■前回のあらすじ大好きだったはずの料理なのに…もう作りたくない。何かがプツンと切れ、心が壊れていくように感じたのでした。大好きだった料理を嫌いだと思うようになってからというもの、体が重くて何をするにもやる気が起きない。不思議と育児の時だけは体は動いたけれど、家事は本当に最低限。ギリギリ…? アウト? な状態まで落ちてしまいました。動かない体と責めるような夫の目がつらかった…。次回に続く 「いいから黙って食え!!」(全39話)連載は21時更新!
2022年01月12日■前回のあらすじお惣菜を買った夜から夫とはろくに話もしなくなりました。唯一のコミュニケーションは、毎日夫から送られてくる、味噌汁の有無を確認する連絡だけ…。料理が大好きで、子どもが産まれてもそれは変わらないと思っていたけれど…。手が回らない家事、慣れない育児。そしてトドメに夫の態度。体も心も疲弊して、文句を言う力すら出ず、料理が嫌いと思うまでに。何かがプツンと切れ、心が壊れていくのを感じるのでした。次回に続く 「いいから黙って食え!!」(全39話)連載は21時更新!
2022年01月11日■前回のあらすじプロポーズ時の「毎日味噌汁を作る」という約束。「今は状況が違う」と反論したくても子どもたちが泣き出したため、話し合いができませんでした。あの夜からろくに口をきいてない。夫は仕事で忙しいし、自分も育児で余裕がない。そして何より、心の余裕がない。夫と話をしたいと思いつつも、心が追い詰められてできませんでした。次回に続く 「いいから黙って食え!!」(全39話)連載は21時更新!
2022年01月10日■前回のあらすじ夕食にお惣菜を出すと、「楽するのはいいけれど、最近手を抜きすぎ」と言われてしまいました。さらに味噌汁を作っていないことをとがめられ…。味噌汁発言に言い返そうとしたら、会社から電話が…。電話を待ってるうちに子どもたちも泣き始めたので、寝かしつけをして部屋に戻ると食べたままの食器が残っていて。いくら仕事で疲れているとはいえ食器すら流しに置けないのかと、がっくりしました。育児に疲れた。家事に疲れた。夫の態度に疲れた。もう夫に文句を言う気力もない…、心の底から溢れでた言葉でした。次回に続く 「いいから黙って食え!!」(全39話)連載は21時更新!
2022年01月09日■前回のあらすじ夕食がお惣菜であることに気づいた夫に、思わず「疲れてたから」と言い訳してしまいました。すると夫は「俺だって疲れてる」と反論し…。惣菜をだしたら「楽するのはいいけど」「最近手を抜き過ぎ」と言われてしまいました。これは…「惣菜を買ったなら夕飯を作る時間が浮くんだから、その間に部屋の片付けできないの?」と言っている?(結局、楽をするなと聞こえてしまう)たしかに夕飯を作る時間は浮くけれども…。今までだって双子育児でキャパオーバー。片付けまで手が回っていないんだから、惣菜を買ったくらいで家の片付けができるわけない。というか散らかす担当が2人もいたら、片付けても片付けても追いつかない。平日は仕事だから私の状況がわからないかな? と思いつつ、でも休日にちゃんと子どもと触れ合っていたらわかることなのでは? とも思ってしまいます…。次回に続く 「いいから黙って食え!!」(全39話)連載は21時更新!
2022年01月08日■前回のあらすじ育児に疲労困憊。そんな時スーパーで目にしたお惣菜を買ってみることに。しかし、夫の反応は…。疲れたって言われるのは別にいいけれど、自分が疲れたと先に伝えた時に、「俺だって疲れてる」って返されるのはなんだか辛い。何が正解か分からないけど、「今日何かあったの?」って話を聞いて欲しい。そしたら「今日仕事どうだった?」って返せる気がするのに…。次回に続く 「いいから黙って食え!!」(全39話)連載は21時更新!
2022年01月07日■前回のあらすじ料理に自信があったため、結婚後もずっと一汁三菜の食事を作っていました。でも、双子が生まれるとそうもいかなくなってしまったのです。 今まで手作りにこだわっていたけど、疲れているときは「お惣菜」もアリだよね? お惣菜を買い夕飯準備が楽になったことで気持ちも軽くなったのですが、夫の反応はというと…?次回に続く 「いいから黙って食え!!」(全39話)連載は21時更新!
2022年01月06日このお話は作者ツムママさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。こんにちは! ツムママです。今回は私の元に寄せられたご夫婦のエピソードをご紹介します。双子の誕生で生活が一変。得意だった料理もだんだんシンプルなものになっていき…。その様子に夫は不満があるようでした。次回に続く 「いいから黙って食え!!」(全39話)連載は21時更新!
2022年01月05日■前回のあらすじこれまでのことを振り返ってみると、今まで夫の思いや自分の気持ちを大切にできていなかったことに気付きました。■夫婦がお互い対等であるために…■夫をもっとたくさん頼っていきたい昔から人に甘えたり頼ったりすることがとても苦手でした。人に弱みを見せることも少なかったと思います。夫はそんな私と正反対で、めちゃくちゃ甘え上手で、婚前は自堕落な生活を送っていました。そんな彼に対して「私がなんとかしなくちゃ」と謎の責任感を抱き、結婚後私のその特性はさらに強くなったように思います。でも、今回のことがきっかけで「やりたい気分じゃない」「今日は疲れた」という理由で夫に投げてもちゃんと受け止めてくれることを実感し、心に余裕ができたように思います。“頑張る自分”でいることが自分を保つ唯一の誇りに思っていたので、気を抜くのが怖かったのですが、抜いてみたらなんと気持ちの楽なこと…!これからは余裕のあるドンと構えた母でいたいなぁと思う今日この頃です。お読みいただきありがとうございました!
2021年12月21日■前回のあらすじ「夫婦関係悪化の原因は妻側にある」と言われ絶句。初めは受け止められずにいたけれど、少しずつ自分の気持ちを整理してみることに。■自分に向き合い見えてきたのは…■夫を自分の思い通りにしようとしていたことに気付く頭の中でごちゃごちゃ考えている間はすごく複雑で壮大なことを考えている気分になりますが、書き出してみるとすごく単純で小さなことだったりする…私あるあるです。今回は当たり前のことができていなかったことに気付くっていうところが大きな収穫だったのかな、と思います。今は自分の世界がほぼ娘と夫だけの状態になっていて、こういう限られた関係の中で生きている時こそ視野が狭くなりがちなので、これからも気をつけなくちゃなぁと思います。あくまでもマイルールです! これが正しいとは思っていません。自分への決意表明のようなものです。次回に続く「パパの育児力アップを目指して」(全13話)は17時更新!
2021年12月20日■前回のあらすじ夫婦カウンセリングを受けてみると、夫婦仲が悪くなった原因は妻側にあると言われました。■夫と娘のために頑張ってきただけなのに…■辛い…でもこの状況をどうにかして変えたい…!私たちが通っているカウンセリングは、相談者の話に耳を傾けて受け止めていく“傾聴型”ではなく、“思考改善型”と謳っているところです。そのため、私たちから喋ることはほぼなく、テストの結果を見てカウンセラーの先生がパンパーーン! と喝を入れるかのようにお話していきます。そのまま描くとどうしてもカウンセラーの先生が悪役のような見え方になってしまうので、漫画では内容を省略してソフトにお話する先生を描きました。私たちがそういうカウンセリングを選んで通っているし、カウンセラーの先生を批判するというつもりは全然ないのですが…、事情もよく知らないままでテストの数字を見て私の両親や私の性格についていろいろと言われたので、豆腐メンタルな私は心がえぐられました…。しかし、今では自分の考え方を変える良いきっかけになって良かったなと思っています!次回に続く「パパの育児力アップを目指して」(全13話)は17時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年12月19日■前回のあらすじ溜まり続けた不満が爆発したことをきっかけに、夫婦喧嘩が絶えなくなってしまいました。そこで夫婦でカウンセリングに通うことになり…。■カウンセラーの見解は…■夫婦関係を悪化させている原因はカウンセラーの方に言われた言葉をそのまま描いています。描きながら漫画っぽいセリフだなぁと思いましたが、本当にこう言われたのです。ちなみに、ストレス値が高い=うつ病や育児ノイローゼの診断ということではなく、私の場合、ただちに受診を勧めるということではなかったようです。次回に続く「パパの育児力アップを目指して」(全13話)は17時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年12月18日■前回のあらすじ仕事を理由にだんだんと育児をしなくなっていく夫。しかし、休日家でゴロゴロしている夫にモヤモヤが積もっていき…。■ついに爆発! 夫に不満をぶつけてしまう■夫婦仲はどんどん悪化喧嘩の内容などは一部フィクションを含みます。この時私もなぜこうなってしまったのか、どこで歯車が狂ってしまったのか、とわけがわからない状態でした…。少し暗い内容が続きますが、夫婦の育児に対する向き合い方を変えるきっかけとなったことなので、あたたかく見守っていただけると幸いです!ちなみに、今は夫婦関係良好なのでご心配なく…!次回に続く「パパの育児力アップを目指して」(全13話)は17時更新!
2021年12月17日■前回のあらすじ夫が率先して家事をやってくれたり、娘と積極的にかかわろうと頑張ってくれたおかげで、パパ見知りを克服することができました。■徐々に育児をしなくなっていく夫■私が頑張ろう! と自分に言い聞かせる日々いや、育児しろって言えよ。なんで育児しないのか聞けよ。たったそれだけの話なのですが、それができなかった…!気持ちの未消化の出来事は省略して描いているので、急に私が不安がったり自意識過剰になっていたりイラついていたり感情がコロコロする心理描写ばかりなので、感情移入はしづらいかと思います。そしてこのあたりから、さらに私の情緒不安定さが激しくなっていきます…!次回に続く「パパの育児力アップを目指して」(全13話)は17時更新!
2021年12月16日■前回のあらすじいつも通り夫と娘のふたりでお風呂に入っていたある日、突然娘が大泣きし始めました。それは、パパ見知りの始まりだったのです…。■自分にできることをやろうと立ち上がる夫■パパ見知り克服! 家族の一体感に幸せの日々…次回から夫婦仲についても触れていきます。育児についての話をしているのにわざわざ夫婦仲について言及する必要があるのかどうかすごく悩みましたが、夫婦の問題に向き合うことで子育てについての意識がお互いかなり変わったので、やはり少しだけ触れておきたいのです。次回に続く「パパの育児力アップを目指して」(全13話)は17時更新!
2021年12月15日■前回のあらすじパパの成長記録をつけ始めたら、旦那氏への感謝の気持ちを改めて感じることができるように。そして、旦那氏もどんどん育児に自信をつけ…。■突然旦那氏に訪れたピンチ■パパ見知りに打つ手なし…みなさまのお子様はパパ見知りの時期はありましたか? 我が家は本当に大変でした。身の危険を感じさせるような泣き方で突然始まりました。ちなみに、その日の日中は娘と旦那氏は顔を合わせて同じ空間で生活しています。もともとパパがいる休日の方が機嫌が悪くなることは多かったですが、まさかこんなタイミングでパパ見知りが始まるとは思いもせず…。次回に続く「パパの育児力アップを目指して」(全13話)は17時更新!
2021年12月14日■前回のあらすじSNSを活用し周りにイクメンアピールをしたことが功を奏したのか、旦那氏は積極的に育児をするように。私への気遣いまでしてくれて…。■パパの成長記録をつけ始めて気付いたこと■育児に自信をつけた旦那氏パパの成長記録をつけ始めたのは作戦というわけではなく、ただ単純に記録として残そうと思っただけです。でも結果的に旦那氏にとっても良い影響を与えたのかなと思いました。次回に続く「パパの育児力アップを目指して」(全13話)は17時更新!
2021年12月13日■前回のあらすじミルクとお風呂、このふたつの癒しタイムを旦那氏に捧げ、娘をかわいい! と思ってもらえるように努めたところ、効果絶大で…。■次なる作戦は…■育児だけでなく私への気遣いもしてくれるようになんとなく感じている方もいるかもしれませんが、私はねちっこい性格なので、陰湿にジワジワ攻めていきます…! 自分の気持ちを遠回しに表現するので、嫌みっぽいと言われるのが悩みです…。でも、「赤ちゃんかわいい! 」という気持ちすらなかった旦那氏は、その気持ちを持ち始めたらどんどんと育児してくれるようになりました。次回に続く「パパの育児力アップを目指して」(全13話)は17時更新!
2021年12月12日■前回のあらすじ旦那氏の父性を目覚めさせるため抱っこ作戦を決行するも、あえなく失敗。次は育児のいいとこどり作戦をすることに…!■職場の先輩の言葉がヒントになり…■娘とのお風呂タイム作戦!ここまでの作戦内容「抱っこ」「ミルク」「お風呂」の3つ…。「え!? そんなの当たり前じゃん! これのどこが作戦なの…?」と思われた方、素敵な旦那様をお持ちです。赤ちゃんと関わった経験がない、子どもが好きというわけでもない、父親としての自覚が芽生えていない旦那氏に、これらの基本的な育児を通して「かわいい」という気持ちを持てるようにすることに骨を折りました。旦那氏が自分の娘をかわいがってくれると、自分のことも大切にされているような不思議な幸福感があって、ふたりの姿を眺めるのが大好きでした。次回から、作戦が水面下で少しずつ動き始めます…!次回に続く「パパの育児力アップを目指して」(全13話)は17時更新!
2021年12月11日■前回のあらすじ自分優先で生きてきた旦那氏は娘が産まれても放置するばかり。そんな旦那氏を私は許すことができず…。■旦那氏の父性を芽生えさせるために…■旦那氏にとって「抱っこ」とは…前回、壮大な前振りをしてしまいましたが、やっていることはこんなにも地道です…。旦那氏は結構良い体格をしています。でも抱っこ限界時間は5分でした。これって旦那あるあるなのでしょうか…?それとも私の旦那が特殊なのでしょうか…?未だに5分以上抱っこしていられない旦那氏です。次回に続く「パパの育児力アップを目指して」(全13話)は17時更新!
2021年12月10日こんにちは! たまままです!このお話は、ずっと自分のことを優先して生きてきた旦那氏に対し、子どもが産まれたことをきっかけに親としての自覚を持ってもらうべく、さまざまな作戦を立て水面下で実行していく私の奮闘記です…!■自分優先の旦那氏とは育児の価値観もズレていた…■泣いている娘を放っておく旦那氏が許せない…!このプロジェクトは現在進行形であり、むしろ迷走真っ只中なので、すごくスッキリー! という終わり方にはなりません…。価値観の全然違う夫婦が同じ方向性で育児していくために奮闘していますので、どうかあたたかく応援していただけると嬉しいです!次回に続く「パパの育児力アップを目指して」(全13話)は17時更新!
2021年12月09日産後のママの身体と心の状態は?ママの身体が回復しようと変化する時期妊娠・出産は、ママと赤ちゃんの身体と心に大きな影響を与えます。主に産後6~8週間までは産褥期(さんじょくき)と呼ばれ、ママの身体が妊娠前の身体の状態に回復しようとする変化と、赤ちゃんのために母乳を分泌しようとする変化とが同時に起こる時期です。このようにママの身体に大きな変化があるときは、できるだけ身体を休めることが大切とされています。しかし、実際には数時間おきの授乳やおむつ替えなどでまとまって休む時間がとりづらく、育児に対する責任感や不安が募り、精神的・身体的な疲労がたまりやすくなっているママも少なくありません。※産褥期…ママの身体が妊娠前の状態に戻るまでの期間。おおよそ産後6〜8週間まで。マタニティブルーズと呼ばれる症状も産後数日〜10日程度は、不安や気持ちが落ち込むマタニティーブルーズの症状があらわれ、心身ともに不調が続き落ち込みやすい時期とされています。マタニティブルーズの症状は一時期で終わることでほとんどですが、症状が長引く場合は医師や助産師に相談して早めに対処できると安心です(※1)。近年は、近くに祖父母が住んでいないなど核家族化が進み、ママがひとりで子育てや家事を担う場面も増えてきました。産後うつや夫婦仲にズレが生じる産後クライシスも気になる方も多いでしょう。できるだけ産後のママの負担を減らすためにも、ママと赤ちゃんのそれぞれに合ったサポートを上手に活用していけると良いですね。産後ママをサポートする「産後ケアリスト」とは?「産後ケアリスト」とは、一般社団法人日本産後ケア協会の認定資格を取得し、産後のママのサポートを行う人のことをいいます。出産後の女性の心と身体、子育てをサポートする訓練を受けており、ときにはマタニティ期から子育て環境を整える手伝いをします。産後のママは赤ちゃんを迎えて嬉しく思う反面、身体の不調や育児に対する不安、夫婦関係に関する悩みなどを抱えてしまうことがあります。産後ケアリストはそんなママの気持ちに寄り添い心の声に耳を傾けながら、子どもの成長に合わせたさまざまな支援を提供していく人たちといえます。産後ケアリストのサポート内容は?産後ママの身体のサポート産後のママは腰痛、産後腱鞘炎、尿失禁など、さまざまな身体のトラブルに見舞われることがあります。そこで産後ケアリストはママの体力回復と健康的な生活のために、ママや赤ちゃんをとりまく環境を整えたり育児のお手伝いをしたりとさまざまなことに取り組みます。たとえば、バランスのとれた食事や料理のサポート、十分な休息と睡眠確保のためのアドバイス、産褥体操や骨盤ケアなどに関する情報提供など、ママが子育てしやすいよう充実した内容が特徴です。ママがゆっくりと身体を休めることで、疲れたときや気分が落ち込んだあとなども少しずつ前向きに育児ができるようサポートします。産後のママたちの心のサポート赤ちゃんがお腹の中にいるあいだ、ママは赤ちゃんが生まれたときのイメージや心がまえをゆっくりと育んできましたね。幸福感に包まれたゆとりのある育児をイメージしていた人もいるかもしれません。しかし、実際に赤ちゃんのお世話が始まると「きちんとできているか」「栄養が足りているか」「泣き止まないのはなぜ」と気になることが絶えず、不安な気持ちになることがあります。特に産後は気持ちの波が大きいケースも多く、夫や家族に対してモヤモヤとした気持ちを抱えて自分を責めてしまうことも珍しくありません。産後ケアリストはこうした産後のママ特有の不安や悩みを受け止め、ゆっくり安心して母親になるためのサポートをします。夫や祖父母との関係調整のアドバイスや、退院および帰宅の付き添いも行っている支援のひとつです。子育てや生活のサポート赤ちゃんのお世話をしながら生活リズムを心地良く整えていくには、少し時間が必要とされています。上の子どものお世話があったり、早々に仕事に復帰をしなければいけなかったりする場合もありますよね。育児の環境を整え、赤ちゃんがいる生活に慣れるまでのサポートをするのも産後ケアリストの仕事です。食材や生活用品の買い出し、家事代行といった家事サポートや、赤ちゃんと一緒に外出する際の付き添い、上の子どものお世話を含む育児サポートなど、大人の手が必要なときにママの心強い味方になってくれますよ。産後ケアリストの利用方法・料金は?自治体のサービスを利用するたとえば、京都市では産後ケアリストがいる産婦人科に産後ケアを委託し、施設を利用したママに対して助成を行っています。このような公的な産後ケアは、全国各地の市町村が主体となり実施しています。サポート内容には産後ケア施設による宿泊型や通所型のサポート、担当者が自宅に訪問するアウトリーチ型のサポートなどがあり、いずれも無料~数千円程度の料金で利用できることがほとんどですよ。しかし、現在産後ケアリストの派遣や利用助成を行っている自治体はまだ多くありません。サポートを実施する事業者や利用条件は自治体によって異なるため、産後ケアリストのサポートを希望する場合は住民票がある自治体に問い合わせてみてはいかがでしょうか。また産後ケアリストのサポート以外でも、自治体でさまざまな産後ケア事業を行っているケースもあります。産後ケアのサポートや申し込み内容が気になる場合は、同じく各自治体に問い合わせて確認できると安心ですね。民間のサービスを利用する産後ケアリストは、日本産後ケア協会が運営する訪問型の産後ケアサービス専門サイト「MAMA’S HEAVEN」から申し込みが可能です。申し込みには5つのステップがあります。1.希望の産後ケアリストを検索2.サイトから登録・申し込み3.希望の産後ケアリストと面談4.産後ケアリストから見積もり・サポート内容の提示5.見積内容の承認後、料金を振り込み申し込み完了現在サイトで紹介されているのは、登録された産後ケアリストの一部に限られています。掲載されていない産後ケアリストも在籍しているため、利用地域などに希望があれば事務局に問い合わせてみましょう。利用料金は産後ケアリストのキャリアや依頼内容などによって異なりますが、2~3時間の利用で5,000円~10,000円が目安です。産後ケアリストのサポートで家族も笑顔に産後は急激にママの身体の回復が行われる時期とされています。疲れたなと感じたときは、ママはできるだけ自分のことをしっかりとケアしてあげたいものですね。しかし、ママになると赤ちゃんのこと、家族のこと、家のことを優先することになり、なかなか思うように休みが取れないこともあるかもしれません。そのようなときには、思い切って誰かに頼ってみてはいかがでしょうか。近くにサポートをお願いできる人がいないときは、産後ケアリストをはじめとする民間サービスや自治体のサポートを利用してみるのもおすすめです。ママが心と身体をしっかり休めて穏やかに過ごせることで、赤ちゃんや家族が笑顔になれるよう育児ができると良いですね。この記事は2021年11月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2021年12月09日里帰りで初めての出産を終え、産院を退院する日のことです。産後は体やメンタル面に様々な変化が見られましたが、まさか自分にこんな変化が訪れるとは……!私が産後1週間で体験した衝撃エピソードをご紹介します。 退院日、病院の説明を聞いていると… 産後はとにかく緊張感と寝不足で気が休まらない日々。「やっと退院の日だ!」と喜んでいたのも束の間、病院の方からの説明がまったく頭に入ってこなかったのです……! 1カ月健診の日程などもその場で覚えられなかったので、あわててスマホにメモ。予防接種を受けに行く際も小児科の先生が言っていることが記憶できず、かなり困惑しました。アメリカではこうした産後の記憶力低下などの現象を「マミーブレイン」と呼ぶそうです。子どもが1歳になるころにはだいぶ記憶力や理解力が戻ってきましたが、当時は産後の体の変化に衝撃を受けたのでした。 ★♡★♡ベビカレ秋のマンガ祭り★♡★♡マンガ200連載突破を記念して『べビカレ秋のマンガ祭り』開催中!話題のマンガを毎日増量配信♪ぜひチェックしてくださいね!著者:月村おはぎ4歳娘の母。SNSで育児漫画やコミックエッセイを発信しているイラストレーター 。敏感で人見知りなHSC気質の娘の成長日記や転勤にまつわる経験談を漫画にしている。
2021年12月07日初めての出産で、自分の体と心の変化に“精神崩壊”したエピソード 「地獄の新生児編」 の作者・まきこんぶさん。親友の助けもあり“精神崩壊”から脱することができたまきこんぶさんでしたが、今度は夫に対して気持ちの変化が…。■ラブラブだったはずなのに出産前はラブラブで、スキンシップも多めだったまきこんぶさん夫婦。産後、夫婦仲が悪くなる「産後クライシス」について知ってはいたものの、自分たちに限って、そんなこととは無縁とばかり思っていました。ところが…。娘の「こはさん」を出産し、退院してから初めての日曜日のこと。天使のように綺麗で小さな新生児の顔ばかり見ていたせいか、まきこんぶさんは夫の顔に衝撃を受けてしまったのです。あんなに愛していたのに、まさか夫の顔に恐怖を覚える日が来るとは……!その後もしきりにスキンシップをはかってきた夫でしたが、まきこんぶさんは…完全拒否! 出産前のスキンシップを思い出しても悶絶してしまうほどになってしまっていました。しかし、夫はそれでもめげませんでした(それもそうですよね)。■でもでもでもでも…夫のすべてに嫌気がさしてくる産後すぐで情緒不安定なこともあり、余計に夫の言動ひとつひとつにイラっとしてしまうまきこんぶさん。ついにここまでくると、脳裏をよぎるのは「離婚」の2文字…!!!!ついに夫への愛情が消滅したまきこんぶさん。さらには夫に育児ストレスをすべてぶつけていたため、さすがの夫もとうとう限界突破。家を出て行ってしまったのでした。そして…。さすがにこのままではまずいと思ったまきこんぶさん。なぜこうなってしまったのか伝えようとしたものの、うまく説明できず、ついに離婚の危機に直面してしまったのです!■既婚男性「勉強になりました」「産後クライシス」という言葉があるだけに、同じような経験をされた方が多数いました。まずは女性の意見からご紹介します。あるあるすぎて、読みながら笑ってしまいました。 旦那が号泣したところも同じ!(笑) 息子2人が親になった時には、嫁が冷たくなっても、そんなもんと気にせず、いつも通りにしときなさい、なんならちょっと優しくしてあげなさいと教えたいと思います(笑)。自分のことかと思うくらい一緒でした! そして子供が2歳になってもそのままです(笑)。産後クライシスからいまだに抜けていません。男の人は赤ちゃんが産まれてもそれまでの生活と感覚がかわらないものなだなと思いました。私の夫もそうでした。こちらがどういう状況か、見ていればわかると思っていましたが、そうではありませんでした。きちんと言葉でこちらの大変さを伝えて、初めて理解したようです。母親は子供が産まれる前から母親だけど、父親は赤ちゃんが産まれてから少しずつ父親になっていくんだなと実感しました。ここまでではないけど…あったなぁと思いながら読みました。卒乳したらだいぶ普通になりましたが、それでも、母と女(妻)の両立、切り替えは難しかった。妊娠、出産と劇的な変化をする妻に対しての想像力というか、理解が夫に必要だと思う。そして、妻も自分の変化や戸惑いを伝える努力が必要、と。 正直…産後いっぱいいっぱいで夫のフォローまで回らない、むしろ夫にフォローしてほしい。ただただ安心感をください。子供のこと以外での不安を与えないでくれっ。ホルモンの影響は恐ろしいです! 旦那の顔はしっかり毛穴まで見ておこうと思います!嫌いになったわけではないけど何かいやという自分でも戸惑って表現できない気持ちに「わかるー!」となっていました。生まれる前に甘々カップル夫婦の方が産後の落差が激しいかも。私も出産前はとにかく旦那大好き!でしたが、産まれたらとにかく邪魔で仕方なかったです。でも、二人目が欲しいと思いだした頃から旦那とのコミュニケーションも戻りました。ホルモンって不思議です。わかります。旦那さん、耐えてください。耐えてくださいとは(笑)。男性からの感想もご紹介します。嫁から送られてきて読みました。こんなもんですよね。私は男性ですが、簡単に子どもが欲しいと思ってしまっています。こんなことがあるんですね。 かなり勉強になりました^^ 本当にありがたいです。出産後、ホルモンの関係で、多少なりとも気持ちに変化が生じるのは仕方がないようです。でも、それを相手に理解してもらえるよう、きちんと言葉で伝えるのが良い夫婦関係を築く上では大事なのかもしれません。ウーマンエキサイトには他にも「産後クライシス」を経験されたママたちの漫画が多数掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 ▼漫画「産後大好きな夫と久しぶりに再会、しかし思いもよらぬ展開に…!」
2021年11月28日フランスでは産後すぐにペリネケアといって、妊娠や出産で緩んだ骨盤底筋を鍛えるケアが普及しています。2年前に長男を出産したときは、産後の疲労が激しく、初めての子育てに余裕がなかったためペリネケアを受けられませんでした。長男出産後、ペリネケアは必要だと感じていた私は、次男の産後初めて治療を受けてみました。すると、驚くほどの効果があったのです! そんな私の体験談です。 フランスのペリネケアフランスでは産後6~8週間に健診を受け、ペリネケアを希望する場合は処方箋をもらって無料でペリネケアを受けられます。産後の尿漏れや腰痛予防に推奨されていて、8割のママはケアを受けているそうです。 ペリネケアは、リハビリ施設か在宅助産師にて週に1回30分✕10回分のコースで、専用の機械を使って骨盤底筋を鍛えるエクササイズと自宅でできるエクササイズの指導を受けます。次男の妊娠中に尿漏れがひどかった私は、産後のペリネケアを実際受けてみました。 実際おこなってみると…ペリネケアの方法は、機械の合図に合わせて会陰をキュッと引き上げるようなイメージで力を入れて引き締めます。約15秒ほど継続して引き締めるのですが、ペリネケアを始めた当初は自分でも驚くほど力が入らず、8秒キープするのがやっと。私は「骨盤底筋ってこんなにも力を入れるのが難しいのか!」と驚きました。 ペリネケア後はうっすら汗をかくほど! 自宅での課題もあり、同じようなエクササイズを30回おこなうように指導を受けました。私はできる限り治療に通い、家でも空いた時間におこないました。 こんなにも変化が!自宅のエクササイズは時々忘れてしまうこともありましたが、ペリネケアを始めて2週間後くらいから、会陰を数秒間引き締めることがつらくなくなりました。 いつもトイレを目の前にすると下着をおろす間もなく尿漏れがあった私が、ペリネケア開始1カ月後には、下着を汚すことなく尿を我慢することができるようになったのです! 約1カ月間でこんなにもペリネケアの効果を実感できるなんて、想像していませんでした。 私の場合、次男の妊娠中から尿漏れがあり、ペリネケアは産後のママの体にとってとても重要だと思っていました。実際ペリネケアを受けてみると、開始して間もなく自分で実感できるほどの効果がみられ、とても満足しています。子育ての合間に自分の時間を作ることは難しいですが、これからもペリネケアを続けていきたいと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:岩見 エリ1男の母。看護師歴12年、現在はフランスで出産し子育て中。
2021年11月11日夫との距離が近い女友達…。何もやましいことはないと信じているけど、妻としてはモヤモヤが芽生えてしまいますよね。今回のエピソードの投稿者の有紗さんもそのひとり。しかも、産後間もない有紗さんを傷つけた夫の行動に「夫にも父親にもなる覚悟が足りない!」「妻の産後直後にありえない!」など、ブーイングの嵐と共に有紗さんを応援するコメントが集まりました!■夫と距離が近すぎる女友達にモヤモヤ1歳の女の子を育てるママ、有紗さんの悩み。それは、夫の女友達がやたら夫にベタベタくっついたり、無神経にこっちが聞きたくない話をわざわざ話してくること。思えば、結婚式でも酔っ払って夫に甘える始末。結婚した後はさすがにこんな心配もしなくてよくなるはず、とその時は思っていたのですが…。■産後の妻よりも女友達を優先するの!?結婚後も女友達と長電話をしたり、仲間内で飲みに行ったりする夫。それでも妥協していたのですが、産後2ヶ月間の里帰りを終えて自宅に戻ったある日のこと。有紗さんが睡眠時間を削って娘の子育てに奮闘しているというのに、夫は女友達とサシ飲みでまさかの朝帰り。夫を問い詰めると、なんと女友達をかばう夫。あまりの価値観の違いに、思わず有紗さんは涙してしまいます。■もう離婚してやる!その時夫は…夫の女友達のことで不安になんてなりたくない。そこで、きちんと夫と話し合いをしようとするのですが夫は…。またしても、女友達を優先。もう我慢の限界! ついに有紗さんは夫に離婚宣告します。さて、その後有紗さん夫婦にはどのような展開が待ち受けていたのでしょうか?読者からも続々とコメントが押し寄せています!■空気読んで!無頓着な夫に怒りのコメントが殺到産後間もない妻より女友達を優先するなんて許せない!といったコメントが多数集まりました。・妊娠出産は女性にとって心も体もとても大変でデリケートな期間です。無事元気に生まれてきてくれるか会えるまで毎日心配でしたし、産後も生活リズムが通常通りに戻るまで、また赤ちゃんとの生活に慣れるまで本当に神経がすり減らされます。こんな大事な時に、妻の気持ちに気付けず独身時代と変わらないペースの夫は、妻にストレスを与え続ける駄目人間です。産後ウツで死を選ぶママがいるくらい深刻な事なのです。それが分からない悠太は夫としても父親としても失格です。・この旦那さん最低ですね。夫や父親になる覚悟や責任もなく結婚したんでしょうね。こういう人に限って、もし嫁が友達と飲み連絡もなく朝帰りしたら、離婚だ!とか言って自分のことは棚にあげてキレるんでしょうね。自分の友達を悪く言うな!にはドン引きしました。・妻より大事な女友達ってどういうことなのか、旦那さんの考えは非常識だと感じました。そして女友達も、既婚男性に連絡して付き合わせるなんて非常識! これは人によっては浮気や不倫と判断されてもおかしくないです。私だったら不貞行為だと断定しますね。・もうこの旦那さんにめちゃくちゃイライラしました。そして距離感のない女友達にも。会社の同僚がフルボッコにしてくれてスッキリ。こういう女友達って、同性の友人いないんだろうな、それをサバサバして男っぽいから、とか勘違いして男友達としかつるめない。ただ単に超絶無神経なだけですけどね!・うちの夫も女友だちと堂々と2人で飲みにいったりしてました。やましいことはないからとそれはもう堂々と。この方のイライラする気持ちよくわかります。そして、信じてあげたい気持ちもわかります。やはり夫婦は話し合いが大事なことかなと思います。・モヤモヤしか残らないです…。付き合ってる時から産後に至るまで良く何も言わずに過ごして来たなと思います。こう言う男性は「やましい事はなにもない」と決り文句の様に言いますが、もうすでに目の前でやましいことしてますよね。ベタベタ体に触れたりくっついたり、奥さんそっちのけで楽しんだり。これが男友達だったとしても気分悪いよね。もし奥さんが同じように男友達と目の前でベタベタしてたらどう思うのか 結婚する前に解決しておくべき事だよこれは。そんなに大切ならその女友達と付き合うなり結婚するなりしたらどうですか?■我が家のあるある夫婦問題読者の「もう我慢できない!」といった夫婦の危機コメントも。・小さい息子が2人いますが、最初は旦那は全く協力してくれませんでした。仕事終わりは職場の人と話し込んでたり、一緒にゲームしてきたりして帰りは遅いし、家ではひたすらゲームしてました。子どもが生まれて間もない時期でも飲み会やらで夜中帰り。子どもの面倒はせいぜいお風呂ぐらい。ストレス溜まりまくりでやばかったです。・うちと似てるなと。我が家では女友達に当たる人が共通の知人であるが故に文句を言うことも出来なかった。やっとのことで嫌だと伝えたら「お前にとやかく言われる筋合いはない」と。この夫婦はうまく落としどころを見つけられたようですが、我が家は普段は距離があるのでフェードアウトしているが、年賀状、飲み会、ことあるごとに接触があるので、その度に私が全身じんましんやめまい、過呼吸などの体調不良に襲われる。我慢も20年に達しているが出口が見えない。・夫の同僚の女がやはり常識外れな時間にLINEしてきたり、ハート付のスタンプや絵文字を送ってきて大喧嘩になりました。黙って2人で食事に行ったこともバレて。何度もそういうのは嫌だ、逆の立場ならどう思うかなど話をしたけど平行線。ついには、夫はスマホのパスコードを変える始末。でもすぐにパスコードは判明したので、今は黙って泳がせて、LINEだけでなくメール、通話履歴、GPS履歴などを写メにとって証拠集めしてます。同時にプチ復讐もしています。・私が死産したとき元夫は友達との約束だからと海外旅行に行きましたよ。自ら行かない決断はせず、どうするべき~?と聞いてくるので自分で判断してと答えたところ、じゃあ行く~!となりました。まさか我が子が死に、嫁の回復がまだで通院中の時に、こういう決断をする神経が分かりませんでした。私が行くなと言わなかったので行った、行ったことを責めるな!とキレられ離婚しました。元夫はこのエピソードの旦那さんように、夫にも父親にもなる覚悟なく結婚した男の典型だと思います。元夫の口癖も、俺の友達・家族を嫌うな!悪く言うな!でしたよ。本当に夫の無神経さにはやれやれ…なママも多いのではないでしょうか。有紗さんの夫はいかに? 気になる連載はウーマンエキサイトに掲載されています!▼夫と距離が近すぎる…! 夫の女友達にモヤモヤが止まらない/夫の女友達が気になる
2021年10月31日■前回のあらすじ友達の話を聞き、感情的になっていた自分に気づいた私。自分と夫のためにも、認識をすり合わせることにしました。 >>1話目を見る この日、お互いに気持ちを言い合ったことで、絆が深まった気がします。言わないとわからない、そもそも男の人は妊娠も出産を経験していないので、どうしても女の人より入ってくる情報量が少なくなってしまうのも事実だと思います。産後はホルモンバランスの影響や睡眠不足で余裕がなく、なかなか冷静ではいられない時もあるけれど…。1人で完璧にしようと抱えず、小さなことから何度も伝えること、そして育児を夫にも楽しんでもらい、自主的に動いてもらえるように促すことも大切だと学んだ出来事でした。※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ ニタヨメ
2021年10月22日産後ヘルパーとは?産後のママをサポートする人産後ヘルパーとは、サポートが必要な産後のママと赤ちゃんの自宅を訪問し、家事や育児を支援してくれる頼もしい存在です。赤ちゃんを迎えてからの生活に不安を感じている人を対象に、自治体や民間企業がサービスを提供しています。一般的に医療や保育の専門家ではなく、一定の研修を受けた人が産後ヘルパーとなります。豊富な知識と技術を持つ良き相談相手産後ヘルパーの支援の内容は大きく分けて以下の3つの柱があります。・食事や洗濯といった毎日の家事に関すること・授乳や沐浴の補助、きょうだいのお世話など育児に関すること・ママの身体とメンタル面のケアに関することママの身体や心のケアに関する知識が豊富な産後ヘルパーは、ママの良き相談相手にもなってくれます。サポートしてくれる人が身近にいなかったり、多胎出産や二人目以降の育児でお世話に手が回らなかったりと、身体的・精神的な負担が大きいときに寄り添ってくれますよ。産後のママの心身の状態は?産後6〜8週までの時期を産褥期(さんじょくき)といいます。この時期は、ママの身体が妊娠前の状態に戻ろうとしてホルモンバランスが大きく変化します。子宮が収縮し骨盤底筋群が回復する時期でもあり、腰痛や股関節痛などのトラブルを抱えているママも少なくありません。加えて、新生児育児で休む時間がなかなか取れず、ママは心身ともに疲れがたまりやすい状態です。産後数日〜10日程度に不安や気持ちが落ち込むマタニティブルーズを経験するママもいます。(※1)こうした症状は時間の経過とともに回復していきますが、産後うつや夫婦仲にズレが生じやすい産後クライシスを予防するためにも、ママは無理をしないことが大切です。困ったときは産後ヘルパーを利用するなどして、ママの負担を減らしたいですね。※産褥期…ママの身体が妊娠前の状態に戻るまでの期間。おおよそ産後6〜8週間まで。産後ヘルパーの利用方法・料金は?自治体のサービスを利用する多くの自治体では、厚生労働省が推進する産前・産後サポート事業の一環として産後ヘルパーの派遣を行っています。(※2)1時間当たりの利用料金は無料~1,000円前後と、民間のサービスよりも安価に利用できるのが特徴です。サービスを利用するには事前の申請が必要です。利用回数や利用できる期間などに一定の条件が設けられているため、住民票がある自治体で条件をあらかじめ確認しておくと安心です。民間のサービスを利用する民間企業が提供する産後ヘルパーのサービスは、自治体のサービスと比較して産後のママの回復を助けるプログラムが充実しているのが特徴です。皮膚トラブルを防ぐために顔のマッサージやお肌をお手入れしたり、足のむくみを改善するマッサージをしたりと、ママのためのスペシャルなケアがさまざまに用意されていますよ。搾乳機やベビーベッドなど、育児に必要な機器をレンタルしている企業もあります。サービスの利用料金は1回1時間あたり3,000円ほどです。1時間単位で利用できるサービスもあれば、1回4時間以上と時間設定があるサービスもあるので、自分に合ったサービスを見つけてくださいね。生協などのサポートサービスを利用する生協など身近な食材配達サービスでも産前や産後、ママのいざというときのサポート事業も行っています。サポートを受ける内容はには地域の生協に加入し、事前登録をしておくことがほとんどのようです。また、生協は時短になる食材も豊富なので幅広い年代の方に好まれ利用されています。赤ちゃん向けの食材、離乳食用の食材の用意もあるため、子育てママにもおすすめなので気になる方はチェックしてみてくださいね。産後ヘルパーにやってもらえることは?家事・育児に幅広く対応産後ヘルパーの基本的なサービス内容は、日常的な家事と育児の支援が中心です。日常的な家事には食事の支度や片付け、衣類の洗濯、部屋の掃除・整理整頓、生活必需品の買い物などが含まれます。育児では沐浴支援やおむつ交換、上の子どものお世話などの支援が受けられます。育児の助言・相談を行い、ママの心身のケアに力を入れているのが家事代行と異なる点です。できない項目もある広範囲で生活を支援している産後ヘルパーですが、浴室のカビを取りたい、庭の草木を刈りたいといった突発的な家事には対応していないことがほとんどです。また託児と違い、入院や外出などで保護者がいない状況のときは、子どもを預かることができないので注意が必要です。自治体や企業によってできること・できないことが異なるため、余裕があるときにサポート内容を事前に確認できると安心ですね。産後ヘルパーを利用して笑顔で過ごそう産後は産前に比べママの生活や身体の変化は大きく、不安に思うこともたくさんあるでしょう。理想とのギャップに戸惑うこともあるかもしれません。そのように感じるのは産後のママにとって自然なことです。困ったときは無理をせず、周りの人のサポートを受けることが大切です。近くに頼る人がいないときは、自治体に相談してママの負担を減らしましょう。プロの手を借りながら身体と心をしっかり休め、赤ちゃんとの新しい生活を笑顔で過ごしたいですね。※この記事は2021年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2021年10月22日■前回のあらすじ夫の適当な家事にイライラする私。理想通りの生活をしている友達に話を聞いてもらうと、夫に頼りなよと言われ…。 >>1話目を見る 美沙は職場で起きた出来事を教えてくれました。出産前に思い描いていた理想通りの生活をしようと必死で、貴司の気持ちを考えることも、貴司と子育てについてのすり合わせもしていなかったことに気が付いた私は、貴司と改めて向き合うことに…。次回に続く(全5話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ ニタヨメ
2021年10月21日子育てに日々奮闘するママ達の中には、夫にモヤモヤしている人も多いのではないでしょうか?関西人の夫と息子のはる君と暮らすharumamaさんもそのひとり。育児をしてくれない夫への不満をひたすら我慢し続けた結果、夫とも険悪に。ワンオペ育児状態がこんなに辛いのに、さらに夫とも関係が悪化するなんて!そんなharmamaさんのエピソードに「育児って本当に大変!」「私も同じ状況です!」など、たくさんの共感コメントが集まりました。■私、もう無理かも?夫に何も言えぬままストレスだけが…毎日、仕事で忙しい夫。だけど、待ったなしの子育てで忙しい妻だってたまにはゆっくりしたい。また、夫あるあるのひとつとして、週末も仕事すると宣言しておきながら、昼寝などを繰り返して結局何もしないというパターン。この頃はそれがほぼ毎週だったので、結構なストレスに…。■ついに心が折れる!自分の感情がわからない…夫が忙しいのはわかっている。それでも夫に育児を理解してほしい…しかし、自分の限界に気づいてからも夫に気持ちを伝えられない日々が続きます。産後初めて、ひとりで出かけたいと夫に伝えると…。そして、いざひとりで出かけると夫の態度が冷たく…。ひとりで出かけても、ずっと家族のことが気になり帰宅すると…。心の拠り所もなく、ついに涙がポロポロと…もう限界! せっかく気分転換できたと思ったけどイライラしている夫に、harmamaさんの精神状態は崩壊してしまいます。泣くharmamaさんを見て、はじめて深刻さに気がついた夫。この産後のすれ違いを経て…夫婦はどのように子育てに向き合うようになったのでしょうか?そしてharmamaさんが自分の奥底の感情と向き合うことで発見した「苦しかった理由、夫にして欲しいこと」に、同じ経験を持つママ達から、たくさんの「わかる!」「本当にそれ!」という共感とエールの声が届きました!■子育ての不安や葛藤にわかる!の声続出悩みはひとりで抱え込まなくていい!全国のママ達から多くの共感コメントが届きました。・自分も、夫への不満があり、どうして欲しいの?と聞かれても、どうして欲しいのかわからなかった。この記事読んで、夫にうまく伝えられないし、喧嘩するのも面倒だから、自分が我慢すればいいやなんて思ってきたけど、自分のきもちと向き合って、夫としっかり話ができるようになればと思った。・子供と離れたいわけじゃない、一緒に育児をしたい、私もその一心だったなと思い出しました。素敵な旦那さんで良かったですね!うちもそんな旦那がよかったな。・私も子供たちが小さい頃は、全く自分の時間などがなく、24時間365日、一度も休みはありませんでした。旦那様と話をして、少しでも子育ては夫婦で行うことをわかってくれたら、幸せです。良い方向にいくことを願っています。・産後クライシスはママさん本人が自分から言って周りを巻き込んで助けてもらわないとどうにもならない状況なのがツライです。産後クライシスになっていても自分で気づけない、周りもママになったんだからとプレッシャーをかけてくる。世の中のママさん達が家事育児、仕事をしてる人もいる。なんなら2人目の話をしてくる人もいる。今、1人目でも2人目でも経験はその時々初めてなのだから大変な状況なのに誰も助けてくれないのはママにも赤ちゃんにも良くないなと思います。作者さんはご自身で1人の時間を作らなきゃと旦那さんに話して涙ながらに気づいて貰えて良かったです。・育児は本当に大変。もちろんワンオペをせざるを得ない方もいらっしゃるとは思いますが、精神的に病む前に誰か(夫・両親・ヘルパーなど)に助けてもらう事はとても大事な事だと感じています。未だに、育児=女性(母親)がすべき、が残ってる日本。海外を見習って、男性の育休すら当たり前に取れる国になってほしい。イクメンという言葉もおかしい。■ママ達のリアル産後クライシス体験私もツラかった! と、実体験を持つママ達から生の声も届きました。・育児をするのは女性側だと夫婦2人とも思っていて、頑張ってみたものの、一日3時間しか眠れないのに朝ごはんはホテル並みのものを作っていたため、過労で内臓をやられ手術になり、こんなの本当に女1人でやるの?ではみんな入院や手術?おかしいな、不思議だなと思っていた。そのうち、海外では家事や育児は夫婦半々でやるという情報を入手。やはり1人では無理がある、と、ようやく、夫の参加に至る。しかし、物知らずな2人だった事をお互いに責めはじめ、いつのまにか自分が悪くても絶対に謝らず、相手の至らない部分を無理矢理見つけて指摘するという、最悪な喧嘩をするようになりました。・産後5ヶ月で夫が離職。それから2年間無職に。無職の間、夫は家事育児を一切しなかったけれど、就活に専念してもらいたかったので私は育休明けから家事育児仕事を両立してシンママ状態。実母は他界しているし、姑も友達も遠方で誰にも頼れない。夫から意味不明な八つ当たりをされたり、夜間に大音量でゲームをして寝かしつけの邪魔をされたり…。私は自分だけの時間なんて一瞬たりとも無いのに。イライラが募る中、夫が就活もしないで一日中ゲーム三昧だった事が発覚。私の怒りも爆発して「一ヶ月以内に就職しなければ離婚」と伝えたら2週間で就職しました。これ以来、夫には優しくしないことにしています。・妊活5年を経てやっと授かった初めての子供の産後の時、私は既に専業主婦でした。家事と育児のワンオペ育児でいっぱいいっぱいな上に母乳も出ず、完全ミルクで自分が理想としていた産後生活とは全く違うものでした。完全ミルクで哺乳瓶を洗いまくりで人生初のアカギレになり、何をするにも手が痛くて。それでも暫くは頑張っていたのですが限界を感じて夫に夕飯の食事が終わった食器だけ洗って貰えないか?とお願いした所、「いいよー」と言ってくれたのでなんていい夫なのかと感激しました。が…3日後仕事が疲れたと夫は食器を夕飯後洗いませんでした。結局次の日の朝まで様子を見ましたが翌日いつも通りに出勤していきました。残された食器を洗いながら何故か泣きました。今思えば産後クライシスになってたんだなぁとその後1週間程夫とは目を合わせて笑う事が出来ませんでした。・共働き、2人目妊娠中の時に家事育児ほぼ全てやっていました。それが精神的、身体的に限界に来た時夫に少し家事をやって欲しいと伝えたが、自分は家事嫌いだから家事代行を頼もうと言ってきた(経済的余裕はなし)。そこで感情が爆発し、涙も止まらず、「もういい、すべて自分がやる」と夫に期待するのをやめると伝えました。すると、その後は人が変わったように家事、育児を積極的にやるようになってくれました。今では夫がいないと正直家が回りません。なので出張などがあると私がめっちゃテンパります(乳幼児3人子育て中)。なかなか一筋縄ではいかない、産後クライシスの悩み。harumamaさん夫婦はどう乗り越えたのでしょうか? 気になる連載はウーマンエキサイトに掲載されています!▼夫へのモヤモヤが続くワンオペ育児…、私限界なのかもしれない/私の産後クライシス
2021年10月20日