TVドラマ『プリズン・ブレイク』の製作総指揮・脚本を手がけたポール・シェアリングが脚本・監督を務めた映画『エクスペリメント』の公開を前に2日、渋谷のアルカトラズERでイベントが行われ、横浜国立大学教育人間科学部出身の眞鍋かをりがゲストとして登場した。イベントの様子映画『エクスペリメント』は、スタンフォード大学が1971年に行なった監獄実験を基に製作された作品で、24人の男たちを看守役と囚人役に分けそれぞれの役割で振舞うことを条件に行われた心理実験の行方を描いた衝撃の心理スリラー。劇中に登場する心理学者をイメージした白衣姿で登場した眞鍋は、「普段はあまり怖い映画は観ないが、ジワジワとくる恐ろしさで、ホラー映画よりも怖かった。人間の怖さがリアルに出ているので、自分が囚人側だったら、看守側だったらと考えてしまった。この実験については噂で聞いたことがあったけど、具体的なことは知らなかったのでビックリした」とコメント。主人公トラヴィスを演じたエイドリアン・ブロディについては「この作品のために肉体改造をかなりしていて、もう本当にカッコよかった。囚人役なので服を脱がされるシーンもあるのですが、女性は美しい筋肉にも注目です」と話し、看守側に回るフォレスト・ウィテカーについては「微妙な変貌ぶりをリアルに演じていて引き込まれた」と絶賛した。最後に眞鍋は「ホラーが苦手な人も観られる怖い映画で、実際に起こった実験だと思って観るとさらに怖いです。ぜひ観てゾッとしていただきたいです」と作品をPRした。『エクスペリメント』12月4日(土) ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー
2010年12月02日冬になると恋しくなる鍋。例年のように外や多人数で楽しむことが難しいからこそ、今年はおうちでも色々なバリエーションの鍋を楽しみたいですね。定番の水炊き、寄せ鍋も美味しいけれど、今年ちょっと試してみたいのが、鍋の真ん中にカマンベールをドンっ!入れた「カマンベールまるごと串鍋」。串に具材をさせば、パーティー気分で楽しめ、直箸で鍋をつつく心配もなし。新しい生活様式にもあったスタイルの鍋です。トマトベースのスープなので、シメのリゾットまで充分に楽しめること間違いなし!の鍋レシピをご紹介します。カマンベールまるごと串鍋の作り方【材料】(3〜4人分)■ 鍋スープトマト缶(ホール)…1缶(400g)水…500mlケチャップ…大さじ1固形コンソメの素…1個ニンニク…1片塩…少々■ 鍋の具カマンベールチーズ…1個うずらの卵…9〜12個ベーコン…1/2パックプチトマト…9〜12個グリーンアスパラ…3〜4本豚バラ肉(薄切り)…100gキャベツ…1/4個ブロッコリー…1/4本人参…1/2本かぼちゃ…1/8個ウインナー…1袋しめじ…1/2袋【1】お好みの食材を串にさしていきます。・ウイナー&うずらウィンナーは半分にカットして茹でたうずらと交互に・アスパラ&豚肉アスパラは根本の硬い部分を削ぎ、3〜4等分にしたら豚肉を巻く・ミニトマト&ベーコンミニトマトにベーコンを巻きつけて3個づつ串にさす・カボチャ&ウインナーなどお好みで。人参はスライスして丸めたら串刺しに。ブロッコリーとしめじは1口大に食べやすくしておきます。【2】鍋にみじん切りしたニンニクとオリーブオイルを入れて加熱します。【3】香りがたったらトマト缶を入れます。※トマトは事前に潰しておきます。水、コンソメ、ケチャップを入れてしっかり目に味を整えれば、ベースになるスープの完成です。【4】ザク切りにしたキャベツを敷いていきます。【5】串に刺した具を並べていきます。隙間に、ブロコリーとしめじを入れて蓋をして火を通します。【6】カマンベールは上部の硬い部分をそいでおきます。具材に火が通ったら鍋の蓋をあけ、具材の真ん中にカマンベールチーズ入れます。チーズがとろりとしてきたら完成です。お好みでカマンベールに黒胡椒をかけても。串をチーズフォンデュのように、チーズに絡めていただきます。チーズがスープに溶けていく味の変化も楽しめるトマト鍋。串で色々な野菜の味を楽しんだら、最後はご飯を入れてリゾットにしても。パスタにもよくあいます。コツ・ポイントキャベツなどの具材から水分が出るので、ベースになるスープはしっかり目の味付けにしておきます。材料は、トマトとチーズにあいそうなものなら何でもOK。是非家族好みの具材でアレンジしてみてください。 【ご紹介したアイテム】いろいろな熱源で使えるKAKOMI IH土鍋。こちらは3〜4人分に丁度いい、2.5Lサイズ。ヘルシーな蒸し料理も楽しめます。⇒ KAKOMI IH土鍋 2.5L /KINTO キントー ■食のはなし 大西佳葉アンジェ編集部。フードコーディネーター。夫と娘の3人暮らし。家族が笑顔になるレシピを考案中。今日も美味しく、楽しく過ごせますように。
2001年12月05日10年使い込んだ揚げ鍋をそろそろ買い替えようと、長いこと揚げ鍋を探し続けていたわが家。「忙しい平日に揚げ物をするなんて、ハードルが高い。」「揚げ物はデリおかずで十分。」そんな家事の見切りも必要ですが、5人家族男の子3人のわが家はそうも行きません。お腹いっぱい満腹感を味わえる揚げ物料理は、子供たちの大好物。なんとか揚げ物料理のハードルを下げるために、「次に使うものはもっと便利で簡単なものを!」と意気込んでいたのでした。今回は、しばらく揚げ鍋難民だったわが家が辿り着いた揚げ鍋「油ターン20㎝」をご紹介いたしますね。揚げ物料理の工程そのものを簡単にしてくれる。新しく道具を迎える時は、「せっかく新しいものに変えるなら、今より家事が楽しくなるものを」と、徹底的にリサーチします。そして辿り着いた「油ターン」。サイズは、少量向けの14㎝と、家族が多い方向けの20㎝の2サイズ。5人家族のわが家は20㎝サイズをお迎えしました。直径約24㎝と6人分の揚げ物を作れる大きめサイズ。トンカツ用の豚肉なども1枚を十分に揚げられると分かり、わが家の理想サイズに合格◎「油ターン」はステンレス製で、金物産地で知られる新潟県燕市で作られた良質なもの。ガスコンロでもIHコンロ、どちらでも使うことができますよ。本体は4つの構造。揚げ物をする時は、なにかと道具を広げすぎて、後で洗い物がたくさん!…なんてことはありませんか?「油ターン」には、油ハネガードと受け皿が付いていて、それらが油こしの役割も担ってくれるという優れもの。揚げ鍋1つで、揚げ物調理の工程を油こしまで全て解決してくれるというアイテムなのです。あれこれ道具を出すことがなく、これ1つで家事が収まる効率の良さ。これは使うのが楽しみ。道具を最小限に、流れるように作業が進む。早速、大好物の油淋鶏を作ります。「油ターン20㎝」は、市販のサラダ油1000gがぴったり。使い切れるから、キッチンにモノが溢れず効率も上がります。隣のコンロでタレをつくっている間に、「油ターン」で油を温めます。自分の好きな台所道具が並ぶ心地よさ。台所の光景にお気に入りが並ぶだけで、家事が楽しくなるから不思議。下味をつける工程は、ジップ袋で洗い物の手間を省く工夫を。1つ1つの作業をラクにすることで、調理全体にかかる時間を大幅にカットします。もう「忙しいから揚げ物はしない」なんて言わないで。おいしいものをつくる作業そのものを簡単にすることで、暮らしを豊かにするという方法もアリですよね。揚げる作業の傍らには、「油ターン」のフタ、受け皿をスタンバイ。受け皿は、油ハネガードとしても活用できるので、後の掃除の手間を省くための強い味方になるのです。唐揚げ8個分を、スペースに余裕をもって揚げられました。キッチンペーパーで油をきってお皿に乗るのを心待ちにする唐揚げたち。なんともおいしそう。次々揚がってくる唐揚げたちに押され、流れるようにお皿に移動。これはバットに上げる工程が省けて便利!「油ターン」とお皿だけの移動で済むので、洗い物が増えません◎いつもより簡単に、油淋鶏の完成〜!使った後は油をこして、そのまま保管。揚げ終わったら、しばらく油を冷ましておきます。5人家族のわが家は、揚げ物料理のメニューによっては、このまま凝固剤で固めて処分することもあるのですが、今回はまだまだキレイで使えそう。「油ターン」で油をろ過して、再利用することに。鍋と網を重ねたままの状態のもう片方の鍋に、油を流し込んでろ過します。オイルポットに比べて間口が広いので、こぼれる失敗もなくスムーズ。油カスをキレイに取り除くことができました。網を避けて洗い物へ。洗った揚げ鍋をフタとして被せれば、オイルポットとしての役目に早変わり。以前までの古い揚げ鍋は、ぴったり合うフタがなかったため、アルミホイルを被せて応急処置をしていたわが家。これからは、見た目もスッキリ保管。「きれいになった油で、もう1回揚げ物をしてから処分しよう。」「次は子供たちが好きなポテトにしょうかな。」と、気軽に揚げ物メニューを増やす楽しみも。何より、洗い物が激減することにびっくり!十分に使った油は、凝固剤で固めて処分。きれいに洗った「油ターン」は、コンロ下の引き出しに収納しています。無印良品の「ファイルボックス・ワイド」に立ててぴったり収まる心地よさ。そのまま置けるスペースがある方は、こした油を保管したまま収納することもできますよね。暮らしがラクになる予感。いかがでしたか?大変な家事も、やり方次第で作業工程をシンプルに。ちょっと大掛かりに感じる揚げ物料理が、簡単でおいしく戴けるものになればいいなぁと思うのです。 【ご紹介したアイテム】揚げもの料理を簡単にする揚げ鍋、「油ターン」。使った油をこしてそのまま保管できる、オイルポットの役目も果たしてくれます。⇒ 油ターン20cmオイルポットがそのまま揚げ鍋に! ■食のはなし nami sasaki整理収納アドバイザー。夫と三兄弟と5人暮らし。毎日の暮らしを楽しむ工夫探しが好き。収納で暮らしを心地よく。
2001年12月05日