして、たしかに「重い女」が出るのは生理前でした。 そこで「私が重い女になってしまう原因はPMSだったのか!」と、初めて納得したのです。それからは、PMSを緩和するためになるべくストレスを溜めないようにしたり、規則正しい生活リズムにしたり……とまずは自分なりに対処方法を取り入れることに。すると、次第に感傷的になることがなくなっていったように思います。 その後、PMSを教えてくれた彼とはお付き合いを開始。毎月、決まった時期に「重い女」になってしまうのは自分の性格だと悩んできましたが、彼のおかげで「PMS」を知ることができました。彼に出会わなければ、PMSへの対処方法を取り入れることもできず、今でも「重い女」に悩まされていたかもしれません。彼には今でも感謝をしています。 著者/髙橋若菜作画/ののぱ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ
2024年02月29日第1子を妊娠した際、夫に報告するのを楽しみにしていた私。「きっと驚いてくれるだろう」と期待しながら妊娠を告げたところ、夫の反応は意外にもあっさりしたものでした。そして夫が私の「あること」を知っていたことに驚いてしまって……。 だいたい決まっている私の生理周期妊娠前の私の生理周期は、だいたいいつも35日周期でした。周期が狂うことはほとんどなく、毎月安定してきていた生理。 私はなんとなく「夫に生理であることを知られたくない」と思っていたため、わが家のトイレにはサニタリーボックスを置いておらず、使用したナプキンはその都度、紙袋に入れて外のゴミ箱に捨てるようにしていました。捨てる際も、なるべく夫に気づかれないように、夫が見ていないタイミングでトイレを出て、ゴミ袋の下のほう……見えないところに紛れ込ませるようにしていました。 夫はどちらかというと、他人の行動にそこまで関心がないタイプなので、私が生理であることも、使用済みナプキンをこっそり処理していることにも、気づいていないと思っていたのです。 妊活開始後、すぐに妊娠する30代半ばで結婚した私は、結婚当初から「子どもを産むなら1日でも早いほうがいい」と考えていました。そして、生理管理アプリで基礎体温を管理しながら、毎月の排卵日を予測。新婚旅行を終えたタイミングで妊活を開始しました。 妊活を開始してからひと月後。周期がぴったりだった生理が遅れ、私は初めて妊娠検査薬を使ってみることに。すると、妊娠を告げるくっきりとした線が現れました。妊娠したことに驚きつつもうれしくなり、「夫に報告したらどんな顔をするのかな」と夫の反応を期待しながら夫の帰宅を待つことになりました。 気づいてくれたのはうれしいけれどところが帰宅した夫に妊娠を告げると、意外にも冷静な反応が。不思議に思って聞いてみると、「なんとなくそうじゃないかと思っていた」との言葉が返ってきました。 なんと夫は、毎月私が使用済みナプキンをコソコソ処理していることに気づいており、捨てるタイミングから生理周期を把握していたようなのです。妊娠がわかったこのときも、「今回は生理が遅れているな。もしかして……」と思っていたとのこと。 夫が驚く顔を想像していた私は、肩透かしを食らったような気持ちになりました。そして、私の体調に関心を持ってくれてうれしいと思った半面、生理周期を把握されていたことになんだか複雑な気持ちもあって……。 その後、私は無事第1子を出産し、半年後にはまた生理が戻ってきました。このときのことは今では夫婦の笑い話になっていますが、正直、当時夫が私の生理周期を予測していたことを知ったときは驚きとともに若干引いてしまいました。いつものんびりしていて他人に興味がないタイプだと思っていた夫に、まさか生理周期を把握されていたなんて。そして、気づいていないと思っていた使用済みナプキンを処理しているところを見られていたなんて、という思いでした。 ただ、このことと妊娠出産を経て、生理についてそこまで隠しすぎずに、もう少しオープンにしてみてもいいのかな、と思うようになりました。 著者/石原優子作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年02月29日飲食店のトイレを利用した私。トイレットペーパーホルダーの近くに二次元コードを発見して……。 旅行中のトイレで…?!ある旅行中のこと。飲食店のトイレに入ったとき、生理になっていることに気がつきました。まさか生理がくるとは思っておらず、生理用品を何も持っていなかった私。トイレットペーパーをぐるぐる巻きにして挟むしかないか……と困り果てていました。 しかしそのとき、トイレットペーパーホルダーの近くに二次元コードが貼ってあるのを発見。「お困りの際はこちら!」と書いてあったので、すぐにスマホで読み取りアクセスすると、「生理用品を無料で配布しています」と記載してあったのです! 素敵なサービス私はすぐに必要事項を登録して、「オーダー」という文字を押しました。すると、トイレのドアをコンコンと叩く音がしたあと、女性の店員さんが「どうぞ」と、ナプキンとタンポンが入った袋を渡してくれました。 予想外のサービスに少しびっくりしましたが、本当に困っていたのでうれしかったです。トイレを出たあとは、店員さんたちにぺこりとお辞儀をしてから席に戻りました。 後日、調べてわかったことですが、あの飲食店のように生理用品の無料配布サービスをしているお店は増えているそうなのです。突然生理がくると生理用品を持っていなくて困ることも多くあると思うので、このサービスがもっと広がっていったらいいなと思いました。 突然の生理に困っていたとき、生理用品を無料配布するサービスにとても助けてもらった私。もし、あのままトイレットペーパーで応急処置をしていたら旅行を楽しむことができなかったと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいになったので、これからは生理用品の無料配布サービスが当たり前になって誰でも気軽に利用できるようになればいいなと感じました。 著者/雫ゆうか作画/加藤 みちか監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤みちか
2024年02月27日私には、忘れられない生理のときの思い出があります。会社に行く途中、生理が始まったことに気づいた私。生理用品をつけておらず、漏れている感覚もあり、満員電車の中でひとり焦っていました。「電車を降りたら、周りの人に経血漏れに気づかれてしまう」と。そんな私の窮地を救ってくれたのは……。 出勤途中の電車内でまさかの事態に!いつも朝はバタバタしてしまい、その日も出社時間に追われて電車に乗った私。電車に乗れたことはよかったものの、ふと「あること」に気づき、出社時間以上に焦ってしまいました。 それは、生理予定日だったことをすっかり忘れていたこと。下着に経血が漏れているような……独特な感触があり、「これは絶対に生理が始まっている」と思いました。不幸なことに、この日はグレーのボトムスをはいており、「こんな日に限って染みが目立ってしまうものを着てきてしまうなんて!」とガックリ。 「会社に着けば制服があるからなんとかなりそう」とも思いましたが、「じゃあ会社までは? 手持ちのバッグで隠す? いや、腰まで隠れそうにないし、おしりを隠しながら歩くのも不自然」と、焦るばかりでいい案が思いつかず……。朝の人がたくさん乗っている電車内で私はパニックになってしまいました。 動揺する私に手を差し伸べてくれたのは「どうしよう……。どうしよう!」と、ひとり電車の中で動揺していたときです。救いの神が現れました! 私の焦りを感じとったのか、うしろにいた通勤途中と思しき女性が、赤色のカーディガンを差し出してくれたのです! そして「腰に巻く?」とだけ言い、ちょうど駅に着いたタイミングだったため、女性はそのまま去ろうとし……。私は慌ててカーディガンをどうしたらいいかと聞くと、「安物だからいいのよ」とだけ言い、彼女は颯爽と歩いていってしまいました。 いただいてしまうのは忍びなかったですが、内心は本当に救われた思いでした。彼女が助けてくれなければ、周囲の人におしりが汚れている姿を見せることになってしまい恥ずかしい思いをするところでした。イヤな気持ちを引き摺ったまま仕事をしていたでしょうし、1日をダメにしてしまうところでした。「今どきこんな親切な人がいるんだ」と、とても感動しました! この一件だけでなく、私はこれまで何度も経血漏れを経験したことがあります。それだけ経血漏れは女性にとって身近な生理の失敗なのかもしれません。だからこそあの女性も気づき、フォローしてくれたのかなと感じます。彼女のやさしい心づかいに感謝していますし、私も困っている人がいたらできる限り助けたいと思った経験です。 著者/匿名作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年02月27日生理中に職場でお手洗いに行ったときのことです。使用済みナプキンをくるくる巻いて包装紙とトイレットペーパーで包み、トイレットペーパーホルダーの上に置いたのですが……。 メモを渡すことで私が恥ずかしくならないよう配慮してくれた後輩に、ちょっとした気づかいや伝え方って大事だな、人間性が出るなと思いました。後輩には本当に感謝しています。 この出来事があってからは、トイレから出る際にナプキンをちゃんと捨てたか、忘れ物はないか、水は流したかなど、しつこいくらいに確認するようになりました。 原案/はるのゆりさんイラスト/モリナガアメ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ
2024年02月27日どんなお宅のトイレにも必ずあると思っていたサニタリーボックス。しかし、ママ友宅にはサニタリーボックスは置かれていませんでした。疑問に思い、ママ友に「どうしているのか」聞くと、目からウロコの答えが返ってきたのです。 ママ友宅で運動会の打ち上げ年長である長男の運動会打ち上げをするため、5家族15人くらいであるママ友宅にお邪魔することになりました。ママ友宅は近所でも有名な豪邸。大人数でお邪魔してもまったく問題ないとのことでした。大人はその広さに圧倒されつつも、子どもたちは広々とした庭で思いっきり走り回り楽しんでいる様子。おしゃべりにも花が咲き、楽しい時間を過ごしていました。 しかし、運悪く打ち上げの前日に生理が始まった私。生理2日目ということもあり、トイレを借りるタイミングを考えていました。 「ある物」が見当たらない?ママ友にトイレを借りる旨を伝え、案内されたトイレに入りました。とてもスタイリッシュなトイレですっきりとした空間。 そんなトイレに、私はふとある物がないことに気づいたのです。それはサニタリーボックス。私が替えた使用済みナプキンは持ち帰ろうと思っていたので捨てるつもりはなかったものの、どんな家のトイレにもサニタリーボックスが置いてあるのが当たり前だと思っていたので、疑問に思って……。 サニタリーボックスの代わりに…ママ友は使用済みの生理用品をどうしているのか気になり、2人きりになったタイミングで聞いてみることにしました。すると、ママ友は下の子がおむつをしているため、トイレの外にあるおむつ用のゴミ箱に一緒に捨てているとのことでした。 たしかにおむつ用のゴミ箱であれば密封されているので臭いも気にならず、ゴミ捨てもラク。ほこりが溜まりがちなサニタリーボックスの掃除も不要です。ママ友の言葉に「とてもいいアイデアだ!」と感心した私は、自宅のサニタリーボックスを撤去。ママ友のアイデアをまねさせてもらっています。 少しの期間でもラクをするために、サニタリーボックスの撤去を決めたと言うママ友。下の子がおむつをはかなくなったら、サニタリーボックスをまた置くことになるだろうとも言っていました。サニタリーボックスはトイレに置く物だと思っていた私にとっては目からウロコのアイデアでしたが、たしかにサニタリーボックスを撤去してからは掃除が随分とラクに。教えてくれたママ友には感謝しています! 著者/鬼頭いちか作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年02月26日