生理中、経血の不快感や生理痛に悩んでいる方も多いでしょう。そこで今回は、「生理期間中、快適に過ごすためにしている生活習慣は?」と質問!アンケートの結果をご紹介します。体を冷やさない生理期間中はとくに気を付けたい身体の冷え。腹巻や靴下を使ったり、お風呂で温まったりするほか、カイロや湯たんぽを使用するのも良さそうですね。食事に気を付ける食事は体の調子に直結してくるもの。体のことを考えた食生活にすることで、不快感を緩和することができそうですね。睡眠時間をしっかりとる辛いときこそ無理に動いたりせずに寝ることも大切。生理期間中は、生理痛の他にも肌荒れなどのトラブルが発生しやすいので、いつもよりもしっかりとした睡眠時間を確保すると良いかもしれません。鎮痛剤を飲む生理痛でお腹や腰、頭が痛むときは、我慢せずに鎮痛剤を飲むと言う方も多いよう。鎮痛剤は、生理期間前に事前に準備しておけると安心感がありますね。生理期間中はいつもより自分の体を労わっていかがでしたか。生理期間中少しでも快適に過ごすために、より身体を温めたり、リラックスさせたりすることが大事そうですね。痛みがあるときには、鎮痛剤に頼って緩和するのも1つの方法かもしれません。今回の結果を参考に、生理期間中の不快感を軽減してみてくださいね!※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年04月03日生理中、ナプキンだけでは漏れが心配、不快感が多いと悩んでいる方も多いはず。そこで今回は、「生理期間を快適にするために外せないグッズは何ですか?どんな人におすすめしたいですか?」と質問!アンケートの結果から、生理期間を快適にする生理用品を3つご紹介します。「タンポン」を使うという人は最初は抵抗があったものの、使ってみるともう手放せないと言う人が多数。量が多い日は、ナプキンとタンポンを併用することで漏れを防ぐことができ、快適な生活を送ることができそうですね。「体に付けるタイプの生理用品」を使うという人は体に付けるタイプの生理用品をいつものナプキンにプラスするだけで、吸収力が上がり、伝い漏れなどを防ぐことができるそう。不快感を軽減できるので、より快適に過ごすことができそうですね。「ショーツ型ナプキン」を使うという人は夜寝ている間の経血漏れは、朝起きた時に洗濯をするのも手間になってしまいます。ショーツ型のナプキンを使えば、安心感がありゆっくりと眠ることができそうですね!使いやすい生理用品を使って快適な生活をいかがでしたか。今回ご紹介したような生理用品を普段のナプキンの代わりに使ったり、普段のナプキンと併用したりすることで、生理中の不快感を軽減することができそうですね!今回のアンケートを参考に、生理期間の生活をより快適にするグッズをぜひ試してみてください。※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年03月31日生理期間中、生理痛に苦しんだり、気分が落ち込んだりすると言う方も多いはず。そこで今回は、「生理期間を快適にするために外せないグッズや商品は?」と質問!アンケートの結果をご紹介します。「湯たんぽ」を使うという人は最近では、わざわざお湯を沸かすことなく、電子レンジで準備ができる湯たんぽもあるので手軽に体を温めたいという方には良いかもしれませんね!「カイロ」を使うという人はカイロは家の中だけでなく、仕事中や家事中、出先でも携帯できるのが嬉しいポイントですね!生理中の冷えを防ぎたいときには、カイロのように持ち歩けるグッズを活用すると良いかもしれません。「鎮痛剤」を使うという人は生理痛がひどい方の中には、鎮痛剤がマストな方が多いよう。鎮痛剤と合わせて、カイロや湯たんぽなどのあったかグッズを使用するという声も多く寄せられました。「癒し系グッズ」を使うという人はお好みの癒し系グッズを使うことで、生理中の気分を落ち着けると言った声も多く寄せられました。自分に合ったものが見つかれば、良い気分転換になりそうですね。あったかグッズや癒し系グッズで生理期間を快適にいかがでしたか。自分の症状や気分に応じて、その時に合ったグッズを試してみてくださいね。生理期間は気分が落ち込んで辛いという方は、ぜひ参考にして、生理期間をいつもより快適に過ごしてみてください!※こちらは実際に募集したインターネット調査をもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年03月29日結婚する少し前から生理痛が重くなってきていた私。過去周りの友だちも生理痛がつらくて会社や学校を休んでいたのを見ていたこともあり、女性はみんな生理痛があって当たり前なんだと思っていました。そんなある日、経血がほとんど出ない生理が終わりかけのタイミングで、突然下腹部に立っていられないほどの激痛が! 怖くなった私は、翌日即病院を受診。そして、ある病気が判明したのです。★関連記事:陣痛並みの生理痛が毎月やってくる! 子宮全摘出術でつらい生理痛から解放された【体験談】生理痛はあって当たり前私は学生のころ、あまり生理痛に悩んだことがありませんでした。しかし、社会人になってしばらくたったころから、生理痛が重くなるように。加えて、生理ではない日も腰の下のほうが痛く、座るのがつらいと感じる日も出てきたのです。だんだん痛みがひどくなっているような気がするけど、大丈夫かなぁ……。そう思った私は、友人に相談することにしました。周りの友人に話すと、「私も生理痛がつらくて学校とか会社を休んだことがあるよ」とのこと。学生のころから生理のたびに鎮痛剤を服用しているという友人もいて、みんなそれぞれに生理痛の症状があるものなんだな、と特に気に留めませんでした。「生理痛が強いときは、私も市販の鎮痛剤を飲もうかな」と、軽く考えた私は、婦人科を受診せず過ごしていました。しかし、会社の同僚と昼休憩を取っていたある日のこと。生理がもう終わりそうだなというころだったのですが、突然下腹部に立っていられないほどの激痛が走ったのです。あまりの痛さに身動きが取れず、脂汗を出しながら必死に耐えていましたが、ついに我慢できなくなった私は、同僚に断り近くの公園で休むことに。なんとか気を紛わせながら必死に痛みに耐え、ようやくラクになったころにはなんと1時間半もたっていました。なにこれ……なんの痛みなの!? と不安になるばかり。腸かな? 子宮かな? と痛む場所の特定に悩みましたが、生理痛が突然強くなった感覚があったため、おそらく子宮の異常だと思い、翌日婦人科を受診することに決めました。初めて聞く病名に実感も湧かず早速婦人科で経膣エコーでの内診を受けることに。画面に映し出されたものを見るなり、先生は目を丸くして「これは即手術!」と言ったのです。先生によると、片方の卵巣が腫れているとのこと。診断結果は「チョコレートのう胞(別名:卵巣子宮内膜症性のう胞)」という、初めて聞く病名でした。この病気は経血が卵巣へ逆流してしまうことで卵巣内に病巣が発生し、月経時にその細胞が増殖することで出血し、卵巣が腫瘍になってしまうものなのだそうです。先生からは「大きくなり過ぎると破裂して、大変なことになっていましたよ!」と注意を受けるはめに。生理痛が重くなったのも、時々腰の下が痛んでいたのも、この病気のせいだったんだ……と、そのとき初めて気付きました。ただの生理痛だと思っていた痛みが、こんな事態を引き起こしていたなんて……。破裂していたらとんでもないことになっていた、と深く反省しました。そして、じわじわと自覚症状が出ていたことにも気を留めず、たいしたことじゃないと自分で判断していたことにただただ後悔するばかり。その後はすぐに専門病院の紹介状をもらい、入院・手術をする運びになりました。腹腔鏡手術で腫瘍のみ切除したが後日、紹介された病院で手術を受けました。手術は1時間半ほどで無事終了。私の場合は、おなかに穴を開けてカメラで遠隔操作する「腹腔鏡手術」だったので、術後のダメージも最小限で済んだそうです。しかし、人生で初めての全身麻酔での手術。比較的簡単な手術だったとはいえ、目が覚めた瞬間はとてもホッとしたことを今でも覚えています。これで病気が治った! と思ったのもつかの間、チョコレートのう胞は再発するリスクが高いことを知りました。生理がある限り、再び経血がたまってしまう可能性があるため、再発を予防する適当な手段は生理を止めるしかないとのこと。手術をしたからもう大丈夫! というわけではないことにビックリしました。「治療するには妊娠して自然に生理を止めるのが最良ですよ」と言われましたが、当時30代後半で結婚すらしていなかった私は、薬を飲みながら生理を調整していくことに。もう二度とあんな激痛は体験したくない! と思った私は、真面目に薬を飲んで、改めて自分の生理と向き合おうと心に誓います。そして、生理痛があることは当たり前ではない、ということを周りの友人にも伝えていきたいと心から思った体験になりました。まとめその後は薬で生理を止めていましたが、40歳を目前に結婚し、妊娠を希望するにあたって生理を再開させました。恐れていた生理痛もなく、快適な生活を送りながら妊活をスタート。その後、無事妊娠し出産することができました。今は、妊娠を機に止まっていた生理が再開したので、チョコレートのう胞が再発していないか、そろそろ検診に行かなくてはと思っています。今のところ生理痛はありませんが、痛みが出てくるようならすぐに受診! 第2子をどうするかも考えながら、今後も自分の体と向き合っていきたいです※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。取材・文/ささきなみイラスト/おみき著者/ささきなみ(37歳)体力の衰えを感じ、年齢に抗うなにかを始めようと摸索中のアラフォーです。趣味はキャンプ。自然の中で飲むお酒を楽しみに日々を頑張っています。健康や夫婦生活についてなど、アラフォー世代の気になる体験談を執筆中です。
2023年03月19日私は学生のときから生理痛があり、毎月の生理が憂うつでした。若いときは体力も気力もあり、毎月の生理痛を乗り切ることができていましたが、年を重ねるごとに悪化して気が付けば鎮痛剤が手放せなくなるまでひどい状態に。そこで、私が選んだ道が腹腔鏡下手術での子宮全摘出術。今では生理痛から解放されました。手術を決断するまでの過程を紹介します。★関連記事:「ひどい痛みに出血が続く…」40代で突然、生理痛が復活。子宮内膜症の症状が悪化したと思ったら生理痛があるのが普通だと思っていた私の初潮は小学6年生のときです。約40年間、生理中は生理痛があるのが普通と思っていました。テレビを見ても、「頭痛・生理痛に効く!」と鎮痛剤のCMがたくさん流れ、ドラッグストアでもさまざまなメーカーの鎮痛剤が並んでいるのを目にしてきました。そんなふうに思っていたので、生理痛があるときは市販の鎮痛剤でしのいでいました。幸い寝込むほどでもなかったので、生理痛で婦人科に受診することもなく、「そんなもの」という思いで過ごしていました。妊娠中は生理がなく、妊娠中のトラブルもなく過ごせていたので、生理がない生活は快適に過ごすことができました。「早く閉経になってくれないかな~」とすら思っていました。ところが40代後半になったころに、だんだん生理痛と出血がひどくなり、私の最大の悩みになることに。どんどん生理痛がひどくなり寝込む日も私は44歳ごろから更年期症状が出始め、52歳の現在まで不調に悩まされています。ホットフラッシュ、めまい、手指のこわばり、肩凝り、首凝りなどさまざまな症状が出ました。心療内科に通院したこともあります。そこで処方された薬を服用したことで、生理が止まってしまいました。私自身は「生理がなくてラクだわ~」くらいに思っていましたが、その時期にホルモン補充療法をスタートしました。ホルモン補充療法をスタートしたのは、婦人科での血液検査でエストロゲンの分泌が減っていたことが確認でき、それが原因で不調がきているのだろうという主治医の判断からです。私がおこなっているホルモン補充療法は、エストラーナテープを下腹部に貼る方法です。子宮がある人の場合、女性ホルモンを補充するばかりだと子宮がんのリスクが高まるため、定期的に黄体ホルモン(デュファストン)も服用しないといけません。そうすることで月1回出血を起こして、子宮の内膜を掃除するのだそうです。ホルモン補充療法を始めてから、更年期症状が軽減し悪玉コレステロール値が下がりました。しかしその一方で、もともと子宮筋腫があるのもあり、毎月の生理では大量出血で下着を汚す、夜用ナプキンが手放せない、生理痛がひどくて鎮痛剤を毎月服用するといったことにも悩まされるようになったのです。生理痛がひどい時期はあらかじめ予想できるので、仕事のスケジュールを決めるときは生理痛に合わせておこなうようにしました。医師にも毎月の受診のときには「生理痛がひどくて……」と相談し、薬の飲み方を変えたりいろいろ手を尽くしたのですが、生理痛はひどくなる一方でした。私の子宮ちゃんさようなら!生理痛がひどくなり、体だけでなくメンタルにも悪影響を及ぼしてきました。ちょっとしたことでイラっとしたり、ネガティブに捉えたり。今思うとなんてことないことで泣いてしまったり……。やはり一番つらかったのは、長男と次男の出産で経験したような陣痛並みの生理痛が毎月やってくることで、だんだん恐怖にさえ感じてきました。生理痛の前後を合わせると、1カ月のうち不調の時期が10日、年間に換算すると1年の3分の1を絶不調で過ごすことになるのです。鎮痛剤の中でも痛みを抑える効果が高いといわれるロキソニンが効かなくなってきたのもあり、このままでは日常生活に支障を来すと思い、50歳のときに決断したのが「子宮全摘出術」です。私は主治医に「子宮を全摘したい」旨を伝えました。主治医は早速、大学病院を紹介してくれ、大学病院で手術を受けることにしました。大学病院で精密検査をした結果、診断されたのは「子宮腺筋症(しきゅうせんきんしょう)」です。子宮腺筋症は、子宮の内側に位置する子宮内膜組織が子宮筋の中にできる厄介な病気だそうです。今までの生理痛の原因がわかり、執刀医からの「これでラクになると思いますよ~」の言葉で、目の前がパッと明るくなりました。手術をする日も決まり、「怖くない?」と周りの人に聞かれたこともありましたが、とにかく体がラクになるなら!という思いのほうが大きかったです。しかし、手術当日は朝から絶食、浣腸をして気を失うなどのアクシデントもあり、無機質な手術台に乗るときは怖かったです。逃げ出したくなりましたが、手術が無事終わり、陣痛並みの生理痛から解放された今、勇気を出して手術を受けたことを本当によかったと思っています。自分で自分を褒めてあげたい!です。まとめ生理痛がつらかった時期にあった腰痛、頭痛、足のむくみ、不安感も子宮全摘出により、ほとんどなくなりました。心も以前よりも穏やかになったような気がします。体の痛みがあらゆる症状につながるんだ!ということを痛感しています。そのような経験から、生理痛や婦人科のトラブルに悩んでいる友人には、症状がひどくなる前に自分に合ったドクターを探しておいたほうがいいよ!と伝えるようにしています。年を重ねると、できなくなることも増えてきますが、生理痛から解放された今は、自分に合った方法で仕事も趣味も楽しんで、毎日を過ごしていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/きびのあやとら著者/わみ(52歳)管理栄養士・健康運動指導士としてフリーランスで活動中のアラフィフ女子。 40代前半から不調に悩まされあらゆることを試行中。
2023年03月15日累計再生数2,557万回突破!MOREDOORの大人気tiktokより、オリジナル漫画「生理あるある!?~助け合い編~」をご紹介します。突然生理が来てしまったら……?こんな時は……この漫画に読者からは……『これくれる女子神なのよ!何度助けられたことか……』『本当にあるあるだよね~』『私たちの学校では生理にあだ名付けてた!』など実にさまざまな声をいただきました!心強い味方漫画を読んだ読者の方からは、「あるある~」と共感の声や「自分たちはこうだった!」と過去を懐かしむ声が多く集まりました!この漫画のように、伝えづらいことを‟ユニークなルール”にして伝えやすくするというのは、素敵な対処法かもしれませんね。皆さんは、このような状況に遭った時、どうしていましたか??(MOREDOOR編集部)■作画:なぁ
2023年02月10日気が付けば3カ月生理がないというとき考えられるのが生理不順、閉経、妊娠です。その中で妊娠の可能性は、避妊ナシの性交渉があったかどうかが鍵になります。もし身に覚えがある場合はどうすればいいのか、産婦人科医の駒形依子先生に聞きました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。★関連記事:【40代の生理】閉経はいつごろ?閉経のサインってある?【医師監修】妊娠検査薬の反応があるのは2カ月までもしかしたら妊娠かもと思ったら、まずは市販の妊娠検査薬の使用が思い浮かびます。しかし、妊娠検査薬は妊娠の初期症状にしか反応しないと駒形先生は言います。「市販の妊娠検査薬は10週くらいまでに反応するようにできています。12週を超えてくると、反応するホルモンが出なくなるので検査できなくなるのです。ですから、避妊をしない性交渉があって生理がなく、心配で妊娠検査薬を使う場合は2カ月以内に使いましょう。例えば3カ月、4カ月たってから妊娠検査薬で陰性だった、閉経の兆候だろうと自己判断してしまうと、妊娠が進行してしまいます。避妊をしない性交渉があって3カ月以上生理が来ないときは産婦人科を受診してください」(駒形先生)閉経10年くらい前からは自然妊娠はしにくくなる40代で妊娠する方は少なからずいますが、40代になると自然妊娠の確率は低くなることがわかっています。「閉経したあとは卵子がないので自然妊娠することはありません。ただ、妊娠可能な卵子は40歳には5000個以下と、閉経の10年くらい前から少なくなるため、自然妊娠の確率は低くなります。卵子が1000個以下になると閉経です」(駒形先生)40代の自然妊娠の確率は低くなる、けれどゼロではないというのが悩ましいところです。妊娠を望まない場合は最後の生理から1年間は避妊を妊娠、出産を終えた40代女性なら妊娠を望まないケースもあるでしょう。その場合は、最後の生理から1年間は避妊が必要と駒形先生は言います。「最後の生理は1年間たってから確定され、その時点で閉経となります。生理が3カ月、6カ月と来なくても、“もう閉経が近いから大丈夫”と油断せず、妊娠を望まない場合は避妊をしましょう。8カ月空いて生理が来たという人もいます。 しかし、パートナーが避妊に応じてくれないということもあるでしょう。“結婚したのになぜ避妊しなきゃいけないのか”とか、“40歳を超えたら妊娠しない”と思っている人も多いのが現状です。また、いわゆる“外出し”が避妊と勘違いしている人もいます。正しい知識をお互いが持ち、共有することが大切です」(駒形先生)まとめいかがでしたか? 40代になると妊娠しにくくはなるけれど、可能性はゼロではないということを忘れないでおきたいです。避妊には、パートナーとのコミュニケーションが大切ということを改めて実感しました。取材・文/mido(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年01月26日生理(月経)……それは妊娠の準備でもあり、女性の健康状態を表すものでもあります。「先月より来るのが遅いかも……」「え、まだ続くの?」と経血量のみならず生理周期も悩みの種の一つ。ですが“生理を人と比べる機会”がないので、“自分の生理”について正しく判断するのは難しいかもしれません。そこで今回は、女性にとって大切な「生理周期」について、エピソードを交えてご紹介します。〈記事監修医師プロフィール〉『はらメディカルクリニック(不妊治療専門クリニック)』院長の宮﨑薫ノースウェスタン大学産婦人科(米国シカゴ)研究助教授を経て、帰国後は生殖医療専門医として「最先端の医療で、最短の妊娠を」という方針のもと、患者様それぞれの身体の状態、さらには社会的状況などに応じて、患者様一人一人に合った治療にあたっている。生理周期に乱れが…仕事を始め、数ヶ月ストレスを感じるようになったからか、生理周期が乱れました。最初は1週間遅れたり早まったり程度でしたが……仕事の繁忙期の時期にふと気がつくと今月来ていない、と気がつきました。それから急に来たと思ったらほぼ1ヶ月の間出血が止まりませんでした。流石に不安になり、病院にいき検査をしましたが、膣内や子宮は特に問題はなくやはりストレスからくる月経の乱れということでした。仕事で色々あり、職場をやめ転職したあとは月経の乱れも無くなりました。(33歳/主婦/女性)そもそも普通の生理周期って?一般的に、生理周期は25~38日以内であれば正常の目安とされています。そして生理期間については、出血が始まってから3~7日なら正常の範囲内です。生理周期は女性ホルモンの分泌バランスと関連しています。女性ホルモンのバランスは心身の不調によって乱れが生じることがあります。結果的にそれが生理周期の乱れにつながる場合も。10人女性がいれば、10通りの生理があるお悩みの方のように、仕事のストレスで生理が遅れたり早まったり。そして出血が長い間続いたり……自分自身で思っている以上に、体は敏感に反応しサインを送っているのかもしれません。10人女性がいれば、10通りの生理があり、ストレス耐性も生活リズムも人それぞれ。だからこそ、「ストレスくらいみんな抱えているよね。」という言葉で片付けないことが大切。いつもの生理周期より1週間短いな……または長いな……と感じる時、ライフスタイルなどを見直すタイミングかもしれません。また専門家に相談してみるのも1つの手です。生理周期は健康状態のバロメーター生理は心身の状態を知らせてくれる大切なメッセージでもあります。心や体の声には自分しか気づくことができないからこそ、日頃から気にかけていきましょう。(MOREDOOR編集部)
2023年01月21日小学校4年生のときに生理が始まった私。そのころ学校の保健体育で生理の授業があり、生理に関してはその授業で教わったくらいの知識はありました。しかし、当時抱いていたある感情から「生理ではない」と思いたくて……。 知識はあったけれど…小学4年生の夏休み中、なんだかじわじわとおなかが痛いなぁと思いながら家で過ごしていました。トイレに行くような痛みでもないし、なんだろう?と思いながらも一応トイレに行くと、下着に血のようなものが。 でもほんの少量。このとき、授業で習っていた「生理」が頭に浮かびましたが、当時の私は男の子と遊ぶのが楽しく、自分の考え方も男の子と似ていて、「自分は男の子」と感じていました。そのため、「これは生理ではない」「生理だと思いたくない」と思ったのです。 一応、母には報告生理ではないと思っていても、体の中から血が出ているということに、「何かほかの病気かもしれないし」と、私は母親に相談をしてみました。 「下着に血が付いていた」と母に言うと、母親は「生理が始まったんだね」と、母親が自分用にストックしていたであろうナプキンを差し出してくれました。 初めてナプキンを見たとき、なぜだか急に怖くなったのを覚えています。「やっぱり生理って認めなきゃいけないの?」。当時「性」というものに対して知識があいまいな中で、自分の体が大人になるのが怖く、「生理」を受け入れることができず……。「しばらくしたら血も止まるんじゃないか」と、母からナプキンを受け取ったものの、それを着けることを拒否してしまいました。 ナプキンを着けないまま出かけてしまい…その日は祖母が病院へ行く日。父親が運転をして連れて行くと言うので、私はナプキンをしないまま一緒に行くことにしました。祖母が通っている病院は総合病院。診察までに時間がかかり、その間にじわじわと痛みが増してくるおなか。下半身にもなんだか違和感を覚えたので病院のトイレに駆け込んだら、家を出る前に見た血の量とは比較にならないくらいの出血量が。すでにズボンにまでも血液がついてしまっていました。このとき改めて、自分に「生理がきた」のだと理解したのでした。 しかし、一緒にいるのは祖母と父親で言いづらい。父親には「体調が悪い」と言って車で祖母の診察が終わるのを待たせてもらうことに。必死に我慢をしてなんとか家に帰ると、ズボンはもちろん、車のシートにまで経血がべったり。 父親と祖母には「ズボンに入れていたおこづかいが落ちて座席の下に入ってしまった。母親と一緒に探したいから母親を呼んでほしい」となんとか言い訳をして最後まで車に残り、やってきた母親に泣きついて処理を手伝ってもらいました。 結局、車のシートの経血汚れを落とし切ることはできず……。とはいえ父には何も言えないままで、結局、父が車を買い替えるまでシートの経血の跡は残ったままとなってしまいました。 私は友人の中でおそらく最初に生理がきました。発育がよかったので母親は何となく予想はしていたようですが、私がそれを受け入れるまで至っていなかったのです。 何より当時は男の子になりたいという思いもあり、生理がきて女性の体になることが怖かったのを覚えています。ナプキンを着けず経血モレをしたという私の初潮の失敗談は今では母親との笑い話になっていますし、結果的には失敗だったのですが、ナプキンなんか着けたくないという当時の私の気持ちを尊重してくれた母親には感謝しています。 今では男の子になりたいという気持ちは消え、生理を受け入れて月イチのBlue Dayとうまく付き合っています。 著者/島田 はな作画/ののぱ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ2014年8月生まれの息子は発達凸凹さん。(自閉症スペクトラム及びADHD) 大変なことも沢山あるけれど、ピースフルでとびきりキュートな息子にいつも笑顔をもらっているシングルマザーです!南九州に生息しています。
2023年01月17日40代前半、閉経なんてまだ先の話……と思っていたら、まさかの生理がストップ……。こんな経験をした人もいるのでは? 生理不順なのか、閉経なのか、または病気なのか、気になりますよね。産婦人科医の駒形依子先生に、40代前半で生理が長期間来ないときの対処法を教えてもらいました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。★関連記事:「閉経時期が気になる!」初潮年齢や出産経験、ホルモン補充療法と閉経年齢は関係ある?【医師監修】43歳未満で3カ月以上生理がないときは婦人科へ3カ月以上生理がないときは、基本的には「卵巣機能不全疑い」になります。43歳未満の場合は婦人科を受診すると良いでしょう。というのも、43歳未満の場合は閉経よりも生理不順の可能性が高く、3カ月以上生理がないと子宮体がんのリスクも考えられるからです。また、生理不順の原因を探るうちに子宮内膜症が見つかるケースもあります。子宮内膜は厚くなっているのに出血しないのか、内膜そのものが厚くもなっていないのかを一度婦人科で検査してもらうと安心です。43歳未満で1年生理がない=早発閉経3カ月以上生理がないとき、婦人科で診察を受けながらも1年以上生理がこない場合は「早発閉経」となります。閉経の平均年齢は50.5歳で、一般的には45歳を過ぎたころから卵巣機能が低下し始め、女性ホルモンのエストロゲンの分泌が低下して排卵が起こらなくなり、生理が停止します。閉経が平均より早く訪れる症状を「早発閉経」といい、その基準は43歳未満。 早発閉経は卵巣の手術、抗がん剤治療、放射線治療、思春期早発症治療による卵巣機能の低下から引き起こされることもありますが、ほとんどは原因不明です。更年期症状や骨粗しょう症になりやすくなる更年期とは閉経の前後5年間をさしますが、早発閉経の場合、例えば42歳で閉経を迎えた人は37歳ごろから更年期が始まっていたことになります。30代後半から、ホットフラッシュや発汗、めまい、不眠、イライラといった更年期特有の症状が出ている人は早発閉経の可能性もあります。そして、早発閉経で心配なのは骨粗しょう症や冠動脈疾患です。早発閉経と診断された場合は、閉経の平均年齢である50歳ごろまで、不足した女性ホルモンを薬で補うホルモン補充療法やサプリメントなどによる骨粗しょう症の治療をおこなうことが一般的です。まとめいかがでしたか? 40代前半といっても44歳、45歳は閉経の可能性が考えられるので生理が3カ月以上なくても、日常生活に支障を来すほどの更年期症状と思われるつらさがなければ受診しなくてもいいそうです。個人差が大きい閉経年齢。多くはないけれど43歳未満でも訪れるということを知っておくと安心ですね。取材・文/岩崎みどり(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年01月14日更年期とは閉経の前後5年を時期を指すそうですが、現在50歳の私はまさに更年期真っただ中と言えるでしょう。32歳のときに子宮筋腫摘出手術をしてからは生理痛もラクになり、生理は順調でした。きちんと4週間周期でやってくるので、予定も立てやすく、温泉旅行なども楽しめました。しかし、48歳ぐらいから、生理痛がまた重くなり始め、始まる日も遅くなったり早くなったりするようになってきました。更年期の私の生理について紹介します。★関連記事:「大量出血が続き、いつ来るかわからない…」40代になって生理不順や体調不良に悩まされるように【体験談】生理不順がひどくなり、いつ来るかわからないように生理周期は、初めは2~3日くらいのズレだったので、気にしていませんでしたが、だんだんと1週間ズレたり、3週間ズレたりと、生理がいつ来るのかがわからなくなってきました。ズレるのも早くなったり遅くなったりといろいろでした。量についてもとても少ないまま3日くらいで終わったり、いつまでもダラダラと10日ぐらい続いたりすることもありました。また、出血が多いときもあり、トイレに行きたくなったときに行くのでは間に合わないため、しょっちゅうトイレに行かなければならず、家から持ってきた生理用品が足りなくなり、仕事中にドラッグストアに生理用品を買いに行ったこともあります。周囲の先輩たちに聞くと、「スパッと終わって、全然困らなかった」という人もいれば「3カ月来ないときもあったし、月に2回来るときもあった」という人もいて、人それぞれのようです。閉経はまだ先?婦人科で診察してもらった結果32歳で子宮筋腫の手術をし、その後定期的に検査に行っていたので、35歳のときには子宮筋腫が再発していることは知っていました。しかし、引っ越しをして手術した病院が遠くなってしまったため、しばらく婦人科にかかっていませんでした。そろそろ更年期だし、何か筋腫以外に悪いところがあると嫌だなと思い、45歳のときに一度婦人科検診を受けました。そのときは「卵巣もきれいだし閉経はまだ先じゃないかな。筋腫はたしかに再発しているし、子宮後屈でもあるので、生理痛は重くなるかもしれない」と医師に言われました。「そうか閉経はまだなのか、それはそれで面倒くさい」というのが私の感想です。もう子どもを産むわけじゃないのだから、正直言って「早く終わってほしい」と思いました。だんだんと生理の間隔が読めなくなってきて、4週間ではなくて、6週間空いたり、3週間で来たりするようになったので、48歳のときにまた婦人科に行き、診察してもらったところ、右の卵巣が小さくなっていてエコーでほとんど確認できないとのこと。また、子宮は筋腫なのか、腺筋症なのかもわからないくらいぼこぼこになっているとのことで、子宮壁がかなり分厚くなっていると言われました。子宮後屈もさらにひどくなっていました。そのころは生理痛がひどいときは寝込むほどで、量が少なくあっという間に終わるようなときは何でもありませんでした。50歳の今、生理の現状と対策50歳になった今は生理がまったく読めません。いつ来るかの前兆もわからず、毎日生理用品を持ち歩いています。ただ最近はコンビニでも生理用品が手に入るのでとても助かります。旅行のときも生理用ナプキンとタンポンを必ず持っていきます。生理用品は重くないのですが、かさばるので荷物が大きくなりがちなので、困ります。また、最近は量が多いときは「出血している」のを自覚できるほどの出血で、夜用のナプキンを1時間ごとに変えないと漏れてしまうくらいです。これがいつそうなるのかがわからないため、外出の予定も立てづらく、また、仕事中になってしまった場合は、仕事中に席を立てないときもあるので、非常に困ります。たまたま家にいるときにそうなってしまったことしかないのですが、下着どころかスカートも汚してしまい、1日で3回も着替えたこともあります。座っていた椅子ももちろん汚してしまいました。家にいるときだったのでよかったですが、これが外出先だったらと思うと困ります。最近はいつ生理が始まるかわからないので、夜用ナプキンも持ち歩き、服も黒っぽい、もし汚れても目立たない色のボトムスしか着られません。知り合いで、やはり同じような症状があった方がいて、その方は貧血を起こして倒れてしまったそうで、しばらく入院になり、しかも輸血されたそうです。私は出血がひどいのは1日だけなので、今年の健康診断で貧血も引っかかりませんでしたが、もしかしたら今後ひどくなるかもしれないので、また婦人科にかかって相談をしてこようと思っています。まとめ外出の予定を立てづらいのと、荷物が毎日多いのと、服を選ぶのが大変なのとが憂うつで、早く閉経してしまわないかと思っています。閉経してしまった方は、皆さん口をそろえて「終わってしまったらラクよ~!」とおっしゃいます。早くそうなりたいと願うばかりです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著者/大森美樹(50歳)独身ひとり暮らし。本業が新型コロナで大打撃を受け、さらに回復が見込めないため、Webライターを始めた。元々精神障害を抱えており、不安定な毎日を送っている。最近は年齢的に「難しいお年ごろ」(更年期的な意味で)である。親の介護もそろそろ始まるため、なんとか自立した生活を送るべく、日々勉強中。
2022年12月15日今まで順調だった生理周期が、45歳のときに乱れる経験をしました。日本女性の平均閉経年齢が50.5歳であるという知識はあったため、このまま終わるのかと焦りながら待っていたところ、45日後にはやってきました。これをきっかけに、自分の体に何が起こり、閉経までどうなるのか道筋を知りたくて調べたこと、そして2年後の今、私の生理事情がどうなっているかをご紹介します。★関連記事:「閉経時期が気になる!」初潮年齢や出産経験、ホルモン補充療法と閉経年齢は関係ある?【医師監修】生理が来ない間の体調変化と生理中のこと45日間も生理が来ないという生理周期の乱れが起こる前の4カ月間の生理周期は、23、26、26、24日と、一般的なものより若干早めでした。そのため、まさか生理が45日も来なくなるとは思ってもおらず、いつも通りに待っていたのです。しかも、そのころに頭痛や下腹、腰に痛みがあり、全体的に体調が悪く、これはPMS(生理前症候群)と思われる症状でもありました。にもかかわらず、出血は1滴もなかったのです。その後、前回の生理から45日がたってやってきたのですが、ホッとしたのもつかの間、いつも以上に激しい生理痛との戦いでした。四六時中ひどい頭痛で、貧血時のようなめまいがあり、下腹と腰に激痛が走り、常に眠気が襲ってきたのです。それに対して、出血は思ったより少なく、2日目が多めだっただけで、3日目以降は一気に減少し、その後1週間以上ダラダラと少量の出血が続きました。閉経までの道筋を調べてみた生理が45日間も来ないことを体験したことで、閉経に向かっていることが現実味を帯びてきた私は、終焉(しゅうえん)までの道筋を知りたくなり、複数の産婦人科医の記事を検索してみました。35歳以上になると、徐々に卵巣機能が衰えていって女性ホルモンの分泌が不安定になり、40代半ばの更年期に突入すると、生理周期が短くなったり長くなったり、出血量も多くなったと思えば少なくなったりと、一層不安定になっていくそうです。当然、閉経までの道筋は個人差がありますが、50歳くらいで閉経(治療をせずに生理が1年以上ない状態)を迎えるそうです。自分に照らし合わせてみると、たしかに第2子の妊活をしていた30代後半に生理周期がすでに短くなり23から26日周期でした。その後、37歳で妊娠・出産し、また通常の28日周期に戻りましたが、42歳ごろから再び短くなっていきました。そして、45歳で生理周期が45日空いたのです。閉経に向けてするべきことは45歳にして何もしなければ、どんどん卵巣機能は衰えて、いつ閉経を迎えてもおかしくないことに気付いた私は、少しでも長く元気に卵巣を機能させるにはどうすべきか調べてみました。ポイントは9つあるそうです。生活習慣を見直す、基礎体温を測る、無理なダイエットをしない、適度な運動を心掛ける、バランスの取れた食生活にする、生活に楽しみを見つける、過度の飲酒や喫煙はしない、下腹部を冷やさない、かかりつけ医を持つ。検索後、心を入れ直して生活を変えようと思ったのですが、忙しさにかまけて何もできずにいました。それでも周期は短いものの、生理は毎月来ていましたが、46歳になった途端、生理周期がぐちゃぐちゃになり、体も激太りしてしまったのです。そこで、睡眠を確保し、食事を整え、毎日適度な運動をおこない、飲酒を控え、下腹部の冷えにも注意を払うようにしてみました。残念ながら生理周期は整わず、47歳になった今は3カ月に1回の生理周期となっています。着実に閉経へのステップは進んでいますが、生活を整えたことで、体重や体脂肪が落ちて活発に動けるようにはなりました。まとめ50.5歳で閉経するということは知っていたとはいえ、いざ自分の身に生理が来ない! という現象が降りかかってくると、想像以上に焦り戸惑いました。やはり、閉経までの道筋を事前に知っておくことは大切だと思いました。人生100年時代に突入しようとしている今、女性には閉経後に50年もの長い生活が待っています。そう、閉経は一通過点に過ぎません。第2子妊活中からお世話になっている産婦人科で、毎年定期健診をしっかり受けて、これからも長く続く人生を健康に過ごしたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著者/竹みか(46歳)小4男子と高1女子の母。食べるのも作るのも大好きぽっちゃりオバチャンでしたが、半年前に一念発起。ダイエットに目覚め、体重15kg、体脂肪率7%落とすのに成功。今も絶賛継続中!
2022年10月20日子どものころから毎月の生理は比較的順調でした。しかし、45歳の半ばごろ長期の旅行から戻ったときにふと気付いて驚きました。「今月、生理が来ていない……」。妊娠の可能性はなかったので、旅行の疲れや時差などが理由だと軽く考えていました。そんな私の生理不順の様子と対処法についてお伝えします。★関連記事:「大量出血が続き、いつ来るかわからない…」40代になって生理不順や体調不良に悩まされるように【体験談】驚いた!初めての大量出血45歳のころ、ある日生理が来ていないことに気付きました。それから生理が再開したのは、約2カ月後の夜でした。「やっと来た!」と安心しながら就寝したのもつかの間、その数時間後に重い生理痛のような鈍い痛みを下腹部に感じて目が覚めました。慌ててトイレに駆け込むと、通常の2日目よりはるかに多い出血量。痛みと驚きでしばらくぼうぜんとするしかありませんでした。夜用の大型ナプキンを2枚重ね、タンポンも使ってやっとの思いでベッドに戻るものの、ほんの10分後には布団まで汚してしまうほどの量だったのです。こんなに多いのは初めてでした。その後3~4周期ほどはほぼ2カ月ごとの生理だったのですが、出血量はまるで2カ月分の生理が1度に来ているかのように多いものでした。痛みも強く、期間も長かったのでその間は本当につらかったです。それ以降の生理周期は少しずつ、早く来たり遅れたりと不規則になっていきました。期間も量も一定ではなく、しばらく不安定な生理が続きました。友人も同じような体験をしていたそのころ、同じ年の友人と話す機会があり、生理のことを話してみたところ、彼女も同じような体験をし、同じように苦労をしていることがわかりました。また、いろいろな症状について話し合い、それぞれスマホで検索をして対処法を探し合いました。私が見つけたのは、再び大量出血が起きたとしても、安心して過ごせそうな2つのアイテム。これはその後、出血量が多かったときにとても役立ちました。私の場合、下腹部痛や腰痛などのPMSがあるので数日後に生理が始まりそうだというのはなんとなくわかります。そのため、PMSが始まった日はすぐにこの2つを準備して、外出や睡眠に備えるようにしています。ショーツ型ナプキンとペットシーツ私が見つけた便利アイテムのまず1つ目は、「ショーツ型ナプキン」。これはその名の通り、ショーツの形をしたはくタイプの生理用ナプキンです。前側と後ろ側がほぼすべて吸収シートで覆われていて、ショーツとナプキンが一体化しているもの。漏れの不安がかなり軽減されます。一見おむつのようにも見えるのですが、家族に服を着た後ろ姿を撮影してもらったところ、ゆったりとしたパンツやスカートを着用すれば後ろから見てもわかりません。生理中に外出しなければならない日も、普通のナプキンと併用することでそれほど心配せず出かけることができています。そして2つ目は、「ペットシーツ」です。もともと室内飼いのペットがトイレ替わりに使うためのものなので吸水力抜群! しかも1度吸収したものが漏れ出す心配もありません。睡眠時にこれをシーツの上に敷いてから寝ることで、布団を汚す心配から解放されるので、安心してぐっすりと眠ることができます。何より100円ショップでも買うことができるので、気分的にとてもラクです。まとめ生理が不順で量が多いときは外出時や睡眠時、特に私は出張や旅行などがとても心配だったのですが、このアイテムのおかげで不安が解消されました。一度は介護用品の使用も考えてなんとなく気持ちが重くなっていましたが、ペットシーツは購入時も使用時も、かわいい子犬や子猫を思い出すことでなんだか明るく感じてしまうのが不思議です。今も生理は不安定ですが、今後はきちんと受診をして医師にも相談していきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。【粒来先生からのアドバイス】生理中に大量出血が見られる過多月経は、ホルモンバランスによるもの以外に子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜増殖症などが考えられます。疾患がなくても高度な貧血になっている可能性があるため、必ず婦人科受診をしてください。著者/望月かおり(49歳)気持ちが落ち込むことが増えてきたので、前向きになる方法を探しつつ、趣味を増やそうといろいろな習い事を始める。既婚、自宅でリモートワーク。猫と犬が大好きで、保護した猫2匹も家族として一緒に暮らしている。
2022年10月10日20代後半に受けた健康診断で、子宮内膜症が見つかりました。この病気になってから生理痛がだんだんと強くなり、感情の揺らぎが大きくなりました。それだけでなく、冷えやのぼせのような症状に悩まされることもしばしば……。主治医に話すと、子宮内膜症とひと口に言っても、症状の出方は人それぞれとのことでした。そして40代になると、子宮内膜症の症状と更年期と思われる不定愁訴がミックスされたような症状が出るようになりました。経血量の増加に痛みが悪化、生理の変化に気付く仕事に、人間関係の付き合いにと忙しかった20代後半。私は睡眠時間を削って毎日忙しくしていました。そのころ生理の経血量がだんだんと増えてきており、2日目、3日目は多い日用のナプキンを1時間おきに取り替えなければならないほど。また、生理痛もひどくなる一方で、おなか周りだけでなく、頭痛や吐き気を感じるときすらありました。仕事中は長時間座りっぱなしになるため、生理の時期はむくみがいつも以上にひどくなったり、ナプキンから血が漏れたり。そんな状況に私は「どこか変だな」と思いつつも、他の人と痛みのレベルや経血量を比べることもできないので、「生理はそんなもの」と思って受け入れていたのです。しかし、そのうち生理前や生理中に決まって怒りの感情が湧き出てくるように。以前よりも生理の経血量や痛みが増したばかりか、感情まで揺らぎやすくなったことで、私はようやく自分の生理の状態が変化しているのではないかと目を向け始めました。そして、ちょうどそのころたまたま会社で受けた健康診断で、子宮内膜症と診断されたのです。生理痛が悪化し更年期と思われる症状も子宮内膜症と診断されて医師に言われたことは、「不妊になりやすくなる」ということ、妊娠出産を含めて「閉経まで排卵をコントロールする必要がある」ということでした。子宮内膜症は生理が来るたびに症状が悪化していく病気だそうです。私の場合、不妊の治療のために37歳で子宮内膜症の腹腔鏡下手術を受け、何とか念願の子どもを出産することができました。しかし42歳で授乳が終了して生理が戻ってくると、以前よりも強く生理痛を感じるようになりました。感情面でも、怒りだけではなくイライラや気分の落ち込みも感じることが増えました。さらには冷えやホットフラッシュ、関節痛といった更年期と思われるような症状も出るように……。自分なりの症状緩和の方法を模索40代半ばからは、生理周期の乱れも大きくなってきました。時には月に2回生理が来ることも。子宮内膜症の経過観察で通院を続けていたので、生理を止める薬をもらって試しましたが、副作用が強く続けられませんでした。生理周期が乱れると感情面にも大きく影響するため、私は薬以外でなんとかすることはできないかと思うようになりました。そして、ちょうどコロナ禍が始まったころから生理周期の乱れが大きくなったことに気付き、もしかしてストレスも症状を強める一因なのではないかと思い至りました。そこで、ストレスを緩和すべく、食事や睡眠といった基本的な生活習慣を見直すことに。加えて、気持ちを穏やかに保つため、寝る前にアロマを使って呼吸を深くする、1杯のハーブティーを飲むようにしました。また、ひとりになれる時間を確保する工夫もしました。ほんの数分でもひとりになれるだけで、心と体が癒やされていくのを感じました。そうするうちに、少しずつ生理周期が整い、心身が整ってきました。そして、私はこれまで子宮内膜症を気にするあまり、少しでも自分で症状を緩和する努力をしてこなかったことに気が付きました。まとめ子宮内膜症に更年期と思われる症状が重なり、感情が乱れたりして散々でしたが、生活習慣を整えてストレスをこまめに解消することで症状の軽減につながったと実感しています。閉経すれば徐々に症状が軽くなると言われている子宮内膜症ですが、私はまだ40代半ば。閉経までまだ時間がかかりそうですし、更年期もしばらく続くのでうまく付き合っていかなければならなりません。今回、感情が乱れてもリラックスの仕方を自分なりに持っておくと安心感につながるとわかったことは大きな収穫でした。これからもできることは試して、少しでもラクに暮らせる自分なりの方法を見つけていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者/はな(44歳)小学生の子どもがいる。料理をすること、ヨガや瞑想にハマっており、シニア犬とともにマイペースな暮らしを実践中。
2022年06月22日私は生理が始まったときから毎月きちんと規則正しく生理がきていて、7日ぴったりで終わるという、生理不順とは無関係な周期をしていました。しかし、ある生理期間中、普段なら終わる7日目以降も茶色い血が混じったようなおりものが止まらなくて……。 いつもと違う!? 7日で終わるはずが…ある生理の終わりのころです。いつもだったら7日ぴったりで生理が終わるはずなのに、茶色の血混じりのようなおりものが2~3日もたっても続き、なかなか止まりませんでした。 「ストレス? 疲れ?」と、フルタイムで働きながら育児と家事もこなしていたので、体調が悪いのかもしれないとしばらく様子を見ることにしました。 しかし10日たっても茶色のおりものは止まらず、さすがに「これはまずい!!」と思った私は、不安ながらも勇気を出して婦人科に行くことに。 不正出血の原因とは?ドキドキしながら婦人科に行き、エコー検査を受けたところ、右側の卵巣が腫れているとの診断でした。しかし受診したのが個人病院で「大きな病院でMRI検査をして詳しく調べないと卵巣が腫れた原因がわからない」と言われ、総合病院への紹介状を渡された私。 「大きな病気だったらどうしよう……」と、不安で胸がいっぱいになりながら紹介された病院へ行き、約1時間のMRI検査を受けました。 その結果、チョコレート嚢胞だということがわかりました。ガン化はしておらず、大きさも正常範囲とのことで様子を見ていくことに。今すぐにどうこうなるということではなかったので、ひとまず安心しました。 あとあと考えてみると…病院を受診したあと、「何で気づかなかったんだろう……。何か症状とかなかったのかな?」と考えてみました。ハッと思い出したことは、不正出血があった2~3年ほど前から経血量が急激に多くなることがあったこと。 私は生理の1~2日目に、多い日用のタンポンと多い日用のナプキンを併用していたのですが、2~3カ月に1回くらいの割合でタンポンをしているのに2時間ほどでナプキンまで真っ赤に染めるほどの出血を起こすことがあったことを思い出しました。今考えると、それが予兆だったのかもしれません。 いつも規則正しく生理がきていて、不順でなければ健康だと思っていたのに本当に思いもよらないことでした。でも、よく考えれば小さな予兆や変化は何年も前から起こっていたのだなと感じます。 これからは少しの変化でも気になることがあれば病院を受診するという選択肢を持とうと思います。 著者/ゆちみこ監修/助産師 REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2022年06月16日40代に入ってから、若いころのような規則的な生理が来ることがなくなってしまいました。周期も変わったのか、決まったように生理が来ることがなく、お産が近づいたときに出るおしるし程度の少量の出血で終わることもあれば、大量の出血量が続くこともありました。40代だから更年期障害の一つなのかもしれない、そう思っていても不安です。40代の過多月経のような症状と膀胱炎などの体調の変化について私の体験をお話ししていきます。生理が変化し、体調不良にも悩まされ…経血量が多く、昼に夜用ナプキンを使用!これまで生理の量で悩んだことは特になく、毎月の生理も順調でした。生理前の不調といえば腹痛と軟便、ナプキンかぶれを起こしやすいというもので、痛み止めやタンポンを使用することで解決できたため、今まで生理で悩むことはありませんでした。しかし、40代に差し掛かると今までの生理に変化が。生理不順で2カ月生理が来なかったかと思うと、2週間くらいダラダラと出血が続き、いつ終わったかわからないうちにまた生理が来るということもありました。経血量が多く、昼用ナプキンでは1時間ももたないくらいだったので、ナプキンは夜用ナプキンを昼用に使っていました。経血の出る瞬間に一気に大量に出血するような感じです。常にナプキンを用意するようになり、「生理かな?」と思っても、まだ生理ではない、生理のような出血であってもそのときだけでその後出血らしいものがないということが何回かあり、生理がストレスとなっていました。すぐに病院に行けば良いのでしょうが、病院に行くタイミングがわからず、実際に病院に行こうかと思ったときには順調なときもあり、長い間受診していませんでした。生理のつらさと体調不良が重なり…出血量が多い過多月経の症状が数カ月続いていたころ、膀胱炎を再発したり、咽頭炎になったり、偶然にも他の体調不調と重なっていました。病院では因果関係は認められませんでしたが、生理と膀胱炎、トイレのことばかりが気がかりでした。生理中は毎回の出血量が多いと、行動範囲も狭まってしまいます。外出するだけでも大変で、外出先ではトイレを探してばかりいるようになりました。ちょっと歩いただけで出血するので、動きたくない、でも動かないといけないと気分がめいってしまいます。あまりにも生理がつらいので、体調を崩しているときに生理についても相談したほうが良いのかもしれないと思い、最初は膀胱炎を診てもらっていた医師に相談をしました。専門外なので因果関係も詳しくはわからず、明確な答えや治療はないとのことでしたが、「長く続くのであれば一度婦人科で診てもらったほうが良いと思うよ。なんでもなくても安心はできる」と言ってもらい、その言葉にあと押しされ、婦人科を受診することにしました。病院で相談、安心とともに量も落ち着く覚悟をして婦人科で生理のことを相談をすると、検査をするほどではないということ。これまでの過多月経と感じていたときよりも経血量が減っていた時期ということもありましたが、様子を見て、大量出血が続くようであればすぐ受診するように言われました。更年期の症状なのか? という疑問に対しては明確な回答はなく、年齢的にも更年期かもしれないし、他の病気などで体調を崩しているのでそのせいで過多月経になっていることもあるとのことでした。薬などを処方されるかと思いましたが、貧血の症状もないので、話を聞いてもらいそのまま帰宅。病気ではないというのはうれしいことですが、何も処方されず、手ぶらで帰ってくるのもちょっと不安にも感じました。でも、心配するほどではないという医師の言葉を信じることに。その後半年が経過していますが、生理が始まって最初の1~2日ほど「ちょっと量が多いな」と感じても、生理期間中すべての出血量が多いということはなくなりました。これも生理なのか? という少ない量のときもあります。まとめ生理不順は更年期の可能性もありますが、自分自身が不調を感じることがないので、このまま様子を見ていこうと思います。今回の過多月経は、婦人科に相談して安心したことで落ち着いたのだと私は思っています。過多月経は生理だけではなく、膀胱炎などの病気によって不安を感じたりストレスを感じることでも変化をするデリケートなものだなと感じています。出産を経験して40代に入り、家庭と仕事、自分のこと、家族のこと、子どもの成長に伴う悩み、今までと異なることが増えてきました。心と体の充実があっての40代だと私は思っているので、規則正しい生活と、ストレスをため込まないように軽い運動などをするようになり、心なしか生理もラクになっています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。マンガ/しおみなおこ著者/サトミオリ(45歳)小学生男子2人に振り回されながら毎日大騒ぎの育児。子どもたちに振り回されているせいか、年齢のせいなのか、次々と体の不調が出てきている。一つずつ完治をさせながらも、年になったなぁと凹んだりしていている。
2022年04月18日経済的な理由から生理用品の購入が難しいことを指す『生理の貧困』が注目される昨今。日本でも少しずつ『生理の貧困』への取り組みが進んでいますが、まだまだ十分とはいえないのが現状です。生理について、周囲と気軽に話せない中、「生理用品が手に入らない」なんて、なおさら声に出しにくいのではないでしょうか。大王製紙株式会社はこうした状況と向き合い、2022年4月7日に『meet my elis』プロジェクトを始動。プロジェクトの一環として、生理用品の入手に困っている学生を対象に、『奨学ナプキン』の募集をスタート。同日から特設サイトにて奨学生を募集し、選ばれた学生に生理用ナプキンを1年間無償で提供します。奨学生はナプキンの返済や費用の負担はありませんが、使用後の感想や生理の悩みにまつわるアンケートへの協力をお願いします。年齢制限はなく、小学生、中学生、高校生、専門学校生、大学生など、生理があるすべての女性が応募可能です。クリックすると画像を拡大しますプロジェクトの発足に合わせ、リニューアルしたエリスの生理用ナプキンのサンプリングイベントも開始。2022年4月11日から、全国10都道府県で実施されます。このプロジェクトに対して、Twitter上ではさまざまなコメントが集まりました。・よい取り組みだと思います。・私の時代にもあったらよかったな。・困っている子たちが減りますように。大王製紙株式会社は、『奨学ナプキン』への思いを下記のようにつづっています。ナプキンを十分に入手できないことで、生理という存在が、あなたの学生生活に不安を与えてしまっていたら。この春、同じく新たなスタートを切ったエリスは、そんな学生たちの生理期間を、できることからサポートしたいと考えました。このプロジェクトを通じて、1人でも多くの学生が、生理に対して前向きな気持ちになれたらよいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年04月11日【マンガで読む生理のハナシ 第3話】生理って、女性が40年くらい付き合っていくものなのに、意外とそのしくみを知らないと思いませんか? どうして生理痛があるのか、なぜ生理前にイライラするのか、どうして生理が軽い人と思い人がいるのか……。この「マンガで読む生理のハナシ」では、生理について興味津々のマンガ家なおたろーさんと、生理マニアの産婦人科医よりこ先生が楽しく生理について語るお話です。楽しいマンガで、自分の体に起こっている「生理」のことをもっともっと知って、生理と上手に付き合っていきましょう。 このマンガの登場人物 ●なおたろー:2児の母であり、このマンガの作者。学生のころから生理が重く、「PMS(月経前症候群)」以上に精神的症状が重い「PMDD(月経前不快気分障害)」により、子育てしながらのうつ症状や自傷行動に苦しんだ経験を持つ。 ●よりこ先生:駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2018年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。 今回のテーマは「生理周期」について。では、本編をどうぞ! 次の生理がくるまでには、目には見えないけれど、体の中でいろいろな変化が起こっているんです。でも、生理周期がわかると「今、体の中ではこんなことが起こっているのかも」というだいたい予測ができるようになるので、「今は生理でイライラしてるんだな。今日は家でゆっくりしよう」とか「よし、ダイエットにぴったりの時期だからいっぱい体を動かそう!」など、体の状態にあわせて、スケジュールを組むことができるんですね。これは生理周期を知ることの大きなメリットです。 さて次回は「経血量」について。経血量は多いほう?少ないほう?って聞かれても、実際他人と比べる機会はほとんどないから、わかりづらいですよね。多めってどの程度を指すのか、よりこ先生がしっかり教えてくれますよ! 医療監修/駒形依子(こまがた医院 院長) ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター なおたろー任天堂とニチアサが大好きな転勤族主婦、2男の母。女系家族育ちだったので男児育児にてんてこまいになっています。PMDD(月経前不快気分障害)のため、低用量ピルを服用中。PMS・PMDDへの理解が広まりますように!
2022年04月06日22歳で妊娠し、10年間付き合ってきた生理が止まりました。生理の存在を忘れかけていたころ、断乳した途端に生理が再開。久しぶりの生理に少し安堵したのもつかの間、予想をはるかに超える事態が発生したのです。 妊娠前の生理は私の生理は、毎月同じ周期で一度も止まることなく約10年間続いていました。経血の量はそこまで多くなく、大きめの昼用ナプキンまたは夜用ナプキンで事足りる量。生理痛は少しの腹痛と片頭痛が起こるくらいで、痛み止めを飲めば日常生活にはなにも支障はありませんでした。 そんななか、妊娠を機に生理が止まりました。今まであった生理が急に止まったことで、はじめは少し驚きましたが、やはり生理がない生活はとても快適。体に負担をかけないようにしっかり気をつければ、好きなときに温泉や銭湯に行けるうえに、経血モレの心配も不要です! 産後も授乳期間中は生理がこなかったので、約2年の間生理のない生活を送り、すっかり油断していたとき、産後生理のハプニングが……。 産後の生理で思わぬハプニング!断乳後1カ月後(産後11カ月くらい)に約2年振りの生理がやってきました! はじめは大きめの昼用ナプキン、夜は夜用で大丈夫だろうといつも産前と同じナプキンを使っていました。 しかし、生理2日目の朝、シーツを見るとなんと経血モレが。そのときは「ナプキンの位置が悪かったのかな?」と思いましたが、なんと3日目の朝にもシーツに経血モレを発見! 今まで、シーツを交換するほどの経血モレは1、2回ほどしか経験がなかったため、産後の経血の量に驚きを隠せませんでした。経血で汚れたシーツを見られるのは、親しい仲の夫でも恥ずかしかったのを今でも覚えています。 新しい生理対策「またシーツを汚すのは嫌だ」と思い新しい生理対策を考えました。はじめは夜用のなかでも大きめのナプキンを試してみることに。しかし、シーツまでは汚れないものの生理用のショーツに経血がついてしまいました。次にタンポンを試してみましたが、経血は漏れないものの、違和感で睡眠に集中できず眠りにつくまで時間がかかってしまいました。 なかなかうまくいかず気分が落ちるなか、ドラッグストアでショーツ型のナプキンを発見! さっそく試してみるとナプキンがお尻を包み込んでくれ、とても安心感がありました。そして、経血モレすることもなく、夜もぐっすり眠れるように。今では生理初日と2日目はショーツ型ナプキンが定番となりました。 まとめ産後はさまざまな体調の変化や体型の変化がありましたが、まさか生理まで変わるとは思いませんでした。私の場合は、経血の量が以前よりも増えて、不思議と片頭痛や腹痛は妊娠前よりも軽くなりました。 これからも、少しずつ体の変化に合わせて生理も変わってくると思います。そのたびに自分にあった生理対策を見つけていきたいと思いました。 ※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。 著者/藍沢えま作画/モリナガアメ監修/助産師REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ動物とゆめかわが好きな漫画家。自身の場面緘黙症の経験を綴ったコミックエッセイ「かんもくって何なの!?」「話せない私研究」発売中。グッズ制作やデグーの漫画を描いたりもしています。
2022年03月30日私は生理痛がほぼありません。私の生理の悩みといえば経血量の多さくらいで、生理との付き合いは比較的ラクなほうだと認識しています。ただ、他の方が抱える生理痛や生理にまつわるトラブルに関しては理解し、寛容でいたいと思うもの。私にそう思わせてくれた出来事についてお話しします。 生理痛で休む同期大学卒業後に入社した会社には、毎月1日か2日は生理休暇をとる同期入社のAさんがいました。私は生理痛がほぼなく、Aさんのことで、休むほど生理痛がつらい人もいるのだくらいに思っていたのです。 そして、泊まり込みでおこなわれた研修で、Aさんが生理痛で苦しむ姿を目の当たりにしました。Aさんの顔は青白くなり、おなかを抱えて座り込んでしまうほど。こんなにもつらそうで、生理痛が重い人にとっては動けなくなるほど苦しいものなのだと実感し、つらいとき助けになりたいと思うように。 生理休暇を理解できないのは男性だけでなく…しかし、Aさんが生理休暇で毎月休むと、同僚の男性たちはたまに冗談めかして「俺も休みたいなー」とぼやくことが。Aさんに直接文句を言う人はいなかったものの、「つらさをわかってあげてほしいな」と思う気持ちがありました。しかし、男性にとってなかなか理解がしづらいのもわからないことではなかったのです。 そんな私が一番驚いたのは、男性ではなく同僚の女性・Bさんの発言でした。「生理痛がつらいのはわかるけど、こんなに休んじゃダメだよね〜。私も生理痛あるけどさ」が口癖のBさんは、Aさんに対し「明日納期だから休まれると困っちゃう」や「私も生理痛つらいときあるけどさ、ほかの人に迷惑かけるの嫌だから出社したんだ~」など、ことあるごとに遠回しな嫌味を言っていました。 むしろ女性だからこそ厳しい!?男性社員から生理休暇の理解を得られず、嫌なことを言われたという話を時々聞きます。しかし、Aさんに一番つらく当たっていたのは、女性であるBさんでした。 これは個人的な所感ですが、Bさんも生理痛があるけれど仕事は休まない、Aさんだけずるいという考えがあったのかもしれません。しかし、生理痛の程度にも、痛みに対する耐性にも個人差はあります。女性だからこそわかってほしい生理痛の悩みですが、同じ女性だからこそ、その程度の違いがわからず逆に厳しくなってしまったのかな……と考えていました。 私もAさんの生理痛のつらさを見るまでは、正直そこまで生理痛がひどい女性がいるとは知りませんでした。生理痛を理解できないのは男性だけではなく、生理痛のない、あるいはそこまで生理痛のひどくない女性も同じなのかもしれません。 Aさんの件を通して、私は人によって生理痛の感じ方や痛みが違うことを学び、生理痛に対して苦しむ方に寛容でいたいなと思うようになりました。男女問わずその理解がすすめばいいなと感じています。 著者/レイトン愛加作画/ちゃこ監修/助産師 REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2022年03月19日【生理の貧困を知っていますか?第3話】生理の貧困――。ニュースなどにも取り上げられ、昨今よく聞くようになった言葉です。生理の貧困とは、経済的な理由などのさまざまな理由から生理用品の入手が困難な状態にあることを指しますが、その理由が「家庭の環境」であることも……。そんなつらい体験をした、ある女性のお話をマンガにしたものです。まめねこです。生理に関するInstagramの投稿がきっかけで知り合ったある女性。彼女とのやり取りを通じて、私は「生理の貧困」という言葉を知りました。今回描くのは、その女性の体験談です。このマンガが「少しでも生理の貧困への理解に繋がったら」と思います。 前回、両親から日常的な暴力・暴言を受けていた女の子は、生理のことを伝えられぬまま、毎回の生理をトイレットペーパーでしのぐ日々。高校生になり、友人から借りて初めて使ったナプキンに感動しましたが、費用の面から使い続けることはできませんでした。社会人になり、ようやく彼女も生理用品を使えるようになったものの、女の子は自分に自信がない毎日を送っていて……。今回が最終話です。 生理の貧困を知っていますか?第3話 知識がないことで自信がなかった女の子は、必死で勉強をし、徐々に自信をつけていきました。そして出会ったイギリスの生理用品支援団体「レッドボックス」のこと。この活動に衝撃を受けた女性は、「これで自分と同じ思いをする子を一人でも減らせたら……」という強い思いを持ち、生理用品の無料配布を始めました。 こうして誕生したのが「フリーナプキン・moon laboいとしま」というボランティア団体(現在一般社団法人)。この団体では、さまざまな環境でナプキンを自由に使えない子どもたちへナプキン配布、使い方を示したリーフレットの配布などの支援活動をおこなっています。最初は地元を主とした活動だったものがここ数年、多くの賛同者が加わり、その輪は全国へと広がりを見せているそうです。 生理の心配や不安について、オープンに話すことができ、必要なときに必要なだけの生理用品が手に入るという環境。それは、子どもにも大人にも必要なものです。生理で悲しい思いをする女性がこの世から1人でもいなくなることを目標に、ムーンカレンダーも活動していきたいと思います。 監修/助産師REIKO まめねこさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター まめねこ4歳差男子2人のママ。クセの強い長男と、自我芽生えまくりの次男、ふわっとした夫、ブッサかわな愛犬とで5年前から山奥暮らしを満喫中。Instagramでは日々の知育あそびや、フォロワーさんのお悩みをマンガ化して投稿しています。
2022年03月18日40歳になったころに生理不順となり、半年ほど生理が来ないこともありました。このままでは閉経となってしまうのでは? 何か病気でもあるのでは?と不安になりました。40代前半で経験した生理不順についての体験談です。40代前半で生理不順で受診40歳のころから生理が遅れる月が多くなりました。時には3カ月、ひどいときは半年来ないこともありました。これではまずいと、産婦人科を受診し、生理不順の原因を調べることになりました。尿検査から細胞の検査、血液検査も受けました。生理が来ない原因がホルモンのバランスの乱れからくるものなのか、もしくはほかの病気が原因となっているか調べるものだそうです。検査の結果、生理不順の原因はホルモンバランスの乱れとのことで、低用量のピルが処方されることになりました。低用量のピルの副作用に悩まれる処方された低用量のピルを服用することで、生理が定期的に来るようになりました。しかし、ピルを服用し始めてからひどい頭痛に悩み、家事も仕事にも支障を来すこともありました。さすがに、生活する上でとても不便で、また不快でもありましたので主治医に相談し治療について、ほかの方法がないのかを尋ねました。また継続したほうが良いのか、一旦治療を終了しても良いのかも確認しました。その結果、ほかにも治療法はあるものの生理がきちんと来ているのでいったん終了してもいいことになりました。生理不順も心配でしたが、頭痛に悩まされるという心配から解放されるという喜びのほうがそのときは大きかったように思います。しかし、再び忙しくしていると生理はすぐ来なくなりました。ピルを飲むものも嫌でしたので、受診せず様子見して、生理が来ることを待つ生活を送っていました。次に、再度婦人科を受診して生活を改善したことをお伝えします。生理不順の原因を見つめ直し、生活を改善しばらく様子見をしていましたが、症状が改善されないため不安に思い、再度婦人科を受診しました。すると医師からは「治療すれば生理は来るけれど、根本的な解決につながらない」と言われました。生理が来なくなったら、薬を飲んで治療すれば良いとの考えではなく、ストレスが原因になっているため、ストレスを減らさない限り良くならないことを教わりました。そこでストレスの原因となるものは何かを考え、日々のスケジュールを見直しすことに。仕事を複数掛け持ちしていたことが原因だと考え、抱える仕事の件数を減らし、1週間に1日は完全オフ日を作り時間に余裕を持つようにしました。また、日々の生活が夜型になっていていたこと、食事の時間も不規則だったので規則正しい生活を送るように心がけました。規則正しい生活を心がけることと、無理のないスケジュールを立てることで、気持ちに余裕が生まれました。ストレスが解消されたおかげか、半年ほどして生理不順の悩みもなくなりました。まとめ生理不順やピルの副作用はつらかったですが、生理不順の根本的な原因を見つめ直すきっかけとなりました。今は症状が落ち着いていますが、私の場合は忙しくなりストレスがたまると生理不順が起こりやすいので、これからも規則正しい生活と適度なストレスの発散を心がけていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)★関連記事:「もう閉経…?」止まっていた生理が再開した日に起こった意外なできごと【体験談】★関連記事:「健康に自信があった私が記憶障害!?」更年期の不調を甘く見てはいけなかった!【体験談】★ウーマンカレンダーの更年期のお悩み記事をもっと読む著者/Y.N.(44歳)大学生の子どもが2人。自宅で過ごすことが多くなり、パン作りやお菓子作りに励む。季節感を取り入れた生活が好きで、フルーツシロップ作りもしている。
2021年11月17日【生理不順でしたが妊娠しました 第1話】現在は2人の娘さんのママであるようみんさんは、高校生のころから生理不順。夫・ユキさんと結婚し、不妊治療を経て2013年に長女ぷっちょちゃんを、2017年に次女かっぴぃちゃんを出産しました。2人目である次女を妊娠するまでのお話をつづります。高校生のころから生理不順だった私は不妊治療を経て長女と次女を出産しました。「生理不順と私」の続きとなる、夫と結婚し長女を出産してから、次女を妊娠するまでの夫婦の関係や、治療の記録をつづります。まずは長女出産のお話を簡単にご紹介します。 ※この漫画は実話に基づいた体験談です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 夫であるユキさんと結婚して約2年が経ったころ、首にしこりが! すぐに病院を受診して様子をうかがっていましたが、同時に生理がきていないことにも気づき婦人科も受診することに。そこで医師から「お子さんは考えている?」と聞かれたことでようみんさん夫婦は妊活を開始し、ほどなくして長女であるぷっちょちゃんを授かりました。ぷっちょちゃんの妊娠がわかるころには、首のしこりもなくなり以降はしこりが現れることはなかったと言います。 そして、ぷっちょちゃんを出産してから2人目を考えるときがきて……。 監修/助産師REIKO ★♡★♡ベビカレ秋のマンガ祭り★♡★♡マンガ200連載突破を記念して『べビカレ秋のマンガ祭り』開催中!話題のマンガを毎日増量配信♪ぜひチェックしてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:イラストレーター ようみん姉妹と夫と4人暮らし。アメブロ公式トップブロガー/イラストレーター我が家のバタバタな日々やフォロワーさんの体験談漫画を描いています。
2021年11月16日大学生のころのお話です。私は前兆がなく、また不規則な生理にとても困っていました。そして重たい生理痛は、決まって生理初日だったのです……。 生理は毎月きますが、一週間前後のズレは当たり前で、予定が立てづらかったです。海外リゾートへ行く際などはだいぶ前もって婦人科でお薬を処方してもらっていましたが、忘れたときはキャリーに大量にナプキンをつめて行かなければならずなんだか悲しい気持ちに。 今はその彼と結婚して子どもが生まれて、生理不順は解消されました。こんなにきっちり生理がくるものだと知らなかったです! 私自身生理不順をあまり深刻に受け止めていませんでした。子宮がん検診などどは受けていますが、生理不順だからといって受診することはなかったのです……。今となっては、生理不順の原因は結局わからずじまいですが、一度受診してみればよかったなと思います。ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO原案/ひまわり 夏子さん作画/まっふ
2021年10月31日40歳を過ぎてから毎月あった生理の周期が急に乱れ、何カ月も来ない……。もしかして閉経が近いの? そんなことを思いながら、日々を送っていました。遅れる周期と早まる周期が、行ったり来たり。生理が来るたび、疲労困憊になっている43歳の現在をご紹介します。毎月来ない生理に振り回される日々現在三児の母で、末娘を出産したのがちょうど40歳でした。完全ミルク育児だったので、産後1カ月で生理再開。最初のうちは若干、周期が安定しないまでもだいたい10日間遅れぐらいで生理になっていました。もともと若いころから生理不順で1週間くらい遅れることもざら。許容範囲の周期遅れだったので、そんなに気になるほどではなかったです。乳児の世話もあり、気にしている暇もなかったけれど、1カ月近く来ないのはさすがに遅れ過ぎ。まさか妊娠?なんて疑いたいところですが、身に覚えもないのはわかっているので、いつ生理になるのかと考えながら生活していました。やっと生理が来た!と思ったら1週間で終わらず、10日間ぐらいずっと出血。なかなか終わらないので、本当にうっとうしいのです。ところがやっと終わった!と思ったら、今度は2週間でまた出血。それも多めの量で、通常の生理と同じ量が出るのです。まるで妊娠中になかった生理の分を出しているかのよう。そんな安定しない周期で過ごし、気が付いたら3年たって、今43歳。未だにこの2カ月に1回、もしくは2週間置きという周期なのです。これってもう閉経が近いのでは?と思い始めました。出血の量とイライラも増加!2カ月に1度、2週間置きとバラバラ周期ですが、いつでも出血量が同じでした。とにかく多いのです。もともと出血量が多く、周期が乱れ始めてからはさらに多い! 初日から5日目ぐらいまではほぼ同じ量なのです。夜用の30㎝ぐらいのナプキンは1時間も持たず、2枚重ねて使ったりしていました。家にいるときはいつでもトイレに行けるのでいいのですが、外出するときは大変! ナプキンを大量に持ち歩かないといけないので、夜用の大量吸収できるタンポンと30cmナプキンを併用していました。それでも2~3時間しか持たないのです。5日目を過ぎるころ、ようやくタンポンなしでも過ごせる量に減ります。7日目もしくは長いときは10日目あたりまで夜用を使用するぐらい出血が続き、急に出なくなって終わりに。なんとも不思議な生理期間です。生理が来る前はPMSもあります。私の場合は頭痛と乳房痛、そしてイライラ。怒りっぽくなり、子どもに八つ当たりしてしまうことも。困ったお母さんだと自覚があるので、余計にイライラしてしまい本当に最悪な自分に落ち込みました。ただ、次の生理がいつ来るのかわからないので、常に予定を狂わせていました。泊りがけの予定が悩みどころこの生理周期で一番困ったことは、泊りがけの予定が立てづらいということでした。旅行は年に1度くらいしか行かないのでいいのですが、帰省に重なると本当に大変。お盆と年末年始に夫の実家に泊まりがけで帰省をするのが、わが家は恒例になっています。これは毎回必ず泊まりになり、断ることもなかなかできません。日程は家族の休みに合わせるのでずらすことはほぼできないので、「どうか生理が重なりませんように!」とひたすら祈っている始末。特にお盆の帰省はプールに行くこともあるので憂うつ。でもプールぐらいは正直に話せばそれで済むことなのですが、一番嫌なことは大量出血している状態で人の家に泊まらなければならないこと。昼も夜も出血は続いているので、頻繁にトイレに行かなければならず、ゴミも多く出ます。寝るときも粗相があるのではと気が気でありません。帰省の当日に生理になることもあり得ます。こんなに気をつかうので、行きたくないというのが本音ですが、そうはいかないのが嫁の立場。行かない理由を伝えたところで、そんな理由と一蹴されるとわかっています。生理の悩みも人それぞれ違うので、必ずしも理解してもらえるとは限らないところが最大の悩みですね。まとめ現在も生理周期が定まらない日々を過ごしているわけですが、だんだんと来ない期間が長くなってきています。2カ月だったのが2カ月半になっているので、これが3カ月、4カ月とさらに間隔が空いてくるのでしょうか。正直、閉経はまだ先だと思っていたので全然ピンと来ていません。しかし、あまりに間隔が空くならばこれは閉経が近いと考えるほうが自然なのかもしれません。閉経の定義は1年間生理がなかったらということらしいので、これからもこの周期で様子を見ながら、じょうずに付き合っていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)【天神先生からのアドバイス】43歳という年齢から考えると、更年期というよりホルモンバランスの悪さが原因のことが多いです。子宮がん検診を含め、一度婦人科の受診をおすすめします。★関連記事:眠れない、目が覚める、疲れが取れない…。不眠の原因は更年期?どうすればいいの?【医師監修】★関連記事:「いつ来るのかわからない!」突然の大量出血、閉経前に起きた生理トラブルとは【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/aoyari(43歳)小学4年・2年の男子と年少になったばかりの娘がいる下町母ちゃん。40歳で三人目を出産したので体力の衰えを感じながら、これからの人生もまだ長い…と育児奮闘中。webライター歴6年目、ハンドメイド作品のweb販売をしているアラフォー。
2021年10月27日生理って、女性が40年くらい付き合っていくものなのに、意外とそのしくみを知らないと思いませんか? どうして生理痛があるのか、なぜ生理前にイライラするのか、どうして生理が軽い人と思い人がいるのか……。この「マンガで読む生理のハナシ」では、生理について興味津々のマンガ家なおたろーさんと、生理マニアの産婦人科医よりこ先生が楽しく生理について語るお話です。楽しいマンガで、自分の体に起こっている「生理」のことをもっともっと知って、生理と上手に付き合っていきましょう。 このマンガの登場人物 ●なおたろー:2児の母であり、このマンガの作者。学生のころから生理が重く、「PMS(月経前症候群)」以上に精神的症状が重い「PMDD(月経前不快気分障害)」により、子育てしながらのうつ症状や自傷行動に苦しんだ経験を持つ。 ●よりこ先生:駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2018年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。 では、本編をどうぞ! 「生理は人それぞれ」、本当ににそうですよね。その人のつらさや痛みの強さは、他人にはなかなかわかりづらいものですが、生理についての知識があれば、その人の気持ちになって考えたり、思いやったりできるかもしれません。男性はもちろん、生理のある女性だって、自分が知っている生理が、生理のすべてじゃないかもしれないのです。 このマンガをぜひ続けて読んで、生理について、なおたろーさんと一緒に学んでいきましょう! 次回は、「女性ホルモン」について! なんだか得体がしれないもののような感じですが、よりこ先生がわかりやすく教えてくれますよ。乞うご期待! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 医療監修/駒形依子(こまがた医院 院長) 著者:マンガ家・イラストレーター なおたろー任天堂とニチアサが大好きな転勤族主婦、2男の母。女系家族育ちだったので男児育児にてんてこまいになっています。PMDD(月経前不快気分障害)のため、低用量ピルを服用中。PMS・PMDDへの理解が広まりますように!
2021年10月27日閉経が訪れたのは50歳9カ月。カウントダウン5年前から、定期的に来ていた生理の間隔が乱れ、しまいには生理後1週間で再び生理に。さらにスタートダッシュの大量出血と、予測不可能な月のものに振り回されました。生理が終わった1週間後、再び出血に見舞われる私の生理サイクルはほぼ1カ月。なので、毎月決まった日にち±1~2日で生理が訪れていました。しかし、45歳を過ぎたころから3日、4日と始まるのが早くなるように。そして47歳のとき、ついには生理が終わった1週間後に、再び出血が。最初は不正出血なんじゃないかと半信半疑。しかし、いつものように1~2日目が多くて次第に量が減るスタイル。普段どおりに7日目で終わり、「やっぱり生理やん!」。そうかと思えば、閉経前の1年前、49歳ごろには、生理が終わったと思ったら、次の生理が来るまで2カ月ぐらい空くときも。あんなに定期的に来ていたものが、予測不可能に。なので、私が持ち歩くバッグには必ず生理用ナプキンを忍ばせておくことになりました。大量出血で夜用ナプキンでも粗相することが…ほかにも私を悩ませたのは、大量出血。それも開始早々ドバー。トイレが真っ赤っか!(食事中の方、ごめんなさい) こんなに血が出たら、死ぬんじゃないかと思うくらい。とはいえ、座ったり、寝ていたりしているときに起こる確率は低く、立ち上がるとドッバー。家にいるときはいいですよ。そのままトイレに駆け込めばいいから。でも、外でも容赦なく起こるんですよね~。そんなときはバッグごとそのままトイレへ。急いでナプキン装着。おまけに、普通サイズのナプキンなら1時間程度で全面真っ赤に。長さ40cmの夜用ナプキンは後ろ漏れは防げるけれど、横漏れはアウト。だから、夜用ナプキンを装着する前に、普通サイズのナプキン2枚を横長にしてセット。一度に3枚もナプキンが必要なので、私が持参していた生理用ナプキンは夜用2枚に、普通サイズが6~7枚。当然、生理用ポーチに収まりきらないため、バッグごと駆け込んでいたのです。止血剤を処方されたけど、病気が気になり飲めない?生理が終わってから7~10日でまた生理。おまけに、生理が始まるとすぐに大量出血で、洋服や下着、寝具などを汚すことが多く、ズボンはいつも黒かネイビー。大量の生理用ナプキンのほかに、1分丈のスパッツに生理用ショーツもバッグに入れるように。本当に大量失血でどうにかなってしまうのではと思い、意を決して産婦人科へ。出産を待ちわびるプレママの横で、出血におののくアラフィフ女。子宮を診てもらい、がん検査もしたけれど異常なし。「閉経前の月経不順ですね。止血剤※出しておきます」でホッとしたのもつかの間、止血剤は稀に血栓を起こすとのこと。高血圧を患っている私が飲んでいいものか、悩みに悩んだあげく、危ないんじゃないかと自己判断して、止血剤は飲まずじまい。結局、大量出血から始まる生理は閉経半年前まで続きました。<※私が処方されたのはトラネキサム酸で、心筋梗塞や脳血栓など血栓による病気の人には慎重に使う薬ですが、高血圧だから使ってはいけないというものではないようです。勝手に自己判断してしまいました。>まとめ大量出血時のナプキンの使い方は改良を重ね、スパッツにまず横長に普通サイズのナプキンをセットし、夜用のナプキンをパンツに当てる方式に。そうすると、デリケート部分のごわごわ感が幾分軽減されるのと、ズレにくくてズボンまで粗相する確率が減りました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)【天神先生からのアドバイス】このような過多月経では、貧血を起こしている可能性が高いです。止血剤は血栓症が怖くて飲めないという患者さんがいらっしゃいますが、止血剤の対症療法だけでなくほかにも治療法はあります。自己判断で薬を中止せず、薬に不安なことがあれば受診して医師に相談しましょう。著者/杉田リエ(51歳)大学生と高校生の母。第二子出産を機にフリーライターに。46歳のとき社会福祉士の資格を取り、ケースワーカーとして社会復帰。現在の悩みは教育資金と心&体の健康。愛猫の姿に癒やされます。
2021年10月25日この漫画は書籍『おうち性教育はじめます』(フクチマミ著、村瀬幸浩著)の内容から一部を掲載しています(全12話)。 ■前回のあらすじ子どもとのお風呂の時間は楽しいけれど、いつまで一緒に入っていいのでしょうか? そして距離をおく時の伝え方とは?■ママの生理どこまで伝える? 伝えない?【男女共通】子どもの体の変化、わかっていても動揺してしまう親も。うまく説明はできなくても、丁寧に伝えてあげることが大切です。次回に続く(全12話)「おうち性教育はじめます」連載は6時更新! 『おうち性教育はじめます』 フクチマミ著、村瀬幸浩著(KADOKAWA) ¥1,430(税込) \ この後どうなる!? /書籍「おうち性教育はじめます」はこちら 「うちにも赤ちゃんはくる?」といった、突然やってくる素朴な質問への答え方から、性犯罪の被害者・加害者にならないための日々の言葉かけ、思春期に訪れる男女の心と体の変化まで、親子で一緒に学ぶことができるパパママの必読本。毎日の家族の会話で子どもを守り、これからの時代を生き抜くための力を養うための「おうち性教育」のはじめ方をわかりやすく学べる一冊。
2021年10月25日長く付き合っている彼氏でも生理のことはなかなか言いづらかった私。毎年恒例でしているデートがあるのですが、その日に限って生理が重なってしまいました。そんなときに、彼がしてくれた行動とは……? 彼に生理の話をしたことがなかったので、私の体調を察して心配してくれたことがとてもうれしかったです! もしかしたら、彼も薄々感づいて気にかけていてくれたのかもしれません。それまで「生理=恥ずかしい」という感じがしてしまい、彼に生理について話すことができませんでしたが、この出来事をきっかけに、自分の体調を相手に知ってもらうことで、お互い安心して過ごせることに気がつきました。結婚してからも、私が生理になると「今日は体調どう?」と聞いてくれて、体調がよくないときはお皿洗いや掃除などを代わりにやってくれます。また、夜寝るときにはおなかに手を当てて温めてくれたり、さりげなくいたわってくれたりするので本当に感謝しています!ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO原案/こうちゃまちゃまさん作画/まっふ
2021年10月11日ある日、私が映画を見に行ったときの話です。映画が始まる直前にトイレに行ったら、生理になっていることが判明! 3時間もある映画の上映開始10分前、生理用品も持っておらず、一番近いコンビニも徒歩5分の距離……。大ピンチでした。 映画開始前にトイレに行ってみたら…この出来事は、つい最近映画を見に行った際に起きました。大好きな映画シリーズの完結作を見にきた私は、以前から楽しみにしていた作品だったことに加え、映画自体が3時間もあるために映画開始前にトイレに行っておくことに。用を足すだけのつもりだったのですが、なんと、生理が始まっていたのです。しかし、その日はまだ生理予定日よりも前だったこともあり、生理用のナプキンを持っていませんでした。かと言って、映画の上映時間の長さを考えればトイレットペーパーをナプキン代わりに使うこともできません。一緒にきていた友だちにナプキンを持っていないということが判明し、私はナプキンを買いに行かなければならなくなりました。 上映開始に間に合うようにコンビニまで走るナプキンを買いに行かないといけない決まった時点で、上映開始までには10分しかありませんでした。けれど、一番近くのコンビニまでには徒歩で5分ほどかかります。ナプキンを購入してトイレで装着することも考えると、往復時間をいかに節約するかが鍵。そう思い至った私は、コンビニまで走ることにしました。大人になってから街の中を全力で走ることは、なかなか恥ずかしい体験でした。けれど、「街の人々は誰も私のことを覚えていないだろうし、せっかくの映画を途中から見るよりマシだ」と自分に言い聞かせてその場をしのいだのです。 ギリギリ上映時間に間に合った!映画館からコンビニまで走ったことに加え、映画が始まる前の予告編が長かったおかげで、私はなんとか上映開始前に劇場に入ることができましたす。さらに、映画前にバタバタしたことを友だちに馬鹿にされるかもしれないと少しヒヤヒヤしていたのですが、友だちは「お疲れ様! 間に合ってよかった!」と明るく言ってくれたので、一安心でした。おかげで、上映中は生理のことを思い出すことなく、3時間もたった実感が湧かないくらい集中して観ることができました。映画開始前にコンビニまで走ったことはなかなか骨の折れることでしたが、結果的には「頑張ってよかった」と思える行動となったのです。 生理開始予定日じゃないからと言って生理用ナプキンを持ち歩いていなかったために起きてしまった今回のパプニングを意味のあるものにするためにも、今後は生理用ナプキンは常に持ち歩いておこうと思います。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO著者/橘純香
2021年09月23日