生理3日目の仕事中のこと。私はナプキンを替えるためにトイレに向かいました。そこで、ズボンとショーツを脱いだ際に目にしたのは……。 経血がズボンまで染み、真っ赤にトイレに行った際、ナプキンから経血が溢れ、下着をはじめズボンまで経血が染みていることに気づきました。経血が漏れているとわかったときは思わず「えっ」と声が出てしまい、驚きから動きが止まってしまった私。気持ちを落ち着かせようと、一旦トイレットペーパーで下着やズボンを拭きましたが、汚れは落とし切れず……。下着やズボンの着替えは持ってきていなかったため「どうしよう……」と困ってしまいました。 また、このとき私は淡い色のズボンをはいていました。経血のシミが目立つ色で、もしかしたら周りの人に気づかれていたかもしれないと思うと、落ち着けませんでした。 同期にSOS!ちょうど昼休憩の時間だったこともあり、休憩の時間を使って新しいズボンを購入しに行こうかと考えましたが、さすがに経血のシミが付いたズボンで外に出る勇気はなく……。そのため、恥をしのんで同じ部署の同期に電話をかけ、事情を説明し新しい下着とズボンの購入をお願いしました。 同期は「災難だったね」とやさしくフォローしてくれ、快く引き受けてくれました。その後、トイレまで着替えを持ってきてくれ、私は受け取りお礼を伝えました。同期のフォローに心があたたかくなり、「これで一件落着だ……」と肩の力が抜けたところで、ふと「今まで経血が漏れることはなかったのに、今日に限ってどうして漏れてしまったんだろう」と疑問に。 そして新しい下着にナプキンを着けようとポーチからナプキンを取り出したとき、手にしたナプキンに違和感を覚えました。「あれ? なんかいつもより小さい気がする」と思い、ナプキンのサイズを確認すると、普段使っているサイズより3cmほど小さいサイズのナプキンを使っていたことに気付いたのです。 原因はナプキンのサイズミス!経血漏れの原因は、普段購入しているナプキンのサイズから小さいものを購入してしまったこと。いつも使っている大きさの物と3cmしか変わらなかったため、使っているときも気づきませんでした。 今思うと、このナプキンを購入した際、ちょうど値引きがされており、「お得だ!」とちゃんとサイズを確認せず買い物カゴに入れてしまった記憶があります。パッケージも似ていたので「同じ物」と思い込んでしまったようです。 改めて自分の体にフィットするナプキンを使うことの重要性を理解し、たかが3cmされど3cm……を実感したのでした。 普段、何気なくナプキンのサイズを選んでいましたが、それが自分にとっては「体にフィットする物」だったことも気づけました。ナプキンを購入する際はサイズまでをしっかり確認し購入しようと心に決めた経験です。また、今回の失敗は、仕事が忙しくこまめにトイレに行けなかったことも要因の1つとしてあると思います。忙しくても、1時間おきくらいにはトイレに行ったほうがいいと感じました。 このときは幸い、会社の椅子などに汚れはついていなかったので、最悪のケースは免れましたが、迷惑をかけてしまった同期には今も頭が上がりません。 著者/あすまる作画/ちゃこ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年04月19日月に一度のあの日、私はいつものように生理痛に悩んでいました。しかしちょうどその日は、付き合って間もない彼とのデートの約束の日。彼は楽しみにしているだろうし、生理痛がつらいことを言うべきなのか我慢すべきなのか、私は葛藤していました。 正直に言うべきか悩んだ付き合って間もない彼とのデートの日。彼は、私のアパートから車で50分ほどの距離に住んでおり、すでに私の家に向かってくれているところでした。 どんどん生理痛がひどくなってきていた私でしたが、私の体調不良のせいでデートを楽しみにしている彼をがっかりさせたくない、嫌われたらどうしようと不安に。「薬を飲めば大丈夫だろう」と、生理痛でつらいことを彼に言えずにいました。 痛みに耐えられないしかし、薬を飲んでも痛みはなかなか引かず……。おなかが痛くてはデートを心から楽しめません。痛みが引かないことも相まって、私は次第に自分の優柔不断さにイライラしてきました。 「生理痛でつらいと早く言ってデートを中止にしてもらえれば、彼の時間を無駄にすることはなかったはずなのに」。そう思っていたところ、彼が私のアパートに到着。 そこで、恥ずかしさと申し訳なさのなか、私は正直に生理で体調がすぐれないことを彼に伝えることに。すると、彼はウキウキした表情から一変……心配する表情に! がっかりされると思っていたので少し驚きましたが、同時にホッとした自分もいました。 やさしさを感じた当時の彼は女性の生理についてあまり知識がないようで少しあたふたしていました。しかし私にどうしてほしいか聞いてくれ、2人で家でゆっくり過ごすことを提案してくれました。 また、自らインターネットで体にやさしい食べ物などを検索したり、生理痛があるときはどうしたらいいのかなどを調べてくれたりと、積極的に生理を知ろうとしてくれた彼。 そして、料理はあまりしたことがなかった彼が、ひとりでスーパーに行き、私のために昼食を作ってくれたのです。生理痛はつらかったけれど、彼のやさしさに私は至れり尽くせりでした。 付き合って間もなかったころの出来事で、「生理だと言って、嫌われたらどうしよう」と正直に言うべきなのか悩みましたが、言ってよかったと思いました。 思い切って正直に伝えたことで、自分の身体を労わることができ、さらに彼のやさしさを再確認することができたいい機会だったと思います。彼が私にしてくれたことはもちろんうれしかったですが、私としては、生理を理解しようと努力をしてくれた姿勢が一番うれしかった出来事でした。 著者/みどりここな作画/モリナガアメ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ
2024年04月15日友人とショッピングに行ったときのことです。この日、私は生理2日目。しかし友人との時間を楽しむあまり、すっかり生理であることを忘れてしまっていて……。 生理2日目でしたが、なぜか私はこの日、白いパンツをはいて出かけてしまっていました。しかも、体にフィットするタイプのものを……。友人との時間が楽しくて、長時間トイレに行けておらず、多い日用のナプキンを着けていましたが、漏れてしまっていたのでしょう。友だちがとても言いづらそうに「経血が漏れてるかも……」と教えてくれたのです。 急いでトイレに行って確認するとたしかに漏れて、白いパンツが汚れてしまっていました。ひとまずナプキンを替えて漏れた汚れは落とせるだけ落とし、近くのアパレルショップへ。そこで黒いボトムスと下着を買い、共にはきかえ事なきを得ました。 この失敗以降は、生理中は絶対に白いやベージュ系など淡い色のボトムスははかないように気をつけています。万が一の失敗に備えて、黒や紺色など濃い色が無難だということがよくわかりました。ここまで大きな失敗をしてこなかったからこそ、本当に恥ずかしかった経験です。 著者/田中幸作画/ちゃこ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年04月14日生理不順となり、更年期を意識し始めて1年が過ぎた48歳のころ。化粧のノリが悪くなったり髪の毛がうまくまとまらなくなったり、見た目の変化が気になり始めました。肌はどんなに水分を補給しても化粧がのらず、髪は高級なシャンプー&ヘアパックを使ってもパサつきやうねりが収まらなくなったのです。少し前までは、ケアをすればすぐに元の調子に戻っていたのに……。そんな私の救世主となったものを紹介します。更年期の肌に足りないのは水分量?それとも…若いときに美容雑誌などで学んだ肌のケア方法は、とにかく化粧水で水分を補給するというものでした。結果として改善していたので、これまでずっとそれを信じて実践してきました。でもここ最近は、いくら水分を補給しても肌の調子は良くなりません。髪も同様に、丁寧に洗髪をし、しっかりと栄養を与えたつもりでも以前のようなツヤは見られなくなってしまったのです。何度しっかりとケアをしても、なかなか改善が見られなくなった私の肌と髪。そこで頭をよぎったのが「更年期」という3文字です。「更年期世代は水分を与えるだけじゃダメなのかもしれない」と考えるようになりました。喪失した自信を取り戻したきっかけ更年期が始まったのかもしれないと感じ始めてから、なんだか急に年を取ったような悲しい気持ちになっていました。生理が順調でなくなってから、ただでさえ女性としての自信がなくなり気味だというのに、その上肌や髪まで思い通りにならなくなるなんて。ついつい人の目が気になってしまい、このままずっと家に閉じこもって誰にも会わずに暮らしていけたら……などと考えたことさえありました。でもそんなとき、母が病気で入院して手術を受けたことをきっかけに、肌や髪のことで落ち込んでいた自分を恥ずかしく感じました。母はあんなに頑張っているのだから、健康な自分はもっと前向きにならなくちゃ!と。また母の入院中、肌や髪のことで悩んでいると話したところ、「何か良い方法がわかったら教えて! 私も試してみたい」と言われたのです。これで私にスイッチが入り、母のためにも落ち込んでばかりはいられない!と思うようになりました。 オイルを使ってうれしい効果ちょうどそのころ友人からアルガンオイルをもらい、その使い方を検索していたときにこんな一文を見つけました。「年齢肌には、与えた水分を貯えるための油分が足りなくなっている」。どうやら更年期世代の肌は水分を貯めておく力を失いつつあるので、同時に油分も与えるほうが肌の弾力を保てるというのです。思わず「これだ!」と思いました。その日から、肌は化粧水→クリームを付けた後に、そして髪はタオルドライをした後にドライヤーで乾かす前に、そのオイルを使い始めました。すると明らかに前の日とは違う感触が! これは良いかもしれないと数日続けてみたところ、肌にも髪にも、昔のようなハリとツヤが戻ってきたように感じました。必要な量は人それぞれ違うと思いますが、私が毎回使っている量はたったの「2滴」! 20mlほどの量を使い終わるのに半年以上かかり、1瓶使い終わった後で自分でも別のアルガンオイルを買い直しましたが、こんなにコスパが良いならずっと続けられるなあ~と思いました。まとめその後は家族や友人から「肌がきれいになったね」「髪の毛にツヤが出てきたね」と言われるようになり、オイルは更年期世代の私の肌や髪にも効果があることを実感しました。母にもオイルの使い方を伝え、喜んでもらえました。母世代にも効くのであれば、これからの人生まだまだおしゃれを楽しむことができそうだとうれしい発見! 女性にとって肌や髪に自信が持てるということは、健康と同じように大切なことなんだなと実感した出来事でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/望月かおり(49歳)気持ちが落ち込むことが増えてきたので、前向きになる方法を探しつつ、趣味を増やそうといろいろな習い事を始める。既婚、自宅でリモートワーク。猫と犬が大好きで、保護した猫2匹も家族として一緒に暮らしている。
2024年04月14日生理前や生理中は、心身ともに不調が訪れることが多いもの。そんな時、大切なパートナーが寄り添ってくれると心強いですよね。そこで今回MOREDOORでは、「生理中にパートナーがくれた模範回答のような素敵な言葉」をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。監修:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Cさんの場合……イルミネーションを見に行く時、ちょうど生理になってしまい腹痛がありました。素直に彼に「生理でお腹が痛い」と報告しました。するとランチの時に「大丈夫?ご飯食べれる?」と声をかけてくれたり、イルミネーションに向かう時も「カイロとか買っとく?」と気遣ってくれたりしました。1回だけでなくその時その時に何度も心配してくれてとても嬉しかったです。生理とうまく付き合い、パートナーと円満に過ごすコツがあれば教えてください。体調が悪ければ恥ずかしがらずに素直に報告することが大切だと思います。(35歳/医療事務)自分を気遣う彼に彼からの細やかな気遣いに喜びを感じたというCさん。生理中は大変なことも多いですが、大切な人からの思いやりのある言動でエネルギーを貰う事ができるようですね。あなたはパートナーの模範回答のような素敵な言葉で、励まされた経験はありますか?※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年04月13日ある日、夫と息子と3人で温泉旅行に行くことに。しかし当日の朝、なんと生理が始まっていたのです。温泉に入ることをあきらめ、息子に伝えるとある質問をされて……!? 家族で温泉旅行へある日、私と夫と4歳になる息子の3人で、たまには家族旅行へ行きたいねという話になりました。「ゆっくり過ごしたい」という夫の希望で、宿泊する旅館にある温泉に入ることに。家族みんなで予定を合わせて日程を決め、宿泊地を選び、温泉旅行に行くことをとても楽しみにしていました。 当日の朝、まさかの生理に!そして、待ちに待った旅行当日の朝。私は荷物の最終確認をし、準備が完了していることを確認してから、出発直前にトイレに行きました。 しかし、トイレで下着を見てびっくり。なんと、予定日より早く生理がきていたのです! 「生理になったから温泉には入らないほうがいいよね」「せっかく計画した家族旅行での温泉だったのに残念」と、とても悲しい気持ちに……。 タンポンを使って温泉に入ることも頭をよぎりましたが、このとき家にタンポンがなく買いに行く時間がなかったことと、もし入浴中に経血が漏れてしまったらほかのお客さんの迷惑になってしまうという気持ちがあったため、温泉に入ることはあきらめて、今回は宿泊先の部屋のお風呂に入ることにしたのです。 息子からの質問温泉に向かう道中、タイミングを見計らって「生理がきて、温泉に入れなくなってしまった」と夫に伝えると、夫は「そっか、わかった。温泉に入れないことは残念だけれど、仕方ないね」と言いました。 そして宿泊先に到着し、温泉に行く時間に。夫と息子が温泉に向かおうとしていたため、私は息子に「ママは部屋で待っているね」と伝えました。すると息子が、キョトンとした様子で「なんで、ママは温泉に入らないの?」と聞いてきたのです。 私は、息子からの突然の質問に思わずアタフタ。「ちょっと理由があって……」とごまかそうかとも思いましたが、正直に理由を話したほうがいいと思い「ママは今生理というものになっていて、体から血が出ているの」「だから今日は温泉には入らないんだよ」と伝えました。 最初は「なんで?」「どうして?」の連続だった息子も、最後まで話を聞き終わるとなにか事情があって温泉に入れない、ということはわかった様子でした。 生理の話は息子にとっても大切な話。あのとき、ごまかさずに話してよかったと思っています。今回の話が、今後の息子の人生において役に立つといいなと思っています。 著者/nanoka22イラスト/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年04月10日生理中は、しばしば体の不快感や痛みに悩まされるもの。そんなとき、体を温めることで不快な症状を和らげられるケースもあるようです。そこで今回MOREDOORでは、「生理中の体の温め方」について実際に経験した投稿者の声をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。監修:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。カイロで温める足湯に浸かる湯たんぽで温める生姜紅茶で温まる生理中も快適に女性たちは生理中にさまざまな方法で体を温め、症状を和らげていることが伝わります。自分に合った方法を見つけて生理中の不快感を和らげ、心も体も温まってみてくださいね。皆さんは、どのように体を温めていますか?※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2024年04月09日娘が1歳半になり卒乳して2カ月ほど経ったころ、義実家に夫と娘と帰省することになりました。卒乳後1カ月ほどで生理が再開しましたが、生理用品を持たずに義実家へ帰省した私は、義実家でまさかの事態に。慌てた私は、義母に相談したのですが……。義実家でまさかのハプニング娘が1歳半のころ卒乳を迎え、卒乳後、1カ月ほどで私の生理が始まりました。その後、義実家に帰省することになったのですが、2年ほど生理がなかった私は生理用品を忘れて帰省してしまったのです。 義実家に帰省するタイミングで、前回の生理から4週間ほど経っていましたが、私の場合、産前は生理周期が約42日と長かったので、「きっと、大丈夫だろう」と思って心配はしていませんでした。しかし、生理がきてしまったのです。 「なんだかパンツが湿っぽいなぁ」と感じつつもしばらくトイレに行けず、ようやくトイレに行ったときには、パンツが汚れてそのままはくことが難しい状態に……。下着の替えはありましたが、生理用ナプキンを持っていないのでどうしようもありません。 突然のことなので義実家に生理用品のストックがあるかわかりませんでしたが、私は義母に相談することにしました。 義母の気づかいに感謝!「申し訳ないのですが、生理がきてしまって……」と私が言うと、義母はすかさず「ちょっと待ってて」と2階へ上がっていきました。持ってきてくれたのは、夜用と昼用の生理用ナプキンがたっぷり入った袋。 続けて義母は、「下着は大丈夫? 必要なら言ってね」や「汚れた下着の洗濯が必要なら、出していいからね」とやさしく言ってくれました。翌日、「女の人は何かと大変ね。私のことは本当のお母さんだと思って頼っていいからね」と義母は私にそっとひと言。私は、義母の神対応に感動するばかりでした。 今思うと、義母の言葉は私に寄り添うような言葉ばかりでした。義母は、遠慮がちな私に対する気づかいとして、やさしい言葉をかけてくれたのだと感じています。義母のように、相手の気持ちを考えて、かける言葉を選べるような人になりたいなと思えた出来事でした。 イラスト/森田家著者:相原るか監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月06日個人差があるとはいえ「女性なら誰もが生理痛を感じている」と思っていた私。しかしある日、会社の同僚を飲み会に誘うと、「今日は生理2日目だけど生理痛はないし参加できるよ」と言われて……。生理痛について改めて考えさせられ、婦人科を受診するに至ったお話を紹介します。 隔月で生理痛に悩まされるように私が初潮を迎えたのは小学6年生のときでした。同級生の多くが小学6年生までには初潮を迎えていたと思います。私の場合、初潮からしばらくは生理周期が不安定で、高校生ぐらいになってようやく28日周期で安定してきました。 しかし、そのころから隔月で生理痛に悩まされるようになったのです。友だちにも「生理2〜3日目は経血量が多い」「腰やおなかが痛い」と言っている子がいたので、私は「誰もが生理痛に悩んでいる」と思い込んでいました。 生理痛がない人もいるの!?隔月の生理痛が当たり前になったころ、私は社会人になっていました。ある日、同期数人で飲み会を開くことになり、参加者に予定を聞いていると、同期の1人から「今日は生理日2日目だけど、生理痛とかないから参加できるよ」と言われたのです。 驚いた私は「生理痛がないの!?」と聞き返しました。するとその子は「全然ないよ。今まで鎮痛薬を飲んだこともないし」と続け、衝撃を受けたのを覚えています。 それまで、数々の友人たちから「今日は生理痛がひどくて」「痛くてなにもできなくなるから鎮痛薬を常備している」という話ばかり聞いていたので、生理痛のない人がいるとは思いもしませんでした。 婦人科を受診すると…?「生理中はおなかが痛いことが当たり前」だと思っていた私に、もう1つ衝撃的な出来事が起こりました。職場で受けた健康診断で、医師から「経血量も多くて鎮痛薬が欠かせないということなら、一度婦人科を受診したほうがいいかもしれません」と言われたのです。 そして後日、婦人科を受診した結果、子宮内膜症だと判明しました。私の場合、ひどい生理痛は子宮内膜症によるものだったのです。それからは婦人科を定期的に受診するようになり、治療を受けると生理痛も緩和されました。 同僚から生理痛にかんする話を聞いたり、健康診断を受けたりしたことで、自分の体の異変に気づくことができて本当によかったです。 生理について話題にするのは、人によっては抵抗があったり、なんとなく話しづらかったりするかもしれませんが、自分の体を知るためにも、他の人の話を聞くことも必要だと思いました。また、頭痛や腹痛などと同様に、体のどこかに痛みがある場合は、何かの危険信号かもしれない、と考えることも大切だと学びました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※生理中はアルコールを分解する力が低下しているので、アルコールがまわりやすくなります。また、経血が排出されることで貧血や脱水にもなりやすい状態です。その状態で、アルコールを摂取すると血中のアルコール濃度が上がって、頭痛やめまいなどを引きおこす恐れもあります。さらにアルコール摂取によって、血行が良くなり出血量が増えます。代謝が悪くむくみやすかったり、精神的に不安定になったりする時期でもあるので、飲み過ぎには注意しましょう。 著者/匿名 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ
2024年04月06日子どものころから毎月の生理は比較的順調でした。しかし、45歳の半ばごろ長期の旅行から戻ったときにふと気付いて驚きました。「今月、生理が来ていない……」。妊娠の可能性はなかったので、旅行の疲れや時差などが理由だと軽く考えていました。そんな私の生理不順の様子と対処法についてお伝えします。驚いた!初めての大量出血45歳のころ、ある日生理が来ていないことに気付きました。それから生理が再開したのは、約2カ月後の夜でした。「やっと来た!」と安心しながら就寝したのもつかの間、その数時間後に重い生理痛のような鈍い痛みを下腹部に感じて目が覚めました。慌ててトイレに駆け込むと、通常の2日目よりはるかに多い出血量。痛みと驚きでしばらくぼうぜんとするしかありませんでした。夜用の大型ナプキンを2枚重ね、タンポンも使ってやっとの思いでベッドに戻るものの、ほんの10分後には布団まで汚してしまうほどの量だったのです。こんなに多いのは初めてでした。その後3~4周期ほどはほぼ2カ月ごとの生理だったのですが、出血量はまるで2カ月分の生理が1度に来ているかのように多いものでした。痛みも強く、期間も長かったのでその間は本当につらかったです。それ以降の生理周期は少しずつ、早く来たり遅れたりと不規則になっていきました。期間も量も一定ではなく、しばらく不安定な生理が続きました。友人も同じような体験をしていたそのころ、同じ年の友人と話す機会があり、生理のことを話してみたところ、彼女も同じような体験をし、同じように苦労をしていることがわかりました。また、いろいろな症状について話し合い、それぞれスマホで検索をして対処法を探し合いました。私が見つけたのは、再び大量出血が起きたとしても、安心して過ごせそうな2つのアイテム。これはその後、出血量が多かったときにとても役立ちました。私の場合、下腹部痛や腰痛などのPMSがあるので数日後に生理が始まりそうだというのはなんとなくわかります。そのため、PMSが始まった日はすぐにこの2つを準備して、外出や睡眠に備えるようにしています。ショーツ型ナプキンとペットシーツ私が見つけた便利アイテムのまず1つ目は、「ショーツ型ナプキン」。これはその名の通り、ショーツの形をしたはくタイプの生理用ナプキンです。前側と後ろ側がほぼすべて吸収シートで覆われていて、ショーツとナプキンが一体化しているもの。漏れの不安がかなり軽減されます。一見おむつのようにも見えるのですが、家族に服を着た後ろ姿を撮影してもらったところ、ゆったりとしたパンツやスカートを着用すれば後ろから見てもわかりません。生理中に外出しなければならない日も、普通のナプキンと併用することでそれほど心配せず出かけることができています。そして2つ目は、「ペットシーツ」です。もともと室内飼いのペットがトイレ替わりに使うためのものなので吸水力抜群! しかも1度吸収したものが漏れ出す心配もありません。睡眠時にこれをシーツの上に敷いてから寝ることで、布団を汚す心配から解放されるので、安心してぐっすりと眠ることができます。何より100円ショップでも買うことができるので、気分的にとてもラクです。まとめ生理が不順で量が多いときは外出時や睡眠時、特に私は出張や旅行などがとても心配だったのですが、このアイテムのおかげで不安が解消されました。一度は介護用品の使用も考えてなんとなく気持ちが重くなっていましたが、ペットシーツは購入時も使用時も、かわいい子犬や子猫を思い出すことでなんだか明るく感じてしまうのが不思議です。今も生理は不安定ですが、今後はきちんと受診をして医師にも相談していきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。【粒来先生からのアドバイス】生理中に大量出血が見られる過多月経は、ホルモンバランスによるもの以外に子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜増殖症などが考えられます。疾患がなくても高度な貧血になっている可能性があるため、必ず婦人科受診をしてください。著者/望月かおり(49歳)気持ちが落ち込むことが増えてきたので、前向きになる方法を探しつつ、趣味を増やそうといろいろな習い事を始める。既婚、自宅でリモートワーク。猫と犬が大好きで、保護した猫2匹も家族として一緒に暮らしている。
2024年04月06日私は薬を飲むことに抵抗があったため、生理痛がひどいときも、薬を飲まずに我慢していました。しかし、ある出来事をきっかけに、自分に合うタイプの薬を適切に服用することは自分の心身を大切にすることなのだと思うようになり……。 生理痛を我慢し続ける日々生理のときは毎回、下腹部が痛んで立っているのもやっとの状態になります。それでも仕事は休めないため、フラフラになりながらも生理痛を我慢して働いていました。痛み止めを飲めば少しはラクになると思うのですが、薬を飲むことそのものに抵抗があったため、飲まずに仕事をしていたのです。 そんなある日、生理痛がひどく会社で立ち上がれないほどつらくなってしまいました。仕事にならない私を見て、「早退して病院に行ったほうがいいんじゃない?」と職場の先輩にすすめられたため、その日は早退させてもらうことに。 医師の言葉に私は…婦人科を受診した私は、医師に生理痛がひどいことや、あまり薬は使いたくないことなどを打ち明けました。すると、医師から「痛みは我慢するものじゃないのよ。痛いままでは体だけでなく心もつらくなってしまうから、軽い痛み止めを使ってみませんか?」と言われたのです。確かに、体だけでなく気持ちまでつらくなっていたと衝撃をうけました。 医師が処方してくれた薬を飲んでみたところ、10段階あった痛みが7くらいになり、ずいぶんラクになりました。その後は医師と相談しながら、私に合う薬を処方してもらっています。おかげで、仕事中に生理痛で苦しむことも減り、痛みを我慢してもいいことはないのだと実感しました。 病院に行ったことで、痛み止めに対する抵抗感が大きく減った私。医師に相談し適切な薬を使うことは、自分の心身を守ることにつながるのだと感じた経験でした。薬だけでなく、体を温めることの大切さなど、生理中の生活方法もアドバイスしてもらえ、以前よりずっと快適に生理期間を過ごすことができています。 ※この記事は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者/財田金子作画/まっふ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年04月05日「学校でやってくれるかなと甘えちゃってる」「『令和の性教育』芸能人の性教育事情とは」と題したこの日の放送。MCのくりぃむしちゅー・上田晋也さんは長女が高校3年生、長男が中学2年生ですが、これまで子どもと性教育に関する話をしたことはなく、「学校でやってくれるかなと甘えちゃってるのが正直なところ」だと明かしました。高校1年生の一人息子を育てる益若つばささん、長女が小学6年生・長男が小学1年生になる若槻千夏さんも、子どもたちと改めて話したことはないといいます。一方、YouTubeチャンネルで性教育について発信しているSHELLYさんは、「日本は学校で教えられる性教育に“はどめ規定”がある」と説明。文部科学省により、中学校の保健体育では妊娠の経過は取り扱わないことにすると定められていると知り、「学校で教えてくれればいいのにと思うけど、教えてくれないのが現状。各家庭でって言われても気まずいじゃないですか。性の体験でネガティブな体験をしてほしくないので……」と、YouTubeでの発信を始めたそうです。SHELLYさん自身、幼い三姉妹の母。子どもでも2歳半くらいになったら、お風呂で「水着で隠れる場所と口はプライベートゾーンっていって、人に見せたり触らせたりしないし、人のを触ったり『見せて』って言ったりしちゃダメなんだよ」とプライベートゾーンの話から伝えるといいます。なぜならは、そのことを知っていれば「万が一子どもが性被害にあったときに、おかしいと気付ける」から。「早いうちに教えたほうがいいと私は思ってる」と話しました。「ママオムツしてるの?」という誤解女性はいずれ自分の身に起こることとして小学校でも生理について学びますが、女親として男児に「月経をどう伝えるか」という課題も。お母さんが生理の日でも幼い息子と一緒にお風呂に入っていれば、流れ出る経血について説明することもできそうですが……。若槻さんの長男は、薬局で生理用品を買ったときに「ママオムツしてるの? おしっこ間に合わないの?」と誤解したといい、「どう説明したらいい?」と若槻さんは困惑。するとSHELLYさんが、自身の経験談を明かしました。小さい子どもはママがトイレに入っていてもお構いなしにドアを開けて入ってくることがありますが、あるとき生理のナプキンを替えていたらトイレに入ってきた子どもに「ママ血が出てる!」と驚かれたというSHELLYさん。内心「どうしよう」と慌てながらも、ポーカーフェイスを保って「女の人は月に1回、こういうことがあるから」と伝えたうえで、生理について描かれた絵本を購入し、お子さんと一緒に読みながらあらためて説明したのだそうです。また、益若さんは生理周期が不安定だと告白。以前、息子と出かけた際に急に生理がきてしまい、「コンビニで生理用品を買ってきて」と頼んだことがあるといい、そのことをYouTubeで話したら「子どもに生理用品を買いに行かせるなんて虐待だ」と炎上したといいます。上田さんも「震災の避難所で生理ナプキンが足りないなんてこともあった」と、生理についての社会的な理解が足りていないことに言及。生理について話すのが“恥ずかしいこと”という感覚が払拭され、偏見や誤解が訂正されて正しい理解が広まれば、そのような問題も解消されるかもしれません。SHELLYさんは「娘が生理になったときに、お父さんに電話して『生理用品買ってきて』って言える関係がいいな。トイレットペーパー買ってきてって言うのと同じ感覚で」と希望を語りました。現状では親子で性に関して話すことに困難を感じている人は少なくないようですが、タレントのゆうちゃみさんは娘の立場から、「親となんでも話せる関係」「初体験も話したし、自分から全セックスの話してると思う」と明かしました。自分自身の性交についてまで親子で赤裸々に話す必要はないかもしれませんが、自分と大切な人の体を守り、性加害をせず性被害も避けるためには、適切な性教育が必要ですね。
2024年04月05日約30年ほど前のことです。まだ成長中の体だったのか、生理痛やPMS(月経前症候群)の症状などはなく、経血量も少なかった私。「生理=秘めごと、恥ずかしいこと」のように感じ、生理について家族や友だちと話したり相談したりすることができずにいました。そんなときにしてしまった生理の失敗が、私の中で生理に対する考え方を変えたと言っても過言ではなくて……。 生理は慣れたもん?中学2年生のある日、生理経験も4年目のことです。良くも悪くも生理の過ごし方に慣れ、初潮を迎えたころのような緊張感や不安がなくなっていました。生理用のショーツをはくことはダサいし、ナプキン交換のためにトイレに何度も行くことがおっくうで仕方がない。そう感じていて、持ち歩くナプキンは1日に2、3枚でポケットに入る分だけ。こまめに交換しなきゃいけないなんてこれっぽちも思ってもいませんでした。 そして、この日は昼前に交換したのが最後。「あとは午後の授業と掃除、帰りの会だけだし」と、高を括っていました……。 それは突然やってきた午後の授業のあと、ドロリとした塊が自分の体から溢れ出てくるような、今まで経験したことのない感覚が。 慌ててトイレに行ってみると、普通の日用のナプキンがすでに満タン状態! 「うわ……」と、初めて見る経血の量に驚きつつも、このときはすでに予備のナプキンはなし。友だちや先生に相談することもできず、このまま下校まで乗り切る決意をするしかありませんでした。 バレた! まさかの対応に涙その後も何度となくドロリとした感覚があって……。帰りの会のときには、なんとなく太ももの内側やおしりのあたりに濡れていている感じまでしてきて、「もしかしてモレてるかも……」と思っていました。 見ると……案の定、椅子には赤い経血の染みがくっきり。幸い席は一番後ろで壁際でしたが、隣の席にはいつもからかってくるAくんが……。気づかれたら笑われるかもしれないと挙動不審な動きになったせいで、号令で立ち上がったとき、椅子についた経血汚れをAくんに見られてしまいました。 「バレた!」 恥ずかしいけれど、私は何も言えなくて……。からかわれてしまう、と思いましたが、Aくんは何を言うわけでもなく、さっと体ごと横を向き、私に背を向けたのです。 そして、教室にいたみんなに「さっさと部活行けよ」「早くしろよ!」と、いつもなら絶対言わないであろうを言葉をかけ始めました。 Aくんの声かけもあり、しばらくすると教室には誰もいなくなりました。そして、Aくんも何も言わずに去っていって……。おかげで、私はスムーズに椅子の掃除と、トイレットペーパーでの緊急手当てをして下校することができたのです。 Aくんも私も何も言えず、実際のところAくんが経血汚れに気づいていたかどうかはわかりません。それでも、彼なりのさり気ないやさしさだったと信じていますし、そのやさしさが今でも忘れられません。 生理の失敗はいくつになっても恥ずかしいですし自己嫌悪に苦しみますが、私がこれまで生きてきた中で、失敗を責めたり馬鹿にしたり、笑ったりする人は、Aくんを始め1人もいませんでした。この経験から、もし私の周りで生理で困っている女性たちがいて、自分にできることがあるならば、サポートを惜しまずおこなおうと思えるようになったのです。 著者/天木 みみ作画/加藤みちか監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤みちか
2024年04月02日「生理がきた」と思い、いつものように過ごしていたものの、一向に減らない血の量。貧血でフラフラになりながら病院を受診したところ、医師から驚きのひと言が。本作は、著者である岡田ももえさんのお母さんの実体験を描いた作品です。 いつ気絶してもおかしくない状況だった生理だと思っていたものは、実は「閉経前のホルモンバランスが乱れたことによる不正出血」だろうと医師から言われた岡田ももえさんの母(51歳)。しかし、検査結果によっては子宮体がんや子宮頸がんの可能性もあると聞き、不安な気持ちになりながら検査結果を聞きに行くのでした。 検査の結果、やはり「閉経前のホルモンバランスが乱れたことによる不正出血」であり、他の異常は見見られなかったよう。そして医師からは、「自己判断せず、すぐに病院に来るように」と言われます。 岡田ももえさんの母は、多量の出血によりいつ気絶してもおかしくない状況で、血圧が低くなりすぎていたことで、脳の機能不全などになる可能性もあったとのこと。その後も2回ほど多量の不正出血がありましたが、薬の服用で徐々に出血は治り、閉経に至ったそうです。 今回のような症状は、けっして珍しいことではありません。生理の血の多さは放置してしまいがちですが、受診時に輸血な必要になるケースも。定期検診に通い、気になることがあれば医師に相談するようにしてください。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 岡田ももえさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年04月01日生理中の不快な症状は、女性にとってつらいもの。少しでも不快な症状を避けるために皆さんはどんな工夫をしていますか?今回MOREDOORでは、「生理中、気をつけていること」について実際に経験した投稿者の声をご紹介します。※当事者の声はさまざまで、身体の症状には個人差があります。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。監修:森女性クリニック院長、森久仁子産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。カフェインを摂りすぎないこと体を冷やさないこと無理をしないこと自分自身をたいせつに生理中の不快な症状を軽減するために、皆さんが実践している工夫を紹介しました。食事や飲み物の摂取に気をつけたり、体を冷やさないようにしたり、無理をせずに休息をとることが、生理中の快適さにつながるのがわかりますね。皆さんは、生理中を快適に過ごすためにどんな工夫を取り入れていますか?※監修:森女性クリニック院長、森久仁子※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2024年04月01日皆さんは、非常識な人に困惑した経験はありますか? 今回は「備品を持ち帰る客」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:あしたのLaw~スカッとする漫画動画~節約のために…普段から節約のために、会社やスーパーの備品を持ち帰っていた主人公。ある日、主人公は上司にパソコンの処分を頼まれます。しかし、処分するのはもったいないと感じた主人公は、勝手に中古ショップに売却。買取金額の10万円を受け取り、大喜びします。そしてそのお金を使って美容室に行った主人公は、店内のトイレで…。無料の生理用品を…出典:あしたのLaw~スカッとする漫画動画~備えつけの無料の生理用品を、すべてカバンに入れます。しかし、その後トイレに入った店員によって、主人公の悪事はすぐにバレ…。店員に「お一人様一点でお願いします」と注意されますが、主人公は「はぁ!?そんな張り紙ないじゃない!」と逆ギレします。そして激怒して退店しようとする主人公に、店員は「お客様!」と声をかけるのでした。読者の感想主人公は「そんな張り紙ない!」と逆ギレしましたが、常識的に考えて使っていいのは1人1個ですよね…。普段から備品を持ち帰っているなんて、主人公の行動はかなり悪質だと思いました。(30代/女性)備品を持って帰ったり勝手にパソコンを売ってしまったり、主人公の行動はかなり問題がありますよね。主人公には自分の行動を悪いことだと自覚して、反省してほしいなと思いました。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年04月01日「生理がきた」と思い、いつものように過ごしていたものの、一向に減らない血の量。1週間以上も大量の出血が続き病院を受診したところ、本当は生理ではなく……。本作は、著者である岡田ももえさんのお母さんの実体験を描いた作品です。 「ホルモンバランスが乱れたことによる…」貧血でフラフラになりながら病院を受診したところ、医師から「これは生理ではない」「何で早く来なかったの」「死んでしまうよ」と言われた岡田ももえさんの母(51歳)。検査のため大きな病院の紹介状をもらい、薬を処方されたことで異常な出血は正常に戻ったのですが……。 大きな病院を受診した岡田ももえさんの母は、医師から「閉経前のホルモンバランスが乱れたことによる不正出血」だろうと言われます。そして、薬が効いたことで不正出血は止まったそう。 ただ、検査結果によっては子宮体がんや子宮頸がんの可能性もあるとの話を聞き、不安な気持ちになりながら検査結果を聞きに行くのでした。 岡田ももえさんの母の場合、生理と不正出血を見抜けず受診が遅れたのは、「元から生理が重く、出血が多かった」「最初は生理のときと同じような血の出方だった」ことが原因とのこと。血の量が多い場合は病気が隠れている場合もあります。「もともとそうだったから」と思わず、生理についておかしいかも?と感じることがあれば、受診して医師に相談してみてください。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 岡田ももえさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年03月31日生理が遅れると多少なりとも不安を感じるという方も多いはず。周りの人に話すべきかも考えてしまいますよね。そこで今回MOREDOORでは、「生理が遅れていることをパートナーに話しますか?」というアンケートの結果をご紹介します。監修:森女性クリニック院長、森久仁子産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。生理が遅れると不安になりますか?【調査期間】2024年03月12日〜25日【調査方法】MOREDOOR編集部によるインターネット調査(アンケート調査)【調査人数】20代30代の女性70人生理が遅れていることをパートナーに話しますか?多数派だった「生理の遅れをパートナーに話す人」の意見「遅れている」と話したときのパートナーの反応は?少数派だった「生理の遅れをパートナーに話さない」人の意見生理が遅れているとき、パートナーにどう寄り添ってほしい?1人で抱え込まないで大丈夫生理の遅れについては、婦人科や産婦人科、レディースクリニックなどで専門家に相談ができますので、近所のかかりつけ医をぜひ見つけてみてくださいね。オンラインクリニックでも相談可能です。身体の悩みに限らず、いざという時には日頃からのパートナーとの対等な関係性が大切なのかもしれません。女性たちの本音を、皆さんはどう感じましたか?※監修:森女性クリニック院長、森久仁子※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOO編集部)調査主体:MOREDOOR編集部調査方法:クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」によるインターネット上のアンケート調査調査期間:2024年3月14日〜25日調査対象:20〜30代の女性70名
2024年03月31日生理の量が多い私は、頻繁に起こる漏れと大量消費する生理用品が悩みのタネでした。そこで、漏れる心配がなく、経済的でエコな月経カップを使ってみることに。確かに快適にはなったのですが……。 漏れと大量に消費する生理用品私は生理の量が多く、特に生理初日から2日目にかけての血がドッと出る不快感が苦手です。ナプキンがズレて漏れを起こすこともよくあり、毎回、大量に消費するナプキンがどうにかならないかと思っていました。 そこで目をつけたのが月経カップです。正しく挿入すれば血が漏れる心配がなく、洗って繰り返し使えるので地球にもお財布にもやさしい。非常に便利なアイテムだと感じていました。 悩みが一気に解消!のはずが…実際に月経カップを使ってみると、確かにいい! 漏れやドッと出る不快感もなく快適に過ごせました。 ただ私の場合、外出時での使用には不向きだと感じました。腟にカップを直接挿入するので、手の消毒は欠かせません。再度装着するにはカップを洗浄する必要もあり、それには手洗い場のある多目的トイレでないといけないのです。 さらに、まだ月経カップに慣れていないのに外出先で再装着しようとし、うっかり手や衣服が血だらけになり、その日は帰宅するハメになったこともありました。 この失敗を踏まえ、月経カップを装着して外出する際は、手洗い用の水を入れたペットボトルと消毒用のウェットティッシュの持参が必須に。持ち歩く生理用品のかさを減らしたいという気持ちもあり月経カップを使い始めたのに、本末転倒になってしまいました。 月経カップは、慣れれば自宅でも出先でも快適に過ごせる便利なアイテムです。ただ、最初はどうしても扱いに失敗しやすいので、スムーズに使えるよう自宅で慣らしておくことが大切だと感じました。また、直接腟に入れる物だからこそ、挿入時の手洗いや使用後の煮沸消毒など、月経カップの衛生管理も徹底するようにしています。 著者/さくまねこ作画/まっふ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年03月31日生理になると、私は生理痛のつらさや気分の落ち込みなどでため息が多くなってしまいます。そんなとき、私が夫にお願いしていることとは……。 生理中は気分が沈んでしまいがち私の場合、生理1日目〜2日目は市販の鎮痛薬を飲んで過ごしています。ただ、たまに飲み忘れて外出してしまうことがあり、そういった際は「おなかが痛いな」と気持ちが沈んでしまいます。また、経血が出る感覚などが不愉快で、生理期間中はため息が増えてしまうことが多くありました。 夫は、そんな私の様子を心配してくれて「体調悪い?大丈夫?」とよく聞いてくれていたのですが……「生理のことを打ち明けても理解しづらいだろうな……」という思いがあり、「そのうち治るから大丈夫だよ」と無理やり笑顔を作っていた私。 しかし、夫に心配をかけてしまうことも増え、あるときから「このままでは余計に心配させるだけかも」と思うように。そして、「生理は恥ずかしいものではないのだし、ちゃんと生理時の症状を説明したほうがいいのではないか?」と考えるようになったのです。 生理中にお願いしていることそして、生理がきたタイミングで夫に自分の生理症状について伝えることに。「私は生理がきたら気分が沈みがちになって、1、2日はため息が増えてしまうの。ぼーっとしていることもあるけれど、次第に落ち着くから気にしないでほしいな」と。 夫は一生懸命理解しようとしてくれ、私としてはその気持ちがうれしかったです。私自身、夫に打ち明けたことで不思議と心が軽くなり、生理中は無理をしすぎることなく過ごせるようになりました。 もちろん、生理によるつらい気持ちが解消したわけではありません。でも、生理中は気分が沈みがちになるということを伝えておけば、無理に元気を装う必要はありませんし、家族としても、理由がわかっているので余計な心配をせずに済むはずです。 生理をオープンにしてからどうなった?今では、生理が始まり不調があると「今は血が足りていないんだから、仕方ないよね」と夫が言葉をかけてくれるように。「今は仕方ない」と言ってくれるだけでも、私としては気持ちが落ち着きます。 また、私の生理中は、普段は私が担当している娘のお風呂も夫に頼んでいます。出歩くことがしんどいときには、買い物を頼むこともあります。 最近は、夫が娘に「今日、お母さんは元気がない日だから、いつも以上にやさしくしてあげてね」と言っていることも。1歳の娘にはまだわからないかと思いますが、子どもにそう伝えてくれる気づかいがうれしく、とても微笑ましいなと思っています。 生理中に気持ちが沈んでしまうことを、以前は夫に隠していました。しかし、「余計な心配をかけてしまうのではないか」「生理は恥ずかしいことではないのだ」と思うようになり、自分のことを伝えるようになってから、生理期間を以前よりストレスなく過ごすことができています。 まだもう少し時間が必要ですが、今後娘が理解できるくらいの年齢になったら、「女の人には定期的に体調が悪くなる日がある」というかたちで生理のことを少しずつ伝えていこうと考えています。 著者/さみ作画/ののぱ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ
2024年03月30日彼氏と浴衣で夏祭りデートをする約束をした私。彼のママが着付けをしてくれるとのことで、楽しみにしていました。しかし当日、突然生理がきてしまい……。 浴衣デートでウキウキのはずが…彼氏と2人で浴衣を着て夏祭りに行くことになり、彼ママが「着付けしてあげる」と言うのでお願いすることに。「彼ママにいい印象をもってもらえるよう頑張ろう!」と思っていました。 そして夏祭り当日、浴衣とキャミソールを持参して彼のお宅に行ったのですが、彼ママが「専用の肌襦袢をつけたほうがきれいに見えるよ」と、肌襦袢を貸してくれました。着付けが終わり2人でデートに出かけたのですが、お祭りを楽しんでいる最中、最悪のタイムングで生理がきてしまったのです。ナプキンは持っていませんし、コンビニも見つからず……。さらにトイレも混んでいてなかなか入れません。 肌襦袢を急いで洗濯!結局、彼にピンチを伝えて早めに帰ることにしました。そして、彼の家に着いて着替えをしたのですが、なんと下着だけでなく、彼ママに借りた肌襦袢にも血が付いていたのです。 彼ママは不在だったため、急いで洗濯機で洗濯することに。すぐに洗ったのでシミにはなりませんでしたが、生理の血が付いてしまったなんて彼ママに知られたら、いい印象どころか大失敗です。私は彼ママに合わせる顔もなく、そそくさと彼の家を出たのでした。 彼ママに借りた服に生理の血を付けてしまったという、最悪な思い出です。この失敗以降、常にナプキンを携帯して、急な生理にも対応できるようにしています。もう絶対に繰り返したくないトホホな体験でした。 著者/浜田理央作画/まっふ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年03月30日生理前はときにはコントロールできないほど眠気に襲われる方もいるでしょう。仕事中や授業中だと困ってしまいますよね。そこで今回MOREDOORでは、「生理前に起こる眠気との闘い方」について実際に経験した投稿者の声をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。監修:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。仮眠をとるストレッチする目薬をさすスッキリする香りを嗅ぐ深呼吸する快適な生活を……生理前は人によっては我慢できないほどの眠気に襲われることもあります。そんなときは、今回紹介した方法を参考に、より快適な生活を送るためのヒントにしてみてくださいね。※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一(MOREDOOR編集部)
2024年03月30日2人目を出産したのち、生後6カ月の娘を連れて市の健診に行ったときにの出来事です。突然の生理再開にびっくりして、慌てた私を救ってくれたのはまさかのアレでした! 産後の生理再開のタイミング1人目の出産後、生理が再開したのは産後1年以上経ってからでした。そして、2人目の出産後、産後3カ月過ぎたころから急に母乳が出なくなったのですが、生理が再開する様子はなく、このまま1年ぐらいはこないだろうと思いながら過ごしていました。 ある日突然、再開した生理しかし、突然再開したのです。この日は、娘の6カ月健診で市役所を訪れていました。待ち時間が長く、ぐっすり眠っている娘を横目に眠たくなってウトウト……と、そのとき! 下着の中をタラッと何かがつたい、私は「尿もれ!?」とびっくりして目が覚めました。 とりあえず、ベビーカーに乗った娘を連れて駆け足でお手洗いへ。確認すると、下着に付いていたのは生理の血だったのです。まさかこのタイミングで生理が再開するとは思わずびっくり。もちろん生理用品は何も持っておらず、トイレの便器に座ったまま頭を抱えました。 緊急事態を救ってくれたのは娘のアレとりあえずマザーズバッグに入っている持ち物を見ながら、何かナプキンの代わりになる物はないか考えました。 そこで、娘のおむつを借りることを思いついたのです。私はすぐにおしり拭きで下着の血をできる限り落とし、テープタイプだったおむつを下着に合わせてみると……なかなかいける! とりあえずの応急処置として、娘のおむつを下着に着けて健診に戻りました。 洋服に血がついていなかったので、なんとかその場を乗り切ることができました。健診が終わったあとは急いで薬局へ走り、生理用品を購入。この事件以降、常に生理用品をかばんの中に携帯するようにしています。 著者/なかまる あゆみ作画/まっふ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年03月29日[PR]大塚製薬小学生の2人の娘をもつ、けいこです。朝から晩までとにかく時間に追われる日々を過ごしています。最近娘たちはさらに好奇心旺盛となり、好きな世界がどんどん広がっているよう。そんな娘たちと一緒にわたしもいろいろなことにチャレンジしたいし、生理前もいつもどおり笑顔で楽しんで過ごしていたい!でも、仕事や家事に追われていると「自分のための時間」が取れないこともしばしば。なんとか時間を確保して、ストレッチやマッサージ、アロマアイテムなど、さまざまなセルフケアを取り入れています。これらに加えて「もう少し手軽な方法はないかな」と探していたところ、ママ友が教えてくれたのが「サプリメント」という選択肢でした。女性にうれしい成分が1袋に入った個包装のサプリメントなら、いろんなサプリを選ぶ手間も省けて便利。続けやすいわよ。(ママ友)なるほど…! それなら続けられそう!(けいこさん)多忙なママにも取り入れやすい“複合型サプリメント”けいこさんのように忙しいママには複合型タイプのサプリメント、「tocoelle(トコエル)」がぴったり。1日の摂取目安量で個包装されているから、いちいち粒数を数える手間もなくてラク、すきま時間で気づいたときにサッとその日の1袋を手に取れるので、時間に追われているママにはうれしいですよね。「tocoelle(トコエル)」7袋入り(1日3粒目安 7日分) 1,296円(税込)「トコエル」は、製薬会社である大塚製薬が女性特有のサイクルに着目して開発した複合型サプリメント。“女性がいつも自分らしく過ごせるように”という願いを込めて、着想から25年を経て誕生しました。毎日元気に過ごすために大切なのは、睡眠や運動、そして栄養バランスのいい食事をしっかり摂ること。それにプラスして、どんなときもすこやかで自分らしくいたいと願う女性をサポートしてくれるサプリメントがあれば心強いですよね。25年にわたって研究をかさね、何度も安全性を確認して開発されたんですって。その熱意の結晶である「トコエル」なら、試してみる価値がありそう!(けいこさん)\知っておいて欲しい!/「トコエル」の魅力 その1女性にうれしい「4つの成分」を含有「トコエル」は複合型の食品サプリメント。女性のこころとからだをサポートする4つの成分が含まれています。【トコエル 4つの成分】・γ(ガンマ)-トコフェロール・γ(ガンマ)-トコトリエノール・エクオール・カルシウム透明な黄色の粒は、「トコエル」の名前の由来にもなっているビタミンEの一種である「γ(ガンマ)-トコフェロール」と「γ(ガンマ)-トコトリエノール」。一般的なビタミンE(α-トコフェロール)とは異なる働きで、女性のこころとからだにアプローチする、注目の成分です。写真のお豆のような形の2粒に含まれているのは、「エクオール」と「カルシウム」。エクオールは、大豆イソフラボンが腸内細菌で変換されてつくられる、女性の健康と美容をサポートする成分。「トコエル」には大塚製薬が発見した安全な乳酸菌(※1)で発酵させたエクオールが含まれています。カルシウムは、日本人に不足しがちなミネラル。とくに日本人女性の1日の推奨量は650mg(※2)ですが、20~40代女性はあと200~250mg足りないといわれています(※3)。「トコエル」なら、その不足分のカルシウムを補うことができるんです。※1:イタリアのチーズの中にも含まれている乳酸菌と同種を使用※2:日本人の食事摂取基準2020年版※3:令和元年国民健康・栄養調査女性をサポートしてくれる3粒がこの1袋にまとめて入っているのは、自分であれこれ選ぶ手間が省けてとってもラク。気になっていたエクオールとカルシウムも併せて摂れるのはうれしいですね!(けいこさん)\知っておいて欲しい!/「トコエル」の魅力 その2個包装だから持ち運びもスマート!毎月ムリなく続けやすい「トコエル」は1日分が個包装になっているので、外出先にも持ち運びやすく、飲みやすいサイズなので「続けやすい」のもポイントです。【大塚製薬の公式通販】オオツカ・プラスワン通常購入:1,296円(税込・別途送料+300円)定期便(1個7袋×2個入り)なら全国どこでも送料無料。そして、家計的に気になる「価格」も魅力のひとつ。大塚製薬の公式通販「オオツカ・プラスワン」では、通常購入(1個7袋・1日3粒目安 7日分)で1,296円(税込・別途送料+300円)と負担になりにくく、さらに定期お届け便にすると送料も無料に。また、商品の到着日も月経開始予定の7~10日前を指定できるので、飲み忘れも予防できます。(※お届け日の変更・スキップも可能)パッケージもさわやかで気分も上がるし、個包装だからポーチや小さめのバッグにも忍ばせやすく、人目を気にせずケアできそう。(けいこさん) どんな日も、自分らしく「トコエル」をチェック 女性研究員が願いを込めて開発!娘たちの未来にもつなぎたい「自分らしく生きること」ここまで“女性のこころとからだ”に配慮された「トコエル」を開発したのは、同じく働く女性の一人である大塚製薬の研究員、上野友美さん。「トコエル」には上野さんの“女性の未来への願い”が託されています。多くの女性に、月経前も健やかに過ごしていただきたい、と開発したのが「トコエル」です。自分のからだを知ってみずから気遣うことが、敷居が高いことではなく、当たり前のことになっていけば、女性がより輝ける社会になるはず。「トコエル」には、そんな未来への願いと25年におよぶ研究開発の成果が込められています(上野さん)そんな想いが込められていたんですね…!いつも自分らしく笑顔で過ごせるように、2人の娘たちにもいつか「トコエル」のことを教えてあげたいと思います。(けいこさん)※:妊娠・授乳中の方、乳幼児・小児はご使用をお控えください\まずはお試し/ こちらから送料無料!公式通販 オオツカ・プラスワン そういえば、ネット販売のほかに「買えるところ」はないの?(けいこさん)全国の病院・診療所でも販売されているよ。ここから検索してみて~。(ママ友)\全国の病院・診療所でも販売!/ お近くで取り扱いのある「病院・診療所」を検索 ※医療機関によっては医師との相談が必要な場合があります※医療機関・店舗によっては欠品している場合がございますので、その旨ご了承ください\ ネット販売はこちら / 公式通販 オオツカ・プラスワン ↑上記ボタンからのご注文の方限定で送料無料!▼下記ECサイトからも購入可能!▼※送料無料キャンペーンは対象外 Amazon 楽天 LOHACO ▶女性のためのサプリメント大塚製薬の「エルシリーズ」をチェック >> 文:佐々木彩子 イラスト:ちょっ子 ※本記事に登場する人物とストーリーは、商品特長をお伝えする目的で作られたフィクションとなります 「このページについて」
2024年03月29日中学生のころから感じていた生理痛は鎮痛薬を飲めば症状が和らぐ程度で、私としてはそこまで気にしていませんでした。しかしある日受けた会社の健康診断でお医者様から驚きのことを告げられて……。 28歳のときに受けた会社の健康診断それまでにも婦人科を訪れたことは何度かあったのですが、何か指摘されるということもなく、数年間婦人科に行くことはありませんでした。それが、28歳のときに新しい会社に就職し、会社の健康診断で数年ぶりに子宮頸がん検診を受けることに。 いつも通り何も異常はないだろうと高を括っていたのですが、今回はいつもと様子が違って……お医者様から「ちょっと下腹が膨れていますね。ご自身で今まで何も感じませんでしたか?」と質問をされました。 年齢を重ねれば自然と下腹が出てくるものだと思い、特に違和感を覚えることもなかったので、先生の言葉にとてもびっくりしてしまった私。さらに、「すぐに大きい病院で検査を受けてください」と言われ、頭が真っ白になってしまいました。 人生で初めての手術地元で一番有名な大学病院に紹介状を書いてもらい、すぐに再検査をしてもらいました。そこで告げられた病名は「卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)」でした。 これは卵巣の中にできる腫瘍のことで、ほとんどが良性ですが稀に悪性のものがあるというお話でした。私の腫瘍は10cmとすでに大きく成長していたらしく、すぐに手術をしたほうがいいと言われました。 これまで生きてきて手術をしたことがなかったので不安でいっぱいでしたが、全身麻酔で記憶がないまま、手術はあっという間に終わっていました。 退院してからの生理の様子は?腹腔鏡手術という傷跡も小さな手術でしたが、麻酔が切れると1、2日は痛みが続きなかなか歩くのもひと苦労でした。腫瘍は幸い良性で、卵巣を取らずに腫瘍部分だけ取り除いてもらえました。検診で見つけてもらえてよかったと安堵するとともに、定期的な婦人科検診の重要さを実感しました。 もともと生理痛はそんなに重いほうではありませんが、生理痛も緩和され、経血量もかなり少なくなりました。 まさか自分が病気にならないだろう。診察結果が怖いからあんまり病院に行きたくない。婦人科に行くのはなんだか恥ずかしい。という思いから、婦人科へはなかなか行きづらいと思っていました。 しかし、今回の経験から手遅れになる前に定期的に婦人科に行くようにしようと考えを改めました。もう二度としたくない大変な経験でしたが、このとき気付けたことを周囲の人たちにも伝え、何か異常があればすぐに病院に行くようにと話したいと思います。 著者/南 こころ作画/ののぱ監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ
2024年03月29日私は普段、ネットで生理用ナプキンを買っています。ところがあるとき、ナプキンを切らしてしまったため、やむなくドラッグストアに行くことに。すると、店内には驚くべき配慮があって……。 久しぶりにドラッグストアへ行くと…?私は日ごろ、ネットで生理用ナプキンを買っています。ところがあるとき、家のストックを切らしてしまいました。ちょうどそのとき生理がきていたので、ネットの配達を待つよりも店舗に買いに行ったほうが早いと考え、ドラッグストアへ行くことに。 しかし、久しぶりにドラッグストアを訪れたため、まずナプキン売り場を探すのが大変でした。店内でいくら探しても生理用ナプキンが見当たらない……と思っていたら、店内に「生理用ナプキンは女性用化粧品と一緒に2階で売っています」と書かれた看板を見つけたのです! 1階をぐるりと回ったあとにこの案内を見つけ、私は2階へと向かいました。 レジに行ってもっとびっくり!「ナプキンを買うとき男性に見られるのが嫌な人もいるから、女性用化粧品と一緒に2階に売られているのかもしれない」。そう考えると、店側の配慮に思わず感心してしまいました。 そして2階に着き、店の奥のほうにあった生理用ナプキンを見つけ、カゴに入れてレジに向かいました。するとそこで、もう1つびっくりすることがあったのです。 それは、レジの店員さんから「紙袋にお入れしましょうか?」と聞かれたことでした。 店舗での配慮に感謝店員さんからの問いかけにびっくりしながらも、私はその発言を聞いて「透明のビニール袋にナプキンを入れて持ち歩くのを恥ずかしいと思う人がいるかもしれないから『紙袋に入れましょうか?』と聞かれた」と解釈しました。 このとき、持ち帰り用に使おうと自宅からエコバッグを持参していた私。その袋は透けるタイプの袋ではなかったので「紙袋はいりません」と断ったのですが、売り場での陳列の工夫に加えて、買ったあとのことも考えてくださる店側の配慮を、とてもありがたく感じた出来事でした。 久しぶりにドラッグストアに生理用品を買いに行った私。お店ではさまざまな人の気持ちを考え、買いやすくする工夫をしていることを知って、非常に驚きました。最近はこのように店舗側が工夫してくださっているようで、とてもありがたく思うのですが、少しずつ「ナプキンを買うことは恥ずかしいことではない」と思える人が増えて、男性の前でも堂々と生理用品を買えるような、女性が生きやすい世の中になったらいいのにな……とも思います。 著者/nanoka22作画/おみき 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おみき
2024年03月29日生理前や生理中は感情の波が強くなり、いつもよりイライラしたり、落ち込みやすくなったりします。そんなとき、どうしたらいいのかわからず困ってしまうこともあるでしょう。そこで今回MOREDOORでは、「感情の波との向き合い方」について実際に経験した投稿者の声をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。監修:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。一人の時間をつくる外の空気を吸う音楽を聴く漢方を飲む半身浴をする自分に合った方法を……生理中の感情の波に振り回されるのはつらいですよね。対処する方法は、人それぞれです。自分に合った方法を見つけてみてくださいね。※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一(MOREDOOR編集部)
2024年03月28日私は生理前、いつもより感情的になりやすく、ダメだとわかっていてもつい口調が強くなってしまいます。それは娘も同じで、お互いPMS(月経前症候群)でイライラしていると、女子同士のバチバチが始まり。 お互いの生理が重なると…14歳の娘は、反抗期を迎えてつんつんとした態度をとるようになりました。いつもならスルーできるのですが、私が生理前だとついつい口うるさくしてしまいます。 最悪なのは、お互いPMS(月経前症候群)でイライラしているとき。感情の振り幅がジェットコースターのようで、激しい口喧嘩が勃発。母親の私が一歩引ければいいのですが、だんだんとストレスが溜まってきて、ある日突然、娘に対して爆発するなんてことも……。夫からは2人とも、「危険人物」なんてあだ名を付けられてしまいました。 スイーツと紅茶を飲みながら会話ある日、夫に「娘にきつい言葉をかけてしまう」と悩みを口にしていたところ、「普段のあなたたちなら落ち着いて話すことができるんだから、感情が落ち着いたタイミングでちゃんと話し合わないとダメだと思う」とのアドバイスをもらいました。 そのため、私の機嫌が悪いときにはコンビニスイーツを差し入れしてくれる夫を見習って、娘に甘い物を買ってきて2人でお茶をすることに。甘い物を食べて大好きな紅茶を飲んだおかげか、このときは落ち着いて話すことができました。 冷静に話し合いをしてみると、娘のことを理解しているようでわかっていない部分が多くありました。だんだんと大人になってきて、悩みも増えてくる年ごろ。娘の生理時の症状や考えていることを聞いて、生理についてはきちんと話せていなかったなと反省したのでした。 著者/伊藤未唯作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年03月28日私が久しぶりに会う友人とランチをし、気になっていた映画を2人で見たときのこと。私は生理が始まってしまっていたようで……。 映画を見終わったあと、友人から「もしかして、生理がきているかも」と言われました。急いでトイレに行くと……たしかに生理が! その日は白いジーンズをはいており、そこまで目立つ赤い汚れではなかったものの、茶褐色の汚れがついてしまっていて……。友人はそれを見て指摘をしてくれたようでした。 日常的に生理用品を持ち歩いていたためナプキンを着けることはできました。しかし、ジーンズの汚れはその場でティッシュで軽く拭くことしかできず、落とし切ることができなくて……。汚れはさほど目立つものではなかったですが誰かに見られたら……と思うと気が気ではありませんでした。 すると、そんな私を心配してくれたのか友人が自身が着ていたジャケットを貸してくれたのです。おしりが隠れるほどの丈があったため、私はありがたく借りることに。そして、念のため映画館のスタッフの方に事情を説明しました。映画を見る前にトイレに行ってちゃんと確認をしておけば……と友人にも映画館の方にも申し訳ないことをしたなと反省した出来事でした。 その後は友人の言葉もあり、帰宅することに。ジーンズはすぐに洗い、無事にシミを落とすことができました。また、友人から借りたジャケットもきれいに洗濯し、次の日に返したのでした。 著者/中村幸子作画/ちゃこ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年03月28日当時、中学生で思春期真っただ中だった私。生理中ナプキンをトイレへ持っていく際、過剰に人の目を気にしていた私は、人の目が気にならなくなるある方法を思いつき……。 人の目が気になった中学生時代私が中学生になって間もないころ。生理中にトイレへ行く際は、ナプキンの入った生理用のポーチをかばんから出し、これをポケットに入れてトイレでナプキンを使っていました。 しかし、トイレへ行く際にわざわざかばんからポーチを取り出し、トイレから帰ったあとにポーチを戻すと、ナプキンの入ったポーチだとわかりやすく、生理であることが周囲にわかってしまうのではないかと、気恥ずかしさを感じるようになりました。 今考えれば、まったく恥ずかしいものではないと思うのですが、思春期真っただ中だった当時の私は、過剰に人の目を気にしており、目立つことを嫌っていたため、友だちからポーチに言及されたり、男子にからかわれたりすることを恐れていたのです。 ナプキンを持ち運ぶアイデアをひらめく私はこの恥ずかしさや言及される不安をどうにか軽減できないかと悩み、ある日、ナプキンをハンカチでくるむアイデアをひらめきました。方法としては、かばんの中で生理用ポーチからナプキンを取り出し、ハンカチにくるんでポケットにしまい、トイレへ持っていく、というもの。 はたから見れば、かばんからハンカチを出してポケットにしまったように見え、トイレを出るときにはナプキンはもうないため、ハンカチも普段通りに使えます。私はこれだ!と大喜びし、さっそく次の生理から実践するようになりました。 人目を気にせず持ち運びが可能によくよく考えると、かばんの中でごそごそと手を動かしたあとに、わざわざハンカチを取り出すのも不自然ではあるのですが、当時の私は「画期的な方法だ!」と感激しており、実際、この方法を実践するようになってから、人目を気にせずにナプキンを持ち運べるようになったのです。 誰かにこの方法について突っ込まれることもなかったため、私にとっては効果のある方法だったのだと思います。 今はもう恥ずかしい行動だとは思わないので生理用ポーチを直接トイレへ持って行くことがほとんどですが、生理用ポーチを開くときに時々ふとこの持ち運び方を思い出すことがあります。そのたびに、中学生のころは必死だったな、そこまで気にしなくてもよかったのにな、と懐かしく思う出来事です。 著者/百田作画/ちゃこ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年03月27日