息子のおまたの体のケアについて、知識もなければ対策もしなかったわが家。3歳ごろまではただ他の体と同様に洗っているだけでした。息子は3歳ごろから興味を持ち始めたようで、家の中では常に触って遊んでいました。何度注意しても聞かなかったので放っておくと、なんと真っ赤に腫れ上がっていて……!? 性器を触って遊んでいた結果、悲劇が!息子は3歳ごろから自分の性器に強く興味を持ち、家の中では隙さえあればパンツをおろしては触って遊んでいました。何度注意してもさらにおもしろがって触るので、「今はそういう時期。そのうち落ち着いてやめるだろう」と思い、特に対策を打たないままにしていました。 するとある日「ちんちんが痛い!」と泣きながら訴えるので見てみると、真っ赤に膨れ上がっていたのです! 放っておいたら悪化してしまうことが目に見えてわかる状態だったので、すぐに小児科に連れて行きました。 ばい菌が入って真っ赤に膨れ上がっていた小児科で診てもらうと、「触っているうちにばい菌が入ってしまったんでしょう」と予想通りの回答。「そりゃそうだよね」と思っていると、「お母さんも、しっかりと皮を剥いて洗ってあげていますか?」と聞かれました。 先生からは「子どもが痛がらない程度まで皮を剝き、せっけんで丁寧に洗う習慣をつけないと毎日の汚れが炎症を引き起こしたり細菌が入り込んでしまうから、今のうちからしっかりと子どもにも教えるように」とのこと。特に薬の処方はありませんでした。 正しい洗い方を徹底!女性の私には、男の子の性器の正しい洗い方があることすら知らなかったので、少し戸惑いました。しかし、性器トラブルが繰り返し起こらないためにも、その日から正しい洗い方でおこなってみることに! 息子に「痛くないところまで、ちんちんのあがる部分をゆっくりあげてみてごらん?」と伝えるとスムーズにできたので、よく泡立てたせっけんでやさしく洗い、よくすすぎ、清潔なタオルで拭くことを習慣化しました。 一度痛い思いをしている息子は、二度とあんな思いをしたくないようで、その日から毎日念入りに洗うようにしています。せっけんの洗い残しがないように、シャワーでよくすすぐようにしてからは、ばい菌が入って膨れてしまうようなトラブルになったことはありません。小さなころから、子どもが自分でできるようにサポートしていくことが大切だなと感じました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO著者:大井絵衣5歳男児の母。「楽しく子育てがしたい!」がモットー。台所育児を実践中で、息子が1歳のころから毎日夕飯を一緒に作るのが日課。自身の育児経験を中心に、子育て関連の記事を多く執筆中。
2022年11月30日何かと「大変ね~」と言われがちな男の子育児。わが家にも4歳の男の子がいますが、たしかに女の子と比べると少しだけ乱暴だったりやんちゃだったりする面もあります。でも、手がかかればかかるほど愛しくなる!? そんな男の子特有の「あるある」をご紹介します!内心うれしい! 徹底したママ至上主義 わが家の息子は生後6カ月ごろから極度の人見知りが始まり、とにかくママにべったり。1歳後半になり、言葉が出るようになると、保育園でも「ママ~」とよく泣いていました。何か困ればすぐにママ……。何をするにもママがいい!とグズることが本当に多かったです。 もちろん個人差はありますが、保育園のお友だちを見ていると、女の子のほうがしっかりしているイメージが強く、やっぱり男の子だから?と日々感じています。 雨が大好き! 水たまりは最高の遊び場 水が大好きな息子。雨の日は長靴+カッパでウキウキです。そして道などに広がる水たまりで延々と遊びます。カッパを振り乱しながら水たまりでジャブジャブと遊ぶ姿を見ていると、「女の子はきっとここまでやらない……」と、ママとしてはグッタリしてしまいます。 何がそんなに楽しいのかさっぱりわからないものの、そこまで好きならどうぞ!と最後には笑えてきてしまう雨の日のお出かけなのでした。 前に進まない! 拾って拾って拾いまくる 晴れの日のお散歩も油断は禁物。息子をはじめ男の子の多くは、石や葉っぱなどを収集することが大好きなようです。少し歩いてはしゃがみ込み、石をうれしそうに拾う姿は愛しくてたまりません。 とにかく興味を持つ物の幅が広く、さらに「たくさん欲しい」という気持ちも強いと見ていて思います。時間に余裕があるときは、呆れつつもとことん付き合い、そして洗濯物のズボンから石などが出てきた日には思わず笑ってしまうのです。 ご紹介したエピソードはほんの一部で、まだまだなぞに思うような行動はたくさんあります。もちろん大変なことも多いですが、冷静に観察してみるとおもしろくてかわいい男の子あるある。少しでも共感していただけたら幸いです! イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:小林夏希4歳と1歳の二児の母。フリーライターとして育児・インテリア・住宅関係の媒体を中心に記事執筆をおこなう。
2022年11月26日子どもたちが同い年のママ友。ママ友と私も同世代です。ママ友には娘、私には息子がいます。家が近いので、よくお互いの家で遊んでいました。しかし、子どもたちが2歳になるころ、いつものようにわが家で遊んでいたときに起きたことがきっかけで、ママ友との価値観の違いが浮き彫りになりました。「男の子だからもっと怒るべきよ!」あるとき子どもたちが遊んでいると、息子がママ友の娘を「わぁ!」と驚かせるしぐさをしました。息子は遊びのつもりですが、ママ友の娘は嫌だった様子。私が息子へ「ビックリするよ。もうしないでね」と穏やかに伝えました。するとママ友が、「なんで厳しく怒らないの? 男の子だからもっと怒るべきよ!」と言いました。 私はママ友とママ友の娘に謝罪しましたが、その後はなんとなく気まずい空気に。私は普段、お友だちに怪我をさせそうな行為などは厳しく叱っています。しかし、今回は注意すべきと思ったものの、厳しく叱るまではないと思ったので、ママ友との価値観の違いを感じました。 女の子はおとなしく、男の子はヤンチャ?その日のママ友はこんなことも言っていました。「○○くん(私の息子)はかなりヤンチャだよね。やっぱり男の子だからかな。うちは女の子でよかったと思うわ〜」私は男女関係なく、おとなしいこともヤンチャなことも個性だと思っています。 また子どもの「ヤンチャ」は、元気いっぱいで長所とさえ思います。このママ友の発言は価値観の違いを明確にさせられるものでした。そしてこの日以来、そのママ友と自然と会わなくなりました。 ママ友に2人目が生まれて…2年後、ママ友には2人目の女の子が生まれました。ママ友とは距離をおいていましたが、2人目が生まれて数カ月後、久しぶりに会う機会がありました。ママ友は2人目の子が「女の子なのに落ち着きがない! なんでだと思う!?」と私に相談してきたのです。「女の子=おとなしい」というママ友の価値観が崩れてパニックになっていたのでしょう。 私は「男の子だから、女の子なのに、ということで何でも決めつけないほうがいいよ。元気なのはいいことじゃない?」と娘さんは元気ハツラツで素敵な子に育っていると思うことを伝えました。私の考えを聞いたママ友は、最初こそ「でも女の子はおとなしいものじゃないの?」と言っていましたが、目の前で動き回る自分の子を見て少しだけ納得した様子。「確かにうちの子、おとなしくはなさそうだものね」と現実を受け入れているようにも見えました。 久しぶりの再会で私の考えを伝えることができ、ママ友にも私の言葉が少し響いた様子。今は「男の子だから」「女の子なのに」と言う頻度が減ったように思います。そういったこともあり、最近またよく遊ぶようになりました。私の価値観も誰かからすれば間違ったものかもしれません。私自身も価値観を狭めないよう意識して子育てしていこうと思っています。 著者:海原えめ3歳の男の子を育てるアラフォー母。幼児食インストラクターの資格を保有。育児において食生活を大切にすることを重視している。
2022年10月14日おちんちんのケアってどうすればいいの? 男の子のいる家庭では一度は悩んだり、心配したりしますよね。わが家には息子が2人いますが、2人とも扱いに困り、私自身怖かったので、小児科の先生や保健師さんに方法を聞きながら対処してきました。そんなわが家の体験談をお伝えします。これって停留睾丸?次男の出産前に、長男のお友だちが「移動性睾丸」で手術を受けるという話を聞き、その際に「停留睾丸」という症状があることを知りました。 出産後の入院中、初めてのおむつ替えのときに早速触ってみると片方がない!? すぐに助産師さんと産婦人科の先生に触診してもらったところ、上の方に移動しているとのことでした。新生児・乳児期にはよくあることで、「1歳を過ぎても気になるようなら小児科に相談してください」と指導を受けました。 小児科で新たな問題発見!その後もおむつ替えやお風呂のときなど、気付いたときにチェックするようにしていました。しかし、チェックをしても今ひとつよくわからず、予防接種の際に小児科の先生に診てもらうことに。 「睾丸に関しては問題ないけど、おちんちんが皮をかぶっている状態。いわゆる包茎のケアをしてみましょう」と言われました。次男の場合は皮を引っ張っても動かなかったため、お風呂のときに下に向かってやさしく引っ張るよう指導を受けました。 その後もケアを続けて…小児科で指導を受けてから、約4カ月ほどたった1歳目前のころ、気付くと皮も下がるようになっていました。次男の場合、おちんちんの先の穴すら見えなくて非常に不安でしたが、ケアが功を奏したのか、はたまた成長のおかげかわかりませんが、とりあえずひと安心。 先生には、ケアの際はやさしく、無理やりおこなわないように指示されました。もし5歳くらいになっても変化が見られない場合は、ステロイド軟膏を塗る療法もあることを教えてもらいました。 男の子の「おちんちん問題」。特に母親にとっては未知の世界で、病的なのかそうではないのか、わからない部分もありますよね。ケアに関しては、おこなうという意見と何もしないという意見もあるようです。心配な場合は、健診時や小児科受診時などに質問されてみるといいかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:東 慶子三児の母。育児のかたわら、アンガーマネジメントキッズインストラクターの資格を取得。自身の育児経験に生かすとともに、将来的には子ども向けの講座を開催したいと考えている。
2022年10月13日わが家の第1子は女の子、第2子は男の子です。息子が生まれる前はいろいろな知り合いに「男の子ってどうですか?」と聞きまくっていました。しかし、いざ自分が同じ質問をされる側になって、自分がしてきたことを大いに反省することになったのです。よく聞いていた「男の子ってどう?」わが家の子どもは4歳の娘と1歳の息子。2人目は夫念願の男の子で、女の子も男の子も育てられることにわくわくしていました。そして息子の妊娠中は、男の子がいるママ友によく「やっぱり男の子って女の子と違いますか?」などと聞いていました。 「男の子だとやっぱりやんちゃだよ」「男の子って泣き声が大きいよね」など、いろいろな意見やアドバイスをもらい、「そういうものなのか~」と思いながら男の子育児に思いを馳せていました。 出産後、聞かれる側になって…そして息子を出産後、生後半年くらいになってから今度は私が聞かれる側になりました。幼稚園の先生やママ友などに「やっぱりお姉ちゃんと違う?」「男の子だとおっぱいの吸い方が強いんじゃない?」「男の子だと力が強いでしょ」などなど。何度も「お姉ちゃんとの違い」や「男の子だと」と言われるたびに、「うーん、まだそんなに感じないですね」と言いつつ、心の中にはひとつの違和感が芽生えました。「男の子だから、女の子だからというより、この子たちの個性なんだよな……」と考えるようになり、「男の子だと~……」と言われることが少し嫌になってしまいました。 自分が聞いてきたことを反省同時に出産前に私が「男の子って女の子と違いますか?」とママ友に聞きまくっていたことを大後悔。答えてくれたママたちは、そこまで気にせずに私の質問に対応してくれた方もいるとは思いますが、中には私のように「男とか女とかじゃなくて、この子はこの子なのに」と思いながら、渋々話を合わせてくれた方もいたかもしれません。日頃からわが子に対しては、「性別にとらわれず、この子の個性を育てていこう」と思っているわが家。それなのに、男女の枠にはめ込んで子どもを見ていたことが、とても恥ずかしくなりました。 もちろん子育てにおいて男女の違いというものはあると思いますし、息子もこれから大きくなるにつれて男の子らしさが出てくるかもしれません。けれど、その枠に当てはめた言い方が誰かを不快な気持ちにさせてしまうかもしれないと強く実感。この出来事でより一層、「子どもを男女の枠に無理に当てはめない」という考えを強く確認することができました。 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2022年10月05日■「女の子がいい!」プレママ教室で出会ったママ結婚2年目で初めて妊娠した彩。プレママ教室で出会った成美とはすぐに意気投合して友だちになりました。たわいもない話から、成美が子供の性別は「女の子がいいな」と。たしかに、プレママ教室でも女の子を希望するママがたくさんいました。妊娠7ヶ月になり、彩はおなかの子が男の子であることが判明。性別に関係なく「男の子も楽しみ」と思っていたのですが、成美にそのことを伝えると信じられない一言が返ってきたのです。■ママ友からの性別マウント。もううんざり!成美の発言は最初の日だけでなく、その後もエスカレートしていきました。彩はだんだん成美の言葉に縛られ、追い詰められていくようになりました。ついに泣き崩れる彩。そんな彩に夫は「一緒に乗り越えていこう」と優しい言葉をかけてくれるのでした。無事に出産し、生まれてきた男の子を見て、彩は今まで悩んでいたことが嘘みたいに晴れていくのを感じました。そして、そんな彩のことをまったく知らない成美からは、さらなる性別マウントが…。成美の出産後には、「女の子自慢」の報告が毎日のように送られてくるようになったのです。さて、この半年後に彩と成美を含むママ友4人でランチ会をすることになります。果たして二人はどんな再会をするのか? 成美の登場に乞うご期待!こちらは投稿されたエピソードを元に5月19日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■子どもはアクセサリーじゃない! ママたちの怒りの声彩と同じように、「男の子でかわいそう」と言われたり、「女の子がいたほうがいい」と言われた経験がある人たちの声をピックアップ。逆に「男の子が産めないとね」と言われた人も。・私はお医者さんに言われた。次男の性別が判明したときに「あ〜、かわいそうに〜」って。・主人公が自分かと思うくらい似てる。しかも私のときは、友人に「肝っ玉母さんっぽいからなんかわかる〜(笑)」まで付け足されて、そっちもキツかった。・男の子二人のママですが、「次は女の子だねー」ってママ友によく言われた。「私は男の子育てるの無理だわー」って言葉もよく言われた。何て返事すればいいのかわからなくていつも愛想笑いしてた。・うちは性別が逆でやられました。私には三姉妹がいます。ほんとうにそっくりな三姉妹で男の子並みに喧嘩も激しいけど、可愛い可愛い我が子です。でも、私よりあとから子どもを産んだ友だちに、「男の子産めた私たちは勝ち組だ」と言われてました。どうやら女の子しか産めない私は「負け組」のようです。そして最も多かったのは、性別マウントより、成美が子どもを着せ替え人形のようにしか考えていないことにカツを入れるママたちの声でした。子育てはそんなものじゃない!・赤ちゃんはあなたのペットでも、付属品でも、アクセサリーでもないですけど。フリフリの可愛い服を着せて、周りに可愛いって言われてドヤ顔したいの? 自己満足のために娘が欲しいの?・可愛い服を着せたくて子どもを産むのか…?(ドン引き)・おもちゃの人形でも抱いて、着せ替えてりゃいいんじゃないですかね? 命をなんだと思ってんのか。・可愛い洋服? 子どもはアクセサリーじゃないんだよ!女の子じゃなきゃイヤだとか、男の子じゃなきゃイヤとか言うなら産むな!・意味が分からない。生まれてくる命は大切なもの。性別は関係ない。どちらでもいいし、優劣あるわけないじゃん。母親になる資格ないんじゃない?さらには、ジェンダーフリーが当たり前の今の時代において、そもそも性別論争をしていること自体がおかしいという意見も。生まれる前から男女差別をしているという意見もありました。・主人公もママ友も不快です。ジェンダーフリーのこの時代にバカみたい。男だからとか、女だからじゃなくて、命育てるんだからどっちも大変に決まってる。女の子だからラクそうと思ってるなら育児甘くみすぎ。・このママたちはおいくつなのでしょうか? 男だから女だからという時代ではないです。笑ってしまいます。「残念だった」なんて言葉が出てくる時点で生まれる前から男女差別していると思います。「男の子でも女の子でも、子どもはみんなかわいい」「どんな子でも育児は大変、ラクな育児なんて存在しない!」と言うのが、たくさんのママたちの共通認識なのかもしれません。▼漫画「男の子vs女の子論争」
2022年09月20日わが家の子どもたちは1人目は男の子、2人目は女の子。第3子を妊娠したとき、健康で元気に生まれてくれたら性別はどちらでも良いと考えていました。しかし、3人目出産時、まさかの出来事が起こったのです……! 第3子の性別はいったい…!? 性別にこだわりはなかったものの、肌着やもろもろの準備もあるのでできれば早めに知りたいと考えていたまだ見ぬ第3子の性別。上の子が男の子と女の子なのでどちらでもお下がりは使えるな〜、と考えていたのですが、まさかそんなどんでん返しがあるとは思いもしませんでした。スクリーニングの結果通り、男の子の肌着の準備をしていましたが、なぜか思い立って出産直前に女の子用の肌着も水通ししていた私。今思うと母の勘が働いたのかもしれません。とにかく無事に生まれてくれて何より! 現在すくすく成長中です♡ 監修/助産師 松田玲子著者:ばぶぱち4歳、3歳、生後4カ月の3児の母。転勤族ゆえ親も友達も遠方ですが、のんびり楽しくやっています。趣味は散歩とモーニング。時々短期連載や作画を担当。普段はInstagramにて育児日記をゆる〜く更新しています。 Instagram:@babu_pachiTwitter:@babu__pachi
2022年09月19日子どものおちんちんの扱いに戸惑うママたちへ、包茎への対応方法について、「むきむき体操」をする、しないの判断について、3児ママ小児科医・保田典子先生に解説してもらいます。こんにちは、小児科医の保田典子です。私生活では8歳、6歳、4歳の子どもを子育て中の3児の母です。今回は男の子だけに当てはまるお話、「包茎」に関してです。 生後3・4カ月の健診で「むきむき体操」のことを教わり、「うちの子、むいたほうがいいの!?」と混乱してしまうママをちらほら見かけます。今回は、“うちの子に合った”対処法の見極め方をお話しできたらと思います。 おちんちんの構造おちんちん(ペニス)は、男の子の尿道が入っています。他は血管や神経があり、尿道を包み込むように海綿体といってスポンジ状のものが詰まっているイメージです。 普段ペニスはおなかに半分くらい埋もれています。勃起したときにペニスが大きくなりますが、そのためにペニスは通常包皮に余裕があり、子どもでは余裕のある包皮がペニスの先にかぶっています。包皮がペニスの先にかぶっている状態を「包茎」と言います。 子どもの包茎は、特に心配しなくて大丈夫です包茎は「真性包茎」と「仮性包茎」という2つの種類があります。真性包茎は、皮を剥こうとしても剥けない状態の包茎、仮性包茎は普段皮がかぶっているけれど、剥こうとすれば皮がむけてペニスの先が出る状態のものを言います。 生まれたばかりの男の子はほぼ100%包茎で、包茎じゃないほうが異常の可能性があります。幼児は約60%が包茎と言われており、皮をむいて亀頭を出せる割合は3~4歳で約半数。11~15歳では7割の子がおちんちんの皮をむいて亀頭を出せるようになり、思春期以降、包茎の頻度はさらに低下します。このことからもわかる通り、子どもの包茎は特に心配する必要はありません。 むきむき体操、必要のない子も健診などで、おちんちんの皮をむく「むきむき体操」を指導されることがあります。それをするべきか迷っているというママやパパが、時にいらっしゃいます。 しかし、むきむき体操は「真性包茎」を治すために考えられたものです。なので、仮性包茎の子にはまったく必要ありません。 むきむき体操をするか悩んでいるママのお子さんを見てみたところ、しっかり皮がむけるので、全然むきむき体操が必要なかった、ということもあります。仮性包茎か真性包茎かわからない場合は、健診などで受診した際に医師に相談してみましょう。 お子さんが真性包茎の場合は、無理ない範囲でむきむき体操をやってみてもいいかと思います。ただ、痛いという子もいますし、元気すぎてじっとしておらず、なかなかできないという子もいると思います。そういうお子さんには、無理にする必要はないと考えています。どうしても包茎が心配という場合は、小児科や小児外科、泌尿器科の先生に相談しながら、むきむき体操を実践してみましょう。 おちんちんの皮をむくタイミングは?むきむき体操をしなくても、男の子はおちんちんの皮をむくシーンがしばしばあります。例えばお風呂のとき。 むきむき体操ほどしっかり皮をむかなくていいですが、やさしく外側の皮を引っぱってあげて、なるべく皮の中がきれいになるように洗ってあげましょう。シャワーをあてる程度で、ゴシゴシする必要はありません。 また、トイレが自立してきたときに問題になるのが、おしっこがあちこちに飛ぶ問題。よくトイレを汚しちゃう子に対しては、お風呂のときと同様に無理ない範囲で、おしっこをするときに亀頭を出すと、狙ったところにおしっこが飛ぶようになりますよ。 包茎で悩むのは本人ではなくご両親包茎の処置に関しては、小児泌尿器科医によっても考え方がわかれるところで、むきむき体操をするか、果ては手術をするか、などする(48%)・しない(48%)で真っ二つに意見がわかれています(第10回小児泌尿器科学会アンケート調査にて)。つまり、してもしなくても、どっちでも大丈夫とも言えます。 私は、真性包茎が強いな、と思う子には無理ない範囲でむくことを試してみつつ、子どもが嫌がったらやめてしまうようにしています。子どもは包茎でも全然困っていないですし、特にそれで病気もしていませんしね! 心配な親御さんは健診のときにでも、相談してみましょう。 監修者・著者:医師 高円寺こどもクリニック院長 保田典子 先生2003年筑波大学医学部卒業、国立国際医療センター、大阪市立総合医療センター小児循環器内科勤務を経て、2014年東京女子医科大学大学院博士課程修了後現職。小児科専門医。一般診療、小児循環器診療に加えて、漢方治療や発達相談にも対応している。2021年、高円寺こどもクリニック開院。3児の母。
2022年09月12日買い物中にトラブルに巻き込まれ、モヤモヤしたことはありませんか?今回は実際に募集した買い物中のトラブル体験談をご紹介します!スーパーで女の子が…いつも行くスーパーでの出来事です。夕飯を何をしようか迷いながら店内を見ていると、3人の親子の姿がありました。お母さんと5歳くらいの男の子と2歳くらいの女の子。「子育てママは大変だなぁ」と自分も息子達が小さな頃を思い出しながら、買い物を続けていると、カートに座っていた女の子が急に立ち上がったのが見えました。お母さんは、男の子に気を取られてカートの女の子が見えてませんでした。すると女の子がカートから落ちそうになったので、「危ないっ」と思い手を出して助けようとすると、女の子のママも気付き、事なきを得ました。しかし、助けようとした私は、男の子から見れば”妹に何かしようとしたおばちゃん”に見えたのでしょう。怪しい人と勘違いされてしまいました。男の子に怪訝そうな顔でジッと見られた事を、今でもそのスーパーに行くたびに思い出します。(女性/主婦)電子決済で…自宅の近所のコンビニでの話です。ある日コンビニでホットスナックとジュースを購入したのですが、いつも通り電子決済で購入しました。後になってレシートを見てみると、ホットスナックを1つしか買っていないのに3つ購入していることになっていました。現金払いであれば気づけたはずなのですが…電子決済のときにも金額はしっかり確認するようになった私の失敗エピソードです。(男性/会社員)いかがでしたか?何かとストレスを抱えがちな現代ですが、日々気を付けながらトラブルのない日常を送りたいものですね。以上、買い物中のトラブル体験談でした。次回の「買い物中のトラブルエピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年08月15日長男が3歳になり、夫とは「もうこのままひとりっ子でもいいよねぇ」と話していました。しかしそのころから、娘のいない義母は「私はどうしても女の子が欲しいの。女の子を産んでもらわないと困る」と。わが家の長男にはもちろんのこと、夫に対しても失礼な発言と、私へのプレッシャーが始まりました。2人目のサプライズ妊娠と性別報告夫には兄が1人います。その兄のところには、娘と息子が1人ずつ。とにかく女の子がかわいい義母は、子どもたちが小さいころから孫娘のことを、長男と甥っ子とは比べものにならないくらい大切にしていました。そんななか、計画していなかった私のサプライズ妊娠。そして性別が判明、男の子です。 「健康なら、どちらでもいいのよ」という実母に対し、「はぁ……まぁしょうがないわね。今編んでいるものはほかの人にあげるわ、ピンクだから」と言った義母。このひと言を言われたとき、今まで一方的に押し付けられながらも我慢してきた感情が、一気にあふれそうになりました。 現在も続く義母の攻撃実家からは遠く離れたところに住んでいるため、2人目は里帰り出産ができませんでした。生まれるまで、会うたびに「女の子ってことはないわよね? 」などと言い続けてきた義母。 元気に生まれ、健康に育ってくれている長男と次男、そして兄家の甥っ子には目もくれず、今でもたった1人の孫娘がお気に入りで、クリスマスや誕生日のプレゼントの値段には明確な格差があり、もう笑ってしまうほど。義母は自分の偏愛を自身もよくわかっています。私には「あなたも子どもを特別にかわいがってほしかったら、女の子よ、女の子! 」と、もう43歳になり、3人目は産むつもりのない私に、今でも攻撃してきます。 私が爆発せずにいられる理由義母は今までも、そして現在でも、私に「女の子は特別だから」と言ってきます。何度も何度も爆発しそうになった私ですが、爆発せず義母の前では仏のような顔をしていられます。それは、夫が私の味方だから。義母が私に対して失礼なことや、あまりにもネガティブなことを言うとき、必ず「母さんは間違ってるよ。相手がどう思うか、もっと考えたほうがいいよ」と直接言います。 夫が義母のことをどう思っているのか、本当のところはわかりませんが、少なくとも私の前では100%私の味方をしてくれるのです。こうして、私は義母に対して大爆発を起こすことなく、過ごすことができているのだと思います。 「自分には女の子がいないから、どうしても孫には女の子が欲しい」と言う義母。そんな無茶な要求を、私たち夫婦に絶えず投げかけてくるなか、何度もプッツンときてしまいそうな私をうまくコントロールしてくれているのは夫です。「仕方がない」のひと言で問題から逃げるのではなく、嫌な思いをしている私のストレスを和らげる努力をしてくれる夫に、本当に感謝しています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:松本 奈緒海外にて、バイリンガルの7歳と11歳の男の子のママ。将来を担う子どもたちの海外での日本語教育や、日本での英語教育に力を注ぐライター。
2022年08月03日なぜ?ホント?男の子の育児が大変だと感じる理由ママと性別が違うから女性であるママと男の子は、性別が違います。性別が違うからこそ生じるずれが「男の子は理解できない」という気持ちにさせるのかもしれません。それではこうしたずれはどうして生まれるのでしょうか。その理由のひとつとしてあげられているのが、男性脳と女性脳と呼ばれる脳の違いがあげられます。脳は胎児期の性分化において、男性ホルモンであるテストステロンの作用により男性脳と女性脳にわかれることが最近の研究でわかってきました。脳が性分化することで、男女の行動や考え方に違いが生じると考えられています(※1)。男の子が乗り物や虫など動くものに興味を示したり、青や黒などの寒色を好んだりする傾向にあるのはそのためです。一方で、こうした興味の対象は服やおもちゃのモチーフなど、周囲の環境に影響されることも示されています。文化的な背景や教育などにも左右されるため、一概に「男性脳だからママの考え方と違う」とはいいきれないのです。男の子の身体にはママにはない男性器がついています。性的な意味はなくても、異性を意識する場面があるでしょう。こうしたママの意識が、子どもの「男の子っぽさ」をより際立たせているのかもしれませんね。※性分化…男性あるいは女性に発育していくこと体力的な負担が大きいから男の子は常に動き回ってじっとしていない、女の子より運動能力にたけているといわれていますね。実際、幼児を対象に行われた運動能力調査では25m走やボール投げで男の子が女の子よりも高い能力を示しました(※2)。男性ホルモンの影響で競争意識が高く、刺激を好む傾向があるともいわれており、男の子が常に飛び跳ねたり、戦いごっこをしたりするのはもはや必然ともいえそうですね。ところが、こうした説を否定する調査結果もあるのです。たとえば、先の運動能力調査では、長座体前屈距離では女の子のほうがより良い数値を示しました。男女の筋力や俊敏性には性別による差がないとする調査結果や、競争意識は環境や文化的な考え方が反映されるとする調査結果もあります(※3)。つまり、幼児期の運動能力や競争意識においては、もともとの脳の気質に加えてどのような遊びをしてきたか、どのように身体を動かしてきたかが大きく影響するともいえるのです。もちろん運動が得意だったり、身体を動かすのが好きだったりという子どもの個性もあるでしょう。それがママの個性と異なるものであれば、男の子は大変だと思うことにつながるのかもしれません。女の子より言葉の発育がゆっくりだから子どもは7ヶ月頃から喃語が出始め、1歳を過ぎると「わんわん(犬)」など意味のある言葉がでてきます。1歳半~2歳頃には「本ないない」など二語文を話しはじめ、3歳では三語文で会話するようになるでしょう(※4)。こうした言葉の獲得は、男の子より女の子のほうが早いというのが一般的な認識です。男の子は女の子に比べて言葉の発達がゆっくりだといわれているので、自分の気持ちをうまく言葉にできないと手が出たりかんしゃくを起こしたりしやすいともいわれています。実は、言葉の獲得に関する男女差については諸説あり、女性が優位なもの、男性が優位なもの、男女に差はないとするものなどさまざまで、男の子のほうが言葉がゆっくりだともいいきれないようです。他方で言語をつかさどる大脳の言語野に着目すると、大きさや働きに男女の差があることがわかっており、大脳の聴覚野から言語情報を受け取るニューロン(神経細胞)は女性のほうが発達しているのだそうです(※5)。言葉が巧みなママからみると、男の子が話せば伝わるところをそうしないのはもどかしさを感じますね。しかし言葉の獲得は環境や人とのかかわり方で大きく変わるため、子どもの反応を見ながら根気強く声がけすることが重要なようです。もしも発語で気になることがあれば、かかりつけ医や自治体の窓口で相談してくださいね。「男の子育児は大変」という固定概念から子育てをはじめる前から「男の子の育児は大変」という言葉を漠然と耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。そのような強い固定観念から「大変だ」と思い込んでしまっていることがあるかもしれません。ママ自身は特に大変だと感じていなかったとしても「男の子は大変ね」と周囲に言われることで、「これって大変なんだ」と感じてしまうのです。子どもには性差があるものですが、個人差も大きいもの。性別ばかりにとらわれることなく、今目の前にいる子どもを見て向き合えるといいですね。【体験談】男の子育児エピソード男の子育児エピソード2歳の息子は車ハカセです2歳の息子は車がとっても大好きで、夢中になって遊んでいます。パズルや絵本も車関連のものばかり!他のおもちゃで遊んでもらおうと思っても少ししか興味を示さず…。こだわりを持って(並べ方とか笑)好きなものにとことん集中している様子です。息子がいると一生知らなかったであろう車の名前も勉強になります。笑(パパは仕事が忙しいこともあり「息子にトミカ買ってくれるおじさん」との認識のようです)男の子ならではの嗜好…?息子は赤ちゃんのころから車に夢中になり、ミニカーのタイヤを見つめていました。その後、恐竜やサメなど強い生物に憧れがあるのか、テレビなどで見かけると大興奮!3歳を過ぎてからは、家でも外でも見えない敵とよく戦っています…。「男の子ならではの嗜好があるんだな」と感じていますが、パパとは男同士で盛り上がっていて楽しそうですwパパが世界で一番強い人息子4歳、父親が世界で一番強い人間だと思っています。「僕も父ちゃんクラスになったら~」「(野球の)大谷より父ちゃんのほうが大きいよねぇ?」「父ちゃんが持ってる〇〇がほしい」と常に父親を目指しているようです…初めての3語文が風呂上がりの旦那みて「とうちゃん、ちんちん、でてる」だったので、男ってこんな小さいときからこんななんだ、、と思った記憶があります。もくもくとミニカーを並べ心配に車のおもちゃを並べて眺める遊びに没頭していた時期があります。他のことに見向きもせず延々と並べているので病気を疑ったほうが良いのか心配になりましたが、男の子は並べる、集めるという嗜好(しこう)があると知り安心しました。泣きじょうごが遅れてやんちゃ坊主に変身息子はおっとりしていて外遊びよりも家の中で遊ぶことを好み、ほかの子におもちゃをとられては泣いていました。よく泣くのが困りごとだったくらいです。しかし小学生になり家で過ごすよりも外の時間が長くなると、友だちとサッカーや水鉄砲などで活発に遊ぶようになり、めったに泣かなくなりました。おっとりが鳴りを潜めたかわりに話を聞かない男子へと成長し、無鉄砲なやんちゃっぷりを発揮しています。きょうだい&男の子育児エピソード性差よりも子どもの個性を感じます息子4歳、娘3歳を育てています。息子のほうが黄昏泣きがあったり寝かしつけに時間がかかるタイプだったりした分、ねんね期は大変でした。イヤイヤ期は圧倒的に娘のほうが大変w我が家の場合は、性差よりも関わり方や生まれ順のほうが影響大きいかもという印象です。甘え方は小さな恋人娘9歳息子7歳息子は強いものへの憧れが強いです。ストライダーを乗り回しているときも「急行列車のお通りだ~」とずっとトーマスのゴードンになっていました。今は「どっちが強い」や「〇〇最強図鑑?」にドはまりし、常に何が一番強いのかを考えています。甘え方は小さな恋人です。「一緒に寝よう」「お布団に入って」「夢で会おうね」「今日の服、かわいいね」など彼氏にも言われたことないようなことを言ってくれますよ。女の子ママから見た男の子育児のエピソードダメ男にしてしまうかも三姉妹、姪っ子5人の完全なる女系家系の私から見ると、男の子は「きゅん!とする可愛さ!」です。身内にも男の子がいないので、きっと私が男の子を育ていたら小さな恋人感を抱いたり溺愛しすぎたりして、完全なダメ男にしてしまいそうです。笑また私のイメージで個人差があるのかもしれないですが、男の子育児では外遊びメインでママが日焼けしているイメージが。女同士だと早くから女の闘い繰り広げられて口げんかが勃発しますが、男の子はそのような印象がありません。また、好きなものをとことん調べて博士ちゃんになるイメージもあります。1歳・2歳・3歳男の子の育て方のコツ叱りすぎない男の子は自分の世界に没頭すると周りが見えなくなり、ママの声が届きにくくなる傾向があります。ママが何度言っても聞かなかったり、すぐに忘れてしまったりすることが続くと、ついついあれもこれもと注意したくなりますね。しかしそれでは、注意のポイントがぼやけてしまい、伝えたいことが伝わりません。叱るときはポイントを絞り、具体的に伝えるようにしましょう。感情的にならず冷静に話す男の子に限ったことではありませんが、子どもは注意してもどこ吹く風、すぐに同じことで注意を受けますね。聞いていなかったのか、直す気がないのかと、ママのモヤモヤも募ることでしょう。これくらいの年齢の子どもはまだ言われたことを完全に覚えていません。何度も繰り返し伝える必要があります。しかし、ママの気持ちをリセットする間がないと、注意するときにヒートアップしてしまうことがあるかもしれません。ママの口調が強くなったり声が大きくなったりすると、子どもは言葉ではなく「怒っている」という事実に注目してしまいます。叱るときはあくまでも冷静に話すことを心がけたいですね。命令せず素直にほめる男の子は自分のことになると過大評価をし、自分は人よりも能力がある、平均以上だと考える傾向があるようです。そして、自分の意見はなかなか変えません。そのため、人から命令口調で「○○しなさい」といわれるとより反抗的な態度になります。態度を硬化させないためにも、男の子には「○○してみよう」「○○できるかな」など自分から動くように働きかけましょう。ときにはお願いしてみるのも効果的です。できたときには「○○できてえらいね・すごいね」と具体的にほめてくださいね。子どもの自尊心を大切にする子どもは2歳頃から自我が芽生え、5歳頃までに恥ずかしさや希望といった情動が備わります。大人と同じように心が育っているので、人前で叱ったり馬鹿にされたりすると子どもの自尊心が傷つき、自分への自信が失われてしまうでしょう。子どもの自己肯定感を高めるためにも、叱るときはできるだけ人目につかない場所に移動してから声がけをしましょう。危険なことや人に危害を与える場合などその場で叱らなければいけないときは「あなたがダメ」と人格を否定するのではなく、「行為」がいけないことなのだと端的に伝えることがポイントです。反対に、褒めるときは人前で褒めてあげると良いでしょう。ママから見て無理そうなチャレンジをするときも、子どもの考えはできるだけ尊重したいですね。失敗しても、そこから成功するための方法を学べることが重要です。遊びを取り入れる男の子は強い刺激を好み、物事に持続的に取り組むのは女の子よりも不得手だといわれています。興味の対象がうつりやすいので、やらなければいけないことやママがやって欲しいことに取り組むときは、子どもの気持ちが高揚するように遊びを取り入れてみましょう。片付けをするときは、どっちが早くできるか競争しようと声がけするのが効果的です。「○○はどこかな、あったね」と、宝さがしをする要領で分別しながら片付けるのも良いでしょう。できたときはシールやスタンプをためていくのも喜びますよ。たくさん甘えさせる子どもはママやパパからの愛情をたくさん受けて、自己肯定感を育んでいきます。ハグをしたり、失敗を受け止めたりすることが子どもの情緒を安定させ、社会とつながりが持てるようになるのです。子どもとママとの信頼は、愛着を示す子どもにママが応えるという相互関係で成り立ちます。こうして欲求が満たされると、愛着行動は2~3歳頃から次第に弱まり頻度が減ってきます。5歳頃には外の世界への関心がぐんと広がってくるでしょう(※6)。しかし愛着行動が減る時期は個人差があり、小学生以降も続く場合があります。これを「男の子だから」と突き放してしまうと、自立の芽が摘まれてしまいます。子どもの自立心を育むためにも、子どもの甘えたい気持ちを受け止めて思う存分愛情を伝えましょう。男の子のイヤイヤ期の対処法は?イヤイヤ期は外の世界と自分自身の存在は異なるものであり、自分の感情を意識し始める成長の過程で起こります。そして、個人差はありますが、子どもが自分の感情の表出(ひょうしゅつ:心の内側にあるものを外からわかるようにあわわすこと)をコントロールする力は2~4歳頃から芽生え始め、コントロールできるようになるのは5~6歳頃からです(※7、8、9)。子育ての中でも大変な時期であるイヤイヤ期をどのように対処すれば良いのでしょうか。状況や気持ちを変えるもしも話をしても子どもが聞く耳を持たないときは、ゴールを変えて状況や気持ちを変化させるのもひとつの方法です。たとえばいくら時間をかけてもご飯を食べようとしないときは、「食べること」をゴールにするのではなく、「ご飯の時間を守る」ことをゴールに設定し、時間が来たらご飯を片付けてしまうのです。お風呂に入ることを嫌がったら、部屋を移動すること、服を脱ぐことなど目標を小さな設定に変えるのも良いですね。石けんで遊ぼう、水鉄砲をしよう、おもちゃをきれいきれいしようと言葉を変えて誘導するのもひとつの方法です。シンプルにダメなことを伝える守るべきルールや社会のマナーに反することは、根気強く伝えることが大切です。自分の感情を優先し「○○をやりたい」と駄々をこね続けることもあるでしょう。ここでママがあきらめてルールをあいまいにしたり、強い口調でしかりつけたりするのは良くありません。一度で変化がなくても子どもに伝え続けることで、「ダメなことはダメ」ということを学びますよ。気持ちを受け止める泣いて暴れているところに言葉を重ねるのはイヤイヤを増長させて逆効果です。時間と気持ちに余裕があれば、子どもの気持ちを受け止め子どもがクールダウンするのを待ちましょう。ある程度の時間が経つと、子どもはなんで泣いているのかわからなくなりふと冷静になるものです。子どもが落ち着いてから「〇〇したかったんだね」と子どもの気持ちをママが代弁してあげると、今までの騒動は何だったのだろうと思うほど、スムーズに伝わることもありますよ。ときには「やりたい!」を尊重する命の危険があること、人に危害を加えることはしっかり伝えてやめさせる必要がありますが、子どもの成長を促す「冒険」は、できるだけ体験させましょう。そこには小さな傷や失敗を負うリスクがあるかもしれません。しかし、ケガをするからできないからといった理由でママがすべての危険を先回りして回避していると、子どもがリスクに対処する力や成長する機会が損なわれてしまいます。ときには子どものやりたいことを尊重し、危険を予測しながらできるかぎり手を出さずに見守ることが大切です。お友だちやきょうだいに乱暴してしまう場合は?子どもが暴れたり乱暴したりするときは、相手を「怖がらせてやろう」「こらしめてやろう」という気持ちではなく、自分の気持ちをわかって欲しくてやっていることがほとんどです。そのため子どもが乱暴するときは暴力を制止することと、子どもの気持ちを理解することを切り離して考える必要があります。まず手や足が出てしまったときは、手をおさえたり抱きしめたりすることで物理的に暴力を抑制します。可能であれば、子どもが落ち着くまで相手から離れた場所に連れていくと良いでしょう。興奮がおさまったら、「○○だったんだね」と子どもの気持ちを認めながら「叩いてはいけない」など行為を注意しましょう。男の子の個性を楽しみながら子育てしよう男の子と女の子にはお腹の中にいるときに生じる差と生まれてから獲得する差があり、ひとつの傾向としてまとめることができます。男の子の特徴は女性であるママには理解しがたい面もあるでしょう。だからといって「男の子は大変」とひとくくりにできるものではありませんね。おとなしい男の子もいれば活発な女の子もいます。男の子育児のネガティブな面にとらわれることなく、公平な目で子どもの個性と向き合い、良いところに目を向けていきたいですね。ママには対応が難しい場面では、パパに任せるのもおすすめです。※この記事は2022年7月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2022年07月14日結婚して10年。義父母と会う機会も増え、なんとなく性格も掴めてきましたが、会う前にいつも思うことがあります。今日こそは気にしないようにしよう! きっと悪気はないんだ! でも、それでもいい人なんだ!と自分に言い聞かせて、義両親とうまく接するように気をつかっています。 サバサバして付き合いやすい義父母私たち夫婦は結婚して10年経ちますが、私は義父母になかなか自分の親のように接することができていない状況です。結婚、出産を経て義父母との関わりも増え、サバサバして付き合いやすいなとは思うのですが、どうしても気になる点があります。 きっと、義父母には悪気はないと思うのですが、なんでそんなこと言うの?という発言が多いため、戸惑うことも多く気が休まりません。 義父母のやめてほしいこと義父にやめてほしいのは、会うたび「母乳出てるの?」と聞かれることです。義兄弟の奥さんたちと母乳の話をしているので、私も抵抗ないと思われているのかもしれませんが、自分の父親ですら聞かないのに、まさか義父に聞かれるなんてドン引きしました。 また、義母にやめてほしいことは、女の子の扱いが面倒くさいらしく、「女の子は騒がしいし、ズル賢い、嘘泣きが多いけどみんなそうなの?」と、決めつけて聞かれることです。義母には娘はおらず息子だけだったため、男の子のほうがかわいいと思ってしまうのもわからなくはないのですが、もともと女の子があまり好きじゃないらしく……。 デリカシーのない言葉これは2人に共通することですが、子どもたちの容姿について触れてきます。いろいろ多感な時期なのでやめてほしいのですが、「太ってきたんじゃない?」とか「親の体型的に太らない訳ないから子どもたちも仕方ない」などと言ってきたりします。言われてうれしい話題でもないし、必要ないことを言わないでほしいです。 ほかにも、夫の実家に行ったとき、毎回パパがガッツリ昼寝しているのを子どもが起こすと、「疲れててかわいそうだから寝かせときなさい」と義父母に言われてしまいます。平日子どもはパパに会えないので、せめて土日に一緒にいられるときはパパと子どもが一緒の時間を過ごせるように、息子より孫の気持ちも考えてあげてほしいです。 子どもたちも最近は義父母が少し変わってると気づき、うまく自分たちで対処できるようにしているようです。デリカシーのない発言が多い義父母ですが、私や子どもたちを手厚くもてなしてくれるやさしい一面もあります。デリカシーがない言葉を聞き流すスキルを身につけつつ、これからも良好な関係を築いていきたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラストレーター/ムチコ著者:岡田和葉4女1男の5人の子育中。難病の両親の介護のほか、仕事や子育てに追われる毎日を送っているが、息抜きをしながら日々楽しく過ごしている。妊娠、出産、子育てや介護のことなど、日々の体験談を執筆中。
2022年07月09日私には6歳の女の子と生後11カ月の男の子がいます。娘のこともかわいがってくれているものの、息子を妊娠して以来、義理の両親から「長男ファースト」な言動が垣間見えてモヤモヤしてしまった、そんな私の体験談をご紹介します。 「長男なんだから」義理の両親にとって、子どもは夫と妹さんの2人です。結婚当初からよく「長男なんだから、お盆とお彼岸には必ず帰ってきてお墓の管理を」とお義母さんに言われてきた私たち夫婦。 子どもが生まれる前はお義母さんの言う通りに、お墓参りのためだけに春と秋のお彼岸とお盆の年に3回、休みの日に夫と2人電車で2時間かけて帰省。でも、子どもが生まれてからは時間の面でも体力の面でも余裕がなく、自然とお墓参りは免除されるようになりました。 「女の子だったらどうしようかと…」娘を出産してから4年後、念願の第2子を妊娠。娘がすごく育てやすくかわいくてたまらなかった私は、2人目も女の子でもいいと思っていました。でも、お義母さんは違ったようで……。 妊婦健診のたびに性別がわかったのか電話で聞かれ、妊娠6カ月でおなかの中の赤ちゃんが男の子だとわかると、「これでまた女の子だったらどうしようかと思っていたわ! 男の子でよかった~」と心の底から安堵したように言われました。お義母さんに悪気はなく純粋に喜んでいる様子でしたが、「女の子だったらどうしよう」のひと言に、私はすごくモヤモヤしたのをよく覚えています。 「跡取りを産んでくれてありがとう」義理の両親は、会うたびにたくさん遊んでくれたり、おもちゃや洋服などをプレゼントしてくれたりと、娘のこともよくかわいがってくれています。でも、誘っても娘のお宮参りには来なかったので、私は勝手に義理の両親は子どものイベントにはそんなに興味がないのだと思っていました。 その後無事に息子を出産し、初めて会わせたときのことです。「近藤家の跡取りを産んでくれてありがとう」とうれしそうに言うお義母さん。さらには、娘のときにはなかった夫側の親戚への息子のお披露目会やお宮参りの日取りの相談まで……。男の子と女の子でこうも態度が違うものかと、ギャップにすごく驚きました。 お義母さんの何気ない「長男ファースト」な言動にモヤモヤしましたが、義理の両親は昔ながらの「家を守る」という感覚が強いからだと理解しています。嫁いだ身として私は義理の両親の気持ちを尊重しつつも、男の子と女の子の差で娘が疎外感を感じないように娘のイベントにも足を運んでもらえるように気をつけようと思います。 作画/はたこ著者:近藤あいこ6歳女児と1歳男児の2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年06月29日■前回のあらすじ毎日ラインで女の子自慢をしていた成美さん。でも久しぶりに会った彼女はやつれ果てていて…。 >>1話目を見る 女の子が欲しかった、男の子が欲しかった…など願望があるのは、仕方ないと思います。ですが、どちらでも同じぐらい可愛く、大変なこともあると今は思っています。そして息子が「将来性別を変えたい」と言っても受け入れたいと思うほど、性別にこだわる意味を感じなくなってしまいました。その子の個性を大切にしていきたいと思います。※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ 鈴木し乃
2022年05月24日■前回のあらすじ女の子ができて浮かれている成美と話しているうちに、どんどん男の子を育てる自信がなくなっていった彩。思わず泣いてしまった彩を夫は励ますが…。 >>1話目を見る お腹の子を愛せるのか、男の子を育てられるのか不安は尽きませんでしたが、出産の日になり―産む前までは成美さんからの「性別マウント」に傷ついたり不安になったりしていましたが今は息子の直生がかわいくて、成美さんからのマウントはどうでもよくなっていました。しかし成美さんはその後、毎日私に「女の子自慢」のLIMEを送ってくるようになったのです…。次回に続く(全6話)毎日18時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ 鈴木し乃
2022年05月22日■前回のあらすじプレママ教室でも女の子がほしいママが多い。彩もどちらかといえば女の子がほしいと思うようになっていく。 >>1話目を見る 私の子が男の子だとわかると「かわいそう」と、まるで私のことを見下すような態度をとるようになった成美さん。さらに、成美さんの子が女の子だと判明したことで、成美さんの「性別マウント」はどんどんエスカレートしていったのです…。次回に続く(全6話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ 鈴木し乃
2022年05月20日私は倉田彩。同い年の夫とふたり暮らしです。結婚2年目で妊娠が発覚しました。 プレママ教室でも女の子希望が圧倒的に多く、私も無意識に女の子用の赤ちゃんグッズを見たりしていました。そしてついに妊娠7ヶ月目の検診日に、性別が判明したのですが…。次回に続く(全6話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ 鈴木し乃
2022年05月19日■前回のあらすじ次第に問題行動が増えたTくん。親と話そうかとも思ったのですが、ご近所に聞いた話では、関わるとトラブルになるかもしれないとのこと。どうすることもできませんでした。Tくんが毎日ピンポンをすることに悩んでいた我が家は、結局小学校の先生に相談しました。その結果なのか、Tくんが我が家に遊びにくる回数は次第に減っていきました。そしてモン太自身も小学1年生になり、同級生のお友だちと公園で遊ぶことが増えました。たまに来ることはあっても、モン太も成長して「今日は遊べない」と自分の意志を伝えることができるように。こうしてTくんとモン太とは、子ども同士対等に付き合うことができるようになっていきました…。たまに遊んでいるときに見ていると、Tくんは小さい子に優しく接することができるようになり、随分と成長していました。そして…。Tくんは小学校卒業間近に引越していきました。とはいえそこまで離れた場所ではないので、たま~に来ることはあるのですが、その時はみんなで話したり、モン太もうまく付き合ったりしているようです。引越してもわざわざこちらまで遊びにくるTくんを見ながら、この場所はTくんにとっての居場所なのかな…と思うことがあります。あの頃はTくんにどう対応すればいいのか悩んでいました。結局、その都度見守り、声をかけたり注意したりという行動が良かったのか、悪かったのかはわかりませんが、それでもTくんの居場所は壊さずに済んだのかな…と感じています。ただ、当時毎日のように遊びに来るTくんに、とても困ったのも事実です。だからこのときには、家の中では絶対に遊ばない、おやつなどは出さないという決まりはモン太にも伝え、徹底していました。Tくんが放置子だったのかどうかはわかりません。でもまさか自分の身に降りかかるとは思わなかった子どものトラブル。実際に起こってみると、自分の行動のせいで子どもに危害を加えられたら…? もし向こうの親とトラブルになってしまったら…? などいろいろ悪いことばかり考えてしまい、どう対処するのが正解なのかわからずに悶々とやり過ごしてしまったこともありました。もしかしたらTくんのためにも、もっと早い段階で学校に連絡するなどの対応をしてもよかったのかなと今になっては思うこともあります。でもTくんは、叱れば素直に言うことを聞く、夕方にはきちんと帰る、暴力などはしない、と大人がきちんと対処すればそれ以上に発展することはない子でした。この先、子どもたちはいろいろな人と出会うでしょう。今回の件でも、最終的にモン太自身も自分の意志を伝えられるようになったので、モン太にとっては成長する良いきっかけだったのかなとも思います。これから交友関係が広がる中で、モン太にはいろんな考えの人がいて、自分とは異なる行動をする人がいることを知ったうえで、自分の考えをしっかり持ってほしいな~と思うかーちゃんです。
2022年05月16日息子に聞いた胎内記憶エピソードをご紹介します。ごっこ遊びやおしゃべりが大好きな息子なので、半分は想像だったのかもしれませんが、とってもおもしろい内容だったのです。おなかの中はせまくて大変だった?息子と2人きりの昼下がり、リラックスタイムに聞いてみました。「ママのおなかの中はどうだった?」と聞くと、「あたたかかったよ。ピンク色だった。ずっと泳いでいて疲れちゃったよ」とのこと。 ママのおなかの中が気持ちよかったとは言ってくれない息子に、私は慌てて「大変だったの? よく足で元気よくおなかを蹴っていたよ」と話しました。すると息子は、「泳いでたからね」という言葉に続けて、「せまいのに、太いホースがあったからジャマだった」と話をしていました。 長いホースがジャマだった?おなかの中はせまくて大変だったと話す息子は、次に「早くママに会いたかったんだよ。ひとりでさみしかった。だから、すごく頑張って出てきたんだ」と言います。そして、寝ころがって足で壁をけり、ぐるぐる回って前に進んでみせながら、「ホースが長いんだよね」と息子が言ったとき、私はハッとしました。 実は息子が生まれたとき、首にへその緒が巻き付いていたのです。「ホースにジャマされたの?」と聞くと、息子は首を触って「そう」と言いました。 ママを助けにきた!?今度は「なんでママのところにきてくれたの?」と息子に聞くと、「だってママがかわいそうだったから。あと、かわいかったから」と言う息子。かわいそうだったと言われて、ちょっと驚きました。私は子宮内膜症で、心身ともつらい妊活をしていたのです。わが子を授かったと知った瞬間に、私は「助けてもらった」と感じたことを思い出しました。 ママのおなかの中の様子を話してくれた息子に「ありがとう」と言って、私はハグをしました。やさしい天使が私のところにきてくれた、そう思えるとってもいい時間でした。 今では生まれたときの倍の身長なのに、「おなかの中にもどる」と服に頭を突っ込んでくる甘えん坊な息子。怒られるようなこともたくさんするけれど、とっても愛おしい存在です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/manami.koiso監修/助産師REIKO著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。
2022年05月09日新型コロナウイルス感染症の影響で、人が集まる機会が制限されたことで、結婚式が挙げられなくなったカップルは少なくありません。アメリカのミシガン州に住むクリスティ・ミヘリッチさんと夫のボビーさんも、予定していた結婚式を延期することになりました。海外メディア『TODAY』によると、その間に、夫婦には息子のピアソンくんが誕生。2人は「結婚式ではピアソンに、指輪を運ぶ『リングベアラー』をしてもらおう」と計画していたといいます。ウエディングドレス姿の母親を見た男の子は…2022年4月、クリスティさんたちはついに、念願の結婚式を挙げることにします。当日、2歳になったピアソンくんは指輪をもって入場。ボビーさんと並んで、クリスティさんが現れるのを待っていました。そこへ、ウエディングドレス姿のクリスティさんが登場します。美しい妻の姿を見たボビーさんは、感極まって涙があふれました。会場が感動に包まれた次の瞬間…!何が起きたのかは、こちらをご覧ください。 View this post on Instagram A post shared by Kristie Mihelich (@k2_0111) 「ヘイ、ママ!」ピアソンくんが、お母さんに向かってダッシュ!もはや段取りなんて関係ありません。クリスティさんは笑顔で駆け寄って来た息子と手をつないで、ヴァージンロードを歩いたのです。このほほ笑ましいシーンに、多くの人たちが感動の涙を流しました。・この子はかわいいを超越している!いい思い出になるね。・今まで見た結婚式の中で、最高にステキな瞬間だわ。・感動して、笑いながら泣いてしまった!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by Kristie Mihelich (@k2_0111) ピアソンくんはクリスティさんを見た瞬間、ハッと息をのむようなしぐさを見せています。ウエディングドレス姿の母親を見て、あまりの美しさにびっくりしたのかもしれませんね。会場にいる人たちを一瞬で笑顔にした、ピアソンくんの「ママ!」のひと言。狙ってもできないであろう、2歳の男の子による最高の演出は、その場にいた全員にとって忘れられない思い出になることでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年05月08日幼かった我が子も成長し、保育園、幼稚園へと入園。 そんな喜びも束の間、ママ友との交流、園での謎ルール、しつけの強要などなど…園トラブルに悩む人も…!? 今回はそんな皆さんの投稿から集めたエピソードをご紹介します。ジェンダーへの配慮娘の保育園では「男の子は青、女の子はピンクを着てはいけない」という謎のルールがあります。ジェンダーに配慮して「男の子が着ている青を女の子が着るのは変だから」といった子どもの間での差別がなくなるように、が狙いだそうです。そのため、ピンクが好きな娘には苦痛で、新しく買った服もほとんどピンクなので保育園に着ていけないと泣いてしまいます…。どうにか赤やオレンジで代用していますが、娘が可哀想です。(会社員)トイトレ娘の保育園の先生は少し厳しい言動が目立つようです。娘はトイレトレーニングが終わったのですが、友達は出来ておらず、何度か漏らしてしまったそう。それに対して「まだオムツなの?」と話したそうで、聞いていた周りの子達に「オムツだってー!」とからかわれたそうです。娘はその輪に入っていなかったので、ただ教えてくれただけですが…そんな恥ずかしいことを子どもの前で言わなくてもいいのにと思いました。(会社員)園生活では、様々なトラブルが起きているようですね。トラブルを回避するには適度な距離感が必要なのかもしれません。以上、保育園・幼稚園トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年05月03日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!
2022年04月23日■前回のあらすじ男の子がわざと突き飛ばしたと気付いていたつみきは、季節感がなく汚れたままの服や、触られることを異常に拒否する姿から、ある可能性を疑い…。■男の子に名前を聞いてみると…■かくれんぼを始めた直後…!態度が急変したぬる次郎。一体何を言われるのか…!?次回に続く「公園の見知らぬあの子」(全27話)は21時更新!
2022年04月06日娘がまだおなかの中にいたときは、快適に過ごしているだろうか、窮屈じゃないだろうかと気がかりだったことを覚えています。そこで、おしゃべりがじょうずになった娘に「おなかの中にいたときはどうだった?」と聞いてみることに。その答えがとっても不思議だったんです。お風呂に入りたかった?保育園に通い、おしゃべりがじょうずになったころ、「ママのおなかの中はどうだった?」と娘に聞いてみました。すると、ニコニコしながら絵を描き始めた娘。 底が丸い池のような絵の上に、顔のついた人のような絵を描いて、娘は「熱ーいお風呂があった。入りたくて、ここからジャボーンって飛び込んだ。やけどしちゃった」と言っていました。 娘いわく、そのお風呂のお湯はとにかくたくさんあったそうです。たしかに私は、妊娠糖尿病で軽度の「羊水過多」だったんです。 ピンク色だった?娘が楽しそうに絵を描きながら、おしゃべりを続けるので、そのまま聞いていることにしました。そのときにピンクのクレヨンを選んで絵を描いていたので、「ピンクだったの?」と聞くと、「そう!」とのこと。おなかの中はピンクだったようです。 続けて「温かいからずっとプカプカしていたの」と言っている娘の姿を見て安心しました。どうやら私のおなかの中は快適だったようです。その姿を見た私は幸せな気持ちでいっぱいになり、娘を抱きしめました。 弟ができることを知っていた?さらに娘は「もう1人、お風呂に入りたいって待っている子がいるんだよ」と言いながら、せっかく描いた絵の上に黒いボールペンで「はなまる」を上書きしました。これは保育園の先生のまねっこです。「話がそれて、空想の話になっちゃったかしら?」と思いながら、当時は娘が描いた絵を記念として写真におさめました。 この少しあとに私は2人目を妊娠。「もしかして、あのとき娘が言っていた“もう1人”ってこの子のことなのかも」と、さらに不思議な気持ちになったのでした。 個人的に、女の子のほうが言葉が早い子が多く、胎内記憶についても話を聞きやすいと感じています。胎内記憶について聞いてみたい!という方は、何度もしつこくは聞かずに、リラックスしているときに聞いてみると思い出しやすいそうですよ。 イラスト/imasaku著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。
2022年04月01日よみに「ん」が入った男の子の名前は、リズムよく元気な男の子をイメージさせます。今回は、58,739名の男の子の名前を調査した2021年名前ランキングTOP100より、人気の「撥音ネーム」TOP10を紹介いたします。 1位 蓮(主なよみ:れん)2021年に最も多く名づけられた男の子の「撥音ネーム」は、「蓮(れん)」でした。名前ランキングでは2021年、2020年ともに1位に輝いている、近年大人気の名前。よみランキングでも「れん」が20位と上位にランクインしており、今もっとも旬な撥音ネームと言えます。 「蓮」は、夏に花を咲かせる「ハス」のこと。泥水の中から育ち美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさやたくましさを感じさせます。そして「れん」という響きが、涼しげで洗練されたイメージです。 2位悠真(主なよみ:ゆうしん)名前ランキング9位にランクインしている「悠真(ゆうしん)」が、撥音ネームの2位に。2020年は7位で、近年安定して人気のある名前です。 「悠」は遥か遠く、のんびりしている様子を表す漢字。また、「真」は、嘘や欠け目がなく充実している様子を表します。この2つの漢字を組み合わせることで、広い心や包容力を感じさせる名前になっています。 3位暖(主なよみ:だん)撥音ネーム3位は、名前ランキングで15位に入った「暖(だん)」がランクイン。2020年の20位からランクアップした注目の名前です。漢字ランキングでも「暖」は57位に入っており、2020年の76位から大きくランクアップし、多く名づけられています。 ぬくぬくとあたたかい様子を表す「暖」という漢字は、あたたかい心の持ち主になるように、周囲を元気づけられるような存在になるように、という願いが感じられます。また、「だん」というよみは濁点が入ることで力強く、男らしい印象の響きになっています。 4位新(主なよみ:しん)撥音ネーム4位の「新(しん)」は名前ランキング22位に、漢字ランキングでは82位に入っています。 「新」は、新しい物事、始まりを表す漢字。この漢字を使うことで、新鮮で生命力に溢れたイメージになります。また、「しん」というよみは潔く爽やかな印象です。 5位旭(主なよみ:かん)5位にランクインした撥音ネームは、「旭(かん)」。名前ランキングでは2021年、2020年ともに30位に入っており、安定した人気のある名前です。漢字ランキングでは89位に入っています。 「旭」は、朝日を指す漢字。きらきらと輝いている様子を表します。そのため、力強く明るいイメージを持つ名前に。また、「かん」というよみは、カ行のはっきりした響きと「ん」を組み合わせることで、リズムよく元気な印象の名前になっています。 6位怜(主なよみ:れん)6位にランクインしたのは「怜(れん)」という撥音ネーム。名前ランキングでは51位に、漢字ランキングでは68位にランクインしています。また、女の子の漢字ランキングでも71位にランクインしており、男女ともに人気のある名前です。 心が澄んでいて賢い様子を表す「怜」。そのため、清らかで賢い子に育つようにという願いが感じられます。「れん」とよむことで、洗練された印象に。 7位仁(主なよみ:じん)7位にランクインした撥音ネームは「仁(じん)」。2021年名前ランキングでは59位にランクインしています。「じん」というよみはよみランキングで84位に入っており、男の子に例年人気のある名前です。 「仁」は、隣人愛や同情する心を持った人を指す漢字。思いやりのあるやさしい人に育ってほしい、という願いを込めてつけるパパ・ママが多いようです。「仁」という漢字は、漢字ランキング22位にも入っています。 8位絢斗(主なよみ:けんと)「絢斗(けんと)」が撥音ネームの8位にランクイン。名前ランキングでは60位に入っています。また、「けんと」はよみランキングで55位、「絢」は漢字ランキング91位、「斗」は3位に入っています。 「絢」は、色糸をめぐらせて取り巻いた美しい模様を表す漢字。また、「斗」は、ひしゃくを意味する漢字です。この2つの漢字を組み合わせることで、美しく幻想的でロマンチックな印象の名前になっています。 9位善(主なよみ:ぜん)2021年名前ランキングで74位の「善(ぜん)」が、撥音ネームの9位にランクイン。よみランキングでは73位に入っており、2020年の圏外から大幅にランクアップしています。 良いことや優れていること、正しいことを表す「善」という漢字。この1文字だけを使うことで、正しい道を真っ直ぐに進む芯の強さが感じられます。 10位廉(主なよみ:れん)名前ランキング88位の「廉(れん)」が、撥音ネームの10位に。「れん」とよむ名前のランクインは、「蓮」「怜」に続いて3つめとなります。 「廉」は、潔いこと、清く正しいことを指す漢字。「清廉潔白」という四字熟語もあるように、清らかで誠実、そして強い責任感や真面目さも感じさせる名前です。 10位健(主なよみ:けん)「廉」と同率で10位に入ったのが、「健(けん)」。「廉」と同様に名前ランキングの88位にランクインし、「健」は漢字ランキング60位にも入っています。 「健」は、元気で力が強い様子を表します。健康で元気いっぱいに育つようにと、男の子に例年人気の漢字です。「けん」というよみは、より快活な印象になります。 2021年・男の子の人気撥音ネームは、漢字1文字&二音ネームが11個中8個という結果に! これからの名づけの参考にしてみてくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)調査件数:58,739件(男の子)
2022年03月28日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、赤ちゃんの性器の正しい洗い方や拭き方について教えてくれました。男女別に詳しく解説してくれていますよ。赤ちゃんのおむつ交換や沐浴で、お尻や性器の洗い方や拭き方など実はよく分からないこともあるかと思います。毎日なんとなくやっていることでも、実は肌トラブルの原因になっていることもあります。今回は、注意してほしいポイントをお話しします。 お尻にこびりついたうんち、強く拭きすぎな場合も紙おむつの場合、ゆるゆるウンチの水分を吸収してくれるので時間が少し経つと、お尻にウンチがこびりついていることもあります。しっかり取ろうとして強く拭きすぎてしまい、赤くなって皮膚トラブルの原因になる場合も。汚れが取りづらい場合は、無理せずに臀部浴(洗面器やシャワーなどでお尻や性器部分だけを洗うこと)にすると良いでしょう。外出時などで難しい場合は、水道のお湯を浸してお尻拭きに水分を追加すると軽く拭いてもとれやすくなります。 男女別に詳しく!おむつ替えの時の「拭き方」のここに気をつけておしっこの場合は、拭かなくて良いと病院で指導されることがあります。しかし、おむつ内で皮膚に尿が長時間付着していると皮膚が被れてしまう場合があります。基本的にはおしっこの後にも、強く拭きすぎないように優しくさっと拭くようにしましょう。 男の子菌が尿道に入ると尿道炎などになる恐れがありますので、おちんちんは先から根元に向かって拭いてください。 [おしっこ]おちんちんの先から根元に向かって拭きとります。おちんちんを持ち上げ、おちんちんの裏側や、袋のしわの部分も伸ばしながら優しく拭くようにしましょう。 [うんち]汚れの少ないところから拭きはじめます。肛門の周りだけでなく、おちんちんの裏側やしわの部分の汚れもきちんと拭き取りましょう。足の付け根にも汚れがたまりやすいので、忘れずに拭いてください。 女の子赤ちゃんを寝かせて股をV字に大きく開き、ヒダの部分もよく見えるようにし、前(お腹側)から後ろ(おしり側)に向かって拭きます。菌やウンチが膣に入ると膣炎、尿道に入ると尿道炎になる恐れがあるので、ウンチが膣や尿道に入らないように気を付けてください。 [おしっこ]前から後ろに向かって拭き、ヒダの両側も拭き取ります。 [うんち]前から後ろを基本に、汚れの少ないところから拭きはじめます。ヒダの間に汚れがたまりやすいので、片手でヒダを開きながら、丁寧に拭き取ります。 男女別に詳しく!「洗い方」のここに気をつけてお風呂で洗う時は石けんをしっかりと泡立てて洗います。その際、性器(女の子なら小陰唇より内側、男の子なら包皮より内側の亀頭部)は粘膜なので、石けんで洗うと刺激になることもあります。表面は石鹸を使っても、奥の粘膜の部分はお湯でよく洗い流すようにしましょう。また、洗うときも、性器を強くこするような洗い方はよくありません。沐浴時にお湯の中で優しく洗うか、ぬるま湯でゆるやかなシャワーや洗面器にためたお湯をかけるようにします。うんちがこびりついてシャワーを使う際には、石けんは使わずに優しく洗い流しましょう。 男の子男の子は、性器の周り、おちんちん、睾丸、肛門の順番で洗います。おちんちんは少し持ち上げると裏側や睾丸の部分も洗いやすくなります。しわの部分や皮膚と皮膚が重なっている部分はしわや皮膚を伸ばしながら洗います。おちんちんは包皮を無理に剥いて洗う必要はありません。 女の子最初によく泡立てた泡で性器の周りを洗います。性器の割れ目の間を軽く広げて、石鹸は使わずにやさしくシャワーやぬるま湯で流します。この場合も、拭く時と同様に前(お腹側)から後ろ(おしり側)に洗うようにしましょう。最後にお尻・肛門は泡で洗って流します。 まとめパパが女の子、ママが男の子のおむつ交換や沐浴をする場合、わからなくて戸惑うことも多いようです。ポイントをおさえながら、試してみてくださいね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2022年02月16日今回は、フォロワー9万人以上を誇るmomo(@momotan1000)さんの投稿をご紹介! 「妊娠中に親友と浮気されていました」第7話です。ついにお腹の子の性別が判明。それを元夫に伝えると…?【#7】<妊娠中に親友と浮気されていました>出典:instagram赤ちゃんのことを話すと…?出典:instagram産み分けなんて…出典:instagramなんとか喧嘩にならずに済んだけど…出典:instagram後にこのことも問題に…
2021年12月17日加瀬ちさとさん(Instagram@araisannoie)は、9歳と6歳の元気な男の子兄弟、0歳癒し系長女ちゃんの3人のママです。今回は男の子のママだからこそのあるあるをまとめた育児マンガの投稿をご紹介します! 男の子のママなら、きっと共感できるはず……!? 「男の子」と一口に言っても性格や個性が違うので、一概には言えないですが、やんちゃだったり元気いっぱいなイメージがあるため、男の子のママはすごいなぁと尊敬してしまいます! 男の子は女の子に比べてケガが多かったり、たくさん食べるので将来の食費のことが心配になったり……など不安な面も多いかと思いますが、その一方で仮面ライダー俳優にハマったり、小さな恋人気分を味わえてキュンキュンしたりと、男の子のママだからこそ楽しめることもあるようです☆ 加瀬ちさとさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように!
2021年12月02日何かと「大変ね~」と言われがちな男の子育児。わが家にも4歳の男の子がいますが、たしかに女の子と比べると少しだけ乱暴だったりやんちゃだったりする面もあります。でも、手がかかればかかるほど愛しくなる!? そんな男の子特有の「あるある」をご紹介します!内心うれしい! 徹底したママ至上主義 わが家の息子は生後6カ月ごろから極度の人見知りが始まり、とにかくママにべったり。1歳後半になり、言葉が出るようになると、保育園でも「ママ~」とよく泣いていました。何か困ればすぐにママ……。何をするにもママがいい!とグズることが本当に多かったです。 もちろん個人差はありますが、保育園のお友だちを見ていると、女の子のほうがしっかりしているイメージが強く、やっぱり男の子だから?と日々感じています。 雨が大好き! 水たまりは最高の遊び場 水が大好きな息子。雨の日は長靴+カッパでウキウキです。そして道などに広がる水たまりで延々と遊びます。カッパを振り乱しながら水たまりでジャブジャブと遊ぶ姿を見ていると、「女の子はきっとここまでやらない……」と、ママとしてはグッタリしてしまいます。 何がそんなに楽しいのかさっぱりわからないものの、そこまで好きならどうぞ!と最後には笑えてきてしまう雨の日のお出かけなのでした。 前に進まない! 拾って拾って拾いまくる 晴れの日のお散歩も油断は禁物。息子をはじめ男の子の多くは、石や葉っぱなどを収集することが大好きなようです。少し歩いてはしゃがみ込み、石をうれしそうに拾う姿は愛しくてたまりません。 とにかく興味を持つ物の幅が広く、さらに「たくさん欲しい」という気持ちも強いと見ていて思います。時間に余裕があるときは、呆れつつもとことん付き合い、そして洗濯物のズボンから石などが出てきた日には思わず笑ってしまうのです。 ご紹介したエピソードはほんの一部で、まだまだなぞに思うような行動はたくさんあります。もちろん大変なことも多いですが、冷静に観察してみるとおもしろくてかわいい男の子あるある。少しでも共感していただけたら幸いです! イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:小林夏希4歳と1歳の二児の母。フリーライターとして育児・インテリア・住宅関係の媒体を中心に記事執筆をおこなう。
2021年11月12日おちんちんのケアってどうすればいいの? 男の子のいる家庭では一度は悩んだり、心配したりしますよね。わが家には息子が2人いますが、2人とも扱いに困り、私自身怖かったので、小児科の先生や保健師さんに方法を聞きながら対処してきました。そんなわが家の体験談をお伝えします。これって停留睾丸?次男の出産前に、長男のお友だちが「移動性睾丸」で手術を受けるという話を聞き、その際に「停留睾丸」という症状があることを知りました。 出産後の入院中、初めてのおむつ替えのときに早速触ってみると片方がない!? すぐに助産師さんと産婦人科の先生に触診してもらったところ、上の方に移動しているとのことでした。新生児・乳児期にはよくあることで、「1歳を過ぎても気になるようなら小児科に相談してください」と指導を受けました。 小児科で新たな問題発見!その後もおむつ替えやお風呂のときなど、気付いたときにチェックするようにしていました。しかし、チェックをしても今ひとつよくわからず、予防接種の際に小児科の先生に診てもらうことに。 「睾丸に関しては問題ないけど、おちんちんが皮をかぶっている状態。いわゆる包茎のケアをしてみましょう」と言われました。次男の場合は皮を引っ張っても動かなかったため、お風呂のときに下に向かってやさしく引っ張るよう指導を受けました。 その後もケアを続けて…小児科で指導を受けてから、約4カ月ほどたった1歳目前のころ、気付くと皮も下がるようになっていました。次男の場合、おちんちんの先の穴すら見えなくて非常に不安でしたが、ケアが功を奏したのか、はたまた成長のおかげかわかりませんが、とりあえずひと安心。 先生には、ケアの際はやさしく、無理やりおこなわないように指示されました。もし5歳くらいになっても変化が見られない場合は、ステロイド軟膏を塗る療法もあることを教えてもらいました。 男の子の「おちんちん問題」。特に母親にとっては未知の世界で、病的なのかそうではないのか、わからない部分もありますよね。ケアに関しては、おこなうという意見と何もしないという意見もあるようです。心配な場合は、健診時や小児科受診時などに質問されてみるといいかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:東 慶子三児の母。育児のかたわら、アンガーマネジメントキッズインストラクターの資格を取得。自身の育児経験に生かすとともに、将来的には子ども向けの講座を開催したいと考えている。
2021年10月12日